官庁施設の総合耐震 対津波計画基準 第 1 編総 則 第 1 章目的及び適用範囲 目的この基準は 国家機関の建築物及びその附帯施設の位置 規模及び構造に関する基準 ( 平成 6 年 12 月 15 日建設省告示第 2379 号 )( 以下 位置 規模 構造の基準 という ) 及び 国家機
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2 官庁施設の総合耐震 対津波計画基準 第 1 編総 則 第 1 章目的及び適用範囲 目的この基準は 国家機関の建築物及びその附帯施設の位置 規模及び構造に関する基準 ( 平成 6 年 12 月 15 日建設省告示第 2379 号 )( 以下 位置 規模 構造の基準 という ) 及び 国家機関の建築物及びその附帯施設の保全に関する基準 ( 平成 17 年 5 月 27 日国土交通省告示第 551 号 ) に基づき国家機関の建築物及びその附帯施設 ( 以下 官庁施設 という ) の営繕等を行うに当たり 地震災害 津波災害及びそれらの二次災害に対する安全性に関する基本的事項を定めるとともに 保全に係る事項について定め 地震及び津波による災害時に官庁施設として必要な機能の確保を図ることを目的とする 適用範囲 この基準は 官庁施設に適用する 第 2 章官庁施設の位置の選定 配置及び規模 官庁施設の位置の選定 (1) 官庁施設の位置は 地震及び津波による災害時においても 人命 財産の安全が十分に確保されるよう選定するものとする (2) 災害応急対策活動に必要な官庁施設の位置は ライフライン及び前面道路の機能障害が発生せず 又は早期復旧が可能なよう選定するものとする (3) 災害応急対策活動に必要な官庁施設の位置は 地域防災計画等に基づき 地方公共団体の施設等との連携の必要性を勘案して選定するものとする 災害応急対策活動に必要な官庁施設の配置計画等 (1) 災害応急対策活動に必要な官庁施設の敷地は 災害応急対策活動等を考慮した広さ及び形 - 1
3 状とし また その配置は 災害応急対策活動時等に十分機能するよう計画するものとする (2) 災害応急対策活動に必要な官庁施設の配置は 二次災害 特に火災によりその機能等を損なうことのないよう計画するものとする (3) 災害応急対策活動の拠点として 地方公共団体 公共 公益機関等の施設と一体として計画される官庁施設は 地方公共団体等の施設と災害応急対策活動上の連携を図るため 次の点に留意した配置計画とする 1 災害応急対策活動を考慮した官庁施設の配置 2 災害応急対策活動を考慮した車の動線計画 3 災害応急対策活動を考慮した駐車場 広場等の配置 (4) 災害応急対策活動に必要な官庁施設の配置は 敷地地盤の変動によるライフラインの途絶を防止するため 防災上 適度な引き込み距離が確保できるよう計画するものとする 災害応急対策活動に必要な官庁施設の規模災害応急対策活動に必要な官庁施設の整備に当たっては 災害応急対策活動を維持 継続させるために必要な規模の備蓄室 設備室等を確保する 特に 災害対策の指揮及び情報伝達のための官庁施設の整備に当たっては 外部からの応援者を含む多数の災害対策要員が集中的に活動できるような活動拠点室等を確保する 第 3 章官庁施設の保全 基本事項 地震及び津波による災害時の機能を確保するため 官庁施設の構造に応じ定められた使用の 条件及び方法に基づき 建築物等の適正な保全に努めるものとする 官庁施設の地震及び津波による災害時の機能を確保するための保全 (1) 定期的な点検等により 建築物の構造体 建築非構造部材 建築設備等 ( 以下 建築物の各部等 という ) について 損傷 変形又は腐食等の支障がないことを確認する その結果により 支障があると認められた場合は 必要に応じて詳細な調査を実施し 保守 修理等の措置を講ずる (2) 地震及び津波による災害時に 必要な機能が十分に発揮されるよう 建築物の各部等の使用方法等の情報を的確に継承する (3) 地震及び津波による災害後に被害の状況に応じた点検を実施し その結果に基づき必要な補強その他の措置を講ずることにより 官庁施設の必要最低限の機能を維持するとともに - 2
4 建築物の各部等の損傷又は変形による被害の拡大を最小限に抑える 災害応急対策活動に必要な官庁施設の保全災害応急対策活動に必要な官庁施設においては 災害応急対策活動の実施に必要な建築設備等の試運転及び訓練を定期的に実施する また 自家発電設備用燃料及び飲料水等を必要量確保する 第 2 編官庁施設の耐震化 第 1 章官庁施設の耐震安全性 官庁施設の整備に当たっては 官庁施設の有する機能 官庁施設が被害を受けた場合の社会的影響及び官庁施設が立地する地域的条件を考慮し 施設を分類し 構造体 建築非構造部材 建築設備等について 大地震動に対して官庁施設が持つべき耐震安全性の目標を定め その確保を図る 特に 災害対策の指揮及び情報伝達 救護 消火活動等の災害応急対策活動に必要な官庁施設 危険物を貯蔵又は使用する官庁施設 多数の者が利用する官庁施設等の人命及び物品の安全性確保が特に必要な官庁施設については 他の官庁施設に比べ 大地震動に対しても耐震性能に余裕を持たせることを目標とする 第 2 章官庁施設の耐震化 建築計画上の耐震安全性確保 基本事項 (1) 建築計画に当たっては 活動拠点室 活動支援室及び活動通路 ( 以下 活動拠点室等 という ) 活動上重要な設備室 危険物を貯蔵又は使用する室等を特定し それ以外の一般室と区分する また これらとは別に 機能の停止が許されない室を特定する (2) 建築計画上の耐震安全性を確保するため 活動拠点室等 活動上重要な設備室 危険物を貯蔵又は使用する室 機能の停止が許されない室等は 大地震動時及び大地震動後に要求される機能が発揮できるよう その性能を確保するものとし また 一般室は 大地震動時及び大地震動後の人命の安全確保と二次災害の防止が図られる性能とする - 3
