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1 特定小電力無線局 315MHz 帯テレメータ用 テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備 標準規格 ARIB STD-T 版の概要

2 本標準規格は 特定小電力無線局 315MHz 帯テレメータ用 テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備 について策定されたものである 概要本標準規格は 電波法施行規則第 6 条に規定される特定小電力無線局のうち 電波を利用して遠隔地点における測定器の測定結果を自動的に表示し 又は記録するためのテレメータ用 電波を利用して遠隔地点における装置の機能を始動 変更又は終止させることを目的とする信号の伝送を行うテレコントロール用及び主に符号によって処理される 又は処理された情報の伝送交換を行うデータ伝送用無線設備であって 315MHz 帯の周波数の電波を使用する無線設備について規定したものである 本標準規格が規定する無線設備を含む無線局の主用途としては タイヤバースト防止等 自動車の走行の安全性を確保するため タイヤ内の空気圧情報を運転者へ通報するタイヤ空気圧モニターシステム 自動車のエンジンスイッチ操作やドアロックの開閉等の操作など 利便性及び快適性の向上を図るキーレスエントリーシステムが挙げられる なお 本標準規格が規定する無線設備を含む無線局の伝送情報は 音声 ( 音響を含む ) 以外のものに限るものとする 適用範囲 テレメータ用 テレコントロール用及びデータ伝送用無線局は 図 1に示す無線設備及び付属装置により構成される 本標準規格は 当該無線設備について規定されたものである < 図 1> テレメータ用 テレコントロール用及びデータ伝送用無線局の構成 付属装置 制御装置 混信防止機能 送信時間制限装置 無線設備送信装置 受信装置 適用範囲

3 一般条件 国内周波数分配及びその脚注に基づく無線設備の技術的条件小電力業務用の無線局による 315MHz 帯の使用は 平成 12 年郵政省告示第 746 号第 2 に規定される周波数割当表に従って運用する他の無線局又は受信設備に有害な混信を生じさせてはならず また 他の無線局による有害な混信からの保護を要求してはならない 通信方式デジタル信号を伝送するものであって 単向通信方式 単信方式 複信方式 半複信方式又は同報通信方式であること 通信の内容通信の内容は テレメータ用 テレコントロール用及びデータ伝送用のための信号の伝送を行うものであること 使用周波数 使用周波数帯及び指定周波数帯使用周波数は MHz とする 使用する周波数帯は 312MHz を超え MHz 以下とし 指定周波数帯とする 送信装置項目空中線電力空中線電力の許容偏差発振方式周波数の許容偏差変調方式周波数偏移変調速度符号形式隣接チャンネル漏えい電力占有周波数帯幅の許容値不要発射の強度の許容値送信立ち上がり及び立ち下がり時間 内容 312MHz を超え MHz 以下 250μW 以下 (e.i.r.p) MHz を超え MHz 以下 25μW 以下 (e.i.r.p) +20% 下限規定なし 規定しない 指定周波数帯 (312 を超え MHz 以下 ) 内とする 規定しない 規定しない 規定しない 規定しない 規定しない 1MHz 1GHz 以下のもの 250nW(e.i.r.p.) 以下 帯域幅 :100kHz 以下 1GHz を超えるもの 1μW(e.i.r.p.) 以下 帯域幅 :1MHz 以下 規定しない 受信装置 項目副次的に発する電波等の限度 内容 1GHz 以下のもの4nW(e.i.r.p) 以下 1GHz を超えるもの4nW(e.i.r.p) 以下 e.i.r.p: 等価等方輻射電力 帯域幅 :100kHz 以下 帯域幅 :1MHz 以下

4 制御装置 項目内容主として同一の構内で使用される無線局の無線設備であって 識別符混信防止機能号を自動的に送信し または受信する機能 周期的な送信を行わない当該無線設備 1 回の送信時間を 5 秒以内とする機能を有すること ただし 手動により送信を行う場合は 1 回の送信時間を 90 秒以内とする機能を有すること 送信時間制限装置周期的な送信を行う当該無線設備 1 回の送信時間が 1 秒を超えず 送信休止時間が 10 秒以上かつ当該送信時間に対し 30 倍以上であって自動で送信を制限する機能を有すること 空中線 空中線はアンテナの意 項 目 内 容 空中線の構造 給電線及び接地装置を有しないものとする 空中線の利得 空中線利得は規定しない その他 項 目 内 容 筐体 無線設備は一つの筐体に収められており かつ 空中線端子を備え ず 容易に開けることができないこと 技術基準適合証明に係る表示 無線設備の見易い箇所に規定された様式の技術基準適合証明に係 る表示を行うこと 付属装置とのインターフェース 無線設備と付属装置とのインターフェースは規定しない 安全性 信頼性 データ通信に冗長性及び誤り検定機能を考慮すること システムの設計及び運用に当たっては 混信 干渉妨害等を十分考 慮すること ( 注 1) 本資料は社団法人電波産業会の 特定小電力無線局 315MHz 帯テレメータ用 テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備標準規格 ARIB STD-T 版 より抜粋しました 詳しくは規格書をご購入の上ご覧ください ( 注 2) 送信時間制限についてはソフトウェアプログラムでの周期以外にも周期性の対象となるものがあります 周期的かどうかについては設計草案時に関係機関に確認される事をお勧めいたします 又その他の事項についても同様に関係機関に確認される事をお勧めいたします

