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1 COVERAGE INITIATED ON: 当レポートは 掲載企業のご依頼により株式会社シェアードリサーチが作成したものです 投資家用の各企業の 取扱説明書 を提供することを目的としています 正確で客観性 中立性を重視した分析を行うべく 弊社ではあらゆる努力を尽くしています 中立的でない見解の場合は その見解の出所を常に明示します 例えば 経営側により示された見解は常に企業の見解として 弊社による見解は弊社見解として提示されます 弊社の目的は情報を提供することであり 何かについて説得したり影響を与えたりする意図は持ち合わせておりません ご意見等がございましたら までメールをお寄せください ブルームバーグ端末経由でも受け付けております Research Report by Shared Research Inc.

2 目次 SR レポートの読み方 : 本レポートは 直近更新内容 業績動向セクションから始まります ビジネスモデルに馴染みのない方は 事業内容セクショ ンからご覧ください 要約 主要経営指標の推移 直近更新内容 概略 業績動向 四半期業績動向 年 3 月期の見通し 中期展望 事業内容 概要 サービスと顧客属性 収益構造 連結業績 日本セグメント 米国セグメント SW(Strengths, Weaknesses) 分析 グループ企業 市場とバリューチェーン 過去の業績 損益計算書 貸借対照表 キャッシュフロー計算書 その他情報 沿革 ニュース & トピックス 大株主 株主還元 コーポレート ガバナンスおよびトップ経営者 企業概要 /102

3 要約 オンライン証券大手 5 社の一角 高性能取引ツール 海外子会社を有することが特徴 同社は1999 年 4 月に現社長の松本大氏とソニー株式会社が共同出資で設立したオンライン証券である株式会社マネックスを前身としている 同社はM&Aによって事業を拡大しており 2005 年に日興ビーンズ証券 2010 年にオリックス証券との合併によって日本国内の事業を拡大した さらに2010 年にBOOM 証券グループ 2011 年にTradeStation Group, Inc. の子会社化によって グローバルに事業展開を拡大している 同社はオンライン証券を主要事業とする 店舗を持たず 顧客は個人が中心である 同業他社は SBI 証券 ( 売買代金シェア1 位 ) 楽天証券( 同 2 位 ) 松井証券( 同 3 位 ) カブドットコム証券( 同 4 位 ) である 取扱商品は 株式 FX 投資信託が中心で 先物 オプション 債券なども手掛ける 主要子会社のマネックス証券は2017 年 3 月期において 口座数は1.7 百万口座 ( オンライン証券大手 5 社中 3 位 シェア 17.1%) 預かり資産 3.8 兆円 ( 同 3 位 16.4%) 株式売買代金 12.7 兆円 ( 同 5 位 5.6%) 信用取引残高 166,000 百万円 ( 同 5 位 8.8%) である 他のオンライン証券大手と比較した場合 同社は 高機能取引ツール 海外子会社を有すること 証券取引基幹システムを独自開発していることが特徴である マネックス証券は 注文方法の多様さ 取引ツールなどで差別化を図っていることから 同業他社より手数料が高く 顧客は中長期視点の投資家が中心である セグメントは 日本 米国 アジアパシフィックで構成される 日本はマネックス証券 米国はトレードステーション アジアパシフィックはBOOM 証券が中心である 2017 年 3 月期において 金融費用及び売上原価控除後営業収益の構成比は日本が63.8% 米国が37.3% アジアパシフィックが1.7% であった 税引前利益は日本が1,768 百万円と連結税引前利益の1,071 百万円を上回り 米国は457 百万円の損失 アジアパシフィックは97 百万円の損失であった 日本セグメントではマネックス証券が中心であり 収益は 主に株式委託手数料 (2017 年 3 月期日本セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 45.4%) トレーディング損益( 同 16.9%) 金融収支( 同 25.2%) で構成される 販売費及び一般管理費は固定費中心で 取引関係費 (2017 年 3 月期日本セグメント販管費の21.2%) 人件費( 同 16.8%) システム関連費用 ( 同 55.5%) で構成される 米国セグメントは 米国トレードステーションを中心に構成され 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 受入手数料 (2017 年 3 月期米国セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 69.5%) 金融収支( 同 21.6%) からなる 販売費及び一般管理費は 取引関係費 (2017 年 3 月期米国セグメント販管費の37.0%) 人件費( 同 37.3%) システム関連費用 ( 同 15.1%) で構成される システム開発要員を要しているため 人件費の構成比が高い 業績動向 2012 年 3 月期から2017 年 3 月期において グローバル化 システム内製化 を軸とした中長期事業戦略 グローバル ビジョン を実行した その結果 同社の商品ラインアップはマネックス証券を中心に拡充し システムの内製化は完了したが 一方で証券基幹システムの並行稼働によりコストが増加した 2012 年 3 月期から2017 年 3 月期において 同業他社が軒並み増益となった中 同社は増収ながら減益となった 2018 年 3 月期からは グローバル ヴィジョンII - Bloom と銘打って グローバル ビジョン で得た資産を活用して果実を獲得することを目指す 併せて 同社が有する経営資源を活用した新事業の創造にも取り組む 中長期的には連結営業利益率 30% を安定的に計上できる事業構造をつくることを目指すとしている 3/102

4 同社の強みと弱み SR 社の考える同社の強みは 高い手数料を気にしない顧客が多いこと 高評価の取引プラットフォームを有すること 独自システムによるコスト負担軽減と商品提供力である また 同社の弱みは 高コスト体質であること プロダクトアウト思考によってアクティブトレーダーの獲得が遅れたこと アクティブトレーダーによる収益の獲得が限定的であることである ( 後述の SW(Strengths & Weaknesses) 分析 の項参照 ) 4/102

5 主要経営指標の推移 損益計算書 08 年 3 月期 09 年 3 月期 10 年 3 月期 11 年 3 月期 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 ( 百万円 ) 日本基準 日本基準 日本基準 日本基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 営業収益 30,497 24,812 22,499 25,227 30,569 36,090 54,722 50,975 54,271 45,831 前年比 -8.3% -18.6% -9.3% 12.1% % 51.6% -6.8% 6.5% -15.6% 金融費用控除後営業収益 26,988 21,053 19,921 22,589 28,888 33,769 50,051 45,209 49,642 41,852 前年比 -13.2% -22.0% -5.4% 13.4% % 48.2% -9.7% 9.8% -15.7% 売上総利益率 88.5% 84.9% 88.5% 89.5% 94.5% 93.6% 91.5% 88.7% 91.5% 91.3% 営業利益相当額 13,016 5,269 4,461 4,741 2,827 3,410 15,069 8,066 8,247 1,274 前年比 -21.4% -59.5% -15.3% 6.3% % 341.9% -46.5% 2.2% -84.6% 営業利益率 42.7% 21.2% 19.8% 18.8% 9.2% 9.4% 27.5% 15.8% 15.2% 2.8% 税引前利益 12, ,996 3,268 2,668 6,998 16,895 6,115 5,100 1,071 前年比 -22.8% -99.6% % % 141.4% -63.8% -16.6% -79.0% 経常利益率 41.4% 0.2% 17.8% 13.0% 8.7% 19.4% 30.9% 12.0% 9.4% 2.3% 親会社の所有者に帰属する当期利益 7,206-2,144 3,776 1,992 1,028 3,901 10,354 3,494 3, 前年比 -24.4% % % 165.4% -66.3% 1.7% -91.6% 利益率 23.6% -8.6% 16.8% 7.9% 3.4% 10.8% 18.9% 6.9% 6.5% 0.7% 一株当たりデータ ( 円 ) 期末発行済株式数 ( 千株 ) 2,345 2,345 2,991 3,197 2,997 2, , , , ,592 EPS EPS ( 潜在株式調整後 ) DPS BPS 貸借対照表 ( 百万円 ) 現金及び現金同等物 47,156 39,891 31,696 34,663 39,788 51,193 85,442 68,540 61,902 77,900 預託金及び金銭の信託 109,755 92, , , , , , , , ,028 信用取引資産 100,166 52, ,927 96,602 90, , , , , ,653 有価証券担保貸付金 6, ,339 44, , ,969 31,628 34,250 無形資産 872 2,138 9,945 11,055 35,916 37,394 41,558 48,807 53,053 53,751 資産合計 335, , , , , , ,270 1,055, , ,776 信用取引負債 28,931 26,557 43,677 31,637 27,826 39,745 36,308 46,125 33,006 40,664 有価証券担保借入金 54,888 22,382 35,108 26,603 24,776 67, , ,521 71,974 77,504 預り金 42,079 41,119 70,583 93, , , , , , ,672 受入保証金 75,152 55, ,337 78, , , , , , ,753 社債及び借入金 76,600 43,300 48,450 49,768 82, , , , , ,133 負債合計 289, , , , , , , , , ,090 資本合計 45,554 40,066 66,310 73,995 75,806 79,702 80,701 86,932 86,022 81,687 有利子負債 ( 短期及び長期 ) 76,600 43,300 48,450 49,768 82, , , , , ,133 キャッシュフロー計算書 ( 百万円 ) 営業活動によるキャッシュフロー 27,369 31,297-5,198 4,288 3,931-20,510-8, ,715 投資活動によるキャッシュフロー -11,240-3,874 4,201-2,087-25, ,960-8,602-5,934-8,301 財務活動によるキャッシュフロー -6,597-35,197-9,026 2,232 26,281 30,395 35,998-11, ,462 財務指標資産合計税引前利益率 3.8% 0.0% 1.3% 0.9% 0.6% 1.2% 2.1% 0.6% 0.5% 0.1% 親会社所有社帰属持分当期利益率 15.5% -5.0% 7.1% 2.8% 1.4% 5.0% 12.9% 4.2% 4.1% 0.4% 純資産比率 13.6% 17.0% 17.7% 20.6% 14.4% 11.7% 8.6% 8.2% 9.7% 8.7% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 5/102

6 直近更新内容 概略 2018 年 3 月 20 日 マネックスグループ株式会社への取材を踏まえ 本レポートを更新した 2018 年 1 月 31 日 同社は 2018 年 3 月期第 3 四半期決算を発表した ( 決算短信へのリンクはこちら 詳細は 2018 年 3 月期第 3 四半期決算項目を参照 ) 同日 同社は株主還元に関する基本方針の変更に関して発表した ( リリース文へのリンクはこちら ) 変更の理由 2017 年 3 月期に子会社のマネックス証券株式会社において 証券基幹システムへの大型投資が完了し 2018 年 3 月期から 2021 年 3 月期にかけては システム投資額が減少し 大型投資の減価償却が進むことでフリー キャッシュ フローが増加する そのため 利益の全額を株主に還元しても十分な投資余力を確保可能であり 総還元性向 100% に引き上げることとした 株主還元に関する基本方針の変更変更後の株主還元に関する基本方針は 同社は 成長企業として必要な投資資金を留保しつつ業績連動型の株主還元を実施することを基本方針とし 2018 年 3 月期から2021 年 3 月期までの単年度の総還元性向 ( ) は100% を目途といたします このうち配当はDOE( 株主資本配当率 )2%( 年率 ) を下限とし 株主還元は 配当の支払いもしくは経営判断に基づき機動的な自己株式取得により実施します とした 変更前との主な違いは 総還元性向を 75% から 100% としたこと 配当性向についての記述を削除したこと 株主還元を 配当または自己株取得により実施することを明確化したことである ( ) 総還元性向 =( 配当金支払総額 + 自己株式取得総額 ) 親会社の所有者に帰属する当期利益 同日 同社は自己株式取得に関して発表した ( リリース文へのリンクはこちら ) 取得に係る事項の内容 取得対象株式の種類 同社普通株式 取得し得る株式の総数 10,000,000 株 ( 上限 発行済株式総数 ( 自己株式を除く ) に対する割合 3.61%) 取得価額の総額 3,000 百万円 ( 上限 ) 取得期間 2018 年 2 月 1 日から2018 年 3 月 23 日 3 ヵ月以上経過した会社発表はニュース & トピックスへ 6/102

7 四半期業績動向 業績動向 四半期業績推移 ( 累計 ) ( 百万円 ) 1Q 17 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業収益 11,624 22,051 33,473 45,831 11,845 24,608 38,377 前年比 -18.1% -23.9% -20.1% -15.6% 1.9% 11.6% 14.7% 金融費用控除後営業収益 10,634 20,101 30,519 41,852 10,836 22,456 35,046 前年比 -17.9% -24.0% -20.2% -15.7% 1.9% 11.7% 14.8% 受入手数料 6,807 12,903 19,666 26,349 6,884 13,819 21,356 前年比 -19.9% -25.7% -20.4% -18.0% 1.1% 7.1% 8.6% 委託手数料 5,333 9,974 15,185 20,141 5,247 10,465 16,393 前年比 -21.2% -27.9% -22.1% -20.4% -1.6% 4.9% 8.0% 株式 ETF 等 3,662 6,928 10,689 14,193 3,736 7,441 11,831 前年比 -26.4% -30.1% -22.9% -20.2% 2.0% 7.4% 10.7% 先物 オプション手数料 1,671 3,047 4,496 5,948 1,511 3,024 4,561 前年比 -6.9% -22.2% -19.9% -20.9% -9.6% -0.8% 1.4% 引受け 売出し手数料 前年比 36.8% 86.7% -24.8% -11.1% -76.9% 125.0% 57.0% 募集 売出し手数料 前年比 -41.5% -52.0% -47.5% -44.2% -32.8% -24.9% -9.5% その他受入手数料 1,318 2,651 4,065 5,629 1,543 3,062 4,522 前年比 -11.4% -13.1% -9.7% -4.4% 17.1% 15.5% 11.2% トレーディング損益 1,309 2,385 3,446 4, ,807 2,893 前年比 -27.8% -36.3% -33.5% -32.6% -32.5% -24.2% -16.0% 金融収益 3,271 6,362 9,827 14,313 3,951 8,703 13,074 前年比 -10.9% -14.3% -13.6% -2.0% 20.8% 36.8% 33.0% その他の営業収益 ,053 前年比 11.8% -5.6% -16.0% -20.0% -46.4% -30.4% 97.2% 販売費及び一般管理費 10,118 19,973 30,013 40,578 9,816 19,356 29,439 前年比 -3.8% -3.9% -2.8% -2.0% -3.0% -3.1% -1.9% 販管費 / 金融費用控除後営業収益 95.1% 99.4% 98.3% 97.0% 90.6% 86.2% 84.0% 営業利益相当額 ,274 1,020 3,100 5,607 前年比 -78.9% -97.7% -93.1% -84.6% 97.7% - - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 4.9% 0.6% 1.7% 3.0% 9.4% 13.8% 16.0% 税引前四半期利益 , ,009 5,437 前年比 -77.8% -97.9% -82.8% -79.0% 43.0% % 税引前四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 5.2% 0.5% 2.6% 2.6% 7.3% 13.4% 15.5% 親会社の所有者に帰属する四半期利益 ,014 4,661 前年比 -84.9% % -91.6% 69.0% - - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 2.5% -0.5% 1.3% 0.7% 4.1% 9.0% 13.3% 四半期業績推移 ( 百万円 ) 1Q 17 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 1Q 18 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 営業収益 11,624 10,427 11,422 12,358 11,845 12,763 13,769 前年比 -18.1% -29.4% -11.7% -0.1% 1.9% 22.4% 20.5% 金融費用控除後営業収益 10,634 9,467 10,418 11,333 10,836 11,620 12,590 前年比 -17.9% -29.8% -11.7% -0.5% 1.9% 22.7% 20.8% 受入手数料 6,807 6,096 6,763 6,683 6,884 6,935 7,537 前年比 -19.9% -31.3% -7.9% -10.1% 1.1% 13.8% 11.4% 委託手数料 5,333 4,641 5,211 4,956 5,247 5,218 5,928 前年比 -21.2% -34.3% -7.8% -15.1% -1.6% 12.4% 13.8% 株式 ETF 等 3,662 3,266 3,761 3,504 3,736 3,705 4,390 前年比 -26.4% -33.9% -4.9% -10.7% 2.0% 13.4% 16.7% 先物 オプション手数料 1,671 1,376 1,449 1,452 1,511 1,513 1,537 前年比 -6.9% -35.2% -14.5% -24.0% -9.6% 10.0% 6.1% 引受け 売出し手数料 前年比 36.8% 172.7% -57.3% 80.0% -76.9% 300.0% -29.5% 募集 売出し手数料 前年比 -41.5% -61.9% -32.9% -33.9% -32.8% -13.3% 26.6% その他受入手数料 1,318 1,333 1,414 1,564 1,543 1,519 1,460 前年比 -11.4% -14.8% -2.6% 12.8% 17.1% 14.0% 3.3% トレーディング損益 1,309 1,076 1,061 1, ,086 前年比 -27.8% -44.4% -25.9% -29.5% -32.5% -14.1% 2.4% 金融収益 3,271 3,091 3,465 4,486 3,951 4,752 4,371 前年比 -10.9% -17.6% -12.3% 38.6% 20.8% 53.7% 26.1% その他の営業収益 前年比 11.8% -23.0% -37.0% -32.5% -46.4% -7.3% 482.0% 販売費及び一般管理費 10,118 9,855 10,040 10,565 9,816 9,540 10,083 前年比 -3.8% -4.1% -0.4% 0.4% -3.0% -3.2% 0.4% 販管費 / 金融費用控除後営業収益 95.1% 104.1% 96.4% 93.2% 90.6% 82.1% 80.1% 営業利益相当額 ,020 2,080 2,507 前年比 -78.9% % -11.7% 97.7% % 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 4.9% -4.1% 3.6% 6.8% 9.4% 17.9% 19.9% 税引前四半期利益 ,214 2,428 前年比 -77.8% % 43.0% % 税引前四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 5.2% -4.7% 6.6% 2.5% 7.3% 19.1% 19.3% 親会社の所有者に帰属する四半期利益 ,573 2,647 前年比 -84.9% % % 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 2.5% -3.8% 4.8% -0.9% 4.1% 13.5% 21.0% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期業績は四半期業績 ( 累計 ) 値の差額により計算した値 7/102

8 販管費の内訳 販管費の内訳 ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 17 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 販売費及び一般管理費合計 10,118 19,973 30,013 40,578 9,816 19,356 29,439 前年比 -3.8% -3.9% -2.8% -2.0% -3.0% -3.1% -1.9% 取引関係費 2,837 5,467 8,323 11,281 3,000 5,765 8,752 前年比 -19.4% -22.6% -20.2% -18.6% 5.7% 5.5% 5.2% 支払手数料 1,087 2,068 3,080 4, ,943 2,960 前年比 -20.7% -28.0% -25.1% -22.6% -9.8% -6.0% -3.9% 取引所協会費 前年比 -29.1% -34.3% -32.2% -30.0% -6.1% 3.5% 10.0% 通信費 運搬費 情報料 821 1,659 2,638 3,675 1,139 1,897 2,693 前年比 -24.0% -21.0% -14.7% -16.2% 38.7% 14.3% 2.1% 広告宣伝費 661 1,249 1,900 2, ,367 2,244 前年比 -7.3% -9.1% -13.9% -9.9% -7.6% 9.4% 18.1% その他 前年比 8.3% -10.0% -21.5% -27.8% 35.9% 85.7% 95.8% 人件費 2,571 5,288 7,762 10,393 2,535 5,186 8,046 前年比 -10.8% -3.8% -3.7% -2.4% -1.4% -1.9% 3.7% 不動産関係費 678 1,344 2,029 2, ,752 2,686 前年比 3.8% 4.1% 8.3% 14.3% 29.6% 30.4% 32.4% 不動産費 前年比 7.0% 10.8% 12.3% 15.7% 4.7% -9.7% -7.7% 器具備品費 ,353 1, ,353 2,062 前年比 2.2% 1.2% 6.3% 13.7% 41.3% 50.0% 52.4% 事務費 1,469 2,970 4,428 5, ,365 2,042 前年比 3.7% 4.5% 3.5% -3.3% -49.2% -54.0% -53.9% 事務委託費 1,452 2,942 4,385 5, ,324 1,978 前年比 3.4% 4.7% 3.7% -3.2% -49.8% -55.0% -54.9% 事務用品費 前年比 41.7% -12.1% -14.3% -18.6% -5.9% 37.9% 52.4% 減価償却費 1,580 3,189 5,019 7,094 2,054 4,087 6,117 前年比 36.9% 34.9% 40.2% 44.5% 30.0% 28.2% 21.9% 租税公課 前年比 7.2% 9.3% 12.1% 29.4% -4.3% 0.0% 5.5% その他 820 1,421 2,018 2, ,337 前年比 11.1% -2.7% -10.7% -15.5% -45.5% -36.1% -33.7% 販管費の内訳 ( 四半期 ) 17 年 3 月期 ( 百万円 ) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 販売費及び一般管理費合計 10,118 9,855 10,040 10,565 9,816 9,540 10,083 前年比 -3.8% -4.1% -0.4% 0.4% -3.0% -3.2% 0.4% 取引関係費 2,837 2,630 2,856 2,958 3,000 2,765 2,987 前年比 -19.4% -25.8% -15.1% -13.8% 5.7% 5.1% 4.6% 支払手数料 1, ,012 1, ,017 前年比 -20.7% -34.7% -18.3% -13.9% -9.8% -1.9% 0.5% 取引所協会費 前年比 -29.1% -39.4% -26.8% -22.3% -6.1% 14.7% 25.1% 通信費 運搬費 情報料 ,037 1, 前年比 -24.0% -17.9% -1.4% -19.7% 38.7% -9.5% -18.7% 広告宣伝費 前年比 -7.3% -11.0% -21.9% 4.2% -7.6% 28.6% 34.7% その他 前年比 8.3% -29.4% -37.3% -46.3% 35.9% 166.7% 115.6% 人件費 2,571 2,717 2,474 2,631 2,535 2,651 2,860 前年比 -10.8% 3.8% -3.4% 1.5% -1.4% -2.4% 15.6% 不動産関係費 前年比 3.8% 4.4% 17.5% 32.6% 29.6% 31.1% 36.4% 不動産費 前年比 7.0% 14.6% 15.3% 25.6% 4.7% -23.3% -3.8% 器具備品費 前年比 2.2% 0.2% 18.1% 36.0% 41.3% 59.2% 57.2% 事務費 1,469 1,501 1,458 1, 前年比 3.7% 5.2% 1.7% -21.0% -49.2% -58.8% -53.6% 事務委託費 1,452 1,490 1,443 1, 前年比 3.4% 6.0% 1.7% -20.9% -49.8% -60.1% -54.7% 事務用品費 前年比 41.7% -42.9% -18.8% -28.6% -5.9% 100.0% 84.6% 減価償却費 1,580 1,609 1,830 2,075 2,054 2,033 2,030 前年比 36.9% 33.0% 50.5% 55.9% 30.0% 26.4% 10.9% 租税公課 前年比 7.2% 12.0% 18.5% 87.1% -4.3% 5.3% 17.0% その他 前年比 11.1% -16.9% -25.3% -29.3% -45.5% -23.3% -28.1% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期業績は四半期業績 ( 累計 ) 値の差額により計算した値 18 年 3 月期 8/102

