結果 5 子育て願望について平成 20 年度調査と比較すると 結婚したらすぐにでも欲しい 割合が低下し 子供は欲しくない 割合が上昇している 性別でみると 男性では すぐにでも欲しい 割合が低下し 子供は欲しくない 割合が上昇しているが 女性では すぐにでも欲しい 割合と 子供は欲しくない 割合がと

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1 若者の結婚観 子育て観等に関する調査 [ 結果の概要 ] 平成 28 年 11 月 1 日 国立青少年教育振興機構では 日本の若者の結婚観 子育て観の現状及びそれらに関係する要因を 明らかにするため 全国の 20 代から 30 代を対象とした調査を平成 27 年度に実施しました この調査では 国立青少年教育振興機構が文部科学省の委託を受けて平成 20 年度に実施した こ れから親となる若者の就労観 結婚観 子育て観に関する調査研究 ( 以下 平成 20 年度調査 とい う ) の結果も踏まえ や子育て願望を中心に 結婚しない理由や子供の存在についての考 え方 過去の体験活動や現在の地域とのつながり等との関係に注目して分析を行いました 調査結果のポイント 結婚したい 子供は欲しい という意識は 子供の頃の 人間的なふれあい を通した活動で変わる ポイント 1 小学生の時までの体験が多い人ほど 現在 結婚したい 子供は欲しい と思う傾向がみられる 中でも 友だちとの遊び 地域活動 家族行事 といった特に 人間的なふれあい と関連する体験が 結婚したい 子供は欲しい という意識と強く関係している 結果 1 結果 2 小学校の時までの体験が多い人ほど 結婚している 割合は高くなる また 体験の種類に注目すると 体験が多い人と少ない人で 結婚している 割合の差が大きくなるのは 友だちとの遊び 家族行事 地域活動 の順である (pp.21-22) 小学校の時までの体験が多い人ほど 結婚したい 割合と 子供は欲しい 割合は高くなる また 体験の種類に注目すると 体験が多い人と少ない人で 結婚したい 割合と 子供は欲しい 割合の差が大きくなるのは いずれも 友だちとの遊び 家族行事 地域活動 の順である (pp.23-28) ポイント 2 中学生 高校生の時に異性とのコミュニケーションを面倒だと思っていた人は 現在 結婚したくない と思う傾向がみられる 結果 3 中学生や高校生の時の異性との関係のうち 異性関係は面倒なものだと思う については とても当てはまる 人の 結婚したくない 割合が最も高い それ以外の 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる などの項目については 全く当てはまらない 人の 結婚したくない 割合が最も高い (p.32 p.34) 若者の 結婚したい 子供は欲しい という意識のこの数年の推移は 男女で異なる ポイント 3 平成 20 年度調査と比較して 若者の 結婚したい 子供は欲しい 割合は低下している 特に 男性は 結婚したい 子供は欲しい 割合がともに低下している 一方 女性は 早く結婚したい 人と 結婚したくない 人 結婚したらすぐにでも ( 子供が ) 欲しい 人と 子供は欲しくない 人にそれぞれ二分化している 結果 4 について平成 20 年度調査と比較すると 早く結婚したい 割合が低下し 結婚したくない 割合が上昇している 性別でみると 男性では 早く結婚したい 割合が低下し 結婚したくない 割合が上昇しているが 女性では 早く結婚したい 割合と 結婚したくない 割合がともに上昇している (p.3) 裏面に続く

2 結果 5 子育て願望について平成 20 年度調査と比較すると 結婚したらすぐにでも欲しい 割合が低下し 子供は欲しくない 割合が上昇している 性別でみると 男性では すぐにでも欲しい 割合が低下し 子供は欲しくない 割合が上昇しているが 女性では すぐにでも欲しい 割合と 子供は欲しくない 割合がともに上昇している (p.5) 結婚していない代表的な理由は 経済的に難しい ことと 一人が楽である ことである ポイント 4 結婚していない理由のうち最も割合が高いのは 経済的に難しい であり 次いで 一人が楽である となっている 結果 6 結果 7 結婚していない理由として 経済的に難しい を挙げる人は6 割を超えているが 個人の年収が 300 万円以上になると 経済的に難しい を理由に挙げる人は減少する傾向がみられる (p.8 p.10) また 個人の年収が 200 万円を下回ると 結婚したい 割合と 子供は欲しい 割合は低下する傾向がみられる (p.3 p.5) 結婚していない理由として 一人が楽である を挙げる人は約 5 割であり 男性は女性よりも 一人が楽である と考える傾向がみられる また 一人が楽である と考える人ほど 結婚したい 割合と 子供は欲しい 割合は低下する傾向がみられる (pp.8-9 p.11) 子供の存在についての考え方の違いが 結婚したい 子供は欲しい という意識と関係する ポイント 5 子供の存在についての考え方は 生きがい を重視する家族観と 家族の 継続 を重視する家族観という 大きく二つの家族観に基づいており 生きがい を重視する家族観の方が 結婚したい 子供は欲しい という意識と強く関係している 結果 8 子供の存在についての考えは 家族の結びつきを強める を挙げる人が最も多く 次いで 仕事や人生の励みになる 親を成長させてくれる となっており 生きがい を重視する家族観に基づく考えが上位を占めている 一方 老後の面倒を見てくれる や 財産や稼業などを継いでくれる 親の夢や理想を託す といった 家族の 継続 を重視する家族観に基づく考えを挙げる人は少ない (p.15) 結果 9 生きがい を重視する家族観は 女性の方が男性よりも強く 既婚者の方が未婚者よりも強く 子供がいる人の方が子供がいない人よりも強い傾向がみられる 一方 家族の 継続 を重視する家族観は 性別や結婚しているかどうか 子供がいるかどうかによる違いがみられない (p.16) 結果 10 生きがい を重視する家族観も 家族の 継続 を重視する家族観も それぞれの家族観が強い人ほど 結婚したい 割合と 子供は欲しい 割合は高くなる傾向がみられる また 生きがい を重視する家族観の方が家族の 継続 を重視する家族観よりも 結婚したい 割合や 子供は欲しい 割合と強く関係している ( p.17) 地域とのつながりについての行動や考え方の違いが 結婚したい 子供は欲しい という意識と関係する ポイント 6 ふだん 近所の人とあいさつをする といった近所付き合いをしている人や 地域とのつながりに対して前向きな考えが強い人ほど 結婚したい 子供は欲しい と思う傾向がみられる 結果 11 結果 12 ふだん 近所付き合いをしている人は 結婚したい 割合や 子供は欲しい 割合が高い 特に 近所の人とあいさつをする 人とそうでない人で 結婚したい 割合や 子供は欲しい 割合の差が大きくなっている ( pp.36-37) 地域とのつながりについて 他人のためにもなるが自分の成長にもつながる これからの良い社会を創るために必要である などの前向きな考えが強い人ほど 結婚したい 割合と 子供は欲しい 割合が高い 一方 責任が重くて大変そうである などの後ろ向きな考えは 結婚したい 割合や 子供は欲しい 割合と関係がみられない (p.40)

3 調査の概要 1. 調査の目的日本の若者の結婚観 子育て観の現状及びそれらに関係する要因を明らかにし 少子化対策や青少年教育に資する基礎データを提示する 2. 調査内容 子育て願望 結婚していない理由 異性との関係 子供の存在についての考え 小学生の時までの体験 ふだんの生活で行っていること 地域とのつながりについての考え等 3. 調査方法 (1) 調査対象全国の 20 代 30 代の男女 4,000 名 (20 代前半 20 代後半 30 代前半 30 代後半の 4 つの年齢群ごとに男女各 500 名 ) また 回答者の抽出に当たっては 平成 22 年度国勢調査等を参考に 次の 1 から 4 に配慮した 1 性別及び年齢群ごとに 既婚 未婚の割合が実社会の構成比と大幅に異ならないこと 2 性別及び年齢群ごとに 就労 未就労の割合が実社会の構成比と大幅に異ならないこと 3 回答者の居住する地域ブロックが実社会の構成比と大幅に異ならないこと なお 地域ブロックについては以下のとおり分類した 北海道 東北 = 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 (1 道 6 県 ) 関東 = 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 (1 都 6 県 ) 北陸 甲信越 = 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 (6 県 ) 東海 = 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 (4 県 ) 近畿 = 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 (2 府 4 県 ) 中国 四国 = 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 (9 県 ) 九州 沖縄県 = 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 (8 県 ) 4 回答者の居住する都市規模が実社会の構成比と大幅に異ならないこと なお 都市規模のカテゴリーは 平成 27 年 4 月 1 日時点での各市区町村の人口に応じて 指定都市及び特別区 人口 20 万人以上の市 人口 20 万人未満の市及び町村 に分類した (2) 調査方法インターネットを利用したウェブアンケート調査 (3) 調査時期平成 27 年 12 月 4. 回答者の既婚 / 未婚 子供の有無の状況 (1) 既婚 / 未婚既婚 未婚 計 1,606 2,394 4,000 (2) 子供の有無 子供がいる 子供がいない 計 1,150 2,850 4,000 1

