スライド 1

Size: px
Start display at page:

Download "スライド 1"

Transcription

1 養殖業の経営力強化について 平成 25 年 4 月水産庁 1

2 2

3 Ⅰ 経営対策の改善方向 3

4 養殖業に係る漁業共済制度 4

5 1-1 漁業災害補償制度の概要 漁業災害補償制度は 漁業災害補償法 ( 昭和 39 年法律第 158 号 ) に基づき 漁獲金額が不漁等により減尐した場合の損失など 中小漁業者が異常の事象又は不慮の事故によって受ける損失を補塡することにより 漁業再生産の確保と漁業経営の安定に資することを目的 漁業者の被る損害を国が直接救済するのではなく 中小漁業者の相互救済の精神に基づき 保険の仕組みを活用して行う共済事業 漁業共済の種類及び内容 漁獲共済養殖共済特定養殖共済漁業施設共済 漁船漁業 定置漁業及び一部の採貝 採藻業を対象とし 不漁等を原因とする漁獲金額の減尐 (PQ の減 ) による損失 ( 操業経費相当分の一部 ) を補償 収穫高保険方式 いわゆる PQ 保険方式 一部の魚類 貝類養殖業を対象とし 養殖水産動植物の死亡 流失等 (Q の減 ) による損害 ( 養殖経費相当分の一部 ) を補償 物損保険方式 のりやほたて等の特定の藻類 貝類等の養殖業を対象とし 品質低下等を原因とする生産金額の減尐 (PQ の減 ) による損失 ( 養殖経費相当分の一部 ) を補償 人為的要因による減収を排除するため 生産数量が一定量に達しない場合に限る 収穫高保険方式 いわゆる PQ 保険方式 養殖施設又は定置網等の漁具を対象とし その供用中の損壊等による損害を補償 物損保険方式 収穫高保険方式 被共済者の共済責任期間中の生産金額 (PQ) が 過去の生産実績等をもとに定められる補償水準に達しない場合に 減収分のうち経費相当分の一部を補償する保険方式 物損保険方式 被共済者が損害を被った数量 (Q) に 単位当たり共済価額を乗じて得た金額を補償する保険方式 5

6 1 ー 2 漁業共済の対象 漁業共済は 漁船漁業 定置漁業 養殖業 養殖施設 漁具等を幅広く対象 漁業共済の対象とするために必要な要素としては 妥当な掛金水準での保険設計が可能な母集団の確保や漁協共販体制等による客観的な尾数把握や損害査定が可能であること等 種類方式対象 漁獲共済 収穫高保険方式 第 1 号漁業 採貝 採藻業( あわび わかめ こんぶ てんぐさ ) 第 2 号漁業 漁船漁業 定置漁業 養殖共済 物損保険方式 かき養殖業 1 2 年貝真珠養殖業 1~3 年魚はまち養殖業 1~3 年魚たい養殖業 さけ ます養殖業 2 3 年魚ふぐ養殖業 1~3 年魚かんぱち養殖業 ひらめ養殖業 1~3 年魚すずき養殖業 2 3 年魚ひらまさ養殖業 まあじ養殖業 1~3 年魚しまあじ養殖業 2~4 年魚まはた養殖業 すぎ養殖業 まさば養殖業 2~4 年魚くろまぐろ養殖業 2~4 年魚めばる養殖業 かわはぎ養殖業 特定養殖共済 収穫高保険方式 のり等 ( のり もずく ) 養殖業 わかめ養殖業 こんぶ養殖業 真珠母貝養殖業 ほたて貝等 ( ほたて貝 とり貝 えぞいしかげ貝 ひおうぎ貝 ) 養殖業 特定かき養殖業 くるまえび養殖業 うに養殖業 ほや養殖業 漁業施設共済 物損保険方式 浮流し式養殖施設 はえ縄式養殖施設 くい打ち式養殖施設 いかだ 網いけす 定置網 まき網 漁業共済の対象とするために必要な要素 下線部は 平成 24 年度に新たに追加したもの 漁業者から共済加入のニーズがあること 十分な母集団の確保 ( 漁業者数 生産額 ) 養殖技術の確立等により妥当な掛金水準での保険設計が可能であること 漁協共販体制等による客観的な漁獲金額 尾数把握や損害査定ができること等 6

7 1-3 漁業共済における支払の概念図 漁獲共済 ( 収穫高保険方式 ) と養殖共済 ( 物損保険方式 ) の場合における支払の概念図は以下のとおり 漁獲共済及び特定養殖共済収穫高保険方式 (PQ 方式 ) 養殖共済物損保険方式 1,000 万円 800 万円 500 万円 一般釣り漁業漁獲金額 1,000 万円 (5 中 3 平均 ) 個々の加入者の平均的な収入 (5 中 3 平均 ) を補償 80% 50% 不漁等 養殖業 (2 年魚はまち ) Ⅰ. 共済価額 : 3,700 円 (1 尾 ) Ⅱ. 生産量 :20,000 尾 (102 トン ) 7,400 万円 (Ⅰ Ⅱ) 3,700 万円 養殖に必要な標準的な経費を補償 50% 死亡 滅失等 0 万円 0 万円 漁獲金額 (PQ) が 50% に減収した場合 50% の損害 (Q) が発生した場合 事故額 : 800 万円 万円 = 300 万円 事故額 : 3,700 円 10,000 尾 = 3,700 万円 実際に支払われる共済金は 契約割合 塡補方式等により異なる 7

8 1-4 漁業共済に関する要望について ポイント 追加要望魚種 現行対象魚種以外の海面養殖 : くえ いさき あわび 1 年魚くろまぐろ 1 年魚ふぐ 4 年魚たい 4 年魚しまあじ陸上養殖 : 陸上ひらめ うなぎ 共済対象とする場合の問題点 課題点 現行対象魚種以外の海面養殖 ( くえ等 ) 母集団が小さいものがあること ( 漁業者数 生産額 ) 死亡リスクが高いものがあること 陸上ひらめ養殖 自然災害よりも循環ポンプやボイラーの故障など管理の失敗による人為的事故が多いこと 漁協未加入の漁業者が存在したり 漁協の体制が不十分であるなど 損害査定が適切にできない可能性があること うなぎ養殖 自然災害よりも循環ポンプやボイラーの故障など管理の失敗による人為的事故が多いこと シラスウナギは魚体が極めて小さく また 養殖池が濁っているため 尾数把握が困難であること 漁協未加入の漁業者が存在したり 漁協の体制が不十分であるなど 損害査定が適切にできない可能性があること 対象魚種については これまで 漁業共済の対象とするために必要な要素を満たすことにより 保険設計が可能なものであるということを基本的な考え方として 順次追加してきたところであるが 要望に対する対応方法を検討する場合の論点は次ページのとおり 8

9 漁業共済の見直し 追加要望魚種 現行対象魚種以外の海面養殖 : くえ いさき あわび 1 年魚くろまぐろ 1 年魚ふぐ 4 年魚たい 4 年魚しまあじ陸上養殖 : 陸上ひらめ うなぎ 検討事項等 漁業共済の対象追加要望魚種については 漁業共済の対象とするために必要な要素を満たすかどうか検証する 1 漁業者から共済加入のニーズがあること 2 妥当な掛金水準での保険設計が可能であること 十分な母集団の確保については その水準をどう見るべきか ( 北海道で 5 億円規模のうに養殖を加えた例あり ) 死亡リスクを十分小さくするような養殖技術が確立されているかどうか 自然災害と自然災害以外の事故がどの程度あるのか 保険設計上必須である 5~10 年程度の損害状況等の情報が入手できるかどうか 3 客観的な漁獲金額 尾数把握や損害査定ができること 尾数把握が技術的に可能かどうか 損害査定上 モラルハザード防止のための第三者の立会いや漁業共済組合の代理としての損害の現場確認などで漁協の協力体制が確保できるかどうか ( 現行制度上 上記の理由により 漁業者が漁業共済組合の組合員たる漁協の構成員となることを要件としている ) 特に陸上養殖については 私有地内の屋内であるため モラルハザード防止をどう考えるか 漁業共済組合の存在しない地域についてはどのように考えるか 4 その他 現行制度上 養殖共済については 公共水面を一体的 集団的に利用していることから 損害の付替え等のモラルリスク防止の観点から 地域ごとに全員で加入する義務を課すことと併せて国庫補助を実施 しかしながら 陸上養殖は こうした実態がないことから この養殖共済の仕組みがそのままでは馴染まない これらの検証 調査を早急に実施し 対象追加要望魚種を漁業共済の対象とすることが可能か否かについて 可能なものは平成 25 年度中に結論を出すこととし 全ての対象追加要望魚種について遅くとも平成 26 年度中に結論を出す 9

10 養殖業に係る資源管理 収入安定対策 10

11 2-1 資源管理 収入安定対策 ( 積立ぷらす ) の概要 11 国民への水産物の安定供給を図るため 計画的に資源管理に取り組む漁業者を対象に漁業共済の仕組みを活用した資源管理 収入安定対策を実施 漁業共済の対象となっている漁業種類 ( 沿岸 沖合 遠洋漁業 養殖業 ) を対象 資源管理への取組 国 都道府県が作成する 資源管理指針 に基づき 漁業者 ( 団体 ) が休漁 漁獲量制限 漁具制限等の自ら取り組む資源管理措置について記載した資源管理計画を作成し これを確実に実施 養殖の場合 漁場改善の観点から 持続的養殖生産確保法に基づき 漁業協同組合等が作成する漁場改善計画において定める適正養殖可能数量を遵守 漁業収入安定対策の実施 基準収入 ( 注 ) から一定以上の減収が生じた場合 漁業共済 ( 原則 8 割まで ) 積立ぷらす ( 原則 9 割まで ) により減収を補塡 漁業共済 積立ぷらすの仕組みを活用して 資源管理の取組に対する補助を実施 漁業共済掛金の国庫補助は 法に基づく通常の補助 ( 平均 45%) に加えて 本対策により平均 30% の追加補助が上乗せされるため 平均 75% 補助 積立ぷらすの積立金の積立割合は漁業者 1: 国 3 収入安定対策の積立 100% 基準収入 ( 注 ) 基準出荷金額減 収 漁業者 1 漁業共済 国 3 ( 特定養殖 ) で 補塡可能な部分 原則 90% ( 払戻判定金額 ) 原則 80% ( 共済限度額 ) 収入安定対策の補塡範囲 収入安定対策及び漁業共済の支払い 漁獲金額収入安定対策 100% 基準収入 ( 注 ) 基準出荷金額 90% 80% 支払いの有無 a 年 b 年 c 年 d 年 収入安定対策 無 有 無 有 漁業共済 無 無 無 有 漁業共済 ( 特定養殖 ) ( 注 ) 基準収入 : 個々の漁業者の直近 5 年の収入のうち 最大値と最小値を除いた中庸 3 カ年の平均値

12 2-2 資源管理 収入安定対策 ( 積立ぷらす ) における支払の概念図 積立ぷらす ( 漁獲共済 ) と積立ぷらす ( 養殖共済 ) の場合における支払の概念図は以下のとおり 積立ぷらす ( 漁獲共済及び特定養殖共済 ) 積立ぷらす ( 養殖共済 ) 一般釣り漁業漁獲金額 1,000 万円 (5 中 3 平均 ) 個々の加入者の減収 (5 中 3 平均 ) を補償 養殖業 (2 年魚はまち ) 基準出荷金額 : 4,000 万円 ( 価格 5 中 3 平均 ) 地域の出荷価格 (5 中 3 平均 ) の低下分を補償 20,000 尾を養殖している場合で出荷前に 10,000 尾死亡したとき 漁獲金額 (PQ) 1,000 万円 900 万円 800 万円 500 万円 ( 積立ぷらすで補償 ) ( 漁業共済で補償 ) 90% 80% 50% 不漁等 漁業共済による物損補塡部分 積立ぷらすによる補塡部分 出荷金額 (P) 4,000 万円価 3,600 万円 90% 格 ( P ( 積立ぷらすで補償 ) 安 ) 3,200 万円 80% ( 漁業共済で補償 ) 死亡 滅失等 (Q) 0 万円 漁獲金額 (PQ) が 50% に減収した場合 漁業共済による事故額 * : 800 万円 万円 = 300 万円積立ぷらすによる補塡額 : 900 万円 万円 = 100 万円 * 実際に支払われる共済金は 契約割合 塡補方式等により異なる 尾数 (Q) 20,000 尾 50% 10,000 尾 0 円 0 尾 養殖数量 (Q) が 50% 滅失し かつ 出荷金額 (P) が基準出荷金額の 80% に低下した場合 漁業共済による事故額 * : 3,700 円 / 尾 10,000 尾 = 3,700 万円積立ぷらすによる補塡額 : 3,600 万円 - 3,200 万円 = 400 万円 1 基準出荷金額とは 漁場改善計画導入前 (5% の尾数削減前 ) の出荷重量をベースにした出荷金額 2 死亡 滅失等の総重量に係る出荷金額の減尐分は補償対象外 12

13 参考 資源管理 収入安定対策の下支えによる漁場改善の推進 資源管理 収入安定対策導入前 持続的な養殖生産の確保を図るため 持続的養殖生産確保法に基づく漁場改善を推進 漁協等が 漁場改善計画 を策定し 漁場環境の改善の観点から水質の改善などの目標を設定し 必要に応じて過密養殖の是正等の手段を通じた養殖漁場の改善を推進 引き続き漁場環境の改善を進めることが必要 新たな養殖漁場の改善に向けた取組み より効果的な漁場環境改善の手段として 漁場改善計画において 適正養殖可能数量 を設定 遵守 漁場改善の取組を下支えするための漁業共済 積立ぷらすにより支援 13