9 セグメント別四半期業績推移 四半期累計 2017 年 3 月期 1-3Q 2017 年 3 月期 1-4Q 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 営業収益 20,966 13, ,775 18, ,141 4, ,124 9, ,038 14, 前年比 -20.9% -17.3% -22.3% -15.8% -18.5% -14.5% -2.6% 6.7% 44.0% 9.9% 3.1% 38.2% 14.7% 4.5% 35.7% 受入手数料 11,516 7, ,267 10, ,894 2, ,952 5, ,615 8, 前年比 -23.9% -14.3% -32.9% -21.4% -12.5% -23.2% -1.5% 3.6% 87.8% 6.0% 7.6% 68.8% 9.5% 6.1% 65.8% 委託手数料 9,513 5, ,547 7, ,263 1, ,552 3, ,517 5, 前年比 -24.0% -17.7% -32.5% -21.7% -17.8% -22.7% -0.3% -5.4% 87.8% 6.3% 1.1% 68.8% 10.6% 1.8% 65.0% 株式 ETF 9,182 1, ,124 1, , , ,264 1, 先物 オプション 330 4, , , , ,310 - 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 1,586 2,479-2,141 3, ,005-1,109 1, ,657 2,863 3 前年比 -15.6% -5.5% % 1.4% - 3.1% 26.3% - 4.7% 22.7% - 4.5% 15.5% - トレーディング損益 3, , , , 前年比 -20.1% % % % % - - 金融収益 5,827 3, ,803 5, ,332 1, ,303 3, ,824 5, 前年比 -15.6% -10.5% 2.3% -0.6% -4.3% 2.2% 18.0% 26.3% 0.0% 41.9% 30.0% 1.7% 34.3% 31.3% -1.1% その他の営業収益 , 金融費用 1,566 1, ,083 2, ,022 1, ,569 1,924 7 金融費用及び売上原価控除後営業収益 19,401 11, ,692 15, ,635 4, ,102 8, ,470 12, 前年比 -21.5% -17.7% -22.3% -16.1% -15.8% -14.8% -2.3% 6.2% 43.7% 10.7% 9.6% 37.9% 15.8% 9.8% 35.2% 販売費及び一般管理費 18,444 11, ,050 15, ,609 4, ,168 8, ,066 12, 前年比 5.7% -13.3% -9.4% 7.4% -13.8% -3.7% -7.6% 0.7% 49.1% -8.2% 2.2% 42.8% -7.5% 4.9% 31.5% 販管費 / 金融費用控除後営業収益 95.1% 102.8% 104.7% 93.8% 101.5% 103.4% 84.5% 100.0% 103.8% 79.2% 97.8% 103.9% 76.0% 98.3% 101.9% 営業利益相当額 , , , , 前年比 -86.8% % % % % - - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 4.9% % % 0.0% % 2.2% % 1.7% - その他収益 4, , その他費用 3, , 税引前四半期利益 1, , , , , 前年比 -68.0% % % % % - - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 7.8% % % 0.0% % 2.1% % 1.6% - 四半期利益 , ,645 1, 前年比 -74.0% % % % % - - 親会社の所有者に帰属する四半期利益 , , ,757 1, 前年比 -71.1% % % % % - - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 4.8% % % 0.0% % 2.5% % 9.5% - 四半期 2017 年 3 月期 3Q 2017 年 3 月期 4Q 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 2Q 2018 年 3 月期 3Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 営業収益 7,203 4, ,809 4, ,141 4, ,983 4, ,915 4, 前年比 -10.3% -11.4% -2.8% 1.8% -21.7% 14.2% -2.6% 6.7% 44.0% 24.1% -0.2% 32.6% 23.8% 7.2% 30.8% 受入手数料 4,014 2, ,752 2, ,894 2, ,057 2, ,664 2, 前年比 -7.2% -9.1% -3.5% -12.7% -7.1% 16.7% -1.5% 3.6% 87.8% 14.3% 12.1% 53.5% 16.2% 3.1% 60.2% 委託手数料 3,349 1, ,034 1, ,263 1, ,289 1, ,965 1, 前年比 -4.4% -13.5% -2.4% -13.6% -18.0% 16.7% -0.3% -5.4% 87.8% 13.8% 8.7% 52.3% 18.4% 3.4% 57.8% 株式 ETF 3, , , , , 先物 オプション 92 1, , , , ,444 - 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 , , 前年比 -9.0% 1.4% % 23.2% - 3.1% 26.3% - 6.3% 19.1% - 4.0% 2.6% - トレーディング損益 1, , , 前年比 -9.8% % % % % - - 金融収益 2,091 1, ,976 1, ,332 1, ,971 1, ,521 1, 前年比 -15.3% -7.2% 5.2% 52.4% 17.6% 3.4% 18.0% 26.3% 0.0% 68.9% 33.6% 5.6% 20.6% 33.9% -6.6% その他の営業収益 金融費用 金融費用及び売上原価控除後営業収益 6,658 3, ,292 4, ,635 4, ,467 4, ,368 4, 前年比 -11.2% -15.7% -3.4% 2.7% -10.0% 13.7% -2.3% 6.2% 43.7% 25.4% 13.3% 32.2% 25.7% 10.1% 30.6% 販売費及び一般管理費 6,284 3, ,607 4, ,609 4, ,560 3, ,897 4, 前年比 7.9% -14.0% -5.4% 12.5% -15.0% 15.8% -7.6% 0.7% 49.1% -8.7% 3.7% 36.6% -6.2% 10.7% 11.9% 純営業収益販管費率 94.4% 98.6% 114.1% 90.6% 97.9% 99.5% 84.5% 100.0% 103.8% 74.5% 95.6% 104.0% 70.5% 99.2% 97.7% 営業利益相当額 , , , 前年比 -77.6% -65.3% % % 42.1% % -34.6% - 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) 5.6% 1.4% - 9.4% 2.1% 0.5% 15.5% 0.0% % 4.4% % 0.8% 2.3% その他収益 2, , その他費用 1, , 税引前四半期利益 , , , 前年比 % % % % -58.6% - 営業利益相当額 / 金融費用控除後営業収益 10.7% 1.8% - 3.5% 1.7% % 0.0% % 4.3% 4.0% 28.5% 0.7% 9.0% 四半期利益 , , 前年比 - 2.8% % % % 776.8% - 親会社の所有者に帰属する四半期利益 , , 前年比 - 2.8% % % % 776.8% - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 7.2% 2.9% - 1.1% % 0.0% % 5.1% 1.8% 19.8% 23.2% 6.3% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期累計値は四半期実績の合計で算出 9/102

10 セグメント別四半期業績推移 ( 販売費及び一般管理費 ) 四半期累計 2017 年 3 月期 1-3Q 2017 年 3 月期 1-4Q 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 販売費及び一般管理費合計 18,444 11, ,050 15, ,609 4, ,168 8, ,066 12, 前年比 5.7% -13.3% -9.4% 7.4% -13.8% -3.7% -7.6% 0.7% 49.1% -8.2% 2.2% 42.8% -7.5% 4.9% 31.5% 取引関係費 3,964 4, ,323 5, ,230 1, ,594 3, ,148 4, 前年比 -20.3% -21.5% 1.3% -16.3% -21.8% 10.8% -6.8% 15.4% 115.2% 0.3% 9.0% 84.3% 4.6% 4.9% 60.4% 支払手数料 883 2, ,230 2, , ,010 2, 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 1,340 1, ,780 1, , ,218 1, 広告宣伝費 1, , , その他 人件費 3,151 4, ,206 5, , ,956 3, ,006 4, 前年比 2.3% -6.9% -17.6% 3.9% -6.1% -10.7% -4.1% -0.6% 20.3% -7.3% 0.6% 25.9% -4.6% 8.4% 28.6% 不動産関係費 2, , , , 前年比 12.4% 10.0% -11.4% 17.6% 7.7% -1.7% 7.6% 94.0% 23.1% 7.4% 102.5% 32.0% 9.2% 121.1% 28.2% 不動産費 器具備品費 1, , , , 事務費 4, , , , 前年比 3.8% % -2.9% % -50.0% % -54.7% % -54.4% % 事務委託費 4, , , , 事務用品費 減価償却費 ( ) 3,536 1, ,077 1, , ,044 1, ,532 1, 前年比 62.6% 6.7% -16.2% 67.4% 8.3% -12.4% 40.7% 6.4% 10.5% 36.7% 8.4% 13.5% 28.2% 6.8% 10.5% 租税公課 その他 774 1, , 四半期 2017 年 3 月期 3Q 2017 年 3 月期 4Q 2018 年 3 月期 1Q 2018 年 3 月期 1-2Q 2018 年 3 月期 1-3Q ( 百万円 ) 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 日本 米国 AP 販売費及び一般管理費合計 6,284 3, ,607 4, ,609 4, ,560 3, ,897 4, 前年比 7.9% -14.0% -5.4% 12.5% -15.0% 15.8% -7.6% 0.7% 49.1% -8.7% 3.7% 36.6% -6.2% 10.7% 11.9% 取引関係費 1,378 1, ,359 1, ,230 1, ,364 1, ,554 1, 前年比 -18.0% -15.1% 3.6% -1.6% -22.8% 42.6% -6.8% 15.4% 115.2% 7.7% 1.8% 58.9% 12.8% -3.0% 17.5% 支払手数料 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 広告宣伝費 その他 人件費 1,042 1, ,055 1, , , ,050 1, 前年比 3.4% -7.8% -7.8% 9.0% -3.6% 18.6% -4.1% -0.6% 20.3% -10.1% 1.7% 31.8% 0.8% 25.8% 33.8% 不動産関係費 前年比 8.7% -10.6% -6.7% 32.6% 0.9% 28.6% 7.6% 94.0% 23.1% 7.2% 110.6% 41.7% 12.9% 165.3% 21.4% 不動産費 器具備品費 事務費 1, , 前年比 2.4% % -20.3% % -50.0% % -59.3% % -53.9% % 事務委託費 1, , 事務用品費 減価償却費 1, , , , , 前年比 79.2% 8.0% -9.1% 79.6% 13.2% 0.0% 40.7% 6.4% 10.5% 33.0% 10.5% 16.7% 13.6% 3.8% 5.0% 租税公課 その他 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする * 四半期累計値は四半期実績の合計で算出 * 米国 アジアパシフィックの減価償却費にはそれぞれトレードステーション社 マネックス Boom 証券グループ買収時に発生した識別無形資産の償却費が含まれる 10/102

11 マネックス証券の四半期業績 四半期累計 17 年 3 月期 18 年 3 月期 ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業収益 7,937 14,497 22,070 29,630 7,715 15,140 24,487 前年比 -18.8% -24.2% -19.3% -15.5% -2.8% 4.4% 11.0% 純営業収益 6,912 12,918 19,520 26,532 6,691 13,547 21,918 前年比 -20.0% -25.8% -20.9% -16.8% -3.2% 4.9% 12.3% 受入手数料 3,969 7,533 11,570 15,379 3,916 8,000 12,688 前年比 -26.0% -30.2% -23.6% -21.0% -1.3% 6.2% 9.7% 委託手数料 3,294 6,206 9,588 12,683 3,290 6,613 10,613 前年比 -27.0% -31.5% -23.9% -21.5% -0.1% 6.6% 10.7% 株式 ETF 等 3,158 5,967 9,258 12,261 3,208 6,455 10,361 前年比 -27.3% -31.2% -23.3% -20.5% 1.6% 8.2% 11.9% 先物 オプション 前年比 -20.5% -40.1% -38.0% -42.0% -39.7% -33.6% -23.6% 引受け 売出し手数料 前年比 36.8% 86.7% -24.8% -10.5% -80.8% 123.2% 56.0% 募集 売出し手数料 前年比 -42.0% -52.0% -47.5% -44.1% -32.3% -25.3% -9.5% その他受入手数料 517 1,049 1,566 2, ,094 1,633 前年比 -15.1% -15.5% -13.8% -11.2% 2.7% 4.3% 4.3% トレーディング損益 1,308 2,386 3,447 4, ,804 2,839 前年比 -15.2% -24.0% -20.1% -20.7% -32.6% -24.4% -17.6% 金融収益 2,573 4,443 6,886 9,558 2,888 5,281 8,261 前年比 -8.9% -12.8% -11.2% -1.8% 12.2% 18.9% 20.0% その他の営業収益 前年比 112.5% 59.0% 23.1% 1.1% -67.1% -59.1% 323.0% 販売費及び一般管理費 6,255 12,438 18,934 25,738 5,789 11,558 17,743 前年比 2.3% 1.1% 3.0% 5.4% -7.5% -7.1% -6.3% 販管費 / 純営業収益 90.5% 96.3% 97.0% 97.0% 86.5% 85.3% 81.0% 営業利益 ,988 4,175 前年比 -74.1% -90.6% -90.7% -89.4% 37.5% 315.0% 613.7% 営業利益 / 純営業収益 9.5% 3.7% 3.0% 3.0% 13.5% 14.7% 19.0% 税引前四半期純利益 1,675 1,353 1,487 1, ,097 4,268 前年比 -31.7% -72.7% -61.1% -69.9% -41.3% 55.0% 187.0% 税引前四半期純利益 / 純営業収益 24.2% 10.5% 7.6% 5.6% 14.7% 15.5% 19.5% 四半期純利益 1,322 1,088 1,144 1, ,445 2,945 前年比 -18.2% -66.9% -55.1% -66.8% -47.6% 32.8% 157.4% 四半期純利益 / 純営業収益 19.1% 8.4% 5.9% 4.0% 10.4% 10.7% 13.4% 四半期 ( 百万円 ) 1Q 17 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 1Q 18 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 営業収益 7,937 6,560 7,573 7,560 7,715 7,425 9,347 前年比 -18.8% -29.8% -8.1% -2.1% -2.8% 13.2% 23.4% 純営業収益 6,912 6,006 6,602 7,012 6,691 6,856 8,371 前年比 -20.0% -31.5% -9.3% -2.5% -3.2% 14.2% 26.8% 受入手数料 3,969 3,564 4,037 3,809 3,916 4,084 4,688 前年比 -26.0% -34.4% -7.2% -12.0% -1.3% 14.6% 16.1% 委託手数料 3,294 2,912 3,382 3,095 3,290 3,323 4,000 前年比 -27.0% -36.1% -4.3% -12.8% -0.1% 14.1% 18.3% 株式 ETF 等 3,158 2,809 3,291 3,003 3,208 3,247 3,906 前年比 -27.3% -35.1% -3.2% -10.5% 1.6% 15.6% 18.7% 先物 オプション 前年比 -20.5% -54.9% -31.9% -52.8% -39.7% -25.5% 2.2% 引受け 売出し手数料 前年比 36.8% 172.7% -57.3% 89.5% -80.8% 300.0% -29.5% 募集 売出し手数料 前年比 -42.0% -61.4% -32.9% -33.5% -32.3% -15.4% 27.7% その他受入手数料 前年比 -15.1% -16.0% -9.9% -3.0% 2.7% 5.8% 4.3% トレーディング損益 1,308 1,078 1,061 1, ,035 前年比 -15.2% -32.5% -9.8% -22.6% -32.6% -14.5% -2.5% 金融収益 2,573 1,870 2,443 2,672 2,888 2,393 2,980 前年比 -8.9% -17.6% -8.2% 35.1% 12.2% 28.0% 22.0% その他の営業収益 前年比 112.5% 9.3% -35.3% -51.8% -67.1% -44.7% - 販売費及び一般管理費 6,255 6,183 6,496 6,804 5,789 5,769 6,185 前年比 2.3% -0.1% 7.0% 12.4% -7.5% -6.7% -4.8% 販管費 / 純営業収益 90.5% 102.9% 98.4% 97.0% 86.5% 84.1% 73.9% 営業利益 ,086 2,187 前年比 -74.1% % -81.7% 37.5% - - 営業利益 / 純営業収益 9.5% -2.9% 1.6% 3.0% 13.5% 15.8% 26.1% 税引前四半期純利益 1, ,113 2,171 前年比 -31.7% % - - 税引前四半期純利益 / 純営業収益 24.2% -5.4% 2.0% -0.1% 14.7% 16.2% 25.9% 四半期純利益 1, ,500 前年比 -18.2% % - - 四半期純利益 / 純営業収益 19.1% -3.9% 0.8% -1.1% 10.4% 11.0% 17.9% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 前年比が 1000% を超える場合は - とする 11/102

12 マネックス証券の主要指標 四半期累計受入手数料の関連指標 1Q 17 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 18 年 3 月期 1-2Q 1-3Q 1-4Q 二市場個人売買代金 ( 兆円 ) 前年比 -23.8% -28.3% -21.6% -19.9% 1.9% 5.0% 13.9% マネックス証券シェア 5.0% 4.9% 5.0% 5.0% 5.5% 5.4% 5.3% マネックス証券の株式 ETF 売買代金 ( 兆円 ) 前年比 -30.4% -33.7% -25.6% -21.9% 12.8% 14.8% 20.5% 株式等委託手数料率 0.093% 0.093% 0.093% 0.092% 0.084% 0.087% 0.086% トレーディング損益の関連指標 FX 取引金額 ( 兆円 ) 前年比 -12.6% -23.5% -11.1% -12.4% -29.1% -17.0% -16.9% 金融収益の関連指標 信用取引残高 (10 億円 ) 前年比 -30.2% -24.0% -20.6% 1.6% 14.6% 14.3% 25.8% 信用取引月末残高の平均 (10 億円 ) 前年比 -21.7% -23.9% -23.5% -18.7% 2.8% 9.0% 13.4% 四半期受入手数料の関連指標 1Q 17 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 1Q 18 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 二市場個人売買代金 ( 兆円 ) 前年比 -23.8% -32.6% -4.6% -14.2% 1.9% 8.4% 30.9% マネックス証券シェア 5.0% 4.8% 5.1% 5.1% 5.5% 5.2% 5.1% マネックス証券の株式 ETF 売買代金 ( 兆円 ) 前年比 -30.4% -37.0% -4.0% -8.5% 12.8% 17.0% 31.0% 株式等委託手数料率 0.093% 0.092% 0.093% 0.090% 0.084% 0.091% 0.084% トレーディング損益の関連指標 FX 取引金額 ( 兆円 ) 前年比 -12.6% -34.4% 25.2% -15.8% -29.1% -1.0% -16.5% 金融収益の関連指標 信用取引残高 (10 億円 ) 前年比 -30.2% -24.0% -20.6% 1.6% 14.6% 14.3% 25.8% 信用取引月末残高の平均 (10 億円 ) 前年比 -21.7% -26.1% -22.6% -1.6% 2.8% 15.6% 22.6% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 二市場個人売買代金は日本取引所グループ 統計月報 の月次数値の合計値 12/102

13 米国セグメントの四半期業績 四半期累計 ( 千米ドル ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業収益 41,473 88, , ,883 42,939 86, ,389 前年比 2.3% -7.8% -6.6% -9.9% 3.5% -2.1% 0.6% 受入手数料 25,941 50,098 74,259 99,886 26,081 51,199 75,843 前年比 6.0% -4.1% -3.2% -3.3% 0.5% 2.2% 2.1% 委託手数料 18,589 35,042 51,235 67,808 17,067 33,646 50,230 前年比 4.9% -7.5% -7.1% -9.1% -8.2% -4.0% -2.0% 株式 ETF 4,412 8,470 12,529 16,971 4,255 7,890 11,675 先物 オプション 14,177 26,572 38,706 50,836 12,813 25,757 38,556 その他受入手数料 7,352 15,056 23,024 32,078 9,014 17,553 25,613 前年比 8.6% 4.7% 6.7% 12.0% 22.6% 16.6% 11.2% トレーディング損益 金融収益 11,793 24,679 37,090 50,531 14,446 30,471 46,905 前年比 1.7% 1.0% 1.1% 5.8% 22.5% 23.5% 26.5% 売上収益 200 7,302 9,506 10, その他の営業収益 3,538 6,435 8,774 11,429 2,313 4,824 7,409 金融費用 4,563 9,729 14,450 19,459 4,982 11,102 17,214 売上原価 174 6,371 8,298 8, 金融費用及び売上原価控除後営業収益 36,736 72, , ,661 37,870 75, ,973 前年比 3.0% -6.4% -7.0% -6.9% 3.1% 4.1% 5.7% 販売費及び一般管理費 ( ) 38,728 76, , ,885 37,859 73, ,026 前年比 -0.9% 0.1% -2.1% -4.7% -2.2% -2.9% 1.0% 営業利益相当額 -1,993-3,587-3,037-2, ,652 1,947 前年比 その他収益 その他費用 1,822 2,050 2,261 2, 税引前四半期利益 -3,815-5,637-4,888-4, ,610 1,858 前年比 四半期利益 -3,679-4,455-3,334-4, ,902 10,682 前年比 親会社の所有者に帰属する四半期利益 -3,679-4,455-3,334-4, ,902 10,682 前年比 四半期 2017 年 3 月期 2018 年 3 月期 2017 年 3 月期 ( 千米ドル ) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 営業収益 41,473 47,042 41,115 42,253 42,939 43,754 43,696 前年比 2.3% -15.2% -3.8% -18.7% 3.5% -7.0% 6.3% 受入手数料 25,941 24,157 24,161 25,627 26,081 25,118 24,644 前年比 6.0% -13.0% -1.2% -3.5% 0.5% 4.0% 2.0% 委託手数料 18,589 16,453 16,193 16,573 17,067 16,579 16,584 前年比 4.9% -18.4% -6.1% -15.0% -8.2% 0.8% 2.4% 株式 ETF 4,412 4,058 4,059 4,442 4,255 3,635 3,785 先物 オプション 14,177 12,395 12,134 12,130 12,813 12,944 12,799 その他受入手数料 7,352 7,704 7,968 9,054 9,014 8,539 8,060 前年比 8.6% 1.3% 10.6% 28.0% 22.6% 10.8% 1.2% トレーディング損益 金融収益 11,793 12,886 12,411 13,441 14,446 16,025 16,434 前年比 1.7% 0.4% 1.1% 21.6% 22.5% 24.4% 32.4% 売上収益 200 7,102 2, その他の営業収益 3,538 2,897 2,339 2,655 2,313 2,511 2,585 金融費用 4,563 5,166 4,721 5,009 4,982 6,120 6,112 売上原価 174 6,197 1, 金融費用及び売上原価控除後営業収益 36,736 35,679 34,468 36,778 37,870 37,547 37,556 前年比 3.0% -14.4% -8.4% -6.6% 3.1% 5.2% 9.0% 販売費及び一般管理費 ( ) 38,728 37,273 33,918 35,966 37,859 35,906 37,261 前年比 -0.9% 1.1% -6.8% -11.8% -2.2% -3.7% 9.9% 営業利益相当額 -1,993-1, , 前年比 % % その他収益 その他費用 1, 税引前四半期利益 -3,815-1, , 前年比 % % 四半期利益 -3, ,121-1, ,897 8,780 前年比 % % 親会社の所有者に帰属する四半期利益 -3, ,121-1, ,897 8,780 前年比 % % 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 2018 年 3 月期 13/102