4 調査結果の概要 1. 子育て願望の現状と推移 (1) の現状と推移 1 の現状未婚者の現在のは いい人が見つかれば結婚したい (30.2%) の割合が最も高く 次いで いつか結婚したい (27.8%) 結婚したくない (20.3%) となっている 性別でみると 早く結婚したい と いい人が見つかれば結婚したい の割合は女性の方が高く いつか結婚したい と 結婚したくない の割合は男性の方が高い 年代別でみると 年代が上がるにつれて 早く結婚したい の割合は低下し 結婚したくない の割合は上昇している 年収別でみると 結婚したくない の割合は 100 万円未満 (26.8%) で最も高く 以降 200 万円以上 300 万円未満 までは年収が上がるにつれて 結婚したくない の割合は低下しているが 200 万円以上 300 万円未満 より年収の高いカテゴリーでは 結婚したくない の割合に差がみられなくなる (n=2,394) 早く結婚したいいい人が見つかれば結婚したいいつか 図 の現状 男性 (n=1,429) 女性 (n=965) 早く結婚したいいい人が見つかれば結婚したいいつか 図 の現状 ( 性別 ) 20 代前半 (n=924) 代後半 (n=679) 代前半 (n=444) 代後半 (n=347) 早く結婚したいいい人が見つかれば結婚したいいつか 図 の現状 ( 年代別 ) 2

5 100 万円未満 (n=676) 万円以上 200 万円未満 (n=445) 年収 200 万円以上 300 万円未満 (n=510) 300 万円以上 400 万円未満 (n=410) 万円以上 500 万円未満 (n=194) 万円以上 (n=159) 早く結婚したいいい人が見つかれば結婚したいいつか 図 の現状 ( 年収別 ) 2 の推移未婚者のを平成 20 年度調査の結果と比較すると 本調査では 早く結婚したい と いい人が見つかれば結婚したい の割合が低下し いつか結婚したい と 結婚したくない の割合が上昇している 性別でみると 男性では 早く結婚したい の割合が低下して 結婚したくない の割合が上昇している一方 女性では 早く結婚したい と 結婚したくない の割合がともに上昇している H20(n=1,615) H27(n=1,603) 早く結婚したいいい人が見つかれば結婚したいいつか 図 の推移 ( 平成 20 年度調査との比較 ) 男性 女性 H20(n=872) H20(n=743) H27(n=892) H27(n=711) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 図 の推移 ( 平成 20 年度調査との比較 性別 ) 3

6 (2) 子育て願望の現状と推移 1 子育て願望の現状子供がいない人の現在の子育て願望は 夫婦生活が安定したら欲しい (27.0%) の割合が最も高く 次いで 子供は欲しくない ( 24.8%) 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい (19.5%) となっている 性別でみると 結婚したらすぐにでも欲しい と 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい の割合は女性の方が高く 夫婦生活が安定したら欲しい と 子供は欲しくない の割合は男性の方が高い 年代別でみると 20 代前半と 20 代後半では 子供は欲しくない の割合が約 2 割なのに対し 30 代前半と 30 代後半では 子供は欲しくない の割合が約 3 割となっている 年収別でみると 子供は欲しくない の割合は 100 万円未満 (30.0%) で最も高く 以降 200 万円以上 300 万円未満 までは年収が上がるにつれて 子供は欲しくない の割合は低下しているが 200 万円以上 300 万円未満 より年収の高いカテゴリーでは 子供は欲しくない の割合に差がみられなくなる 子育て願望 (n=2,850) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 子育て願望の現状 子育て願望 男性 (n=1,573) 女性 (n=1,277) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 子育て願望の現状 ( 性別 ) 子育て願望 20 代前半 (n=940) 代後半 (n=820) 代前半 (n=613) 30 代後半 (n=477) 結婚したらすぐにでも欲しい夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 子育て願望の現状 ( 年代別 ) 4

7 子育て願望 年収 100 万円未満 (n=837) 万円以上 200 万円未満 (n=502) 万円以上 300 万円未満 (n=566) 万円以上 400 万円未満 (n=477) 万円以上 500 万円未満 (n=244) 万円以上 (n=224) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 子育て願望の現状 ( 年収別 ) 2 子育て願望の推移子供がいない人の子育て願望を平成 20 年度調査の結果と比較すると 本調査では 結婚したらすぐにでも欲しい の割合には差がみられないが 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい と 夫婦生活が安定したら欲しい の割合が低下し 子供は欲しくない の割合が上昇している 性別でみると 男性では 結婚したらすぐにでも欲しい の割合が低下して 子供は欲しくない の割合が上昇している一方 女性では 結婚したらすぐにでも欲しい と 子供は欲しくない の割合がともに上昇している 子育て願望 H20(n=1,758) H27(n=1,760) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 子育て願望の推移 ( 平成 20 年度調査との比較 ) 子育て願望 男性 子育て願望 女性 H20(n=925) H27(n=937) H20(n=833) H27(n=823) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 子供は欲しくない その他 図 子育て願望の推移 ( 平成 20 年度調査との比較 性別 ) 5

8 2. 交際相手や異性の存在と結婚観の関係 (1) 交際の有無との関係未婚者のを交際の有無別でみると 現在交際相手がいる人 ( 以下 交際中 という ) では いつか結婚したい (36.2%) の割合が最も高く 次いで 早く結婚したい (32.8%) いい人が見つかれば結婚したい (21.8%) となっている 現在交際相手はいないが交際経験はある人 ( 以下 交際経験あり という ) では いい人が見つかれば結婚したい (38.4%) の割合が最も高く 次いで いつか結婚したい (26.4%) 結婚したくない (19.6%) となっている 交際経験がない人 ( 以下 交際経験なし という ) では 結婚したくない (34.2%) の割合が最も高く 次いで いい人が見つかれば結婚したい (27.2%) いつか結婚したい (22.2%) となっている 交際の有無ごとのを性別でみると 交際中 と 交際経験あり ではともに 早く結婚したい の割合は女性の方が高いが 交際経験なし では 早く結婚したい の割合に男女の差はみられない 一方 交際経験あり では 結婚したくない の割合は男性の方が高いが 交際中 と 交際経験なし では 結婚したくない の割合に男女の差はみられない また 交際の有無ごとのを年収別でみると 交際中 では 100 万円以上 200 万円未満 以降年収が上がるにつれて 早く結婚したい の割合は低下している 交際経験あり では 早く結婚したい の割合に年収による傾向はみられない 交際経験なし では 100 万円以上 200 万円未満 以降年収が上がるにつれて 早く結婚したい の割合は上昇している 交際中 (n=671) 交際経験あり (n=956) 交際経験なし (n=767) 早く結婚したいいい人が見つかれば結婚したいいつか 図 の現状 ( 交際の有無別 ) 交際中 交際経験あり 男性 (n=328) 女性 (n=343) 男性 (n=575) 女性 (n=381) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 交際経験なし 男性 (n=526) 女性 (n=241) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 図 の現状 ( 交際の有無別 性別 ) 6

9 交際中 交際経験あり 100 万円未満 (n=114) 万円未満 (n=114) 年収 100 万円以上 200 万円未満 (n=122) 200 万円以上 300 万円未満 (n=176) 300 万円以上 400 万円未満 (n=132) 400 万円以上 500 万円未満 (n=66) 年収 100 万円以上 200 万円未満 (n=122) 200 万円以上 300 万円未満 (n=176) 300 万円以上 400 万円未満 (n=132) 400 万円以上 500 万円未満 (n=66) 万円以上 (n=61) 万円以上 (n=61) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 交際経験なし 年収 100 万円未満 (n=114) 万円以上 200 万円未満 (n=122) 万円以上 300 万円未満 (n=176) 300 万円以上 400 万円未満 (n=132) 400 万円以上 500 万円未満 (n=66) 万円以上 (n=61) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 図 の現状 ( 交際の有無別 年収別 ) 7

10 (2) 結婚していない理由と 子育て願望の関係 1 結婚していない理由 交際中 の人が結婚していない理由について とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計をみると 経済的に難しい (63.8%) が最も高く 次いで 一人が楽である (50.4%) 仕事が忙しい (48.3%) となっている 性別でみると 経済的に難しい の割合は女性の方が高く 親など周囲の許しが得られない は男女で差がみられないが それら以外の理由については男性の方が割合は高い 結婚していない理由 (n=671) 経済的に難しい 一人が楽である 仕事が忙しい 交際期間が短い 親など周囲の許しが得られない 遠距離恋愛である とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 結婚していない理由 結婚していない理由 経済的に難しい 結婚していない理由 一人が楽である 男性 (n=328) 男性 (n=328) 女性 (n=343) 女性 (n=343) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 結婚していない理由 仕事が忙しい 結婚していない理由 交際期間が短い 男性 (n=328) 男性 (n=328) 女性 (n=343) 女性 (n=343) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 結婚していない理由 親など周囲の許しが得られない 結婚していない理由 遠距離恋愛である 男性 (n=328) 男性 (n=328) 女性 (n=343) 女性 (n=343) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 図 結婚していない理由 ( 性別 ) 8

