clustered Data ONTAP 8.3 論理ストレージ管理ガイド
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- きみかず けいれい
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1 8.3.1 用に更新 clustered Data ONTAP 8.3 論理ストレージ管理ガイド ネットアップ株式会社 部品番号 : _A0 作成日 : 2015 年 6 月
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3 目次 3 目次 論理ストレージとは... 8 ボリュームの機能... 9 FlexVol とは... 9 FlexVol で利用できる機能... 9 FlexVol 機能の違い Infinite Volume とは Infinite Volume で利用できる機能 FlexVol と Infinite Volume の比較 FlexVol と Infinite Volume でのアグリゲートの共有 セキュリティ形式がデータアクセスに与える影響 従来の oplock および oplock リースでのクライアントパフォーマンスの向上 システムボリュームとは FlexVol の使用 FlexVol と SVM の連携 FlexVol に関連付けるアグリゲートの選択に対する SVM の影響 SVM が保持できる FlexVol 数の制限方法 SVM が FlexVol の言語に及ぼす影響 ボリュームジャンクションの使用に関するルール スペース管理機能の使用方法 Data ONTAP でのシンプロビジョニングの利用方法 ボリュームのプロビジョニングオプション 推奨されるボリュームとファイルまたは LUN の設定の組み合わせ 環境に適したボリュームと LUN の設定の組み合わせ ファイルおよび LUN のスペースリザベーションの仕組み FlexVol のボリュームギャランティの動作 フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための 設定 ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定 FlexVol のスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 アグリゲートのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処 方法 ボリュームまたはアグリゲートのスペース使用量を判定する方法 FlexVol 内のスペースの作成方法 アグリゲート内のスペースを確保する方法 ファイルおよびディレクトリの容量を変更する際の注意事項および考慮事項 FlexVol に許可される最大ファイル数の変更に関する考慮事項 FlexVol の最大ディレクトリサイズの増加に関する注意事項 Flash Pool アグリゲートのキャッシングポリシーの機能 ノードのルートボリュームとルートアグリゲートに関するルール FlexVol の基本管理... 53
4 4 論理ストレージ管理ガイド FlexVolの作成 FlexVolの削除 ストレージQoSを使用したFlexVolへのI/Oパフォーマンス制御および監視 ファイルまたはinodeの使用量の表示 FlexVolの管理用コマンド スペース情報を表示するコマンド ボリュームの移動とコピー ( クラスタ管理者のみ ) FlexVolの移動 ボリュームの移動用コマンド ボリュームを移動する際の考慮事項と推奨事項 SAN 環境でのボリューム移動に関する要件 ボリュームの移動 ボリュームをコピーする方法 FlexCloneボリュームを使用したFlexVolの効率的なコピーの作成 FlexCloneボリュームについて FlexCloneボリュームと共有 Snapshotコピー Volume SnapMirrorレプリケーションとFlexCloneボリュームの併用 SnapMirrorのソースボリュームまたはデスティネーションボリュームからFlexCloneボリュームを作成する際の考慮事項 親ボリュームからのFlexCloneボリュームのスプリットの仕組み FlexCloneボリュームとLUN データ保護 FlexCloneボリュームの概要 FlexCloneボリュームの作成 親ボリュームからのFlexCloneボリュームのスプリット FlexCloneボリュームの使用スペースの判断 FlexCloneファイルとFlexClone LUNによるファイルとLUNの効率的なコピー作成 FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの利点 FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの仕組み FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNを使用する場合の考慮事項 スペースが最適化されたFlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成例 FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成や削除に使用できるノード容量をスプリット負荷から判断する方法 FlexCloneファイルまたはFlexClone LUNの作成 FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成や削除に使用できるノード容量の表示 FlexCloneファイルとFlexClone LUNによるスペース削減の表示 FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの削除方法 FlexVolがFlexCloneファイルおよびFlexClone LUNから空きスペースを自動再生する仕組み FlexCloneファイルの削除の設定用コマンド FlexCloneファイルとFlexClone LUNでサポートされる機能 qtreeを使用したflexvolのパーティショニング... 82
5 目次 5 qtree を使用する状況 qtree と FlexVol の相違点 qtree のジャンクションパスの取得 qtree 名の制限 ミラーでの qtree の機能 ディレクトリの qtree への変換 qtree の管理用コマンド クォータを使用したリソース使用量の制限または追跡 クォータの使用目的 クォータプロセスの概要 クォータルール クォータポリシー およびクォータとは クォータのターゲットと種類 特殊なクォータ クォータの適用方法 クォータポリシーの割り当てに関する注意事項 ユーザおよびグループでのクォータの処理 qtree でのクォータの処理 qtree の変更がクォータに与える影響 クォータをアクティブ化する方法 クォータ情報の表示方法 クォータレポートと UNIX クライアントで表示されるスペース使用量の 相違 クォータ設定の例 FlexVol を備えた SVM でのクォータの設定 クォータ制限の変更 ( サイズ変更 ) 大幅な変更後のクォータの再初期化 クォータのアップグレードステータスの確認 クォータルールとクォータポリシーを管理するためのコマンド クォータをアクティブ化して変更するためのコマンド 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 効率化処理の設定方法 重複排除の設定 重複排除の仕組み 重複排除メタデータとは 重複排除の使用に関するガイドライン ボリュームの重複排除の有効化 ボリュームの重複排除の無効化 データ圧縮の設定 データ圧縮機能の仕組み データ圧縮時の圧縮不可能データの検出とシステムリソースの節約 All Flash FAS プラットフォーム HDD アグリゲート および Flash Pool ア グリゲートでサポートされる設定 ボリュームのデータ圧縮の有効化 二次圧縮と適応圧縮の切り替え ボリュームのデータ圧縮の無効化
6 6 論理ストレージ管理ガイド ポリシーを使用したボリューム効率化処理の管理 ボリューム効率化優先度を使用した効率化処理の優先順位付け 事前定義された効率化ポリシーの概要 効率化処理を実行するボリューム効率化ポリシーの作成 ボリュームへのボリューム効率化ポリシーの割り当て ボリューム効率化ポリシーの変更 ボリューム効率化ポリシーの表示 ボリューム効率化ポリシーの割り当て解除 ボリューム効率化ポリシーの削除 ボリューム効率化処理の手動管理 効率化処理の手動実行 チェックポイントを使用した効率化処理の再開 既存データに対する効率化処理の手動実行 スケジュールを使用したボリューム効率化処理の管理 新規データの量に応じた効率化処理の実行 スケジュールを使用した効率化処理の実行 ボリューム効率化処理の監視 効率化処理のステータスの表示 効率化によるスペース削減量の表示 FlexVolの効率化に関する統計の表示 ボリューム効率化処理の停止 ボリュームからのスペース削減の取り消しに関する情報 重複排除機能とData ONTAPの機能との相互運用性 フラクショナルリザーブと重複排除の相互運用性 Snapshotコピーと重複排除機能との相互運用性 Volume SnapMirrorと重複排除機能との相互運用性 SnapRestoreと重複排除機能との相互運用性 OnCommand Unified Managerサーバと重複排除機能との相互運用性. 144 重複排除機能とデータ圧縮機能との相互運用性 FlexCloneボリュームと重複排除機能との相互運用性 HAペアと重複排除機能との相互運用性 DataMotion for Volumesと重複排除機能との相互運用性 SnapVaultバックアップと重複排除機能との相互運用性 仮想マシンアライメントと重複排除機能との相互運用性 MetroCluster 構成と重複排除機能との相互運用性 データ圧縮機能とData ONTAPの機能との相互運用性 フラクショナルリザーブとデータ圧縮機能との相互運用性 Snapshotコピーとデータ圧縮機能との相互運用性 Volume SnapMirrorとデータ圧縮機能との相互運用性 テープバックアップとデータ圧縮機能との相互運用性 ボリュームベースSnapRestoreとデータ圧縮機能との相互運用性 Single File SnapRestoreとデータ圧縮機能との相互運用性 重複排除機能とデータ圧縮機能との相互運用性 FlexCloneボリュームとデータ圧縮機能との相互運用性 FlexCloneファイルとデータ圧縮機能との相互運用性
7 目次 7 HA ペアとデータ圧縮機能との相互運用性 Flash Cache カードとデータ圧縮機能との相互運用性 DataMotion for Volumes とデータ圧縮機能との相互運用性 Flash Pool アグリゲートとデータ圧縮機能との相互運用性 SnapVault バックアップとデータ圧縮機能との相互運用性 MetroCluster 構成とデータ圧縮機能との相互運用性 ストレージの制限 著作権に関する情報 商標に関する情報 マニュアルの更新について 索引
8 8 論理ストレージとは 論理ストレージとは 物理リソースに関連付けられていない Data ONTAP によって提供されるストレージリソースのことです 論理ストレージリソースは Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver) に関連付けられていて ディスク アレイ LUN アグリゲートなどの特定の物理ストレージリソースには紐づけられていません 論理ストレージリソースには すべての種類のボリュームと qtree だけでなく Snapshot コピー 重複排除 圧縮 クォータなど これらのリソースで使用できる機能および設定も含まれます SVM の詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド ( クラスタ管理 ) および clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド (SVM 管理 ) を参照してください 関連コンセプト FlexVol の使用 (16 ページ ) qtree を使用した FlexVol のパーティショニング (82 ページ ) 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 (123 ページ ) クォータを使用したリソース使用量の制限または追跡 (86 ページ )
9 9 ボリュームの機能 ボリュームとは データを分割して管理するためのデータコンテナのことです ボリュームのタイプや関連する機能について理解することで ストレージ効率が高く 管理しやすいストレージアーキテクチャを設計することができます ボリュームは最上位の論理ストレージオブジェクトです 物理ストレージリソースで構成されるアグリゲートとは異なり ボリュームは完全に論理オブジェクトです Data ONTAP には FlexVol と Infinite Volume という 2 種類のボリュームがあります ボリュームには FlexClone ボリューム データ保護ミラー 負荷共有ミラーなどのバリエーションもありますが すべてのバリエーションが両方のタイプのボリュームでサポートされるわけではありません Data ONTAP の効率化機能である圧縮と重複排除は どちらのタイプのボリュームでもサポートされます NAS 環境ではボリュームにファイルシステムが格納され SAN 環境では LUN が格納されます ボリュームは 1 つの Storage Virtual Machine(SVM) に関連付けられます SVM は 各種のクラスタリソースを管理可能な 1 つのユニットに統合した仮想管理エンティティ ( サーバ ) です ボリュームを作成するときに 関連付ける SVM を指定します ボリュームのタイプ (FlexVol または Infinite Volume) は SVM の属性で決まり 変更することはできません ボリュームには言語があります ボリュームの言語によって そのボリュームのファイル名やデータを表示するために Data ONTAP で使用される文字セットが決まります ボリュームの言語は デフォルトでは SVM の言語と同じになります ボリュームは ディスクや RAID グループなどの具体的なストレージオブジェクトに直接関連付けられているわけではなく その物理ストレージは 関連付けられているアグリゲートによって決まります クラスタ管理者が SVM に特定のアグリゲートを割り当てた場合 それらのアグリゲートだけが その SVM に関連付けられたボリュームにストレージを提供できます これは ボリュームの作成時だけでなく アグリゲート間で FlexVol のコピーや移動を行うときにも影響を及ぼします Infinite Volume の詳細については Clustered Data ONTAP Infinite Volumes Management Guide を参照してください SVM の詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド ( クラスタ管理 ) を参照してください データ保護ミラーの詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください アグリゲート ディスク RAID グループなど 物理ストレージリソースの詳細については clustered Data ONTAP 物理ストレージ管理ガイド を参照してください FlexVol とは FlexVol は FlexVol を備えた Storage Virtual Machine(SVM) に関連付けられているデータコンテナです そのストレージは関連付けられている単一のアグリゲートから取得されます このアグリゲートは 他の FlexVol または Infinite Volume と共有されることがあります FlexVol は NAS 環境でのファイル または SAN 環境での LUN の格納に使用できます FlexVol で利用できる機能 FlexVol を使用すると データを個別の管理可能なオブジェクトに分割して そのデータのユーザのニーズに合わせて各オブジェクトを設定することができます FlexVol を使用すると 次の操作を実行できます FlexClone テクノロジによるボリュームのクローンの迅速な作成 ( ボリューム全体の複製が不要 )
10 10 論理ストレージ管理ガイド 重複排除と圧縮によるボリュームのスペース要件削減 データ保護用のボリュームの Snapshot コピーの作成 クォータによる ユーザ グループ または qtree がボリューム内で使用できるスペース容量の制限 qtree によるボリュームのパーティショニング 負荷共有ミラーの作成による複数のノード間での負荷の分散 アグリゲート間およびストレージシステム間でのボリュームの移動 Data ONTAP でサポートされる任意のファイルアクセスプロトコルによる クライアントアクセスに対するボリュームへのアクセスの提供 ボリュームがフルになった時点で追加のストレージが提供されるようにするためのボリュームの設定 現在使用可能な物理ストレージよりも容量が大きいシンプロビジョニングボリュームの作成 関連コンセプト FlexClone ボリュームを使用した FlexVol の効率的なコピーの作成 (61 ページ ) FlexClone ファイルと FlexClone LUN によるファイルと LUN の効率的なコピー作成 (68 ページ ) 重複排除の設定 (123 ページ ) データ圧縮の設定 (127 ページ ) ボリュームの移動とコピー ( クラスタ管理者のみ )(57 ページ ) 関連タスク ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための設定 (31 ページ ) ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定 (32 ページ ) FlexVol 機能の違い さまざまな FlexVol 機能の違いを理解することで 要件に適した機能を選択できるようになります 次の表は FlexVol 機能の違いについてまとめたものです 機能 アクセスタイプ ( 読み書き可能または読み取り専用 ) 自動的にマウントされるか フルコピーと共有ブロックのどちらか 場所 瞬時処理と長時間実行処理のどちらか FlexClone 親ボリュームと同じ 共有ブロック 同じアグリゲートとノード 瞬時 Snapshot コピー 読み取り専用 共有ブロック 同じアグリゲートとノード 瞬時 データ保護ミラー 読み取り専用 フルコピー 同じまたは別のアグリゲート 同じまたは別のノード 同じまたは別のクラスタ 長時間実行処理
11 ボリュームの機能 11 機能 アクセスタイプ ( 読み書き可能または読み取り専用 ) 自動的にマウントされるか フルコピーと共有ブロックのどちらか 場所 瞬時処理と長時間実行処理のどちらか 負荷共有ミラー 読み取り専用 フルコピー 同じまたは別のアグリゲート 同じまたは別のノード 長時間実行処理 移動 (DataMotion for Volumes) コピー元ボリュームと同じ フルコピーし その後コピー元を削除 別のアグリゲート 同じまたは別のノード 長時間実行処理 データ保護ミラーを除き これらのボリューム機能はすべて同じ Storage Virtual Machine(SVM) 内で行われます ( データ保護ミラーは複数のクラスタおよび SVM にわたる場合があります ) 長時間実行処理にかかる時間は ボリュームのサイズによって異なります たとえば 1TB のボリュームの移動には 数時間かかる可能性があります 関連コンセプト FlexClone ボリュームを使用した FlexVol の効率的なコピーの作成 (61 ページ ) ボリュームの移動とコピー ( クラスタ管理者のみ )(57 ページ ) Infinite Volume とは Infinite Volume は 単一のボリュームで最大で 20 億のファイル 容量にして数十ペタバイトのデータを格納可能な スケーラブルなボリュームです Infinite Volume を使用すると 数ペタバイトのデータを大規模な 1 つの論理エンティティで管理することができ クライアントは数ペタバイトのデータをボリューム全体に対する 1 つのジャンクションパスから取得できます Infinite Volume は 複数のノードにまたがる複数のアグリゲートをストレージとして使用します 最初は小規模な構成から始めて アグリゲートにディスクを追加したり 使用するアグリゲートを増やしたりすることで 無停止で拡張することができます Infinite Volume で利用できる機能 Infinite Volume を使用すると マルチプロトコルアクセス ストレージ効率化テクノロジ データ保護機能をサポートする単一のボリュームに数ペタバイトのデータを格納できます Infinite Volume では 次のタスクを実行できます 数ペタバイトのデータを ジャンクションパスとネームスペースが 1 つの論理エンティティで管理します NFSv3 NFSv4.1 pnfs CIFS(SMB 1.0) を使用して このデータにマルチプロトコルアクセスを提供します 1 つのクラスタ内に FlexVol を備えた Storage Virtual Machine(SVM) と Infinite Volume を備えた Storage Virtual Machine(SVM) を複数作成することで セキュアなマルチテナンシー環境を実現します シンプロビジョニングを使用して 使用可能な物理ストレージよりも大容量の Infinite Volume を作成します
12 12 論理ストレージ管理ガイド 重複排除と圧縮のテクノロジにより ストレージ効率を最大化します 目的別のストレージクラスにグループ化することでストレージを最適化します ファイル名 ファイルパス ファイル所有者に基づくルールに従って ファイルを最適なストレージクラスに自動的に配置します ボリュームの Snapshot コピーを作成して データを保護します 異なるクラスタ上にある 2 つの Infinite Volume 間にデータ保護ミラー関係を作成し 必要な際にはデータをリストアします マウントされたボリュームから CIFS または NFS でデータをテープにバックアップし 必要な際にはデータをリストアします Infinite Volume が使用するアグリゲートにディスクを追加するか Infinite Volume を備えた SVM にアグリゲートを追加し その後 Infinite Volume のサイズを変更することで Infinite Volume を拡張します FlexVol と Infinite Volume の比較 FlexVol と Infinite Volume はどちらもデータコンテナです ただし この 2 つには大きな違いがあるため 違いを考慮したうえで ストレージアーキテクチャにどちらのタイプのボリュームを使用するかを決定する必要があります 次の表に FlexVol と Infinite Volume の相違点と類似点を示します ボリュームの機能または特徴 FlexVol Infinite Volume 注記 親エンティティ SVM( シングルノード ) SVM( 複数ノード可 ) 関連付けられるアグリゲート数 1 複数 最大サイズ モデルごとに異なる 20PB FlexVolの最大サイズについては Hardware Universeを参照してください 最小サイズ 20MB 使用するノード1つに つき約 1.33TB Storage Virtual Machine(SVM) の種類 FlexVol を備えた SVM Infinite Volume を備えた SVM SVM 1 つあたりの最大数 ノード 1 つあたりの最大数 SAN プロトコルのサポート サポートされるファイルアクセスプロトコル モデルやプロトコルごとに異なる 1 詳細については Hardware Universe を参照してください モデルごとに異なる モデルごとに異なる 詳細については Hardware Universeを参照 してください NFS CIFS NFS CIFS
13 ボリュームの機能 13 ボリュームの機能または特徴 FlexVol Infinite Volume 注記 重複排除 圧縮 FlexClone ボリューム クォータ qtree シンプロビジョニング Snapshot コピー データ保護ミラー Infinite Volumeでは クラ スタ間のミラーのみがサ ポートされます 負荷共有ミラー ウィルス対策 テープバックアップ Infinite Volumeでは NDMPではなく NFSまたはCIFSを使用する必要があります ボリュームのセキュリティ形式 UNIX NTFS mixed Unified 詳細については clustered Data ONTAP ファイルアクセス管理ガイド (CIFS) または clustered Data ONTAP ファイルアクセス管理ガイド (NFS) を参照してください Infinite Volume の管理の詳細については Clustered Data ONTAP Infinite Volumes Management Guide を参照してください 関連参照情報 ストレージの制限 (153 ページ ) FlexVol と Infinite Volume でのアグリゲートの共有 アグリゲートはクラスタ内の複数のボリュームで共有できます 各アグリゲートは 複数の FlexVol と 複数の Infinite Volume のコンスティチュエントを同時に含むことができます Infinite Volume を作成すると そのコンスティチュエントが Infinite Volume を含む Storage Virtual Machine(SVM) に割り当てられているアグリゲートに配置されます Infinite Volume を備えた SVM に FlexVol を含むアグリゲートが含まれており それらのアグリゲートが Infinite Volume のホスト要件を満たしている場合 すでに FlexVol を含むそれらのアグリゲートに Infinite Volume のいくつかのコンスティチュエントが配置されることがあります 同様に FlexVol を作成する際に Infinite Volume ですでに使用されているアグリゲートにその FlexVol を関連付けることができます
14 14 論理ストレージ管理ガイド 次の図は FlexVol と Infinite Volume の両方を含む 4 ノードクラスタにおけるアグリゲートの共有を示しています Infinite Volume は aggra aggrb aggrc aggrd aggre および aggrg を使用しますが そのうちの aggrb aggrc aggrg はすでに FlexVol にストレージを提供しています ( わかりやすくするため Infinite Volume を構成する個々のコンスティチュエントは省略しています ) セキュリティ形式がデータアクセスに与える影響 ストレージシステムの各ボリュームおよび qtree には セキュリティ形式が設定されています セキュリティ形式は ユーザを許可する際に使用されるボリュームのデータに対するアクセス権のタイプを決定します どのようなセキュリティ形式があるかを把握し その設定のタイミングと場所 アクセス権への影響 ボリュームタイプによる違いなどについて理解しておく必要があります セキュリティ形式の詳細については clustered Data ONTAP ファイルアクセス管理ガイド (CIFS) または clustered Data ONTAP ファイルアクセス管理ガイド (NFS) を参照してください 従来の oplock および oplock リースでのクライアントパフォーマンスの向上 従来の oplock( 便宜的ロック ) と oplock リースでは 先読み あと書き ロックの各情報を SMB クライアント側でキャッシングできるよう 特定のファイル共有シナリオでそのクライアントを有効にします これによりクライアントは 目的のファイルへのアクセス要求をサーバに定期的に通知しなくても ファイルの読み書きを実行できます この処理によって ネットワークトラフィックが軽減し パフォーマンスが向上します oplock リースは oplock を強化したもので SMB 2.1 以降のプロトコルで使用できます oplock リースでは クライアントが 自身による複数の SMB オープンにおいてキャッシュ状態を取得 保持できます oplock リースは Infinite Volume を備えた Storage Virtual Machine(SVM) ではサポートされません 詳細については clustered Data ONTAP ファイルアクセス管理ガイド (CIFS) を参照してください システムボリュームとは システムボリュームとは ファイルサービスや監査ログのメタデータなど 特別なメタデータを格納する FlexVol です クラスタ内のストレージの使用をすべて把握できるように システムボリュームはクラスタ内で表示することができます システムボリュームはクラスタ管理サーバ ( 管理 SVM) によって所有され ファイルサービスの監査が有効になっている場合に自動的に作成されます
15 ボリュームの機能 15 システムボリュームに対して volume show コマンドを使ってボリュームを表示することはできますが それ以外のほとんどのボリューム用の処理は実行できません たとえば volume modify コマンドを使用してシステムボリュームを変更することはできません 次に 管理 SVM 上にある 4 個のシステムボリュームの例を示します これらのボリュームは クラスタ内でデータ SVM のファイルサービスの監査が有効になっているときに自動的に作成されたものです cluster1::> volume show -vserver cluster1 Vserver Volume Aggregate State Type Size Available Used% cluster1 MDV_aud_1d d4811e296fc aggr0 online RW 2GB 1.90GB 5% cluster1 MDV_aud_8be27f813d7311e296fc root_vs0 online RW 2GB 1.90GB 5% cluster1 MDV_aud_9dc4ad503d7311e296fc aggr1 online RW 2GB 1.90GB 5% cluster1 MDV_aud_a4b887ac3d7311e296fc aggr2 online RW 2GB 1.90GB 5% 4 entries were displayed. ファイルサービスの監査によるシステムボリュームの使用方法の詳細については clustered Data ONTAP ファイルアクセス管理ガイド (CIFS) を参照してください
16 16 FlexVol の使用 FlexVol のほとんどの管理タスクは SVM 管理者が実行できます Storage Virtual Machine(SVM) のルートボリュームへのボリュームの昇格やボリュームの移動またはコピーなどのいくつかのタスクは クラスタ管理者のみが実行できます FlexVol と SVM の連携 FlexVol と Storage Virtual Machine(SVM) の相互連携の仕組みを理解することは ストレージアーキテクチャの計画に不可欠です FlexVol に関連付けるアグリゲートの選択に対する SVM の影響 FlexVol には 1 つの Storage Virtual Machine(SVM) と FlexVol にストレージを提供する 1 つのアグリゲートが関連付けられます SVM は その設定方法に応じて ボリュームに関連付けることができるアグリゲートを制限できます FlexVol を作成するときには どの SVM にボリュームを作成するか またどのアグリゲートからそのボリュームがストレージを取得するかを指定します 作成した FlexVol のストレージは すべてこの関連付けられたアグリゲートから取得されます ボリュームの SVM に複数のアグリゲートが割り当てられている場合 SVM 上のボリュームにストレージを提供できるのはそのうちの 1 つだけです これにより 複数の SVM による物理ストレージリソースの不適切な共有を回避できます この切り分けはマルチテナンシー環境で特に重要になります スペース管理の設定方法によっては 複数のボリュームで同じアグリゲートを共有していると アグリゲートのスペースに制約がある場合に各ボリュームによる空きスペースの利用に影響する可能性があります アグリゲートの割り当て要件には クラスタ管理者と SVM 管理者の両方が従う必要があります ボリューム移動処理とコピー処理は SVM のアグリゲート割り当てによる制約を受けないため SVM をそれぞれ別々のアグリゲートに配置する場合は これらの処理の実行時に SVM のアグリゲート割り当てに違反しないように注意する必要があります そのボリュームの SVM に割り当てられているアグリゲートがない場合 クラスタ管理者はクラスタ内の任意のアグリゲートを使用して新しいボリュームにストレージを提供できます ただし SVM 管理者はアグリゲートが割り当てられていない SVM にボリュームを作成できません このため SVM 管理者が特定の SVM のボリュームを作成できるようにするには その SVM にアグリゲートを割り当てる必要があります SVM に割り当てられているアグリゲートを変更しても 既存のボリュームには反映されません そのため SVM に割り当てられたアグリゲートのリストから その SVM のボリュームに関連付けられたアグリゲートを判断することはできません 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 物理ストレージ管理ガイド clustered Data ONTAP 8.3 システムアドミニストレーションガイド SVM が保持できる FlexVol 数の制限方法 FlexVol を備えた Storage Virtual Machine(SVM) のボリューム数を制限して リソースの使用量を制御したり 各 SVM のボリューム数に対して設定された固有の制限を超過しないようにしたりすることができます SVM あたりの最大ボリューム数は SVM の -max-volumes パラメータで制御します デフォルトでは SVM が保持できるボリューム数に対する制限はありません
17 FlexVol の使用 17 SVM の最大ボリューム数は SVM にアグリゲートリストが設定されている場合にのみ適用されます この処理は SVM 管理者とクラスタ管理者の両方に該当します SVM が FlexVol の言語に及ぼす影響 Storage Virtual Machine(SVM) の言語によって FlexVol のデフォルトの言語が決まりますが これはボリュームの作成時に上書きできます SVM の言語を変更しても既存の FlexVol には影響しません FlexVol の言語は変更できません FlexClone ボリュームのデフォルトの言語は 親ボリュームの言語です ボリュームジャンクションの使用に関するルール ボリュームジャンクションは 複数のボリュームを 1 つの論理ネームスペースにまとめて NAS クライアントにデータアクセスを提供する方法です ボリュームジャンクションがどのように構成されるかを理解しておけば そのルールを理解して使用することができます NAS クライアントからジャンクション経由でデータにアクセスする際 ジャンクションは通常のディレクトリと同じように表示されます ジャンクションは ルートより下のマウントポイントにボリュームをマウントすると形成され それを使用してファイルシステムツリーが作成されます ファイルシステムツリーの最上位は常にルートボリュームであり スラッシュ (/) で表されます ジャンクションは あるボリュームのディレクトリから別のボリュームのルートディレクトリへの接合点になります ジャンクションポイントを指定せずにボリュームを作成することもできますが ネームスペース内のジャンクションポイントにボリュームをマウントするまでは ボリューム内のデータをエクスポートしたり (NFS) 共有を作成したり (CIFS) することはできません ボリュームを作成時にマウントしなかった場合は 作成後にマウントできます ボリュームをジャンクションポイントにマウントすることで ネームスペースにいつでも新しいボリュームを追加できます マウント済みのボリュームをアンマウントできます ただし ボリュームのアンマウント中は ボリュームのすべてのデータに対する NAS クライアントからのアクセスが中断され アンマウントするボリュームの下にある子ジャンクションポイントにマウントされているボリュームにもアクセスできなくなります ジャンクションポイントは 親ボリュームジャンクションのすぐ下に作成することも ボリューム内のディレクトリに作成することもできます たとえば vol3 というボリュームのジャンクションのパスは /vol1/vol2/vol3 や /vol1/ dir2/vol3 でも /dir1/dir2/vol3 でもかまいません 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 ファイルアクセス管理ガイド (NFS) clustered Data ONTAP 8.3 ファイルアクセス管理ガイド (CIFS) スペース管理機能の使用方法 Data ONTAP のスペース管理機能を使用すると ストレージのコストを抑えてデータの可用性を最大限に高めることができます これには ファイル LUN およびボリュームの設定オプションと 空きスペースを使い切らないように処理が必要になったときに通知するアラームを使用します Data ONTAP では Snapshot コピーなどの強力なブロック共有テクノロジが採用されているため ボリュームや LUN に書き込まれているユーザデータのサイズよりも多くの空きスペースを確保する必要があります 必要な空きスペースの量は アプリケーション環境やストレージの管理方法によって異なります
18 18 論理ストレージ管理ガイド 次の設定オプションや機能を使用して それぞれの環境におけるデータ可用性とストレージ利用率の適切なバランスを維持できます シンプロビジョニング Data ONTAP では さまざまな方法でストレージオブジェクトをシンプロビジョニングできます ボリュームのプロビジョニングオプションスペース使用量と書き込み保証の適度なバランスを保つボリュームプロビジョニングオプションを選択できます ファイルおよび LUN のスペースリザベーションファイルまたは LUN の属性 当該オブジェクトに対する空きスペースの確保を可能にします ボリュームギャランティとフラクショナルリザーブボリューム属性 Data ONTAP でボリューム用にスペースを確保する方法を設定できます フルボリュームに自動的に空きスペースを確保ボリュームの属性 ボリュームがフルに近づいたときに Data ONTAP で自動的に空きスペースを確保することができます ボリュームのオートサイズアグリゲートの空きスペースがそのアグリゲートに関連付けられている特定のボリュームの空きスペースよりも重要な場合は 不要なスペースをアグリゲートに戻すようにボリュームを設定できます スペース不足アラートと過剰割り当てアラート空きスペースを使い切る前に対処できるように ボリュームまたはアグリゲートがフルに近づいたときに通知するアラート スペース使用量の管理ボリュームおよびアグリゲートの使用済みスペースの状況を確認して対処する手段 関連コンセプト FlexVol のボリュームギャランティの動作 (26 ページ ) ファイルおよび LUN のスペースリザベーションの仕組み (25 ページ ) フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 (29 ページ ) 関連タスク ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための設定 (31 ページ ) Data ONTAP でのシンプロビジョニングの利用方法 シンプロビジョニングを利用するようにストレージオブジェクトを設定する方法と 設定後のオブジェクトの動作は ストレージオブジェクトの種類によって異なります シンプロビジョニングできるのは ボリューム ファイル および LUN です シンプロビジョニングボリュームとは シンプロビジョニングボリュームとは ストレージが事前に確保されないボリュームのことです ボリュームのストレージは 必要になったときに割り当てられます シンプロビジョニング FlexVol を作成するには そのギャランティを none に設定します ギャランティが none の場合 ボリュームサイズはアグリゲートサイズによる制限を受けません すなわち 必要に応じて 各ボリュームを包含アグリゲートよりも大きくできます アグリゲートから提供されるストレージは データがボリュームに書き込まれるときにのみ使用されます
19 FlexVol の使用 19 シンプロビジョニング LUN とは LUN は SAN プロトコルを使用してストレージへのアクセスを提供する場合に使用するストレージオブジェクトです シンプロビジョニング LUN の定義は 状況によって異なります T10 SCSI (SAN) 標準で使用される定義と ネットアップで従来から使用されていた定義は異なります SCSI シンプロビジョニング LUN T10 SCSI 標準では シンプロビジョニング LUN とフルプロビジョニング LUN の 2 つのタイプの LUN が定義されています Data ONTAP では どちらのタイプの T10 標準 LUN もサポートされます SCSI シンプロビジョニング (T10 シンプロビジョニングとも呼ばれます ) は Data ONTAP で有効化される一連の SCSI 機能です 使用する SCSI ホストソフトウェアが これらの SCSI 機能をサポートしている必要があります SCSI シンプロビジョニングにより ホストアプリケーションは SCSI 機能 ( ブロック環境での LUN のスペース再生機能やスペース監視機能など ) をサポートできるようになります ホストソフトウェアが SCSI シンプロビジョニングをサポートしている場合は SCSI シンプロビジョニングをスペースリザーブ LUN およびスペースリザーブなしの LUN と併用できるほか 任意のボリュームプロビジョニングタイプと併用できます ホストソフトウェアが提供する SCSI シンプロビジョニング機能の詳細については ホストソフトウェアのドキュメントを参照してください LUN に対して SCSI シンプロビジョニングを有効にするには Data ONTAP の space-allocation 設定を使用します ネットアップのシンプロビジョニング ( スペースリザーブなしの )LUN ネットアップでは従来から スペースリザベーションが無効になっている LUN( スペースリザーブなしの LUN) を シンプロビジョニング LUN と呼んでいました スペースリザーブなしの LUN には シンプロビジョニングボリュームと共通の重要な特性があります それは ストレージが作成時ではなく使用時に割り当てられる点と 包含するストレージオブジェクトをオーバーコミットできる点です この設定では スペースリザーブなしの LUN という用語が使用されます LUN でスペースリザベーションを設定するには Data ONTAP の space-reserve 設定を使用します スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブなしのファイルも作成することができます ただし 一般にスペースリザーブなしのファイルがシンプロビジョニングファイルと呼ばれることはありません 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 SAN アドミニストレーションガイド ストレージオブジェクトをオーバーコミットすることの意味 FlexVol または LUN に事前にストレージを割り当てない場合は ストレージを供給するストレージオブジェクトをオーバーコミットすることができます ストレージオブジェクトをオーバーコミットするとストレージ効率が向上しますが スペース不足によって書き込みが失敗しないように空きスペースを能動的に監視する必要も生じます ストレージオブジェクトがストレージを供給するオブジェクトの総量が 現在供給できる物理ストレージの量を超えている場合 そのストレージオブジェクトはオーバーコミットされています たとえば ボリュームギャランティが none に設定された 3 つの FlexVol に 100TB のアグリゲートが関連付けられているとします 各 FlexVol の公称サイズが 40TB である場合は アグリゲートがオーバーコミットされています 各ボリュームの物理ストレージ要件が合計で 100TB を超えなければ 各ボリュームは引き続きデータを受け取ることができます これは ボリュームのボリュームギャランティが none である ( ボリュームがシンプロビジョニングされている ) 場合にのみ可能となります すべてのボリュームのボリュームギャランティが volume である場合は 3 番目のボリュームを作成できません
20 20 論理ストレージ管理ガイド 同様に スペースリザーブなしの LUN が複数含まれているボリュームはオーバーコミットできます オブジェクトに事前にストレージを割り当てないことで 供給元ストレージオブジェクトをオーバーコミットできるようになりますが オーバーコミットする場合は 物理ストレージリソースの供給を慎重に管理して 空きスペースが不足しないようにする必要があります これはどの構成にも当てはまりますが 供給元ストレージオブジェクトがオーバーコミットされている場合は 見かけ上すでに割り当てられているスペースに書き込みを実行することで 空きスペースが不足する可能性があります シンプロビジョニング FlexVol を使用する場合の考慮事項 シンプロビジョニングボリュームを 使用可能な容量よりも多くのストレージを提供できるように設定できます ただし 実際に使用されているストレージが 使用可能なストレージを超えていないことが条件となります シンプロビジョニングボリュームの動作が フルプロビジョニングボリュームとどのように異なるかを理解しておく必要があります アグリゲートに関連付けられたボリュームで そのアグリゲートで使用できる物理リソースよりも多くのストレージが使用可能であると表示される場合 そのアグリゲートはオーバーコミットされています アグリゲートがオーバーコミットされている場合 そのアグリゲートに含まれるボリューム内の LUN またはファイルへの書き込みは 書き込みに対応できる十分な空きスペースがないと失敗することがあります アグリゲートをオーバーコミットした場合 利用可能なスペースを監視し 必要に応じてアグリゲートにストレージを追加して スペース不足による書き込みエラーを回避する必要があります アグリゲートは 複数の Storage Virtual Machine(SVM) に関連付けられた FlexVol にストレージを提供できます マルチテナンシー環境で複数のシンプロビジョニング FlexVol がアグリゲートを共有している場合 1 つのテナントのボリュームでデータが増加したときに 他のテナントで使用可能なアグリゲートスペースが少なくなることがあります 関連情報 ネットアップテクニカルレポート 3965: NetApp Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide Data ONTAP 8.1 (7-Mode) ネットアップテクニカルレポート 3483: NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシンプロビジョニング ボリュームのプロビジョニングオプション Data ONTAP では 基本的なボリュームプロビジョニングオプションとして シックプロビジョニング シンプロビジョニング セミシックプロビジョニングの 3 つを提供しています 各オプションでは ボリュームスペースおよび Data ONTAP ブロック共有テクノロジでのスペース要件がさまざまな方法で管理されます これらのオプションの仕組みを理解することで 環境に最も適したオプションを選択できるようになります ボリュームのシックプロビジョニング シックプロビジョニングボリュームを作成すると ボリューム内のブロックにいつでも書き込むことができるように Data ONTAP がアグリゲートから十分なストレージを確保します シックプロビジョニングを利用するようにボリュームを設定した場合は Data ONTAP の Storage Efficiency 機能 ( 圧縮や重複排除など ) をどれでも使用して さらに大きなストレージ要件にも事前に対応できます ボリュームのシンプロビジョニング シンプロビジョニングボリュームを作成する場合は ボリューム作成時に Data ONTAP で追加のスペースが確保されません ボリュームにデータが書き込まれるときに 書き込み処理に対応するために必要なストレージをアグリゲートから確保するようにボリュームが要求します シンプロビジョニングボリュームを使用する場合はアグリゲートをオーバーコミットできますが アグリゲートの空きスペースが不足すると 必要なスペースをボリュームが確保できなくなる可能性があります
21 FlexVol の使用 21 ボリュームのセミシックプロビジョニング セミシックプロビジョニングを利用するボリュームを作成すると Data ONTAP はボリュームサイズに相当するストレージスペースをアグリゲートから確保します ブロック共有テクノロジでブロックが使用されているためにボリュームの空きスペースが不足している場合は Data ONTAP がデータ保護オブジェクト (Snapshot コピー FlexClone ファイル および FlexClone LUN) を削除してそれらが保持しているスペースを解放します 上書きに必要なスペースを確保できる速度で Data ONTAP がデータ保護オブジェクトを削除できる限り 書き込み処理は続行されます これは ベストエフォート の書き込み保証と呼ばれます セミシックプロビジョニングを使用するボリュームでは Storage Efficiency テクノロジ ( 重複排除や圧縮など ) を使用できません 次の表に 3 つのボリュームプロビジョニングオプションの主な違いをまとめます ボリュームプロビジョニング LUN / ファイルのスペースリザベーション 上書き 保護データ 2 Storage Efficiency 3 シックサポート保証 1 保証サポート シン効果なしなし保証サポート セミシックサポートベストエフォート 1 ベストエフォートサポート対象外 メモ 1. 上書きの保証またはベストエフォートの上書き保証が行われるには LUN またはファイルでスペースリザベーションが有効になっている必要があります 2. 保護データには Snapshot コピーおよび自動削除の対象とマークされた FlexClone ファイルと FlexClone LUN( バックアップクローン ) が含まれます 3. Storage Efficiency には 重複排除 圧縮 自動削除の対象とマークされていない FlexClone ファイルと FlexClone LUN( アクティブクローン ) および FlexClone サブファイル ( コピーオフロードに使用 ) が含まれます 推奨されるボリュームとファイルまたは LUN の設定の組み合わせ 使用可能な FlexVol とファイルまたは LUN の設定の組み合わせは 使用するアプリケーションと管理要件によって異なります これらの組み合わせのメリットとデメリットを理解しておくと 環境に適したボリュームと LUN の設定の組み合わせを決定する際に役立ちます 推奨されるボリュームと LUN の設定の組み合わせは次のとおりです スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN とシックボリュームプロビジョニング スペースリザーブなしのファイルまたはスペースリザーブなしの LUN とシンボリュームプロビジョニング スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN とセミシックボリュームプロビジョニング 上記のいずれかの設定の組み合わせとともに LUN で SCSI シンプロビジョニングを使用することができます スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN とシックボリュームプロビジョニング メリット スペースリザーブファイルでのすべての書き込み処理が保証されます スペース不足のために失敗することはありません
22 22 論理ストレージ管理ガイド ボリュームでの Storage Efficiency テクノロジとデータ保護テクノロジに関する制限がありません デメリットと制限 シックプロビジョニングボリュームをサポートするための十分なスペースをアグリゲートから事前に確保しておく必要があります LUN 作成時に LUN の 2 倍のサイズのスペースがボリュームから割り当てられます スペースリザーブなしのファイルまたはスペースリザーブなしの LUN とシンボリュームプロビジョニング メリット ボリュームでの Storage Efficiency テクノロジとデータ保護テクノロジに関する制限がありません スペースは使用時に初めて割り当てられます デメリットと制限 書き込み処理は保証されず ボリュームの空きスペースが不足した場合は失敗することがあります アグリゲートの空きスペースを効果的に管理して 空きスペースが不足しないようにする必要があります スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN とセミシックボリュームプロビジョニング メリット 事前に確保されるスペースがシックボリュームプロビジョニングの場合よりも少なく ベストエフォートの書き込み保証も提供されます デメリットと制限 書き込み処理が失敗する可能性があります このリスクは ボリュームの空きスペースとデータの揮発性の適切なバランスを維持することで軽減できます データ保護オブジェクト (Snapshot コピー FlexClone ファイル FlexClone LUN など ) が常に保持されるとは限りません 自動的に削除できない Data ONTAP のブロック共有 Storage Efficiency 機能 ( 重複排除 圧縮 ODX / コピーオフロードなど ) は使用できません スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN とシックプロビジョニングボリュームを組み合わせた場合の構成設定 この FlexVol とファイルまたは LUN の設定の組み合わせでは Storage Efficiency テクノロジを使用できます また 事前に十分なスペースが割り当てられるため 空きスペースを能動的に監視する必要がありません シックプロビジョニングを使用するボリュームでスペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN を設定するには 次の設定が必要です ボリュームの設定 ギャランティ フラクショナルリザーブ 値 ボリューム 100
23 FlexVol の使用 23 ボリュームの設定 Snapshot リザーブ Snapshot の自動削除 自動拡張 ファイルまたは LUN の設定 スペースリザベーション 値 任意 オプション オプション 有効にした場合は アグリゲートの空きスペースを能動的に監視する必要があります 値 有効 テクノロジに関する制限事項 なし その他の考慮事項 なし スペースリザーブなしのファイルまたはスペースリザーブなしの LUN とシンプロビジョニングボリュームを組み合わせた場合の構成設定 この FlexVol とファイルまたは LUN の設定の組み合わせでは 事前に割り当てられるストレージの量が最小になりますが スペース不足によるエラーを回避するために空きスペースを能動的に管理する必要があります シンプロビジョニングボリュームでスペースリザーブなしのファイルまたはスペースリザーブなしの LUN を設定するには 次の設定が必要です ボリュームの設定 ギャランティ フラクショナルリザーブ Snapshot リザーブ Snapshot の自動削除 自動拡張 ファイルまたは LUN の設定 スペースリザベーション 値なし 0 任意オプションオプション値無効 テクノロジに関する制限事項 なし その他の考慮事項 ボリュームまたはアグリゲートのスペースが不足すると ファイルまたは LUN への書き込み処理が失敗する場合があります
24 24 論理ストレージ管理ガイド ボリュームとアグリゲートの両方の空きスペースを能動的に監視しない場合は ボリュームの自動拡張を有効にして ボリュームの最大サイズをアグリゲートのサイズに設定してください この設定では アグリゲートの空きスペースを能動的に監視する必要がありますが ボリュームの空きスペースを監視する必要はありません スペースリザーブファイルまたはスペースリザーブ LUN とセミシックボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 この FlexVol とファイルまたは LUN の設定の組み合わせでは フルプロビジョニングとの組み合わせに比べて事前に割り当てるストレージが少なくて済みますが ボリュームに使用できる効率化テクノロジが制限されます この設定の組み合わせでは 上書きがベストエフォートベースで行われます セミシックプロビジョニングを使用するボリュームでスペースリザーブ LUN を設定するには 次の設定が必要です ボリュームの設定 ギャランティ フラクショナルリザーブ Snapshot リザーブ 0 Snapshot の自動削除 自動拡張 値 ボリューム 0 オン この場合 コミットメントレベルを destroy に設定し 削除リストにすべてのオブジェクトを追加し トリガーを volume に設定し すべての FlexClone LUN と FlexClone ファイルの自動削除を有効にします オプション 有効にした場合は アグリゲートの空きスペースを能動的に監視する必要があります ファイルまたは LUN の設定 スペースリザベーション 値 有効 テクノロジに関する制限事項 この設定の組み合わせでは 次に示すボリュームの Storage Efficiency テクノロジを使用できません 圧縮 重複排除 ODX コピーオフロードと FlexClone コピーオフロード 自動削除の対象としてマークされていない FlexClone LUN と FlexClone ファイル ( アクティブクローン ) FlexClone サブファイル ODX / コピーオフロード その他の考慮事項 この設定の組み合わせを使用する場合は 次の点を考慮する必要があります 対象の LUN をサポートするボリュームのスペースが不足した場合は 保護データ (FlexClone LUN FlexClone ファイル および Snapshot コピー ) が削除されます
25 FlexVol の使用 25 ボリュームの空きスペースが不足した場合は 書き込み処理がタイムアウトになって失敗する可能性があります All Flash FAS プラットフォームではデフォルトで圧縮が有効になります All Flash FAS プラットフォームのセミシックプロビジョニングを使用するボリュームに対しては 明示的に圧縮を無効にする必要があります 環境に適したボリュームと LUN の設定の組み合わせ 使用する環境に関するいくつかの基本的な質問に答えることで 環境に最も適した FlexVol と LUN の設定を決定できます タスク概要 LUN とボリュームの設定は ストレージ利用率を最大限に高めるため または書き込みを確実に保証するために最適化することができます ストレージ利用率に関する要件 および空きスペースを監視して迅速に補充できるかどうかに基づいて ご使用の環境に最も適した選択をする必要があります 手順 1. 次のデシジョンツリーを使用して 環境に最も適したボリュームと LUN の設定の組み合わせを決定してください ファイルおよび LUN のスペースリザベーションの仕組み ファイルまたは LUN のスペースリザベーションを有効にすると Data ONTAP では 書き込み用にスペースが必要になったときではなく そのファイルまたは LUN の作成時に必要なスペースがリザーブされます スペースリザベーションを無効にすると 現在ボリュームが提供可能なスペースよりも多くのスペースを LUN に割り当てることで LUN を含むボリュームをオーバーコミットできます スペースリザベーションはファイルまたは LUN の属性です ストレージシステムのリブート テイクオーバー およびギブバックが発生しても その値は変わりません スペースリザベーションは 新しい LUN ではデフォルトで有効になり 新しいファイルではデフォルトで無効になりますが ファイルまたは LUN を作成するときにスペースリザベーションを有効または無効にすることが可能です LUN を作成したあとにスペースリザベーションの属性を変更する場合は lun modify コマンドを使用します ファイルのスペースリザベーションの属性を変更するには file reservation コマンドを使用します
26 26 論理ストレージ管理ガイド スペースリザベーションが有効になっているファイルまたは LUN がボリュームに 1 つ以上含まれている場合 空きスペースを必要とする処理 (Snapshot コピーの作成など ) でリザーブスペースを使用できなくなります リザーブされていない空きスペースが不足すると これらの処理は失敗します ただし スペースリザベーションが有効なファイルまたは LUN への書き込みは 引き続き正常に行われます 任意の値のボリュームギャランティが設定されたボリュームに含まれるファイルおよび LUN で スペースリザベーションを有効にすることができます ただし ボリュームギャランティが none の場合 そのボリュームに含まれているファイルまたは LUN ではスペースリザベーションの効果がありません 例 500GB のボリュームに 100GB のスペースリザーブ LUN を作成すると 100GB のスペースがただちに割り当てられて ボリュームには 400GB が残ります 対照的に LUN でスペースリザベーションが無効になっている場合 この LUN への書き込みが発生するまで ボリューム内の 500GB はすべて使用できます FlexVol のボリュームギャランティの動作 ボリュームギャランティ ( スペースギャランティとも呼ばれます ) の設定により ボリュームのスペースを包含アグリゲートから割り当てる方法が決まります ボリュームに対してスペースを事前に割り当てるか または事前割り当てを行わないオプションがあります ギャランティ設定はボリュームの属性です ギャランティは 新しいボリュームを作成するときに設定します また 新しいギャランティ用の十分な空きスペースがある場合 既存のボリュームのギャランティを変更することもできます ボリュームギャランティは volume( デフォルト ) none の 2 種類です ギャランティタイプを volume に指定すると ボリュームの作成時に アグリゲートのスペースがボリューム全体に割り当てられます そのスペースが実際にデータに使用されるかどうかは考慮されません 割り当てられたスペースは 同じアグリゲート内の別のボリュームに提供したり 割り当てたりすることはできません ギャランティを none にすると ボリュームで必要になったときにのみアグリゲートからスペースが割り当てられます このギャランティタイプのボリュームで使用されるスペースの量は ボリュームの初期サイズで決まるのではなく データが追加されるに従って増えていきます ボリュームのデータが初期サイズに達しないかぎり スペースは未使用のままになります ギャランティが none に設定されたボリュームの最大サイズは アグリゲートの空きスペースの量に制限されません そのため アグリゲートに関連付けられたすべてのボリュームの合計サイズがアグリゲートの空きスペースの量を超えることがあります ( ただし 実際に使用されるスペースはアグリゲートのサイズによって制限されます ) 書き込みに対応できる十分なスペースが包含アグリゲートにない場合 そのボリュームに格納された LUN またはファイル ( スペースが予約された LUN やファイルを含む ) への書き込みが失敗することがあります アグリゲート内のスペースが既存のボリュームの volume ギャランティ用に割り当てられている場合 実際にはまだ使用されていなくても そのスペースはアグリゲート内で空きスペースとみなされません アグリゲート Snapshot コピーの作成や包含アグリゲートでの新しいボリュームの作成など アグリゲートの空きスペースを消費する操作は そのアグリゲートに十分な空きスペースがある場合にのみ行うことができます これらの操作では すでに別のボリュームに割り当てられているスペースは使用できません アグリゲートに空きスペースが残っていない場合 成功が保証される操作は そのアグリゲート内のスペースが事前に割り当てられているボリュームまたはファイルへの書き込みだけです
27 FlexVol の使用 27 ギャランティはオンラインボリュームについてのみ適用されます ボリュームをオフラインにした場合 そのボリュームに対して割り当てられた未使用のスペースは 同じアグリゲート内の他のボリュームで使用可能になります ボリュームを再びオンラインにするときに そのギャランティに対応できるだけの十分なスペースがアグリゲートにないと ボリュームはオフラインのままになります この場合 ボリュームを強制的にオンラインにする必要がありますが その時点でボリュームのギャランティは無効になります 関連コンセプト ボリュームフットプリントとは (45 ページ ) 関連情報 ネットアップテクニカルレポート 3965: NetApp Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide Data ONTAP 8.1 (7-Mode) ボリュームギャランティの有効化 FlexVol のギャランティが無効になっている場合 ボリュームはギャランティが none の場合と同様に動作します ギャランティが無効になっているボリュームがある場合 すみやかにそれらのボリュームの空き容量を増やし 状況に対処してください 開始する前に FlexVol はオンラインである必要があります タスク概要 ギャランティが有効になっている場合 アグリゲート内のスペースが事前に割り当てられます ギャランティが無効になっているボリュームでは 書き込みや削除など スペースを必要とする操作が許可されない可能性があります ボリュームのギャランティが無効になっている場合 手動でボリュームサイズを拡張するためには ギャランティを有効に設定し直す必要があります ギャランティが無効で 自動拡張機能が有効になっているボリュームでは 引き続きサイズは自動的に拡張されます まずボリュームギャランティのステータスを調べることも 調べずにギャランティを有効にすることもできます ギャランティの有効化に失敗した場合 失敗の原因 ( 通常はスペース不足 ) と アグリゲート内に必要な空きスペースの容量が提示されます ギャランティタイプが none の場合 このギャランティタイプにはスペースが割り当てられないため 無効にされることはありません 手順 1. オプション : fields -space-guarantee -space-guarantee-enabled の各パラメータを指定して volume show コマンドを使用することで ボリュームギャランティのステータスとギャランティタイプを確認できます 例 次の例のコマンドは vs0 という名前の Storage Virtual Machine(SVM) 上にある vol2 というボリュームのギャランティのステータスを表示しています ギャランティは無効 (false) になっています cluster1::> volume show -vserver vs0 -volume vol2 -fields space-guarantee, space-guarantee-enabled vserver volume space-guarantee space-guarantee-enabled vs0 vol2 volume false
28 28 論理ストレージ管理ガイド この出力には ギャランティタイプと 指定したボリュームのギャランティが有効であるか無効であるかが示されています space-guarantee-enabled 列の値が true の場合 ギャランティは有効です この値が false の場合 ギャランティは無効です 2. ギャランティを有効に ( または再度有効に ) します ギャランティを有効にする対象 単一のボリューム 同じギャランティタイプのボリュームすべて 使用するコマンド volume modify vol_name -space-guarantee guarantee_type このコマンドは 指定されたギャランティタイプで単一のボリュームのギャランティを有効にします ( この処理に十分なスペース容量が確保されている場合 ) ボリュームに現在設定されているタイプとは別のギャランティを指定すると 指定したタイプに変更されてギャランティが有効になります volume modify { -space-guarantee guarantee_type - space-guarantee-enabled false } -space-guarantee guarantee_type このコマンドは 指定されたギャランティタイプのボリュームすべてのギャランティを有効にします 中括弧 ({}) で囲んだクエリ文字列内に指定したギャランティタイプが ターゲットギャランティタイプとして指定されたものと同じであることを確認します 違うタイプが指定されていると コマンドの実行時にボリュームのギャランティタイプが変更されます 次に どちらもギャランティタイプが volume である v1 と v3 という名前のボリュームのギャランティを再び有効にするコマンドの例を示します cluster1::> volume modify { -space-guarantee volume -space-guarantee-enabled false } -spaceguarantee volume Volume modify successful on volume: v1 Volume modify successful on volume: v3 2 entries were modified. ギャランティが有効になります ギャランティが有効にならなかった場合 ギャランティを有効にするためにアグリゲート内に作成する必要のある空きスペース容量を示すエラーメッセージが表示されます このコマンドを使って同じタイプの複数のギャランティを再度有効にした場合 そのギャランティを提供できるだけの十分な空きスペースが確保されていれば 指定されたギャランティタイプを持つすべてのボリュームでそのギャランティが有効になります 3. アグリゲート内にそのギャランティを有効にするだけのスペースが不足している場合 空きスペースを増やす必要があります 例 次の例では testvol という名前のボリュームのギャランティを有効にしようとしたときに表示されるエラーメッセージを示しています cluster1::> volume modify testvol -s volume Error: command failed: Unable to set volume attribute "space-guarantee" for volume "testvol" on Vserver "vs1". Reason: Request to enable guarantee for this volume failed because there is not enough space in the aggregate. Create 4.81MB of free space in the aggregate.
