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1 COVERAGE INITIATED ON: 当レポートは 掲載企業のご依頼により株式会社シェアードリサーチが作成したものです 投資家用の各企業の 取扱説明書 を提供することを目的としています 正確で客観性 中立性を重視した分析を行うべく 弊社ではあらゆる努力を尽くしています 中立的でない見解の場合は その見解の出所を常に明示します 例えば 経営側により示された見解は常に企業の見解として 弊社による見解は弊社見解として提示されます 弊社の目的は情報を提供することであり 何かについて説得したり影響を与えたりする意図は持ち合わせておりません ご意見等がございましたら までメールをお寄せください ブルームバーグ端末経由でも受け付けております Research Report by Shared Research Inc.

2 Research Report by Shared Research Inc. 目次 SR レポートの読み方 : 本レポートは 直近更新内容 業績動向セクションから始まります ビジネスモデルに馴染みのない方は 事業内容セクショ ンからご覧ください 要約 主要経営指標の推移 直近更新内容 概略 業績動向 四半期業績動向 今期の見通し 中期展望 事業内容 概要 サービスと顧客属性 収益構造 連結業績 日本セグメント 米国セグメント SW(Strengths, Weaknesses) 分析 グループ企業 市場とバリューチェーン 過去の業績 損益計算書 貸借対照表 キャッシュフロー計算書 その他情報 沿革 ニュース & トピックス 大株主 株主還元 コーポレート ガバナンスおよびトップ経営者 企業概要 /117

3 Research Report by Shared Research Inc. 要約 オンライン証券大手 5 社の一角 高性能取引ツール 海外子会社を有することが特徴 同社は1999 年 4 月に現社長の松本大氏とソニー株式会社が共同出資で設立したオンライン証券である株式会社マネックスを前身としている 同社はM&Aによって事業を拡大しており 2005 年に日興ビーンズ証券 2010 年にオリックス証券との合併によって日本国内の事業を拡大した さらに2010 年にBOOM 証券グループ 2011 年にTradeStation Group, Inc. の子会社化によって グローバルに事業展開を拡大した 2017 年 10 月にはブロックチェーンや仮想通貨の技術を中心に成長を図るべく 第二の創業 を掲げ その一環として 2018 年 4 月に仮想通貨交換業を行うコインチェック社を子会社化した 同社はオンライン証券を主要事業とする 店舗を持たず 顧客は個人が中心である 同業他社は SBI 証券 ( 売買代金シェア1 位 ) 楽天証券( 同 2 位 ) 松井証券( 同 3 位 ) カブドットコム証券( 同 4 位 ) である 取扱商品は 株式 FX 投資信託が中心で 先物 オプション 債券なども手掛ける 主要子会社のマネックス証券は2018 年 3 月期において 口座数は1.76 百万口座 ( オンライン証券大手 5 社中 3 位 シェア16.2%) 預かり資産 4.2 兆円 ( 同 3 位 15.7%) 株式売買代金 16.8 兆円 ( 同 5 位 6.9%) 信用取引残高 205,300 百万円 ( 同 5 位 8.8%) である 他のオンライン証券大手と比較した場合 同社は 高機能取引ツール 海外子会社を有すること 証券取引基幹システムを独自開発していることが特徴である マネックス証券は 注文方法の多様さ 取引ツールなどで差別化を図っていることから 同業他社より手数料が高く 顧客は中長期視点の投資家が中心である セグメントは 日本 米国 アジアパシフィックの3セグメントで構成される (2019 年 3 月期からは日本 米国 アジア パシフィック クリプトアセット事業 投資事業の5セグメント ) 日本はマネックス証券 米国はトレードステーション アジアパシフィックはBOOM 証券が中心である 2018 年 3 月期において 金融費用及び売上原価控除後営業収益の構成比は日本が63.4% 米国が34.7% アジアパシフィックが1.9% であった 税引前利益は日本が8,581 百万円と連結税引前利益の8,631 百万円とほぼ同水準であり 米国は281 百万円 アジアパシフィックは225 百万円の損失であった 日本セグメントではマネックス証券が中心であり 収益は 主に株式委託手数料 (2018 年 3 月期日本セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 43.2%) トレーディング損益( 同 12.2%) 金融収支( 同 32.2%) で構成される 販売費及び一般管理費は固定費中心で 取引関係費 (2018 年 3 月期日本セグメント販管費の24.7%) 人件費( 同 17.2%) システム関連費用 ( 同 52.4%) で構成される 米国セグメントは 米国トレードステーションを中心に構成され 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 受入手数料 (2018 年 3 月期米国セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 68.1%) 金融収支( 同 25.3%) からなる 販売費及び一般管理費は 取引関係費 (2018 年 3 月期米国セグメント販管費の36.7%) 人件費( 同 39.2%) システム関連費用 ( 同 18.5%) で構成される システム開発要員を要しているため 人件費の構成比が高い 業績動向 2012 年 3 月期から2017 年 3 月期において グローバル化 システム内製化 を軸とした中長期事業戦略 グローバル ビジョン を実行した その結果 同社の商品ラインアップはマネックス証券を中心に拡充し システムの内製化は完了したが 一方で証券基幹システムの並行稼働によりコストが増加した 2012 年 3 月期から2017 年 3 月期において 同業他社が軒並み増益となった中 同社は増収ながら減益となった 2018 年 3 月期からは グローバル ヴィジョンII - Bloom と銘打って グローバル ビジョン で得た資産を活用して果実を獲得することを目指す 併せて 同社が有する経営資源を活用した新事業の創造にも取り組む 中長期的には連結営業利益率 30% を安定的に計上できる事業構造をつくることを目指すとしている また 2017 年 10 月にはブ 03/117

4 Research Report by Shared Research Inc. ロックチェーンや仮想通貨の技術を中心に成長を図るべく 第二の創業 を掲げ 仮想通貨交換業への参入準備や仮想通貨研究所の設立などを進めている 同社の強みと弱み SR 社の考える同社の強みは 高い手数料を気にしない顧客が多いこと 高評価の取引プラットフォームを有すること 独自システムによるコスト負担軽減と商品提供力である また 同社の弱みは 高コスト体質であること プロダクトアウト思考によってアクティブトレーダーの獲得が遅れたこと アクティブトレーダーによる収益の獲得が限定的であることである ( 後述の SW(Strengths & Weaknesses) 分析 の項参照 ) 04/117

5 Research Report by Shared Research Inc. 主要経営指標の推移 損益計算書 09 年 3 月期 10 年 3 月期 11 年 3 月期 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 日本基準 日本基準 日本基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 営業収益 24,812 22,499 25,227 30,569 36,090 54,722 50,975 54,271 45,831 53,635 前年比 -18.6% -9.3% 12.1% % 51.6% -6.8% 6.5% -15.6% 17.0% 金融費用控除後営業収益 21,053 19,921 22,589 28,888 33,769 50,051 45,209 49,642 41,852 49,155 前年比 -22.0% -5.4% 13.4% % 48.2% -9.7% 9.8% -15.7% 17.4% 売上総利益率 84.9% 88.5% 89.5% 94.5% 93.6% 91.5% 88.7% 91.5% 91.3% 91.6% 営業利益相当額 5,269 4,461 4,741 2,827 3,410 15,069 8,066 8,247 1,274 9,302 前年比 -59.5% -15.3% 6.3% % 341.9% -46.5% 2.2% -84.6% 630.1% 営業利益率 21.2% 19.8% 18.8% 9.2% 9.4% 27.5% 15.8% 15.2% 2.8% 17.3% 税引前利益 48 3,996 3,268 2,668 6,998 16,895 6,115 5,100 1,071 8,631 前年比 -99.6% % % 141.4% -63.8% -16.6% -79.0% 705.9% 経常利益率 0.2% 17.8% 13.0% 8.7% 19.4% 30.9% 12.0% 9.4% 2.3% 16.1% 親会社の所有者に帰属する当期利益 -2,144 3,776 1,992 1,028 3,901 10,354 3,494 3, ,730 前年比 % % 165.4% -66.3% 1.7% -91.6% - 利益率 -8.6% 16.8% 7.9% 3.4% 10.8% 18.9% 6.9% 6.5% 0.7% 12.5% 一株当たりデータ ( 円 ) 期末発行済株式数 ( 千株 ) 2,345 2,991 3,197 2,997 2, , , , , ,706 EPS EPS ( 潜在株式調整後 ) DPS BPS 貸借対照表 ( 百万円 ) 現金及び現金同等物 39,891 31,696 34,663 39,788 51,193 85,442 68,540 61,902 77,900 83,884 預託金及び金銭の信託 92, , , , , , , , , ,438 信用取引資産 52, ,927 96,602 90, , , , , , ,224 有価証券担保貸付金 ,339 44, , ,969 31,628 34,250 21,389 無形資産 2,138 9,945 11,055 35,916 37,394 41,558 48,807 53,053 53,751 49,851 資産合計 235, , , , , ,270 1,055, , , ,520 信用取引負債 26,557 43,677 31,637 27,826 39,745 36,308 46,125 33,006 40,664 29,683 有価証券担保借入金 22,382 35,108 26,603 24,776 67, , ,521 71,974 77,504 78,203 預り金 41,119 70,583 93, , , , , , , ,256 受入保証金 55, ,337 78, , , , , , , ,647 社債及び借入金 43,300 48,450 49,768 82, , , , , , ,010 負債合計 195, , , , , , , , , ,027 資本合計 40,066 66,310 73,995 75,806 79,702 80,701 86,932 86,022 81,687 80,493 有利子負債 ( 短期及び長期 ) 43,300 48,450 49,768 82, , , , , , ,010 キャッシュフロー計算書 ( 百万円 ) 営業活動によるキャッシュフロー 31,297-5,198 4,288 3,931-20,510-8, ,715-38,701 投資活動によるキャッシュフロー -3,874 4,201-2,087-25, ,960-8,602-5,934-8,301-5,872 財務活動によるキャッシュフロー -35,197-9,026 2,232 26,281 30,395 35,998-11, ,462 49,870 財務指標資産合計税引前利益率 0.0% 1.3% 0.9% 0.6% 1.2% 2.1% 0.6% 0.5% 0.1% 0.9% 親会社所有社帰属持分当期利益率 -5.0% 7.1% 2.8% 1.4% 5.0% 12.9% 4.2% 4.1% 0.4% 8.3% 純資産比率 17.0% 17.7% 20.6% 14.4% 11.7% 8.6% 8.2% 9.7% 8.7% 8.3% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする 05/117

6 Research Report by Shared Research Inc. 直近更新内容 概略 2018 年 8 月 21 日 マネックスグループ株式会社は自己株式取得に係る事項の決定に関して発表した ( リリース文へのリンクはこちら ) 取得に係る事項の内容取得対象株式の種類 : 同社普通株式取得しうる株式の総数 :5,000,000 株 ( 上限 発行済株式総数 ( 自己株式を除く ) に対する割合 1.86%) 株式の取得価額の総額 :2,000 百万円 ( 上限 ) 取得期間 :2018 年 8 月 22 日 ~2018 年 8 月 31 日 自己株式の取得を行う理由同社は2018 年 4 月に公表した株主還元に関する基本方針の変更のとおり 2019 年 3 月期から複数年度にまたがる総還元性向は75% を目途としている 株主還元は 配当の支払いもしくは経営判断に基づき機動的な自己株取得により実施することとしており 当該基本方針に則り自己株式の取得を行うものである 総還元性向 =( 配当金支払総額 + 自己株式取得総額 ) 親会社の所有者に帰属する当期利益 2018 年 8 月 13 日 同社への取材を踏まえ 本レポートを更新した 2018 年 7 月 27 日 同社は2019 年 3 月期第 1 四半期決算を発表した ( 決算短信へのリンクはこちら 詳細は2019 年 3 月期第 1 四半期決算項目を参照 ) 過去の会社発表はニュース & トピックスへ 06/117

7 Research Report by Shared Research Inc. 業績動向 四半期業績動向 四半期業績推移 ( 累計 ) ( 百万円 ) 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 19 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業収益 11,845 24,608 38,377 53,635 13,612 前年比 1.9% 11.6% 14.7% 17.0% 14.9% 金融費用控除後営業収益 10,836 22,456 35,046 49,155 12,358 前年比 1.9% 11.7% 14.8% 17.4% 14.0% 受入手数料 6,884 13,819 21,356 29,196 6,756 前年比 1.1% 7.1% 8.6% 10.8% -1.9% 委託手数料 5,247 10,465 16,393 22,540 5,134 前年比 -1.6% 4.9% 8.0% 11.9% -2.2% 株式 ETF 等 3,736 7,441 11,831 15,974 3,364 前年比 2.0% 7.4% 10.7% 12.5% -10.0% 先物 オプション手数料 1,511 3,024 4,561 6,566 1,768 前年比 -9.6% -0.8% 1.4% 10.4% 17.0% 引受け 売出し手数料 前年比 -76.9% 125.0% 57.0% 26.5% 283.3% 募集 売出し手数料 前年比 -32.8% -24.9% -9.5% 3.8% -20.5% その他受入手数料 1,543 3,062 4,522 6,025 1,530 前年比 17.1% 15.5% 11.2% 7.0% -0.8% トレーディング損益 883 1,807 2,893 3,865 1,791 前年比 -32.5% -24.2% -16.0% -14.1% 102.8% 金融収益 3,951 8,703 13,074 19,349 4,889 前年比 20.8% 36.8% 33.0% 35.2% 23.7% その他の営業収益 ,053 1, 前年比 -46.4% -30.4% 97.2% 82.6% 37.8% 販売費及び一般管理費 9,816 19,356 29,439 39,853 11,255 前年比 -3.0% -3.1% -1.9% -1.8% 14.7% 販管費 / 金融費用控除後営業収益 90.6% 86.2% 84.0% 81.1% 91.1% 営業利益相当額 1,020 3,100 5,607 9,302 1,103 前年比 97.7% % 8.1% 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 9.4% 13.8% 16.0% 18.9% 8.9% 税引前四半期利益 795 3,009 5,437 8,631 1,130 前年比 43.0% % 705.9% 42.1% 税引前四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 7.3% 13.4% 15.5% 17.6% 9.1% 親会社の所有者に帰属する四半期利益 441 2,014 4,661 6,730 1,196 前年比 69.0% % 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 4.1% 9.0% 13.3% 13.7% 9.7% 四半期業績推移 ( 百万円 ) 1Q 18 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 1Q 19 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 営業収益 11,845 12,763 13,769 15,258 13,612 前年比 1.9% 22.4% 20.5% 23.5% 14.9% 金融費用控除後営業収益 10,836 11,620 12,590 14,109 12,358 前年比 1.9% 22.7% 20.8% 24.5% 14.0% 受入手数料 6,884 6,935 7,537 7,840 6,756 前年比 1.1% 13.8% 11.4% 17.3% -1.9% 委託手数料 5,247 5,218 5,928 6,147 5,134 前年比 -1.6% 12.4% 13.8% 24.0% -2.2% 株式 ETF 等 3,736 3,705 4,390 4,143 3,364 前年比 2.0% 13.4% 16.7% 18.2% -10.0% 先物 オプション手数料 1,511 1,513 1,537 2,005 1,768 前年比 -9.6% 10.0% 6.1% 38.1% 17.0% 引受け 売出し手数料 前年比 -76.9% 300.0% -29.5% -58.3% 283.3% 募集 売出し手数料 前年比 -32.8% -13.3% 26.6% 37.0% -20.5% その他受入手数料 1,543 1,519 1,460 1,503 1,530 前年比 17.1% 14.0% 3.3% -3.9% -0.8% トレーディング損益 , ,791 前年比 -32.5% -14.1% 2.4% -7.6% 102.8% 金融収益 3,951 4,752 4,371 6,275 4,889 前年比 20.8% 53.7% 26.1% 39.9% 23.7% その他の営業収益 前年比 -46.4% -7.3% 482.0% 25.5% 37.8% 販売費及び一般管理費 9,816 9,540 10,083 10,414 11,255 前年比 -3.0% -3.2% 0.4% -1.4% 14.7% 販管費 / 金融費用控除後営業収益 90.6% 82.1% 80.1% 73.8% 91.1% 営業利益相当額 1,020 2,080 2,507 3,695 1,103 前年比 97.7% % 381.1% 8.1% 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 9.4% 17.9% 19.9% 26.2% 8.9% 税引前四半期利益 795 2,214 2,428 3,194 1,130 前年比 43.0% % % 税引前四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 7.3% 19.1% 19.3% 22.6% 9.1% 親会社の所有者に帰属する四半期利益 441 1,573 2,647 2,069 1,196 前年比 69.0% % % 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 4.1% 13.5% 21.0% 14.7% 9.7% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期業績は四半期業績 ( 累計 ) 値の差額により計算した値 07/117

8 Research Report by Shared Research Inc. 販管費の内訳 販管費の内訳 ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 19 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 販売費及び一般管理費合計 9,816 19,356 29,439 39,853 11,255 前年比 -3.0% -3.1% -1.9% -1.8% 14.7% 取引関係費 3,000 5,765 8,752 11,963 3,157 前年比 5.7% 5.5% 5.2% 6.0% 5.2% 支払手数料 981 1,943 2,960 4,125 1,255 前年比 -9.8% -6.0% -3.9% 0.3% 27.9% 取引所協会費 前年比 -6.1% 3.5% 10.0% 11.0% -7.4% 通信費 運搬費 情報料 1,139 1,897 2,693 3, 前年比 38.7% 14.3% 2.1% -3.8% -21.2% 広告宣伝費 611 1,367 2,244 3, 前年比 -7.6% 9.4% 18.1% 23.1% 21.1% その他 前年比 35.9% 85.7% 95.8% 111.1% 22.6% 人件費 2,535 5,186 8,046 10,854 3,275 前年比 -1.4% -1.9% 3.7% 4.4% 29.2% 不動産関係費 879 1,752 2,686 3,898 1,221 前年比 29.6% 30.4% 32.4% 36.5% 38.9% 不動産費 , 前年比 4.7% -9.7% -7.7% 17.5% 34.2% 器具備品費 654 1,353 2,062 2, 前年比 41.3% 50.0% 52.4% 45.8% 40.5% 事務費 746 1,365 2,042 2, 前年比 -49.2% -54.0% -53.9% -52.5% -3.1% 事務委託費 729 1,324 1,978 2, 前年比 -49.8% -55.0% -54.9% -53.4% -3.0% 事務用品費 前年比 -5.9% 37.9% 52.4% 42.1% 0.0% 減価償却費 2,054 4,087 6,117 8,117 2,046 前年比 30.0% 28.2% 21.9% 14.4% -0.4% 租税公課 前年比 -4.3% 0.0% 5.5% -20.9% 12.2% その他 ,337 1, 前年比 -45.5% -36.1% -33.7% -30.7% 47.4% 販管費の内訳 ( 四半期 ) 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 販売費及び一般管理費合計 9,816 9,540 10,083 10,414 11,255 前年比 -3.0% -3.2% 0.4% -1.4% 14.7% 取引関係費 3,000 2,765 2,987 3,211 3,157 前年比 5.7% 5.1% 4.6% 8.6% 5.2% 支払手数料 ,017 1,165 1,255 前年比 -9.8% -1.9% 0.5% 12.7% 27.9% 取引所協会費 前年比 -6.1% 14.7% 25.1% 14.1% -7.4% 通信費 運搬費 情報料 1, 前年比 38.7% -9.5% -18.7% -18.8% -21.2% 広告宣伝費 前年比 -7.6% 28.6% 34.7% 37.2% 21.1% その他 前年比 35.9% 166.7% 115.6% 177.3% 22.6% 人件費 2,535 2,651 2,860 2,808 3,275 前年比 -1.4% -2.4% 15.6% 6.7% 29.2% 不動産関係費 ,212 1,221 前年比 29.6% 31.1% 36.4% 46.7% 38.9% 不動産費 前年比 4.7% -23.3% -3.8% 84.3% 34.2% 器具備品費 前年比 41.3% 59.2% 57.2% 30.2% 40.5% 事務費 前年比 -49.2% -58.8% -53.6% -47.7% -3.1% 事務委託費 前年比 -49.8% -60.1% -54.7% -48.4% -3.0% 事務用品費 前年比 -5.9% 100.0% 84.6% 13.3% 0.0% 減価償却費 2,054 2,033 2,030 2,000 2,046 前年比 30.0% 26.4% 10.9% -3.6% -0.4% 租税公課 前年比 -4.3% 5.3% 17.0% -73.7% 12.2% その他 前年比 -45.5% -23.3% -28.1% -19.7% 47.4% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期業績は四半期業績 ( 累計 ) 値の差額により計算した値 19 年 3 月期 08/117

