太平洋の森から 39号 2018年1月

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たみじろうさんきち
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1 パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会ニューズレター太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No. 39 ポールパボロさん来日報告特集ポールパボロさん来日ツアー報告ニューアイルランド島ニューブリテン島現地報告現地最新情報ポールパボロさん ( 朝日新聞社相場郁夫撮影 ) 辻垣正彦代表 ( ニコラバレでの講演会 ) 上智大学での講演会太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 1

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2 ポールパボロさん来日報告ポールパボロさんはなぜ日本に来たのかパプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会代表辻垣正彦 2017 年 6 月 24 日 20 時ポールパボロさんは成田空港に到着した 15 日間にわたる過密な日本講演の旅が始まるなぜ彼ははるばる日本へ来ることになったのだろうか彼は日本の市民へ何を訴えたかったのだろうか 350 のののからのののの森のから2011 年から2017 年の年のの行からら森かからの80 の森の 20 ののららのか森 100 年のかかののかの森の森の森の POMIO POTOGNPAGA GROUPNGO かのらのの SABL の99 年 2400 ののら 2 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

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3 ポマタ地区ドリナキャンプ (2013 年 11 月 20 日辻垣撮影 ) の年の年森の森のらのからの森ののらのからのの太の60 の森のののののののからののののののののからのの森のからのの15 ののかかかのからかののか森のからののの森ののののののの行発行の太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 3

4 朝日新聞 2017 年 7 月 8 日ひと欄 ( 文山浦正則写真相場郁夫 ) 木材と油やし運搬船 ( ポールパボロ撮影 2017 年 ) 4 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

行のかのののの 6 月 28 日東京超満員の熱気の中で上智大学でレクチャー上智大学瀬本正之 ( 神学部教授 ) 吉川まみ ( 神学部講師 )

5 ポールパボロさん来日ツアー各地からの報告 6 月 25 日藤沢到着翌日での講演カトリック藤沢教会パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会事務局長倉川秀明 Global Witness ののの森の森ののの森のらか森か森のの森かののかの 2011 年から森のらのら行のかのののの 6 月 28 日東京超満員の熱気の中で上智大学でレクチャー上智大学瀬本正之 ( 神学部教授 ) 吉川まみ ( 神学部講師 ) 藤沢での講演会 2017 年月 28 の 300 のかからのかののののの 2015 年発のらのの太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 5

かのか SABL ののからのかののののかのからかのからのののののののらかかのかののののかかののの 6

6 左から瀬本正之学生ポールパボロ辻垣吉川まみ清水のらのののLS.230 のののの行のかの行のかのかかのかのかののののからのかのかのののかかののかららのののかからかのか SABL ののからのかののののかのからかのからのののののののらかかのかののののかかののの 6 月 29 日東京立教大学での講演会ゾンタークミラ ( 立教大学教授 ) 準備してくださったのはゾンタークミラ教授でしたののの 2017 年月 29 6 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

7 7 月 1 日浜松遠州の森でポールパボロさん熱帯林の保護を呼びかける NPO 法人雲を耕す会理事長池谷豁の森の森ののの森のかの森のら森ののの212 からのかかのかののの森ののら森のらのの99 年ののののかのの森ら森ののの60ののか雲を耕す会の方々と池川邸の庭で太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 7

8 かの年の年 40 ののの森ののの 100 年のか森から発の森からかのの森ののののらの森かの森ののののらののらかののらのかか岩本ひかりのの森の 7 月 2 日名古屋名古屋中村教会での集会パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会名古屋支部池田光司月か森ののら年森のかの 15の発のの岩本和則牧師のらのかららのの辻垣さんが国産材の伝統工法で建てた名古屋教会に現地の大工を連れてきたいと感動するポールパボロさん 8 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