14 参考 適正養殖可能数量の設定方法 1 平成 18 年から 22 年までの 5 年間の種苗投入数量等の最大値と最小値を除いた中庸 3 年間の平均 ( 5 中 3 ) を基準値とし 基準値を 5% 以上下回る数量 2 基準値が平成 8 年から 12 年までの 5 中 3 を 10% 以上下回っている場合は 基準値 3 こんぶ わかめ養殖については 1 を実施しないことによって得られる利益に相当する費用を負担し ウニ アワビ食害対策を実施するときは 平成 22 年の実績値とすることも可 1 の場合 基準値 : 平成 18 年から 22 年までの5 中 3 5% 以上適正養殖可能数量 2の場合平成 8 年から12 年までの5 中 3 10% 以上基準値 = 適正養殖可能数量 3 の場合 コンブ ワカメの生産により得られる利益に相当する費用を負担 未達分 基準値 平成 22 年度の実績値 = 適正養殖可能数量 基準値の 95% 注 ) 貝類養殖については 稚貝数 付着器数を 藻類養殖については 種苗糸の長さ 網数を適正養殖可能数量として設定することも可 14

15 参考 適正養殖可能数量の遵守の履行確認 履行確認の方法 対策の支援措置を受けるためには履行確認を受ける必要 漁場改善計画の対象漁場内に投入した種苗の数量又は施設数の実績が適正養殖可能数量の範囲内となっているかどうかにより判定 養殖業者は 適正養殖可能数量の遵守を示す資料を提出する必要 ( 例 ) 漁場全体で適正養殖可能数量を設定する場合 魚類養殖については 養殖業者は 共済加入時毎に種苗購入記録 毎年度末を目途に養殖日誌 出荷記録 ワクチン接種記録等を漁協に提出 貝類 藻類養殖については 共済加入時毎に設置した施設数のわかる資料 毎共済契約年度末を目途に 養殖日誌 写真等を漁協に提出 履行確認に必要な資料養殖生産に関する記録や関連する写真 ( 例 ) 養殖日誌 写真 出荷記録 漁協は 養殖業者の提出した資料をとりまとめ 資源管理協議会は 漁協等がとりまとめた資料と必要に応じて現地確認により履行確認 資源管理協議会 履行確認 漁協 ( 資料とりまとめ ) 資料 種苗購入記録 ワクチン接種記録 養殖業者 15

16 養殖業の収入安定対策の見直し 1 養殖版積立ぷらすの改善 標準出荷価格における下限値の導入 ( 例えば 前年の標準出荷価格の95% を下限値 ) 検討事項等 漁獲共済及び特定養殖共済については 共済制度上 4 年間の契約を1セットとする継続申込特約により加入している場合 そのメリット措置として 補塡水準となる共済限度額 (5 中 3 平均 ) を前年の共済限度額の一定の範囲内 ( 下限は0.9 上限は1.3) とする激変緩和措置がある また 漁獲及び特定養殖の積立ぷらすの補塡水準についても 共済の激変緩和措置に連動し 継続申込特約により共済に加入している場合 基準収入額が前年の基準収入額の一定の範囲内 ( 下限は 0.9 上限は 1.3) となっている 一方 養殖の積立ぷらすの補塡水準となる標準出荷価格 ( 県ごとの地域平均価格の 5 中 3 平均 ) については 漁獲共済のような激変緩和措置が行われる仕組みとなっていない この場合 地域の標準的な出荷価格について 個人へのメリット措置である漁獲共済等の激変緩和措置と同等の措置を適用できるか メリット措置としてではなく 地域の標準的な出荷価格の激変緩和の観点から措置を講じるとした場合 県ごとの地域平均価格をもとに 更に 5 中 3 平均値をとることによって算定された標準出荷価格について 更に激変緩和することの妥当性をどのように説明するのか メリット措置ではない激減緩和措置であるならば 下限に加え 同じ割合で上限を設定すべきではないか 漁獲共済等の激変緩和措置は下限 0.9 である一方で 要望の例示にある下限 0.95 については根拠をどう考えるか 漁獲共済及び特定養殖共済の場合基準収入 共済限度額 ( 積立ぷらすで補償 ) ( 漁業共済で補償 ) 不漁等 100% 80% 共済限度額が 80% に減尐 90% 基準収入 共済限度額 継続申込特約の場合 90% で下支え 継続申込特約がある場合 ( 積立ぷらすで補償 ) ( 漁業共済で補償 ) 不漁等 継続申込特約がない場合 ( 積立ぷらすで補償 ) ( 漁業共済で補償 ) 1 年目 2 年目 16

17 養殖業の収入安定対策の見直し 2-1 加入要件の改善 魚種別適正養殖可能数量等については これまでの漁場を維持管理してきた漁場改善の取組や今後の取組を考慮 検討事項等 無給餌養殖 資源管理 収入安定対策は 漁業者が 計画的に漁場改善計画等に取り組む場合に 収入の減尐や掛かり増し経費が発生することから その負担を軽減するために支援を行うもの 現在 漁場改善計画において 近年の実績から 5% 以上下回る数量を適正養殖可能数量として定めることを条件 無給餌養殖については 漁場の環境条件に対して過大な数量を養殖すれば 生育悪化等の問題を生じるが 適正な範囲であれば 水質の浄化等のメリット このため 5% の数量削減のほかに 環境収容力に応じた数量の養殖を行う場合も加入できるようにすることが要望されている この場合 環境収容力に応じた数量の設定をどのように行うのかといった技術的な課題もさることながら 1 環境収容力に応じた数量の養殖を行う場合には 適正養殖可能数量が従前と同じであったり かえって増加する場合も想定されるがこのようなケースも加入要件として認めるのか その理由は何か 2 その場合 収入が増加することも想定されるが そのようなケースも支援の対象とするのか 3 給餌養殖についても当該要件を適用するか否か といった課題について どのように考えるべきか サロマ湖のホタテガイ養殖の事例 17

18 養殖業の収入安定対策の見直し 2-2 加入要件の改善 魚種別適正養殖可能数量等については これまでの漁場を維持管理してきた漁場改善の取組や今後の取組を考慮 検討事項等 給餌養殖 資源管理 収入安定対策は 漁業者が 計画的に漁場改善計画等に取り組む場合に 収入の減尐や掛かり増し経費が発生することから その負担を軽減するために支援を行うもの 現在 漁場改善計画において 近年の実績から 5% 以上下回る数量を適正養殖可能数量として定めることを条件 これは 漁場への負荷が避けられない給餌養殖において 環境負荷の軽減が全国的な課題であることを踏またもの このような観点から 餌料を生餌から配合飼料 ( ペレット ) に転換する場合は 環境負荷の軽減が期待できることから 代替要件の候補と考えられる この場合 1 例えば 現状の生餌の使用量をどの程度配合餌料に転換すれば 5% の数量削減と同等の負荷軽減効果があると評価できるか 2 既に転換を進めている者とそうでない者の間で不公平が生じるのではないか 3 配合餌料への転換は 収入の減尐や掛かり増し経費の発生に繋がるとは限らないにもかかわらず支援の対象とするのか といった課題についてどのように考えるべきか 一方 天然の資源水準の減尐が懸念されている魚種については 人工種苗の活用により 天然資源の保護効果が期待できる この場合 1 例えば クロマグロ養殖については 現状の天然種苗をどの程度人工種苗に切り替えれば 5% の削減と同等の公益性があると評価できるか また 親魚や人工種苗の放流により 天然資源の造成に寄与しようとする場合 どの程度放流すれば 5% の削減と同等の公益性があると評価できるか 2 既に人工種苗への切り替えを進めている者とそうでない者の間で不公平が生じるのではないか 3 人工種苗への転換は 収入の減尐や掛かり増し経費の発生に繋がるとは限らないにもかかわらず支援の対象とするのか といった課題についてどのように考えるべきか 餌料の転換 生餌 種苗の転換 天然種苗 種苗の放流 DP ( ドライペレット ) 人工種苗 18

19 養殖業の収入安定対策の見直し 3 積立ぷらすの補塡の幅を 10% から拡大 検討事項等 積立ぷらすは 種苗投入尾数の 5% 以上削減という漁場環境の改善の取組を減収を恐れずに実施できるように措置しているものであり 補塡幅である 10% は 漁獲 特定養殖 ( 限度額率 0.8 により 補塡されない部分の 1/2 をカバーするものとして設計 ) との横並びをとって設定しているもの 漁獲においては 長期間の休漁等 通常の資源管理と比較してより強度の資源管理措置を行う漁業者の積立ぷらすについては 補塡幅を 10% から 15% に拡大している このため 養殖においても 減収の恐れが高まったり 掛かり増し経費が発生するようなより強度の漁場改善に取り組む場合に 補塡幅を 10% から拡大するという枠組みが考えられないか その場合の強度の取組の要件として どのようなものが考えられるか 例えば 需要に見合った生産を目指して生産量を大幅に削減することにより漁場への負荷を軽減する取組への参加等はどうか 補塡幅を拡大するとしても 養殖業者の自己責任部分がないことによる廉価販売等のモラルハザードを防止する観点から 実質的な払戻判定価格と標準出荷価格との差を尐なくとも 5% 設ける必要があると考えられるがどうか 参考 強度資源管理通常タイプ通常タイプ 100% ( 基準収入 ) 自己負担部分減原則 95% 原則 90% 収 ( 払戻判定金額 ) ( 払戻判定金額 ) 漁業者 1 国 3 漁業共済で 補塡可能な部分 原則 80% ( 共済限度額 ) 積立ぷらすの補塡範囲 強度資源管理タイプ自己負担部分 漁業者国 1 3 漁業共済で補塡可能な部分 当該年の収入額が払戻判定金額 ( 基準収入と共済限度額の中間値 ) を下回った場合に 漁業者 養殖業者の積立金と国費により補塡 積立ぷらすの補塡範囲は 払戻判定金額と当該年の収入額の差額 ( ただし 払戻判定金額と共済限度額の差額が上限 ) ( 強度資源管理タイプについて ) 資源状況や国民経済上の重要性から国が指定する特定の魚種 漁業種類について 強度の資源管理措置に取り組む場合 払戻判定金額を基準収入と通常の払戻判定金額の中間値にまで引き上げ 補塡範囲を拡大 19

20 漁業経営セーフティーネット構築事業 20

21 漁業経営セーフティーネット構築事業 ポイント 漁業者 養殖業者と国の拠出により 燃油価格や配合飼料価格が高騰したときに補塡金を交付し 経営の安定を図る 燃油価格 ( 円 /kl) 140, , ,000 80,000 60,000 40,000 20, 年 8 月 124,600 円 /kl 16 年 8 月 47,900 円 /kl 21 年 4 月 60,100 円 /kl 25 年 1 月 90,100 円 /kl 0 平成 16 年 8 月 平成 18 年 8 月 平成 20 年 8 月 平成 22 年 8 月 平成 24 年 8 月 魚粉輸入価格 ( 円 / トン ) 160, , , ,000 80,000 60,000 40,000 20,000 漁業用燃油の価格推移 配合飼料主原料の魚粉輸入価格の推移 22 年 7 月 153,108 円 / トン 19 年 7 月 16 年 8 月 139,615 円 / トン 80,339 円 / トン 24 年 11 月 125,185 円 / トン 0 平成 16 年 8 月 平成 18 年 8 月 平成 20 年 8 月 平成 22 年 8 月 平成 24 年 8 月 燃油や配合飼料がまた値上がりしたらどうしよう 不安だな 燃油価格や配合飼料価格の高騰に備えて 漁業者と国又は養殖業者と国が資金を積立てます 燃油については原油価格 配合飼料については輸入原料価格が一定の基準を超えて上昇した場合に 漁業者や養殖業者に対し 補塡金が支払われます 補塡基準 23 年度 2 年間平均値 115% 24 年度第 1 四半期 7 中 5 平均値 115% ( 四半期ごとに 115% から 5% ずつ引き下げ ) 24 年度第 4 四半期以降 7 中 5 平均値 100% *7 中 5 平均値 ( 直前 7 年間の価格のうち 高値 1 年分と低値 1 年分を除いた 5 年分の平均値 ) * 配合飼料については 四半期の輸入原料価格が その直前 7 中 5 の輸入原料価格を超えたときに補塡が行われます 補塡単価は 輸入原料価格の値上がり額 と 配合飼料価格の値上がり額 のどちらか低い額です 補塡金の内訳は 漁業者 養殖業者の積立て分と国の積立て分の割合が 1 対 1 となります 価格 = 補塡分 価格高騰の影響を緩和 燃油や配合飼料が値上がりしても安心だね! 21

22 全漁連の要望 ポイント 漁業経営セーフティーネット構築事業における養殖用配合飼料価格安定対策では 輸入原料価格と製品価格による 2 つの指標が補塡発動基準となることから 発動基準が実態に合っておらず加入率が低迷している 本事業への加入促進により 養殖漁家の経営安定に資するためにも 補塡基準の改善を図ること ( 参考 ) 輸入原料価格 = 魚粉の輸入価格 魚粉使用割合 + 魚油の輸入価格 魚油使用割合 ( 魚粉 魚油の輸入価格は財務省貿易統計 使用割合は ( 社 ) 日本養魚飼料協会調べ ) 配合飼料価格は 月毎の平均出荷価格 (( 社 ) 日本養魚飼料協会調べ ) 22

23 現状 本事業の現行の補塡基準は 輸入原料価格で算定された補塡額と配合飼料価格で算定された補塡額のいずれか低い方としている これは 1 本事業は 国内で制御が困難な輸入原料価格の変動の影響を緩和するものであることから 輸入原料価格を補塡基準としつつも 2 魚粉 魚油等の原料が輸入されてから配合飼料に加工され出荷されるまでの間 数ヶ月を要することなどから 輸入原料価格と配合飼料価格の動きは同調していないため 輸入原料価格のみを補塡基準にすると 実際に養殖業者が負担する配合飼料価格が上昇していないのに補塡が発生するケースがあり得ること等に配慮したもの 一方 このように 2 つの基準を併用することによって かえって養殖業者の実際のコスト負担に正確に対応した支援が行われないとの指摘もあるところ 輸入原料と配合飼料の価格動向 輸入原料価格 配合飼料価格 2008 年 4 月 2008 年 10 月 2009 年 4 月 2009 年 10 月 2010 年 4 月 2010 年 10 月 2011 年 4 月 2011 年 10 月 2012 年 4 月 2012 年 10 月 各価格指標による補塡の発生状況 ( 過去 5 年の数値による試算 ) 20,000 配合飼料価格による補填額 15,000 10,000 5,000 輸入原料価格による補填額 2 つの価格による現行基準の補填額 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 23