9 Research Report by Shared Research Inc. セグメント別四半期業績推移 ( 日本 米国 アジア パシフィック ) 四半期累計 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q 2018 年 3 月期 1-4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 営業収益 7,141 4, ,465 9, ,380 14, ,206 20, ,170 5, 前年比 - 6.7% 44.0% - 3.1% 38.2% - 4.5% 35.7% - 7.1% 31.5% 0.4% 14.0% -20.2% 受入手数料 3,894 2, ,951 5, ,615 8, ,967 11, ,527 3, 前年比 -1.5% 3.6% 87.8% 6.0% 7.6% 68.8% 9.5% 6.1% 65.8% 11.1% 9.2% 60.5% -9.4% 5.8% -30.9% 委託手数料 3,263 1, ,552 3, ,517 5, ,082 8, ,858 2, 前年比 -0.3% -5.4% 87.8% 6.3% 1.1% 68.8% 10.6% 1.8% 65.0% 12.2% 9.8% 59.2% -12.4% 16.5% -30.9% 株式 ETF 3, , ,264 1, ,732 1, , 先物 オプション 82 1, , , , ,702 - 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 538 1,005-1,109 1, ,657 2, ,256 3, 前年比 3.1% 26.3% - 4.7% 22.7% - 4.5% 15.5% - 5.4% 8.0% - 7.1% -14.2% - トレーディング損益 , , , 前年比 -32.5% % % % % - - 金融収益 2,332 1, ,644 3, ,165 5, ,640 6, ,679 2, 前年比 % 0.0% % 1.7% % -1.1% % -3.8% 14.9% 26.1% 0.0% その他の営業収益 , 金融費用 ,022 1, ,569 1, ,177 2, 金融費用及び売上原価控除後営業収益 6,635 4, ,443 8, ,811 12, ,028 17, ,634 4, 前年比 - 6.2% 43.7% - 9.6% 37.9% - 9.8% 35.2% % 31.7% 0.0% 9.4% -20.0% 販売費及び一般管理費 5,607 4, ,166 8, ,061 12, ,420 16, ,835 4, 前年比 - 0.7% 49.1% - 2.2% 42.8% - 4.9% 31.5% - 4.0% 26.1% 4.1% 4.0% -16.9% 販管費 / 金融費用控除後営業収益 84.5% 100.0% 103.8% 83.1% 97.8% 103.9% 78.2% 98.3% 101.9% 80.7% 94.7% 99.0% 88.0% 95.0% 107.8% 営業利益相当額 1, , , , 前年比 % - - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 15.5% 0.0% % 2.2% % 1.7% % 5.3% 1.0% 12.0% 5.0% - その他収益 その他費用 税引前四半期利益 1, , , , 前年比 % - - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 16.7% 0.0% % 2.1% % 1.6% % 1.6% % 4.5% - 四半期利益 , ,222 1, ,807 1, , 前年比 % - - 親会社の所有者に帰属する四半期利益 , ,335 1, ,959 1, , 前年比 % - - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 11.4% 0.0% % 2.5% % 9.5% % 7.3% % 4.1% - 四半期 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 2Q 2018 年 3 月期 3Q 2018 年 3 月期 4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 営業収益 7,141 4, ,324 4, ,915 4, ,826 5, ,170 5, 前年比 - 6.7% 44.0% % 32.6% - 7.2% 30.8% % 21.4% 0.4% 14.0% -20.2% 受入手数料 3,894 2, ,057 2, ,664 2, ,352 3, ,527 3, 前年比 -1.5% 3.6% 87.8% 14.3% 12.1% 53.5% 16.2% 3.1% 60.2% 16.0% 18.0% 45.7% -9.4% 5.8% -30.9% 委託手数料 3,263 1, ,289 1, ,965 1, ,565 2, ,858 2, 前年比 -0.3% -5.4% 87.8% 13.8% 8.7% 52.3% 18.4% 3.4% 57.8% 17.5% 33.4% 45.7% -12.4% 16.5% -30.9% 株式 ETF 3, , , , , 先物 オプション 82 1, , , , ,702 - 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 538 1, 前年比 3.1% 26.3% - 6.3% 19.1% - 4.0% 2.6% - 7.9% -10.4% - 7.1% -14.2% - トレーディング損益 , 前年比 -32.5% % % % % - - 金融収益 2,332 1, ,312 1, ,521 1, ,475 1, ,679 2, 前年比 % 0.0% % 5.6% % -6.6% % -13.1% 14.9% 26.1% 0.0% その他の営業収益 金融費用 金融費用及び売上原価控除後営業収益 6,635 4, ,808 4, ,368 4, ,217 4, ,634 4, 前年比 - 6.2% 43.7% % 32.2% % 30.6% % 22.1% 0.0% 9.4% -20.0% 前四半期比 -8.1% 販売費及び一般管理費 5,607 4, ,559 3, ,895 4, ,359 4, ,835 4, 前年比 - 0.7% 49.1% - 3.7% 36.6% % 11.9% - 1.2% 11.1% 4.1% 4.0% -16.9% 純営業収益販管費率 84.5% 100.0% 103.8% 81.7% 95.6% 104.0% 70.4% 99.2% 97.7% 88.1% 85.1% 90.5% 88.0% 95.0% 107.8% 営業利益相当額 1, , , 前年比 % % % - - 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) 15.5% 0.0% % 4.4% % 0.8% 2.3% 11.9% 14.9% 9.5% 12.0% 5.0% - その他収益 その他費用 税引前四半期利益 1, , , 前年比 % % % - - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 16.7% 0.0% % 4.3% 4.0% 28.4% 0.7% 9.0% 13.0% 1.5% 18.9% 14.5% 4.5% - 四半期利益 , , 前年比 % % - - 親会社の所有者に帰属する四半期利益 , , 前年比 % % - - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 11.4% 0.0% % 5.1% 1.8% 19.6% 23.2% 6.3% 8.6% 1.7% 16.5% 15.9% 4.1% - 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期累計値は四半期実績の合計で算出 *2019 年 3 月期第 1 四半期より 従来の 日本 米国 アジア パシフィック の 3 セグメントから 日本 米国 アジア パシフィック クリプトアセット事業 投資事業 の 5 セグメントに変更した 上表は 5 セグメントの区分に基づいている 09/117

10 Research Report by Shared Research Inc. セグメント別四半期業績推移 ( クリプトアセット事業 投資事業 ) 四半期累計 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q 2018 年 3 月期 1-4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) クリプトクリプトクリプトクリプトクリプト投資事業投資事業投資事業投資事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業 投資事業 営業収益 , 前年比 受入手数料 前年比 委託手数料 前年比 株式 ETF 先物 オプション 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 前年比 トレーディング損益 前年比 金融収益 , 前年比 その他の営業収益 金融費用 金融費用及び売上原価控除後営業収益 , 前年比 販売費及び一般管理費 ,211 1 前年比 販管費 / 金融費用控除後営業収益 % 0.5% 営業利益相当額 , 前年比 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 % % % - - その他収益 その他費用 税引前四半期利益 , 前年比 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 % % % % 四半期利益 , 前年比 親会社の所有者に帰属する四半期利益 , 前年比 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 % % % % 四半期 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 2Q 2018 年 3 月期 3Q 2018 年 3 月期 4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) クリプトクリプトクリプトクリプトクリプト投資事業投資事業投資事業投資事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業 投資事業 営業収益 , 前年比 受入手数料 前年比 委託手数料 前年比 株式 ETF 先物 オプション 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 前年比 トレーディング損益 前年比 金融収益 , 前年比 その他の営業収益 金融費用 金融費用及び売上原価控除後営業収益 , 前年比 販売費及び一般管理費 ,211 1 前年比 % 純営業収益販管費率 0.2% % 128.6% 0.5% 営業利益相当額 , 前年比 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) % % % その他収益 その他費用 税引前四半期利益 , 前年比 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 % % % 四半期利益 , 前年比 親会社の所有者に帰属する四半期利益 , 前年比 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 % % % 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期累計値は四半期実績の合計で算出 *2019 年 3 月期第 1 四半期より 従来の 日本 米国 アジア パシフィック の 3 セグメントから 日本 米国 アジア パシフィック クリプトアセット事業 投資事業 の 5 セグメントに変更した 上表は 5 セグメントの区分に基づいている 10/117

11 Research Report by Shared Research Inc. セグメント別四半期業績推移 ( 日本 米国 アジア パシフィック )( 販売費及び一般管理費 ) 四半期累計 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q 2018 年 3 月期 1-4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 販売費及び一般管理費合計 5,607 4, ,166 8, ,061 12, ,420 16, ,835 4, 前年比 -7.6% 0.7% 49.1% -8.2% 2.2% 42.8% -7.5% 4.9% 31.5% -6.5% 4.0% 26.1% 4.1% 4.0% -16.9% 取引関係費 1,230 1, ,594 3, ,147 4, ,787 6, ,371 1, 前年比 -6.8% 15.4% 115.2% 0.3% 9.0% 84.3% 4.6% 4.9% 60.4% 8.7% 3.0% 47.3% 11.5% -6.8% -38.4% 支払手数料 , ,010 2, ,397 2, 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 , ,218 1, ,668 1, 広告宣伝費 , ,784 1, その他 人件費 960 1, ,955 3, ,005 4, ,028 6, ,026 1, 前年比 -4.2% -0.6% 20.3% -7.3% 0.6% 25.9% -4.6% 8.4% 28.6% -4.2% 9.4% 29.0% 6.9% 17.1% 15.7% 不動産関係費 , , ,578 1, , 前年比 7.6% 94.0% 23.1% 7.4% 102.5% 32.0% 9.2% 121.1% 28.2% 13.9% 125.4% 15.8% 29.3% 15.0% 0.0% 不動産費 器具備品費 , , , 事務費 , , , 前年比 -50.0% % -54.7% % -54.4% % -53.0% % -31.1% -16.7% -46.2% 事務委託費 , , , 事務用品費 減価償却費 ( ) 1, ,044 1, ,532 1, ,033 2, , 前年比 40.7% 6.4% 10.5% 36.7% 8.4% 13.5% 28.2% 6.8% 10.5% 18.8% 3.4% 3.8% -1.2% 0.0% -14.3% 租税公課 その他 , 四半期 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 2Q 2018 年 3 月期 3Q 2018 年 3 月期 4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 販売費及び一般管理費合計 5,607 4, ,559 3, ,895 4, ,359 4, ,835 4, 前年比 -7.6% 0.7% 49.1% -8.7% 3.7% 36.6% -6.2% 10.7% 11.9% -3.8% 1.2% 11.1% 4.1% 4.0% -16.9% 取引関係費 1,230 1, ,364 1, ,553 1, ,640 1, ,371 1, 前年比 -6.8% 15.4% 115.2% 7.7% 1.8% 58.9% 12.7% -3.0% 17.5% 20.7% -2.3% 16.4% 11.5% -6.8% -38.4% 支払手数料 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 広告宣伝費 その他 人件費 960 1, , ,050 1, ,023 1, ,026 1, 前年比 -4.2% -0.6% 20.3% -10.1% 1.7% 31.8% 0.8% 25.8% 33.8% -3.0% 12.5% 30.0% 6.9% 17.1% 15.7% 不動産関係費 , , 前年比 7.6% 94.0% 23.1% 7.2% 110.6% 41.7% 12.9% 165.3% 21.4% 25.6% 138.9% -11.1% 29.3% 15.0% 0.0% 不動産費 器具備品費 事務費 前年比 -50.0% % -59.3% % -53.9% % -48.2% % -31.1% -16.7% -46.2% 事務委託費 事務用品費 減価償却費 1, , , , , 前年比 40.7% 6.4% 10.5% 33.0% 10.5% 16.7% 13.6% 3.8% 5.0% -2.6% -6.2% -14.3% -1.2% 0.0% -14.3% 租税公課 その他 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1,000% を超える場合は - とする * 四半期累計値は四半期実績の合計で算出 * 米国 アジアパシフィックの減価償却費にはそれぞれトレードステーション社 マネックス Boom 証券グループ買収時に発生した識別無形資産の償却費が含まれる *2019 年 3 月期第 1 四半期より 従来の 日本 米国 アジア パシフィック の 3 セグメントから 日本 米国 アジア パシフィック クリプトアセット事業 投資事業 の 5 セグメントに変更した 上表は 5 セグメントの区分に基づいている 11/117

12 Research Report by Shared Research Inc. セグメント別四半期業績推移 ( クリプトアセット事業 投資事業 )( 販売費及び一般管理費 ) 四半期累計 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q 2018 年 3 月期 1-4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) クリプトクリプトクリプトクリプトクリプト投資事業投資事業投資事業投資事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業 投資事業 販売費及び一般管理費合計 , 前年比 取引関係費 前年比 支払手数料 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 広告宣伝費 その他 人件費 前年比 不動産関係費 前年比 不動産費 器具備品費 事務費 前年比 事務委託費 事務用品費 減価償却費 ( ) 前年比 租税公課 その他 四半期 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 2Q 2018 年 3 月期 3Q 2018 年 3 月期 4Q 2019 年 3 月期 1Q ( 百万円 ) クリプトクリプトクリプトクリプトクリプト投資事業投資事業投資事業投資事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業アセット事業 投資事業 販売費及び一般管理費合計 , 前年比 取引関係費 前年比 支払手数料 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 広告宣伝費 その他 人件費 前年比 不動産関係費 前年比 不動産費 器具備品費 事務費 前年比 事務委託費 事務用品費 減価償却費 前年比 租税公課 その他 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1,000% を超える場合は - とする * 四半期累計値は四半期実績の合計で算出 * 米国 アジアパシフィックの減価償却費にはそれぞれトレードステーション社 マネックス Boom 証券グループ買収時に発生した識別無形資産の償却費が含まれる *2019 年 3 月期第 1 四半期より 従来の 日本 米国 アジア パシフィック の 3 セグメントから 日本 米国 アジア パシフィック クリプトアセット事業 投資事業 の 5 セグメントに変更した 上表は 5 セグメントの区分に基づいている 12/117

13 Research Report by Shared Research Inc. マネックス証券の四半期業績 四半期累計 ( 百万円 ) 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 19 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業収益 7,715 15,140 24,487 32,454 7,749 前年比 -2.8% 4.4% 11.0% 9.5% 0.4% 純営業収益 6,691 13,547 21,918 29,394 6,713 前年比 -3.2% 4.9% 12.3% 10.8% 0.3% 受入手数料 3,916 8,000 12,688 17,087 3,538 前年比 -1.3% 6.2% 9.7% 11.1% -9.7% 委託手数料 3,290 6,613 10,613 14,238 2,885 前年比 -0.1% 6.6% 10.7% 12.3% -12.3% 株式 ETF 等 3,208 6,455 10,361 13,889 2,819 前年比 1.6% 8.2% 11.9% 13.3% -12.1% 先物 オプション 前年比 -39.7% -33.6% -23.6% -17.5% -19.5% 引受け 売出し手数料 前年比 -80.8% 123.2% 56.0% 25.7% 340.0% 募集 売出し手数料 前年比 -32.3% -25.3% -9.5% 3.6% -20.5% その他受入手数料 531 1,094 1,633 2, 前年比 2.7% 4.3% 4.3% 4.8% 5.5% トレーディング損益 882 1,804 2,839 3, 前年比 -32.6% -24.4% -17.6% -14.2% 6.9% 金融収益 2,888 5,281 8,261 10,780 3,246 前年比 12.2% 18.9% 20.0% 12.8% 12.4% その他の営業収益 前年比 -67.1% -59.1% 323.0% 276.6% -28.6% 販売費及び一般管理費 5,789 11,558 17,743 24,024 5,932 前年比 -7.5% -7.1% -6.3% -6.7% 2.5% 販管費 / 純営業収益 86.5% 85.3% 81.0% 81.7% 88.4% 営業利益 902 1,988 4,175 5, 前年比 37.5% 315.0% 613.7% 576.2% -13.4% 営業利益 / 純営業収益 13.5% 14.7% 19.0% 18.3% 11.6% 税引前四半期純利益 984 2,097 4,268 5, 前年比 -41.3% 55.0% 187.0% 267.3% -15.9% 税引前四半期純利益 / 純営業収益 14.7% 15.5% 19.5% 18.5% 12.3% 四半期純利益 693 1,445 2,945 3, 前年比 -47.6% 32.8% 157.4% 251.7% -16.9% 四半期純利益 / 純営業収益 10.4% 10.7% 13.4% 12.7% 8.6% 四半期 ( 百万円 ) 1Q 18 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 1Q 19 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 営業収益 7,715 7,425 9,347 7,967 7,749 前年比 -2.8% 13.2% 23.4% 5.4% 0.4% 純営業収益 6,691 6,856 8,371 7,476 6,713 前年比 -3.2% 14.2% 26.8% 6.6% 0.3% 受入手数料 3,916 4,084 4,688 4,399 3,538 前年比 -1.3% 14.6% 16.1% 15.5% -9.7% 委託手数料 3,290 3,323 4,000 3,625 2,885 前年比 -0.1% 14.1% 18.3% 17.1% -12.3% 株式 ETF 等 3,208 3,247 3,906 3,528 2,819 前年比 1.6% 15.6% 18.7% 17.5% -12.1% 先物 オプション 前年比 -39.7% -25.5% 2.2% 4.3% -19.5% 引受け 売出し手数料 前年比 -80.8% 300.0% -29.5% -58.3% 340.0% 募集 売出し手数料 前年比 -32.3% -15.4% 27.7% 36.2% -20.5% その他受入手数料 前年比 2.7% 5.8% 4.3% 6.2% 5.5% トレーディング損益 ,035 1, 前年比 -32.6% -14.5% -2.5% -2.8% 6.9% 金融収益 2,888 2,393 2,980 2,519 3,246 前年比 12.2% 28.0% 22.0% -5.7% 12.4% その他の営業収益 前年比 -67.1% -44.7% % -28.6% 販売費及び一般管理費 5,789 5,769 6,185 6,281 5,932 前年比 -7.5% -6.7% -4.8% -7.7% 2.5% 販管費 / 純営業収益 86.5% 84.1% 73.9% 84.0% 88.4% 営業利益 902 1,086 2,187 1, 前年比 37.5% % -13.4% 営業利益 / 純営業収益 13.5% 15.8% 26.1% 16.0% 11.6% 税引前四半期純利益 984 1,113 2,171 1, 前年比 -41.3% % 税引前四半期純利益 / 純営業収益 14.7% 16.2% 25.9% 15.5% 12.3% 四半期純利益 , 前年比 -47.6% % 四半期純利益 / 純営業収益 10.4% 11.0% 17.9% 10.7% 8.6% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1,000% を超える場合は - とする 13/117

14 Research Report by Shared Research Inc. マネックス証券の主要指標 四半期累計受入手数料の関連指標 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 19 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 二市場個人売買代金 ( 兆円 ) 前年比 1.9% 5.0% 13.9% 19.5% 3.7% マネックス証券シェア 5.5% 5.4% 5.3% 5.3% 5.3% マネックス証券の株式 ETF 売買代金 ( 兆円 ) 前年比 12.8% 14.8% 20.5% 25.9% -0.5% 株式等委託手数料率 0.084% 0.087% 0.086% 0.083% 0.074% トレーディング損益の関連指標 FX 取引金額 ( 兆円 ) 前年比 -29.1% -17.0% -16.9% -10.9% 11.0% 金融収益の関連指標 信用取引残高 (10 億円 ) 前年比 14.6% 14.3% 25.8% 23.7% 21.5% 信用取引月末残高の平均 (10 億円 ) 前年比 2.8% 9.0% 13.4% 17.1% 26.9% 四半期受入手数料の関連指標 1Q 18 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 二市場個人売買代金 ( 兆円 ) 前年比 1.9% 8.4% 30.9% 36.8% 3.7% マネックス証券シェア 5.5% 5.2% 5.1% 5.3% 5.3% マネックス証券の株式 ETF 売買代金 ( 兆円 ) 前年比 12.8% 17.0% 31.0% 42.1% -0.5% 株式等委託手数料率 0.084% 0.091% 0.084% 0.075% 0.074% トレーディング損益の関連指標 FX 取引金額 ( 兆円 ) 前年比 -29.1% -1.0% -16.5% 5.6% 11.0% 金融収益の関連指標 信用取引残高 (10 億円 ) 前年比 14.6% 14.3% 25.8% 23.7% 21.5% 信用取引月末残高の平均 (10 億円 ) 前年比 2.8% 15.6% 22.6% 27.2% 26.9% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 二市場個人売買代金は日本取引所グループ 統計月報 の月次数値の合計値 19 年 3 月期 14/117

15 Research Report by Shared Research Inc. 米国セグメントの四半期業績 四半期累計 ( 千米ドル ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業収益 42,939 86, , ,593 50,162 前年比 3.5% -2.1% 0.6% 5.1% 16.8% 受入手数料 26,081 51,199 75, ,067 28,297 前年比 0.5% 2.2% 2.1% 7.2% 8.5% 委託手数料 17,067 33,646 50,230 73,056 20,377 前年比 -8.2% -4.0% -2.0% 7.7% 19.4% 株式 ETF 4,255 7,890 11,675 16,917 4,731 先物 オプション 12,813 25,757 38,556 56,139 15,646 その他受入手数料 9,014 17,553 25,613 34,011 7,920 前年比 22.6% 16.6% 11.2% 6.0% -12.1% トレーディング損益 金融収益 14,446 30,471 46,905 62,713 18,680 前年比 22.5% 23.5% 26.5% 24.1% 29.3% 売上収益 その他の営業収益 2,313 4,824 7,409 10,306 3,007 金融費用 4,982 11,102 17,214 22,892 7,549 前年比 9.2% 14.1% 19.1% 17.6% 51.5% 売上原価 金融費用及び売上原価控除後営業収益 37,870 75, , ,260 42,458 前年比 3.1% 4.1% 5.7% 9.5% 12.1% 販売費及び一般管理費 ( ) 37,859 73, , ,858 40,345 前年比 -2.2% -2.9% 1.0% 2.0% 6.6% 営業利益相当額 11 1,652 1,947 8,402 2,113 前年比 その他収益 その他費用 , 税引前四半期利益 7 1,610 1,858 2,542 1,921 前年比 四半期利益 5 1,902 10,682 11,504 1,757 前年比 親会社の所有者に帰属する四半期利益 5 1,902 10,682 11,504 1,757 前年比 四半期 2018 年 3 月期 2018 年 3 月期 ( 千米ドル ) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 営業収益 42,939 43,754 43,696 50,204 50,162 前年比 3.5% -7.0% 6.3% 18.8% 16.8% 受入手数料 26,081 25,118 24,644 31,224 28,297 前年比 0.5% 4.0% 2.0% 21.8% 8.5% 委託手数料 17,067 16,579 16,584 22,826 20,377 前年比 -8.2% 0.8% 2.4% 37.7% 19.4% 株式 ETF 4,255 3,635 3,785 5,242 4,731 先物 オプション 12,813 12,944 12,799 17,583 15,646 その他受入手数料 9,014 8,539 8,060 8,398 7,920 前年比 22.6% 10.8% 1.2% -7.2% -12.1% トレーディング損益 金融収益 14,446 16,025 16,434 15,808 18,680 前年比 22.5% 24.4% 32.4% 17.6% 29.3% 売上収益 その他の営業収益 2,313 2,511 2,585 2,897 3,007 金融費用 4,982 6,120 6,112 5,678 7,549 前年比 9.2% 18.5% 29.5% 13.4% 51.5% 売上原価 金融費用及び売上原価控除後営業収益 37,870 37,547 37,556 44,287 42,458 前年比 3.1% 5.2% 9.0% 20.4% 12.1% 販売費及び一般管理費 ( ) 37,859 35,906 37,261 37,832 40,345 前年比 -2.2% -3.7% 9.9% 5.2% 6.6% 営業利益相当額 11 1, ,455 2,113 前年比 % 695.0% - その他収益 その他費用 , 税引前四半期利益 7 1, ,921 前年比 % 0.1% - 四半期利益 5 1,897 8, ,757 前年比 % - - 親会社の所有者に帰属する四半期利益 5 1,897 8, ,757 前年比 % - - 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1,000% を超える場合は - とする 2019 年 3 月期 2019 年 3 月期 15/117

16 Research Report by Shared Research Inc. 米国セグメントの販管費の内訳 四半期累計 2018 年 3 月期 ( 千米ドル ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 販売費及び一般管理費合計 37,859 73, , ,858 40,345 前年比 -2.2% -2.9% 1.0% 2.0% 6.6% 取引関係費 15,538 27,797 40,299 54,560 14,849 前年比 12.0% 3.5% 1.0% 1.1% -4.4% 支払手数料 6,283 12,217 18,185 25,657 7,929 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 6,235 9,376 12,573 16,008 3,484 広告宣伝費 2,589 5,191 8,090 11,115 2,937 その他 人件費 13,370 27,504 42,716 58,404 16,053 前年比 -3.5% -4.5% 4.3% 7.4% 20.1% 不動産関係費 2,035 4,369 6,746 9,139 2,402 前年比 89.0% 93.1% 113.4% 121.8% 18.0% 不動産費 764 1,615 2,513 3, 器具備品費 1,272 2,756 4,234 5,761 1,651 事務費 前年比 % 事務委託費 事務用品費 減価償却費 ( ) 4,486 9,025 13,625 18,093 4,601 前年比 3.3% 3.0% 2.8% 1.4% 2.6% 租税公課 その他 2,292 4,790 7,194 9,195 2,312 四半期 ( 千米ドル ) 1Q 2018 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2019 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 販売費及び一般管理費合計 37,859 35,906 37,261 37,832 40,345 前年比 -2.2% -3.7% 9.9% 5.2% 6.6% 6.6% 取引関係費 15,538 12,259 12,502 14,261 14,849 前年比 12.0% -5.5% -4.2% 1.2% -4.4% 支払手数料 6,283 5,934 5,968 7,472 7,929 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 6,235 3,141 3,197 3,435 3,484 広告宣伝費 2,589 2,602 2,899 3,025 2,937 その他 人件費 13,370 14,134 15,212 15,688 16,053 前年比 -3.5% -5.4% 25.3% 16.6% 20.1% 不動産関係費 2,035 2,334 2,377 2,393 2,402 前年比 89.0% 96.8% 164.7% 149.5% 18.0% 不動産費 器具備品費 1,272 1,484 1,478 1,527 1,651 事務費 前年比 % 事務委託費 事務用品費 減価償却費 ( ) 4,486 4,539 4,600 4,468 4,601 前年比 3.3% 2.7% 2.4% -2.6% 2.6% 租税公課 , その他 2,292 2,498 2,404 2,001 2,312 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 2019 年 3 月期 米国セグメントの主要指標 四半期累計 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業日数 ( 日 ) DARTs( 件 ) 67,182 65,250 64,616 70,520 77,880 前年比 -38.3% -36.6% -35.9% -23.6% 15.9% 約定件数 ( 千件 ) 4,232 8,222 12,148 17,559 4,984 委託手数料 ( 千ドル ) 17,067 33,646 50,230 73,056 20,377 前年比 -8.2% -4.0% -2.0% 7.7% 19.4% 約定当たり手数料 ( ドル ) 四半期 2018 年 3 月期 2018 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 営業日数 ( 日 ) VIX 前年比 -27.1% -17.3% -26.9% 48.4% 34.2% DARTs( 件 ) 67,182 63,318 63,327 88,716 77,880 前年比 -38.3% -34.9% -34.2% 33.1% 15.9% 約定件数 ( 千件 ) 4,232 3,989 3,926 5,412 4,984 委託手数料 ( 千ドル ) 17,067 16,579 16,584 22,826 20,377 前年比 -8.2% 0.8% 2.4% 37.7% 19.4% 約定当たり手数料 ( ドル ) 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 約定件数は DARTs に営業日数を乗じて計算 2019 年 3 月期 2019 年 3 月期 16/117

