平成28年熊本地震災害復旧資材供給情報

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のぶのすけすすむ
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1 第 24 報平成 30 年 12 月 19 日平成 28 年地震災害復旧資材供給情報復旧復興工事に関わる建設資材等の需給動向一般財団法人経済調査会平成 28 年地震により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げるとともに犠牲となられた方々とご遺族の皆様に対し深くお悔やみ申し上げます県内の復旧復興工事に関わる主要建設資材等の価格及び供給情報について平成 30 年 12 月 17 日までに収集した情報をもとに取りまとめましたのでお知らせいたします調査にご協力頂きました関係各位に感謝申し上げますとともに当資材供給情報が被災地の復興に向けた一助となれば幸いです災害復旧資材の供給情報提供窓口問い合わせ先一般財団法人経済調査会土木第一部 TEL: FAX:

2 生コンクリート ( 地区 ) 地区の 11 月の出荷量は 7 万 7,233m3 と前年同月比 20% 増 ( 県生コンクリート工業組合調べ ) 交通センターの跡地再開発工事や市民病院の移転工事等の大型民間工事や震災復興に伴う道路護岸工事等の大型物件を抱えており需要は堅調一方アジテーター車が不足しており需給はややひっ迫している価格は建築標準物で m3 当たり 1 万 5,500 円どころを横ばいで推移している地区生コン協組では原材料費の上昇運搬コストの高騰を背景として昨年度来の値上げ打ち出し額 1,000 円の満額確保を目指し売り腰を強め需要家側と交渉を継続している目先横ばい推移の見通し ( 阿蘇地区 ) 阿蘇地区の 11 月の出荷量は 3 万 5,173m3 と前年同月比 34% 増 ( 県生コンクリート工業組合調べ ) 震災復興関連工事向け等の大型物件向けへの出荷が当面は続く見込みで今後も需要は堅調に推移する見通しそれに伴いアジテーター車が不足していることから需給はややひっ迫している価格は建築標準物で m3 当たり 1 万 9,300 円どころを横ばいで推移している阿蘇地区生コン協組では震災復興関連需要による出荷量の増加に対応するため他地区からのアジテーター車のチャーターを増やすなど安定供給に努めている先行き横ばいで推移する見通しコンクリート用砕石 ( 地区阿蘇地区 ) 震災復興関連工事交通センターの跡地再開発工事等で生コン出荷は増加しており原材料の骨材需要も旺盛なものとなっている供給側は増加する需要に対応するため設備更新を行う等安定供給体制の維持に努めているが各社ともフル生産の状況が続いており需給はややひっ迫している価格は 20~5mm が地区で m3 当たり 3,400 円阿蘇地区で m3 当たり 3,900 円どころ地区砕石共販協同組合では強固な共販体制を背景に現行価格維持に注力している先行き横ばいで推移する見通しアスファルト混合物 ( 地区阿蘇地区 ) 県下の 10 月の製造数量は 8 万 492tと前年同月比約 2% の減少 ( 日本アスファルト合材協会調べ ) 市内の需要は中心部においては減少傾向にあるが益城御船阿蘇地区の需要は震災復興道路工事を中心に堅調である価格は再生密粒度 (13) が地区でt 当たり 11,000 円どころ阿蘇地区でt 当たり 12,200 円どころを横ばいで推移している主原材料であるストアス価格が上昇しており供給側はコストアップ分を製品価格に転嫁したい意向を示しているただ中心部の需要は盛り上がりを欠いており需要者側の購買姿勢は依然厳しく現行価格の維持が精いっぱいの状況先行き地区阿蘇地区とも横ばいで推移する見通し 1

3 地震復旧復興工事における主な資材の概況月刊積算資料掲載品 ( 地場資材 ) 平成 30 年 12 月 17 日現在資材名 [ 掲載頁 ] 地震以降の直近変動 ( 月号額 ) 地区名単位価格 2016 年 4 月号 ( 円 ) 以降の変動前月比現在の需給需給先行き価格見通し生コンクリート建築標準物 ( ) [132] - ( 変動なし ) m3 15,500 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばい阿蘇 2017 年 7 月号 2,000 円上伸 m3 19,300 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばいコンクリート用砂 2017 年 12 月号 250 円上伸 m3 3,350 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばい荒目 ( 洗い ) [193] 阿蘇 2017 年 12 月号 200 円上伸 m3 4,100 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばいコンクリート用砕石 2018 年 2 月号 200 円上伸 m3 3,400 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばい 20~5 mm [193] 阿蘇 2018 年 2 月号 300 円上伸 m3 3,900 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばい再生クラッシャラン - ( 変動なし ) m3 2,000 変わらず均衡均衡横ばい 40~0 mm [193] 阿蘇 2018 年 2 月号 200 円上伸 m3 3,200 変わらずややひっ迫ややひっ迫横ばいアスファルト混合物再生密粒度 (13) [324] 2018 年 5 月号 200 円下落 t 11,000 変わらず均衡均衡横ばい阿蘇 - ( 変動なし ) t 12,200 変わらず均衡ややひっ迫横ばい特記需給動向は供給者側に確認し直近 1~2 か月前と比較した結果である 2 一般財団法人経済調査会

