渋谷区耐震改修促進計画

Size: px
Start display at page:

Download "渋谷区耐震改修促進計画"

Transcription

1 渋谷区耐震改修促進計画 ( 案 ) 平成 28 年 3 月改定渋谷区

2

3 目 次 第 1 章はじめに 渋谷区耐震改修促進計画の位置付けと目的 対象区域及び対象建築物 計画期間及び検証年次... 3 第 2 章耐震化の基本的な考え方 想定する地震の規模 被害の状況 耐震化の現状 耐震化の実績と課題 耐震化の目標 第 3 章耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策 基本的な取り組み方針 耐震化の促進を図るための施策 耐震化を促進するための環境整備 第 4 章耐震性の向上に関する啓発及び知識の普及 第 5 章耐震性の向上に関する所管行政庁との連携 第 6 章関連する安全施策の推進 第 7 章今後の取り組み 参考資料 1 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 耐震改修促進法 )( 抜粋 ) 1 2 渋谷区の補助事業の概要 ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 )... 12

4 第 1 章はじめに 1 渋谷区耐震改修促進計画の位置付けと目的 (1) 渋谷区耐震改修促進計画の位置付け本区では 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 平成 7 年法律第 123 号 以下 耐震改修促進法 という ) に基づき 平成 20 年 3 月に渋谷区耐震改修促進計画 ( 以下 前計画 という ) を策定し 住宅 建築物の耐震化を促進してきた その後 平成 25 年 11 月の耐震改修促進法改正施行 前計画の計画期間 ( 平成 20 年度 ~ 平成 27 年度 ) の満了により 耐震改修促進法第 6 条第 1 項の規定に基づき前計画を改定し 渋谷区耐震改修促進計画 ( 改定版 ) ( 以下 本計画 という ) を策定するものである なお 本計画は国が示す 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針 ( 平成 25 年改正 以下 基本方針 という ) 及び 東京都耐震改修促進計画 に準拠し策定する (2) 耐震改修促進法改正について東海 東南海 南海地震に関する地震防災戦略 ( 平成 17 年 3 月中央防災会議策定 ) において 10 年後に死者数及び経済的被害額を被害想定から半減させることが目標とされたことから 住宅及び多数の者が利用する特定建築物の耐震化率について 平成 27 年までに少なくとも90% とすることが目標とされた しかし 国が推計する平成 25 年時点の耐震化率は 住宅が約 82% 多数の者が利用する特定建築物が約 85% であり 達成すべき目標数値には到達していない状況である また 平成 23 年に発生した東日本大震災を踏まえた 南海トラフの巨大地震 首都直下地震の被害想定では こられの地震が最大クラスの規模で発生した場合 東日本大震災を超える甚大な人的 物的被害が想定されている このような状況において平成 25 年 11 月に耐震改修促進法が改正施行された 改正の主な内容は 次のとおりである 1 建築物の耐震化の促進のための規制措置として 不特定多数の者や避難弱者が利用する大規模建築物 緊急輸送道路等の避難路沿道建築物等について 一定の期限までに所管行政庁に対して耐震診断結果の報告の義務付けとその結果の公表 2 建築物の耐震化の円滑な促進のための措置として 耐震改修計画の認定対象となる工事の拡大と耐震改修工事における容積率と建ぺい率の特例措置の創設 耐震性の確保の表示制度の創設 耐震改修の必要性の認定を受けた区分所有建築物の耐震改修の決議要件の緩和 1

5 (3) 渋谷区耐震改修促進計画の目的本計画は 区民等の生命 身体及び財産を守るため 地震により想定される建築物の倒壊等の被害の低減を目指し 区内の特色を十分踏まえながら効果的な施策を検討することにより 住宅 建築物の耐震診断及び耐震改修を計画的に促進することを目的とする 渋谷区耐震改修促進計画の位置付け 国 耐震改修促進法 の改正 1 基本方針 ( 耐震改修促進法第 4 条 ) の告示 2 東京都 東京都耐震改修促進計画平成 28 年 3 月策定 ( 耐震改修促進法第 5 条 1 項 ) 区 渋谷区耐震改修促進計画 ( 耐震改修促進法第 6 条第 1 項 ) 整合 渋谷区基本構想 渋谷区都市計画マスタープラン 渋谷区住宅マスタープラン 3 渋谷区地域防災計画 4 1: 建築物の耐震改修の促進に関する法律 : 最終改正平成 26 年 6 月 4 日公布 2: 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針 : 改正平成 25 年 10 月 29 日施行 3: 渋谷区住宅マスタープラン : 区の住宅 住環境整備に係わる住宅施策を総合的 計画的に展開するための指針で 平成 23 年 3 月策定 4: 渋谷区地域防災計画 : 災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) に基づいて設置された渋谷区防災会議が策定する計画で平成 25 年度に修正 2 対象区域及び対象建築物 (1) 対象区域本計画の対象区域は 渋谷区内全域とする (2) 対象建築物耐震診断 耐震改修促進施策の対象となる建築物は 原則として建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) に規定する新耐震基準 5( 昭和 56 年 6 月 1 日施行 ) 導入前に建築された以下に示す建築物とする 5: 新耐震基準建築基準法の改正施行 ( 昭和 56 年 6 月 1 日 ) により最低限遵守すべき建築物の耐震基準として定められた 建築物の耐用年数中に何度か遭遇するような中規模の地震 ( 震度 5 強程度 ) に対しては構造体を無被害にとどめ 極めてまれに遭遇するような大地震 ( 震度 6 強程度 ) に対しては人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じないことを目標としている 2

