<4D F736F F D EED817582E482DF82BF82A982E CC8DCD947C82C BD82C182C E30382E33305F2E646F63>
|
|
|
- まとも のじま
- 7 years ago
- Views:
Transcription
1 H 版 新品種 ゆめちから の栽培に当たって (H 版 ) 北海道農業研究センター パン用小麦研究チーム
2 H 版 目 次 はじめに 1 1. ゆめちから の概要 1) 育成経過 2 2) 特性一覧 3 3) ゆめちから の優位点 4 4) ゆめちから の黄化現象について 5 5) 栽培上の注意事項 5 2. 当面の栽培マニュアル 1) 圃場の選択 6 2) 生育特性と栽培法 8 3) ランク区分への対応 黄化現象への対応マニュアル 1) ゆめちから における 斑点状の黄化現象 と 赤さび病 の見分け方 15 2) ゆめちから における かすり状の黄化現象 と 条斑病 の見分け方 16 3) ゆめちから の黄化現象への対策 当面の原採種栽培での注意点 これまでに観察された黄化現象の事例 付録
3 H 版 はじめに ゆめちから は( 独 ) 北海道農業研究センターが育成した硬質の秋まき小麦である コムギ縞萎縮病抵抗性が優れ 縞萎縮病発生地帯の タクネコムギ および品質が安定しない地帯の キタノカオリ の一部に置き換えて普及が見込まれている また 本品種の小麦粉の品質は超強力であり この超強力という特性を生かして ホクシン 等の中力小麦粉とブレンドすることにより パン用 中華めん用に利用することができる しかし ゆめちから は不良土壌環境で枯れ上りが早まり収量が低下することや 葉身が斑点状またはかすり状に黄化する現象が見られ この黄化の形状や発生程度は土壌 気象などの環境条件により異なる ゆめちから の黄化は生理的な現象と見られるが明確な原因は特定されていないため 現状では黄化の形状や発生程度を予測することは難しい ゆめちから の栽培上の注意事項として 早期枯れ上りによる収量低下を軽減するため 土壌管理 圃場の選択に留意を要することがあげられている また 原採種栽培においては罹病株や異品種等の抜き取りが不可欠であるため ゆめちから の原採種栽培における抜き取り作業では 黄化現象が発生した株と罹病株との区別に留意する必要がある ゆめちから の栽培に当たっては 上記のような留意すべき点があることから 本資料において早期枯れ上りや黄化現象にを回避して良質安定生産を行うための当面の栽培マニュアル 黄化現象と病害との区別方法と対策および当面の原採種栽培での注意点を提示した さらに これまでに観察された黄化現象の事例を多くの写真で示した 本資料が生産現場における早期枯れ上りや黄化現象へ対する不安を解消するための一助となり ゆめちから の円滑な普及に寄与することを期待する 1
4 H 版 1. ゆめちから の概要 1) 育成経過 ゆめちから は 平成 8 年 6 月 ( 平成 7 年 9 月播種 以下播種年度をもって示す ) 北海道農業試験場 ( 現北海道農業研究センター ) において 秋まき硬質のパン用品種育成を目標として 札系 159 号 とカンザス州立大学育成系統 KS (Hard Red Winter Wheat) のF 1 を母 月系 9509( 後のキタノカオリ ) を父として行った人工交配 ( 北交 1223) の後代である 平成 8 年度にF 1 個体養成 平成 9 年度に F 2 集団養成で世代を進め 平成 10 年度にF 3 世代で個体選抜を行った 平成 11 年度にF 4 世代の系統選抜試験を行い 以降選抜 固定を図ってきた 平成 14 年度に 芽系 0237 の系統名で生産力検定準予備試験に供試し 平成 15 年度に 勝系 63 号 の系統名で生産力検定予備試験に供試するとともに 系統適応性検定試験ならびに特性検定試験に試した その結果が良好であったため 平成 17 年度から 北海 261 号 の地方配布系統名を付し奨励品種決定試験に供試した 平成 20 年度に北海道優良品種に認定され ゆめちから という名称で種苗法に基づく出願を行った ゆめちから ( 北海 261 号 ) の系譜図 2
5 H 版 2) 特性一覧 小麦新品種候補系統 北海 261 号 の摘録 1. 特性一覧表系統名 北海 261 号 組合せ 札系 159/KS831957// 月系 9509( キタノカオリ ) 特 性 長所 1. コムギ縞萎縮病抵抗性が優れる 2. 超強力小麦で ブレンド適性が優れる 短所 1. 耐雪性が中である 採用県および普及見込み面積北海道 1,000ha 試験場所 育成地 中央農試 千歳市 * 系統 品種名北海 261 号 ホクシン キタノカオリ北海 261 号 ホクシン キタノカオリ タクネコムキ 北海 261 号 ホクシン タクネコムキ 形 質 ( 対照 ) ( 対照 ) ( 対照 ) ( 対照 ) ( 対照 ) ( 対照 ) ( 対照 ) 早晩性 やや早 やや早 中 出穂期 ( 月日 ) 成熟期 ( 月日 ) 稈長 (cm) 穂長 (cm) 穂数 ( 本 / m2 ) 芒の有無 多少 多 無 ~ 極少無 ~ 極少 ふの色 赤褐 淡黄 淡黄 耐寒性 中 中 中 耐雪性 中 やや強 やや強 赤さび病抵抗性 強 やや弱 かなり強 うどんこ病抵抗性 やや強 やや強 強 赤かび病抵抗性 中 やや弱 中 コムキ 縞萎縮病抵抗性 強 弱 弱 耐倒伏性 強 強 強 穂発芽性 中 中 中 子実重 (kg/a) 対ホクシン比率 (%) 容積重 (g/l)** 千粒重 (g) 原麦粒の見かけの品質 中上 中上 中上 中上 中上 上下 中上 粉質 硝子質 粉状質 硝子質 硝子質 粉状質 硝子質 - 硝子質 粉状質 - 原粒粗蛋白質含量 (%)*** 製粉歩留 (%) ミリングスコア % 粉粗蛋白質含量 (%) % 粉灰分含量 (%) 粉の明るさ (L*) 粉の黄色み (b*) アミロク ラム最高粘度 (BU) ファリノク ラム吸水率 (%) ファリノク ラムハ ロリーメーターハ リュウ ミキソク ラムヒ ークタイム ( 分 ) 試験年度 平 17~19 年度 平 17~19 年度 平 18~19 年度 注 )* 千歳市はコムギ縞萎縮病発生圃場における成績 ** 中央農試の容積重は平 18~19 年の平均 *** 千歳市の原粒蛋白含量は平 19 年 表コムギ縞萎縮病抵抗性の評価 系統 品種 名発病程度特性分類 北海 261 号 0.8 強ホクシン 3.9 弱 キタノカオリ 4.0 弱 きたもえ 1.9 やや強 伊達市の本病発生圃場での被害 程度 (0-4)( 平成 15~19 年の平均 中央農試 ) 北海 261 号ブレンド 1CW 北海 261 号ブレンドホクシン 1CW パン総合点 図. 北海 261 号の直捏法および中種法による製パン試験結果左 : 直捏法 道産小麦研究会 ( 平 17-18) 右 : 中種法 日本パン技術研究所 ( 平 16) ブレンドは 北海 261 号 と ホクシン を等量混合 パン総合点 3
6 H 版 3) ゆめちから の優位点 ゆめちから は土壌伝染性で薬剤防除が困難なコムギ縞萎縮病に対する抵抗性が北海道の秋まき小麦品種では初めての 強 で 蛋白質含量は キタノカオリ よりも高く 小麦粉は強靱なグルテンを有する 超強力 である また キタノカオリ よりも早生で キタノカオリ の欠点であった登熟期の低温による低アミロ化現象もなく 穂発芽被害の軽減が期待できる ゆめちから をコムギ縞萎縮病発生のため生産が安定しない地帯の秋まき小麦および品質が安定しない地帯に栽培されている キタノカオリ の一部に置き換えることにより 小麦生産者の収益性向上と北海道産硬質小麦の安定生産に貢献することが期待できる また ゆめちから の 超強力 という特性に対しての実需者の評価も高く この特性を生かした各種小麦粉食品および最適なブレンドによる日本麺用品種のパン 中華めんへの用途拡大や ゆめちから の高い蛋白質含量を活かした醤油原料用等への利用を通じて 政策的重要課題である自給率向上と地産地消を求める消費者の要望を満たすものと期待できる 4