5 活動拠点室等 活動拠点室等については 大地震動後に発生する災害及びそれに引き続いて発生する可能 性のある二次災害に対して その機能を発揮し得る性能を確保する 活動上重要な設備室災害対策の指揮及び情報伝達に必要な官庁施設のうち 情報の中心となる電算機及び活動上重要な設備機器を設置する室については 大地震動後に発生する災害及びそれに引き続いて発生する可能性のある二次災害に対して その機能を発揮し得る性能を確保する 危険物を貯蔵又は使用する室 危険物を貯蔵又は使用する室については 大地震動後に発生する災害及びそれに引き続い て発生する可能性のある二次災害に対して 官庁施設及び周辺の安全性を確保する 機能の停止が許されない室 大地震動時においても その機能の発揮が必要とされる室については 機能が停止するこ とがないよう その性能を確保する 構造体の耐震安全性確保 基本事項 (1) 大地震動に対する構造体の耐震安全性の目標は 次のとおりとする 1 耐震安全性の分類をⅠ 類とする建築物については 大地震動後 構造体の補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし 人命の安全確保に加えて十分な機能確保が図られるものとする 対象施設は 災害応急対策活動に必要な官庁施設及び危険物を貯蔵又は使用する官庁施設のうち 特に重要な官庁施設とし 位置 規模 構造の基準別表 ( 一 ) から ( 三 ) ( 五 ) 及び ( 十 ) に掲げる官庁施設とする 2 耐震安全性の分類をⅡ 類とする建築物については 大地震動後 構造体の大きな補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし 人命の安全確保に加えて機能確保が図られるものとする 対象施設は 災害応急対策活動に必要な官庁施設 危険物を貯蔵又は使用する官庁施設 多数の者が利用する官庁施設等とし 位置 規模 構造の基準別表 ( 四 ) ( 六 ) から ( 九 ) 及び ( 十一 ) に掲げる官庁施設とする 3 耐震安全性の分類をⅢ 類とする建築物については 大地震動により構造体の部分的な損傷は生じるが 建築物全体の耐力の低下は著しくないことを目標とし 人命の安全確保が図られるものとする 対象施設は 位置 規模 構造の基準別表 ( 十二 ) に掲げる官庁施設とする - 4
6 (2) 上記の目標を達成するために 大地震動時の変形を制限するとともに 目標に応じた耐力の割り増しを行う なお 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 ) 第 82 条の3に規定する構造計算により安全さを確かめる場合においては 同条第二号に規定する式で計算した数値にⅠ 類は 1.5 Ⅱ 類は 1.25 をそれぞれ乗じて得た数値を各階の必要保有水平耐力とする (3) 上部構造の地震力に対する抵抗要素は 平面的 立面的に釣り合いよく かつ十分に配置する (4) 基礎構造は その損傷等により 上部構造の機能確保に有害な影響を与えないものとする (5) 本節に規定しない木質構造その他特殊な構造形式の建築物については 構造形式に応じた適切な検討方法により耐震安全性を確保する (6) 工作物の構造体は 要求される機能に応じて適切に耐震安全性の目標を設定する (7) 免震構造及び制振構造による建築物並びに高層建築物については 本節の規定によるほか 免震構造及び制振構造 及び 高層建築物 に規定するところによる 鉄筋コンクリート造 (1) 鉄筋コンクリート造の構造体については 耐震安全性の目標を満足する強度 剛性及びじん性を確保する (2) 鉄筋コンクリート造の各部材については 原則として 脆性的な破壊が生じないものとする 鉄骨鉄筋コンクリート造 (1) 鉄骨鉄筋コンクリート造の構造体については 耐震安全性の目標を満足する強度 剛性及びじん性を確保する (2) 鉄骨鉄筋コンクリート造の各部材については 原則として 脆性的な破壊が生じないものとする (3) 鉄骨鉄筋コンクリート造の鉄骨部材については 仕口部の納まり 鉄筋コンクリート部分とのバランスを考慮したものとする 鉄骨造 (1) 鉄骨造の構造体については 耐震安全性の目標を満足する強度 剛性及びじん性を確保する (2) 鉄骨造の各部材については 十分な変形能力を確保する (3) 鉄骨造の接合部及び柱脚については 十分な強度を確保する - 5
7 地盤及び基礎構造 (1) 地震動に対する地盤の性状を的確に把握するため 十分な調査を行う (2) 地震動時における 液状化等の発生の可能性及びその程度を予測し それにより建築物等の保有すべき性能が損なわれると判断した場合には 適切な措置を講ずる (3) 直接基礎は 鉛直力 水平力 地盤の液状化等による影響に対して十分安全な構造とし 大地震動に対しても鉛直方向の耐力低下は著しくなく 上部構造の機能には有害な影響を与えないものとする (4) 杭基礎は 鉛直力 水平力及び地盤の変形による影響に対して十分安全な構造とし 杭と基礎床版の接合は 上部構造より作用する力を十分伝達できる接合とする また 大地震動に対して部分的な損傷は生じても 鉛直方向の耐力低下は著しくなく 上部構造の機能には有害な影響を与えないものとする 建築非構造部材の耐震安全性確保 基本事項 (1) 大地震動に対する建築非構造部材の耐震安全性の目標は 次のとおりとする 1 耐震安全性の分類をA 類とする官庁施設は 災害応急対策活動に必要な官庁施設 危険物を貯蔵又は使用する官庁施設とし 位置 規模 