6 住宅 戸建て住宅 共同住宅 区分木造非木造木造非木造 備考 併用住宅 長屋住宅を含む 民間特定建築物 ( 特定既存耐震不適格建築物 1) 区分防災上特に重要な建築物耐震改修促進法災害時要援護者が利用する建築物第 14 条第 1 号 ( 2) 不特定多数の者が利用する建築物その他の建築物 耐震改修促進法第 14 条第 2 号耐震改修促進法第 14 条第 3 号 危険物の貯蔵 処理等を行う建築物 地震発生時に道路閉塞を防ぐべき道路の沿道建築物 ( 以下 通行障害建築物 という ) 備考学校 病院等社会福祉施設等百貨店 ホテル 劇場等事務所 飲食店等 1: 特定既存耐震不適格建築物とは耐震改修促進法第 14 条に規定する特定建築物で耐震関係規定に適合しない建築物 なお 本計画では特定既存耐震不適格建築物と用途 規模要件が同じ全ての建築物を 特定建築物 という 2: 耐震改修促進法第 14 条第 1 号の区分は東京都耐震改修促進計画と同様とした 共同住宅 ( 賃貸 ) は耐震改修促進法の定義により住宅と重複する 防災上重要な区有建築物区分区分 Ⅰ 東京都震災対策条例第 17 条に位置付けられ 防災上特に重要な建築物区分 Ⅱ 区分 Ⅰ 以外で東京都震災対策条例第 17 条及び同施行規則第 8 条で位置付けられる建築物 特定建築物の要件を満たす建築物その他防災上重要な建築物 備考 国 都の建築物は除く学校 対策本部となる庁舎 保健所 福祉施設 不特定多数の利用施設 3 計画期間及び検証年次本計画の計画期間は 平成 28 年度から平成 32 年度までの5 年間とする 社会情勢の変化や 計画の実施状況に適切に対応するため定期的に検証を行い 必要に応じて施策の見直しなど計画の改定を行う 3

7 特定既存耐震不適格建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条 ) 一覧表 用途 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 学校 小学校 中学校 義務教育学校 中等教育学校の前期課程又は特別支援学校 指導 助言対象の規模要件 耐震改修促進法第 15 条第 1 項 階数 2 以上かつ 1,000 m2以上 ( 屋内運動場の面積を含む ) 階数 3 以上かつ 指示対象の規模要件 耐震改修促進法第 15 条第 2 項 階数 2 以上かつ 1,500 m2以上 ( 屋内運動場の面積を含む ) 耐震診断義務付け対象の規模要件 耐震改修促進法附則第 3 条 階数 2 以上かつ 3,000 m2以上 ( 屋内運動場の面積を含む ) 上記以外の学校 1,000 m2以上 - - 体育館 ( 一般公共の用に供され 階数 1 以上かつ 階数 1 以上かつ 階数 1 以上かつ るもの ) 1,000 m2以上 2,000 m2以上 5,000 m2以上 ボーリング場 スケート場 水 泳場その他これらに類する運動 施設病院 診療所階数 3 以上かつ階数 3 以上かつ 2,000 m2以上 5,000 m2以上劇場 観覧場 映画館 演芸場 集会場 公会堂 展示場 階数 3 以上かつ 卸売市場 1,000 m2以上 - - 百貨店 マーケットその他の物階数 3 以上かつ階数 3 以上かつ品販売業を営む店舗 2,000 m2以上 5,000 m2以上 ホテル 旅館賃貸住宅 ( 共同住宅に限る ) 寄宿舎 下宿 事務所 - - 老人ホーム 老人短期入所施設 福祉ホームその他これらに類す るもの老人福祉センター 児童厚生施設 身体障害者福祉センターその他これらに類するもの 幼稚園 保育所 博物館 美術館 図書館遊技場公衆浴場飲食店 キャバレー 料理店 ナイトクラブ ダンスホールその他これらに類するもの理髪店 質屋 貸衣装屋 銀行その他これらに類するサービス業を営む店舗工場 ( 危険物の貯蔵場又は処理場の用途に供する建築物を除く ) 車両の停車場又は船舶若しくは航空機の発着場を構成する建築物で旅客の乗降又は待合の用に供するもの自動車車庫その他の自動車又は自転車の停留又は駐車のための施設保健所 税務署その他これらに類する公益上必要な建築物 耐震改修促進法第 14 条第 2 号 ( 危険物の貯蔵等又は処理場の用途に供する建築物 ) 耐震改修促進法第 14 条第 3 号 ( 通行障害建築物 ) 階数 2 以上かつ 1,000 m2以上 階数 2 以上かつ 500 m2以上 階数 3 以上かつ 1,000 m2以上 政令で定める数量以上の危険物を貯蔵又は処理する全ての建築物 要件該当建築物全て ( 1) - 階数 2 以上かつ 2,000 m2以上 階数 2 以上かつ 750 m2以上 階数 3 以上かつ 2,000 m2以上 - 階数 3 以上かつ 2,000 m2以上 500 m2以上 要件該当建築物全て ( 1) - 階数 2 以上かつ 5,000 m2以上 階数 2 以上かつ 1,500 m2以上 階数 3 以上かつ 5,000 m2以上 - 階数 3 以上かつ 5,000 m2以上 階数 1 以上かつ 5,000 m2以上で 敷地境界線から一定距離以内に存する建築物特定緊急輸送道路沿道の要件該当建築物 ( 2) 1: 地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路の通行を妨げ 多数の者の円滑な避難を困難にするおそれがあり その敷地が渋谷区耐震改修促進計画に記載された道路に接する建築物 2: 地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路の通行を妨げ 多数の者の円滑な避難を困難にするおそれがあり その敷地が東京都が特定緊急輸送道路に指定した道路に接する建築物 耐震改修促進法第 7 条による耐震診断の義務付け建築物 4

8 特定既存耐震不適格建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 2 号 ) となる危険物 の数量一覧 危険物の種類 1 火薬類 ( 法律で規定 ) イ火薬ロ爆薬ハ工業雷管若しくは電気雷管又は信号雷管ニ銃用雷管ホ実包若しくは空砲 信管若しくは火管又は電気導火線ヘ導爆線又は導火線ト信号炎管若しくは信号火箭又は煙火チその他火薬を使用した火工品その他爆薬を使用した火工品 2 消防法第 2 条第 7 項に規定する危険物 ( 石油類を除く ) 3 危険物の規定に関する政令別表第 4 備考第 6 号に規定する可燃性固体類又は同表第 4 備考第 8 号に規定する可燃性液体類 10t 5t 50 万個 500 万個 5 万個 危険物の数量 500km 2t 10t 5t 危険物の規制に関する政令別表第三の指定数量の欄に定める数量の 10 倍の数量可燃性固体類 30t 可燃性液体類 20 m3 4 マッチ 300 マッチトン ( 1) 5 可燃性のガス (6 及び7を除く ) 2 万m3 6 圧縮ガス 20 万m3 7 液化ガス 2,000t 8 毒物及び劇物取締法第 2 条第 1 項に規定する毒毒物 20t 物又は同条第 2 項に規定する劇物 ( 液体又は気体劇物 200t のものに限る ) 1: マッチトンはマッチの計量単位 1マッチトンは 並型マッチ ( mm) で 7,200 個 約 120kg 通行障害建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 3 号 ) の要件 5