7 H 版 4) ゆめちから の黄化現象について ゆめちから の品種特性として 気象および土壌等の環境条件により 葉身が斑点状またはかすり状に黄化する現象が見られることがある 本現象は病害ではなく生理的なものであるため薬剤防除の必要はないが 赤さび病 と類似した症状を示す場合があるため 病害との区別については本栽培マニュアルに従って適切に対応する なお 黄化現象による収量への影響は見られない 90 正常地点 黄化報告地点 80 北海 261 号収量 (kg/a) ホクシン収量 (kg/a) 平均収量 黄化報告地点 正常地点 60.9kg/a 61.6kg/a ( 有意差なし平成 18~19 年播種 39 地点 ) 5) 栽培上の注意事項 (1) 不良土壌環境では 早期に枯れ上がり収量が低下することがある (2) 気象および土壌条件により 葉身が斑点状またはかすり状に黄化する現象が見られることがある そのため 原採種圃場の選定ならびに病害株の抜き取り作業では本現象と他病害との区別に留意する (3) 耐雪性が中であるので 雪腐病防除を励行する (4) 超強力小麦としての特性を発揮させるため 蛋白質含量が低くならないように止葉期以降の窒素追肥を行う等の肥培管理に努める 5
8 H 版 2. 当面の栽培マニュアル 1) 圃場の選択 ( 地域 圃場の条件 土壌の物理性 化学性 ) ゆめちから の黄化現象および早期枯れ上がり現象を回避するため 土壌管理 圃場の選択にあたっては以下の点に注意する (1) 土壌化学性は 北海道施肥ガイドの畑作物の土壌診断基準を満たしていること が望ましい 特に ph については基準値 (5.5~6.5) 内にあること (2) 干ばつや湿害を受けやすい以下の条件の圃場での栽培を避ける なお 作土下 に耕盤層が認められる場合は 心土破砕が有効と考えられる 作土下に根張りを制限する耕盤層がある 礫層やグライ層および地下水の出現位置が浅い 土性が強粘質あるいは砂質である 排水が不良で表面滞水を生じやすい 乾燥年に小麦の早期枯れ上がりが目立つ 北海道施肥ガイドホームページ 6
9 H 版 表. ゆめちから が ホクシン と比較して低収を示した地点における土壌診断結果 ( 平成 18~20 年播種奨決現地試験 ) H18 H18 H18 H18 H18 H18 H18 H19 H19 H19 H20 単位 基準値 伊達市 長沼町 岩見沢市 美瑛町 本別町 更別村 大空町 岩見沢市富良野市 豊頃町 岩見沢市 土壌の種類 沖積土 沖積土 沖積土 黒色火山性土黒色火山性土褐色火山性土褐色火山性土 沖積土 沖積土 沖積土 沖積土 土壌 ph 有効態りん酸 mg/100g 交換性加里 mg/100g 交換性苦土 mg/100g 交換性石灰 mg/100g 苦土 加里比 (Mg/K) 2 以上 石灰 苦土比 (Ca/Mg) 6 以下 石灰飽和度 % 塩基飽和度 % 銅 ppm 亜鉛 ppm マンガン ppm ほう素 ppm 熱水抽出性窒素 mg/100g 全窒素 % 硝酸態窒素 mg/100g アンモニア態窒素 mg/100g りん酸吸収係数 CEC mg/100g 仮比重 腐食含量 含む 含む 含む 富む 含む 富む 含む 含む 含む 含む 富む 黄化の報告 早期黄化早熟 低収 低収 早熟 低収早熟 低収 低収 早熟 低収早熟 低収早熟 低収やや低収 低収 考えられる要因 * 注 1) 低 ph 低 ph 低 ph 低 ph * 注 2) 低窒素 やや低 ph 低 ph 低 ph やや低 ph 北海 261 号 伊達市 長沼町 岩見沢市 美瑛町 本別町 更別村 大空町 岩見沢市富良野市 豊頃町 岩見沢市 成熟期 ( 月日 ) 対ホクシン比 ( 日 ) 収量 (kg/a) 対ホクシン比 (%) 容積重 (g/l) 対ホクシン比 (%) 千粒重 (g) 対ホクシン比 (%) 原粒蛋白 (%) 原粒灰分 (%) ホクシン 対きたもえ比 成熟期 収量 (kg/a) 容積重 (g/l) 千粒重 (g) 原粒蛋白 (%) 原粒灰分 (%) * 注 1) ゆめちから 以外の品種 系統は縞萎縮病の感染によって生育が遅延した可能性がある * 注 2) ゆめちから ホクシン ともに蛋白含量が低く 窒素肥料が不足していた可能性がある 概評 ゆめちから は 土壌 ph や熱水抽出性窒素量が低い場合に ホクシン よりも低収となる傾向が見られた また 土壌の物理化学性が劣ったり 乾 湿害を 受けやすい圃場では早期枯れ上がりを起こすことがある 7
10 H 版 2) 生育特性と栽培法 ( 播種 施肥 防除の考え方 ) (1) ゆめちから の遅播き (10/1) 試験では 標準播種 (9/24) と比較して成 熟期の遅延 収量および外観品質の低下が見られたことから (H20 年鹿追町 栽培試験 ) 適期の播種を励行する (2) ゆめちから の施肥管理は パン用秋まき小麦 キタノカオリ の良質安定多収栽培法 ( 平成 16 年普及推進事項 p8 参照 ) に準じる 耐倒伏性が キタノカオリ より若干劣るため 茎数過多が予想される場合は 起生期 ~ 幼形期の施肥量をやや減じる ( 下図参照 ) (3) ゆめちから の雪腐病抵抗性は ホクシン よりもやや劣るため 適切な雪腐病防除を励行する ゆめちから は 葉身に斑点状またはかすり状に黄化する現象が見られるが 本現象は赤さび病および条斑病とは異なる生理的なものである ただし 現象が両病と類似する場合があるので原採種圃場での抜き取り作業では現象と病害の区別に十分留意し 本書 3. 黄化現象への対応マニュアル に従って適切に対応する ゆめちからホクシン 4.0 倒伏程度 成熟期における穂数 ( 本 / m2 ) 図. 成熟期における穂数と倒伏程度の関係 ゆめちから は穂数 600 本以上の区で倒伏が発生している 8
11 H 版 パン用秋まき小麦 キタノカオリ の良質安定多収栽培法 より引用 道央における高品質安定多収栽培法 (1) 播種適期 (9 月中旬まで ) を厳守し 播種量は ホクシン 並としますが 播種適期内でも晩限に近い場合は 播種量を 1.3 倍 (340 粒 / m2 ) 程度に増やします (2) 窒素施肥法では穂数確保のため起生期 ~ 幼穂形成期に 3kgN/10a 程度の増肥を行います さらに止葉期 6kgN/10a の追肥 もしくは子実蛋白が低いと予想される圃場では 止葉期 3kgN/10a に加え開花期以降尿素 2% 溶液の葉面散布 3 回の追肥を行います 道東における高品質安定多収栽培法 (1) 播種期 播種量は ホクシン に準じます 窒素施肥量は熱水抽出性窒素 ( 作物に利用されやすい窒素 ) を指標として設定します (2) 子実蛋白の基準値 11.5% 以上を達成するためには ホクシン より 5~6kgN/10a 増肥 ( 葉面散布を含む ) します 基肥窒素は 4kgN/10a 起生期における窒素施肥量は 8kgN/10a 程度までとし 残分を幼穂形成期以降 止葉期頃までに施肥しますが 幼穂形成期の施肥で増収効果が高く 子実蛋白も高まります 高蛋白化のためには開花期以降尿素 2% 溶液の葉面散布 3 回を行います 活用面での留意点標準栽培した ホクシン の子実蛋白が 8% を超えないような低蛋白圃場では本栽培法によってもパン用小麦の限界許容値 (10.0%) に達しないことがあります キタノカオリ栽培法ホームページ 9
12 H 版 ゆめちから ( 北海 261 号 ) の窒素追肥試験資料 2)-1 育成地 ( 芽室 ) 生産力検定試験多肥試験区の成績 ( 平成 17 年度 ~19 年度 ) 北海 261 号蛋白キタノカオリ蛋白 収量 (kg/a) キタノカオリ収量 北海 261 号収量 原粒蛋白含量 (%) 破線は パン 中華麺用小麦の原粒蛋白含量の品質基準下限値 (11.5%) を示す 以下の図も同様. 平成 17 年度平成 18 年度平成 19 年度窒素施肥処理 : 基肥 - 起生期追肥 - 止葉期追肥 - 葉面散布 (kg/10a) 概評 ゆめちから は 止葉期以降の後期追肥によって蛋白質含量が顕著に増 加し いずれの追肥区においても キタノカオリ より高い蛋白質含量を示した 10
13 H 版 2)-2 育成地 ( 芽室 ) 窒素施肥栽培試験区の成績 ( 平成 18 年度 ~19 年度 ) 収量 (kg/a) 平成 18 年度 キタノカオリ収量 北海 261 号蛋白キタノカオリ蛋白北海 261 号収量 原粒蛋白含量 (%) 平成 19 年度 粒 / m2 255 粒 / m2播種量および窒素施肥量 150 窒素施肥量 : 基肥 - 起生期追肥 - 止葉期追肥 - 葉面散布 (Nkg/10a) 追肥は硫安を使用. 葉面散布は開花期以降北海 1 週間おきに 261 号蛋白 3 回 2% 尿素を散布. 140 キタノカオリ蛋白 収量 (kg/a) キタノカオリ収量 北海 261 号収量 原粒蛋白含量 (%) 175 粒 / m2 255 粒 / m2播種量および窒素施肥量 概評 ゆめちから の蛋白質含量は 止葉期以降の後期追肥によって顕著に増加し パン 中華めん用小麦の品質評価基準値 (11.5%) を下回る試験区はなかった すべての追肥区において ゆめちから は キタノカオリ よりも高い蛋白質含量を示した 11