24 漁業経営セーフティーネット構築事業の見直し 1 改善方策等 輸入原料価格と配合飼料価格の関係を改めて精査したところ 1 輸入原料価格の算定に 7 ヶ月前の魚粉と魚油の輸入価格を用いると 配合飼料と輸入原料の価格の動きがおおむね同調する 2 また それぞれの指標で試算された補塡額を 5 年間程度の期間で比較すると 補塡の総額がおおむね同水準 このため 補塡基準を輸入原料価格 ( 魚粉と魚油を勘案 ) か配合飼料価格のいずれか一方とすることは 検討課題であると考えられる 輸入原料価格として 7 ヶ月前の魚粉と魚油の輸入価格を用いた場合の価格動向 輸入原料価格 配合飼料価格 2008 年 4 月 2008 年 10 月 2009 年 4 月 2009 年 10 月 2010 年 4 月 2010 年 10 月 2011 年 4 月 2011 年 10 月 2012 年 4 月 2012 年 10 月 補塡の発生状況 25,000 20,000 15,000 10,000 配合飼料価格を指標とした場合 輸入原料価格を指標とした場合 (7 ヶ月前の輸入価格使用 ) 配合飼料価格指標 2008~2012 年の補塡額の合計 96,472 円 5, Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 輸入原料価格指標 90,025 円 24

25 見直しの論点 7 ヶ月前の魚粉 魚油の輸入価格を用いて算定した輸入原料価格を指標とする場合 配合飼料価格を指標とする場合 魚粉 魚油の輸入価格は公表値 ( 財務省貿易統計 ) であり 透明性が高い 7 ヶ月後の補塡基準を高い精度で推定できることになることに伴い 様々な問題が生じるおそれ ( 配合飼料価格への影響やモラルハザード等 ) 7 ヶ月の時間差が将来も続くのか検証不能 時間差が変われば 配合飼料価格が高いのに補塡されない 低いのに補塡される といったケースが生じるおそれ 養殖業者の現実の負担に正確に対応して補塡が発生 尐なくとも 毎月の工場出荷量の業界合計値 出荷額の業界合計値および指標となる総平均単価 ( 出荷額業界合計値 / 出荷量業界合計値 ) を公表することにより 事業運営の透明性を確保する必要がある このことにつき 配合飼料メーカーの理解を得る必要がある 25

26 養殖業への融資 保証制度 26

27 養殖業への融資 保証制度 1 ポイント 水産業の特性を踏まえ 漁業経営の近代化と安定化を促進する観点から 国 地方公共団体による財政資金の融通や利子の助成などを措置する融資制度が講じられているところ 現行制度について 養殖業を含む水産業は 経営や信用力の脆弱性 投資の回収期間の長期性等から一般金融にはなじみ難い性格を有している このような水産業の性格を踏まえ 漁業経営の近代化と安定化を促進することを目的として 国又は地方公共団体による財政資金の融通 系統金融機関の貸出に対する利子助成等が行われている 主な制度資金 養殖事業者が養殖施設など新たに設備投資を行う場合や種苗 餌料などの生産資材を購入する場合に必要となる資金 ( 漁業近代化資金 ) 災害や社会経済状況の変化に伴い売上が減尐して資金繰りに支障が出た場合に必要となる低利かつ長期の運転資金 ( 日本政策金融公庫の農林漁業セーフティネット資金 ) 信用保証制度 漁業者の信用力を補い 資金の円滑な融通を図るため 法律に基づく保証機関による信用保証を実施 漁業者が融資について保証を受ける際に通常求められる担保を政策的に限定するなど 漁業の実態を踏まえた政策支援が措置 ( 無保証人型漁業融資の推進 ) 新たな金融手法 :ABL 金融機関による融資の担保は 従来から 不動産担保 が中心であったが 企業が保有する在庫や売掛金などを担保とする 動産 売掛金担保融資 (ABL) も活用されつつある 養殖業においても 一部の金融機関が養殖魚を動産担保として融資する事例も見られる 27

28 養殖業への融資 保証制度 2 主な制度資金 保証事業の内容 項目使途借入条件 ( 借入金利については平成 25 年 4 月 18 日現在 ) 漁業近代化資金 種苗購入費 餌料代等 要件 漁業経営の近代化 借入限度額 養殖業者( 個人 )9 千万円 ( 法人 )1 億 8 千万円 借入金利 0.90% 償還期限 5 年以内 ( 据置 2 年以内 ) 農林漁業セーフティネット資金 ( 日本政策金融公庫 ) 漁業経営維持安定資金 無保証人型漁業融資促進事業 ABL の活用事例 ( 大分県 ) 社会的 経済的な環境の変化や自然災害によって売上げが減尐し資金繰りに支障を来している場合における長期運転資金 中小漁業者の延滞又は固定化した債務の整理 無担保 無保証人型の融資を推進するための保証 要件 前期より売上高が 10% 以上減 又は最近 3 ヶ月の売上高が前期同期を下回っており今後も減尐が見込まれる 借入限度額 6 百万円 ( 年間経営費の 3/12 以内の特認あり ) 借入金利 借入期間に応じ 0.35~0.55% 償還期限 10 年以内 ( 据置 3 年以内 ) 要件 漁業者が漁業経営再建計画を策定し県知事の認定を受ける 借入限度額 養殖業者を主に営む者 4 千万円 借入金利 0.90% 償還期限 原則 10 年以内 ( 特認 15 年以内 据置 3 年以内 ) 要件 中小漁業者等であって 漁業関係資産と生活資産を区分管理できる者 対象資金 保険の対象となる設備資金 運転資金及び漁業経営維持安定資金 保証料率 0.34~1.55%( 各漁業信用基金協会毎に異なる ) 養殖魚を担保とした融資スキーム 海上生け簀において養殖するハマチ マグロを担保物件として融資 (3 億円 ) 養殖事業者 1 融資申込み 4 担保差入 5 融資実行 6 担保情報定期報告 銀行 7 モニタリング 2 担保評価依頼 動産評価の専門会社がハマチ マグロの担保価値を評価 3 担保評価 管理システム等の評価 8 担保評価換え 管理システム等の定期評価 動産評価専門会社 28

29 Ⅱ 養殖業の将来展開の方向 29

30 養殖魚の価格の安定 1 H20 年 1 月 H20 年 1 月 H20 年 1 月 4 月 4 月 4 月 7 月 7 月 7 月 10 月 10 月 10 月 H21 年 1 月 H21 年 1 月 H21 年 1 月 4 月 4 月 4 月 7 月 7 月 7 月 10 月 10 月 10 月 H22 年 1 月 H22 年 1 月 H22 年 1 月 4 月 4 月 4 月 7 月 7 月 7 月 10 月 10 月 10 月 H23 年 1 月 H23 年 1 月 H23 年 1 月 4 月 4 月 4 月 7 月 7 月 7 月 10 月 10 月 10 月 H24 年 1 月 H24 年 1 月 H24 年 1 月 4 月 4 月 4 月 7 月 7 月 7 月 10 月 10 月 10 月 背景 養殖ブリ ( ハマチ ) 養殖魚の価格は 生産量の増減により大きく変動 また 天然魚の豊漁 安価な輸入魚の流通などにより供給過剰となった場合も価格が暴落 ( 円 / キロ ) ( トン ) 1,200 1, 数量単価 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, ( 日経新聞 : 平成 25 年 4 月 24 日より ) 養殖カンパチ ( 円 / キロ ) 1,800 1,600 1,400 1,200 1, 数量 単価 ( トン ) 養殖マダイ ( 円 / キロ ) 1,200 1,000 数量 単価 ( トン ) 2,500 2, ,500 1, 資料 : ( 社 ) 全海水 月刊かん水 ( 各中央卸売市場調べ ) 30

31 養殖魚の価格の安定 2 ~ 事業者自らによる需要に見合った生産 出荷 ~ 対応 資源管理 収入安定対策は 価格の暴落等による経営の悪化の改善に寄与 しかし そもそも 価格の暴落自体を起こりにくくするために 何らかの対応を検討できないか 例えば 事業者自らによる需要に見合った生産 出荷のための取組を検討できないか 養殖魚の価格対策 天然魚の豊漁 天然魚の豊漁 生産 出荷過剰 国産養殖魚の価格の暴落 生産 出荷過剰 国産養殖魚の価格の安定 経営安定 安価な輸入魚の流通 安価な輸入魚の流通 経営安定に寄与 価格の暴落防止 事後の備え 積立ぷらすなど 事前の備え 需要に見合った生産 出荷 31

32 参考 計画的な生産又は出荷の例 1( 米 ) 生産数量目標の提供ルート 主食用米の需給調整に係る施策の変遷 国 従来 現在 需給調整の非参加に対するペナルティ措置 都道府県 主食用米の生産数量目標 需給調整の未達成県の生産数量目標を 達成県に付け替え 廃止 施設整備や制度資金等の各種支援措置 需給調整の達成地域 参加者を優先して支援 廃止 市町村等 水田での主食用米以外の作物作付に対する助成 対象者 対象品目 需給調整の参加者に交付 大豆 小麦等のみ対象 需給調整の参加者 非参加者のいずれにも交付 大豆 小麦等のほか 米 ( 新規需要米等 ) も対象 農業者 主食用米に対する助成 1 米の直接支払交付金 (1.5 万円 /10a) 2 米価変動補填交付金 なし 需給調整の参加者に交付 32

33 参考 計画的な生産又は出荷の例 1( 米 ) 計画等作成主体国 都道府県 市町村 ( 地域農業再生協議会 ) ( 米の生産数量目標の設定 通知 ) 実施方法 根拠 条文 Ⅰ 国が 需要に見合った主食用米の生産を進めていく観点から 1 全国の生産数量目標は 毎年 全国の需要見通しを基本に 需給動向等を踏まえて設定 2 都道府県別の生産数量目標は 各都道府県の需要実績を基本として設定 Ⅱ これを受け 都道府県 市町村等の段階を経て 農業者別の生産数量目標を設定 Ⅲ 農業者は 自らの経営判断で需給調整への参加を決定 ( 従来の強制感を伴うペナルティは廃止 ) 米穀の需給調整実施要領 生産局長通知 第 2 主食用米の生産数量目標の設定 1 全国の需要見通し全国の需要見通しは 確実に需給バランスがとれる水準に設定することとする 2 地域別の生産数量目標 ( 需要量に関する情報 ) (1) 都道府県別の生産数量目標 ( 需要量に関する情報 ) 国から提供される都道府県別の生産数量目標 ( 需要量に関する情報を含む 以下同じ ) については 経営所得安定対策等実施要綱 ( 平成 18 年 7 月 21 日農林水産省省議決定 ) 及び平成 18 年 11 月に策定した米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針 ( 以下 基本指針 という ) において決定されたルールに即しつつ 食料 農業 農村政策審議会の助言の下 農林水産省生産局長 ( 以下 生産局長 という ) が策定し 面積換算値と併せて都道府県知事に提供する (2) 市町村 地域農業再生協議会 認定方針作成者別の生産数量目標都道府県から市町村 市町村から地域農業再生協議会 地域農業再生協議会から認定方針作成者 ( 食糧法第 5 条第 1 項に基づき 農林水産大臣の認定を受けた生産調整方針 ( 以下 認定方針 という ) を作成した生産出荷団体等をいう 以下同じ ) への生産数量目標の情報提供に当たっても 面積換算値を提示する 3 ( 略 ) 4 生産数量目標等の決定認定方針作成者は 地域農業再生協議会の代表者から提供された生産数量目標の範囲内で 自らの生産数量目標及び面積換算値 ( 以下 生産数量目標等 という ) を決定するとともに 地域農業再生協議会で設定された配分ルールに則して 自らの認定方針に参加する農業者 ( 以下 方針参加農業者 という ) 別の生産数量目標等を決定し 方針参加農業者に通知する 33

34 参考 計画的な生産又は出荷の例 2( 野菜 ) 需要及び供給の見通し ( 国 ) ( 概ね 5 年ごとに策定 ) 需給ガイドライン ( 国 ) ( 毎年 6 月 ( 冬春野菜 ) 12 月 ( 夏秋野菜 ) に策定 ) 供給計画 ( 全農 県経済連 大規模生産者等 ) ( 種別ごとに年 2 回作成 ) ( は種 定植前の当初計画 出荷前の確定計画 ) 指定野菜 (14 品目 ) キャベツ きゅうり さといも だいこん トマト なす にんじん ねぎ はくさい ピーマン レタス たまねぎ ばれいしょ ほうれんそう 34

