ITER ホームページ更新システム ( 静的 CMS) の改修作業 Ⅰ 一般使用 1. 件名 ITER ホームページ更新システム ( 静的 CMS) の改修作業 2. 背景及び目的国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 ( 以下 量研機構 という ) は 核融合エネルギー研究開発部門 ITERプロ

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1 ITER ホームページ更新システム ( 静的 CMS) の改修作業 仕様書 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門那珂核融合研究所 ITER プロジェクト部 ITER 計画管理グループ

2 ITER ホームページ更新システム ( 静的 CMS) の改修作業 Ⅰ 一般使用 1. 件名 ITER ホームページ更新システム ( 静的 CMS) の改修作業 2. 背景及び目的国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 ( 以下 量研機構 という ) は 核融合エネルギー研究開発部門 ITERプロジェクト部 ITER 計画管理グループが管理するITERホームページ更新システム ( 静的 CMS)( 以下 CMS という ) の更なる効率化を図る為 機能改修を行うものである なお 本仕様書に示す業務要件は 主要かつ最低実施すべき事項のみを示したものであり 本仕様書に明記されていない事項についても 当該業務として当然実施すべき事項については実施されるものとする 3. 契約範囲 (1) ITERホームページ更新 1 式 (2) CMS 1 式 (3) 現地追加調整 1 式 4. 納期 平成 30 年 2 月 28 日 5. 納入場所及び納入条件 (1) 納入場所量研機構那珂核融合研究所 ITERプロジェクト部 ITER 計画管理グループ (2) 納入条件追加調整後渡しとする 6. 検収条件検収は 受注者の自主検査によって正常動作を確認後 量研機構担当者の立会いの下 正常に動作することを量研機構担当者が確認するとともに 納入時提出図書の確認をもって合格とする

3 7. 提出図書本件に係る成果物については 次に掲げるものを紙で1 部及び電子データで1 式納入すること なお 業務完了報告書は紙のみの納入とする なお カラーを使用する場合は 白黒でも印刷できるように配慮すること (1) 作業体制表 ( 契約後速やかに提出 ): 確認不要 (2) 実施計画書案 ( 契約後速やかに提出 ): 確認要 (3) システム要件書 ( 契約後速やかに提出 ): 確認要 (4) 各作業の動作確認 実施結果報告書 ( 終了後提出 ); 確認不要 (5) 各種設定一覧 ( 納入時提出 ): 確認不要 (6) 主要ソフトウェア及び機能の運用マニュアル ( 納入時提出 ): 確認不要 (7) 業務完了報告書 ( 納入時提出 ): 確認不要 ( 提出場所 ) 量研機構那珂核融合研究所 ITERプロジェクト部 ITER 計画管理グループ ( 確認方法 ) 確認 は次の方法で行う 量研機構は 確認を要する提出書類を受注者から受領したときは 審査完了期限日を記載した受領印を押印して受注者に返却する 量研機構は 当該期限日までに審査を完了し 受理しない場合には受注者に対して修正を指示し 修正を指示しないときは 受理したものとする 8. 情報セキュリティの確保 (1) 本システム導入作業においては 個人情報を保護する観点から 受注者は国際標準化機構における 品質マネジメントシステムI S O 認証 及び 情報セキュリティマネジメントシステム( I S M S I S O ) 認証を取得しており 日本工業規格 J I S Q 個人情報マネジメントシステム- 要求事項 に適合し プライバシーマークを付与されていること (2) 業務に関して量研機構から提供された一切の資料及び情報は他の目的に使用せず 業務上知り得た事項について量研機構の許可なく第三者に漏らさないこと (3) 提供する資料は 無許可で量研機構外へ持ち出さないこと (4) 契約終了後は入手した資料や業務の過程の作成資料等 本契約により知り得た情報の全てを消去し 再利用できないような措置を講ずること (5) 資料の紛失 盗難 情報の漏えい等 事故が発生した場合は 速やかに影響の範囲の拡大防止の対策を取るとともに 事故の具体的な内容 原因 実施した対処措置 再発防止策等を報告書により報告すること

