ア自主財源及び依存財源別推移歳入決算額を自主財源及び依存財源の分類からその推移をみると第 10 表のとおりである自主財源は 4,196 億 2,317 万円で前年度に比較し 143 億 4,007 万円 3.3% 減少している自主財源の大半を占めるものは市税 2,859 億 1,407 万円

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らむはなだて
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1 ⑵ 歳入歳入の決算状況は予算現額 9,306 億 2,215 万円 ( 当初予算額 8,722 億円補正予算額 409 億 6,240 万円繰越財源充当額 174 億 5,975 万円 ) に対し調定額は 9,001 億 8,239 万円 ( 前年度比 41 億 5,818 万円 0.5% の減 ) 収入済額は 8,878 億 1,337 万円 ( 前年度比 33 億 1,433 万円 0.4% の減 ) であるまた不納欠損額は 10 億 2,482 万円 ( 前年度比 1,592 万円 1.5% の減 ) 収入未済額は 113 億 6,714 万円 ( 前年度比 8 億 3,457 万円 6.8% の減 ) となり予算の執行率は 95.4% 収入率は 98.6% で前年度に比較し予算の執行率で 0.4 ポイント低下収入率で 0.1 ポイント上昇している決算状況の前年度との比較は第 9 表のとおりであるなお補正予算で増となった主なものは国庫支出金 146 億 147 万円市債 89 億 3,400 万円地方交付税 52 億円繰入金 51 億 8,380 万円繰越金 21 億 3,021 万円市税 18 億円道支出金 13 億 637 万円であるまた予算の執行率において 90% 以下となったものは繰入金 (41.0%) 寄附金(65.6%) 利子割交付金 (76.3%) 市債(79.0%) 諸収入(89.2%) である第 9 表歳入決算状況の前年度比較区分 27 年度 26 年度比較増減金額比率等予算現額 A 930,622, ,344, , % 調定額 B 900,182, ,340,578 4,158, % 収入済額 C 887,813, ,127,710 3,314, % 執行率 C/A 95.4 % 95.8 % 0.4 ホイント収入率 C/B 98.6 % 98.5 % 0.1 ホイント不納欠損額 D 1,024,820 1,040,748 15, % ( 調定額に対する割合 ) D/B ( 0.1 % ) ( 0.1 % ) ( ) ( 0.0 ホイント ) 収入未済額 E 11,367,144 12,201, , % ( 調定額に対する割合 ) E/B ( 1.3 % ) ( 1.3 % ) ( ) ( 0.0 ホイント ) ( 注 ) 収入済額には還付未済額を含む以下同じ ( 資料ページ参照 )

2 ア自主財源及び依存財源別推移歳入決算額を自主財源及び依存財源の分類からその推移をみると第 10 表のとおりである自主財源は 4,196 億 2,317 万円で前年度に比較し 143 億 4,007 万円 3.3% 減少している自主財源の大半を占めるものは市税 2,859 億 1,407 万円 ( 構成比率 32.2%) 諸収入 906 億 1,370 万円 ( 同 10.2%) であるまた依存財源は 4,681 億 9,020 万円で前年度に比較し 110 億 2,574 万円 2.4% 増加している依存財源の主なものは国庫支出金 1,968 億 7,062 万円 ( 同 22.2%) 地方交付税 911 億 6,706 万円 ( 同 10.3%) 市債 809 億 6,500 万円 ( 同 9.1%) である構成比率では自主財源 47.3% 依存財源 52.7% であり自主財源の比率は前年度に比較し 1.4 ポイント低下した第 10 表自主財源及び依存財源別推移区分収入済額構成比率対前年度増減率 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 % % % % % % 自主財源 419,623, ,963, ,051, 市税 285,914, ,778, ,543, 諸収入 90,613,702 95,246,719 95,228, その他 43,095,397 51,938,299 40,279, 依存財源 468,190, ,164, ,668, 地方交付税 91,167,064 92,319,111 96,269, 国庫支出金 196,870, ,636, ,219, 市債 80,965,000 99,840,000 82,885, その他 99,187,516 77,368,361 73,293, 合計 887,813, ,127, ,720, ( 注 ) その他の内訳自主財源分担金及び負担金使用料及び手数料財産収入寄附金繰入金繰越金依存財源地方譲与税利子割交付金配当割交付金株式等譲渡所得割交付金地方消費税交付金ゴルフ場利用税交付金自動車取得税交付金軽油引取税交付金国有提供施設等所在市町村助成交付金地方特例交付金交通安全対策特別交付金道支出金 ( 資料 86 ページ参照 )