35 参考 計画的な生産又は出荷の例 2( 野菜 ) 計画等策定主体 1 全国生産出荷団体 ( 野菜の生産者が構成員となっている農業協同組合連合会その他の団体であって 全国の区域をその地区とするもの ) 2 系統外登録出荷団体等 ( 全国生産出荷団体に属していない出荷団体又は生産者であって 独立行政法人農畜産業振興機構の登録を受けたもの ) 実施方法 Ⅰ 国が需要及び供給の見通しを策定 ( 法定 ) Ⅱ 国が需給ガイドラインを策定 Ⅲ 全国生産出荷団体等が 品目ごとに出荷時期別の作付面積と地域別出荷量の供給計画を策定 供給計画を策定する者が 野菜価格安定対策及び緊急需給調整対策の支援対象となる 生産者間で出荷数量の調整を行うものではない 根拠 条文 野菜需給調整関係事務処理要領 生産局長通知 第 1 指定野菜の需給ガイドライン等 1 指定野菜の需給ガイドラインの策定野菜生産出荷安定法 ( 昭和 41 年法律第 103 号 以下 法 という ) 第 2 条に規定する指定野菜 ( 以下 指定野菜 という ) の生産地域における計画的な生産及び出荷の促進に資するため 次により生産出荷団体等が指定野菜の供給計画を作成する際の目安となる指標 ( 以下 需給ガイドライン という ) を策定するものとする (1) 農林水産省生産局長 ( 以下 生産局長 という ) は 法第 3 条第 1 項の規定により公表された需要及び供給の見通し 生産及び出荷の動向等を踏まえ 指定野菜の種別ごとの当該年度又は翌年度における需要量 供給量及び国内産供給量の見通し並びに作付面積指標について すう勢等を基礎に推計を行い 当該推計を基に指定野菜の需給ガイドラインの案を作成するものとする 2 指定野菜の供給計画の作成 (1) 全国生産出荷団体 ( 野菜の生産者が構成員となっている農業協同組合連合会その他の団体であって 全国の区域をその地区とするものをいう 以下同じ ) 及び系統外登録出荷団体等 ( 全国生産出荷団体に属していない出荷団体又は生産者であって 独立行政法人農畜産業振興機構 ( 以下 農畜産業振興機構 という ) の登録を受けたものをいう 以下同じ ) は 1 の需給ガイドラインを目安として 指定野菜の供給計画を別記様式により作成し 別表第 1 の区分に従い同表に掲げる提出期限までに 生産局長に届け出るものとする ただし 重要野菜の供給計画にあっては生産局長に承認の申請をするものとする なお 系統外登録出荷団体等にあっては その所在地を管轄する都道府県知事を経由して 生産局長に届出又は承認の申請をするものとする 35

36 参考 計画的な生産又は出荷の例 3( 果実 ) 適正生産出荷見通しの策定 ( 国 ) 道府県別の生産出荷目標を策定 ( 全果協 : 全国果実生産出荷安定協議会 ) 産地別の生産出荷目標の策定 ( 都道府県果協 : 都道府県果実生産出荷安定協議会 ) 農協等から生産者等に通知 36

37 参考 計画的な生産又は出荷の例 3( 果実 ) (4) 指定果実出荷事業者のうち都道府県果協が指定する者は (3) の都道府県生産出荷目標が通知された場合には 生産局長が別に定めるところにより 生産者ごとの指定果実の生産出荷実績等を勘案して 生産者別の適正生産量並びに生食用及び加工原料用の用途別の適正出荷量を含む産地生産出荷目標を策定し 管内の生産者及び都道府県法人に通知するものとする 37 計画等策定主体 都道府県果協 ( 果実の計画的な生産出荷の取組主体として設立される任意団体 ) 指定果実出荷事業者 ( 農協 農協以外に出荷している生産者組織 ) 実施方法 Ⅰ 生産局長が定める適正生産出荷見通しを全果協に通知 ( 要綱 ) Ⅱ 全果協は道府県別の適正生産量 適正出荷量を含む全国生産出荷目標を策定 ( 要綱 ) Ⅲ 道府県果協は 産地別の適正生産量 適正出荷量を含む道府県生産出荷目標を策定し 管内の農協等に通知 ( 要綱 ) Ⅳ 指定果実出荷事業者のうち都道府県果協が指定する者は 産地生産出荷目標を策定し 管内の生産者等に通知 ( 要綱 ) 生産者間で出荷数量の調整を行うものではない 根拠 条文 果実等生産出荷安定対策実施要綱 農林水産事務次官依命通知 1 適正生産出荷見通し及び生産出荷目標 (1) 指定果実について農林水産省生産局長 ( 以下 生産局長 という ) は 毎年 開花状況 需要見通し等を踏まえ 生産局長が別に定めるところにより 全国の適正生産量並びに生食用及び加工原料用の用途別の適正出荷量を含む当年の適正生産出荷見通しを策定し 全果協 指定法人 地方農政局長を通じ ( 北海道にあっては直接 ) 知事に通知するものとする (2) 全果協は (1) の適正生産出荷見通しが通知された場合には 都道府県ごとの生産出荷実績等を勘案して 生産局長が別に定めるところにより 都道府県別の適正生産量並びに生食用及び加工原料用の用途別の適正出荷量 ( 生食用適正出荷量にあっては 当年及び各出荷時期区分 ( 当該年産の出荷期間を区分した期間をいう 以下同じ ) の適正出荷量 ) を含む全国生産出荷目標を策定し 指定法人及び都道府県果協に通知するものとする (3) 都道府県果協は (2) の全国生産出荷目標が通知された場合には 生産局長が別に定めるところにより 原則として市町村の区域又は農業協同組合 ( 以下 農協 という ) の業務区域 ( 以下 産地 という ) ごとの生産出荷実績等を勘案して 産地別の適正生産量 生食用及び加工原料用の用途別適正出荷量を含む都道府県生産出荷目標を策定し 管内の農協及びその連合会 ( 全国農業協同組合連合会の都道府県本部を含む ) 農協以外に出荷している生産者組織その他指定果実を出荷している事業者 ( 以下 指定果実出荷事業者 という ) 及び都道府県法人に通知するものとする

38 養殖魚の価格の安定 3 ~ 独禁法との関係 1~ ポイント 事業者が自主的に需要に見合った生産 出荷を行う場合には 独禁法との関係に留意する必要 一般に 事業者が他の事業者と 共同 して 生産 出荷数量を制限するなど相互に事業活動を拘束することにより 一定の取引分野において 競争を実質的に制限 することは いわゆる 不当な取引制限 ( 独禁法第 2 条第 6 項 ) として 禁止 ( 独禁法第 3 条 ) また 事業者団体が一定の取引分野における競争を実質的に制限することも禁止 ( 独禁法第 8 条第 1 号 ) 独占禁止法 [ 事業者 ] 第 2 条 6 この法律において 不当な取引制限 とは 事業者が 契約 協定その他何らの名義をもつてするかを問わず 他の事業者と共同して対価を決定し 維持し 若しくは引き上げ 又は数量 技術 製品 設備若しくは取引の相手方を制限する等相互にその事業活動を拘束し 又は遂行することにより 公共の利益に反して 一定の取引分野における競争を実質的に制限することをいう 第 3 条事業者は 私的独占又は不当な取引制限をしてはならない [ 事業者団体 ] 第 8 条事業者団体は 次の各号のいずれかに該当する行為をしてはならない 一一定の取引分野における競争を実質的に制限すること 38

39 養殖魚の価格の安定 4 ~ 参考 独禁法における協同組合の適用除外について ~ 協同組合の適用除外の趣旨 単独では大企業に伍して競争することが困難な漁業者が相互扶助を目的とした協同組合を組織して 市場において有効な競争単位として競争することは 独禁法が目的とする公正かつ自由な競争秩序の維持促進に積極的な貢献をするものである したがって このような組合が行う行為には 形式的外観的には競争を制限するおそれがあるような場合であっても 特に独禁法の目的に反することが尐ないと考えられることから適用除外とされていると解されている 例えば, 連合会及び単位漁協が共同購入 共同販売 連合会及び単位漁協内で共同計算を行うことについては 独禁法の適用が除外される 独占禁止法第六章適用除外 ( 一定の組合の行為 ) 適用除外とならない場合 ただし 以下のような場合には 独禁法の適用除外とはならない 1 不公正な取引方法を用いる場合又は 2 一定の取引分野における競争を実質的に制限することにより不当に対価を引き上げることとなる場合には 適用除外とはならない ( 独禁法第 22 条本文ただし書 ) 生産調整については これに参加しない事業者に対して 協同組合内で不当に差別的な取扱いが行われ その事業者の事業活動を困難にさせる場合には 不公正な取引方法に該当し違法となるおそれがある また 例えば 単位漁協が事業者としての立場で他の事業者や単位漁協と共同して 価格や数量の制限等を行うこと ( カルテル ) 等は 独禁法第 22 条の組合の行為とはいえないことから 適用除外とはならない 上記は 公取が定めた 農業協同組合の活動に関する独占禁止法上の指針 を下に作成 第二十二条この法律の規定は 次の各号に掲げる要件を備え かつ 法律の規定に基づいて設立された組合 ( 組合の連合会を含む ) の行為には これを適用しない ただし 不公正な取引方法を用いる場合又は一定の取引分野における競争を実質的に制限することにより不当に対価を引き上げることとなる場合は この限りでない 一小規模の事業者又は消費者の相互扶助を目的とすること 二任意に設立され かつ 組合員が任意に加入し 又は脱退することができること 三各組合員が平等の議決権を有すること 水産業協同組合法 ( 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律との関係 ) 第七条組合は 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関す る法律 ( 昭和二十二年法律第五十四号 以下 私的独占禁止法 という ) の適用については これを私的独占禁止法第二十二条第一号及び第三号の要件を備える組合とみなす 39

40 養殖魚の価格の安定 5 ~ 独禁法との関係 2~ 40 ポイント 事業者自らによる需要に見合った生産 出荷の取組を行うに当たっては 独禁法の規定によれば (1) 事業者の場合 独禁法第 2 条第 6 項の 不当な取引制限 違反の構成要件となる 1 事業者の共同性 ( 生産 出荷数量などを事業者が共同して決定しているか ) 2 競争の実質的制限 ( 結果として競争を実質的に制限しているか ) などに該当しないようなものとすることが必要 (2) 事業者団体の場合 独禁法第 8 条の違反の構成要件となる 競争の実質的制限等に該当しないようなものとすることが必要 事業者 事業者団体が 上記のそれぞれの要件に該当しないのであれば 適用除外規定を立法しなくとも独禁法上問題とはならないと解される なお 事業者であり事業者団体でもある漁協及びその連合会は 独禁法及び水協法により 一定の範囲で行う行為について 原則として 独禁法の適用が除外されているところ ( 不公正な取引方法を用いる場合など適用除外とされない例外もあることにも留意 ) 公取は 具体的な行為が独占禁止法上違法となるかどうかは 個々のケースに応じて 市場の競争に与える影響から判断するとしており 事前にある一定の行為を一般的に独禁法上問題となるかを判断することは困難 独禁法等の枠組や米 野菜 果樹の例を踏まえた場合 具体的には 以下のような方法が考えられないか 行政の何らかの関与 ( 全国見通しの策定 事業者が定める自主調整の方針の認定など ) の下に 業界の太宗を占める漁協系統が生産 出荷調整計画の策定 割当て 配分を行えば 独禁法上の課題をクリアできるのではないか

41 養殖魚の価格の安定 6 ~ 事業者自らによる需要に見合った生産 出荷 ~ 検討課題 事業者自らによる需要に見合った生産 出荷の仕組みの具体化に当たっては 実行可能性や独禁法との関係等の観点から さらに十分な検討が必要 例えば 天然魚や輸入魚の供給もある中で 取組の効果を発揮させるためにはどのような仕組みとすることが適当か 対象とする魚種や地域は どのようなものが適当か 全国の生産 出荷数量の見通しの決定は事業者自身ではなく 行政が行う必要があると考えられるが どうか 全国の生産 出荷数量の見通しを決定する場合 どのような要素を考慮して どのように決定することが適当か 当該見通しに基づいて傘下の事業者に割当て配分する場合 どのような要素を考慮して どのように行うことが適当か 多くの事業者に取組へ参加し 決定に沿ってもらうためにはどのような仕組みが適当か 例えば 積立ぷらすをインセンティブの一つとして位置づけてはどうか 41

42 現状 2 養殖水産物の輸出の拡大 ポイント 養殖水産物の輸出については 輸出量及び輸出額とも増加傾向 我が国養殖水産物に対する海外需要を増やしていくことは 国内供給の調整にも寄与 ( 単位 : 億円 ) ( 単位 : 万トン ) うち主要養殖水産物の輸出量 ( トン ) うち主要養殖水産物の輸出額 ( 万円 ) 42

43 養殖水産物の輸出の拡大 ~ 中国 ロシア向け輸出水産食品の衛生証明書に係る手続きの見直し ~( 厚生労働省 ) 証明書発行に必要な検査現行の要領対応 中国のみ 年 1 回の官能検査 + 理化学検査 ( カドミウム ヒ素 ヒスタミン ) 輸出の都度の官能検査 食品衛生法上の登録検査機関 ( 全国 95 機関 ) において実施と規定 証明書発行機関 ( 中国 :4 機関 ロシア :1 機関 ) によるサンプリング検査実施と規定 証明書発行機関でしか検査ができないとの誤解があることから 登録検査機関で検査実施可能であることを周知 ( ) 事業者による自主検査も可能となるように変更 ( 厚生労働省等が要領改正 ( 付 )) 官能検査とは 外観やにおいなどを五感を用いて確認し 安全性を確認する検査 ( イメージ ) 要領の改正により 負事担業の者軽減 輸出の都度の官能検査費と遠隔旅費が不要に! 証明書発行の時間が短縮 43

44 現状 3 養殖の収益性の向上 ( 取組例 1) 鹿児島県のブリ養殖では 薄飼いによる効率生産 出荷時期の分散 市場ニーズに応 える品質の均一化等に取組み 従来の取組内容 養殖業者と漁協が一体となって通年安定供給可能な体制を確立 加工による付加価値向上や輸出の拡大に取り組む 漁協ブランド 鰤王 としてブリを販売 ブランドの品質を確保するため 1 オリジナル飼料を開発し全生産者が使用 2 品質管理システムでトレーサビリティを実施 3 通年での安定供給を実現 新たな取組内容 薄飼い養殖への転換 種苗の導入尾数を削減することで 生産コストの削減と薄飼いによる成長 生残の向上 人工種苗の導入 年間を通して商品を提供するため 早期採卵の人工種苗を導入することで 従来の 3 年魚では産卵期の影響で品質が低下する 6,7 月に 品質低下を起こさない 2 年魚を出荷 更なる改革すべき課題 飼餌料や燃油等の高騰による生産コストの上昇 赤潮被害対策 作業の効率化と労働環境の改善 市場のニーズに合わせた品質の均質化 夏期の痩せや身割れ等の品質低下対策等 早期採卵人工種苗 ( 下 ) と天然モ 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 ジャコ ( 上 ) 6 月 10 月 外海漁場の活用 赤潮の影響を受けず 夏期の高水温や冬期の低水温の影響を受けにくい外海漁場で 浮沈式生簀を使用して養殖 EP 飼料の単一使用 品質の均一性を指向する市場ニーズに応えるため 飼料を最適な成分内容の EP 単一使用に転換 44