14 米国セグメントの販管費の内訳 四半期累計 ( 千米ドル ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 販売費及び一般管理費合計 38,728 76, , ,885 37,859 73, ,026 前年比 -0.9% 0.1% -2.1% -4.7% -2.2% -2.9% 1.0% 取引関係費 13,875 26,849 39,895 53,989 15,538 27,797 40,299 前年比 -9.2% -13.0% -11.3% -13.6% 12.0% 3.5% 1.0% 支払手数料 7,502 14,404 20,951 27,275 6,283 12,217 18,185 取引所協会費 , 通信費 運送費 情報料 3,132 6,828 11,429 16,565 6,235 9,376 12,573 広告宣伝費 2,853 4,879 6,665 9,102 2,589 5,191 8,090 その他 人件費 13,862 28,797 40,936 54,387 13,370 27,504 42,716 前年比 -3.2% 7.6% 5.1% 3.8% -3.5% -4.5% 4.3% 不動産関係費 1,077 2,263 3,161 4,120 2,035 4,369 6,746 前年比 37.0% 40.0% 24.2% 19.0% 89.0% 93.1% 113.4% 不動産費 899 1,954 2,710 3, ,615 2,513 器具備品費 ,272 2,756 4,234 事務費 前年比 0.0% 33.3% 25.0% 16.7% 事務委託費 事務用品費 減価償却費 ( ) 4,342 8,760 13,250 17,838 4,486 9,025 13,625 前年比 18.2% 21.8% 20.4% 19.7% 3.3% 3.0% 2.8% 租税公課 その他 5,483 9,156 12,391 15,346 2,292 4,790 7,194 四半期 2017 年 3 月期 2018 年 3 月期 2017 年 3 月期 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 2018 年 3 月期 ( 千米ドル ) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 販売費及び一般管理費合計 38,728 37,273 33,918 35,966 37,859 35,906 37,261 前年比 -0.9% 1.1% -6.8% -11.8% -2.2% -3.7% 9.9% 取引関係費 13,875 12,974 13,046 14,094 15,538 12,259 12,502 前年比 -9.2% -16.8% -7.6% -19.5% 12.0% -5.5% -4.2% 支払手数料 7,502 6,902 6,547 6,324 6,283 5,934 5,968 取引所協会費 通信費 運送費 情報料 3,132 3,696 4,601 5,136 6,235 3,141 3,197 広告宣伝費 2,853 2,026 1,786 2,437 2,589 2,602 2,899 その他 人件費 13,862 14,935 12,139 13,451 13,370 14,134 15,212 前年比 -3.2% 19.9% -0.2% -0.2% -3.5% -5.4% 25.3% 不動産関係費 1,077 1, ,035 2,334 2,377 前年比 37.0% 42.9% -3.4% 4.6% 89.0% 96.8% 164.7% 不動産費 899 1, 器具備品費 ,272 1,484 1,478 事務費 前年比 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 事務委託費 事務用品費 減価償却費 ( ) 4,342 4,418 4,490 4,588 4,486 4,539 4,600 前年比 18.2% 25.6% 17.6% 17.7% 3.3% 2.7% 2.4% 租税公課 その他 5,483 3,673 3,235 2,955 2,292 2,498 2,404 米国セグメントの主要指標 四半期累計 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 営業日数 ( 日 ) DARTs( 件 ) 108, , , , ,417 97,921 96,502 前年比 -2.6% -12.1% -12.3% -15.1% -6.8% -4.9% -4.2% 約定件数 ( 千件 ) 6,747 12,970 18,937 25,065 6,389 12,338 18,142 委託手数料 ( 千ドル ) 18,589 35,042 51,235 67,808 17,067 33,646 50,230 前年比 4.9% -7.5% -7.1% -9.1% -8.2% -4.0% -2.0% 約定当たり手数料 ( ドル ) 四半期 2017 年 3 月期 2018 年 3 月期 2017 年 3 月期 2018 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 営業日数 ( 日 ) VIX 前年比 14.1% -31.5% -17.2% -42.9% -27.1% -17.3% -26.9% DARTs( 件 ) 108,817 97,241 96,238 98, ,417 94,424 93,618 前年比 -2.6% -20.7% -12.8% -22.7% -6.8% -2.9% -2.7% 約定件数 ( 千件 ) 6,747 6,223 5,967 6,128 6,389 5,949 5,804 委託手数料 ( 千ドル ) 18,589 16,453 16,193 16,573 17,067 16,579 16,584 前年比 4.9% -18.4% -6.1% -15.0% -8.2% 0.8% 2.4% 約定当たり手数料 ( ドル ) 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * 約定件数は DARTs に営業日数を乗じて計算 14/102

15 オンライン証券大手 5 社の口座数 ( 単位 : 千口座 ) 17 年 3 月期 18 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q SBI 証券 3,624 3,679 3,742 3,840 3,923 4,005 4,110 前年比 8.8% 7.9% 7.3% 7.7% 8.3% 8.9% 9.8% 楽天証券 - 2,124-2,250-2,372 - 前年比 - 8.9% % % - マネックス証券 1,650 1,664 1,680 1,696 1,710 1,726 1,742 前年比 5.8% 5.0% 3.8% 3.7% 3.6% 3.7% 3.7% 松井証券 1,065 1,073 1,082 1,094 1,104 1,113 1,122 前年比 4.7% 4.1% 3.5% 3.6% 3.7% 3.7% 3.7% カブドットコム 1,013 1,026 1,036 1,049 1,058 1,068 1,078 前年比 8.4% 7.2% 5.0% 4.6% 4.4% 4.1% 4.1% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の預かり資産 ( 単位 :10 億円 ) 17 年 3 月期 18 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q SBI 証券 8,993 9,492 10,349 10,774 11,370 11,909 12,628 前年比 -7.3% 5.4% 8.3% 14.0% 26.4% 25.5% 22.0% 楽天証券 3,445 3,561 3,911 4,099 4,369 4,584 4,946 前年比 -7.2% 0.5% 6.3% 16.0% 26.8% 28.7% 26.4% マネックス証券 3,306 3,452 3,798 3,803 3,977 4,099 4,328 前年比 -13.9% -1.0% 2.5% 9.4% 20.3% 18.7% 13.9% 松井証券 1,976 2,037 2,258 2,275 2,408 2,451 2,582 前年比 -14.5% -6.4% 1.6% 10.2% 21.9% 20.3% 14.3% カブドットコム 1,866 1,917 2,108 2,120 2,241 2,277 2,413 前年比 -13.0% -0.6% 3.0% 10.4% 20.1% 18.8% 14.5% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の株式等売買代金 ( 単位 : 兆円 ) 四半期 17 年 3 月期 18 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 二市場の個人株式等売買代金 前年比 -23.9% -33.6% -4.6% -12.3% 2.1% 10.0% 30.8% SBI 証券 前年比 -22.7% -30.1% -9.1% -15.2% -1.3% 7.5% 36.3% 個人株式等売買代金におけるシェア 35.7% 35.9% 33.7% 34.0% 34.5% 35.1% 35.2% 楽天証券 前年比 -18.8% -25.7% 1.0% -4.9% 7.9% 18.0% 43.5% 個人株式等売買代金におけるシェア 15.2% 15.2% 14.7% 15.8% 16.1% 16.3% 16.1% マネックス証券 前年比 -30.4% -37.0% -4.0% -8.5% 12.8% 17.0% 31.0% 個人株式等売買代金におけるシェア 5.0% 4.9% 5.1% 5.0% 5.5% 5.2% 5.1% 松井証券 前年比 -7.0% -17.1% -6.3% -12.0% -6.9% -7.3% 14.5% 個人株式等売買代金におけるシェア 13.5% 13.8% 12.1% 12.7% 12.3% 11.6% 10.6% カブドットコム 前年比 -24.8% -27.8% -6.1% -9.7% 5.4% 7.5% 31.6% 個人株式等売買代金におけるシェア 8.6% 9.0% 8.7% 9.2% 8.8% 8.8% 8.7% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 オンライン証券大手 5 社の委託手数料 ( 単位 : 百万円 ) 17 年 3 月期 18 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q オンライン証券 5 社合計 21,447 18,230 20,707 20,726 21,494 21,317 25,930 前年比 -17.1% -30.6% -4.5% -10.1% 0.2% 16.9% 25.2% SBI 証券 7,460 6,446 7,163 7,397 7,785 7,814 9,618 前年比 -8.8% -22.5% 1.3% -4.4% 4.4% 21.2% 34.3% オンライン証券大手 5 社内のシェア 34.8% 35.4% 34.6% 35.7% 36.2% 36.7% 37.1% 楽天証券 4,270 3,488 3,870 4,041 4,220 4,206 4,784 前年比 -14.1% -31.7% -9.8% -13.3% -1.2% 20.6% 23.6% オンライン証券大手 5 社内のシェア 19.9% 19.1% 18.7% 19.5% 19.6% 19.7% 18.4% マネックス証券 3,294 2,912 3,382 3,095 3,290 3,323 4,000 前年比 -27.0% -36.1% -4.3% -12.8% -0.1% 14.1% 18.3% オンライン証券大手 5 社内のシェア 15.4% 16.0% 16.3% 14.9% 15.3% 15.6% 15.4% 松井証券 4,308 3,604 4,228 4,120 4,152 3,997 5,082 前年比 -22.6% -35.0% -8.5% -12.0% -3.6% 10.9% 20.2% オンライン証券大手 5 社内のシェア 20.1% 19.8% 20.4% 19.9% 19.3% 18.8% 19.6% カブドットコム証券 2,115 1,780 2,064 2,073 2,047 1,977 2,446 前年比 -20.3% -35.2% -4.7% -14.1% -3.2% 11.1% 18.5% オンライン証券大手 5 社内のシェア 9.9% 9.8% 10.0% 10.0% 9.5% 9.3% 9.4% 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 15/102

16 オンライン証券大手 5 社の委託手数料率 ( ベーシス ) 17 年 3 月期 18 年 3 月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q SBI 証券 前年比 ( 増減 ) 楽天証券 前年比 ( 増減 ) マネックス証券 前年比 ( 増減 ) 松井証券 前年比 ( 増減 ) カブドットコム証券 前年比 ( 増減 ) 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 2018 年 3 月期第 3 四半期累計期間実績 2018 年 3 月期第 3 四半期累計期間の業績は 営業収益 38,377 百万円 ( 前年同期比 14.7% 増 ) 金融費用控除後営業収益 35,046 百万円 ( 同 14.8% 増 ) 営業利益相当額 5,607 百万円 ( 前年同期は営業利益相当額 506 百万円 ) 税引前四半期利益 5,437 百万円 ( 前年同期比 585.6% 増 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益 4,661 百万円 ( 前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益 401 百万円 ) となった セグメント別の状況は以下の通りとなった 日本セグメントおよび米国セグメントが増収増益となった 日本セグメントは新基幹システムへの移行完了によって費用が減少し 収益増加が利益増加に結び付きやすくなった その状況下で個人の株式等売買代金が増加し 増収増益となった 米国セグメントは 手数料引き下げ実施による稼働口座数の増加 それに伴う預かり資産の増加などによって 金融収益が増加し ボラティリティが低水準で推移しても利益を確保できる体制となっている 日本セグメント 営業収益は24,038 百万円 ( 前年同期比 14.7% 増 ) となった 株式等売買代金の増加に伴い株式委託手数料が増加し 取引管理手法の見直しによって 株券貸借収支が改善した また その他の営業収益として 証券基幹システム GALAXY の他社へのライセンス供与による収益を計上した 内訳として 受入手数料は12,615 百万円 ( 同 9.5% 増 ) トレーディング損益は2,893 百万円 ( 同 16.1% 減 ) 金融収益は7,824 百万円 ( 同 34.3% 増 ) 金融費用は1,569 百万円 ( 同 0.2% 増 ) 金融収支は6,256 百万円 ( 同 46.8% 増 ) その他の営業収益は706 百万円 ( 同 299.0% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は22,470 百万円 ( 同 15.8% 増 ) 営業利益相当額は5,404 百万円 ( 同 464.7% 増 ) 税引前四半期利益は5,503 百万円 ( 同 263.7% 増 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,757 百万円 ( 同 307.0% 増 ) となった 利益面では増収に加え 新基幹システムへの移行完了によって システム関連費用が減少し 大幅な増益となった 受入手数料日本セグメントにおいて 受入手数料は12,615 百万円 ( 前年同期期比 9.5% 増 ) となった 株式 ETFの委託手数料が10,264 百万円 ( 同 11.8% 増 ) と受入手数料増加の主要因となった 平均株式委託手数料率は低下したが 市場における株式等の個人売買代金が増加し 個人売買代金に占めるマネックス証券のシェアが上昇したことから 受入手数料が増加した 東京 名古屋二市場の株式等の 1 営業日平均個人売買代金は 1 兆 2,278 億円 ( 同 12.7% 増 ) となった マネックス証券の株 式等の個人売買代金に占めるシェアは 5.3%( 同 0.3 ポイントの上昇 ) となり 1 営業日平均委託売買代金は 647 億円 ( 同 19.3% 増 ) となった 一方 平均株式委託手数料率は 0.086%( 前年同期比で ポイントの低下 ) となった 平均株式 16/102

17 委託手数料率の低下は 2017 年 11 月期に信用取引手数料体系を引き下げたこと 相対的に委託手数料率の低い トレー ドステーション 経由のシェアが上昇したことなどによる トレーディング損益 トレーディング損益は 2,893 百万円 ( 前年同期比 16.0% 減 ) となった FX 取引金額は 21.3 兆円 ( 同 16.9% 減 ) となった 金融収益金融収益は7,824 百万円 ( 前年同期比 34.3% 増 ) となった 有価証券貸借取引収支が前年同期比で1,102 百万円増加した 株券貸借取引において システムの導入により市場の需給をモニタリングするなど 取引管理手法を改善したことによって の貸出量と利鞘が向上した また ベンチャー投資を行う子会社マネックスベンチャーズ株式会社が株式会社マネーフォワード ( 東証マザーズ 3994) の株式売却益 659 百万円を計上した 信用取引の残高は 188,700 百万円 ( 同 25.8% 増 ) 月末残高の平均 ( 同社資料をもとに SR 社算出 ) は 169,300 百万円 ( 同 13.4% 増 ) となった 上述の通り 信用取引の委託手数料手数料体系を変更したことによって 信用取引残高が増加した その他の営業収益 その他の営業収益は 706 百万円 ( 前年同期比 299.0% 増 ) となった 新たな証券基幹システム GALAXY の他社へのライ センス供与により一過性の収益 610 百万円を計上した 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は17,066 百万円 ( 同 7.5% 減 ) となった 前年同期は新証券基幹システムへの移行過程で旧証券基幹システムが並行で稼働していた 当第 3 四半期においては 旧証券基幹システムの事務委託契約を前期に終了したことからシステム関連費用 ( 不動産関係費 事務費 減価償却費 ) が8,971 百万円 ( 同 11.6% 減 ) となった 一方 顧客基盤拡大のために広告宣伝費が 1,233 百万円 ( 同 9.0% 増 ) 取引が増加したことにより支払手数料 取引所協 会費が 1,598 百万円 ( 同 14.1% 増 ) と増加した その他の収益費用その他の収益費用 ( 純額 ) は30 百万円の損失 ( 前年同期は594 百万円の利益 ) となった これには 投資有価証券売却益 85 百万円 受取補償金 62 百万円 本社移転費用 131 百万円 固定資産除却損 20 百万円を含む その他の収益費用 : その他の金融収益 + その他の収益 + 持分法による投資利益 - その他の金融費用 - その他の費用 - 持分法による投資損失 顧客動向 2017 年 12 月末において マネックス証券の総口座数は 1,742,307 口座 ( 前年同月比 3.7% 増 ) 信用取引口座数は 116,469 口座 ( 同 6.4% 増 ) 預かり資産は 43,275 億円 ( 同 13.9% 増 ) となった アクティブトレーダー向け日本株取引ツール トレードステーション 経由の株式売買代金がマネックス証券の株式売買 代金に占める比率は約 4.0%( 第 2 四半期末時点では約 3%) となった 米国セグメント 営業収益は14,573 百万円 ( 前年同期比 4.5% 増 ) となった 手数料の引き下げ実施とVIXが低水準で推移したことから委託手数料は米ドルベースでは減少したが 円安によって増加した 一方 手数料引き下げ実施による稼働口座数の増加 それに伴う預かり資産の増加などによって 金融収益が増加した また その他受入手数料も増加し 増収となった 内訳 17/102

18 として 受入手数料は 8,477 百万円 ( 同 6.1% 増 ) 金融収益は 5,242 百万円 ( 同 31.3% 増 ) 金融収支は 3,318 百万円 ( 同 36.2% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 12,626 百万円 ( 同 9.8% 増 ) となった 営業利益相当額は 218 百万円 ( 前年同期は 327 百万円の営業損失相当額 ) 税引前四半期利益は 208 百万円 ( 前年同期は 526 百万円の税引前四半期損失 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益 ( セグメント利益 ) は 1,194 百万円 ( 前年同期は 359 百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失 ) となった 利益面では 増収に加え 販売費及び一般管理費が前年同期比で4.9% 増にとどまったことから増益となった 第 1 四半期において 情報料の算定方法見直しに伴う一時費用 323 百万円を計上したことから 実質的な利益水準はより高水準にあったといえよう なお 親会社の所有者に帰属する四半期利益が税引前四半期利益を上回った理由は 米国税制改革法成立の影響から第 3 四半期に繰延税金資産および繰延税金負債の一部が取り崩されたことによる 米ドルベースでは 営業収益は130,389 千米ドル ( 前年同期比 0.6% 増 ) となった 内訳として 受入手数料は75,843 千米ドル ( 同 2.1% 増 ) 金融収益は46,905 千米ドル ( 同 26.5% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は112,973 千米ドル ( 同 5.7% 増 ) 営業利益相当額は1,947 千米ドル ( 前年同期は3,037 千米ドルの営業損失相当額 ) 税引前四半期利益は1,858 千米ドル ( 前年同期は4,888 千米ドルの税引前四半期損失 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益は10,682 千米ドル ( 前年同期は3,334 千米ドルの親会社の所有者に帰属する四半期損失 ) となった 四半期ベースのセグメント利益 ( 税引前利益 ) は前期第 3 四半期以降 5 四半期連続の黒字となった 円ベースと同様に 第 1 四半期に一時費用 2,900 千米ドルを計上したことを考慮すれば 実質的な利益水準はより高水準にあった 米国セグメントは 主に TradeStation Group, Inc. の子会社である TradeStation Securities, Inc. が主体である 米国セグ メントにおいてはアクティブトレーダー層を主要な顧客層としており 市場のボラティリティ ( 値動きの度合い ) が上昇 すると取引量が増加し収益に貢献する傾向にある 米ドルの対円レート ( 期中平均 ) は前年同期比で 3.9% 円安となったことから 米国セグメントの業績はその影響を受け た 受入手数料 受入手数料は 米ドルベースで 75,843 千米ドル ( 前年同期比 2.1% 増 ) 円換算後では 8,477 百万円 ( 同 6.1% 増 ) となった 米ドルベースで 委託手数料は減少したが その他の受入れ手数料が増加した 委託手数料は 米ドルベースで 50,230 千米ドル ( 前年同期比 2.0% 減 ) 円換算後では 5,614 百万円 ( 同 1.8% 増 ) となっ た 委託手数料の引き下げ実施によって稼働口座数が増加し VIX が低水準で推移した中でも委託手数料は若干の減少に とどまった 2017 年 12 月における稼働口座数は70,216 口座 ( 前年同月比 13.5% 増 ) となった 2017 年 3 月に株式 オプション 2017 年 8 月に先物の手数料を改定したこと 2017 年 12 月にビットコイン先物取引サービスを開始したことが注目を集め 第 3 四半期は過去最高の口座開設数となった AIを活用した口座解約引き留め策によって 口座解約率も減少したという 2018 年 1 月には米国 Investor s Business Daily 誌による年間アクティブ調査において トレードステーションが米国トップ5オンラインブローカーに選出された 18/102

19 VIX が第 1 四半期は 11.43( 前年同期は 15.68) 第 2 四半期は 10.94( 同 13.23) 第 3 四半期は 10.31( 同 14.10) と低水準で 推移し 米国セグメントにおける DARTs(Daily Average Revenue Trades の略称で 1 営業日当たりの収益を伴う約定も しくは取引の件数 ) は 96,502 件 ( 前年同期比 4.3% 減 ) となった その他の受入手数料は 米ドルベースで 25,613 千米ドル ( 前年同期比 11.2% 増 ) 円換算後では 2,863 百万円 ( 同 15.5% 増 ) となった ペイメント フォー オーダー フローが増加した ペイメント フォー オーダー フロー : 取引所やマーケットメイカーに対して提供したオーダーフローに応じて得られる収益 金融収益金融収益は米ドルベースでは46,905 千米ドル ( 前年同期比 26.5% 増 ) 円換算後では5,242 百万円 ( 同 31.3% 増 ) となった 預かり資産残高の増加 運用する商品の見直し 短期金利の上昇によって受取利息が増加した また 貸株の増加によって有価証券貸借取引収益が増加した 預かり資産残高 ( 第 3 四半期累計期間月末平均 ) は稼働口座数の増加に伴い 4,693 百万ドル ( 前年同期比 19.5% 増 ) となっ た 金融費用は米ドルベースでは 17,214 千米ドル ( 同 19.1% 増 ) 円換算後では 1,924 百万円 ( 同 23.7% 増 ) となった 金融 収支は米ドルベースで 29,691 千米ドル ( 同 31.1% 増 ) 円換算後では 3,318 百万円 ( 同 36.2% 増 ) となった 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は 米ドルベースで111,026 千米ドル ( 前年同期比 1.0% 増 ) 円換算後では12,409 百万円 ( 同 4.9% 増 ) となった 情報料の一時的な増加 第 3 四半期における人件費の一時的な増加があったが 株式取引減少による支払手数料の減少などにより 米ドルベースでは前年同期比 1.0% の増加にとどまった 人件費は 米ドルベースで 42,716 千米ドル ( 前年同期比 4.3% 増 ) 円換算後では 4,774 百万円 ( 同 8.4% 増 ) となった 人件費は第 2 四半期までは前年同期比で減少していたが 第 3 四半期に一時的な費用として有給休暇引当金の再評価 656 千 米ドルを計上した 顧客動向 2017 年 12 月末において TradeStation Securities, Inc. の稼働口座数は 70,216 口座 ( 前年同月比 13.5% 増 ) 預かり資産 は 5,060 百万ドル ( 同 23.4% 増 ) となった 2017 年 3 月に株式 オプション 2017 年 8 月に先物の手数料を改定したことによって 口座開設数が増加し 口座解約率 も低下した アジア パシフィックセグメント 営業収益は695 百万円 ( 前年同期比 35.7% 増 ) となった 内訳として 受入手数料は403 百万円 ( 同 65.8% 増 ) 金融収益は174 百万円 ( 同 1.1% 減 ) となった 金融費用控除後営業収益は688 百万円 ( 同 35.2% 増 ) 営業損失相当額は14 百万円 ( 前年同期は25 百万円の営業損失相当額 ) 税引前四半期損失( セグメント損失 ) は271 百万円 ( 前年同期は59 百万円の税引前四半期損失 ) 親会社の所有者に帰属する四半期損失は285 百万円 ( 前年同期は57 百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失 ) となった 19/102