17 Research Report by Shared Research Inc. オンライン証券大手 5 社の口座数 ( 単位 : 千口座 ) 18 年 3 月期 19 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q SBI 証券 3,923 4,005 4,110 4,261 4,362 前年比 8.3% 8.9% 9.8% 11.0% 11.2% 楽天証券 - 2,372-2,611 - 前年比 % % - マネックス証券 1,710 1,726 1,742 1,761 1,780 前年比 3.6% 3.7% 3.7% 3.8% 4.1% 松井証券 1,104 1,113 1,122 1,136 1,147 前年比 3.7% 3.7% 3.7% 3.8% 3.9% カブドットコム 1,058 1,068 1,078 1,087 1,096 前年比 4.4% 4.1% 4.1% 3.7% 3.6% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の預かり資産 ( 単位 :10 億円 ) 18 年 3 月期 19 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q SBI 証券 9,805 10,369 10,961 11,426 11,378 前年比 25.2% 25.0% 23.4% 21.7% 16.0% 楽天証券 4,369 4,584 4,946 5,026 5,184 前年比 26.8% 28.7% 26.4% 22.6% 18.7% マネックス証券 3,977 4,099 4,328 4,229 4,283 前年比 20.3% 18.7% 13.9% 11.2% 7.7% 松井証券 2,408 2,451 2,582 2,524 2,535 前年比 21.9% 20.3% 14.3% 11.0% 5.2% カブドットコム 2,241 2,277 2,413 2,336 2,365 前年比 20.1% 18.8% 14.5% 10.2% 5.5% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の株式等売買代金 ( 単位 : 兆円 ) 四半期 18 年 3 月期 19 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 二市場の個人株式等売買代金 前年比 2.1% 10.0% 30.8% 34.2% 3.7% SBI 証券 前年比 -1.3% 7.5% 36.3% 39.6% 8.0% 個人株式等売買代金におけるシェア 34.5% 35.1% 35.2% 35.4% 35.9% 楽天証券 前年比 7.9% 18.0% 43.5% 44.0% 13.7% 個人株式等売買代金におけるシェア 16.1% 16.3% 16.1% 16.9% 17.6% マネックス証券 前年比 12.8% 17.0% 31.0% 42.1% -0.5% 個人株式等売買代金におけるシェア 5.5% 5.2% 5.1% 5.3% 5.3% 松井証券 前年比 -6.9% -7.3% 14.5% 11.5% -7.9% 個人株式等売買代金におけるシェア 12.3% 11.6% 10.6% 10.7% 10.9% カブドットコム 前年比 5.4% 7.5% 31.6% 28.1% 3.4% 個人株式等売買代金におけるシェア 8.8% 8.8% 8.7% 8.8% 8.8% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の委託手数料 ( 単位 : 百万円 ) 18 年 3 月期 19 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q オンライン証券 5 社合計 21,494 21,317 25,930 25,118 20,054 前年比 0.2% 16.9% 25.2% 21.2% -6.7% SBI 証券 7,785 7,814 9,618 9,304 7,667 前年比 4.4% 21.2% 34.3% 25.8% -1.5% オンライン証券大手 5 社内のシェア 36.2% 36.7% 37.1% 37.0% 38.2% 楽天証券 4,220 4,206 4,784 4,615 3,804 前年比 -1.2% 20.6% 23.6% 14.2% -9.9% オンライン証券大手 5 社内のシェア 19.6% 19.7% 18.4% 18.4% 19.0% マネックス証券 3,290 3,323 4,000 3,625 2,885 前年比 -0.1% 14.1% 18.3% 17.1% -12.3% オンライン証券大手 5 社内のシェア 15.3% 15.6% 15.4% 14.4% 14.4% 松井証券 4,152 3,997 5,082 5,018 3,848 前年比 -3.6% 10.9% 20.2% 21.8% -7.3% オンライン証券大手 5 社内のシェア 19.3% 18.8% 19.6% 20.0% 19.2% カブドットコム証券 2,047 1,977 2,446 2,556 1,850 前年比 -3.2% 11.1% 18.5% 23.3% -9.6% オンライン証券大手 5 社内のシェア 9.5% 9.3% 9.4% 10.2% 9.2% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 17/117

18 Research Report by Shared Research Inc. オンライン証券大手 5 社の委託手数料率 ( ベーシス ) 18 年 3 月期 19 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q SBI 証券 前年比 ( 増減 ) 楽天証券 前年比 ( 増減 ) マネックス証券 前年比 ( 増減 ) 松井証券 前年比 ( 増減 ) カブドットコム証券 前年比 ( 増減 ) 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の信用取引残高 (10 億円 ) 18 年 3 月期 19 年 3 月期 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 二市場信用取引買残 2,549 2,593 3,021 3,557 3,320 前年比 7.6% 17.5% 44.3% 35.5% 30.2% SBI 証券 , 前年比 37.8% 30.6% 43.7% 25.3% 20.2% 楽天証券 前年比 38.3% 34.6% 41.6% 32.6% 23.5% マネックス証券 前年比 14.6% 14.3% 25.8% 23.6% 21.5% 松井証券 前年比 25.2% 20.4% 33.3% 19.4% 13.3% カブドットコム証券 前年比 30.9% 23.9% 44.6% 13.5% 9.9% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 2019 年 3 月期第 1 四半期実績 2019 年 3 月期第 1 四半期の業績は 営業収益 13,612 百万円 ( 前年同期比 14.9% 増 ) 金融費用控除後営業収益 12,358 百万円 ( 同 14.0% 増 ) 営業利益相当額 1,103 百万円 ( 同 8.1% 増 ) 税引前四半期利益 1,130 百万円 ( 同 42.1% 増 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益 1,196 百万円 ( 同 171.2% 増 ) となった 営業収益の内訳として 受入手数料は6,756 百万円 ( 前年同期比 1.9% 減 ) となった トレーディング損益は1,791 百万円 ( 同 102.8% 増 ) となった コインチェック株式会社を連結の範囲に含めたことなどによって増加した 金融収益は4,889 百万円 ( 同 23.7% 増 ) となった 日本セグメントにおいて信用取引収益が増加したこと 米国セグメントにおいて受取利息が増加したことによって増加した 費用面では 販売費及び一般管理費が11,255 百万円 ( 同 14.7% 増 ) となった コインチェック株式会社を連結の範囲に含めた 当第 1 四半期より コインチェック社のグループ入りに加え マネックスベンチャーズ株式会社を中心とした有価証券の投資事業も拡大していることから 従来の 日本 米国 アジア パシフィック の3つの報告セグメントから 日本 米国 アジア パシフィック クリプトアセット事業 投資事業 の5つの報告セグメントに変更した セグメント別の状況は以下の通りとなった 日本セグメントは減収減益となったが 米国セグメントおよび投資事業セグメントが増収増益となったほか アジア パシフィックセグメントのセグメント利益が改善した また 当第 1 四半期から連結化したクリプトアセット事業はセグメント損失となった 18/117

19 Research Report by Shared Research Inc. 日本セグメント 営業収益は7,170 百万円 ( 前年同期比 0.4% 増 ) となった 東京 名古屋二市場の株式等売買代金は前年同期比で増加したが マネックス証券の株式等の個人売買代金に占めるシェアは低下し 株式等売買代金が微減となった さらに 信用取引手数料を改定した影響から株式委託手数料率が低下し 株式委託手数料が減少した 一方 信用取引手数料改定によって信用取引残高が増加し 信用取引収益が増加した 営業収益の内訳として 受入手数料は3,527 百万円 ( 同 9.4% 減 ) トレーディング損益は943 百万円 ( 同 6.8% 増 ) 金融収益は2,679 百万円 ( 同 14.9% 増 ) 金融費用は536 百万円 ( 同 5.9% 増 ) 金融収支は2,143 百万円 ( 同 17.3% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は6,634 百万円 ( 同 0.0% 減 ) となった 利益面では 顧客基盤拡大に向けた広告宣伝費の増加などの結果 販売費及び一般管理費が5,835 百万円 ( 前年同期比 4.1% 増 ) と増加し 営業利益相当額および税引前四半期利益は減益となった 営業利益相当額は799 百万円 ( 同 22.3% 減 ) 税引前四半期利益は959 百万円 ( 同 13.2% 減 ) となった 2018 年 3 月期第 4 四半期 ( 前四半期 ) との比較では 営業収益は656 百万円減 8.4% 減となった 営業収益の内訳として 受入手数料は825 百万円減 19.0% 減 金融収益は204 百万円増 8.2% 増 金融費用は72 百万円減 11.8% 減 金融収支は276 百万円増 14.8% 増となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は583 百万円減 8.1% 減となった 利益面では 販売費及び一般管理費が524 百万円減 8.2% 減となり 営業利益相当額は59 百万円減 6.9% 減 税引前四半期利益は18 百万円増 1.9% 増となった 受入手数料日本セグメントにおいて 受入手数料は3,527 百万円 ( 前年同期比 9.4% 減 ) となった 株式 ETFの委託手数料が2,792 百万円 ( 同 12.2% 減 ) と受入手数料減少の主要因となった 市場における株式等の個人売買代金は増加したものの 個人売買代金に占めるマネックス証券のシェアが低下したほか 信用取引手数料を改定した影響から株式委託手数料率が低下し 受入手数料が減少した 東京 名古屋二市場の株式等の1 営業日平均個人売買代金は1 兆 1,164 億円 ( 同 3.7% 増 ) となった マネックス証券の株式等の個人売買代金に占めるシェアは5.3%( 同 0.2ポイントの低下 ) となり 1 営業日平均委託売買代金は613 億円 ( 同 0.5% 減 ) 内訳として 現物株式の1 営業日平均委託売買代金は291 億円 ( 同 15.9% 減 ) 信用取引の1 営業日平均委託売買代金は321 億円 ( 同 19.3% 増 ) となった 信用取引手数料を改定した影響から信用取引の売買代金が増加した 一方 平均株式委託手数料率は0.074%( 前年同期比で0.010ポイントの低下 ) となった 平均株式委託手数料率の低下は 2017 年 11 月期に信用取引手数料体系を引き下げたこと 相対的に委託手数料率の低い トレードステーション 経由のシェアが上昇したことなどによる マネックス証券は2017 年 11 月に 取引毎手数料コース における信用取引手数料について 約定代金 10 万円以下の手数料を100 円から95 円に 約定代金 50 万円以下の手数料を450 円から190 円に 約定代金 100 万円以下の手数料を1,500 円から355 円に 約定代金 200 万円以下の手数料を3,000 円から800 円に引き下げた SR 社ではこの手数料引き下げによって 取引毎手数料コース における信用取引手数料の委託手数料率は従来の0.12% から0.05% に低下したと試算している なお アクティブトレーダー向け日本株取引ツール トレードステーション 経由の株式売買代金がマネックス証券の株式売買代金に占める比率は5.5% となった 前四半期との比較では 受入手数料は825 百万円減 19.0% 減となった 株式 ETFの委託手数料が676 百万円減 19.5% 減と受入手数料減少の主要因となった 東京 名古屋二市場の株式等の1 営業日平均個人売買代金は22.7% 減となった中 19/117

20 Research Report by Shared Research Inc. で マネックス証券の株式等の個人売買代金に占めるシェアは 0.05 ポイントの低下となり 1 営業日平均委託売買代金は 23.5% 減となった また 平均株式委託手数料率は ポイントの低下となった トレーディング損益トレーディング損益は943 万円 ( 前年同期比 6.8% 増 ) となった FX 取引金額は7.4 兆円 ( 同 11.0% 増 ) となった 金融収益金融収益は2,679 百万円 ( 前年同期比 14.9% 増 ) となった 信用取引手数料を改定したことによって信用取引残高が増加し 信用取引収益が増加した 信用取引の残高は200,900 百万円 ( 同 21.5% 増 ) 月末残高の平均( 同社資料をもとにSR 社算出 ) は202,900 百万円 ( 同 26.9% 増 ) となった 上述の通り 信用取引の委託手数料手数料体系を変更したことによって 信用取引残高が増加した 前四半期との比較では 金融収益は204 百万円増 8.2% 増となった 信用取引残高増加によって信用取引収益が増加したほか 株券貸借取引の収益が増加した 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は5,835 百万円 ( 前年同期比 4.1% 増 ) となった 顧客基盤拡大のために広告宣伝費が388 百万円 ( 同 32.9% 増 ) となった 販管費の構成比が高いシステム関連費用 ( 不動産関係費 事務費 減価償却費 ) は3,094 百万円 ( 同 0.0% 増 ) となった 前年同期は 旧証券基幹システムの事務委託契約を前々期に終了したことからシステム関連費用が減少したが 当第 1 四半期において システム関連費用の減少傾向は一巡し 前年同期比で横ばいとなった 前四半期との比較では 販売費及び一般管理費は524 百万円減 8.2% 減となった 広告宣伝費が164 百万円減 29.7% 減 システム関連費用が214 百万円減 6.5% 減となった 広告宣伝費は広告手法の効率化によって減少した システム関連費用は前四半期においてオフィス賃料に関する一過性の費用を計上したが 当第 1 四半期においてはそのような費用の計上がなかった 顧客動向 2018 年 6 月末において マネックス証券の総口座数は1,779,713 口座 ( 前年同月比 4.1% 増 ) 信用取引口座数は121,069 口座 ( 同 7.8% 増 ) 預かり資産は42,832 億円 ( 同 7.7% 増 ) となった アクティブトレーダー向け日本株取引ツール トレードステーション 経由の株式売買代金がマネックス証券の株式売買代金に占める比率は5.5%( 前期第 4 四半期は4.6%) 口座数は12,000 口座超となった 米国セグメント 営業収益は5,457 百万円 ( 前年同期比 14.0% 増 ) となった 手数料の引き下げ実施による稼働口座数の増加 市場のボラティリティが前年同期比で上昇したことから委託手数料は増加した 手数料引き下げ実施による稼働口座数および預かり資産の増加 短期金利の上昇 有価証券貸借取引収益の増加によって 金融収益が増加した 内訳として 受入手数料は 3,078 百万円 ( 同 5.8% 増 ) 金融収益は2,032 百万円 ( 同 26.1% 増 ) 金融収支は1,211 百万円 ( 同 14.8% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は4,619 百万円 ( 同 9.4% 増 ) となった 営業利益相当額は230 百万円 ( 前年同期は1 百万円の営業利益相当額 ) 税引前四半期利益( セグメント利益 ) は209 百万円 ( 前年同期は1 百万円の税引前四半期利益 ) 親会社の所有者に帰属する当期利益は191 百万円 ( 前年同期は1 百万円の親会社の所有者に帰属する四半期利益 ) となった 20/117

21 Research Report by Shared Research Inc. 利益面では 増収に加え 販売費及び一般管理費が前年同期比で 4.0% 増にとどまったことから増益となった 米ドルベースでは 営業収益は50,162 千米ドル ( 前年同期比 16.8% 増 ) となった 内訳として 受入手数料は28,297 千米ドル ( 同 8.5% 増 ) 金融収益は18,680 千米ドル ( 同 29.3% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は42,458 千米ドル ( 同 12.1% 増 ) 営業利益相当額は2,113 千米ドル ( 前年同期は11 千米ドルの営業利益相当額 ) 税引前四半期利益は1,921 千米ドル ( 前年同期は7 千米ドルの税引前四半期利益 ) となった 前四半期との比較では 営業収益は42 千米ドル減 0.1% 減となった 営業収益の内訳として 受入手数料は2,927 千米ドル減 9.4% 減 金融収益は2,827 千米ドル増 18.2% 増 金融費用は1,871 千米ドル増 33.0% 増 金融収支は1,001 千米ドル増 9.9% 増となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は1,829 千米ドル減 4.1% 減となった 利益面では 販売費及び一般管理費が2,513 千米ドル増 6.6% 増となり 営業利益相当額は4,342 千米ドル減 67.3% 減 税引前四半期利益は1,237 千米ドル増 180.8% 増となった 米国セグメントは 主にTradeStation Group, Inc. の子会社であるTradeStation Securities, Inc. が主体である 米国セグメントにおいてはアクティブトレーダー層を主要な顧客層としており 市場のボラティリティ ( 値動きの度合い ) が上昇すると取引量が増加し収益に貢献する傾向にある また 顧客の預り金を運用することで金融収益を獲得していることから 金利が上昇すると収益に貢献する傾向がある 米ドルの対円レート ( 期中平均 ) は前期比で 2.4% 円高となったことから 米国セグメントの業績はその影響を受けた 受入手数料受入手数料は 米ドルベースで28,297 千米ドル ( 前年同期比 8.5% 増 ) 円換算後では3,078 百万円 ( 同 5.8% 増 ) となった 米ドルベースで 委託手数料が増加した 委託手数料は 米ドルベースで20,377 千米ドル ( 前年同期比 19.4% 増 ) 円換算後では2,217 百万円 ( 同 9.8% 増 ) となった 委託手数料の引き下げ実施によって稼働口座数が増加し ボラティリティが前年同期比で上昇したことから委託手数料が増加した 2018 年 6 月における稼働口座数は79,287 口座 ( 前年同月比 20.6% 増 ) となった 2017 年 3 月に株式 オプション 2017 年 8 月に先物の手数料を改定したことから口座開設数が増加した VIXが15.34( 前年同期は11.43) となった 米国セグメントにおけるDARTs(Daily Average Revenue Tradesの略称で 1 営業日当たりの収益を伴う約定もしくは取引の件数 ) は77,880 件 ( 前年同期比 15.9% 増 ) となった 前四半期との比較では 受入手数料は2,927 千米ドル減 9.4% 減 うち委託手数料は2,449 千米ドル減 10.7% 減となった 稼働口座数は4,477 口座増 6.0% 増となったが VIXが11.6% 減 DARTsは12.2% 減となった その他の受入手数料は 米ドルベースで7,920 千米ドル ( 前年同期比 12.1% 減 ) 円換算後では862 百万円 ( 同 14.2% 減 ) となった 金融収益金融収益は米ドルベースでは18,680 千米ドル ( 前年同期比 29.3% 増 ) 円換算後では2,032 百万円 ( 同 26.1% 増 ) となった 預かり資産残高の増加 短期金利の上昇によって受取利息が増加した また 有価証券貸借取引収益が増加した 21/117

22 Research Report by Shared Research Inc. 預かり資産残高 (2018 年 6 月末 ) は稼働口座数の増加に伴い5,470 百万ドル ( 前年同期比 21.5% 増 ) となった 米国 FFレートは2017 年 6 月の1.25% が 2018 年 6 月には2.0% には上昇した 金融費用は米ドルベースでは7,549 千米ドル ( 同 51.5% 増 ) 円換算後では821 百万円 ( 同 47.7% 増 ) となった 金融収支は米ドルベースで11,131 千米ドル ( 同 17.6% 増 ) 円換算後では1,211 百万円 ( 同 14.8% 増 ) となった 前四半期との比較では 金融収益は2,827 千米ドル増 18.2% 増 金融費用は1,871 千米ドル増 33.0% 増 金融収支は1,001 千米ドル増 9.9% 増となった 預かり資産残高は288 百万ドル増 5.6% 増 米国 FFレートは2018 年 3 月の1.75% が 2018 年 6 月には2.0% には上昇した 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は 米ドルベースで40,345 千米ドル ( 前年同期比 6.6% 増 ) 円換算後では4,389 百万円 ( 同 4.0% 増 ) となった 支払手数料 取引所協会費が8,183 千米ドル ( 同 25.9% 増 ) 人件費が16,053 千米ドル ( 同 20.1% 増 ) となった 支払手数料 取引所協会費は取引量の増加に伴い増加した 人件費は同社の株価に連動する賞与の増加 新規口座開設の増加に応じた人員確保による増加があった 前四半期との比較では 販売費及び一般管理費は2,513 千米ドル増 6.6% 増となった 前四半期において 売上税の戻し入れ オプション規制の手数料などの一時的な費用の減少要因があった これらの一過性の費用の影響を除いた場合 前四半期比で2% の増加となった ガバナンスの強化のための人員の増加の他 同社の株価に連動する賞与の増加による 顧客動向 2018 年 6 月末において TradeStation Securities, Inc. の稼働口座数は79,287 口座 ( 前年同月比 20.6% 増 ) 預かり資産は 5,470 百万ドル ( 同 21.5% 増 ) となった 2017 年 3 月に株式 オプション 2017 年 8 月に先物の手数料を改定したこと ブランドロゴの変更などによって ミレニアルの顧客層を獲得し 口座開設数が増加した アジア パシフィックセグメント 営業収益は193 百万円 ( 前年同期比 20.2% 減 ) となった 内訳として 受入手数料は96 百万円 ( 同 30.9% 減 ) 金融収益は61 百万円 ( 同 0.0% 減 ) となった 金融費用控除後営業収益は192 百万円 ( 同 20.0% 減 ) 営業損失相当額は16 百万円 ( 前年同期は9 百万円の営業損失相当額 ) 税引前四半期損失( セグメント損失 ) は9 百万円 ( 前年同期は300 百万円の税引前当期損失 ) 親会社の所有者に帰属する四半期損失は13 百万円 ( 前年同期は303 百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失 ) となった アジア パシフィックセグメントは 主に香港拠点のMonex International Limitedの子会社であるMonex Boom Securities(H.K.) Limitedが主体である また 豪州のMonex Securities Australia Pty Ltdは 2018 年 1 月にオンライン証券ビジネスを開始した 香港ドルの対円レート ( 期中平均 ) は前年同期比で3.2% 円高となったことから アジア パシフィックセグメントの業績はその影響を受けた 香港拠点のMonex Boom Securities(H.K.)LimitedのDARTsは1,884 件 ( 前年同期比 30.5% 減 ) となり 受入手数料が減少した また 金融収益が61 百万円 ( 同 0.1% 減 ) となった 22/117