45 現状 3 養殖の収益性の向上 ( 取組例 2) 鹿児島県のカンパチ養殖では 人工種苗の導入によるコスト削減 出荷時期の分散 生産物の高品質化 協業化による効率化 フィレ加工による高付加価値化等に取組み 改革のコンセプト 国産人工種苗の推進 飼料の配合飼料化 出荷時期の分散化 生産量の削減 グループ化での省力 省コスト化により収益の改善に取り組み かごしま生まれかごしま育ちの養殖カンパチによる持続的な経営の安定化を図る 主な取組内容 人工種苗の導入 人工種苗を導入することで 生産コストの削減 出荷時期の分散化 海外 ( 中国 ) 種苗のリスクの回避等が可能 対象地区 鹿児島県錦江湾 4 漁協 ( 牛根 垂水市 鹿屋市 ねじめ ) 改革すべき課題 飼餌料や燃油等の高騰による生産コストの 上昇 生産物の高品質化 経営の合理化 労働環境の改善 販売単価の安定化 高付加価値化 環境に配慮した養殖等 牛根垂水市鹿屋市ねじめ 配合飼料 (EP) の導入 固形配合飼料 (EP) の導入により 労働の安全性の向上 作業軽減と養殖魚の高品質化による単価上昇を図る また EP 化による環境負荷の低減も図る 協業化の推進 寄生虫対策を共同で実施するなど 協業化を推進し 作業軽減と効率化を図る 高付加価値化の推進 フィレ加工を推進することで 加工度を上げた高付加価値化をするとともに活魚輸送時に発生する減耗を防ぎ さらに加工残滓の有効活用も図る 人工種苗の養殖サイクル 45

46 現状 3 養殖の収益性の向上 ( 取組例 3) 愛媛県の真珠養殖では 地区ごとに組織した複数経営体のグループを単位として 当年 物真珠から越物真珠生産への切り替えを中心とした生産性の向上 共販体制の強化と販売 ロットの大型化等による収益性の改善等に取組み 明浜宇和三島浦 蒋渕下灘 愛南 対象地区 生産性の向上 越物真珠生産への切り替え 1 月 核入 核入 6 月 垂下 垂下 12 浜揚月げ 垂下浜揚げ当年物から 真珠層が厚く色に深みのある高品質真珠がつくれる越物生産に切り替え ~ 複数経営体のグループを単位とした取組 ~ 2 年貝の使用と 2 核挿入の導入 生産の長期化による貝のへい死を防ぐために活性が高く生き残りのよい 2 年貝の導入 真珠層の巻きの良い小型核の 2 核挿入 漁場利用法の改善 冬期の北西風 高島 内湾で餌料が多い漁場 ( 当年漁場 ) 九島 島影で季節風が弱まる静穏な漁場 ( 越物漁場 ) 経営体毎に混在していた筏を 漁協やグループ単位で生産工程に応じた環境条件にあわせた漁場に再配置 改革すべき課題 収益性の改善 経営体毎に独自の生産管理 共販体制の強化と販売ロットの大型化 需要に合わせたサイズの供給 当年物 大珠主体の生産 経営体毎に共販 示談を選択し小ロットで販売 大珠真珠の供給過剰 漁連単位での共販体制の強化とグループ毎の生産手法の統一と共同出荷によるスケールメリットの発揮 ニーズの高い 6 ~7mm サイズの高品質かつ均質な真珠の生産を増やすことで 価格競争力の高い真珠を供給 46

47 養殖業の将来展開 今後の方向性 需要に見合った生産 出荷を実現していく必要があるのではないか 養殖漁場の持続的利用の基礎である漁場環境の改善を引き続き推進する必要があるのではないか ( 取組事例 ) 薄飼いや人工餌料の導入 ( 魚類養殖 ) 外海漁場の活用 ( 魚類養殖 ) 環境収容力にあわせた生産 ( 貝類養殖 藻類養殖 ) 等 消費者ニーズへの対応を強化していく必要があるのではないか ( 取組事例 ) 夏期の品質低下対策 品質改善 ( 魚類養殖 ) 品質の均一性指向に対応する飼料の活用 ( 魚類養殖 ) 年間を通じた商品提供のため人工種苗を導入 ( ブリ類養殖 ) 需要の高いサイズの高品質の製品の提供 ( 真珠養殖 ) 等 マーケットの拡大に努める必要があるのではないか ( 取組事例 ) 輸出の開拓 ( 魚類養殖 ) 共販体制強化を通じた出荷先の拡大 ( 真珠養殖 ) 47

スライド 1

スライド 1 資源管理 漁業所得補償対策 Ⅰ 資源管理 漁業所得補償対策の概要 参考 平成 24 年度予算概算決定 PR 版 2 Ⅱ 資源管理 収入安定対策のポイント 対象者 3 2 資源管理の要件 4 3 メリット 5 漁業用燃油 養殖用配合飼料の価格の変動に備えた経営安定対策 6 平成 2 4 年 3 月 Ⅰ. 資源管理 漁業所得補償対策の概要 価格ポイント 平成 24 年度概算決定額 43,805 百万円

More information

< F2D F8A93BE95E28F9E91CE8DF42E6A7464>

< F2D F8A93BE95E28F9E91CE8DF42E6A7464> 資源管理 漁業所得補償対策 43,805(51,818) 百万円 対策のポイント適切な資源管理と漁業経営の安定を図り 国民への水産物の安定供給を確保するため 計画的に資源管理に取り組む漁業者に対し 漁業共済 積立ぷらすの仕組みを活用した資源管理 収入安定対策を構築し コスト対策であるセーフティーネット事業と組み合わせ 総合的な漁業所得補償を実現します < 背景 / 課題 > 食と農林漁業の再生推進本部で決定された

More information

< F2D91E58D6A955C8E862E6A7464>

< F2D91E58D6A955C8E862E6A7464> 資源管理 漁業所得補償対策大綱 平成 2 3 年 1 月 資源管理 漁業所得補償対策大綱 第 1. 対策の趣旨我が国水産業は 世界で6 番目の面積の排他的経済水域を有するなど非常に高い潜在力を持ちながら 水産資源の多くが低位水準にあることや 燃油等価格の急激な変動 漁獲量の低迷等により 漁業経営は不安定な状況にある こうした状況にかんがみ 水産資源の管理 回復を図りつつ 漁業者が将来にわたって持続的に漁業経営を維持できる環境を整備していくため

More information

【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領 災害に強い高機能型栽培施設の導入推進事業実施要領 平成 3 0 年 4 月 2 5 日制定 第 1 事業の趣旨 災害に強い高機能型栽培施設の導入推進事業 ( 以下 本事業 という ) は 沖 縄 2 1 世紀ビジョン基本計画 に基づき 高品質かつ安全で安心な園芸作物を消費 者や市場に計画的 安定的に供給できるブランド産地を育成し 産地自らが育成 成長させることができる自立した産地を形成するため 台風等気象災害や気候変動

More information

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク 農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 3-1 1 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セクター ) を 都道府県に一を限って指定する 2 従前の農地保有合理化法人制度は 廃止する 2 事業農地中間管理機構の事業は

More information

借換保証制度要綱(H ~)[1]

借換保証制度要綱(H ~)[1] 借換保証制度要綱 Ⅰ 制度目的本制度は 現下におけるデフレの進行等の中小企業 小規模事業者 ( 以下 中小企業者 という ) をめぐる厳しい金融経済情勢にかんがみ 中小企業の保証付きの既往借入金の借換え及び当該借換えに伴う新たな事業資金に対する保証を促進することにより 中小企業者の月々の返済額の軽減及び資金調達の円滑化等を推進することを目的とするものです Ⅱ 緊急保証の借換え 1 総則原材料価格高騰対応等緊急保証

More information

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

< F2D816994D48D FA957493FC816A > -1- 厚生労働省 告示第二号農林水産省カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(平成二十四年法律第八十二号)第八条第一項の規定に基づき カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針を次のように策定したので 同条第四項の規定により告示する 平成二十四年十一月三十日厚生労働大臣三井辨雄農林水産大臣郡司彰カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針カネミ油症(カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(平成二十四年法律第八十二号

More information

<4D F736F F F696E74202D E834C F83938E9197BF817A824F B998BC68F8A93BE95E28F9E81738A65985F A836

<4D F736F F F696E74202D E834C F83938E9197BF817A824F B998BC68F8A93BE95E28F9E81738A65985F A836 資源管理 漁業所得補償対策 各論編 Ⅰ 新たな資源管理体制について~ 資源管理指針 資源管理計画の導入 ~ 1. 資源管理指針 資源管理計画の導入の必要性 1 2. 資源管理指針 資源管理計画の概要 2 3. 実施すべき資源管理措置 3 4. 資源管理措置の履行確認 4 5. 資源管理指針 資源管理計画に記載すべき具体的事項 5 Ⅱ 持続的養殖生産確保法に基づく漁場改善の一層の推進について 1. 漁場改善の更なる推進の必要性

More information

<4D F736F F D2093F797708B8D95E28AAE97768D6A B95B6816A2E646F6378>

<4D F736F F D2093F797708B8D95E28AAE97768D6A B95B6816A2E646F6378> 肉用牛経営安定対策補完事業実施要綱 平成 23 年 4 月 1 日付け22 農畜機第 4380 号一部改正平成 23 年 5 月 25 日付け23 農畜機第 847 号一部改正平成 24 年 4 月 1 日付け23 農畜機第 5245 号一部改正平成 25 年 4 月 1 日付け24 農畜機第 5464 号一部改正平成 26 年 4 月 1 日付け25 農畜機第 2729 号一部改正平成 26 年

More information

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県の主な農産物等の試算 ) 米 ( 収入保険 と 農作物共済 及び ナラシ対策 ) 大豆 ( 収入保険 と 農作物共済 及び ナラシ対策 ) 秋冬ねぎ ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 秋冬だいこん ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 夏秋ピーマン ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 夏秋トマト ( 夏秋ミニトマト

More information

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1 国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1988 号 改正 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2062 号 改正 平成 23 年 4

More information

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度 5 農林水産業信用保証保険制度と 中小企業信用保険制度の連携強化による 資金供給の円滑化 平成 2 4 年 1 1 月 規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項

More information

付加退職金の概要 退職金の額は あらかじめ額の確定している 基本退職金 と 実際の運用収入等に応じて支給される 付加退職金 の合計額として算定 付加退職金は 運用収入等の状況に応じて基本退職金に上乗せされるものであり 金利の変動に弾力的に対応することを目的として 平成 3 年度に導入 基本退職金 付

付加退職金の概要 退職金の額は あらかじめ額の確定している 基本退職金 と 実際の運用収入等に応じて支給される 付加退職金 の合計額として算定 付加退職金は 運用収入等の状況に応じて基本退職金に上乗せされるものであり 金利の変動に弾力的に対応することを目的として 平成 3 年度に導入 基本退職金 付 参考 2 付加退職金関係資料 1 付加退職金の概要 退職金の額は あらかじめ額の確定している 基本退職金 と 実際の運用収入等に応じて支給される 付加退職金 の合計額として算定 付加退職金は 運用収入等の状況に応じて基本退職金に上乗せされるものであり 金利の変動に弾力的に対応することを目的として 平成 3 年度に導入 基本退職金 付加退職金 支給対象すべての被共済者掛金納付月数が 43 月以上の被共済者

More information

はじめに 我が国の養殖業は 漁業 養殖業の生産量の2 割強 生産額の3 割強を供給する大きな位置を占めている また 多様な魚種を身近な食材として供給し 国民の豊かな食生活を支える産業として重要な役割を果たしている 一方 魚価安やコスト増による厳しい経営環境が続いている中で 消費者の安全 安心への関心

はじめに 我が国の養殖業は 漁業 養殖業の生産量の2 割強 生産額の3 割強を供給する大きな位置を占めている また 多様な魚種を身近な食材として供給し 国民の豊かな食生活を支える産業として重要な役割を果たしている 一方 魚価安やコスト増による厳しい経営環境が続いている中で 消費者の安全 安心への関心 資 料 養殖業のあり方検討会とりまとめ ( 案 ) 平成 25 年 7 月 養殖業のあり方検討会 はじめに 我が国の養殖業は 漁業 養殖業の生産量の2 割強 生産額の3 割強を供給する大きな位置を占めている また 多様な魚種を身近な食材として供給し 国民の豊かな食生活を支える産業として重要な役割を果たしている 一方 魚価安やコスト増による厳しい経営環境が続いている中で 消費者の安全 安心への関心の高まりや

More information

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし) 1 都道府県単位化に係る財政措置の確実な実施 国の対応状況 昨年 5 月の国民健康保険法の改正により, 全国市町村国保の赤字総額約 3,500 億円に見合う, 約 3,400 億円の公費拡充を前提として, 平成 30 年度から, 都道府県が市町村とともに国保の運営を担うこととされた 市町村国保被保険者の一人あたりの医療費の状況 本県における平成 26 年度の市町村国保被保険者一人当りの医療費は,389,958

More information

既存のまはた養殖業の中に追加 販売のためのいけす移動時の損害を 契約締結時の申出に基づき塡補対象に追加 漁業施設共済に地震等限定低塡補特約を導入 持続的養殖生産確保法に基づく認定漁場改善計画水域に関する割引制を廃止平成 28 年度 漁業施設共済の定置網に係る共済金額の最高限度額を引上げ平成 29 年