11 2 結婚していない理由との関係結婚していない理由との関係をみると 一人が楽である に当てはまる人ほど 早く結婚したい の割合は低下している また 一人が楽である に やや当てはまる あまり当てはまらない 全く当てはまらない 人ではそれぞれ 結婚したくない 割合は 1 割に満たないが 一人が楽である に とても当てはまる 人では 結婚したくない 割合が 2 割を超えている 一方 一人が楽である 以外の理由については との関係に傾向はみられない 婚していな い理由 済的に難しい 結 とても当てはまる (n=213) 経やや当てはまる (n=215) あまり当てはまらない (n=145) 全く当てはまらない (n=98) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい 結婚したくない 婚していな い理由 人が楽である 結 一とても当てはまる (n=86) その他 やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい 結婚したくない 婚していな い理由 事が忙しい 結 とても当てはまる (n=86) 仕やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい 結婚したくない 婚していな い理由 際期間が短い 結 とても当てはまる (n=94) 交やや当てはまる (n=193) あまり当てはまらない (n=190) 全く当てはまらない (n=194) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい 結婚したくない 婚していない理由 など周囲の許しが得られない 結 親その他 とても当てはまる (n=54) やや当てはまる (n=116) あまり当てはまらない (n=219) 全く当てはまらない (n=282) 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい 結婚したくない 婚していない 理由 距離恋愛である 結 遠とても当てはまる (n=76) やや当てはまる (n=88) あまり当てはまらない (n=143) 全く当てはまらない (n=364) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい 結婚したくない 図 結婚していない理由との関係 9

12 3 年収と 経済的に難しい の関係年収と 経済的に難しい の関係をみると 100 万円未満 から 200 万円以上 300 万円未満 までのカテゴリーでは とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計に差はみられないが 200 万円以上 300 万円未満 以降のカテゴリーでは年収が上がるにつれて とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計が低下している 結婚していない理由 経済的に難しい 100 万円未満 (n=114) 万円以上 200 万円未満 (n=122) 年収 200 万円以上 300 万円未満 (n=176) 300 万円以上 400 万円未満 (n=132) 万円以上 500 万円未満 (n=66) 万円以上 (n=61) とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 年収と 経済的に難しい の関係 4 年代と 一人が楽である の関係年代と 一人が楽である の関係をみると 20 代前半 では とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計は約 4 割だが 20 代後半 以降のカテゴリーではいずれも 5 割台後半から約 6 割となっている 結婚していない理由 一人が楽である 20 代前半 (n=294) 代後半 (n=203) 代前半 (n=104) 代後半 (n=70) とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 年代と 一人が楽である の関係 10

13 5 年収と 一人が楽である の関係年収と 一人が楽である の関係をみると 100 万円未満 から 300 万円以上 400 万円未満 までのカテゴリーでは とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計はいずれも 4 割台から約 5 割だが 400 万円以上 500 万円未満 と 500 万円以上 ではともに 6 割を超えている 結婚していない理由 一人が楽である 100 万円未満 (n=114) 万円以上 200 万円未満 (n=122) 年収 200 万円以上 300 万円未満 (n=176) 300 万円以上 400 万円未満 (n=132) 万円以上 500 万円未満 (n=66) 万円以上 (n=61) とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 年収と 一人が楽である の関係 6 一人が楽である と子育て願望の関係 一人が楽である と子育て願望の関係をみると 一人が楽である に当てはまる人ほど 結婚したらすぐにでも欲しい 割合は低下している また 一人が楽である に あまり当てはまらない 人と 全く当てはまらない 人では 子供は欲しくない 割合はともに 1 割に満たないが やや当てはまる 人では約 2 割で とても当てはまる 人では 3 割を超えている 婚していな い理由 子育て願望 一とても当てはまる (n=86) その他 やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 人が楽である 結 図 一人が楽である と子育て願望の関係 11

14 (3) 現在の 異性との関係 との関係 1 現在の 異性との関係 現在の 異性との関係 について とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計をみると 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる ( 59.7%) が最も高く 次いで 同性と異性では 話す内容を分ける ( 57.6% ) どんな異性ともうまく話ができる ( 57.2%) となっている 既婚 / 未婚別でみると 異性関係は面倒なものだと思う 以外の項目については とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計は既婚者の方が高くなっている 現在の異性との関係 (n=4,000) 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる 同性と異性では 話す内容を分ける どんな異性ともうまく話ができる 異性関係は面倒なものだと思う 異性であっても何でも遠慮なく言い合える 異性にモテる とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 現在の 異性との関係 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる 同性と異性では 話す内容を分ける 既婚 (n=1,606) 既婚 (n=1,606) 未婚 (n=2,394) 未婚 (n=2,394) とても当てはまる あまり当てはまらない やや当てはまる 全く当てはまらない とても当てはまる あまり当てはまらない やや当てはまる 全く当てはまらない どんな異性ともうまく話ができる 異性関係は面倒なものだと思う 既婚 (n=1,606) 既婚 (n=1,606) 未婚 (n=2,394) 未婚 (n=2,394) とても当てはまる あまり当てはまらない やや当てはまる 全く当てはまらない とても当てはまる あまり当てはまらない やや当てはまる 全く当てはまらない 異性であっても何でも遠慮なく言い合える 異性にモテる 既婚 (n=1,606) 14.5 未婚 (n=2,394) 13.2 とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 既婚 (n=1,606) 未婚 (n=2,394) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 図 現在の 異性との関係 ( 既婚 / 未婚別 ) 12

15 2 現在の 異性との関係 との関係未婚者について 現在の 異性との関係 との関係をみると 異性関係は面倒なものだと思う 以外の項目については それぞれ当てはまる人ほど 早く結婚したい 割合が上昇している一方 全く当てはまらない 人では 結婚したくない 割合がいずれも 3 割を超えている また 異性関係は面倒なものだと思う については 当てはまる人ほど 早く結婚したい 割合が低下しており とても当てはまる 人の 結婚したくない 割合は 3 割を超えている はっきり伝えることができる 異性にも自分の考えを とても当てはまる (n=414) やや当てはまる (n=942) あまり当てはまらない (n=701) 全く当てはまらない (n=337) 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい 結婚したくない その他 す内容を分 ける 同性と異性では 話 とても当てはまる (n=395) やや当てはまる (n=976) あまり当てはまらない (n=708) 全く当てはまらない (n=315) 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい 結婚したくない その他 うまく話ができる どんな異性とも とても当てはまる (n=358) やや当てはまる (n=924) あまり当てはまらない (n=739) 全く当てはまらない (n=373) 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい 結婚したくない その他 面倒な異も性の関だ係とは思う とても当てはまる (n=457) やや当てはまる (n=868) 15.4 あまり当てはまらない (n=735) 全く当てはまらない (n=334) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 遠慮なく言い合える 異性であっても何でも とても当てはまる (n=315) やや当てはまる (n=819) あまり当てはまらない (n=888) 全く当てはまらない (n=372) 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい 結婚したくない その他 異性にモテる とても当てはまる (n=137) やや当てはまる (n=519) あまり当てはまらない (n=903) 全く当てはまらない (n=835) 早く結婚したいいつか結婚したいその他 いい人が見つかれば結婚したい結婚したくない 図 現在の 異性との関係 との関係 13

16 3. 既婚 / 未婚 子供の有無と子育て観の関係 (1) 既婚 / 未婚と子育て願望の関係子供がいない人の子育て願望を既婚 / 未婚別でみると 結婚したらすぐにでも欲しい と 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい の割合は既婚者の方が高く 夫婦生活が安定したら欲しい と 子供は欲しくない の割合は未婚者の方が高い 既婚 / 未婚それぞれの子育て願望を性別でみると 既婚者 未婚者ともに 結婚したらすぐにでも欲しい の割合は女性の方が高いが 子供は欲しくない の割合に差はみられない また 既婚 / 未婚それぞれの子育て願望を年収別でみると 既婚者では 100 万円未満 から 400 万円以上 500 万円未満 までは年収が上がるにつれて 子供は欲しくない の割合が低下している 一方 未婚者では 100 万円未満 のみ 子供は欲しくない の割合が 3 割を超えている 子育て願望 既婚 (n=495) 未婚 (n=2,355) 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 子育て願望 ( 既婚 / 未婚別 ) 子育て願望 既婚 子育て願望 未婚 男性 (n=156) 17.3 女性 (n=339) 25.7 結婚したらすぐにでも欲しい夫婦生活が安定したら欲しい子供は欲しくない 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい結婚したいと思わないが 子供は欲しいその他 男性 (n=1,417) 14.7 女性 (n=978) 20.9 結婚したらすぐにでも欲しい夫婦生活が安定したら欲しい子供は欲しくない 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい結婚したいと思わないが 子供は欲しいその他 図 子育て願望 ( 既婚 / 未婚別 性別 ) 子育て願望 既婚 子育て願望 未婚 年収 100 万円未満 (n=171) 100 万円以上 200 万円未満 (n=64) 200 万円以上 300 万円未満 (n=65) 300 万円以上 400 万円未満 (n=71) 400 万円以上 500 万円未満 (n=56) 500 万円以上 (n=68) 年収 100 万円未満 (n=666) 万円以上 万円未満 (n=438) 万円以上 万円未満 (n=501) 万円以上 万円未満 (n=406) 万円以上 万円未満 (n=188) 万円以上 (n=156) 結婚したらすぐにでも欲しい夫婦生活が安定したら欲しい子供は欲しくない 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい結婚したいと思わないが 子供は欲しいその他 結婚したらすぐにでも欲しい夫婦生活が安定したら欲しい子供は欲しくない 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい結婚したいと思わないが 子供は欲しいその他 図 子育て願望 ( 既婚 / 未婚別 年収別 ) 14