23 Research Report by Shared Research Inc. 販売費及び一般管理費は207 百万円 ( 同 16.9% 減 ) となった マネックスオーストラリアで人件費や広告宣伝費が増加したものの マネックスBoom 証券で株式取引減少による支払手数料が減少した その他の収益費用 ( 純額 ) は2 百万円の損失 ( 前年同期は298 百万円の損失 ) となった 前年同期は一時費用として金融資産に対する減損損失 299 百万円を計上した 持分法による投資利益は9 百万円 ( 前年同期は7 百万円の利益 ) となった 中国本土で事業展開するジョイントベンチャーに関する利益を計上した クリプトアセット事業 クリプトアセット事業セグメントは 2018 年 4 月に連結化したコインチェック社が主体である 当第 1 四半期において コインチェック社は新規ユーザーの登録及びサービスの一部を停止していた コインチェック社は 2018 年 1 月に不正アクセスによる仮想通貨 NEMの不正送金に関し 関東財務局から業務改善命令を受け そのサービスを停止した その後は既存顧客の保有する仮想通貨の出金 売却のみを受け付けている 同社によれば 2018 年 7 月末時点で関東財務局の業務改善命令 (2018 年 3 月 ) に対する経営管理態勢 内部管理態勢および内部監査態勢の整備は済んでおり 資金決済法に基づく仮想通貨交換業者の登録手続完了後に仮想通貨の取引所などを再開する意向であるという 営業収益は942 百万円となった 内訳として 受入手数料が94 百万円 トレーディング損益が848 百万円となった 受入手数料は出金 送金手数料 仮想通貨取引所における手数料などを計上した トレーディング損益は 仮想通貨販売所における売買損益等を計上した 販売費及び一般管理費は 人件費や事務委託費などにより1,211 百万円となった その結果 営業損失相当額は269 百万円 税引前四半期損失 ( セグメント損失 ) は259 百万円となった 不正送金の影響によってサービスを停止した後 2018 年 2 月から3 月には仮想通貨の出金 売却の業務を再開したが その間の業績は売上高 2,000 百万円 販売費及び一般管理費 1,500 百万円 営業利益 500 百万円であった 2018 年 2-3 月と比較して 当第 1 四半期 (2018 年 4 6 月 ) の売上高は半減した 両期間において 売上高は既存顧客の保有する仮想通貨の出金 売却に伴うトレーディング損益が中心である 当第 1 四半期は 顧客から預託された仮想通貨の残高減少に伴い仮想通貨の出金 売却が減少した なお 同社によるコインチェック社取得日 (2018 年 4 月 ) 時点において 利用者から預託された仮想通貨の資産及び対応する負債の残高は131,502 百万円であった 2018 年 2-3 月と比較して 当第 1 四半期の販売費及び一般管理費が減少した理由は 弁護士費用などの外部委託費の減少による 一方で 内部管理態勢強化のための費用は増加したという 投資事業 投資事業セグメントは マネックスベンチャーズ株式会社が主体となっている 営業収益は 222 百万円となった 保有銘柄の評価額上昇による評価益により金融収益が 222 百万円となった 販売費及び一般管理費は1 百万円 ( 前年同期比 43.1% 減 ) 持分法による投資利益は12 百万円 ( 前年同期は9 百万円の損失 ) 営業利益相当額 220 百万円 ( 前年同期は2 百万円の営業損失相当額 ) 税引前四半期利益( セグメント利益 ) は233 百万円 ( 前年同期は11 百万円のセグメント損失 ) となった 過去の四半期実績と通期実績は 過去の業績へ 23/117

24 Research Report by Shared Research Inc. 今期の見通し 同社は 業績予想を開示していない 主たる事業である証券ビジネスが 株式市場の変動に大きく影響を受け 業績予想が困難であることがその理由である 同社は月次概況で 主要子会社であるマネックス証券とTradeStation Groupの経営指標を公表している SR 社では同社の業績予想が困難であることを認識しているが 以下に今期業績を予想する上での主要な変数について説明する 数値に関しては 四半期業績動向 の項の表を参照のこと また 収益構造 の項では 業績変動要因についてより詳しく説明している 同社の業績は 日本セグメントおよび米国セグメントの業績が大部分を占める 日本セグメント 日本セグメントの業績変動を考える上での主要ファクターとして 二市場 ( 東京 名古屋の各証券取引所 ) の個人株式等売買代金 個人株式等売買代金における同社のシェア 信用取引残高が重要である 日本セグメントの金融費用及び売上原価控除後営業収益は主に委託手数料 トレーディング損益 金融収支からなる 委託手数料は 株式取引 ( 現物 信用 ) 先物オプション取引の手数料 トレーディング損益はFXの収益 金融収支は信用取引収益および有価証券貸借取引収益等と信用取引および有価証券貸借取引に係る金融費用の差額である 委託手数料委託手数料は株式等売買代金に委託手数料率を乗じた金額となる ( 収益構造 の項参照) 株式等売買代金は株式市場動向の影響を受けやすい株式等売買代金の変動要素は 二市場 ( 東京 名古屋の各証券取引所 ) の個人株式等売買代金 個人株式等売買代金に占める同社の株式等売買代金のシェアである 過去 10 年 (2008 年 4 月から2018 年 3 月 ) において 東証株価指数 (TOPIX) と二市場の個人株式等売買代金等の月次数値の相関係数は0.72であり 株価指数と個人株式等売買代金は相関が強いといえる 個人株式等売買代金に占める同社の株式等売買代金のシェアは 2012 年 3 月期の7.3% から2017 年 3 月期の5.0% まで低下傾向にあったが 2018 年 3 月期は5.3% となり 信用取引手数料の引き下げ (2017 年 11 月実施 ) トレードステーション 日本株版の導入 (2016 年 3 月 ) によって回復しつつある 委託手数料率は トレードステーション の比率によって変化する可能性がある同社は 手数料競争に参加しない方針であり 委託手数料率は0.09% 前後で安定的に推移していた ( 委託手数料率は 委託手数料 ( 先物 オプションを含む ) 株式等売買代金 (ETF REITを含み 先物 オプションを含まず) で算出 傾向を理解するための参考値 ) しかし 2016 年 3 月に提供を開始したアクティブトレーダー向け取引ツール トレードステーション では0.04% 程度の委託手数料率としている 2018 年 3 月期第 1 四半期において トレードステーションの株式等売買代金に占める比率は 2.3% にとどまっていたが 2018 年 3 月期第 4 四半期には同比率は4.6% に上昇した 24/117

25 Research Report by Shared Research Inc. また マネックス証券は2017 年 11 月に 取引毎手数料コース における信用取引手数料について 約定代金 10 万円以下の手数料を100 円から95 円に 約定代金 50 万円以下の手数料を450 円から190 円に 約定代金 100 万円以下の手数料を1,500 円から355 円に 約定代金 200 万円以下の手数料を3,000 円から800 円に引き下げた SR 社ではこの手数料引き下げによって 取引毎手数料コース における信用取引手数料の委託手数料率は従来の0.12% から0.05% に低下したと試算している 2018 年 3 月期の委託手数料率は0.08%(2017 年 3 月期は0.10%) であったが 今後 トレードステーションの株式等売買代金に占める比率および信用取引の比率が上昇した場合には 既存の委託手数料率とのミックスによって 委託手数料率は低下する可能性がある 金融収支信用取引残高は株式市場動向の影響を受けやすい信用取引残高は 株式等売買代金同様に株式市場の影響を大きく受ける 2018 年 3 月期において マネックス証券の口座あたり信用取引残高は同業他社の半分程度に留まる ( 競合状況 の項参照) が トレードステーション の口座数が増加し マネックス証券におけるアクティブトレーダーの比率が上昇することで 信用取引残高が増加する可能性があるとSR 社はみている 販売費及び一般管理費費用面に関して 変動費は株式等売買代金に連動する取引関係費であり 変動費率 ( 変動費 / 金融費用及び売上原価控除後営業収益 ) は15% 前後である 固定費は人件費 システム関連費 ( 不動産関係費 事務費 減価償却費 ) である 2018 年 3 月期においては新旧基幹システムの並行稼働終了によって前期比で1,618 百万円の減少となった 米国セグメント 米国セグメントの営業収益は株式 先物 オプションの委託手数料および金融収支である 委託手数料米国セグメントの委託手数料は DARTs(Daily Average Revenue Tradesの略称で 1 営業日当たりの収益を伴う約定もしくは取引の件数 ) の影響を受ける DARTsはVIX( 今後 30 日のボラティリティについての市場の見方を表す数値 ) との相関が強く VIXの数値が上昇 / 下落する場合にTradeStation Securities, Inc. のDARTsも増加 / 減少する傾向がある 金融収支米国セグメントの金融収支は 主に預かり資産 ( 現金 ) の資金運用収支であり 預かり資産残高と米国短期金利の影響で変動する 預かり資産が稼働口座数の増加に伴い増加傾向にあること 米国短期金利が上昇傾向にあることから 資金運用収支は増加傾向にある 2018 年 3 月期において 預かり資産 ( 現金 ) は約 2,000 百万米ドル 資金運用収支は30 百万米ドル超であった 米国セグメントの預かり資産残高の推移 出所 : 同社決算説明資料 25/117

26 Research Report by Shared Research Inc. 同社によれば 2019 年 3 月期には資金運用収支が前期比 11 百万ドルの増加を見込んでいるという 1,000 百万ドル分の預り金を対象とした 固定金利に転換する金利スワップ取引が2018 年 11 月に終了する予定であること 米国 FF 金利について 2018 年 6 月 2018 年 12 月に0.25% ずつの利上げが行われると想定していることが理由である 販売費及び一般管理費費用面に関して 変動費は株式等売買代金に連動する取引関係費であり 変動費率 ( 変動費 / 金融費用及び売上原価控除後営業収益 ) は30% 超である 固定費は人件費 システム関連費 ( 不動産関係費 事務費 減価償却費 ) である 2019 年 3 月期の業績変動要因 景気 株式市場 金利の変動影響を除いて 2019 年 3 月期の同社業績に影響を及ぼす要因として 以下があげられる コインチェック社の連結化コインチェックは2012 年 8 月に設立の仮想通貨交換業者である 2018 年 1 月に不正アクセスによって顧客の仮想通貨 NEM が外部に不正送金された そのため 関東財務局から業務改善命令を受け管理体制の改善を図っていたところ 2018 年 4 月に同社が全株式を取得し 子会社化した 取得価額は3,600 百万円に加え 2019 年 3 月期以降の3 事業年度の当期純利益の合計額の2 分の1を上限とし 一定の事業上のリスクを控除して算出される金額を コインチェック社株式の旧所有者に支払うことになっている 2018 年 3 月期において コインチェック社の業績は売上高 ( 仮想通貨の売却収入から売却原価を控除した純額を売上高とした場合 )62,600 百万円 営業利益 53,700 百万円 特別損失 47,300 百万円 ( 主に不正送金に対する顧客への補償費用 ) 税引前利益 6,300 百万円であった 2018 年 3 月期の売上高の大部分は 仮想通貨交換業における売値と買値の差額 ( スプレッド ) によると SR 社は認識している 上述の不正送金の影響によってサービスを停止した後 2018 年 2 月から3 月には仮想通貨の出金 売却の業務を再開したが その間の業績は売上高 2,000 百万円 販売費及び一般管理費 1,500 百万円 営業利益 500 百万円と黒字を確保していた コインチェック社の業績は 2019 年 3 月期第 1 四半期から連結化している 2018 年 3 月期の一過性の収益の剥落 2018 年 3 月期は一過性の利益として 証券基幹システム GALAXY の他社へのライセンス供与による収益 610 百万円 営業活動目的で保有する有価証券の売却益 2,772 百万円を計上した 2019 年 3 月期にはこれらの収益が剥落することが減収減益要因となるとSR 社は考える 26/117

27 Research Report by Shared Research Inc. 中期展望 中長期経営戦略 グローバル ビジョン (2012 年 3 月期から 2017 年 3 月期 ) の間に業績は低迷 グローバル ビジョン の取り組み 同社は 2012 年 3 月期より実行してきた中長期経営戦略 グローバル ビジョン を 2017 年 3 月期に完了させた 2010 年 12 月に香港に拠点を置くBOOM 証券 ( 現 MonexBoom 証券 ) 2011 年 6 月に米国 TradeStation Group, Inc. を買収し 子会社化 グローバル ビジョン は 日本のマネックス証券に加え それらの米国および香港のビジネスを強化し伸張させていくこと さらに 米国において高い評価をうけたトレードステーション社独自の技術開発力をグループ全体に活用し 買収シナジーを創出する戦略であった 具体的には 以下の取り組みを行った 2012 年 11 月 マネックス証券は米国株取引についてTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. が開発した取引システムを導入し 米国株取引サービスの全面的な刷新を行った これにより 米国株取引において 日本国内最多の取扱銘柄数を実現したほか 最安水準の手数料や最長取引時間を実現した 2016 年 3 月 マネックス証券はアクティブトレーダー向けの日本株取引プラットフォーム トレードステーション 日本株版のサービス提供を開始した 当該取引プラットフォームは 日本においてアクティブトレーダーの獲得を目指してTradeStation Securities, Inc. TradeStation Technologies, Inc. マネックス証券が共同開発した 2017 年 1 月 マネックス証券は新証券基幹システムへの移行を完了した 従来は外部のシステム会社に委託していた証券基幹システムを内製して システムコストの低減を狙った 加えて 自社開発の強みを活かし 顧客のニーズを汲んだサービスを迅速に開発し 収益化することが可能となった TradeStation Technologies, Inc. は2014 年 2 月に韓国最大級の金融グループ 新韓金融グループに属する新韓金融投資 (Shinhan Investment Corp.) の顧客向けに取引プラットフォームの提供開始 また 中国では預かり資産で中国国内第 8 位の国信証券 (Guosen Securities Company Limited) の顧客に取引プラットフォームの提供を開始した グローバル ビジョン の業績 グローバル ビジョン の取り組みによって マネックス証券を中心に同社の商品ラインアップは拡充し システムの内製化は完了したが 証券基幹システムの二重稼働により コストが増加した 2012 年 3 月期から2017 年 3 月期の間にマネックスグループを除くオンライン証券大手 4 社の純営業収益は年平均 15% 成長 営業利益は年平均 27% 成長となった それに対して マネックスグループの金融費用控除後営業収益は年平均 8% 成長 営業利益相当額は年平均 15% 減となった 収益について マネックスグループは受入手数料 トレーディング損益 金融収支のいずれにおいても 他のオンライン証券大手 4 社合計の成長率を下回った 27/117

28 Research Report by Shared Research Inc. グローバル ビジョン 実施期間の連結業績 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 金融費用控除後営業収益 28,888 41,852 12, % 受入手数料 17,030 26,349 9, % トレーディング損益 6,200 4,498-1, % 金融収支 5,130 10,334 5, % 販売費及び一般管理費 26,060 40,578 14, % 取引関係費 8,787 11,281 2, % 人件費 6,163 10,393 4, % システム関係費 9,072 15,686 6, % 営業利益相当額 2,827 1,274-1, % 出所 : 同社資料より SR 社作成 マネックス証券を除くオンライン証券大手 4 社の業績合算値 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 純営業収益 81, ,231 82, % 受入手数料 52,337 87,698 35, % トレーディング損益 7,513 18,731 11, % 金融収支 21,372 56,687 35, % 販売費及び一般管理費 60,029 92,184 32, % 営業利益 21,722 72,046 50, % 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 グローバル ビジョン 実施期間の日本セグメントの業績 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 金融費用控除後営業収益 20,582 26,693 6, % 販売費及び一般管理費 16,742 25,051 8, % 取引関係費 4,747 5, % 人件費 3,165 4,206 1, % システム関係費 7,640 13,895 6, % 営業利益相当額 3,840 1,643-2, % 出所 : 同社資料より SR 社作成 グローバル ビジョン 実施期間の米国セグメントの業績 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 金融費用控除後営業収益 7,950 15,616 7, % 販売費及び一般管理費 8,884 15,858 6, % 取引関係費 3,930 5,869 1, % 人件費 2,791 5,912 3, % システム関係費 1,336 2,388 1, % 営業利益相当額 出所 : 同社資料より SR 社作成 また 2012 年 3 月期から 2017 年 3 月期において 同業他社が軒並み増益となった中 マネックスグループは増収ながら 証券システムの二重稼働による費用増が要因となり 減益となった 金融費用控除後営業収益の増加を販売費及び一般管 理費の増加が上回った 販売費及び一般管理費の項目では特に人件費とシステム関係費 ( 不動産関係費 事務費 減価償却費の合計額 ) が増加した セグメント別では日本と米国で販売費及び一般管理費が増加し 日本ではシステム関連費が米国では人件費が増加した 2018 年 3 月期から グローバル ヴィジョン II - Bloom 2017 年 3 月期に グローバル化 システム内製化 を軸とした中長期事業戦略 グローバル ビジョン のプロジェクトが完了し 2018 年 3 月期からは グローバル ヴィジョンII - Bloom と銘打って グローバル ビジョン で増加した費用の低減を進めるとともに グローバル ビジョン で得た資産を活用して果実を獲得することを目指す 併せて 同社が有する経営資源を活用した新事業の創造にも取り組む 中長期的には連結営業利益率 30% を安定的に計上できる事業構造をつくることを目指すとしている 営業利益率 = 営業利益相当額 金融費用及び売上原価控除後営業収益営業利益相当額 = 営業収益 -( 金融費用 + 売上原価 + 販売費及び一般管理費 ) 金融費用及び売上原価控除後営業収益 = 営業収益 -( 金融費用 + 売上原価 ) SR 社では中長期業績において 日本セグメントにおけるアクティブトレーダーの獲得 コストの低減 米国セグメントにおけるコストの低減 口座数増加が成長ドライバーになり得ると考えている 28/117

29 Research Report by Shared Research Inc. その他 2017 年 10 月には MONEX 第二の創業 と称して 仮想通貨交換業や独自のブロックチェーンの開発によって 個人投資家 トレーダー スタートアップ企業に対して新サービスを提供することを企図していることを発表した その一環として 2018 年 4 月にコインチェック社を子会社化した 日本セグメント 2012 年 3 月期から2017 年 3 月期の中長期事業戦略 グローバル ビジョン では 上述の通り米国株取引システムを導入したほか 日本株取引ツール トレードステーション 新しい証券基幹システムのシステム開発を進めた 2018 年 3 月期以降では 日本株取引ツール トレードステーション による取引頻度の高いアクティブトレーダーの獲得による収益成長が期待できるとSR 社は考えている 日本セグメントにおいて中核をなすマネックス証券は 中長期での資産形成を志向する顧客が多く 取引頻度の高いアクティブトレーダーは少ないという アクティブトレーダーを同業他社から奪うことで 株式等売買委託手数料の増加が可能であると同社は考えている また マネックス証券では総口座数に対する信用取引の口座数の割合 口座当たり信用取引残高が同業他社比で低い ( 競合状況 の項参照) アクティブトレーダーの獲得によって 信用取引残高が増加すれば金融収益の増加も期待できるとSR 社は考えている マネックス証券にアクティブトレーダーが少なかった要因は マネックス証券が手数料競争に消極的であったこと 個人投資家向け信用取引に慎重で 同業他社で信用取引の開始が遅かったことによる 中期的には高機能取引ツールを競争力のある手数料で提供することで 同業他社からアクティブトレーダーを奪う戦略である また 2017 年 11 月には信用取引手数料の引き下げも実施した 日本株取引ツール トレードステーション によるアクティブトレーダーの獲得マネックス証券は2016 年 3 月にアクティブトレーダー向けの日本株取引ツール トレードステーション の提供を開始した トレードステーション はケタちがいの取引ツール日本株取引ツール トレードステーション は米国子会社であるTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. とマネックス証券が共同で開発した日本株取引ツールである 米国のTradeStationはアクティブトレーダーからの評価が高く BARRON S のオンライン証券ランキング アクティブトレーダー 部門で8 年連続 4つ星半の最高評価獲得など 数々の賞を受賞している 同社によれば トレードステーション は発注速度がオンライン証券トップクラス ( カブドットコム証券の板乗り時間が中央値で33ミリ秒に対して 日本株取引ツール トレードステーション の板乗り時間は平均 6.6ミリ秒 ) で 登録銘柄のリアルタイムモニタリング機能 (2,000 銘柄の騰落率リアルタイムソートが可能 ) スクリーニング機能(200 種類以上の指標が利用可能 ) バックテスト( 過去のデータによる売買戦略の検証 ) 機能など アクティブトレーダーが求める高い性能を実現しているという また 専用プログラム言語 EasyLanguage によって 独自の分析指標 売買シグナル プログラム売買も可能である トレードステーション の手数料率は業界最低水準 トレードステーション の手数料体系は1 日の約定金額に対して 10 万円ごとに50 円 ( ミニプラン ) 100 万円ごとに400 円 ( ノーマルプラン ) 1,000 万円ごとに3,250 円 ( ラージプラン )( ラージプランは信用取引口座開設済みの顧客のみ選択可能 ) と 手数料率は0.03%~0.05% 程度であり 取引頻度の高い投資家にとっては業界最低水準の手数料率である 29/117

30 Research Report by Shared Research Inc. 既存の顧客層とは異なる 取引頻度の高い顧客層を獲得し 売買シェアの回復を目指す日本証券業協会がインターネット取引を行っている会員 ( 証券会社 ) に対して行った インターネット取引に関する調査結果 によれば 2013 年 3 月以降 月間約定数 100 回超の顧客が株式等売買代金に占める割合は60% 前後で推移している オンライン証券会社においては 一部の取引頻度が高い顧客が売買代金の大半を占める状況にあることがわかる 直近 1ヵ月間の株式等売買代金に占める100 回超約定のあった顧客の株式等売買代金の割合 2013 年 3 月 2013 年 9 月 2014 年 3 月 2014 年 9 月 2015 年 3 月 2015 年 9 月 2016 年 3 月 2016 年 9 月 2017 年 3 月 2017 年 9 月 100 回以下約定顧客売買代金 (10 億円 ) 8,320 7,763 6,775 7,685 9,031 6,685 6,645 4,307 7,949 7,947 割合 38.2% 37.4% 36.7% 37.1% 34.9% 34.2% 32.1% 30.9% 40.8% 41.5% 100 回超約定顧客売買代金 (10 億円 ) 13,460 13,013 11,669 13,021 16,836 12,882 14,085 9,639 11,556 11,181 割合 61.8% 62.6% 63.3% 62.9% 65.1% 65.8% 67.9% 69.1% 59.2% 58.5% 合計 (10 億円 ) 21,780 20,776 18,444 20,706 25,867 19,568 20,730 13,946 19,505 19,128 出社 : 日本証券業協会 インターネット取引に関する調査 をもとにSR 社作成 マネックス証券を除くオンライン証券大手の株式等売買代金の6 割がアクティブトレーダーによる取引であるとすれば 2018 年 3 月期においてアクティブトレーダーの株式売買代金の規模は136 兆円 (227 兆円 60%) であった トレードステーションの導入によって アクティブトレーダーの市場の10% を獲得できれば 株式等売買代金を14 兆円増加させ得る (2018 年 3 月期のマネックス証券の株式売買代金は16.8 兆円 ) トレードステーションは既存のマネックス証券の株式取引と比較して委託手数料率が低く 0.04% 程度であることから 委託手数料は5,000 百万円程度の増加が可能となる (2018 年 3 月期の日本セグメントの委託手数料は13,732 百万円 ) なお 同社は日本市場へのトレードステーションの導入によって 中期的には売買代金 800,000 百万円 / 月 収支 2,400 百万円 / 年を目指すとしている アクティブトレーダーの獲得による金融収益の拡大余地信用取引残高についても売買代金同様にアクティブトレーダーの比率が6 割と仮定した場合 2018 年 3 月期においてアクティブトレーダーの信用取引残高は1.3 兆円 (2.1 兆円 60%) であった トレードステーションの導入によって アクティブトレーダーの信用取引残高の10% を獲得できれば マネックス証券は信用取引残高を130,000 百万円増加させ得る (2018 年 3 月期のマネックス証券の信用取引残高は205,300 百万円 ) 信用取引の収支率は3.0% であるため 金融収支を3,900 百万円程度増加される要因となり得る (2018 年 3 月期の日本セグメントの金融収支は10,235 百万円 ) 同業他社との口座当たり純営業収益を比較した場合 マネックス証券の口座当たり委託手数料は同業他社並みであるが 口座当たり金融収支は同業他社を下回る ( 競合状況 の項参照) これはマネックス証券において 取引頻度が高く 信用取引を活用するアクティブトレーダーが少ないことによる トレードステーションの導入は 手数料率の低下につながる可能性が高いが 他社からアクティブトレーダーを奪うことで 収益を拡大する余地が大きいとSR 社は考えている 米国セグメント 米国セグメントでは 新手数料体系の導入による稼働口座数の増加が増収要因となる 新手数料体系の導入同社によれば TradeStation Securities, Inc. は取引プラットフォームが優れており 取引プラットフォームは ポートフォリオのリアルタイムのレポート機能 スクリーニング機能に優れ BARRON S のオンライン証券ランキングにおいて アクティブトレーダー 部門で8 年連続 4つ星半の最高評価獲得など 数々の賞を受賞している 30/117