14 H 版 2)-3 道央部 ( 北農研センター 札幌市 ) における ゆめちから ( 北海 261 号 ) 窒素追肥試験結果 ( 平成 19 年度 ) 110 北海 261 号蛋白 キタノカオリ蛋白 収量 (kg/a) キタノカオリ収量 北海 261 号収量 原粒蛋白含量 (%) 窒素施肥処理 : 基肥 - 起生期追肥 - 幼穂形成期 - 止葉期追肥 - 葉面散布 (kg/10a) 概評 ゆめちから は 後期追肥によって収量および蛋白質含量が顕著に増加 した これらの追肥による顕著な倒伏はみられなかった 12
15 H 版 2)-4 その他 ( 現地 十勝農試 ) の ゆめちから ( 北海 261 号 ) 窒素追肥試験 ( 平成 19 年度 ) 出穂成熟倒稈穂穂子実同左比容積千粒蛋白栽培品種 系統窒素施肥量処理名場所名 (kg/10a) 期期長長数重対標準重重含量 ( 月日 ) ( 月日 ) 伏 (cm) (cm) ( 本 / m2 ) (kg/a) 品種 (g/l) (g) (%) ホクシン 標肥 キタノカオリ標肥 多肥 江別 北海 261 号標肥 多肥 後期追肥 後期追肥 後期追肥 タクネコムギ標肥 千歳北海 261 号 標肥 北海 261 号 多肥 ホクシン 標肥 岩見キタノカオリ標肥 沢 北海 261 号 標肥 北海 261 号 多肥 ホクシン 標肥 端野北海 261 号 標肥 多肥 ホクシン 標肥 キタノカオリ標肥 十勝多肥 農試北海 261 号標肥 多肥 窒素施肥量 : 基肥 - 起生期 - 幼形期 - 止葉期 - 尿素葉面散布 概評 ゆめちから は キタノカオリ に比べて止葉期以降の追肥による蛋白質含量の増加が顕著であり 高蛋白化が比較的容易である ゆめちから は パン用秋まき小麦 キタノカオリ の良質安定多収栽培法 に準じた施肥管理でパン 中華めん用小麦の品質評価基準値 (11.5%) に十分な蛋白質含量を確保することが可能である さらに蛋白質含量を向上させるためには止葉期以降の窒素追肥が有効である 13
16 H 版 3) 品質評価区分への対応 ( 用途 品質と追肥 収穫時期 ) ゆめちから の蛋白質含量は 従来の秋まきパン用小麦 キタノカオリ よりも 0.5~1.0% 程度高く キタノカオリ に比べて止葉期以降の追肥による蛋白質含量の増加が顕著であり 高蛋白化が比較的容易である 従って パン用秋まき小麦 キタノカオリ の良質安定多収栽培法 に準じた施肥管理でパン 中華めん用小麦の品質評価基準値 (11.5%) に十分な蛋白質含量を確保することが可能である ゆめちから の容積重は キタノカオリ と同程度で 灰分は キタノカオリ よりもやや低く アミログラム最高粘度は キタノカオリ よりも高い ゆめちから の成熟期は ホクシン よりも約 2 日遅く きたほなみ とほぼ同程度である 860 容積重 1200 アミログラム最高粘度 (g/l) 820 (Bu) リットル升ブラウエル 0 ゆめちから キタノカオリ (%) ゆめちからキタノカオリ原粒灰分 平成 17~19 年度 ( 播種 ) 中央 上川 十勝 北見農試の平均値 エラーバーは標準偏差を示す 1.55 ゆめちから キタノカオリ 品質評価基準 用途別評価基準値 パン 中華めん用小麦 調査項目 基準値 許容値 たんぱく 11.5% 14.0% 10.0% 15.5% 灰分 1.75% 1.80% 容積重 833g/L - フォーリンク ナンハ ー
17 H 版 3. 黄化現象への対応マニュアル 1) ゆめちから における 斑点状の黄化現象 と 赤さび病 の見分け方 ゆめちから における 斑点状の黄化現象 と 赤さび病 の見分け方 ( 案 ) 抜き取り作業 ( 異型 ふ色 病害等 ) 圃場審査 1 圃場審査 2 ( 出穂期 ) ( 糊熟期 ) 北海道農業研究センターパン用小麦研究チーム 小麦の生育 1. 止葉期前の黄化現象 止葉期 出穂 開花期登熟期成熟期 2. 止葉期以降の黄化現象 主な病害の防除時期 5 月 赤さび病赤かび病 6 月 7 月 薬剤防除 赤さび防除 赤かび防除 1 赤かび防除 2 発生時期 斑点状の黄化現象は 5 月中旬および 6 月前半から上位葉に発生することがあります 赤さび病との見分け方 さび胞子 の有無を目視や指で触って確認することによって 赤さび病 と区別できますが 以下のように対応して下さい 1 念のため斑点状の黄化を確認した周囲の下位葉における 赤さび病 の発生状況を確認する もし 赤さび病 の発生が確認された場合は 直ちに適切な防除を実施する 注 ) 防除は 北海道農作物病害虫 雑草防除ガイド に従って下さい 初発時期 現象 赤さび病黄化現象 止葉期頃 (5 月下 ~ 予察に注意 ) さび胞子 あり下位葉から拡がる 起生期以降 (5 月中旬 ~6 月 ) さび胞子 なし上位葉に発生 1. 止葉期前の黄化現象の発生例 (2009/05/13 北見農試 ) 2. 止葉期以降の黄化現象の発生例 (2009/06/18 北見農試 ) 3. 赤さび病 との比較 下葉の枯れ上がりが起き始めている圃場で多く見られます 止葉に 斑点状の黄化 が発生することがあります 上 : 黄化現象下 : 赤さび病 ( 付録 p24-25 にも写真あり ) 15
18 H 版 2) ゆめちから における かすり状の黄化現象 と 条斑病 の見分け方 ゆめちから における かすり状の黄化現象 と 条斑病 の見分け方 ( 案 ) 小麦の生育 止葉期 抜き取り作業 ( 異型 ふ色 病害等 ) 圃場審査 1 ( 出穂期 ) 圃場審査 2 ( 糊熟期 ) 出穂 開花期登熟期成熟期 かすり状の黄化現象の発生時期 北海道農業研究センターパン用小麦研究チーム 条斑病の観察時期 5 月 条斑病の区別に適した時期 6 月 7 月 発生時期 かすり状の黄化現象は出穂期頃 (6 月前半 ) から圃場全面に発生することがあります 条斑病との見分け方 条斑病が発生した場合 出穂期頃 (6 月前半 ) に葉鞘につながる鮮明なストライプ症状 ( 条斑 ) が条斑病に感染した株だけに見られます 注 ) 防除は 農作物病害虫防除基準 に従って下さい 観察時期 現象 条斑病かすり状の黄化現象 出穂期頃 (6 月前半 ) 出穂期頃 (6 月前半 ) 鮮明なストライプ症状不鮮明なかすり症状 コムギ条斑病の病徴 ( 出穂期頃に病斑が見られる ) かすり状の黄化現象の発生例 (2009/6/21 千歳市 ) 条斑病の特徴は 葉鞘につながる鮮明な黄色いストライプと暗色の条です かすり症状は境界が不鮮明です ゆめちから の条斑病発病株病徴の拡大かすり状の黄化現象葉の拡大 ( 上からの撮影 ) 条斑病との見分けには 葉から葉鞘につながる鮮明なストライプと暗色の条を確認してください 16
19 H 版 3) ゆめちから の黄化現象への対策 1 止葉期前の葉先の黄化 止葉期後に見られる止葉の葉先の黄化への対応本黄化現象 ( 付録 p1-7 p12-15 参照 ) は 幼穂形成期以降に下位葉が黄色く枯れ上がっている窒素肥沃度の低い圃場で多く見られ また 多肥区よりも少肥区において多く発生した ( 付録 p3 13 参照 ) 従って本黄化現象は 幼穂形成期までの追肥を励行することによってある程度防止することが可能である 2かすり状の黄化への対応本黄化現象 ( 付録 p20-21 参照 ) は 現在のところ有効な対策手段がない コムギ条斑病との判別については マニュアルに従いコムギ条斑病特有のストライプ症状によって区別する 3 止葉期後に見られる上位葉の黄斑への対応本黄化現象 ( 付録 p8-9 p24) は 赤さび病 とは異なる生理的現象であるが 症状が類似しているため判別に注意する 赤さび病 は病徴部に盛り上がった さび胞子 を形成し( 付録 p25 参照 ) 下位葉から発生して上位葉へ拡大することが多い ( 付録 p10 参照 ) しかし 降雨によって赤さび胞子が流れる場合があるため 本黄化現象が観察された場合は以下のように対応することが望ましい なお ゆめちから は赤さび抵抗性が 強 で ホクシン より優れ これまで 赤さび病 の発生は確認されたことがない 対応法 念のため 斑点状の黄化を確認した周囲の下位葉における 赤さび病 の発生状況を確認する 赤さび病 の発生が確認された場合は 農作物病害虫防除ガイド にしたがって適切な防除を実施する 注 ) 激しい降雨の翌日等は 赤さび胞子 が流れている可能性があるので 赤さび病の区別には適しません 糊熟期以降は植物体全体の黄化が進むので 赤さび病との区別には適しません 17
