公表内容 2 本機関は業務規程第 22 条に基づき 需要想定の前提となる経済指標として 以下の項目の見通しを策定し 公表します ( 全国の経済見通しの策定 ) 第 22 条本機関は 需要想定の前提となる人口 国内総生産 (GDP) 鉱工業生産指数 (IIP) その他の経済指標について 当年度を含む

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1 ( 参考 ) 1 需要想定の前提となる経済見通し ( 策定方法 ) 2016 年 11 月 2 日

2 公表内容 2 本機関は業務規程第 22 条に基づき 需要想定の前提となる経済指標として 以下の項目の見通しを策定し 公表します ( 全国の経済見通しの策定 ) 第 22 条本機関は 需要想定の前提となる人口 国内総生産 (GDP) 鉱工業生産指数 (IIP) その他の経済指標について 当年度を含む 11 年後までの各年度分の見通しを策定する 2 本機関は 前項に基づいて策定した経済見通を 毎年 11 月末日までに 一般送配電事業者及び小売電気事業者 ( 登録特定送配電事業者を含む ) たる会員に通知するともに公表する タイトル No 経済指標 全国 エリア 公表第 1 年度 第 2 年度 第 ~ 1 0 年度 主な想定対象 12 国内総生産 (GDP) 兆円 - 電力量 ( 業務用 ) 最大電力( ベース需要 ) 国 民 (H17 暦年民間最終消費支出 (CP) 経連鎖価格 ) - 電力量 ( 家庭用 ) 最大電力( 夏季需要 ) 済計第 2 次産業資本ストック (KP2) 兆円 - 電力量 ( 産業その他 ) 算 (H17 暦年平第 次産業資本ストック (KP) - 電力量 ( 業務用 ) 最大電力( ベース需要 ) 均価格評価 ) 5 鉱工業生産指数 (IIP) H22 暦年 =100 - 電力量 ( 産業その他 ) 1 新設住宅着工万戸 - - 契約口数 ( 家庭用 ) 6 総人口 ( 全国及び地域別 ) 万人 契約口数 ( 家庭用 )

3 経済指標策定の考え方及びフロー 基本的に経済指標は GDP についてはシンクタンク公表の平均値を採用しそれを基に その他の指標を本機関で推計した 1 GDP 短期 [ シンクタンク平均 ] 2 GDP 中長期 [ シンクタンク平均 ] CP ( 民間最終消費支出 ) * GDP 項目あり * GDP 項目なし GDP 構成比 中長期 [ シンクタンク平均 ] IP ( 民間企業設備投資 ) 人口推計 ( 地域別 ) [ 国立社会保障 人口問題研究所 ] 6 人口推計 ( 地域別 ) 5 IP2(2 次産業 ) 相関 5 IP 構成比 (2 次 次産業 ) [ 実績平均 ] IIP ( 鉱工業生産指数 ) 除却 [ 廃棄 ] 比 (2 次 次産業 ) [ 実績平均 ] 補正 [ 至近実績と推計の乖離を調整 ] KP2 (2 次産業資本ストック ) KP ( 次産業資本ストック )

4 1 GDP( 当年度 短期 : 第 1~2 年度 ) の推計方法 当年度及び 短期 ( 第 1~2 年度 ) の GDP については 最新のデータ (2016 年 11 月 1 日内閣府公表の四半期 GDP (7~9 月期 1 次速報 ) に基づいて各シンクタンクの公表した対前年度増減率の見通しを集計 ( 単純平均 ) し 2015 年度 ( 実績 )GDP に乗じて推計した 他指標 (CP IP IIP) の短期見通しも短期の GDP と同様に各シンクタンクが公表した見通しを基に 推計した 新設住宅着工の見通しは各シンクタンクの公表した値の平均値を推計値として採用した 2016( 平成 28) 年度 [ 当年度 ][H 月 1 次 QE 11/1 公表後 ] ( 公表日 ) サンプル数 日経センター三菱総研 ニッセイ基礎研 三菱 UFJ モルガン信金中金第一生命スタンレー 明治安田生命 みずほ総研 富国生命 日本総研浜銀総研 平均中央値最大値最小値 11/15 11/15 11/15 11/1 11/16 11/1 11/17 11/15 11/17 11/1 11/16 11/15 11/17 11/16 11/1 国内総生産 ( 実質 GDP) 民間最終消費支出 (CP) 民間企業設備投資 (IP) 鉱工業生産指数 (IIP) 新設住宅着工 ( 万戸 ) ( 平成 29) 年度 [ 第 1 年度 ] 集計結果 国内総生産 ( 実質 GDP) 民間最終消費支出 (CP) 民間企業設備投資 (IP) 鉱工業生産指数 (IIP) 新設住宅着工 ( 万戸 ) 三菱 UFJ R&C 農林中金 東レ 経営研 富士通総研 2018( 平成 0) 年度 [ 第 2 年度 ] 国内総生産 ( 実質 GDP) 民間最終消費支出 (CP) 民間企業設備投資 (IP) 鉱工業生産指数 (IIP) 新設住宅着工 ( 万戸 ) ( 注 ) 2016 年 11 月 17 日現在で公表が確認できたシンクタンクの短期見通し なお データのない箇所を空欄としている