20 アジア パシフィックセグメントは 主に香港拠点の Monex International Limited の子会社である Monex Boom Securities(H.K.) Limited が主体である 香港ドルの対円レート ( 期中平均 ) は前年同期比で 3.3% 円安となったことから アジア パシフィックセグメントの業 績はその影響を受けた 香港拠点の Monex Boom Securities(H.K.)Limited の DARTs は第 1 四半期に 2,710 件 ( 前年同期比 172.6% 増 ) 第 2 四半期に 2,387 件 ( 同 107.2% 増 ) 第 3 四半期に 1,850 件 ( 同 63.3% 増 ) となり 受入手数料が増加した 販売費及び一般管理費は 701 百万円 ( 同 31.5% 増 ) となった 株式取引の増加による取引関係費の増加や豪州でのオンラ イン証券ビジネスの開始に向けた先行費用が増加した その他の収益費用 ( 純額 ) は 289 百万円の損失 ( 前年同期は 3 百万円の利益 ) となった 一時費用として金融資産に対す る減損損失 294 百万円を計上した 持分法による投資利益は 31 百万円 ( 前年同期は 37 百万円の損失 ) となった 中国本土で事業展開するジョイントベン チャーに関する利益を計上した 2018 年 3 月期第 3 四半期 (10-12 月 ) 実績 2018 年 3 月期第 3 四半期 (10-12 月 ) の業績は 営業収益 13,769 百万円 ( 前年同期比 20.5% 増 ) 金融費用控除後営業収益 12,590 百万円 ( 同 20.8% 増 ) 営業利益相当額 2,507 百万円 ( 同 563.2% 増 ) 税引前四半期利益 2,428 百万円 ( 同 255.0% 増 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益 2,647 百万円 ( 同 426.2% 増 ) となった セグメント別の状況は以下の通りとなった 日本セグメントが増収増益となり 業績を牽引した 日本セグメント 営業収益は8,915 百万円 ( 前年同期比 23.8% 増 ) となった 株式等売買代金の増加に伴い株式委託手数料が増加し 取引管理手法の見直しによって 株券貸借収支が改善した また その他の営業収益として 証券基幹システム GALAXY の他社へのライセンス供与による収益を計上した 内訳として 受入手数料は4,664 百万円 ( 同 16.2% 増 ) トレーディング損益は1,086 百万円 ( 同 2.4% 増 ) 金融収益は2,521 百万円 ( 同 20.6% 増 ) 金融費用は547 百万円 ( 同 0.2% 増 ) 金融収支は1,974 百万円 ( 同 27.8% 増 ) その他の営業収益は645 百万円 ( 前年同期は37 百万円 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は8,368 百万円 ( 同 25.7% 増 ) 営業利益相当額は2,471 百万円 ( 同 560.7% 増 ) 税引前四半期利益は2,382 百万円 ( 同 233.6% 増 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,654 百万円 ( 同 244.6% 増 ) となった 利益面では増収に加え 新基幹システムへの移行完了によって システム関連費用が減少し 大幅な増益となった 受入手数料日本セグメントにおいて 受入手数料は4,664 百万円 ( 前年同期期比 16.2% 増 ) となった 株式 ETFの委託手数料が3,871 百万円 ( 同 18.9% 増 ) と受入手数料増加の主要因となった 平均株式委託手数料率は低下したが 市場における株式等の個人売買代金が増加したことから 受入手数料が増加した 20/102

21 東京 名古屋二市場の株式等の1 営業日平均個人売買代金は1 兆 4,541 億円 ( 同 28.7% 増 ) となった マネックス証券の株式等の個人売買代金に占めるシェアは5.1%( 前年同期と同水準 ) となり 1 営業日平均委託売買代金は748 億円 ( 同 28.9% 増 ) となった 一方 平均株式委託手数料率は0.084%( 前年同期比で0.009ポイントの低下 ) となった 平均株式委託手数料率の低下は 2017 年 11 月期に信用取引手数料体系を引き下げたこと 相対的に委託手数料率の低い トレードステーション 経由のシェアが上昇したことなどによる トレーディング損益 トレーディング損益は 1,086 百万円 ( 前年同期比 2.4% 増 ) となった FX 取引金額は 7.6 兆円 ( 同 16.5% 減 ) となった 金融収益金融収益は2,521 百万円 ( 前年同期比 20.6% 増 ) となった 有価証券貸借取引収支が前年同期比で343 百万円増加した 株券貸借取引において システムの導入により市場の需給をモニタリングするなど 取引管理手法を改善したことによって の貸出量と利鞘が向上した 第 2 四半期において 株式会社マネーフォワード ( 東証マザーズ 3994) の株式売却益 659 百万円を計上したが 第 3 四半期はそのような株式売却益の影響はなかった 信用取引の残高は 188,700 百万円 ( 同 25.8% 増 ) 月末残高の平均 ( 同社資料をもとに SR 社算出 ) は 179,100 百万円 ( 同 22.6% 増 ) となった 上述の通り 信用取引の委託手数料手数料体系を変更したことによって 信用取引残高が増加した その他の営業収益 その他の営業収益は 645 百万円 ( 前年同期は 37 百万円 ) となった 新たな証券基幹システム GALAXY の他社へのライ センス供与により一過性の収益 610 百万円を計上した 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は5,897 百万円 ( 同 6.2% 減 ) となった 前年同期は新証券基幹システムへの移行過程で旧証券基幹システムが並行で稼働していた 当第 3 四半期においては 旧証券基幹システムの事務委託契約を前期に終了したことからシステム関連費用 ( 不動産関係費 事務費 減価償却費 ) が2,983 百万円 ( 同 14.4% 減 ) となった 一方 顧客基盤拡大のために広告宣伝費が 518 百万円 ( 同 20.5% 増 ) 取引が増加したことにより支払手数料 取引所協 会費が 583 百万円 ( 同 23.3% 増 ) と増加した 米国セグメント 営業収益は4,928 百万円 ( 前年同期比 7.2% 増 ) となった 手数料の引き下げ実施とVIXが低水準で推移したにもかかわらず委託手数料は増加した 一方 手数料引き下げ実施による稼働口座数の増加 それに伴う預かり資産の増加などによって 金融収益が増加した 内訳として 受入手数料は2,781 百万円 ( 同 3.1% 増 ) 金融収益は1,852 百万円 ( 同 33.9% 増 ) 金融収支は1,163 百万円 ( 同 35.9% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は4,236 百万円 ( 同 10.1% 増 ) となった 営業利益相当額は 34 百万円 ( 同 34.6% 減 ) 税引前四半期利益は 29 百万円 ( 同 58.6% 減 ) 親会社の所有者に帰属する四 半期利益 ( セグメント利益 ) は 982 百万円 ( 同 776.8% 増 ) となった 利益面では 有給休暇引当金の再評価によって一時的に人件費が増加したことなどから減益となった なお 親会社の所 有者に帰属する四半期利益が税引前四半期利益を上回った理由は 米国税制改革法成立の影響から第 3 四半期に繰延税金 資産および繰延税金負債の一部が取り崩されたことによる 21/102

22 米ドルベースでは 営業収益は43,696 千米ドル ( 前年同期比 6.3% 増 ) となった 内訳として 受入手数料は24,644 千米ドル ( 同 2.0% 増 ) 金融収益は16,434 千米ドル ( 同 32.4% 増 ) となった 金融費用及び売上原価控除後営業収益は37,556 千米ドル ( 同 9.0% 増 ) 営業利益相当額は295 千米ドル ( 同 46.4% 減 ) 税引前四半期利益は248 千米ドル ( 同 66.9% 減 ) 親会社の所有者に帰属する四半期利益は8,780 千米ドル ( 同 683.2% 増 ) となった 米ドルの対円レート ( 期中平均 ) は前年同期比で円安となったことから 米国セグメントの業績はその影響を受けた 受入手数料 受入手数料は 米ドルベースで 24,644 千米ドル ( 前年同期比 2.0% 増 ) 円換算後では 2,781 百万円 ( 同 3.1% 増 ) となっ た 委託手数料は 米ドルベースで 16,584 千米ドル ( 前年同期比 2.4% 増 ) 円換算後では 1,871 百万円 ( 同 3.4% 増 ) となっ た 委託手数料の引き下げ実施によって稼働口座数が増加し VIX が低水準で推移した中でも委託手数料は前年同期比で 増加した 金融収益金融収益は米ドルベースでは16,434 千米ドル ( 前年同期比 32.4% 増 ) 円換算後では1,852 百万円 ( 同 33.9% 増 ) となった 預かり資産残高の増加 運用する商品の見直し 短期金利の上昇によって受取利息が増加した また 貸株の増加によって有価証券貸借取引収益が343 百万円増加した 預かり資産残高 ( 第 3 四半期累計期間月末平均 ) は稼働口座数の増加に伴い 4,954 百万ドル ( 前年同期比 22.9% 増 ) となっ た 金融費用は米ドルベースでは 6,112 千米ドル ( 同 29.5% 増 ) 円換算後では 689 百万円 ( 同 30.7% 増 ) となった 金融収支 は米ドルベースで 10,323 千米ドル ( 同 34.2% 増 ) 円換算後では 1,163 百万円 ( 同 35.9% 増 ) となった 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は 米ドルベースで37,261 千米ドル ( 前年同期比 9.9% 増 ) 円換算後では4,202 百万円 ( 同 10.7% 増 ) となった 有給休暇引当金の再評価によって人件費が一時的に増加したほか 顧客拡大に向けた広告宣伝費が増加した 人件費は 米ドルベースで15,212 千米ドル ( 前年同期比 25.3% 増 ) 円換算後では1,714 百万円 ( 同 25.8% 増 ) となった 人件費では一時的な費用として有給休暇引当金の再評価 656 千米ドルを計上した これは 持ち越し可能な有給休暇日数を計算し 会計上の費用として見積る制度である 今後は持ち越し可能な有給休暇の日数の増減に応じて 差額を引き当てることになる 広告宣伝費は米ドルベースで 2,899 千米ドル ( 同 62.3% 増 ) 円換算後では 327 百万円 ( 同 61.9% 増 ) となった 過去の四半期実績と通期実績は 過去の業績へ 22/102

23 2018 年 3 月期の見通し 同社は 業績予想を開示していない 主たる事業である証券ビジネスが 株式市場の変動に大きく影響を受け 業績予想が困難であることがその理由である 同社は月次概況で 主要子会社であるマネックス証券とTradeStation Groupの経営指標を公表している また 連結の月次業績を開示している SR 社では業績予想が困難であることを認識しているが 以下に 2018 年 3 月期業績を予想する上での主要な変数について説 明する 数値に関しては 四半期業績動向 の項の表を参照のこと また 収益構造 の項では 業績変動要因につ いてより詳しく説明している 同社の業績は 日本セグメントおよび米国セグメントの業績が大部分を占める 日本セグメント 日本セグメントの業績変動を考える上での主要ファクターとして 個人株式等売買代金 個人株式等売買代金における同 社のシェア 信用取引残高が重要である 日本セグメントの金融費用及び売上原価控除後営業収益は主に委託手数料 トレーディング損益 金融収支からなる 委 託手数料は 株式取引 ( 現物 信用 ) 先物オプション取引の手数料 トレーディング損益は FX の収益 金融収支は信 用取引収益および有価証券貸借取引収益等と信用取引および有価証券貸借取引に係る金融費用の差額である 委託手数料 委託手数料は株式等売買代金に委託手数料率を乗じた金額となる ( 収益構造 の項参照 ) 株式等売買代金は株式市場動向の影響を受けやすい 株式等売買代金の変動要素は 二市場 ( 東京 名古屋の各証券取引所 ) の個人株式等売買代金 個人株式等売買代金に占 める同社の株式等売買代金のシェアである 過去 10 年 (2007 年 4 月から 2017 年 3 月 ) において 東証株価指数 (TOPIX) と二市場の個人株式等売買代金等の月次数値 の相関係数は 0.7 であり 株価指数と個人株式等売買代金は相関が強いといえる 個人株式等売買代金に占める同社の株式等売買代金のシェアは 低下傾向にあり 2017 年 3 月期通期では 5.0% となった 2017 年 3 月期第 3 四半期以降 トレードステーション 日本株版の導入によって同シェアは回復傾向にあるようだ 委託手数料率は トレードステーション の比率によって変化する可能性がある同社は 手数料競争に参加しない方針であり 委託手数料率は0.09% 前後で安定的に推移していた ( 委託手数料率は 委託手数料 ( 先物 オプションを含む ) 株式等売買代金 (ETF REITを含み 先物 オプションを含まず) で算出 傾向を理解するための参考値 ) しかし 2016 年 3 月に提供を開始したアクティブトレーダー向け取引ツール トレードステーション では0.04% 程度の委託手数料率としている 2018 年 3 月期第 1 四半期において トレードステーションの株式等売買代金に占める比率は 2.3% にとどまるが 今後 その比率が上昇した場合には 既存の委託手数料率とのミックスによって 委託手数料率は低下する可能性がある 23/102

24 金融収支信用取引残高は株式市場動向の影響を受けやすい信用取引残高は 株式等売買代金同様に株式市場の影響を大きく受ける 2017 年 3 月期において マネックス証券の口座あたり信用取引残高は同業他社の半分程度に留まるが トレードステーション の口座数が増加し マネックス証券におけるアクティブトレーダーの比率が上昇することで 信用取引残高が増加する可能性があるとSR 社はみている 販売費及び一般管理費費用面に関して 変動費は株式等売買代金に連動する取引関係費であり 変動費率 ( 変動費 / 金融費用及び売上原価控除後営業収益 ) は15% 前後である 固定費は人件費 システム関連費であり 2018 年 3 月期においては後述の通りに前期比で約 2,400 百万円の減少となる見込みである 米国セグメント 米国セグメントの営業収益は株式 先物 オプションの委託手数料および金融収支である 委託手数料米国セグメントの委託手数料は DARTs(Daily Average Revenue Tradesの略称で 1 営業日当たりの収益を伴う約定もしくは取引の件数 ) の影響を受ける DARTsはVIX( 今後 30 日のボラティリティについての市場の見方を表す数値 ) との相関が強く VIXの数値が上昇 / 下落する場合にTradeStation Securities, Inc. のDARTsも増加 / 減少する傾向がある 同社によれば VIX1ポイントの上昇により委託手数料は年間 1.9~3.0 百万米ドル増加 (2009 年 1 月から2017 年 3 月の委託手数料の回帰分析では3.0 百万米ドル 2011 年 7 月から2017 年 3 月の委託手数料の回帰分析では1.9 百万米ドル ) するという 金融収支 米国セグメントの金融収支は 主に預かり資産の資金運用収益であり 預かり資産残高と米国短期金利の影響で変動する 預かり資産は稼働口座数の増加に伴い増加傾向にある 販売費及び一般管理費費用面に関して 変動費は株式等売買代金に連動する取引関係費であり 変動費率 ( 変動費 / 金融費用及び売上原価控除後営業収益 ) は30% 超である 固定費は人件費 システム関連費であり 2018 年 3 月期においては 後述の通り2017 年 3 月期に実施した人員削減の結果 人件費が減少する見込みである 2018 年 3 月期の業績変動要因 景気 株式市場変動の影響を除いて 2018 年 3 月期の同社業績に影響を及ぼす要因として 以下があげられる 日本セグメントにおけるシステム関連費用の低減日本セグメントでは 新基幹システムへの移動に伴い システム関連費用が2015 年 3 月期から2017 年 3 月期の間に4,524 百万円増加した 同社によれば 2018 年 3 月期は新旧基幹システムの並行稼働終了により 前期比約 2,400 百万円の固定的費用削減 ( システム関連費 人件費等 ) を見込んでいるという 米国における2017 年 3 月期に実施した人員削減の効果米国セグメントでは TradeStation Technologies, Inc. におけるマネックス証券向けシステム開発に目途が立ち また 市場取引量低迷に対応するため 2017 年 3 月期上期に人員削減を実施し 従業員数は2016 年 3 月期末の581 名が2017 年 3 月期末には467 名に減少した 2017 年 3 月期下期において 販管費は70 百万ドル ( 前年同期は77 百万ドル ) に減少した 2018 年 3 月期においては 人員削減効果が通年で寄与する予定である 24/102

25 その他の一過性の業績変動要因その他 2018 年 3 月期における一過性の業績変動要因は以下の通りである 第 1 四半期に 米国セグメントで情報料の算定方法見直しに伴う費用 323 百万円 アジア パシフィックセグメントで金融資産に対する減損損失 299 百万円を計上した 第 2 四半期に ベンチャー投資を行う子会社マネックスベンチャーズ株式会社が株式会社マネーフォワード ( 東証マザーズ 3994) の株式売却益 659 百万円を計上した 第 3 四半期に 基幹システム GALAXY の総合証券会社へのライセンス供与によって 610 百万円の営業収益を計上した 第 3 四半期に 米国セグメントにおいて 有給休暇引当金の再評価分 656 千米ドルを計上した これは 持ち越し可能な有給休暇日数を計算し 会計上の費用として見積る制度である 今後は持ち越し可能な有給休暇の日数の増減に応じて 差額を引き当てることになる 25/102

26 中期展望 中長期経営戦略 グローバル ビジョン (2012 年 3 月期から 2017 年 3 月期 ) の間に業績は低迷 グローバル ビジョン の取り組み 同社は 2012 年 3 月期より実行してきた中長期経営戦略 グローバル ビジョン を 2017 年 3 月期に完了させた 2010 年 12 月に香港に拠点を置くBOOM 証券 ( 現 MonexBoom 証券 ) 2011 年 6 月に米国 TradeStation Group, Inc. を買収し 子会社化 グローバル ビジョン は 日本のマネックス証券に加え それらの米国および香港のビジネスを強化し伸張させていくこと さらに 米国において高い評価をうけたトレードステーション社独自の技術開発力をグループ全体に活用し 買収シナジーを創出する戦略であった 具体的には 以下の取り組みを行った 2012 年 11 月 マネックス証券は米国株取引についてTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. が開発した取引システムを導入し 米国株取引サービスの全面的な刷新を行った これにより 米国株取引において 日本国内最多の取扱銘柄数を実現したほか 最安水準の手数料や最長取引時間を実現した 2016 年 3 月 マネックス証券はアクティブトレーダー向けの日本株取引プラットフォーム トレードステーション 日本株版のサービス提供を開始した 当該取引プラットフォームは 日本においてアクティブトレーダーの獲得を目指してTradeStation Securities, Inc. TradeStation Technologies, Inc. マネックス証券が共同開発した 2017 年 1 月 マネックス証券は新証券基幹システムへの移行を完了した 従来は外部のシステム会社に委託していた証券基幹システムを内製して システムコストの低減を狙った 加えて 自社開発の強みを活かし 顧客のニーズを汲んだサービスを迅速に開発し 収益化することが可能となった TradeStation Technologies, Inc. は2014 年 2 月に韓国最大級の金融グループ 新韓金融グループに属する新韓金融投資 (Shinhan Investment Corp.) の顧客向けに取引プラットフォームの提供開始 また 中国では預かり資産で中国国内第 8 位の国信証券 (Guosen Securities Company Limited) の顧客に取引プラットフォームの提供を開始した グローバル ビジョン の業績 グローバル ビジョン の取り組みによって マネックス証券を中心に同社の商品ラインアップは拡充し システムの 内製化は完了したが 証券基幹システムの二重稼働により コストが増加した 2012 年 3 月期から 2017 年 3 月期の間にマネックスグループを除くオンライン証券大手 4 社の純営業収益は年平均 15% 成長 営業利益は年平均 27% 成長となった それに対して マネックスグループの金融費用控除後営業収益は年平均 8% 成長 営業利益相当額は年平均 15% 減となった 収益について マネックスグループは受入手数料 トレーディング損益 金融収支のいずれにおいても 他のオンライン 証券大手 4 社合計の成長率を下回った 26/102

27 グローバル ビジョン 実施期間の連結業績 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 金融費用控除後営業収益 28,888 41,852 12, % 受入手数料 17,030 26,349 9, % トレーディング損益 6,200 4,498-1, % 金融収支 5,130 10,334 5, % 販売費及び一般管理費 26,060 40,578 14, % 取引関係費 8,787 11,281 2, % 人件費 6,163 10,393 4, % システム関係費 9,072 15,686 6, % 営業利益相当額 2,827 1,274-1, % 出所 : 同社資料より SR 社作成 マネックス証券を除くオンライン証券大手 4 社の業績合算値 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 純営業収益 81, ,231 82, % 受入手数料 52,337 87,698 35, % トレーディング損益 7,513 18,731 11, % 金融収支 21,372 56,687 35, % 営業利益 21,722 72,046 50, % 出所 : 各社の資料をもとに SR 社作成 グローバル ビジョン 実施期間の日本セグメントの業績 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 金融費用控除後営業収益 20,582 26,693 6, % 販売費及び一般管理費 16,742 25,051 8, % 取引関係費 4,747 5, % 人件費 3,165 4,206 1, % システム関係費 7,640 13,895 6, % 営業利益相当額 3,840 1,643-2, % 出所 : 同社資料より SR 社作成 グローバル ビジョン 実施期間の米国セグメントの業績 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 17 年 3 月期 増減額 年平均変化率 金融費用控除後営業収益 7,950 15,616 7, % 販売費及び一般管理費 8,884 15,858 6, % 取引関係費 3,930 5,869 1, % 人件費 2,791 5,912 3, % システム関係費 1,336 2,388 1, % 営業利益相当額 % 出所 : 同社資料より SR 社作成 また 2012 年 3 月期から 2017 年 3 月期において 同業他社が軒並み増益となった中 マネックスグループは増収ながら 証券システムの二重稼働による費用増が要因となり 減益となった 金融費用控除後営業収益の増加を販売費及び一般管 理費の増加が上回った 販売費及び一般管理費の項目では特に人件費とシステム関係費 ( 不動産関係費 事務費 減価償 却費の合計額 ) が増加した セグメント別では日本と米国で販売費及び一般管理費が増加し 日本ではシステム関連費が 米国では人件費が増加した 2018 年 3 月期から グローバル ヴィジョン II - Bloom 2017 年 3 月期に グローバル化 システム内製化 を軸とした中長期事業戦略 グローバル ビジョン のプロジェクトが完了し 2018 年 3 月期からは グローバル ヴィジョンII - Bloom と銘打って グローバル ビジョン で増加した費用の低減を進めるとともに グローバル ビジョン で得た資産を活用して果実を獲得することを目指す 併せて 同社が有する経営資源を活用した新事業の創造にも取り組む 中長期的には連結営業利益率 30% を安定的に計上できる事業構造をつくることを目指すとしている 営業利益率 = 営業利益相当額 金融費用及び売上原価控除後営業収益営業利益相当額 = 営業収益 -( 金融費用 + 売上原価 + 販売費及び一般管理費 ) 金融費用及び売上原価控除後営業収益 = 営業収益 -( 金融費用 + 売上原価 ) SR 社では中長期業績において 日本セグメントにおけるアクティブトレーダーの獲得 コストの低減 米国セグメント におけるコストの低減 口座数増加が成長ドライバーになり得ると考えている 27/102

