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1 NTT レゾナント Icehouse から Liberty へ 実録! 大規模環境の OpenStack アップグレードの考え方と実施のコツ 2016/7/6 NTT ソフトウェア株式会社 NTT レゾナント株式会社 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc.

2 本日の内容 OpenStackのアップグレードとは NTTレゾナントのOpenStack 環境について アップグレード全体の流れ 検証内容についての紹介 まとめ Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 2

3 自己紹介 三木遼 2010 年 ( 現職 ) NTT ソフトウェア 仮想化関連技術に関する設計 開発 検証等 2012 年 (Essex の頃 ) から OpenStack 関連プロジェクトに在籍 橋本智哉 2001 年 2012 年 NTTレゾナント gooブログ 教えてgooなど主要サービスの設計 構築 運用 2012 年 ( 現職 ) NTTレゾナントサーバ基盤の設計 構築 運用統括 大木和也 2011 年 2014 年テプコシステムズ東京電 グループIT 基盤の設計 構築 2014 年 2015 年 NTTデータ先端技術ログ可視化パッケージ製品の販売 保守 技術サポート 2016 年 ( 現職 ) NTTレゾナントサーバ基盤の設計 構築 運用 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 3

4 NTT レゾナントについて Dictionaries ZIP codes Laboratory Bodycloud Housing and real estatesearch Baby-care Movies Car and bike Maps Navigation Horoscopes Rankings Blogs News Weather Healthcare Smartphone applications Travel Job search Love and marriage Online store goo は 使えば使うほど あなたにフィット していく NTT グループのポータルサイトです Web 検索やブログ メール Q&A サイト 教えて!goo など 60 を超える 動 援サービスを提供しています Web ポータルサイト goo 19 周年! Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 4

5 NTT ソフトウェアについて い技術 でシステムの設計 開発 運用を がける 近年の注 キーワードは クラウド と セキュリティ OpenStack 案件のお 伝いします!! Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 5

6 OpenStack のアップグレードとは Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 6

7 OpenStackのアップグレードについておさらい コミュニティとしてのリリースサイクル 半年ごとにメジャーリリース 約 年後にEOLとなる 新機能は最新のバージョンにしか追加されない Series Status Initial Release Date EOL Date Ocata Future TBD TBD Newton Under Development (planned) TBD Mitaka Current stable release, security-supported TBD Liberty Security-supported Kilo EOL Juno EOL Icehouse EOL Havana EOL * Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 7

8 OpenStackのアップグレードについておさらい 主なディストリビューションでのリリースサイクル RedHatはリリースから3 年間のサポートを提供 Ubuntuはバージョンによって異なるが最 で5 年間のサポートを提供 RedHat* Ubuntu** Red Hat OpenStack Platform Release General Availability End of Production, Phase 1 End of Production, Phase 2 3(Grizzly) July 10, 2013 n/a July 31, (Havana) December 19, 2013 June 19, 2015 June 19, (Icehouse) June 30, 2014 June 30, 2015 June 30, (Juno) Feb 9, 2015 Feb 9, 2016 Feb 17, (Kilo) August 5, 2015 August 5, 2016 August 5, (Liberty) April 20, 2016 April 20, 2017 April 20, 2019 * ** Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 8

9 OpenStack のアップグレード手法について アップグレードは Havana の頃から考慮されている 無停止でのアップグレードもサポートされている コールドアップグレード ローリングアップグレード 考え方 OpenStack を完全に停止して更新する OpenStack 停止時間の最小化を目指す 主な実現項目 1 バージョン前との Config の互換性の維持 DB スキーマ更新 法の提供 1 バージョンアップグレード 順の提供 コミュニティ CI による検証が実施されている コールドアップグレードと同様の項目 複数のホストで異なるバージョンが混在する状態での動作 対応中のプロジェクト Horizon, Keystone, Glance, Neutron, Nova, Swift, Ceilometer, Cinder, Fuel, Heat, Manila, Sahara Nova, Swift, Neutron OpenStack が停止しても VM やボリュームは停止しません Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 9

10 OpenStack のアップグレード手法について ローリングアップデートでの制約事項 基本的に つ前のバージョンとの連携しかテストされていない Controller Icehouse 連携可能 Compute Icehouse Controller Juno サポート済 Compute Icehouse Controller Kilo サポート外 Compute Icehouse Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 10