17 (2) 子供の存在についての考え方 1 子供の存在についての考え子供の存在についての考えの とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計をみると 家族の結びつきを強める (85.3%) が最も高く 次いで 仕事や人生の励みになる (81.8%) 親を成長させてくれる (81.7%) となっている 子供の存在についての考え (n=4,000) 家族の結びつきを強める 仕事や人生の励みになる 親を成長させてくれる 次の社会を担う いざというときに頼りになる 親に社会的信頼を与えてくれる 友人などのネットワークを広げてくれる 老後の面倒を見てくれる 財産や稼業などを継いでくれる 親の夢や理想を託す とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 子供の存在についての考え 2 子供の存在についての考えに関する指標子供の存在についての考えの回答のうち とても当てはまる を 4 点 やや当てはまる を 3 点 あまり当てはまらない を 2 点 全く当てはまらない を 1 点として 10 項目を対象とした因子分析 ( 最尤法 プロマックス回転 ) を行った その結果 固有値 1 以上の因子が 2 つ抽出された 各因子を代表すると考えられる項目から 第 1 因子を家族の 継続 を重視する家族観 第 2 因子を 生きがい を重視する家族観と名付けた なお いざというときに頼りになる はどちらの因子においても因子負荷量が 0.5 に満たなかったため 除外した 表 子供の存在についての考えに関する因子構造第 1 因子家族の継続 第 2 因子生きがい 財産や稼業などを継いでくれる 親の夢や理想を託す 老後の面倒を見てくれる 親に社会的信頼を与えてくれる 友人などのネットワークを広げてくれる いざというときに頼りになる 仕事や人生の励みになる 親を成長させてくれる 家族の結びつきを強める 次の社会を担う 固有値 また 2 つの因子ごとに回答の合計得点を計算し それぞれの家族観が 強い 群 ふつう の群 弱い 群の 3 つに分類した ( 分類方法の詳細は 42 ページを参照 ) 15

18 3 性別 既婚 / 未婚 子供の有無と子供の存在についての考えの関係性別と子供の存在についての考えの関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観については 強い 群の割合は男性の方が約 5 ポイント高くなっている 一方 生きがい を重視する家族観については 強い 群の割合は女性の方が約 10 ポイント高くなっている また 性別及び既婚 / 未婚別でみると 家族の 継続 を重視する家族観については 男女ともに既婚者と未婚者で 強い 群の割合に差はみられないが 生きがい を重視する家族観については 強い 群の割合が男性では約 15 ポイント 女性では約 10 ポイント それぞれ既婚者の方が高くなっている さらに 性別及び子供の有無別でみると 家族の 継続 を重視する家族観については 男女ともに子供の有無で 強い 群の割合に差はみられないが 生きがい を重視する家族観については 強い 群の割合が男女ともに約 15 ポイント 子供がいる人の方が高くなっている 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 男性 (n=2,000) 男性 (n=2,000) 女性 (n=2,000) 女性 (n=2,000) 図 性別と子供の存在についての考えの関係 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 男性 既婚 (n=571) 男性 既婚 (n=571) 男性 未婚 (n=1,429) 男性 未婚 (n=1,429) 女性 既婚 (n=1,035) 女性 既婚 (n=1,035) 女性 未婚 (n=965) 女性 未婚 (n=965) 図 性別 既婚 / 未婚と子供の存在についての考えの関係 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 男性 子供がいる (n=427) 男性 子供がいる (n=427) 男性 子供がいない (n=1,573) 男性 子供がいない (n=1,573) 女性 子供がいる (n=723) 女性 子供がいない (n=1,277) 女性 子供がいる (n=723) 女性 子供がいない (n=1,277) 図 性別 子供の有無と子供の存在についての考えの関係 16

19 4 子供の存在についての考えとの関係未婚者の 子供の存在についての考えとの関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観 生きがい を重視する家族観ともに 強い 群 ふつう の群 弱い 群の順に 結婚したい 割合は高くなっているが 家族の 継続 を重視する家族観が 強い 群と 弱い 群の 結婚したい 割合の差は約 25 ポイントなのに対し 生きがい を重視する家族観が 強い 群と 弱い 群の 結婚したい 割合の差は約 35 ポイントとなっている 供の存在につ いての考え 族の継続 子 家結婚したくない 強い (n=796) 結婚したい ふつう (n=711) 弱い (n=887) その他 供の存在にい 子 ついての考え 生きが 強い (n=784) ふつう (n=866) 弱い (n=744) 図 子供の存在についての考えとの関係 注 ) については 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい の 3 つをまとめて 結婚し たい として集計している 5 子供の存在についての考えと子育て願望の関係子供がいない人の 子供の存在についての考えと子育て願望の関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観 生きがい を重視する家族観ともに 強い 群 ふつう の群 弱い 群の順に 子供は欲しい 割合は高くなっているが 家族の 継続 を重視する家族観が 強い 群と 弱い 群の 子供は欲しい 割合の差は約 25 ポイントなのに対し 生きがい を重視する家族観が 強い 群と 弱い 群の 子供が欲しい 割合の差は約 50 ポイントとなっている 供の存在につ いての考え 族の継続 子 家子供は欲しくない子育て願望 強い (n=930) 子供は欲しい ふつう (n=854) 弱い (n=1,066) その他 供の存在にい 子 ついての考え 生きが子供は欲しい子供は欲しくないその他 子育て願望 強い (n=957) ふつう (n=1,033) 弱い (n=860) 図 子供の存在についての考えと子育て願望の関係 注 ) 子育て願望については 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定し たら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい の 4 つをまとめて 子供は欲しい として集計している 17

20 6 一人が楽である と子供の存在についての考えの関係結婚していない理由のうち 一人が楽である と子供の存在についての考えの関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観も 生きがい を重視する家族観も 一人が楽である に当てはまるかどうかと強い関係がみられない 子供の存在についての考え 家族の継続 0% 20% 40% 60% 80%100% 子供の存在についての考え 生きがい 0% 20% 40% 60% 80%100% 婚していな い理由 人が楽である 結 とても当てはまる (n=86) やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 一 婚していな い理由 人が楽である 結 とても当てはまる (n=86) やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 一 図 一人が楽である と子供の存在についての考えの関係 18

21 4. 小学生の時までの体験と結婚観 子育て観の関係 (1) 小学生の時までの体験本調査では 小学生の時までの体験を 小学校に通う前 小学校低学年 小学校高学年 の 3つの時期に分け それぞれ 自然体験 動植物とのかかわり 友だちとの遊び 地域活動 家族行事 家事手伝い の6 種類各 3 項目 計 18 項目について 何度もある 少しある ほとんどない の3 件法で質問した 表 体験の種類と項目海や川で貝を採ったり 花を育てたこと魚を釣ったりしたこと太陽が昇るところや動植物とのチョウやトンボ バッタなどの自然体験沈むところを見たことかかわり昆虫をつかまえたこと夜空いっぱいにかがやく星を野鳥を見たり なく声をゆっくり見たこと聞いたこと近所の小さい子どもとかくれんぼや缶けりをしたこと遊んであげたこと友だちとのままごとやヒーローごっこをバスや電車で体の不自由な人や地域活動遊びしたことお年寄りに席をゆずったこと弱いものいじめやケンカを地域清掃に参加したこと注意したり やめさせたこと食器をそろえたり 家族の誕生日を祝ったこと片付けたりしたこと 家族行事 家族の病気の看病をしたこと 家事手伝い ゴミ袋を出したり 捨てたこと 家族で家の大掃除をしたこと 家の中の掃除や整頓を手伝ったこと 小学生の時までの体験 小学校に通う前 (n=4,000) かくれんぼや缶けりをしたこと 家族の誕生日を祝ったこと ままごとやヒーローごっこをしたこと 家の中の掃除や整頓を手伝ったこと チョウやトンボ バッタなどの昆虫をつかまえたこと 食器をそろえたり 片付けたりしたこと 家族で家の大掃除をしたこと 花を育てたこと 野鳥を見たり なく声を聞いたこと 夜空いっぱいにかがやく星をゆっくり見たこと ゴミ袋を出したり 捨てたこと 太陽が昇るところや沈むところを見たこと 近所の小さい子どもと遊んであげたこと 海や川で貝を採ったり 魚を釣ったりしたこと 地域清掃に参加したこと 家族の病気の看病をしたこと バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずったこと 弱いものいじめやケンカを注意したり やめさせたこと 何度もある少しあるほとんどない 図 小学校に通う前の体験 19