29 FlexVol の使用 ギャランティをもう一度有効にします ギャランティが有効になったかどうかを示すコマンドの結果を確認します それでもギャランティが有効になっていない場合 他の方法で空きスペースを増やす必要があります 5. オプション : いずれかのコマンドを使用して同じタイプの複数のギャランティを再度有効にした場合 -fields space-guarantee,space-guarantee-enabled パラメータを指定した volume show コマンドを使用して すべてのギャランティが有効になっていることを確認します 例 cluster1::> volume show -aggregate testaggr -fields space-guarantee,spaceguarantee-enabled (volume show) vserver volume space-guarantee space-guarantee-enabled thevs v1 volume true thevs v2 volume true thevs v3 volume true thevs v4 none true thevs v5 none true 5 entries were displayed. ギャランティが有効になっている場合 space-guarantee-enabled 列に true と表示されます ギャランティが有効になっていない場合は この列に false と表示されます 関連コンセプト FlexVol のボリュームギャランティの動作 (26 ページ ) FlexVol 内のスペースの作成方法 (48 ページ ) アグリゲート内のスペースを確保する方法 (49 ページ ) フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 フラクショナルリザーブ (LUN オーバーライトリザーブ ) では FlexVol のスペースリザーブ LUN およびスペースリザーブファイルのオーバーライトリザーブを無効にすることができます これはストレージ利用率を最大限にするのには効果的ですが スペース不足による書き込みエラーが悪影響を及ぼす環境では この設定を利用する場合の要件を確認しておく必要があります フラクショナルリザーブ設定はパーセンテージで表され 有効な値は 0~100 パーセントです フラクショナルリザーブ設定はボリュームの属性です フラクショナルリザーブを 0 に設定すると ストレージ利用率が向上します ただし ボリュームの空きスペースがなくなると ボリュームギャランティが volume に設定されていても ボリュームに格納されたデータにアクセスするアプリケーションがデータを利用できなくなることがあります ボリュームが適切に設定および使用されていれば 書き込みが失敗する可能性を最小限に抑えることができます 次の要件がすべて満たされている場合 Data ONTAP は フラクショナルリザーブが 0 に設定されたボリュームで ベストエフォート の書き込み保証を提供します 重複排除を使用していない 圧縮を使用していない FlexClone サブファイルを使用していない すべての FlexClone ファイルと FlexClone LUN で自動削除が有効になっているこれはデフォルト設定ではありません FlexClone ファイルや FlexClone LUN の自動削除は 作成時に設定するか作成後に変更して明示的に有効にする必要があります ODX コピーオフロードと FlexClone コピーオフロードを使用していない ボリュームギャランティが volume に設定されている
30 30 論理ストレージ管理ガイド ファイルスペースリザベーションまたは LUN スペースリザベーションが enabled に設定されている ボリュームの Snapshot リザーブが 0 に設定されている ボリュームの Snapshot コピーの自動削除が enabled に設定されていて コミットメントレベルが destroy 削除リストが lun_clone,vol_clone,cifs_share,file_clone,sfsr トリガーが volume になっているこの設定では 必要に応じて FlexClone ファイルと FlexClone LUN も削除されます 変更率が高いと 上記の必要な設定をすべて行っていても まれに Snapshot コピーの自動削除が追いつかなくなり ボリュームのスペースが不足することがあります また 必要に応じてボリュームの自動拡張機能を使用することで ボリュームの Snapshot コピーの自動削除が発生する可能性を抑えることができます 自動拡張機能を有効にする場合は 関連付けられたアグリゲートの空きスペースを監視する必要があります アグリゲートの空きスペースがなくなり ボリュームを拡張できなくなると ボリュームの空きスペースがなくなったときに削除される Snapshot コピーが増える可能性があります 上記のすべての設定要件を満たしていない場合 ボリュームがスペース不足にならないようにするには ボリュームのフラクショナルリザーブ設定を 100 に設定する必要があります これにより 事前に確保する必要がある空きスペースは増えますが 上記のテクノロジを使用する場合でもデータ変更処理が確実に実行されるようになります フラクショナルリザーブ設定のデフォルト値と有効値は ボリュームのギャランティによって異なります ボリュームギャランティ デフォルトのフラクショナルリザーブ 有効な値 ボリューム なし 関連コンセプト FlexVol のボリュームギャランティの動作 (26 ページ ) ファイルおよび LUN のスペースリザベーションの仕組み (25 ページ ) アグリゲートのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 (36 ページ ) FlexVol のスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 (34 ページ ) 関連タスク Snapshot コピーの自動削除 (32 ページ ) ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定 (32 ページ ) 関連情報 ネットアップテクニカルレポート 3965: NetApp Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide Data ONTAP 8.1 (7-Mode) ネットアップテクニカルレポート 3483: NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシンプロビジョニング
31 FlexVol の使用 31 ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための設定 Data ONTAP では FlexVol がフルに近くなったときに さまざまな方法でボリュームの空きスペースを自動的に増やすことができます どの方法をどのような順序で使用するかは アプリケーションやストレージアーキテクチャの要件に応じて選択できます タスク概要 Data ONTAP では ボリュームがフルになったときに 次のいずれかまたは両方の方法を使用して空きスペースを自動的に増やすことができます ボリュームのサイズを増やす ( 自動拡張 ) この方法は アグリゲートを含むボリュームに より大きいボリュームに対応できる十分なスペースが確保されている場合に有効です ボリュームの最大サイズは Data ONTAP で設定できます 拡張は ボリュームに書き込まれるデータ量と現在使用中のスペースの比率 およびしきい値設定に基づいて 自動的にトリガーされます 自動拡張は Snapshot コピーの作成時にはトリガーされません 自動拡張が有効になっていても 十分なスペースがないと Snapshot コピーの作成は失敗します Snapshot コピー FlexClone ファイル または FlexClone LUN を削除する たとえば クローンボリュームや LUN 内の Snapshot コピーにリンクされていない Snapshot コピーを自動的に削除するように設定したり 最初に削除される Snapshot コピー ( 最も古い または最も新しい Snapshot コピー ) を定義したりできます また Data ONTAP で Snapshot コピーの削除を開始するタイミング ( ボリュームがフルに近くなったとき ボリュームの Snapshot リザーブがフルに近くなったときなど ) を決定することもできます 両方の方法を有効にする場合 ボリュームがフルに近くなったときに最初にどちらの方法を試行するかを指定できます 最初の方法でボリュームの追加のスペースが十分に確保されない場合は 次にもう一方の方法が試行されます デフォルトでは Data ONTAP は初めにボリュームのサイズ拡張を試行します 削除した Snapshot コピーはリストアできないため 通常はデフォルトの設定が推奨されます ただし 可能なかぎりボリュームのサイズを拡張しないようにする必要がある場合は ボリュームサイズを拡張する前に Snapshot コピーを削除するように Data ONTAP を設定できます 手順 1. ボリュームがフルに近くなったときにボリュームサイズの拡張を試行するように設定する場合は volume autosize コマンドで grow モードを指定して ボリュームに対する自動拡張機能を有効にします ボリュームの拡張では 関連付けられているアグリゲートの空きスペースが使用されることに注意してください スペースが必要なときは常にボリュームを拡張して対処する場合は 関連付けられているアグリゲートの空きスペースを監視し 必要に応じて追加する必要があります 2. ボリュームがフルに近くなったときに Snapshot コピー FlexClone ファイル または FlexClone LUN を削除するように設定する場合は 該当するタイプのオブジェクトの自動削除を有効にします 3. ボリュームの自動拡張機能と自動削除機能の両方を有効にした場合は volume modify コマンドで -space-mgmt-try-first オプションを使用して ボリュームの空きスペースを確保するために最初に実行する方法を選択します 最初にボリュームサイズを拡張するには ( デフォルト ) volume_grow を使用します 最初に Snapshot コピーを削除するには snap_delete を使用します 関連コンセプト FlexVol が FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN から空きスペースを自動再生する仕組み (75 ページ )
32 32 論理ストレージ管理ガイド FlexVol 内のスペースの作成方法 (48 ページ ) 関連タスク Snapshot コピーの自動削除 (32 ページ ) FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するための FlexVol の設定 (76 ページ ) Snapshot コピーの自動削除 Snapshot コピーと FlexClone LUN の自動削除ポリシーを定義して有効にすることができます Snapshot コピーと FlexClone LUN の自動削除はスペース使用の管理に役立ちます タスク概要 読み書き可能なボリュームの Snapshot コピーと読み書き可能な親ボリュームの FlexClone LUN について 自動的に削除されるように設定できます Infinite Volume や読み取り専用のボリューム (SnapMirror デスティネーションボリュームなど ) の Snapshot コピーについては 自動削除は設定できません 手順 1. volume snapshot autodelete modify コマンドを使用して Snapshot コピーの自動削除ポリシーを定義して有効にします このコマンドのパラメータについては volume snapshot autodelete modify のマニュアルページを参照してください 各種のパラメータを使用して 要件に合わせてポリシーを定義できます 例 次に Storage Virtual Machine(SVM)vs0.example.com に属するボリューム vol3 に対して Snapshot コピーの自動削除を有効にするコマンドを示します このコマンドでは trigger を snap_reserve に設定しています cluster1::> volume snapshot autodelete modify -vserver vs0.example.com -volume vol3 -enabled true -trigger snap_reserve 例 次に Storage Virtual Machine(SVM)vs0.example.com に属するボリューム vol3 に対して Snapshot コピーと対象としてマークされた FlexClone LUN の自動削除を有効にするコマンドを示します cluster1::> volume snapshot autodelete modify -vserver vs0.example.com -volume vol3 -enabled true -trigger volume -commitment try -deleteorder oldest_first -destroy-list lun_clone,file_clone 関連タスク FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するための FlexVol の設定 (76 ページ ) ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定 必要なスペースに応じてボリュームを自動的に拡張または縮小するように設定できます 自動縮小機能を使用すると ボリュームがスペース不足になることを防止できます ( アグリゲートが追加の
33 FlexVol の使用 33 スペースを提供できる場合 ) 自動縮小機能を使用すると ボリュームが必要以上に拡張されるのを防止し アグリゲート内の空きスペースを他のボリュームで利用できます 開始する前に FlexVol はオンラインである必要があります タスク概要 自動縮小は 変化し続けるスペース需要に対応するために自動拡張とセットで使用され 単独で使用されることはありません 自動縮小を有効にした場合 自動拡張と自動縮小の処理が無限に繰り返されないように縮小動作が自動的に制御されます ボリュームが拡張されると 格納できるファイルの最大数が自動的に増える可能性があります ボリュームが縮小されても格納できるファイルの最大数は変わらず ボリュームが縮小前のファイルの最大数に対応するサイズよりも小さくなることはありません そのため 自動縮小でボリュームを最初のサイズまで縮小できるとは限りません デフォルトでは ボリュームの最大サイズは 自動拡張を有効にした時点のサイズの 120% まで拡張できます 120% よりも大きく拡張する必要がある場合は 必要に応じてボリュームの最大サイズを設定してください 手順 1. ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するように設定します volume autosize -vserver vserver_name vol_name -mode grow_shrink 例 次に test2 という名前のボリュームで自動サイズ変更を有効にするコマンドを示します ボリュームの 60% が使用された時点で縮小を開始するように設定します 拡張を開始するタイミングおよびボリュームの最大サイズについてはデフォルト値のままです cluster1::> volume autosize -vserver vs2 test2 -shrink-thresholdpercent 60 vol autosize: Flexible volume "vs2:test2" autosize settings UPDATED. Volume modify successful on volume: test2 自動縮小と Snapshot コピーの自動削除両方を有効にするための要件 特定の設定要件を満たせば 自動縮小機能を Snapshot コピーの自動削除と併用できます 自動縮小機能と Snapshot コピーの自動削除機能両方を有効にする場合 設定が次の要件を満たす必要があります Snapshot コピーの削除を実行する前に ボリュームサイズの拡張を実行するように Data ONTAP を設定します (-space-mgmt-try-first オプションを volume_grow に設定します ) Snapshot コピーの自動削除のトリガーは ボリュームがフルの状態にする必要があります (trigger パラメータを volume に設定します ) 自動縮小機能と Snapshot コピーの削除機能の連動 自動縮小機能は FlexVol のサイズを縮小するため ボリューム Snapshot コピーの自動削除のタイミングにも影響します 自動縮小機能は 次のようにボリューム Snapshot コピーの自動削除と連動します
34 34 論理ストレージ管理ガイド grow_shrink オートサイズモードと Snapshot コピーの自動削除が両方有効になっている場合 ボリュームサイズが縮小すると Snapshot コピーの自動削除がトリガーされることがあります これは Snapshot リザーブがボリュームサイズに対する割合 ( デフォルトは 5%) に基づいているためです 基となるボリュームサイズが小さくなったことにより Snapshot コピーがリザーブからオーバーフローし 自動的に削除されます grow_shrink オートサイズモードが有効な場合に Snapshot コピーを手動で削除すると 自動ボリューム縮小がトリガーされる可能性があります FlexVol のスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 Data ONTAP では FlexVol がスペース不足になると 該当するボリュームにスペースを追加して対処できるように EMS メッセージが表示されます アラートの種類とその対処方法を理解しておくと データの可用性を維持するのに役立ちます ボリュームがフルとみなされるのは アクティブファイルシステム ( ユーザデータ ) で使用可能なボリュームのスペースの割合がしきい値 ( 設定可能 ) を下回った場合です ボリュームが過剰割り当ての状態になると メタデータを格納したり基本的なデータアクセスをサポートしたりするために Data ONTAP で使用されるスペースが不足した状態になります 他の目的のために確保されているスペースを使用してボリュームを引き続き利用できる場合もありますが スペースリザベーションやデータの可用性を維持できなくなるリスクがあります 過剰割り当てには 論理的なものと物理的なものがあります 論理的な過剰割り当ては 将来のコミット ( スペースリザベーションなど ) のために確保されているスペースが他の目的に使用された状態を示します 物理的な過剰割り当ては ボリュームで使用する物理ブロックが不足した状態を示します この状態のボリュームには 書き込みができなくなったり オフラインになったりするリスクがあり これが原因でコントローラが停止してしまう可能性もあります ボリュームはメタデータ用に使用または確保されているスペースによって 100% を超えることがありますが 100% を超えているからといって必ずしも過剰割り当ての状態であるとは限りません 次の表に ボリュームのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートについて それぞれの問題への対処方法と対処しなかった場合のリスクを示します アラートの種類 EMS レベル 設定の可否 定義 対処方法 対処しなかっ た場合のリス ク ほぼフル デバッグ Y ファイルシステムがこのアラートのしきい値 ( デフォルト値は 95%) を超えています この割合は Used の合計から Snapshot リザーブのサイズを引いた値です ボリュームサイズを増やす ユーザデータを減らす 書き込み処理やデータ可用性に対する影響はまだありません フル デバッグ Y ファイルシステムがこのアラートのしきい値 ( デフォルト値は 98%) を超えています この割合は Used の合計から Snapshot リザーブのサイズを引いた値です ボリュームサイズを増やす ユーザデータを減らす 書き込み処理やデータ可用性に対する影響はまだありませんが もう少しで書き込み処理ができなくなるリスクがあります
35 FlexVol の使用 35 アラートの種類 論理的な過剰割り当て EMS レベル SVC エラー 設定の可否 定義 対処方法 対処しなかっ た場合のリス ク N ファイルシステムがフルの状態で さらにメタデータ用のボリュームのスペースが不足しています ボリュームサイズを増やす Snapshot コピーを削除する ユーザデータを減らす ファイルまたは LUN のスペースリザベーションを無効にする リザーブされていないファイルに対する書き込み処理が失敗する可能性があります 物理的な過剰割り当て ノードエラー N ボリュームで書き込み可能な物理ブロックが不足しています ボリュームサイズを増やす Snapshot コピーを削除する ユーザデータを減らす 書き込み処理ができなくなり データの可用性を維持できなくなるリスクがあり ボリュームがオフラインになる可能性もあります あるボリュームで フルの割合が上下してしきい値にかかるたびに EMS メッセージが生成されます ボリュームのフルレベルがしきい値を下回ると volume ok という EMS メッセージが生成されます 関連コンセプト アグリゲートのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 (36 ページ ) 関連タスク ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための設定 (31 ページ ) 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 システムアドミニストレーションガイド
36 36 論理ストレージ管理ガイド アグリゲートのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 Data ONTAP では アグリゲートがスペース不足になると 該当するアグリゲートにスペースを追加して対処できるように EMS メッセージが表示されます アラートの種類とその対処方法を理解しておくと データの可用性を維持するのに役立ちます アグリゲートがフルとみなされるのは アグリゲートのスペースのうちボリュームで使用可能な割合が事前に定義されたしきい値を下回った場合です アグリゲートが過剰割り当ての状態になると メタデータを格納したり基本的なデータアクセスをサポートしたりするために Data ONTAP で使用されるスペースが不足した状態になります 他の目的のために確保されているスペースを使用してアグリゲートを引き続き利用できる場合もありますが アグリゲートに関連付けられているボリュームのボリュームギャランティやデータの可用性を維持できなくなるリスクがあります 過剰割り当てには 論理的なものと物理的なものがあります 論理的な過剰割り当ては 将来のコミット ( ボリュームギャランティなど ) のために確保されているスペースが他の目的に使用された状態を示します 物理的な過剰割り当ては アグリゲートで使用する物理ブロックが不足した状態を示します この状態のアグリゲートには 書き込みができなくなったり オフラインになったりするリスクがあり これが原因でコントローラが停止してしまう可能性もあります 次の表に アグリゲートのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートについて それぞれの問題への対処方法と対処しなかった場合のリスクを示します アラートの種類 EMS レベル 設定の可否 定義 対処方法 対処しなかっ た場合のリス ク ほぼフル デバッグ N ボリュームに割り当てられたスペース量 ( ギャランティも含む ) がこのアラートのしきい値 (95%) を超えています この割合は Used の合計から Snapshot リザーブのサイズを引いた値です アグリゲートにストレージを追加する ボリュームを縮小するか削除する スペースが多い別のアグリゲートにボリュームを移動する 書き込み処理やデータ可用性に対する影響はまだありません ボリュームギャランティを削除する (none に設定する )
37 FlexVol の使用 37 アラートの種類 EMS レベル 設定の可否 定義 対処方法 対処しなかっ た場合のリス ク フル デバッグ N ファイルシステムがこのアラートのしきい値 (98%) を超えています この割合は Used の合計から Snapshot リザーブのサイズを引いた値です アグリゲートにストレージを追加する ボリュームを縮小するか削除する スペースが多い別のアグリゲートにボリュームを移動する アグリゲート内のボリュームのボリュームギャランティを維持できなくなったり ボリュームに対する書き込み処理ができなくなったりするリスクがあります ボリュームギャランティを削除する (none に設定する ) 論理的な過剰割り当て SVC エラー N ボリューム用に確保されたスペースがフルの状態で さらにメタデータ用のアグリゲートのスペースが不足しています アグリゲートにストレージを追加する ボリュームを縮小するか削除する スペースが多い別のアグリゲートにボリュームを移動する アグリゲート内のボリュームのボリュームギャランティを維持できなくなったり ボリュームに対する書き込み処理ができなくなったりするリスクがあります ボリュームギャランティを削除する (none に設定する )
38 38 論理ストレージ管理ガイド アラートの種類 物理的な過剰割り当て EMS レベル ノードエラー 設定の可否 定義 対処方法 対処しなかっ た場合のリス ク N アグリゲートで書き込み可能な物理ブロックが不足しています アグリゲートにストレージを追加する ボリュームを縮小するか削除する スペースが多い別のアグリゲートにボリュームを移動する アグリゲート内のボリュームに対する書き込み処理ができなくなり データの可用性を維持できなくなるリスクがあり アグリゲートがオフラインになる可能性もあります 最悪の場合 ノードが停止することもあります あるアグリゲートで フルの割合が上下してしきい値にかかるたびに EMS メッセージが生成されます アグリゲートのフルレベルがしきい値を下回ると aggregate ok という EMS メッセージが生成されます 関連コンセプト FlexVol のスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処方法 (34 ページ ) 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 システムアドミニストレーションガイド ボリュームまたはアグリゲートのスペース使用量を判定する方法 ある機能を Data ONTAP で有効にすると 想定以上のスペースが消費されることがあります Data ONTAP では 消費されるスペースを ボリューム アグリゲート内のボリュームのフットプリント およびアグリゲートの 3 つの観点から判定できます ボリューム アグリゲート またはその両方でのスペース消費またはスペース不足により ボリュームのスペースが不足することがあります スペース使用量の機能別の内訳をさまざまな観点から確認することで 調整や無効化 およびその他の対処 ( アグリゲートやボリュームのサイズ拡張など ) が必要な機能を判断できます スペース使用量は 以下の観点から詳細に確認できます ボリュームのスペース使用量 Snapshot コピーによる使用量も含めて ボリューム内のスペース使用量の詳細を確認できます ボリュームのスペース使用量は volume show-space コマンドを使用して表示できます アグリゲート内のボリュームのフットプリントボリュームのメタデータも含め 包含アグリゲートで各ボリュームが使用しているスペースの量に関する詳細を把握できます アグリゲートを備えたボリュームのフットプリントは volume show-footprint コマンドで確認できます アグリゲートのスペース使用量
39 FlexVol の使用 39 アグリゲートに含まれるすべてのボリュームのボリュームフットプリント アグリゲート Snapshot コピーにリザーブされたスペース およびその他のアグリゲートメタデータの合計です アグリゲートのスペース使用量は storage aggregate show-space コマンドを使用して確認できます テープバックアップおよび重複排除などの特定の機能は ボリュームからとアグリゲートから直接 メタデータ用のスペースを使用します これらの機能については ボリュームとボリュームのフットプリントで異なるスペース使用量が表示されます 関連コンセプト ファイルおよびディレクトリの容量を変更する際の注意事項および考慮事項 (50 ページ ) FlexVol に許可される最大ファイル数の変更に関する考慮事項 (50 ページ ) ボリュームのスペース使用量を判定および制御する方法 ボリュームのスペース使用量に関する詳細を表示して Data ONTAP 機能のスペース消費を把握し その使用スペースを減らすことができます ボリュームのアクティブファイルシステム (Snapshot コピーでキャプチャされないボリュームデータ ) は ユーザデータ ファイルシステムメタデータ および inode で構成されています Data ONTAP の機能によって メタデータの量が増えることがあります また Snapshot コピーは アクティブファイルシステムのユーザデータ領域からオーバーフローすることがあります volume show-space コマンドを使用すると ボリュームの使用済みスペースの状況が表示されます Infinite Volume のコンスティチュエントは スペース使用量コマンドの出力には FlexVol であるかのように表示されます たとえば ボリューム内のすべてのデータを削除したのに 大量のスペースが使用されているように df コマンド出力に表示される理由を調べたいとします この場合 volume show-space コマンドの出力には Snapshot コピー inode または縮小されないその他のメタデータが原因である可能性があることが表示されます コマンド出力には 値が 0 になる行は表示されません ただし -instance パラメータを使用すると スペースを使用していない無効になっている機能も含め すべての機能の行を表示できます 表示するデータがない行については 値の欄に - が表示されます 次の表は volume show-space コマンド出力の代表的な行と その機能によって使用されるスペース使用量を減らす方法を示しています このコマンドの出力は 次の主なカテゴリで構成されています ユーザデータ ボリュームメタデータ Snapshot コピー情報 使用済みスペース その他の機能 ( 重複排除など ) によって消費されるスペースを減らす方法については 該当する Data ONTAP ガイドを参照してください ギャランティタイプが None のボリュームで使用できるスペースは アグリゲート内の使用可能なスペースによって制限されます ユーザデータ 次の出力行は ユーザデータに関連しています
40 40 論理ストレージ管理ガイド 行 / 機能名説明スペース使用量を減らすための方法 User Data ユーザデータに関連するすべて ボリュームに書き込まれたデータ ユーザ inode に関連付けられている間接ブロックおよびディレクトリブロック およびボリューム上のリザーブスペースが含まれます ユーザデータを削除します ファイルまたは LUN のスペースリザベーションを無効にします スペースリザベーションを無効にすると これらのファイルまたは LUN への書き込みを保証する Data ONTAP の機能が無効になります その結果 スペース不足のために書き込み処理が失敗することがあります スペースリザベーションの無効化は一時的な手段です ボリュームに空きスペースを追加次第 再度有効にしてください ボリュームメタデータ 次の出力行は ボリュームメタデータに関連しています 行 / 機能名説明スペース使用量を減らすための方法 Deduplication / Deduplication Percent Temporary Deduplication / Temporary Deduplication Percent Filesystem Metadata / Filesystem Metadata Percent SnapMirror Metadata / SnapMirror Metadata Percent Tape Backup Metadata / Tape Backup Metadata Percent 重複排除メタデータファイルによって使用されているスペース量 一時的な重複排除メタデータファイルによって使用されているスペースの量 Data ONTAP によって必要とされるファイルシステムの内部追跡 SnapMirror メタデータファイルによって使用されているスペース量 この行は 論理レプリケーションのみに該当します 転送中 追加スペースが一時的に使用されます ボリューム上でテープバックアップメタデータファイルによって使用されているスペース量 重複排除によって得られるスペース削減量と 必要なメタデータのサイズを比較します メタデータの要件がスペース削減量よりも大きい場合 ボリュームの重複排除を無効にします 直接制御する方法はありません 一時的なメタデータ使用量は 重複排除スキャナの実行後に減少します 直接制御する方法はありません 直接制御する方法はありません 転送が終了し 一時的に使用されている追加のスペースが解放されるのを待ちます テープバックアップメタデータによって消費されるスペースは 次回のベースライン ( レベル 0) バックアップが正常に実行されるとクリアされます ベースラインバックアップを手動で開始するか 次のスケジュールされた時刻に実行されるのを待ちます
41 FlexVol の使用 41 行 / 機能名説明スペース使用量を減らすための方法 Quota Metadata / Quota Metadata Percent Performance Metadata / Performance Metadata Percent Inodes / Inodes Percent クォータメタデータファイルによって使用されているスペース量 パフォーマンス最適化処理によって使用されているスペース量 この行の値は ボリュームでそれまでに作成されたファイルの最大数に比例します クォータを無効にします 直接制御する方法はありません 現在の使用量を直接制御する方法はありません 最大公開 inode 設定 (maxfiles) を減らすことによって inode の割り当てに使用される最大量を減らすことができます ただし inode に割り当て済みのスペースはボリュームに戻されないため すでに使用している inode がある場合はこの処理は効果がありません Snapshot コピー情報 次の出力行は Snapshot コピーに関連しています 行 / 機能名説明スペース使用量を減らすための方法 Snapshot Reserve Snapshot Reserve Unusable 現在のボリュームサイズの割合 Snapshot リザーブは Snapshot コピーがリザーブにない場合でも使用済みのスペースとしてカウントされます ボリュームがフルでないときは Snapshot リザーブをアクティブファイルシステムに使用することはできません この行は df コマンドで.snapshot 行に使用される合計スペースと同じです アクティブファイルシステムでのスペース使用量がボリュームで割り当てられているスペースを超える場合 Snapshot リザーブ用に割り当てられているスペースを使用できます この行には アクティブファイルシステムで使用されているために Snapshot コピーに使用できない Snapshot リザーブ用に当初割り当てられていたスペース量が表示されます この値はマイナスで表示されます volume modify コマンドで -percentsnapshot-space パラメータを使用して ボリューム内の Snapshot コピーに使用できるスペースを減らすことができます ユーザデータを削除するかボリュームメタデータを減らしてアクティブファイルシステムのサイズを小さくします
42 42 論理ストレージ管理ガイド 行 / 機能名説明スペース使用量を減らすための方法 Snapshot Spill Snapshot によって使用されている Snapshot リザーブサイズを超えるスペースで アクティブファイルシステムにオーバーフローしている量 このスペースは Snapshot コピーが削除されるまで アクティブファイルシステムへの書き込みには使用できません この行にゼロ以外の値が表示される場合 Snapshot リザーブが現在の構成に対して適切に設定されていないことを示しています Volume クローン SnapMirror および定期的にスケジュールされた Snapshot コピーは Snapshot コピーのオーバーフローの原因となる可能性があります Snapshot リザーブのサイズを増やします 手動で または Snapshot 自動削除機能を有効にして ボリューム Snapshot コピーを削除します SnapMirror スケジュールを変更します 使用済みスペース 次の出力行は ボリュームの合計使用済みスペースに関連しています 行 / 機能名 Total Used Total Physica l Used 説明 ボリュームの合計使用済みスペース Snapshot リザーブ全体に割り当てられているスペースおよびアクティブファイルシステムのスペースを含みます この行は volume show コマンドの出力の used フィールドと同等です Snapshot スペースは使用済みスペースとして処理されるため この行は df コマンドの出力よりも大きくなります df コマンドでは この行は used 列のボリュームの使用済みスペースと Snapshot 使用済みスペース (.snapshot) 行の Snapshot 合計 (total 列 ) を加算した値と等しくなります Snapshot オーバーフローがある場合 volume show-space コマンドでは 使用済みスペースは一度だけカウントされます 一方 df コマンドでは アクティブファイルシステムおよび.snapshot 行両方に使用されているスペースが表示されます 将来使用するために予約されているスペースではなく 現在使用されているスペースの合計 Snapshot コピーで使用されているスペースなどが含まれます スペース使用量を減らすための方法 個々の出力行に対する方法を使用できます 個々の出力行に対する方法を使用できます Snapshot オーバーフローと重複排除が発生している場合の出力例 重複排除を有効にした FlexVol で Snapshot コピーが Snapshot リザーブを超えている場合の出力例を次に示します
43 FlexVol の使用 43 cluster1::> volume show-space testvol (volume show-space) Vserver : thevs Volume : testvol Feature Used Used% User Data 853.4MB 42% Filesystem Metadata 468KB 0% Inodes 16KB 0% Snapshot Reserve 102.4MB 5% Snapshot Spill 429.9MB 21% Deduplication 215KB 0% Total Used 1.35GB 68% Snapshot リザーブを使用できない場合の出力例 FlexVol でアクティブファイルシステムがフルになったために Snapshot リザーブの一部をアクティブファイルシステムに使用している場合の出力例を次に示します cluster1::> volume show-space testvol2 Vserver : thevs Volume : testvol2 Feature Used Used% User Data 19.57MB 98% Filesystem Metadata 100KB 0% Inodes 108KB 1% Snapshot Reserve 1MB 5% Snapshot Reserve Unusable -396KB 2% Total Used 20.39MB 102% ボリュームのアグリゲートでのスペース使用量を確認および制御する方法 アグリゲートのスペースを最も使用しているのはどの FlexVol または Infinite Volume コンスティチュエントか また具体的にボリュームのどの機能が最も使用しているのかを確認することができます ボリュームによる占有量 ( 包含アグリゲートでのスペースの使用量 ) に関する情報を確認するには volume show-footprint コマンドを使用します volume show-footprint コマンドの出力には アグリゲート内の各ボリューム ( オフラインのボリュームを含む ) によるスペース使用量の詳細が表示されます このコマンドは df コマンドの出力にそのまま対応しているわけではなく volume show-space コマンドでも aggregate showspace コマンドでも出力されない情報を提供します 割合の値はいずれもアグリゲートのサイズを基準とした値です コマンド出力には 値が 0 になる行は表示されません ただし -instance パラメータを使用すると スペースを使用していない無効になっている機能も含め すべての機能の行を表示できます 表示するデータがない行については 値の欄に - が表示されます Infinite Volume のコンスティチュエントは スペース使用量コマンドの出力には FlexVol であるかのように表示されます testvol という名前のボリュームに対する volume show-footprint コマンドの出力例を次に示します
44 44 論理ストレージ管理ガイド cluster1::> volume show-footprint testvol Vserver : thevs Volume : testvol Feature Used Used% Volume Data Footprint 120.6MB 4% Volume Guarantee 1.88GB 71% Flexible Volume Metadata 11.38MB 0% Delayed Frees 1.36MB 0% Total Footprint 2.01GB 76% 次の表に volume show-footprint コマンドの出力の主な行についての説明と それぞれの機能によるスペース使用量を削減する方法を示します 行 / 機能名説明 / 行の内容削減方法の例 Volume Data Footprint Volume Guarantee Flexible Volume Metadata アクティブなファイルシステムのボリュームのデータに使用されている包含アグリゲート内のスペースと ボリュームの Snapshot コピーに使用されているスペースの合計 この行の値にはリザーブスペースは含まれません そのため ボリュームにリザーブファイルがある場合は volume show-space コマンドで出力されるボリュームによる合計スペース使用量はこれよりも多い場合があります ボリュームによって以降の書き込み用にリザーブされているアグリゲート内のスペース リザーブされるスペースの量はボリュームのギャランティタイプによって異なります ボリュームのメタデータファイルに使用されているアグリゲート内のスペースの合計 ボリュームからデータを削除します ボリュームから Snapshot コピーを削除します ボリュームのギャランティタイプを none に変更します この行が 0 になります ボリュームギャランティを none にしてボリュームを構成する場合は ストレージの可用性に与える影響についてテクニカルレポート 3965 または 3483 で確認してください 直接制御する方法はありません
45 FlexVol の使用 45 行 / 機能名説明 / 行の内容削減方法の例 Delayed Frees File Operation Metadata Total Footprint パフォーマンス目的で Data ONTAP で使用されていた すぐには解放できないブロック アグリゲートのスペースを解放する処理は パフォーマンスを向上させるためにバッチ方式で処理されるため Data ONTAP が FlexVol 内のブロックを解放しても そのスペースがアグリゲートですぐに空きスペースとなるとは限りません このような FlexVol 内で空きブロックとして宣言され アグリゲートではまだ解放されていないブロックは 遅延解放ブロック と呼ばれます SnapMirror のデスティネーションについては 値が 0 になるため この行は表示されません ファイル処理メタデータ用にリザーブされているスペースの合計 ファイル処理メタデータに使用されたスペースは 空きスペースとしてアグリゲートに戻されませんが 後続のファイル処理で再利用されます ボリュームで使用されているアグリゲート内のスペースの合計 すべての行を合計した値です 直接制御する方法はありません 直接制御する方法はありません 上記のいずれかの方法でボリュームによるスペース使用量を削減します 関連コンセプト FlexVol 内のスペースの作成方法 (48 ページ ) アグリゲート内のスペースを確保する方法 (49 ページ ) ボリュームフットプリントとは (45 ページ ) 関連情報 ネットアップテクニカルレポート 3965: NetApp Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide Data ONTAP 8.1 (7-Mode) ネットアップテクニカルレポート 3483: NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシンプロビジョニング ボリュームフットプリントとは ボリュームフットプリントとは アグリゲート内でボリュームが使用しているスペース容量です ボリュームフットプリントが何で構成されるかを理解しておくと ボリュームに必要なスペースを判断するのに役立ちます ボリュームフットプリントは ユーザのデータおよびメタデータが使用するスペースで構成されます メタデータには ボリューム内部ではなくアグリゲート内に存在するメタデータも含まれます このため 次の図に示すように ボリューム容量がボリュームサイズよりも大きくなる場合があります
46 46 論理ストレージ管理ガイド アグリゲート内のスペースの使用量を確認する方法 aggregate show-space コマンドを使用して 1 つまたは複数のアグリゲート内のすべてのボリュームによるスペース使用量を確認することができます この情報から包含アグリゲートのスペースを最も使用しているボリュームを確認すると 空きスペースを増やすための対処方法を講じる際に役立ちます アグリゲートの使用スペースは アグリゲートに含まれる FlexVol および Infinite Volume コンスティチュエントで使用されるスペースに直接左右されます また ボリュームのスペースを増やすための操作もアグリゲートのスペースに影響します アグリゲートがオフラインの場合は値は表示されません コマンド出力には 値が 0 になる行は表示されません ただし -instance パラメータを使用すると スペースを使用していない無効になっている機能も含め すべての機能の行を表示できます 表示するデータがない行については 値の欄に - が表示されます aggregate show-space コマンドの出力に含まれる行を次に示します Volume Footprints アグリゲート内のすべてのボリュームによる占有量の合計 これには 包含アグリゲート内のすべてのボリュームのデータおよびメタデータ用に使用またはリザーブされているすべてのスペースが含まれます 包含アグリゲート内のすべてのボリュームを削除した場合 このスペースが解放されることになります Infinite Volume のコンスティチュエントは スペース使用量コマンドの出力には FlexVol であるかのように表示されます Aggregate Metadata アグリゲートで必要なファイルシステムメタデータ ( 割り当てビットマップや inode ファイルなど ) の合計 Snapshot Reserve ボリュームサイズに基づいてアグリゲート Snapshot コピー用にリザーブされているスペース このスペースは使用済みとみなされ ボリュームやアグリゲートのデータまたはメタデータ用に使用することはできません Snapshot Reserve Unusable 当初はアグリゲート Snapshot リザーブ用に割り当てられていたスペース アグリゲートに関連付けられたボリュームで使用されているため アグリゲート Snapshot コピーでは使用できません アグリゲート Snapshot リザーブが 0 以外のアグリゲートの場合にのみ表示されます Total Used ボリューム メタデータ Snapshot コピー用に使用またはリザーブされているアグリゲート内のスペースの合計 Total Physical Used 将来使用するためにリザーブされているのではなく 現在データに使用されているスペース アグリゲート Snapshot コピー用に使用されるスペースが含まれます
47 FlexVol の使用 47 Snapshot オーバーフローについての行は表示されません Snapshot リザーブが 5% のアグリゲートに対する aggregate show-space コマンドの出力例を次に示します Snapshot リザーブが 0 の場合は その行は表示されません cluster1::> storage aggregate show-space Aggregate : wqa_gx106_aggr1 Feature Used Used% Volume Footprints 101.0MB 0% Aggregate Metadata 300KB 0% Snapshot Reserve 5.98GB 5% Total Used 6.07GB 5% Total Physical Used 34.82KB 0% Snapshot コピーおよび Snapshot リザーブによるボリュームのスペース使用 FlexVol または Infinite Volume の Snapshot リザーブ領域について および Snapshot オーバーフローについて理解することは Snapshot リザーブの適切なサイズ設定に役立ちます FlexVol の場合は Snapshot の自動削除機能を有効にすべきかどうかの判断に役立ちます Snapshot コピーが Snapshot リザーブよりも多くのスペースを使用する場合 オーバーフローしてアクティブなファイルシステムのスペースを使用します ボリュームの Snapshot リザーブ領域は Snapshot コピー専用にリザーブされているスペースです ボリュームのユーザデータまたはメタデータには使用できません Snapshot リザーブのサイズは 現在のボリュームサイズに対するパーセンテージで指定され Snapshot コピーの数や Snapshot コピーが消費するスペース量とは関係ありません Snapshot リザーブに割り当てられたすべてのスペースが使用されても アクティブファイルシステム ( ユーザデータおよびメタデータ ) に空きがある場合 Snapshot コピーは Snapshot リザーブよりも多くのスペースを使用でき アクティブファイルシステムにオーバーフローします この追加で使用されるスペースは Snapshot オーバーフローと呼ばれます 次の図は Snapshot オーバーフローが発生していない FlexVol を示しています 左側の 2 つのブロックは ボリュームのスペースのうち ユーザデータおよびメタデータで使用済みのスペースと使用可能なスペースを示しています 右側の 2 つのブロックは Snapshot リザーブのうち 使用済みのスペースと未使用のスペースを示しています Snapshot リザーブのサイズを変更した場合に変わってくるのは 右側のブロックです 利用可能なスペース 次の図は Snapshot オーバーフローが発生している FlexVol を示しています Snapshot リザーブ領域はいっぱいで Snapshot コピーは ユーザデータとメタデータ領域の使用可能なスペースの一部にオーバーフローしています Snapshot リザーブのサイズは同じままです
48 48 論理ストレージ管理ガイド 利用可能なスペース Snapshot コピーの詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください df コマンドおよびスペース使用量コマンドを使用する場合 df コマンドは ボリュームまたはアグリゲート内の使用済みスペースと利用可能なスペースに関する簡潔な情報が必要な場合に使用します ボリューム内の機能 アグリゲート またはアグリゲート内のボリュームフットプリント別の 詳細なスペース使用量が必要な場合は スペース使用量コマンドを使用します df コマンドは 各ボリュームの利用可能なスペースまたは使用済みスペースの量を簡単に把握したい場合に便利です df コマンド ( または volume show および aggregate show コマンド ) を使用して合計スペース 利用可能なスペース 使用済みスペースを確認します ボリュームまたはアグリゲート内でのスペースの使用状況に関する詳細な情報が必要な場合は そのボリュームまたはアグリゲートに対して show-space および show-footprint コマンド ( スペース使用量コマンド ) を使用します スペース使用量コマンドは 使用済みスペースの詳細と スペース使用の要因になっている Data ONTAP 機能についての情報も提供します これらのコマンドは たとえば ボリュームにデータが存在しないにもかかわらず df コマンドの出力に使用済みスペースが示されている理由を理解するのに役立ちます 使用済みスペースは クライアントからアクセスされていないシステムに対しても常に変化しています このため 2 つの異なるスペース使用量コマンド または同じコマンドを間を置かずに 2 回実行した場合の出力を比較しないでください 関連参照情報 スペース情報を表示するコマンド (56 ページ ) FlexVol 内のスペースの作成方法 FlexVol 内にスペースを作成する方法は複数あります これらの方法の内容およびそれぞれの利点と欠点を理解することは 要件に合わせて最適な方法を決定する際に役立ちます ボリュームにスペースを作成する一般的な方法は次のとおりです ボリュームのサイズを増やします 手動で実行することも 自動拡張機能を有効にすることで自動で実行することもできます df コマンドで Snapshot リザーブが 100% フルではないと表示される場合は Snapshot リザーブのサイズを減らします これにより アクティブファイルシステムに利用可能なスペースが作成されます アグリゲートのスペースを増やします この結果 ボリューム用のスペースが直接または間接的に増加します 次に例を示します アグリゲートのスペースを増やすと 自動拡張機能でボリュームのサイズを自動的に増やせるようになります
49 FlexVol の使用 49 ギャランティが none に設定されたボリュームでは アグリゲートの空きスペースによってボリュームの空きスペースが制限されます 重複排除 圧縮などのストレージ効率化テクノロジを有効にします Snapshot リザーブが 100% フルで Snapshot コピーがアクティブファイルシステムにオーバーフローしている場合 ボリューム Snapshot コピーを削除します Snapshot コピーは手動で削除することも ボリュームの Snapshot 自動削除機能を有効にして自動で削除することもできます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を手動で削除するか 自動削除を有効にします ボリュームにリザーブファイルが含まれるか フラクショナルリザーブが 100% フルの場合 ( 一時的に ) フラクショナルリザーブを 0% に変更します この方法は スペースを作成するためにのみ一時的に使用してください フラクショナルリザーブを 0% に設定すると上書きが失敗することがありますが 特定の環境では書き込みエラーは許容されません ファイルを削除します ボリュームが 100% フルの場合は ボリューム Snapshot コピーまたは重複排除などのブロック共有に属するファイルは削除できない可能性があり スペースはリカバリできません さらに ファイルを削除するためにディレクトリを変更すると追加のスペースが必要になることがあり その場合はファイルの削除によって実際にはスペースが消費されます これらの条件下では 次のいずれか 1 つを実行できます advanced 権限レベルで利用できる rm コマンドを使用して ボリュームが Snapshot コピーで占有されている状態でもファイルを削除します 前述のいずれかの方法でボリュームおよびアグリゲートに追加のスペースを作成し ファイルの削除に利用可能なスペースを十分確保します 関連コンセプト アグリゲート内のスペースを確保する方法 (49 ページ ) ボリュームのアグリゲートでのスペース使用量を確認および制御する方法 (43 ページ ) 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 (123 ページ ) FlexVol が FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN から空きスペースを自動再生する仕組み (75 ページ ) フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 (29 ページ ) 関連タスク ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定 (32 ページ ) Snapshot コピーの自動削除 (32 ページ ) アグリゲート内のスペースを確保する方法 アグリゲートの空きスペースがなくなると データが失われたり ボリュームのギャランティが無効になるなど さまざまな問題が発生することがあります アグリゲートのスペースを増やす方法はいくつかあります どの方法にもさまざまな影響があります 実際に処理を行う前に 該当するドキュメントの関連するセクションをお読みください アグリゲートのスペースを確保するための一般的ないくつかの方法について 影響が小さいものから順に次に示します アグリゲートにディスクを追加する 使用可能なスペースがある別のアグリゲートに一部のボリュームを移動する
50 50 論理ストレージ管理ガイド アグリゲート内のボリュームギャランティが設定されたボリュームのサイズを縮小する これは 手動で行うことも オートサイズ機能の autoshrink オプションを使用することもできます 大量のスペースを使用しているボリューム ( 大容量のリザーブファイルがある volume ギャランティタイプのボリューム ) のギャランティタイプを none に変更して アグリゲート内でそのボリュームが占めるスペースを少なくする ギャランティタイプが none のボリュームは ギャランティタイプが volume のボリュームに比べてアグリゲートの占有量が少なくなります ギャランティによってボリューム用にアグリゲートのスペースが大量にリザーブされているかどうかは volume show-footprint コマンドの出力の Volume Guarantee 行で確認できます 不要なボリューム Snapshot コピーを削除する ( ボリュームのギャランティタイプが none の場合 ) 不要なボリュームを削除する 重複排除や圧縮などのスペース削減機能を有効にする 大量のメタデータを使用している機能 (volume show-footprint コマンドで確認可能 ) を ( 一時的に ) 無効にする 関連コンセプト FlexVol 内のスペースの作成方法 (48 ページ ) ボリュームの移動とコピー ( クラスタ管理者のみ )(57 ページ ) ボリュームのアグリゲートでのスペース使用量を確認および制御する方法 (43 ページ ) 関連タスク ボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定 (32 ページ ) Snapshot コピーの自動削除 (32 ページ ) 関連情報 ネットアップテクニカルレポート 3965: NetApp Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide Data ONTAP 8.1 (7-Mode) ネットアップテクニカルレポート 3483: NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシンプロビジョニング ファイルおよびディレクトリの容量を変更する際の注意事項および考慮事項 データが膨大な数のファイルまたは大容量のディレクトリを必要とする場合 Data ONTAP のファイル容量またはディレクトリ容量を拡張できます ただし これらの容量を拡張する前に 制限事項と注意事項を理解しておく必要があります FlexVol に許可される最大ファイル数の変更に関する考慮事項 FlexVol には 収容可能なファイルの最大数があります ボリュームに収容可能なファイルの最大数は変更できますが その前に この変更がボリュームにどのような影響を及ぼすかを理解しておく必要があります ボリュームに含めることができるファイルの数は ボリューム内の inode の数によって決まります inode は ファイルに関する情報を含むデータ構造です ボリュームには プライベート inode とパブリック inode の両方があります パブリック inode はユーザに表示されるファイルで使用され プライ
51 FlexVol の使用 51 ベート inode は Data ONTAP で内部的に使用されるファイルで使用されます 変更できるのは ボリュームのパブリック inode の最大数のみです プライベート inode の数は変更できません Data ONTAP は ボリュームのサイズに基づいて 新たに作成されるボリュームのパブリック inode の最大数を自動的に設定します ( ボリュームサイズ 32KB あたり inode1 個 ) 管理者によって直接 または Data ONTAP のオートサイズ機能を通じてボリュームのサイズが拡張された場合 ボリュームサイズが約 1TB に達するまで ボリュームサイズ 32KB あたり少なくとも 1 個の inode を持つように 必要に応じてパブリック inode の最大数も拡張されます Data ONTAP では 33,554,409 個を超える inode は自動作成されないため ボリュームを 1TB を超えるサイズに拡張しても inode は追加されません ボリュームサイズに関係なく デフォルト数を超えるファイルが必要な場合は volume modify コマンドを使用して そのボリュームの inode の最大数を増やすことができます パブリック inode の最大数を削減することもできます その場合 inode に現在割り当てられているスペース容量は変わりませんが パブリック inode ファイルが消費可能なスペースの最大容量が削減されます ただし inode 用にいったん割り当てられたスペースがボリュームに戻されることはありません このため inode の最大数を現在割り当てられている inode 数より減らしても 割り当て済みで未使用の inode の分のスペースがボリュームに戻されることはありません FlexVol の最大ディレクトリサイズの増加に関する注意事項 FlexVol のデフォルトの最大ディレクトリサイズはモデルによって異なり システムメモリのサイズに合わせて最適化されます 最大ディレクトリサイズを増やす前に テクニカルサポートに問い合わせてください 個々の FlexVol のデフォルトの最大ディレクトリサイズは volume modify コマンドの -maxdirsize オプションを使用して増やすことができますが この処理はシステムパフォーマンスに影響を与える場合があります このコマンドは Infinite Volume には影響を与えません Flash Pool アグリゲートのキャッシングポリシーの機能 キャッシングポリシーは Flash Pool アグリゲート内のボリュームに適用されます キャッシングポリシーを変更する前に その機能を理解しておく必要があります ほとんどの場合 デフォルトのキャッシングポリシーである auto を使用することを推奨します キャッシングポリシーを変更する必要があるのは 別のポリシーを使用したほうがワークロードのパフォーマンスが向上する場合だけです 適切でないキャッシングポリシーを設定すると ボリュームのパフォーマンスが大きく低下しかねません また 時間とともにパフォーマンスの低下が進むおそれがあります キャッシングポリシーを変更する場合は注意が必要です キャッシングポリシーを変更したボリュームでパフォーマンスに問題が生じた場合は キャッシングポリシーを auto に戻してください キャッシングポリシーは 読み取りキャッシングポリシーと書き込みキャッシングポリシーを組み合わせたもので ポリシー名は 読み取りキャッシングポリシーと書き込みキャッシングポリシーの名前をハイフンでつないだものです アンダースコアは 読み取りキャッシングポリシーまたは書き込みキャッシングポリシーの名前内で使用されます たとえば all_read_random_writerandom_write ポリシーは all_read_random_write 読み取りキャッシングポリシーと random_write 書き込みキャッシングポリシーを組み合わせたものです ポリシー名にハイフンがない場合は 書き込みキャッシングポリシーは none です (auto ポリシーを除く ) 読み取りキャッシングポリシーは HDD に格納されたデータに加えて データのコピーをキャッシュに保存することで 以降の読み取りパフォーマンスを最適化します 書き込み処理用にキャッシュにデータを挿入する読み取りキャッシングポリシーの場合 キャッシュはライトスルーキャッシュとして機能します 書き込みキャッシングポリシーを使用してキャッシュに挿入されたデータはキャッシュにのみ存在し HDD にコピーが格納されることはありません Flash Pool キャッシュは RAID で保護されています 書き込みキャッシングを有効にすると 書き込み処理されたデータをキャッシュから即座に読