9 提条件自然条件風速 8m/ 秒 4m/ 秒人的被負傷者数 2,354 人 2,261 人 1,604 人 2,208 人建築物被害第 2 章耐震化の基本的な考え方 1 想定する地震の規模 被害の状況渋谷区地域防災計画では 広域的な被害想定に基づく災害対策に対応するため 震源地を東京湾北部として被害想定を活用している (1) 震災対策基礎調査 ( 平成 25 年 3 月渋谷区 ) 平成 18 年 3 月に実施した 震災対策基礎調査 では 全建築物の目視調査 全道路踏査により 身近な震災危険度を明らかにしたものである 平成 25 年 3 月にその後の不燃化 耐震化の進捗や東日本大震災の教訓を踏まえ 改めて 震災対策基礎調査 を実施した 想定地震は 中央防災会議 首都直下地震対策専門調査会 ( 平成 16 年 11 月 12 月 平成 17 年 2 月 ) 公表のデータに基づく東京西部直下地震を参考に 切迫性が高いと考えられる東京湾北部地震をその対象とした (2) 被害の様相 対象区域渋谷区前渋谷区 震災対策基礎調査 ( 平成 25 年 3 月 ) 発生時刻冬 夕方 18 時冬 昼 12 時冬 朝 5 時秋 昼 12 時 震源地 東京湾北部 震源の深さ 地下約 22 km 規模 マグニチュード 7.3 害重傷者数 404 人 344 人 246 人 328 人 死者数 ( 最大 ) 155 人 130 人 122 人 126 人 揺れや液状化による全壊棟数 1,851 棟 内 木造 1,595 棟 訳 非木造 256 棟 揺れや液状化による半壊棟数 5,820 棟 内 木造 4,875 棟 訳 非木造 945 棟 火災による焼失 ( 風速 8m/ 秒 ) 1,920 棟 出典 : 渋谷区地域防災計画 6

10 2 耐震化の現状 前計画期間の終了年度である平成 27 年度末における住宅 民間特定建築物 防災上重要な区有建築物の耐震化率 ( 1) は 平成 18 年度末時点と比較すると 下表のとおり耐震化が進んでいることが分かる しかし 前計画の耐震化の目標数値には未達成であった 耐震化率の推移 区分平成 18 年度末平成 27 年度末目標平成 27 年度末現況 住宅 66.1% 90% 78.1% 民間特定建築物 不特定多数の者が利用する建築物 79.8% 90% 84.3% 危険物貯蔵建築物 75.3% 90% 84.2% 道路の閉塞を防ぐべき道路沿道の建築物 80.3% 90% 87.9% 防災上重要な区有建築物 69.4% 100% 97.0% (1) 住宅平成 27 年度の住宅総棟数 ( 2) は約 32,800 棟であり このうち 新耐震基準の住宅棟数は約 23,500 棟 旧耐震基準の住宅のうち耐震性を満たすものが 2,120 棟で約 25,620 棟の住宅が必要な耐震性を満たしていると見込まれ ( 3) 耐震化率は78.1% と推計される 前計画での住宅の耐震化率の目標値は90% であるが 非木造住宅に比べ木造住宅の耐震化率が低くなっており 今後も住宅の耐震化を促進する必要がある 住宅の耐震化の現状 ( 棟数単位 ) 種類 構造 全体棟数 ( 棟 ) 新耐震基準 ( 棟 ) 旧耐震基準 ( 棟 ) 耐震性有 ( 棟 ) 耐震化率 (%) 戸建住宅 共同住宅 木造 14,100 9,600 4, 非木造 7,000 5,600 1, 木造 2,900 1,500 1, 非木造 8,800 6,800 2, 合計 32,800 23,500 9,300 2, : 耐震化率 =( 新耐震基準建築物数 + 旧耐震基準建築物で耐震性を有する建築物数 )/ 全建築物数 2: 住宅総棟数は建築計画概要書データ その他資料に基づき作成した建築物データより算出した 3: 旧耐震基準の住宅で耐震性を満たす建築物の割合は 都の推計値による割合を使用した 7

11 住宅の耐震化の現状 ( 棟数単位 ) 参考 なお 国及び東京都は住宅の耐震化率を戸数単位で推計を行っている 本区においても戸数単位で住宅の耐震化率の推計を行った 平成 27 年度の住宅総戸数 ( 1) は約 125,800 戸であり このうち 約 107,290 戸の住宅が必要な耐震性を満たしていると見込まれ 耐震化率は約 85.3% と推計される 住宅の耐震化の現状 ( 戸数単位 ) 全体棟数 ( 戸 ) 新耐震基準 ( 戸 ) 旧耐震基準 ( 戸 ) 耐震性有 ( 戸 ) 耐震化率 (%) 125,800 95,700 30,100 11, 住宅の耐震化の現状 ( 戸数単位 ) 1: 住宅総戸数は平成 25 年住宅土地統計調査により算出した 2: 旧耐震基準の住宅で耐震性を満たす建築物の割合は 都の推計値による割合を使用した 8

12 (2) 民間特定建築物ア ) 多数の者が利用する特定建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 ) 耐震改修促進法第 14 条第 1 号に該当する民間特定建築物は 約 3,965 棟である 都の耐震化率の推計方法に準じて算定すると このうち 約 3,343 棟の建築物が必要な耐震性を満たしていると見込まれ 耐震化率は 84.3% と推計される 多数の者が利用する特定建築物の耐震化の現状 民間特定建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 ) 防災上特に重要な 建築物 災害時要援護者が 利用する建築物 不特定多数の者が 利用する建築物 全体棟数 ( 棟 ) 新耐震基準 ( 棟 ) 旧耐震基準 ( 棟 ) 耐震性有 ( 棟 ) 耐震化率 (%) ,287 1, その他 1,552 1, 合計 3,965 2,867 1, 旧耐震基準の建築物で耐震性を有する割合は 都の推計値を用いた 多数の者が利用する特定建築物の耐震性の割合 9