22 小学生の時までの体験 小学校低学年 (n=4,000) かくれんぼや缶けりをしたこと家族の誕生日を祝ったこと家の中の掃除や整頓を手伝ったこと花を育てたこと食器をそろえたり 片付けたりしたことチョウやトンボ バッタなどの昆虫をつかまえたことままごとやヒーローごっこをしたこと家族で家の大掃除をしたこと夜空いっぱいにかがやく星をゆっくり見たこと海や川で貝を採ったり 魚を釣ったりしたこと野鳥を見たり なく声を聞いたことゴミ袋を出したり 捨てたこと太陽が昇るところや沈むところを見たこと近所の小さい子どもと遊んであげたこと地域清掃に参加したこと家族の病気の看病をしたこと弱いものいじめやケンカを注意したり やめさせたことバスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずったこと 何度もある少しあるほとんどない 図 小学校低学年の体験 小学生の時までの体験 小学校高学年 (n=4,000) 家の中の掃除や整頓を手伝ったこと家族の誕生日を祝ったこと食器をそろえたり 片付けたりしたこと家族で家の大掃除をしたことかくれんぼや缶けりをしたことゴミ袋を出したり 捨てたこと花を育てたこと夜空いっぱいにかがやく星をゆっくり見たこと太陽が昇るところや沈むところを見たことチョウやトンボ バッタなどの昆虫をつかまえたこと野鳥を見たり なく声を聞いたこと近所の小さい子どもと遊んであげたこと地域清掃に参加したこと海や川で貝を採ったり 魚を釣ったりしたこと家族の病気の看病をしたことままごとやヒーローごっこをしたことバスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずったこと弱いものいじめやケンカを注意したり やめさせたこと 何度もある少しあるほとんどない 図 小学校高学年の体験 20

23 ここでは 何度もある を 3 点 少しある を 2 点 ほとんどない を 1 点として 全時期全種類の体験 時期別の体験 種類別の体験についてそれぞれ回答の合計得点を計算し 体験が 多い 群 ふつう の群 少ない 群の 3 つに分類した ( 分類方法の詳細は 42 ページを参照 ) (2) 小学生の時までの体験と結婚経験の関係 注 )(2) では 結婚経験について 現在 結婚している 人と過去に 結婚していたことがある 人をまとめて 結婚している として集計している 1 小学生の時までの体験全体と結婚経験の関係小学生の時までの体験全体と結婚経験の関係をみると 体験が多くなるにつれて 結婚している 割合は上昇しており 体験が 多い 群では約 5 割 体験が 少ない 群では 3 割台となっている 小学生の時までの体験 結婚経験 多い (n=1,246) ふつう (n=1,468) 少ない (n=1,286) 結婚している 結婚していない 図 小学生の時までの体験全体と結婚経験の関係 2 小学生の時までの時期別の体験と結婚経験の関係小学生の時までの時期別の体験と結婚経験の関係をみると 小学校に通う前 小学校低学年 小学校高学年 のどの時期についても体験が多くなるにつれて 結婚している 割合は上昇しており 体験が 多い 群ではいずれも約 5 割 体験が 少ない 群ではいずれも 3 割台となっている 結婚経験 結婚経験 小学校に通う前の体験 多い (n=1,191) ふつう (n=1,543) 少ない (n=1,266) 結婚している 結婚していない 小学校低学年の体験 多い (n=1,321) ふつう (n=1,359) 少ない (n=1,320) 結婚している 結婚していない 結婚経験 小学校高学年の体験 多い (n=1,300) ふつう (n=1,285) 少ない (n=1,415) 結婚している 結婚していない 図 小学生の時までの時期別の体験と結婚経験の関係 21

24 3 小学生の時までの種類別の体験と結婚経験の関係小学生の時までの種類別の体験と結婚経験の関係をみると どの種類についても体験が多くなるにつれて 結婚している 割合は上昇しており 体験が 多い 群ではいずれも約 5 割 体験が 少ない 群ではいずれも 3 割台となっている また 体験が 多い 群と 少ない 群の 結婚している 割合の差は 友だちとの遊び (22.4 ポイント ) が最も大きく 次いで 家族行事 (13.4 ポイント ) 地域活動 (12.8 ポイント ) となっている 結婚経験 結婚経験 自然体験 多い (n=1,328) ふつう (n=1,306) 少ない (n=1,366) 動植物とのかかわり 多い (n=1,323) ふつう (n=1,296) 少ない (n=1,381) 結婚している 結婚していない 結婚している 結婚していない 結婚経験 結婚経験 友だちとの遊び 多い (n=1,206) ふつう (n=1,543) 少ない (n=1,251) 地域活動 多い (n=1,095) ふつう (n=1,418) 少ない (n=1,487) 結婚している 結婚していない 結婚している 結婚していない 結婚経験 結婚経験 家族行事 多い (n=1,406) ふつう (n=1,390) 少ない (n=1,204) 家事手伝い 多い (n=1,272) ふつう (n=1,402) 少ない (n=1,326) 結婚している 結婚していない 結婚している 結婚していない 図 小学生の時までの種類別の体験と結婚経験の関係 22

25 (3) 小学生の時までの体験との関係 注 )(3) では について 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい の 3 つをまと めて 結婚したい として集計している 1 小学生の時までの体験全体との関係未婚者について 小学生の時までの体験全体との関係をみると 体験が多くなるにつれて 結婚したい 割合は上昇しており 体験が 多い 群では 8 割台 体験が 少ない 群では 6 割台となっている 小学生の時までの体験 多い (n=699) ふつう (n=863) 少ない (n=770) 結婚したい 結婚したくない その他 図 小学生の時までの体験全体との関係 2 小学生の時までの時期別の体験との関係小学生の時までの時期別の体験との関係をみると 小学校に通う前 小学校低学年 小学校高学年 のどの時期についても体験が多くなるにつれて 結婚したい 割合は上昇しており 体験が 多い 群ではいずれも 8 割台 体験が 少ない 群ではいずれも 6 割台となっている 小学校に通う前の体験 多い (n=691) ふつう (n=906) 少ない (n=735) 結婚したい 結婚したくない その他 小学校低学年の体験 多い (n=750) ふつう (n=792) 少ない (n=790) 結婚したい 結婚したくない その他 小学校高学年の体験 多い (n=759) ふつう (n=739) 少ない (n=834) 結婚したい 結婚したくない その他 図 小学生の時までの時期別の体験との関係 23

26 3 小学生の時までの種類別の体験との関係小学生の時までの種類別の体験との関係をみると どの種類についても体験が多くなるにつれて 結婚したい 割合は上昇しており 体験が 多い 群ではいずれも 8 割台 体験が 少ない 群ではいずれも 6 割台となっている また 体験が 多い 群と 少ない 群の 結婚したい 割合の差は 友だちとの遊び (18.9 ポイント ) が最も大きく 次いで 家族行事 (18.4 ポイント ) 地域活動 (15.8 ポイント ) となっている 自然体験 多い (n=690) ふつう (n=878) 少ない (n=764) 動植物とのかかわり 多い (n=691) ふつう (n=923) 少ない (n=718) 友だちとの遊び 多い (n=723) ふつう (n=921) 少ない (n=688) 地域活動 多い (n=777) ふつう (n=751) 少ない (n=804) 家族行事 多い (n=737) ふつう (n=802) 少ない (n=793) 家事手伝い 多い (n=692) ふつう (n=914) 少ない (n=726) 図 小学生の時までの種類別の体験との関係 4 小学生の時までの種類別の体験 性別との関係小学生の時までの種類別の体験との関係を性別でみると 男女ともにどの種類についても体験が多くなるにつれて 結婚したい 割合は上昇している また 男性ではどの種類についても 多い 群と 少ない 群の 結婚したい 割合の差は 10 ポイントを超えている 男性 女性 自然体験 多い (n=402) ふつう (n=539) 少ない (n=468) 自然体験 多い (n=288) ふつう (n=339) 少ない (n=296) 図 小学生の時までの 自然体験 との関係 ( 性別 ) 24

27 動植物とのかかわり 男性 多い (n=374) ふつう (n=566) 少ない (n=469) 結婚したい 結婚したくない その他 動植物とのかかわり 女性 多い (n=317) ふつう (n=357) 少ない (n=249) 結婚したい 結婚したくない その他 図 小学生の時までの 動植物とのかかわり との関係 ( 性別 ) 男性 女性 友だちとの遊び 多い (n=379) ふつう (n=544) 少ない (n=486) 友だちとの遊び 多い (n=344) ふつう (n=377) 少ない (n=202) 図 小学生の時までの 友だちとの遊び との関係 ( 性別 ) 男性 女性 地域活動 多い (n=455) ふつう (n=410) 少ない (n=544) 地域活動 多い (n=322) ふつう (n=341) 少ない (n=260) 図 小学生の時までの 地域活動 との関係 ( 性別 ) 男性 女性 家族行事 多い (n=380) ふつう (n=454) 少ない (n=575) 家族行事 多い (n=357) ふつう (n=348) 少ない (n=218) 図 小学生の時までの 家族行事 との関係 ( 性別 ) 男性 女性 家事手伝い 多い (n=346) ふつう (n=569) 少ない (n=494) 家事手伝い 多い (n=346) ふつう (n=345) 少ない (n=232) 図 小学生の時までの 家事手伝い との関係 ( 性別 ) 25