構造の基準別表 ( 一 ) から ( 七 ) ( 十 ) 及び ( 十一 ) に掲げる官庁施設とする これらの官庁施設の外部及び活動拠点室 活動支援室 活動通路 活動上重要な設備室 危険物を貯蔵又は使用する室等における建築非構造部材については 大地震動後 災害応急対策活動等を円滑に行ううえ 又は危険物の管理のうえで支障となる建築非構造部材の損傷 移動等が発生しないことを目標とし 人命の安全確保に加えて十分な機能確保が図られるものとする また 機能の停止が許されない室においては 要求される機能に応じた検討を行う 2 耐震安全性の分類をB 類とする官庁施設は 位置 規模 構造の基準別表 ( 八 ) ( 九 ) 及び ( 十二 ) に掲げる官庁施設とする これらの官庁施設の建築非構造部材については 大地震動により建築非構造部材の損傷 移動等が発生する場合でも 人命の安全確保と二次災害の防止が図られていることを目標とする A 類の官庁施設の一般室についても同様とする (2) 建築非構造部材については 建築設備の機能保持を阻害しないように配慮する (3) 免震構造及び制振構造による建築物並びに高層建築物については 本節の規定によるほか 免震構造及び制振構造 及び 高層建築物 に規定するところによる 建築非構造部材の耐震設計 - 6
8 建築非構造部材については 大地震動時の構造体の変形に対して追従するとともに 大地 震動時の水平方向及び鉛直方向の地震力に対し 必要な安全性を確保する 建築非構造部材の各部設計 (1) 建築非構造部材の各部設計は 大地震動時及び大地震動後の人命の安全確保 物的被害の軽減 避難経路の確保及び災害応急対策活動の実施のため 建築非構造部材が所要の機能を発揮するよう 建築非構造部材の特性及び接合部の接合方法を的確に把握したうえで適切に行う また 家具又は備品類の固定に配慮し 適切に補強その他の必要な措置を講ずる (2) 災害応急対策活動又は避難のために必要な屋外の通路の設計は 大地震動後において所要の機能を発揮するよう 適切に行う 建築設備の耐震安全性確保 基本事項 (1) 大地震動に対する建築設備の耐震安全性の目標は 次のとおりとする 1 耐震安全性の分類を甲類とする建築物の建築設備については 大地震動後の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られているとともに 大きな補修をすることなく 必要な設備機能を相当期間継続できることを目標とする 対象施設は 災害応急対策活動に必要な官庁施設及び危険物を貯蔵又は使用する官庁施設とし 位置 規模 構造の基準別表 ( 一 ) から ( 六 ) ( 十 ) 及び ( 十一 ) に掲げる官庁施設とする 2 耐震安全性の分類を乙類とする建築物の建築設備については 大地震動後の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られていることを目標とする 対象施設は 位置 規模 構造の基準別表 ( 七 ) から ( 九 ) 及び ( 十二 ) に掲げる官庁施設とする (2) 甲類に分類された建築物の建築設備については 求められる機能についての信頼性の向上を図る また 不測の事態により 必要な設備機能を発揮できない場合を想定し 代替手段に配慮する (3) 大地震動後においても機能する必要のある設備機器 配管等は 他からの波及被害を受け難いよう 配慮する (4) ライフラインの途絶に備えた対策を検討する (5) 免震構造及び制振構造による建築物並びに高層建築物については 本節の規定によるほか 免震構造及び制振構造 及び 高層建築物 に規定するところによる 建築設備の耐震設計 (1) 設備機器 配管等は 大地震動時の水平方向及び鉛直方向の地震力に対し 移動 転倒 - 7
9 破損等が生じないように固定する (2) 配管等については 大地震動時の構造体の変形及び地盤との相対変位に追従するとともに 所要の機能を確保する 電力の確保 (1) 大地震動後において 甲類及び乙類の分類に応じた設備機能を確保するため 商用電力の途絶対策に配慮する (2) 自家発電設備を設置する場合の容量 連続運転可能時間及び燃料備蓄量については 甲類及び乙類の分類に応じて決定する (3) 直流電源設備を設置する場合の容量及び放電時間については 甲類及び乙類の分類に応じて決定する (4) 受変電設備 自家発電設備 直流電源設備 幹線等の電力供給に関する設備については 大地震動後の不測の事態に備え 信頼性の向上を図る 通信 連絡網の確保 (1) 大地震動後の官庁施設の活動に必要な情報の収集 伝達等の機能を確保するため 公衆通信網の途絶及び輻輳対策に配慮する (2) 通信 連絡網については 大地震動後の不測の事態に備え 信頼性の向上を図る 給水機能の確保 (1) 大地震動後のライフラインの途絶に備え 官庁施設の果たすべき機能に応じて必要とされる飲料水及び雑用水を相当期間分確保する (2) 水源については 多様化するなど バックアップが可能な措置を講ずる (3) 飲料水については 水質確保のために必要な措置を講ずる (4) 給水系統は 信頼性が高く かつ 早期復旧が容易なシステムとする (5) 二次災害防止対策のほか 給水システムの耐震性能の確保に必要な措置を講ずる 排水機能の確保 (1) 大地震動後の官庁施設の果たすべき機能に応じ 必要とされる最低限の排水系統を確保する (2) 大地震動後も継続して使用される官庁施設においては 敷地外への放流が不能となった場合でも相当期間の排水機能を確保する (3) 排水システムの耐震性能の確保に必要な措置を講ずる 空調機能の確保 - 8