52 52 論理ストレージ管理ガイド み取ることが可能になります HDD へのデータの書き込みは 時間が経過してそのデータがキャッシュから削除されるまで先送りされます 次の表は 各読み取りおよび書き込みキャッシングポリシーについて どの種類のデータがキャッシュに挿入されるかを大まかに示したものです ポリシー名 ランダムリード 読み取りキャッシングポリシーでの挿入 シーケンシャルリード ランダムライト シーケンシャルライト 書き込みキャッシングポリシーでの挿入 ランダムオーバーライト 権限レベル auto admin none admin random_read advanced meta noreadrandom_write metarandom_write random_read _write advanced メタデータのみ メタデータのみ advanced advanced advanced advanced all_read advanced random_read _writerandom_write all_readrandom_write all_read_rand om_write advanced advanced advanced all advanced all_read_rand om_writerandom_write allrandom_write advanced メタデータは none 以外のすべてのポリシーでキャッシュされます volume create コマンドで -caching-policy パラメータを使用して Flash Pool アグリゲートにあるボリュームのキャッシングポリシーを変更できます Flash Pool アグリゲート上にボリュームを作成すると デフォルトでは auto キャッシングポリシーがそのボリュームに割り当てられます Flash Pool アグリゲートから単一層アグリゲートにボリュームを移動すると ボリュームのキャッシングポリシーが失われます あとでこのボリュームを Flash Pool アグリゲートに戻すと デフォルトのキャッシングポリシー auto が割り当てられます Flash Pool アグリゲート間でボリュームを移動した場合は キャッシングポリシーが維持されます
53 FlexVol の使用 53 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 物理ストレージ管理ガイド ノードのルートボリュームとルートアグリゲートに関するルール ノードのルートボリュームには そのノードの特別なディレクトリとファイルが格納されています ルートボリュームはルートアグリゲートに含まれています ノードのルートボリュームとルートアグリゲートには いくつかのルールが適用されます ノードのルートボリュームは 工場出荷時またはセットアップソフトウェアによってインストールされた FlexVol です ルートボリュームは システムファイル ログファイル およびコアファイル用に予約されています ディレクトリ名は /mroot で テクニカルサポートの指示に従って システムシェルからのみアクセスできます ノードのルートボリュームの最小サイズは プラットフォームモデルによって異なります ノードのルートボリュームには次のルールが適用されます テクニカルサポートから指示がないかぎり ルートボリュームの構成またはコンテンツを変更しないでください ユーザデータはルートボリュームに格納しないでください ユーザデータをルートボリュームに格納すると HA ペアのノード間でのストレージのギブバックに時間がかかります 別のボリュームを新しいルートボリュームに指定するか ルートボリュームを別のアグリゲートに移動する必要がある場合は テクニカルサポートにお問い合わせください ルートアグリゲートは ノードのルートボリューム専用になります ルート以外のボリュームをルートアグリゲートに作成することはできません 関連情報 NetApp Hardware Universe FlexVol の基本管理 FlexVol の作成と削除 基本的な属性の変更 FlexVol のスペース使用状況に関する情報の表示を行うことができます FlexVol の作成 volume create コマンドを使用し FlexVol を作成してそのプロパティを指定できます 開始する前に 新しいボリュームの Storage Virtual Machine(SVM) とそのボリュームにストレージを提供するアグリゲートが すでに存在している必要があります SVM に関連付けられているアグリゲートのリストがある場合は アグリゲートがそのリストに含まれている必要があります タスク概要 All Flash FAS プラットフォームでボリュームを作成する場合に クラスタ内のすべてのノードが Data ONTAP を実行しているときは デフォルトで適応圧縮が有効となり インラインのみの効率化ポリシーがボリュームに割り当てられます
54 54 論理ストレージ管理ガイド 手順 1. volume create コマンドを使用して ボリュームを作成します 例 次のコマンドは SVM vs1 とアグリゲート aggr2 に dept_eng という名前の新しいボリュームを作成します 作成されたボリュームは SVM vs1 のネームスペース /dept/eng で利用可能になります ボリュームのサイズは 750GB で ボリュームギャランティのタイプは volume( デフォルト ) です cluster1::> volume create -vserver vs1 -volume dept_eng -aggregate aggr2 -junction-path /dept/eng -size 750GB FlexVol の削除 不要になった FexVol やデータが破損した FexVol は削除することができます 開始する前に 削除するボリューム内のデータにアプリケーションがアクセスしていない必要があります 注 : ボリュームを誤って削除した場合は テクニカルサポートにお問い合わせください 手順 1. ボリュームがマウントされている場合は 次のコマンドを入力してボリュームをアンマウントします volume unmount -vserver vserver_name -volume volume_name 2. ボリュームが SnapMirror 関係の一部である場合 snapmirror delete コマンドを使用してその関係を削除します 3. ボリュームがオンラインの場合 次のコマンドを入力してボリュームをオフラインにします volume offline -vserver vserver_name volume_name 4. 次のコマンドを入力してボリュームを削除します volume delete -vserver vserver_name volume_name タスクの結果 関連付けられているクォータポリシーや qtree とともに ボリュームが削除されます ストレージ QoS を使用した FlexVol への I/O パフォーマンス制御および監視 FlexVol への入出力 (I/O) パフォーマンスは FlexVol をストレージ QoS ポリシーグループに割り当てることによって制御できます I/O パフォーマンスを制御することで ワークロードが特定のパフォーマンス目標を達成できるようにしたり 他のワークロードに悪影響を与えるワークロードを抑制したりできます タスク概要 ポリシーグループは 最大スループット制限 (100MB/s など ) を適用します 最大スループットを指定せずにポリシーグループを作成できます これにより ワークロードを制御する前にパフォーマンスを監視できます FlexVol LUN およびファイルが含まれている Storage Virtual Machine(SVM) をポリシーグループに割り当てることもできます
55 FlexVol の使用 55 ポリシーグループへボリュームを割り当てる場合には 次の要件に注意してください ボリュームは ポリシーグループが属する SVM に含まれている必要があります SVM は ポリシーグループを作成するときに指定します ボリュームをポリシーグループに割り当てた場合 そのボリュームに含まれる SVM またはそのボリュームの子 LUN や子ファイルをポリシーグループに割り当てることはできなくなります 注 : ストレージ QoS は 最大 8 ノードまでのクラスタでサポートされます ストレージ QoS の使用方法の詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド ( クラスタ管理 ) を参照してください 手順 1. qos policy-group create コマンドを使用してポリシーグループを作成します 2. volume create コマンドまたは volume modify コマンドを -qos-policy-group パラメータを指定して使用し ボリュームをポリシーグループに割り当てます 3. qos statistics コマンドを使用してパフォーマンスデータを表示します 4. 必要に応じて qos policy-group modify コマンドを使用して ポリシーグループの最大スループット制限を調整します ファイルまたは inode の使用量の表示 FlexVol には 収容可能なファイルの最大数があります ボリュームに含まれているファイル数を把握すると 最大ファイルリミットに達しないようにボリュームの ( パブリック )inode の数を増やす必要があるかどうかの判断に役立ちます タスク概要 パブリック inode は 空き ( ファイルに関連付けられていない ) か 使用済み ( ファイルに関連付けられている ) のどちらかです ボリュームの空き inode の数は ボリュームの全 inode の合計数から 使用済み inode の数 ( ファイル数 ) を引いたものです 手順 1. ボリュームの inode の使用量を表示するには 次のコマンドを入力します df -i volume_name ボリューム名は省略できます この例では Data ONTAP はクラスタ上のすべてのボリュームの inode 使用量を表示しています また Storage Virtual Machine(SVM) 名を指定して その SVM 上のボリュームのみを表示することもできます 例 cm320c-rst::> df -i -vserver vs1 Filesystem iused ifree %iused Mounted on /vol/cifs_test/ % /home /vol/root/ % --- /vol/vola/ % /nfsv4 3 entries were displayed.
56 56 論理ストレージ管理ガイド FlexVol の管理用コマンド Data ONTAP CLI を使用して FlexVol を管理するための特別なコマンドがあります 状況 ボリュームをオンラインにする ボリュームサイズを変更する ボリュームに関連付けられているアグリゲートを判別する Storage Virtual Machine(SVM) のすべてのボリュームに関連付けられているアグリゲートを判別する ボリュームのフォーマットを判別する ジャンクションを使用してボリュームを別のボリュームにマウントする ボリュームを制限された状態にする ボリュームの名前を変更する ボリュームをオフラインにする 使用するコマンド volume online volume size volume show volume show -vserver <vserver_name> -fields aggregate volume show -fields block-type volume mount volume restrict volume rename volume offline 詳細については 各コマンドのマニュアルページを参照してください スペース情報を表示するコマンド storage aggregate コマンドと volume コマンドを使用して アグリゲート ボリューム およびそれらの Snapshot コピーで使用されているスペースの情報を表示します 表示する情報 使用済みスペースの割合および利用可能スペースの割合に関する詳細も含む アグリゲート Snapshot リザーブのサイズ およびその他のスペース使用量情報 アグリゲートでのディスクと RAID グループの使用状況および RAID のステータス 特定の Snapshot コピーを削除した場合に再利用可能になるディスクスペースの量 ボリュームによって使用されているスペースの量 アグリゲート内でボリュームによって使用されているスペースの量 使用するコマンド storage aggregate show storage aggregate show-space - fields snap-size-total,usedincluding-snapshot-reserve storage aggregate show-status volume snapshot compute-reclaimable (advanced) volume show -fields size,used,available,percent-used volume show-space volume show-footprint 関連コンセプト ボリュームのスペース使用量を判定および制御する方法 (39 ページ ) ボリュームのアグリゲートでのスペース使用量を確認および制御する方法 (43 ページ ) アグリゲート内のスペースの使用量を確認する方法 (46 ページ ) Snapshot コピーおよび Snapshot リザーブによるボリュームのスペース使用 (47 ページ )
57 FlexVol の使用 57 関連情報 Clustered Data ONTAP 8.3 Commands: Manual Page Reference ボリュームの移動とコピー ( クラスタ管理者のみ ) 容量利用率やパフォーマンスの向上 およびサービスレベル契約を満たすために ボリュームを移動またはコピーできます FlexVol の移動 容量利用率やパフォーマンスの向上 およびサービスレベル契約を満たすために 1 つのアグリゲートまたはノードから同じ Storage Virtual Machine(SVM) 内の別のアグリゲートまたはノードに FlexVol を移動できます ボリュームを移動しても 移動中にクライアントアクセスが中断されることはありません ボリュームの移動は次のように複数のフェーズで行われます 新しいボリュームがデスティネーションアグリゲート上に作成されます 元のボリュームのデータが新しいボリュームにコピーされます この間 元のボリュームはそのままで クライアントからアクセス可能です 移動プロセスの最後に クライアントアクセスが一時的にブロックされます この間にソースボリュームからデスティネーションボリュームへの最後のレプリケーションが実行され ソースボリュームとデスティネーションボリュームの ID がスワップされ デスティネーションボリュームがソースボリュームに変更されます 移動が完了すると クライアントトラフィックが新しいソースボリュームにルーティングされ クライアントアクセスが再開されます クライアントアクセスのブロックはクライアントが中断とタイムアウトを認識する前に終了するため 移動によってクライアントアクセスが中断されることはありません デフォルトでは クライアントアクセスは 45 秒間ブロックされます アクセスがブロックされている間にボリューム移動操作が完了しなかった場合 この最終フェーズは中止されてクライアントアクセスが許可されます デフォルトでは 最終フェーズは 3 回試行され それでも成功しなかった場合 1 時間待ってからもう一度最終フェーズのシーケンスが繰り返されます ボリューム移動操作の最終フェーズは ボリューム移動が完了するまで実行されます デフォルトの設定が適切でない場合 クライアントアクセスがブロックされる時間またはボリューム移動操作の最終フェーズ ( カットオーバー試行 ) の実行回数は変更できます クライアントアクセスがブロックされている時間内にボリューム移動操作が完了しなかった場合のシステムの対応も指定できます クライアントアクセスを中断しないボリューム移動の詳細については volume move start のマニュアルページを参照してください ボリュームの移動用コマンド Data ONTAP には ボリューム移動を管理するための固有のコマンドが用意されています 目的 実行中のボリューム移動処理を中止する アグリゲート間のボリューム移動のステータスを表示する アグリゲート間のボリューム移動を開始する ボリューム移動のターゲットアグリゲートを管理する 使用するコマンド volume move abort volume move show volume move start volume move target-aggr
58 58 論理ストレージ管理ガイド 目的 移動ジョブのカットオーバーをトリガーする クライアントアクセスがブロックされる時間を変更する ( デフォルトの設定が適切でない場合 ) クライアントアクセスがブロックされている時間内にボリューム移動処理が完了しなかった場合のシステムの対応を指定する 使用するコマンド volume move trigger-cutover volume move start または volume move modify で -cutover-window パラメータを指定 volume move modify は advanced 権限レベルのコマンド -cutover-window は advanced 権限レベルのパラメータです volume move start または volume move modify で -cutover-action パラメータを指定 volume move modify は advanced 権限レベルのコマンド -cutover-action は advanced 権限レベルのパラメータです 詳細については 各コマンドのマニュアルページを参照してください ボリュームを移動する際の考慮事項と推奨事項 ボリュームを移動するときは 移動するボリュームやシステム構成 (MetroCluster 構成など ) に応じて さまざまな考慮事項や推奨事項について検討する必要があります ここでは ボリュームの移動に関する考慮事項と推奨事項を示します 一般的な考慮事項と推奨事項 Infinite Volume は移動できません クラスタのリリースファミリーをアップグレードする場合は クラスタのすべてのノードをアップグレードするまでボリュームを移動しないでください この推奨事項に従うことで ボリュームを新しいリリースファミリーから古いリリースファミリーに誤って移動するのを防ぐことができます ソースボリュームには整合性が必要です 関連 Storage Virtual Machine(SVM) に 1 つ以上のアグリゲートを割り当てている場合 デスティネーションアグリゲートは 割り当てられたアグリゲートのいずれかである必要があります テイクオーバーされた CFO アグリゲートとの間でボリュームを移動することはできません LUN を含むボリュームで NVFAIL が有効になっていない場合 ボリュームの移動後に NVFAIL が有効になります ボリュームを Flash Pool アグリゲートから別の Flash Pool アグリゲートに移動することができます ボリュームのキャッシングポリシーも一緒に移動されます ボリュームのパフォーマンスに影響することがあります ボリュームを Flash Pool アグリゲートと Flash Pool アグリゲート以外のアグリゲートの間で移動することができます ボリュームを Flash Pool アグリゲートから Flash Pool アグリゲート以外のアグリゲートに移動する場合 ボリュームのパフォーマンスに影響する可能性があることを示す警告メッセージが表示され 続行するかどうかの確認を求められます
59 FlexVol の使用 59 ボリュームを Flash Pool アグリゲート以外のアグリゲートから Flash Pool アグリゲートに移動すると auto キャッシングポリシーが割り当てられます FlexClone ボリュームに関する考慮事項と推奨事項 FlexClone ボリュームを移動中にオフラインにすることはできません FlexClone ボリュームは 同じ SVM 内の同じノードまたは別のノードのアグリゲート間でスプリットせずに移動できます FlexClone ボリュームの Snapshot コピーはクローンの移動後も失われません FlexClone の親ボリュームをアグリゲート間で移動することができます FlexClone の親ボリュームを移動すると 元のアグリゲートに一時ボリュームが残り すべての FlexClone ボリュームの親ボリュームとして機能します この一時ボリュームに対して実行できるのはオフラインにする処理と削除する処理だけで それ以外の処理は実行できません すべての FlexClone ボリュームのスプリットまたは破棄が完了すると 一時ボリュームは自動的にクリーンアップされます FlexClone の子ボリュームは 移動後は FlexClone ボリュームではなくなります FlexClone の移動処理は FlexClone のコピー処理やスプリット処理と同時に実行することはできません クローンスプリット処理が実行中の場合 ボリュームの移動が失敗することがあります クローンスプリット処理が完了するまで ボリュームを移動しないようにしてください MetroCluster 構成に関する考慮事項 MetroCluster のスイッチオーバーがカットオーバー前に発生した場合 デスティネーションボリュームは一時ボリューム ( タイプが TMP のボリューム ) として記録されます この一時ボリュームは Data ONTAP では削除されず 手動で削除する必要があります MetroCluster 構成のボリュームを移動する際 ソースクラスタのデスティネーションアグリゲートに一時ボリュームが作成されると ミラーされているが同期されていないアグリゲート内のボリュームに対応する一時ボリュームのレコードが作成されます Metrocluster のスイッチオーバーが カットオーバーフェーズは開始しているが移動ジョブは完了していない時点で発生した場合 デスティネーションアグリゲートでのボリュームの移動処理は最後まで実行されますが ソースのボリュームは削除されません このボリュームは手動で削除する必要があります 実行中のボリューム移動処理がある場合 MetroCluster のスイッチバックは強制的かどうかに関係なく実行できません 実行中のボリューム移動処理がある場合 MetroCluster の強制的でないスイッチオーバーはブロックされますが MetroCluster の強制的なスイッチオーバーはブロックされません SAN 環境でのボリューム移動に関する要件 移動するボリュームに LUN が含まれている場合は クラスタの各ノードに接続するパス (LIF) を LUN ごとに少なくとも 2 つ確保します これにより 単一点障害 (Single Point of Failure) が排除され コンポーネント障害からシステムを保護できます
60 60 論理ストレージ管理ガイド ボリュームの移動 ストレージ容量に不均衡があるときは FlexVol を同じ Storage Virtual Machine(SVM) 内で別のアグリゲート ノード またはその両方に移動してストレージ容量のバランスを調整することができます タスク概要 管理者は以前に ボリュームのデータにアクセスするクライアントは最大で 120 秒の I/O タイムアウトを許容できると判断しています 手順 1. データ保護ミラーを移動する際 ミラー関係を初期化していない場合は snapmirror initialize コマンドを使用してミラー関係を初期化します ボリュームを移動するには データ保護のミラー関係を初期化する必要があります 2. volume move target-aggr show コマンドを使用して ボリュームの移動先として使用可能なアグリゲートを特定します ボリュームに使用できるスペースが十分にあるアグリゲート つまり利用可能なサイズが移動するボリュームよりも大きいアグリゲートを選択する必要があります 例 次の例では 表示されたどのアグリゲートにも vs2 ボリュームを移動できます cluster1::> volume move target-aggr show -vserver vs2 -volume user_max Aggregate Name Available Size Storage Type aggr GB FCAL node12a_aggr GB FCAL node12a_aggr GB FCAL node12a_aggr GB FCAL node12a_aggr GB FCAL 5 entries were displayed. 3. volume move start -perform-validation-only コマンドを使用して検証チェックを実行し 目的のアグリゲートにボリュームを移動できることを確認します 4. volume move start コマンドを使用してボリュームを移動します 例 SVM vs2 上の user_max ボリュームを node12a_aggr3 アグリゲートに移動するコマンドを次に示します 移動はバックグラウンドプロセスとして実行されます cluster1::> volume move start -vserver vs2 -volume user_max -destination-aggregate node12a_aggr3 -cutover-window volume move show コマンドを使用して ボリューム移動処理のステータスを確認します 例 次の例は レプリケーションフェーズを完了し カットオーバーフェーズにあるボリューム移動の状態を示しています
61 FlexVol の使用 61 cluster1::> volume move show Vserver Volume State Move Phase Percent-Complete Time-To-Complete vs2 user_max healthy cutover - - ボリュームをコピーする方法 ボリュームをコピーすると テストなどの用途に使用できるスタンドアロンのボリュームコピーが作成されます ボリュームをコピーする方法は状況によって異なります ボリュームをコピーする方法は コピー先が同じアグリゲートか別のアグリゲートか および元のボリュームの Snapshot コピーを保持するかどうかによって異なります 次の表に それぞれのコピーの特性と作成に使用する方法を示します ボリュームをコピーする状況 同じアグリゲート内にコピーし 元のボリュームの Snapshot コピーは保持しない 別のアグリゲートにコピーし 元のボリュームの Snapshot コピーは保持しない 別のアグリゲートにコピーし 元のボリュームのすべての Snapshot コピーを保持する 使用する方法 元のボリュームの FlexClone ボリュームを作成します 元のボリュームの FlexClone ボリュームを作成し volume move コマンドを使用して別のアグリゲートに移動します SnapMirror を使用して元のボリュームをレプリケートしたあと SnapMirror 関係を解除して読み書き可能なボリュームにします 関連タスク FlexClone ボリュームの作成 (65 ページ ) 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 データ保護ガイド FlexClone ボリュームを使用した FlexVol の効率的なコピーの作成 FlexClone ボリュームは 親 FlexVol のポイントインタイムの書き込み可能なコピーです FlexClone ボリュームは共通データについて親 FlexVol と同じデータブロックを共有するため スペース効率に優れています FlexClone ボリュームの作成に使用される Snapshot コピーも 親ボリュームと共有されます 既存の FlexClone ボリュームをクローニングして 別の FlexClone ボリュームを作成できます LUN と LUN クローンを含む FlexVol のクローンも作成できます Data ONTAP 8.2 以降 読み書き可能 FlexClone ボリュームとデータ保護 FlexClone ボリュームの 2 種類の FlexClone ボリュームを作成できます 読み書き可能 FlexClone ボリュームは通常の FlexVol から作成できますが データ保護 FlexClone ボリュームは SnapVault セカンダリボリュームからしか作成できません FlexClone ボリュームについて FlexClone ボリュームは 通常の FlexVol と同じように管理できますが いくつかの重要な違いがあります たとえば FlexClone ボリューム作成後に親 FlexVol に加えられた変更は FlexClone ボリュームには反映されません 次のリストに FlexClone ボリュームに関する重要な特性を示します
62 62 論理ストレージ管理ガイド 注 : 特に説明がないかぎり 読み書き可能 FlexClone ボリュームとデータ保護 FlexClone ボリューム両方に該当します FlexClone ボリュームは 親 FlexVol の ある瞬間の 書き込み可能なコピーです FlexClone ボリュームは その親と同様に完全に機能する FlexVol です FlexClone ボリュームは 常に親と同じアグリゲート内に作成されます FlexClone ボリュームは 常に親と同じ Storage Virtual Machine(SVM) 内に作成されます Infinite Volume を FlexClone ボリュームの親として使用することはできません FlexClone ボリュームとその親は共通するデータについて同じディスクスペースを共有するため FlexClone ボリュームの作成は短時間で終了し (FlexClone ボリュームまたはその親を変更しないかぎり ) 追加のディスクスペースは不要です FlexClone ボリュームは 親と同じボリュームギャランティを継承します ボリュームギャランティ設定が新しい FlexClone ボリュームに適用されるのは 包含アグリゲートに十分なスペースがある場合のみです FlexClone ボリュームは 親と同じスペースリザベーション設定およびフラクショナルリザーブ設定で作成されます FlexClone ボリュームは 親と同じ Snapshot スケジュールで作成されます FlexClone ボリュームは 親と同じ言語設定で作成されます FlexClone ボリュームとその親ボリューム間で共有されている共通の Snapshot コピーは FlexClone ボリュームが存在する間は削除できません FlexClone ボリュームが存在する間 親ボリュームの削除など 親ボリュームに対する一部の操作は実行できません 部分的なギブバック状態にあるストレージシステムのボリュームのクローンは作成できません 親ボリュームと読み書き可能 FlexClone ボリューム間の接続を切断できます これを FlexClone ボリュームのスプリットと呼びます スプリットを行うと親ボリューム上の制約がすべて解除され FlexClone ボリュームは親とスペースを共有するのではなく 独自のディスクスペースを追加で使用するようになります 注 : データ保護 FlexClone ボリュームを親ボリュームからスプリットすることはできません 注意 : FlexClone ボリュームを親ボリュームからスプリットすると FlexClone ボリュームの既存の Snapshot コピーはすべて削除され スプリット処理の実行中は Snapshot コピーを新しく作成することはできません FlexClone ボリュームの Snapshot コピーを保持したい場合 volume move コマンドを使用して FlexClone ボリュームを別のアグリゲートに移動できます 必要に応じて ボリュームを移動する操作の間に新しい Snapshot コピーを作成することもできます 親ボリュームに適用されたクォータは 自動的には FlexClone ボリュームに適用されません FlexClone ボリュームを作成すると FlexClone ボリュームには親ボリューム内にあるすべての LUN が継承されますが マッピングはされておらず オフラインの状態になります 関連コンセプト FlexVol の移動 (57 ページ )
63 FlexVol の使用 63 関連タスク ボリュームの移動 (60 ページ ) FlexClone ボリュームと共有 Snapshot コピー ボリュームギャランティが有効になっている場合 新しい FlexClone ボリュームでは親と Snapshot コピーが共有されて スペース要件が最小限に押さえられます 共有 Snapshot コピーを削除すると FlexClone ボリュームのスペース要件が増える可能性があります たとえば 100MB の FlexVol( ボリュームギャランティに volume を指定 70MB 使用済み 30MB 空き ) があり この FlexVol を新しい FlexClone ボリュームの親ボリュームとして使用するとします 新しい FlexClone ボリュームには初期ボリュームギャランティとして volume が設定されますが アグリゲートの全スペースである 100MB が必要なわけではありません ( ボリュームを複製した場合には必要になります ) アグリゲートは 30MB(100MB - 70MB) の空きスペースだけをこのクローンに割り当てる必要があります ここで FlexClone ボリュームから共有 Snapshot コピーを削除したとします その場合 FlexClone ボリュームはスペース要件を最適化できなくなり 包含アグリゲートから 100MB 全量を使用する必要があります 注 : アグリゲート内に十分なスペースがないことにより FlexClone ボリュームから Snapshot コピーを削除できない場合があります これは その Snapshot コピーを削除するには アグリゲートに現行の使用可能容量よりも多くのスペースを割り当てる必要があることを意味します アグリゲートのサイズを増加するか FlexClone ボリュームのボリュームギャランティを変更することで対処できます FlexClone ボリューム内の共有 Snapshot コピーの識別方法 共有 Snapshot コピーを識別するには volume snapshot show コマンドで -instance パラメータを使用して 親ボリューム内の Snapshot コピー一覧を表示します 親ボリュームで busy と表示され FlexClone ボリュームにも存在する Snapshot コピーが 共有 Snapshot コピーです Volume SnapMirror レプリケーションと FlexClone ボリュームの併用 Volume SnapMirror レプリケーションと FlexClone ボリュームは いずれも Snapshot コピーに依存するため この 2 つの機能の併用には制限事項があります たとえば FlexClone ボリュームまたはその親をソースボリュームとする Volume SnapMirror 関係を作成できます ただし FlexClone ボリュームまたはその親をデスティネーションボリュームとする新しい Volume SnapMirror 関係を作成することはできません SnapMirror のソースボリュームまたはデスティネーションボリュームから FlexClone ボリュームを作成する際の考慮事項 既存の Volume SnapMirror 関係を構成するソースボリュームまたはデスティネーションボリュームから FlexClone ボリュームを作成できます この操作を行うことで 以降に行う SnapMirror のレプリケーション処理が正常に完了しないことがあります FlexClone ボリュームを作成すると SnapMirror によって使用される Snapshot コピーがロックされることがあり これによりレプリケーションが正常に実行されない可能性があります この場合 対象の FlexClone ボリュームが削除されるか 親ボリュームからスプリットされるまで SnapMirror はデスティネーションボリュームへのレプリケーションを停止します この問題には 次の 2 つの方法で対処できます FlexClone ボリュームが一時的に必要で SnapMirror レプリケーションが一時的に停止されても構わない場合は FlexClone ボリュームを作成し 可能となった時点で削除するか親からスプリットします FlexClone ボリュームが削除または親からスプリットされた時点で SnapMirror レプリケーションが正常に続行されます
64 64 論理ストレージ管理ガイド SnapMirror レプリケーションの一時的な停止を許容できない場合は SnapMirror ソースボリュームで Snapshot コピーを作成し その Snapshot コピーを使用して FlexClone ボリュームを作成します (FlexClone ボリュームをデスティネーションボリュームから作成している場合 Snapshot コピーが SnapMirror デスティネーションボリュームにレプリケートされるまで待機する必要があります ) この方法で SnapMirror ソースボリュームで Snapshot コピーを作成すると SnapMirror によって使用されている Snapshot コピーをロックすることなくクローンを作成できます 親ボリュームからの FlexClone ボリュームのスプリットの仕組み 親ボリュームから読み書き可能 FlexClone ボリュームをスプリットすると FlexClone ボリュームで現在使用されているスペースの最適化がすべて解除されます スプリット後 FlexClone ボリュームと親ボリュームの両方に対して それぞれのボリュームギャランティで決められたスペースをすべて割り当てる必要があります FlexClone ボリュームは通常の FlexVol になります クローンスプリット処理に関連する次の考慮事項に注意してください スプリットできるのは 読み書き可能 FlexClone ボリュームのみです データ保護 FlexClone ボリュームは 親ボリュームからスプリットできません 親ボリュームから FlexClone ボリュームをスプリットすると FlexClone ボリュームの既存の Snapshot コピーがすべて削除されます FlexClone ボリュームの Snapshot コピーを保持したい場合 volume move コマンドを使用して FlexClone ボリュームを別のアグリゲートに移動できます 必要に応じて ボリュームを移動する操作の間に新しい Snapshot コピーを作成することもできます スプリット操作中は FlexClone ボリュームの新しい Snapshot コピーを作成できません クローンスプリット処理はコピー処理であり 完了までに時間がかかる可能性があるため Data ONTAP では クローンスプリット処理を停止するための volume clone split stop コマンドとステータスを確認するための volume clone split status コマンドが用意されています クローンスプリット処理はバックグラウンドで行われるため 親ボリュームまたはクローンボリュームどちらへのデータアクセスも妨げられません FlexClone ボリュームは スプリット処理の開始時にオンラインになっている必要があります 親ボリュームは スプリット処理中はオンラインになっている必要があります データ保護または負荷共有ミラーがある FlexClone ボリュームは親ボリュームからスプリットすることはできません 重複排除と圧縮が有効な FlexVol から FlexClone ボリュームをスプリットする場合 スプリットされたボリュームでは重複排除と圧縮は有効になりません スプリットした FlexClone ボリュームと親ボリュームを再び結合することはできません FlexClone ボリュームと LUN LUN および FlexClone LUN を含む FlexVol のクローンを作成できます 注 : この場合の LUN とは ストレージアレイでストレージに使用されるアレイ LUN ではなく Data ONTAP がクライアントに提供する LUN を意味します FlexClone ボリュームを作成した場合 親ボリューム内の LUN はその FlexClone ボリューム内に存在しますが マッピングされておらず オフラインになっています FlexClone ボリューム内の LUN をオンラインにするには LUN をイニシエータ igroup にマッピングする必要があります 親ボリュームに FlexClone LUN が含まれている場合 FlexClone ボリュームには 親ボリュームの FlexClone LUN とストレージを共有する FlexClone LUN も含まれます
65 FlexVol の使用 65 データ保護 FlexClone ボリュームの概要 FlexClone テクノロジを使用して SnapVault セカンダリボリュームとして使用されるデータ保護ボリュームのスペース効率の高いコピーを作成できます データ保護 FlexClone ボリュームは プライマリボリュームとセカンダリボリュームの間に SnapVault 関係を確立する元の Snapshot コピーに基づいて作成されます データ保護 FlexClone ボリュームと読み書き可能な FlexClone ボリュームは どちらも親の FlexVol と共通のブロックを共有しているという点でよく似ています ただし データ保護 FlexClone ボリュームを作成する親の FlexVol は セカンダリ SnapVault ボリュームでもある必要があります さらに データ保護 FlexClone ボリュームは親ボリュームからスプリットすることはできません SnapVault 関係のボリュームの詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください FlexClone ボリュームの作成 ディスクスペースをあまり使用せずにデータコピーを瞬時に作成する必要がある場合は データが含まれる親 FlexVol から FlexClone ボリュームを作成できます 親ボリュームのタイプに応じて 読み書き可能 FlexClone ボリュームまたはデータ保護 FlexClone ボリュームを作成できます 開始する前に クラスタで FlexClone ライセンスが有効になっている必要があります クローニングするボリュームはオンライン状態である必要があります タスク概要 データ保護 FlexClone ボリュームは SnapMirror デスティネーションから作成するか SnapVault セカンダリボリュームである親の FlexVol から作成できます FlexClone ボリュームの作成後は FlexClone ボリュームが存在する間は親ボリュームを削除できません 手順 1. volume clone create コマンドを使用して FlexClone ボリュームを作成します 注 : 読み書き可能な FlexClone ボリュームの作成時には ベースの Snapshot コピーを指定する必要はありません クローン作成のベースの Snapshot コピーを特に指定しない場合 Data ONTAP によって Snapshot コピーが作成されます ただし データ保護 FlexClone ボリュームを作成する場合には ベースの Snapshot コピーを指定する必要があります 例 次のコマンドを実行すると 親ボリューム vol1 から 読み書き可能 FlexClone ボリューム vol1_clone が作成されます volume clone create -vserver vs0 -flexclone vol1_clone -type RW - parent-volume vol1 次のコマンドを実行すると ベースの Snapshot コピーの snap1 を使用して 親ボリューム dp_vol からデータ保護 FlexClone ボリューム vol_dp_clon が作成されます volume clone create -vserver vs1 -flexclone vol_dp_clone -type DP - parent-volume dp_vol -parent-snapshot snap1
66 66 論理ストレージ管理ガイド 親ボリュームからの FlexClone ボリュームのスプリット 読み書き可能 FlexClone ボリュームに 親のディスクスペースではなく独自のディスクスペースがある場合 FlexClone ボリュームを親からスプリットできます この操作では現在親と FlexClone で共有されているデータのコピーが作成されるため 完了するまでにしばらく時間がかかることがあります 開始する前に 親ボリュームからスプリットする FlexClone ボリュームは 読み書き可能 FlexClone ボリュームであることを確認します データ保護 FlexClone ボリュームは親ボリュームからスプリットすることはできません タスク概要 親ボリュームから FlexClone ボリュームをスプリットすると 包含アグリゲートの空きスペースが使用されます アグリゲートで利用可能なスペースを表示するための十分な権限を持っていない場合は ストレージ管理者に問い合わせ スプリット操作が完了できることを確認する必要があります 手順 1. volume clone show コマンドで estimate パラメータを使用して スプリット処理に必要な空きスペースを確認します 例 次の例は FlexClone ボリューム clone1 を親ボリューム vol1 からスプリットするために必要な空きスペースに関する情報を表示します cluster1::> volume clone show -estimate -vserver vs1 -flexclone clone1 -parent-volume volume1 Split Vserver FlexClone Estimate vs1 clone MB 2. storage aggregate show コマンドを使用して FlexClone ボリュームと親を含むアグリゲートの空きスペース容量を確認します 3. 包含アグリゲートで利用可能な空きスペースが不足している場合は storage aggregate add-disks コマンドを使用してアグリゲートにストレージを追加します 4. volume clone split start コマンドを使用してスプリット処理を開始します 例 次の例は FlexClone ボリューム clone1 を親ボリューム vol1 からスプリットするためのプロセスを開始する方法を示しています cluster1::> volume clone split start -vserver vs1 -flexclone clone1 Warning: Are you sure you want to split clone volume clone1 in Vserver vs1? {y n}: y [Job 1617] Job is queued: Split clone1. 5. スプリットジョブの進捗状況は job show コマンドを使用して開始できます
67 FlexVol の使用 スプリットボリュームが FlexClone ボリューム上になくなったことを確認するには volume show コマンドで fields パラメータを clone-volume に設定します FlexClone ボリュームではないボリュームの clone-volume オプションの値は false です 例 次の例は 親からスプリットしたボリューム clone1 が FlexClone ボリュームではないことを確認できる方法を示しています cluster1::> volume show clone1 -fields clone-volume vserver volume clone-volume vs1 clone1 false FlexClone ボリュームの使用スペースの判断 FlexClone ボリュームの使用スペースを公称サイズおよび親 FlexVol と共有しているスペースに基づいて判断できます タスク概要 作成時 FlexClone ボリュームはそのすべてのデータを親ボリュームと共有します したがって FlexVol の公称サイズは親と同じですが アグリゲートの空きスペースはわずかしか使用しません 新たに作成された FlexClone ボリュームが使用する空きスペースは その公称サイズの約 0.5% です このスペースは FlexClone ボリュームのメタデータの保存に使用されます 親または FlexClone ボリュームのいずれかに書き込まれた新しいデータは ボリューム間で共有されません FlexClone ボリュームに書き込まれる新しいデータが増えるにつれて FlexClone ボリュームがその包含アグリゲートから使用するスペースも増えます 手順 1. volume size コマンドを使用して FlexClone ボリュームの公称サイズを確認します 例 次の例では FlexClone ボリューム clone1 の公称サイズを表示しています cluster1::> volume size -volume clone1 vol size: Volume "vs1:clone1" has size 200m. 2. volume clone split estimate コマンドを使用して 親ボリュームと FlexClone ボリュームで共有しているスペースの量を確認します 例 次の例では FlexClone ボリューム clone1 と親ボリューム vol1 で共有しているスペースの量を表示しています cluster1::> volume clone split estimate -vserver vs1 -flexclone clone1 Split Vserver FlexClone Estimate vs1 clone1 2.34MB
68 68 論理ストレージ管理ガイド 3. FlexClone ボリュームが使用する空きスペース量を判断するには FlexClone ボリュームの公称サイズから共有スペースのサイズを引きます FlexClone ファイルと FlexClone LUN によるファイルと LUN の効率的なコピー作成 FlexClone ファイルと FlexClone LUN は 親ファイルや親 LUN の書き込み可能でスペース効率の高いクローンです これらは 物理的なアグリゲートスペースを効率的に使用するのに便利です FlexClone ファイルと FlexClone LUN がサポートされるのは FlexVol のみで Infinite Volume ではサポートされません FlexClone ファイルと FlexClone LUN は そのサイズの 0.4% をメタデータの保存に使用します 複数のクローンが 親ファイルおよび親 LUN のデータブロックを共有します クライアントが親ファイルまたは LUN に あるいはクローンに新規データを書き込むまで クローンによって占有されるストレージスペースはわずかです クライアントはファイルおよび LUN のすべての処理を 親エンティティとクローンエンティティの両方で実行できます FlexClone ファイルと FlexClone LUN はいくつかの方法で削除できます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の利点 FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の作成プロセスは スペースを効率的に使用して短時間で実行されます これは クローン処理中に物理的なデータコピーが発生しないためです 以下のような状況では FlexClone ファイルと FlexClone LUN を使用して スペース効率に優れたデータコピーを作成できます 何千台もの標準仮想デスクトップまたはサーバを導入 更新 または再導入する必要がある場合 アプリケーション開発のためにデータベースのコピーが必要な場合 サーバファーム内のサーバをブートする必要がある場合親ブート LUN の FlexClone LUN を作成し この FlexClone LUN を使用してサーバファーム内のサーバをブートできます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の仕組み FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN は FlexVol または FlexClone ボリュームに存在する親ファイルおよび LUN と同じ物理データブロックを共有し メタデータの形式でごくわずかなスペースを占有します NAS 環境の FlexVol 内にあるファイルや SAN 環境の LUN は クローンを作成できます クローニング処理では データの物理ブロックがコピーされないため クローンコピーはスペース効率と時間効率に優れています 親またはクローンに新規データが書き込まれたときにのみ データが書き込まれた親またはクローンによって追加のストレージスペースが占有されるようになります 次の図は ストレージシステム上の同じデータブロックにアクセスする親ファイルまたは LUN および FlexClone ファイルを示しています ホスト側では 親ファイルまたは LUN および FlexClone ファイルまたは LUN は 通常のファイルと LUN として認識されます
69 FlexVol の使用 69 FlexClone ファイルと FlexClone LUN は ホスト側では通常のファイルと LUN として認識 ファイル / LUN ファイル / LUN ファイル / LUN ファイル / LUN FlexVol 内の親ファイル / LUN FlexClone ファイル / LUN 親ファイル / LUN FlexClone ファイル / LUN FlexVol FlexClone ファイル / LUN FlexClone ファイル / LUN 物理データブロック 親ファイル / LUN と FlexClone ファイル / LUN は ストレージシステム上の同じデータブロックにアクセス 各ノードでは スプリット負荷の最大値に達するまで FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成要求を受け入れます スプリット負荷の最大値に達すると クローン作成要求の受け入れが一時的に中止され EBUSY エラーメッセージが表示されます ノードのスプリット負荷が最大値を下回ると クローン作成要求の受け入れが再開されます クローニング処理は 親ファイルまたは LUN へのクライアントアクセスには影響しません 親ファイルまたは LUN にアクセスしているクライアントが中断または停止することはありません クライアントは FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN でのすべての処理を 標準のファイルおよび LUN での処理と同様に実行できます 親ファイルまたは親 LUN から その物理コピーを作成せずに 最大で 32,767 個の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成できます 32,767 個を超えるクローンを作成しようとすると 親ファイルまたは親 LUN の新しい物理コピーが自動的に作成されます 関連コンセプト FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量をスプリット負荷から判断する方法 (72 ページ )
70 70 論理ストレージ管理ガイド FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を使用する場合の考慮事項 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を作成 管理 削除するときは いくつかの点に注意する必要があります FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成に関する考慮事項 FlexClone ファイルおよび LUN を作成できるのは 親ファイルおよび LUN と同じ FlexVol 内のみです ファイル全体 サブファイル LUN またはサブ LUN のクローンを作成できます サブファイルまたはサブ LUN のクローンを作成する場合は 親エンティティおよびクローンエンティティのブロック範囲に関する情報が必要です FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を初めて作成した場合は sis 属性が FlexVol に追加されます FlexVol の qtree 間でファイルまたは LUN のクローンを作成する場合 デスティネーション qtree を SnapVault デスティネーションのセカンダリにすることはできません FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の管理に関する考慮事項 クライアントが新しいデータを FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN あるいは親ファイルまたは親 LUN に書き込むと 新しいデータによって追加のストレージスペースが使用されます FlexClone ファイルまたは LUN を Snapshot コピーから作成する場合 クローニングプロセスが完了するまで 新しい Snapshot コピーを作成することはできません FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN が含まれている FlexVol のフラクショナルリザーブが 0 に設定されている場合 そのボリュームにアクセスするアプリケーションでスペース不足によるエラー (ENOSPC) が発生したときは 構成の制限を確認してください また FlexVol にアクセスするアプリケーションで発生するスペース不足によるエラーを回避するために FlexVol の自動削除設定で FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するように設定してください FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の削除に関する考慮事項 FlexClone ファイルまたは LUN を削除しても 親ファイルまたは親 LUN には影響しません 親ファイルまたは親 LUN を削除しても FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN には影響しません NetApp Manageability SDK を使用せずに FlexClone ファイルを削除する場合 volume file clone deletion コマンドを使用して高速削除を実行するように設定できます NetApp Manageability SDK を使用して FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を削除する場合は 常に高速削除方式が使用されるため この設定は必要ありません 関連コンセプト フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 (29 ページ ) 関連タスク FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するための FlexVol の設定 (76 ページ ) 関連参照情報 FlexClone ファイルの削除の設定用コマンド (78 ページ )
71 FlexVol の使用 71 スペースが最適化された FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成例 Data ONTAP 8.3 以降では フラクショナルリザーブが 0 に設定された FlexVol に スペースリザベーションが有効なファイルおよび LUN のクローンを追加スペースなしで作成できます ここでは その作成例を示します また スペースが最適化されたクローンがサポートされないシナリオについても説明します スペースリザベーションを有効にして FlexClone ファイルを作成する例 フラクショナルリザーブが 0 に設定された FlexVol に ギャップのない状態で 100GB のファイルのクローンを作成するとします このファイルではスペースリザベーションが有効になっており FlexClone ファイルでも有効になります file1_source のクローンとして file1_clone という名前の FlexClone ファイルを作成する例を次に示します スペースリザベーションは指定しません 結果 作成された FlexClone ファイルにはソースファイルと同じスペースリザベーション設定 ( 有効 ) が継承されます cluster1::> volume file clone create -vserver vs0 -volume vol1 - source-path /file1_source -destination-path /file1_clone Data ONTAP 8.3 以降では 一時的な追加スペースなしで FlexClone ファイルを作成できます 以前のリリースでは フラクショナルリザーブが 0 に設定された FlexVol に スペースリザベーションが有効なファイルからスペースリザベーションが有効な FlexClone ファイルを作成する場合 元のファイルが 100GB であるとすると 少なくとも 200GB のスペースが必要でした この追加スペースは FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN のスペースが最適化されたことで不要になりました スペースリザベーションを無効にして FlexClone ファイルを作成する例 フラクショナルリザーブが 0 に設定された FlexVol に ギャップのない状態で 100GB のファイルのクローンを作成するとします このファイルではスペースリザベーションが有効になっていますが FlexClone ファイルに対しては無効にします file1_source のクローンとして file1_clone という名前の FlexClone ファイルをスペースリザベーションを無効にして作成する例を次に示します cluster1::> volume file clone create -vserver vs0 -volume vol1 - source-path /file1_source -destination-path /file1_clone -no-reserve Data ONTAP 8.3 以降では 一時的な追加スペースなしで FlexClone ファイルを作成できます 以前のリリースでは フラクショナルリザーブが 0 に設定された FlexVol に スペースリザベーションが有効なファイルからスペースリザベーションを無効にして FlexClone ファイルを作成する場合 元のファイルが 100GB であるとすると 少なくとも 100GB のスペースが必要でした この追加スペースは不要になりました スペースが最適化されたクローンがサポートされないシナリオ スペースが最適化されたクローンがサポートされないシナリオを次に示します Snapshot コピーのファイル サブファイル LUN およびサブ LUN については スペースが最適化されたクローンは作成できません これらのクローンを作成するには ボリュームに追加スペースが必要になります スペースが最適化されていない既存の FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN については 最適化されたクローンを作成することはできません スペースが最適化されていないクローンからクローンを作成するには ボリュームに追加スペースが必要になります