3 イ一般財源及び特定財源別推移一般財源及び特定財源の推移は第 11 表のとおりである一般財源は 4,871 億 9,561 万円で前年度に比較し市債 ( 臨時財政対策債 ) 等の減により 3,690 万円 0.01% 減少しているまた特定財源は 4,006 億 1,775 万円で市債 ( 臨時財政対策債以外 ) 等の減により 32 億 7,743 万円 0.8% 減少している構成比率では一般財源 54.9% 特定財源 45.1% であり一般財源の比率は前年度に比較し 0.2 ポイント上昇した第 11 表一般財源及び特定財源別推移区分収入済額構成比率対前年度増減率 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 % % % % % % 一般財源 487,195, ,232, ,922, 市税 285,914, ,778, ,543, 地方交付税 91,167,064 92,319,111 96,269, 市債 ( 臨時財政対策債 ) 52,000,000 59,342,000 58,000, その他 58,114,480 48,793,175 39,108, 特定財源 400,617, ,895, ,798, 国庫支出金 196,870, ,636, ,219, 諸収入 90,613,702 95,246,719 95,128, 市債 ( 臨時財政対策債以外 ) 28,965,000 40,498,000 24,885, その他 84,168,433 80,513,485 74,564, 合計 887,813, ,127, ,720, ( 注 ) その他の内訳一般財源地方譲与税利子割交付金配当割交付金株式等譲渡所得割交付金地方消費税交付金ゴルフ場利用税交付金自動車取得税交付金軽油引取税交付金国有提供施設等所在市町村助成交付金地方特例交付金繰入金のうち財政調整基金繰入金及び土地開発基金繰入金繰越金のうち純剰余金分諸収入のうち備荒資金収入特定財源交通安全対策特別交付金分担金及び負担金使用料及び手数料道支出金財産収入寄附金繰入金のうち財政調整基金繰入金及び土地開発基金繰入金を除くもの繰越金のうち繰越事業費充当分 ( 資料 87 ページ参照 )

4 ウ不納欠損額不納欠損額は 10 億 2,482 万円で前年度に比較し 1,592 万円 1.5% 減少している不納欠損額の内訳は第 12-1 表のとおりでありその大半は市税で 7 億 9,030 万円と全体の 77.1% を占めているその主なものは市民税が5 億 6,208 万円固定資産税が1 億 3,077 万円であり両税で市税不納欠損額の 87.7% をまた不納欠損額全体の 67.6% を占めている市税の事由別の不納欠損額は第 12-2 表のとおりであるこのうち滞納処分の執行停止後 3 年経過によるものは3 億 794 万円 ( 構成比率 39.0% ) で前年度に比較し 46.2% 増加しているほか時効の成立によるものは2 億 5,268 万円 ( 構成比率 32.0% ) で前年度に比較し 27.5% 減少しているまた担税力の喪失により即時消滅としたものは2 億 2,967 万円 ( 構成比率 29.1% ) で前年度に比較し 29.1% 減少している第 12-1 表不納欠損額区分不納欠損額構成比率対前年度増減率 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 % % % % % % 市税 790, ,507 1,151, 市民税 562, , , 固定資産税 130, , , その他の市税 97,440 68, , 分担金及び負担金 14,759 10,999 13, 使用料及び手数料 28,268 11,826 12, 財産収入 0 0 1, 諸収入 191, , , 合計 1,024,820 1,040,748 1,325, ( 資料 103ページ参照 ) 第 12-2 表事由別不納欠損額 ( 市税 ) 区分不納欠損額構成比率増減率 27 年度 26 年度増減 27 年度 26 年度 % % % 消滅時効 252, ,690 96, 執行停止後 3 年経過 307, ,685 97, 納税義務の即時消滅 229, ,131 94, 合計 790, ,507 93,