20 H 版 4. 当面の原採種栽培での注意点 原採種の栽培管理については 麦類原採種ほの設置並びに栽培管理基準 が定められ 原採種ほ産種子が具備すべき条件 として 異型株の混入や病害虫の被害がないことが示されている 黄化現象による 原採種ほ産種子が具備すべき条件 への影響を軽減するため 原採種栽培において下記の点に留意する 1) 黄化現象 早期枯れ上りの発生を軽減するために土壌管理とほ場選定は 2. 当面の栽培マニュアル を参照し 黄化現象 早期枯れ上りの発生軽減に努める ただし 越冬時の生育が旺盛で倒伏の発生が懸念される場合は起生期 ~ 幼形期の施肥量を控える 2) 黄化現象が発生した場合の対応 (1) 異型株の抜き取り当該品種に通常の生育で発生する黄化現象は 異型や異品種ではないことから抜き取りの必要はない ただし 著しい黄化の進行や生育不良株などの異常な生育を示している場合は抜き取る (2) 病害株との区別黄化現象のうち 赤さび病 および 条斑病 と類似する現象を呈する場合があるが 黄化現象は生理的なものであり病害ではないことから 抜き取りの必要は無い 両病害との見分け方は 黄化現象への対応マニュアル を参照する その他の 付録. これまでに観察された黄化現象の事例 に掲載されている黄化現象も病害ではないことから 抜き取りの必要はない 18
21 5. これまでに観察された ゆめちから の黄化現象の事例 目 次 1. 止葉期前 (5 月 ) の黄化現象 1-1) 上位葉の黄化 1-2) 止葉期前の黄化現象の特徴 止葉期後 (6 月 ) の黄化現象 2-1) 止葉の黄斑 8 2-2) 止葉先の黄化 ) 下位葉の条状の黄化 ) かすり状の黄化 ) コムギ縞萎縮病による黄化 ) 止葉期後の黄化現象の特徴 止葉の黄斑とコムギ赤さび病の区別 ゆめちから の早期枯れ上がり現象 参考資料 27
22 1. 止葉期前 (5 月 ) の黄化現象 1-1) 上位葉の黄化 5 月 11 日上川農試 ゆめちから 葉先の黄化が顕著に見られた ホロシリコムギ にも同様の現象が観察された 5 月 14 日北見農試 ( 病虫科コメント ) 葉の表面に菌は認められなかった 写真で見る コムギふ枯れ病 と似ているが 判断は難しい 5 月 13 日十勝農試 ( 特増区 ) 他場と同様に葉先の黄化が観察された 葉の表面に菌は認められなかった 付録 -1
23 5 月 13 日千歳市葉先の黄化が観察された 他品種にも同様の黄化が若干見られた 5 月 15 日北見市 葉先の黄化が観察された 他品種には症状なし 5 月 15 日北見市 葉先の黄化の拡大 付録 -2
24 5 月 16 日鹿追町 葉先の黄化が観察された 5 月 16 日鹿追町少肥区 少肥区では下葉が黄化しており 葉先の黄化の発生がやや多い 5 月 16 日鹿追町多肥区多肥区では下葉は青々としており 葉先の黄化の発生はほとんど見られない 付録 -3
25 5 月 15 日頃十勝農試 特増圃場 ( 追肥なし ) 葉先の黄化がやや目立つ 5 月 20 日頃十勝農試 生産力圃場 ( 追肥あり ) 黄化の発生は少ない 付録 -4
26 5 月 26 日上川農試 生産力圃場 節間伸長が始まり 葉先が黄化した下位葉が覆い隠されたため 5 月半ばより目立たなくなる 5 月 26 日上川農試 葉先の黄化が覆われた様子 付録 -5
27 5 月 29 日十勝農試 特増圃場 節間伸長が始まり 新しく展開した葉には黄化は見られない 5 月 29 日十勝農試 黄化した下位葉の拡大 付録 -6
28 1-2) 止葉期前の黄化現象の特徴 1) 黄化現象が見られる部位は現在展開しようとしている葉の2あるいは3 枚下の葉である 2) 黄化現象が見られるのは葉の先端部から 1/3 程度に多い 3) 下葉の枯れ上がりが起き始めている圃場 ( 少肥区 ) で多く見られる 下位葉が青々としている圃場 ( 多肥区 ) では見られない 4) 同一圃場内でも 下葉の枯れ上がりの早い株で発生が顕著である 付録 -7
29 2. 止葉期後 (6 月 ) の黄化現象 2-1) 止葉の黄斑 6 月 4 日上川農試 出穂前の止葉の黄斑 6 月 17 日上川農試 出穂後の止葉の黄斑 上部 6 月 17 日上川農試 下部 5 月に発生した黄化葉 付録 -8
30 6 月 1 日北見市止葉の下の葉に黄斑を観察 発生状況は試験区全体で数株程度 6 月 17 日深川市 止葉の黄斑 6 月 18 日北見農試 止葉の黄斑 付録 -9
31 6 月 17 日岩見沢市 ホクシン の赤さび病との比較 ゆめちから ホクシン ゆめちから の黄化現象 黄化現象 ホクシン の赤さび病 赤さび病 付録 -10
32 6 月 18 日北見農試 ホクシン 止葉の赤さび病 6 月 18 日北見農試 同じ ホクシン の下位葉の赤さび病 付録 -11
33 2-2) 止葉先の黄化 6 月 12 日鹿追町 止葉の葉先に黄化が観察された 6 月 12 日音更町 止葉の葉先に黄化が観察された 6 月 16 日北農研 止葉の葉先に黄化が観察された 付録 -12
34 6 月 16 日鹿追町 起生期 0kg 追肥 ( 少肥区 ) ほとんどの止葉の葉先の黄化が観察された 6 月 16 日鹿追町 起生期 4kg 追肥 ( 中肥区 ) 一部の止葉の葉先に黄化が観察された 6 月 16 日鹿追町 起生期 8kg 追肥 ( 多肥区 ) 止葉の葉先の黄化はほとんど観察されなかった 付録 -13
35 6 月 15 日十勝農試 ( 特増区 ) 止葉の葉先で黄化が観察された 6 月 15 日十勝農試 ( 特増区 ) 上の全体図 6 月 15 日十勝農試 ( 特増区 ) 抜き取りの様子 付録 -14
36 6 月 15 日北農研 ( 無肥区 ) 止葉の葉先 下位葉ともに著しい黄化が観察された 6 月 15 日北農研 ( 無肥区 ) 止葉に葉先の黄化と黄斑が同時に観察された 付録 -15
37 2-3) 下位葉の条状の黄化 6 月 23 日十勝農試奨決圃 全体図 6 月 23 日十勝農試奨決圃止葉から3~4 枚下の葉に条状の黄化 6 月 26 日北見市 下位葉の条状の黄化 付録 -16
38 6 月 15 日北農研 左 : 多肥区右 : 少肥区 少肥区において下位葉の黄化が目立つ 6 月 15 日北農研 下位葉の黄化 6 月 15 日北農研 系統植 (9cm 千鳥点播 ) の試験区では黄化が観察されなかった 付録 -17
39 6 月 27 日北農研少肥区 ( ) 中 ~ 下葉の黄化が目立つ 6 月 27 日北農研 中肥区 ( ) 中 ~ 下葉の黄化は少肥区よりも少ない 6 月 27 日北農研 多肥区 ( ) 中 ~ 下葉の黄化は中肥区よりも少ない 付録 -18
40 無追肥区 追肥区 6 月 23 日十勝農試特増区 追肥区 N6(5 月 26 日 ) 6 月 23 日十勝農試特増区 追肥区 N9(5 月 26 日 ) 6 月 23 日十勝農試特増区 追肥区 N12(5 月 26 日 ) 追肥区では黄化の発生が無追肥区よりも少ない 付録 -19
41 2-4) かすり状の黄化 6 月 12 日中央農試遺伝資源部全体図 6 月 17 日中央農試遺伝資源部 かすり状の黄化 付録 -20
42 6 月 21 日千歳市 ゆめちから のかすり状の黄化 6 月 21 日千歳市 かすり状の黄化の拡大写真 6 月 21 日千歳市 同上 付録 -21
43 2-5) 止葉期後の黄化現象の特徴 1) 止葉期以降の黄化現象は 1 止葉の斑点状の黄斑 2 止葉の葉先の黄化 3 下位葉の条状の黄化 4 植物体全体のかすり状の黄化である 2)2 止葉の葉先の黄化 3 下位葉の条状の黄化は 少肥区における発生が多い 3 は止葉期前 (5 月 ) の上位葉に発生した黄化と見られる 3)1 止葉の斑点状の黄斑は コムギ赤さび病 と類似しているが さび胞子 は見られない 付録 -22
44 3. 止葉の斑点状の黄斑とコムギ赤さび病の区別 ゆめちから の止葉で見られた黄斑 (2009/6/18 北見農試 ) 付録 -23
45 コムギ赤さび病 の病徴 (2009/6/19 北農研品種 ホクシン ) 付録 -24
46 4. ゆめちから の早期枯れ上がり現象 19 年 7 月 17 日大空町 ( 融雪期に耐水 ) ホクシン ゆめちから ゆめちから は根からの水分や養分の吸収が妨げられやすい不良な土壌物理性 ( 重粘土質 礫質等 ) の環境において 植物体の黄化現象および早期の枯れ上がり現象を起こしやすいと見られるため 適切な圃場を選定することが望ましい 付録 -25