31 Research Report by Shared Research Inc. TradeStation Securities, Inc. では 競争力向上のために 2017 年 3 月に株式取引 1 取引当たり5ドル オプション取引 1 取引当たり5ドル + 1 契約当たり0.5ドルという新手数料体系を導入した ( 従来は 株式取引 1 取引当たり1ドル + 取引株数毎に 0.006ドルから0.01ドルの手数料体系 オプション取引は1 契約当たり1ドルであった ) 同社によれば 新手数料体系は従来と比較してシンプルで 取引プラットフォームに対する課金も排除した 競合他社と比較しても競争力ある水準であるという 新手数料体系導入の効果により 2018 年 3 月期の入金済口座開設数は過去最高を記録したという 2018 年 3 月末の稼働口座数は前期 (2017 年 3 月末 ) 比で18.7% 増であり 過去 8 年間の年平均成長率 8% を上回る増加率であった さらに 2017 年 8 月には先物取引についても1 約定当たり ( 片側 )1.5ドルという新しいシンプルな手数料体系を導入した ( 従来から提供している 1ヵ月の契約数に応じて 1 約定当たり ( 片側 ) の手数料が決まる手数料体系も継続する ) アジア パシフィックセグメント マネックスBoom 証券グループは香港に拠点を置く個人投資家向けオンライン証券会社である 1997 年に創業 2010 年 12 月に同社子会社となり 同社の香港での事業展開と 中国本土での事業機会創出を目指す役割を担っている アジア パシフィックセグメントでは この他に 中国本土の証券会社とジョイントベンチャーを設立し オンライン証券業に必要とされる技術の導入支援にも取り組んでいる 2018 年 3 月期は ジョイントベンチャーの持分法投資利益が黒字化した また 2018 年 3 月期下期にはオーストラリアにおいてMonex Securities Australia Pty Ltdがオンライン証券事業を開始した 開業時の現地の人員は8 名以下の少人数体制である一方 12ヵ国 地域にアクセス可能なオンライン証券サービスを提供する 現地企業がマーケティングを担当し 同社が証券トレードシステムを提供する等の展開になるとSR 社は考えている 新テクノロジーによる新サービス 同社によれば ブロックチェーンによるデータ管理技術 それに伴う仮想通貨の発行は インターネット普及初期にオンライン証券が台頭したと同じように 将来的に資本市場や金融仲介業者に影響を及ぼすと考えている そのため 2017 年 10 月には MONEX 第二の創業 と称して 独自のブロックチェーンの開発などによって 個人投資家 トレーダー スタートアップ企業に対して新サービスを提供することを企図していることを発表した その一環として 2018 年 4 月にコインチェック社を子会社化した 個人投資家向けサービスの提供債券または株式といった伝統的な投資対象の利回りの低下を背景として 機関投資家は農業から発電プロジェクトまで あらゆる資産を金融商品として投資している 同社は個人投資家のためにこのような資産を証券化し ブロックチェーンの技術を使って小口流通させることで 個人投資家が取引に参画できなかった様々な資産を低コストで投資できるようにすることを計画している 法整備の準備に向けた関係官庁 業界との話し合いも行う方針であるという トレーダー向けサービスの提供同社によれば 量的金融緩和とインデックス運用の進展が進む中でボラティリティが低下し 個人トレーダーにとってもトレーディング機会が減少しているという そのため 同社主体で仮想通貨交換業を営み 仮想通貨の売買を個人トレーダーに提供することを計画しているという 31/117

32 Research Report by Shared Research Inc. スタートアップ企業向けサービスの提供スタートアップ企業に対しては 同社グループでシード資金の提供 シリーズA Bの資金提供 主幹事 IPOというベンチャー企業の成長を資金面で支援するシステムを提供することを計画している その一環として 2017 年 10 月に マネックスエジソン投資事業有限責任組合 を組成した 具体的には 同社グループとしては マネックスエジソン投資事業有限責任組合 がスタートアップ企業にシード資金を提供する その後 連結子会社であるマネックスベンチャーズ株式会社がシリーズA Bの資金を供給し マネックス証券が主幹事としてIPOを手伝うという仕組みを構築する ベンチャー企業の場合 資金調達の段階 ( ラウンド ) には シードラウンド ( 準備 スタートアップ段階 ) シリーズA( 初期段階 ) シリーズB( 成長段階 ) シリーズC( 後期段階 ) などがある コインチェック社の連結化コインチェックは2012 年 8 月に設立の仮想通貨交換業者である 2018 年 1 月に不正アクセスによって顧客の仮想通貨 NEM が外部に不正送金された そのため 関東財務局から業務改善命令を受け管理体制の改善を図っていたところ 2018 年 4 月に同社が全株式を取得し 子会社化した 取得価額は3,600 百万円に加え 2019 年 3 月期以降の3 事業年度の当期純利益の合計額の2 分の1を上限とし 一定の事業上のリスクを控除して算出される金額を コインチェック社株式の旧所有者に支払うことになっている 同社は オンライン証券業界で培ってきた経営管理やシステムリスク管理のノウハウや人材および 顧客資産保護の体制を活用することにより コインチェック社が持続的に成長できるようサポートするという また コインチェック社が持つブロックチェーン技術や仮想通貨に関する知見と 同社の金融業に関する知見を融合することによって 第二の創業 を加速させる意向である また コインチェック社の顧客は約 170 万人で 20 代から40 代の若年層が中心である マネックス証券の顧客数約 180 人 中心年齢層 40 代から60 代と比較して 年齢層が異なることから 相互に送客シナジーがあり 同社全体では顧客基盤の拡大が期待できるという 短期的な業績影響としては コインチェック社の業績は2019 年 3 月期第 1 四半期から連結化されている 2018 年 3 月期において コインチェック社の業績は売上高 ( 仮想通貨の売却収入から売却原価を控除した純額を売上高とした場合 )62,600 百万円 営業利益 53,700 百万円 特別損失 47,300 百万円 ( 主に不正送金に対する顧客への補償費用 ) 税引前利益 6,300 百万円であった 2018 年 3 月期の売上高の大部分は 仮想通貨交換業における売値と買値の差額 ( スプレッド ) によると SR 社は認識している 上述の不正送金の影響によってサービスを停止した後 2018 年 2 月から3 月には仮想通貨の出金 売却の業務を再開したが その間の業績は売上高 2,000 百万円 販売費及び一般管理費 1,500 百万円 営業利益 500 百万円と黒字を確保していた それに対し 2019 年 3 月期第 1 四半期において コインチャック社を主体とするクリプトアセット事業セグメントの業績は 営業収益は942 百万円 販売費及び一般管理費は1,211 百万円 営業損失相当額 269 百万円となった 2018 年 2-3 月と比較して 当第 1 四半期 (2018 年 4 6 月 ) の売上高は半減した 両期間において 売上高は既存顧客の保有する仮想通貨の出金 売却に伴うトレーディング損益が中心である 当第 1 四半期は 顧客から預託された仮想通貨の残高減少に伴い仮想通貨の出金 売却が減少した 2018 年 2-3 月と比較して 当第 1 四半期の販売費及び一般管理費が減少した理由は 弁護士費用などの外部委託費の減少による 一方で 内部管理態勢強化のための費用は増加したという 32/117

33 Research Report by Shared Research Inc. 事業内容 概要 同社は1999 年 4 月に現社長の松本大氏とソニー株式会社が共同出資で設立したオンライン証券である株式会社マネックスを前身としている 松本氏は インターネットを利用すればベンチャー企業であっても個人向け金融サービスを提供できると考え 最先端のIT 技術 世界標準の金融知識を備え 新しい時代におけるお金との付き合い方をデザインして個人の投資 経済活動をサポートすべく 同社を設立した 同社はM&Aによって 事業を拡大しており 2005 年 5 月に日興ビーンズ証券と合併 2010 年 1 月にオリックス証券 2012 年 8 月にソニーバンク証券を子会社化し 日本国内の事業を拡大した 2010 年 12 月にはBOOM 証券グループ 2011 年 6 月にはTradeStation Group, Inc. を子会社化し グローバルに事業展開を拡大している また 2018 年 4 月には仮想通貨交換業を行うコインチェック株式会社を子会社化した 証券会社は 総合 中堅 地場 オンラインに分類されるが マネックスグループはオンライン証券を主要事業とする 証券会社の主要事業は 引受け 募集 売り出し 委託売買 自己売買であるが オンライン証券は 店舗を持たず 特に委託売買業務に特化している また 証券会社の顧客は個人 機関投資家 外国人投資家等があげられるが オンライン証券の顧客は個人が中心である 同業他社は SBI 証券 ( 売買代金シェア1 位 ) 楽天証券( 同 2 位 ) 松井証券 ( 同 3 位 ) カブドットコム証券( 同 4 位 ) である 取扱商品は 株式 FX 投資信託が中心で 先物 オプション 債券なども手掛ける 一部引き受けを行うが収益構成比は大きくない 主要子会社のマネックス証券は2018 年 3 月期において 口座数は1.76 百万口座 ( オンライン証券大手 5 社中 3 位 シェア16.2%) 預かり資産 4.2 兆円 ( 同 3 位 15.7%) 株式売買代金 16.8 兆円 ( 同 5 位 6.9%) 信用取引残高 205,300 百万円 ( 同 5 位 8.8%) であった 他のオンライン証券大手と比較した場合 マネックスグループの特徴は 高機能取引ツール 海外子会社を有すること システムを独自開発していることがあげられる また 他社に先駆けて先進的なサービスを提供してきた実績がある 個人投資家を取引回数の多いアクティブトレーダー 中長期視点で取引を行う投資家 ほとんど取引を行わない投資家に分類した場合 マネックス証券の顧客は中長期視点の投資家が中心である マネックス証券は 注文方法の多様さ 取引ツールなどで差別化を図っており 同業他社より手数料が高い また オンライン証券のなかでは信用取引を開始した時期が遅かった そのため 手数料率に敏感で 信用取引を主体とするアクティブトレーダーの構成比が低い セグメントは 日本 米国 アジアパシフィックで構成される 日本はマネックス証券 米国はトレードステーション アジアパシフィックはBOOM 証券が中心である 2018 年 3 月期において 金融費用及び売上原価控除後営業収益の構成比 ( 各セグメントの単純合算に対する比率 ) は日本が63.4% 米国が34.7% アジアパシフィックが1.9% であった 税引前利益は日本が8,581 百万円と連結税引前利益の8,631 百万円とほぼ同水準であり 米国は281 百万円 アジアパシフィックは246 百万円の損失であった 日本セグメントではマネックス証券が中心であり 収益は 主に株式委託手数料 (2018 年 3 月期日本セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 43.2%) トレーディング損益( 同 12.2%) 金融収支( 同 32.2%) で構成される 販売費及び一般管理費は固定費中心で 取引関係費 (2018 年 3 月期日本セグメント販管費の24.7%) 人件費( 同 17.2%) システム関連費用 ( 同 52.4%) で構成される 米国セグメントは 米国トレードステーションであり 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 受入手数料 (2018 年 3 月期米国セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 68.1%) 金融収支( 同 25.3%) からなる 販売費及び一般管理費は 取引関係費 (2018 年 3 月期米国セグメント販管費の36.7%) 人件費( 同 39.2%) システム関連費用( 同 18.5%) で構成される システム開発要員を要しているため 人件費の構成比が高い 33/117

34 Research Report by Shared Research Inc. サービスと顧客属性 同社はオンライン証券会社の運営を主要事業として 日本 米国 アジアパシフィックにおいて事業を展開している 日 本におけるマネックス証券 米国におけるトレードステーションが中核サービスである マネックス証券 マネックス証券は同社の主要子会社である 後述の通り ( 市場とバリューチェーン の項参照) 日本のオンライン証券会社は大手 5 社 (SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 ) が個人の株式売買代金の8 割を占める寡占状態となっている 2018 年 3 月期において マネックス証券は 口座数 176 万口座 (2018 年 3 月期においてオンライン証券大手 5 社中 3 位 ) 信用取引口座数 11.9 万口座 ( 同 5 位 ) 預かり資産 4.2 兆円 ( 同 3 位 ) 信用取引残高 205,300 百万円 ( 同 5 位 ) を有し 株式等売買代金は16.8 兆円 ( 同 5 位 ) であった マネックス証券はオンライン取引専業の証券会社として 株式取引 信用取引 FX( 外国為替証拠金取引 ) 投資信託などのサービスを提供している 同業他社と比較して 取引ツールの機能強化 投資家教育に注力しており また 外国株の取引サービスが充実している 日本初の商品やサービスの導入実績が多数ある ( 日本株式の夜間取引 貸株サービス オンライン証券初のIPO 主幹事など ) ことも特徴である 顧客は主に個人投資家で 同業他社と比較して 中長期での資産形成を志向する顧客が多い マネックス証券が提供している株式取引 信用取引 FX 投資信託のサービス概要は以下の通りである 株式取引 日本株の取引において SR 社の認識では手数料 取引ツールなどが差別化要素となる 2018 年 3 月期においてマネックス証券の手数料率 ( 委託手数料 株式売買代金 ) はオンライン証券大手 5 社の中で最も高かったが 同業他社と比較して取引ツールにおける注文方法が充実しているという特徴がある 株式取引の手数料は 取引毎手数料コース と 一日定額手数料コース の2 種類株式取引の手数料は投資スタイルに合わせて 取引毎手数料コース と 一日定額手数料コース の 2 種類がある また アクティブトレーダー向けには別料金体系の トレードステーション も提供している 取引毎手数料コース取引毎手数料コースは1 注文の約定代金に対して手数料を計算する 手数料率は0.10% 程度である なお 2017 年 11 月には信用取引の手数料引き下げを実施した 取引毎手数料コース ( 現物取引 ) 1 注文の約定金額 パソコン スマートフォンアプリ 携帯電話 10 万円以下 100 円 10 万円超 20 万円以下 180 円 20 万円超 30 万円以下 250 円 30 万円超 40 万円以下 350 円 40 万円超 50 万円以下 450 円 50 万円超 100 万円以下 ( 成行注文 )1,000 円 ( 指値注文 )1,500 円 約定金額の 0.1% 100 万円超 ( 成行注文 ) 約定金額の0.1% ( 指値注文 ) 約定金額の0.15% 出所 : 同社資料をもとにSR 社作成 * 取引毎手数料での月間支払い金額が30 万円以上で半額相当額をポイント還元 34/117

35 Research Report by Shared Research Inc. 取引毎手数料コース ( 信用取引 ) 1 注文の約定金額取引手数料 10 万円以下 95 円 10 万円超 20 万円以下 140 円 20 万円超 30 万円以下 30 万円超 40 万円以下 190 円 40 万円超 50 万円以下 50 万円超 100 万円以下 355 円 100 万円超 150 万円以下 600 円 150 万円超 200 万円以下 800 円 200 万円超 一律 1,000 円 出所 : 同社資料をもとにSR 社作成 一日定額手数料コース一日定額手数料コースでは 顧客の1 日の約定金額の合計額に対して手数料を計算する 1 日の売買代金のうち 約定金額 300 万円ごとの売買を ボックス という単位で呼び 1ボックスごとに1 日何回取引しても2,500 円の手数料となる 月間利用ボックス数 21 回目からは2,250 円 月間利用ボックス数 121 回目からは1,650 円となる また 一日定額手数料を利用時に日計り取引を行った場合 日計り取引の片道分についてはポイントを還元する 一日定額手数料コースの場合 手数料率は0.08% 程度となる 同業他社との手数料体系の違いオンライン証券大手 5 社の手数料体系は 取引毎または1 日の約定金額に応じて手数料を決定する カブドットコム証券は取引毎の手数料体系 松井証券は1 日の約定金額に応じた手数料体系を採用している それに対して SBI 証券 楽天証券 マネックス証券では取引毎の手数料と1 日の約定金額に応じた手数料の2 種類の手数料体系を提供している SBI 証券 楽天証券 マネックス証券の信用取引 ( 取引毎手数料コース ) では約定金額が高いほど手数料率は低下するが マネックス証券の現物取引 松井証券 カブドットコム証券では約定金額の違いによる手数料率の違いはない また SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券では現物取引より信用取引は安い手数料率を設定しているが 松井証券は現物取引と信用取引で同じ手数料体系としている オンライン証券大手 5 社の現物取引における株式委託手数料 証券会社名 株式売買手数料 手数料率 10 万円 20 万円 30 万円 50 万円 100 万円 200 万円 300 万円 単純平均 約定金額 50 万円以上の平均 マネックス証券 取引毎手数料コース 1 注文の約定金額に対し 100 円 180 円 250 円 450 円 1,000 円 2,000 円 3,000 円 0.09% 0.10% 一日定額手数料コース 1 日の約定金額合計に対し 約定金額 300 万円ごとに2,500 円 0.08% 0.08% SBI 証券 スタンダードプラン 1 注文の約定金額に対し 90 円 105 円 250 円 487 円 921 円 0.05% 0.04% アクティブプラン 1 日の約定金額合計に対し 0 円 191 円 286 円 429 円 762 円 1,162 円 1,562 円 0.07% 0.07% 楽天証券 超割コース 1 注文の約定金額に対し 90 円 105 円 250 円 487 円 921 円 0.05% 0.04% いちにち定額コース 1 日の約定金額合計に対し 0 円 191 円 286 円 429 円 858 円 2,000 円 3,000 円 0.08% 0.09% 松井証券 1 日の約定金額合計に対し 0 円 300 円 500 円 1,000 円 2,000 円 3,000 円 0.08% 0.10% カブドットコム証券 1 注文の約定金額に対し 90 円 180 円 250 円 約定金額 0.09%+90 円上限 3,690 円 0.09% 0.10% 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 * 単純平均は株式売買手数料 しきい値の約定金額の単純平均 オンライン証券大手 5 社の信用取引における株式委託手数料 証券会社名株式売買手数料単純平均 10 万円 20 万円 30 万円 50 万円 100 万円 200 万円 300 万円手数料率約定金額 50 万円以上の平均マネックス証券取引毎手数料コース 1 注文の約定金額に対し 95 円 140 円 190 円 355 円 800 円 1,000 円 0.05% 0.04% 一日定額手数料コース 1 日の約定金額合計に対し約定金額 300 万円ごとに2,500 円 0.08% 0.08% SBI 証券スタンダードプラン 1 注文の約定金額に対し 90 円 135 円 180 円 350 円 0.05% 0.03% アクティブプラン 1 日の約定金額合計に対し 0 円 239 円 477 円 877 円 1,277 円 0.05% 0.05% 楽天証券超割コース 1 注文の約定金額に対し 90 円 135 円 180 円 350 円 0.05% 0.03% いちにち定額コース 1 日の約定金額合計に対し 0 円 191 円 286 円 429 円 858 円 2,000 円 3,000 円 0.08% 0.09% 松井証券 1 日の約定金額合計に対し 0 円 300 円 /0 円 500 円 1,000 円 2,000 円 3,000 円 0.09% 0.10% カブドットコム証券 1 注文の約定金額に対し 99 円 179 円 249 円 449 円 760 円 940 円 1,100 円 0.07% 0.06% 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 * 単純平均は株式売買手数料 しきい値の約定金額の単純平均 * 松井証券の手数料体系において 信用取引口座開設から 6 ヵ月後の月末まで 1 日の株式約定代金合計が 30 万円まで手数料が無料となる 35/117

36 Research Report by Shared Research Inc. このような手数料体系の結果 2018 年 3 月期におけるオンライン証券大手 5 社の手数料率は SBI 証券 楽天証券 カブドットコム証券では0.03% 程度で 松井証券では0.05% 程度であったが マネックス証券では0.09% 程度であった マネックス証券はサービスの提供に対して適正な手数料を受領する方針であること 手数料率より取引ツール 商品の品揃え 投資家教育などで差別化を図る考えである また 同社によれば オンライン証券の手数料率は平均すれば株価 1 値段の変動の範囲内であり 板乗り時間の短縮 自動売買注文などによって1 値段でも早く注文の約定を成立させることによって 同業他社との手数料率の差を埋め合わせることが可能であるという このような手数料体系によって 取引回数の多いアクティブトレーダーはSBI 証券や楽天証券に特に多いとSR 社は認識している 松井証券では手数料無料の 一日信用取引 の開始 (2013 年 1 月 ) カブドットコム証券では信用取引の手数料率引き下げと大口取引向け優遇プランの導入 (2013 年 11 月 ) によって アクティブトレーダーを獲得しつつある それに対して マネックス証券の顧客は中長期での資産形成を志向する顧客が多いという マネックス証券では2016 年 3 月に同社の米国子会社であるトレードステーション社の技術を活用し アクティブトレーダー向け日本株取引ツール トレードステーション を同業他社比で相対的に割安な手数料率で提供し アクティブトレーダーの獲得を図っている トレードステーションの提供を開始マネックス証券は2016 年 3 月にアクティブトレーダー向け日本株取引ツール トレードステーション の提供を開始した 日本株取引ツール トレードステーション は米国子会社であるTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. とマネックス証券が共同で開発した日本株取引ツールである 米国のTradeStationはアクティブトレーダーからの評価が高く BARRON S のオンライン証券ランキング アクティブトレーダー 部門で8 年連続 4つ星半の最高評価獲得など 数々の賞を受賞している 同社によれば トレードステーション は発注速度が最速 ( マネックス証券を除くオンライン証券の中では発注速度が最速であるカブドットコム証券の板乗り時間が中央値で33ミリ秒に対して 日本株取引ツール トレードステーション の板乗り時間は平均 6.6ミリ秒 ) で 登録銘柄のリアルタイムモニタリング機能 (2,000 銘柄の騰落率リアルタイムソートが可能 ) スクリーニング機能(200 種類以上の指標が利用可能 ) バックテスト( 過去のデータによる売買戦略の検証 ) 機能など アクティブトレーダーが求める高い性能を実現しているという また 専用プログラム言語 EasyLanguage によって 独自の分析指標 売買シグナル プログラム売買も可能である さらに トレードステーション の手数料体系は1 日の約定金額に対して 10 万円ごとに50 円 ( ミニプラン ) 100 万円ごとに400 円 ( ノーマルプラン ) 1,000 万円ごとに3,250 円 ( ラージプラン )( ラージプランは信用取引口座開設済みの顧客のみ選択可能 ) と 手数料率は0.04% 程度である 注文方法が充実マネックス証券の株式取引 ( 信用取引を含む ) は 同業他社と比較して注文機能が充実している 下表の通り 逆指値 ツイン指値は当然ながら 先頭指値 連続注文 リバース注文など 提供しているオンライン証券が限られる注文方法が可能である オンライン証券大手 5 社の注文方法 逆指値 ツイン指値 先頭指値 連続注文 リバース注文 マネックス証券 可能 可能 可能 可能 可能 SBI 証券 可能 楽天証券 可能 逆指値付通常注文 松井証券 可能 追跡指値注文 返済予約注文 カブドットコム証券 可能 W 指値 リレー注文 Uターン注文 出所 : 各種資料をもとにSR 社作成 36/117