5 エ収入未済額収入未済額は 113 億 6,714 万円で前年度に比較し8 億 3,457 万円 6.8% 減少しているこれは前年度に比較し諸収入において3 億 5,932 万円 7.8% 増加した一方市税において 11 億 8,225 万円 16.7% 減少したことによるものである収入未済額の内訳は第 13-1 表のとおりであり市税が 58 億 9,267 万円 ( 構成比率 51.8%) とその過半を占めている収入未済を生じた主な科目は第 13-2 表のとおりであり個人市民税 36 億 1,516 万円固定資産税 14 億 1,946 万円のほか保健福祉費雑入 42 億 4,102 万円でありその主なものは生活保護費返還金であるまた第 3 図で収入未済額が生じた主な科目について年度別推移を表しているが市税の収入未済額が年々減少している一方保健福祉費雑入の収入未済額が年々増加の傾向を示している第 13-1 表収入未済額区分収入未済額構成比率対前年度増減率 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 % % % % % % 市税 5,892,679 7,074,938 8,372, 分担金及び負担金 316, , , 使用料及び手数料 194, , , 財産収入 10,548 10,089 9, 諸収入 4,953,007 4,593,681 4,253, 合計 11,367,144 12,201,716 13,189, ( 資料 103ページ参照 )

6 第 13-2 表収入未済額を生じた主な科目収入未済額科目 27 年度 26 年度主なもの個人市民税 3,615,168 4,206,494 固定資産税 1,419,461 1,786,530 市税都市計画税 329, ,065 法人市民税 289, ,588 事業所税 110, ,952 分担金及び負担金保健福祉費負担金 316, ,648 私立保育所保育料使用料及び手数料土木費使用料 151, ,608 市営住宅使用料保健福祉費雑入 4,241,024 3,893,785 生活保護費返還金諸収入総務費貸付金元利収入 466, ,870 アイヌ住宅建築費貸付金保健福祉費貸付金元利収入 142, ,327 高齢者住宅整備資金貸付金第 3 図収入未済額の年度別推移 ( 主な科目 ) ( 億円 ) ( 年度 ) 個人市民税固定資産税保健福祉費雑入

7 オ収入状況科目別の収入済額は第 14 表のとおりである収入済額を科目別に前年度と比較すると増となった主なものは地方消費税交付金 ( 増加額 151 億 8,551 万円 ) 国庫支出金 ( 同 92 億 3,363 万円 ) 道支出金( 同 68 億 8,880 万円 ) であり減となった主なものは市債 ( 減少額 188 億 7,500 万円 ) 繰入金( 同 72 億 2,443 万円 ) 諸収入 (46 億 3,301 万円 ) である第 14 表科目別収入済額区分 27 年度 26 年度比較増減収入済額構成比率収入済額構成比率金額比率 % % % 市税 285,914, ,778, , 地方譲与税 5,508, ,247, , 利子割交付金 402, , , 配当割交付金 807, ,085, , 株式等譲渡所得割交付金 672, , , 地方消費税交付金 39,197, ,011, ,185, ゴルフ場利用税交付金 109, , , 自動車取得税交付金 783, , , 軽油引取税交付金 7,415, ,849, , 国有提供施設等所在市町村助成交付金 66, , , 地方特例交付金 925, , , 地方交付税 91,167, ,319, ,152, 交通安全対策特別交付金 738, , , 分担金及び負担金 5,406, ,691, , 使用料及び手数料 22,511, ,920, ,590, 国庫支出金 196,870, ,636, ,233, 道支出金 42,562, ,673, ,888, 財産収入 5,127, ,100, ,972, 寄附金 243, , , 繰入金 3,695, ,919, ,224, 繰越金 6,110, ,876, , 諸収入 90,613, ,246, ,633, 市債 80,965, ,840, ,875, 合計 887,813, ,127, ,314, ( 資料ページ参照 )

8 第 4 図科目別収入済額の構成比率その他 16.0% 市債 9.1% 市税 32.2% 諸収入 10.2% 国庫支出金 22.2% 地方交付税 10.3% 第 5 図科目別収入済額の年度別推移 ( 億円 ) 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 市税地方交付税国庫支出金諸収入市債 ( 年度 )

