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しょうぶさわなか
5 years ago
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1 Agenda ISO/TC204/WG3の国際標準化活動について ISO/TC204/WG3/SWG3.2コンビーナ田中英男 2010 年 7 月 27 日 2 ITS 国際標準化の体制 TC204 の各 WG ISO ( 国際標準化機構 ) IEC ( 国際電気標準化会議 ) TC204 (Technical Committee) WG1~1818 (Working Group) ISO/TC204 議長 ( 米 ) 事務局 :TIA( 米 ) (Telecommunications Industry Association) 検討内容 WG1: システム機能構成 WG3:ITSデータベース技術 WG4: 車両貨物自動認識 WG5: 自動料金収受 WG7: 商用車運行管理 WG8: 公共交通議長国イギリス日本ノルウェースウェーデンカナダアメリカ WG9: 交通管理オーストラリア ITU ( 国際電気通信連合 ) JTC (Joint Technical Committee) WG10: 旅行者情報 WG11: ナビ経路誘導 WG14: 走行制御イギリス空席日本 ITS の国際標準化は ISO/TC204が中心に実施検討テーマによっては IECやITUとの調整によりタスクが分けられている WG15: 狭域通信 WG16: 広域通信 WG17: ノーマディックデバイスドイツアメリカ韓国 3 引用 : 社団法人自動車技術会ホームページ WG18: 協調システムドイツ 4

2 ISO 規格化の流れ日本における関連団体と相関図 ISO の規格は TC(Technical Committee) と呼ばれる専門委員会において検討される各プロジェクトは分野ごとのTCで下記の段階 ( ステージ ) にしたがって標準化が行われ国際規格 (IS) として発行される ISOの規格化にあたって既存の企画が存在する場合には ISO 以外の機関が作成した規格を流用して規格化される迅速法 (Fast-track procedure) を用いることもできる引用 : 財団法人道路新産業開発機構ホームページ ITS 標準化委員会 ITS 標準化戦略の策定規格案の審議製造者消費者中立者で構成事務局 : ( 社 ) 自動車技術会技術委員会分科会など作業の進捗確認情報交換分科会ビジネスチーム標準化原案などの審議国際 WG への対応 ITS データベース技術分科会 (WG3) 検討成果のインプット Kiwi-W コンソーシアム事務局 ( 財 ) 日本デジタル道路地図協会 5 引用 : 社団法人自動車技術会ホームページ 6 WG3 ITS データベース技術 WG3 のこれまでの活動 ISO/TC204/WG3 / は ITSが対象とする交通 / 運輸関連分野の各種システムが必要とする全ての地理 / 位置情報群が格納可能で互換性が高くかつ容易に効率的に取り扱うことのできるデータベース等の標準を定める日本が議長国となり 1993 年に設置された 1993 年の設立時以下ワークアイテムを開始ー SWG3.1:Geographic Data Files (GDF= 地理データファイル IS14825) XGDF (extended Geographic Data Files= 拡張地理データファイル DIS14825) ー SWG3.2:Physical Storage Format (PSF= 物理的格納データフォーマット TS20452) その後以下ワークアイテムを追加ー SWG3.3:Location 3:Location Referencing (LR= 位置参照手法 IS17572) ー SWG3.4:Application Programming Interface (API=API 標準 IS17267) ー SWG3.2:Navigation Data Delivery Structure and Protocols (DD= 地図配信データ構造 FDIS 投票手続中 ) 赤文字のワークアイテムは現在審議中引用 : 社団法人自動車技術会ホームページ 7 8

3 参考 :WG3 のアイテムの位置付け概観国際標準化の経緯と成果 (1) WG3 標準化の対象運転者データプログラムシステム組織アプリケーション ( ナビゲーション緊急システム運行管理システム端末等 ) 地図配信データ構造位置参照 LR アフリケーションフロクラム API インタフェース通信装置データアクセスライブラリ通信物理的格納フォーマット PSF Conversion GDF PSF D A L A P I App. Software Address Location Map Display Route Planning POI & Service Route Guidance Positioning 情報センタ情報提供者地理データ媒体 (CD 等 ) 編集データ媒体提供者標準化 (NP14826) Operating System 情報引用 : 社団法人自動車技術会資料 WG3 国内分科会の概要より地理データベース地理データファイル交換フォーマット更新手法 GDF Updating Publishing 9 Map Provider Navigation System ナビシステムにおける PSF の位置付け / /10 / マルチモーダル等に対する地図関連データベースの論理データモデル (PWI14296) 2009/5 新規提案物理的格納方式 (NP14826) 審議中止国際標準化の経緯と成果 (2) Part1+Part2(LDO) 地図配信データ構造 (DIS24099) データ格納方式の論理構造 (TS20452) Part2(PDO=KIWI ver1.22) データ格納方式の物理フォーマット JIS(D0810) 2007/6 出版 2009/12 DIS 承認 2004/3 制定 2010/6 FDIS 投票手続中 2010/9 2010/11 NP 提案 ( 予定 ) IS 発行 ( 予定 ) PWI14296: 新規ワークアイテム New Map Database Specification for Emerging ITS Services 環境サービスマルチモーダルなどの新たな ITS サービスに対する地図関連データベースの論理データモデル ( 論理データ構造および他 ITS システムとのインターフェイスを含む ) の定義を目的とし 2009 年 5 月に日本 ( 共同提案国 / 韓国 ) が新規 PWI として提案 11 12