72 72 論理ストレージ管理ガイド スペースが最適化されたクローンをスペース最適化を使用しないクローンに変換する場合 ボリュームに追加スペースが必要になることがあります たとえば Snapshot コピーのサブファイルまたはサブ LUN のクローンを作成して ボリュームのアクティブファイルシステムにあるスペースが最適化されたクローンを上書きすると スペースが最適化されたクローンがスペース最適化を使用しないクローンに変換され 追加スペースが必要になります 関連コンセプト フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 (29 ページ ) FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量をスプリット負荷から判断する方法 各ノードのスプリット負荷の最大値 現在値 トークン予約値 および許容値を表示して FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成または削除に必要な容量があるかどうかを確認することができます スプリット負荷の許容値が表示された場合 クローンを作成および削除するための容量がノードにあることを示しています 次の表に ノードごとに確認できるスプリット負荷の情報を示します スプリット負荷のタイプ Max Split Load Current Split Load Token-Reserved Load Allowable Split Load 説明 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノードの最大容量 スプリット負荷の最大値に達すると EBUSY エラーメッセージが表示され 負荷が最大値を下回るまで新しい要求が受け付けられなくなります FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に現在使用されているノード容量 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除用に クライアントがトークンを使用して予約しているノードの容量 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成用にノードのスペースを予約するトークンを NetApp Manageability SDK を使用して取得するようにクライアントを設定できます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除の新しい要求に使用できるノードの残り容量 (Max Split Load の値から Current Split Load と Token-Reserved Load の値を引いた値が Allowable Split Load の値になります ) 関連タスク FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量の表示 (73 ページ ) FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の作成 volume file clone create コマンドを使用することにより FlexVol または FlexClone ボリュームに存在するファイルや LUN のクローンを スペースを効率的に使用して短時間で作成できます 開始する前に クラスタで FlexClone ライセンスが有効になっている必要があります
73 FlexVol の使用 73 サブ LUN のクローニングまたはサブファイルのクローニングに複数のブロック範囲が使用される場合は ブロック番号が重ならないようにする必要があります 適応圧縮が有効なボリュームでサブ LUN またはサブファイルを作成する場合は ブロック範囲がミスアライメントされないようにする必要があります つまり ソースの開始ブロック番号とデスティネーションの開始ブロック番号が 偶数または奇数のいずれかでアライメントされている必要があります タスク概要 SVM 管理者は クラスタ管理者によって割り当てられた権限に応じて FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を作成できます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN に対して クローンの作成時と変更時に自動削除設定を指定できます デフォルトでは 自動削除設定は無効になります 既存の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN をクローンの作成時に上書きするには volume file clone create コマンドで -overwrite-destination パラメータを指定します スプリット負荷の最大値に達すると FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成要求の受け入れが一時的に中止され EBUSY エラーメッセージが表示されます ノードのスプリット負荷が最大値を下回ると FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成要求の受け入れが再開されます クローンの作成に必要な容量がノードに確保されてから 次の作成要求を行うようにしてください 手順 1. volume file clone create コマンドを使用して FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成します 例 次の例は ボリューム vol1 内の親ファイル file1_source から FlexClone ファイル file1_clone を作成する方法を示しています cluster1::> volume file clone create -vserver vs0 -volume vol1 - source-path /file1_source -destination-path /file1_clone このコマンドを使用する方法については マニュアルページを参照してください 関連コンセプト FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量をスプリット負荷から判断する方法 (72 ページ ) 関連タスク FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量の表示 (73 ページ ) 関連情報 Clustered Data ONTAP 8.3 Commands: Manual Page Reference FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量の表示 ノードのスプリット負荷を表示することで FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成要求や削除要求を新たに受け入れられるだけの容量がノードにあるかどうかを確認することができます
74 74 論理ストレージ管理ガイド スプリット負荷の最大値に達すると スプリット負荷が最大値を下回るまで新しい要求が受け付けられなくなります タスク概要 スプリット負荷の最大値に達している場合 作成要求や削除要求に対する応答として EBUSY エラーメッセージが表示されます ノードのスプリット負荷が最大値を下回ると FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成要求や削除要求の受け入れが再開されます ノードでは Allowable Split Load フィールドに容量が表示され 作成要求に必要な容量が使用可能である場合に新しい要求が受け入れられます 手順 1. volume file clone split load show コマンドを使用して FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量を表示します 例 次の例では cluster1 のすべてのノードのスプリット負荷を表示しています Allowable Split Load フィールドの値から クラスタのすべてのノードに FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できる容量があることがわかります cluster1::> volume file clone split load show Node Max Current Token Allowable Split Load Split Load Reserved Load Split Load node TB 0B 100MB 15.97TB node TB 0B 100MB 15.97TB 2 entries were displayed. 関連コンセプト FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できるノード容量をスプリット負荷から判断する方法 (72 ページ ) FlexClone ファイルと FlexClone LUN によるスペース削減の表示 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を含むボリューム内でブロック共有によって削減されたディスクスペースの割合を表示できます 手順 1. FlexClone ファイルと FlexClone LUN によって達成されたスペース削減を表示するには 次のコマンドを入力します df -s volname volname には FlexVol の名前を指定します 注 : 重複排除が有効な FlexVol で df -s コマンドを実行する場合 重複排除と FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の両方によって削減されたスペースを表示できます 例 次に FlexClone ボリューム test1 でのスペース削減についての例を示します
75 FlexVol の使用 75 systema> df -s test1 Filesystem used saved %saved Vserver /vol/test1/ % vs1 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の削除方法 FlexClone ファイルと FlexClone LUN はいくつかの方法で削除できます それぞれの方法について理解しておけば クローンの管理方法を計画する際に役立ちます FlexClone ファイルと FlexClone LUN は 次の方法で削除できます FlexVol の空きスペースが一定のしきい値を下回った場合に 自動削除を有効にしたクローンを自動的に削除するように FlexVol を設定できます NetApp Manageability SDK を使用してクローンを削除するようにクライアントを設定できます クライアントで NAS プロトコルおよび SAN プロトコルを使用してクローンを削除できます デフォルトでは NetApp Manageability SDK を使用しない低速な削除方式が有効になっています FlexClone ファイルの削除時に高速削除方式を使用するには volume file clone deletion コマンドを使用して設定できます 関連コンセプト FlexVol が FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN から空きスペースを自動再生する仕組み (75 ページ ) 関連参照情報 FlexClone ファイルの削除の設定用コマンド (78 ページ ) FlexVol が FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN から空きスペースを自動再生する仕組み FlexVol の自動削除設定を使用すると ボリュームがフルに近くなったときに 自動削除が有効な FlexClone ファイルと FlexClone LUN を自動的に削除して 指定した量の空きスペースをボリューム内に再生することができます ボリュームの空きスペースが一定のしきい値を下回ったときに FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の削除を自動的に開始し ボリュームの空きスペースを指定の量だけ再生したらクローンの削除を自動的に中止するように設定できます クローンの自動削除を開始するしきい値を指定することはできませんが それぞれのクローンを削除対象に含めるかどうかと クローンを削除することによって再生する空きスペースの目標量を指定することができます 次の両方の要件を満たしている場合 ボリュームの空きスペースが一定のしきい値を下回ったときに FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN が自動的に削除されます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN が格納されているボリュームに対して自動削除機能が有効になっている FlexVol に対して自動削除機能を有効にするには volume snapshot autodelete modify コマンドを使用します ボリュームで FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するには -trigger パラメータを volume または snap_reserve に設定する必要があります FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN に対して自動削除機能が有効になっている FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN に対して自動削除を有効にするには file clone create コマンドで -autodelete パラメータを指定します このクローン設定はボリュームのほかの設定よりも優先されるため この設定で個別に自動削除を無効にすることで 特定の FlexClone ファイルや FlexClone LUN を保持することができます
76 76 論理ストレージ管理ガイド 自動削除設定は Data ONTAP 8.2 以降を使用して作成された FlexClone LUN および Data ONTAP 8.3 以降を使用して作成された FlexClone ファイルに対して指定できます Data ONTAP 8.3 にアップグレードした場合 それよりも前のバージョンの Data ONTAP を使用して作成された FlexClone ファイルについては自動削除が無効になります それらの FlexClone ファイルに対して自動削除を有効にするには volume file clone autodelete コマンドを使用します 関連タスク FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するための FlexVol の設定 (76 ページ ) FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するための FlexVol の設定 ボリュームの空きスペースが特定のしきい値を下回った場合に 自動削除を有効にした FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するように FlexVol を設定できます 開始する前に FlexVol に FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN が含まれていて オンラインになっている必要があります FlexVol は読み取り専用ボリュームにしないでください 手順 1. volume snapshot autodelete modify コマンドを使用して FlexVol 内の FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除を有効にします -trigger パラメータには volume または snap_reserve のどちらかを指定できます -destroy-list パラメータには 削除するクローンのタイプが 1 つだけであるかどうかに関係なく 常に lun_clone,file_clone を指定する必要があります 例 次の例では ボリューム vol1 で FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除を有効にし ボリュームの 25% が空きスペースになるまでスペースが再生されるようにします cluster1::> volume snapshot autodelete modify -vserver vs1 -volume vol1 -enabled true -commitment disrupt -trigger volume -target-freespace 25 -destroy-list lun_clone,file_clone Volume modify successful on volume:vol1 注 : FlexVol で自動削除を有効にする際に -commitment パラメータの値を destroy に設定すると -autodelete パラメータが true に設定されているすべての FlexClone ファイルと FlexClone LUN は ボリュームの空きスペースが指定したしきい値を下回った場合に削除される可能性があります ただし -autodelete パラメータが false に設定されている FlexClone ファイルと FlexClone LUN は削除されません 2. volume snapshot autodelete show コマンドを使用して FlexVol で FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除が有効になっているかどうかを確認します 例 次の例では ボリューム vol1 で FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除が有効になっています
77 FlexVol の使用 77 cluster1::> volume snapshot autodelete show -vserver vs1 -volume vol1 Vserver Name: vs1 Volume Name: vol1 Enabled: true Commitment: disrupt Defer Delete: user_created Delete Order: oldest_first Defer Delete Prefix: (not specified) Target Free Space: 25% Trigger: volume Destroy List: lun_clone,file_clone Is Constituent Volume: false 3. 次の手順を実行して ボリューム内の削除対象とする各 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除を有効にします a. volume file clone autodelete コマンドを使用して 特定の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の自動削除を有効にします volume file clone autodelete コマンドで -force パラメータを指定することによって 特定の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の自動削除を強制的に実行するように設定できます 例 次の例は ボリューム vol1 に含まれる FlexClone LUN lun1_clone の自動削除が有効になっていることを示します cluster1::> volume file clone autodelete -vserver vs1 -clonepath /vol/vol1/lun1_clone -enabled true FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成時に自動削除を有効にすることができます b. volume file clone show-autodelete コマンドを使用して FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN で自動削除が有効になっていることを確認します 例 次の例は FlexClone LUN lun1_clone で自動削除が有効になっていることを示します cluster1::> volume file clone show-autodelete -vserver vs1 -clonepath vol/vol1/lun1_clone Vserver Name: vs1 Path: vol/vol1/lun1_clone Clone Autodelete Enabled: true このコマンドの使用の詳細については 該当するマニュアルページを参照してください 関連タスク Snapshot コピーの自動削除 (32 ページ )
78 78 論理ストレージ管理ガイド 特定の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN に対する自動削除の防止 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を自動的に削除するように FlexVol を設定すると 指定した条件を満たすすべてのクローンが自動削除の対象になります 特定の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を残したい場合は それらを FlexClone の自動削除プロセスから除外できます 開始する前に FlexClone ライセンスがインストールされている必要があります タスク概要 Data ONTAP 8.3 以降では FlexClone ファイルや FlexClone LUN を作成する際 デフォルトではクローンの自動削除設定が無効になります 自動削除が無効な FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN は ボリュームのスペースを再生するためにクローンを自動的に削除するように FlexVol を設定していても保持されます 注意 : ボリュームのコミットメントレベルを try または disrupt に設定すると 特定の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の自動削除を個別に無効にして保持できます ただし ボリュームのコミットメントレベルを destroy に設定し 削除リストを lun_clone,file_clone に指定した場合 クローン設定よりもボリューム設定が優先され 各クローンの自動削除設定に関係なく すべての FlexClone ファイルと FlexClone LUN が削除対象となります 手順 1. volume file clone autodelete コマンドを使用して 特定の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を自動削除の対象から除外します 例 次の例は vol1 に含まれている FlexClone LUN lun1_clone の自動削除を無効にする方法を示しています cluster1::> volume file clone autodelete -vserver vs1 -volume vol1 - clone-path lun1_clone -enable false 自動削除を無効にした FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN は ボリュームのスペース再生を目的とした自動削除の対象になりません 2. volume file clone show-autodelete コマンドを使用して FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN で自動削除が無効になっていることを確認します 例 次の例では FlexClone LUN lun1_clone の自動削除が false になっています cluster1::> volume file clone show-autodelete -vserver vs1 -clonepath vol/vol1/lun1_clone Vserver Name: vs1 Clone Path: vol/vol1/lun1_clone Autodelete Enabled: false FlexClone ファイルの削除の設定用コマンド クライアントで FlexClone ファイルを削除する際 NetApp Manageability SDK を使用せずに FlexVol から FlexClone ファイルを迅速に削除するには volume file clone deletion コマンドを使用し
79 FlexVol の使用 79 て高速削除を有効にします 高速削除では FlexClone ファイルの拡張子と最小サイズを使用して迅速な削除が可能です volume file clone deletion コマンドでは ボリューム内の FlexClone ファイルについて サポートされる拡張子のリストと最小サイズの要件を指定できます 高速削除方式は 要件を満たす FlexClone ファイルに対してのみ使用され 要件を満たさない FlexClone ファイルに対しては使用されません NetApp Manageability SDK を使用してボリュームから FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を削除する場合は 常に高速削除方式が使用されるため 拡張子とサイズの要件は適用されません 目的 ボリュームでサポートされる拡張子のリストに拡張子を追加する 高速削除方式でボリュームから削除する FlexClone ファイルの最小サイズを変更する ボリュームでサポートされる拡張子のリストから拡張子を削除する クライアントが高速削除方式でボリュームから削除可能な サポートされる拡張子のリストと FlexClone ファイルの最小サイズを表示する 使用するコマンド volume file clone deletion addextension volume file clone deletion modify volume file clone deletion removeextension volume file clone deletion show これらのコマンドの詳細については それぞれのマニュアルページを参照してください FlexClone ファイルと FlexClone LUN でサポートされる機能 FlexClone ファイルと FlexClone LUN は 重複排除 Snapshot コピー クォータ Volume SnapMirror などのさまざまな Data ONTAP 機能と相互運用できます FlexClone ファイルと FlexClone LUN では 以下の機能がサポートされます 重複排除 Snapshot コピー アクセス制御リスト クォータ FlexClone ボリューム NDMP Volume SnapMirror volume move コマンド スペースリザベーション HA 構成
80 80 論理ストレージ管理ガイド 重複排除と FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 データブロックの物理ストレージスペースは 重複排除が有効なボリュームで親ファイルの FlexClone ファイルまたは親 LUN の FlexClone LUN を作成することによって効率的に使用できます FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN で使用されるブロック共有メカニズムは 重複排除でも使用されます ボリュームでの重複排除を有効にし 重複排除が有効になったボリュームをクローニングすると FlexVol で最大限のスペースを節約できます 注 : 重複排除が有効なボリュームに対して sis undo コマンドを実行している間 そのボリュームに存在する親ファイルと親 LUN の FlexClone ファイルと FlexClone LUN は作成できません Snapshot コピーと FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 FlexClone ファイルと FlexClone LUN は FlexVol に含まれる親ファイルと親 LUN の既存の Snapshot コピーから作成できます ただし Snapshot コピーから FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成しているとき 親とクローンの間のブロック共有処理が完了するまでは Snapshot コピーを手動で削除することはできません Snapshot コピーは バックグラウンドで実行されているブロック共有処理が完了するまで ロックされたままです したがって ロックされている Snapshot コピーを削除しようとすると しばらくしてから処理を再試行するように求めるメッセージが表示されます その場合 特定の Snapshot コピーを手動で削除するには 再試行を繰り返して ブロック共有が完了した時点で Snapshot コピーが削除されるようにする必要があります 関連情報 clustered Data ONTAP 8.3 データ保護ガイド FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN でのアクセス制御リストの処理 FlexClone ファイルと FlexClone LUN は 親ファイルおよび親 LUN のアクセス制御リストを継承します 親ファイルに Windows NT ストリームが含まれている場合 FlexClone ファイルもそのストリーム情報を継承します ただし 親ファイルに 6 個以上のストリームが含まれている場合 そのファイルはクローニングできません クォータと FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 クォータ制限は FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の合計論理サイズに適用されます Data ONTAP 8.1 以降では ブロック共有がクォータ超過を引き起こす場合でも クローニング処理でブロック共有が停止されることはありません FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成した場合 クォータではスペース削減量が認識されません たとえば 10GB の親ファイルから FlexClone ファイルを作成した場合 物理スペースは 10GB しか使用していませんが クォータの使用量は 20GB( 親ファイルの 10GB と FlexClone ファイルの 10GB) と記録されます FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成するとグループクォータまたはユーザクォータを超過する場合 FlexVol にクローンのメタデータを保管できるだけの十分なスペースがあれば クローンの操作は成功します ただし そのユーザまたはグループのクォータはオーバーサブスクライブになります
81 FlexVol の使用 81 FlexClone ボリュームと FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN とその親ファイルまたは親 LUN の両方を含む FlexVol ボリュームの FlexClone ボリュームを作成できます FlexClone ボリューム内にある FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN とそれらの親ファイルまたは親 LUN は 親 FlexVol ボリューム内と同じ方法で引き続きブロックを共有します すなわち すべての FlexClone エンティティとそれらの親は 基盤となる同じ物理データブロックを共有することで 物理ディスクスペース使用量を最小限に抑えます FlexClone ボリュームを親ボリュームからスプリットすると FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN とそれらの親ファイルまたは親 LUN は FlexClone ボリュームのクローン内でブロックを共有しなくなります その後 FlexClone ボリュームのクローン内の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN とそれらの親ファイルまたは親 LUN は 独立したファイルまたは LUN として存在するようになります これは ボリュームのクローンがスプリット処理の前よりも多くのスペースを使用することを意味します NDMP による FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の処理 NDMP は 論理レベルで FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN に影響を与えます すべての FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN は 独立したファイルまたは LUN としてバックアップされます NDMP サービスを使用して FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を含む qtree または FlexVol をバックアップする場合 親エンティティとクローンエンティティの間のブロック共有は維持されず クローンエンティティは独立したファイルまたは LUN としてテープにバックアップされます スペースの削減は失われます したがって バックアップ先のテープには 拡張された分のデータを格納するための十分なスペースを確保する必要があります リストア時には すべての FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN は独立した物理的なファイルおよび LUN としてリストアされます ボリュームで重複排除を有効にすることで ブロック共有のメリットを復元できます 注 : FlexVol の既存の Snapshot コピーから FlexClone ファイルと FlexClone LUN が作成されている間は バックグラウンドのブロック共有処理が完了するまではボリュームをテープにバックアップすることはできません ブロック共有処理の進行中にボリューム上の NDMP を使用すると しばらく待ってから処理を再試行するように求めるメッセージが表示されます その場合 再試行を繰り返して ブロック共有が完了した時点でテープバックアップ処理が実行されるようにする必要があります テープバックアップの詳細については clustered Data ONTAP データ保護 : テープバックアップおよびリカバリガイド を参照してください Volume SnapMirror と FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 クローニングされたエンティティは一度しか複製されないため Volume SnapMirror と FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を併用すると 継続的にスペースを節約しやすくなります FlexVol が Volume SnapMirror ソースで FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を含んでいる場合 Volume SnapMirror は共有物理ブロックと少量のメタデータのみを Volume SnapMirror デスティネーションに転送します デスティネーションでは物理ブロックのコピーが 1 つだけ保存され このブロックが親エンティティとクローニングされたエンティティとの間で共有されます したがって デスティネーションボリュームはソースボリュームの正確なコピーであり デスティネーションボリューム上のすべてのクローンファイルまたはクローン LUN は同じ物理ブロックを共有します Volume SnapMirror の詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください ボリューム移動が FlexClone ファイルと FlexClone LUN に及ぼす影響 ボリューム移動処理のカットオーバーフェーズ中は FlexVol の FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成することはできません
82 82 論理ストレージ管理ガイド スペースリザベーションと FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 FlexClone ファイルと FlexClone LUN は デフォルトでは親ファイルおよび親 LUN のスペースリザベーション属性を継承します ただし FlexClone ファイルと FlexClone LUN の作成時にそれらの親ファイルと親 LUN でスペースリザベーションが有効になっていても FlexVol に十分なスペースがない場合はスペースリザベーションを無効にして作成することができます 親と同じスペースリザベーションが設定された FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を作成できるだけのスペースが FlexVol にない場合 クローニング操作は失敗します HA 構成と FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 FlexClone ファイルと FlexClone LUN の操作は HA 構成でサポートされています HA ペアでは テイクオーバー処理またはギブバック処理が進行している間は パートナー上に FlexClone ファイルまたは Flexclone LUN を作成できません パートナー上の保留されたブロック共有処理はすべて テイクオーバー処理またはギブバック処理が完了したあと再開されます qtree を使用した FlexVol のパーティショニング qtree を使用すると FlexVol を小さなセグメントにパーティショニングして それぞれ個別に管理できます qtree を使用して クォータ セキュリティ形式 CIFS oplock を管理できます 各ボリュームには qtree0 という名前のデフォルトの qtree が Data ONTAP によって作成されます qtree にデータを配置しない場合 データは qtree0 に格納されます qtree 名の最大文字数は 64 文字です ディレクトリは qtree 間で移動できません qtree 間で移動できるのはファイルだけです qtree を使用する状況 qtree を使用すると FlexVol に関連するオーバーヘッドを発生させずにデータを分割できます データを整理したり クォータ セキュリティ形式 CIFS oplock 設定のうちのいくつかの要素を管理したりする目的で qtree を作成することがあります 次に qtree の利用例を示します クォータ特定のプロジェクトのすべてのファイルを 1 つの qtree に配置し その qtree にツリークォータを適用すると そのプロジェクトで使用するデータのサイズを制限できます セキュリティ形式プロジェクトのメンバーが Windows のファイルやアプリケーションを使用していて NTFS 形式のセキュリティを使用する必要がある場合 そのプロジェクトのデータを 1 つの qtree にグループ化してセキュリティ形式を NTFS に設定すれば 他のプロジェクトのセキュリティ形式を変更する必要はありません CIFS oplock の設定 CIFS oplock をオフにする必要があるデータベースを使用するプロジェクトがある場合 他のプロジェクトの CIFS oplock は有効にしたままで そのプロジェクトの qtree の CIFS oplock を off に設定できます qtree と FlexVol の相違点 一般に qtree は FlexVol に似ています ただし この 2 つのテクノロジには次のような主な違いがあります これらの違いを理解すると ストレージアーキテクチャを設計するときにどちらを利用すべきか選択しやすくなります 次の表に qtree と FlexVol の比較を示します
83 FlexVol の使用 83 機能 qtree FlexVol ユーザデータの整理 類似要求によるユーザのグループ化 セキュリティ形式の設定 oplock の設定 サイズ変更有効 ( クォータ制限を使用 ) Snapshot コピーのサポート 無効 (qtree データはボリューム Snapshot コピーから抽出 ) クォータのサポート クローニング Storage Virtual Machine (SVM) のルートとして機能可能 無効 (FlexVol の一部である場合を除く ) ジャンクションとして機能可能 NFS を使用してエクスポート可能 qtree のジャンクションパスの取得 qtree のジャンクションパスまたはネームスペースパスを取得して個々の qtree をマウントできます CLI コマンド qtree show -instance では /vol/<volume-name>/<qtree-name> の形式で qtree パスが表示されます ただし このパスは qtree のジャンクションパスまたはネームスペースパスではありません タスク概要 qtree のジャンクションパスまたはネームスペースパスを取得するには ボリュームのジャンクションパスが必要です 手順 1. vserver volume junction-path コマンドを使用して ボリュームのジャンクションパスを取得します 例 次の例では vs0 という名前の Storage Virtual Machine(SVM) にある vol1 という名前のボリュームのジャンクションパスを表示しています cluster1::> volume show -volume vol1 -vserver vs0 -fields junctionpath vs0 vol1 /vol1 上記の出力から このボリュームのジャンクションパスは /vol1 です qtree のルートは常にボリュームに配置されるため qtree のジャンクションパスまたはネームスペースパスは /vol1/ qtree1 になります
84 84 論理ストレージ管理ガイド qtree 名の制限 qtree 名の最大文字数は 64 文字です また qtree 名に一部の特殊文字 ( カンマやスペースなど ) を使用すると その他の Data ONTAP 機能に問題が発生する可能性があるので 使用しないでください ミラーでの qtree の機能 ミラー内に存在する qtree 情報は表示できますが 変更はできません たとえば ミラーに対して volume qtree statistics コマンドを実行できます ミラーのレプリケーションスケジュールによっては qtree に関して表示される情報 ( 名前 セキュリティ形式 oplock モード その他の属性など ) が 読み書き可能ボリュームとミラー間で同期されないことがあります しかし 読み書き可能ボリュームがミラーに複製されたあとは qtree 情報が同期されます ただし ミラー上に qtree を作成したり ミラー上の qtree を変更および削除することはできません ディレクトリの qtree への変換 FlexVol のルートにあるディレクトリを qtree に変換する場合は クライアントアプリケーションを使用して このディレクトリ内のデータを同じ名前の新しい qtree に移行します タスク概要 ディレクトリを qtree に変換するための手順は 使用するクライアントによって異なります 実行すべき手順の概要は次のとおりです 手順 1. qtree に変換するディレクトリの名前を変更します 2. 元のディレクトリ名を指定した新しい qtree を作成します 3. クライアントアプリケーションを使用して ディレクトリの内容を新しい qtree に移動します 4. 空になったディレクトリを削除します 注 : 既存の CIFS 共有と関連付けられているディレクトリは削除できません Windows クライアントによるディレクトリの qtree への変換 Windows クライアントを使用してディレクトリを qtree に変換するには ディレクトリの名前を変更し ストレージシステムに qtree を作成して ディレクトリの内容を qtree に移動します タスク概要 この手順には エクスプローラを使用する必要があります Windows のコマンドラインインターフェイスや DOS プロンプト環境は使用できません 手順 1. エクスプローラを開きます 2. 変更するディレクトリのフォルダアイコンをクリックします 注 : 目的のディレクトリは 包含ボリュームのルートにあります 3. [ ファイル ] メニューの [ 名前の変更 ] をクリックし このディレクトリに別の名前を付けます 4. ストレージシステムで volume qtree create コマンドを使用して ディレクトリの元の名前を指定した新しい qtree を作成します
85 FlexVol の使用 エクスプローラで 名前を変更したディレクトリフォルダを開き フォルダ内のファイルを選択します 6. 新しい qtree のフォルダアイコンに これらのファイルをドラッグします 注 : 移動するフォルダ内のサブフォルダ数が多いほど 移動処理に時間がかかります 7. [ ファイル ] メニューの [ 削除 ] をクリックし 名前が変更され 空になったディレクトリフォルダを削除します UNIX クライアントによるディレクトリの qtree への変換 UNIX でディレクトリを qtree に変換するには ディレクトリの名前を変更し ストレージシステムに qtree を作成して ディレクトリの内容を qtree に移動します 手順 1. UNIX クライアントのウィンドウを開きます 2. mv コマンドを使用してディレクトリの名前を変更します 例 client: mv /n/user1/vol1/dir1 /n/user1/vol1/olddir 3. ストレージシステムから volume qtree create コマンドを使用して 元の名前を指定した qtree を作成します 例 system1: volume qtree create /n/user1/vol1/dir1 4. クライアントから mv コマンドを使用して 以前のディレクトリの内容を 作成した qtree に移動します 注 : 移動するディレクトリ内のサブディレクトリ数が多いほど 移動処理に時間がかかります 例 client: mv /n/user1/vol1/olddir/* /n/user1/vol1/dir1 5. rmdir コマンドを使用して 空になった以前のディレクトリを削除します 例 client: rmdir /n/user1/vol1/olddir 終了後の操作 UNIX クライアントにおける mv コマンドの実装方法によっては ファイルの所有権およびアクセス権が維持されないことがあります このような場合は ファイルの所有者とアクセス権が以前の値と同じになるように更新します
86 86 論理ストレージ管理ガイド qtree の管理用コマンド qtree を管理および設定するための 特定の Data ONTAP コマンドが存在します 多くの qtree コマンドは ボリュームの移動操作中は実行できません このために qtree コマンドを実行できない場合は ボリュームの移動が完了するのを待ってからコマンドをもう一度実行してください 目的 qtreeを作成するフィルタリングされたqtreeリストを表示する qtreeを削除する qtreeのunixの権限を変更する qtreeのcifs oplock 設定を変更する qtreeのセキュリティ設定を変更する qtreeの名前を変更する qtreeの統計情報を表示する qtreeの統計情報をリセットする 使用するコマンド volume qtree create volume qtree show volume qtree delete volume qtree modify -unixpermissions volume qtree oplocks volume qtree security volume qtree rename volume qtree statistics volume qtree statistics -reset クォータを使用したリソース使用量の制限または追跡 クォータを使用すると ユーザ グループ または qtree によって使用されるディスクスペースやファイル数を制限したり 追跡したりできます クォータは 特定の FlexVol または qtree に適用されます クォータの使用目的 クォータは FlexVol 内のリソース使用量を制限したり リソース使用量が特定のレベルに達したときに通知したり リソース使用量を追跡したりするために使用できます 次のような場合にクォータを指定します ユーザやグループが使用できる または qtree に格納できる ディスクスペースの容量やファイル数を制限する場合 制限を適用せずに ユーザ グループ または qtree によって使用されるディスクスペースの容量やファイル数を追跡する場合 ユーザが使用するディスク容量やファイル数が多いときにユーザに警告する場合 関連コンセプト クォータ設定の例 (112 ページ ) 関連タスク FlexVol を備えた SVM でのクォータの設定 (116 ページ )
87 FlexVol の使用 87 クォータプロセスの概要 クォータには ソフトクォータとハードクォータがあります ソフトクォータでは 指定されたしきい値を超過すると Data ONTAP によって通知が送信されますが ハードクォータでは 指定されたしきい値を超過すると書き込み処理が失敗します Data ONTAP では FlexVol への書き込み要求を受け取ると そのボリュームでクォータが有効になっているかどうかを確認します クォータが有効な場合は 書き込み処理を実行して 対象のボリューム (qtree への書き込みの場合は対象の qtree) について超過するクォータがないかどうかを判断します ハードクォータを超過する場合は 書き込み処理は失敗し クォータ通知が送信されます ソフトクォータを超過する場合は 書き込み処理は成功し クォータ通知が送信されます 関連コンセプト クォータの適用方法 (94 ページ ) ハードクォータ ソフトクォータ およびしきい値クォータの違い ハードクォータは処理を阻止し ソフトクォータは通知をトリガーします ハードクォータを設定すると システムリソースにハードリミットが適用されます 実行すると制限値を超えてしまう処理は すべて失敗します 以下の設定でハードクォータを作成します Disk Limit パラメータ Files Limit パラメータ ソフトクォータを設定すると リソース使用量が特定のレベルに達したときに警告メッセージが送信されますが データアクセス処理には影響しません そのため クォータを超過する前に必要な措置を講じることができます 以下の設定でソフトクォータを作成します Disk Limit パラメータのしきい値 Soft Disk Limit パラメータ Soft Files Limit パラメータ しきい値クォータとソフトディスククォータを使用すると 管理者はクォータについての通知を複数受け取ることができます 通常 書き込みが失敗し始める前にしきい値により 最終警告 が出されるようにするため 管理者は Disk Limit の Threshold を Disk Limit よりもわずかに小さい値に設定します クォータ通知の概要 クォータ通知は Event Management System(EMS; イベント管理システム ) に送信されるメッセージであり SNMP トラップとしても設定されます 通知は次のイベントに対応して送信されます ハードクォータに達した ( つまり ハードクォータを超過する処理が試行された ) ソフトクォータを超過した ソフトクォータを超過しなくなった しきい値は他のソフトクォータとは若干異なります 通知はしきい値を超過したときにのみトリガーされ 超過しなくなったときにはトリガーされません ハードクォータ通知は volume quota modify コマンドを使用して設定できます 不必要なメッセージが送信されるのを防ぐため 通知を完全に無効にしたり 頻度を変更したりすることもできます
88 88 論理ストレージ管理ガイド ソフトクォータ通知は不必要なメッセージが生成される可能性が低く 通知が唯一の目的であるため 設定できません 次の表に クォータが EMS システムに送信するイベントを示します 状況 ツリークォータのハードリミットに達した ボリューム上のユーザクォータのハードリミットに達した qtree 上のユーザクォータのハードリミットに達した ボリューム上のグループクォータのハードリミットに達した qtree 上のグループクォータのハードリミットに達した ソフトリミットを超過した ( しきい値の場合を含む ) ソフトリミットを超過しなくなった EMS に送信されるイベント wafl.quota.qtree.exceeded wafl.quota.user.exceeded(unix ユーザの場合 ) wafl.quota.user.exceeded.win(windows ユーザの場合 ) wafl.quota.userqtree.exceeded(unix ユーザの場合 ) wafl.quota.userqtree.exceeded.win (Windows ユーザの場合 ) wafl.quota.group.exceeded wafl.quota.groupqtree.exceeded quota.softlimit.exceeded quota.softlimit.normal 次の表に クォータが生成する SNMP トラップを示します 状況 ハードリミットに達した ソフトリミットを超過した ( しきい値の場合を含む ) ソフトリミットを超過しなくなった 送信されるSNMPトラップ quotaexceeded quotaexceededおよびsoftquotaexceeded quotanormalおよびsoftquotanormal イベントおよび SNMP トラップの表示および管理に関する詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド ( クラスタ管理 ) を参照してください 注 : 通知には qtree 名ではなく qtree の ID 番号が含まれます volume qtree show -id コマンドを使用すると qtree 名と ID 番号を関連付けることができます クォータルール クォータポリシー およびクォータとは クォータは FlexVol に固有のクォータルールで定義されます これらのクォータルールは Storage Virtual Machine(SVM) のクォータポリシーにまとめられ SVM 上の各ボリュームでアクティブ化されます クォータルールは常にボリュームに固有です クォータルールは クォータルールに定義されているボリュームでクォータがアクティブ化されるまで作用しません クォータポリシーは SVM のすべてのボリュームに対するクォータルールの集まりです クォータポリシーは SVM 間で共有されません 1 つの SVM に最大 5 つのクォータポリシーを保持できるため クォータポリシーのバックアップコピーを保持できます 1 つの SVM に割り当てられるクォータポリシーは常に 1 つです クォータは Data ONTAP で適用される実際の制限 または Data ONTAP で実行される実際の追跡処理です クォータルールからは少なくとも 1 つのクォータが必ず作成され そのほかに多数の派
89 FlexVol の使用 89 生クォータが作成されることもあります 適用クォータの一覧は クォータレポートでのみ表示できます アクティブ化とは 割り当てられたクォータポリシーの現在のクォータルールセットから適用クォータを作成するよう Data ONTAP をトリガーするプロセスです アクティブ化はボリューム単位で実施されます あるボリュームでのクォータの最初のアクティブ化を初期化と呼びます 以降のアクティブ化は 変更の範囲に応じて再初期化またはサイズ変更と呼びます 注 : ボリューム上のクォータを初期化またはサイズ変更すると その SVM に現在割り当てられているクォータポリシー内のクォータルールがアクティブ化されます クォータのターゲットと種類 クォータにはタイプがあり ユーザ グループ またはツリーのいずれかになります クォータターゲットでは クォータ制限が適用されるユーザ グループ またはツリーを指定します 次の表に クォータターゲットの種類 各クォータターゲットに関連付けられているクォータのタイプ および各クォータターゲットの指定方法を示します クォータターゲットクォータタイプターゲットの指定方法注記 ユーザユーザクォータ UNIX ユーザ名 UNIX UID UID がユーザと一致しているファイルまたはディレクトリ Windows 2000 より前の形式の Windows ユーザ名 Windows SID ユーザの SID によって所有されている ACL を持つファイルまたはディレクトリ グループグループクォータ UNIX グループ名 UNIX GID GID がグループと一致しているファイルまたはディレクトリ ユーザクォータは 特定のボリュームまたは qtree に適用できます グループクォータは 特定のボリュームまたは qtree に適用できます 注 : Data ONTAP では Windows ID に基づいたグループクォータは適用しません qtree ツリークォータ qtree 名 ツリークォータは特定のボリュームに適用され 他のボリューム内のqtreeには影響しません
90 90 論理ストレージ管理ガイド クォータターゲットクォータタイプターゲットの指定方法注記 * ユーザクォータ グループクォータ ツリークォータ アスタリスク文字 (*) * と表示されたクォータターゲットは デフォルトクォータを示します デフォルトクォータについては クォータのタイプは type フィールドの値によって決まります 関連コンセプト ユーザおよびグループでのクォータの処理 (95 ページ ) qtree でのクォータの処理 (99 ページ ) 特殊なクォータ ディスクの使用量を最も効率的に管理するため デフォルトクォータ 明示的クォータ 派生クォータ および追跡クォータを利用できます デフォルトクォータの機能 デフォルトクォータを使用して 特定のクォータタイプのすべてのインスタンスにクォータを適用できます たとえば デフォルトユーザクォータは 指定した FlexVol または qtree について システム上の全ユーザに適用されます また デフォルトクォータを使用すると クォータを簡単に変更できます デフォルトクォータを使用すると 大量のクォータターゲットに自動的に制限を適用でき ターゲットごとに独立したクォータを作成する必要はありません たとえば ほとんどのユーザの使用ディスクスペースを 10GB に制限する場合 ユーザごとにクォータを作成する代わりに 10GB のディスクスペースのデフォルトユーザクォータを指定できます 特定のユーザに異なる制限値を適用する場合には それらのユーザに対して明示的クォータを作成できます ( 特定のターゲットまたはターゲットリストを指定した明示的クォータは デフォルトクォータよりも優先されます ) また デフォルトクォータを使用すると クォータの変更を有効にする必要がある場合に 再初期化ではなくサイズ変更を利用できます たとえば すでにデフォルトユーザクォータが設定されているボリュームに明示的ユーザクォータを追加すると 新しいクォータをサイズ変更によって有効化できます デフォルトクォータは 3 種類のクォータターゲット ( ユーザ グループ および qtree) のすべてに適用できます デフォルトクォータには 必ずしも制限を指定する必要はありません デフォルトクォータは追跡クォータにもなります クォータは コンテキストに応じて 空の文字列 ("") またはアスタリスク (*) であるターゲットによって示されます volume quota policy rule create コマンドを使用してクォータを作成する場合 -target パラメータを空の文字列 ("") に設定すると デフォルトクォータが作成されます volume quota policy rule show コマンドの出力では デフォルトクォータは空の文字列 ("") をターゲットとして表示されます volume quota report コマンドの出力では デフォルトクォータにはアスタリスク (*) とクォータ指定子が表示されます
91 FlexVol の使用 91 デフォルトユーザクォータの例 次のコマンドでは vol1 で各ユーザに 50MB の制限を適用するデフォルトユーザクォータが作成されます volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target "" -disk-limit 50MB -qtree "" volume quota policy rule show コマンドでは 次の出力が表示されます Vserver: vs1 Policy: quota_policy_vs1_1 Volume: vol1 Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold user "" "" off 50MB システム上のユーザが 実行すると vol1 内に占めるそのユーザのデータが 50MB を超えるような操作を実行した場合 ( エディタからのファイルへの書き込みなど ) そのコマンドは失敗します 関連コンセプト 派生クォータの機能 (92 ページ ) 明示的クォータの使用方法 明示的クォータは 特定のクォータターゲットに対してクォータを指定する場合 または特定のターゲットに対するデフォルトクォータを無効にする場合に使用できます 明示的クォータは 特定のユーザ グループ または qtree の制限を指定します 同じターゲットに設定されているデフォルトクォータがある場合は 明示的クォータによって置き換えられます 派生ユーザクォータを持つユーザに明示的ユーザクォータを追加する場合は デフォルトユーザクォータと同じユーザマッピング設定を使用する必要があります 同じユーザマッピング設定を使用しないと クォータのサイズの変更時に 明示的ユーザクォータが新しいクォータとみなされて拒否されます 明示的クォータが影響するのは 同じレベル ( ボリュームまたは qtree) のデフォルトクォータだけです たとえば qtree の明示的ユーザクォータが その qtree を含むボリュームのデフォルトユーザクォータに影響することはありません ただし この qtree の明示的ユーザクォータは その qtree のデフォルトユーザクォータをオーバーライドします ( デフォルトユーザクォータによって定義されている制限を置き換える ) 明示的クォータの例 ユーザ chen には 次のコマンドによって vol1 上で 80MB のスペースが許可されています volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target corp\chen -disklimit 80MB -qtree "" グループ eng1 には 次のコマンドによって vol2 上の qtree proj1 内で 150MB のディスクスペースと無制限な数のファイルが許可されています volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol2 -type group -target eng1 -disk-limit 150MB -qtree proj1 qtree proj1 には 次のコマンドによって ボリューム vol2 上で 750MB のディスクスペースと 76,800 個のファイルが許可されています