9 科目別に決算の概要をみると次のとおりである市税収入済額は 2,859 億 1,407 万円 ( 執行率 101.1% 収入率 97.7%) で前年度に比較し 8 億 6,415 万円 0.3% 減少している税目別の収入状況は次ページ第 15 表のとおりである減となったものは市民税たばこ税固定資産税都市計画税である市民税は個人市民税が一人当たりの所得割額の増加及び収入率の上昇などにより 14 億 9,293 万円 1.5% 増加したものの法人市民税は法人税割の税率が改正されたことにより 19 億 8,953 万円 6.3% 減少し市民税全体で4 億 9,660 万円 0.4% 減少している固定資産税は家屋の評価替えなどにより 2 億 4,768 万円 0.2% 減少しているまた都市計画税は固定資産税と同様家屋の評価替えなどにより 9,057 万円 0.4% 減少している一方増となった主なものは事業所税である事業所税は資産割及び従業者割が前年を上回ったことにより 9,551 万円 1.2% 増加している市税の収入率 (97.7%) は上昇傾向にあり当年度は前年度に比較し 0.4 ポイント上昇している収入率の内訳をみると現年課税分は 99.2%( 前年度 99.1%) 滞納繰越分は 37.7%( 同 36.6%) で前年度に比較し現年課税分で 0.1 ポイント ( 前年度は 0.2 ポイント上昇 ) 滞納繰越分で 1.1 ポイント ( 前年度は 1.2 ポイント低下 ) それぞれ上昇している特に市税収入済額の 34.3% を占めている個人市民税の収入率については平成 23 年度から上昇に転じ当年度は 96.0% で前年度に比較し 0.7 ポイント上昇している ( 注 ) 市税には市民の方や事務所などを有する法人等に納めてもらう市民税 ( 個人法人 ) をはじめとして固定資産税軽自動車税市たばこ税都市計画税などがある

10 第 15 表科目別収入済額及び構成比率執行率収入率区分予算現額調定額収入済額市民税個法人人固定資産税軽自動車税たばこ税特別土地保有税入湯税事業所税都市計画税合計うち現年課税分うち滞納繰越分構成比率執行率収入率 ( 増減率 %) (%) (%) (%) 27 年度 125,673, ,219, ,767, 年度 126,664, ,444, ,263, 増減 991,000 1,224, ,603 ( 0.4) 27 年度 97,699, ,209,078 98,107, 年度 96,463, ,370,035 96,614, 増減 1,236, ,043 1,492,935 ( 1.5) 27 年度 27,974,000 30,010,782 29,659, 年度 30,201,000 32,074,244 31,648, 増減 2,227,000 2,063,461 1,989,538 ( 6.3) 27 年度 108,025, ,862, ,317, 年度 108,375, ,526, ,565, 増減 350, , ,686 ( 0.2) 27 年度 1,769,000 1,787,223 1,697, 年度 1,618,000 1,732,045 1,632, 増減 151,000 55,177 65,392 ( 4.0) 27 年度 15,657,000 16,200,239 16,200, 年度 16,688,000 16,489,874 16,489, 増減 1,031, , ,620 ( 1.8) 27 年度 76, ,433 76, 年度 2,000 50, 増減 74,000 75,898 76,685 ( -) 27 年度 412, , , 年度 435, , , 増減 23,000 23,167 22,732 ( 5.4) 27 年度 8,300,000 8,451,923 8,336, 年度 8,086,000 8,373,413 8,241, 増減 214,000 78,509 95,512 ( 1.2) 27 年度 22,988,000 23,432,633 23,074, 年度 23,032,000 23,620,310 23,165, 増減 44, ,676 90,572 ( 0.4) 27 年度 282,900, ,574, ,914, 年度 284,900, ,708, ,778, 増減 2,000,000 2,133, ,159 ( 0.3) 27 年度 280,500, ,538, ,260, 年度 281,700, ,367, ,724, 増減 1,200, , ,934 ( 0.2) 27 年度 2,400,000 7,035,808 2,653, 年度 3,200,000 8,340,387 3,053, 増減 800,000 1,304, ,225 ( 13.1)

11 第 6 図収入済額収入率の年度別推移 ( 個人法人市民税 ) ( 億円 ) 1,400 1,300 1,200 1,100 1, (%) 収入済額 ( 法人 ) 収入済額 ( 個人 ) 収入率 ( 法人 ) 収入率 ( 個人 ) ( 年度 ) 第 7 図収入済額収入率の年度別推移 ( 固定資産税 ) ( 億円 ) 1,400 1,300 1,200 1,100 1, (%) ( 年度 ) 収入済額収入率