28 その他 2017 年 10 月には MONEX 第二の創業 と称して 仮想通貨交換業や独自のブロックチェーンの開発によって 個人投資家 トレーダー スタートアップ企業に対して新サービスを提供することを企図していることを発表した 日本セグメント 2012 年 3 月期から 2017 年 3 月期の中長期事業戦略 グローバル ビジョン では 上述の通り米国株取引システムを導入 したほか 日本株取引ツール トレードステーション 新しい証券基幹システムのシステム開発を進めた 2018 年 3 月期以降では 日本株取引ツール トレードステーション による取引頻度の高いアクティブトレーダーの獲得 による収益成長とシステム開発の終了による費用の削減が期待できると SR 社は考えている 2017 年 3 月期において オンライン証券大手 5 社の個人株式売買代金シェアは8 割に達した これにより 2000 年代前半から続く オンライン証券が対面証券からシェアを奪うことによる収益成長余地は限定的となっているとSR 社はみている 中長期的には オンライン証券各社は個人の株式等売買委託手数料以外の成長機会を見出すか 同業他社からシェアを奪うことによって成長を図ることになるとSR 社は考えている 日本セグメントにおいて中核をなすマネックス証券は 中長期での資産形成を志向する顧客が多く 取引頻度の高いアクティブトレーダーは少ないという アクティブトレーダーを同業他社から奪うことで 株式等売買委託手数料の増加が可能であると同社は考えている また マネックス証券では総口座数に対する信用取引の口座数の割合 口座当たり信用取引残高が同業他社比で低い ( 競合状況 の項参照) アクティブトレーダーの獲得によって 信用取引残高が増加すれば金融収益の増加も期待できるとSR 社は考えている マネックス証券にアクティブトレーダーが少なかった要因は マネックス証券が手数料競争に消極的であったこと 個人 投資家向け信用取引に慎重で 同業他社で信用取引の開始が遅かったことによる 中期的には高機能取引ツールを競争力 のある手数料で提供することで 同業他社からアクティブトレーダーを奪う戦略である 日本株取引ツール トレードステーション によるアクティブトレーダーの獲得 2016 年 3 月にアクティブトレーダー向けの日本株取引ツール トレードステーション の提供を開始した トレードステーション はケタちがいの取引ツール日本株取引ツール トレードステーション は米国子会社であるTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. とマネックス証券が共同で開発した日本株取引ツールである 米国のTradeStationはアクティブトレーダーからの評価が高く BARRON S のオンライン証券ランキング アクティブトレーダー 部門で6 年連続 4つ星半の最高評価獲得など 数々の賞を受賞している 同社によれば トレードステーション は発注速度がオンライン証券トップクラス ( カブドットコム証券の板乗り時間が中央値で33ミリ秒に対して 日本株取引ツール トレードステーション の板乗り時間は平均 6.6ミリ秒 ) で 登録銘柄のリアルタイムモニタリング機能 (2,000 銘柄の騰落率リアルタイムソートが可能 ) スクリーニング機能(200 種類以上の指標が利用可能 ) バックテスト( 過去のデータによる売買戦略の検証 ) 機能など アクティブトレーダーが求める高い性能を実現しているという また 専用プログラム言語 EasyLanguage によって 独自の分析指標 売買シグナル プログラム売買も可能である 28/102

29 トレードステーション の手数料率は業界最低水準 トレードステーション の手数料体系は1 日の約定金額に対して 10 万円ごとに50 円 ( ミニプラン ) 100 万円ごとに400 円 ( ノーマルプラン ) 1,000 万円ごとに3,250 円 ( ラージプラン )( ラージプランは信用取引口座開設済みの顧客のみ選択可能 ) と 手数料率は0.03%~0.05% 程度であり 取引頻度の高い投資家にとっては業界最低水準の手数料率である 既存の顧客層とは異なる 取引頻度の高い顧客層を獲得し 売買シェアの回復を目指す日本証券業協会がインターネット取引を行っている会員 ( 証券会社 ) に対して行った インターネット取引に関する調査結果 によれば 2013 年 3 月以降 月間約定数 100 回超の顧客が株式等売買代金に占める割合は60% を超えて推移している オンライン証券会社においては 一部の取引頻度が高い顧客が売買代金の大半を占める状況にあることがわかる 直近 1ヵ月間の株式等売買代金に占める100 回超約定のあった顧客の株式等売買代金の割合 2012 年 3 月 2012 年 9 月 2013 年 3 月 2013 年 9 月 2014 年 3 月 2014 年 9 月 2015 年 3 月 2015 年 9 月 2016 年 3 月 2016 年 9 月 100 回以下約定顧客売買代金 (10 億円 ) 4,543 3,070 8,320 7,763 6,775 7,685 9,031 6,685 6,645 4,307 割合 46.0% 52.0% 38.2% 37.4% 36.7% 37.1% 34.9% 34.2% 32.1% 30.9% 100 回超約定顧客売買代金 (10 億円 ) 5,334 2,836 13,460 13,013 11,669 13,021 16,836 12,882 14,085 9,639 割合 54.0% 48.0% 61.8% 62.6% 63.3% 62.9% 65.1% 65.8% 67.9% 69.1% 合計 (10 億円 ) 9,877 5,906 21,780 20,776 18,444 20,706 25,867 19,568 20,730 13,946 出社 : 日本証券業協会 インターネット取引に関する調査 をもとにSR 社作成 マネックス証券を除くオンライン証券大手の株式等売買代金の7 割がアクティブトレーダーによる取引であるとすれば 2017 年 3 月期においてアクティブトレーダーの株式売買代金の規模は130 兆円 (191 兆円 70%) であった トレードステーションの導入によって アクティブトレーダーの市場の10% を獲得できれば 株式等売買代金を13 兆円増加させ得る (2017 年 3 月期のマネックス証券の株式売買代金は13.3 兆円 ) トレードステーションは既存のマネックス証券の株式取引と比較して委託手数料率が低く 0.04% 程度であることから 委託手数料は5,000 百万円程度の増加が可能となる (2017 年 3 月期の日本セグメントの委託手数料は12,124 百万円 ) なお 同社は日本市場へのトレードステーションの導入によって 中期的には売買代金 800,000 百万円 / 月 収支 2,400 百 万円 / 年を目指すとしている アクティブトレーダーの獲得による金融収益の拡大余地 信用取引残高についても売買代金同様にアクティブトレーダーの比率が 7 割と仮定した場合 2017 年 3 月期においてアク ティブトレーダーの信用取引残高は 1.2 兆円 (1.7 兆円 70%) であった トレードステーションの導入によって アクティブトレーダーの信用取引残高の10% を獲得できれば マネックス証券は信用取引残高を120,000 百万円増加させ得る (2017 年 3 月期のマネックス証券の信用取引残高は166,000 百万円 ) 信用取引の収益率は3.0% であるため 金融収支を3,600 百万円程度増加される要因となり得る (2017 年 3 月期の日本セグメントの委託手数料は6,720 百万円 ) 同業他社との口座当たり純営業収益を比較した場合 マネックス証券の口座当たり委託手数料は同業他社並みであるが 口座当たり金融収支は同業他社を下回る ( 競合状況 の項参照) これはマネックス証券において 取引頻度が高く 信用取引を活用するアクティブトレーダーが少ないことによる トレードステーションの導入は 手数料率の低下につながる可能性が高いが 他社からアクティブトレーダーを奪うことで 収益を拡大する余地が大きいとSR 社は考えている システム開発の終了による費用の削減 新旧基幹システムの並行稼働終了により 2018 年 3 月期は前期比約 2,400 百万円の固定的費用削減 ( システム関連費 人 件費 ) を見込んでいる 29/102

30 米国セグメント 米国セグメントでは 2017 年 3 月期に実施した人員削減の効果のほか 新手数料体系の導入による稼働口座数の増加が増収 要因となる 2017 年 3 月期に人員削減を実施米国セグメントでは TradeStation Technologies, Inc. におけるマネックス証券向けシステム開発に目途が立ち また 市場取引量低迷に対応するため 2017 年 3 月期上期に人員削減を実施し 従業員数は2016 年 3 月期末の581 名が2017 年 3 月期末には467 名に減少した 2017 年 3 月期下期において 販管費は70 百万ドル ( 前年同期は77 百万ドル ) に減少し 営業収益はFX 事業の売却によって減収となったが 税引前利益は1.4 百万ドル ( 前年同期は4.6 百万円ドルの税引前損失 ) となった 2017 年 3 月期において 人員削減に伴う退職金等が増加したことにより 米国セグメントでは 2018 年 3 月期においても人 件費が前期比で減少する見込みである 新手数料体系の導入同社によれば TradeStation Securities, Inc. は取引プラットフォームが優れており 取引プラットフォームは ポートフォリオのリアルタイムのレポート機能 スクリーニング機能に優れ BARRON S のオンライン証券ランキングにおいて アクティブトレーダー 部門で6 年連続 4つ星半の最高評価獲得など 数々の賞を受賞している TradeStation Securities, Inc. では 競争力向上のために 2017 年 3 月に株式取引 1 取引当たり5ドル オプション取引 1 取引当たり5ドル + 1 契約当たり0.5ドルという新手数料体系を導入した ( 従来は 株式取引 1 取引当たり1ドル + 取引株数毎に 0.006ドルから0.01ドルの手数料体系 オプション取引は1 契約当たり1ドルであった ) 同社によれば 新手数料体系は従来と比較してシンプルで 取引プラットフォームに対する課金も排除した 競合他社と比較しても競争力ある水準であるという 新手数料体系導入の効果により 2018 年 3 月期第 1 四半期の入金済口座開設数は過去最高を記録したという 2017 年 6 月末 の稼働口座数は前四半期 (2017 年 3 月末 ) 比で 4.3% 増であり 過去 7 年間の年平均成長率 6% を上回る増加率であった さらに 2017 年 8 月には先物取引についても 1 約定当たり ( 片側 )1.5 ドルという新しいシンプルな手数料体系を導入した ( 従来から提供している 1 ヵ月の契約数に応じて 1 約定当たり ( 片側 ) の手数料が決まる手数料体系も継続する ) アジア パシフィックセグメント マネックス Boom 証券グループは香港に拠点を置く個人投資家向けオンライン証券会社である 1997 年に創業 2010 年 12 月に同社子会社となり 同社の香港での事業展開と 中国本土での事業機会創出を目指す役割を担っている アジア パシフィックセグメントでは この他に 中国本土の証券会社とジョイントベンチャーを設立し オンライン証 券業に必要とされる技術の導入支援にも取り組んでいる 2018 年 3 月期は ジョイントベンチャーの持分法投資利益の 計上を見込む また 2018 年 3 月期下期をめどにオーストラリアにおいてMonex Securities Australia Pty Ltdがオンライン証券事業を開始予定である 開業時の現地の人員は8 名以下の少人数体制である一方 12ヵ国 地域にアクセス可能なオンライン証券サービスを提供しており 現時点では 英語でのサービス提供であるが 今後は中国語でのサービス提供を目指す 現地企業がマーケティングを担当し 同社が証券トレードシステムを提供する等の展開になるとSR 社は考えている 30/102

31 新テクノロジーによる新サービス 同社によれば ブロックチェーンによるデータ管理技術 それに伴う仮想通貨の発行は インターネット普及初期にオンライン証券が台頭したと同じように 将来的に資本市場や金融仲介業者に影響を及ぼすと考えている そのため 独自のブロックチェーンの開発などによって 個人投資家 トレーダー スタートアップ企業に対して新サービスを提供することを企図しているという 個人投資家向けサービスの提供債券または株式といった伝統的な投資対象の利回りの低下を背景として 機関投資家は農業から発電プロジェクトまで あらゆる資産を金融商品として投資している 同社は個人投資家のためにこのような資産を証券化し ブロックチェーンの技術を使って小口流通させることで 個人投資家が取引に参画できなかった様々な資産を低コストで投資できるようにすることを計画している 法整備の準備に向けた関係官庁 業界との話し合いも行う方針であるという トレーダー向けサービスの提供同社によれば 量的金融緩和とインデックス運用の進展が進む中でボラティリティが低下し 個人トレーダーにとってもトレーディング機会が減少しているという そのため 同社主体で仮想通貨交換業を営み 仮想通貨の売買を個人トレーダーに提供することを計画しているという スタートアップ企業向けサービスの提供スタートアップ企業に対しては 同社グループでシード資金の提供 シリーズA Bの資金提供 主幹事 IPOというベンチャー企業の成長を資金面で支援するシステムを提供することを計画している その一環として 2017 年 10 月に マネックスエジソン投資事業有限責任組合 を組成した 具体的には 同社グループとしては マネックスエジソン投資事業有限責任組合 がスタートアップ企業にシード資金を提供する その後 連結子会社であるマネックスベンチャーズ株式会社がシリーズA Bの資金を供給し マネックス証券が主幹事としてIPOを手伝うという仕組みを構築する ベンチャー企業の場合 資金調達の段階 ( ラウンド ) には シードラウンド ( 準備 スタートアップ段階 ) シリーズA( 初期段階 ) シリーズB( 成長段階 ) シリーズC( 後期段階 ) などがある 31/102

32 概要 事業内容 同社は1999 年 4 月に現社長の松本大氏とソニー株式会社が共同出資で設立したオンライン証券である株式会社マネックスを前身としている 松本氏は インターネットを利用すればベンチャー企業であっても個人向け金融サービスを提供できると考え 最先端のIT 技術 世界標準の金融知識を備え 新しい時代におけるお金との付き合い方をデザインして個人の投資 経済活動をサポートすべく 同社を設立した 同社はM&Aによって 事業を拡大しており 2005 年 5 月に日興ビーンズ証券と合併 2010 年 1 月にオリックス証券 2012 年 8 月にソニーバンク証券を子会社化し 日本国内の事業を拡大した 2010 年 12 月にはBOOM 証券グループ 2011 年 6 月にはTradeStation Group, Inc. を子会社化し グローバルに事業展開を拡大している 証券会社は 総合 中堅 地場 オンラインに分類されるが マネックスグループはオンライン証券を主要事業とする 証券会社の主要事業は 引受け 募集 売り出し 委託売買 自己売買であるが オンライン証券は 店舗を持たず 特に委託売買業務に特化している また 証券会社の顧客は個人 機関投資家 外国人投資家等があげられるが オンライン証券の顧客は個人が中心である 同業他社は SBI 証券 ( 売買代金シェア1 位 ) 楽天証券( 同 2 位 ) 松井証券 ( 同 3 位 ) カブドットコム証券( 同 4 位 ) である 取扱商品は 株式 FX 投資信託が中心で 先物 オプション 債券なども手掛ける 一部引き受けを行うが収益構成比は大きくない 主要子会社のマネックス証券は2017 年 3 月期において 口座数は1.7 百万口座 ( オンライン証券大手 5 社中 3 位 シェア17.1%) 預かり資産 3.8 兆円 ( 同 3 位 17.5%) 株式売買代金 13.3 兆円 ( 同 5 位 6.6%) 信用取引残高 166,000 百万円 ( 同 5 位 8.8%) であった 他のオンライン証券大手と比較した場合 マネックスグループの特徴は 高機能取引ツール 海外子会社を有すること システムを独自開発していること また 他社に先駆けて先進的なサービスを提供してきた実績がある 個人投資家を取引回数の多いアクティブトレーダー 中長期視点で取引を行う投資家 ほとんど取引を行わない投資家に分類した場合 マネックス証券の顧客は中長期視点の投資家が中心である マネックス証券は 注文方法の多様さ 取引ツールなどで差別化を図っており 同業他社より手数料が高い また オンライン証券のなかでは信用取引を開始した時期が遅かった そのため 手数料率に敏感で 信用取引を主体とするアクティブトレーダーの構成比が低い セグメントは 日本 米国 アジアパシフィックで構成される 日本はマネックス証券 米国はトレードステーション アジアパシフィックはBOOM 証券が中心である 2017 年 3 月期において 金融費用及び売上原価控除後営業収益の構成比は日本が63.2% 米国が35.2% アジアパシフィックが1.7% であった 税引前利益は日本が1,768 百万円と連結税引前利益の1,071 百万円を上回り 米国は457 百万円の損失 アジアパシフィックは97 百万円の損失であった 日本セグメントではマネックス証券が中心であり 収益は 主に株式委託手数料 (2017 年 3 月期日本セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 45.4%) トレーディング損益( 同 16.9%) 金融収支( 同 25.2%) で構成される 販売費及び一般管理費は固定費中心で 取引関係費 (2017 年 3 月期日本セグメント販管費の21.2%) 人件費( 同 16.8%) システム関連費用 ( 同 55.5%) で構成される 米国セグメントは 米国トレードステーションであり 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 受入手数料 (2017 年 3 月期米国セグメントの金融費用控除後営業収益構成比 69.5%) 金融収支( 同 35.2%) からなる 販売費及び一般管理費は 取引関係費 (2017 年 3 月期米国セグメント販管費の37.0%) 人件費( 同 37.3%) システム関連費用( 同 15.1%) で構成される システム開発要員を要しているため 人件費の構成比が高い 32/102

33 サービスと顧客属性 同社はオンライン証券会社の運営を主要事業として 日本 米国 アジアパシフィックにおいて事業を展開している 日 本におけるマネックス証券 米国におけるトレードステーションが中核サービスである マネックス証券 マネックス証券は同社の主要子会社である 後述の通り ( 市場とバリューチェーン の項参照) 日本のオンライン証券会社は大手 5 社 (SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 ) が個人の株式売買代金の8 割を占める寡占状態となっている 2017 年 3 月期において マネックス証券は 口座数 170 万口座 (2017 年 3 月期においてオンライン証券大手 5 社中 3 位 ) 信用取引口座数 11 万口座 ( 同 5 位 ) 預かり資産 3.8 兆円 ( 同 3 位 ) 信用取引残高 166,000 百万円 ( 同 5 位 ) を有し 株式等売買代金は13 兆円 ( 同 5 位 ) であった マネックス証券はオンライン取引専業の証券会社として 株式取引 信用取引 FX( 外国為替証拠金取引 ) 投資信託などのサービスを提供している 同業他社と比較して 取引ツールの機能強化 投資家教育に注力しており また 外国株の取引サービスが充実している 日本初の商品やサービスの導入実績が多数ある ( 日本株式の夜間取引 貸株サービス オンライン証券初のIPO 主幹事など ) ことも特徴である 顧客は主に個人投資家で 同業他社と比較して 中長期での資産形成を志向する顧客が多い マネックス証券が提供している株式取引 信用取引 FX 投資信託のサービス概要は以下の通りである 株式取引 日本株の取引において SR 社の認識では手数料 取引ツールなどが差別化要素となる 2017 年 3 月期においてマネックス証券の手数料率 ( 委託手数料 株式売買代金 ) はオンライン証券大手 5 社の中で最も高かったが 同業他社と比較して取引ツールにおける注文方法が充実しているという特徴がある 株式取引の手数料は 取引毎手数料コース と 一日定額手数料コース の 2 種類 株式取引の手数料は投資スタイルに合わせて 取引毎手数料コース と 一日定額手数料コース の 2 種類がある また アクティブトレーダー向けには別料金体系の トレードステーション も提供している 取引毎手数料コース取引毎手数料コースは1 注文の約定代金に対して手数料を計算する 手数料率は0.10% 程度である なお 2017 年 11 月には信用取引の手数料引き下げを実施した 取引毎手数料コース ( 現物取引 ) 1 注文の約定金額 パソコン スマートフォンアプリ 携帯電話 10 万円以下 100 円 10 万円超 20 万円以下 180 円 20 万円超 30 万円以下 250 円 30 万円超 40 万円以下 350 円 40 万円超 50 万円以下 450 円 50 万円超 100 万円以下 ( 成行注文 )1,000 円 ( 指値注文 )1,500 円 約定金額の 0.1% 100 万円超 ( 成行注文 ) 約定金額の 0.1% ( 指値注文 ) 約定金額の 0.15% 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 * 取引毎手数料での月間支払い金額が 30 万円以上で半額相当額をポイント還元 33/102

34 取引毎手数料コース ( 信用取引 ) 1 注文の約定金額取引手数料 10 万円以下 95 円 10 万円超 20 万円以下 140 円 20 万円超 30 万円以下 30 万円超 40 万円以下 190 円 40 万円超 50 万円以下 50 万円超 100 万円以下 355 円 100 万円超 150 万円以下 600 円 150 万円超 200 万円以下 800 円 200 万円超 一律 1,000 円 出所 : 同社資料をもとにSR 社作成 一日定額手数料コース一日定額手数料コースでは 顧客の1 日の約定金額の合計額に対して手数料を計算する 1 日の売買代金のうち 約定金額 300 万円ごとの売買を ボックス という単位で呼び 1ボックスごとに1 日何回取引しても2,500 円の手数料となる 月間利用ボックス数 21 回目からは2,250 円 月間利用ボックス数 121 回目からは1,650 円となる また 一日定額手数料を利用時に日計り取引を行った場合 日計り取引の片道分についてはポイントを還元する 一日定額手数料コースの場合 手数料率は0.08% 程度となる 同業他社との手数料体系の違いオンライン証券大手 5 社の手数料体系は 取引毎または1 日の約定金額に応じて手数料を決定する カブドットコム証券は取引毎の手数料体系 松井証券は1 日の約定金額に応じた手数料体系を採用している それに対して SBI 証券 楽天証券 マネックス証券では取引毎の手数料と1 日の約定金額に応じた手数料の2 種類の手数料体系を提供している SBI 証券 楽天証券 マネックス証券の信用取引 ( 取引毎手数料コース ) では約定金額が高いほど手数料率は低下するが マネックス証券の現物取引 松井証券 カブドットコム証券では約定金額の違いによる手数料率の違いはない また SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券では現物取引より信用取引は安い手数料率を設定しているが 松井証券は現物取引と信用取引で同じ手数料体系としている オンライン証券大手 5 社の現物取引における株式委託手数料 証券会社名株式売買手数料手数料率 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 * 単純平均は株式売買手数料 しきい値の約定金額の単純平均 オンライン証券大手 5 社の信用取引における株式委託手数料 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 * 単純平均は株式売買手数料 しきい値の約定金額の単純平均 10 万円 20 万円 30 万円 50 万円 100 万円 200 万円 300 万円単純平均約定金額 50 万円以上の平均 マネックス証券取引毎手数料コース 1 注文の約定金額に対し 100 円 180 円 250 円 450 円 1,000 円 2,000 円 3,000 円 0.09% 0.10% 一日定額手数料コース 1 日の約定金額合計に対し約定金額 300 万円ごとに 2,500 円 0.08% 0.08% SBI 証券スタンダードプラン 1 注文の約定金額に対し 90 円 105 円 250 円 487 円 921 円 0.05% 0.04% アクティブプラン 1 日の約定金額合計に対し 0 円 191 円 286 円 429 円 762 円 1,162 円 1,562 円 0.07% 0.07% 楽天証券超割コース 1 注文の約定金額に対し 90 円 105 円 250 円 487 円 921 円 0.05% 0.04% ワンショットコース 1 注文の約定金額に対し 139 円 185 円 341 円 609 円 1,152 円 0.09% 0.06% いちにち定額コース 1 日の約定金額合計に対し 429 円 858 円 2,000 円 3,000 円 0.09% 0.09% 松井証券 1 日の約定金額合計に対し 0 円 300 円 500 円 1,000 円 2,000 円 3,000 円 0.08% 0.10% カブドットコム証券 1 注文の約定金額に対し 90 円 180 円 250 円約定金額 0.09%+90 円上限 3,690 円 0.09% 0.10% 証券会社名株式売買手数料単純平均 10 万円 20 万円 30 万円 50 万円 100 万円 200 万円 300 万円手数料率約定金額 50 万円以上の平均 マネックス証券取引毎手数料コース 1 注文の約定金額に対し 95 円 140 円 190 円 355 円 800 円 1,000 円 0.05% 0.04% 一日定額手数料コース 1 日の約定金額合計に対し約定金額 300 万円ごとに 2,500 円 0.08% 0.08% SBI 証券スタンダードプラン 1 注文の約定金額に対し 90 円 135 円 180 円 350 円 0.05% 0.02% アクティブプラン 1 日の約定金額合計に対し 0 円 239 円 477 円 877 円 1,277 円 0.04% 0.05% 楽天証券超割コース 1 注文の約定金額に対し 90 円 135 円 180 円 350 円 0.05% 0.02% ワンショットコース 1 注文の約定金額に対し 250 円 450 円 0.05% 0.02% いちにち定額コース 1 日の約定金額合計に対し 429 円 858 円 2,000 円 3,000 円 0.09% 0.09% 松井証券 1 日の約定金額合計に対し 0 円 300 円 /0 円 500 円 1,000 円 2,000 円 3,000 円 0.08% 0.10% カブドットコム証券 1 注文の約定金額に対し 99 円 179 円 249 円 449 円 760 円 940 円 1,100 円 0.07% 0.06% 34/102