11 OpenStack のアップグレード手法について 基本的にはコールドアップデートがお勧め I から L など数段階のアップグレードをする場合 ローリングアップデートでは 順が煩雑 ローリングアップデート コントローラーノード 1 アップグレード 5 I J K L 3 コンピュートノード I J K L 2 1 の後でアップグレード 4 6 コールドアップデート コントローラーノード I 1 アップグレード L コンピュートノード I 2 1 同時にアップグレード L Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 11

12 アップグレードへの考え方 商用ディストリビューションで 期サポートを確保する システム廃棄期限までアップグレードしない 新機能の追加は わない コールドアップグレードできる環境作り OpenStackを停止することへの組織内での合意形成 OpenStackを停止できればアップグレードは 較的容易 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 12

13 NTT レゾナントの OpenStack 環境について Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 13

14 NTT レゾナントの OpenStack について NTTレゾナントのメインデータセンタにOpenStackを導入 2014 年 10 月から運用中のプライベートクラウド 小 80 種類以上のサービスを収容 月間 10 億 PV を える環境 400 台の物理サーバ & 4800 物理 CPU コア 2500 Launch 2000 VM 起動数 2016 年 7 月現在 2200 台以上 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 14

15 なぜアップグレードするのか? プライベートクラウド機能追加要望への対応 Kilo の新機能である LBaaS(v2) 等の利用を検討している その他の今後発生する新機能への対応を考慮 アップグレード 順の早期確 Series Status Initial Release Date EOL Date Ocata Future TBD TBD Newton Under Development (planned) TBD Mitaka Current stable release, security-supported TBD Liberty Security-supported Kilo EOL Juno EOL Icehouse EOL Havana EOL * Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 15

16 OpenStack 環境構成 (1) OpenStack 環境の全体像 物理サーバは約 400 台で すべてスペックは同 のものを使用 赤枠はKVM 上で動作しているマシン OpenStack 環境上で動作しているVMは約 2200 台共通系 (DNS,Zabbix ) Child cell Controller A Compute node DNS Maria DB Top cell Controller Cell A Cell B Child cell Controller B Compute node Swift storage Swift storage Swift proxy コントローラノード (API 受付 スケジューラ ) コンピュートノード (VM 起動 ) Swift ノード ( イメージ管理 ) Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 16

17 OpenStack 環境構成 (2) 利用モジュール バックエンド等 VM のパフォーマンスを最重要視した構成としている モジュール名利 中バックエンド備考 特徴など Keystone Yes 認証基盤 : 既存の共通認証システムと連携 Nova Yes 仮想化 : Qemu/KVM ストレージ : Qcow2 をローカルディスクに保存 Neutron Yes テナント間 NW 隔離 : VLAN Glance Yes イメージ格納先 : Swift Swift Yes オブジェクト格納先 : ローカルディスク 特になし 多量の Compute ノードが存在する環境に対応するため Nova Cell(v1) を使 して DB と MQ を分割している IP と Mac アドレスの管理に使用している 仮想ルータや仮想 FW などの NFV 機能は使 していない イメージとスナップショットの管理に使用 特になし Horizon Yes - 運用ルールに基づいてカスタマイズして利用 Cinder - - ブロックストレージサービスは提供しない Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 17

18 OpenStack 環境構成 (3) 利用中のOS CentOS 6.x 及び 7.x を使用 OpenStack インストーラ Icehouse 版 Packstack(Puppet) をベース 前述の環境構成を実現するために独自に改造 OpenStack パッケージ RDOベース Horizon 修正と 致命的なバグは独自に適用 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 18

19 アップグレード全体の流れ Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 19

20 全体の工程 実施期間 全体の流れ アップグレード 針調査 決定 検証環境構築 検証環境での 順作成 本番環境事前準備 本番 2015 年 12 月 2016 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 本番実施 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 20

21 アップグレード実施方針の調査 公式ドキュメントのガイドラインを調査 * アップグレードの基本的な流れが紹介されている サービス 停止 バックアップ 取得 パッケージ 更新 Config 更新 Database 最新化 サービス 起動 詳細な 順は環境に依存するため 独自に確 する 事前検証は絶対に必要 極 本番に近い環境を用意すること と記されている 今回は商用クラウドを用いて本番に近い環境を構築した * Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 21