13 イ ) 危険物の貯蔵 処理等を行う特定建築物耐震改修促進法第 14 条第 2 号に該当する危険物等の貯蔵 処理等を行う特定建築物は 57 棟あり 旧耐震基準の建築物は 16 棟であった そのうち 7 棟が耐震性があり 耐震化率は 84.2% であった 危険物の貯蔵 処理等を行う特定建築物の耐震化の現状 民間特定建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 2 号 ) 危険物の貯蔵 処理等行う特定建築物 全体棟数 ( 棟 ) 新耐震基準 ( 棟 ) 旧耐震基準 ( 棟 ) 耐震性有 ( 棟 ) 耐震化率 (%) 旧耐震の建築物で耐震性が不明なもののうち耐震性を有する割合は 都道府県アンケート (H16.3) に基づく国の推計値を用いた ウ ) 通行障害建築物 地震発生時に道路の閉塞を防ぐべき道路地震発生時に 物資の輸送やけが人等の搬送のために必要となる道路の建築物倒壊による閉塞を防止し 区民等の安全を確保する必要がある 耐震改修促進法第 6 条第 3 項第 2 号による区が指定する地震発生時に道路の閉塞を防ぐべき道路は 以下のものとする 東京都が東京都耐震改修促進計画で指定した緊急輸送道路 渋谷区地域防災計画に定める緊急啓開道路( 救助活動の基幹となる道路 避難場所や警察署等の主要公共施設を連絡するため通行空間確保を図る道路 ) 特定緊急輸送道路東京都が指定した緊急輸送道路のうち 震災時の応急対策の中枢機能を担う防災拠点 空港や港湾などを結ぶ道路 他県からの緊急物資や救援活動の受け入れのための主要な道路について 特に沿道建築物の耐震化を図る必要がある道路として 東京都が平成 23 年度に特定緊急輸送道路として指定した 渋谷区内には 3 路線 ( 甲州街道 国道 246 号線 首都高速道路 ) が指定されている 耐震改修促進法第 5 条第 3 項第 2 号及び 東京都における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例 ( 以下 都条例 という ) に基づき 特定緊急輸送道路沿道の通行障害建築物で 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した建築物の所有者等に耐震化状況の報告や耐震診断の実施を義務付けた 10

14 通行障害建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 3 号 ) 区が地震発生時に道路の閉塞を防ぐべき道路の沿道に接する敷地に立地する通行障害建築物は 2,651 棟あり このうち耐震性を満たすと推計される建築物数は 2,329 棟と予想され 耐震化率は 87.9% である 特定緊急輸送道路沿道の通行障害建築物 ( 耐震改修促進法第 5 条第 3 項第 2 号及び都条例 ) 特定緊急輸送道路沿道の通行障害建築物のうち 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した耐震診断の実施を義務付けとなった建築物は 122 棟である そのうち 耐震診断の結果 耐震を満たす建築物及び耐震改修工事を実施した建築物は 30 棟であった 通行障害建築物の耐震化の現状 特定建築物 全体棟数 ( 棟 ) 耐震性を満たす建築物 ( 棟 ) 耐震性が不足する建築物 ( 棟 ) 耐震化率 (%) 通行障害建築物 ( 耐震改修促進法 2,651 2, 第 14 条第 3 号 ) 特定緊急輸送道路沿道通行障害建築物 ( 耐震改修促進法第 5 条第 3 項第 2 号及び都条例 ) 通行障害建築物の旧耐震基準建築物のうち 耐震性を有する割合は都の推計値を用いた 特定緊急輸送道路沿道の通行障害建築物は東京都調査結果による旧耐震基準で建築された建築 物で P5 の通行障害建築物の要件に該当するものを対象としている 通行障害建築物の棟数には特定緊急輸送道路沿道通行障害建築物の棟数を含む 建築物の倒壊による道路閉塞 ( 阪神淡路大震災 ) 写真提供 :( 財 ) 消防科学総合センター 11

15 地震発生時に道路の閉塞を防ぐべき道路図 千駄ケ谷 6 丁目 千駄ケ谷 5 丁目 代々木 2 丁目 千駄ケ谷 1 丁目 凡例 代々木 1 丁目 千駄ケ谷 4 丁目 特定緊急輸送道路 高速道路高速道路以外 本町 3 丁目 代々木 3 丁目 千駄ケ谷 2 丁目 神宮前 2 丁目 一般緊急輸送道路緊急啓開道路 本町 4 丁目 本町 2 丁目 代々木 4 丁目 千駄ケ谷 3 丁目 神宮前 3 丁目 避難場所一時集合場所避難所一時集合場所 避難所 神宮前 1 丁目 本町 5 丁目 本町 6 丁目 本町 1 丁目 初台 1 丁目 代々木神園町 神宮前 4 丁目 初台 2 丁目 代々木 5 丁目 幡ケ谷 3 丁目 神宮前 6 丁目 神宮前 5 丁目 幡ケ谷 2 丁目 西原 1 丁目 元代々木町 神南 2 丁目 渋谷 4 丁目 渋谷 1 丁目 笹塚 3 丁目 幡ケ谷 1 丁目 西原 2 丁目 西原 3 丁目 上原 1 丁目 富ケ谷 1 丁目 宇田川町 神南 1 丁目 渋谷 2 丁目 東 4 丁目 広尾 3 丁目 広尾 4 丁目 笹塚 2 丁目 笹塚 1 丁目 大山町 上原 3 丁目 上原 2 丁目 富ケ谷 2 丁目 神山町 松濤 2 丁目 松濤 1 丁目 円山町 道玄坂 2 丁目 道玄坂 1 丁目 桜丘町 渋谷 3 丁目 東 1 丁目 東 2 丁目 東 3 丁目 広尾 2 丁目 広尾 1 丁目 広尾 5 丁目 恵比寿 2 丁目 鶯谷町 恵比寿 1 丁目 神泉町 南平台町 恵比寿西 2 丁目代官山町 恵比寿 3 丁目 鉢山町 猿楽町 恵比寿西 1 丁目 恵比寿 4 丁目 恵比寿南 1 丁目 恵比寿南 2 丁目 ,000m 1000m 恵比寿南 3 丁目 12