10 (1) 大地震動後も熱供給すべき対象室は 対象施設ごとにその必要性を十分に検討したうえで決定する (2) 大地震動後も熱供給を要する対象室を有する官庁施設については ライフラインが途絶した場合に備え 必要とされる熱源用エネルギーを相当期間分確保する (3) 甲類の耐震安全性を要求される官庁施設で 空調設備の重要性が高い場合は 大地震動後のライフラインの途絶に対し 熱源の確保が容易な設備計画とする (4) 用途上 特に空調設備の重要度が高い室系統の熱源用エネルギーは 大地震動後 直ちに安定供給できるものとする (5) 空調システムの耐震性能の確保に必要な措置を講ずる 防災 避難機能の確保 (1) 大地震動後の人命の安全を確保するため 避難に必要な機能を確保する (2) 甲類の耐震安全性を要求される官庁施設については (1) に加えて 当該官庁施設の維持に必要な防災機能を確保する (3) 危険物を貯蔵又は使用する官庁施設については (1) に加えて 危険物を安全に保つ十分な機能を確保する (4) 防災 避難システムの耐震性能の確保に必要な措置を講ずる 監視制御機能の確保 (1) 大地震動後の災害応急対策活動に最低限必要な設備の運転監視が可能な状態を確保する (2) 監視制御システムの耐震性能の確保に必要な措置を講ずる その他設備の機能の確保 (1) エレベーター設備は 大地震動時の人命の安全を確保するため 十分な耐震性能を有するものとする なお 高層建築物における耐震性能の確保に当たっては 長時間にわたる長周期地震動の影響等についても考慮する (2) 甲類の耐震安全性を要求される官庁施設のエレベーター設備については 早期復旧に配慮したものとする (3) その他の設備についても その設置目的に応じた耐震性能の確保及び二次災害の防止に努める 免震構造及び制振構造 基本事項 - 9
11 (1) 免震構造及び制振構造の効果は 採用する架構 対象とする振動外乱の大きさにより異なるため それぞれの機構の特性を十分に検討し 目的に適合した構造形式を選択する (2) 免震構造及び制振構造の耐震安全性の検討は 時刻歴応答解析を行い 振動性状 長時間にわたる長周期地震動の影響等を確認することにより行う (3) 免震構造及び制振構造の建築物の建築非構造部材及び建築設備の機器 配管等は 構造体の地震応答に対して 十分に安全なものとする (4) 免震又は制振の効果を保持する適切な保全を行うため 点検等が可能な構造とする 免震構造 (1) 免震構造は 原則として 大地震動に対しても 機能保持及び収容物の保全が特に必要な官庁施設について適用する (2) 建築計画及び構造計画は 免震効果が有効に機能するようなものとする (3) 免震部材は 大地震動時において 鉛直力及び水平力に対し 十分安全な機構とする (4) 大地震動時における 免震層より上部の各部材の応力は 原則として 短期許容応力度以内とする 制振構造 (1) 制振構造は 原則として 大地震動に対しても 機能保持が特に必要な官庁施設について適用する (2) 建築計画及び構造計画は 制振効果が有効に機能するようなものとする (3) 制振構造の効果は 採用する機構により性能が異なるため それぞれの特性を検討したうえで 目的に適合した構造形式を選択する 高層建築物 (1) 高さ 60mを超える建築物の耐震安全性は 大地震動に対しても 官庁施設の機能が確保されることを目標とし 計画に当たっては 原則として 時刻歴応答解析を行って 振動性状等を確認する (2) 高層建築物のうち 固有周期の長い建築物については 長時間にわたる長周期地震動の影響 主架構の損傷の蓄積を確認する (3) 建築非構造部材及び建築設備の機器 配管は 構造体の地震応答に対し 十分に安全なものとする (4) 高層建築物のうち 地震による外力を受けた構造体の損傷状況の目視が困難な建築物については 大地震動後に速やかに被害状況を把握し 安全性を確認するため 建物の応答を定量的に把握できるよう配慮する - 10
12 第 3 章既存官庁施設の耐震化 (1) この基準の制定以前に設計 建設された官庁施設で この基準の規定を満足していない可能性のある官庁施設については その耐震安全性の確認のため 官庁施設の機能 社会的影響度 地域的条件等を考慮して 緊急度の高い官庁施設から優先的に耐震診断を実施する (2) 耐震診断の結果 官庁施設の耐震安全性が目標に達しないと判断された場合は 官庁施設の機能 社会的影響度 地域的条件等及び診断結果を考慮して 緊急性の高い官庁施設から優先的に改修等の必要な措置を講ずる (3) 耐震改修後の官庁施設の耐震安全性の目標は 原則として 第 1 章官庁施設の耐震安全性 において定められた性能とする 第 3 編官庁施設の津波対策 第 1 章津波に対する機能確保の目標 想定される津波に対して 施設運用管理上の対策と施設整備上の対策を一体的に講ずることにより 官庁施設内の人員の安全及び官庁施設を使用する機関の事務及び事業に関する次の目標が達成されるようにする ただし (3) の目標は災害応急対策活動を行う機関に限る (1) 国の防災基本計画に示されている発生頻度は極めて低いものの発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの津波 ( 以下 レベル2の津波 という ) と最大クラスの津波に比べて発生頻度が高く津波高は低いものの大きな被害をもたらす津波 ( 以下 レベル1の津波 という ) のいずれのレベルの津波においても施設利用者の安全確保を最優先の目標とする (2) レベル1の津波に対しては 津波の収束後に事務及び事業の早期再開が可能となることを目標とする (3) レベル1の津波はもとよりレベル2の津波に対しても 津波発生時の災害応急対策活動が可能となることを目標とする 第 2 章津波に対する官庁施設の機能の確保 沿岸地域に所在する必要性が高い機関が使用する官庁施設の機能の確保は次による (1) 施設を使用する機関による避難計画等の施設運用管理上の対策との連携により 第 1 章 津波に対する機能確保の目標 において定められた目標を達成する - 11