28 (4) 小学生の時までの体験と子育て願望の関係 注 )(4) では 子育て願望について 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦 生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい の 4 つをまとめて 子供は欲しい として集計してい る 1 小学生の時までの体験全体と子育て願望の関係子供がいない人について 小学生の時までの体験全体と子育て願望の関係をみると 体験が多くなるにつれて 子供は欲しい 割合は上昇しており 体験が 多い 群では 7 割台 体験が 少ない 群では 5 割台となっている 小学生の時までの体験 子育て願望 多い (n=892) ふつう (n=1,021) 少ない (n=937) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 小学生の時までの体験全体と子育て願望の関係 2 小学生の時までの時期別の体験と子育て願望の関係小学生の時までの時期別の体験と子育て願望の関係をみると 小学校に通う前 小学校低学年 小学校高学年 のどの時期についても体験が多くなるにつれて 子供は欲しい 割合は上昇しており 体験が 多い 群ではいずれも 7 割台 体験が 少ない 群ではいずれも約 6 割となっている 子育て願望 子育て願望 小学校に通う前の体験 多い (n=881) ふつう (n=1,105) 少ない (n=864) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 小学校低学年の体験 多い (n=857) ふつう (n=1,072) 少ない (n=921) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 子育て願望 小学校高学年の体験 多い (n=832) ふつう (n=1,028) 少ない (n=990) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 小学生の時までの時期別の体験と子育て願望の関係 26

29 3 小学生の時までの種類別の体験と子育て願望の関係小学生の時までの種類別の体験と子育て願望の関係をみると どの種類についても体験が多くなるにつれて 子供は欲しい 割合は上昇しており 体験が 多い 群ではいずれも 7 割台 体験が 少ない 群ではいずれも約 6 割となっている また 体験が 多い 群と 少ない 群の 子供は欲しい 割合の差は 友だちとの遊び (18.3 ポイント ) が最も大きく 次いで 家族行事 (18.0 ポイント ) 地域活動 (16.5 ポイント ) となっている 自然体験 多い (n=875) ふつう (n=951) 少ない (n=1,024) 子育て願望 子供は欲しい子供は欲しくないその他 動植物とのかかわり 子育て願望 多い (n=880) ふつう (n=923) 少ない (n=1,047) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 子育て願望 子育て願望 友だちとの遊び 多い (n=927) ふつう (n=906) 少ない (n=1,017) 地域活動 多い (n=957) ふつう (n=938) 少ない (n=955) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子育て願望 子育て願望 家族行事 多い (n=936) ふつう (n=980) 少ない (n=934) 家事手伝い 多い (n=867) ふつう (n=1,107) 少ない (n=876) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 小学生の時までの種類別の体験と子育て願望の関係 4 小学生の時までの種類別の体験 性別と子育て願望の関係小学生の時までの種類別の体験と子育て願望の関係を性別でみると 男女ともにどの種類についても体験が多くなるにつれて 子供は欲しい 割合は上昇している また 男女ともにどの種類についても 多い 群と 少ない 群の 子供は欲しい 割合の差は 10 ポイントを超えている 子育て願望 男性 子育て願望 女性 自然体験 多い (n=461) ふつう (n=549) 少ない (n=563) 自然体験 多い (n=414) ふつう (n=402) 少ない (n=461) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 小学生の時までの 自然体験 と子育て願望の関係 ( 性別 ) 27

30 動植物とのかかわり 子育て願望 男性 多い (n=422) ふつう (n=516) 少ない (n=635) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 動植物とのかかわり 子育て願望 女性 多い (n=458) ふつう (n=407) 少ない (n=412) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 小学生の時までの 動植物とのかかわり と子育て願望の関係 ( 性別 ) 子育て願望 男性 子育て願望 女性 友だちとの遊び 多い (n=430) 74.2 ふつう (n=481) 68.6 少ない (n=662) 友だちとの遊び 多い (n=497) ふつう (n=425) 少ない (n=355) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 小学生の時までの 友だちとの遊び と子育て願望の関係 ( 性別 ) 子育て願望 男性 子育て願望 女性 地域活動 多い (n=513) ふつう (n=466) 少ない (n=594) 地域活動 多い (n=444) ふつう (n=472) 少ない (n=361) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 小学生の時までの 地域活動 と子育て願望の関係 ( 性別 ) 子育て願望 男性 子育て願望 女性 家族行事 多い (n=424) ふつう (n=512) 少ない (n=637) 家族行事 多い (n=512) ふつう (n=468) 少ない (n=297) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 小学生の時までの 家族行事 と子育て願望の関係 ( 性別 ) 子育て願望 男性 子育て願望 女性 家事手伝い 多い (n=390) ふつう (n=629) 少ない (n=554) 家事手伝い 多い (n=477) ふつう (n=478) 少ない (n=322) 子供は欲しい子供は欲しくないその他 子供は欲しい子供は欲しくないその他 図 小学生の時までの 家事手伝い と子育て願望の関係 ( 性別 ) 28

31 (5) 小学生の時までの体験と子供の存在についての考えの関係 1 小学生の時までの体験全体と子供の存在についての考えの関係小学生の時までの体験全体と子供の存在についての考えの関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観も 生きがい を重視する家族観も 体験が多くなるにつれて 強い 群の割合は上昇している また 体験が 多い 群と 少ない 群では 家族の 継続 を重視する家族観の 強い 群の割合の差は約 15 ポイントなのに対し 生きがい を重視する家族観の 強い 群の割合の差は約 30 ポイントとなっている 小学生の時までの体験 多い (n=1,246) ふつう (n=1,468) 少ない (n=1,286) 子供の存在についての考え 家族の継続 小学生の時までの体験 多い (n=1,246) ふつう (n=1,468) 少ない (n=1,286) 子供の存在についての考え 生きがい 図 小学生の時までの体験全体と子供の存在についての考えの関係 2 小学生の時までの種類別の体験と子供の存在についての考えの関係小学生の時までの種類別の体験と子供の存在についての考えの関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観と 生きがい を重視する家族観ともに どの種類についても体験が多くなるにつれて 強い 群の割合は上昇している また 体験が 多い 群と 少ない 群では 家族の 継続 を重視する家族観の 強い 群の割合の差が 10 ポイントを超えているのは 地域活動 家族行事 家事手伝い の 3 種類である一方 生きがい を重視する家族観の 強い 群の割合の差は 自然体験 を除いて 20 ポイントを超えている 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 自然体験 多い (n=1,328) ふつう (n=1,306) 少ない (n=1,366) 自然体験 多い (n=1,328) ふつう (n=1,306) 少ない (n=1,366) 図 小学生の時までの 自然体験 と子供の存在についての考えの関係 動植物とのかかわり 多い (n=1,323) ふつう (n=1,296) 少ない (n=1,381) 子供の存在についての考え 家族の継続 動植物とのかかわり 多い (n=1,323) ふつう (n=1,296) 少ない (n=1,381) 子供の存在についての考え 生きがい 図 小学生の時までの 動植物とのかかわり と子供の存在についての考えの関係 29

32 友だちとの遊び 多い (n=1,206) ふつう (n=1,543) 少ない (n=1,251) 子供の存在についての考え 家族の継続 友だちとの遊び 多い (n=1,206) ふつう (n=1,543) 少ない (n=1,251) 子供の存在についての考え 生きがい 図 小学生の時までの 友だちとの遊び と子供の存在についての考えの関係 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 地域活動 多い (n=1,095) ふつう (n=1,418) 少ない (n=1,487) 地域活動 多い (n=1,095) ふつう (n=1,418) 少ない (n=1,487) 図 小学生の時までの 地域活動 と子供の存在についての考えの関係 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 家族行事 多い (n=1,406) ふつう (n=1,390) 少ない (n=1,204) 家族行事 多い (n=1,406) ふつう (n=1,390) 少ない (n=1,204) 図 小学生の時までの 家族行事 と子供の存在についての考えの関係 子供の存在についての考え 家族の継続 子供の存在についての考え 生きがい 家事手伝い 多い (n=1,272) ふつう (n=1,402) 少ない (n=1,326) 家事手伝い 多い (n=1,272) ふつう (n=1,402) 少ない (n=1,326) 図 小学生の時までの 家事手伝い と子供の存在についての考えの関係 30

33 5. 中学生や高校生の時の 異性との関係 との関係 (1) 中学生の時の 異性との関係 との関係 1 中学生の時の 異性との関係 中学生の時の 異性との関係 について とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計をみると 同性と異性では 話す内容を分ける (52.1%) が最も高く 次いで 異性関係は面倒なものである (49.6%) 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる (42.3%) となっている 結婚経験別でみると 異性関係は面倒なものだと思う については とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計は結婚していない人の方が 10 ポイント程度高くなっている 中学生の時の異性との関係 (n=4,000) 同性と異性では 話す内容を分ける 異性関係は面倒なものだと思う 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる どんな異性ともうまく話ができる 異性であっても何でも遠慮なく言い合える 異性にモテる とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 中学生の時の異性との関係 同性と異性では 話す内容を分ける 異性関係は面倒なものだと思う 結婚している (n=1,668) 結婚している (n=1,668) 結婚していない (n=2,332) 結婚していない (n=2,332) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる どんな異性ともうまく話ができる 結婚している (n=1,668) 結婚している (n=1,668) 結婚していない (n=2,332) 結婚していない (n=2,332) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 異性であっても何でも遠慮なく言い合える 異性にモテる 結婚している (n=1,668) 9.4 結婚していない (n=2,332) 8.8 とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 結婚している (n=1,668) 6.3 結婚していない (n=2,332) 4.3 とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 図 中学生の時の異性との関係 ( 結婚経験別 ) 注 ) 結婚経験については 現在 結婚している 人と過去に 結婚していたことがある 人をまとめて 結婚している として集計している 31