かからコンクリートパネル ( 合板 ) にセメントを注ぐ工事現場の写真を撮るポールさんのらの 20 年の

4 日広島台風一過暑い日差しの広島観音町教会での講演会山口裕子ののののからのかの森のの

9 7 月 3 日京都散策清水靖子のののののののの上賀茂神社の境内の小さな社の前でその木組みと屋根の曲線美に惚れ込んだポールさん村での建築の参考にしたいと語るのの森ののらのかからコンクリートパネル ( 合板 ) にセメントを注ぐ工事現場の写真を撮るポールさんのらの 20 年のの美しい和服姿に目も向けず社寺の建築と木組みに感動するポールさん年らの森のののからのから 7 月 4 日広島台風一過暑い日差しの広島観音町教会での講演会山口裕子ののののからのかの森ののかのの11 ののからのかからののの行のの平ののかの太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 9

10 7 月 5 日岡山ポールパボロさんとの出逢いそして誓いカトリック岡山教会平和共生委員会鈴木實の新幹線の見える窓際で山口裕子さんとのの 20 年のの 10 年ののからららののらから 2017 年月 20 年のらの主催者の角山直子さん ( 清水の隣 ) と原発核問題に長年取り組んでおられる方々の森ののののの森行ののの行のののの月原爆ドームの前で説明を聞いて呆然とするポールさんのののの行のらの行のののらのかのらののののの発のの洋のカトリック岡山教会にて集会後に 10 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

11 かからかのののののののららのののののののらららかののの 7 月 6 日大阪関西学院大学の階段教室で大勢の学生に講演山本俊正 ( 関西学院大学教授 ) 太平洋平のら 2017 年月からのののののののののの森のか年らの森ののか森のの森ののののの森のののからのののの森のののの森のから 7 月 7 日大阪アジアでの熱帯雨林を守る活動で有名なウータン森と生活を考える会で講演会西岡良夫石崎雄一郎ののら西岡良夫らの森 99 年の発年 85% ら太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 11

のらののかののらののかのののののの 7 月 9 日東京ニコラバレ修道院報告会倉川秀明ウータン森と生活を考える会

12 のの行発のの森のの発らの森発の発発の発森らの 2030 年森の 2015 年か森のか森石崎雄一郎のの森ののののらのののからの森ののの森ののののからののかののらのかのかのかののらののかののらののかのののののの 7 月 9 日東京ニコラバレ修道院報告会倉川秀明ウータン森と生活を考える会の集会にて月のの行のののかのからののらのののからのらののら 12 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

13 のの森の森ののの行のののからののの発のの行のかのの森らのの森かのの報告会を終えてニコラバレ修道院の前でポールパボロさんのポマタ地域の最新情報清水靖子の2016 年のから行か SABL 99 年のの SABLののののののの発年ののらかSABL のののかのFacebookののからのののから手製製材木で村人の収入のために尽力するポールパボロさん ( ポールさんのフェイスブックから ) 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 13

現地報告 2017 年 1 月 8 日 22 日ニューアイルランド島ニューブリテン島ワイド湾への凸凹道中と調査日記翻弄されたボートの旅あり伐採企業宿舎に 4 泊しての見聞あり森林認証制度と植林で名を売りながら天然林を伐っている日系企業の現状あり川のワニをしとめた子どもたちの武勇伝あり企業に拘束されても森を守る抵抗をつづけるリーダーの涙にほろっとした日の記録等々を

14 現地報告 2017 年 1 月 8 日 22 日ニューアイルランド島ニューブリテン島ワイド湾への凸凹道中と調査日記翻弄されたボートの旅あり伐採企業宿舎に 4 泊しての見聞あり森林認証制度と植林で名を売りながら天然林を伐っている日系企業の現状あり川のワニをしとめた子どもたちの武勇伝あり企業に拘束されても森を守る抵抗をつづけるリーダーの涙にほろっとした日の記録等々を皆さまにお届けします清水靖子 1 月 9 日からら 3000km 2 12 のら350 のから2379 のかのからのの森ののののの 1200 km 2 のの行行のからののののののの行の岡山教会の支援プロジェクトに加わっての旅 ( 右端が主催者の後藤正志神父 ) のののの森 1994 年の森 1997 年 1970 年から80 年ののかのからのの年ののからの 14 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