92 92 論理ストレージ管理ガイド volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol2 -type tree -target proj1 -disk-limit 750MB -file-limit qtree "" volume quota policy rule show コマンドでは 次の出力が表示されます Vserver: vs1 Policy: quota_policy_vs1_1 Volume: vol1 Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold user corp\chen "" off 80MB Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold group eng1 proj1 off 150MB tree proj1 "" off 750MB vol2 派生クォータの機能 明示的クォータ ( 特定のターゲットを指定したクォータ ) によってではなく デフォルトクォータによって適用されるクォータを 派生クォータと呼びます 派生クォータの数と場所は クォータタイプによって異なります ボリュームのデフォルトツリークォータにより そのボリューム上のすべての qtree に派生ツリークォータが作成されます デフォルトユーザクォータまたはデフォルトグループクォータにより 同一レベル ( ボリュームまたは qtree) でファイルを所有するすべてのユーザまたはグループに 派生ユーザクォータまたは派生グループクォータが作成されます ボリュームのデフォルトユーザクォータまたはデフォルトグループクォータにより すべての qtree に ツリークォータも存在するデフォルトユーザクォータまたはデフォルトグループクォータが作成されます 派生クォータの設定 ( 限度とユーザマッピングを含む ) は 対応するデフォルトクォータの設定と同じです たとえば ボリュームに 20GB のディスク制限が適用されるデフォルトツリークォータの場合 そのボリュームの qtree に 20GB のディスク制限が適用される派生ツリークォータを作成します デフォルトクォータが追跡クォータ ( 制限が指定されていない ) であれば 派生クォータも追跡クォータになります 派生クォータを確認するには クォータレポートを生成します このレポートで 派生ユーザクォータまたは派生グループクォータは ブランクまたはアスタリスク (*) のクォータ指定子で示されます しかし 派生ツリークォータにもクォータ指定子が示されます 派生ツリークォータを確認するには そのボリューム上で同じ制限が適用されるデフォルトのツリークォータを探す必要があります 派生クォータは手動で設定されたクォータルールではないため 派生クォータは quota policy rule show コマンドの出力には表示されません 明示的クォータは 派生クォータと次のように連動します 同一のターゲットにすでに明示的クォータが存在する場合は 派生クォータは作成されません ターゲットに明示的クォータを作成する際に派生クォータが存在する場合は クォータの完全な初期化を実行するのではなく サイズ変更によって明示的クォータをアクティブ化できます 関連コンセプト デフォルトクォータの機能 (90 ページ )
93 FlexVol の使用 93 デフォルトのユーザクォータおよびグループクォータで派生クォータを作成する方法 (96 ページ ) FlexVol 上のデフォルトのツリークォータによる派生ツリークォータの作成 (100 ページ ) FlexVol のデフォルトユーザクォータがそのボリュームの qtree のクォータに与える影響 (101 ページ ) 追跡クォータの使用方法 追跡クォータでは ディスクおよびファイルの使用状況についてレポートが生成され リソースの使用量は制限されません 追跡クォータを使用すると クォータをいったんオフにしてからオンにしなくてもクォータのサイズを変更できるため クォータの値の変更による中断時間が短縮されます 追跡クォータを作成するには Disk Limit パラメータと Files Limit パラメータを省略します これにより Data ONTAP は 制限を課すことなく ターゲットのレベル ( ボリュームまたは qtree) でそのターゲットのディスクとファイルの使用状況を監視するようになります 追跡クォータは show コマンドの出力とクォータレポートで すべての制限にダッシュ ( - ) が表示されることで示されます ターゲットのインスタンスすべてに適用されるデフォルト追跡クォータも指定できます デフォルト追跡クォータでは クォータタイプのすべてのインスタンスの使用状況を追跡できます ( すべての qtree やすべてのユーザなど ) また これを使用すると クォータの変更を有効にする必要がある場合に クォータの再初期化ではなくサイズ変更を使用できます 明示的追跡クォータの例 次のコマンドでは ユーザ chen が vol1 で追跡されます volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target corp\chen -qtree "" 次のコマンドでは グループ eng1 が vol1 で追跡されます volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type group -target eng1 -qtree "" 次のコマンドでは qtree proj1 が vol1 で追跡されます volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type tree -target proj1 -qtree "" volume quota policy rule show コマンドでは 次の出力が表示されます Vserver: vs1 Policy: quota_policy_vs1_1 Volume: vol1 Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold user corp\chen "" off group eng1 "" off tree proj1 "" off デフォルト追跡クォータの例 次のコマンドでは すべてのユーザが vol1 で追跡されます volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target "" -qtree "" 次のコマンドでは すべてのグループが vol1 で追跡されます volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type group -target "" -qtree "" 次のコマンドでは vol1 上のすべての qtree が追跡されます
94 94 論理ストレージ管理ガイド volume quota policy rule create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type tree -target "" -qtree "" volume quota policy rule show コマンドでは 次の出力が表示されます Vserver: vs1 Policy: quota_policy_vs1_1 Volume: vol1 Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold user "" "" off group "" "" off tree "" "" off クォータの適用方法 クォータの適用方法を理解すると クォータと 想定される制限を設定できます クォータが有効な FlexVol 内でファイルの作成またはファイルへのデータの書き込みを試みると 処理が続行される前にクォータ制限がチェックされます その処理がディスク制限またはファイル制限を超える場合 その処理は実行されません クォータ制限は次の順序でチェックされます 1. その qtree のツリークォータ ( ファイルの作成または書き込みが qtree0 に対して行われる場合 このチェックは行われません ) 2. ボリューム上のファイルを所有しているユーザのユーザクォータ 3. ボリューム上のファイルを所有しているグループのグループクォータ 4. その qtree のファイルを所有しているユーザのユーザクォータ ( ファイルの作成または書き込みが qtree0 に対して行われる場合 このチェックは行われません ) 5. その qtree のファイルを所有しているグループのグループクォータ ( ファイルの作成または書き込みが qtree0 に対して行われる場合 このチェックは行われません ) 最も上限の低いクォータが 最初に超過するクォータではない場合があります たとえば ボリューム vol1 のユーザクォータが 100GB で ボリューム vol1 に含まれる qtree q2 のユーザクォータが 20GB の場合 そのユーザがすでに 80GB を超えるデータをボリューム vol1(qtree q2 以外 ) で書き込んでいるときには ボリュームの制限を最初に超過する可能性があります クォータポリシーの割り当てに関する注意事項 クォータポリシーは Storage Virtual Machine(SVM) のすべての FlexVol に対するクォータルールをグループ化したものです クォータポリシーを割り当てる際には 特定の考慮事項を理解しておく必要があります SVM には 常に 1 つのクォータポリシーが割り当てられています SVM が作成されると 空のクォータポリシーが作成され SVM に割り当てられます このデフォルトのクォータポリシーには SVM の作成時に別の名前を指定しないかぎり default という名前が付けられます SVM には 最大 5 つのクォータポリシーを設定できます 1 つの SVM に 5 つのクォータポリシーが存在する場合 既存のクォータポリシーを削除しないかぎり その SVM に新しいクォータポリシーを作成できません クォータポリシーのクォータルールを作成または変更する場合 次のいずれかの方法を選択できます SVM に割り当てられているクォータポリシーを直接編集します その場合 そのクォータポリシーを SVM に割り当てる必要はありません
95 FlexVol の使用 95 割り当てられていないクォータポリシーを編集し そのポリシーを SVM に割り当てます その場合 必要に応じて元に戻せるように クォータポリシーのバックアップを作成しておく必要があります たとえば 割り当てられているクォータポリシーのコピーを作成して そのコピーを変更して変更したコピーを SVM に割り当て 元のクォータポリシーの名前を変更します クォータポリシーの名前変更は そのクォータポリシーが SVM に割り当てられている場合でも可能です ユーザおよびグループでのクォータの処理 ユーザまたはグループをクォータのターゲットとして指定すると そのクォータによって課される制限は ターゲットのユーザまたはグループに適用されます しかし 一部の特別なグループとユーザについては処理が異なります 環境によって ユーザの ID を指定する方法は異なります 関連コンセプト qtree でのユーザクォータおよびグループクォータの処理 (100 ページ ) クォータの UNIX ユーザの指定 クォータの UNIX ユーザを指定するには 3 つの形式を使用できます ユーザ名 UID またはユーザによって所有されているファイルまたはディレクトリです クォータの UNIX ユーザを指定するには 次のいずれかの形式を使用します ユーザ名 (jsmith など ) 注 : UNIX ユーザ名にバックスラッシュ (\) 記号が含まれる場合 その名前を使用してクォータを指定することはできません Data ONTAP では これらの文字を含む名前が Windows 名として処理されるためです UID(20 など ) そのユーザによって所有されているファイルまたはディレクトリのパス ( ファイルの UID がユーザと一致 ) 注 : ファイルまたはディレクトリ名を指定する場合は システム上で対象のユーザアカウントを使用するかぎり削除されることのないファイルまたはディレクトリを選択する必要があります UID のファイルまたはディレクトリ名を指定しても Data ONTAP がそのファイルまたはディレクトリにクォータを適用することはありません クォータの Windows ユーザを指定する方法 クォータの Windows ユーザを指定するには Windows 2000 より前の形式の Windows ユーザ名 SID ユーザの SID によって所有されているファイルまたはディレクトリの 3 つの形式のいずれかを使用します クォータの Windows ユーザを指定するには 次のいずれかの形式を使用します Windows 2000 より前の形式の Windows 名 corp\bob のように NetBIOS 形式のドメインを含みます 名前にスペースが含まれる場合は "corp\john Smith" のように クォータターゲットの値を引用符で囲みます S など Windows によってテキスト形式で表示される Security ID(SID; セキュリティ ID) ユーザの SID によって所有されている ACL を持つファイルまたはディレクトリの名前
96 96 論理ストレージ管理ガイド 注 : ファイルまたはディレクトリ名を指定する場合は システム上で対象のユーザアカウントを使用するかぎり削除されることのないファイルまたはディレクトリを選択する必要があります Data ONTAP が ACL から SID を取得するには その ACL が有効である必要があります ファイルまたはディレクトリが UNIX 形式の qtree に存在する場合 またはストレージシステムでユーザ認証に UNIX モードが使用されている場合 Data ONTAP は SID ではなく UID がファイルまたはディレクトリの UID に一致するユーザにユーザクォータを適用します ファイルまたはディレクトリの名前でクォータのユーザを指定しても Data ONTAP がそのファイルまたはディレクトリにクォータを適用することはありません デフォルトのユーザクォータおよびグループクォータで派生クォータを作成する方法 デフォルトのユーザクォータまたはグループクォータを作成すると 同じレベルでファイルを所有するユーザまたはグループごとに 対応する派生ユーザクォータまたは派生グループクォータが自動的に作成されます 派生ユーザクォータと派生グループクォータは次のように作成されます FlexVol 上のデフォルトユーザクォータによって そのボリューム上の任意の場所のファイルを所有するユーザごとに 派生ユーザクォータが作成されます qtree 上のデフォルトユーザクォータによって qtree 内のファイルを所有するユーザごとに派生ユーザクォータが作成されます FlexVol 上のデフォルトグループクォータによって そのボリューム上の任意の場所のファイルを所有するグループごとに 派生グループクォータが作成されます qtree 上のデフォルトグループクォータによって qtree 内のファイルを所有するグループごとに派生グループクォータが作成されます ユーザまたはグループがデフォルトのユーザクォータまたはグループクォータのレベルでファイルを所有していない場合 そのユーザまたはグループには派生クォータが作成されません たとえば qtree proj1 にデフォルトユーザクォータが作成され ユーザ jsmith が異なる qtree 上のファイルを所有している場合 jsmith には派生ユーザクォータが作成されません 派生クォータの設定は 制限とユーザマッピングを含め デフォルトクォータと同じです たとえば デフォルトユーザクォータのディスク制限が 50MB でユーザマッピングが有効の場合 作成される派生クォータもディスク制限が 50MB でユーザマッピングが有効になります ただし 3 つの特殊なユーザとグループの場合 派生クォータに制限はありません 次のユーザとグループがデフォルトのユーザクォータまたはグループクォータのレベルでファイルを所有している場合 派生クォータはデフォルトのユーザクォータまたはグループクォータと同じユーザマッピング設定で作成されますが 単なる追跡クォータになります ( 制限なし ) UNIX root ユーザ (UID 0) UNIX root グループ (GID 0) Windows BUILTIN\Administrators グループ Windows グループのクォータはユーザクォータとして追跡されるため このグループの派生クォータは デフォルトグループクォータではなくデフォルトユーザクォータから派生するユーザクォータになります 派生ユーザクォータの例 root jsmith および bob という 3 人のユーザがファイルを所有しているボリュームが存在し このボリュームにデフォルトユーザクォータを作成する場合は Data ONTAP によって自動的に 3 つの派生ユーザクォータが作成されます このため このボリュームのクォータを再初期化したあと 次に示す 4 つの新しいクォータがクォータレポートに表示されます
97 FlexVol の使用 97 cluster1::> volume quota report Vserver: vs1 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 user * 0B 50MB 0 - * vol1 user root 5B vol1 user jsmith 30B 50MB 10 - * vol1 user bob 40B 50MB 15 - * 4 entries were displayed. 先頭の新しい行は作成したデフォルトユーザクォータで ID がアスタリスク (*) であることから判別できます ほかの新しい行は派生ユーザクォータです jsmith と bob の派生クォータのディスク制限は デフォルトクォータと同じく 50MB です root ユーザの派生クォータは 制限のない追跡クォータです 関連コンセプト 派生クォータの機能 (92 ページ ) FlexVol のデフォルトユーザクォータがそのボリュームの qtree のクォータに与える影響 (101 ページ ) root ユーザへのクォータの適用方法 UNIX クライアント上の root ユーザ (UID=0) はツリークォータの影響を受けますが ユーザクォータまたはグループクォータの影響は受けません そのため root ユーザは 通常ならクォータによって妨げられるような作業を他のユーザに代わって実行できます root ユーザが権限レベルの低いユーザに代わって ファイルまたはディレクトリの所有者の変更や その他の処理 (UNIX chown コマンドなど ) を実行した場合 Data ONTAP は新しい所有者に基づいてクォータを確認します ただし 新しい所有者のハードクォータ制限を超過している場合でも エラーをレポートしたり処理を停止したりすることはありません これは 消失データのリカバリなど 管理作業のために一時的にクォータを超過するような場合に役立ちます 注 : ただし 所有権の変更後 クォータの超過中にユーザがディスクスペースの割り当てサイズを増やそうとすると クライアントシステムによりディスクスペースエラーがレポートされます 特殊な Windows グループに対するクォータの処理 Everyone グループおよび BUILTIN\Administrators グループと その他の Windows グループでは 適用されたクォータの処理方法が異なります 次のリストは クォータターゲットが特殊な Windows GID である場合の処理を示しています クォータターゲットが Everyone グループである場合 ACL で所有者が Everyone になっているファイルは Everyone の SID にカウントされます クォータターゲットが BUILTIN\Administrators である場合 そのエントリは追跡だけを目的とするユーザクォータであるとみなされます BUILTIN\Administrators には制限を適用できません BUILTIN\Administrators のメンバーがファイルを作成した場合 そのファイルは BUILTIN \Administrators によって所有され そのユーザの個人 SID ではなく BUILTIN\Administrators の SID にカウントされます 注 : Data ONTAP は Windows GID に基づいたグループクォータをサポートしません Windows GID をクォータターゲットとして指定した場合 そのクォータはユーザクォータとみなされます
98 98 論理ストレージ管理ガイド 複数の ID を持つユーザにクォータを適用する方法 ユーザは複数の ID で表される場合があります ID のリストをクォータターゲットとして指定して このようなユーザに対して単一のユーザクォータを設定できます これらの ID のいずれかによって所有されるファイルには ユーザクォータの制限が適用されます ユーザが UNIX の UID 20 と Windows ID の corp\john_smith および engineering\jsmith を持っているとします このユーザに対して UID および Windows ID のリストをクォータターゲットとするクォータを指定できます このユーザがストレージシステムへ書き込むと その書き込み元が UID 20 corp \john_smith あるいは enginieering\jsmith のいずれの場合でも 指定されたクォータが適用されます 注 : 複数の ID が同じユーザに属する場合でも 個々のクォータルールは個別のターゲットとみなされます たとえば UID 20 と corp\john_smith が同一のユーザを表す場合でも UID 20 のディスクスペースを 1GB に制限するクォータを指定し corp\john_smith のディスクスペースを 2GB に制限する別のクォータを指定できます Data ONTAP は UID 20 と corp\john_smith に対して個別にクォータを適用します この場合 同一ユーザが使用している他の ID に制限が適用されても engineering\jsmith には制限が適用されません Data ONTAP による mixed 環境でのユーザ ID の決定方法 ユーザが Windows クライアントと UNIX クライアントの両方から Data ONTAP ストレージにアクセスする場合は ファイルの所有権を決定するために Windows セキュリティと UNIX セキュリティの両方のセキュリティ形式が使用されます Data ONTAP では ユーザクォータの適用時に UNIX ID と Windows ID のどちらを使用するかを 複数の条件から決定します ファイルを含む qtree または FlexVol ボリュームのセキュリティ形式が NTFS のみまたは UNIX のみである場合 そのセキュリティ形式によって ユーザクォータの適用時に使用される ID の種類が決定されます mixed セキュリティ形式の qtree の場合 使用される ID の種類は ファイルに ACL が適用されているかどうかによって決まります 次の表に 使用される ID の種類を示します セキュリティ形式 ACL ACL なし UNIX UNIX ID UNIX ID Mixed Windows ID UNIX ID NTFS Windows ID Windows ID 関連コンセプト クォータの UNIX 名と Windows 名をリンクさせる方法 (99 ページ ) 複数のユーザがターゲットであるクォータの処理 複数のユーザを同じクォータターゲットに指定する場合 そのクォータで定義されているクォータ制限が各ユーザに個別に適用されることはありません この場合 クォータ制限はクォータターゲットにリストされているすべてのユーザ間で共有されます 注 : 別々の複数のユーザクォータを 1 つのマルチユーザクォータに結合する場合 クォータのサイズを変更することによって変更をアクティブ化できます ただし 複数のユーザを含むクォータターゲットからユーザを削除する場合 またはすでに複数のユーザを含むターゲットにユーザを追加する場合は 変更を有効にするためにクォータを再初期化する必要があります
99 FlexVol の使用 99 クォータターゲットに複数のユーザが含まれる例 次に クォータターゲットに 2 人のユーザがリストされている例を示します volume quota policy rule create -vserver vs0 -policy-name quota_policy_0 -volume vol0 -type user -target corp\jsmith,corp\chen - disk-limit 80MB この 2 人のユーザは 合計で最大 80MB のスペースを使用できます 一方のユーザが 75MB を使用している場合 もう一方のユーザが使用できるのは 5MB だけです クォータの UNIX 名と Windows 名をリンクさせる方法 mixed 環境では ユーザは Windows ユーザまたは UNIX ユーザとしてログインできます クォータは ユーザの UNIX ID と Windows ID が同じユーザを表すことを認識するよう構成できます 次に示す条件の両方が満たされると Windows ユーザ名のクォータは UNIX ユーザ名にマッピングされ UNIX ユーザ名のクォータは Windows ユーザ名にマッピングされます そのユーザのクォータルールで user-mapping パラメータが on に設定されている vserver name-mapping コマンドによってユーザ名がマッピングされている マッピングされた UNIX 名と Windows 名は同一の個人として扱われ クォータ使用量の算定に使用されます 関連コンセプト Data ONTAP による mixed 環境でのユーザ ID の決定方法 (98 ページ ) qtree でのクォータの処理 クォータを作成する際に qtree をターゲットにすることができます このようなクォータを ツリークォータと呼びます 特定の qtree に対して ユーザクォータやグループクォータを作成することもできます また FlexVol のクォータは そのボリュームに含まれる qtree に継承される場合があります ツリークォータの機能 qtree をターゲットとしてクォータを作成して ターゲットの qtee の大きさを制限できます これらのクォータは ツリークォータとも呼ばれます qtree にクォータを適用すると ディスクパーティションと同じような結果が得られます ただし クォータを変更することで qtree の最大サイズをいつでも変更できます ツリークォータを適用すると Data ONTAP は所有者に関係なく qtree のディスクスペースとファイル数を制限します 書き込み操作によってツリークォータを超える場合 root ユーザと BUILTIN\Administrators グループのメンバーを含むすべてのユーザは qtree への書き込みを行うことができません 注 : クォータのサイズは 利用可能なスペースの量を保証するものではありません クォータのサイズは qtree で使用できる空きスペースの量よりも多く設定できます volume quota report コマンドを使用すると qtree 内で実際に利用可能なスペースの量を判断できます
100 100 論理ストレージ管理ガイド qtree でのユーザクォータおよびグループクォータの処理 ツリークォータは qtree の全体的なサイズを制限します 個別のユーザまたはグループが qtree 全体を使用するのを防ぐには その qtree のユーザクォータまたはグループクォータを指定します qtree 内のユーザクォータの例 vol2 にユーザクォータがないとします corp\kjones というユーザが vol2 に存在する重要な qtree である qt1 で大量のスペースを使用しています この場合 次のコマンドを使用して このユーザの qtree でのスペースを制限できます volume policy rule create -vserver vs0 -policy-name quota_policy_0 - volume vol2 -type user -target corp\kjones -qtree qt1 -disk-limit 20MB -threshold 15MB 関連コンセプト ユーザおよびグループでのクォータの処理 (95 ページ ) FlexVol 上のデフォルトのツリークォータによる派生ツリークォータの作成 FlexVol 上にデフォルトのツリークォータを作成すると そのボリューム内のすべての qtree に 対応する派生ツリークォータが自動的に作成されます これらの派生ツリークォータには デフォルトのツリークォータと同じ制限があります 追加のクォータが存在しない場合 制限は次のような影響を与えます ユーザはそのボリューム全体で割り当てられているスペースと同じスペースを qtree で使用できます ( ただし ルートまたは別の qtree でのスペースの使用によってそのボリュームの制限値を超えていない場合 ) 1 つの qtree で ボリュームの全容量を使用できます ボリューム上のデフォルトのツリークォータの存在は そのボリュームに追加されるすべての新しい qtree に継続的に影響します 新しい qtree が作成されるたびに 派生ツリークォータも作成されます あらゆる派生クォータと同様に 派生ツリークォータは次のように動作します ターゲットに明示的クォータがまだ存在しない場合のみ作成されます クォータレポートに表示されますが volume quota policy rule show コマンドを使用してクォータルールを表示する場合には表示されません 派生ツリークォータの例 3 つの qtree(proj1 proj2 および proj3) を持つボリュームが存在し 唯一のツリークォータがディスクサイズを 10GB に限定する proj1 qtree 上の明示的クォータであるとします このボリュームでデフォルトのツリークォータを作成し ボリュームのクォータを再初期化すると クォータレポートは 4 つのツリークォータが含まれた状態になります ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 proj1 tree 1 0B 10GB 1 - proj1 vol1 tree * 0B 20GB 0 - * vol1 proj2 tree 2 0B 20GB 1 - proj2 vol1 proj3 tree 3 0B 20GB 1 - proj3... 最初の行には proj1 qtree 上の当初の明示的クォータが示されます このクォータは変化しません
101 FlexVol の使用 行目には ボリューム上の新しいデフォルトのツリークォータが示されます アスタリスク (*)( クォータ指定子 ) は これがデフォルトクォータがあることを示しています このクォータは 作成したクォータルールの結果です 最後の 2 つの行には proj2 および proj3 qtree の新しい派生ツリークォータが示されます Data ONTAP によって これらのクォータがボリューム上のデフォルトのツリークォータの結果として自動的に作成されます これらの派生ツリークォータには ボリューム上のデフォルトのツリークォータと同じ 20GB のディスク制限があります proj1 qtree にはすでに明示的クォータが存在するため proj1 qtree には Data ONTAP により派生ツリークォータが作成されませんでした 関連コンセプト 派生クォータの機能 (92 ページ ) FlexVol のデフォルトユーザクォータがそのボリュームの qtree のクォータに与える影響 FlexVol にデフォルトユーザクォータが定義されている場合 明示的ツリークォータまたは派生ツリークォータが存在する そのボリュームに含まれるすべての qtree にデフォルトユーザクォータが自動的に作成されます qtree にデフォルトユーザクォータがすでに存在する場合は そのボリュームにデフォルトユーザクォータが作成されるときに qtree のデフォルトユーザクォータが影響を受けることはありません qtree に自動的に作成されるデフォルトユーザクォータには ユーザがボリュームに作成するデフォルトユーザクォータと同じ制限があります qtree の明示的ユーザクォータは 管理者が作成した qtree 上のデフォルトユーザクォータを無効化するのと同様に 自動的に作成されるデフォルトユーザクォータを無効化します ( 自動的に作成されるデフォルトユーザクォータによって適用される制限を置き換えます ) 関連コンセプト デフォルトのユーザクォータおよびグループクォータで派生クォータを作成する方法 (96 ページ ) qtree の変更がクォータに与える影響 qtree を削除したり 名前やセキュリティ形式を変更したりすると 現在適用されているクォータに応じて Data ONTAP が適用するクォータが変更される場合があります qtree の削除がツリークォータに与える影響 qtree を削除すると その qtree に適用されるクォータはすべて 明示的クォータか派生的クォータかにかかわらず Data ONTAP によって適用されなくなります クォータルールが維持されるかどうかは qtree を削除した場所によって決まります Data ONTAP を使用して qtree を削除した場合 ツリークォータのルールや qtree に設定されているユーザおよびグループクォータのルールも含め 削除した qtree のクォータルールは自動的に削除されます CIFS または NFS クライアントを使用して qtree を削除した場合 クォータの再初期化時のエラー発生を避けるため このクォータのルールをすべて削除する必要があります 削除した qtree と同じ名前の新しい qtree を作成した場合 既存のクォータルールは クォータを再初期化するまで新しい qtree に適用されません
102 102 論理ストレージ管理ガイド qtree の名前変更がクォータに与える影響 Data ONTAP を使用して qtree の名前を変更すると その qtree のクォータルールは自動的に更新されます CIFS または NFS クライアントを使用して qtree の名前を変更する場合 そのクォータのすべてのクォータルールを更新する必要があります 注 : CIFS または NFS クライアントを使用して qtree の名前を変更した場合に クォータを再初期化する前にその qtree のクォータルールを新しい名前で更新しないと クォータはその qtree に適用されず qtree の明示的クォータ ( ツリークォータ およびその qtree のユーザクォータまたはグループクォータを含む ) は派生クォータに変換される可能性があります qtree のセキュリティ形式の変更がユーザクォータに与える影響 アクセス制御リスト (ACL) は NTFS または混合のセキュリティ形式では qtree に適用できますが UNIX セキュリティ形式では適用できません そのため qtree のセキュリティ形式を変更すると クォータの計算方法が変わる可能性があります qtree のセキュリティ形式を変更した場合は 必ずクォータを再初期化してください qtree のセキュリティ形式を NTFS 形式または混合形式から UNIX 形式に変更した場合 その qtree 内のファイルに適用された ACL はすべて無視され ファイルの使用量は UNIX ユーザ ID に基づいて加算されるようになります qtree のセキュリティ形式を UNIX 形式から混合形式または NTFS 形式に変更した場合は それまで非表示だった ACL が表示されるようになります また 無視されていた ACL が再び有効になり NFS ユーザ情報が無視されます 既存の ACL がない場合 NFS 情報がクォータの計算で引き続き使用されます 注 : qtree のセキュリティ形式を変更したあとは UNIX ユーザと Windows ユーザ両方のクォータの使用が正しく計算されるように その qtree を含むボリュームのクォータを再初期化する必要があります 例 qtree のセキュリティ形式の変更によって 特定の qtree 内のファイルの使用量を加算されるユーザがどのように変わるかについての例を次に示します qtree A では NTFS セキュリティが有効であり ACL によって Windows ユーザ corp\joe に 5MB のファイルの所有権が与えられているとします ユーザ corp\joe には qtree A について 5MB のディスクスペース使用量が加算されています ここで qtree A のセキュリティ形式を NTFS 形式から UNIX 形式に変更します クォータの再初期化を行うと Windows ユーザ corp\joe に対して このファイルが加算されなくなります 代わりに ファイルの UID に対応する UNIX ユーザに対して このファイルが加算されます UID は corp\joe にマッピングされた UNIX ユーザまたはルートユーザになります クォータをアクティブ化する方法 新しいクォータとクォータに対する変更は アクティブ化されるまでは有効になりません クォータのアクティブ化方法について理解することにより クォータをより効率よく管理できます クォータはボリュームレベルでアクティブ化できます クォータは 初期化 ( 有効化 ) またはサイズ変更によってアクティブ化します クォータをいったん無効にしてもう一度有効にする操作は 再初期化と呼ばれます アクティブ化のプロセスの長さとアクティブ化がクォータ適用に及ぼす影響は アクティブ化のタイプによって異なります 初期化プロセスには quota on ジョブとボリュームのファイルシステム全体のクォータスキャンという 2 つの部分があります スキャンは quota on ジョブが正常に完了したあとに開始しま
103 FlexVol の使用 103 す クォータスキャンには 多少時間がかかる可能性があります ボリュームに含まれるファイルが多いほど 長い時間がかかります スキャンが完了するまで クォータのアクティブ化は完了せず クォータも適用されません サイズ変更プロセスでは quota resize ジョブだけが実行されます サイズ変更プロセスにはクォータスキャンが含まれないため クォータの初期化よりも短い時間で完了します サイズ変更プロセスではクォータが適用されます デフォルトでは quota on および quota resize ジョブはバックグラウンドで実行されます このため ほかのコマンドを同時に使用できます 注 : 現在割り当てられていないクォータポリシーでクォータの変更を行う場合には クォータのサイズ変更または再初期化の前にそのクォータポリシーをボリュームに割り当てる必要があります アクティブ化プロセスのエラーと警告は イベント管理システムに送信されます -foreground パラメータを指定して volume quota on または volume quota resize コマンドを使用する場合 ジョブが完了するまでコマンドは出力を返しません これは スクリプトから再初期化を行う場合に便利です エラーと警告をあとで表示するには -instance パラメータを指定して volume quota show コマンドを使用します アクティブ化されたクォータは 停止およびリブート後も維持されます クォータのアクティブ化プロセスがストレージシステムデータの可用性に影響を与えることはありません 関連コンセプト サイズ変更を使用できる場合 (103 ページ ) 完全なクォータ再初期化が必要な場合 (104 ページ ) サイズ変更を使用できる場合 クォータのサイズ変更はクォータ初期化よりも高速であるため 可能なかぎりサイズ変更を使用してください ただし サイズ変更を使用できるのは クォータに対する特定の種類の変更に限られます 次の種類の変更をクォータルールに加えるときに クォータのサイズを変更できます 既存のクォータを変更する場合たとえば 既存のクォータの制限を変更する場合などです デフォルトクォータまたはデフォルト追跡クォータが適用されているクォータターゲットにクォータを追加する場合 デフォルトクォータまたはデフォルト追跡クォータのエントリが指定されているクォータを取り消す場合 単独のユーザクォータを 1 つのマルチユーザクォータに統合する場合 注意 : クォータの大幅な変更を行った場合は 完全な再初期化を実行して すべての変更を確実に有効にしてください 注 : サイズを変更しようとした場合 サイズ変更処理を使用しても反映できないクォータの変更があると Data ONTAP によって警告メッセージが発行されます ストレージシステムが特定のユーザ グループ または qtree のディスク使用状況を追跡しているかどうかは クォータレポートから判断できます クォータレポートに含まれているクォータについては ストレージシステムが そのクォータターゲットによって所有されるディスクスペースおよびファイル数を追跡しています
104 104 論理ストレージ管理ガイド サイズ変更によって有効にできるクォータ変更の例 一部のクォータルール変更は サイズ変更によって有効にできます 次のクォータを考えてみましょう cluster1::>volume quota policy rule show Vserver: vs1 Policy: quota_policy_0 Volume: vol2 Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold user "" "" - 50MB group "" "" - 750MB tree "" "" user corp\jdoe "" - 100MB user corp\kbuck"" - 100MB 次の変更を行うものとします デフォルトユーザターゲットのファイル数の増加 デフォルトユーザクォータを超えるディスク制限が必要な新規ユーザ boris への 新たなユーザクォータの追加 kbuck ユーザの明示的クォータエントリの削除 この新しいユーザに必要なのは デフォルトクォータ制限だけになります これらの変更により クォータは次のようになります cluster1::>volume quota policy rule show Vserver: vs1 Policy: quota_policy_0 Volume: vol2 Soft Soft User Disk Disk Files Files Type Target Qtree Mapping Limit Limit Limit Limit Threshold user "" "" - 50MB group "" "" - 750MB tree "" "" user corp\jdoe "" - 100MB user corp\boris"" - 100MB サイズ変更によって これらの変更がすべてアクティブ化されます 完全なクォータ再初期化は必要ありません 関連コンセプト クォータをアクティブ化する方法 (102 ページ ) 完全なクォータ再初期化が必要な場合 クォータのサイズ変更の方が高速ですが クォータに特定の変更を加えた場合は 完全なクォータ再初期化を行う必要があります 次の状況では 完全なクォータ再初期化を実行する必要があります これまでクォータがなかったターゲットに対してクォータを作成する場合 user-mapping パラメータが有効になっているクォータルールのターゲットであるユーザのユーザマッピングを (vserver name-mapping コマンドを使用して ) 変更する場合 qtree のセキュリティ形式を UNIX 形式から mixed 形式 または NTFS 形式に変更する場合 qtree のセキュリティ形式を mixed 形式または NTFS 形式から UNIX 形式に変更する場合 複数のユーザを含むクォータターゲットからユーザを削除する場合 またはすでに複数のユーザを含むターゲットにユーザを追加する場合
105 FlexVol の使用 105 クォータに大幅な変更を加える場合 初期化を必要とするクォータの変更例 3 つの qtree を含むボリュームがあり そのボリューム内のクォータは 3 つのツリークォータだけであるとします このボリュームに次の変更を加えることにしました 新しい qtree を追加し 新しいツリークォータを作成する ボリュームのデフォルトユーザクォータを追加する これらのどちらの変更にも クォータの完全な初期化が必要です クォータのサイズ変更では有効に機能しません 関連コンセプト クォータをアクティブ化する方法 (102 ページ ) クォータ情報の表示方法 クォータレポートを使用して クォータルールおよびクォータポリシーの設定 適用および設定されたクォータ クォータのサイズ変更および再初期化中に発生したエラーなどの詳細を表示できます クォータ情報は 次のような場合に表示すると役に立ちます クォータを設定する ( クォータを設定し その設定を確認する場合など ) もうすぐディスクスペースまたはファイルの上限に達する または上限に達したという通知に対応する スペースの拡張要求に対応する クォータレポートを使用して有効なクォータを確認する方法 クォータインタラクションはさまざまな方法で行われるため ユーザが明示的に作成したクォータ以外のクォータも有効になります 現在有効なクォータを確認するには クォータレポートを表示します 次に FlexVol ボリューム vol1 と このボリュームに含まれる qtree q1 に適用されている各種クォータのクォータレポートを表示する例を示します qtree にユーザクォータが指定されていない例 この例の場合 qtree が 1 つ存在します ( ボリューム vol1 に含まれる q1) 管理者が 3 つのクォータを作成しました vol1 に対して 400MB のデフォルトツリークォータ制限 vol1 に対して 100MB のデフォルトユーザクォータ制限 ユーザ jsmith のために vol1 に対して 200MB の明示的ユーザクォータ制限 これらのクォータのクォータレポートは 次の抜粋のようになります cluster1::> volume quota report Vserver: vs1 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 - tree * 0B 400MB 0 - * vol1 - user * 0B 100MB 0 - * vol1 - user corp/jsmith 150B 200MB 7 - corp/jsmith vol1 q1 tree 1 0B 400MB 6 - q1
106 106 論理ストレージ管理ガイド vol1 q1 user * 0B 100MB 0 - vol1 q1 user corp/jsmith 0B 100MB 5 - vol1 - user root 0B 0MB 1 - vol1 q1 user root 0B 0MB 8 - クォータレポートの最初の 3 行には 管理者が指定した 3 つのクォータが表示されます これらのクォータのうちの 2 つはデフォルトクォータであるため Data ONTAP によって自動的に派生クォータが作成されます 4 行目には vol1 のすべての qtree( この例では q1 のみ ) のデフォルトツリークォータから派生するツリークォータが表示されます 5 行目には ボリュームのデフォルトユーザクォータと qtree クォータが存在するために qtree に作成される デフォルトユーザクォータが表示されます 6 行目には jsmith のために qtree に作成される派生ユーザクォータが表示されます このクォータが作成されるのは qtree(5 行目 ) にデフォルトユーザクォータが存在し ユーザ jsmith がその qtree 上のファイルを所有しているためです qtree q1 でユーザ jsmith に適用される制限が 明示的ユーザクォータ制限 (200MB) で決定されることはありません これは 明示的ユーザクォータ制限がボリュームに対するものであり qtree の制限には影響を及ぼさないためです qtree の派生ユーザクォータ制限は その qtree のデフォルトユーザクォータ (100MB) で決定されます 最後の 2 行には そのボリュームおよび qtree のデフォルトユーザクォータから派生する他のユーザクォータが表示されます root ユーザがボリュームと qtree の両方でファイルを所有しているため ボリュームと qtree の両方の root ユーザに派生ユーザクォータが作成されました クォータに関して root ユーザは特別な扱いを受けるため root ユーザの派生クォータは追跡クォータのみです qtree にユーザクォータが指定された例 この例は 管理者が qtree にクォータを 2 つ追加したことを除き 先の例に似ています ボリューム 1 つ (vol1) と qtree 1 つ (q1) がまだ存在しています 管理者が次のクォータを作成しました vol1 に対して 400MB のデフォルトツリークォータ制限 vol1 に対して 100MB のデフォルトユーザクォータ制限 ユーザ jsmith のために vol1 に対して 200MB の明示的ユーザクォータ制限 qtree q1 に対して 50MB のデフォルトユーザクォータ制限 ユーザ jsmith のために qtree q1 に対して 75MB の明示的ユーザクォータ制限 次に これらのクォータのクォータレポートの例を示します cluster1::> volume quota report Vserver: vs1 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 - tree * 0B 400MB 0 - * vol1 - user * 0B 100MB 0 - * vol1 - user corp/jsmith 2000B 200MB 7 - corp/jsmith vol1 q1 user * 0B 50MB 0 - * vol1 q1 user corp/jsmith 0B 75MB 5 - corp/jsmith vol1 q1 tree 1 0B 400MB 6 - q1 vol1 - user root 0B 0MB 2 - vol1 q1 user root 0B 0MB 1 - クォータレポートの最初の 5 行には 管理者が作成した 5 つのクォータが表示されます これらのクォータのいくつかはデフォルトクォータであるため Data ONTAP によって自動的に派生クォータが作成されます
107 FlexVol の使用 行目には vol1 のすべての qtree( この例では q1 のみ ) のデフォルトツリークォータから派生するツリークォータが表示されます 最後の 2 行には そのボリュームおよび qtree のデフォルトユーザクォータから派生するユーザクォータが表示されます root ユーザがボリュームと qtree の両方でファイルを所有しているため ボリュームと qtree の両方の root ユーザに派生ユーザクォータが作成されました クォータに関して root ユーザは特別な扱いを受けるため root ユーザの派生クォータは追跡クォータのみです 次の理由から ほかのデフォルトクォータと派生クォータは作成されませんでした ユーザ jsmith は このボリュームと qtree の両方にファイルを所有していますが 両方のレベルですでに明示的クォータが存在するため このユーザに派生ユーザクォータは作成されませんでした このボリュームまたは qtree のどちらかにファイルを所有しているユーザが存在しないため ほかのユーザに派生ユーザクォータは作成されませんでした qtree にはすでにデフォルトユーザクォータが存在するため このボリュームのデフォルトユーザクォータによって qtree にデフォルトユーザクォータが作成されることはありませんでした 関連コンセプト 適用クォータが設定されたクォータとは異なる理由 (107 ページ ) 適用クォータが設定されたクォータとは異なる理由 適用クォータは 設定されたクォータとは異なります 派生クォータは設定されることなく適用されるのに対し 設定されたクォータは正常に初期化されたあとにのみ適用されるためです これらの違いを理解すると クォータレポートに表示される適用クォータを 自分自身で設定したクォータと比較しやすくなります クォータレポートに示される適用クォータは 次のような理由から 設定されたクォータルールとは異なる場合があります 派生クォータは クォータルールとして設定されることなく適用されます Data ONTAP では デフォルトクォータに対応して自動的に派生クォータが作成されます クォータルールが設定されたあとは ボリューム上でクォータが再初期化されていない可能性があります ボリューム上でクォータが初期化された場合には エラーが発生している可能性があります クォータレポートによる特定ファイルへの書き込みを限定しているクォータの確認 特定のファイルパスを指定して volume quota report コマンドを実行し どのクォータ制限がファイルへの書き込み処理に影響を与えているかを特定できます これは どのクォータが書き込み処理を妨げているかを把握するのに便利です 手順 1. volume quota report コマンドを -path パラメータを指定して実行します 特定のファイルに影響を与えているクォータの表示例 次の例は ファイル file1(flexvol vol2 の qtree q1 に存在する ) への書き込みにどのクォータが影響を与えているかを確認するためのコマンドとその出力を示します
108 108 論理ストレージ管理ガイド cluster1:> volume quota report -vserver vs0 -volume vol2 -path /vol/ vol2/q1/file1 Virtual Server: vs0 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol2 q1 tree jsmith 1MB 100MB q1 vol2 q1 group eng 1MB 700MB vol2 group eng 1MB 700MB * vol2 user corp\jsmith 1MB 50MB 1 - * vol2 q1 user corp\jsmith 1MB 50MB 1-5 entries were displayed. クォータに関する情報を表示するためのコマンド コマンドを使用して 適用クォータとリソース使用量が含まれるクォータレポート クォータの状態とエラーに関する情報 またはクォータポリシーとクォータルールに関する情報を表示できます 注 : 次のコマンドは FlexVol に対してのみ実行できます 状況 適用クォータに関する情報を表示する クォータターゲットのリソース使用量 ( ディスクスペースとファイル数 ) を表示する ファイルへの書き込みを許可した場合にどのクォータ制限に影響するかを確認する クォータの状態 (on off initializing など ) を表示する クォータのメッセージロギングに関する情報を表示する クォータの初期化とサイズ変更中に発生するエラーを表示する クォータポリシーに関する情報を表示する クォータルールに関する情報を表示する Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver) に割り当てられているクォータポリシーの名前を表示する 使用するコマンド volume quota report volume quota report -path パラメータを指定した volume quota report volume quota show -logmsg パラメータを指定した volume quota show -instance パラメータを指定した volume quota show volume quota policy show volume quota policy rule show -instance パラメータを指定した vserver show 詳細については 各コマンドのマニュアルページを参照してください 関連コンセプト volume quota policy rule show コマンドと volume quota report コマンドを使用する状況 (109 ページ )
109 FlexVol の使用 109 volume quota policy rule show コマンドと volume quota report コマンドを使用する状況 どちらのコマンドを実行してもクォータについての情報が表示されますが volume quota policy rule show では設定されたクォータルールを迅速に表示するのに対し volume quota report コマンドは比較的長い時間と多くのリソースを必要とし 適用クォータとリソース使用量を表示します volume quota policy rule show コマンドは 次の目的で使用する場合に役立ちます アクティブ化の前にクォータルールの設定を確認するこのコマンドは クォータが初期化されているかサイズ変更されているかに関係なく 設定されたクォータルールをすべて表示します システムリソースに影響を与えずにクォータルールを迅速に表示するディスクとファイルの使用状況が表示されないため このコマンドはクォータレポートほどリソースを消費しません Storage Virtual Machine(SVM) に割り当てられていないクォータポリシー内のクォータルールを表示する volume quota report コマンドは 次の目的で使用する場合に役立ちます 派生クォータも含め 適用クォータを表示する 派生クォータの影響を受けているターゲットも含め 有効になっている各クォータによって使用されているディスクスペースとファイルの数を表示する ( デフォルトクォータの場合 生成される派生クォータに照らして使用状況が追跡されるため 使用は 0 と表示されます ) ファイルへの書き込みが許可される場合にどのクォータ制限が作用するかを決定する volume quota report コマンドに -path パラメータを追加します 注 : クォータレポート操作では 大量のリソースを消費します クラスタ内の多数の FlexVol でこの操作を実行すると 完了するのに時間がかかることがあります SVM 内の個々のボリュームのクォータレポートを表示する方が効率的です 関連参照情報 クォータに関する情報を表示するためのコマンド (108 ページ ) クォータレポートと UNIX クライアントで表示されるスペース使用量の相違 クォータレポートに示される FlexVol または qtree の使用済みディスクスペースの値が UNIX クライアントに表示される同じ FlexVol または qtree の使用済みスペースの値と異なる場合があります 使用量の値が異なる理由は クォータレポートと UNIX コマンドがそれぞれ異なる方法でボリュームまたは qtree 内のデータブロックを計算するためです たとえば 空のデータブロック ( データが書き込まれていないブロック ) のあるファイルがボリューム内に含まれているとします ボリュームのクォータレポートでは スペース使用量のレポート作成時に空のデータブロックはカウントされません 一方 このボリュームが UNIX クライアントにマウントされていて このファイルが ls コマンドの出力として表示される場合 空のデータブロックはスペース使用量の計算対象となります このため クォータレポートに表示されるスペース使用量と比較すると ls コマンドによって出力されるファイルサイズの方が大きくなります 同様に クォータレポートに表示されるスペース使用量の値は df や du などの UNIX コマンドの実行結果の値と異なる場合があります
110 110 論理ストレージ管理ガイド クォータレポートのディスクスペースとファイル使用量の表示 FlexVol または qtree のクォータレポートに記録される使用済みファイル数とディスクスペース容量は ボリュームまたは qtree 内のすべての inode に対応する使用済みデータブロックの個数によって決まります ブロック数には 標準ファイルとストリームファイルによって使用される直接ブロックと間接ブロックの両方が含まれます ディレクトリ Access Control List(ACL; アクセス制御リスト ) ストリームディレクトリ およびメタファイルによって使用されるブロックは クォータレポートの使用済みブロック数には含められません UNIX のスパースファイルの場合 空のデータブロックはクォータレポートに含まれません 関連コンセプト ls コマンドによるスペース使用量の表示 (110 ページ ) df コマンドによるファイルサイズの表示 (111 ページ ) du コマンドによるスペース使用量の表示 (111 ページ ) ls コマンドによるスペース使用量の表示 ls コマンドを使用して UNIX クライアントにマウントされている FlexVol の内容を表示する場合 出力に表示されるファイルサイズは ファイルのデータブロックタイプに応じて そのボリュームのクォータレポートに表示されるスペース使用量よりも増減することがあります ls コマンドの出力には ファイルサイズのみが表示され ファイルによって使用される間接ブロックは含まれません ファイルの空ブロックも コマンドの出力に含まれます したがって 空ブロックがないファイルの場合 ls コマンドによって表示されるサイズは クォータレポートのディスク使用量より少なくなる可能性があります これは クォータレポートに間接ブロックが含まれるためです 反対に ファイルに空ブロックがある場合 ls コマンドで表示されるサイズは クォータレポートのディスク使用量より多くなる可能性があります ls コマンドの出力には ファイルサイズのみが表示され ファイルによって使用される間接ブロックは含まれません ファイルの空ブロックも コマンドの出力に含まれます ls コマンドとクォータレポートにおけるスペース使用量の違いの例 次のクォータレポートには qtree q1 の制限が 10MB であると表示されています ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 q1 tree user1 10MB 10MB 1 - q1... UNIX クライアントから ls コマンドを使用して表示した場合 次の例のように 同じ qtree 内のファイルのサイズがクォータ制限を超えることがあります [user1@lin-sys1 q1]$ ls -lh -rwxr-xr-x 1 user1 nfsuser 27M Apr file1 関連コンセプト クォータレポートのディスクスペースとファイル使用量の表示 (110 ページ ) df コマンドによるファイルサイズの表示 (111 ページ ) du コマンドによるスペース使用量の表示 (111 ページ )
111 FlexVol の使用 111 df コマンドによるファイルサイズの表示 クォータルールが設定されている qtree のマウントポイントから df を実行した場合 コマンドの出力には クォータレポートの値と同じスペース使用量が表示されます qtree を含むボリュームに対してクォータが有効になっている場合 df コマンドによって報告されるスペース使用量では ディレクトリ Access Control List(ACL; アクセス制御リスト ) ストリームディレクトリ およびメタファイルによって使用されるブロックが除外されます したがって 報告されるスペース使用量は クォータレポートの値と完全に一致します ただし qtree にクォータルールが設定されていない場合 またはクォータが FlexVol に対して有効になっていない場合 報告されるスぺース使用量には ボリューム内の他の qtree を含むボリューム全体の ディレクトリ ACL ストリームディレクトリおよびメタファイルによって使用されるブロックが含まれます この場合 df コマンドで報告される使用量は クォータレポートの値より大きくなります df コマンドとクォータレポートのスペース使用量の例 次のクォータレポートには qtree q1 の制限が 10MB であると表示されています ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 q1 tree user1 10MB 10MB 1 - q1... 次の例の df コマンド出力では クォータルールがこの qtree に対して設定されているため スペース使用量が同じく 10MB(1K 単位 ) と表示されています [user1@lin-sys1 q1]$ df -k :/vol/vol1/q % /q1 関連コンセプト クォータレポートのディスクスペースとファイル使用量の表示 (110 ページ ) ls コマンドによるスペース使用量の表示 (110 ページ ) du コマンドによるスペース使用量の表示 (111 ページ ) du コマンドによるスペース使用量の表示 UNIX クライアントにマウントされた qtree または FlexVol のディスクススペース使用量をチェックする du コマンドを実行すると 使用量の値は qtree またはボリュームに関するクォータレポートに表示される値よりも大きくなる可能性があります du コマンドの出力には コマンドを発行したディレクトリ以下のディレクトリツリー内のすべてのファイルの合計スペース使用量が表示されます du コマンドで表示される使用量の値には ディレクトリのデータブロックも含まれるため クォータレポートで表示される値よりも大きくなります du コマンドとクォータレポートにおけるスペース使用量の違いの例 次のクォータレポートには qtree q1 の制限が 10MB であると表示されています ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 q1 tree user1 10MB 10MB 1 - q1...