12 地方譲与税収入済額は 55 億 866 万円 ( 執行率 100.3% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 2 億 6,114 万円 5.0% 増加している主な内訳は自動車重量譲与税 30 億 4,879 万円 ( 前年度比 1 億 1,576 万円 3.9% 増 ) 地方揮発油譲与税 23 億 5,012 万円 ( 同 1 億 4,127 万円 6.4% 増 ) 石油ガス譲与税 1 億 928 万円 ( 同 399 万円 3.8% 増 ) である ( 注 ) 地方譲与税とは国税として徴収したものを国が一定の譲与基準に基づいて地方公共団体に譲与するもので市では自動車重量譲与税地方揮発油譲与税航空機燃料譲与税石油ガス譲与税地方道路譲与税がある利子割交付金収入済額は 4 億 224 万円 ( 執行率 76.3% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 1 億 1,892 万円 22.8% 減少している ( 注 ) 利子割交付金とは金融機関等からの利子を受ける際に課税された税の一部を財源として道が個人道民税の額に基づき按分して市に対して交付するもの配当割交付金収入済額は 8 億 709 万円 ( 執行率 155.5% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 2 億 7,820 万円 25.6% 減少している ( 注 ) 配当割交付金とは上場株式などの配当等について課税された税の一部を財源として道が個人道民税の額に基づき按分して市に対して交付するもの株式等譲渡所得割交付金収入済額は 6 億 7,286 万円 ( 執行率 756.0% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 9,391 万円 16.2% 増加している ( 注 ) 株式等譲渡所得割交付金とは株式などの譲渡による所得について課税された税の一部を財源として道が個人道民税の額に基づき按分して市に対して交付するもの地方消費税交付金収入済額は 391 億 9,703 万円 ( 執行率 116.0% 収入率 100.0%) で前年度に比較し地方消費税率が改正されたことにより 151 億 8,551 万円 63.2% 増加している ( 注 ) 地方消費税交付金とは地方消費税の一部を財源として道が国勢調査による各市町村の人口及び事業所統計による各市町村の従業者数に基づいて按分して交付するもの

13 ゴルフ場利用税交付金収入済額は 1 億 905 万円 ( 執行率 99.1% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 136 万円 1.2% 減少している ( 注 ) ゴルフ場利用税交付金とは道に納められたゴルフ場利用税の一部をゴルフ場所在の市に対して交付するもの自動車取得税交付金収入済額は 7 億 8,322 万円 ( 執行率 142.9% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 1 億 7,130 万円 28.0% 増加している ( 注 ) 自動車取得税交付金とは自動車取得税の一部を財源として道が一般国道道道市道の延長や面積に基づいて按分し市に対して交付するもの軽油引取税交付金収入済額は 74 億 1,581 万円 ( 執行率 93.2% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 4 億 3,368 万円 5.5% 減少している ( 注 ) 軽油引取税交付金とは道に納められた軽油引取税の一部をその区域の国道道道を管理する指定都市 ( 札幌市 ) へ交付するもので一般国道及び道道の面積等に基づいて按分し交付されている国有提供施設等所在市町村助成交付金収入済額は 6,617 万円 ( 執行率 97.3% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 223 万円 3.3% 減少している ( 注 ) 国有提供施設等所在市町村助成交付金とは国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律により国が所有するアメリカ軍及び自衛隊の基地施設に供する固定資産について交付するもの地方特例交付金収入済額は 9 億 2,511 万円 ( 執行率 100.1% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 339 万円 0.4% 減少している ( 注 ) 地方特例交付金とは国の制度変更等により地方負担の増や地方の減収が生じた場合などに特例的に交付されるもの < 平成 27 年度地方特例交付金 > 減収補てん特例交付金 ( 住宅借入金等特別税額控除分 ) 個人住民税における住宅借入金等特別控除の実施に伴う地方公共団体の減収分を補てんするため交付されるもの