15 1 月 10 日 1000 ののののからのののの行ののののアンブロイズ司教と後藤神父 1 月 11 日ののの海辺の土曜マーケット太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 15

16 らら Yasuko かかの森のかららの行行のののののからのののののらのの森のののから森のオイルパームの実 ( 工場で絞ってやし油にする ) 内陸までオイルパームが覆う古いオイルパームプランテーションを裸地にし再度苗を植えている ( 森のジェノサイド ) 16 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

Awareness Seacology の 2007 年からSABL の行かのの

17 ののののらかのののらののらかののののらののかかのかららら行か 1 月 12 日 ( 日 ) 闘うリーダーのジョンアイニさんにインタビュークイラの木を植えないと水も森も回復できないから20のの 1964 年 1980 年かららのの 1993 年 Ailan Awareness Seacology の 2007 年からSABL の行かのの盛り土の上に見えるのが私たちのワゴン車右手が崩壊した橋太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 17

のらのか月 2015 年 Global Witness の NGO のののSABL の行ののら 75 SABL

18 クイラの苗を人々に配りつづけるジョンアイニさん行 2016 年の行 SABL 行森ののののかのらのアイニさんの自宅クイラの木が地下水を呼び風を呼ぶの 2012 年 Seacology のの 2013 年からら月のらのか月 2015 年 Global Witness の NGO のののSABL の行ののら 75 SABL 森 25 の森のら useless らののの森ののからのNGO 18 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

19 ののからのららの森からららの森のののらののののかのののののののののののののかののららのののののののののらかのののか 1 月 13 日早朝の行のののか行ののの行ののの 13からののから月ののかのののののの Yasuko か行の See you again のらのの TZEN のののののののののか TZEN のののの TZENののののののかからの TZENニューギニー社は2006 年に設立 2016 年には 2 万ヘクタールの獲得を目指すと資料は記す関連工場として TZEN プランテーション社のパーム油製造工太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 19

20 場 ( 東ニューブリテンパーム油社の支部 ) がトル内陸部にある 2016 年の同社の丸太輸出は45347 立方メートルであることも記録されている ( 政府 Timber Digest) パーム油の輸出は年間 2 万トンとのことらかかのののの TZEN ののののののののののらのののからのOK のののの OK ののからのかのからの 2 月 14 日のの行 TZEN ののの行のからのののの 5000 の年年太の太年ののらの太の Timber Digestのののかかののののからのの太の平のののの森からののののアンゲウカ村にてオープンベイティンバー社について聞き取りをするのののの 10ののののの 15 年の 40 年ののか森ら 1971 年から2004 年ののの Royalty かのらのからの月のの 10 12らのののの 20 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

21 川べり皆伐のユーカリ植林旱魃の火災ゆえか立ち枯れて放置されていた放置されたユーカリはあちこちに見られた伐採された丸太運搬車とすれ違うオープンベイティンバー社の建設したサブマリン橋 2004 年のからの太かからのの TRP Timber Right Purchase からの太ののの太のの 2016 年のTimber Digest3000 の太からのののらのかののののののののかののののか行かかららかののの太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 21

のかの!! か森の行のかららティンバー社の操業停止は日本企業の投資もODAもやめにするとの外交的な圧力を使った 1980 年には再度オープンベイ林業開発の名で6 億 7800 万円を同社が受け同社のためのユーカリ植林道路橋梁のインフラストラクチャーの開発に使用されたその結果 1983 年に同社に伐採暫定許可が与えられ操業が続けられることになった

万立方メートルを伐採する契約だったその広大な土地の原生林伐採を行って丸太輸出伐採後の一部ユーカリ植林を開始 2007 年以後住友銀行グループ傘下住友林業が株式の100% を所有 2011 年の同社ニュースリリースによると 8 月現在 1 万 3692ヘクタールの植林地で持続可能な山林事業を行い 1 万 1770ヘクタールで FSC(Forest Stewardship Council)