13 (2) 立地条件や代替機能の有無等によって施設整備上の対策の程度が異なることを考慮し 用地取得費を含めた経済合理性と平常時の利便性に総合的に優れた施設整備を行う (3) 施設整備の検討に当たっては 周辺の官公庁施設等との連携等の可能性を考慮し 一定エリア内の官庁施設について群として効率的 効果的な整備を図る 第 3 章津波に対する既存官庁施設の機能の確保 (1) この基準の制定以前に設計 建設された官庁施設で 津波による浸水が想定される区域に立地する施設については 津波に対する官庁施設の機能の確保状況を確認するため 被災の可能性や想定される被害の程度等に応じ 緊急度の高い施設から優先的に津波防災に係る診断を実施する (2) 津波防災診断の結果 第 1 章津波に対する機能確保の目標 において定められた目標に達しないと判断された場合は 当該目標の達成に向けた施設運用管理上の対策を可及的速やかに講ずる (3) 施設運用管理上の対策だけでは目標が十分に達成できない場合は 被災の可能性や想定される被害の程度等に応じ 改修又は建替え等による対策を計画的に講ずる その際 施設運用管理上の対策については 改修又は建替え等による対策と連携するように必要な見直しを図り 全体として合理的な対策とする - 12
別添資料 地下階の耐震安全性確保の検討方法 大地震動に対する地下階の耐震安全性の検討手法は 以下のとおりとする BQ U > I BQ UN I : 重要度係数で構造体の耐震安全性の分類 Ⅰ 類の場合は.50 Ⅱ 類の場合は.25 Ⅲ 類の場合は.00 とする BQ U : 地下階の保有
別添資料 4-4- 大地震動時の層間変形角の検討方法 大地震動時の層間変形角の算定方法は 次のとおりとする 保有水平耐力計算により構造設計を行う場合には 構造体の変形能力を考慮し 一次設計時の層間変形角より推定する 推定の方法としては 下式に示すエネルギー一定則に基づく方法を原則とする なお 変位一定則に基づく方法による場合は 適用の妥当性を検証すること δ D δ δp: 大地震動時における建築物の最大水平変形
耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等
耐震性 ( 倒壊等防止 ) に係る評価方法 基準改正の方向性の検討 耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等級 ( 構造躯体の損傷防止 ) 耐風等級
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本章では 災害発生時の情報ニーズが 災害発生から時間の経過とともに変化することから 特に地震災害を想定して 発災直後 ( 発災後 3 日間程度 ) 応急時 ( 発災後 4 日目 ~1 週間程度 ) 復旧時 ( 発災後 1 週間目 ~1.2 ヶ月間程度 ) の3つの時期に大別し 災害時における衛星インターネットの利活用を時系列的に取りまとめる 時系列ごとの内容は 衛星インターネット以外の場合と概略的に共通する部分が多いが
別添 1 カルテ記入例 鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造建物の安全確認カルテ 記入例 建物名称 ビル 記入年月日 平成 26 年 月 日 住所 東京都千代田区永田町 - - 記入者 (1) 事前確認項目 ( 構造設計者 または建築施工業者担当者等構造に詳しい者とともに調査し記入してください ) 1. 建築物用途 : 1 学校 ( 屋内運動場は除く ) 2 保育園 幼稚園 3 公民館 4
個人情報の保護に関する規程(案)
公益財団法人いきいき埼玉個人情報保護規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 埼玉県個人情報保護条例 ( 平成 16 年埼玉県条例第 65 号 ) 第 59 条の規定に基づき 公益財団法人いきいき埼玉 ( 以下 財団 という ) による個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において 個人情報 個人情報取扱事業者 個人データ 保有個人データ
(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】
添付資料 大阪事務所版 BCP 実施要領 この実施要領は 非常時における具体的な対応方法 必要な人員体制 連携体制を想定し これを実現するために事前に準備しておかなければならないこと等について 定めるものです 実施要領は 次のように構成します 項目非常時事前の備え ( 平常時 ) 内容 応急業務のグループを記載します BCP4.2.1 の表 (1)(2) 各グループ中に規定する各業務を記載します のを端的に記載します
子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱
第一総則 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱 一目的 けいりこの法律は 子宮頸がんの罹患が女性の生活の質に多大な影響を与えるものであり 近年の子宮頸が んの罹患の若年化の進行が当該影響を一層深刻なものとしている状況及びその罹患による死亡率が高い 状況にあること並びに大部分の子宮頸がんにヒトパピローマウイルスが関与しており 予防ワクチンの 接種及び子宮頸部の前がん病変 ( 子宮頸がんに係る子宮頸部の異形成その他の子宮頸がんの発症前にお