47 5. 参考資料 低 ph 処理の結果 6 月 15 日北農研フェロサンド処理区 ph4.8 低 ph 処理による黄化は観察されなかった ph 処理区全体図 6 月 15 日北農研 (5/19 堀上後に低 ph 処理 ) 上 : ホクシン下 : ゆめちから左 :ph 約 5.8 中 :ph 約 右 :ph 約 4.7 低 ph 処理による黄化現象はpH 間で差はみられなかった 付録 -26
48 参考資料 完全防除処理による結果 6 月 16 日北農研完全防除区シルバキュア 2000 倍 6/2 1 回目 6/8 2 回目 6/15 3 回目 6/22 4 回目 6/29 5 回目 7/6 6 回目防除を行っても発生がみられた 6 月 27 日北農研完全防除区 完全防除区においても慣行防除区と同様に下位葉の黄化が見られる 6 月 27 日北農研 ( 慣行区 ) 付録 -27
49 参考資料 親品種の黄化現象 6 月 15 日北農研 ゆめちから の親品種左 : 札系 159 中 : KS 右 : キタノカオリ 6 月 15 日北農研 札系 159 の止葉に黄化が観察された 6 月 15 日北農研 KS の上位葉に著しい斑点状の黄化が観察された キタノカオリ には黄化は見られず 付録 -28
50 参考資料 コムギ縞萎縮病による黄化 5 月上旬伊達市 ( 縞萎縮病検定圃場 ) 中央農試より黄化の報告 5 月 13 日伊達市 一部の葉において かすり 縞状 の黄化が見られた (10 枚程度 / m2 ) 遺伝子工学科のELISA 検定により かすり状 ではほぼ100% 縞状 では約半数の葉がウイルス陽性反応 健全葉は全て陰性 ゆめちから が縞萎縮病に感染した場合 このような症状が観察されると考えられる 付録 -29
<4D F736F F D A6D92E894C5817A966B945F8CA C E482AB82B382E282A9816A81698DC58F4994C5816A2E646F63>
プレスリリース 解禁 TV ラジオはレクチャー後放送可 新聞は 11 月 26 日朝刊から掲載可 平成 23 年 11 月 25 日北海道農業研究センター 低アミロース 低タンパク含有率で食味が安定した 良食味水稲新品種 ゆきさやか を育成 ポイント アミロース含有率とタンパク質含有率の両方が低い 北海道向けの極良食味の水稲新品種 ゆきさやか を育成しました ゆきさやか のアミロース含有率は温度による変動が少なく
「そらゆき」栽培マニュアル
そらゆき 栽培マニュアル 平成29年3月 北海道立総合研究機構 中央農業試験場 北海道立総合研究機構 上川農業試験場 一般社団法人 北海道米麦改良協会 中央農試場内栽培試験の様子 H28.8.24ドローンによる空撮 本マニュアルはJA北海道中央会およびホクレン農業協同組合連合会 北海道 農産物集荷協同組合の出資による 多様なニーズに対応する米品種改良および栽 培技術早期確立事業 で得られた成果に基づき作成されたものです
コシヒカリの上手な施肥
基肥一発肥料の上手な使い方 基肥一発肥料は 稲の生育に合わせて 4~6 回 必要な時期に必要量を施用す る分施体系をもとに 基肥として全量を施用する省力施肥体系として誕生しま した 1. 分施体系における各施肥チッソの役割 (1) 基肥 田植え前に全層にチッソ 4kg/10a を施用します 全層施肥では チッソの 利用率は 20% 程度ですが 側条施肥では 30% 程度に向上します (2) 早期追肥
1 はじめに北海道の麦作には 二つの大きな目標があった 一つは 秋まき小麦の全道平均反収を一〇俵の大台に乗せること もう一つは E U 並みの反収一トンどりをめざすことである この数字は 決して夢のような話ではなかった 麦作農家のなかには 圃場の一部ではあるが一トンどりを実現したとの声があったし 実
1 はじめに北海道の麦作には 二つの大きな目標があった 一つは 秋まき小麦の全道平均反収を一〇俵の大台に乗せること もう一つは E U 並みの反収一トンどりをめざすことである この数字は 決して夢のような話ではなかった 麦作農家のなかには 圃場の一部ではあるが一トンどりを実現したとの声があったし 実際に一トンどりを目標にしているという農家の声を数多く聞いた 事実 平成二十七年産では 北海道の平均反収が六三四kgと
新品種育成の背景 経緯一般の良食味米 ( 中アミロース ) で作成した麺は ゆで麺の表面の粘りが強く 麺離れが悪いのに対し 高アミロース米は麺離れが良く 製麺適性が高いことから 北陸地域向けの 越のかおり 北海道向けの 北瑞穂 などがこれまでに育成され 米粉麺が製品化されています しかしながら これ
プレスリリース 平成 28 年 10 月 26 日農研機構 西日本向けの高アミロース水稲新品種 ふくのこ を育成 米粉麺の製造 販売など 6 次産業化への貢献が期待 - ポイント 西日本での栽培に適した高アミロースの水稲新品種 ふくのこ を育成しました アミロース 1) 含有率は 27% 前後で 米粉麺への加工に適します 従来の西日本向けの高アミロース品種 ホシユタカ の欠点を改良し 栽培や選別 精米が容易になりました
仙台稲作情報令和元年 7 月 22 日 管内でいもち病の発生が確認されています低温 日照不足によりいもち病の発生が懸念されます 水面施用剤による予防と病斑発見時の茎葉散布による防除を行いましょう 1. 気象概況 仙台稲作情報 2019( 第 5 号 ) 宮城県仙台農業改良普及センター TEL:022
管内でいもち病の発生が確認されています低温 日照不足によりいもち病の発生が懸念されます 水面施用剤による予防と病斑発見時の茎葉散布による防除を行いましょう 1. 気象概況 仙台稲作情報 2019( 第 5 号 ) 宮城県仙台農業改良普及センター TEL:022-275-8410 FAX:022-275-0296 http://www.pref.miyagi.jp/sd-nokai E-mail:[email protected]
10 ( 参考 ) 望まれる麦の品質 (1) 麦の種類と利用方法 麦種種類加工タンパク質含有量用途 強力小麦強力粉 12% 以上食パン 菓子パン 小麦 デュラム小麦 ( マカロニ小麦 ) セモリナ マカロニスパゲッティ 準強力小麦準強力粉 11~12% 中華めん 普通小麦 薄力小麦 中力粉 10~1
10 ( 参考 ) 望まれる麦の品質 (1) 麦の種類と利用方法 麦種種類加工タンパク質含有量用途 強力小麦強力粉 12% 以上食パン 菓子パン 小麦 デュラム小麦 ( マカロニ小麦 ) セモリナ マカロニスパゲッティ 準強力小麦準強力粉 11~12% 中華めん 普通小麦 薄力小麦 中力粉 10~11% 日本めん 薄力粉 8% 以下 ビスケット クッキーケーキ 主な用途用途 和菓子 天ぷら粉 下級粉
<82BD82A294EC82C697CE94EC82CC B835796DA>
窒素による環境負荷 窒素は肥料やたい肥などに含まれており 作物を育てる重要な養分ですが 環境負荷物質の一つでもあります 窒素は土壌中で微生物の働きによって硝酸態窒素の形に変わり 雨などで地下に浸透して井戸水や河川に流入します 地下水における硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素の環境基準は 10 mg/l 以下と定められています 自然環境における窒素の動き 硝酸態窒素による環境負荷を減らすためには 土づくりのためにたい肥を施用し
目次 1. やまだわら の特性 _ 1 収量特性 1 2 品質 炊飯米特性 2 3 用途別適性 3 2. 生育の特徴 4 3. 収量 品質の目標 5 4. 各地域での主な作付スケジュール 6 5. 栽植密度 7 6. 肥培管理 1 施肥量 施肥時期 8 2 生育診断 9 7. 収穫適期
High - yielding and palatable rice cultivar YAMADAWARA 業務 加工利用向け水稲品種 やまだわら 多収栽培マニュアル 目次 1. やまだわら の特性 _ 1 収量特性 1 2 品質 炊飯米特性 2 3 用途別適性 3 2. 生育の特徴 4 3. 収量 品質の目標 5 4. 各地域での主な作付スケジュール 6 5. 栽植密度 7 6. 肥培管理 1
Microsoft Word - 九農研プレス23-05(九州交3号)_技クリア-1.doc