35 * 松井証券の手数料体系において 信用取引口座開設から 6 ヵ月後の月末まで 1 日の株式約定代金合計が 30 万円まで手数料が無料となる このような手数料体系の結果 2017 年 3 月期におけるオンライン証券大手 5 社の手数料率は SBI 証券 楽天証券 カブドットコム証券では0.04% 程度で 松井証券では0.05% 程度であるが マネックス証券では0.09% 程度であった マネックス証券はサービスの提供に対して適正な手数料を受領する方針であること 手数料率より取引ツール 商品の品揃え 投資家教育などで差別化を図る考えである また 同社によれば オンライン証券の手数料率は平均すれば株価 1 値段の変動の範囲内であり 板乗り時間の短縮 自動売買注文などによって1 値段でも早く注文の約定を成立させることによって 同業他社との手数料率の差を埋め合わせることが可能であるという このような手数料体系によって 取引回数の多いアクティブトレーダーはSBI 証券や楽天証券に特に多いとSR 社は認識している 松井証券では手数料無料の 一日信用取引 の開始 (2013 年 1 月 ) カブドットコム証券では信用取引の手数料率引き下げと大口取引向け優遇プランの導入 (2013 年 11 月 ) によって アクティブトレーダーを獲得しつつある それに対して マネックス証券の顧客は中長期での資産形成を志向する顧客が多いという マネックス証券では 2016 年 3 月に同社の米国子会社であるトレードステーション社の技術を活用し アクティブトレー ダー向け日本株取引ツール トレードステーション を同業他社比で相対的に割安な手数料率で提供し アクティブトレー ダーの獲得を図っている トレードステーションの提供を開始マネックス証券は2016 年 3 月にアクティブトレーダー向け日本株取引ツール トレードステーション の提供を開始した 日本株取引ツール トレードステーション は米国子会社であるTradeStation Securities, Inc. およびTradeStation Technologies, Inc. とマネックス証券が共同で開発した日本株取引ツールである 米国のTradeStationはアクティブトレーダーからの評価が高く BARRON S のオンライン証券ランキング アクティブトレーダー 部門で6 年連続 4つ星半の最高評価獲得など 数々の賞を受賞している 同社によれば トレードステーション は発注速度が最速 ( マネックス証券を除くオンライン証券の中では発注速度が最速であるカブドットコム証券の板乗り時間が中央値で33ミリ秒に対して 日本株取引ツール トレードステーション の板乗り時間は平均 6.6ミリ秒 ) で 登録銘柄のリアルタイムモニタリング機能 (2,000 銘柄の騰落率リアルタイムソートが可能 ) スクリーニング機能(200 種類以上の指標が利用可能 ) バックテスト( 過去のデータによる売買戦略の検証 ) 機能など アクティブトレーダーが求める高い性能を実現しているという また 専用プログラム言語 EasyLanguage によって 独自の分析指標 売買シグナル プログラム売買も可能である さらに トレードステーション の手数料体系は 1 日の約定金額に対して 10 万円ごとに 50 円 ( ミニプラン ) 100 万 円ごとに 400 円 ( ノーマルプラン ) 1,000 万円ごとに 3,250 円 ( ラージプラン )( ラージプランは信用取引口座開設済み の顧客のみ選択可能 ) と 手数料率は 0.04% 程度である 注文方法が充実 マネックス証券の株式取引 ( 信用取引を含む ) は 同業他社と比較して注文機能が充実している 逆指値 ツイン指値は 当然ながら 先頭指値 連続注文 リバース注文など 提供しているオンライン証券が限られる注文方法が可能である オンライン証券大手 5 社の注文方法 逆指値 ツイン指値 先頭指値 連続注文 リバース注文 マネックス証券 可能 可能 可能 可能 可能 SBI 証券 可能 楽天証券 可能 逆指値付通常注文 松井証券 可能 追跡指値注文 返済予約注文 カブドットコム証券 可能 W 指値 リレー注文 Uターン注文 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 35/102

36 逆指値 : 指値注文とは逆で 指定した価格より株価が高くなったら 買い 安くなったら 売る 注文方法 ツイン指値 : 利益確保のための指値注文とロスカットのための逆指値注文を同時に出す注文方法 リスクの許容範囲を定めることができる 先頭指値 : 注文時点で値段を指定することなく 注文入力する時点の同側気配 ( 買い注文であれば 買い気配 売り注文であれば 売り気配 ) に 1 値段優先する値段を指値とする注文 連続注文 : 最初に発注した注文が約定したら 自動的に次の注文を発注するという連続した注文 ( 例 :A 銘柄が売れたら B 銘柄の買い注文を自動的 に発注 ) リバース注文 : 注文を発注する際に その銘柄の反対売買注文を予約設定しておく注文方法 ( 例 :A 銘柄の買い注文が約定すれば 50 円上の値段で売 り注文を発注 ) 信用取引 マネックス証券は 信用取引のサービスとして 制度信用取引 一般信用取引を提供している 松井証券の 一日信用取 引 のような日計り専用の信用取引サービスは提供していない 制度信用取引は 取引できる銘柄 借入れた現金や株式を返済する期限などが 取引所規則により決定されている信用取引である 一般信用取引は 投資家と証券会社の間で返済期限などを自由に設定できる信用取引である 日計り専用の信用取引は 松井証券 SBI 証券 楽天証券が提供しているデイトレーダー向けの信用取引で 松井証券と楽天証券では手数料を無料と し 約定代金に応じて金利 貸株料を受領する仕組みとしている マネックス証券では 2017 年 11 月より信用取引の手数料体系を改定し 従来の信用取引手数料から値下げにより 顧客獲 得を目指す 信用取引の金利または貸株料は オンライン証券大手 5 社の比較では SBI 証券または楽天証券に次ぐ低さと している また 一般信用取引では信用売りのサービスを提供していない オンライン証券大手 5 社の信用取引における金利および貸株料 証券会社名 制度信用 一般信用 委託 最低委託 一般信用 金利 貸株料 金利 貸株料 保証率 保証率 売建可能銘柄数 マネックス証券 2.80% 1.15% 3.47% - 30% 25% - 松井証券 3.10% 1.15% 4.10% 2.00% 31% 25% 860 SBI 証券 2.28% 1.15% 2.90% 2.00% 33% 20% 620 楽天証券 2.28% 1.10% 2.90% - 30% 20% - カブドットコム証券 2.98% 1.15% 3.60% 1.50% 30% 25% 2,110 出所 : 各社資料をもとに SR 社作成 2017 年 3 月期において信用取引口座数のオンライン証券大手 5 社内のマネックス証券の順位は 5 位 信用取引残高も同 5 位 となっている FX( 外国為替証拠金取引 ) マネックス証券ではFX( 外国為替証拠金取引 ) を FX PLUS という名称で提供している また 2008 年 4 月に子会社化した旧トウキョウフォレックス社 (2015 年 2 月にマネックス証券が吸収 ) で提供していた マネックスFX も継続して提供している FX 取引では オンライン証券大手 5 社の他に GMO クリック証券 DMM.com 証券といった FX 取引に特化している証券会 社も競合である FX PLUS では米ドル / 円通貨ペアのスプレッドが原則 2pips(2.0 銭程度 ) と SBI 証券の米ドル / 円通貨ペアのスプレッド が 0.5 銭 楽天証券の同 0.3 銭 GMO クリック証券の同 0.3 銭と比較して 広いスプレッドとしている また 手数料は同 業他社では無料が一般的である中 FX PLUS の手数料は 10,000 通貨単位以上の取引では無料であるが 10,000 通貨未 36/102

37 満の取引手数料は 1,000 通貨あたり30 円としている 一方 マネックスFX では米ドル/ 円通貨ペアのスプレッドが 0.2 銭 手数料は無料である 外国為替証拠金取引業者が顧客に提示する為替レートには Ask( 買値 ) とBid( 売値 ) があり 買値と売値の値幅 ( スプレッド ) がある 例えば 米ドル / 円の取引において Ask( 買値 ) 円 Bid( 売値 ) 円の場合 その値幅 0.03 円をスプレッドという 外国為替証拠金取引業者は 主に顧客からの売り注文と買い注文を相殺すること ( 店内マリー ) によって 顧客に提示している売値と買値のスプレッ ドを収益源としている 同社によれば利益貢献は マネックス FX より FX PLUS の方が大きいという FX PLUS は同業他社と比較してス プレッドが広いというデメリットがあるが 2017 年 1 月より自動発注ツール オートレール ( 複合注文 ) を提供するこ とによって スプレッドのデメリットを埋め合わせる以上の効果を顧客に提供する戦略をとっている オートレール( 複合注文 ) オートレール( 複合注文 ) は1 回の設定で持続的 自動的に FX 取引が行われる自動の注文方式である 同社によれば 想定通りの相場 レンジ相場であった時は利益を最大限追求し 思惑と反対だった場合も トレールの仕組みが損切りを徹底 リスクを最低限に抑えることができるという オートレールの基本形となるトレール注文とは レートの上昇幅 または下落幅に合わせて 損切り注文のレート水準をリアルタイムで自動修正する注文形態である 買い注文の場合は 損切り設定 ( あらかじめ設定したトレール幅 ) した損切り値幅が 相場の上昇に伴って後を追いながら トレール幅で自動的に切り上がっていく 1 度切り上がったレート 実勢レートが下がっても連動して下がることはない オートレールのイメージ 出所 : 同社資料 オートレールは このトレール注文を一定のルールに従い 単純に連続させる発注である その連続させるルールは あらかじめ顧客が設定したトリガー価格へ実勢レートが差し掛かった時に トレール注文の新規が発動する 複数のトリガー価格を設定するのが一般的であるが トリガー価格に実勢レートが差し掛かる度に 個別のトレール注文が発生する ただし その場合 同一タイミングにおける 同一トリガー価格のトレール注文が複数発生することはない 同一トリガー価格のトレール注文は 必ず 先のトレール注文が決済された後に そのトリガー価格に実勢レートが再び差し掛かった時に リピートしてトレールが発動される 37/102

38 オートレールのリピートのイメージ 出所 : 同社資料 投資信託 投資信託については 2017 年 7 月現在 マネックス証券は全 1,048ファンドの商品ラインアップを有している 2017 年 3 月期における投資信託の残高は364,381 百万円であった マネックス証券は古くから投資信託を取り扱っており 個人投資家向けに専門性の高い投信信託を提供してきた実績に特徴がある そのため 2012 年 3 月期までは投資信託残高は楽天証券を上回っていた 2013 年 3 月期以降 楽天証券が投資信託の残高を拡大したことから マネックス証券は投資信託の取扱いファンド数 残高の点でオンライン証券大手 5 社中 3 位となっている 2017 年 7 月現在 マネックス証券のみで購入できるファンドが7ファンドあるが マネックス証券専用ファンドの投資信託残高に対する影響は軽微である模様 マネックス証券は他社に先駆けて個人投資家向けに専門性の高い投資信託も販売してきた 具体的には個人投資家向けオルタナティブ投資商品 プログラムにより運用を行うファンドなどがあげられる 個人投資家に世界水準品質のオルタナティブ投資商品を提供する目的で 2004 年 10 月に マネックス オルタナティブ インベストメンツ株式会社 (MAI) をあすかアセットマネジメントと共同で設立した MAIはファンドオブ ヘッジ ファンズ プライベート エクイティ ファンドを組入れるファンドなどを設定し マネックス証券にてそれらのファンドを販売した (2012 年 6 月に同社はMAIの株式をアストマックス株式会社 ( 東証 JASDAQスタンダード7162) に譲渡し アストマックス社の発行済株式の15% を取得した ) ファンドオブ ヘッジ ファンズでは 2005 年 7 月に日本を含むアジア地域に特化した投資を行う複数のヘッジファンドを組み入れるファンド オブ ファンズ アジアファンド オブ ファンズ連動型投信 ( 愛称 : アジアフォーカス ) の取扱いを開始した(2007 年 3 月末現在の純資産総額は約 10,100 百万円であったが 2016 年 10 月に繰上償還 ) プライベート エクイティ ファンドを組み入れるファンドは 2006 年 8 月にプライベート エクイティ ファンド ( 非上場株 ) 投資とヘッジファンド投資をファンド オブ ファンズ型で行う プレミアムハイブリッド2006( 愛称 ) (2007 年 3 月末現在の純資産総額は約 4,200 百万円 ) 2007 年 10 月には プレミアムハイブリッド2007( 愛称 ) (2008 年 3 月末現在の純資産総額は約 2,200 百万円 ) の取扱いを開始した プログラム投資については 2009 年 7 月にはプログラミングにより分析を行い ポートフォリオや個別銘柄 ( 売買銘柄 数量 売買価格 売買方法など ) を決定する日本株ロボット運用投信 ( 愛称 : カブロボファンド ) を設定した (2017 年 8 月 1 日現在の純資産総額は1,182 百万円 ) 米国株取引 マネックス証券は 2012 年 11 月に TradeStation Securities, Inc. および TradeStation Technologies, Inc. が開発した取引シ ステムを導入し 米国株取引サービスの全面的な刷新を行った 加えて 同一グループ内の TradeStation Securities, Inc. 38/102

39 を米国株注文の取次先としている これらの取り組みにより 米国株取引において 日本国内最多の取扱銘柄数 ( 約 3,000 銘柄 ) を実現しているほか 最安水準の手数料や最長取引時間を実現しているという 米国株の取引ツールも トレード ステーション であり バックテスト機能 過去 50 年のチャート表示機能などに優れているという また トレード ステーション米国株 環境を実現した スマートフォン を 2017 年 3 月にサービス提供し スマートフォンのアプリ上で 24 時間取引できる 顧客 マネックス証券の顧客は オンライン証券各社と比較して 口座の稼働率が高く 口座当たり預かり資産が多いといった特徴がある また マネックス証券では オンライン証券各社比で手数料率が高いが 注文方法などが充実していること 信用取引口座の比率が低いことから 中長期での資産形成を志向する顧客が多く 取引頻度の高いアクティブトレーダーは少ない 相対的に30 歳代および40 歳代の構成比が高いマネックス証券の顧客は40 歳代および50 歳代が中心である インターネット取引を行っている同業他社との比較では 30 歳代および40 歳代の比率が高く 60 歳代および70 歳代の比率が低いことがあげられる インターネット取引を行っている会社のうち 対面証券として高齢層の顧客を多く獲得している同業他社もあるため ほとんどをインターネット取引としている同社の顧客は若年層が多くなる傾向があるとSR 社は推測している 年代別稼働口座の比率 マネックス証券の稼働口座 インターネット取引を行っている 会社における年代別有残口座比率 70 歳以上 9.4% 19.7% 60 歳代 15.4% 22.5% 50 歳代 21.2% 20.3% 40 歳代 30.3% 21.6% 30 歳代 16.9% 12.3% 30 歳未満 6.5% 3.7% 出所 : 同社資料 日本証券業協会 インターネット取引に関する調査結果 をもとに SR 社作成 口座の稼働率が高く 口座当たり預かり資産が多い 同社によれば 2017 年 3 月末現在のマネックス証券の口座稼働率は 61% であった これは SBI 証券の同 62% は下回ったが 楽天証券の同 52% 松井証券の同 56% カブドットコム証券の同 51% を上回る水準であった 下表の通り 口座当たり預 かり資産も SBI 証券に次ぐ水準で推移している 口座当たり預かり資産 ( 百万円 ) 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 出所 : 各社資料をもとに SR 社作成 取引頻度は低い マネックス証券と他のオンライン証券大手との取引頻度 ( 株式売買代金 / 預り資産 ) を比較した場合 マネックス証券に おける取引頻度は他のオンライン証券大手を下回って推移していることがわかる オンライン証券大手 5 社における取引頻度 ( 株式売買代金 / 預り資産 ) 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 39/102

40 また 取引頻度の高いアクティブトレーダーは 資金を効率的に活用できる信用取引を行うことが普通であるが マネッ クス証券において 総口座数に対する信用取引口座数の比率 信用取引口座当たり信用取引残高は 他のオンライン証券 大手を下回る水準にある これは マネックス証券では信用取引の開始が他のオンライン証券より遅かったこと 信用取 引手数料が他のオンライン証券に比して高かったことが要因であるという 総口座数に対する信用取引口座数の比率 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 SBI 証券 10.2% 10.7% 10.9% 11.5% 12.0% 楽天証券 10.5% 10.3% 10.2% 10.1% 9.9% マネックス証券 3.1% 3.3% 6.4% 6.4% 6.5% 松井証券 15.5% 15.7% 15.9% 16.1% 16.2% カブドットコム証券 11.0% 11.5% 12.3% 12.7% 13.2% 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 口座当たり信用取引残高 ( 百万円 ) 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 SBI 証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 カブドットコム証券 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 米国トレードステーション トレードステーショングループは 1982 年にシステム開発会社として創業し その後オンライン証券を買収し 投資家向けオンライン証券サービスを開始した 技術力に定評があり 自社開発の取引 分析プラットフォームがアクティブトレーダーから支持されている 2011 年 6 月に同社の子会社となり 2017 年 3 月末現在 稼働口座数 63,024 口座万 預かり資産 4,340 百万ドルの顧客基盤を有している 同業他社は TD Ameritrade Charles Schwab E*Trade Fidelity Investmentなどである 米国トレードステーションではアクティブトレーダーを対象に株式 オプション 先物取引のサービスを提供している 手数料 株式株式取引は2017 年 3 月に1 取引当たり5ドルという新手数料体系を導入した 従来の1 取引当たり1ドルに加えて 取引株数毎に0.006ドルから0.01ドルの手数料体系も少ない株数での取引を頻繁に行う顧客向けに提供を継続する また 取引量が最も多い顧客向けに 取引執行のリベートを受け取ることで取引株数 1 株当たり0.002ドルまで手数料を抑えることができるアンバンドル手数料体系 (1ヵ月に100,000 株を超える取引を行う顧客が利用可能 ) の提供も継続する Unbundled Pricing は 1 ヵ月の約定株数によってコミッションが決まる 取引所によって費用の発生またはリベートを得ることができる オプション オプションについても 2017 年 3 月に 1 取引当たり 5 ドルに 1 契約当たり 0.5 ドルの新手数料体系を導入した 従来は 1 契約 当たり 1 ドルという契約毎の手数料であったが これも提供を継続する 先物 先物は 2017 年 8 月に 1 約定当たり ( 片側 )1.5 ドルという新しい手数料体系を導入した 従来は 1 ヵ月の契約数に応じて 1 約定当たり ( 片側 ) の手数料が決まり 1 ヵ月の契約数が 20,000 を超えた場合には 1 契約あたりの手数料が 0.25 ドルにな 40/102

41 る手数料体系であったが これも提供も継続する 取引枚数毎手数料は 少ない枚数で取引を頻繁に行い 高い取引毎手 数料を課されたくない顧客に適しているという また Futures+ という取引プラットフォームを通じて 1 約定 ( 片側 )1.5 ドルで先物オプションや 先物が取引できる手数 料も継続して提供する 同業他社との手数料体系の違い 米国オンライン証券各社は以下の通り 2017 年 2 月から 3 月に手数料を引き下げている 2017 年 2 月にチャールズシュワブが株式の手数料 8.95 ドルから 4.95 ドルへ オプションの手数料を 0.75 ドルから 0.65 ドルへ引き下げた 2017 年 2 月にフィデリティインベストメントは株式の手数料 7.95 ドルから 4.95 ドルへ オプションの手数料を 0.75 ドル /1 契約から 0.65 ドル /1 契約へ引き下げた 2017 年 2 月に TD アメリトレードは株式の手数料 9.99 ドルから 6.95 ドルへ引き下げた 2017 年 3 月に E トレードは株式の手数料 9.99 ドルから 4.95 ドルへ アクティブトレーダー向けオプションの手数料を 0.75 ドル /1 契約から 0.5 ドル /1 契約へ引き下げた 米国主要オンライン証券の手数料体系 ( 単位 : ドル ) 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 Minimum Stock Trade Option Futures Deposit Fee (flat) Base Fee Per Contract Fee Trade Station 5, Fidelity 2, TD Ameritrade E*Trade Charles Schwab 1, トレードステーションはこれらの手数料引き下げの動きに追随し 2017 年 3 月に株式及びオプションの手数料を引き下げ 手数料水準を最安値に近い設定としている 取引プラットフォーム 米国でオンライン証券は手数料 取引ツール リサーチ カスタマーサポートなどの評価で比較されるが トレードステー ションは 後述の通り取引プラットフォームが高い評価を得ている 米国主要オンライン証券の比較 リサーチ チャートの レポート 指標 リアルタイムのレポート機能 スクリーニング機能に優れ 40 年以上のヒスト リカルデータによるバックテストが可能 Trade Station N/A 270 専用プログラム言語 EasyLanguage で 独自に分析指標 売買シグ ナル プログラム売買の設定が可能 手数料が低く 注文実行の品質が高く評価されている 12の第三者リ Fidelity サーチレポート提供するなどリサーチツールも好評である 手数料は高いが 取引プラットフォーム リサーチ 教育 カスタマー サービ TD Ameritrade スが充実している 手数量が高く 最低残高も必要であるが 取引プラットフォームとモバイル E*Trade アプリケーションの評価は高い 手数料が低い 独自のレーティングを提供しているなどリサーチの評価が高 Charles Schwab 8 40 い 出所 : 各種資料をもとに SR 社作成 41/102

42 トレードステーションの取引プラットフォームは ポートフォリオのリアルタイムのレポート機能 スクリーニング機能に優れ 40 年以上のヒストリカルデータによるバックテストが可能であるなどの理由から 米国内で数々の賞を受賞している 米国の金融情報紙 BARRON S のオンライン証券ランキングにおいて アクティブトレーダー 部門で6 年連続 4つ星半の最高評価獲得 (2016 年 3 月発表 ) 米国オンライン金融メディア StockBrokers.com のオンライン証券会社レビューにて プラットフォーム技術 部門の最高位を5 年連続受賞 (2017 年 2 月発表 ) 米国金融情報誌 TASC( テクニカル アナリシス オブ ストック アンド コモディティーズ誌 ) が実施する読者大賞において 株式取引システム 先物取引システム 部門にて13 年連続で最高位 および主要 5 部門にてすべての同業他社を上回る評価を獲得した (2017 年 2 月発表 ) 42/102