既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について
経済産業省 20140519 商局第 1 号 平成 26 年 5 月 21 日 各都道府県知事殿 経済産業省大臣官房商務流通保安審議官 既存の高圧ガス設備の耐震性向上対策について 高圧ガス設備については 高圧ガス保安法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 ( 以下 高圧ガス保安法 という ) に基づき 耐震設計を義務付けているところです こうした中で 平成 23 年東北地方太平洋沖地震の災害
< F2D E968BC681698E968CE3816A817A C8250>
事業評価書 ( 事後 ) 平成 21 年 8 月 評価対象 ( 事業名 ) 主管部局 課室関係部局 課室関連する政策体系 医療施設の耐震化を促進するための補助事業医政局指導課 基本目標 Ⅰ 安心 信頼してかかれる医療の確保と国民の健康づくりを推進すること 施策目標 1 地域において必要な医療を提供できる体制を整備すること 施策目標 1-1 日常生活圏の中で良質かつ適切な医療が効率的に提供できる体制を構築すること
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記者発表資料 平成 23 年 5 月 27 日内閣府 ( 防災担当 ) 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化 の通知について 平成 23 年 5 月 27 日付けで中央防災会議会長 ( 代理 )( 内閣総理大臣臨時代理 ) より指定行政機関の長 指定公共機関の代表及び関係都道府県防災会議会長あてに 別添のとおり 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について を通知しましたので お知らせいたします
第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と
第 1 章具体計画の適用について 1. 具体計画の位置づけ (1) この南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 ( 以下 具体計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 という ) 第 4 条に規定する 南海トラフ地震防災対策推進基本計画 ( 平成 26 年 3 月中央防災会議 ) 第 4 章において作成するとされた災害応急対策活動の具体的な内容を定める計画であり
図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22
第 2 章. 調査 診断技術 2.1 維持管理における調査 診断の位置付け (1) 土木構造物の維持管理コンクリート部材や鋼部材で構成される土木構造物は 立地環境や作用外力の影響により経年とともに性能が低下する場合が多い このため あらかじめ設定された予定供用年数までは構造物に要求される性能を満足するように適切に維持管理を行うことが必要となる 土木構造物の要求性能とは 構造物の供用目的や重要度等を考慮して設定するものである
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建築基準法施行令第 36 条の 2 第五号の 国土交通大臣が指定指定するする建築物建築物を定めるめる件 平成 19 年国土交通省告示第 593 号改正 ) 平成 23 年国土交通省告示第 428 号 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 令 という ) 第 36 条の 2 第五号の規定に基づき その安全性を確かめるために地震力によって地上部分の各階に生ずる水平方向の変形を把握することが必要であるものとして
つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という
つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という ) の建設 ( ただし 自家用かつ高さ10m 以下のものは除く ) にあたって つがる市民の安全 安心
国土技術政策総合研究所資料
5. 鉄筋コンクリート橋脚の耐震補強設計における考え方 5.1 平成 24 年の道路橋示方書における鉄筋コンクリート橋脚に関する規定の改定のねらい H24 道示 Ⅴの改定においては, 橋の耐震性能と部材に求められる限界状態の関係をより明確にすることによる耐震設計の説明性の向上を図るとともに, 次の2 点に対応するために, 耐震性能に応じた限界状態に相当する変位を直接的に算出する方法に見直した 1)
大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の
大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の建て方などに関するルールを定めることにより, 地区の良好な環境を整備 保全するための制度です 地区計画の構成
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区域の整備 開発及び保全に関する方針区域の整備 開発及び保全に関する方針福岡都市計画地区計画の変更 ( 福岡市決定 ) 都市計画博多駅中央街地区地区計画を次のように変更する 名称位置面積 地区計画の目標 土地利用の方針 都市基盤施設及び 地区施 設 の 整備の 方 針 博多駅中央街地区地区計画福岡市博多区博多駅中央街約 16.2ha 当地区は本市都心部に位置し JR 博多駅やバスターミナルが立地するなど