4 PWI14296 のスコープ ( 範囲 ) PWI14296 のスコープ ( 概念図 ) In-vehicle Map related systems Scope of the NP New Map Database Specification for Emerging ITS Services Scope of the PWI Map Display Positioning Service and POI Access (Notification) (Caution) (Vehicle Control) Multi Modal Mobile 車載地図関連システム Center Address Location Application Category Route Route Ecological Planning Guidance (Warning) Application ナビゲーション環境マルチモーダル携帯 PDA 等 Cartographic Data Model Transportation Lane Shape Surface Shape of Link Surface Shape of Intersection Road Mark Weather Multi Modal Temporary Traffic Restriction Other Vehicle Traffic Status Transportation Point Other In- Vehicle Systems *Specifications for PSF (Physical Storage Format) are out of scope. *Dotted boxes are only candidates and may change during the work. 13 TS20452 PSF はスコープの対象外地図関連データの論理データモデル地図関連 DB 他システムとのインターフェイスアプリケーション他システムの DB 14 標準化への取り組み (1) EU ITSアクションプランが2009 年 4 月にEU 議会で承認ー 6つのアクションエリア 24アクションの計画ー 2009 年 ~2014 年で実施ー 2012 年に中間報告を予定 Action Area 4 ( 交通運輸インフラへの車の取り込み ) ー 4.2: 2010 年 ~2013 年において Cooperative Systems( 路車間および車車間における協調システム ) の開発と評価を行うー 4.4: Cooperative Systemsの標準開発を欧州標準化団体に命令する 2009 年 10 月にECが Mandate 453(M/453) を発行ー Cooperative Systemsの互換性を支援すべく CENおよびETSIに標準化を命ずるー 2010 年 1 月にCENとETSIがこれを受諾 15 TC204 参考 : 標準化組織の関係国際標準化組織体制国際標準化機構国際電気標準化会議国際電気通信連合世界無線通信会議連携 TC278 ISO IEC ITU WRC 有線 CEPT 欧州郵電主管庁会議 CEN CENLEC ETSI 欧州標準化委員会引用 : 財団法人道路新産業開発機構ホームページ欧州電子標準化委員会欧州電気通信標準化委員会欧州における標準化組織体制無線 ERC 欧州無線主管庁会議 16

5 標準化への取り組み (2) 参考 :Local Dynamic Map M/453 対応スケジュールー 2011 年 1 月 15 日進捗報告ー 2011 年 9 月 15 日総合報告 ( 欧州の最終標準案 ) ー 2012 年 7 月 15 日最終報告 ( 国際標準案との調整 ) ISO/TC204の対応 -Cooperative Systemsの標準化に関して CEN/TC278/WG16に協力すべく TC204 内に WG18 を新説ー WG18はCEN/TC278/WG16のミラーコミッティの位置付けで TC204 内のCooperative Systems 関連活動を統括ー WG3はWG18のもとで Local Dynamic Mapの標準化に対応ー上記対応の他 NDSとも情報交換を行い連携を検討 Local Dynamic Map Standardization Proposals by CEN/ETSI/ISO CEN TC278 WG16 PWI LDM コンセプトの定義 ETSI TC ITS STF404 (LDM) ITSステーションとLDMとの融合を実現しアプリケーションの互換性を保証するために必要であると判断された新たな標準化ワークアイテムに対する提案分担された新規ワークアイテムの開発におけるそれぞれの責任に関する ETSI と CEN の合意に向けた提案 ISO TC204 WG3 PWI LDMと車載器データベース間のインターフェイスの定義ロケーションリファレンスの方法論高精度な交差点の地図に関してLDMで定義される新たなエンティティ 17 *Source: 1 st CEN/ETSI Joint Workshop on Cooperative Systems Standardization in May 参考 :Local Dynamic Map 参考 :NDS について SAFESPOT において路車間通信及び車車通信により取得した他の車両や障害物などの情報を地図にマッピングする仕組みとしてLocal Dynamic Mapが検討されている PWI14296では Local Dynamic Mapのコンセプトを実現するための内容も標準化の対象と考えられるため今後欧州における当該活動メンバへも働きかけを行う予定 Local Dynamic MapはSAFESPOTにおいて検討されている車車及び路車協調システムに必要とされる機能の一つ路車間通信及び車車間通信により取得した他の車両や障害物などの情報を地図にマッピングし他の車両の経路予測や障害物の正確な位置を特定に活用 2) PWI14296で検討する各レイヤー間における位置の関係を活用可能な部分出典 : SAFESPOTwebsite ( eu.org/documents/d8.4.4_safespot_applications.pdf) 1) PWI14296 で標準化する DB を活用可能な部分 19 NDS=Navigation Data Standard カーナビ向け物理格納フォーマットの開発および標準化を推進する民間団体ポイント全世界対応アプリケーションと地図データの切り分けインターオペラビリティ更新コンパクト / 効率化差分配信とワークメディアデータの拡張性不法コピーの防止 / 知的財産管理 20