5 STD-T93 付属説明資料 技術基準一覧 試験項目等 内 容 割当周波数又は指定周波数 MHz (312MHz~315.25MHz) () 内は指定周波数帯 占有周波数帯幅の許容値 1MHz 以下 不要発射の強度の許容値 1GHz 以下 :250nW/100kHz 以下 1GHz 超え : 1μW/1MHz 以下 等価等方輻射電力 ( 指定周波数帯を除く ) 空中線電力 312MHz 超え MHz 以下 : 等価等方輻射電力 250μW 以下 超え MHz 以下 : 等価等方輻射電力 25μW 以下 許容偏差上限 :+20% 下限 : 規定なし 副次的に発する電波等の限度 1GHz 以下 :4nW/100kHz 以下 1GHz 超え :4nW/1MHz 以下 等価等方輻射電力 送信時間制御 送信時間 / 送信休止時間 周期的な送信を行わない無線設備 送信時間:5s 以下 手動により送信を行う場合:90s 以下 周期的な送信を行う無線設備 1 回の送信時間 :1s 以下 送信休止時間が送信時間の 30 倍以上かつ 10s 以上 ただし 自動車その他の車両の安全運行のために使用する場 合であって やむを得ない事由が生じた場合は 送信休止時 間は 10s 以上であることを要しない

6 参考資料 1 スペクトルマスク 10 EIRP(dBm) 0-10 空中線電力 -6dBm 空中線電力 -16dBm 不要発射の強度 -36dBm/100kHz 注 : 空中線電力は総電力であって電波の型式により尖頭電力又は平均電力で規定される 占有周波数帯幅に周波数偏差を加えた帯域が 312MHzを超え315.05MHz 以下の場合 等価等方輻射電力 250μW 以下 ただし 占有周波数帯幅に周波数偏差を加えた帯域が指定周波数帯 ( 312MHz 超え315.25MHz ) 内であること 不要発射の強度 -36dBm/100kHz -50 副次的に発する電波等の限度 ( 受信装置 ) -54dBm/100kHz (MHz) 10 EIRP(dBm) dBm/100kHz -54dBm/100kHz 不要発射の強度 -30dBm/MHz 副次的に発する電波等の限度 ( 受信装置 ) -54dBm/MHz ,000 (MHz) 10,000 図 1 2 空中線電力 不要発射の強度及び副次的に発する電波等の限度

7 参考資料 2 送信時間制限等 図 3 送信時間 / 送信休止時間のイメージ ( 例 ) 1 周期的な送信を行わない無線設備送信時間 :5s 以下 ただし手動により送信する場合は 90s 以下 送信休止時間は定められていない ( 1) 2 周期的な送信を行う無線設備送信時間 :1 回の送信時間 1s 以下 送信休止時間が送信時間の 30 倍以上かつ 10s 以上 3 周期的な送信を行う無線設備送信時間 :1 回の送信時間 0.33s 以下 送信休止時間 10s 以上 1: 送信休止時間は定められていないが 送信時間経過後必ず停波 ( 送信を休止 ) する必要があり 手動操作又は外部 ( 自無線設備以外 ) からの起動信号がない限り送信を開始しないこと 自無線設備内の起動信号による場合は 周期的な送信を行う無線設備 の送信休止時間を満足すること

8 1s 以下 送信時間の 30 倍以上かつ 10s 以上 4 10 パルス 10 パルス 100ms 10パルス ( 1000ms ) 10パルス ( 910ms ) 0.91s 30=27.3s 以上 10ms 0.33s 以下 5 10s 以上 図 4 送信時間 / 送信休止時間のイメージ ( 例 ) 4 周期的な送信を行う無線設備 ( 複数バーストで構成される場合の例 ) 送信時間 :1 回の送信時間 1s 以下 複数のバーストで構成される場合 最初のバーストから最後のバーストまでの時間を送信時間として測定し 1s 以下であることを確認する この場合 0.91s となる 送信休止時間 : 送信時間の 30 倍かつ 10s 以上 送信時間が 0.91s であるため 送信休止時間は 27.3s 以上必要となる 10ms 10=0.1s を送信時間として 送信時間を 10s 以上で良いとすることはできない 電波を発射している時間 ( バースト時間 ) のみを送信時間とすると 電波を発射していない時間は送信休止時間となるため5のように 1 バースト毎に 10s 以上の送信休止時間が必要となる 注 : この考え方は 本無線設備のみ限定して適用されるものである 空中線電力 : 電波の形式毎に尖頭電力又は 平均電力が適用される 平均電力は電波を発射している時間の平均電力であるため 参考図 4 4の例では 10ms バースト内の平均電力である

9 周期的な送信を行う? Yes No 1 回の送信時間は0.33s 以下? 手動で送信を行う? Yes No Yes No 3 周期的な送信を行う無線設備 1 回の送信時間 : 0.33s 以下送信休止時間 : 10s 以上 2 周期的な送信を行う無線設備 1 回の送信時間 : 0.33s 以下送信休止時間 : 送信時間の30 倍以上かつ10s 以上 1 周期的な送信を行わない無線設備送信時間 : 90s 以下 1 周期的な送信を行わない無線設備送信時間 : 5s 以下 図 5 送信時間の判断 送信時間制限についてはソフトウェアプログラムでの周期以外にも周期性の対象となるものがあります 周期的かどうかについては設計草案時に関係機関に確認される事をお勧めいたします 又その他の事項についても同様に関係機関に確認される事をお勧めいたします ( 注 1) 本付属説明資料は財団法人テレコムエンジニアリングセンター (TELEC) の測定規格 テレメーター用 テレコントロール用及びデータ伝送用特定小電力無線局に使用するための無線設備 (315MHz 帯 )( テレメーター用 テレコントロール用及びデータ伝送用特定小電力機器 (315MHz 帯 ) の特性試験方法 ) TELEC-T244( 第 2.0 版 ) より抜粋しました 詳しくは上記資料をご覧ください

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