プレスリリース 独立行政法人 平成 23 年 8 月 3 日農業 食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター ソルガム新品種 を育成 - 牛が消化しやすく 出穂前収穫でも多収な晩生品種 - ポイント 牛が消化しやすく 晩生の飼料用ソルガム新品種を育成しました 出穂前収穫に適するため 穂に発生する糸黒穂病を回避することができることに加え 乾物収量も高い品種です 概要 1. 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構
出席者名簿 委員及び幹事役職 氏名 所属及び職名 会長 齋藤満保 宮城大学食産業学部教授 委員 菅原悟 全国農業協同組合連合会宮城県本部米穀部長 委員 井城克廣 公益社団法人みやぎ農業振興公社常務理事 委員 高澤まき子 仙台白百合女子大学人間学部健康栄養学科准教授 委員 川口尚 東北農政局生産部長
主要農作物品種審査会 日時 : 平成 28 年 9 月 16 日 ( 金 ) 午前 10 時 00 分 ~ 正午会場 : 宮城県庁行政庁舎 11 階第 2 会議室 次 第 1 開会 2 あいさつ 3 委員紹介 4 協議 (1) 大麦品種 ホワイトファイバー ( 旧 : 東山皮糯 109 号 ) を奨励品種に指定することについて (2) 小麦系統 東北 229 号 を奨励品種に指定することについて (3)
山形県における 水稲直播栽培の実施状況 平成 28 年 8 月 26 日 ( 金 ) 山形県農業総合研究センター 1 1 山形県における水稲直播栽培の現状 1 (ha) 2,500 2,000 1,500 1, 乾田直播 湛水 ( 点播 ) 湛水 ( 条播 ) 湛水 ( 散播 )
山形県における 水稲直播栽培の実施状況 平成 28 年 8 月 26 日 ( 金 ) 山形県農業総合研究センター 1 1 山形県における水稲直播栽培の現状 1 (ha) 2,5 2, 1,5 1, 5 乾田直播 湛水 ( 点播 ) 湛水 ( 条播 ) 湛水 ( 散播 ) H8:351ha H18:782ha 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 年次 ( 平成 ) 山形県における水稲直播栽培面積の推移
圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ
作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC0123 3. 試験作物名オクラ品種名アーリーファイブ 4. 圃場試験場所 試験圃場名 試験圃場所在地 県農業研究センター 番圃場 号ハウス 県 市 町 - 5. 試験担当者氏名 6. 土性埴壌土
PC農法研究会
おおむね窒素過剰 その他は不足 作物の生産力と生育の傾向がわかったら 過不足を調整するための養水分は基本的に土壌から供給することになる そのためには土壌中にどれくらいの養分が存在しているかを把握する必要がある ここではまず 現在の土壌でそれぞれの養分が基本的にどのような状態になっているかを述べておく 今までみてきたところでは おおむね窒素は過剰で 作物体が吸収できるリン酸 カリ 石灰 苦土は不足している
平成 28 年度農林水産業 食品産業科学技術研究推進事業 平成 29 年 1 月版 コムギなまぐさ黒穂病 Q & A 北海道農政部生産振興局技術普及課 北海道病害虫防除所 北海道立総合研究機構農業研究本部
平成 28 年度農林水産業 食品産業科学技術研究推進事業 平成 29 年 1 月版 コムギなまぐさ黒穂病 Q & A 北海道農政部生産振興局技術普及課 北海道病害虫防除所 北海道立総合研究機構農業研究本部 発行にあたって コムギなまぐさ黒穂病は 道内では古くから確認されていましたが 戦後は発生記録がほとんどありませんでした しかしながら 平成 18 年から一部地域で発生が確認され 平成 28 年には
目 的 大豆は他作物と比較して カドミウムを吸収しやすい作物であることから 米のカドミウム濃度が相対的に高いと判断される地域では 大豆のカドミウム濃度も高くなることが予想されます 現在 大豆中のカドミウムに関する食品衛生法の規格基準は設定されていませんが 食品を経由したカドミウムの摂取量を可能な限り
平成 19 年 4 月改訂 農林水産省 ( 独 ) 農業環境技術研究所 -1 - 目 的 大豆は他作物と比較して カドミウムを吸収しやすい作物であることから 米のカドミウム濃度が相対的に高いと判断される地域では 大豆のカドミウム濃度も高くなることが予想されます 現在 大豆中のカドミウムに関する食品衛生法の規格基準は設定されていませんが 食品を経由したカドミウムの摂取量を可能な限り低減するという観点から
PowerPoint プレゼンテーション
豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 4 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 70 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報の発表はありませんでした ご説明します 今回の特集では 4 月 11 日付で適用拡大になりましたプロパティフロアブルの適用作物である ピーマン うどんこ病菌 うり科 うどんこ病菌の違いや生活環
<4D F736F F D CA48B8690AC89CA8FEE95F E496D882CC8EED97DE82AA817582CD82E982DD817682CC90B688E781418EFB97CA814189CA8EC095698EBF82C98B7982DA82B789658BBF2E646F63>
[ 成果情報名 ] 台木の種類が はるみ の生育 収量 果実品質に及ぼす影響 [ 要約 ] [ キーワード ] [ 担当 ] [ 連絡先 ] [ 区分 ] [ 分類 ] [ 背景 ねらい ] [ 成果の内容 特徴 ] [ 成果の活用面 留意点 ] [ 具体的データ ] 幹周 (cm) 容積 (m 3 / 樹 ) z 有意性 z 60 有意性 45 n.s n.s n.s n.s n.s n.s n.s
Microsoft Word - H28年産_麦栽培技術指針(最終・修正版)
平成 28 年産麦の栽培技術指針 Ⅰ 栃木県産麦の収量および品質の現状と課題解決のための重点方策 1 現状と問題点 平成 27 年産は 適期に播種作業が行え また湿害の影響が少なかった事から 農林水産省作物統計の単収は二条大麦 391kg/10a( 平均収量対比 114%) 六条大麦 363kg/10a( 平均収量対比 121%) 小麦 402kg/10a( 平均収量対比 118%) と 近年の中では比較的多収であった
Ⅰ 収穫量及び作柄概況 - 7 -
Ⅰ 収穫量及び作柄概況 - 7 - 参考)((600 収穫量収穫量)1 水稲 ( 子実用 ) 平成 24 水稲の収穫量 ( 子実用 ) は36 万 8,700t で 前に比べ1 万 5,100t(4%) 増加した これは パイプラインの復旧等により作付面積が前に比べ1,800ha(3%) 増加したことに加え 10a 当たり収量が前を8kg(1%) 上回ったためである 作柄は 作況指数が 104で 10a
リンゴ黒星病、うどんこ病防除にサルバトーレME、フルーツセイバーが有効である
平成 26 年度普及に移す農業技術 ( 第 1 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME フルーツセイバーが有効である [ 要約 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME の 3,000 倍液またはフルーツセイバーの 2,000 倍液を散布する サルバトーレ ME は EBI 剤 フルーツセイバーは SDHI 剤である 両剤ともに薬剤耐性菌が出現しやすいため
窒素吸収量 (kg/10a) 目標窒素吸収量 土壌由来窒素吸収量 肥料由来 0 5/15 5/30 6/14 6/29 7/14 7/29 8/13 8/28 9/12 9/ 生育時期 ( 月日 ) 図 -1 あきたこまちの目標収量確保するための理想的窒素吸収パターン (