16 (3) 防災上重要な区有建築物防災上重要な区有建築物のうち 防災上特に重要な建築物 ( 区分 Ⅰ) の耐震化率は 100.0% 福祉施設 不特定多数の利用施設などの建築物( 区分 Ⅱ) の耐震化率は 94.5% で 防災上重要な区有建築物全体では 97.0% である 防災上重要な区有建築物の耐震化の現状 区分 全体棟数 耐震性を満たす建築物 耐震性が不足する建築物 耐震化率 (%) 区分 Ⅰ 学校 本庁舎 区分 Ⅱ 保健所 福祉施設 不特定多数の利用施設 合計 平成 27 年度集計 渋谷区立鉢山中学校耐震改修工事後 13 渋谷区立加計塚小学校耐震改修工事後

17 3 耐震化の実績と課題 (1) 実績 区では前計画に基づき 耐震化促進事業として以下の施策を行っている 1 普及 啓発 東京都建築士事務所協会渋谷支部と連携した耐震相談会を毎月実施相談件数実績は平成 17 年度から平成 27 年度末までに約 650 件 旧耐震基準で建てられた木造住宅に対して 耐震化に関するチラシの戸別配布の継続的実施 旧耐震基準で建てられた分譲マンションに対して 東京都と連携した戸別訪問の継続的実施 2 木造住宅の耐震化事業 平成 7 年度より 木造住宅耐震診断コンサルタント派遣事業 木造住宅耐震改修助成 ( 一般改修及び簡易改修 ) を実施 平成 19 年度より 耐震シェルター等設置助成事業 を実施 平成 21 年度より木造住宅の一部屋の補強を行う 木造住宅簡易補強事業 を実施 平成 26 年 4 月より建築基準法及び建築基準関係規定に適合していない既存不適格建築物についても改修助成の対象とする 前計画期間( 平成 20 年度 ~ 平成 27 年度 ) の実績では 木造住宅耐震診断コンサルタント派遣が 684 件 木造住宅耐震改修助成のうち一般改修が 179 件 簡易改修が 18 件 耐震シェルター等設置助成が 6 件 木造住宅簡易補強助成が 15 件 3 分譲マンションの耐震化事業 平成 21 年度より 分譲マンション耐震化支援事業 緊急輸送道路沿道建築物耐震化支援事業 として 分譲マンション及び緊急輸送道路沿道にある分譲マンションの耐震診断 耐震設計 耐震改修についての助成を実施 前計画期間( 平成 20 年度 ~ 平成 27 年度 ) の助成実績では 一般の分譲マンションの耐震診断が 19 件 耐震設計が 2 件 緊急輸送道路沿道 14

18 の分譲マンションの耐震診断が 9 件 耐震設計が 2 件 耐震改修工事が 2 件 4 その他の耐震化事業 平成 24 年度より 特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業 として特定緊急輸送道路に接する高さ要件に該当する建築物に対して 耐震診断 耐震設計 耐震改修の助成の実施 前計画期間( 平成 24 年度 ~ 平成 27 年度 ) までの実績では耐震診断が 93 件 耐震設計が 18 件 耐震改修が 11 件 渋谷区の建築物耐震化支援事業の実績 ( 平成 28 年 3 月末現在 ) 耐震化支援事業 診断 ( 木造住宅耐震診断コンサルタント派遣 ) 平成 7~ 前計画期間 ( 平成 20~27 年度 ) 19 年度合計 合計 木造住宅 改修 簡易改修 一般 高齢者 一般 高齢者 耐震シェルター 防災ヘ ット 簡易補強 分譲マンション 一般 緊急輸送道路沿道 診断 設計 改修 診断 設計 改修 特定緊急輸送道路沿道建築物 診断 設計 改修

19 (3) 住宅 建築物等の耐震化に関する課題 1 木造住宅 現在の耐震改修の助成要件は 建築物所有者自身が居住している住宅となっているが 所有者の親族のみが居住している場合は対象外となるため 居住要件の緩和の検討が課題 区内には鉄骨造の旧耐震基準戸建住宅も多く存在するが 耐震化の助成制度がないため 非木造戸建住宅への対象拡大の検討が課題 木造住宅密集地域には老朽化木造賃貸アパートが多いが 助成対象外となっており その耐震化の促進が課題 耐震改修助成については 工事監理費と工事費用が含まれているが ほとんどの場合で 助成上限額を上回り 高齢者世帯にとっては 大きな自己負担が必要となっていることが課題 区では 既存不適格建築物については 改修助成の対象としたが それ以外の建築基準法等の規定に適合していない建築物は対象外となっており 木造密集地域などで防災上危険な住宅が散在していることが課題 2 分譲マンション 区分所有者の合意形成が困難であることなどが理由で 耐震改修助成の実績が少ないことが課題 現在の支援制度は 区分所有者の過半が居住していることが要件の一つとなっているが 駅周辺の老朽分譲マンションは 区分所有者が居住しておらず 住宅 事務所等として賃貸している場合が多いため 助成の対象外となる場合が多いことが課題 耐震改修に係る費用が莫大であり 助成を受けてもなお区分所有者の負担が非常に大きくなるため 改修が進まない要因となっていることが課題 1,000 m2未満の小規模マンションについては 助成対象外であり 建替え更新も進まずに 耐震化が進んでいないことが課題 本計画では緊急啓開道路を閉塞を防ぐべき道路として指定しているが 緊急啓開道路沿道の場合でも 緊急輸送道路沿道の分譲マンションと同様の助成内容とするなど 緊急啓開道路沿道の耐震化を促進するための施策の検討が課題 区分所有ではない賃貸マンションは助成対象外であるが 区民の生命を守るという観点から 分譲マンションと同様の助成制度の検討が課題 3 その他の建築物 住宅以外の建築物については 特定緊急輸送道路沿道を除き助成制度がなく 特に耐震化を必要とする民間特定建築物の支援 緊急輸送道路と緊急啓開道路沿道の建築物への助成制度の創設が課題 16