6 参考 :NDS 標準の構成要素 WG3 における今後の見通し Ge eneral met ta data Me etamodell Update Functions J. Views TMC DRM Proprietary extensions Phonetic representation POI Basic map display Routing Name Time Profiles TPEG VICS Advanced Map display Enhanced Route Attributes Fuzzy and Freetext Search Future Perspective of ISO/TC204/WG3(2010 年 3 月 1 日版 ) に示された標準化候補領域 1Architecture for higher frequency map update and in-vehicle feedback 市場のデジタル地図データベースに対する高鮮度化の要求を満たすべくより高頻度の地図更新を実現するリアルタイム地図配信サービス等を可能とする仕組みとして Map Center Service Center Car Navigation System 間を有機的に結合する統合化アーキテクチャ等の標準化を進める 2009 年度は検討を深化しPWI としての作業開始の見極めは2010 年度に行う 3Cost reduction of digital map databases PND や廉価版カーナビの市場はデジタル地図データベースの低コスト化を強く要求している低コスト化実現のために下記の検討を進める官側地図センタ民側地図センタナビゲーションシステムをそれぞれ双方向通信で結び全体として有機的に統合することにより関係者間でのデータ共有の体制 / メカニズムを構築簡易型地図 DB の論理データ構造の開発 2New Map Database Specification for Emerging ITS Services 本項目については既にPWI として承認されており PWI14296 として NP 提案に向けて審議中 4Next-generation/Improved location referencing method 当面は現行 IS の2 方式のうち緯度 + 経度 +αで対象の位置を特定する方式の実システムへの適用による性能評価を進めるその後その評価結果を分析しより高い位置参照 / 特定率が達成可能でかつ広域適用可能な方式を検討していく年度のアクション IS 発行までのスケジュール 2010 年秋の TC204 総会において PWI14296 を NP 提案承認を得ることを 2010 年度における最も重要な目標とする日程会議目標アクション ISO/TC204/WG3 NP 提案内容の周知及び積極 WG3において変更したスコープ TC204 総会 ( ニューオリンズ ) 的参加国の誘致ノーマディックデバイス (Nomadic Devices) 関係者の等の説明を実施 WG17においても検討内容を説明積極的参加の誘致 ISO/TC204/WG3 ( プラハ ) 欧州各国の積極的参加の誘致 WG3におけるプレゼン及び意見交換を実施 NDS( 旧 : 欧州 PSI) 訪問等により説明を実施 0. NP 提案 1. 対象アプリケーションとリクワイアメントの定義 2. 論理データモデルの定義 3. 論理データ構造の定義 4. WD 作成 ISO/TC204/WG3-5 TC204 総会 ( 釜山 ) WG3におけるNP 提案の合意 /TC204 総会における NP 提案の承認 NP 提案資料の提示 CD 投票 ~ IS 発行 24

7 今後の展望と課題 WG3プラハ会議速報 ETSIとWG3の今後の協力関係についてデータ定義の共通化について一定の理解を得た PWI14296に対する USのポジションを確認 NPをとMMに分割することで合意 NP 承認へ向けあと 2カ国のリクルート今あらためて国際標準の推進に向けて正論だけでは経営トップの琴線には触れないビジネス拡大への方程式成功事例行動するパッション END ご清聴ありがとうございました 25 26

1...4 2...9 2.1...10 2.1.1...10 (1)...10 (2)...10 (3)... 11 (4)...12 2.1.2...12 (1) SKY PROJECT (Start ITS from Kanagawa, Yokohama)...12 (2)...14 (3).

ITS Japan 1...4 2...9 2.1...10 2.1.1...10 (1)...10 (2)...10 (3)... 11 (4)...12 2.1.2...12 (1) SKY PROJECT (Start ITS from Kanagawa, Yokohama)...12 (2)...14 (3)...14 (4)...15 (5) AFS Adaptive Front lighting