3 施肥法施肥は 土壌中の養分供給不足を補うために行う 施肥にあたっては 施肥時期 施肥方法 肥料の種類および施肥量について検討する必要があり これらはお互い関連し合っている 特に窒素は 水稲生育に大きな影響を与え 土壌窒素の供給量だけでは目標収量を確保できないことから ここでは窒素成分を主に解説する ( 図 -1 図 -2) 1) 施肥時期施肥時期は 基肥と追肥に分かれる 基肥は初期生育を確保するために行うものである
ISSN 1347--3379 BULLETIN OF THE NATIONAL AGRICULTURAL RESEARCH CENTER FOR TOHOKU REGION Tohoku Nogyo Kenkyu Center Kenkyu Hokoku No.110, March 2009 東北農業研究センター研究報告 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター岩手県盛岡市
バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)
施設野菜の微小害虫と天敵カブリダニ 施設野菜での微小害虫問題 中央農業研究センター 石原産業 ( 株 ) 施設のイチゴではハダニ類が多発し 問題となる 施設のキュウリ ナス サヤインゲンでも アザミウマ類やコナジラミ類などの被害や媒介ウイルス病が問題となる これらの害虫は薬剤抵抗性が発達しやすく 農薬での防除は難しい カブリダニ類は有力な天敵であるが 放飼時期の見極めや農薬との併用などが難しく これらの施設作物では利用が進んでいない
北海道におけるコムギなまぐさ黒穂病防除について 一般社団法人北海道植物防疫協会 事務局長理事 田中 Fumio Tanaka 文夫 1. はじめにイネ科作物の黒穂病といえば ある年代以上の方はトウモロコシの所謂 お化け や春播き小麦の裸黒穂病を思い浮かべるのではないだろうか? いずれも採種圃場管理と
北海道におけるコムギなまぐさ黒穂病防除について 一般社団法人北海道植物防疫協会 事務局長理事 田中 Fumio Tanaka 文夫 1. はじめにイネ科作物の黒穂病といえば ある年代以上の方はトウモロコシの所謂 お化け や春播き小麦の裸黒穂病を思い浮かべるのではないだろうか? いずれも採種圃場管理と種子消毒の徹底により 近年は目にすることが少なくなった病害といえる 一方 秋播き小麦のなまぐさ黒穂病は本邦では古くから発生報告があり
HQ10 関東二条 48 号栃木県農業試験場関東以西の温暖地平坦地大麦加工食品用 高いジアスターゼ β- アミラーゼ力価を持つ オオムギ大麦縞萎縮病 うどんこ病に抵抗性 栃木県農業試験場 29
品種 麦 小麦 品種名系統名育成地栽培適地用途特徴開発機関名ページ 福井県大 3 号 商標登録 ふくこむぎ 福井県永平寺町北陸地域 パン 中華めん用 ロールケーキ クッキー ピザ パスタにも向く 多収 高タンパク 製粉歩留まり 製パン適性高 福井県立大学 1 ゆめきらり小麦東山 48 号長野県農業試験場 関東 東山地方及び南東北 北陸地方 ( 長野県内は日本麺用積雪地帯を除く標高 900m 以下の地帯
1. 地 域 概 況 1 岐 地 阜 域 県 海 概 津 況 市 は 県 最 南 端 に 位 置 し 木 曽 長 良 岐 阜 県 海 津 市 は 県 最 南 端 に 位 置 し 木 曽 揖 斐 三 大 河 川 が 合 流 する 地 域 で 東 部 に 愛 知 県 西 長 良 揖 斐 三 大 河 川
全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会 会 長 賞 全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会 会 長 賞 集 団 部 集 団 部 岐 阜 県 海 津 市 平 田 町 蛇 池 2235 じゃ 岐 阜 いけ県 えい 海 津 う市 くみ 平 田 あい町 蛇 池 蛇 池 営 農 蛇 池 営 農 組 合 組 合 代 表 者 小 山 義 春 代 表 者 小 山 義 春 - 103 - 1. 地 域 概 況
スプレーストック採花時期 採花物調査の結果を表 2 に示した スプレーストックは主軸だけでなく 主軸の下部から発生する側枝も採花できるため 主軸と側枝を分けて調査を行った 主軸と側枝では 側枝の方が先に採花が始まった 側枝について 1 区は春彼岸前に採花が終了した 3 区 4 区は春彼岸の期間中に採
課題春彼岸に出荷可能な切花の作型試験 担当者木下実香 目的切花の需要期のひとつである春彼岸 (3 月下旬 ) に向けて 無加温ハウスで出荷 可能な切花品目 作型を検討する 供試品種一本立ちストックアイアンシリーズ ( サカタのタネ ) ( ホワイト イエロー ピンク マリン ) スプレーストックカルテットシリーズ ( サカタのタネ ) ( ホワイト イエロー 2 ローズ ブルー) キンギョソウアスリートシリーズ
失敗しない堆肥の使い方と施用効果
失敗しない堆肥の使い方と施用効果 ( 財 ) 日本土壌協会専務理事猪股敏郎 耕種農家が堆肥施用する場合の動機として前回 農作物の品質向上 次いで 連作障害が起きにくくなる 収量が向上 農作物が作りやすくなる などが主な項目であることを紹介した 今後 こうしたニーズに応えていくには良質堆肥の施用は基本であるが そうした目的に添った堆肥の種類や使い方に十分留意していく必要がある 耕種農家としても農家経営としてメリットがあるから堆肥を用いているのであってその使い方によって期待した品質
水稲いもち病当面の対策
水稲いもち病当面の対策 平成 22 年 9 月 8 日北海道病害虫防除所 1 はじめに水稲の重要病害であるいもち病は 道内においては 平成 12 年と 13 年に多発生して以降 ほぼ少発生で推移してきました しかし平成 2 年にふたたび多発生し 平成 21 年も葉いもちおよび穂いもちとも 被害が拡大したところです 平成 22 年においても いもち病の感染源となる保菌した稲わらやもみ殻が 育苗ハウスおよび水田周辺に多く残っていたこと
研究報告 第68号掲載課題
栃木農試研報 No.71:1~25(2013) Bull.Tochigi.Agr.Exp.Stn.No.71:1~25(2013) ビール大麦 ( 二条大麦 ) アスカゴールデン の育成 大関美香 五月女敏範 加藤常夫 1) 渡邉浩久 2) 粂川晃伸 長嶺敬春山直人 4) 関和孝博 5) 山口昌宏 鈴木恵美子 大野かおり 6) 沖山毅髙山敏之 8) 渡邊修孝 9) 谷口義則 10) 大塚勝 11)
2014年SW氏講習会資料
高収量と収量の安定化を 実現するための施肥方法について < 内容 > 土壌分析は すべての施肥量を決定するための基本である 窒素の分肥 追肥結果 ~サクセスストーリー ~ マク ネシウムの葉面散布の効果 カリは もっと施用するべきか? イキ リスにおける馬鈴薯生産者の最近の状況 2014 年度の施肥方法の提案 この冊子は スコットラント 農業大学 (SAC) のスチュワート ウェール氏が 2014
2 穂の発育過程 (1) 穂の形態 イネの穂は 穂軸が枝分かれして し 1 次枝こう 2 次枝こうがつき それ にえい 花 ( 小穂 ) がつく 1 つのえい花 ( 小穂 ) は 1 花から成 っており その数は 1 次枝こうの先に 5~6 個 2 次枝こうに 2~4 個つき 1 穂全体では 80
稔りの秋を目指して ~ 出穂期前の管理のポイント ~ 1 出穂とは (1) 出穂とは 穂の一部が 止葉 ( 一番上の葉 ) の葉鞘 から出現したことを 出穂 という ようしょう (2) 出穂期とは出穂の程度により分類して次のように呼ぶ 出穂始め 田んぼ全体の 10~20% の株が出穂したとき出穂期 田んぼ全体の 40~50% の株が出穂したとき穂ぞろい期 田んぼ全体の 80~90% が出穂したとき
(Microsoft Word - H24\202\324\202\307\202\244\213K\212i.doc)
第 1 共通区分 ぶどう 同一品種で 商品性あるを備え 色沢 房揃い 粒揃い 粒大きさ及び外観が秀でており 病虫害及び裂果がなく 熟度及び食味が最も 同一品種で 商品性あるを備え 色沢 房揃い 粒揃い 粒大きさ及び外観が優れており 病虫害及び裂果がなく 熟度及び食味が優良なも 同一品種で 商品性あるを備え 色沢 房揃い 粒揃い及び粒大きさが良好で 病虫害及び裂果がほとんどなく 食味 9 第 2 デラウエア
図 1. ブドウの鉄欠乏症 図 2. トマトの亜鉛欠乏症 2. 亜鉛 (Zn) の欠乏症と過剰症亜鉛は植物体内の各種酵素の構成成分である また 植物ホルモンの一種であるオーキシンの代謝 タンパク質の合成に関与する 亜鉛が不足すると 上位葉の生育が著しく阻害され 地上部の生長点あたりは節間が短縮し 小