既存のまはた養殖業の中に追加 販売のためのいけす移動時の損害を 契約締結時の申出に基づき塡補対象に追加 漁業施設共済に地震等限定低塡補特約を導入 持続的養殖生産確保法に基づく認定漁場改善計画水域に関する割引制を廃止平成 28 年度 漁業施設共済の定置網に係る共済金額の最高限度額を引上げ平成 29 年 漁業災害補償制度の沿革 年度主な改正事項 昭和 39 年度 漁業災害補償法の制定 昭和 40 年度 あわびをとる漁業 ( 漁獲共済 ) とはまち (1 年魚 ) 養殖業を共済の対象に追加 昭和 41 年度 指定第 3 号漁業 ( 指定の10トン未満漁船漁業 ) を新設 昭和 42 年度 第 1 次法改正 ( 参考 1) 昭和 44 年度 第 1 号漁業の掛金率に割増引制を導入 昭和 45 年度 漁獲共済の掛金率に無事故割引制を導入

More information

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱 第一総則 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱 一目的 けいりこの法律は 子宮頸がんの罹患が女性の生活の質に多大な影響を与えるものであり 近年の子宮頸が んの罹患の若年化の進行が当該影響を一層深刻なものとしている状況及びその罹患による死亡率が高い 状況にあること並びに大部分の子宮頸がんにヒトパピローマウイルスが関与しており 予防ワクチンの 接種及び子宮頸部の前がん病変 ( 子宮頸がんに係る子宮頸部の異形成その他の子宮頸がんの発症前にお

More information

養殖業の現状 2

養殖業の現状 2 資料 2 養殖業の現状と課題について 平成 25 年 2 月水産庁 1 養殖業の現状 2 海面養殖業の位置付け 我が国海面養殖業 ( 種苗除く ) の生産量は 111 万トン 生産額は 4,11 億円 ( 平成 22 年 ) 海面漁業全体の生産に占める割合は 生産量で 21.2% 生産金額で 29.7% ブリ類の 56.5% マダイの 81.9% カキ類及びノリ類ではほぼ全量が養殖による生産 海面養殖業の位置付け

More information

< F2D91DE E8BE08B8B D8790CF97A78BE082CC>

< F2D91DE E8BE08B8B D8790CF97A78BE082CC> 退職等年金給付組合積立金の管理及び運用に係る基本的な方針 平成 27 年 9 月 30 日 警察庁甲官発第 288 号により 内閣総理大臣承認 地方公務員等共済組合法 ( 昭和 37 年法律第 152 号 ) 第 112 条の11 第 1 項の規定に基づき 警察共済組合 ( 以下 組合 という ) の退職等年金給付組合積立金 ( 以下 組合積立金 という ) の管理及び運用を適切に行うための基本的な方針を次のとおり定める

More information

る 連合会は 管理運用の方針の策定及び変更等退職等年金給付調整積立金の管理及び運用に係る専門的事項を検討する場合には 資金運用委員会の専門的知見を活用する 3 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用におけるリスク管理連合会は 連合会を除く管理運用機関 ( 組合 市町村連合会及び連合会をいう 以下同じ

る 連合会は 管理運用の方針の策定及び変更等退職等年金給付調整積立金の管理及び運用に係る専門的事項を検討する場合には 資金運用委員会の専門的知見を活用する 3 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用におけるリスク管理連合会は 連合会を除く管理運用機関 ( 組合 市町村連合会及び連合会をいう 以下同じ 退職等年金給付調整積立金に関する管理運用の方針 ( 平成 27 年 10 月 1 日制定 ) 地方公務員等共済組合法 ( 昭和 37 年法律第 152 号 以下 法 という ) 第 112 条の10 第 1 項の規定に基づき 地方公務員共済組合連合会 ( 以下 連合会 という ) は 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用 ( 組合 ( 法第 2 7 条第 2 項に規定する構成組合を除く 以下同じ

More information

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討 資料 2 匿名加工情報に関する委員会規則等の方向性について 1. 委員会規則の趣旨匿名加工情報は 個人情報を加工して 特定の個人を識別することができず かつ 作成の元となった個人情報を復元することができないようにすることで 個人情報の取扱いにおいて目的外利用 ( 第 16 条 ) や第三者提供 ( 第 23 条第 1 項 ) を行うに際して求められる本人の同意を不要とするなど その取扱いについて個人情報の取扱いに関する義務よりも緩やかな一定の規律が設けられるものである

More information

<4D F736F F D B4B92F6976C8EAE A6D92E894C5816A2E646F63>

<4D F736F F D B4B92F6976C8EAE A6D92E894C5816A2E646F63> 8 5 1 2 別紙 箇所別調書 ( 翌債承認に係るもの ) 畜産 酪農収益力強化総合対策基金等事業畜産 酪農収益力強化整備等特別対策事業 ( 施設整備事業 ) 補助金 事項箇所名事業概要 ( 当初計画 ) 変更計画 翌年度にわたる債務負担を必要とする額 左の額の支出見込額内訳 本年度分 翌年度分 事業完了予定年月日 備考 県 円 円 円 位置設計積算 入札期間畜産 酪農収益力強化整備等特別対 県

More information

することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ

することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ 規制の事前評価書 1. 政策の名称 ETF( 上場投資信託 ) の多様化 2. 担当部局金融庁総務企画局市場課 3. 評価実施時期平成 20 年 5 月 9 日 4. 規制の目的 内容及び必要性 (1) 現状及び問題点 規制の新設又は改廃の目的及び必要性 1 現状 ETF( 上場投資信託 ) は 投資家にとって 低コストにて 簡便かつ効果的な分散投資が可能となり また 取引所市場において 市場価格によるタイムリーな取引が機動的に行える等のメリットがある商品であるが

More information

3 くろまぐろの知事管理量について 海洋生物資源の採捕の種類 別又は期間別の数量に関する事項 ( 1) 採捕の種類別の割当量について 2 に掲げる知事管理量の小型魚における採捕の種類別に定め る割当量は 次の表のとおりとし 大型魚は採捕の種類別に定 めないものとする 採捕の種類 小型魚 本県の漁船漁

3 くろまぐろの知事管理量について 海洋生物資源の採捕の種類 別又は期間別の数量に関する事項 ( 1) 採捕の種類別の割当量について 2 に掲げる知事管理量の小型魚における採捕の種類別に定め る割当量は 次の表のとおりとし 大型魚は採捕の種類別に定 めないものとする 採捕の種類 小型魚 本県の漁船漁 宮崎県の海洋生物資源の保存及び管理に関する計画の別に定めるくろまぐろについて 1 くろまぐろの保存及び管理に関する方針 ( 1) 本県においてくろまぐろは 主にひき縄漁業や釣り漁業 定置漁業などにより漁獲されている その中にあって 同資源の保存及び管理を通じて安定的で持続的な利用を図るために 国の基本計画により決定された漁獲可能量のうち本県の知事管理量について 本県の漁業実態に応じた適切な管理措置を講じる

More information

未来投資会議構造改革徹底推進会合 地域経済 インフラ 会合 ( 農林水産業 ) 資料 1 卸売市場を含めた食品流通の構造改革について 平成 30 年 3 月 7 日 ( 水 ) 食料産業局

未来投資会議構造改革徹底推進会合 地域経済 インフラ 会合 ( 農林水産業 ) 資料 1 卸売市場を含めた食品流通の構造改革について 平成 30 年 3 月 7 日 ( 水 ) 食料産業局 未来投資会議構造改革徹底推進会合 地域経済 インフラ 会合 ( 農林水産業 ) 資料 1 卸売市場を含めた食品流通の構造改革について 平成 30 年 3 月 7 日 ( 水 ) 食料産業局 この法改正により 生鮮食料品等の公正な取引の場である卸売市場を活性化するとともに 食品等の新たな需要の開拓や付加価値の向上を促進する 1 中央卸売市場当たりの取扱金額 :695 億円 ( 平成 28 年度 ) 719

More information

Microsoft PowerPoint - 03 数量確保タイプ3

Microsoft PowerPoint - 03 数量確保タイプ3 契約野菜安定供給事業 ( 数量確保タイプ ) のご案内 数量確保タイプとは? 定量定価の供給契約を締結した生産者が 契約を遵守するために 市場へ出荷予定のものを契約先に出荷等をした際に要した経費の補てんを受けることができる仕組みです 独立行政法人農畜産業振興機構 1 対象品目及び産地野菜生産出荷安定法に定められている産地 ( 機構へお問い合わせください ) で栽培されている 指定野菜 14 品目 特定野菜等

More information

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律 ( 第 7 次地方分権一括法 ) の概要 平成 29 年 4 月内閣府地方分権改革推進室平成 29 年 4 月 19 日成立平成 29 年 4 月 26 日公布 第 7 次地方分権一括法 提案募集方式 に基づく地方からの提案について 平成 28 年の地方からの提案等に関する対応方針 ( 平成 28 年 12 月 20

More information

<4D F736F F D D F8C668DDA F090E BA90BF92868FAC8AE98BC690558BBB F4390B32E646F63>

<4D F736F F D D F8C668DDA F090E BA90BF92868FAC8AE98BC690558BBB F4390B32E646F63> 下請中小企業振興法 1 法律の概要 下請中小企業振興法 ( 以下 下請振興法 という ) は 下請中小企業の経営基盤の強化を効率的に促進するための措置を講ずるとともに 下請企業振興協会による下請取引のあっせん等を推進することにより 下請関係を改善して 下請関係にある中小企業者が自主的にその事業を運営し かつ その能力を最も有効に発揮することができるよう下請中小企業の振興を図り もって国民経済の健全な発展に寄与すること

More information

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について 女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について 平成 2 8 年 3 月 2 2 日すべての女性が輝く社会づくり本部決定 女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について別紙のとおり定める 女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針 第 1 基本的な考え方人口減少社会を迎える中で 我が国の持続的成長を実現し 社会の活力を維持していくためには

More information

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地 唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等の利用の最適化の推進 が最も重要な必須業務として 明確に位置づけられました 唐津市においては 平坦地と中山間地域が混在しており

More information

Microsoft PowerPoint - ☆PTポイント・概要(セット)

Microsoft PowerPoint - ☆PTポイント・概要(セット) 農地制度のあり方について ( ポイント )( 平成 26 年 7 月 1 日地方六団体 農地 PT) 基本的認識と改革の方向性 農地は食料の安定供給等に不可欠な資源 真に守るべき農地を確保する必要性は 国 地方共通の認識 人口減少社会を迎え 地方が主体となって 農地を確保しつつ 都市 農村を通じた総合的なまちづくりを推進する必要 そのために 農地確保の責任を国と地方が共有し 実効性のある農地の総量確保の仕組みを構築

More information

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに 岡山県稲 麦類及び大豆の種子供給に係る基本要綱 平成 30 年 3 月 13 日付け農産第 1187 号農林水産部長通知 第 1 目的及び基本方針 1 この要綱は 土地利用型農業における基幹的な作物である稲 麦類 ( 大麦 裸麦 小麦 をいう 以下同じ ) 及び大豆の優良な種子の生産及び普及を促進し 生産性の向上及び品質の改善を図ることを目的とする 2 優良な種子の生産及び普及については 専門的な知識及び技術と周到な管理を要するものであることから

More information

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税 消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置 平成 28 年 8 月 24 日閣議決定 世界経済の不透明感が増す中 新たな危機に陥ることを回避するため あらゆる政策を講ずることが必要となっていることを踏まえ 消費税率の 10% への引上げ時期を平成 31 年 10 月 1 日に変更するとともに関連する税制上の措置等について所要の見直しを行うこととし 次のとおり法制上の措置を講ずる 一消費課税 1 消費税率

More information

構成員 3 法第 35 条第 3 項において 協議に係る内水面について河川管理者がある場合には当該河川管理者が必須の構成員とされているのはなぜか 河川管理者は 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) に基づき 治水 利水 環境の観点から総合的に河川管理をする立場であることから 同法に基づき

構成員 3 法第 35 条第 3 項において 協議に係る内水面について河川管理者がある場合には当該河川管理者が必須の構成員とされているのはなぜか 河川管理者は 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) に基づき 治水 利水 環境の観点から総合的に河川管理をする立場であることから 同法に基づき 内水面漁業の振興に関する法律の協議会制度関係 Q&A 協議の内容 1 法第 35 条第 1 項の その他内水面漁業の振興に関し必要な措置 とは どのようなものが想定されるのか 1 法第 35 条第 1 項においては 共同漁業権者は 都道府県知事に対し 内水面水産資源の回復 内水面における漁場環境の再生その他内水面漁業の振興に関し必要な措置について協議を行うための協議会を設置するよう申し出ることができることとされている

More information

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ 租税特別措置 ( 相続税関係 ) の適用状況等についての報告書 ( 要旨 ) 平成 2 9 年 1 1 月 会計検査院 1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとされ

More information

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した 資本性借入金 の積極活用について( 平成 23 年 11 月 23 日金融庁 ) 2012 年 4 月掲載 金融庁においては 平成 23 年 11 月 22 日 資本性借入金 の積極的な活用を促進することにより 東日本大震災の影響や今般の急激な円高の進行等から資本不足に直面している企業のバランスシートの改善を図り 経営改善につながるよう 今般 金融検査マニュアルの運用の明確化を行うこととしました 詳細は以下のとおりです

More information

48

48 47 48 提案事項に係る見解について ( 補足資料 ) 平成 29 年 8 月 2 日厚生労働省 市や福祉事務所において 児童扶養手当の返還請求権が発生した際の返還額相当分の回収が困難であることが 貴市からのご提案の背景にあると考えており そのような状況を生じさせない何らかの工夫が重要であると考えている 類似の事例として 生活保護法における 被保護者が遡及して年金を受給した場合における当該被保護者が受けた保護金品に相当する金額の返還