37 Research Report by Shared Research Inc. 逆指値 : 指値注文とは逆で 指定した価格より株価が高くなったら 買い 安くなったら 売る 注文方法 ツイン指値 : 利益確保のための指値注文とロスカットのための逆指値注文を同時に出す注文方法 リスクの許容範囲を定めることができる 先頭指値 : 注文時点で値段を指定することなく 注文入力する時点の同側気配 ( 買い注文であれば 買い気配 売り注文であれば 売り気配 ) に 1 値段優先する値段を指値とする注文 連続注文 : 最初に発注した注文が約定したら 自動的に次の注文を発注するという連続した注文 ( 例 :A 銘柄が売れたら B 銘柄の買い注文を自動的 に発注 ) リバース注文 : 注文を発注する際に その銘柄の反対売買注文を予約設定しておく注文方法 ( 例 :A 銘柄の買い注文が約定すれば 50 円上の値段で売 り注文を発注 ) 信用取引 マネックス証券は 信用取引のサービスとして 制度信用取引 一般信用取引を提供している 松井証券の 一日信用取 引 のような日計り専用の信用取引サービスは提供していない 制度信用取引は 取引できる銘柄 借入れた現金や株式を返済する期限などが 取引所規則により決定されている信用取引である 一般信用取引は 投資家と証券会社の間で返済期限などを自由に設定できる信用取引である 日計り専用の信用取引は 松井証券 SBI 証券 楽天証券が提供しているデイトレーダー向けの信用取引で 松井証券と楽天証券では手数料を無料とし 約定代金に応じて金利 貸株料を受領する仕組みとしている マネックス証券では2017 年 11 月より信用取引の手数料体系を改定し 従来の信用取引手数料から値下げにより 顧客獲得を目指す 信用取引の金利または貸株料は オンライン証券大手 5 社の比較ではSBI 証券または楽天証券に次ぐ低さとしている また 一般信用取引では信用売りのサービスを提供していない オンライン証券大手 5 社の信用取引における金利および貸株料 証券会社名 制度信用 一般信用 委託 最低委託 一般信用 金利 貸株料 金利 貸株料 保証率 保証率 売建可能銘柄数 マネックス証券 2.80% 1.15% 3.47% - 30% 25% - 松井証券 3.10% 1.15% 4.10% 2.00% 31% 25% 860 SBI 証券 2.28% 1.15% 2.90% 2.00% 33% 20% 620 楽天証券 2.28% 1.10% 2.90% - 30% 20% - カブドットコム証券 2.98% 1.15% 3.60% 1.50% 30% 25% 2,110 出所 : 各社資料をもとに SR 社作成 2018 年 3 月期において信用取引口座数のオンライン証券大手 5 社内のマネックス証券の順位は5 位 信用取引残高も同 5 位となっている FX( 外国為替証拠金取引 ) マネックス証券ではFX( 外国為替証拠金取引 ) を FX PLUS という名称で提供している また 2008 年 4 月に子会社化した旧トウキョウフォレックス社 (2015 年 2 月にマネックス証券が吸収 ) で提供していた マネックスFX も継続して提供している FX 取引では オンライン証券大手 5 社の他に GMOクリック証券 DMM.com 証券といったFX 取引に特化している証券会社も競合である FX PLUS では米ドル/ 円通貨ペアのスプレッドが原則 2pips(2.0 銭程度 ) とSBI 証券の米ドル / 円通貨ペアのスプレッドが0.5 銭 楽天証券の同 0.3 銭 GMOクリック証券の同 0.3 銭と比較して 広いスプレッドとしている また 手数料は同業他社では無料が一般的である中 FX PLUS の手数料は10,000 通貨単位以上の取引では無料であるが 10,000 通貨未 37/117

38 Research Report by Shared Research Inc. 満の取引手数料は 1,000 通貨あたり30 円としている 一方 マネックスFX では米ドル/ 円通貨ペアのスプレッドが 0.2 銭 手数料は無料である 外国為替証拠金取引業者が顧客に提示する為替レートには Ask( 買値 ) とBid( 売値 ) があり 買値と売値の値幅 ( スプレッド ) がある 例えば 米ドル / 円の取引において Ask( 買値 ) 円 Bid( 売値 ) 円の場合 その値幅 0.03 円をスプレッドという 外国為替証拠金取引業者は 主に顧客からの売り注文と買い注文を相殺すること ( 店内マリー ) によって 顧客に提示している売値と買値のスプレッ ドを収益源としている 同社によれば利益貢献は マネックスFX より FX PLUS の方が大きいという FX PLUS は同業他社と比較してスプレッドが広いというデメリットがあるが 2017 年 1 月より自動発注ツール オートレール ( 複合注文 ) を提供することによって スプレッドのデメリットを埋め合わせる以上の効果を顧客に提供する戦略をとっている オートレール( 複合注文 ) オートレール( 複合注文 ) は1 回の設定で持続的 自動的に FX 取引が行われる自動の注文方式である 同社によれば 想定通りの相場 レンジ相場であった時は利益を最大限追求し 思惑と反対だった場合も トレールの仕組みが損切りを徹底 リスクを最低限に抑えることができるという オートレールの基本形となるトレール注文とは レートの上昇幅 または下落幅に合わせて 損切り注文のレート水準をリアルタイムで自動修正する注文形態である 買い注文の場合は 損切り設定 ( あらかじめ設定したトレール幅 ) した損切り値幅が 相場の上昇に伴って後を追いながら トレール幅で自動的に切り上がっていく 1 度切り上がったレート 実勢レートが下がっても連動して下がることはない オートレールのイメージ 出所 : 同社資料 オートレールは このトレール注文を一定のルールに従い 単純に連続させる発注である その連続させるルールは あらかじめ顧客が設定したトリガー価格へ実勢レートが差し掛かった時に トレール注文の新規が発動する 複数のトリガー価格を設定するのが一般的であるが トリガー価格に実勢レートが差し掛かる度に 個別のトレール注文が発生する ただし その場合 同一タイミングにおける 同一トリガー価格のトレール注文が複数発生することはない 同一トリガー価格のトレール注文は 必ず 先のトレール注文が決済された後に そのトリガー価格に実勢レートが再び差し掛かった時に リピートしてトレールが発動される 38/117

39 Research Report by Shared Research Inc. オートレールのリピートのイメージ 出所 : 同社資料 投資信託 投資信託については 2018 年 5 月現在 マネックス証券は全 1,111ファンドの商品ラインアップを有している 2018 年 3 月期における投資信託の残高は396,557 百万円であった マネックス証券は古くから投資信託を取り扱っており 個人投資家向けに専門性の高い投信信託を提供してきた実績に特徴がある そのため 2012 年 3 月期までは投資信託残高は楽天証券を上回っていた 2013 年 3 月期以降 楽天証券が投資信託の残高を拡大したことから マネックス証券は投資信託の取扱いファンド数 残高の点でオンライン証券大手 5 社中 3 位となっている 2018 年 5 月現在 マネックス証券のみで購入できるファンドが4ファンドあるが マネックス証券専用ファンドの投資信託残高に対する影響は軽微である模様 マネックス証券は他社に先駆けて個人投資家向けに専門性の高い投資信託も販売してきた 具体的には個人投資家向けオルタナティブ投資商品 プログラムにより運用を行うファンドなどがあげられる 個人投資家に世界水準品質のオルタナティブ投資商品を提供する目的で 2004 年 10 月に マネックス オルタナティブ インベストメンツ株式会社 (MAI) をあすかアセットマネジメントと共同で設立した MAIはファンドオブ ヘッジ ファンズ プライベート エクイティ ファンドを組入れるファンドなどを設定し マネックス証券にてそれらのファンドを販売した (2012 年 6 月に同社はMAIの株式をアストマックス株式会社 ( 東証 JASDAQスタンダード7162) に譲渡し アストマックス社の発行済株式の15% を取得した ) ファンドオブ ヘッジ ファンズでは 2005 年 7 月に日本を含むアジア地域に特化した投資を行う複数のヘッジファンドを組み入れるファンド オブ ファンズ アジアファンド オブ ファンズ連動型投信 ( 愛称 : アジアフォーカス ) の取扱いを開始した(2007 年 3 月末現在の純資産総額は約 10,100 百万円であったが 2016 年 10 月に繰上償還 ) プライベート エクイティ ファンドを組み入れるファンドは 2006 年 8 月にプライベート エクイティ ファンド ( 非上場株 ) 投資とヘッジファンド投資をファンド オブ ファンズ型で行う プレミアムハイブリッド2006( 愛称 ) (2007 年 3 月末現在の純資産総額は約 4,200 百万円 ) 2007 年 10 月には プレミアムハイブリッド2007( 愛称 ) (2008 年 3 月末現在の純資産総額は約 2,200 百万円 ) の取扱いを開始した プログラム投資については 2009 年 7 月にはプログラミングにより分析を行い ポートフォリオや個別銘柄 ( 売買銘柄 数量 売買価格 売買方法など ) を決定する日本株ロボット運用投信 ( 愛称 : カブロボファンド ) を設定した (2017 年 8 月 1 日現在の純資産総額は1,182 百万円 ) 米国株取引 マネックス証券は 2012 年 11 月にTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. が開発した取引システムを導入し 米国株取引サービスの全面的な刷新を行った 加えて 同一グループ内のTradeStation Securities, Inc. 39/117

40 Research Report by Shared Research Inc. を米国株注文の取次先としている これらの取り組みにより 米国株取引において 日本国内最多の取扱銘柄数 ( 約 3,000 銘柄 ) を実現しているほか 最安水準の手数料や最長取引時間を実現しているという 米国株の取引ツールも トレードステーション であり バックテスト機能 過去 50 年のチャート表示機能などに優れているという また トレード ステーション米国株環境を実現した スマートフォン を 2017 年 3 月にサービス提供し スマートフォンのアプリ上で 24 時間取引できる 顧客 マネックス証券の顧客は オンライン証券各社と比較して 口座の稼働率が高く 口座当たり預かり資産が多いといった特徴がある また マネックス証券では オンライン証券各社比で手数料率が高いが 注文方法などが充実していること 信用取引口座の比率が低いことから 中長期での資産形成を志向する顧客が多く 取引頻度の高いアクティブトレーダーは少ない 相対的に30 歳代および40 歳代の構成比が高いマネックス証券の顧客は40 歳代および50 歳代が中心である インターネット取引を行っている同業他社との比較では 30 歳代および40 歳代の比率が高く 60 歳代および70 歳代の比率が低いことがあげられる インターネット取引を行っている会社のうち 対面証券として高齢層の顧客を多く獲得している同業他社もあるため ほとんどをインターネット取引としている同社の顧客は若年層が多くなる傾向があるとSR 社は推測している 年代別稼働口座の比率 インターネット取引を行っている マネックス証券の稼働口座 会社における年代別有残口座比率 70 歳以上 10.6% 20.2% 60 歳代 14.9% 22.0% 50 歳代 22.2% 20.6% 40 歳代 29.7% 21.4% 30 歳代 15.8% 12.0% 30 歳未満 6.3% 3.7% 出所 : 同社資料 日本証券業協会 インターネット取引に関する調査結果 (2017 年 9 月末 ) をもとにSR 社作成 口座の稼働率が高く 口座当たり預かり資産が多い同社によれば 2017 年 12 月末現在のマネックス証券の口座稼働率は61% であった これは主要オンライン証券 (SBI 証券 楽天証券 松井証券 カブドットコム証券 ) の平均の同 54% を上回る水準であった 下表の通り 口座当たり預かり資産も SBI 証券に次ぐ水準で推移している 口座当たり預かり資産 ( 百万円 ) 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 出所 : 各社資料をもとにSR 社作成 取引頻度は低いマネックス証券と他のオンライン証券大手との取引頻度 ( 株式売買代金 / 預り資産 ) を比較した場合 マネックス証券における取引頻度は他のオンライン証券大手を下回って推移していることがわかる オンライン証券大手 5 社における取引頻度 ( 株式売買代金 / 預り資産 ) 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 出所 : 各種資料をもとにSR 社作成 40/117

41 Research Report by Shared Research Inc. また 取引頻度の高いアクティブトレーダーは 資金を効率的に活用できる信用取引を行うことが普通であるが マネッ クス証券において 総口座数に対する信用取引口座数の比率 信用取引口座当たり信用取引残高は 他のオンライン証券 大手を下回る水準にある これは マネックス証券では信用取引の開始が他のオンライン証券より遅かったこと 信用取 引手数料が他のオンライン証券に比して高かったことが要因であるという 総口座数に対する信用取引口座数の比率 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 SBI 証券 10.2% 10.7% 10.9% 11.5% 12.0% 12.4% 楽天証券 10.5% 10.3% 10.2% 10.1% 9.9% 9.7% マネックス証券 % 6.4% 6.5% 6.8% 松井証券 15.5% 15.7% 15.9% 16.1% 16.2% 16.3% カブドットコム証券 11.0% 11.5% 12.3% 12.7% 13.2% 13.5% 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 口座当たり信用取引残高 ( 百万円 ) 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 米国トレードステーション トレードステーショングループは 1982 年にシステム開発会社として創業し その後オンライン証券を買収 投資家向けオンライン証券サービスを開始した 技術力に定評があり 自社開発の取引 分析プラットフォームがアクティブトレーダーから支持されている 2011 年 6 月に同社の子会社となり 2018 年 3 月末現在 稼働口座数 74,810 口座 預かり資産 5,182 百万ドルの顧客基盤を有している 同業他社は TD Ameritrade Charles Schwab E*Trade Fidelity Investmentなどである 米国トレードステーションではアクティブトレーダーを対象に株式 オプション 先物取引の取引サービスを提供している 手数料 株式株式取引は2017 年 3 月に1 取引当たり5ドルという新手数料体系を導入した 少ない株数での取引を頻繁に行う顧客向けに 1 取引当たり1ドルに加えて 取引株数毎に0.006ドルから0.01ドルの手数料体系も提供している また 取引量が最も多い顧客向けに 取引執行のリベートを受け取ることで取引株数 1 株当たり0.002ドルまで手数料を抑えることができるアンバンドル手数料体系 (1ヵ月に100,000 株を超える取引を行う顧客が利用可能 ) の提供も継続する Unbundled Pricing は 1 ヵ月の約定株数によってコミッションが決まる 取引所によって費用の発生またはリベートを得ることができる オプションオプションについても2017 年 3 月に1 取引当たり5ドルに1 契約当たり0.5ドルの新手数料体系を導入した 従来は 1 契約当たり1ドルという契約毎の手数料であったが これも提供を継続する 先物先物は2017 年 8 月に1 約定当たり ( 片側 )1.5ドルという新しい手数料体系を導入した 従来は 1ヵ月の契約数に応じて 1 約定当たり ( 片側 ) の手数料が決まり 1ヵ月の契約数が20,000を超えた場合には1 契約あたりの手数料が0.25ドルにな 41/117

42 Research Report by Shared Research Inc. る手数料体系であったが これも提供も継続している 取引枚数毎手数料は 少ない枚数で取引を頻繁に行い 高い取引毎手数料を課されたくない顧客に適しているという また Futures+ という取引プラットフォームを通じて1 約定 ( 片側 )1.5ドルで先物オプションや 先物が取引できる手数料も継続して提供している 同業他社との手数料体系の違い米国オンライン証券各社は以下の通り2017 年 2 月から3 月に手数料を引き下げている 2017 年 2 月にチャールズシュワブが株式の手数料 8.95ドルから4.95ドルへ オプションの手数料を0.75ドルから0.65 ドルへ引き下げた 2017 年 2 月にフィデリティインベストメントは株式の手数料 7.95ドルから4.95ドルへ オプションの手数料を0.75ドル /1 契約から0.65ドル /1 契約へ引き下げた 2017 年 2 月に TD アメリトレードは株式の手数料 9.99 ドルから 6.95 ドルへ引き下げた 2017 年 3 月にEトレードは株式の手数料 9.99ドルから4.95ドルへ アクティブトレーダー向けオプションの手数料を 0.75ドル /1 契約から0.5ドル /1 契約へ引き下げた 米国主要オンライン証券の手数料体系 ( 単位 : ドル ) Minimum Stock Trade Option Futures Deposit Fee (flat) Base Fee Per Contract Fee Trade Station 5, Fidelity 2, TD Ameritrade E*Trade Charles Schwab 1, 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 トレードステーションはこれらの手数料引き下げの動きに追随し 2017 年 3 月に株式及びオプションの手数料を引き下げ 手数料水準を最安値に近い設定としている 取引プラットフォーム 米国でオンライン証券は手数料 取引ツール リサーチ カスタマーサポートなどの評価で比較されるが トレードステーションは 後述の通り取引プラットフォームが高い評価を得ている 米国主要オンライン証券の比較 リサーチ チャートの レポート 指標 リアルタイムのレポート機能 スクリーニング機能に優れ 40 年以上のヒスト リカルデータによるバックテストが可能 Trade Station N/A 270 専用プログラム言語 EasyLanguage で 独自に分析指標 売買シグ ナル プログラム売買の設定が可能 手数料が低く 注文実行の品質が高く評価されている 12の第三者リ Fidelity サーチレポート提供するなどリサーチツールも好評である 手数料は高いが 取引プラットフォーム リサーチ 教育 カスタマー サービ TD Ameritrade スが充実している 手数量が高く 最低残高も必要であるが 取引プラットフォームとモバイル E*Trade アプリケーションの評価は高い 手数料が低い 独自のレーティングを提供しているなどリサーチの評価が高 Charles Schwab 8 40 い 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 42/117

43 Research Report by Shared Research Inc. トレードステーションの取引プラットフォームは ポートフォリオのリアルタイムのレポート機能 スクリーニング機能に優れ 40 年以上のヒストリカルデータによるバックテストが可能であるなどの理由から 米国内で数々の賞を受賞している 米国の金融情報紙 BARRON S のオンライン証券ランキングにおいて アクティブトレーダー 部門で8 年連続 4つ星半の最高評価獲得 (2018 年 3 月発表 ) 米国オンライン金融メディア StockBrokers.com のオンライン証券会社レビューにて プラットフォーム技術 部門の最高位を5 年連続受賞 (2017 年 2 月発表 ) 米国金融情報誌 TASC( テクニカル アナリシス オブ ストック アンド コモディティーズ誌 ) が実施する読者大賞において 株式取引システム 先物取引システム 部門にて14 年連続で最高位 および主要 4 部門にてすべての同業他社を上回る評価を獲得した (2018 年 2 月発表 ) 43/117

44 Research Report by Shared Research Inc. 収益構造 収益構造 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 営業収益 30,569 36,090 54,722 50,975 54,271 45,831 53,635 前年比 % 51.6% -6.8% 6.5% -15.6% 17.0% 受入手数料 17,030 20,367 33,542 30,079 32,152 26,349 29,196 前年比 % 64.7% -10.3% 6.9% -18.0% 10.8% 金融費用控除後営業収益構成比率 59.0% 60.3% 67.0% 66.5% 64.8% 63.0% 59.4% 委託手数料 13,047 15,676 27,572 23,822 25,317 20,141 22,540 前年比 % 75.9% -13.6% 6.3% -20.4% 11.9% 株式 ETF 9,094 11,303 22,013 17,584 17,795 14,193 15,974 先物 オプション 3,478 4,189 5,429 6,217 7,522 5,948 6,566 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 3,467 4,149 4,932 5,449 5,890 5,629 6,025 前年比 % 18.9% 10.5% 8.1% -4.4% 7.0% FX 手数料 ( 店頭 FX) 信用取引管理料 / 書換料 投信代行手数料 1,214 1,273 1,518 1,702 1,737 1,539 1,692 その他 2,251 2,803 3,267 3,643 3,628 3,607 3,899 トレーディング損益 6,200 6,974 8,011 6,242 6,671 4,498 3,865 前年比 % 14.9% -22.1% 6.9% -32.6% -14.1% 金融費用控除後営業収益構成比率 21.5% 20.7% 16.0% 13.8% 13.4% 10.7% 7.9% 金融収益 6,812 8,195 12,583 13,987 14,610 14,313 19,349 前年比 % 53.5% 11.2% 4.5% -2.0% 35.2% 金融費用控除後営業収益構成比率 23.6% 24.3% 25.1% 30.9% 29.4% 34.2% 39.4% その他の営業収益 ,225 金融費用 1,682 2,320 4,672 5,766 4,629 3,979 4,480 金融費用控除後営業収益 28,888 33,769 50,051 45,209 49,642 41,852 49,155 前年比 % 48.2% -9.7% 9.8% -15.7% 17.4% 販売費及び一般管理費 26,060 30,359 34,981 37,143 41,395 40,578 39,853 前年比 % 15.2% 6.2% 11.4% -2.0% -1.8% 純営業収益販管費率 90.2% 89.9% 69.9% 82.2% 83.4% 97.0% 81.1% 営業利益相当額 2,827 3,410 15,069 8,066 8,247 1,274 9,302 前年比 % 341.9% -46.5% 2.2% -84.6% 630.1% 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) 9.8% 10.1% 30.1% 17.8% 16.6% 3.0% 18.9% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 販売費及び一般管理費の内訳 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 販売費及び一般管理費 26,060 30,359 34,981 37,143 41,395 40,578 39,853 取引関係費 8,787 10,223 12,235 13,236 13,862 11,281 11,963 支払手数料 3,244 3,819 4,712 5,151 5,312 4,114 4,125 取引所協会費 ,435 1,251 1, 通信 運送費 情報料 3,058 3,518 3,821 4,074 4,385 3,675 3,535 広告宣伝費 1,637 1,958 2,114 2,596 2,848 2,567 3,159 その他 人件費 6,163 8,503 9,613 9,538 10,651 10,393 10,854 不動産関係費 1,789 1,833 1,934 2,321 2,497 2,855 3,898 不動産費 ,094 器具 備品費 ,129 1,487 1,692 1,923 2,804 事務費 4,877 4,752 5,404 5,396 5,935 5,737 2,727 事務委託費 4,824 4,699 5,330 5,340 5,865 5,679 2,646 事務用品費 減価償却費 2,406 3,116 3,441 3,942 4,911 7,094 8,117 租税公課 その他 1,830 1,676 1,996 2,369 3,035 2,566 1,777 変動費 3,908 4,529 5,702 5,864 6,003 4,703 4,727 変動費率 ( 変動費 / 受入手数料 ) 22.9% 22.2% 17.0% 19.5% 18.7% 17.8% 16.2% 変動費率 ( 変動費 / 金融費用控除後営業収益 ) 13.5% 13.4% 11.4% 13.0% 12.1% 11.2% 9.6% 固定費 22,152 25,831 29,280 31,280 35,393 35,876 35,126 44/117