43 収益構造 収益構造 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 ( 百万円 ) IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 営業収益 30,569 36,090 54,722 50,975 54,271 45,831 前年比 % 51.6% -6.8% 6.5% -15.6% 受入手数料 17,030 20,367 33,542 30,079 32,152 26,349 前年比 % 64.7% -10.3% 6.9% -18.0% 金融費用控除後営業収益構成比率 59.0% 60.3% 67.0% 66.5% 64.8% 63.0% 委託手数料 13,047 15,676 27,572 23,822 25,317 20,141 前年比 % 75.9% -13.6% 6.3% -20.4% 委託手数料率 株式 ETF 9,094 11,303 22,013 17,584 17,795 14,193 先物 オプション 3,478 4,189 5,429 6,217 7,522 5,948 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 3,467 4,149 4,932 5,449 5,890 5,629 前年比 % 18.9% 10.5% 8.1% -4.4% FX 手数料 ( 店頭 FX) 信用取引管理料 / 書換料 投信代行手数料 1,214 1,273 1,518 1,702 1,737 1,539 その他 2,251 2,803 3,267 3,643 3,628 3,607 トレーディング損益 6,200 6,974 8,011 6,242 6,671 4,498 前年比 % 14.9% -22.1% 6.9% -32.6% 金融費用控除後営業収益構成比率 21.5% 20.7% 16.0% 13.8% 13.4% 10.7% 金融収益 6,812 8,195 12,583 13,987 14,610 14,313 前年比 % 53.5% 11.2% 4.5% -2.0% 金融費用控除後営業収益構成比率 23.6% 24.3% 25.1% 30.9% 29.4% 34.2% その他の営業収益 金融費用 1,682 2,320 4,672 5,766 4,629 3,979 金融費用控除後営業収益 28,888 33,769 50,051 45,209 49,642 41,852 前年比 % 48.2% -9.7% 9.8% -15.7% 販売費及び一般管理費 26,060 30,359 34,981 37,143 41,395 40,578 前年比 % 15.2% 6.2% 11.4% -2.0% 純営業収益販管費率 90.2% 89.9% 69.9% 82.2% 83.4% 97.0% 営業利益相当額 2,827 3,410 15,069 8,066 8,247 1,274 前年比 % 341.9% -46.5% 2.2% -84.6% 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) 9.8% 10.1% 30.1% 17.8% 16.6% 3.0% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 販売費及び一般管理費の内訳 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 IFRS 基準 販売費及び一般管理費 26,060 30,359 34,981 37,143 41,395 40,578 取引関係費 8,787 10,223 12,235 13,236 13,862 11,281 支払手数料 3,244 3,819 4,712 5,151 5,312 4,114 取引所協会費 ,435 1,251 1, 通信 運送費 情報料 3,058 3,518 3,821 4,074 4,385 3,675 広告宣伝費 1,637 1,958 2,114 2,596 2,848 2,567 その他 人件費 6,163 8,503 9,613 9,538 10,651 10,393 不動産関係費 1,789 1,833 1,934 2,321 2,497 2,855 不動産費 器具 備品費 ,129 1,487 1,692 1,923 事務費 4,877 4,752 5,404 5,396 5,935 5,737 事務委託費 4,824 4,699 5,330 5,340 5,865 5,679 事務用品費 減価償却費 2,406 3,116 3,441 3,942 4,911 7,094 租税公課 その他 1,830 1,676 1,996 2,369 3,035 2,566 変動費 3,908 4,529 5,702 5,864 6,003 4,703 変動費率 ( 変動費 / 受入手数料 ) 22.9% 22.2% 17.0% 19.5% 18.7% 17.8% 変動費率 ( 変動費 / 金融費用控除後営業収益 ) 13.5% 13.4% 11.4% 13.0% 12.1% 11.2% 固定費 22,152 25,831 29,280 31,280 35,393 35,876 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 43/102

44 セグメント別業績推移 2012 年 3 月期 2013 年 3 月期 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 ( 百万円 ) 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 営業収益 21,567 8, ,151 11, ,311 16, ,678 18, ,178 22, ,775 18, 前年比 % 35.7% -14.9% 58.6% 37.0% 50.9% -14.7% 13.0% 4.3% 4.6% 26.3% 37.3% -15.8% -18.5% -14.7% 受入手数料 10,928 5, ,980 7, ,940 9, ,034 10, ,430 12, ,267 10, 前年比 % 23.5% -20.1% 84.4% 29.6% 56.6% -20.5% 16.1% -4.3% 2.1% 15.0% 28.7% -21.4% -12.5% -23.2% 委託手数料 8,291 4, ,298 5, ,549 6, ,773 7, ,033 8, ,547 7, 前年比 % 15.6% -18.7% 99.5% 30.1% 55.7% -23.2% 15.9% -3.8% 1.6% 15.1% 27.8% -21.7% -17.8% -22.7% 株式 ETF 7,276 1, ,483 1, ,667 2, ,184 2, ,305 2, ,124 1, 先物 オプション 540 2, , , , , ,526 - 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 2,122 1, ,141 2,008-2,353 2, ,451 3, ,453 3, ,141 3,488 - 前年比 % 49.7% - 9.9% 28.3% - 4.2% 16.6% 0.0% 0.1% 14.5% 100.0% -12.7% 1.4% - FX 手数料 ( 店頭 FX) 信用取引管理料 / 書換料 投信代行手数料 1, , , , , , その他 905 1, , , , , ,488 - トレーディング損益 5,106 1, ,170 1,804-5,747 2,264-4,831 1,411-5, , 前年比 % 64.3% % 25.5% % -37.7% % -29.5% % - - 金融収益 5,403 1, ,878 2, ,486 4, ,670 5, ,860 5, ,803 5, 前年比 % 67.9% -13.0% 44.4% 72.9% 45.0% 2.2% 28.2% 33.3% 2.2% 7.4% 99.1% -0.6% -4.3% 2.6% その他の営業収益 , , 金融費用 ,593-1,851 2, ,269 3, ,355 2, ,083 2,115 6 金融費用控除後営業収益 20,582 7, ,273 10, ,459 13, ,410 14, ,823 18, ,693 15, 前年比 % 27.5% -14.2% 56.7% 30.7% 50.4% -16.6% 10.1% 4.3% 4.6% 27.1% 36.7% -16.1% -15.8% -14.8% 販売費及び一般管理費 16,742 8, ,509 13, ,173 15, ,004 16, ,320 18, ,051 15, 前年比 % 51.1% 8.9% 16.1% 13.9% 48.9% 4.3% 9.2% 10.7% 16.6% 10.1% -3.3% 7.4% -13.8% -3.7% 金融費用控除後営業収益販管費率 81.3% 111.7% 96.9% 70.9% 132.5% 123.0% 52.6% 115.4% 121.8% 65.8% 114.5% 129.3% 73.3% 99.2% 91.4% 93.8% 101.5% 103.4% 営業利益相当額 3, ,763-3, ,287-2, ,406-2, , , 前年比 % % % % % - - 営業利益率 ( 営業利益 / 金融費用控除後営業収益 ) 18.7% - 3.3% 29.1% % % % 0.8% 8.6% 6.2% - - その他収益 , ,454 1, , , その他費用 , , , , , 税引前利益 3, ,888-5, ,497-2, ,498-4, , , 前年比 % % % % % - - 税引前利益 / 金融費用控除後営業収益 17.7% - 3.1% 55.4% % % % % - - 当期利益 1, ,501-4, ,022-1, ,755-3, , 前年比 % % % % % - - 親会社の所有者に帰属する当期利益 1, ,478-4, ,020-1, ,755-3, , , 前年比 % % % % % - - 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 8.0% - 3.5% 36.4% % % % % - - 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * セグメント別通期実績は 四半期実績の合計値として算出 セグメント別販売費及び一般管理費の推移 2012 年 3 月期 2013 年 3 月期 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 ( 百万円 ) 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 日本米国 AP 販売費及び一般管理費合計 16,742 8, ,509 13, ,173 15, ,004 16, ,320 18, ,050 15, 前年比 % 51.1% 8.9% 16.1% 13.9% 48.9% 4.3% 9.2% 10.7% 16.6% 10.1% -3.3% 7.4% -13.8% -3.7% 取引関係費 4,747 3, ,851 5, ,147 5, ,200 6, ,356 7, ,323 5, 前年比 % 34.5% -1.8% 26.7% 13.4% 48.6% 0.9% 16.1% 11.5% 2.5% 7.9% 10.9% -16.3% -21.8% 10.8% 支払手数料 833 2, , ,190 3, ,300 3, ,323 4, ,230 2, 取引所協会費 , 通信費 運送費 情報料 2, ,195 1, ,427 1, ,293 1, ,134 2, ,780 1, 広告宣伝費 1, , ,489 1, ,812 1, , その他 人件費 3,165 2, ,515 4, ,680 5, ,525 5, ,047 6, ,206 5, 前年比 % 70.7% 9.7% 4.7% 17.3% 52.0% -4.2% 0.9% 8.4% 14.8% 11.7% -17.4% 3.9% -6.1% -10.7% 不動産関係費 1, , , , , , 前年比 % 94.2% 56.0% 7.4% 8.6% 53.8% 29.9% 5.5% 25.0% 31.7% 8.3% -22.7% 17.6% 7.7% -1.7% 不動産費 器具備品費 , , , , 事務費 4, , , , , , 前年比 % % 13.4% % -0.4% % 9.2% % -2.9% % 事務委託費 4, , , , , , 事務用品費 減価償却費 ( ) 1,181 1, ,270 1, ,531 1, ,985 1, ,032 1, ,077 1, 前年比 % 52.6% 14.1% 20.6% 2.5% 26.0% 29.7% 2.4% 4.3% 52.7% -3.8% -7.3% 67.4% 8.3% -12.4% 租税公課 その他 , , , , , 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料と異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 * セグメント別通期実績は 四半期実績の合計値として算出 * 米国 アジアパシフィックの減価償却費にはそれぞれトレードステーション社 マネックス Boom 証券グループ買収時に発生した識別無形資産の償却費が含まれる 出所 : 同社資料より SR 社作成 44/102

45 連結業績 収益 同社の営業収益は 委託手数料を中心とした受取手数料 FX 中心のトレーディング損益 金融収益からなる それぞれの変動パターンは異なるが 日米の株式市場 為替相場の動向と変動によって 短期的に収益は変動する また 営業収益から金融費用 売上原価を差し引いた金額を金融費用及び売上原価控除後営業収益としているが これは 日本の会計基準を採用している証券会社の純営業収益に相当する 利益 費用は販売費及び一般管理費 金融費用が主な項目である 販売費及び一般管理費は 取引関係費の一部以外は固定費中 心の構造となっている そのため 限界利益率が高く 利益は収益の変動影響を受けやすい 利益は 損益計算書では 税引前利益 当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益からなる さらに 決算説明資料 などでは営業利益相当額も説明に用いている 営業利益相当額 : 金融費用及び売上原価控除後営業収益から販売費及び一般管理費を引いた値で 日本の会計基準では営業利益に相当する 税引前利益 : 営業利益相当額にその他の金融収益 その他の収益を加え その他の金融費用およびその他の費用を差し引いた金額である 日本の会計基準では税金等調整前当期純利益に相当する その他の金融収益は金利スワップ評価益 (2018 年 3 月期第 2 四半期より取引がなく計上していない ) 受取利息 有価証券投資の売却益など その他金融費用は 金利スワップ評価損 (2018 年 3 月期第 2 四半期より取引がなく計上していない ) 支払利息などである 当期利益 : 税引前利益から法人所得税費用を差し引いた金額であり 日本の会計基準では当期純利益に相当する 親会社の所有者に帰属する当期利益 : 当期利益から非支配持分を差し引いた額で 日本の会計基準では親会社株主に帰属する当期純利益に相当する セグメント情報 同社のセグメントは地域別に日本 米国 アジアパシフィックの 3 セグメントからなる 2017 年 3 月期金融費用及び売上原価控除後営業収益構成比は日本が63.2% 米国が35.2% アジアパシフィックが1.7% 税引前損益は 日本が税引前利益 1,768 百万円 米国が税引前損失 457 百万円 アジアパシフィックが税引前損失 97 百万円であった 収益 利益の面から日本の重要性が最も高く 米国がそれに次ぐ 2017 年 7 月時点でアジアパシフィックの重要性は乏しいとSR 社は考えている 45/102

46 日本セグメント 日本セグメントはマネックス証券が大部分を占める 日本セグメントとマネックス証券の営業収益の差は 2015 年 3 月期まではトレーディング損益と金融収益が主要因であった 2015 年 3 月期までのトレーディング損益の差はマネックスFX による 金融収益はIFRS 基準と日本基準の収益と費用の相殺方法の違いによるもので 日本セグメントとマネックス証券の金融収支には大きな差はない 販売費及び一般管理費および営業利益相当額の差は マネックス証券が親会社のマネックスグループに支払う経営指導料 によるものであるが 連結決算では消去対象となる 日本セグメントの損益計算書 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 営業収益 21,567 24,151 38,311 32,678 34,178 28,775 前年比 % 58.6% -14.7% 4.6% -15.8% 受入手数料 10,928 12,980 23,940 19,034 19,430 15,267 前年比 % 84.4% -20.5% 2.1% -21.4% 委託手数料 8,291 10,298 20,549 15,773 16,033 12,547 前年比 % 99.5% -23.2% 1.6% -21.7% 株式 ETF 7,276 9,483 19,667 15,184 15,305 12,124 先物 オプション 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 2,122 2,141 2,353 2,451 2,453 2,141 前年比 - 0.9% 9.9% 4.2% 0.1% -12.7% トレーディング損益 5,106 5,170 5,747 4,831 5,675 4,498 前年比 - 1.3% 11.2% -15.9% 17.5% -20.7% 金融収益 5,403 5,878 8,486 8,670 8,860 8,803 前年比 - 8.8% 44.4% 2.2% 2.2% -0.6% その他の営業収益 金融費用 ,851 2,269 2,355 2,083 金融費用控除後営業収益 20,582 23,273 36,459 30,410 31,823 26,693 前年比 % 56.7% -16.6% 4.6% -16.1% 販売費及び一般管理費 16,742 16,509 19,173 20,004 23,320 25,051 前年比 % 16.1% 4.3% 16.6% 7.4% 金融費用控除後営業収益販管費率 70.9% 70.9% 52.6% 65.8% 73.3% 93.8% 営業利益相当額 3,840 6,763 17,287 10,406 8,502 1,643 前年比 % 155.6% -39.8% -18.3% -80.7% 営業利益率 ( 営業利益 / 金融費用控除後営業収益 ) 18.7% 29.1% 47.4% 34.2% 26.7% 6.2% その他収益 776 6,640 2, ,077 5,470 その他費用 ,691 5,345 税引前利益 3,646 12,888 19,497 10,498 5,887 1,768 前年比 % 51.3% -46.2% -43.9% -70.0% 税引前利益 / 金融費用控除後営業収益 17.7% 55.4% 53.5% 34.5% 18.5% 6.6% 当期利益 1,717 8,501 12,022 6,755 3, 前年比 % 41.4% -43.8% -42.9% -77.5% 親会社の所有者に帰属する当期利益 1,652 8,478 12,020 6,755 3,892 1,004 前年比 % 41.8% -43.8% -42.4% -74.2% 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 8.0% 36.4% 33.0% 22.2% 12.2% 3.8% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 46/102

47 マネックス証券の損益計算書 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 20,119 22,894 37,513 32,930 35,078 29,630 前年比 -5.8% 13.8% 63.9% -12.2% 6.5% -15.5% 受入手数料 10,505 12,719 23,913 19,041 19,478 15,379 前年比 -15.7% 21.1% 88.0% -20.4% 2.3% -21.0% 純営業収益構成比率 59.4% 61.5% 69.0% 63.9% 61.1% 58.0% 委託手数料 8,347 10,349 20,655 15,889 16,149 12,683 前年比 % 99.6% -23.1% 1.6% -21.5% 株式 ETF - 9,535 19,772 15,300 15,421 12,261 先物 オプション 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 1,643 1,828 2,220 2,344 2,384 2,117 前年比 % 21.4% 5.6% 1.7% -11.2% トレーディング損益 2,559 3,122 4,035 3,797 5,675 4,499 前年比 43.0% 22.0% 29.2% -5.9% 49.5% -20.7% 純営業収益構成比率 14.5% 15.1% 11.6% 12.7% 17.8% 17.0% 金融収益 6,897 6,896 9,272 9,946 9,733 9,558 前年比 -1.2% 0.0% 34.5% 7.3% -2.1% -1.8% 純営業収益構成比率 39.0% 33.3% 26.8% 33.4% 30.5% 36.0% その他の営業収益 金融費用 2,420 2,215 2,872 3,114 3,191 3,097 純営業収益 17,698 20,678 34,640 29,816 31,886 26,532 前年比 -5.5% 16.8% 67.5% -13.9% 6.9% -16.8% 販売費及び一般管理費 15,676 15,801 20,367 21,088 24,428 25,738 前年比 -0.8% 0.8% 28.9% 3.5% 15.8% 5.4% 純営業収益販管費率 88.6% 76.4% 58.8% 70.7% 76.6% 97.0% 営業利益相当額 2,021 4,877 14,273 8,727 7, 前年比 -31.3% 141.3% 192.7% -38.9% -14.6% -89.4% 営業利益率 ( 営業利益 / 純営業収益 ) 11.4% 23.6% 41.2% 29.3% 23.4% 3.0% 経常利益 2,128 4,984 14,333 8,842 7, 前年比 -29.2% 134.2% 187.6% -38.3% -15.1% -89.2% 特別利益 140 5, ,909 特別損失 ,599 1,240 税引前当期純利益 1,911 10,007 13,784 8,384 4,905 1,478 前年比 42.0% 423.7% 37.7% -39.2% -41.5% -69.9% 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 日本セグメントとマネックス証券の差 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 1,448 1, 受入手数料 トレーディング損益 2,547 2,048 1,712 1, 金融収益 -1,494-1, , その他の営業収益 金融費用控除後営業収益 2,884 2,595 1, 販管費及び一般管理費 1, ,194-1,084-1, 営業利益相当額 1,819 1,886 3,014 1,679 1, 税引前利益 1,735 2,881 5,713 2, 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 金融費用控除後営業収益 ( 純営業収益に相当 ) 金融費用控除後営業収益は 営業収益から金融費用を控除した値である 日本セグメントの金融費用控除後営業収益は 受入手数料 (2017 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 57.2%) トレーディング損益( 同 16.9%) 金融収支 ( 同 25.2%) その他の営業収益( 同 0.8%) からなる 受入手数料 (2017 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 57.2%) 受入手数料は 委託手数料 (2017 年 3 月期日本セグメント受入手数料構成比 82.2%) 引受け 売出し手数料 ( 同 0.9%) 募集 売出し取扱手数料 ( 同 2.9%) その他の受入手数料 ( 同 14.0%) で構成される 47/102

48 委託手数料 委託手数料は 顧客が株式 ETF 先物 オプションの売買取引を行った際に証券会社が受領する手数料である マネッ クス証券では 株式 ETF の委託手数料が 9 割超であり 先物 オプションの委託手数料は 1 割未満である 株式 ETF の委託手数料は次式の通り 株式等売買代金に委託手数料率を乗じた金額となる 委託手数料の関係式 : 株式 ETF の委託手数料 = 株式売買代金 委託手数料率 2017 年 3 月期においては マネックス証券の株式等売買代金が 13.3 兆円 委託手数料率が 0.09% で マネックス証券の株 式 ETF の委託手数料は 12,124 百万円 (13.3 兆円 0.09%) であった 委託手数料と関連指標の推移 出所 : 各種資料より SR 社作成 * 二市場売買代金は ETF REIT を含む 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 二市場売買代金 ( 兆円 ) ,414 1,337 1,634 1,417 前年比 -14.2% 16.5% 92.4% -5.4% 22.3% -13.3% 二市場売買代金 ( 個人 )( 兆円 ) 前年比 -13.0% 38.5% 148.0% -18.5% 5.6% -19.8% 個人株式等売買代金の割合 17.8% 21.1% 27.2% 23.5% 20.3% 18.8% マネックス証券の株式等売買代金 ( 兆円 ) 前年比 117.1% -28.3% -0.2% -21.9% 二市場売買代金 ( 個人 ) に占める割合 7.1% 6.2% 5.5% 5.1% 5.0% 日本セグメントの株式 ETF の委託手数料 ( 百万円 ) 7,276 9,483 19,667 15,184 15,305 12,124 前年比 30.3% 107.4% -22.8% 0.8% -20.8% マネックス証券の株式等売買代金 委託手数料率に関しては以下の通りである マネックス証券の株式等売買代金マネックス証券の株式等売買代金は次式の通り 東京証券取引所および名古屋証券取引所の二市場の株式等売買代金 二市場の株式等売買代金に占める個人の株式等売買代金の比率 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアの積となる 株式等売買代金の関係式 : マネックス証券の株式等売買代金 = 二市場の株式等売買代金 二市場の株式等売買代金に占める個人の比率 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェア 2017 年 3 月期においては 二市場の株式等売買代金が 1,417 兆円 二市場の株式等売買代金に占める個人の比率が 18.8% 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアが 5.0% で マネックス証券の株式等売買代金は 13.3 兆円 (1,417 兆円 18.8% 5.0%) であった 二市場の株式等売買代金は 景気 金利 株式市場の動向によって変動する 株式等売買代金に占める個人の比率は 個人投資家の損益状況 投資マインドの変化などの影響を受ける ( 市場とバリューチェーン の項参照) 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアは マネックス証券が提供しているサービス内容や同業他社の状況によって変化する 過去の推移では 個人の株式等売買代金に占めるマネックス証券のシェアは 日興ビーンズ証券 オリックス証券 ソニーバンク証券などとの合併によって一時的に上昇したが その後は低下するという流れを繰り返している 委託手数料率委託手数料率はマネックス証券が提供している手数料体系によって決まる マネックス証券の手数料体系は顧客が取引毎手数料コースと一日定額手数料コースのどちらを選んでも同程度の水準で 取引金額の大小によっても手数料率は大きく変化しない 48/102

49 手数料率は概ね0.09% で推移しており 手数料体系の変更を行わない限り 同等の水準で推移するとSR 社は認識している ただし 2016 年 3 月に導入したアクティブトレーダー向け取引ツール トレードステーション では手数料率が0.04% 前後である トレードステーション の口座および株式等売買代金が増加した場合には マネックス証券の手数料率は低下する可能性がある トレーディング損益 (2017 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 16.9%) トレーディング損益は主にFXの収益である FX 取引はFX 業者と顧客の相対取引であり FX 業者が顧客に提示するレートに対し 顧客が売買注文を発注し 注文が約定した時点で FX 業者には顧客の成立した買いまたは売りのポジションと反対のポジションが生じ 相場変動リスクが発生する FX 業者は 顧客との取引により生じる外国為替ポジションについては 相場変動に伴う損益が大きく発生しないように リスクをコントロールしており 随時 提携金融機関 ( 銀行等のインターバンク市場の参加者 カバー先とする ) への売 買注文を通じて反対のポジションを保有する ( カバー取引 ) このとき カバー先がFX 業者に提示するスプレッドとFX 業者が顧客に提示するスプレッドの差額が FX 業者にとってのカバー取引による売買収益となる また FX 業者は顧客からの多数の売り注文と多数の買い注文が瞬時に成立した場合 それらを相殺する 相殺した部分は相場の変動に対して中立となるため カバー取引を行う必要がなくなり 相殺できなかった部分だけカバー取引を行う この場合 FX 業者が顧客に提示している売値 買値のスプレッドがFX 業者の売買収益となる トレーディング損益は次式の通り 取引金額に収益率 ( 取引高に対する収益の比率 ) を乗じて得られる トレーディング損益の関係式 : トレーディング損益 =FX 取引金額 収益率 2017 年 3 月期においては マネックス証券における FX 取引金額は 34.9 兆円 収益率は 0.013% トレーディング損益は 4,499 百万円であった トレーディング損益と関連指標の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 FX 市場の取引金額 ( 兆円 ) 1,733 2,208 4,196 4,698 5,525 4,939 前年比 -12.5% 27.5% 90.0% 12.0% 17.6% -10.6% マネックス証券のFX 取引金額 ( 兆円 ) 前年比 % 38.2% -1.5% 11.4% -12.4% マネックス証券のシェア 1.5% 1.2% 0.9% 0.8% 0.7% 0.7% トレーディング損益 ( 百万円 )( スワップ収益を除く ) 4,446 4,159 4,519 3,627 4,528 3,342 収益率 0.017% 0.016% 0.012% 0.010% 0.011% 0.010% 出所 : 金融先物取引業協会資料 同社資料をもとに SR 社作成 FX 取引金額は為替相場の変動幅の影響を受け 変動幅が大きい / 小さい時には増加 / 減少する傾向がある FX 市場における マネックス証券のシェアは 1% を下回る水準で低下傾向にある また 収益額は取引されている通貨のスプレッドにより 変動する 取引される通貨ペアのうち 米ドル / 日本円の割合が一番高い 金融収支 (2017 年 3 月期日本セグメント金融費用控除後営業収益構成比 25.2%) 金融収支は 金融収益と金融費用の差額である 同社は金融収益および金融費用の内訳 ( 信用取引収支 有価証券貸借取引収支 利息収支 ) について連結の数値を公表し ているが セグメントごとの数値は公表していない SR 社では 信用取引および有価証券貸借取引は日本セグメントが 中心 預かり資産の運用は米国セグメントが中心であり 日本セグメントの金融収支の内訳は連結の信用取引収支および 49/102