4 地震復旧復興工事における主な資材の概況月刊積算資料掲載品 ( 一般資材 ) 平成 30 年 12 月 17 日現在資材名 [ 掲載頁 ] 地区名市場動向概況現在の需給需給先行き価格見通し鋼材異形棒鋼 [24] 価格は SD295A D16 で t 当たり 7 万 2,000 円どころと前月比横ばい復興工事や民需により需要は堅調に推移している一方主原材料である鉄屑価格が下落したことから販売側の売り腰はやや軟化している今後の鉄屑相場の動向が注視される中需要者側は当用買いの構えをみせており目先横ばい均衡均衡横ばい型枠材コンクリート型枠用合板 [217] 価格は無塗装品ラワン mm で枚当たり 1,390 円と前月比 30 円の上伸産地側の原木不足による製品の高値感は続いていることから流通筋も仕入れコスト上昇分を転嫁するべく売り腰は強い需要面では市中心部の大規模再開発や民間建築工事への出荷は堅調であるが年末は荷動きは一服する見通しから目先価格は横ばいで推移ややひっ迫ややひっ迫横ばい仮設鋼材賃貸料金鋼矢板 H 形鋼鋼製山留材鋼製覆工板敷鉄板仮設鋼材の稼働率は例年より高い水準で推移需要期を迎え需給はタイトな状況が続いている母材となる鋼材価格が上伸する中賃貸業者は値上げの意向を示しているが需要者の指値が厳しく現在のところ値上げ浸透には至っていない先行き横ばいで推移する公算が大きいややひっ迫ややひっ迫横ばい [284~290] 特記需給動向は供給者側に確認し直近 1~2 か月前と比較した結果である 3 一般財団法人経済調査会

5 地震復旧復興工事における主な工種の概況市場単価 ( 季刊土木施工単価建築施工単価掲載工種 ) 平成 30 年 12 月 17 日現在資材名 [ 掲載頁 ] 地区名市場動向概況現在の需給需給先行き価格見通し土木工事市場単価鉄筋工 ( 手間のみ ) [ 土木施工単価 3~9] 価格は一般構造物で t 当たり 59,000 円どころと横ばい阿蘇へのアクセスルートの復旧が着実に進むなど災害復旧関連工事を中心に工事需要は堅調に推移しているそうした中専門工事業者側は稼働率の高さが続いている状況を背景に値上げを要請しているが総合建設業者側の抵抗は強く依然として市場の浸透までには至っていない専門工事業者側は引き続き値上げ交渉を行い先行き強含みで推移する見通しややひっ迫ひっ迫強含み建築工事市場単価鉄筋工事 ( 手間のみ ) 建築施工単価 [ 市場単価 10~13] 価格は RC ラーメン構造階高 3.5~4.0m 程度形状単純で t 当たり 56,000 円どころと前回調査比 1,000 円の上伸市内の工事需要は大規模再開発工事や市民病院の再建工事などを中心に堅調高稼働率を背景に専門工事業者の契約単価引き上げ向けた交渉も漸く奏功した状況今後も慢性的な労務不足は続く模様で労務需給は引き続きひっ迫するとの見方が強く先行き強含みの展開ひっ迫ひっ迫強含み建築工事市場単価型枠工事 ( 材工共 ) 建築施工単価 [ 市場単価 20~23] 市街地中心部の大規模再開発工事が最盛期を迎え市内商業施設向け等の建替需要も堅調型枠工事の労務需給は依然としてタイト感が強く価格は普通合板型枠ラーメン構造地上部階高 3.5~4.0m で m2 当たり 5,000 円どころと前回調査比 100 円の上伸型枠工事業者の手持ち工事は依然として多く市況は強含みで推移する公算が大きいひっ迫ひっ迫強含み特記需給動向は専門工事業者及び総合工事業者に確認し直近 3 か月前と比較した結果である 4 一般財団法人経済調査会

6 主要資材の価格推移 /m N 22,000 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 4,500 /m3 ( ) ( ) ( 20 05) ( 20 05) 4,300 4,100 3,900 3,700 3,500 3,300 3,100 2,900 2,700 5 一般財団法人経済調査会

7 /m3 40 0mm 3,600 3,400 3,200 3,000 2,800 2,600 2,400 2,200 2,000 1,800 1,600 13,500 / 13 13,000 12,500 12,000 11,500 11,000 10,500 10,000 6 一般財団法人経済調査会

8 /kg ,500 / ,450 1,400 1,350 1,300 1,250 1,200 1,150 1,100 1,050 1,000 7 一般財団法人経済調査会

9 工事市場単価の価格推移 / 65, ,000 55,000 50,000 45,000 40, ,500 /m ,300 5,100 4,900 4,700 4,500 4,300 4,100 3,900 3,700 3, 一般財団法人経済調査会

平成28年熊本地震　災害復旧資材供給情報

平成28年熊本地震　災害復旧資材供給情報第 18 報平成 30 年 6 月 19 日平成 28 年地震災害復旧資材供給情報復旧復興工事に関わる建設資材等の需給動向一般財団法人経済調査会平成 28 年地震により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げるとともに犠牲となられた方々とご遺族の皆様に対し深くお悔やみ申し上げます県内の復旧復興工事に関わる主要建設資材等の価格及び供給情報について平成 30 年 6 月 15

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