34 2 中学生の時の 異性との関係 との関係結婚していない人について 中学生の時の 異性との関係 との関係をみると 異性関係は面倒なものだと思う については とても当てはまる 人の 結婚したくない 割合が最も高く 3 割台となっている 一方 異性関係は面倒なものだと思う 以外の項目については 全く当てはまらない 人の 結婚したくない 割合が最も高く いずれも約 3 割となっている す内容を 分ける 同性と異性では 話 とても当てはまる (n=314) やや当てはまる (n=918) あまり当てはまらない (n=728) 全く当てはまらない (n=372) 面倒な異も性の関だ係とは思う とても当てはまる (n=341) やや当てはまる (n=894) あまり当てはまらない (n=765) 全く当てはまらない (n=332) はっ異き性りに伝もえ自る分このと考がえでをきる とても当てはまる (n=290) やや当てはまる (n=675) あまり当てはまらない (n=827) 全く当てはまらない (n=540) 結婚したい 結婚したくない その他 うどまんくな話異が性でときもる とても当てはまる (n=240) やや当てはまる (n=664) あまり当てはまらない (n=834) 全く当てはまらない (n=594) 結婚したい 結婚したくない その他 異遠性慮でなあくっ言ていも合何えでるも とても当てはまる (n=206) やや当てはまる (n=597) あまり当てはまらない (n=960) 全く当てはまらない (n=569) 異性にモテる とても当てはまる (n=100) やや当てはまる (n=431) あまり当てはまらない (n=835) 全く当てはまらない (n=966) 図 中学生の時の 異性との関係 との関係注 ) については 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい の 3つをまとめて 結婚したい として集計している 32

35 (2) 高校生の時の 異性との関係 との関係 注 )(2) では 高等学校に通ったことがある人のみを集計対象としている 1 高校生の時の 異性との関係 高校生の時の 異性との関係 について とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計をみると 同性と異性では 話す内容を分ける (51.7%) が最も高く 次いで 異性関係は面倒なものである (48.1% ) 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる (41.6%) となっている 結婚経験別でみると 異性関係は面倒なものだと思う については とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計は結婚していない人の方が 10 ポイント程度高くなっている 高校生の時の異性との関係 (n=3,896) 同性と異性では 話す内容を分ける 異性関係は面倒なものだと思う 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる どんな異性ともうまく話ができる 異性であっても何でも遠慮なく言い合える 異性にモテる とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 高校生の時の異性との関係 同性と異性では 話す内容を分ける 異性関係は面倒なものだと思う 結婚している (n=1,636) 結婚している (n=1,636) 結婚していない (n=2,260) 結婚していない (n=2,260) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 異性にも自分の考えをはっきり伝えることができる どんな異性ともうまく話ができる 結婚している (n=1,636) 結婚している (n=1,636) 結婚していない (n=2,260) 結婚していない (n=2,260) とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 異性であっても何でも遠慮なく言い合える 異性にモテる 結婚している (n=1,636) 9.5 結婚していない (n=2,260) 9.3 とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 結婚している (n=1,636) 7.1 結婚していない (n=2,260) 5.5 とても当てはまるあまり当てはまらない やや当てはまる全く当てはまらない 図 高校生の時の異性との関係 ( 結婚経験別 ) 注 ) 結婚経験については 現在 結婚している 人と過去に 結婚していたことがある 人をまとめて 結婚している として集計している 33

36 2 高校生の時の 異性との関係 との関係結婚していない人について 高校生の時の 異性との関係 との関係をみると 異性関係は面倒なものだと思う については とても当てはまる 人の 結婚したくない 割合が最も高く 3 割台となっている 一方 異性関係は面倒なものだと思う 以外の項目については 全く当てはまらない 人の 結婚したくない 割合が最も高く いずれも約 3 割となっている す内容を分 ける 同性と異性では 話 とても当てはまる (n=303) やや当てはまる (n=865) あまり当てはまらない (n=711) 全く当てはまらない (n=381) 面倒な異も性の関だ係とは思う とても当てはまる (n=384) やや当てはまる (n=790) あまり当てはまらない (n=771) 全く当てはまらない (n=315) はっ異き性りに伝もえ自る分このと考がえでをきる とても当てはまる (n=255) やや当てはまる (n=678) あまり当てはまらない (n=819) 全く当てはまらない (n=508) 結婚したい 結婚したくない その他 うどまんくな話異が性でときもる とても当てはまる (n=210) やや当てはまる (n=644) あまり当てはまらない (n=862) 全く当てはまらない (n=544) 結婚したい 結婚したくない その他 異遠性慮でなあくっ言ていも合何えでるも とても当てはまる (n=211) やや当てはまる (n=559) あまり当てはまらない (n=959) 全く当てはまらない (n=531) 異性にモテる とても当てはまる (n=124) やや当てはまる (n=411) あまり当てはまらない (n=816) 全く当てはまらない (n=909) 図 高校生の時の 異性との関係 との関係注 ) については 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい の 3つをまとめて 結婚したい として集計している 34

37 6. 地域とのつながりと 子育て願望の関係 (1) ふだんの生活で行っていることと 子育て願望の関係 1 ふだんの生活で行っていることふだんの生活で行っていることは 近所の人とあいさつをする (50.8%) が最も高く 次いで 都道府県や市町村の広報誌 ( たより ) を読んでいる ( 25.1% ) 自治会 町内会に加入している (22.0%) となっている ふだんの生活で行っていること (n=4,000) 近所の人とあいさつをする 都道府県や市町村の広報誌 ( たより ) を読んでいる自治会 町内会に加入している回覧板を読んでいる新聞を契約している近所の人と世間話をする 近所の人の自宅に上がることがある 近所の人を自宅に上げることがある 消防団に加入している 1.9 青年団に加入している 1.8 当てはまる 当てはまらない 図 ふだんの生活で行っていること 35

38 注 )2 と 3 では ふだんの生活で行っていることのうち 当てはまる と回答した人が 1 割以上の項目のみを集計対象としている 2 ふだんの生活で行っていることとの関係ふだんの生活で行っていることとの関係をみると どの項目についても 当てはまる 人の方が 結婚したい 割合は高くなっている また 当てはまる 人と 当てはまらない 人で 結婚したい 割合の差が最も大きいのは 近所の人とあいさつをする であり 約 10 ポイントとなっている あい近さ所つのを人すとる 当てはまる (n=985) 当てはまらない (n=1,409) 結婚したい 結婚したくない その他 都道た府よ県り)やを市読町ん村でのい広る報誌(当てはまる (n=430) 当てはまらない (n=1,964) に自加治入会 して町い内る会 当てはまる (n=315) 当てはまらない (n=2,079) 結婚したい 結婚したくない その他 回覧板を読んでいる 当てはまる (n=355) 当てはまらない (n=2,039) 結婚したい 結婚したくない その他 新聞を契約している 当てはまる (n=557) 当てはまらない (n=1,837) 結婚したい 結婚したくない その他 世近間所話のを人すとる 当てはまる (n=216) 当てはまらない (n=2,178) 図 ふだんの生活で行っていることとの関係注 ) については 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい の 3つをまとめて 結婚したい として集計している 36

39 3 ふだんの生活で行っていることと子育て願望の関係ふだんの生活で行っていることと子育て願望の関係をみると どの項目についても 当てはまる 人の方が 子供は欲しい 割合は高くなっている また 当てはまる 人と 当てはまらない 人で 子供は欲しい 割合の差が最も大きいのは 近所の人とあいさつをする であり 約 15 ポイントとなっている あい近さ所つのを人すとる 子育て願望 当てはまる (n=1,230) 当てはまらない (n=1,620) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 都道た府よ県り)やを市読町ん村でのい広る報誌(子育て願望 当てはまる (n=542) 当てはまらない (n=2,308) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 に自加治入会 して町い内る会 子育て願望 当てはまる (n=399) 当てはまらない (n=2,451) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 回覧板を読んでいる 子育て願望 当てはまる (n=443) 当てはまらない (n=2,407) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 新聞を契約している 子育て願望 当てはまる (n=621) 当てはまらない (n=2,229) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 世近間所話のを人すとる 子育て願望 当てはまる (n=249) 当てはまらない (n=2,601) 子供は欲しい 子供は欲しくない その他 図 ふだんの生活で行っていることと子育て願望の関係 注 ) 子育て願望については 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定し たら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい の 4 つをまとめて 子供は欲しい として集計している 37

