Microsoft PowerPoint - SC31_プレゼン資料_141007_最終 [互換モード]

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1 JAISA バイオ関係標準化セミナー SC31 の概要と最新動向 ( 自動認識及びデータ取得技術 ) 2014 年 10 月 7 日 株式会社デンソーウェーブ AUTO-ID 事業部高井弘光 国内 SC31 幹事 WG1 主査 国内 SC31 国内 SC37 へのリエゾン 1/13 目次 1.AIDC 技術 (SC31 の対象 ) とは 2.AIDC 技術の国際標準化 3.SC31 ワーキンググループ構成 4.SC31 1 モバイルORM(Optically Readable Media) 標準化 2 OCR 品質試験の標準化 3 その他 2/13

2 1.AIDC 技術 (SC31 の対象 ) とは Automatic Identification and Data Capture techniques 自動認識及びデータ取得技術 自動認識人 (ISO/IEC JTC1 SC17(IDカード ) SC37( バイオメトリクス )) 動 ( 植 ) 物 (ISO TC23/SC19) RFID を用いた動物の識別物 (ISO/IEC JTC1 SC31) AIDCの定義人間の介在なしに 物 ( 人 ) を特定する方法 技術 SC31 の一次元シンボル 二次元シンボル RFID 光学的文字 (OCR) 記号 磁気ストライプカード 対象技術 ICカード コンタクトレスICカード ( バイオメトリクス ) 利用 AIDC 技術は情報化に連動したデータベース内のデータと 人 動( 植 ) 物 物 情報 とを紐付けする手段としての活用が一般的 3/13 自動認識 (AIDC) 技術の概要 - データキャリアの例 - 一次元シンボル 二次元シンボル RFID 識別カード RFID 4/13

3 2.AIDC 技術の国際標準化 ISO/IEC JTC1 組織 ISO 技術管理評議会 Technical Management Board IEC 標準管理評議会 Standardization Management Board JTC1/SC31 が担当 合同専門委員会 (JTC 1) (Joint Technical Committee) 分科委員会 (SC) (Sub Committees) 作業グループ (WG) (Working Group) 編集委員会 (EC) SC 名称 幹事国 2 符号化文字集合セット 日本 6 通信とシステム間の情報交換 米国 7 ソフトウェア技術 カナダ 17 カード及び個人識別 イギリス 22 プログラム言語 カナダ 23 光ディスク 日本 24 コンピュータグラフィックス及び画像処理 ドイツ 25 情報機器間相互接続 ドイツ 27 セキュリティ技術 ドイツ 28 オフィス機器 スイス 29 音声画像 マルチメディア / ハイパーメディア 日本 情報の符号化表現 31 自動認識及びデータ取得技術 米国 32 データベース管理サービス 米国 34 文書の記述と処理の言語 米国 35 ユーザシステムインタフェース フランス 36 教育技術 米国 37 バイオメトリクス ( 生体認証 ) 米国 38 分散アプリケーションプラットフォーム及び 米国 サービス 39 IT のおよび IT によるサステナビリティ 米国 40 IT サービスマネージメントと IT ガバナンス 豪州 5/13 3.SC31 ワーキンググループ構成 SC 年設立 WG1 Data carrier WG2 Data structure WG4 RFID for item management WG5 RTLS (Real Time Locating Systems) 一次元シンボル 二次元シンボル シンボル識別子 シンボル印刷品質仕様 OCR 他 アプリケーション識別子及びデータ識別子 大容量データキャリアへのデータ格納方法 ユニーク識別子 SG1: アプリケーションインタフェースプロトコル SG3: エアインタフェース SG5: 導入ガイドライン SG6: 性能及び適合テスト方法 SG7: アイテム管理のセキュリティ WG6 Mobile Item Identification and Management WG7 Security for item management 6/13