More information

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

私立幼稚園の新制度への円滑移行について 私立幼稚園の新制度への円滑移行について 私立幼稚園が 市町村が実施主体である新制度に円滑に移行できるよう 以下の事項に留意して対応 主な課題対応 市町村と幼稚園の関係構築 体制整備 市町村による私立幼稚園の状況把握 関係構築等 都道府県 ( 私学担当 ) による市町村への支援 地方版子ども 子育て会議等への幼稚園関係者の参画 計画に基づく認定こども園や新制度への円滑な移行支援 都道府県等計画における必要量

More information

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下 厚生労働省発雇児 0226 第 4 号 平成 25 年 2 月 26 日 各都道府県知事殿 厚生労働事務次官 保育士修学資金の貸付けについて 保育所入所待機児童の解消策の推進等により保育の需要増加に応え 保育を必要とするすべての子どもたちが質の高い保育を受けられる環境を構築するために 保育士の人材確保を積極的に推進する必要がある 今般 この対策として 保育士修学資金貸付制度を創設することとし 別紙のとおり

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 別紙 1 解説資料 ( 追加分 ) 平成 2 8 年 6 月 日本生命保険相互会社 団体年金コンサルティング G 本資料は 作成時点における信頼できる情報にもとづいて作成されたものですが その情報の確実性を保証するものではありません 本資料に含まれる会計 税務 法律等の取扱いについては 公認会計士 税理士 弁護士等にご確認のうえ 貴団体自らご判断ください H28.6.28 日本生命保険相互会社団体年金コンサルティング

More information

H28秋_24地方税財源

H28秋_24地方税財源 次世代に向けて持続可能な地方税財政基盤の確立について 1. 提案 要望項目 提案 要望先 総務省 (1) 地方交付税総額の確保 充実 減少等特別対策事業費等における取組の成果を反映した算定 減少等特別対策事業費 における 取組の成果 へ配分の段階的引き上げ 地域の元気創造事業費 における 地域活性化分 へ配分の重点化 緊急防災 減災事業債の延長および対象事業等の拡大 老朽化対策に係る地方財政計画における所要総額の確保

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 第三セクター等のあり方に関する研究会 ( 第 3 回 ) 資料 2 土地開発公社の現状と課題 平成 25 年 9 月 17 日総務省地域力創造グループ地域振興室 土地開発公社について 1 根拠法公有地の拡大の推進に関する法律 ( 昭和 47 年法律第 66 号 ) 2 設立目的地域の秩序ある整備を図るために必要な公有地となるべき土地等の取得及び造成その他の管理等を行うこと ( 第 10 条第 1 項

More information

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成 特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成 19 年 3 月 30 日 18 経営第 7834 号平成 20 年 4 月 16 日 20 経営第

More information

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫 砥部町特別融資制度推進会議設置要領 平成 2 0 年 7 月 2 5 日 砥部町告示第 8 1 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 農業関係資金の適正かつ円滑な融資運営を図るために 特別融資制度推進会議 ( 以下 推進会議 という ) を設置し その運営等に関し必要な事項を定めるものとする ( 対象とする資金 ) 第 2 条対象とする資金は 次のとおりとする ( 1 ) 農業経営基盤強化資金 (

More information

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むことと しています また 種子法 では規定されていなかった 6 つの項目 ( 下表の網掛け部分 ) について

More information

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案 既認定案件による国民負担 の抑制に向けた対応 ( バイオマス比率の変更への対応 ) 2018 12 21 日資源エネルギー庁 バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については

More information

<4D F736F F D B A815B836782CC8A C98C5782E9834B C4>

<4D F736F F D B A815B836782CC8A C98C5782E9834B C4> ヘルスケアリートの活用に係る ガイドライン素案 014 年 月国土交通省土地 建設産業局不動産市場整備課 1. 目的高齢化の進展に伴い ヘルスケア施設の供給の拡大等が求められる中 ヘルスケアリート創設の環境整備として 日本再興戦略 ( 平成 5 年 6 月 14 日閣議決定 ) において 民間資金の活用を図るため ヘルスケアリートの活用に向け 高齢者向け住宅等の取得 運用に関するガイドラインの整備

More information

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添 別記様式第 3 号別添 ( 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 ) 攻めの農業実践緊急対策事業 都道府県事業計画書 事業実施主体名 : 千葉県農業再生協議会 事業実施年度 : 平成 26 年度 ( 別添様式 )( 別記様式第 3 号関係 ) 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 千葉県農業再生協議会 策定 : 26 年 7 月 22 日 変更 : 年 月 日 目標年度 : 平成 27

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 国有林野事業における木材の販売に係る提案募集 ( マーケットサウンディング ) 提案の取りまとめと課題の整理 平成 29 年 12 月 26 日 ( 火 ) 民間提案募集における取組状況について 未来投資戦略 2017 林業の成長産業化に向けた先駆的な取組として 国有林野において 民間が長期 大ロットで伐採から販売までを一括して行うことにより現行より有利な立木資産の売却となる手法の可能性を検証するため

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション (1) マイナンバー法案と関連法案について 社会保障 税番号大綱 ( 平成 23 年 6 月 30 日政府 与党社会保障改革検討本部決定 ) に基づき 次期通常国会に次の 3 法案を提出 1 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案 ( マイナンバー法案 ) 内閣官房 2 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案

More information

望の内容平成 28 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ) 制度名産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条 ) ( 租税特別措置法施行令第 42 条の

望の内容平成 28 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ) 制度名産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条 ) ( 租税特別措置法施行令第 42 条の 望の内容平成 28 税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ) 制度名産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条 ) ( 租税特別措置法施行令第 42 条の 6 第 1 項及び第 2 項 ) 産業競争力強化法に基づく登録免許税の特例措置を平成 30 年 3 月 31

More information

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル ( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネルギー設備 衛生設備等 ( 注 2) 福祉増進資金防災 環境対策資金雇用安定資金 生活衛生新企業育成資金

More information

総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の

総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の 総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法 ( 以下 本法

More information

平成22年2月●日

平成22年2月●日 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 平成 22 年 11 月 15 日山口県信用農業協同組合連合会 当会は 地域金融機関として 健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客様に対して必要な資金を円滑に供給していくこと を 最も重要な役割のひとつであることと認識し その実現に向けて取組んでおります 今般 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置法

More information

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320 老高発 0330 第 4 号 平成 30 年 3 月 30 日 都道府県 各指定都市民生主管部 ( 局 ) 長殿 中核市 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 有料老人ホーム情報提供制度実施要領について 地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 29 年法律第 52 号 ) による改正後の老人福祉法 ( 昭和 38 年法律第 133 号 ) 第 29

More information

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農 1 農業委員会制度の概要 農業委員会は その主たる使命である 農地等の利用の最適化 ( 担い手への農地利用の集積 集約化 遊休農地の発生防止 解消 新規参入の促進 ) の推進 を中心に 農地法に基づく農地の売買 貸借の許可 農地転用案件への意見具申など 農地に関する事務を執行する行政委員会として 市町村に設置 必須事務 農地法等によりその権限に属させられた事項 ( 農地の売買 貸借の許可 農地転用案件への意見具申

More information

<945F96F B3816A2E786264>

<945F96F B3816A2E786264> Q-14 食品衛生法 ( 昭和 22 年法律第 233 号 ) とは 1 食品衛生法について 食品衛生法とは食品の安全性の確保のために公衆衛生の見地から必要な規制その他の措置を講ずることにより 飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し もつて国民の健康の保護を図ることを目的として 食品の規格等の設定 検査の実施 健康を損なうおそれのある食品の販売の禁止などの事項を規定しています 適用範囲食品衛生法の中で

More information

Microsoft Word - 法令解釈通知(新旧)

Microsoft Word - 法令解釈通知(新旧) 確定拠出年金制度について ( 平成 13 年 8 月 21 日年発第 213 号 ) 新旧対照表 改正後現行 第 1 企業型年金規約の承認基準等に関する事項 1.~3.( 略 ) 4. 運用の指図に関する事項個人別管理資産の運用の指図のない状態を回避する方法として 加入者等から運用の指図が行われるまでの間において運用を行うため あらかじめ定められた運用方法を企業型年金規約において設定することができること

More information

これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約 28 万キ

これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約 28 万キ 清掃一組のごみ発電による電力売却の取組について説明します 施設管理部技術課発電係長の下田です よろしくお願いいたします -1- これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約

More information

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

資料2   紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について 資料 2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について 1. 率先実行計画における推奨リストの策定 (1) 率先実行計画第一次環境基本計画 ( 平成 6 年 12 月閣議決定 ) における 4 つの長期的な目標の 参加 の施策の一つの柱として 国の事業者 消費者としての環境保全に向けた取組の率先実行 が掲げられ これに基づき 国の各行政機関共通の実行計画として 平成 7 年 6 月に 国の事業者

More information

収入保険制度と既存の類似制度と の比較のポイント 平成 30 年 6 月

収入保険制度と既存の類似制度と の比較のポイント 平成 30 年 6 月 収入保険制度と既存の類似制度と の比較のポイント 平成 30 年 6 月 1. 比較のポイント 収入保険制度と既存の類似制度を比較する際には 1 栽培作目は どの既存制度の 対象品目 か 2 補塡の対象 となる収入減少の要因は何か 3 補塡の計算方法 は個人単位か地域単位か 4 補塡の範囲 はどこまでか 5 補塡の時期 はいつ頃か 6 掛金 はどの程度かなどの特徴をよく見て 自らの経営内容に最適なセーフティネットを自ら判断し

More information

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満 平成 29 年 6 月 30 日食料産業局食品製造課 平成 28 年度食品製造業における HACCP の導入状況実態調査 HACCP を導入済みの企業は 29 導入途中の企業は 9 HACCP( ハサップ : Hazard Analysis and Critical Control Point) とは原料受入れから最終製品までの各工程ごとに 微生物による汚染 金属の混入等の危害を予測 ( 危害要因分析

More information

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型) ファンドのポイント 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 1 特定の銘柄 国や通貨に集中せず分散投資します 毎月決算を行い 収益分配方針に基づき分配を行います 2 1 投資信託証券への投資を通じて行ないます 2 分配対象額が少額の場合には分配を行わないこともあります 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 世界各国からインカムを獲得するために 主に世界の高配当利回りの資産株とソブリン債券に投資します

More information

柔軟で弾力的な給付設計について

柔軟で弾力的な給付設計について 確定給付企業年金法施行規則等の 一部を改正する省令案について 1 < 目次 > 1. 給付の現価相当額の計算の基礎となる予定利率の見直し 2 3. 受託保証型確定給付企業年金 ( 受託保証型 DB) を実施する場合の拠出方法の見直し 3 4.1 積立不足に伴い拠出する掛金の拠出時期の変更 4 2 積立不足に伴い拠出する掛金の額の算定方法の変更 5 5. 実施事業所減少時の掛金の一括拠出額の見直し 6

More information

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移 中小企業経営力強化支援法について 平成 24 年 8 月中小企業庁 中小企業の海外における商品の需要の開拓の促進等のための中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律等の一部を改正する法律 ( 中小企業経営力強化支援法 ) の概要 改正対象は 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律 中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律背景

More information

< F2D E968BC681698E968CE3816A817A C8250>

< F2D E968BC681698E968CE3816A817A C8250> 事業評価書 ( 事後 ) 平成 21 年 8 月 評価対象 ( 事業名 ) 主管部局 課室関係部局 課室関連する政策体系 医療施設の耐震化を促進するための補助事業医政局指導課 基本目標 Ⅰ 安心 信頼してかかれる医療の確保と国民の健康づくりを推進すること 施策目標 1 地域において必要な医療を提供できる体制を整備すること 施策目標 1-1 日常生活圏の中で良質かつ適切な医療が効率的に提供できる体制を構築すること

More information

遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の概要 目的国際的に協力して生物の多様性の確保を図るため 遺伝子組換え生物等の使用等の規制に関する措置を講ずることにより 生物多様性条約カルタヘナ議定書 ( 略称 ) 等の的確かつ円滑な実施を確保 主務大臣による基本的事項の公表 遺

遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の概要 目的国際的に協力して生物の多様性の確保を図るため 遺伝子組換え生物等の使用等の規制に関する措置を講ずることにより 生物多様性条約カルタヘナ議定書 ( 略称 ) 等の的確かつ円滑な実施を確保 主務大臣による基本的事項の公表 遺 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の概要 目的国際的に協力して生物の多様性の確保を図るため 遺伝子組換え生物等の使用等の規制に関する措置を講ずることにより 生物多様性条約カルタヘナ議定書 ( 略称 ) 等の的確かつ円滑な実施を確保 主務大臣による基本的事項の公表 遺伝子組換え生物等の使用等による生物多様性影響を防止するための施策 の実施に関する基本的な事項等を定め

More information

豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手

豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手 豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手法を導入するための優先的検討方針を次のように定める 第 1 章総則 1 目的本方針は 優先的検討を行うに当たって必要な手続を定めることにより

More information

2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設 中医協費薬材 - 3 3 0. 1 2. 5 費用対効果評価に関する検討状況について ( 報告 ) 1. 概要 費用対効果評価については これまで以下の課題につき 中医協において協議及び論点の整 理を行ってきたところ 今後 関係業界からのヒアリングを行い とりまとめを行う予定 (1) 費用対効果評価の活用方法 (2) 対象品目の選択基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 3 品目選定のタイミング

More information

新旧対照表(第2分冊:保険会社関係)1-14-14

新旧対照表(第2分冊:保険会社関係)1-14-14 ( 別紙 1) 金融監督等にあたっての留意事項について - 事務ガイドライン-( 第 2 分冊 : 保険会社関係 ) 現行 改正案 ( 新設 ) 1-14-14 変額年金保険等の最低保証リスクについて 保険金等の額を最低保証する変額年金保険等については 将来にわたって債務の履行に支障を来たさないよう最低保証リスクの適切な管理及び評価を行うとともに 保険数理等に基づき 合理的かつ妥当な保険料積立金及び危険準備金