14 地方交付税収入済額は 911 億 6,706 万円 ( 執行率 101.6% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 11 億 5,204 万円 1.2% 減少している内訳は普通交付税が 889 億 6,052 万円 ( 前年度比 2 億 6,905 万円 0.3% 減 ) で特別交付税が 22 億 654 万円 ( 同 8 億 8,299 万円 28.6% 減 ) となっている普通交付税は基準財政収入額が地方消費税交付金等の増により 99 億 4,531 万円 4.3% 増加し交付額の減額要因となり基準財政需要額が人口減少等特別対策事業費の新設等により 96 億 7,626 万円 3.0% 増加し増額要因となったものの減額要因が増額要因を上回ったため結果として減少したものである ( 増減額は交付税算定上の数値であり実際の収入支出額とは異なる ) なお地方交付税の推移は第 16 表のとおりであるまた臨時財政対策債を加えた推移は次ページ第 8 図のとおりである ( 注 )1 地方交付税は普通交付税と特別交付税からなる普通交付税は各地方公共団体が標準的な行政を行うのに必要な財源を確保するため客観的合理的なルールによって算定した一般財源所要額 ( 基準財政需要額 ) から同じく客観的合理的なルールによって捕そくした税収額 ( 基準財政収入額 ) を差し引いた財源不足額に対して交付される ( 交付基準額 ) 調整率の適用がある場合には交付基準額から減額された額が普通交付税交付額となるまた特別交付税は普通交付税の算定では十分に捕そくできない各地方公共団体の特殊事情 ( 災害等 ) による財政需要に対して各地方公共団体の財政状況等も勘案して配分される 2 臨時財政対策債とは平成 13 年度に国の交付税特別会計における借入金による地方財源不足の補てん方式を見直し建設地方債 ( 財源対策債 ) の増発等を除いた残余を国と地方が折半して補てんすることにした地方負担分すなわち地方交付税の財源不足を補てんする目的に位置づけされている地方債 ( 市債 ) である発行可能額の元利償還金の 100% が後年度の地方交付税により措置される第 16 表地方交付税の推移対前年度増減率区分 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 % % % 基準財政需要額 328,112, ,436, ,475, 基準財政収入額 239,152, ,206, ,533, 交付基準額 88,960,521 89,229,571 93,941, 普通交付税交付額 88,960,521 89,229,571 93,941, 特別交付税交付額 2,206,543 3,089,540 2,328, 合計 91,167,064 92,319,111 96,269, ( 参考 ) 臨時財政対策債の発行状況の推移対前年度増減率区分 27 年度 26 年度 25 年度 27 年度 26 年度 25 年度 % % % 臨時財政対策債 52,000,000 59,342,000 58,000,

15 第 8 図地方交付税交付額等の年度別推移 ( 普通特別交付税臨時財政対策債 ) ( 億円 ) 1,600 1,400 1,200 臨時財政対策債特別交付税普通交付税 1, ( 年度 ) 交通安全対策特別交付金収入済額は 7 億 3,804 万円 ( 執行率 99.5% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 5,628 万円 8.3% 増加している ( 注 ) 交通安全対策特別交付金とは道路交通法に定める反則金を財源として道路交通安全施設 ( 道路照明灯カーブミラー等 ) の設置及び管理に要する費用に充てるために国が一定基準により市に交付するもの分担金及び負担金収入済額は 54 億 661 万円 ( 執行率 95.6% 収入率 94.2%) で前年度に比較し2 億 8,463 万円 5.0% 減少している減となった主なものは保健福祉費負担金 ( 減少額 2 億 9,722 万円主に公立保育所 ) である ( 注 ) 分担金及び負担金とは市の行う事業により利益を受ける方からその受益を限度として納めてもらうもので保育所の保育料などが該当する使用料及び手数料収入済額は 225 億 1,162 万円 ( 執行率 98.0% 収入率 99.0%) で前年度に比較し 25 億 9,064 万円 13.0% 増加している増となった主なものは保健福祉費使用料 ( 増加額 26 億 6,518 万円主に公立保育所等使用料 ) 教育費使用料( 同 5 億 8,940 万円主に幼稚園保育料 ) であり減となった主なものは土木費使用料 ( 減少額 6 億 6,010 万円主に道路占用料 ) である ( 注 ) 使用料及び手数料とは市の施設の利用や特定の事務により利益を受ける方にサービスの提供にかかる経費の全部または一部を負担してもらうもので市営住宅使用料住民票の写しの交付手数料等が該当する