4 9. その他の事項 (1) 作業日程と体制については協議の上 日程表及び体制表を区分ごとに実施計画書案を作成し 報告すること また 作業結果についても区分ごとに各作業の動作確認 実施結果報告書を作成し報告すること (2) 本システムは量研機構のCMS 所掌担当課室と連携する必要があるため 関係課室及び受注者とシステム連携について綿密かつ詳細な調整を行うこと (3) 本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は 量研機構と協議の上 その決定に従うものとする (4) CMSの改造に当たっては あらかじめ改造内容及びソース上の改造箇所等を事前に量研機構担当者に説明し作業に当たること なお この説明は実施計画書案をもとに受注後 2 週間以内に行うこと 10. 作業の内容 (1) ウェブサイトの作成 ITERポータルサイト ( 以下 サイト という ) を更新する CMS 1 パッケージがあり その CMS の改修を行う CMS の基本的考え方として ウェブサーバ上においてデータベースの使用及びサーバサイドスクリプトの使用が不可のため 別途準備する PC 上に静的ページを作成しウェブサーバ上に転送を行う流れとなる なお 本仕様書では WWW システムによりインターネット上で公開され ウェブブラウザで一度に表示されるテキストデータや HTML によるレイアウト情報 文書中に埋め込まれた画像などから構成されるものをウェブページとする ウェブサイトとはウェブページのまとまりであり トップページとそこからリンクされた他のウェブページより構成されるものを指す 本業務の内容は以下のとおりとする ア CMS 改修内容 ⅰ リッチテキストエディタの改修 表の位置調整( センタリング ) 機能の追加 表の枠線削除機能の追加 リンク設定時において ホームパス情報(/ITER/) の初期表示設定の追加 ⅱ 申請受付機能及び各種ページ管理機能の改修 各種ページ管理機能にて 下書き及び申請時にプレビュー用 html 作成機能の追加 ( 下書きの場合は 申請受付にて差戻時にプレビュー用

5 html を削除する ) ⅲ 各種ページ管理機能の改修 パンくずリストに対し手動入力機能と 自動生成と手動入力の選択機能の追加 天球画像ページ作成機能の追加 ⅳ 申請受付機能の改修 選択した申請に対しての一括承認機能の追加 ⅴ スライドショー管理機能の改修 スライドショーの表示パターンの作成及び選択機能の追加 イ対応ブラウザ IE11 以上 Firefox GoogleChrome Safari 等に対応すること ウドメイン現状のまま (2) ウェブサイトの公開ア公開用サーバサイトを公開するサーバは量研機構内ネットワーク上のサーバとする なお サーバ上では HTML 形式の静的なページのみの動作とする CGI や PHP 等言語の使用 データベースの使用等は制限されており 個別での設定変更や オブジェクト ライブラリー等も置かないものとする イ操作研修本 CMS に関する操作マニュアルを作成の上 職員向けの操作教育 研修を実施すること 方法など詳細は協議の上 決定する ウ業務期間契約の日から平成 30 年 2 月 28 日まで 11. 一般事項 (1) 本作業実施に当たっては 開始前及び作業中も随時量研機構と十分な打合せを行うものとする (2) 受注者は資材の運搬 及び梱包材 残材 廃材等の運搬と廃棄を行い その経費を負担すること (3) 制作物の著作権について受注者は制作したソフトウェア CMS グラフィック それに使用される素材データ等の全ての著作権 ( 著作権法第 27 条及び第 28 条の権利を含む ) を量研機構に譲渡し 人格権 については行使しない また 制作されたデータ

6 は全てデジタルデータとして量研機構に納入するものとする 合わせて今回作成したCMSについては そのソースコード一切を納入するものとする また 納入したCMSの著作権は量研機構が持つものとし システムの再配布を行った場合に量研機構職員等にてシステム構築が可能なものとする (4) 受注者は 業務が完了したら量研機構に業務完了報告書を提出するものとする (5) 量研機構は 業務完了後にその業務に関して調査し 報告を求め 必要のあるときは改善を命ずることができるものとする この場合受注者は 直ちにこれに応じてその結果を量研機構に報告しなければならない (6) 本システム追加機能の納入後 別途運用に係る保守契約は行わない ただし CMS 使用において不明点がある場合の問合せに関し 受注者は無償で対応すること (7) 受注者は業務の実施に当たっては 量研機構又は第三者に危害又は損害を与えないように万全の措置をとらなければならない また 危害又は損害を与えた場合は速やかに量研機構と協議の上 原状に復することとする 原状に復することができない場合は相当の賠償をすることとする (8) 本仕様書の解釈について疑義が生じたとき又は仕様書に定めの無い事項については 双方協議するものとする (9) 業務実施期日の詳細は双方協議の上決定する 1 詳細は別紙 CMS システム仕様要件 のとおり 以 上