More information

Microsoft Word - H290324優先的検討規程(裁定).docx

Microsoft Word - H290324優先的検討規程(裁定).docx 国立大学法人山形大学 PPP/PFI 手法導入の優先的検討に関する方針 ( 平成 29 年 3 月 24 日施設担当理事裁定 ) ( 目的 ) 第 1 この方針は 多様な PPP/PFI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 効率的かつ効果的に施設を整備するとともに 低廉かつ良好なサービスの提供を確保するため 多様な

More information

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案 第一七四回 参第一二号 目次 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案 第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章子宮頸がん予防方針等 ( 第三条 - 第六条 ) 第三章子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する具体的な施策 附則 第一節子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及等 ( 第七条 第 八条 ) 第二節子宮頸がん予防ワクチン接種の実施の推進 ( 第九条 - 第十四条 ) 第三節子宮頸がん予防検診の実施の推進

More information

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3 ( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3~5 年間とする 2 事業計画期間内の投資予定額 : 千円 ( 年度 : 千円 年度 : 千円 年度 : 千円

More information

6 転嫁カルテル 表示カルテルの独占禁止法適用除外 今般の消費税率の引上げに伴い 消費税を円滑かつ適正に転嫁できる環境を整備するため 消費税転嫁対策特別措置法では 事業者又は事業者団体は 公正取引委員会に事前に届け出ることにより 消費税の転嫁及び表示の方法の決定に係る共同行為 ( 転嫁カルテル 表示

6 転嫁カルテル 表示カルテルの独占禁止法適用除外 今般の消費税率の引上げに伴い 消費税を円滑かつ適正に転嫁できる環境を整備するため 消費税転嫁対策特別措置法では 事業者又は事業者団体は 公正取引委員会に事前に届け出ることにより 消費税の転嫁及び表示の方法の決定に係る共同行為 ( 転嫁カルテル 表示 6 転嫁カルテル 表示カルテルの独占禁止法適用除外 今般の消費税率の引上げに伴い 消費税を円滑かつ適正に転嫁できる環境を整備するため 消費税転嫁対策特別措置法では 事業者又は事業者団体は 公正取引委員会に事前に届け出ることにより 消費税の転嫁及び表示の方法の決定に係る共同行為 ( 転嫁カルテル 表示カルテル ) を独占禁止法に違反することなく行うことができることとされています ❶ 転嫁カルテル 消費税の転嫁の方法の決定

More information

( 問 3) 売却証明書を発行することができるのは どのような市場ですか 売却証明書を発行できるのは 以下の市場において売却した場合です 1 家畜市場家畜取引法 ( 昭和 31 年法律第 123 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する家畜市場及び同法第 27 条に規定する臨時市場 2 中央卸売市場

( 問 3) 売却証明書を発行することができるのは どのような市場ですか 売却証明書を発行できるのは 以下の市場において売却した場合です 1 家畜市場家畜取引法 ( 昭和 31 年法律第 123 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する家畜市場及び同法第 27 条に規定する臨時市場 2 中央卸売市場 肉用牛売却所得の課税の特例措置に係る執務参考資料の周知について 平成 21 年 2 月 5 日付け 20 生畜第 1663 号一部改正平成 23 年 12 月 27 日付け 23 生畜第 2140 号一部改正平成 26 年 6 月 30 日付け 26 生畜第 437 号一部改正平成 29 年 11 月 6 日付け 29 生畜第 756 号一部改正平成 30 年 12 月 25 日付け 30 生畜第

More information

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及び第三号に掲げるものにあつては エネルギーの使用の合理化等に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成三十年法律第四十五号 ) の施行の日 ) から平成三十二年三月三十一日までの期間 ( 第三項において

More information

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条 農業農村整備事業における宮城県グリーン製品及び木材製品等の利用推進に関する指針 第 1 章 総 則 ( 目的 ) 第 1 この指針は, グリーン購入促進条例 ( 平成 18 年宮城県条例第 22 号 ), グリーン購入の 推進に関する基本方針 ( 平成 18 年 12 月 21 日策定 ) 及びみやぎ材利用拡大行動計画 ( 平 成 19 年 1 月 17 日策定 ) に基づき, 宮城県が発注する農業農村整備事業の建設工事及び建

More information

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項 日本農林規格等に関する法律施行令 ( 昭和二十六年八月三十一日 ) ( 政令第二百九十一号 ) 最終改正平成三〇年一月一七日政令第 三号 ( 飲食料品及び油脂以外の農林物資 ) 第一条日本農林規格等に関する法律 ( 昭和二十五年法律第百七十五号 以下 法 という ) 第二条第一項第二号の政令で定める物資は 観賞用の植物 工芸農作物 立木竹 観賞用の魚 真珠 いぐさ製品 生糸 漆 竹材 木材 ( 航空機用の合板を除く

More information

平成20年2月

平成20年2月 富山県 平成 27 年 4 月 1 日以後 平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度の法人県民 法人事業の等について 平成 28 年度制改正では 平成 27 年度制改正に引き続き 成長志向の法人改革の一環として 法人事業の外形標準課の拡大等を中心に 所要の見直しを行う措置が講じられています また 法人県民均等割について 水と緑の森づくりの一部引上げが平成 29 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から適用されます

More information

1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2

1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2 株式会社整理回収機構が保有する平成 11 12 両年度の整理回収業務から生じた利益に係る資金について その有効活用を図るため 預金保険機構を通じて国に納付させるなど 国の財政に寄与する方策を検討するよう内閣府特命担当大臣に対して意見を表示したものについての報告書 ( 要旨 ) 平成 2 2 年 9 月 会計検査院 1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 (

More information

環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支

環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支 環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 10955 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支援対策実施要綱 ( 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 1095 3 号農林水産事務次官依命通知

More information

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 30 年 12 月 12 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 基準利率 1.16 ~ 2.85 % 特別利率 A 0.76 ~ 1.89 % 特別利率 B 0.51 ~ 1.90 % 特別利率 C 0.3

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 30 年 12 月 12 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 基準利率 1.16 ~ 2.85 % 特別利率 A 0.76 ~ 1.89 % 特別利率 B 0.51 ~ 1.90 % 特別利率 C 0.3 ( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 30 年 12 月 12 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 基準利率 1.16 ~ 2.85 % 特別利率 A 0.76 ~ 1.89 % 特別利率 0.51 ~ 1.90 % 特別利率 0.30 ~ 1.39 % 特別利率 0.51 ~ 2.20 % 基準利率 1.16 ~ 2.65 % 特別利率 A

More information

平成22 年 11月 15日

平成22 年 11月 15日 各位 平成 25 年 5 月 15 日 金融円滑化への対応状況について ( 平成 25 年 3 月末現在 ) 那須信用組合 ( 理事長熊谷勝美 ) は 平成 25 年 3 月 31 日現在における金融円滑化の対応状況についてとりまとめましたので 下記のとおりお知らせ致します なお 金融円滑化への対応方針 体制整備の状況 貸付条件の変更等の実施状況等 小企業金融円滑化法に基づく説明書類は 別紙のとおりです

More information

以上かつ5ヘクタール以上の変動が生じた場合には 変更後の高収益作物転換計画を計画主体に提出するものとする 第 6 事業達成状況の報告 1 事業実施主体は 別記様式第 1 号により 高収益作物転換促進計画の目標年度 ( 事業完了予定年度の3 年後までのいずれかの年度とすることを原則とし 対象事業の進捗

以上かつ5ヘクタール以上の変動が生じた場合には 変更後の高収益作物転換計画を計画主体に提出するものとする 第 6 事業達成状況の報告 1 事業実施主体は 別記様式第 1 号により 高収益作物転換促進計画の目標年度 ( 事業完了予定年度の3 年後までのいずれかの年度とすることを原則とし 対象事業の進捗 別紙 3-3( 収益性の高い農産物の導入 高付加価値化 販売力強化に関する事業に係る運用 ) 第 1 事業の内容 実施要領第 3 の 1 の (3) のイに掲げる収益性の高い農産物の導入 高付加価値化 販売力強化に関する事業 ( 以下 本事業 という ) による交付金の交付対象事業は 別表に掲げるとおりとする 第 2 事業実施主体本事業の実施主体は 実施要領別紙 2 別紙 3-1 及び別紙 3-2に定める事業実施

More information

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要) 地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ

More information

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱 厚生労働省発老 0223 第 2 号 平成 28 年 2 月 23 日 各都道府県知事 殿 厚生労働事務次官 ( 公印省略 ) 平成 27 年度地域介護対策支援臨時特例交付金の交付について 標記の交付金の交付については 別紙 平成 27 年度地域介護対策支援臨時 特例交付金交付要綱 により行うこととされ 平成 28 年 1 月 20 日から適用 することとされたので通知する 別紙 平成 27 年度地域介護対策支援臨時特例交付金交付要綱

More information

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号 ( 参考 ) 食品表示法( 平成 25 年法律第 70 号 ) ( 抜粋 ) ( 目的 ) 第一条この法律は, 食品に関する表示が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し重要な役割を果たしていることに鑑み, 販売 ( 不特定又は多数の者に対する販売以外の譲渡を含む 以下同じ ) の用に供する食品に関する表示について, 基準の策定その他の必要な事項を定めることにより,

More information

03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券

03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券 会計 監査 収益認識に関する会計基準等 インダストリー別解説シリーズ (3) 第 3 回小売業 - ポイント制度 商品券 公認会計士 いしかわ 石川 よし慶 はじめに 2018 年 3 月 30 日に企業会計基準第 29 号 収益認識に 関する会計基準 ( 以下 収益認識会計基準 という ) 企業会計基準適用指針第 30 号 収益認識に関する会計 基準の適用指針 ( 以下 収益認識適用指針 といい

More information

<4D F736F F D E63188C4816A8D4C93878CA78BC696B18AC7979D91CC90A78A6D94468C9F8DB88EC08E7B97768D6A816989FC90B38CE3816A2E646F63>

<4D F736F F D E63188C4816A8D4C93878CA78BC696B18AC7979D91CC90A78A6D94468C9F8DB88EC08E7B97768D6A816989FC90B38CE3816A2E646F63> 広島県介護サービス事業者業務管理体制確認検査実施要綱 第 1 目的この要綱は, 広島県知事 ( 以下 知事 という ) が介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の33, 第 115 条の34の規定及び介護サービス事業者業務管理体制確認検査指針 ( 平成 21 年 3 月 30 日付老発第 0330077 老健局長通知 以下 検査指針 という ) に基づき,

More information

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任

More information

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省 資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省 2. 特定家庭用機器廃棄物の適正処理における具体的な施策 離 ( 島 2 対 ) 策不の法実投施棄対策及び 性 ( の 4 向 ) 上廃棄物処分許可業者による処理状況等の透明 不法投棄され 市町村が回収した特定家庭用機器廃棄物について

More information

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc 新しい履行保証制度について ( 解説 ) 平成 14 年 4 月 Ⅰ 新しい履行保証制度の導入について 1. 工事完成保証人制度に代わる新しい履行保証制度の導入 の工事請負契約においては 従来 工事完成保証人制度を採用してきました 平成 13 年 4 月に 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律が施行され 適正化指針により工事完成保証人制度の廃止が打ち出されました 2. 新しい履行保証制度導入の時期

More information

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱 熊取町地域生活支援事業に係る事業者の登録取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 平成 17 年法律第 123 号 以下 法 という ) に基づく 移動支援事業及び日中一時支援事業 ( 以下 事業 という ) を行う事業者 ( 以下 事業者 という ) の登録に関し必要な事項を定めるものとする ( 事業者の登録 ) 第 2 条事業者の登録は

More information

1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々

1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々 書面交付請求に係る仕組みについて 平成 30 年 7 月 4 日日本証券業協会 2011 0 1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々な意見が挙げられたが

More information

Microsoft Word - PPPPFI手法導入における優先的検討に係る指針

Microsoft Word - PPPPFI手法導入における優先的検討に係る指針 PPP/PFI 手法導入における 優先的検討に係る指針 平成 29 年 3 月 高槻市 1 策定の趣旨新たな事業機会の創出や民間投資の喚起を図るとともに効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 公共施設等の整備等に多様な PPP/PFI 手法を導入するための優先的検討に係る指針を定める 2 定義本指針において 次に掲げる用語の意義は それぞれ次に定めるところによる 用語定義 (1)

More information

規制の事前評価の実施に関するガイドライン(素案)

規制の事前評価の実施に関するガイドライン(素案) 総務省規制の事前評価書 ( 電気通信事業者間の公正な競争の促進のための制度整備 ) 所管部局課室名 : 総務省総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課電話 :03-5253-5695 メールアト レス :jigyouhoutou_kaisei@ml.soumu.go.jp 評価年月日 : 平成 23 年 2 月 1 日 1 規制の目的 内容及び必要性 (1) 規制改正の目的及び概要電気通信事業者間の公正な競争を促進するため

More information

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領 宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式 ( 簡易型及び標準型 ) 実施要領 ( 趣旨 ) 第 1 この要領は, 宮城県道路公社 ( 以下 公社 という ) が執行する建設工事総合評価落札方式 ( 簡易型, 標準型及び特別簡易型 ) による一般競争入札 ( 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16 号 ) 第 167 条の10の2の規定により, 価格のほかに, 価格以外の技術的な要素を評価の対象に加え,

More information

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を 自動走行システムに関する公道実証実験のためのガイドライン 平成 28 年 5 月 警察庁 1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を用いて自動車を走行させる実証実験

More information

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における 504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における高度人材の活用を通じた地域の活性化等に資することを目的とするものです 2. 特例の概要特区において 当該特区の特定事業又はその関連事業の遂行に必要な業務に従事する外国人又は当該外国人の家族に係る在留資格認定証明書交付申請等の入国

More information

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱 平成 28 年度東京都障害者スポーツ強化練習会に係る補助金交付要綱 27 オ推障第 262 号 平成 28 年 4 月 1 日 ( 通則 ) 第 1 この要綱は 公益社団法人東京都障害者スポーツ協会 ( 以下 協会 という ) に対する平成 28 年度東京都障害者スポーツ強化練習会に係る補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付に関し必要な事項を定めるものとする ( 目的 ) 第 2 この事業は

More information