File No. 63 微量元素の欠乏と過剰 植物の生育に 16 種類元素が必要である そのうち 鉄 (Fe) 亜鉛 (Zn) マンガン(Mn) 銅 (Cu) ホウ素(B) モリブデン(Mo) は 多量元素の窒素 りん酸 加里と異なり 植物体内における存在が微量であるため 必要量もわずかだけで済むので 微量元素と呼ばれている しかし 微量元素と呼ばれても 酵素の活性 植物ホルモンの生成と作用 光合成の進行と合成物質の転流など多くの生理作用に関与して
月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には
ばれいしょの疫病による塊茎腐敗の発生生態と防除について 北海道立総合研究機構 農業研究本部中央農業試験場病虫部クリーン病害虫グループ 西脇 由恵 Yoshie Nishiwaki 1. はじめに北海道のばれいしょ栽培は作付面積 51,000ha 収穫量 1,897,000tで国内全収穫量のおよそ80% を占め ( 平成 28 年農林水産統計 ) 用途も生食用はもちろんのこと 加工用 澱粉原料用 種子用など多岐にわたり
農作物のカドミウム吸収抑制のために(3)低蓄積品種(石川覚)(図表)
独立行政法人農業環境技術研究所土壌環境研究領域主任研究員石川覚 カドミウムはどうやってイネに取り 込まれるのか? 茎葉から玄米に運ばれる 吸収された Cd は根から茎葉に運ばれる 1 カドミウムは植物の生長には必要のない元素だが 他の養分 ( 窒素やリン 鉄 亜鉛等 ) と同じように 根から吸収され 茎葉を通って玄米に到達する 2 カドミウムの吸収や移動は 特定の遺伝子によって制御されている 土壌
資料 2 農業データ連携基盤の構築について 農業データ連携基盤 (WAGRI) WAGRI とは 農業データプラットフォームが 様々なデータやサービスを連環させる 輪 となり 様々なコミュニティのさらなる調和を促す 和 となることで 農業分野にイノベーションを引き起こすことへの期待から生まれた造語
資料 2 農業データ連携基盤の構築について 農業データ連携基盤 (WAGRI) WAGRI とは 農業データプラットフォームが 様々なデータやサービスを連環させる 輪 となり 様々なコミュニティのさらなる調和を促す 和 となることで 農業分野にイノベーションを引き起こすことへの期待から生まれた造語 (WA + AGRI) 平成 30 年 9 月 農林水産省技術政策室 データを活用した農業の将来像 農業現場における生産性を飛躍的に高めるためには
Ⅲ-3-(1)施設花き
Ⅲ-3 花き (1) 施設花き 1 基本的な考え方花き類は 本県の農業生産に占める割合は3% と低いが 結婚式や葬儀などの業務用 生け花教室などの稽古用 贈答用 家庭用等幅広い需要がある 一方 花き生産の担い手が減少し高齢化が進展するとともに 切花を主体とした輸入花きが増加傾向にある そこで 花き生産を行うに当たり コスト低下と品質向上に取り組み 良品質な花き類を安定的に消費地に供給することで 生産安定を図る必要がある
Microsoft Word - ⑦内容C【完成版】生物育成に関する技術.doc
内容 C 生物育成に関する技術 (1) 生物の生育環境と育成技術について, 次の事項を指導する 項目 ここでは, 生物を取り巻く生育環境が生物に及ぼす影響や, 生物の育成に適する条件及び育成環境を管理する方法を知ることができるようにするとともに, 社会や環境とのかかわりから, 生物育成に関する技術を適切に評価し活用する能力と態度を育成することをとしている ア生物の育成に適する条件と生物の育成環境を管理する方法を知ること
土づくりpdf用.indd
⑶ 土壌改良資材量のもとめ方 ア phの改良ア酸性の矯正 a 緩衝能曲線による方法中和に要する石灰質肥料の量は 土壌毎の緩衝能の違いによりアルカリ資材添加時のpH 上昇度が異なるので 土壌 phだけからは算出できないものである したがって 土壌毎に緩衝能曲線を作成し 石灰質肥料の量を算出する方法がとられている 図 7の場合 a 深さcmの土壌の重さを0,000kg( 比重 1.0) とすると 目的
<8E7B97708EC090D150312D F4390B32E786C73>
マインマグシリーズラインアップマインマグC マインマグCb マインマグW マインマグF マインマグN マインマグmini 品名 原料 肥料登録区分 資材概要 主な施用作物 施用実績掲載頁 形状 荷姿 保証成分 % 含有成分 % 蛇紋岩蛇紋岩蛇紋岩蛇紋岩蛇紋岩 蛇紋岩 加工苦土肥料加工苦土肥料硫酸苦土肥料指定配合肥料副産苦土肥料加工苦土肥料 シリーズ代表グレード多くの作物に使えます 水稲 麦 野菜 果樹茶
<4D F736F F D C8B9E945F91E58EAE90B682B282DD94EC97BF89BB2E646F63>
東京農大リサイクル研究センターから生産される生ごみ肥料 みどりくん の利用について平成 14 年 11 月 5 日東京農業大学土壌学研究室教授後藤逸男 1. 生ごみ肥料 みどりくん について国内から産出される生ごみを肥料として再資源化して 地域内物質循環社会を構築する実践的研究を行う目的で 平成 14 年 4 月 東京農業大学世田谷キャンパス内に生ごみから肥料を製造するためのプラント ( 生ごみ乾燥肥料化プラント
1 試験分類 効率的農業生産技術確立対策試験
1 試験分類優良品種等導入対策試験調査 2 課題名ミニ系野菜類の品種地域適応性調査 ( 葉茎類 ) 3 実施期間継続 ( 平成 22 年 ~) 4 担当地域支援係 5 目的近年 直売所や小売店等で販売されているミニ野菜 ( ミニレタス ミニキャベツ ミニハクサイ ) の各品種について その適性及び品質を比較検討する 6 平成 24 年度の結果 ミニレタス (1) 試験方法ア試験圃場及び規模 : 農業支援センター露地圃場
平成19年度事業計画書
2 難防除病害虫特別対策事業 (1) アスパラガス病害虫総合防除対策の実証 ア背景および目的本県におけるアスパラガスの栽培面積は 県内全域でここ数年急速に延び 重要品目となっている 近年の主流である雨よけハウスによる半促成長期どり栽培では 収穫量は以前の栽培方法に比べ増加している その反面 斑点病や褐斑病などの斑点性病害 アザミウマ類 ハスモンヨトウなどの重要害虫の発生に加え コナジラミ類の発生が増加している
わかっていること トマトすすかび病について
小型顕微鏡を用いた トマトすすかび病の ほ場での病害診断 2013 年 7 月 1 日農林水産省講堂 第 19 回農作物病害虫防除フォーラム 三重県農業研究所鈴木啓史 わかっていること トマトすすかび病について トマトすすかび病の初報告 1948 年岐阜県において初確認され 同じ頃 愛知県 静岡県 福岡県ても確認 この時点で全国的に広まっていたものと考えられている ( 山田,1951) 1996 年に宮崎県で再確認
<4D F736F F F696E74202D E593A482CC95738D6B8B4E94648EED8DCD947C8B5A8F7082CC837D836A B20959C8CB38DCF82DD>
汎用型不耕起播種機による 大豆不耕起狭畦栽培マニュアル 中央農業総合研究センター関東東海総合研究部総合研究第 1 チーム 目次 10 11 12 13 14 2. 不耕起狭畦栽培とは 3. 不耕起狭畦栽培のねらい フレールモア 溝堀機 ロータリ ロータリ ロータリシータ 乗用管理機 ロータリカルチヘ ータ 乗用管理機 コンハ イン 乾燥機 フレールモア 溝堀機 乗用管理機 汎用型不耕起播種機 乗用管理機
1) トウモロコシの基本的特性 飼料用トウモロコシの根の生育特性 節 側芽 節間 葉 ( 第 n 葉 ) 一次根 シュートの構成要素の模式図 ( 馬場 2002 原図 ) 第 n 要素 中位要素の一次根は 出根後 斜下方向に伸長し 心土層との境界付近でほぼ直下方向に向きを変えて伸長し 土壌中深くまで
1) トウモロコシの基本的特性 乾物重 (kg/10a) 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 30 40 50 60 30 40 50 60 30 40 50 60 30 40 50 60 セシリア KD680 31N27 KD750 品種 ( 早生 RM115) ( 早中生 RM118) ( 中生 RM125) ( 中生 RM125) ( 早晩性 ) 雌穂枯葉生葉茎 4