5 2 GDP( 中長期 : 第 ~10 年度 ) の推計方法 5 中長期 ( 第 ~10 年度 ) の GDP については 公益社団法人日本経済研究センターが公表している経済見通し ( 単純平均 )[ESP フォーキャスト調査 :1 機関の民間シンクタンクがメンバー ] を採用した 具体的には 2019~2022 年度は 0.9% 202 ~ 2026 年度は 0.7% の成長率を用い推計した EPS フォーキャスト調査 公益社団法人日本経済研究センター ( ~6.1 回答 公表 )

6 中長期の CP ( 民間最終消費支出 ) 及び IP ( 民間企業設備投資 ) の推計方法 6 前述の 2 の ESP フォーキャスト調査の GDP 見通しは合計のみで内訳が不明な為 別途 各項目を公表している個別のシンクタンクの平均値を採用している シンクタンクが公表している中長期 ( 第 ~10 年度 ) の GDP 見通しとその構成比を基に CP IP の増減寄与率 ( 下記 E: 2018~26 の増減額の構成率 ) を求め 前項 2 で求めた GDP の内 2018 年度からの増減額 (2018~26) に それぞれの増減寄与率 ( 単純平均 ) を乗じ CP 及び IP の増減額を推計した また その増減額を 2018 年度見通し額 ( 前項 1 で推計 ) に加算することで CP IP の中長期見通しを本機関で推計した GDP 増加額のイメージ GDP 増加額 GDP( 合計額 ) 2018 年度 2026 年度 A C=B*(1+A/100) 8 D=C-B E=D[ 構成比 ] GDP 増減額に占める CP 及び IP の構成率 ( 増減寄与率 ) の推計方法 シンクタンク名 公表 2019~26 対前年度増減率 ( 各年平均 ) 2026 構成率 2018~26 構成率増減 2018~26 増減寄与率 ニッセイ基礎研 三菱 UFJR&C 三菱総研 電中研 大和総研 単純平均 B GDP 構成率 2016/10/1 2016// /6/ / 2016/2/ 2018 GDP CP IP GDP CP IP GDP CP IP GDP 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% CP 7.1% -.6% 5.1% 6.1% 17.8% 28.% IP 28.%.5%.6% 19.9% 27.7% 1.0% ( 注 ) 2016 年 11 月 17 日現在で公表が確認できたシンクタンクの中長期見通し A: シンクタンクが公表した各要素の前年度増減率 ( 各年平均 ) B: 前項 1 で推計した 2018 年度 GDP 合計額に占める各要素の構成率 C:B の構成率に A の増減率を用い算出した 2026 年度における各要素の構成率 D:C の構成率のうち B からの増減分 E:D の構成率増減分のうち GDP 増分に対する各要素の寄与率