45 Research Report by Shared Research Inc. セグメント別業績推移 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 2018 年 3 月期 ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 営業収益 38,311 16, ,678 18, ,178 22, ,775 18, ,976 20, 前年比 58.6% 37.0% 50.9% -14.7% 13.0% 4.3% 4.6% 26.3% 37.3% -15.8% -18.5% -14.7% 18.1% 7.1% 31.7% 受入手数料 23,940 9, ,034 10, ,430 12, ,267 10, ,968 11, 前年比 84.4% 29.6% 56.6% -20.5% 16.1% -4.3% 2.1% 15.0% 28.7% -21.4% -12.5% -23.2% 11.1% 9.2% 60.1% 委託手数料 20,549 6, ,773 7, ,033 8, ,547 7, ,082 8, 前年比 99.5% 30.1% 55.7% -23.2% 15.9% -3.8% 1.6% 15.1% 27.8% -21.7% -17.8% -22.7% 12.2% 9.8% 59.2% 株式 ETF 19,667 2, ,184 2, ,305 2, ,124 1, ,733 1, 先物 オプション 752 4, , , , ,218 - 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 2,353 2, ,451 3, ,453 3, ,142 3, ,255 3,767 3 前年比 9.9% 28.3% - 4.2% 16.6% 0.0% 0.1% 14.5% 100.0% -12.7% 1.3% -50.0% 5.3% 8.0% 200.0% FX 手数料 ( 店頭 FX) 信用取引管理料 / 書換料 投信代行手数料 1, , , , , その他 688 2, , , , ,767 3 トレーディング損益 5,747 2,264-4,831 1,411-5, , , 前年比 11.2% 25.5% % -37.7% % -29.5% % % - - 金融収益 8,486 4, ,670 5, ,860 5, ,803 5, ,412 6, 前年比 44.4% 72.9% 45.0% 2.2% 28.2% 33.3% 2.2% 7.4% 99.1% -0.6% -4.3% 2.6% 41.0% 26.5% -4.2% その他の営業収益 , , , 金融費用 1,851 2, ,269 3, ,355 2, ,083 2, ,177 2,535 8 金融費用控除後営業収益 36,459 13, ,410 14, ,823 18, ,693 15, ,799 17, 前年比 56.7% 30.7% 50.4% -16.6% 10.1% 4.3% 4.6% 27.1% 36.7% -16.1% -15.8% -14.8% 19.1% 11.5% 31.7% 販売費及び一般管理費 19,173 15, ,004 16, ,320 18, ,051 15, ,435 16, 前年比 16.1% 13.9% 48.9% 4.3% 9.2% 10.7% 16.6% 10.1% -3.3% 7.4% -13.8% -3.7% -6.5% 4.0% 26.1% 金融費用控除後営業収益販管費率 52.6% 115.4% 121.8% 65.8% 114.5% 129.3% 73.3% 99.2% 91.4% 93.8% 101.5% 103.4% 73.7% 94.7% 99.0% 営業利益相当額 17,287-2, ,406-2, , , , 前年比 155.6% % % % % - - 営業利益率 ( 営業利益 / 金融費用控除後営業収益 ) 47.4% % % 0.8% 8.6% 6.2% % 5.3% 1.0% その他収益 2,454 1, , , その他費用 245 1, , , , 税引前利益 19,497-2, ,498-4, , , , 前年比 51.3% % % % % - - 税引前利益 / 金融費用控除後営業収益 53.5% % % % % 1.6% - 当期利益 12,022-1, ,755-3, , ,559 1, 前年比 41.4% % % % % - - 親会社の所有者に帰属する当期利益 12,020-1, ,755-3, , , ,709 1, 前年比 41.8% % % % % - - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 33.0% % % % % 7.3% - 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * セグメント別通期実績は 四半期実績の合計値として算出 セグメント別販売費及び一般管理費の推移 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 2018 年 3 月期 ( 百万円 ) 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 販売費及び一般管理費合計 19,173 15, ,004 16, ,320 18, ,050 15, ,435 16, 前年比 16.1% 13.9% 48.9% 4.3% 9.2% 10.7% 16.6% 10.1% -3.3% 7.4% -13.8% -3.7% -6.4% 4.0% 26.1% 取引関係費 6,147 5, ,200 6, ,356 7, ,323 5, ,797 6, 前年比 26.7% 13.4% 48.6% 0.9% 16.1% 11.5% 2.5% 7.9% 10.9% -16.3% -21.8% 10.8% 8.9% 3.0% 46.9% 支払手数料 1,190 3, ,300 3, ,323 4, ,230 2, ,407 2, 取引所協会費 1, 通信費 運送費 情報料 2,427 1, ,293 1, ,134 2, ,780 1, ,668 1, 広告宣伝費 1, ,489 1, ,812 1, , ,784 1, その他 人件費 3,680 5, ,525 5, ,047 6, ,206 5, ,029 6, 前年比 4.7% 17.3% 52.0% -4.2% 0.9% 8.4% 14.8% 11.7% -17.4% 3.9% -6.1% -10.7% -4.2% 9.4% 29.3% 不動産関係費 1, , , , ,578 1, 前年比 7.4% 8.6% 53.8% 29.9% 5.5% 25.0% 31.7% 8.3% -22.7% 17.6% 7.7% -1.7% 13.9% 125.4% 15.8% 不動産費 器具備品費 1, , , , , 事務費 5, , , , , 前年比 13.4% % -0.4% % 9.2% % -2.9% % -53.0% % 事務委託費 5, , , , , 事務用品費 減価償却費 ( ) 1,531 1, ,985 1, ,032 1, ,077 1, ,033 2, 前年比 20.6% 2.5% 26.0% 29.7% 2.4% 4.3% 52.7% -3.8% -7.3% 67.4% 8.3% -12.4% 18.8% 3.4% 2.6% 租税公課 その他 544 1, , , , , 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * セグメント別通期実績は 四半期実績の合計値として算出 * 米国 アジアパシフィックの減価償却費にはそれぞれトレードステーション社 マネックス Boom 証券グループ買収時に発生した識別無形資産の償却費が含まれる 45/117

46 Research Report by Shared Research Inc. 収益の地域およびビジネス別分布状況 出所 : 同社決算説明資料 46/117

47 Research Report by Shared Research Inc. 連結業績 収益 同社の営業収益は 委託手数料を中心とした受取手数料 FX 中心のトレーディング損益 金融収益からなる それぞれの変動パターンは異なるが 日米の株式市場 為替相場の動向と変動によって 短期的に収益は変動する また 営業収益から金融費用 売上原価を差し引いた金額を金融費用及び売上原価控除後営業収益としているが これは日本の会計基準を採用している証券会社の純営業収益に相当する 利益 費用は販売費及び一般管理費 金融費用が主な項目である 販売費及び一般管理費は 取引関係費の一部以外は固定費中心の構造となっている そのため 限界利益率が高く 利益は収益の変動影響を受けやすい 同社の利益は 損益計算書では 税引前利益 当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益からなる さらに 決算説明資料などでは営業利益相当額も説明に用いている 営業利益相当額 : 金融費用及び売上原価控除後営業収益から販売費及び一般管理費を引いた値で 日本の会計基準では営業利益に相当する 税引前利益 : 営業利益相当額にその他の金融収益 その他の収益を加え その他の金融費用およびその他の費用を差し引いた金額である 日本の会計基準では税金等調整前当期純利益に相当する その他の金融収益は金利スワップ評価益 (2018 年 3 月期第 2 四半期より取引がなく計上していない ) 受取利息 有価証券投資の売却益など その他金融費用は 金利スワップ評価損 (2018 年 3 月期第 2 四半期より取引がなく計上していない ) 支払利息などである 当期利益 : 税引前利益から法人所得税費用を差し引いた金額であり 日本の会計基準では当期純利益に相当する 親会社の所有者に帰属する当期利益 : 当期利益から非支配持分を差し引いた額で 日本の会計基準では親会社株主に帰属する当期純利益に相当する セグメント情報 同社のセグメントは地域別に日本 米国 アジアパシフィックの 3 セグメントからなる 2018 年 3 月期金融費用及び売上原価控除後営業収益構成比は日本が63.4% 米国が34.7% アジアパシフィックが1.9% 税引前損益は 日本が税引前利益 8,581 百万円 米国が税引前利益 281 百万円 アジアパシフィックが税引前損失 246 百万円であった 収益 利益の面から日本の重要性が最も高く 米国がそれに次ぐ 2018 年 5 月時点でアジアパシフィックの重要性は乏しいとSR 社は考えている 47/117

48 Research Report by Shared Research Inc. 日本セグメント 日本セグメントはマネックス証券が大部分を占める 日本セグメントとマネックス証券の営業収益の差は 2015 年 3 月期まではトレーディング損益と金融収益が主要因であった 2015 年 3 月期までのトレーディング損益の差はマネックスFX による 金融収益はIFRS 基準と日本基準の収益と費用の相殺方法の違いによるもので 日本セグメントとマネックス証券の金融収支には大きな差はない 2018 年 3 月期はベンチャー投資を行う子会社マネックスベンチャーズ株式会社による株式売却益が日本セグメントとマネックス証券の営業収益および各利益の差となっている 販売費及び一般管理費および営業利益相当額の差は マネックス証券が親会社のマネックスグループに支払う経営指導料によるものであるが 連結決算では消去対象となる 日本セグメントの損益計算書 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 21,567 24,151 38,311 32,678 34,178 28,775 33,976 前年比 % 58.6% -14.7% 4.6% -15.8% 18.1% 受入手数料 10,928 12,980 23,940 19,034 19,430 15,267 16,968 前年比 % 84.4% -20.5% 2.1% -21.4% 11.1% 委託手数料 8,291 10,298 20,549 15,773 16,033 12,547 14,082 前年比 % 99.5% -23.2% 1.6% -21.7% 12.2% 株式 ETF 7,276 9,483 19,667 15,184 15,305 12,124 13,733 先物 オプション 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 2,122 2,141 2,353 2,451 2,453 2,141 2,255 前年比 - 0.9% 9.9% 4.2% 0.1% -12.7% 5.3% トレーディング損益 5,106 5,170 5,747 4,831 5,675 4,498 3,865 前年比 - 1.3% 11.2% -15.9% 17.5% -20.7% -14.1% 金融収益 5,403 5,878 8,486 8,670 8,860 8,803 12,412 前年比 - 8.8% 44.4% 2.2% 2.2% -0.6% 41.0% その他の営業収益 金融費用 ,851 2,269 2,355 2,083 2,177 金融費用控除後営業収益 20,582 23,273 36,459 30,410 31,823 26,693 31,799 前年比 % 56.7% -16.6% 4.6% -16.1% 19.1% 販売費及び一般管理費 16,742 16,509 19,173 20,004 23,320 25,051 23,435 前年比 % 16.1% 4.3% 16.6% 7.4% -6.5% 金融費用控除後営業収益販管費率 70.9% 70.9% 52.6% 65.8% 73.3% 93.8% 73.7% 営業利益相当額 3,840 6,763 17,287 10,406 8,502 1,643 8,365 前年比 % 155.6% -39.8% -18.3% -80.7% 409.1% 営業利益率 ( 営業利益 / 金融費用控除後営業収益 ) 18.7% 29.1% 47.4% 34.2% 26.7% 6.2% 26.3% その他収益 776 6,640 2, ,077 5, その他費用 ,691 5, 税引前利益 3,646 12,888 19,497 10,498 5,887 1,768 8,581 前年比 % 51.3% -46.2% -43.9% -70.0% 385.4% 税引前利益 / 金融費用控除後営業収益 17.7% 55.4% 53.5% 34.5% 18.5% 6.6% 27.0% 当期利益 1,717 8,501 12,022 6,755 3, ,559 前年比 % 41.4% -43.8% -42.9% -77.5% 541.9% 親会社の所有者に帰属する当期利益 1,652 8,478 12,020 6,755 3,892 1,004 5,709 前年比 % 41.8% -43.8% -42.4% -74.2% 468.6% 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 8.0% 36.4% 33.0% 22.2% 12.2% 3.8% 18.0% 出所 : 同社資料よりSR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 48/117

49 Research Report by Shared Research Inc. マネックス証券の損益計算書 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 20,119 22,894 37,513 32,930 35,078 29,630 32,454 前年比 -5.8% 13.8% 63.9% -12.2% 6.5% -15.5% 9.5% 受入手数料 10,505 12,719 23,913 19,041 19,478 15,379 17,087 前年比 -15.7% 21.1% 88.0% -20.4% 2.3% -21.0% 11.1% 純営業収益構成比率 59.4% 61.5% 69.0% 63.9% 61.1% 58.0% 58.1% 委託手数料 8,347 10,349 20,655 15,889 16,149 12,683 14,238 前年比 % 99.6% -23.1% 1.6% -21.5% 12.3% 株式 ETF - 9,535 19,772 15,300 15,421 12,261 13,889 先物 オプション 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 1,643 1,828 2,220 2,344 2,384 2,117 2,218 前年比 % 21.4% 5.6% 1.7% -11.2% 4.8% トレーディング損益 2,559 3,122 4,035 3,797 5,675 4,499 3,862 前年比 43.0% 22.0% 29.2% -5.9% 49.5% -20.7% -14.2% 純営業収益構成比率 14.5% 15.1% 11.6% 12.7% 17.8% 17.0% 13.1% 金融収益 6,897 6,896 9,272 9,946 9,733 9,558 10,780 前年比 -1.2% 0.0% 34.5% 7.3% -2.1% -1.8% 12.8% 純営業収益構成比率 39.0% 33.3% 26.8% 33.4% 30.5% 36.0% 36.7% その他の営業収益 金融費用 2,420 2,215 2,872 3,114 3,191 3,097 3,060 純営業収益 17,698 20,678 34,640 29,816 31,886 26,532 29,394 前年比 -5.5% 16.8% 67.5% -13.9% 6.9% -16.8% 10.8% 販売費及び一般管理費 15,676 15,801 20,367 21,088 24,428 25,738 24,024 前年比 -0.8% 0.8% 28.9% 3.5% 15.8% 5.4% -6.7% 純営業収益販管費率 88.6% 76.4% 58.8% 70.7% 76.6% 97.0% 81.7% 営業利益 2,021 4,877 14,273 8,727 7, ,369 前年比 -31.3% 141.3% 192.7% -38.9% -14.6% -89.4% 576.2% 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) 11.4% 23.6% 41.2% 29.3% 23.4% 3.0% 18.3% 経常利益 2,128 4,984 14,333 8,842 7, ,449 前年比 -29.2% 134.2% 187.6% -38.3% -15.1% -89.2% 573.5% 特別利益 140 5, , 特別損失 ,599 1, 税引前当期純利益 1,911 10,007 13,784 8,384 4,905 1,478 5,429 前年比 42.0% 423.7% 37.7% -39.2% -41.5% -69.9% 267.3% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 日本セグメントとマネックス証券の差 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 1,448 1, ,522 受入手数料 トレーディング損益 2,547 2,048 1,712 1, 金融収益 -1,494-1, , ,632 その他の営業収益 金融費用控除後営業収益 2,884 2,595 1, ,405 販管費及び一般管理費 1, ,194-1,084-1, 営業利益相当額 1,819 1,886 3,014 1,679 1, ,996 税引前利益 1,735 2,881 5,713 2, ,152 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 金融費用控除後営業収益 ( 純営業収益に相当 ) 金融費用控除後営業収益は 営業収益から金融費用を控除した値である 日本セグメントの金融費用控除後営業収益は 受入手数料 (2018 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 53.4%) トレーディング損益( 同 12.2%) 金融収支 ( 同 33.2%) その他の営業収益( 同 2.3%) からなる 受入手数料 (2018 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 53.4%) 受入手数料は 委託手数料 (2018 年 3 月期日本セグメント受入手数料構成比 83.0%) 引受け 売出し手数料 ( 同 1.0%) 募集 売出し取扱手数料 ( 同 2.7%) その他の受入手数料 ( 同 13.3%) で構成される 49/117

50 Research Report by Shared Research Inc. 委託手数料 委託手数料は 顧客が株式 ETF 先物 オプションの売買取引を行った際に証券会社が受領する手数料である マネックス証券では 株式 ETFの委託手数料が9 割超であり 先物 オプションの委託手数料は1 割未満である 株式 ETF の委託手数料は次式の通り 株式等売買代金に委託手数料率を乗じた金額となる 委託手数料の関係式 : 株式 ETF の委託手数料 = 株式売買代金 委託手数料率 2018 年 3 月期においては マネックス証券の株式等売買代金が16.8 兆円 委託手数料率が0.08% で マネックス証券の株式 ETFの委託手数料は13,733 百万円 (16.8 兆円 0.08%) であった 委託手数料と関連指標の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 二市場売買代金 ( 兆円 ) ,414 1,337 1,634 1,417 1,645 前年比 -14.2% 16.5% 92.4% -5.4% 22.3% -13.3% 16.1% 二市場売買代金 ( 個人 )( 兆円 ) 前年比 -13.0% 38.5% 148.0% -18.5% 5.6% -19.8% 19.4% 個人株式等売買代金の割合 17.8% 21.1% 27.2% 23.5% 20.3% 18.8% 19.3% マネックス証券の株式等売買代金 ( 兆円 ) 前年比 117.1% -28.3% -0.2% -21.9% 25.9% 二市場売買代金 ( 個人 ) に占める割合 7.1% 6.2% 5.5% 5.1% 5.0% 5.3% 日本セグメントの株式 ETFの委託手数料 ( 百万円 ) 7,276 9,483 19,667 15,184 15,305 12,124 13,733 前年比 30.3% 107.4% -22.8% 0.8% -20.8% 13.3% 出所 : 各種資料よりSR 社作成 * 二市場売買代金はETF REITを含む マネックス証券の株式等売買代金 委託手数料率に関しては以下の通りである マネックス証券の株式等売買代金マネックス証券の株式等売買代金は次式の通り 東京証券取引所および名古屋証券取引所の二市場の株式等売買代金 二市場の株式等売買代金に占める個人の株式等売買代金の比率 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアの積となる 株式等売買代金の関係式 : マネックス証券の株式等売買代金 = 二市場の株式等売買代金 二市場の株式等売買代金に占める個人の比率 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェア 2018 年 3 月期においては 二市場の株式等売買代金が1,645 兆円 二市場の株式等売買代金に占める個人の比率が19.3% 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアが5.3% で マネックス証券の株式等売買代金は16.8 兆円 (1,645 兆円 19.3% 5.3%) であった 二市場の株式等売買代金は 景気 金利 株式市場の動向によって変動する 株式等売買代金に占める個人の比率は 個人投資家の損益状況 投資マインドの変化などの影響を受ける ( 市場とバリューチェーン の項参照) 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアは マネックス証券が提供しているサービス内容や同業他社の状況によって変化する 過去の推移では 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアは 日興ビーンズ証券 オリックス証券 ソニーバンク証券などとの合併によって一時的に上昇したが その後は低下するという流れを繰り返していた 委託手数料率委託手数料率はマネックス証券が提供している手数料体系によって決まる マネックス証券の手数料体系は顧客が取引毎手数料コースと一日定額手数料コースのどちらを選んでも同程度の水準で 取引金額の大小によっても手数料率は大きく変化しない 50/117

51 Research Report by Shared Research Inc. 手数料率は0.08% 前後で推移しており 手数料体系の変更を行わない限り 同等の水準で推移するとSR 社は認識している ただし 2016 年 3 月に導入したアクティブトレーダー向け取引ツール トレードステーション では手数料率が0.04% 前後である トレードステーション の口座および株式等売買代金が増加した場合には マネックス証券の手数料率は低下する可能性がある トレーディング損益 (2018 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 12.2%) トレーディング損益は主にFXの収益である FX 取引はFX 業者と顧客の相対取引であり FX 業者が顧客に提示するレートに対し 顧客が売買注文を発注し 注文が約定した時点で FX 業者には顧客の成立した買いまたは売りのポジションと反対のポジションが生じ 相場変動リスクが発生する FX 業者は 顧客との取引により生じる外国為替ポジションについては 相場変動に伴う損益が大きく発生しないようにリスクをコントロールしており 随時 提携金融機関 ( 銀行等のインターバンク市場の参加者 カバー先とする ) への売買注文を通じて反対のポジションを保有する ( カバー取引 ) このとき カバー先がFX 業者に提示するスプレッドとFX 業者が顧客に提示するスプレッドの差額が FX 業者にとってのカバー取引による売買収益となる また FX 業者は顧客からの多数の売り注文と多数の買い注文が瞬時に成立した場合 それらを相殺する 相殺した部分は相場の変動に対して中立となるため カバー取引を行う必要がなくなり 相殺できなかった部分だけカバー取引を行う この場合 FX 業者が顧客に提示している売値 買値のスプレッドがFX 業者の売買収益となる トレーディング損益は次式の通り 取引金額に収益率 ( 取引高に対する収益の比率 ) を乗じて得られる トレーディング損益の関係式 :FX のトレーディング損益 =FX 取引金額 収益率 2018 年 3 月期においては マネックス証券におけるFX 取引金額は31.1 兆円 FXの収益率は0.008% FXのトレーディング損益は2,434 百万円であった FXのトレーディング損益と関連指標の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 FX 市場の取引金額 ( 兆円 ) 1,733 2,208 4,196 4,698 5,525 4,939 4,179 前年比 -12.5% 27.5% 90.0% 12.0% 17.6% -10.6% -15.4% マネックス証券のFX 取引金額 ( 兆円 ) 前年比 % 38.2% -1.5% 11.4% -12.4% -10.9% マネックス証券のシェア 1.5% 1.2% 0.9% 0.8% 0.7% 0.7% 0.7% FXのトレーディング損益 ( 百万円 )( スワップ収益を除く ) 4,446 4,159 4,519 3,627 4,528 3,342 2,434 収益率 0.017% 0.016% 0.012% 0.010% 0.011% 0.010% 0.008% 出所 : 金融先物取引業協会資料 同社資料をもとにSR 社作成 FX 取引金額は為替相場の変動幅の影響を受け 変動幅が大きい / 小さい時には増加 / 減少する傾向がある FX 市場におけるマネックス証券のシェアは1% を下回る水準で低下傾向にある また 収益額は取引されている通貨のスプレッドにより変動する 取引される通貨ペアのうち 米ドル / 日本円の割合が一番高い 金融収支 (2018 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 32.2%) 金融収支は 金融収益と金融費用の差額である 同社は金融収益および金融費用の内訳 ( 信用取引収支 有価証券貸借取引収支 利息収支 ) について連結の数値を公表しているが セグメントごとの数値は公表していない SR 社では 信用取引および有価証券貸借取引は日本セグメントが中心 預かり資産の運用は米国セグメントが中心であり 日本セグメントの金融収支の内訳は連結の信用取引収支および 51/117