40 (2) 地域とのつながりについての考え方と 子育て願望の関係 1 地域とのつながりについての考え地域とのつながりについての考えの とても当てはまる と やや当てはまる の割合の合計をみると 人付き合いに苦労しそうである ( 73.4%) が最も高く 次いで いろいろな人と知り合うことができる (71.7% ) これからの良い社会を創るために必要である ( 70.2%) となっている 地域とのつながりについての考え (n=4,000) 人付き合いに苦労しそうである いろいろな人と知り合うことができる これからの良い社会を創るために必要である 時間に余裕のある人が行うことである 責任が重くて大変そうである 他人のためにもなるが自分の成長にもつながる 押し付けられてやるものである 誰でも気軽に参加できるものである 経済的な余裕のある人が行うことである 個人の生きがいにつながる とても当てはまるやや当てはまるあまり当てはまらない全く当てはまらない 図 地域とのつながりについての考え 2 地域とのつながりについての考えに関する指標地域とのつながりについての考えの回答のうち とても当てはまる を 4 点 やや当てはまる を 3 点 あまり当てはまらない を 2 点 全く当てはまらない を 1 点として 10 項目を対象とした因子分析 ( 最尤法 プロマックス回転 ) を行った その結果 固有値 1 以上の因子が 2 つ抽出された 各因子を代表すると考えられる項目から 第 1 因子を 前向き な考え 第 2 因子を 後ろ向き な考えと名付けた 表 地域とのつながりについての考えに関する因子構造 第 1 因子 第 2 因子 前向き 後ろ向き 他人のためにもなるが自分の成長にもつながる 個人の生きがいにつながる これからの良い社会を創るために必要である 誰でも気軽に参加できるものである いろいろな人と知り合うことができる 人付き合いに苦労しそうである 責任が重くて大変そうである 押し付けられてやるものである 時間に余裕のある人が行うことである 経済的な余裕のある人が行うことである 固有値 また 2 つの因子ごとに回答の合計得点を計算し それぞれの考えが 強い 群 ふつう の群 弱い 群の 3 つに分類した ( 分類方法の詳細は 42 ページを参照 ) 38

41 3 性別 既婚 / 未婚 子供の有無と地域とのつながりについての考えの関係性別と地域とのつながりについての考えの関係をみると 前向き な考えと 後ろ向き な考えともに 強い 群の割合は女性の方が高くなっている また 性別及び既婚 / 既婚別でみると 前向き な考えについては 強い 群の割合は男女ともに既婚者の方が高くなっているが 後ろ向き な考えについては 強い 群の割合は男性では未婚者の方が高く 女性では既婚者と未婚者で差がみられない さらに 性別及び子供の有無別でみると 前向き な考えについては 強い 群の割合は男女ともに既婚者の方が高くなっているが 後ろ向き な考えについては 強い 群の割合は男女ともに未婚者の方が高くなっている 地域とのつながりについての考え 前向きな考え 地域とのつながりについての考え 後ろ向きな考え 男性 (n=2,000) 男性 (n=2,000) 女性 (n=2,000) 女性 (n=2,000) 図 性別と地域とのつながりについての考えの関係 地域とのつながりについての考え 前向きな考え 地域とのつながりについての考え 後ろ向きな考え 男性 既婚 (n=571) 男性 既婚 (n=571) 男性 未婚 (n=1,429) 男性 未婚 (n=1,429) 女性 既婚 (n=1,035) 女性 既婚 (n=1,035) 女性 未婚 (n=965) 女性 未婚 (n=965) 図 性別 既婚 / 未婚と地域とのつながりについての考えの関係 地域とのつながりについての考え 前向きな考え 地域とのつながりについての考え 後ろ向きな考え 男性 子供がいる (n=427) 男性 子供がいる (n=427) 男性 子供がいない (n=1,573) 男性 子供がいない (n=1,573) 女性 子供がいる (n=723) 女性 子供がいる (n=723) 女性 子供がいない (n=1,277) 女性 子供がいない (n=1,277) 図 性別 子供の有無と地域とのつながりについての考えの関係 39

42 4 地域とのつながりについての考えとの関係未婚者の 地域とのつながりについての考えとの関係をみると 前向き な考えについて 強い 群と ふつう の群では 結婚したい 割合がともに約 8 割なのに対し 弱い 群では約 6 割となっている 一方 後ろ向き な考えについては いずれの群でも 結婚したい 割合は 7 割台となっている 域とのつながりにつ いての考え 向きな考え 地 強い (n=840) ふつう (n=780) 弱い (n=774) 前 域とのつながりにつ いての考え ろ向きな考え 地 強い (n=596) ふつう (n=991) 弱い (n=807) 後 図 地域とのつながりについての考えとの関係 注 ) については 早く結婚したい いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい の 3 つをまとめて 結婚し たい として集計している 5 地域とのつながりについての考えと子育て願望の関係子供がいない人の 地域とのつながりについての考えと子育て願望の関係をみると 前向き な考えについて 強い 群と ふつう の群では 子供は欲しい 割合がともに 7 割台なのに対し 弱い 群では約 5 割となっている 一方 後ろ向き な考えについては ふつう の群では 子供は欲しい 割合が約 7 割 強い 群と 弱い 群では 子供は欲しい 割合がともに 6 割台なっている 域とのつながりにつ いての考え 向きな考え 地 子育て願望 子供は欲しい 子供は欲しくない 前その他 強い (n=999) ふつう (n=938) 弱い (n=913) 域とのつながりにつ いての考え ろ向きな考え 地 子供は欲しい子育て願望 子供は欲しくない 後その他 強い (n=730) ふつう (n=1,172) 弱い (n=948) 図 地域とのつながりについての考えと子育て願望の関係注 ) 子育て願望については 結婚したらすぐにでも欲しい 夫婦 2 人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい 結婚したいと思わないが 子供は欲しい の 4つをまとめて 子供は欲しい として集計している 40

43 6 一人が楽である と地域とのつながりについての考えの関係結婚していない理由のうち 一人が楽である と地域とのつながりについての考えの関係をみると 地域とのつながりについて 前向き な考えも 後ろ向き な考えも 一人が楽である に とても当てはまる 人で 弱い 割合が最も高くなっており ともに 3 割台である 地域とのつながりについての考え 前向きな考え 0% 20% 40% 60% 80%100% 地域とのつながりについての考え 後ろ向きな考え 0% 20% 40% 60% 80%100% 婚していな い理由 人が楽である 結 とても当てはまる (n=86) やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 一 婚していな い理由 人が楽である 結 とても当てはまる (n=86) やや当てはまる (n=252) あまり当てはまらない (n=185) 全く当てはまらない (n=148) 一 図 一人が楽である と地域とのつながりについての考えの関係 7 子供の存在についての考えと地域とのつながりについての考えの関係子供の存在についての考えと地域とのつながりについての考えの関係をみると 家族の 継続 を重視する家族観も 生きがい を重視する家族観も それぞれ強いほど地域とのつながりについて 前向き な考えも強くなる一方 後ろ向き な考えについては 前向き な考えほど子供の存在についての考えと強い関係がみられない 供の存在につ いての考え 族の継続 子 地域とのつながりについての考え 前向きな考え 強い (n=1,328) ふつう (n=1,253) 弱い (n=1,419) 家 供の存在家に族つのい継て続 子の考え え 家ふつう地域とのつながりについての考え 後ろ向きな考え 強い (n=1,328) 強い ふつう (n=1,253) (n=1,419) 弱い 図 子供の存在についての考え ( 家族の継続 ) と地域とのつながりについての考えの関係 供の存在生にきつがいい 子ての考え 地域とのつながりについての考え 前向きな考え 強い (n=1,551) ふつう (n=1,404) 弱い (n=1,045) 供の存在生にきつがいい 子ての考え 地域とのつながりについての考え 後ろ向きな考え 強い (n=1,551) ふつう (n=1,404) 弱い (n=1,045) 図 子供の存在についての考え ( 生きがい ) と地域とのつながりについての考えの関係 41

44 < 調査結果の補足 > (1) 平成 20 年度調査の調査対象について平成 20 年度調査 ( これから親となる若者の就労観 結婚観 子育て観に関する調査研究 ) は 全国の 18 歳から 29 歳までの男女を対象としており 年齢ごとに男女各 100 名から回答を得たものである そのため 平成 20 年度調査の回答者のうち 20 歳から 29 歳までの回答を抽出し 本調査の回答者のうち 20 歳から 29 歳までの回答と比較している (2) 合計得点の分類について子供の存在についての考えに関する因子 及び地域とのつながりについての考えに関する因子の合計得点の分類には 次の計算式を用いた 弱い ( 平均 - 標準偏差 2)< ふつう <( 平均 + 標準偏差 2) 強い また 全ての体験 時期別の体験 種類別の体験の合計得点の分類には 次の計算式を用いた 少ない ( 平均 - 標準偏差 2)< ふつう <( 平均 + 標準偏差 2) 多い なお 集計の対象となる回答者が限定される場合は その回答者群について平均及び標準偏差を計算し 分類している (3) 回答率の数値について設問ごとの回答率の数値は 小数第二位を四捨五入している 42