22 のかの!! か森の行のかららティンバー社の操業停止は日本企業の投資もODAもやめにするとの外交的な圧力を使った 1980 年には再度オープンベイ林業開発の名で6 億 7800 万円を同社が受け同社のためのユーカリ植林道路橋梁のインフラストラクチャーの開発に使用されたその結果 1983 年に同社に伐採暫定許可が与えられ操業が続けられることになった日本のODAがこうして日本の伐採企業のために使われたのであった ( 宮内泰介清水靖子共著開発協力という名の熱帯雨林伐採ニッポンのODA 学陽書房より) TZEN 奥地の谷の大ワニを仕留めた子どもたちの笑顔注 : オープンベイティンバー社について晃和木材株式会社が1971 年に設立 1973 年に伐採権取得当初は約 18 万ヘクタールの土地から約 12 万立方メートルを伐採する契約だったその広大な土地の原生林伐採を行って丸太輸出伐採後の一部ユーカリ植林を開始 2007 年以後住友銀行グループ傘下住友林業が株式の100% を所有 2011 年の同社ニュースリリースによると 8 月現在 1 万 3692ヘクタールの植林地で持続可能な山林事業を行い 1 万 1770ヘクタールで FSC(Forest Stewardship Council) の認証を取得したとのことである植林木の輸出を行っている 2015 年には晃和木材株式会社は解散しオープンベイティンバー社は直接住友林業株式会社の海外事業本部下に移転した輸出先はベトナムの合板工場その他でそこから欧米に家具などの製品として輸出を行っている 1 月 15 日ロン村のアルフォンスとの再会の日の行らのののののの 10 のらかのからから2016 年月月年のののの日本の ODA 開発投融資をめぐる日本政府との癒着オープンベイティンバー社への1979 年のJICAによる開発投融資約 6 億円によって同社の製材工場が建設された 1979 年にはその製材工場は火災により焼失保険金がJICAへの返済の一部に当てられた以後製材工場は建てられることはなかった約束のベニア工場チップ工場も建てられることはなかったパプアニューギニア政府の森林大臣はオープンベイティンバー社の操業を停止させるべきであると主張オープンベイティンバー社は外交的な圧力を使いオープンベイメヴェロ川の河口で魚をとって暮らす父親を助ける幼い子どもたち 22 太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

23 ののののの森 1997 年 42 のかのののののらのののアルフォンスさん 74 歳 1 月 16 日宿舎での最後の夕方 TZEN ののののから行ののかからの 1 月 17 日ラバウルへ帰る日ののののののら発のののからのののののからら行のら発ののの平のからのか発のからの行のののののの森ののののののののからのか 1 月日の行のかららののの太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39 23

pdf http://www.greenpeace.org/australia/pagefiles/441577/up_for_grabs.

24 現地最新情報コリンウッド湾の地主たちの成功事例から3000 のののかのののかのの森年のから 2014 年 SABL 年 2016 年の森からの発の 2017 年の月森の森森発行森からのの2017 年 12 月 15 のからのののの森ののSABL の行らのからのののののempowerment 森 ( SABL 地域についての詳細の資料は Final%20Report.pdf 年会費カンパ受付東京の森 2018 年月月 3000 DVD 調査報告の動画 1200 円 ( 送料込み ) を販売しておりますホームページパプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会ニューズレター太平洋の森から第 39 号発行の森太平洋の森から 2018 年 1 月発行 No.39

『太平洋の森から』2017年5月発行 No.38

『太平洋の森から』2017年5月発行 No.38 パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会ニューズレター太平洋の森から 2017 年 5 月発行 No. 38 ニューブリテン島南岸の原生林を守るポールパボロさん来日特集号ニューブリテン島ナカナイ山系の樹海からほとばしる湧水群地球最後の熱帯雨林の村々の豊饒な暮らしゆったりと流れ出るレナ河の河口近くにポールパボロさんの住むムー村がある人口は約 350 人ほどの小さな村である今回の特集号は