16 国庫支出金収入済額は 1,968 億 7,062 万円 ( 執行率 93.6% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 92 億 3,363 万円 4.9% 増加している増となった主なものは保健福祉費負担金 ( 増加額 115 億 1,620 万円主に施設型給付費 ) 保健福祉費交付金 ( 同 33 億 9,795 万円主に子ども子育て支援事業費 ) 経済費交付金 ( 同 11 億 2,881 万円地域住民生活等緊急支援のための事業費 ) であり減となった主なものは保健福祉費補助金 ( 減少額 45 億 8,416 万円主に臨時福祉給付金事業費 ) 教育費交付金 ( 同 19 億 3,277 万円主に学校建築費 ) である ( 注 ) 国庫支出金とは国が公益性を認めた市の実施する特定の事務事業の財源として国から受け入れるもので国が義務的に負担する負担金特定の施策の奨励または財政援助としての補助金などがあるなお主な増減内訳は第 17 表のとおりである第 17 表国庫支出金の主な増減内訳主な科目収入済額比較増減額項目節 27 年度 26 年度国庫支出金 ( 合計 ) 196,870, ,636,987 9,233,632 増減内訳国庫負担金保健福祉費負担金 164,454, ,937,812 11,516,203 生活保護費 95,914,875 94,088,904 1,825,971 児童手当費 18,707,829 18,771,922 64,093 介護給付費 11,665,257 10,755, ,637 施設型給付費 10,527,497-10,527,497 訓練等給付費 7,192,605 6,018,453 1,174,151 自立支援医療給付費 6,307,847 5,937, ,632 障害児通所給付費 3,602,449 2,859, ,322 児童扶養手当 3,253,552 3,325,077 71,525 国民健康保険会計繰出金 2,235, ,885 1,412,090 児童相談所費 1,788,521 1,608, ,391 国庫補助金保健福祉費補助金 5,934,506 10,518,671 4,584,165 臨時福祉給付金事業費 3,400,531 6,075,000 2,674,469 幼稚園就園奨励費 673, ,617 48,611 地域生活支援事業費 614, ,523 65,186 健康増進対策費 175, , ,846 母子保健対策費 163, ,871 12,382 児童環境づくり対策費 142, , ,388 母子家庭等対策費 113, , ,808 生活保護費 107, ,350 1,721 保育緊急確保事業費 0 811, ,342 保育対策等促進事業費 0 427, ,194 国庫交付金保健福祉費交付金 3,400,996 3,038 3,397,958 子ども子育て支援事業費 1,166,737-1,166,737 地域住民生活等緊急支援のための事業費 1,110, ,110,017 保育所等整備事業費 717, ,885 次世代育成支援対策施設整備費 406, ,357 教育費交付金 1,242,463 3,175,236 1,932,773 学校建築費 1,170,363 2,849,854 1,679,491 がんばる地域事業費 - 163, ,882 経済費交付金 1,128, ,128,814 地域住民生活等緊急支援のための事業費 1,128, ,128,814 ( 注 ) 項目節については主なものを掲載しており目の合計と掲載している節の合計値が一致しない場合がある

17 道支出金収入済額は 425 億 6,218 万円 ( 執行率 98.1% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 68 億 8,880 万円 19.3% 増加している増となった主なものは保健福祉費負担金 ( 増加額 78 億 5,097 万円主に施設型給付費 ) 保健福祉費交付金 ( 同 11 億 5,915 万円子ども子育て支援事業費 ) であり減となった主なものは保健福祉費補助金 ( 減少額 27 億 2,638 万円主に子育て支援対策事業費 ) である ( 注 ) 道支出金とは道が公益性を認めた市の実施する特定の事務事業の財源として道から受け入れるもので道自らの施策として単独で交付するものと道が受け入れた国庫支出金を財源として交付するもの ( 間接補助金 ) がある財産収入収入済額は 51 億 2,777 万円 ( 執行率 94.1% 収入率 99.8%) で前年度に比較し 29 億 7,264 万円 36.7% 減少している減となった主なものは不動産売払収入 ( 減少額 24 億 9,790 万円主に土地 ) 出資金返還収入 ( 同 3 億 6,494 万円札幌市土地開発公社出資金等返還金 ) である ( 注 ) 財産収入とは市が所有する財産の貸付け売払い等により得た収入で市有地の売払収入等が該当する寄附金収入済額は 2 億 4,389 万円 ( 執行率 65.6% 収入率 100.0%) で前年度に比較し1 億 8,600 万円 43.3% 減少している減となった主なものは保健福祉費寄附金 ( 減少額 7,993 万円主に地域福祉振興基金造成費 ) である ( 注 ) 寄附金とは市が市以外の方から無償で受ける金銭である繰入金収入済額は 36 億 9,521 万円 ( 執行率 41.0% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 72 億 2,443 万円 66.2% 減少している減となった主なものは財政調整基金繰入金 ( 減少額 25 億円 ) 土地開発基金繰入金( 同 25 億円 ) まちづくり推進基金繰入金( 同 24 億 3,557 万円 ) である ( 注 ) 繰入金とは特別会計企業会計及び基金から受け入れる資金のことで財政調整基金の取崩しによる繰入金などが該当する