20 4 耐震化の目標 (1) 基本的な考え方本計画の期間における耐震化の目標については 国及び都の目標値との整合を図り 下表のとおり定めることとする 区分 耐震化率の推移 耐震化の目標 平成 18 年度平成 27 年度平成 32 年度 住宅 66.1% ( 棟単位 ) 78.1%( 棟単位 ) (85.3%( 戸単位 )) 90%( 棟単位 ) (95%( 戸単位 )) 民間特定建築物 不特定多数利用建築物 79.8% 84.3% 95% 危険物貯蔵建築物 75.3% 84.2% 95% 道路閉塞を防ぐべき道路沿道の建築物 80.3% 87.9% 95% 防災上重要な区有建築物 69.4% 97.0% 100% ( 参考 ) 国 都 区分住宅 ( 戸単位 ) 不特定多数利用建築物住宅 ( 戸単位 ) 不特定多数利用建築物 平成 15 年度 75% 平成 15 年度 75% 平成 17 年度 76.3% 平成 17 年度 76.7% 耐震化率の推移 平成 25 年度 82% 平成 25 年度 85% 平成 22 年度 81.2% 平成 22 年度 82.3% 耐震化の目標 ( 平成 32 年度 ) 95% 95% 95% 95% 17

21 (2) 住宅 現状の耐震化率 ( 平成 27 年度 ) 棟数単位 :78.1% 目標耐震化率 ( 平成 32 年度 ) 棟数単位 :90% ( 戸数単位 :95%) 住宅の平成 32 年度の目標耐震化率は棟単位で 90% とする ( 戸数単位とした場合では 95% を目標とする ) 目標の達成には 約 2,500 棟の施策による耐震化が必要となる 平成 32 年度までに耐震化する住宅棟数 種類 構造 現状のまま推移した場合の耐震化率の推計 全棟数 ( 棟 ) a 耐震性有 ( 棟 ) b=a-c 耐震性無 ( 棟 ) c 耐震化率 (%) e=b/a 施策により耐震化する棟数 目標耐震化率 (%) 戸建住宅共同住宅 木造 14,500 11,200 3, , 非木造 7,400 6,300 1, 木造 2,900 2, 非木造 9,200 8, 合計 34,000 28,100 5, , 平成 32 年度の住宅棟数は渋谷区の建築物の除却及び新築着工の動向から推計した 現状のまま推移した場合の平成 32 年度の棟数単位の耐震化率は 82.6% と予測される 参考 平成 32 年度までに耐震化する住宅戸数 全戸数 ( 戸 ) a 現状のまま推移した場合の耐震化率の推計 耐震性有 ( 戸 ) b=a-c 耐震性無 ( 戸 ) c 耐震化率 (%) e=b/a 施策により耐震化する戸数 目標耐震化率 (%) 117, ,400 14, ,

22 現状と目標年次における住宅棟数の構成の変化 40,000 棟 35,000 棟 30,000 棟 25,000 棟 20,000 棟 78% 25,620 棟 28,100 棟 28,100 棟 90% 耐震性有り 15,000 棟 10,000 棟 5,000 棟 0 棟 22% 7,180 棟 平成 27 年度 5,900 棟 平成 32 年度 ( 現状のまま推移 ) 10% 2,520 棟 3,380 棟 平成 32 年度 ( 施策効果 ) 施策効果 耐震性無し 阪神 淡路大震災の教訓 平成 7 年 1 月 17 日に発生した阪神 淡路大震災では 死者約 6,400 人 ( 平成 12 年 1 月時点 ) に上る甚大な人的被害をもたらしました 死者数のうち 約 9 割が住宅の下敷きになるなどの建築物に起因するもので 昭和 56 年以前に建築された 現行の耐震基準に適合しないと考えられる耐震性が不十分な建築物に多くの被害がみられました 住宅の倒壊 ( 阪神淡路大震災 ) 写真提供 : 神戸市 19

23 (3) 民間特定建築物 ア ) 多数の者が利用する特定建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 ) 現状の耐震化率 ( 平成 27 年度 ) 84.3% 目標耐震化率 ( 平成 32 年度 ) 95% 多数の者が利用する特定建築物の平成 32 年度の目標耐震化率は 95% とする 新たな耐震化施策により約 340 棟の耐震化が必要となる 平成 32 年度までに耐震化する多数の者が利用する特定建築物 民間特定建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 ) 防災上特に重要な建築物災害時要援護者が利用する建築物不特定多数の者が利用する建築物 現状のまま推移した場合の耐震化率の推計 全棟数 耐震性有 耐震性無 耐震化率 ( 棟 ) ( 棟 ) ( 棟 ) (%) a b=a-c c e=b/a 施策により耐震化する棟数 目標耐震化率 (%) ,359 2, その他 1,602 1, 合計 4,093 3, 現状のまま推移した場合の平成 32 年度の耐震化率は 86.6% と予測される 20

24 イ ) 危険物の貯蔵 処理等を行う特定建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 2 号 ) 現状の耐震化率 ( 平成 27 年度 ) 84.2% 目標耐震化率 ( 平成 32 年度 ) 95% 危険物の貯蔵 処理等を行う特定建築物の平成 32 年度の目標耐震化率は 95% とする 平成 32 年度に耐震化率 95% を目指した場合 新たな耐震化施策により約 6 棟の耐震化が必要となる ウ ) 通行障害建築物 ( 耐震改修促進法第 14 条第 3 号 ) 現状の耐震化率 ( 平成 27 年度 ) 87.9% 目標耐震化率 ( 平成 32 年度 ) 95% 通行障害建築物の平成 32 年度の目標耐震化率は 95% とする 通行障害建築物全体では 目標耐震化率 95% を達成するには約 190 棟の耐震化が必要となる 特定緊急輸送道路沿道建築物の目標耐震化率は 90% とする 特定緊急輸送道路沿道沿道建築物では約 80 棟の耐震化が必要となる (4) 防災上重要な区有建築物 現状の耐震化率 ( 平成 27 年度 ) 97.0% 目標耐震化率 ( 平成 32 年度 ) 100% 防災上重要な区有建築物の平成 32 年度の目標耐震化率は 100% とする 平成 32 年度に耐震化率 100% を目指した場合 耐震改修未実施の 6 棟の耐震化が必要となる 21