112 112 論理ストレージ管理ガイド 次の例の du コマンド出力では ディスクスペース使用量としてクォータ制限よりも大きい値が表示されています q1]$ du -sh 11M q1 関連コンセプト クォータレポートのディスクスペースとファイル使用量の表示 (110 ページ ) ls コマンドによるスペース使用量の表示 (110 ページ ) df コマンドによるファイルサイズの表示 (111 ページ ) クォータ設定の例 これらの例は クォータを設定する方法とクォータレポートを確認する方法を理解するのに役立ちます 次の例は ボリューム vol1 のみを含む Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver)vs1 を使用するストレージシステムを想定しています クォータのセットアップを開始するにあたり 次のコマンドを実行してこの SVM の新しいクォータポリシーを作成します cluster1::>volume quota policy create -vserver vs1 -policy-name quota_policy_vs1_1 このクォータポリシーは新規であるため 次のコマンドを実行してこれを SVM に割り当てます cluster1::>vserver modify -vserver vs1 -quota-policy quota_policy_vs1_1 例 1: デフォルトユーザクォータ 次のコマンドを実行して vol1 の各ユーザに 50MB のハードリミットを適用します cluster1::>volume quota policy rule create -vserver vs1 -policyname quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target "" -disklimit 50MB -qtree "" 新しいルールをアクティブ化するには 次のコマンドを実行してボリュームのクォータを初期化します cluster1::>volume quota on -vserver vs1 -volume vol1 -foreground クォータレポートを表示するには 次のコマンドを実行します cluster1::>volume quota report 次のようなクォータレポートが表示されます Vserver: vs1 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 user * 0B 50MB 0 - * vol1 user jsmith 49MB 50MB 37 - * vol1 user root 0B 最初の行には 作成したデフォルトユーザクォータ ( ディスク制限など ) が示されます すべてのデフォルトクォータと同様に このデフォルトユーザクォータにはディスクまたはファイ
113 FlexVol の使用 113 ルの使用状況についての情報は表示されません 作成したクォータのほかに さらに 2 つのクォータが表示されます (vol1 上で現在ファイルを所有しているユーザごとに 1 つ ) これらの付加的なクォータは デフォルトユーザクォータから自動的に派生するユーザクォータです ユーザ jsmith の派生ユーザクォータのディスク制限は デフォルトユーザクォータと同じく 50MB です root ユーザの派生ユーザクォータは 追跡クォータ ( 無制限 ) です root ユーザ以外のシステム上のユーザが vol1 で 50MB を超える容量を使用する操作 ( エディタからのファイル書き込みなど ) の実行を試みると その操作は失敗します 例 2: デフォルトユーザクォータを無効にする明示的ユーザクォータ ユーザ jsmith がボリューム vol1 で使用できるスペースを増やす必要がある場合は 次のコマンドを実行します cluster1::>volume quota policy rule create -vserver vs1 -policyname quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target jsmith - disk-limit 80MB -qtree "" ユーザがクォータルールのターゲットとして明示的に示されるため これは明示的ユーザクォータになります これは このボリュームにおけるユーザ jsmith の派生ユーザクォータのディスク制限を変更するため 既存のクォータ制限に対する変更になります したがって 変更をアクティブ化するためにボリュームのクォータを再初期化する必要はありません クォータのサイズは 次のコマンドを実行して変更できます cluster1::>volume quota resize -vserver vs1 -volume vol1 -foreground サイズを変更する間 クォータは有効なままです サイズ変更プロセスは短時間で完了します 次のようなクォータレポートが表示されます cluster1::> volume quota report Vserver: vs1 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 user * 0B 50MB 0 - * vol1 user jsmith 50MB 80MB 37 - jsmith vol1 user root 0B entries were displayed. 2 行目にはディスク制限 80MB とクォータ指定子 jsmith が示されています このため jsmith は最大 80MB のスペースを vol1 で使用できます ほかのユーザの制限は 50MB のままです 例 3: しきい値 ここでは あと 5MB でユーザがディスク制限に達するという時点で通知を受け取ることを想定します すべてのユーザに 45MB のしきい値を作成し jsmith に 75MB のしきい値を作成するには 次のコマンドを実行して既存のクォータルールを変更します cluster1::>volume quota policy rule modify -vserver vs1 -policy quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target "" -qtree "" - threshold 45MB cluster1::>volume quota policy rule modify -vserver vs1 -policy quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target jsmith -qtree "" -threshold 75MB
114 114 論理ストレージ管理ガイド 既存のルールのサイズが変更されるため 変更をアクティブ化するためにボリュームのクォータのサイズを変更します サイズ変更プロセスが完了するまで待ちます クォータレポートにしきい値を表示するには -thresholds パラメータを volume quota report コマンドに追加します cluster1::>volume quota report -thresholds Vserver: vs1 ----Disk Files----- Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Quota (Thold) Specifier vol1 user * 0B 50MB 0 - * (45MB) vol1 user jsmith 59MB 80MB 55 - jsmith (75MB) vol1 user root 0B ( -) 3 entries were displayed. しきい値は [Disk] の [Limit] 列でかっこ内に表示されます 例 4:qtree のクォータ 2 つのプロジェクトのために所定のスペースを分割する必要があると想定します proj1 と proj2 という名前の 2 つの qtree を作成して これらのプロジェクトを vol1 内に含めることができます 現在 ユーザはそのボリューム全体で割り当てられているスペースと同じスペースを qtree で使用できます ( ただし ルートまたは別の qtree でのスペースの使用によってボリュームの制限値を超えていない場合 ) また 1 つの qtree で ボリュームの全容量を使用することも可能です どちらの qtree も 20GB を超えることがないようにするには 次のコマンドを実行してこのボリュームにデフォルトツリークォータを作成します cluster1:>>volume quota policy rule create -vserver vs1 -policyname quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type tree -target "" -disklimit 20GB クォータの種類が qtree ではなく tree になっている点に注意してください これは新しいクォータであるため サイズ変更によってアクティブ化できません 次のコマンドを実行して ボリュームのクォータを再初期化します cluster1:>>volume quota off -vserver vs1 -volume vol1 cluster1:>>volume quota on -vserver vs1 -volume vol1 -foreground 注 : 影響する各ボリュームのクォータは 5 分ほど待機してから再アクティブ化します volume quota off コマンドの実行後すぐにアクティブ化しようとすると エラーが発生する場合があるためです また コマンドを実行して 特定のボリュームを含むノードからボリュームのクォータを再初期化することもできます クォータは 再初期化プロセス ( サイズ変更プロセスより長い時間がかかる ) では適用されません クォータレポートを表示すると 新しい行 ( ツリークォータに関する行と派生ユーザクォータに関する行 ) がいくつか追加されていることがわかります 以下の新しい行には ツリークォータについての情報が表示されます ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier
115 FlexVol の使用 115 vol1 tree * 0B 20GB 0 - * vol1 proj1 tree 1 0B 20GB 1 - proj1 vol1 proj2 tree 2 0B 20GB 1 - proj2... 作成したデフォルトツリークォータは先頭の新しい行に表示され [ID] 列にアスタリスク (*) が示されます ボリュームのデフォルトツリークォータに対応して Data ONTAP ではボリューム内の qtree ごとに派生ツリークォータを自動的に作成します これらは [Tree] 列が proj1 と proj2 の行に表示されます 以下の新しい行には 派生ユーザクォータについての情報が表示されます ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 proj1 user * 0B 50MB 0 - vol1 proj1 user root 0B vol1 proj2 user * 0B 50MB 0 - vol1 proj2 user root 0B ボリュームのデフォルトユーザクォータは qtree に対してクォータが有効になっていれば そのボリュームに含まれるすべての qtree に自動的に継承されます 最初の qtree クォータを追加したときに qtree のクォータを有効にしました このため qtree ごとに派生デフォルトユーザクォータが作成されました これらは ID がアスタリスク (*) である行に示されています root ユーザはファイルの所有者であるため qtree ごとにデフォルトユーザクォータが作成されたときに 各 qtree の root ユーザに対して特殊な追跡クォータも作成されました これらは ID が root である行に示されています 例 5:qtree のユーザクォータ ユーザが proj1 qtree で使用できるスペースが ボリューム全体で使用できるスペースよりも小さくなるように設定します proj1 qtree ではユーザが使用できるスペースを 10MB に制限します このため 次のコマンドを実行して qtree のデフォルトユーザクォータを作成します cluster1::>volume quota policy rule create -vserver vs1 -policyname quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target "" -disklimit 10MB -qtree proj1 これは このボリュームのデフォルトユーザクォータから派生した proj1 qtree のデフォルトユーザクォータを変更するため 既存のクォータに対する変更になります したがって クォータのサイズを変更して変更をアクティブ化します サイズ変更プロセスが完了したら クォータレポートを表示できます qtree の新しい明示的ユーザクォータが示された 以下の新しい行がクォータレポートに表示されます ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 proj1 user * 0B 10MB 0 - * しかし デフォルトユーザクォータを無効にする ( ユーザ jsmith のスペースを増やす ) ために作成したクォータがボリューム上にあったため jsmith は proj1 qtree にデータをこれ以上書き込むことができなくなっています proj1 qtree にデフォルトユーザクォータを追加したため そのクォータが適用され その qtree で jsmith を含むすべてのユーザのスペースを制限しています ユーザ jsmith が使用できるスペースを増やすには 次のコマンドを実行し ディスク制
116 116 論理ストレージ管理ガイド 限を 80MB にする qtree の明示的ユーザクォータルールを追加して qtree のデフォルトユーザクォータルールを無効にします cluster1::>volume quota policy rule create -vserver vs1 -policyname quota_policy_vs1_1 -volume vol1 -type user -target jsmith - disk-limit 80MB -qtree proj1 これは デフォルトクォータがすでに存在する明示的クォータであるため クォータのサイズを変更してこの変更をアクティブ化します サイズ変更プロセスが完了したら クォータレポートを表示します クォータレポートに以下の新しい行が表示されます ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 proj1 user jsmith 61MB 80MB 57 - jsmith 最終的に次のようなクォータレポートが表示されます cluster1::>volume quota report Vserver: vs1 ----Disk Files----- Quota Volume Tree Type ID Used Limit Used Limit Specifier vol1 tree * 0B 20GB 0 - * vol1 user * 0B 50MB 0 - * vol1 user jsmith 70MB 80MB 65 - jsmith vol1 proj1 tree 1 0B 20GB 1 - proj1 vol1 proj1 user * 0B 10MB 0 - * vol1 proj1 user root 0B vol1 proj2 tree 2 0B 20GB 1 - proj2 vol1 proj2 user * 0B 50MB 0 - vol1 proj2 user root 0B vol1 user root 0B vol1 proj1 user jsmith 61MB 80MB 57 - jsmith 11 entries were displayed. proj1 内のファイルに書き込むためには ユーザ jsmith は次のクォータ制限を満たす必要があります 1. proj1 qtree のツリークォータ 2. proj1 qtree のユーザクォータ 3. ボリュームのユーザクォータ 関連タスク FlexVol を備えた SVM でのクォータの設定 (116 ページ ) FlexVol を備えた SVM でのクォータの設定 FlexVol を備えた新しい Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver) でクォータを設定するには クォータポリシーを作成してクォータポリシールールをポリシーに追加し このポリシーを SVM に割り当て SVM 上の各 FlexVol でクォータを初期化する必要があります 手順 1. -instance オプションを指定して vserver show コマンドを使用し SVM の作成時に自動的に作成されたデフォルトのクォータポリシーの名前を表示します SVM の作成時に名前が指定されなかった場合 名前は default です vserver quota policy rename コマンドを使用すると デフォルトのポリシーに名前を指定できます
117 FlexVol の使用 117 注 : volume quota policy create コマンドを使用して 新しいポリシーを作成することもできます 2. volume quota policy rule create コマンドを使用し SVM 上の各ボリュームに次のいずれかのクォータルールを作成します すべてのユーザに対するデフォルトのクォータルール 特定のユーザに対する明示的クォータルール すべてのグループに対するデフォルトのクォータルール 特定のグループに対する明示的クォータルール すべての qtree に対するデフォルトのクォータルール 特定の qtree に対する明示的クォータルール 3. volume quota policy rule show コマンドを使用して クォータルールが正しく設定されているかどうかを確認します 4. 新しいポリシーを使用する場合は vserver modify コマンドを使用して新しいポリシーを SVM に割り当てます 5. volume quota on コマンドを使用して SVM 上の各ボリュームでクォータを初期化します 初期化処理は 次の方法で監視できます volume quota on コマンドを使用する場合 -foreground パラメータを追加すると フォアグラウンドのジョブでクォータを実行できます ( デフォルトでは このジョブはバックグラウンドで実行されます ) バックグラウンドでジョブが実行される場合 job show コマンドを使用すると進行状況を監視できます volume quota show コマンドを使用すると クォータの初期化のステータスを監視できます 6. volume quota show -instance コマンドを使用して 初期化できなかったクォータルールなどの初期化のエラーを確認します 7. volume quota report コマンドを使用してクォータレポートを表示し 適用クォータが予想どおりの状態かどうかを確認します 関連コンセプト クォータルール クォータポリシー およびクォータとは (88 ページ ) クォータのターゲットと種類 (89 ページ ) 特殊なクォータ (90 ページ ) クォータをアクティブ化する方法 (102 ページ ) クォータ情報の表示方法 (105 ページ ) クォータ制限の変更 ( サイズ変更 ) 既存のクォータのサイズを変更する場合 影響を受けるすべてのボリューム上のクォータのサイズを変更できます この処理は これらのボリューム上のクォータを再初期化するよりも高速です タスク概要 クォータが適用されている Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver) で 既存のクォータのサイズ制限を変更するか すでに派生クォータが存在するターゲットに対してクォータを追加または削除します
118 118 論理ストレージ管理ガイド 手順 1. -instance パラメータを指定して vserver show コマンドを使用し SVM に現在割り当てられているポリシーの名前を確認します 2. 次のいずれかの操作を実行し クォータルールを変更します volume quota policy rule modify コマンドを使用して 既存のクォータルールのディスク制限またはファイル制限を変更する volume quota policy rule create コマンドを使用して 現在派生クォータが存在するターゲット ( ユーザ グループ または qtree) に対する明示的クォータルールを作成する volume quota policy rule delete コマンドを使用して デフォルトクォータが存在するターゲット ( ユーザ グループ または qtree) に対する明示的クォータルールを削除する 3. volume quota policy rule show コマンドを使用して クォータルールが正しく設定されているかどうかを確認します 4. クォータを変更したボリュームごとに volume quota resize コマンドを実行し 各ボリュームに対する変更をアクティブ化します サイズ変更プロセスは 次のいずれかの方法で監視できます volume quota resize コマンドを使用する場合 -foreground パラメータを追加すると サイズ変更ジョブをフォアグラウンドで実行できます ( デフォルトでは このジョブはバックグラウンドで実行されます ) バックグラウンドでジョブが実行される場合 job show コマンドを使用すると進行状況を監視できます volume quota show コマンドを使用すると サイズ変更ステータスを監視できます 5. volume quota show -instance コマンドを使用して サイズ変更できなかったクォータルールなどのサイズ変更のエラーを確認します 特に 派生クォータがまだ存在しないターゲットに対する明示的クォータを追加したあとでクォータのサイズを変更すると発生する new definition エラーがないことを確認します 6. volume quota report コマンドを使用してクォータレポートを表示し 適用クォータが要件を満たしていることを確認します 関連タスク 大幅な変更後のクォータの再初期化 (118 ページ ) 大幅な変更後のクォータの再初期化 クォータが適用されていないターゲットに対してクォータを追加または削除するなど 既存のクォータに大幅な変更を加える場合は 影響するすべてのボリュームのクォータを変更して再初期化する必要があります タスク概要 クォータが適用されている Storage Virtual Machine(SVM) に対し クォータの完全な再初期化が必要となる 大幅な変更を実行します 手順 1. -instance パラメータを指定して vserver show コマンドを使用し SVM に現在割り当てられているポリシーの名前を確認します 2. 次のいずれかの操作を実行し クォータルールを変更します
119 FlexVol の使用 119 状況 新しいクォータルールを作成する 既存のクォータルールの設定を変更する 既存のクォータルールを削除する 操作 volume quota policy rule createコマンドを使用します volume quota policy rule modifyコマンドを使用します volume quota policy rule deleteコマンドを使用します 3. volume quota policy rule show コマンドを使用して クォータルールが正しく設定されているかどうかを確認します 4. クォータを変更した各ボリュームで クォータをオフにしてからクォータをオンにして クォータを再初期化します a. 影響する各ボリュームでクォータを非アクティブ化するには そのボリュームで volume quota off コマンドを使用します b. 影響する各ボリュームでクォータをアクティブ化するには そのボリュームで volume quota on コマンドを使用します 注 : 影響する各ボリュームのクォータは 5 分ほど待機してから再アクティブ化します volume quota off コマンドの実行後すぐにアクティブ化しようとすると エラーが発生する場合があるためです また コマンドを実行して 特定のボリュームを含むノードからボリュームのクォータを再初期化することもできます 初期化処理は 次のいずれかの方法で監視できます volume quota on コマンドを使用する場合 -foreground パラメータを追加すると フォアグラウンドのジョブでクォータを実行できます ( デフォルトでは このジョブはバックグラウンドで実行されます ) バックグラウンドでジョブが実行される場合 job show コマンドを使用すると進行状況を監視できます volume quota show コマンドを使用すると クォータの初期化のステータスを監視できます 5. volume quota show -instance コマンドを使用して 初期化できなかったクォータルールなどの初期化のエラーを確認します 6. volume quota report コマンドを使用してクォータレポートを表示し 適用クォータが予想どおりの状態かどうかを確認します 関連コンセプト 完全なクォータ再初期化が必要な場合 (104 ページ ) クォータ情報の表示方法 (105 ページ ) クォータのアップグレードステータスの確認 Data ONTAP 7.3.x から Data ONTAP 8.2 以降などの clustered Data ONTAP へクォータを含む FlexVol を移行する場合 クォータが clustered Data ONTAP 環境にアップグレードされるかどうかを確認できます 開始する前に Data ONTAP 7-Mode から clustered Data ONTAP へのクォータを含む FlexVol の移行が開始されている必要があります
120 120 論理ストレージ管理ガイド 手順 1. volume quota show -instance コマンドを使用して 7-Mode のボリュームからデータを移行している特定の clustered Data ONTAP ボリュームのクォータ詳細を表示します 次の例は ボリューム vol3 のクォータ詳細を表示します 詳細にはクォータの状態も含まれ これは initializing に設定されています cluster1::*> volume quota show -instance -vserver vs1 -volume vol3 Vserver Name: vs1 Volume Name: vol3 Quota State: initializing Scan Status: 3% Logging Messages: - Logging Interval: - Sub Quota Status: upgrading Last Quota Error Message: - Collection of Quota Errors: - User Quota enforced: - Group Quota enforced: - Tree Quota enforced: - 注 : initializing という状態は クォータがアクティブ化されようとしているボリュームに対しても表示されています ただしその場合 ボリュームのサブクォータの状態は scanning となります 2. job show コマンドを使用して クォータのアップグレードの進捗状況を監視します 3. volume quota show -instance コマンドを使用して clustered Data ONTAP ボリュームのクォータのアップグレードが完了したことを確認します 次の例は アップグレード完了後のボリューム vol3 のクォータの詳細を示しています クォータの状態は on です cluster1::> volume quota show -instance -vserver vs1 -volume vol3 Vserver Name: vs1 Volume Name: vol3 Quota State: on Scan Status: - Logging Messages: on Logging Interval: 1h Sub Quota Status: none Last Quota Error Message: - Collection of Quota Errors: - 注 : quota.upgrade イベントを使用して クォータのアップグレードプロセスの開始と完了を追跡することもできます クォータルールとクォータポリシーを管理するためのコマンド volume quota policy rule コマンドを使用して クォータルールを設定できます また volume quota policy コマンドといくつかの vserver コマンドを使用して クォータポリシーを設定できます 注 : 次のコマンドは FlexVol に対してのみ実行できます
121 FlexVol の使用 121 クォータルールの管理用コマンド 状況 新しいクォータルールを作成する 既存のクォータルールを削除する 既存のクォータルールを変更する 設定されたクォータルールに関する情報を表示する 使用するコマンド volume quota policy rule create volume quota policy rule delete volume quota policy rule modify volume quota policy rule show クォータポリシーの管理用コマンド 状況 クォータポリシーとそのクォータポリシーに含まれるクォータルールを複製する 新しい空のクォータポリシーを作成する 現在 Storage Virtual Machine(SVM) に割り当てられていない既存のクォータポリシーを削除する クォータポリシーの名前を変更する クォータポリシーに関する情報を表示する クォータポリシーを SVM に割り当てる SVM に割り当てられているクォータポリシーの名前を表示する 使用するコマンド volume quota policy copy volume quota policy create volume quota policy delete volume quota policy rename volume quota policy show vserver modify vserver show 詳細については 各コマンドのマニュアルページを参照してください 関連コンセプト クォータルール クォータポリシー およびクォータとは (88 ページ ) クォータポリシーの割り当てに関する注意事項 (94 ページ ) クォータ情報の表示方法 (105 ページ ) クォータをアクティブ化して変更するためのコマンド volume quota コマンドを使用すると クォータの状態を変更したり クォータのメッセージロギングを設定したりできます 状況 クォータをオンにする ( 初期化とも呼ばれる ) 既存のクォータのサイズを変更する クォータをオフにする クォータのメッセージロギングの変更 クォータのオンへの切り替え クォータのオフへの切り替え または既存のクォータのサイズ変更を行う 使用するコマンド volume quota on volume quota resize volume quota off volume quota modify 詳細については 各コマンドのマニュアルページを参照してください
122 122 論理ストレージ管理ガイド 関連コンセプト クォータをアクティブ化する方法 (102 ページ ) 適用クォータが設定されたクォータとは異なる理由 (107 ページ ) 関連タスク クォータ制限の変更 ( サイズ変更 )(117 ページ ) 大幅な変更後のクォータの再初期化 (118 ページ )
123 123 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 FlexVol または Infinite Volume に重複排除およびデータ圧縮を一緒に または個別に実行して 最善のスペース削減効果を得ることができます 重複排除は重複したデータブロックを排除し データ圧縮はデータを圧縮して 必要な物理ストレージ量を減らします 効率化処理の設定方法 それぞれのストレージ環境構成に応じて 達成可能なスペース削減を最初に見積もったうえで 重複排除とデータ圧縮 または重複排除のみを設定します ボリュームの効率化処理は スケジュールまたはポリシーを使用して実行できます スペース削減試算ツールを使用して 既存の環境で達成できる削減量を試算できます スペース削減試算ツールは 最大 2TB のデータを評価できます スペース削減試算ツールは communities.netapp.com/docs/doc からダウンロードできます 重複排除の設定 重複排除は FlexVol または Infinite Volume 内の重複するデータブロックを排除することによって 必要な物理ストレージスペースを削減する Data ONTAP の機能です ルートボリュームに対して重複排除を有効にしないでください 重複排除を有効にしたあとにボリュームに書き込まれた新しいデータのみを重複排除するか 重複排除を有効にする前から存在するデータと新規データの両方を重複排除するかを指定できます 関連タスク ボリュームの重複排除の有効化 (126 ページ ) 重複排除の仕組み 重複排除は FlexVol または Infinite Volume 内のブロック単位で機能し 重複データブロックを排除して 一意のデータブロックのみを格納します データの各ブロックにはデジタルシグネチャがあり このシグネチャがデータボリュームに存在する他のすべてのシグネチャと比較されます シグネチャが完全に一致するブロックがあった場合 そのブロック内の全バイトが 1 バイトずつ比較されます 重複ブロックが破棄されてディスクスペースが解放されるのは すべてのバイトが一致した場合だけであるため データが失われることはありません 重複排除を実行すると 次の図に示すように データの冗長性が解消されます
124 124 論理ストレージ管理ガイド 適用前 適用後 Data ONTAP では すべてのデータは 4KB ブロック単位でストレージシステムに書き込まれます 既存データが格納されているボリュームで重複排除を初めて実行すると ボリューム内のすべてのブロックがスキャンされ ブロックごとにデジタルフィンガープリントが作成されます 各フィンガープリントが ボリューム内のほかのすべてのフィンガープリントと比較されます 2 つのフィンガープリントが同一であった場合 ブロック内のすべてのデータに対してブロック単位の比較が実行されます ブロック単位の比較で同一データが検出されると そのデータブロックのポインタが更新され 重複ブロックが削除されます 注 : 既存データが格納されているボリュームで重複排除を実行する場合 スペースがより多く削減されるよう ボリューム内のすべてのブロックをスキャンするように重複排除を設定することを推奨します 重複排除はアクティブファイルシステムで実行されます したがって 重複排除されたボリュームに追加データを書き込むと 新規ブロックごとにフィンガープリントが作成され 変更ログファイルに書き込まれます 以降の重複排除処理では 変更ログがソートされ フィンガープリントファイルとマージされます さらに 上記の手順でフィンガープリントが比較されて 重複排除処理が続行されます Infinite Volume での重複排除の詳細については Clustered Data ONTAP Infinite Volumes Management Guide を参照してください 重複排除メタデータとは 重複排除メタデータには フィンガープリントファイルと変更ログが含まれます フィンガープリントは FlexVol または Infinite Volume 内にある 4KB のデータブロックごとに適用されるデジタル署名です 重複排除メタデータには 2 つの変更ログファイルが含まれています 重複排除の実行時 1 つ目の変更ログファイルにある新しいデータブロックのフィンガープリントがフィンガープリントファイルにマージされ 2 つ目の変更ログファイルには重複排除処理中に書き込まれた新しいデータのフィンガープリントが格納されます 次回の重複排除処理実行時には この 2 つの変更ログファイルの役割が入れ替わります Data ONTAP の場合 重複排除メタデータはアグリゲート内に配置されます Data ONTAP 8.1 以降 ボリュームごとに重複排除メタデータのコピーが 2 つ保持されます 1 つのコピーはボリューム内に もう 1 つはアグリゲート内に格納されます アグリゲート内の重複排除メタデータは すべての重複排除処理の作業用コピーとして使用されます 追加のコピーは重複排除メタデータのボリューム内に格納されます ボリュームを移動すると 重複排除メタデータもボリュームと一緒に移動します ボリュームの所有権が変わった場合 次回の重複排除処理実行時に ボリューム内の重複排除メタデータのコピーからアグリゲートの重複排除メタデータが自動的に作成されます この処理は フィンガープリントを新しく作成するよりも高速です Data ONTAP 8.2 以降では フィンガープリントは物理ブロックごとに格納されるので 重複排除メタデータの格納に必要なスペースが削減されます
125 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 125 重複排除メタデータは 次のように ボリューム内の論理データの合計量の最大 7% を占めることができます あるボリュームにおいて 重複排除メタデータは ボリューム内のデータの合計量の最大 4% を占めることができます Infinite Volume の場合 個々のデータコンスティチュエント内の重複排除メタデータは 各データコンスティチュエント内のデータの合計量の最大 4% を占めることができます アグリゲートでは 重複排除メタデータは ボリューム内の物理データの合計量の最大 3% を占めることができます storage aggregate show コマンドを使用してアグリゲート内の利用可能なスペースを volume show コマンドを使用してボリューム内の利用可能なスペースをそれぞれ確認できます これらのコマンドの詳細については マニュアルページを参照してください 例 4 個のボリュームを含む 2TB のアグリゲートで アグリゲート内の各ボリュームのサイズは 400GB である場合に 3 個のボリュームが重複排除対象で それぞれのボリュームごとに削減割合が異なるとします 各ボリュームで 重複排除メタデータ用に必要なスペースは次のとおりです 50 % の削減割合の 100GB の論理データの場合 2GB [4% (100GB の 50%)] 25 % の削減割合の 200GB の論理データの場合 6GB [4% (200GB の 75%)] 75 % の削減割合の 300GB の論理データの場合 3GB [4% (300GB の 25%)] アグリゲートには 重複排除メタデータ用のアグリゲート内に 8.25 GB [(3% (100 GB の 50%)) + (3% (200GB の 75%)) + (3% (300GB の 25%)) = = 8.25GB] の利用可能なスペースが必要です 重複排除の使用に関するガイドライン 重複排除は FlexVol または Infinite Volume で実行される場合にはシステム処理として実行され システムリソースを消費します ボリューム内のデータの変更頻度が高くない場合は 重複排除の実行頻度を低くすることを推奨します ストレージシステムで複数の重複排除処理を同時に実行すると システムリソースの消費量が増加します 最初は同時に実行する重複排除処理を少なくしておくことをお勧めします 重複排除処理の同時実行数を段階的に増やしていくと システムへの影響を把握できます 注 : 重複排除を有効にしている場合 ボリュームの論理データ制限に近いサイズのボリュームを複数使用しないことを推奨します 重複排除のパフォーマンスに関する考慮事項 重複排除のパフォーマンスに影響する要素はさまざまです パフォーマンスの影響を受けやすい環境や本番環境では 重複排除を導入する前に サイジングなど 重複排除がパフォーマンスに与える影響をテストセットアップで調べる必要があります 重複排除のパフォーマンスに影響する可能性があるのは 次の要素です データアクセスパターン ( シーケンシャルアクセスとランダムアクセス 入出力のサイズおよびパターン ) 重複データのサイズ データの合計サイズ および平均ファイルサイズ ボリューム内のデータレイアウトの性質 重複排除処理と重複排除処理の間に変更されるデータ量
126 126 論理ストレージ管理ガイド 同時に実行される重複排除処理の数 ハードウェアプラットフォーム ( システムメモリおよび CPU モジュール ) システム上の負荷 ディスクタイプ (ATA / FC ディスクの RPM など ) パフォーマンスの面からの重複排除の詳細については TR-3966: ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド :clustered Data ONTAP を参照してください 関連情報 ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド :clustered Data ONTAP :media.netapp.com/documents/tr-3966-ja.pdf ボリュームの重複排除の有効化 volume efficiency on コマンドを使用して FlexVol または Infinite Volume で重複排除を有効にすることができます 開始する前に FlexVol の場合 ボリュームおよびアグリゲート内に重複排除メタデータ用の十分な空きスペースが存在することを確認しておく必要があります 手順 1. volume efficiency onコマンドを使用して 重複排除を有効にします 例次のコマンドを実行すると ボリュームVolA 上の重複排除が有効になります volume efficiency on -vserver vs1 -volume VolA 関連コンセプト ポリシーを使用したボリューム効率化処理の管理 (133 ページ ) スケジュールを使用したボリューム効率化処理の管理 (139 ページ ) ボリュームの重複排除の無効化 volume efficiency off コマンドを使用して ボリュームの重複排除を無効にできます タスク概要 ボリュームのデータ圧縮が有効になっている場合 volume efficiency off コマンドを実行して データ圧縮を無効にします 手順 1. volume efficiency stop コマンドを使用して ボリューム上で現在アクティブになっているボリューム効率化処理を停止します 2. volume efficiency off コマンドを使用して 重複排除処理を無効にします 例 次のコマンドは ボリューム VolA の重複排除を無効にします
127 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 127 volume efficiency off -vserver vs1 -volume VolA データ圧縮の設定 Data ONTAP 機能のデータ圧縮を使用すると FlexVol または Infinite Volume 内のデータブロックを圧縮することにより ストレージシステムにデータを格納するために必要な物理容量を減らすことができます データ圧縮の仕組みとデータ圧縮形式について理解し ストレージシステムで最大限の節約とパフォーマンスを実現するためにデータ圧縮を実行する必要があるタイミングを把握する必要があります また 圧縮できないファイルと圧縮グループをすばやく特定するための圧縮不可能データの検出機能について理解しておくことも必要です ボリュームでデータ圧縮を有効にする方法 ボリュームに圧縮形式を割り当てる方法 および圧縮形式を切り替える方法を確認しておいてください データ圧縮は プライマリ セカンダリ およびターシャリのストレージ階層に使用できます 関連タスク ボリュームのデータ圧縮の有効化 (130 ページ ) データ圧縮機能の仕組み データ圧縮は より少ないスペースにより多くのデータを格納し Volume SnapMirror 転送でデータをレプリケートするために必要な時間と帯域幅を削減する機能です それぞれの要件やストレージシステムの設定に基づいて圧縮形式を選択する必要があります また ボリュームでデータ圧縮の実行が必要となるタイミングを確認して選択する必要があります データ圧縮は 通常のファイルと LUN で使用でき ストレージシステムの内部ファイル Windows NT ストリーム およびボリュームメタデータでは使用できません データ圧縮では 一連のデータブロックが 1 つの圧縮グループに集約されます この圧縮グループが圧縮され さらに少ないブロックとして格納されることで ストレージシステムのスペースが削減されます データ圧縮には次の形式があります 二次圧縮二次圧縮では 圧縮対象のファイルが 32K ブロックの圧縮グループに分割されます この圧縮グループが圧縮され さらに少ないブロックとして格納されることで データのサイズが大幅に縮小され ストレージシステム内の空きスペースが増えます 二次圧縮に関連する次の考慮事項に注意してください 二次圧縮は Data ONTAP のすべてのリリースでサポートされます HDD アグリゲートでデータ圧縮を有効にすると デフォルトで二次圧縮が有効になります ストレージシステムの設定によって All Flash FAS プラットフォームおよび Flash Pool アグリゲートで二次圧縮を有効にすることができます HDD アグリゲートと Flash Pool アグリゲートではインライン圧縮とポストプロセス圧縮で二次圧縮を実行でき All Flash FAS プラットフォームではインライン圧縮でのみ二次圧縮を実行できます 適応圧縮適応圧縮では 圧縮対象のファイルが 8K ブロックの圧縮グループに分割されます この圧縮グループが圧縮され 1 つのブロックとして格納されます ユーザがこの圧縮グループのデータを要求すると きわめて短時間で解凍が行われてデータが提供されるため 読み取りのパフォ
128 128 論理ストレージ管理ガイド ーマンスが向上します 適応圧縮は 二次圧縮に比べると削減できるスペースは少なくなりますが パフォーマンスは高くなります 適応圧縮に関連する次の考慮事項に注意してください 適応圧縮は Data ONTAP 以降のリリースでのみサポートされます All Flash FAS プラットフォームおよび Flash Pool アグリゲートでデータ圧縮を有効にすると デフォルトで適応圧縮が有効になります ストレージシステムの設定によって HDD アグリゲートで適応圧縮を有効にすることができます All Flash FAS プラットフォームでボリュームを作成すると デフォルトで適応圧縮が有効になります HDD アグリゲートと Flash Pool アグリゲートではインライン圧縮とポストプロセス圧縮で適応圧縮を実行でき All Flash FAS プラットフォームではインライン圧縮でのみ適応圧縮を実行できます All Flash FAS プラットフォームと Flash Pool アグリゲートには適応圧縮の方が適しており パフォーマンスも高くなります ( 特に I/O サイズが 8K のデータベースまたはその他ワークロードのパフォーマンス ) データ圧縮はスペースの節約とデータ格納コストの削減に役立つため ボリュームでデータ圧縮の実行が必要となるタイミングを確認しておくことも必要です データ圧縮は ボリュームにデータが書き込まれるとき ( インライン圧縮 ) ボリュームにすべてのデータが書き込まれたあと ( ポストプロセス圧縮 ) またはその両方のタイミングで実行できます 注 : All Flash FAS プラットフォームでは インライン圧縮のみがサポートされます HDD アグリゲートと Flash Pool アグリゲートでは インライン圧縮とポストプロセス圧縮の両方がサポートされます インライン圧縮インライン圧縮では データが圧縮可能かどうかが確認されたあとにデータが圧縮され ボリュームにデータが書き込まれます これにより スペースが削減されて より多くのデータを格納できます ただし 圧縮できないデータやインライン圧縮で省略されたデータは 圧縮されない形式でボリュームに書き込まれます All Flash FAS プラットフォームでボリュームを作成する場合に クラスタ内のすべてのノードが Data ONTAP を実行しているときは デフォルトでインライン圧縮が有効となります ポストプロセス圧縮ポストプロセス圧縮は すべてのデータがボリュームに書き込まれたあとに ファイルが圧縮可能かどうかに関係なく すべてのファイルで実行されます ポストプロセス圧縮では ( インライン圧縮が有効である場合 ) 最初に圧縮されなかったボリュームへの新たなデータ書き込みが圧縮され 圧縮データとしてボリュームに再度書き込まれます ポストプロセス圧縮処理は 優先度が低いバックグラウンドプロセスとして実行されます All Flash FAS プラットフォームのボリュームでは ポストプロセス圧縮がサポートされません ボリュームを以前のリリースから Data ONTAP にアップグレードした場合 または別のプラットフォームから All Flash FAS プラットフォームに移動した場合は ポストプロセス圧縮が有効になっていても それらのボリュームではポストプロセス圧縮が行われません ポストプロセス圧縮が実行されるたびに ポストプロセス圧縮がスキップされたことを通知する EMS メッセージが生成されます インライン圧縮とポストプロセス圧縮の両方が有効になっている場合 ポストプロセス圧縮はインライン圧縮が実行されないブロックのみを圧縮します 対象となるのは インライン圧縮で省略されたブロック ( 少量かつ部分的な圧縮グループの上書きなど ) です Infinite Volume での圧縮については Clustered Data ONTAP Infinite Volumes Management Guide を参照してください
129 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 129 データ圧縮時の圧縮不可能データの検出とシステムリソースの節約 圧縮不可能データの検出では ファイルが圧縮可能かどうかが検出され 大きなファイルについては ファイル内の圧縮グループが圧縮可能かどうかが検出されます これにより インライン圧縮で圧縮不可能なファイルまたは圧縮グループを圧縮する際に使用されるシステムリソースを節約できます 圧縮不可能データの検出を有効にすると 圧縮グループが圧縮可能かどうかがインライン圧縮で確認されます ( ファイルが 500MB 未満の場合 ) 圧縮グループ内に圧縮不可能データが検出された場合 その圧縮グループを含むファイルに そのファイルが圧縮不可能であることを示すフラグが設定されます 以降の圧縮処理では ファイルに圧縮不可能データフラグが設定されているかどうかがインライン圧縮で最初に確認されます フラグが設定されていると そのファイルに対するインライン圧縮が試行されないため システムリソースが節約されます ポストプロセス圧縮を有効にすると ファイルが圧縮可能かどうかにかかわらず すべてのファイルに対してポストプロセス圧縮が実行されます ポストプロセス圧縮によって圧縮不可能ファイル内の圧縮グループが 1 つでも圧縮されると そのファイルの圧縮不可能データフラグはクリアされます 次に圧縮が試行されるときには フラグがクリアされているため このファイルに対してインライン圧縮が実行されてスペースが削減されます インライン圧縮では 各圧縮グループの最初の 4KB のブロックでクイックチェックが実行されて (500MB 以上のファイルが対象 ) 圧縮可能かどうかが判別されます 最初の 4KB のブロックを圧縮できなかった場合 その圧縮グループは圧縮されません 一方 最初の 4KB のブロックの圧縮に成功した場合 その圧縮グループ全体に対して圧縮が試行されます 注 : 圧縮不可能データの検出とクイックチェックは All Flash FAS プラットフォームではサポートされません volume efficiency modify コマンドのマニュアルページでは 圧縮不可能データの検出の有効化と無効化 およびクイックチェックの対象となる最小ファイルサイズの変更について詳しく説明されています All Flash FAS プラットフォーム HDD アグリゲート および Flash Pool アグリゲートでサポートされる設定 スペースを効果的に削減してストレージシステムのパフォーマンスを高めるために All Flash FAS プラットフォーム HDD アグリゲート および Flash Pool アグリゲートでサポートされるデータ圧縮機能について理解しておく必要があります データ圧縮機能 圧縮モード All Flash FASプラ ットフォーム内のボ リューム HDD アグリゲートおよび Flash Pool アグリゲート内のボリューム 二次圧縮インライン圧縮サポートサポート ポストプロセス圧縮サポート対象外サポート 適応圧縮インライン圧縮サポートサポート ポストプロセス圧縮サポート対象外サポート 圧縮不可能なデータの検出サポート対象外サポート クイックチェックサポート対象外サポート
130 130 論理ストレージ管理ガイド ボリュームのデータ圧縮の有効化 volume efficiency modify コマンドを使用して FlexVol または Infinite Volume でのデータ圧縮を有効にすることで スペースを削減できます デフォルトの圧縮形式が適切でない場合は ボリュームに圧縮形式を割り当てることもできます 開始する前に該当するボリュームで重複排除が有効になっている必要があります 注 : 重複排除は有効にさえなっていれば 実行されている必要はありません ボリュームの重複排除の有効化 (126ページ) タスク概要 HDD アグリゲートと Flash Pool アグリゲートでは ボリュームでインライン圧縮とポストプロセス圧縮の両方を有効にするか ポストプロセス圧縮のみを有効にすることができます 両方を有効にする場合は ポストプロセス圧縮を有効にしてから インライン圧縮を有効にする必要があります All Flash FAS プラットフォームでは インライン圧縮のみがサポートされます ボリュームのインライン圧縮を有効にするには ボリュームのポストプロセス圧縮を有効にしておく必要があります ただし All Flash FAS プラットフォームではポストプロセス圧縮がサポートされないため ボリュームではポストプロセス圧縮が行われず ポストプロセス圧縮がスキップされたことを通知する EMS メッセージが生成されます 圧縮形式は ストレージシステムのアグリゲート プラットフォーム および Data ONTAP のリリースに基づいて自動的に割り当てられます プラットフォーム / アグリゲート Data ONTAP のリリース 圧縮形式 All Flash FAS Data ONTAP 適応圧縮 All Flash FAS Data ONTAP 二次圧縮 Flash Pool アグリゲート Data ONTAP 適応圧縮 Flash Pool アグリゲート Data ONTAP 二次圧縮 HDD アグリゲート Data ONTAP 二次圧縮 HDD アグリゲート Data ONTAP 二次圧縮 選択肢 volume efficiency modify コマンドを使用して デフォルトの圧縮形式でのデータ圧縮を有効にする 例 次のコマンドは ボリューム VolA でポストプロセス圧縮を有効にします volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -compression true 次のコマンドは ボリューム VolA でポストプロセス圧縮とインライン圧縮の両方を有効にします volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -compression true - inline-compression true
131 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 131 volume efficiency modify コマンドを advanced 権限レベルで使用して データ圧縮を有効にするとともに 特定の圧縮形式を割り当てる 1. set -privilege advanced コマンドを使用して 権限レベルを advanced に変更します 2. volume efficiency modify コマンドを使用して ボリュームに圧縮形式を割り当てます 例 次のコマンドは ボリューム VolA でポストプロセス圧縮を有効にして 適応圧縮形式を割り当てます volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -compression true - compression-type adaptive 次のコマンドは ボリューム VolA でポストプロセス圧縮とインライン圧縮の両方を有効にして 適応圧縮形式を割り当てます volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -compression true - compression-type adaptive -inline-compression true 3. set -privilege admin コマンドを使用して 権限レベルを admin に変更します 関連コンセプト ポリシーを使用したボリューム効率化処理の管理 (133 ページ ) スケジュールを使用したボリューム効率化処理の管理 (139 ページ ) 二次圧縮と適応圧縮の切り替え データ読み取り量に応じて 二次圧縮と適応圧縮を切り替えることができます 一般に システムでランダムリードの量が多く 高いパフォーマンスが要求される場合は 適応圧縮が適しています データがシーケンシャルに書き込まれ 圧縮で多くの量を削減することが要求される場合は 二次圧縮が適しています タスク概要 デフォルトの圧縮形式は 使用するアグリゲートとプラットフォームに基づいて選択されます 手順 1. volume efficiency modify コマンドを使用して ボリュームでのデータ圧縮を無効にします 例 次のコマンドは ボリューム vol1 でのデータ圧縮を無効にします volume efficiency modify -compression false -inline-compression false - volume vol1 2. set -privilege advanced コマンドを使用して 権限レベルを advanced に変更します 3. volume efficiency undo コマンドを使用して 圧縮データを解凍します 例 次のコマンドは ボリューム vol1 上の圧縮データを解凍します volume efficiency undo -vserver vs1 -volume vol1 -compression true 4. volume efficiency show コマンドを使用して 処理のステータスがアイドルであることを確認します
132 132 論理ストレージ管理ガイド 例 次のコマンドは ボリューム vol1 での効率化処理のステータスを表示します volume efficiency show -vserver vs1 -volume vol1 5. volume efficiency modify コマンドを使用して データ圧縮を有効にして圧縮形式を設定します 例 次のコマンドは ボリューム vol1 でデータ圧縮を有効にして 圧縮形式を二次圧縮に設定します volume efficiency modify -vserver vs1 -volume vol1 -compression true - compression-type secondary 6. set -privilege admin コマンドを使用して 権限レベルを admin に変更します 7. オプション : volume efficiency modify コマンドを使用して インライン圧縮を有効にします 例 次のコマンドは ボリューム vol1 でインライン圧縮を有効にします volume efficiency modify -vserver vs1 -volume vol1 -inline-compression true ボリュームのデータ圧縮の無効化 FlexVol または Infinite Volume でのデータ圧縮を volume efficiency modify コマンドを使用して無効にできます タスク概要 ポストプロセス圧縮を無効にしたい場合は まずボリュームのインライン圧縮を無効にする必要があります 手順 1. volume efficiency stop コマンドを使用して ボリューム上で現在アクティブになっているボリューム効率化処理を停止します 2. volume efficiency modify コマンドを使用し データ圧縮を無効にします 例 次に ボリューム VolA でインライン圧縮を無効にするコマンドを示します volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -inline-compression false 次に ボリューム VolA でポストプロセス圧縮とインライン圧縮の両方を無効にするコマンドを示します volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -compression false -inline-compression false