18 繰越金収入済額は 61 億 1,028 万円 ( 執行率 101.6% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 7 億 6,583 万円 11.1% 減少している ( 注 ) 繰越金とは前年度の決算における剰余金及び前年度からの繰越事業に係る繰越財源をあわせたものである諸収入収入済額は 906 億 1,370 万円 ( 執行率 89.2% 収入率 94.6%) で前年度に比較し 46 億 3,301 万円 4.9% 減少している減となった主なものは経済費貸付金元利収入 ( 減少額 33 億 2,388 万円主に中小企業金融対策資金 ) 総務費雑入( 同 5 億 5,374 万円主に総務その他雑入 ) 他会計貸付金元利収入( 同 3 億 4,379 万円主に病院事業会計 ) 環境費雑入( 同 3 億 1,659 万円主に資源物リサイクル事業収入 ) である ( 注 ) 諸収入とは収入の性質により他の収入科目に含まれない収入をまとめたものであり延滞金預金利子貸付金元利収入雑入などがある市債収入済額は 809 億 6,500 万円 ( 執行率 79.0% 収入率 100.0%) で前年度に比較し 188 億 7,500 万円 18.9% 減少している減となったものは土木債 ( 減少額 74 億 3,200 万円主に街路事業費 ) 臨時財政対策債( 同 73 億 4,200 万円 ) 総務債( 同 22 億 2,100 万円主に市民交流複合施設整備費 ) 教育債( 同 9 億 5,100 万円主に学校整備費 ) 消防債( 同 7 億 200 万円消防施設整備費 ) 環境債( 同 2 億 7,900 万円主に清掃工場整備費 ) である ( 注 ) 市債とは道路公園などの公共施設の建設や例外的に地方交付税の財源不足を補てんするなどの目的で認められる長期借入金である当年度の市債発行額を前年度と比較すると第 18 表のとおりである

19 第 18 表市債の内訳 ( 単位百万円 ) 区分 27 年度 26 年度区分 27 年度 26 年度総務債 4,289 6,510 市民交流複合施設整備費 2,283 4,717 白石区複合庁舎等整備費札幌ドーム保全事業費高速電車事業会計補助金高速電車事業会計出資金文化財施設整備費地区センター整備費防災行政無線更新整備費菊水分庁舎非常用発電設備整備費 4 - 多重無線ネットワークシステム整備事業費 2 - 避難場所環境整備費 1 - 札幌市立大学施設整備費補助金中央体育館改築事業費 0 0 エルプラザ保全事業負担金 0 - 文化財保全活用 0 - スポーツ施設リフレッシュ事業費 0 - 情報セキュリティ強化対策事業費 0 - 区役所施設等耐震化緊急対策事業費厚別公園競技場改修費平岸プール改修事業費厚別区体育館耐震改修事業費 - 77 保健福祉債 1,213 1,161 水道事業会計出資金特別養護老人ホーム新築費等補助金発達医療センター改修事業費保健センター整備費区保育子育て支援センター整備費高齢者福祉施設建物補修費 74 - 私立保育所整備費等補助金障がい福祉施設整備費 2 - グループホーム等新築費備品購入費等補助金 0 5 札苗緑小学校区多世代交流施設整備費 0 - 一時保護所改修事業費 0 - 児童養護施設改築費補助金 0 - 児童会館整備費 0 - 里塚斎場運営管理費 0 - 静療院成人部門跡施設改修費 - 23 障がい者施設等改修費補助金 - 7 環境債 2,829 3,108 清掃工場整備費 2,294 2,707 ごみ埋立地造成費エネルギー対策費 9 60 清掃車両購入費 0 - 経済債 0 0 地域総合整備資金貸付金 0 0 土木債 15,703 23,135 道路整備費 5,173 7,681 街路事業費 2,830 8,282 市営住宅建設費 2,587 2,437 公園整備費 1,625 1,735 路面電車延伸推進費 1, 河川整備費都市再開発事業費動物園整備費空港整備事業費負担金大通交流拠点まちづくり推進費札幌駅交流拠点まちづくり推進費 28 - 北海道新幹線建設事業費負担金 9 12 消防債消防施設整備費教育債 4,861 5,812 学校整備費 4,397 5,603 青少年科学館整備費図書館整備費臨時財政対策債 52,000 59,342 臨時財政対策債 52,000 59,342 合計 80,965 99,840 ( 注 ) 本表中 0 とあるのは予算計上はあったが執行額がなかったものであり - とあるのは予算計上がなかったものである

平成27年度　決算の概要

平成27年度　決算の概要 2 歳入平成 27 年度の歳入決算の状況は第 2 表のとおりであり前年度からの繰越分を含めた最終予算額 680 億 4741 万 9 千円に対し決算額は 679 億 5198 万 5 千円で差引 9543 万 4 千円となり翌年度への繰越額 7 億 5468 万 5 千円を差し引くと 6 億 5925 万 1 千円最終予算額から増額となりました予算との比較 ( 第 2 表中 1-2) 最終予算額を上回った主な科目は