25 第 3 章耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策 1 基本的な取り組み方針第 2 章で定めた目標を達成するために 区では以下の基本的な方針に基づき 建築物の耐震化を促進するものとする 住宅 建築物の耐震化は 自助 共助 公助の原則を踏まえ その所有者 ( 以下 建築物所有者 という ) によって行われることを基本とする 耐震化を自力で行うことが難しく公共による助成が必要である場合 または建築物の倒壊による二次被害の拡大防止 ( 地震発生後の応急 復旧対策の機能維持 ) 等の公共的な観点から必要性が認められる場合には 国 都 区で連携し支援を行う 建築物所有者が主体的に耐震化に取り組むことができるように 国 都と連携し技術的な支援を行う 限られた費用と時間の中で 効率的に耐震化を進めていくためには 行政と民間との協調や役割分担にも配慮する必要があり 民間建築物においては耐震改修が建築物所有者により積極的に行われる施策を検討する 耐震改修促進法に基づく耐震改修計画の認定 安全性の認定 耐震改修の必要性の認定 指導 助言 指示等 さらには建築基準法に基づく勧告又は命令を積極的に行っていくこととする くみんの広場での耐震相談会 22

26 2 耐震化の促進を図るための施策 (1) 住宅の耐震化 1 木造住宅の耐震化 危険性の高い住宅への重点的な取組み 旧耐震基準で建てられた住宅の所有者へ耐震化助成制度に関するチラシの戸別配布の継続的な実施 特に老朽化した住宅所有者に対する重点的な周知 啓発活動の実施 東京都木造住宅密集地域整備事業を活用した 木造賃貸住宅等建替え促進事業と連携した耐震化の促進 耐震診断の結果を耐震改修に結びつける 耐震改修に係る技術や助成制度等の情報の提供 木造住宅耐震改修助成( 簡易改修 ) 木造住宅簡易補強事業 の効果的な活用を図るための周知活動の実施 高齢者に対する助成率等の優遇制度の周知の徹底 木造住宅耐震化助成制度の要件の緩和の検討木造住宅の耐震化の進捗が鈍いことより より一層の耐震化促進を図るために 今後は以下に示す助成制度の要件の緩和を検討する 対象を建築物所有者の親族が居住する住宅に拡大 非木造戸建住宅への対象拡大 木造住宅密集地域等における木造賃貸アパートへの助成対象の拡大 高齢者等の経済的弱者への実態に合った助成額の見直し 2 非木造住宅の耐震化 耐震性の劣る分譲マンションの耐震化 東京都と連携した耐震化の戸別周知 啓発の継続的な実施 分譲マンション耐震化支援事業 緊急輸送道路沿道建築物耐震化支援事業 の積極的な活用を図るための周知活動の実施 耐震化に関する合意形成を円滑に進めるために 耐震改修アドバイザー派遣制度の検討 23

27 分譲マンション耐震化支援制度の要件の緩和の検討分譲マンションの耐震改修が進まないことから より一層の耐震化促進を図るために 今後は以下に示す支援制度の要件の緩和を検討する 区分所有者の居住要件の緩和 東京都の上乗せ助成制度の活用 住宅用途以外の床面積部分も対象とするなど助成率の見直し 助成限度額の算定要件の緩和 規模 区分所有者割合に応じた助成率の算定 延べ面積 1,000m2未満のマンションへの対象拡大 緊急啓開道路沿道マンションへの上乗せ助成 賃貸マンションへの対象拡大 マンション耐震化を促進する環境整備分譲マンションの耐震化について 区分所有者の合意形成を促進するために 耐震改修促進法の改正により創設された 新たな制度等の活用を図る 耐震改修促進法第 17 条による建築物の耐震改修計画の認定制度の活用 耐震改修促進法第 22 条による建築物の地震に対する安全性に係る認定制度の活用 ( 東京都耐震マーク表示制度の活用 区独自の東京都耐震マーク耐震マーク表示制度の検討 ) 耐震改修促進法第 25 条による区分所有建築物の耐震改修の必要性に係る認定制度の活用 (2) 民間特定建築物の耐震化 1 学校 病院等の 防災上特に重要な建築物 保育園 幼稚園 各種福祉施設等の 災害時要援護者が利用する建築物 建築物耐震診断助成( 病院 入院施設のある診療所 児童福祉施設 幼稚園心身障害者福祉施設 木造以外の戸建住宅と共同住宅が対象 ) による耐震化推進 私立学校施設整備補助金( 文部科学省 ) の活用による促進 2 百貨店 ホテル 劇場等の 不特定多数の者が利用する建築物 耐震改修計画の認定及び東京都耐震マーク表示制度の活用の普及 啓発 百貨店 ホテル 劇場等の不特定多数の者が利用する建築物の支援制度の検討 3 事務所等の その他の建築物 耐震改修計画の認定及び東京都耐震マーク表示制度の活用の普及 啓発 24

28 4 定期報告制度と連携した耐震化 建築基準法第 12 条に基づく定期報告制度による特殊建築物の耐震診断及び 耐震改修の状況の把握 (3) 危険物の貯蔵 処理等を行う特定建築物の耐震化 1 危険物貯蔵建築物の耐震化 建築物所有者等への個別アンケート調査による耐震化状況の把握 耐震診断未実施の建築物への個別対応による耐震化の普及 啓発 (4) 通行障害建築物の耐震化 1 沿道建築物の耐震化 耐震改修計画の認定及び東京都耐震マーク表示制度の活用の普及 啓発 緊急啓開道路沿道の分譲マンションの支援制度の創設による助成金の上乗せの検討 緊急輸送道路 緊急啓開道路沿道の住宅以外の建築物への助成の検討 2 耐震診断の義務化及び耐震改修の促進 都と連携し 特定緊急輸送道路沿道建築物の所有者等に対する耐震診断の実施の義務化と公表への対応 及び耐震改修を促進する施策の推進 特定緊急輸送道路沿道建築物支援制度の継続した実施 特定緊急輸送道路沿道の通行障害建築物について 助成金の上乗せの検討 3 避難路等の現況把握及び沿道建築物耐震化基礎資料の整備 避難所や防災拠点施設等に通じる避難路 及び避難路に通じる細街路等の幅員等を調査し 避難路沿道建築物耐震化の基礎資料の整備 (5) 防災上重要な区有建築物の耐震化災害時の避難所 被害情報の収集や被害対策指示等の応急活動の拠点となる防災上特に重要な建築物 ( 区分 Ⅰ) に該当するものについては 優先的に耐震化を図り 平成 27 年度までに耐震化率が100% となり 対象とする全ての建築物の耐震化が完了した その他防災上重要な建築物( 区分 Ⅱ) で耐震改修未実施の区有建築物 6 棟については 周辺施設と一体とした建替等に併せた計画的な耐震化の実施 25