133 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 133 ポリシーを使用したボリューム効率化処理の管理 FlexVol または Infinite Volume に対する重複排除やデータ圧縮の処理は 特定の時間に処理を開始するようにスケジュールを設定するか しきい値 (%) を指定して処理がトリガーされるようにすることができます 重複排除またはデータ圧縮処理のスケジュールを設定するときは ジョブスケジュールを作成して効率化ポリシーに含めるか 新規データが特定の割合を超えた時点で重複排除またはデータ圧縮の処理をトリガーするしきい値 (%) を指定できます 効率化ポリシーの割り当てを解除して ボリュームに対してスケジュールされている以降の重複排除またはデータ圧縮処理を中止するには volume efficiency modify コマンドを使用します ボリューム効率化ポリシーは Storage Virtual Machine(SVM) のコンテキストに存在します ボリューム効率化ポリシーは タイプが cron のジョブスケジュールのみをサポートします タイプが cron のジョブスケジュール作成の詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド ( クラスタ管理 ) を参照してください ボリューム効率化優先度を使用した効率化処理の優先順位付け Quality of Service(QoS; サービス品質 ) ポリシー機能を使用して ボリュームで実行されるボリューム効率化処理の優先度を best-effort または background に設定できます ボリューム効率化処理を best-effort または background としてスケジュール設定すると システムリソース利用率をストレージシステム上のほかのシステム処理とともに最大化することができます 効率化ポリシーがボリュームに割り当てられているかどうかにかかわらず すべてのボリュームに効率化優先度を割り当てることができます ボリューム効率化処理の優先度の割り当ての詳細については volume efficiency policy modify コマンドのマニュアルページおよびテクニカルレポート TR-3966: ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド :clustered Data ONTAP を参照してください 関連情報 ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド :clustered Data ONTAP :media.netapp.com/documents/tr-3966-ja.pdf 事前定義された効率化ポリシーの概要 Data ONTAP 8.3 以降では 効率化ポリシーをボリュームに設定して より多くのスペースを削減できます ボリュームでインライン圧縮を実行するように設定でき スケジュール設定または手動開始によるバックグラウンドの効率化処理を設定する必要はありません Storage Virtual Machine(SVM) を作成した場合は 次の効率化ポリシーが自動的に作成されます これらのポリシーは削除できません デフォルトスケジュール設定した重複排除処理をボリュームで実行するには この効率化ポリシーをボリュームに設定します インラインのみスケジュール設定または手動開始によるバックグラウンドの効率化処理を実行せずにボリュームのインライン圧縮を実行するには インラインのみの効率化ポリシーをボリュームに設定し インライン圧縮を有効にします インラインのみおよびデフォルトの効率化ポリシーの詳細については マニュアルページを参照してください
134 134 論理ストレージ管理ガイド 効率化処理を実行するボリューム効率化ポリシーの作成 volume efficiency policy create コマンドを使用して FlexVol または Infinite Volume に対して重複排除 または重複排除とそれに続くデータ圧縮処理を一定期間実行するボリューム効率化ポリシーを作成し そのジョブのスケジュールを指定できます 開始する前に job schedule cron create コマンドを使用して cron スケジュールを作成しておく必要があります cron スケジュールの管理の詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド ( クラスタ管理 ) を参照してください タスク概要 あらかじめ定義されているデフォルトの役割を持つ SVM 管理者は 重複排除ポリシーを管理できません ただし クラスタ管理者は カスタマイズされた任意の役割を使用して SVM 管理者に割り当てられている権限を変更できます SVM 管理者の権限の詳細については clustered Data ONTAP システムアドミニストレーションガイド (SVM 管理 ) を参照してください 注 : 重複排除またはデータ圧縮処理は スケジュールした日時に実行するか 特定の期間を指定したスケジュールを作成するか またはしきい値 (%) を指定して実行できます しきい値を指定した場合 新規データが特定の割合を超えた時点で処理が開始されます 手順 1. volume efficiency policy create コマンドを使用して ボリューム効率化ポリシーを作成します 例 次のコマンドを実行すると 効率化処理を毎日実行する pol1 という名前のボリューム効率化ポリシーが作成されます volume efficiency policy create -vserver vs1 -policy pol1 -schedule daily 次のコマンドを実行すると しきい値が 20% に達したときに効率化処理を実行する pol2 という名前のボリューム効率化ポリシーが作成されます volume efficiency policy create -vserver vs1 -policy pol2 -type threshold -start-threshold-percent 20% ボリュームへのボリューム効率化ポリシーの割り当て ボリューム効率化ポリシーをボリュームに割り当て volume efficiency modify コマンドを使用して 重複排除またはデータ圧縮処理を実行できます タスク概要 SnapVault セカンダリボリュームに効率化ポリシーを割り当てた場合 ボリューム効率化処理の実行時に考慮される属性は ボリューム効率化優先度のみです ジョブスケジュールを無視され 重複排除処理は SnapVault セカンダリボリュームに増分更新が実行されたときに実行されます 手順 1. volume efficiency modify コマンドを使用して ボリュームにポリシーを割り当てます
135 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 135 例 次のコマンドを実行すると new_policy という名前のボリューム効率化ポリシーが VolA に割り当てられます volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -policy new_policy ボリューム効率化ポリシーの変更 volume efficiency policy modify コマンドを使用してボリューム効率化ポリシーを変更し 異なる期間で重複排除やデータ圧縮を実行したり ジョブスケジュールを変更したりできます 手順 1. volume efficiency policy modify コマンドを使用して ボリューム効率化ポリシーを変更します 例 次のコマンドを実行すると policy1 という名前のボリューム効率化ポリシーが変更され 1 時間ごとに実行されるようになります volume efficiency policy modify -vserver vs1 -policy policy1 -schedule hourly 次のコマンドを実行すると pol1 という名前のボリューム効率化ポリシーが変更され しきい値が 30% になります volume efficiency policy modify -vserver vs1 -policy pol1 -type threshold -start-threshold-percent 30% ボリューム効率化ポリシーの表示 volume efficiency policy show コマンドを使用すると ボリューム効率化ポリシーの名前 スケジュール 期間 および説明を表示できます タスク概要 クラスタ内から volume efficiency policy show コマンドを実行すると クラスタが対象のポリシーは表示されません ただし Storage Virtual Machine(SVM) のコンテキストでは クラスタ対象のポリシーを表示できます 手順 1. volume efficiency policy show コマンドを使用して ボリューム効率化ポリシーの情報を表示します 出力は指定するパラメータによって異なります 詳細ビューおよび他のパラメータの表示の詳細については このコマンドのマニュアルページを参照してください 例 次のコマンドは SVM vs1 に作成されたポリシーについての情報を表示します volume efficiency policy show -vserver vs1 次のコマンドは 期間が 10 時間として設定されているポリシーを表示します volume efficiency policy show -duration 10
136 136 論理ストレージ管理ガイド ボリューム効率化ポリシーの割り当て解除 ボリュームからボリューム効率化ポリシーの割り当てを解除して そのボリュームに対してスケジュールされている以降の重複排除またはデータ圧縮処理を中止できます 割り当てを解除したボリューム効率化ポリシーは手動で開始する必要があります 手順 1. volume efficiency modify コマンドを使用して ボリュームからボリューム効率化ポリシーの割り当てを解除します 例 次のコマンドを実行すると ボリューム VolA からボリューム効率化ポリシーの割り当てが解除されます volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -policy - ボリューム効率化ポリシーの削除 volume efficiency policy delete コマンドを使用して ボリューム効率化ポリシーを削除できます 開始する前に 削除するポリシーが関連付けられている FlexVol または Infinite Volume がないことを確認してください 注 : 事前定義されたインラインのみおよびデフォルトの効率化ポリシーは削除できません 手順 1. volume efficiency policy delete コマンドを使用して ボリューム効率化ポリシーを削除します 例 次に policy1 という名前のボリューム効率化ポリシーを削除するコマンドの例を示します volume efficiency policy delete -vserver vs1 -policy policy1 ボリューム効率化処理の手動管理 効率化処理を手動で実行することで FlexVol または Infinite Volume に対する効率化処理の実行方法を管理できます また 次の条件に基づいて効率化処理の実行方法を管理することもできます チェックポイントを使用するかどうか 既存データに効率化処理を実行するか または新規データのみに実行するか 必要に応じて効率化処理を停止する volume efficiency show コマンドで -fields オプションの値に schedule を使用すると ボリュームに割り当てられているスケジュールを表示できます
137 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 137 効率化処理の手動実行 volume efficiency start コマンドを使用して FlexVol または Infinite Volume に効率化処理を手動で実行できます 開始する前に 手動で実行する効率化処理に応じて 重複排除またはデータ圧縮と重複排除の両方をボリュームで有効にしておく必要があります タスク概要 重複排除とデータ圧縮が有効になっている場合は 最初にデータ圧縮が実行され 続けて重複排除が実行されます 重複排除は 実行中にシステムリソースを消費するバックグラウンドプロセスです ボリューム内のデータの変更頻度が高くない場合は 重複排除の実行頻度を低くすることを推奨します ストレージシステムで複数の重複排除処理が同時に実行されると システムリソースの消費量が増加します ノードあたり 最大 8 つの重複排除またはデータ圧縮処理を同時に実行できます この個数を超えて効率化処理のスケジュールを設定した場合 処理はキューに登録されます Infinite Volume に対して重複排除またはデータ圧縮を実行すると ノードあたりの同時処理数が 8 個を超えない範囲で ボリューム内のデータコンスティチュエントごとに個別の処理が行われます 手順 1. volume efficiency start コマンドを使用して ボリュームに対して効率化処理を開始します 例 次のコマンドを使用すると 重複排除 または重複排除とそれに続くデータ圧縮をボリューム VolA に対して手動で開始できます volume efficiency start -vserver vs1 -volume VolA チェックポイントを使用した効率化処理の再開 チェックポイントは内部的に使用される機能で 効率化処理の実行プロセスを記録するために使用されます 何らかの理由 ( システムの停止 システムの中断 リブート 前回の効率化処理の失敗や停止など ) で効率化処理が停止した場合にチェックポイントデータが存在すると 最新のチェックポイントファイルから効率化処理を再開できます Infinite Volume の場合 個々のデータコンスティチュエントごとにチェックポイントが作成されます Infinite Volume ではチェックポイントを表示できませんが 処理を再開できます チェックポイントは次のタイミングで作成されます 効率化処理の各段階またはサブ段階 sis stop コマンドの実行時 一定期間の経過後
138 138 論理ストレージ管理ガイド 停止した効率化処理の再開 システムの停止やリブートのために効率化処理が停止した場合は volume efficiency start コマンドでチェックポイントオプションを使用して 同じポイントから効率化処理を再開できます これにより 効率化処理を最初からやり直す必要がなくなるため 時間とリソースを節約できます タスク概要 ボリュームで重複排除のみを有効にした場合は データに対して重複排除が実行されます ボリュームで重複排除とデータ圧縮の両方を有効にした場合は データ圧縮が先に実行され そのあとに重複排除が実行されます ボリュームのチェックポイントの詳細は volume efficiency show コマンドを使用して表示できます デフォルトでは 効率化処理はチェックポイントから再開されます ただし 前回の効率化処理 (volume efficiency start -scan-old-data コマンドが実行されるフェーズ ) に対応するチェックポイントが 24 時間を超過している場合 効率化処理は前回のチェックポイントから自動的には再開されません このような場合 効率化処理は最初から開始されます ただし 前回のスキャン以降 該当ボリュームで重要な変更が行われていないことがわかっている場合 -usecheckpoint オプションを使用して 強制的に前回のチェックポイントから処理を続行できます 手順 1. volume efficiency start コマンドで -use-checkpoint オプションを使用して 効率化処理を再開します 例 次のコマンドは ボリューム VolA 上の新しいデータに対して効率化処理を再開します volume efficiency start -vserver vs1 -volume VolA -use-checkpoint true 次のコマンドは ボリューム VolA 上の既存データに対して効率化処理を再開します volume efficiency start -vserver vs1 -volume VolA -scan-old-data true - use-checkpoint true 既存データに対する効率化処理の手動実行 重複排除またはデータ圧縮を有効にする前に FlexVol または Infinite Volume 上のデータに効率化処理を手動で実行できます 重複排除 またはデータ圧縮とそれに続く重複排除は volume efficiency start -scan-old-data コマンドを使用して実行できます タスク概要 ボリュームで重複排除のみを有効にすると データに対して重複排除が実行されます ボリュームで重複排除とデータ圧縮の両方を有効にすると データ圧縮が先に実行され そのあとに重複排除が実行されます 既存データにデータ圧縮を実行する場合 デフォルトでは 重複排除によって共有されているデータブロックと Snapshot コピーによってロックされているデータブロックがスキップされます 既存データを圧縮する際には データ圧縮のデフォルトの動作を変更できます 詳細については TR-3966: ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド :clustered Data ONTAP を参照してください Infinite Volume に対して重複排除またはデータ圧縮を実行すると ボリューム内のデータコンスティチュエントごとに個別の圧縮処理が行われます ノードあたり最高 8 つの重複排除またはデータ圧縮処理を同時に実行できます この際 残りの処理はキューに登録されます
139 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 139 注 : All Flash FAS プラットフォームでは 既存データを圧縮できません All Flash FAS プラットフォームでは新たに書き込まれるデータのみが圧縮されます All Flash FAS プラットフォームで既存データを圧縮しようとすると その処理がスキップされたことを通知する EMS メッセージが生成されます 手順 1. volume efficiency start -scan-old-data コマンドを使用して 重複排除 またはデータ圧縮とそれに続く重複排除を既存データに対して手動で実行します 例 次のコマンドは 重複排除 またはデータ圧縮とそれに続く重複排除を ボリューム VolA の既存データに対して手動で実行します volume efficiency start -vserver vs1 -volume VolA -scan-old-data true 関連情報 ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド :clustered Data ONTAP :media.netapp.com/documents/tr-3966-ja.pdf スケジュールを使用したボリューム効率化処理の管理 スケジュールの設定 または FlexVol や Infinite Volume に書き込まれる新規データの量に応じて FlexVol や Infinite Volume 上で実行される効率化処理の方法を管理することができます 新規データの量に応じた効率化処理の実行 効率化処理スケジュールを変更し 手動またはスケジュールによる前回の効率化処理後にボリュームに書き込まれた新規ブロック数が指定のしきい値 (%) を超えたときに 重複排除またはデータ圧縮を実行することができます タスク概要 schedule オプションを auto に設定すると スケジュールされた効率化処理は新規データの量が指定された割合を超えたときに実行されます デフォルトのしきい値は 20% です このしきい値は すでに効率化処理によって処理された総ブロック数に対する割合です 手順 1. auto@num オプションを指定して volume efficiency modify コマンドを使用し しきい値を変更します num には 割合を指定する 2 桁の数値を指定します 例 次のコマンドは ボリューム VolA のしきい値を 30% に変更します volume efficiency modify -vserver vs1 -volume -VolA -schedule auto@30
140 140 論理ストレージ管理ガイド スケジュールを使用した効率化処理の実行 volume efficiency modify コマンドを使用して FlexVol または Infinite Volume に対する重複排除やデータ圧縮処理のスケジュールを変更できます スケジュールおよびボリューム効率化ポリシーの設定ポリシーは相互に排他的です 手順 1. volume efficiency modify コマンドを使用して ボリュームに対する重複排除またはデータ圧縮処理のスケジュールを変更します 例 次のコマンドは VolA の効率化処理が月曜日から金曜日の午後 11 時に実行されるようにスケジュールを変更します volume efficiency modify -vserver vs1 -volume VolA -schedule ボリューム効率化処理の監視 効率化処理のステータスおよび FlexVol または Infinite Volume で達成されたスペース削減を表示することで FlexVol または Infinite Volume に対する効率化処理の進捗状況を監視できます Infinite Volume に対する効率化処理およびスペース削減の詳細については Clustered Data ONTAP Infinite Volumes Management Guide を参照してください 効率化処理のステータスの表示 FlexVol または Infinite Volume に対して重複排除またはデータ圧縮が有効になっているかどうかを表示できます また volume efficiency show コマンドを使用して FlexVol または Infinite Volume の個々のデータコンスティチュエントに対する効率化処理のステータス 状態 圧縮形式 および進捗状況を表示できます 手順 1. volume efficiency show コマンドを使用して ボリュームに対する効率化処理のステータスを表示します 例 次のコマンドは 適応圧縮形式が割り当てられたボリューム VolA に対する効率化処理のステータスを表示します volume efficiency show -instance -vserver vs1 -volume VolA 効率化処理が VolA に対して有効になっており 処理がアイドルの場合 次のシステム出力が表示されます cluster1::> volume efficiency show -vserver vs1 -volume VolA Vserver Name: vs1 Volume Name: VolA Volume Path: /vol/vola State: Enabled Status: Idle Progress: Idle for 00:03:20
141 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 効率化によるスペース削減量の表示 volume show コマンドを使用して ボリュームで重複排除およびデータ圧縮によって達成されたスペース削減量を表示できます タスク概要 Snapshot コピーのスペース削減は ボリュームに対して達成されたスペース削減の算出に含まれません 重複排除を使用しても ボリュームのクォータには影響しません クォータは論理レベルで報告されるため 値への変更はありません 手順 1. volume show コマンドを使用して 重複排除およびデータ圧縮を使用してボリュームで達成されたスペース削減を表示します 例 次のコマンドを使用すると ボリューム VolA で重複排除およびデータ圧縮を使用して達成されたスペース削減を表示できます volume show -vserver vs1 -volume VolA cluster1::> volume show -vserver vs1 -volume VolA Vserver Name: vs1 Volume Name: VolA Space Saved by Storage Efficiency: B Percentage Saved by Storage Efficiency: 97% Space Saved by Deduplication: 13728B Percentage Saved by Deduplication: 81% Space Shared by Deduplication: 1028B Space Saved by Compression: B Percentage Space Saved by Compression: 97% FlexVol の効率化に関する統計の表示 volume efficiency stat コマンドを使用して FlexVol に対して実行される効率化処理の詳細を表示できます 手順 1. volume efficiency stat コマンドを使用して FlexVol に対する効率化処理の統計を表示します
142 142 論理ストレージ管理ガイド 例 次のコマンドを実行すると ボリューム VolA に対する効率化処理の統計を表示できます volume efficiency stat -vserver vs1 -volume VolA cluster1::> volume efficiency stat -vserver vs1 -volume VolA Vserver Name: vs1 Volume Name: VolA Volume Path: /vol/vola Inline Compression Attempts: 0 ボリューム効率化処理の停止 重複排除またはポストプロセス圧縮処理は volume efficiency stop コマンドで停止できます このコマンドではチェックポイントが自動的に生成されます 手順 1. アクティブな重複排除またはポストプロセス圧縮処理を停止するには volume efficiency stop コマンドを使用します -all オプションを指定すると アクティブな処理とキューに登録された処理が停止します 例 次のコマンドを実行すると ボリューム VolA で現在アクティブな重複排除処理またはポストプロセス圧縮処理が停止します volume efficiency stop -vserver vs1 -volume VolA 次のコマンドを実行すると ボリューム VolA のアクティブな およびキューに登録されている重複排除処理またはポストプロセス圧縮処理が停止します volume efficiency stop -vserver vs1 -volume VolA -all true ボリュームからのスペース削減の取り消しに関する情報 ボリュームに対する効率化処理によって達成されたスペース削減を取り消すことができます ボリュームのスペース削減を取り消す ( 元に戻す ) 前に テクニカルサポートに連絡してください ボリュームからのスペース削減の取り消しの詳細については TR-3966: ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド : clustered Data ONTAP を参照してください 関連情報 ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド : clustered Data ONTAP :media.netapp.com/documents/tr-3966-ja.pdf 重複排除機能と Data ONTAP の機能との相互運用性 重複排除機能を使用する場合 重複排除でサポートされる機能と それらの機能が重複排除とどのように連携するかについて理解しておく必要があります 重複排除でサポートされる機能は次のとおりです
143 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 143 Snapshot コピー Volume SnapMirror SnapRestore OnCommand Unified Manager サーバ ボリュームコピー データ圧縮 FlexClone ボリューム HA ペア DataMotion for Volumes SnapVault バックアップ MetroCluster 構成 重複排除機能が有効なボリュームでエクステントを有効にすることができます 重複排除機能が有効なボリュームのファイルレイアウトとシーケンシャル読み取りのパフォーマンスを向上させるため 読み取り再配置を実行できます 関連コンセプト フラクショナルリザーブと重複排除の相互運用性 (143 ページ ) Snapshot コピーと重複排除機能との相互運用性 (143 ページ ) Volume SnapMirror と重複排除機能との相互運用性 (144 ページ ) SnapRestore と重複排除機能との相互運用性 (144 ページ ) OnCommand Unified Manager サーバと重複排除機能との相互運用性 (144 ページ ) 重複排除機能とデータ圧縮機能との相互運用性 (145 ページ ) FlexClone ボリュームと重複排除機能との相互運用性 (145 ページ ) HA ペアと重複排除機能との相互運用性 (145 ページ ) DataMotion for Volumes と重複排除機能との相互運用性 (146 ページ ) SnapVault バックアップと重複排除機能との相互運用性 (146 ページ ) 仮想マシンアライメントと重複排除機能との相互運用性 (147 ページ ) MetroCluster 構成と重複排除機能との相互運用性 (147 ページ ) フラクショナルリザーブと重複排除の相互運用性 フラクショナルリザーブ設定が 0 のボリュームに対して重複排除機能を使用する場合 アプリケーションが ENOSPC( スペース不足 ) を受け取らないようにするためには 追加の設定要件があります 詳細については フラクショナルリザーブ設定に関するドキュメントを参照してください 関連コンセプト フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 (29 ページ ) Snapshot コピーと重複排除機能との相互運用性 重複排除を実行できるのは アクティブファイルシステムのみです ただし 重複排除を実行する前に作成された Snapshot コピーではこのデータがロックされるため スペース削減率が低下することがあります 重複排除と Snapshot コピーの競合を回避するには 次のガイドラインに従う必要があります 新しい Snapshot コピーを作成する前に 重複排除を実行します
144 144 論理ストレージ管理ガイド 重複排除ボリューム内の不要な Snapshot コピーを削除します 重複排除ボリュームに格納された Snapshot コピーの保持時間を短縮します 大量の新規データがボリュームに書き込まれた場合のみ重複排除を実行するようにスケジュールします Snapshot コピーに適切なリザーブスペースを設定します スナップリザーブが 0 の場合は Snapshot コピーの自動作成のスケジュールを無効にする必要があります ( ほとんどの LUN 配置に該当 ) Volume SnapMirror と重複排除機能との相互運用性 Volume SnapMirror を使用すると ボリュームとボリューム内の論理データのサイズにかかわらず 重複排除ボリュームをレプリケートできます Volume SnapMirror と重複排除を組み合わせて使用する場合は 次の点に注意する必要があります ソースシステム デスティネーションシステム または両方のシステムで重複排除を有効にできます 共有ブロックは 1 回だけ転送されます そのため 重複排除を使用すると ネットワークの使用帯域幅も削減されます Volume SnapMirror 関係が解除されている場合には デスティネーションストレージシステムにデフォルトの重複排除スケジュールが適用されます Volume SnapMirror と重複排除を設定する場合は 重複排除のスケジュールと Volume SnapMirror のスケジュールを調整する必要があります 重複排除されたボリュームの Volume SnapMirror 転送は 重複排除処理の完了後に開始する必要があります このようにスケジュールすると 重複排除されていないデータ およびそれ以外の一時的なメタデータファイルがネットワークで送信されなくなります ソースボリューム内の一時的なメタデータファイルが Snapshot コピー内でロックされている場合 これらのファイルはソースボリュームおよびデスティネーションボリュームのスペースを追加で消費します SnapRestore と重複排除機能との相互運用性 重複排除処理中に作成されるメタデータは FlexVol とアグリゲートの両方に配置されます このため ボリュームで SnapRestore 処理を開始すると メタデータがそのボリュームにリストアされ リストア後のデータにオリジナルのスペース削減が保持されます ボリューム上で重複排除が有効な場合 SnapRestore 処理が完了したあと ボリュームに書き込まれた新規データは引き続き重複排除されます OnCommand Unified Manager サーバと重複排除機能との相互運用性 OnCommand Unified Manager サーバの NetApp Management Console データ保護機能 NetApp Management Console プロビジョニング機能 および Operations Manager では 重複排除がサポートされます OnCommand Unified Manager サーバにおける重複排除機能と NetApp Management Console データ保護機能 OnCommand Unified Manager サーバ 5.2R1 よりも前のリリースでは NetApp Management Console データ保護機能ではアクティブな重複排除処理の完了を待機したうえで Snapshot コピーの名前が変更されます NetApp Management Console データ保護機能が待機している間 クライアントは Snapshot コピーの一覧表示や Snapshot コピーからのリストアを実行できません このため OnCommand Unified Manager サーバ 5.2R1 よりも前のリリースでは 重複排除機能を NetApp Management Console データ保護機能と併用するのは最適な方法ではありません
145 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 145 しかし この制限は OnCommand Unified Manager サーバ 5.2R1 では排除されています 重複排除機能と NetApp Management Console データ保護機能を併用する方法の詳細については OnCommand Unified Manager Administration Guide を参照してください OnCommand Unified Manager サーバにおける重複排除機能と NetApp Management Console プロビジョニング機能 OnCommand Unified Manager サーバで NetApp Management Console プロビジョニング機能を使用することで プロビジョニングポリシーを有効にし 3 つの重複排除モード ( オンデマンド重複排除 自動重複排除 スケジュールされた重複排除 ) すべてをサポートできます 重複排除機能と NetApp Management Console プロビジョニング機能を併用する方法の詳細については OnCommand Unified Manager Administration Guide を参照してください OnCommand Unified Manager サーバにおける重複排除機能と Operations Manager OnCommand Unified Manager サーバの Operations Manager から重複排除処理を実行できます ファイルおよび LUN クローンのスペース節約の概要を示すレポートやグラフを生成できます 重複排除機能と Operations Manager を併用する方法の詳細については OnCommand Unified Manager Administration Guide を参照してください 関連情報 ネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) にあるマニュアル 重複排除機能とデータ圧縮機能との相互運用性 FlexVol に対してデータ圧縮と重複排除の両方を有効にすると 最初にデータが圧縮されてから重複が排除されます これらの機能を組み合わせて実行すると データの形式によっては 重複排除機能を単独で実行する場合よりも高い削減効果が得られます FlexClone ボリュームと重複排除機能との相互運用性 重複排除機能は FlexClone ボリュームでサポートされています 重複排除ボリュームの FlexClone ボリュームは 重複排除ボリュームです クローニングされたボリュームは親ボリュームの重複排除設定を継承します ( 重複排除スケジュールなど ) 重複排除処理中に作成されるメタデータ ( フィンガープリントファイルと変更ログファイル ) は クローニングされます このメタデータは FlexVol とアグリゲートの両方に配置されます クローンボリュームで重複排除を実行した場合 クローンは重複排除されますが 親ボリュームは非重複排除のままです クローニングされたボリューム内のすべての新しいデータに対して手動で重複排除を実行するには volume efficiency start コマンドを使用します クローンボリュームが親ボリュームからスプリットされると ボリュームスプリット処理のあとに 親ボリュームに含まれていたクローン内のすべてのデータの重複排除が削除されます ただし クローンボリュームで重複排除を実行すると 以降の重複排除処理でデータが重複排除されます HA ペアと重複排除機能との相互運用性 Data ONTAP 8.1 以降では ボリュームの重複排除処理は テイクオーバー時に HA ペアのいずれかのノードから実行できます HA ペアの各ノードで許可されている同時重複排除処理の最大数は 8 です ノードの 1 つに障害が発生すると その障害ノードで管理されていた重複排除処理を他方のノードがテイクオーバーします テイクオーバーモードでは 動作しているノードが重複排除処理を継続します 動作しているノードは 障害が発生したノードに属するボリューム上の重複排除処理を開
146 146 論理ストレージ管理ガイド 始できます 動作しているノードが 両方のノードに属するボリューム上の重複排除処理を管理している場合でも 同時重複排除処理の最大数は 8 です DataMotion for Volumes と重複排除機能との相互運用性 FlexVol での重複排除によるスペース削減は DataMotion for Volumes(volume move) 処理でボリュームを移動したあとも保持されます ボリューム移動処理がアクティブなときに重複排除処理が実行されていると それらの処理は最終的なカットオーバーが完了する直前に停止します ボリューム移動の完了後は 効率化処理を前のチェックポイントから再開することはできず 最初から開始されます 重複排除処理が実行されている FlexVol の無停止移動を試みると 重複排除処理が中断します Data ONTAP 8.3 以降では retry-on-failure オプションを使用してボリューム移動処理のカットオーバーを再試行するようにストレージシステムを設定できます このオプションを設定すると ボリューム移動処理でカットオーバーフェーズが繰り返され 1 時間にわたって処理が待機 ( 休止 ) します ボリューム移動処理のカットオーバーフェーズの待機期間中は 重複排除ボリュームのロックが解除されます その結果 大量のスペースが消費され メタデータが損失するおそれがあります このため ボリューム移動処理のカットオーバーフェーズ中に重複排除を実行する必要があります SnapVault バックアップと重複排除機能との相互運用性 重複排除機能が有効なプライマリボリュームは SnapVault セカンダリボリュームに論理的にレプリケートできます プライマリボリューム上でデータ圧縮によって達成されたスペース削減をレプリケーション時に維持するか SnapVault セカンダリボリュームでのみ重複排除を有効にすることができます レプリケーション中 プライマリボリュームでの重複排除の実行によるスペース削減は ネットワーク転送時 およびデータが SnapVault セカンダリボリュームに書き込まれるときに維持されます SnapVault セカンダリボリュームの重複排除は 次のケースで有効にすることができます 重複排除をプライマリボリュームで設定できないが Snapshot コピーの保持時間がより長い SnapVault セカンダリボリュームでスペース削減が必要 SnapVault セカンダリボリュームへのレプリケーション転送が開始されるまでに プライマリボリュームの重複排除を完了できない SnapVault バックアップと重複排除を併用する場合は 次のガイドラインに従う必要があります SnapVault セカンダリボリュームでは効率化処理を手動で実行できません ただし volume efficiency start -scan-old-data コマンドはセカンダリボリュームで実行できます セカンダリボリューム上で重複排除を実行するように設定している場合 プライマリボリュームから SnapVault セカンダリボリュームへのレプリケーション転送が完了するたびに 重複排除がトリガーされます プライマリボリュームと SnapVault セカンダリボリューム間のデータ転送の実行中は SnapVault セカンダリボリュームの重複排除の設定は変更できません ボリュームコピーまたはボリュームクローン処理を SnapVault セカンダリボリュームで開始した場合 最後の Snapshot コピーが作成されて以降 ボリュームに加えられた変更は一切レプリケートされません SnapVault 関係のボリュームの詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください
147 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 147 仮想マシンアライメントと重複排除機能との相互運用性 仮想マシンアライメント機能を Virtual Storage Console(VSC)for VMware vsphere で使用すると システムを停止せずに仮想マシンディスク (VMDK) のミスアライメントを修正できます ミスアライメント状態の VM が多数ある場合 この機能を使用することで システムのパフォーマンスと重複排除による削減効果の両方を高めることができます 仮想マシンアライメントはボリュームレベルの設定で ボリュームの作成時に指定する必要があります 仮想マシンアライメント属性を指定すると ボリューム内に作成された仮想マシンディスクが ベースとなるストレージシステムとアライメントされます 注 : 仮想マシンアライメント機能は NFS ベースのストレージシステムでのみ使用できます Virtual Storage Console for VMware vsphere のインストールおよび管理の詳細については Virtual Storage Console for VMware vsphere インストレーションアドミニストレーションガイド を参照してください MetroCluster 構成と重複排除機能との相互運用性 MetroCluster スイッチバックの実行中は スイッチバック中のアグリゲートに含まれるボリュームに対するアクティブな重複排除処理がすべて停止され 停止された各重複排除処理についてチェックポイントが記録されます MetroCluster スイッチバック処理の完了後 ボリュームにスケジュールまたはポリシーが割り当てられている場合は 記録されたチェックポイントから重複排除処理が再開されます ボリュームにスケジュールまたはポリシーが割り当てられていない場合は 記録されたチェックポイントから手動で重複排除処理を再開できます データ圧縮機能と Data ONTAP の機能との相互運用性 データ圧縮機能を使用する場合 データ圧縮でサポートされる機能と それらの機能がデータ圧縮とどのように連携するかについて理解しておく必要があります データ圧縮でサポートされる機能は次のとおりです Snapshot コピー Volume SnapMirror テープバックアップ ボリュームベース SnapRestore Single file SnapRestore ボリュームコピー 重複排除 FlexClone ボリューム FlexClone ファイル HA ペア Flash Cache カード DataMotion for Volumes Flash Pool アグリゲート SnapVault バックアップ
148 148 論理ストレージ管理ガイド MetroCluster 構成 読み取り再配置およびエクステントは圧縮機能が有効なボリュームでサポートされていません 関連コンセプト フラクショナルリザーブとデータ圧縮機能との相互運用性 (148 ページ ) Snapshot コピーとデータ圧縮機能との相互運用性 (148 ページ ) Volume SnapMirror とデータ圧縮機能との相互運用性 (148 ページ ) テープバックアップとデータ圧縮機能との相互運用性 (149 ページ ) ボリュームベース SnapRestore とデータ圧縮機能との相互運用性 (149 ページ ) Single File SnapRestore とデータ圧縮機能との相互運用性 (149 ページ ) 重複排除機能とデータ圧縮機能との相互運用性 (150 ページ ) FlexClone ボリュームとデータ圧縮機能との相互運用性 (150 ページ ) FlexClone ファイルとデータ圧縮機能との相互運用性 (150 ページ ) HA ペアとデータ圧縮機能との相互運用性 (150 ページ ) Flash Cache カードとデータ圧縮機能との相互運用性 (150 ページ ) DataMotion for Volumes とデータ圧縮機能との相互運用性 (150 ページ ) Flash Pool アグリゲートとデータ圧縮機能との相互運用性 (151 ページ ) SnapVault バックアップとデータ圧縮機能との相互運用性 (151 ページ ) MetroCluster 構成とデータ圧縮機能との相互運用性 (152 ページ ) フラクショナルリザーブとデータ圧縮機能との相互運用性 フラクショナルリザーブ設定が 0 のボリュームに対してデータ圧縮機能を使用する場合 アプリケーションが ENOSPC( スペース不足 ) を受け取らないようにするためには 追加の設定要件があります 詳細については フラクショナルリザーブ設定に関するドキュメントを参照してください 関連コンセプト フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 (29 ページ ) Snapshot コピーとデータ圧縮機能との相互運用性 Snapshot コピーが作成されたあとにデフォルトモードでデータ圧縮を実行すると Snapshot コピーによってロックされている既存のデータが圧縮されます Snapshot コピーはデータのブロックをロックします これらのブロックは Snapshot コピーが有効期限切れになるか削除されるまで解放されません データ圧縮が有効になったボリュームでは データの Snapshot コピーが作成されると Snapshot が削除されるか有効期限切れになるまで そのデータに加えられる変更は一時的にディスクスペースを余分に必要とする状態になります Volume SnapMirror とデータ圧縮機能との相互運用性 Volume SnapMirror は物理ブロックレベルで動作するため ソースストレージシステムでデータ圧縮を有効に設定した場合 デスティネーションストレージシステムに複製したときにデータは圧縮されたままとなります この処理の結果 レプリケーション時に必要なネットワーク帯域幅が大幅に削減されます Volume SnapMirror とデータ圧縮機能を併用する場合は 次のガイドラインに従う必要があります SnapMirror 転送を行うためには デスティネーションストレージシステムで同じバージョンか新しいバージョンの Data ONTAP が実行されている必要があります ソースストレージシステムが Data ONTAP 8.1 で実行されている場合 デスティネーションストレージシステムは Data ONTAP 8.1 以降で実行されている必要があります 圧縮機能を有効化 実行 および管理できるのは プライマリストレージシステムのみです
149 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 149 ただし セカンダリストレージシステムの FlexVol は Volume SnapMirror 転送によってデータ圧縮属性とストレージ節約をすべて継承します Snapshot コピーでデータブロックがロックされ 既存の Volume SnapMirror 関係を持つ FlexVol 上のディスク内の既存のデータを -shared-blocks または -snapshot-blocks オプションを使用して圧縮する場合 この処理によってデータブロックの大規模転送が発生する可能性があります これらのオプションは advanced 権限レベルからしか指定できません このデータ圧縮処理によって データが新しい圧縮ブロックとして書き換えられ これらのブロックは次の増分転送で転送されます Volume SnapMirror の詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください 関連情報 ネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) にあるマニュアル テープバックアップとデータ圧縮機能との相互運用性 圧縮されているデータを NDMP を使用してバックアップする場合 ソースボリュームからのデータは 非圧縮形式でテープに書き込まれます このため テープからリストアされるボリュームのスペース削減量を回復するには リストアを開始する前にボリュームの圧縮を有効にする必要があります 圧縮済みデータをテープからデスティネーションボリュームにリストアした場合 削減量は保持されます インライン圧縮は クライアントから書き込まれた新しいデータをリストアされたボリュームで圧縮する場合にのみ 有効にする必要があります ボリュームベース SnapRestore とデータ圧縮機能との相互運用性 圧縮データが含まれる FlexVol でボリュームベース SnapRestore 処理を開始する場合 圧縮設定は Snapshot コピーの設定にリストアされ リストアされたデータは Snapshot コピーの元のスペース削減を保持します ボリュームベース SnapRestore の詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください 関連情報 ネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) にあるマニュアル Single File SnapRestore とデータ圧縮機能との相互運用性 Single File SnapRestore 処理では データ圧縮がサポートされます Single File SnapRestore 処理では Snapshot コピーからアクティブファイルシステムにデータがリストアされ 元のスペース削減が維持されます ボリュームに対して圧縮不可能データの検出が有効になっている場合は 圧縮不可能データフラグが Snapshot コピーからアクティブファイルシステムにリストアされます Single File SnapRestore の詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください 関連情報 ネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) にあるマニュアル
150 150 論理ストレージ管理ガイド 重複排除機能とデータ圧縮機能との相互運用性 FlexVol に対してデータ圧縮と重複排除の両方を有効にすると 最初にデータが圧縮されてから重複が排除されます これらの機能を組み合わせて実行すると データの形式によっては 重複排除機能を単独で実行する場合よりも高い削減効果が得られます FlexClone ボリュームとデータ圧縮機能との相互運用性 FlexClone ボリュームを親ボリュームからスプリットした場合 新しいボリュームは親ボリュームのデータ圧縮属性を継承します 継承された属性によって 重複排除 ポストプロセス圧縮 およびインライン圧縮が有効かどうかが示されます 親ボリュームでのスペース削減は 新しいボリュームに継承されます 親ボリュームで展開処理がアクティブなときに FlexClone ボリュームを作成すると 展開処理はクローンボリュームでは実行されません FlexClone ファイルとデータ圧縮機能との相互運用性 FlexClone ファイルを含む FlexVol で データ圧縮を実行できます データ圧縮が有効になった FlexVol では フルクローニングされたファイルを作成できます 適応圧縮が有効になっている場合に限り サブファイルがクローニングされたファイルを FlexVol で作成できます ボリュームで圧縮不可能データの検出が有効になっている場合は 圧縮不可能フラグがクローニングされたファイルに継承されます 注 : Snapshot コピーとアクティブファイルシステムとで圧縮形式が異なっている場合は FlexClone ファイルの処理がサポートされません HA ペアとデータ圧縮機能との相互運用性 HA ペアでデータ圧縮を有効にできます ノードの 1 つに障害が発生すると 別のノードがその障害ノードの処理をテイクオーバーします テイクオーバーモードでは 稼働中のノードがデータ圧縮処理を続行します HA ペアの詳細については clustered Data ONTAP ハイアベイラビリティ構成ガイド を参照してください 関連情報 ネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) にあるマニュアル Flash Cache カードとデータ圧縮機能との相互運用性 データ圧縮と Flash Cache カードは同一のストレージシステムで動作しますが 圧縮されたデータの読み取りパフォーマンスは Flash Cache カードを使用するかどうかにかかわらず同じです DataMotion for Volumes とデータ圧縮機能との相互運用性 FlexVol でのデータ圧縮によるスペース削減は DataMotion for Volumes(volume move) 処理でボリュームを移動したあとも保持されます ボリューム移動処理を実行するためには ソースボリュームとデスティネーションボリュームの両方で同じバージョンの Data ONTAP を実行している必要があります 他のプラットフォームと All Flash FAS プラットフォームの間でボリュームを移動することができます その場合 デスティネーションボリュームではソースボリュームと同じ圧縮形式が維持されます ソースボリュームでポストプロセス圧縮が有効になっており かつデスティネーションボリュームが All Flash FAS プラットフォーム上にある場合は ポストプロセス圧縮がスキップされたことを通知する EMS メッセージが生成されます
151 重複排除とデータ圧縮機能によるストレージ効率の向上 151 Flash Pool アグリゲートとデータ圧縮機能との相互運用性 Flash Pool アグリゲートではデータ圧縮がサポートされます 圧縮されたブロックは Flash Pool アグリゲートの Solid-State Disk(SSD; ソリッドステートディスク ) キャッシュでの読み取りキャッシュと書き込みキャッシュに使用できます SnapVault バックアップとデータ圧縮機能との相互運用性 SnapVault プライマリボリュームは SnapVault セカンダリボリュームに論理的にレプリケートできます レプリケーションの実行時に SnapVault セカンダリボリュームでデータ圧縮が有効になっていない場合 プライマリボリューム上でデータ圧縮によって達成されたスペース削減は ネットワーク転送中 およびセカンダリボリュームへのデータの書き込み時に維持されます ただし SnapVault セカンダリボリュームが圧縮を実行するように設定されている場合 圧縮されていないデータがネットワーク転送され セカンダリボリュームに書き込まれます 増分更新中も 非圧縮データがネットワーク転送されます SnapVault バックアップとデータ圧縮機能を併用する場合は 次のガイドラインに従う必要があります プライマリボリュームと SnapVault セカンダリボリューム間のデータ転送の実行中は SnapVault セカンダリボリュームのデータ圧縮設定は変更できません データ圧縮が SnapVault セカンダリボリュームで無効になっていても 重複排除は SnapVault セカンダリボリュームで有効にすることができます 重複排除は プライマリボリュームから SnapVault セカンダリボリュームへのレプリケーション転送が完了するたびに トリガーされます SnapVault セカンダリボリュームではデータ圧縮による削減が必要で プライマリボリュームでは必要ない場合 SnapVault セカンダリボリュームでインライン圧縮を使用できます ただし プライマリおよび SnapVault セカンダリボリュームでデータ圧縮を実行する場合 プライマリボリュームで達成されたスペース削減は データ転送中およびセカンダリボリュームへのデータの書き込み時には維持されません SnapVault セカンダリボリュームで重複排除を実行せずにインライン圧縮のみを実行したい場合は SnapVault セカンダリボリュームのスケジュールを manual に変更するか 効率化ポリシーを inline-only に設定する必要があります SnapVault セカンダリボリュームでデータ圧縮を無効にした場合 セカンダリボリュームへの以降の転送を開始する前に セカンダリボリュームで SnapRestore 処理を実行する必要があります ただし 前回の Snapshot コピー作成時にセカンダリボリュームでデータ圧縮を有効にしていた場合は SnapRestore 処理は実行されません この場合 SnapVault セカンダリボリュームのデータ圧縮は現在無効になっていますが 非圧縮データがセカンダリボリュームに書き込まれます ボリュームコピーまたはボリュームクローン処理を SnapVault セカンダリボリュームで開始した場合 最後の Snapshot コピーが作成されて以降 ボリュームに加えられた変更は一切レプリケートされません SnapVault セカンダリボリュームでは効率化処理を手動で実行できません ただし volume efficiency start -scan-old-data コマンドはセカンダリボリュームで実行できます SnapVault 関係のボリュームの詳細については clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください
152 152 論理ストレージ管理ガイド MetroCluster 構成とデータ圧縮機能との相互運用性 MetroCluster 構成ではデータ圧縮がサポートされます Data ONTAP 以降では ストレージシステムのアグリゲート プラットフォーム および Data ONTAP リリースに基づいて 圧縮形式が自動的に割り当てられます MetroCluster スイッチバックプロセスが成功するためには ソースとデスティネーションの両方のボリュームが Data ONTAP で実行されている必要があります この条件を満たしていない場合 ボリュームの MetroCluster スイッチバックは失敗します
153 153 ストレージの制限 ストレージオブジェクトには ストレージアーキテクチャを計画および管理するときに考慮する必要がある制限があります 次のセクションに制限の一覧を示します ボリュームの制限 FlexClone ファイルと FlexClone LUN の制限 Cloud ONTAP でのストレージの制限については Cloud ONTAP Release Notes を参照してください ボリュームの制限 ストレージオブジェクト アレイ LUN 制限 ネイティブストレージ ストレージアレイ ルートボリュームの最小 N/A モデルごとに サイズ 1 異なる ファイル最大サイズ 16TB 16TB 16TB FlexClone ボリューム ボリュームあたりの最大数 2 ボリュームサイズに依存 最大 20 億個 ボリュームサイズに依存 最大 20 億個 Data ONTAP Edge N/A クローン階層の深さ FlexVol ノードあたりの最大数 1 モデルごとに 異なる FlexVol ルートボリューム 各 SVM のノードあたりの最大数 4 モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる ボリュームサイズに依存 最大 20 億個 最小サイズ 20MB 20MB 20MB 最大サイズ 1 最小サイズ 1 モデルごとに異なる モデルごとに異なる LUN ノードあたりの最大数 4 モデルごとに 異なる クラスタあたりの最大数 4 ボリュームあたりの最大数 4 モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる モデルごとに異なる 1,024 1, 最大サイズ 16TB 16TB 16TB qtree FlexVol あたりの最大数 4,995 4,995 4,995 Snapshot コピー FlexVol または Infinite Volume あたりの最大数
154 154 論理ストレージ管理ガイド ストレージオブジェクト ボリューム 制限 NAS のクラスタあたりの最大数 6 SAN プロトコルが設定されたクラスタあたりの最大数 7 ネイティブストレージ ストレージアレイ 12,000 12, モデルごとに異なる モデルごとに異なる Data ONTAP Edge 200 メモ : 1. 詳細については Hardware Universe を参照してください 億 =2 10 の 9 乗 3. 1 つの FlexVol から作成できる ネストされた FlexClone ボリュームの最大階層数 4. この制限は SAN 環境にのみ適用されます clustered Data ONTAP SAN 構成ガイド を参照してください 5. 特定の Data ONTAP 機能の使用により この制限が低くなる場合があります clustered Data ONTAP データ保護ガイド を参照してください 6. この制限には Infinite Volume は含まれませんが コンスティチュエントボリュームは含まれます 7. この制限には Infinite Volume は含まれませんが コンスティチュエントボリュームは含まれます clustered Data ONTAP SAN 構成ガイド を参照してください FlexClone ファイルと FlexClone LUN の制限 制限 ファイルまたは LUN あたりの最大数 1 FlexVol あたりの合計共有データの最大サイズ ネイティブストレージ ストレージアレイ 32,767 32,767 32, TB 640TB 100TB Data ONTAP Edge メモ : 1. 32,767 個を超えるクローンを作成しようとすると 親ファイルまたは親 LUN の新しい物理コピーが自動的に作成されます 重複排除を使用する FlexVol の場合 この上限値が少なくなることがあります 関連情報 使用しているバージョンの Cloud ONTAP に対するリリースノートを検索してください
155 155 著作権に関する情報 Copyright NetApp, Inc. All rights reserved. Printed in the U.S. このドキュメントは著作権によって保護されています 著作権所有者の書面による事前承諾がある場合を除き 画像媒体 電子媒体 および写真複写 記録媒体 テープ媒体 電子検索システムへの組み込みを含む機械媒体など いかなる形式および方法による複製も禁止します ネットアップの著作物から派生したソフトウェアは 次に示す使用許諾条項および免責条項の対象となります このソフトウェアは ネットアップによって 現状のまま 提供されています ネットアップは明示的な保証 または商品性および特定目的に対する適合性の暗示的保証を含み かつこれに限定されないいかなる暗示的な保証も行いません ネットアップは 代替品または代替サービスの調達 使用不能 データ損失 利益損失 業務中断を含み かつこれに限定されない このソフトウェアの使用により生じたすべての直接的損害 間接的損害 偶発的損害 特別損害 懲罰的損害 必然的損害の発生に対して 損失の発生の可能性が通知されていたとしても その発生理由 根拠とする責任論 契約の有無 厳格責任 不法行為 ( 過失またはそうでない場合を含む ) にかかわらず 一切の責任を負いません ネットアップは ここに記載されているすべての製品に対する変更を随時 予告なく行う権利を保有します ネットアップによる明示的な書面による合意がある場合を除き ここに記載されている製品の使用により生じる責任および義務に対して ネットアップは責任を負いません この製品の使用または購入は ネットアップの特許権 商標権 または他の知的所有権に基づくライセンスの供与とはみなされません このマニュアルに記載されている製品は 1 つ以上の米国特許 その他の国の特許 および出願中の特許によって保護されている場合があります 権利の制限について : 政府による使用 複製 開示は DFARS (1988 年 10 月 ) および FAR (1987 年 6 月 ) の Rights in Technical Data and Computer Software( 技術データおよびコンピュータソフトウェアに関する諸権利 ) 条項の (c) (1) (ii) 項 に規定された制限が適用されます
156 156 商標に関する情報 NetApp NetApp のロゴ Go Further, Faster AltaVault ASUP AutoSupport Campaign Express Cloud ONTAP clustered Data ONTAP Customer Fitness Data ONTAP DataMotion Fitness Flash Accel Flash Cache Flash Pool FlashRay FlexArray FlexCache FlexClone FlexPod FlexScale FlexShare FlexVol FPolicy GetSuccessful LockVault Manage ONTAP Mars MetroCluster MultiStore NetApp Insight OnCommand ONTAP ONTAPI RAID DP RAID- TEC SANtricity SecureShare Simplicity Simulate ONTAP Snap Creator SnapCenter SnapCopy SnapDrive SnapIntegrator SnapLock SnapManager SnapMirror SnapMover SnapProtect SnapRestore Snapshot SnapValidator SnapVault StorageGRID Tech OnTap Unbound Cloud WAFL その他の名称は 米国またはその他の国あるいはその両方における NetApp,Inc. の登録商標です その他のブランドまたは製品は それぞれを保有する各社の商標または登録商標であり 相応の取り扱いが必要です ネットアップの商標の最新のリストは でご覧いただけます
157 157 マニュアルの更新について 弊社では マニュアルの品質を向上していくため 皆様からのフィードバックをお寄せいただく専用の E メールアドレスを用意しています また GA/FCS 版の製品マニュアルの初回リリース時や既存マニュアルへの重要な変更があった場合にご案内させていただく Twitter アカウントもあります ご意見やご要望は [email protected] までお寄せください その際 担当部署で適切に対応させていただくため 製品名 バージョン オペレーティングシステム 弊社営業担当者または代理店の情報を必ず入れてください GA/FCS 版の製品マニュアルの初回リリース時や既存マニュアルへの重要な変更があった場合のご案内を希望される場合は Twitter をフォローしてください
158 158 論理ストレージ管理ガイド 索引 A aggregate show-space コマンドアグリゲートのスペース使用量を確認する方法 46 D DataMotion for Volumes データ圧縮機能との相互運用性 150 比較 10 df コマンドスペース使用量コマンドの代わりに使用する場合 48 スペース使用量の表示 111 du コマンドスペース使用量の表示 111 F Flash Pool アグリゲートキャッシングポリシー, 機能 51 データ圧縮との相互運用性 151 ボリュームを移動する際の考慮事項と推奨事項 58 FlexClone LUN 機能 68 作成 72 フラクショナルリザーブを 0 に設定した場合の影響 29 次も参照 : FlexClone ファイルと FlexClone LUN FlexClone ファイル FlexClone LUN ファイルまたは LUN あたりの最大数 154 ボリュームあたりの共有データの最大サイズ 154 ボリュームの最大サイズ 154 機能 68 作成 72 データ圧縮との相互運用性 150 ファイルまたは LUN あたりの最大数 154 ボリュームあたりの共有データの最大サイズ 154 ボリュームの最大サイズ 154 次も参照 : FlexClone ファイルと FlexClone LUN FlexClone ファイルと FlexClone LUN Data ONTAP の機能との相互運用性 79 FlexClone ボリュームとの相互運用性 81 FlexClone ボリュームの作成 81 HA ペア 82 Snapshot コピーとの相互運用性 80 volume file clone deletion コマンド 78 概要 68 クォータとの相互運用性 80 考慮事項 70 削除方法 75 作成や削除に使用できるノード容量の表示 73 自動削除の無効化 78 自動削除の有効化 76 スプリット負荷の定義 72 スペース削減の表示 74 スペースリザベーションとの併用 82 重複排除の仕組み 80 トークンのサポート 72 ノードのスプリット負荷の表示 73 フラクショナルリザーブが 0 に設定されている場合の作成例 71 ボリューム移動 81 ボリュームで空きスペースを再生する仕組み 75 利点 68 FlexClone ボリューム LUN および FlexClone LUN との連携 64 Volume SnapMirror と使用する方法 63 アグリゲートボリュームのコピー用に作成する場合 61 移動する際の考慮事項と推奨事項 58 親ボリュームからのスプリット 66 概要 61 共有 Snapshot コピー 63 共有 Snapshot コピー, 識別 63 クローン階層の深さ 153 作成 65 使用スペースの判断 67 説明 61 重複排除との相互運用性 145 比較 10 FlexVol FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除の設定 76 FlexClone ファイルと FlexClone LUN の作成 72 FlexClone ボリュームの親からの作成 65 I/O のパフォーマンスの制御 54 Infinite Volume とのアグリゲートの共有 13 Infinite Volume との比較 12 LUN との推奨される設定の組み合わせ 21 qtree との比較 82 qtree を使用したパーティショニングの概要 82 Snapshot コピーで使用されているスペースの把握 47 SVM あたりの最大数 153 SVM との連携 16 SVM に対する制限方法 16 SVM の言語に対する影響 17 空きスペースを FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN から再生する仕組み 75 アグリゲートの選択に対する SVM の影響 16 移動の仕組み 57 同じ SVM 内での移動 60 過剰割り当てアラート, 対処方法 34 環境に適した設定の決定 25 管理の概要 53 管理用コマンド 56 機能の比較 10 ギャランティの有効化 27 効率化処理のステータスの表示 140 最大および最小サイズ 153 最大ディレクトリサイズ, 増加に関する注意事項 51 最大のファイル数, 変更に関する考慮事項 50 削除 54
159 索引 159 作成 53 シックプロビジョニング 26 シックプロビジョニングとスペースリザーブ LUN を組み合わせた場合の構成設定 22 自動サイズ変更の設定 32 自動縮小と Snapshot コピーの自動削除との連動 33 自動縮小と Snapshot コピーの自動削除を有効にするための要件 33 使用方法の概要 16 シンプロビジョニング, 定義 18 シンプロビジョニングを使用する場合の考慮事項 20 ストレージを供給するボリュームをオーバーコミットすることの意味 19 スペース情報を表示するコマンド 56 スペース使用量の判定方法 38, 39 スペース不足アラート, 対処方法 34 スペースリザーブ LUN とセミシックボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 24 スペースリザーブなしの LUN とシンボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 23 重複排除のガイドライン 125 定義 9 提供する機能 9 データ圧縮の有効化 130 内部にスペースを作成する方法 48 フラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 29 フルになったときにスペースを自動的に確保するための設定 31 プロビジョニングオプション 20 ボリュームギャランティの動作 26 FlexVol サイズの縮小自動縮小と Snapshot コピーの自動削除との連動 33 FlexVol の親ボリューム FlexClone ボリュームのスプリット 64 H HA ペア重複排除機能 145 I Infinite Volume FlexVol との比較 12 Snapshot コピーで使用されているスペースの把握 47 機能 11 効率化処理のステータスの表示 140 個々のデータコンスティチュエントの表示 140 コンスティチュエントのスペース使用量を確認する方法 43 スペース使用量の判定方法 39 定義 11 データ圧縮の有効化 130 inode 使用量の表示 55 L ls コマンドスペース使用量の表示 110 LUN LUN を含むボリュームの移動に関する要件, SAN 環境 59 環境に適した設定の決定 25 クラスタあたりの最大数 153 シンプロビジョニング, 定義 19 ストレージを供給するアグリゲートをオーバーコミットすることの意味 19 スペースリザーブとシックプロビジョニングボリュームを組み合わせた場合の構成設定 22 スペースリザーブとセミシックボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 24 スペースリザーブなしとシンボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 23 ノードおよびボリュームあたりの最大数 153 含まれている LUN に対するボリュームプロビジョニングオプション 20 ボリュームとの推奨される設定の組み合わせ 21 LUN, FlexClone 作成 72 LUN のスペースリザベーション仕組み 25 M maxfiles 変更に関する考慮事項 50 MetroCluster 構成重複排除との相互運用性 147 データ圧縮との相互運用性 152 ボリュームを移動する際の考慮事項と推奨事項 58 N NDMP FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 81 O OnCommand Unified Manager サーバ重複排除機能との相互運用性 144 oplock SMB クライアントパフォーマンスの向上 14 oplock リース SMB クライアントパフォーマンスの向上 14 Q qtree FlexVol との比較 82 FlexVol をパーティショニングするための使用 82 削除, クォータ 101 使用する状況 82 ディレクトリからの変換 84 ディレクトリの変換, UNIX を使用 85 ディレクトリの変換, Windows を使用 84
160 160 論理ストレージ管理ガイド デフォルトの qtree, 定義 82 名前の制限 84 名前変更, クォータ 102 ボリュームあたりの最大数 153 qtree0 定義 82 qtree のジャンクションパス取得 83 qtree のネームスペースパス取得 83 S SCSI シンプロビジョニング定義 19 Single File SnapRestore 処理データ圧縮との相互運用性 149 SMB クライアント oplock によるパフォーマンスの向上 14 SnapMirror アグリゲートボリュームのコピー用に使用する場合 61 SnapMirror ボリューム FlexClone ボリュームに関する考慮事項 63 SnapRestore 重複排除との併用 144 Snapshot オーバーフロー定義 47 Snapshot コピー FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 80 Snapshot オーバーフローについて 47 Snapshot リザーブについて 47 自動削除 32 自動縮小機能と自動削除機能の連動 33 自動縮小と自動削除を有効にするための要件 33 ボリュームあたりの最大数 153 ボリューム内のスペースの使用方法 47 Snapshot リザーブサイズを表示するコマンド 56 使用済みスペースと未使用スペースについて 47 SnapVault バックアップ重複排除との相互運用性 146 storage aggregate コマンドスペース情報の表示 56 SVM FlexVol の言語に対する影響 17 FlexVol の制限方法 16 FlexVol の場合の動作 16 volume quota policy show 108 アグリゲートの選択に対する影響 16 同じ SVM 内でのボリュームの移動 60 クォータの設定 116 クォータポリシーの割り当て 120 割り当てられているクォータポリシーの表示 108, 120 T Twitter マニュアルの変更に関する自動通知の受信方法 157 U UNIX ディレクトリの qtree への変換に使用 85 V volume copy 比較 10 volume quota policy rule show コマンド使用する状況 109 volume quota policy rule コマンド volume quota policy rule create 120 volume quota policy rule delete 120 volume quota policy rule modify 120 volume quota policy rule show 120 volume quota policy コマンド volume quota policy copy 120 volume quota policy create 120 volume quota policy delete 120 volume quota policy rename 120 volume quota policy show 120 volume quota report コマンド使用する状況 109 volume quota コマンド volume quota modify 121 volume quota off 121 volume quota on 121 volume quota policy 108 volume quota report 108 volume quota resize 121 volume quota show 108 volume show-footprint コマンド出力の内容 43 volume show-space コマンドボリュームスペース使用量の判定 39 Volume SnapMirror FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 81 Volume SnapMirror と重複排除 144 volume コマンドスペース情報の表示 56 Vserver 次を参照 : SVM W Windows ディレクトリの qtree への変換に使用 84 あ 空きスペース FlexVol がフルになったときに自動的に確保するための設定 31 FlexVol で FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN から再生する仕組み 75 アクセス制御リスト FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN での処理 80 アグリゲート
161 索引 161 Flash Pool でボリュームを移動する際の考慮事項と推奨事項 58 FlexVol と Infinite Volume での共有 13 オーバーコミット, 定義 19 過剰割り当てアラート, 対処方法 36 サポートされる設定 129 スペース情報を表示するコマンド 56 スペース使用量の判定方法 38, 46 スペース不足アラート, 対処方法 36 スペースを確保する方法 49 選択に対する SVM の影響 16 ノードのルートに関するルール 53 ボリュームの移動, 同じ SVM 内 60 ボリュームの移動用コマンド 57 ボリュームをコピーする方法 61 アグリゲート, Flash Pool データ圧縮との相互運用性 151 アグリゲートオーバーコミット FlexVol で使用する場合の考慮事項 20 圧縮フラクショナルリザーブを 0 に設定した場合の影響 29 圧縮, データ DataMotion for Volumes との相互運用性 150 Flash Pool アグリゲートとの相互運用性 151 FlexClone ファイルとの相互運用性 150 MetroCluster との相互運用性 152 Single File SnapRestore との相互運用性 149 圧縮不可能データを検出し システムリソースを節約 129 仕組み 127 設定の概要 127 有効化 130 圧縮形式二次圧縮と適応圧縮の切り替え 131 圧縮不可能データデータ圧縮時の検出, システムリソースの節約 129 アラートアグリゲートのスペース不足と過剰割り当て, 対処方法 36 ボリュームのスペース不足と過剰割り当て, 対処方法 34 い 移動ボリューム, SAN 環境での要件 59 インラインデータ圧縮定義 127 インラインのみの事前定義された効率化ポリシー概要 133 お オーバーコミット定義 19 か ガイドライン重複排除の実行 125 仮想マシンアライメント仕組み 147 重複排除との相互運用性 147 管理, スペース使用方法 17 き 機能 FlexVol で提供 9 Infinite Volume 11 キャッシングポリシー Flash Pool アグリゲート, 機能 51 ギャランティ FlexVol での有効化 27 ギャランティ, ボリューム FlexVol の場合の動作 26 許可されない重複排除処理無停止ボリューム移動中 146 く クォータ FlexClone ファイルと FlexClone LUN 80 qtree での処理 99 qtree の削除 101 qtree の名前変更 102 root ユーザ 97 SNMP トラップ 87 UNIX 名と Windows 名のリンク 99 アクティブ化 121 アクティブ化の方法 102 アップグレードステータスの確認 119 概要 86 機能 87 再初期化 104, 118 サイズ変更 121 サイズ変更, 使用できる場合 103 しきい値 87 情報の表示 105 使用目的 86 初期化 121 セキュリティ形式の変更 102 設定 107 ソフト 87 追跡 93 通知 87 ツリー 99 適用 88, 107 デフォルト 90 特殊な Windows グループに対する処理 97 ハード 87 派生 92 非アクティブ化 121 表示 109 複数の ID を持つユーザ 98 複数のユーザ 98 変更 121 ポリシー 88 ユーザ ID の決定 98 ユーザとグループ, qtree での処理 100
162 162 論理ストレージ管理ガイド ユーザマッピング 99 ルール 88 例 112 クォータ制限順序 94 クォータターゲットクォータタイプとの関連付け 89 クォータの UNIX ユーザ指定方法 95 クォータの Windows ユーザ指定方法 95 クォータのサイズ変更クォータ制限の変更 117 コマンド 117 クォータポリシーコピー 120 削除 120 作成 120 名前変更 120 表示 120 割り当て 120 クォータポリシーの割り当て考慮事項 94 クォータルール削除 120 作成 120 表示 120 変更 120 クォータレポート使用済みスペースの計算方法 110 使用する状況 109 ファイルへの書き込みの制限 107 有効なクォータの確認 105 クォータレポートと UNIX クライアントでの相違 109 け 決定 FlexClone ボリュームの使用スペース 67 言語 SVM が FlexVol に及ぼす影響 17 こ 構成設定スペースリザーブ LUN とシックプロビジョニングボリュームを組み合わせた場合 22 スペースリザーブ LUN とセミシックボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合 24 スペースリザーブなしの LUN とシンボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合 23 構成ファイルノードのルートボリュームとルートアグリゲートに関するルール 53 効率化処理 FlexVol でのステータスの表示 140 管理用ポリシー 133 既存データに対する手動実行 138 しきい値に基づいてスケジュールを設定 133 ジョブスケジュールの作成 133 停止後の再開 138 特定の時間に開始するようにスケジュールを設定 133 効率化ポリシー, 事前定義インラインのみおよびデフォルトの概要 133 考慮事項 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の使用時 70 コマンド FlexVol の管理 56 FlexVol のスペース情報の表示 56 storage aggregate 56 volume file clone deletion 78 volume show-footprint 56 volume show-space 56 volume snapshot 56 アグリゲートのスペース情報の表示 56 スペース使用量ではなく df を使用する場合 48 ファイルの拡張子と最小サイズに基づく FlexClone ファイルの削除 78 ボリューム移動の管理用 57 ボリュームまたはアグリゲートにおけるスペース使用量の判定 38 コメントマニュアルに関するフィードバックの送信方法 157 さ 最大ディレクトリサイズ増加に関する注意事項 51 削除 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN, 方法 75 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除 76 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除の無効化 78 FlexVol 54 Snapshot コピーの自動削除 32 高速削除方式による FlexClone ファイルの削除 78 作成 FlexClone ファイルと FlexClone LUN 72 ボリューム効率化ポリシー 134 サブ LUN 適応圧縮が有効なときに作成 72 サブファイル適応圧縮が有効なときに作成 72 サポート対象の機能 FlexClone ファイルと FlexClone LUN 79 し システムボリューム定義 14 システムリソースデータ圧縮時の圧縮不可能データの検出とシステムリソースの節約 129 事前定義された効率化ポリシーインラインのみおよびデフォルトの概要 133 自動サイズ変更 FlexVol の設定 32 自動削除 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の自動削除の無効化 78
163 索引 163 FlexClone ファイルと FlexClone LUN 76 Snapshot コピー 32 自動縮小 FlexVol のサイズ設定 32 Snapshot コピーの自動削除と併用するための要件 33 自動縮小機能ボリューム上での Snapshot コピーの自動削除との連動 33 ジャンクション使用に関するルール 17 定義 17 従来の oplock SMB クライアントパフォーマンスの向上 14 使用ファイルまたは inode の使用量を表示 55 使用済みスペースアグリゲート内について確認および制御する方法, ボリューム単位 43 アグリゲートについて確認する方法 46 概要, Snapshot リザーブ 47 ボリューム上の判定方法 39 ボリュームまたはアグリゲートについての判定方法 38 情報マニュアルの品質向上に関するフィードバックの送信方法 157 シンプロビジョニング Data ONTAP での利用方法の概要 18 LUN, 定義 19 ボリューム, 説明 18 す スイッチバック処理データ圧縮機能と MetroCluster との相互運用性 152 ストレージ効率重複排除 123 ストレージ効率化設定方法 123 重複排除の使用 123 データ圧縮の使用 123 ストレージの制限 FlexClone ファイルと FlexClone LUN 153 RAID グループ 153 アグリゲート 153 ボリューム 153 スプリット親ボリュームからの FlexClone ボリューム 64 スプリット負荷 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN についての定義 72 ノードについて表示 73 スペース FlexVol がフルになったときに自動的に確保するための設定 31 アグリゲートでの確保方法 49 作成する方法, FlexVol 内に 48 情報を表示するコマンド 56 スペース管理使用方法 17 スペースギャランティ 次を参照 : ボリュームギャランティスペース使用量アグリゲートについて確認する方法 46 ボリューム上の判定方法 39 ボリュームのスペース使用量を確認および制御する方法, アグリゲート内 43 ボリュームまたはアグリゲートについての判定方法 38 ボリュームまたはアグリゲートについて判定するコマンド 38 スペース使用量コマンド df コマンドの代わりに使用する場合 48 スペース不足エラーフラクショナルリザーブを 0 に設定した場合 29 スペースリザーブ LUN シックプロビジョニングボリュームの構成設定 22 セミシックボリュームプロビジョニングの構成設定 24 スペースリザーブなしの LUN シンボリュームプロビジョニングの構成設定 23 スペースリザベーション FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 82 LUN での仕組み 25 せ 制限 FlexClone ファイルと FlexClone LUN のストレージ 153 qtree 名 84 RAID グループのストレージとサイズ 153 アグリゲートストレージ 153 ボリュームストレージ 153 セキュリティ形式クォータの変更 102 データアクセスに対する影響の概要 14 セミシックボリュームプロビジョニングスペースリザーブ LUN と組み合わせた場合の構成設定 24 た 単一点障害 SAN 環境でのボリューム移動時に回避するための要件 59 ち チェックポイントオプション停止した効率化処理の再開に使用 138 重複排除 Data ONTAP の機能との相互運用性 142 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との相互運用性 80 FlexClone ボリュームとの相互運用性 145 HA ペア 145 MetroCluster 構成との相互運用性 147 MetroCluster のスイッチバック処理 147 OnCommand Unified Manager サーバとの相互運用性 144
164 164 論理ストレージ管理ガイド SnapRestore との併用 144 Snapshot コピー 143 SnapVault バックアップとの相互運用性 146 Volume SnapMirror 144 仮想マシンアライメントとの相互運用性 147 既存データに対する実行 138 再配置されたメタデータ 124 仕組み 123 実行, ポリシーを使用 134 実行のガイドライン 125 手動開始 137 処理の監視 140 処理の管理 139 処理の手動管理 136 処理の停止 142 新規データ量に基づく実行 139 スケジュール変更 140 ステータスの表示 140 ストレージ効率の向上 123 スペース削減量の表示 141 スペース削減を元に戻す 142 チェックポイント 137 停止した効率化処理の再開 138 統計の表示 141 パフォーマンスに影響する要素 125 フラクショナルリザーブとの相互運用性 143 フラクショナルリザーブを 0 に設定した場合の影響 29 ボリューム効率化優先度 133 ボリューム効率化優先度による優先順位付け 133 無効化 126 有効化 126 重複排除と SnapRestore との相互運用性 144 つ 追跡クォータ 93 ツリークォータ 99 て 提案マニュアルに関するフィードバックの送信方法 157 ディスクスペースの使用量 109 ディレクトリ qtree への変換 84 UNIX を使用した qtree への変換 85 Windows を使用した qtree への変換 84 ディレクトリサイズ最大サイズの増加に関する注意事項 51 ディレクトリの容量変更に関する考慮事項の概要 50 データアクセスセキュリティ形式による影響の概要 14 データ圧縮 Data ONTAP の機能との相互運用性 147 DataMotion for Volumes との相互運用性 150 Flash Cache カードとの相互運用性 150 Flash Pool アグリゲートとの相互運用性 151 FlexClone ファイルとの相互運用性 150 HA ペアとの相互運用性 150 MetroCluster との相互運用性 152 Single File SnapRestore との相互運用性 149 SnapVault バックアップとの相互運用性 151 圧縮不可能データを検出し システムリソースを節約 129 既存データに対する手動実行 138 形式 127 仕組み 127 実行, ポリシーを使用 134 手動開始 137 処理の監視 140 処理の管理 139 処理の手動管理 136 処理の停止 142 新規データ量に基づく実行 139 スケジュール変更 140 ステータスの表示 140 スペース削減量の表示 141 スペース削減を元に戻す 142 設定の概要 127 チェックポイント 137 停止した効率化処理の再開 138 テープバックアップとの相互運用性 149 統計の表示 141 フラクショナルリザーブとの相互運用性 148 ボリューム効率化優先度 133 ボリューム効率化優先度による優先順位付け 133 無効化 132 有効化 130 データ圧縮機能アグリゲートとプラットフォームに基づいてサポート 129 スペースの削減, パフォーマンスの向上 129 データ圧縮の相互運用性 DataMotion for Volumes 150 FlexClone ボリューム 150 Snapshot コピーの使用 148 Volume SnapMirror 148 重複排除との併用 145, 150 ボリュームベース SnapRestore 149 データコンスティチュエント Infinite Volume 140 データ保護 FlexClone ボリューム作成 65 説明 65 適応圧縮二次圧縮への切り替え 131 有効なときに FlexClone サブ LUN または FlexClone サブファイルを作成 72 適応圧縮形式定義 127 適用クォータ 107 デフォルトクォータ機能 90 デフォルトの qtree 定義 82 デフォルトの事前定義された効率化ポリシー概要 133 デフォルトユーザクォータ qtree のクォータへの影響 101
165 索引 165 と トークン FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成に使用 72 な 名前の制限 qtree 84 に 二次圧縮適応圧縮への切り替え 131 二次圧縮形式定義 127 の ノード FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できる容量の表示 73 FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の作成や削除に使用できる容量をスプリット負荷から判断する方法 72 ボリュームの移動, 同じ SVM 内 60 ノードのルートアグリゲート適用されるルール 53 ノードのルートボリューム適用されるルール 53 は パーティション qtree を使用した FlexVol のパーティショニングの概要 82 派生クォータデフォルトのユーザクォータおよびグループクォータからの作成 96 派生ツリークォータ概要 100 バックアップ重複排除と SnapVault との相互運用性 146 パフォーマンス oplock による SMB クライアントパフォーマンスの向上 14 重複排除, 影響する要素 125 ひ 表示 inode またはファイルの使用量 55 ふ ファイル許可される最大数, 変更に関する考慮事項 50 最大サイズ 153 使用量の表示 55 ボリュームあたりの最大数 153 ファイル, FlexClone 作成 72 データ圧縮との相互運用性 150 ファイルと LUN スペース効率の高いコピーの作成 68 次も参照 : FlexClone ファイルと FlexClone LUN ファイルの容量変更に関する考慮事項の概要 50 フィードバックマニュアルに関するコメントの送信方法 157 フットプリントボリューム, 説明 45 フラクショナルリザーブ FlexVol の設定に関する考慮事項 29 スペースが最適化された FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN との関係 71 重複排除との相互運用性 143 データ圧縮との相互運用性 148 プラットフォームサポートされる設定 129 プロビジョニングオプションボリューム 20 ほ ポストプロセスデータ圧縮定義 127 ポリシークォータ 88 ポリシー, 事前定義された効率化インラインのみおよびデフォルトの概要 133 ボリューム FlexClone の作成 65 FlexVol, 移動の仕組み 57 FlexVol, シックプロビジョニングとスペースリザーブ LUN を組み合わせた場合の構成設定 22 FlexVol, 使用方法の概要 16 FlexVol, シンプロビジョニング LUN とシンボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 23 FlexVol, スペースリザーブ LUN とセミシックボリュームプロビジョニングを組み合わせた場合の構成設定 24 FlexVol, 定義 9 FlexVol, フルになったときにスペースを自動的に確保するための設定 31 FlexVol 機能の比較 10 FlexVol で自動縮小と Snapshot コピーの自動削除を有効にするための要件 33 FlexVol と Infinite Volume の比較 12 FlexVol 内にスペースを作成する方法 48 FlexVol にストレージをキョウキュウするアグリゲートをオーバーコミットすることの意味 19 FlexVol の移動の仕組み 57 FlexVol の管理用コマンド 56 FlexVol の作成 53 FlexVol の自動サイズ変更の設定 32 FlexVol のフラクショナルリザーブの設定に関する考慮事項 29 Infinite Volume の定義 11 LUN との推奨される設定の組み合わせ 21 qtree と FlexVol の比較 82
166 166 論理ストレージ管理ガイド SAN 環境での移動に関する要件 59 アグリゲートの共有 13 移動する際の考慮事項と推奨事項 58 移動用コマンド 57 オーバーコミット, 定義 19 同じ SVM 内での移動 60 過剰割り当てアラート, 対処方法 34 環境に適した設定の決定 25 機能 9 コピーの方法 61 削除, FlexVol 54 システムボリューム, 定義 14 自動縮小と Snapshot コピーの自動削除との連動 33 シンプロビジョニング, 定義 18 シンプロビジョニングを使用する場合の考慮事項 20 スペース使用量の判定方法 38, 39 スペース使用量を確認する方法, アグリゲート内 43 スペース不足アラート, 対処方法 34 データ圧縮の有効化 130 ノードのルートに関するルール 53 プロビジョニングオプション 20 ボリューム, FlexVol 提供する機能 9 ボリューム移動許可されない重複排除処理 146 ボリュームギャランティ FlexVol での有効化 27 FlexVol の最大サイズに対する影響 26 FlexVol の場合の動作 26 ボリューム効率化ポリシー削除 136 作成 134 表示 135 変更 135 ボリュームへの割り当て解除 136 ボリューム効率化優先度効率化処理の優先順位付けに使用 133 ボリュームジャンクション使用に関するルール 17 定義 17 ボリュームフットプリント説明 45 ま マッピングクォータにおけるユーザ名 99 マニュアルフィードバックの送信方法 157 変更に関する自動通知の受信方法 157 み ミラーデータ保護, 比較 10 負荷共有, 比較 10 め 明示的クォータ使用方法 91 ゆ ユーザマッピングクォータ 99 ユーザ名マッピング 99 よ 読み書き可能 FlexClone ボリューム作成 65 り リザベーションファイルおよび LUN のクローンの作成例 71 リザベーション, スペース LUN での仕組み 25 ファイルでの仕組み 25 る ルートアグリゲートノードに関するルール 53 ルートボリュームノードに関するルール 53 ルールクォータ 88 ろ 論理ストレージ定義 8 わ 割り当て解除ボリューム効率化ポリシー 136
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CHAPTER 3 この章では 以前のリリースの IPM を IPM Release 2.6 にアップグレードする方法について説明します 取り上げる項目は次のとおりです 前のリリースの IPM からのアップグレード (P.3-2) IPM 2.6 の移行パス (P.3-3) Windows でのリモートデータの移行 (P.3-4) Solaris でのリモートデータの移行 (P.3-6) IPM サーバと
clustered Data ONTAP 8.3 CIFSおよびNFSマルチプロトコル構成エクスプレス ガイド
clustered Data ONTAP 8.3 CIFS および NFS マルチプロトコル構成エクスプレスガイド ネットアップ株式会社 www.netapp.com/jp 部品番号 : 215-09494_A0 作成日 : 2014 年 11 月 目次 3 目次 このマニュアルの対象者... 4 マルチプロトコルの設定ワークフロー... 5 アグリゲートの作成... 6 新しいボリュームのプロビジョニング先の検討...
アプリケーション インスペクションの特別なアクション(インスペクション ポリシー マップ)
CHAPTER 2 アプリケーションインスペクションの特別なアクション ( インスペクションポリシーマップ ) モジュラポリシーフレームワークでは 多くのアプリケーションインスペクションで実行される特別なアクションを設定できます サービスポリシーでインスペクションエンジンをイネーブルにする場合は インスペクションポリシーマップで定義されるアクションを必要に応じてイネーブルにすることもできます インスペクションポリシーマップが
Acronis Snap Deploy 5
Acronis Snap Deploy 5 クイックスタートガイド 1. はじめに... 2 2. ブータブルメディアの作成... 4 3. マスターイメージの作成... 7 4. マスターイメージの配置... 16 1 1. はじめに 本書は Snap Deploy を初めてお使いの方へインストール後の使用方法について一連の手順を説明しています Snap Deploy for PC と Snap
ONTAP 9 ディスクとアグリゲート パワー ガイド
ONTAP 9 ディスクとアグリゲートパワーガイド 2017 年 11 月 215-13341_A0 [email protected] ONTAP 9.3 用に更新 目次 3 目次 このマニュアルの対象者... 6 アグリゲートの作成ワークフロー... 7 使用するアグリゲートの作成方法の決定... 7 自動プロビジョニングを使用したアグリゲートの作成... 8 アグリゲートのデフォルトの
Microsoft Word - nvsi_060132jp_datadomain_restoreDRAFT4.doc
Article ID: NVSI-060132JP Created: 2006/11/28 Revised: - DataDomain を使用した NetVault Backup VTL レプリケーション環境における複製先からのリストア 1. 概要 NetVault Backup 7.1.2 と DataDomain OS 3.3.2.3-27034 以前の組み合わせで NetVault の仮想テープ
EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup and NetBackup Storage Unit Group Failover
EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup と NetBackup ストレージ ユニット グループのフェイルオーバー機能 高度なテクノロジー 概要 バックアップの失敗または停止を伴うサービスの中断は バックアップ環境にとって好ましいものではありません 多くの商用バックアップ アプリケーションは サービスの中断に対処できるように設計されており ポリシー ベースのアルゴリズムを使用して自動的にフェイルオーバーを実行できます
VLAN の設定
この章の内容は 次のとおりです VLAN について, 1 ページ, 4 ページ VLAN について VLAN の概要 VLAN は ユーザの物理的な位置に関係なく 機能 プロジェクトチーム またはアプリケーションによって論理的にセグメント化されているスイッチドネットワークの端末のグループです VLAN は 物理 LAN と同じ属性をすべて備えていますが 同じ LAN セグメントに物理的に配置されていないエンドステーションもグループ化できます
ActiveImage Protector 3.5
for Hyper-V Enterprise のご紹介 ( 株 ) ネットジャパン法人営業部 2014 年 5 月 30 日 目次 主な導入対象 P.3 導入のメリット P.4 主な機能 1. バックアップ機能 P.6 2. 仮想マシンの即時稼働と復元 P.14 3. ReZoom 機能による通常の復元 P.22 4. マウント機能によるファイル単位の復元 P.24 5. その他の機能 P.27 2
データコピーとは データコピーは 古い NAS のデータを新しい HDL-Z シリーズに簡単にコピーできます 環境例本製品は以下の用途の際に最適です 古い HDL-Z シリーズから新しい HDL-Z シリーズへのコピー古い HDL-Z シリーズから 新しい HDL-Z シリーズへのスムーズなコピーが
HDL-Z シリーズへデータコピーする データコピー for Windows 画面で見るマニュアル データコピー for Windows( 以下 データコピー ) は 古い NAS のデータを新しい弊 社製 HDL-Z シリーズにコピーするためのアプリです データコピーは インストール不要です そのまま実行できます 対応 OS Windows Storage Server 2016 Windows
ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800 / ftサーバ
ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800/ft サーバ クイックスタートガイド 第 1 版 - 2016 年 9 月 20 日 Copyright 2016 NetJapan, Inc. 無断複写 転載を禁止します 本ソフトウェアと付属ドキュメントは株式会社ネットジャパンに所有権および著作権があります ActiveImage Protector ActiveImage
MAGNIA Storage Server Configuration Guide
MAGNIA シリーズ システム構成ガイド Storage Server 概要編 [2012.12] 価格について 本書に記載の価格はすべて税込です 据付調整費 使用済み商品のお引き取り費は含まれておりません もくじ MAGNIA Storage Server 構成ガイド概要編 ページ 概要 2 特長 3 ネットワーク構成例 5 システム構成セレクション 6 1 MAGNIA Storage Server
まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 本手順書では vcenter サーバが管理する仮想コンピュータを Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)( バーチャルアプライアンス ) を用いてバックアップする手順をご紹介し
VMware vcenter 統合とエージェント for ESX(i) の配置 目次 1. VMWare vcenter 統合... 3 1.1. VMWare vcenter 統合の有効化... 3 1.2. エージェント for ESX(i) の配置... 6 1.3. vsphere Client からのエージェント for ESX(i) 配置... 9 2. ESX サーバ単体の管理...
クローン機能について 保存先が HDLH シリーズの場合マスタースレーブファイル 設定のコピー HDLH シリーズ 台をそれぞれマスター / スレーブとして構成し マスターの設定やファイルをスレーブに保存します ファイルの保存はレプリケーション機能を利用しておこなわれます 社内 LAN マスター故障
クローン機能を使う ネットワーク接続ハードディスク HDLH シリーズ ご注意 事前に クローン機能を使用する本製品 ( マスター スレーブ ) に本パッケージを追加してください 事前に クローン機能を使用する本製品 ( マスター ) にレプリケーションパッケージ (Ver..03 以降 ) を追加してください ( スレーブには不要です ) パッケージの追加方法は 画面で見るマニュアル をご覧ください
HDC-EDI Manager Ver レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2
レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager 2.2.0 < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2 Platform Standard Edition Development Kit 5.0 Java SE Development Kit 6 < 追加機能一覧
プラン作成ガイド ~ 仮想環境をエージェントレスで バックアップするプランの作成 ~ 年 8 月
プラン作成ガイド ~ 仮想環境をエージェントレスで バックアップするプランの作成 ~ 年 8 月 目次 はじめに... 1 1. 運用を開始するための設定... 2 1.1 VMWARE ESX / VCENTER 保護対象ノードの追加... 2 1.2 HYPER-V 保護対象ノードの追加... 5 1.3 エージェントレスバックアッププランの作成... 8 1.4 バックアップの実行... 14
MIB サポートの設定
CHAPTER 2 この章では Cisco 10000 シリーズに SNMP および MIB のサポートを設定する手順について説明します 具体的な内容は次のとおりです Cisco IOS リリースに対応する MIB サポートの判別 (p.2-1) MIB のダウンロードおよびコンパイル (p.2-2) シスコの SNMP サポート (p.2-4) Cisco IOS リリースに対応する MIB サポートの判別
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QNAP マイグレーション RAID 拡張手順書 Active Directory 設定手順 Rev 1 2016/11/09 株式会社フォースメディアエンジニアリング部 1. 概要 QNAP NAS では 現在使用しているの容量が不足してきたら 現在の設定情報や電子ファイルを維持した状態で 運用を続けながら容量を拡張する事が可能です 本書では 容量拡張のモデルケースとしまして 2Bay model
機能紹介:コンテキスト分析エンジン
機能紹介 コンテキスト分析エンジン CylanceOPTICS による動的な脅威検知と 自動的な対応アクション すばやく脅威を検知して対応できるかどうか それにより 些細なセキュリティ侵害で済むのか トップニュースで報じられる重大な侵害にまで発展するのかが決まります 残念ながら 現在市場に出回っているセキュリティ製品の多くは 迅速に脅威を検出して対応できるとうたってはいるものの そのインフラストラクチャでは
BitLocker 構成手順書 ( 既存インストール TPM 無 ドメイン参加無 ) 目的 Microsoft Windows Vista Enterprise もしくは Ultimate をインストールしているシステ ムフォルダを BitLocker に構成し暗号化するための手順書である 対象 O
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03_共有フォルダ
特権の設定 共有フォルダー NAS 上に複数の共有フォルダーを作成し ユーザーおよびユーザーグループの共有に対するア クセス権を指定できます NAS で作成できる共有フォルダー数は NAS モデルにより異なります ご使用の NAS モデルが一覧にない場合 http://www.qnap.com にアクセスして詳細をご確認ください フォルダーリストに 現在のデータサイズ 共有フォルダー内に作成したサブフォルダーお
ONTAP 9 OnCommand System Managerを使用したクラスタ管理
ONTAP 9 OnCommand System Manager を使用したクラスタ管理 2017 年 6 月 215-12116_B0 [email protected] ONTAP 9.2 用に更新 目次 3 目次 OnCommand System Manager のヘルプにようこそ... 17 お気に入りのトピックへのアクセス... 17 System Manager
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Arcserve Replication/High Availability 製品の仕組み
目次 1. Arcserve Replication/High Availability 共通の仕組み 1-1: 同期とレプリケーションについて 1-2: 同期の仕組み ファイルレベル同期 ブロックレベル同期 オフライン同期 1-3: レプリケーションの仕組み 2. Arcserve High Availability スイッチオーバーの仕組み 2-1: IP 移動 2-2: コンピュータ名の切り替え
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ライフサイクル管理 Systemwalker Centric Manager カタログ
for Oracle Oracle Live Help ICTシステム管理 安定稼働 わかりやすい監視と復旧支援 監視コンソールを統合化 わかりやすい監視画面 リモート操作による対処復旧 Windowsや各種Unix Linux メインフレーム 遠隔地のサーバやクライアントの画面を 管理者 など マルチプラットフォーム環境の統合運用管理 の手元の画面から直接操作できます 複数のパソ が可能です
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Microsoft Word - nvsi_090200jp_r1_nvbsvr_mscs.doc
Article ID: NVSI-090200JP_R1 Created: 2010/2/4 Revised: 2010/9/17 NetVault Backup サーバと Windows Server 2008 / フェールオーバークラスタとの統合 1. 検証目的 Windows Server 2008 では アプリケーションの可用性を高めるフェールオーバークラスタ機能を提供しています 本検証では
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Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供
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04 12Gb/ & PCIe Gen3 RAID P.09 P.16 P.12 P.13 P.10 P.14 P.12 P.12 P.16 P.08 P.09 P.10 P.14 P.16 P.09 12Gb/ & PCIe Gen3 RAID 05 12Gb/秒 & PCIe Gen3 6Gb/秒 & PCIe Gen3 6Gb/秒 & PCIe Gen3 Adaptec 7シリーズRAIDアダプタファミリ
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