7 ( 別紙 ) CMS システム仕様要件 1. 実績等 (1) 新規追加機能の導入後に CMS 等の動作に影響を与えないこと 2. 基本的なサイト構成の考え方 (1) ウェブページのデザイン及びレイアウトは table 構造を使用せず データとデザインを分離する適切な CSS( スタイルシート ) が用いられている (2) コンテンツ作成時は適切な見出しを使用し構造化が行なわれている (3) コンテンツ作成について Web アクセシビリティに十分配慮されたものとなっている (4)SEO( 検索エンジン最適化 ) 対策を念頭に入れたホームページを構築されている (5) ホームページを印刷する場合 モニター上で表示されているレイアウトを保った状態でのプリントアウトが可能となっている (6) ブラウザによるレイアウトの崩れが発生しない仕組みとなっている 3.CMS の構成 (1)CMS はウェブブラウザ (IE11 以上 Firefox GoogleChrome Safari など ) で職員が作成 更新などの管理業務を行うことが可能となっている (2) 多言語対応 (UTF-8) である 4.CMS の機能 (1)CMS の特徴として 公開用サーバとは別にウェブページを作成するサーバ (PC) を特定の LAN 上に設置 接続し 使用することができるようになっている (2)CMS にて作成されたページは 全て HTML 形式に自動変換し 公開用サーバへ自動転送される ファイルは FTP 又は SFTP にて転送する この際に自動転送の成否について記録される ( 図 1) 参照

8 図 1 概要図 (3) システム利用者が CMS で作成したページは第三者によるページ承認後に公開される ただし システム管理者である場合は第三者による承認を経ず公開も可能となっている (4)CMS が動作する PC は 量研機構に設置されている PC を使用している PC スペックについては 表 1に示す OS CPU メモリ HDD 表 1 PC スペック表 Windows 10( 又はWindows8.1) Intel Core i3 プロセッサー相当 4Gbyte 相当 128Gbyte 相当 (5)CMS が動作する PC に接続された複数台の PC( クライアント ) より 同時に CMS を使用しページの作成 編集をする事が可能である (6) ヘッダー フッターなど共通部分は管理者権限を有するもののみ変更できるものとなっている (7) エディタは HTML を意識せず リッチテキスト形式エディタの操作性によりコンテンツが編集できる (8) フォントの種類 大きさ 色の指定が可能である (9) 表の作成 編集 削除 結合 分割が可能である (10) ウェブページのレイアウト及びデザイン情報は再利用が可能である (11) ウェブページ内に配置する画像枚数及び添付ファイル数に制限がない (12) 画像のリサイズ機能を有している (13) 画像 (jpg gif PNG) やドキュメント (docx doc xlsx xls csv pdf txt) などが容易にアップロードできる

9 (14) 画像 (jpg gif PNG) やドキュメント (docx doc xlsx xls csv pdf txt) については別ウインドウ (_blank) の指定が可能である (15) 特定項目等による検索専用画面作成時には csv ファイルを使用し HTML 及び JavaScript 等の機能を用いて 検索専用画面の検索機能が可能となっている また HTML 上で検索条件によるデータ絞込みが可能である (16) トップページに新着情報 トピックス又は量研機構指定の内容が掲載可能である (17) トップページの新着情報やトピックスのリンクは自サイト内へのリンク ドキュメントファイルへのリンク 別サイトへのリンクが可能であること ドキュメントや別サイトへのリンクの場合 同一ウインドウ又は別ウインドウ (_blank) の指定 切り替えが可能である (18) サイト内検索及び詳細検索機能がある (19) サイトマップが自動生成される (20) ページの作成及び編集が容易に可能なこと また 作成したページのプレビュー機能を有し 担当者が公開前にページ内容を確認可能となっている 5. セキュリティ (1) セキュリティパッチの適用などセキュリティを考慮したシステムである 6. アクセシビリティ (1) 音声読み上げソフトにも対応している (2) アクセシビリティに関しては適切なコンサルテーションが可能である 7. デザインデザインについてはヘッダー部 メニュー部 コンテンツ部 フッター部とそれぞれパーツ化された部品を適切なコンサルテーションを行い 最適なサイト構造をとなっている 以上