4 モジュールサイズ ( 参考 ) SC31/WG1 が担当する規格体系 ISO/IEC Harmonized Vocabulary 光沢影響 ISO/IEC 一次元印刷品質 ISO/IEC GS1 DataBar ISO/IEC プリンタ / マーカシンボル印字 ISO/IEC バーコードマスタ 一次元シンボル生成ソフト ISO/IEC デジタルイメージ適合性 ISO/IEC Interleaved ISO/IEC ISO/IEC ISO/IEC ISO/IEC of 5 Code 39 EAN/UPC Code 128 一次元検証機適合性 検証器 ISO/IEC ISO/IEC ISO/IEC スキャナ性能 データキャリア識別子 一次元シンボルリーダ / デコーダホスト RHM 品質 7/13 4.SC31 1 モバイル ORM (Optically Readable Media) 標準化 ISO/IEC 国内外で 携帯電話と二次元シンボルを組合せた URL ジャンプ ( 読取系 ) クーポン チケットでの利用 ( 表示系 ) 等のサービスが拡大している 読取系 表示系 新聞 雑誌 輝度 反射率の差 ポスター 反射率差の要件規定 ビルの壁面 ポスター表示品質評価方法の規定 どこまで読めるか? 読取距離に適した表示条件? モバイル機器での二次元シンボルの表示 / 読取時の品質評価仕様を標準化する 8/13

5 モバイルORM 規格の標準化の目的と進捗状況 標準化の目的 モバイル機器及び光学的読取媒体の用途で想定される問題の未然防止 a) 市場の安定した拡大 b) サービス提供者 利用者が利便性向上と媒体コスト低減によるメリット享受 そのために必要な 技術標準及びガイドラインの開発 標準化の内容 ( 概要 ) 表示系 ISO/IEC 15415( 二次元シンボル印刷品質の評価仕様 ) の評価項目に追加 -クワイエットゾーンノイズの評価方法とグレード判定基準 - ディスプレイの放射輝度 (cd/m 2 ) のグレード判定基準 読取系 読取る距離を 3 種類のカテゴリ (MBR1~MBR3) MBR3) に分類 X 寸法の推奨値を記載 ( 例 : 新聞 雑誌は0.5mm~1.25mm) 読取距離に応じた X 寸法の推奨値 読取角度を記載 紙と異なり 白い部分にも配線による黒い模様が存在 進捗状況 : 5 月に DIS 投票を通過し 現在 FDIS 投票の開始待ち 9/13 4.SC31 2 OCR 品質試験の標準化 (SC17との共同プロジェクト) ISO/IEC 背景 : パスポートへのICチップ搭載が世界的な潮流に ( 対テロ対策 ) ICチップのデータ読出しに必要なキーとして OCR 文字が重要に 概要 :OCR-B 文字列の印刷品質測定 評価方法を規定 SC17: 仏 独 蘭が主導 SC31: 日 米 英が参画 検討状況 背景ノイズの定量的測定方法 文字の品質評価方法 文字の中心線座標抽出方法の検討 パスポートの一部 背景ノイズの例 : 偽造防止用ホログラム 進捗 :9 月 21 日に 2ndCD 投票が終了 10 月の米国会議での CRM 後 DIS 投票へ 10/13

6 4.SC31 2 OCR 品質試験の標準化 ( 参考 ) 紙でしか存在しなかったOCR-Bフォントのオリジナル図面を高精度 TIFF 走査 ( 米 ストーニーブルック大学ライブラリ ) デジタルデータ化を完了 (1 文字当たり数十 MB) 実際のパスポートの文字との差 背景ノイズ等から文字のグレード判定を行う 11/13 4.SC31 3 その他 UHF 帯 RFIDの周波数移行 (950MHz 帯 920MHz 帯 ) 2014 年 3 月時点で 90% 以上の移行が完了し 新しい免許人が使用開始 通信距離が長いという特徴 意図しないRFIDのデータを読む可能性 標準規格に則った識別子の利用等の周知及び啓蒙活動を開始 JAISA JEITA 共同 デルフト ( オランダ ) 総会トピックス Artifact Demo( 動作実証デモ ) の徹底新規プロジェクトに要請されている Artifact Demo に関し WG4 がまとめた要求項目をすべてのWGで実施することとし 運用ルールを検討することに SC 31 体制見直し WG5 WG6 WG7のコンビナ空位及び各 WG 間の作業負荷に差があることからアドホックグループを立ち上げ 体制見直しを含めて対応を検討する 2016 年の SC31 総会は日本で開催 ( 場所は未定 2015 年はカナダ ) 12/13

7 SC31 の概要と最新動向 ご静聴ありがとうございました 13/13