22 アップグレード実施方針の決定 (1) サービス停止バックアップ取得 コールドアップグレードの方式を選択 理想はユーザにアップグレード作業を意識させないレベルのローリングアップグレードだが 自動化や検証等の稼働増加を懸念 API サービスの停止は数日間は可能という背景があるため ( ユーザ資源 (VM) の停止は当然 NG) パッケージ更新 Config 更新 Liberty 搭載のサーバを新たに構築し Icehouse のサーバから切り替えるとする方式とした 具体的には Compute ノード以外を新たに用意する 万 に備え ロールバックするための 順は必要と考えており Icehouse に切り替えるだけで 簡単に元に戻せるようにするため Database 最新化 パッケージ更新と Config 更新は 構成管理ツール (Puppet) を利用して自動化する サービス 起動 DB 更新はコミュニティが提供しているツールを利用して実施する Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 22

23 アップグレード実施方針の決定 (2) 基本の流れ 今回の流れ Liberty ノード構築 Swiftデータ事前コピー 事前準備期間 メンテナンス期間短縮のため 事前準備期間を用意 サービス停止バックアップ取得パッケージ更新 Icehouse 停止バックアップ取得 (DB, Swift 差分 ) Computeノード 実施内容 Liberty ノードを事前に構築 ( 前頁より ) Swift データ事前コピー Swift データは約 4TB になるため メンテナンス期間中に転送を実施すると それだけで数日掛かることが分かった そこで 事前にデータの 半をコピーし 作業当日は差分のみをコピーする 式とした Config 更新 Liberty に更新 メンテナンス期間 Database Database 最新化 Liberty に変換 基本を踏襲し 今回の環境に読み替えた サービス起動 Liberty 起動 LB 切り替え Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 23

24 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 Controller ノードと Swift ノードを新たに構築する Swift データ 事前コピー Icehouse Controller Swift Compute Database 停止 バックアップ取得 ICEHOUSE VM ICEHOUSE (DB, Swift 差分 ) VM Compute ノード Controller Swift Liberty に更新 LIBERTY Database Liberty に変換 Liberty 起動 LB 切り替え LIBERTY 新規に構築 ICEHOUSE データベースは既存クラスタを利用する Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 24

25 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 Swift データ Icehouse サービス中に Swift のデータをコピーする サービス提供中の差分は公開停止後にコピーする 事前コピー Icehouse Controller Swift Compute Database 停止バックアップ取得 (DB, Swift 差分 ) Computeノード ICEHOUSE 約 4TBの転送 Controller Swift VM Swift 移 ツール VM ICEHOUSE Liberty に更新 LIBERTY Database LIBERTY ICEHOUSE Liberty に変換 Liberty 起動 LB 切り替え 1Icehouse から全オブジェクト取得 2 オブジェクトの checksum を計算 3Liberty へアップロード Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 25

26 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 Swiftデータ事前コピー Icehouse 停止バックアップ取得 (DB, Swift 差分 ) Computeノード Libertyに更新 OpenStack のユーザ向けの公開を停止する プロセス停止は 後述の Swift データ転送後 ユーザ公開を停止する Controller Controller ICEHOUSE Swift Swift Compute VM VM Database ICEHOUSE ユーザが実施中の OpenStack 処理が存在しないことを確認する LIBERTY Database Liberty に変換 LIBERTY ICEHOUSE Liberty 起動 LB 切り替え Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 26

27 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 Swiftデータ事前コピー Icehouse 停止バックアップ取得 (DB, Swift 差分 ) Computeノード Libertyに更新 DB や Config 等 必要なバックアップを取得する 差分データを転送後 OpenStack 及び監視を完全停止する Controller 事前コピー後からの差分データを転送 ( 数 GB) Controller ICEHOUSE Swift Swift Compute VM Swift 移 ツール VM config Database ICEHOUSE LIBERTY Database Liberty に変換 Liberty 起動 LB 切り替え LIBERTY ICEHOUSE Database や更新により変更される Config 等をバックアップ Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 27

28 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 パッケージ Config を Liberty のものへ更新する Swift データ 事前コピー Icehouse 停止バックアップ取得 (DB, Swift 差分 ) Computeノード Libertyに更新 Controller ICEHOUSE Swift 参照するDBやMQの接続先設定も Libertyへ変更する Controller Swift Compute VM VM config Database パッケージ更新が VMに影響しないことを事前に検証すること ( 特にqemu-kvm/libvirt) ICEHOUSE LIBERTY Database Liberty に変換 LIBERTY LIBERTY Liberty 起動 LB 切り替え Puppet を用いて約 400 台を に更新する Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 28