52 Research Report by Shared Research Inc. 有価証券貸借取引収支とその他差額 米国セグメントの金融収支の内訳は連結の利息収支とその他差額として捉えると理解しやすいと考える 金融収支と関連指標の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 マネックス証券の信用取引期末残 ( 十億円 ) 買残 ( 十億円 ) 売残 ( 十億円 ) マネックス証券の信用取引平残 ( 十億円 ) 消費貸借契約により借り入れた有価証券 99, , , , , , ,324 消費貸借契約により貸し付けた有価証券 35,917 77, , ,126 69,891 73,386 74,553 日本セグメントの金融収益 ( 百万円 ) 5,403 5,878 8,486 8,670 8,860 8,803 12,412 a) マネックス証券の金融収益 ( 百万円 ) 6,897 6,896 9,272 9,946 9,733 9,558 10,780 b) 連結の信用取引収益 ( 百万円 ) ,830 5,973 4,837 5,455 c) 連結の有価証券貸借取引収益 ( 百万円 ) ,119 4,610 4,392 6,136 a)-b)-c)* ,892 2,838 3,843 4,098 日本セグメントの金融費用 ( 百万円 ) ,851 2,269 2,355 2,083 2,177 a') マネックス証券の金融費用 ( 百万円 ) 2,420 2,215 2,872 3,114 3,191 3,097 3,060 b') 連結の信用取引費用 ( 百万円 ) c') 連結の有価証券貸借取引費用 ( 百万円 ) ,747 2,630 2,113 2,568 a')-b')-c')* ,901 2,191 2,147 1,921 日本セグメントの金融収支 ( 百万円 ) 4,417 5,000 6,635 6,401 6,505 6,720 10,235 a'') マネックス証券の金融収支 ( 百万円 ) 4,477 4,681 6,400 6,832 6,542 6,461 7,720 b'') 連結の信用取引収支 ( 百万円 ) ,366 5,499 4,310 4,830 c'') 連結の有価証券貸借取引収支 ( 百万円 ) ,372 1,980 2,279 3,568 a'')-b'')-c'')* ,695 2,176 出所 : 同社資料をもとにSR 社作成 金融収益金融収益は信用取引収益 有価証券貸借取引収益 受取利息などからなる 日本セグメントでは信用取引収益および有価証券貸借取引収益が中心である 信用取引収益信用取引収益は 信用取引に係る金利 貸株料であり 信用取引残高に金利または貸株料の料率を乗じた金額となる 信用取引収益 = 信用取引買平残 ( 売建と買建の合計 ) 信用取引収益率 ( 信用取引金利と貸株料の加重平均 ) = 信用取引買平残 信用取引金利 + 信用取引売平残 信用取引貸株料 2018 年 3 月期において 信用取引平均残高 ( 売建と買建の合計 ) は177,900 百万円 信用取引買残は188,840 百万円 信用取引売残は16,441 百万円 信用取引収益は5,455 百万円 信用取引収益率は3.1% であった 同社は月次概況でマネックス証券の信用取引残高 ( 売建と買建の合計 ) を公表している また 子会社 ( マネックス証券株式会社 ) の四半期決算 の貸借対照表から信用取引買残 ( 信用取引貸付金 ) と信用取引売残 ( 信用取引貸証券受入金 ) を区分した数値を把握することが可能である 信用取引の期末残高をもとに 信用取引残高の買残構成比 8 割 売残構成比 2 割が期中に一定であったと仮定した場合 信用取引金利 (2.80%) と貸株料 (1.15%) の加重平均は2.5% と計算されるが 上述の信用取引収益率はこの数値を上回る この要因は 信用取引の日計取引は残高に計上されないが 証券会社は1 日分の金利を受領することによる 信用取引残高は 株式等売買代金同様に 株式市場の動向に大きく影響を受け変動する 株式市況好転時には買い余力が増し 信用取引残高が増加し 市況悪化時には買い余力が減少し 信用取引残高は減少する傾向がある 信用取引金利は制度信用で2.80% 一般信用で3.47% であるが 信用取引買残のほとんどは制度信用である 貸株料は制度信用で1.15% である 同社は一般信用売りのサービスを提供していない 52/117

53 Research Report by Shared Research Inc. 有価証券貸借取引収益有価証券貸借取引収益は貸株サービスに係る収益である 貸株サービスは 顧客が保有している株式を証券会社に貸出し 貸出した株式に応じた貸株金利を受取ることができるサービスである 証券会社は顧客から借りた株式を機関投資家が参加する貸株市場に貸出すことで貸株料を受取り 顧客に貸株金利を支払う 有価証券貸借取引収益は 貸株残高 ( 消費貸借契約により貸し付けた有価証券 ) に貸株料を乗じた金額となる 貸株残高は 貸株市場におけるヘッジファンドなどの株式の借り手の需要動向によって変動する 具体的には 特定のテーマに関連する銘柄群が急激に上昇した場合には 個別銘柄を借り入れて売却するニーズが高まり 貸株残高は増加する傾向がある 貸株料は 株式の銘柄毎に異なり 借入ニーズの高い銘柄ほど料率が高くなる また 貸株市場の需給動向によっても変動する 貸株市場は 機関投資家が株券を貸し借りする市場である 証券会社が仲介役として 株券の保有者から株券を調達し 外資系証券会社やヘッジファンドなどに株券を貸し出す 株券の借り手は 株式市場を通じて株券の売却が可能になるほか 株券の名義が移るため配当金受取や議決権行使など株主としての権利を得られる 株券の借り手は貸し手に貸借料として金利を支払う 取引終了時には 借り手は貸し手に借りた株式数を返還しなければならない 金融費用金融費用は 信用取引費用 有価証券貸借取引費用 支払利息などからなる 日本セグメントでは信用取引費用および有価証券貸借取引費用が中心である 信用取引費用信用取引費用は 逆日歩や 信用取引または貸借取引により発生した証券金融会社に対する支払利息および貸株料である 信用取引費用は信用取引収益の10% 前後で推移している 有価証券貸借取引費用有価証券貸借取引費用は上述の貸株サービスにおいて 証券会社が顧客に支払う貸株金利である 有価証券貸借取引費用は有価証券貸借収益の15~20% で推移している 販売費及び一般管理費日本セグメントの販売費及び一般管理費は固定費中心 販売費及び一般管理費の主な項目は 取引関係費 (2018 年 3 月期販管費構成比率 24.7%) 人件費( 同 17.2%) システム関連費用 ( 同 52.4%)( 内訳は不動産関係費 ( 同 15.3%) 事務費( 同 11.4%) 減価償却費( 同 25.7%)) で構成される 日本セグメントの販売費及び一般管理費を変動費と固定費に分解する場合 変動費に分類される費用項目は 取引関係費中の支払手数料 取引所協会費 通信 運送費 情報料であり それ以外は 固定費の要素が大きいとSR 社は判断している 日本セグメントの固定費は2015 年 3 月期以降に増加傾向にあったが これは基幹システムの開発に伴いシステム関連費用が増加したことが主な要因である 2018 年 3 月期には新基幹システムへの移行完了によって システム関連費用は減少した 53/117

54 Research Report by Shared Research Inc. 日本セグメントの販売費及び一般管理費の推移 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 販売費及び一般管理費合計 16,742 16,509 19,173 20,004 23,320 25,050 23,435 前年比 % 16.1% 4.3% 16.6% 7.4% -6.4% 取引関係費 4,747 4,851 6,147 6,200 6,356 5,323 5,797 前年比 - 2.2% 26.7% 0.9% 2.5% -16.3% 8.9% 支払手数料 ,190 1,300 1,323 1,230 1,407 取引所協会費 , 通信費 運送費 情報料 2,148 2,195 2,427 2,293 2,134 1,780 1,668 広告宣伝費 1, ,139 1,489 1,812 1,506 1,784 その他 人件費 3,165 3,515 3,680 3,525 4,047 4,206 4,029 前年比 % 4.7% -4.2% 14.8% 3.9% -4.2% 不動産関係費 1,591 1,455 1,562 2,029 2,672 3,141 3,578 前年比 % 7.4% 29.9% 31.7% 17.6% 13.9% 不動産費 器具備品費 ,154 1,623 2,268 2,641 2,919 事務費 4,868 4,740 5,377 5,357 5,849 5,677 2,666 前年比 % 13.4% -0.4% 9.2% -2.9% -53.0% 事務委託費 4,815 4,688 5,305 5,304 5,782 5,622 2,617 事務用品費 減価償却費 ( ) 1,181 1,270 1,531 1,985 3,032 5,077 6,033 前年比 - 7.5% 20.6% 29.7% 52.7% 67.4% 18.8% 租税公課 その他 出所 : 同社資料より SR 社作成 取引関係費のうち 支払手数料 取引所協会費 通信 運送費 情報料が変動費 取引関係費は 支払手数料 取引所協会費 通信 運送費 情報料 広告宣伝費 その他で構成される 支払手数料の6 割程度 取引所協会費は主に株式等売買代金に連動する費用である 支払手数料の株式等売買代金連動以外の部分 通信 運送費 情報料の大部分が口座数に連動する費用である 支払手数料 : 同費用は 株式受渡決済に対する株式会社日本証券クリアリング機構 ( 証券取引所の清算 決済を担当する機関 ) への支払手数料 銀行への支払手数料 証券保管振替機構への支払手数料等である 株式等売買代金 口座数に連動する 取引所協会費 : 証券会社が月々の株式等売買代金に応じて証券取引所に支払う取引料 ( 場口銭 ) などであり 当該費用は株式等売買代金に連動する 通信 運送費 情報料 : 株式会社 QUICKへの株価情報取得に対する支払い 東京証券取引所のシステム使用料などである 人件費 人件費は従業員数と1 人当たり人件費によって決まる 従業員数は2016 年 3 月期に増加したが 2017 年 3 月期および2018 年 3 月期は減少した 1 人当たり人件費は上昇傾向にあり 2018 年 3 月期は12.4 百万円であった 日本セグメントの人件費と従業員数の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 人件費 ( 百万円 ) 3,165 3,515 3,680 3,525 4,047 4,206 4,029 前年比 % 4.7% -4.2% 14.8% 3.9% -4.2% 人件費率 15.4% 15.1% 10.1% 11.6% 12.7% 15.8% 12.7% 従業員数 ( 人 ) 前年比 2.7% 2.6% -2.6% 5.9% 9.9% -7.6% -1.8% 1 人当たり人件費 ( 百万円 ) 前年比 - 8.2% 4.7% -5.7% 6.3% 3.2% 0.7% 1 人当たり営業収益 ( 百万円 ) 前年比 - 9.1% 58.6% -16.1% -3.1% -16.4% 24.1% 出所 : 同社資料よりSR 社作成 *1 人当たり人件費は 人件費を従業員数 ( 期首期末平均 ) で除した数値 システム関連費用 システム関連費用は用途 性質によって分類され 不動産関係費 事務委託費 減価償却費に計上される 54/117

55 Research Report by Shared Research Inc. 日本セグメントのシステム関連費用 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 システム関連費用 ( 百万円 ) 7,640 7,465 8,470 9,371 11,553 13,895 12,277 前年比 % 13.5% 10.6% 23.3% 20.3% -11.6% 不動産関係費 ( 百万円 ) 1,591 1,455 1,562 2,029 2,672 3,141 3,578 前年比 % 7.4% 29.9% 31.7% 17.6% 13.9% 事務費 ( 百万円 ) 4,868 4,740 5,377 5,357 5,849 5,677 2,666 前年比 328.5% -2.6% 13.4% -0.4% 9.2% -2.9% -53.0% 減価償却費 ( 百万円 ) 1,181 1,270 1,531 1,985 3,032 5,077 6,033 前年比 - 7.5% 20.6% 29.7% 52.7% 67.4% 18.8% 出所 : 同社資料より SR 社作成 不動産関係費不動産費および器具備品費からなる 器具備品等は主にサーバー管理に係る費用である 事務委託費はシステムの保守 管理等に係る支払いが中心事務委託費は システムの保守や管理に係る費用の支払いが中心となっている 減価償却費はソフトウェア償却費が中心減価償却費のほとんどは ソフトウェアの償却費が占める ソフトウェアは資産計上のうえ5 年で償却する 日本セグメントのシステム関連費用は 2016 年 3 月期以降 日本株版 トレードステーション の導入 新基幹システムの開発に伴い増加した その結果 2017 年 3 月期において マネックス証券のシステム関連費用は 絶対額でSBI 証券に次ぐ水準となり 口座当たりシステム関連費用 約定当たりシステム関連費用でも割高になった ( 競合状況 の項参照) 2018 年 3 月期には新旧基幹システムの並行稼働が終了し 特に旧基幹システムの事務費を中心にシステム関連費用および人件費が前期比で減少した 55/117

56 Research Report by Shared Research Inc. 米国セグメント 米国セグメントは TradeStation Securities, Inc. が大部分を占める 米国セグメントの損益計算書 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 8,643 11,726 16,062 18,146 22,912 18,684 20,002 前年比 35.7% 37.0% 13.0% 26.3% -18.5% 7.1% 受入手数料 5,808 7,173 9,298 10,791 12,406 10,858 11,858 前年比 23.5% 29.6% 16.1% 15.0% -12.5% 9.2% 委託手数料 4,467 5,165 6,720 7,786 8,965 7,371 8,091 前年比 15.6% 30.1% 15.9% 15.1% -17.8% 9.8% 株式 ETF 1,529 1,608 2,043 2,136 2,168 1,845 1,874 先物 オプション 2,939 3,557 4,676 5,648 6,794 5,526 6,218 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 1,341 2,008 2,577 3,006 3,441 3,487 3,767 前年比 49.7% 28.3% 16.6% 14.5% 1.4% 8.0% FX 手数料 ( 店頭 FX) 信用取引管理料 / 書換料 投信代行手数料 その他 1,341 2,008 2,577 3,006 3,441 3,488 3,767 トレーディング損益 1,098 1,804 2,264 1, 前年比 64.3% 25.5% -37.7% -29.5% - - 金融収益 1,435 2,410 4,168 5,343 5,736 5,493 6,946 前年比 67.9% 72.9% 28.2% 7.4% -4.3% 26.5% その他の営業収益 ,381 1,242 1,141 金融費用 693 1,593 2,818 3,496 2,269 2,115 2,535 金融費用控除後営業収益 7,950 10,134 13,245 14,584 18,541 15,616 17,417 前年比 27.5% 30.7% 10.1% 27.1% -15.8% 11.5% 販売費及び一般管理費 8,884 13,423 15,291 16,701 18,392 15,858 16,487 前年比 51.1% 13.9% 9.2% 10.1% -13.8% 4.0% 金融費用控除後営業収益販管費率 111.7% 132.5% 115.4% 114.5% 99.2% 101.5% 94.7% 営業利益相当額 ,289-2,047-2, 前年比 営業利益率 ( 営業利益 / 金融費用控除後営業収益 ) % - 5.3% その他収益 , その他費用 90 2,627 1,473 2, 税引前利益 ,774-2,388-4, 前年比 税引前利益 / 金融費用控除後営業収益 % 当期利益 ,488-1,450-3, ,274 前年比 親会社の所有者に帰属する当期利益 ,488-1,450-3, ,274 前年比 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 % 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 56/117

57 Research Report by Shared Research Inc. 米国セグメントの損益計算書 ( 米ドルベース ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 千米ドル ) 営業収益 141, , , , , ,593 前年比 14.0% 3.2% 15.0% -9.9% 5.1% 受入手数料 86,263 93,086 98, ,273 99, ,067 前年比 7.9% 5.3% 5.3% -3.3% 7.2% 委託手数料 62,115 67,284 70,731 74,622 67,808 73,056 前年比 8.3% 5.1% 5.5% -9.1% 7.7% 株式 ETF 19,339 20,462 19,407 18,058 16,971 16,917 先物 オプション 42,775 46,823 51,325 56,564 50,836 56,139 その他受入手数料 24,148 25,802 27,309 28,651 32,078 34,011 前年比 6.8% 5.8% 4.9% 12.0% 6.0% トレーディング損益 21,693 22,659 12,818 8, 金融収益 28,975 41,739 48,542 47,756 50,531 62,713 前年比 44.1% 16.3% -1.6% 5.8% 24.1% 売上収益 - - 1,250 19,924 10, その他の営業収益 4,084 3,308 5,245 11,498 11,429 10,306 金融費用 19,153 28,213 31,760 18,885 19,459 22,892 売上原価 - - 1,148 17,500 8, 金融費用及び売上原価控除後営業収益 121, , , , , ,260 前年比 8.8% 0.3% 16.1% -6.9% 9.5% 販売費及び一般管理費 ( ) 161, , , , , ,858 前年比 -5.2% -0.9% 0.9% -4.7% 2.0% 営業利益相当額 -39,554-20,489-18,763 1,246-2,225 8,402 前年比 その他収益 1,412 11, その他費用 31,297 14,740 20,802 6,043 2,485 5,882 税引前四半期利益 -69,440-23,910-39,565-4,372-4,205 2,542 前年比 四半期利益 -53,961-14,517-28,964-1,263-4,573 11,504 前年比 親会社の所有者に帰属する四半期利益 -53,961-14,517-28,964-1,263-4,573 11,504 前年比 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 金融費用及び売上原価控除後営業収益 ( 純営業収益に相当 ) 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 受入手数料 (2018 年 3 月期米国セグメント金融費用及び売上原価控除後営業利 益構成比 68.1%) 金融収支 ( 同 25.3%) 売上収支 ( 同 0.3%) その他の営業収益 ( 同 6.6%) で構成される 受入手数料 (2018 年 3 月期米国セグメント金融費用控除後営業収益構成比 68.1%) 受入手数料は 株式 先物 オプションの委託手数料 (2018 年 3 月期米国セグメント受入手数料構成比 68.2%) その他 の受入手数料 ( 同 31.8%) で構成される 株式 先物 オプションの委託手数料日本セグメントと同様に 委託手数料は 顧客が株式 先物 オプションの売買取引を行った際に証券会社が受領する手数料である 米国セグメントの委託手数料は DARTs(Daily Average Revenue Tradesの略称で 1 営業日当たりの収益を伴う約定もしくは取引の件数 ) に営業日数および約定当たり手数料単価を乗じた金額と捉えると理解しやすい 委託手数料の関係式 : 株式 先物 オプションの委託手数料 = DARTs 営業日数 約定当たり手数料単価 57/117

58 Research Report by Shared Research Inc. 米国セグメントにおける DARTs 約定当たり単価 委託手数料の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 DARTs( 件数 ) - 107, , , , , ,946 前年比 % 4.0% 1.7% -15.1% 4.7% 営業日数 ( 日 ) 約定件数 ( 件数 ) - 26,763,235 28,058,627 29,070,028 29,636,297 25,064,728 25,921,567 約定当たり手数料単価 ( ドル ) 前年比 % 1.5% 3.5% 7.4% 4.2% 委託手数料 ( 千ドル ) - 62,115 67,284 70,731 74,622 67,808 73,056 前年比 % 5.1% 5.5% -9.1% 7.7% 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 *2011 年 6 月にトレードステーション社を取得 *DARTs は同社公表の四半期データをもとに SR 社算出 約定件数は DARTs に営業日数を乗じて算出 約定当たり手数料単価は委託手数料を約定件数で除した値である 2018 年 3 月期においては DARTs が 104,946 件 営業日数が 247 日 約定あたり単価が 2.8 ドルであった TradeStation Securities, Inc. の DARTs 約定当たり単価に関しては以下の通りである TradeStation Securities, Inc. のDARTs TradeStation Securities, Inc. のDARTsはVIX( 今後 30 日のボラティリティについての市場の見方を表す数値 ) との相関が強く VIXの数値が上昇 / 下落する場合にTradeStation Securities, Inc. のDARTsも増加 / 減少する傾向がある DARTsとVIX 出所 : 同社資料 ( 決算データ集 ) また DARTsは稼働口座数の増減影響も受ける 2010 年 3 月末から2018 年 3 月末までのトレードステーション社の稼働口座数の成長率は年平均 8% であった 稼働口座数 出所 : 同社資料 ( 決算説明資料 ) 約定当たり単価 TradeStation Securities, Inc. の手数料体系は 大きく分けて2 種類存在し 顧客が選択できる 一つは取引毎の手数料体系であり もう一つは約定株数に応じた手数料体系である 顧客の構成比としては前者が高い その他の受入手数料その他の受入手数料は プラットフォーム手数料とペイメント フォー オーダー フローからなる 58/117

59 Research Report by Shared Research Inc. プラットフォーム手数料プラットフォーム手数料は トレードステーションのツールを月に最低 1 回利用して取引しない場合に顧客が約 100ドルをチャージされることによる収益である TradeStation Securities, Inc. は2017 年 3 月に株式およびオプション取引において新手数料を導入し 株式は1 取引当たり5 ドル オプションは 1 取引当たり5ドルおよび 1 契約当たり0.5ドルの手数料体系を導入し それに合わせて 新料金体系の顧客に関してはプラットフォーム手数料を廃止した よって プラットフォーム手数料は新料金体系への移行が進むことで減少する ペイメント フォー オーダー フローペイメント フォー オーダー フローは取引所やマーケットメイカーに対してオーダーフローを提供することで得られる収益である トレードステーション社は 取引所指定のない注文を取引所ではなく マーケットメイカーに振ることで ペイメントフォーオーダーフローの収益を上げている 同収益は2017 年 3 月期下期から増加傾向にある 米国では取引所への集中度合いが低く マーケットメイカーが 売り気配 と 買い気配 を提示し 最良気配を出しているマーケットメイカーの間で相対取引を行う仕組みがある 証券会社は指値などの流動性を供給するような注文をマーケットメイカーに流すことで リベートを得ることができる 顧客から取引所指定のない注文が来た場合 証券会社としてはどこに流せば一番リベートを得ることができるか 判断して注文を流すことで収益を最大化する 金融収支 (2018 年 3 月期米国セグメント金融費用控除後営業収益構成比 25.3%) 金融収益は株券貸借取引収益 預かり資産 ( 現金 ) の資金運用収支で構成される 2018 年 3 月期において 米国セグメントの金融収支の7 割程度は預かり資産の資金運用収支であった 預かり資産の資金運用収支 2018 年 3 月期において トレードステーションの預かり資産のうち4 割程度が現金であり その金額は200,000 百万円程度であった 預かり資産の運用収益は この現金を運用することでトレードステーション社が獲得する受取利息である よって 預かり資産の資金運用収益は 預かり資産残高 ( 現金 ) と米国短期金利の影響で変動する 同社によれば 2008 年 3 月期以前は 米国短期金利が4% を超えていたことから トレードステーション社の資金運用収支は30 百万ドルを超えていた 2010 年 3 月期以降は米国短期金利が1% を下回る水準であったことから 資金運用収支は 10 百万ドルを下回る水準で推移していたが 2016 年 3 月期以降は米国短期金利の上昇に伴い 資金運用収支が増加している なお 預かり資産の運用資金の一部については金利スワップによって受け取りを固定しているという 資金運用収支および米国短期金利推移 出所 : 同社資料 ( 決算説明資料 ) 売上収支 (2018 年 3 月期米国セグメント金融費用控除後営業収益構成比 0.3%) 売上収支の重要性は乏しいが 内容はマネックス証券へのシステム開発関連の売上高とその原価である 59/117

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