事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート
国民保護措置の実施に関する 業務計画 ANA ウイングス株式会社 目次 目次 第 1 章総則第 1 節計画の目的第 2 節基本方針第 2 章平素からの備え 第 1 節第 2 節第 3 節第 4 節第 5 節第 6 節第 7 節第 8 節 活動態勢の整備関係機関との連携旅客等への情報提供の備え警報又は避難措置の指示等の伝達体制の整備管理する施設等に関する備え運送に関する備え備蓄訓練の実施 第 3 章武力攻撃事態等への対処
防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)
第 3 編 東海地震防災強化計画 本編は 大規模地震対策特別措置法 の定めるところにより 地震防災に関する措置について 基本となる事項を定めたものである 第 1 章通報 連絡 第 1 節警戒宣言等の伝達 (1) 警戒宣言 地震防災応急対策に係る措置をとるべき旨の通知 並びに東海地震予知情報 東海地震注意情報 東海地震に関連する調査情報等 ( 以下 警戒宣言等 という ) の主務官庁からの受付は 全国ネットワークコントロールセンタ
「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂に伴う島根原子力発電所3号機の耐震安全性評価結果中間報告書の提出について
平成 年 9 月 日中国電力株式会社 発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針 の改訂に伴う島根原子力発電所 号機の耐震安全性評価結果中間報告書の提出について 当社は本日, 発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針 の改訂に伴う島根原子力発電所 号機の耐震安全性評価結果中間報告書を経済産業省原子力安全 保安院に提出しました また, 原子力安全 保安院の指示に基づく島根原子力発電所 号機原子炉建物の弾性設計用地震動
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資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで
技術基準改訂による付着検討・付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説
技術基準改訂による付着検討 付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説 2016 年 6 月 株式会社構造ソフト はじめに 2015 年に 建築物の構造関係技術基準解説書 ( 以下 技術基準と表記 ) が2007 年版から改訂されて 付着検討および付着割裂破壊検討に関して 2007 年版と2015 年版では記載に差がみられ お客様から様々な質問が寄せられています ここでは 付着検討や付着割裂破壊検討に関して
調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要
新たな高度地区のあらまし 平成 18 年 4 月 3 日に都市計画変更の告示を行った調布都市計画高度地区の概要 です 平成 18 年 4 月 調布市 高度地区対象表 用途地域種別 建ぺい率 (%) 容積率 (%) 高度地区 ( 変更前 ) 新高度地区 ( 変更後 ) 第一種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 第二種中高層住居専用地域 30 50 30 60 40 80 50 100 50 100
横浜市のマンション 耐震化補助制度について
資料 4 マンションの 耐震設計の手法について 平成 28 年 10 月 31 日作成 ( 注 ) 耐震化補助制度の内容は 作成時点のものとなります 1 設計手法 地震の原因とプレートの配置 地震の原因 地球の表面は何枚かの岩盤 ( プレート ) にて構成されている それぞれのプレートが運動することで境界部にひずみが生じる 蓄積したひずみが限界に達し それが解放されたものが地震となる プレートテクトニクス理論
Microsoft Word - H No910建設省告示第1452号.doc
建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 ) 第 89 条第 1 項の規定に基づき 木材の基準強度 Fc Ft Fb 及び Fs を次のように定める 平成 12 年 5 月 31 日建設省告示第 1452 号改正平成 12 年 12 月 26 日建設省告示第 2465 号改正平成 19 年 11 月 27 日国土交通省告示第 1524 号改正平成 27 年 6 月 30 日国土交通省告示第
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国住指第 240 号国住街第 45 号平成 23 年 4 月 28 日 北海道開発局事業振興部長各地方整備局建政部長内閣府沖縄総合事務局開発建設部長 殿 国土交通省住宅局建築指導課長 市街地建築課長 建築確認手続きの円滑化等を図るための建築基準法施行令の一部を改正する政令等の施行について ( 技術的助言 ) 建築物等の安全性等を確保しつつ 構造関係規定の合理化等により建築活動の円滑化を図る観点から
Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結
Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 1.24 総合評点 A 木造住宅の耐震診断は 建物の形 壁の配置 の各項目についてそれぞれの状況により評点をつけたうえで各評点を掛け合わせて総合評点を求めます
建電協Template
電気通信施設に用いる電気通信機器の耐震要求性能 ( 案 ) 1. 適用本件耐震要求性能は河川管理 道路管理 災害対策のために国土交通省が整備している電気通信施設に用いる電気通信機器に適用し 具体的な適用範囲は以下のとおりとする (1) 地上高さ 30m 以下の建築物に設置する電気通信設備 (2) 地上高さ 60m 以下の自立型通信用鉄塔及び建家屋上及び塔屋に設置する地上高さ 60m 以下の通信用鉄塔に設置する電気通信設備
計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観
資料 1 都市再開発の方針 ( 西宮市素案 ) 別表 1 計画的な再開発が必要な市街地 ( 一号市街地 ) 計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-1 本庁 ( 約 213ha) 都市核としての機能強化と魅力的な都市空間及び都市景観の形成
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第 4 章 マンション管理業者編 管理業者の役割 第 29 マンション管理業者は 受託業務を適切に実施するとともに 管理組合のパートナーとして 管理組合の運営等に対し 専門的見地から提案や助言を行い 管理組合が適正かつ円滑に管理を行える環境を整え 管理組合の活動が活性化するよう努める ガイドライン第 29 の解説 マンションの管理は 管理組合が主体となって行うものである マンションを管理するに当たっては
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. 荷重および外力.1 クレーン荷重の考え方 よくある指摘事例 クレーン荷重の設定方法や建物の設計方法が不明確な事例がある. 関係法令等 令第 8 条, 第 83 条, 第 84 条平成 1 年国交省告示第 5 号 指摘の趣旨 クレーンを有する建物の構造設計を行うにあたり,015 年技術基準 1) にはクレーン荷重の設定方法や考え方 長期, 地震時 ) が示されておらず, また設計上の注意事項も記載されていない.
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まちづくり計画策定担い手支援事業 ( 参考資料 ) ( 参考 1-1) まちづくり計画策定担い手支援事業の活用イメージ < 例 1> 防災上問題のある市街地の場合 ~ 密集市街地 重点密集市街地 ~ 1. 住んでいる地区が密集市街地なので 耐震性 防火性を向上させたい そのためには 建物の建替えを促進することが必要 2. 地区内の道路が狭いため 現状の建築規制では 建替え後は今の建物より小さくなってしまい
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Download 16 事業継続計画書の例 下では 事業継続計画書の作成例 ( レベル 2) を記載します 事業継続計画書第 1 章事業継続のための方針 当社は 大規模地震発生時において 以下の基本方針に従い 業務を適切に実施する 人命の安全の観点役員 従業員やその家族 来客者などの安全を確保するために 防災対策を進めていくとともに 感染防止策を徹底するようにする 事業継続の観点自社を被害の受けにくい状態にすることで
資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)
地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ
国土技術政策総合研究所研究資料
(Ⅰ) 一般的性状 損傷の特徴 1 / 11 コンクリート床版 ( 間詰めコンクリートを含む ) からコンクリート塊が抜け落ちることをいう 床版の場合には, 亀甲状のひびわれを伴うことが多い 間詰めコンクリートや張り出し部のコンクリートでは, 周囲に顕著なひびわれを伴うことなく鋼材間でコンクリート塊が抜け落ちることもある 写真番号 9.1.1 説明コンクリート床版が抜け落ちた例 写真番号 9.1.2
燕市 ICT 部門の業務継続計画 < 初動版 > ー概要版ー 燕市
ICT 部門の業務継続計画 < 初動版 > ー概要版ー 1. ICT 部門の業務継続計画 基本方針 (1) ICT 部門の業務継続計画 ICT 部門が対応する業務において 大規模災害や事故で被害を受けても 重要業務をなるべく中断させず 中断してもできるだけ早急に復旧させるための計画です (2) 基本方針 1 2 3 4 災害時の業務復旧にあたっては 住 及び職員の安全確保を第一とします 災害時の業務復旧にあたっては
(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし
第 2 章携帯電話サービスの災害対策の現状 2.1 東日本大震災における携帯電話サービスの復旧対策 (1) 東日本大震災において発生した通信インフラへの影響と復旧今回の震災による最大約 2 万 9 千局の携帯電話等基地局の機能停止に対し 通信事業者各社は 衛星エントランス搭載移動基地局車 40 台以上 移動電源車百数十台を被災地に配備し それぞれの応急対策を実施した また エントランス回線を別ルートの回線に迂回させるとともに