7 KP2 (2 次産業粗資本ストック ) KP ( 次産業粗資本ストック ) の推計方法 7 全企業が保有する建物や設備 機器等の量を示す資本ストックの内 2 次産業分 (KP2:2 次産業粗資本ストック ) 次産業分 (KP: 次産業粗資本ストック ) について それぞれの資本ストック実績額 (2015 年度 ) に 新たな IP( 民間企業設備投資 ) 額を加え 設備の除却 ( 廃棄 ) 額を控除することで 各年度の資本ストックを推計した 2 次産業設備投資額 ( IP 2) 次産業設備投資額 ( IP ) は IP の合計額から 2 次産業と 次産業へ振り分ける比率 ( 過去 10 年の構成比率実績平均 ) を用い推計した ( 右下図 -1) 2 次産業と 次産業の除却 ( 廃棄 ) 率 ( 資本ストック額の内 除却された額の割合 ) の実績 ( 過去 10 年分 ) を平均したものを KP2 KP それぞれに適用し除却 ( 廃棄 ) 額を推計した ( 右下図 -2) KP2 及び KP の実績額 (2015 年度 ) に対し 前項 で推計した設備投資額 (-1) と除却 ( 廃棄 ) 額 (-2) を考慮し 第 1 年度から第 10 年度までの KP2 及び KP を推計した 2 次産業 次産業の設備投資額比率と除却率 ( 単位 :10 億円 ) 全産業 2 次産業 次産業 IP IP2 比率 除却額 除却率 KP2 IP 比率 除却額 除却率 KP ,076 2,28 6.% 1,557.7% 06,008 6, % 21,657.2% 50, ,62 26, % 15,082.7% 17,82, % 18,958.6% 55, ,819 2,69 2.0% 15,77.7% 27,09 29,7 50.6% 27, % 57, ,875 17,202.2% 15,007.5% 29,2 0,1 58.% 25,75.6% 552, ,82 20,105 5.% 12,27 2.9% 6,911 1, % 21,092.8% 56, ,20 20,8 5.2% 1,79.2%,960, % 21,6.8% 575, ,86 20,18.5% 19,698.%,580, % 18,8.% 590, ,05 20,02.1% 15,901.6% 8,981 5,8 58.5% 20,766.5% 605, ,709 19, % 1,159.2% 5,71 5, % 25,270.2% 616, ,089 21,091.5% 1,715.2% 61,107, % 2,181.8% 627,927 平均 % -.5% % -.0% ,86 21, % 16,16.5% 66,920, % 2,95.0% 67, ,565 22,99 5.8% 16,67.5% 72,952 5, % 25,2.0% 67, ,2 2, % 16,578.5% 79,5 6, % 25,72.0% 657, ,551 2,68 5.8% 16,806.5% 86,107 6, % 26,10.0% 668, ,679 2, % 17,09.5% 92,99 7,7 56.2% 26,565.0% 679, ,826 2, % 17,279.5% 99,92 8, % 26,998.0% 690, ,99 2, % 17,52.5% 507,118 8, % 27,0.0% 701, ,181 25, % 17,776.5% 51,67 9,2 56.2% 27,891.0% 71, ,88 25, % 18,0.5% 521,992 0, % 28,50.0% 725, ,617 25, % 18,297.5% 529,692 0, % 28,817.0% 77, ,866 26,5 5.8% 18,567.5% 57,569 1, % 29,29.0% 79,95 出典 : 民間企業資本ストック(2005 年平均価格評価 ) ( 内閣府 ) ( 注 ) 投資比率 除却率は平成 18 年 (2006 年 ) から平成 27 年 (2015 年 ) の単純平均

8 5 IIP( 鉱工業生産指数 ) の推計方法 8 IP2(2 次産業設備投資額 ) 実績と IIP 実績に相関性がみられたことから 前項 で算出した IP2 の推計値を説明変数 として相関計算により 2026 年 ( 第 10 年度 ) の IIP を推計した 中間 (2019~25) 年度の IIP は 2018 年度 ( 前項 1 で推計 ) と 2026 年度の見通しを等比で結んで推計した IP2: 設備投資 ( 兆円 ) IIP( 鉱工業生産指数 ) 実績 想定 実績 想定 相関計算 シンクタンク見通し GDP 見通しからで推計 相関計算から推計 2026 年と 2018 年を等比で結び推計

9 6 人口の推計方法 9 日本の地域別将来推計人口 - 平成 22(2010)~52(200) 年 -( 平成 25 年 月推計 ) ( 国立社会保障 人口問題研究所 [ 以下 社人研 と表記 ])[ 平成 25 年 月 27 日公表 ] における 都道府県別総人口 を基に 供給区域別の人口を推計しているが 公表されてから数年経過している為に実績と推計に乖離が生じている この乖離分を補正した値を推計値とした 具体的な補正方法は 平成 27 年国勢調査人口等基本集計 ( 総務省統計局 )[ 平成 28 年 10 月 26 日公表 ] における都道府県別総人口を供給区域毎に集計した 2015 年度実績値と 前項の 2015 年度推計値との乖離率 [( 実績値 - 推計値 ) / 推計値 ] を 想定期間の推計値に乗じるものとした *2015 年の国勢調査結果を受けて 2011~201 年の実績は修正される見込み ( 単位 : 千人 ) 年度 北海道 東北 東京 中部 北陸 関西 中国 四国 九州 沖縄 全国 社 ,506 11,710,695 16,06,069 20,90 7,56,977 1,20 1,9 128,057 人 ,75 研 ,98 推 ,27 計 ,99 値 ,61 11,227,806 15,909,002 20,707 7,92,88 12,96 1,10 126,597 実 ,82 11,287 5,02 15,97,007 20,725 7,8,86 1,016 1, 127,095 績 推計と実績との乖離率 =2/ 補 社人研推計値 5,198 10,875,590 15,665 2,921 20,17 7,220,690 12,672 1,1 12,589 正後 社人研推計値,979 10,58,778 15,280 2,818 19,7 6,960,518 12,261 1,8 121,1 推 (2017 供計 ) 2025と200の平均増分延長,91 10,251,558 15,188 2,795 19,606 6,90,82 12,171 1,6 120,22 計 社人研推計値,77 9,821 2,677 1,822 2,705 19,059 6,680,8 11,810 1,29 117,078 値 社人研資料は国勢調査に基づき各年 10 月 1 日時点の人口を推計している為 これに合わせて実績についても公表された至近の 10 月 1 日時点のものを採用している ( 注 ) 東京と中部の供給区域については 静岡県を平成 22(2010) 年国勢調査実績比率により按分している

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