50 有価証券貸借取引収支とその他差額 米国セグメントの金融収支の内訳は連結の利息収支とその他差額として捉えると理 解しやすいと考える 金融収支と関連指標の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 マネックス証券の信用取引期末残 ( 十億円 ) 買残 ( 十億円 ) 売残 ( 十億円 ) マネックス証券の信用取引平残 ( 十億円 ) 消費貸借契約により借り入れた有価証券 99, , , , , ,724 消費貸借契約により貸し付けた有価証券 35,917 77, , ,126 69,891 73,386 日本セグメントの金融収益 ( 百万円 ) 5,403 5,878 8,486 8,670 8,860 8,803 マネックス証券の金融収益 ( 百万円 ) 6,897 6,896 9,272 9,946 9,733 9,558 連結の信用取引収益 ( 百万円 ) ,830 5,973 4,837 連結の有価証券貸借取引収益 ( 百万円 ) ,119 4,610 4,392 日本セグメントの金融費用 ( 百万円 ) ,851 2,269 2,355 2,083 マネックス証券の金融費用 ( 百万円 ) 2,420 2,215 2,872 3,114 3,191 3,097 連結の信用取引費用 ( 百万円 ) 連結の有価証券貸借取引費用 ( 百万円 ) ,747 2,630 2,113 日本セグメントの金融収支 ( 百万円 ) 4,417 5,000 6,635 6,401 6,505 6,720 マネックス証券の金融収支 ( 百万円 ) 4,477 4,681 6,400 6,832 6,542 6,461 連結の信用取引収支 ( 百万円 ) ,366 5,499 4,310 連結の有価証券貸借取引収支 ( 百万円 ) ,372 1,980 2,279 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 金融収益 金融収益は信用取引収益 有価証券貸借取引収益 受取利息などからなる 日本セグメントでは信用取引収益および有価 証券貸借取引収益が中心である 信用取引収益 信用取引収益は 信用取引に係る金利 貸株料であり 信用取引残高に金利または貸株料の料率を乗じた金額となる 信用取引収益 = 信用取引買平残 ( 売建と買建の合計 ) 信用取引収益率 ( 信用取引金利と貸株料の加重平均 ) = 信用取引買平残 信用取引金利 + 信用取引売平残 信用取引貸株料 2017 年 3 月期において 信用取引平均残高 ( 売建と買建の合計 ) は152,000 百万円 信用取引買残は138,499 百万円 信用取引売残は27,550 百万円 信用取引収益は4,837 百万円 信用取引収益率は3.2% であった 同社は月次概況でマネックス証券の信用取引残高 ( 売建と買建の合計 ) を公表している また 子会社 ( マネックス証券株式会社 ) の四半期決算 の貸借対照表から信用取引買残 ( 信用取引貸付金 ) と信用取引売残 ( 信用取引貸証券受入金 ) を区分した数値を把握することが可能である 信用取引の期末残高をもとに 信用取引残高の買残構成比 8 割 売残構成比 2 割が期中に一定であったと仮定した場合 信用取引金利 (2.80%) と貸株料 (1.15%) の加重平均は 2.5% と計算されるが 上述の信用取引収益率はこの数値を上回 る この要因は 信用取引の日計取引は残高に計上されないが 証券会社は 1 日分の金利を受領することによる 信用取引残高は 株式等売買代金同様に 株式市場の動向に大きく影響を受け変動する 株式市況好転時には買い余力が 増し 信用取引残高が増加し 市況悪化時には買い余力が減少し 信用取引残高は減少する傾向がある 信用取引金利は制度信用で 2.80% 一般信用で 3.47% であるが 信用取引買残のほとんどは制度信用である 貸株料は制 度信用で 1.15% である 同社は一般信用売りのサービスを提供していない 有価証券貸借取引収益有価証券貸借取引収益は貸株サービスに係る収益である 貸株サービスは 顧客が保有している株式を証券会社に貸出し 貸出した株式に応じた貸株金利を受取ることができるサービスである 証券会社は顧客から借りた株式を機関投資家が参加する貸株市場に貸出すことで貸株料を受取り 顧客に貸株金利を支払う 50/102

51 有価証券貸借取引収益は 貸株残高 ( 消費貸借契約により貸し付けた有価証券 ) に貸株料を乗じた金額となる 貸株残高は 貸株市場におけるヘッジファンドなどの株式の借り手の需要動向によって変動する 具体的には 特定のテー マに関連する銘柄群が急激に上昇した場合には 個別銘柄を借り入れて売却するニーズが高まり 貸株残高は増加する傾 向がある 貸株料は 株式の銘柄毎に異なり 借入ニーズの高い銘柄ほど料率が高くなる また 貸株市場の需給動向によっても変動する 貸株市場は 機関投資家が株券を貸し借りする市場である 証券会社が仲介役として 株券の保有者から株券を調達し 外資系証券会社やヘッジファンドなどに株券を貸し出す 株券の借り手は 株式市場を通じて株券の売却が可能になるほか 株券の名義が移るため配当金受取や議決権行使など株主としての権利を得られる 株券の借り手は貸し手に貸借料として金利を支払う 取引終了時には 借り手は貸し手に借りた株式数を返還しなければならない 金融費用 金融費用は 信用取引費用 有価証券貸借取引費用 支払利息などからなる 日本セグメントでは信用取引費用および有 価証券貸借取引費用が中心である 信用取引費用 信用取引費用は 逆日歩や 信用取引または貸借取引により発生した証券金融会社に対する支払利息および貸株料である 信用取引費用は信用取引収益の 10% 前後で推移している 有価証券貸借取引費用 有価証券貸借取引費用は上述の貸株サービスにおいて 証券会社が顧客に支払う貸株金利である 有価証券貸借取引費用 は有価証券貸借収益の 15~20% で推移している 販売費及び一般管理費日本セグメントの販売費及び一般管理費は固定費中心 販売費及び一般管理費の主な項目は 取引関係費 (2017 年 3 月期販管費構成比率 21.2%) 人件費( 同 16.8%) システム関連費用 ( 同 55.5%)( 内訳は不動産関係費 ( 同 12.5%) 事務費( 同 22.7%) 減価償却費( 同 20.3%)) で構成される 日本セグメントの販売費及び一般管理費を変動費と固定費に分解する場合 変動費に分類される費用項目は 取引関係費 中の支払手数料 取引所協会費 通信 運送費 情報料であり それ以外は 固定費の要素が大きいと SR 社は判断して いる 日本セグメントの固定費は 2015 年 3 月期以降に増加傾向にあるが これは基幹システムの開発に伴いシステム関連費用が 増加したことが主な要因である 51/102

52 日本セグメントの販売費及び一般管理費の推移 ( 百万円 ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 販売費及び一般管理費合計 16,742 16,509 19,173 20,004 23,320 25,050 前年比 % 16.1% 4.3% 16.6% 7.4% 取引関係費 4,747 4,851 6,147 6,200 6,356 5,323 前年比 - 2.2% 26.7% 0.9% 2.5% -16.3% 支払手数料 ,190 1,300 1,323 1,230 取引所協会費 , 通信費 運送費 情報料 2,148 2,195 2,427 2,293 2,134 1,780 広告宣伝費 1, ,139 1,489 1,812 1,506 その他 人件費 3,165 3,515 3,680 3,525 4,047 4,206 前年比 % 4.7% -4.2% 14.8% 3.9% 不動産関係費 1,591 1,455 1,562 2,029 2,672 3,141 前年比 % 7.4% 29.9% 31.7% 17.6% 不動産費 器具備品費 ,154 1,623 2,268 2,641 事務費 4,868 4,740 5,377 5,357 5,849 5,677 前年比 % 13.4% -0.4% 9.2% -2.9% 事務委託費 4,815 4,688 5,305 5,304 5,782 5,622 事務用品費 減価償却費 ( ) 1,181 1,270 1,531 1,985 3,032 5,077 前年比 - 7.5% 20.6% 29.7% 52.7% 67.4% 租税公課 その他 出所 : 同社資料より SR 社作成 取引関係費のうち 支払手数料 取引所協会費 通信 運送費 情報料が変動費 取引関係費は 支払手数料 取引所協会費 通信 運送費 情報料 広告宣伝費 その他で構成される 支払手数料の 6 割程度 取引所協会費は主に株式等売買代金に連動する費用である 支払手数料の株式等売買代金連動以外の部分 通信 運送費 情報料の大部分が口座数に連動する費用である 支払手数料 : 同費用は 株式受渡決済に対する株式会社日本証券クリアリング機構 ( 証券取引所の清算 決済を担当 する機関 ) への支払手数料 銀行への支払手数料 証券保管振替機構への支払手数料等である 株式等売買代金 口 座数に連動する 取引所協会費 : 証券会社が月々の株式等売買代金に応じて証券取引所に支払う取引料 ( 場口銭 ) などであり 当該費 用は株式等売買代金に連動する 通信 運送費 情報料 : 株式会社 QUICK への株価情報取得に対する支払い 東京証券取引所のシステム使用料などで ある 人件費 人件費は従業員数と 1 人当たり人件費によって決まる 従業員数は 2016 年 3 月期に増加したが 2017 年 3 月期には減少した 1 人当たり人件費は上昇傾向にあり 2017 年 3 月期は 12.3 百万円であった 日本セグメントの人件費と従業員数の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 人件費 ( 百万円 ) 3,165 3,515 3,680 3,525 4,047 4,206 前年比 % 4.7% -4.2% 14.8% 3.9% 人件費率 15.4% 15.1% 10.1% 11.6% 12.7% 15.8% 従業員数 ( 人 ) 前年比 2.7% 2.6% -2.6% 5.9% 9.9% -7.6% 1 人当たり人件費 ( 百万円 ) 前年比 - 8.2% 4.7% -5.7% 6.3% 3.2% 1 人当たり営業収益 ( 百万円 ) 前年比 - 9.1% 58.6% -16.1% -3.1% -16.4% 出所 : 同社資料より SR 社作成 *1 人当たり人件費は 人件費を従業員数 ( 期首期末平均 ) で除した数値 システム関連費用 システム関連費用は用途 性質によって分類され 不動産関係費 事務委託費 減価償却費に計上される 52/102

53 日本セグメントのシステム関連費用 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 システム関連費用 7,640 7,465 8,470 9,371 11,553 13,895 前年比 % 13.5% 10.6% 23.3% 20.3% 不動産関係費 1,591 1,455 1,562 2,029 2,672 3,141 前年比 % 7.4% 29.9% 31.7% 17.6% 事務費 4,868 4,740 5,377 5,357 5,849 5,677 前年比 328.5% -2.6% 13.4% -0.4% 9.2% -2.9% 減価償却費 1,181 1,270 1,531 1,985 3,032 5,077 前年比 - 7.5% 20.6% 29.7% 52.7% 67.4% 出所 : 同社資料より SR 社作成 不動産関係費 不動産費および器具備品費からなる 器具備品等は主にサーバー管理に係る費用である 事務委託費はシステムの保守 管理等に係る支払いが中心 事務委託費は システムの保守や管理に係る費用の支払いが中心となっている 減価償却費はソフトウェア償却費が中心 減価償却費のほとんどは ソフトウェアの償却費が占める ソフトウェアは資産計上のうえ 5 年で償却する 日本セグメントのシステム関連費用は 2016 年 3 月期以降 日本株版 トレードステーション の導入 新基幹システムの開発に伴い増加している その結果 2017 年 3 月期において マネックス証券のシステム関連費用は 絶対額でSBI 証券に次ぐ水準であり 口座当たりシステム関連費用 約定当たりシステム関連費用でも割高になっている ( 競合状況 の項参照 ) 同社によれば 2018 年 3 月期には新旧基幹システムの並行稼働が終了することで 特に旧基幹システムの事務費を中心に システム関連費用および人件費が前期比で 2,400 百万円減少する見込みであるという 53/102

54 米国セグメント 米国セグメントは TradeStation Securities, Inc. が大部分を占める 米国セグメントの損益計算書 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 ( 百万円 ) 営業収益 8,643 11,726 16,062 18,146 22,912 18,683 前年比 35.7% 37.0% 13.0% 26.3% -18.5% 受入手数料 5,808 7,173 9,298 10,791 12,406 10,857 前年比 23.5% 29.6% 16.1% 15.0% -12.5% 委託手数料 4,467 5,165 6,720 7,786 8,965 7,371 前年比 15.6% 30.1% 15.9% 15.1% -17.8% 株式 ETF 1,529 1,608 2,043 2,136 2,168 1,844 先物 オプション 2,939 3,557 4,676 5,648 6,794 5,526 大証 FX 引受け 売出し手数料 募集 売出し取扱手数料 その他の受入手数料 1,341 2,008 2,577 3,006 3,441 3,488 前年比 49.7% 28.3% 16.6% 14.5% 1.4% FX 手数料 ( 店頭 FX) 信用取引管理料 / 書換料 投信代行手数料 その他 1,341 2,008 2,577 3,006 3,441 3,488 トレーディング損益 1,098 1,804 2,264 1, 前年比 64.3% 25.5% -37.7% -29.5% % 金融収益 1,435 2,410 4,168 5,343 5,736 5,492 前年比 67.9% 72.9% 28.2% 7.4% -4.3% その他の営業収益 ,381 1,242 金融費用 693 1,593 2,818 3,496 2,269 2,115 金融費用控除後営業収益 7,950 10,134 13,245 14,584 18,541 15,616 前年比 27.5% 30.7% 10.1% 27.1% -15.8% 販売費及び一般管理費 8,884 13,423 15,291 16,701 18,392 15,858 前年比 51.1% 13.9% 9.2% 10.1% -13.8% 金融費用控除後営業収益販管費率 111.7% 132.5% 115.4% 114.5% 99.2% 101.5% 営業利益相当額 ,289-2,047-2, 前年比 営業利益率 ( 営業利益 / 金融費用控除後営業収益 ) % - その他収益 , その他費用 90 2,627 1,473 2, 税引前利益 ,774-2,388-4, 前年比 税引前利益 / 金融費用控除後営業収益当期利益 ,488-1,450-3, 前年比 親会社の所有者に帰属する当期利益 ,488-1,450-3, 前年比 四半期利益 / 金融費用控除後営業収益 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 54/102

55 米国セグメントの損益計算書 ( 米ドルベース ) 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 ( 千米ドル ) 営業収益 141, , , , ,883 前年比 14.0% 3.2% 15.0% -9.9% 受入手数料 86,263 93,086 98, ,273 99,886 前年比 7.9% 5.3% 5.3% -3.3% 委託手数料 62,115 67,284 70,731 74,622 67,808 前年比 8.3% 5.1% 5.5% -9.1% 株式 ETF 19,339 20,462 19,407 18,058 16,971 先物 オプション 42,775 46,823 51,325 56,564 50,836 その他受入手数料 24,148 25,802 27,309 28,651 32,078 前年比 6.8% 5.8% 4.9% 12.0% トレーディング損益 21,693 22,659 12,818 8,290 - 金融収益 28,975 41,739 48,542 47,756 50,531 前年比 44.1% 16.3% -1.6% 5.8% 売上収益 - - 1,250 19,924 10,036 その他の営業収益 4,084 3,308 5,245 11,498 11,429 金融費用 19,153 28,213 31,760 18,885 19,459 売上原価 - - 1,148 17,500 8,765 金融費用及び売上原価控除後営業収益 121, , , , ,661 前年比 8.8% 0.3% 16.1% -6.9% 販売費及び一般管理費 ( ) 161, , , , ,885 前年比 -5.2% -0.9% 0.9% -4.7% 営業利益相当額 -39,554-20,489-18,763 1,246-2,225 前年比 その他収益 1,412 11, その他費用 31,297 14,740 20,802 6,043 2,485 税引前四半期利益 -69,440-23,910-39,565-4,372-4,205 前年比 四半期利益 -53,961-14,517-28,964-1,263-4,573 前年比 親会社の所有者に帰属する四半期利益 -53,961-14,517-28,964-1,263-4,573 前年比 出所 : 同社資料より SR 社作成 * 表の数値が会社資料とは異なる場合があるが 四捨五入により生じた相違であることに留意 金融費用及び売上原価控除後営業収益 ( 純営業収益に相当 ) 金融費用及び売上原価控除後営業収益は 受入手数料 (2017 年 3 月期米国セグメント金融費用及び売上原価控除後営業利 益構成比 69.5%) 金融収支 ( 同 21.6%) 売上収支 ( 同 0.9%) その他の営業収益 ( 同 8.0%) で構成される 受入手数料 (2017 年 3 月期米国セグメント金融費用控除後営業収益構成比 69.5%) 受入手数料は 株式 先物 オプションの委託手数料 (2017 年 3 月期米国セグメント受入手数料構成比 67.8%) その他 の受入手数料 ( 同 32.1%) で構成される 株式 先物 オプションの委託手数料 日本セグメントと同様に 委託手数料は 顧客が株式 先物 オプションの売買取引を行った際に証券会社が受領する手 数料である 米国セグメントの委託手数料は DARTs(Daily Average Revenue Trades の略称で 1 営業日当たりの収益を伴う約定も しくは取引の件数 ) に営業日数および約定当たり手数料単価を乗じた金額と捉えると理解しやすい 委託手数料の関係式 : 株式 先物 オプションの委託手数料 = DARTs 営業日数 約定当たり手数料単価 55/102

56 米国セグメントにおける DARTs 約定当たり単価 委託手数料の推移 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期 DARTs( 件数 ) - 107, , , , ,329 前年比 % 4.0% 1.7% -15.0% 営業日数 ( 日 ) 約定件数 ( 件数 ) - 26,763,235 28,058,627 29,070,028 29,636,297 25,064,728 約定当たり手数料単価 ( ドル ) 前年比 % 1.5% 3.5% 7.4% 委託手数料 ( 千ドル ) - 62,115 67,284 70,731 74,622 67,808 前年比 % 5.1% 5.5% -9.1% 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 *2011 年 6 月にトレードステーション社を取得 2017 年 3 月期においては DARTs が 100,329 件 営業日数が 252 日 約定あたり単価が 2.7 ドルであった TradeStation Securities, Inc. の DARTs 約定当たり単価に関しては以下の通りである TradeStation Securities, Inc. のDARTs TradeStation Securities, Inc. のDARTsはVIX( 今後 30 日のボラティリティについての市場の見方を表す数値 ) との相関が強く VIXの数値が上昇 / 下落する場合にTradeStation Securities, Inc. のDARTsも増加 / 減少する傾向がある 同社によれば VIX1ポイントの上昇により委託手数料は年間 1.9~3.0 百万米ドル増加 (2009 年 1 月から2017 年 3 月の委託手数料の回帰分析では3.0 百万米ドル 2011 年 7 月から2017 年 3 月の委託手数料の回帰分析では1.9 百万米ドル ) するという VIXと委託手数料 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 また DARTsは稼働口座数の増減影響も受ける 2011 年 3 月末から2017 年 3 月末までのトレードステーション社の稼働口座数 (FXの口座を除く) の成長率は年平均 6% であった 稼働口座数 (FXの口座数を除く) 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 約定当たり単価 TradeStation Securities, Inc. の手数料体系は 大きく分けて2 種類存在し 顧客が選択できる 一つは取引毎の手数料体系であり もう一つは約定株数に応じた手数料体系である 顧客の構成比としては前者が高い 56/102

57 その他の受入手数料 その他の受入手数料は プラットフォーム手数料とペイメント フォー オーダー フローからなる プラットフォーム手数料 プラットフォーム手数料は トレードステーションのツールを月に最低 1 回利用して取引しない場合に顧客が約 100 ドル をチャージされることによる収益である TradeStation Securities, Inc. は2017 年 3 月に株式およびオプション取引において新手数料を導入し 株式は1 取引当たり5 ドル オプションは 1 取引当たり5ドルおよび 1 契約当たり0.5ドルの手数料体系を導入し それに合わせて 新料金体系の顧客に関してはプラットフォーム手数料を廃止した よって プラットフォーム手数料は新料金体系への移行が進むことで減少する ペイメント フォー オーダー フローペイメント フォー オーダー フローは取引所やマーケットメイカーに対してオーダーフローを提供することで得られる収益である トレードステーション社は 取引所指定のない注文を取引所ではなく マーケットメイカーに振ることで ペイメントフォーオーダーフローの収益を上げている 同収益は2017 年 3 月期下期から増加傾向にある 米国では取引所への集中度合いが低く マーケットメイカーが 売り気配 と 買い気配 を提示し 最良気配を出しているマーケットメイカーの間で相対取引を行う仕組みがある 証券会社は指値などの流動性を供給するような注文をマーケットメイカーに流すことで リベートを得ることができる 顧客から取引所指定のない注文が来た場合 証券会社としてはどこに流せば一番リベートを得ることができるか 判断して注文を流すことで収益を最大化する 金融収支 (2017 年 3 月期米国セグメント金融費用控除後営業収益構成比 21.6%) 金融収益は株券貸借取引収益 預かり資産の資金運用収支で構成される 2017 年 3 月期において 米国セグメントの金融 収支の 7 割程度は預かり資産の資金運用収支である 預かり資産の資金運用収支同社によれば トレードステーションの預かり資産のうち半分程度が現金であり 2017 年 3 月期においてはその金額は 200,000 百万円程度であった 預かり資産の運用収益は この資金を運用することでトレードステーション社が獲得する受取利息である よって 預かり資産の資金運用収益は 預かり資産残高と米国短期金利の影響で変動する 2008 年 3 月期以前は 米国短期金利が4% を超えていたことから トレードステーション社の資金運用収支は30 百万ドルを超えていた 2010 年 3 月期以降は米国短期金利が1% を下回る水準であったことから 資金運用収支は10 百万ドルを下回る水準で推移していたが 2016 年 3 月期以降は米国短期金利の上昇に伴い 資金運用収支が増加している なお 預かり資産の運用資金の一部については金利スワップによって受け取りを固定しているという 資金運用収支および米国短期金利推移 出所 : 同社資料をもとに SR 社作成 57/102

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