29 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 Swiftデータ事前コピー Icehouse 停止バックアップ取得 (DB, Swift 差分 ) Computeノード Libertyに更新 作成済みのデータベースの中身を作成する マイグレートには CT ノード (Liberty) の管理用ツールを利用 Controller Controller ICEHOUSE Swift Swift Compute 1 ダンプ エクスポート VM VM Database ICEHOUSE LIBERTY Database Liberty に変換 LIBERTY LIBERTY Liberty 起動 LB 切り替え 2 DB スキーマのマイグレート Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 29

30 アップグレード実施手順の説明 Liberty ノード構築 Swift データ LB を liberty ノードに向け サービスを再開する 基本的な動作確認後に監視を再開する 事前コピー Icehouse Controller Swift Compute Database 停止バックアップ取得 ICEHOUSE VM ICEHOUSE (DB, Swift 差分 ) VM Compute ノード Controller Swift Liberty に更新 LIBERTY Database 切替 LIBERTY LIBERTY Liberty に変換 Liberty 起動 LB 切り替え Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 30

31 検証内容についての紹介 Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 31

32 事前検証の方針 観点 針 可能な限り本番環境と同 構成の検証環境を構築し アップグレード 順の作成およびアップグレード 切り戻しの実施を う アップグレード後 正常性確認試験を実施する 観点 アップグレード 順に抜け漏れがないか アップグレード 順で既存 VM に影響がないか アップグレード後 切り戻しが可能かどうか アップグレードおよび切り戻し 順にどの程度の時間を要するか 既存監視システムへの影響があるかどうか 本番データで DB マイグレートが実施できるかどうか Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 32

33 事前検証の流れ 検証環境での事前検証では アップグレード 2 回 切り戻し 1 回を実施しました 検証環境構築 検証環境での事前検証 アップグレード検討 アップグレード検証 試験 切り戻し リハーサル ( アップグレード試験 ) タイムテーブルの確定 課題の洗い出し Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 33

34 検証で発生した課題の紹介 (DB マイグレート ) DB マイグレート試験にて課題を発 DB Kilo 環境 (VM) ダミー RabbitMQ 本番環境データを利用したマイグレート試験を ったところ Liberty へマイグレートするためにはKiloを経由する必要があることが発覚 Cell 環境でマイグレートを実施する際はダミーのRabbitMQが必要になることが判明 Icehouse Migrate1 Kilo Migrate2 Liberty OpenStack の構成や本番環境データの状態によって マイグレートが想定通りにいかないことがあります 本番環境データおよび本番と同等構成の環境で DB マイグレート試験を早期実施することをオススメします Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 34

35 検証で発生した課題の紹介 (OpenStack) 正常性確認試験にて OpenStack の課題を発 致命的なバグが検出されることもあるため 事前検証は 事です概要対処 $ nova list コマンドで VM の IP アドレスが表示されない コミュニティからバックポート Horizon 上でプロジェクトの切り替えが出来ない Horizon の 部で 2 バイト文字の扱いに失敗する Shelve を実 すると複数のイメージが出来る コミュニティからバックポート 独自対処 ( コミュニティ報告中 ) 独自対処 ( コミュニティ報告中 ) コミュニティからのバックポートやコード修正 テストなどを確実に実施できる有識者 パートナーとの協 が重要となります Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 35

36 検証で発生した課題の紹介 ( 監視 ) 試験にて 旧バージョンで解決済みだった監視の問題が再燃 OpenStackの監視においては ログの監視を っており 無視しても良いログを正規表現にて育てていた 正常性試験時に監視システムがエラーを検知し発報 ログのフォーマットが変更になったことにより 正規表現によって無視 していたログが検知されるようになった 検証環境にも本番環境と同様の監視環境を構築し 監視の検証も う必要がある 環境によっては監視環境に過 な負荷が掛かり監視が停止する恐れも Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 36

37 まとめ Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 37

38 まとめ アップグレード 法は基本的にはコールドアップデートがお勧め 新バージョンのサーバを並 して構築しておくことで切り替え時間短縮 切り戻しも可能となる 実データを用いて初めて発覚する問題もあるので 早期に実データを用いた試験を実施しよう コミュニティからのバックポートやコード修正などを実施できる有識者 パートナーとの協 が重要 本発表が皆様の OpenStack 導入や アップグレードの実施など 何らかのお役に てれば幸いです Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 38

39 質疑応答 NTT ソフトウェアは 22 番ブースに出展しています 是非お越しください!! こちらです Copyright 2016 NTT Software Corporation, NTT Resonant Inc. 39

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