29 3 耐震化を促進するための環境整備 (1) 建築物所有者が安心して耐震診断 耐震改修を実施できる相談体制の充実 相談窓口 耐震相談会の継続した開設 助成制度や耐震改修促進税制 住宅ローン減税等の支援策の積極的な情報提供 (2) 区独自の耐震診断及び耐震改修に関するパンフレット等の配布 耐震診断 耐震改修に係るパンフレットの配布による積極的な普及 啓発 (3) 木造住宅の安価で信頼できる耐震改修工法 装置の普及 東京都との連携による木造住宅の安価で信頼できる耐震改修工法 装置の優れたアイデアや事例募集 一定の評価を受けた耐震改修工法の区民への紹介 26

30 第 4 章耐震性の向上に関する啓発及び知識の普及 (1) 渋谷区防災マップの活用 揺れやすさマップ 地域の危険度マップ の活用により 区民に対して 地域危険度の周知 建築物等の耐震化の普及 啓発 防災意識の向上を図る (2) 相談体制の整備 耐震化相談員による相談窓口の開設 耐震相談会の定期的な開催 くみんの広場 における耐震相談会の開催 東京都建築士事務所協会渋谷支部等の団体が実施する耐震相談会や防災イベントの開催支援 後援 (3) 多様な手段による耐震化に係る情報の提供 渋谷区ニュースによる特集及び継続的な耐震化情報の提供 渋谷区ホームページへの耐震化に関係する情報の掲載 渋谷区独自の情報を掲載したパンフレットの作成 配布 地震防災をテーマにしたイベント等の開催 多くの人が集まるイベント等への関連情報の掲示 駅周辺のデジタルサイネージを活用した耐震化の情報掲示 (4) 特に耐震化を図るべき建築物所有者への普及 啓発 特に地震による倒壊の危険性が高い木造住宅( 木造アパートを含む ) の所有者に対しての周知 啓発の徹底 ( 区と関係団体との連携による戸別訪問 相談会の開催 ) 東京都と連携した旧耐震マンションへの戸別訪問による耐震化の周知 啓発の継続的な実施 27

31 第 5 章耐震性の向上に関する所管行政庁との連携 区は 都の耐震改修促進計画と整合を図り 本計画を策定するものとする 所管行政庁である東京都と区は 相互に連携を図り 適切な役割分担の下 法に基づく指導 助言等を行い 耐震化を促進していくこととする 区は 特定建築物の所有者に対して 耐震改修促進法第 15 条第 1 項の規定に基づく指導 助言を実施する 指導等に従わないもののうち 地震に対する安全性の向上を図ることが特に必要な建築物の所有者に対しては指示を行い 正当な理由がなく その指示に従わない場合は その旨を公表するものとする なお 公表に当たっては 所有者による耐震診断又は耐震改修の実施計画の有無など 計画的な耐震診断 耐震改修の実施の見込みを勘案して判断する さらに 公表を行ったにもかかわらず耐震改修等を行わない場合は 建築基準法に基づく勧告又は命令を行うことを検討する 耐震改修促進法 指導及び助言 対象建築物 指導 助言の方法 進捗管理 対象建築物耐震改修促進法第 14 条に規定する建築物 ( 特定既存耐震不適格建築物 ) で 昭和 56 年 5 月 31 日以前に工事に着工した建築物 重点的に指導等を行う建築物防災拠点の確保や地震被害の軽減を図るため 原則として以下の特定建築物について 重点的に指導を行う 学校 病院などの防災上特に重要な特定建築物 ホテル 百貨店などの不特定多数の者が利用する特定建築物 老人福祉施設などの災害時要援護者が利用する特定建築物 危険物の貯蔵場又は処理場の用途に供する特定建築物 地震発生時に閉塞を防ぐべき道路沿道の特定建築物 所有者に啓発文書の送付 耐震化に関するアンケートの実施対象となる特定建築物の所有者に対し 耐震診断及び耐震改修の必要性を説明して その実施を促す 指導及び助言は 啓発文書の送付や説明会の開催を始め 確認申請時の指導啓発等の機会を活用して行う 特定建築物データベースを作成し 耐震化にかかわる進捗を管理する 28

32 指示 対象建築物 指示の方法 進捗管理 指導 助言を行った建築物で 耐震改修促進法第 15 条第 2 項に規定する建築物所有者に指示書の交付指導及び助言により 耐震診断又は耐震改修の実施を促してもなお実施しない場合は 具体的な事項を記載した文書を交付して指示を行う 特定建築物データベースにより 耐震化の進捗経過を管理する 公表 対象建築物 公表の方法 耐震改修促進法第 15 条第 2 項に規定する建築物公表の方法は 国 東京都と連携し 建築物の所有者に公表する旨を通知し 耐震改修促進法に基づくことを明示したうえでホームページへの掲載等の方法によるものとする 建築基準法 勧告又は命令 対象建築物 勧告又は命令の方法 原則として 耐震改修促進法第 15 条第 3 項に基づく公表を行ったにもかかわらず 建築物の所有者が耐震改修を行わない建築物で建築基準法第 10 条の規定に該当する建築物建築物所有者等に対し 建築基準法第 10 条の規定に基づく勧告又は命令を行うことを検討する 29

33 第 6 章関連する安全施策の推進 地震による人的被害や財産の被害を防止するためには 住宅や建築物の耐震化だけでは十分ではないため 以下に示す取り組みを行うものとする (1) 家具類の転倒防止 家具の転倒防止に関するパンフレットの配布 高齢者等を対象とした家具転倒防止金具の取り付けなどの助成の継続実施 (2) ブロック塀の倒壊防止 倒壊の危険性が高いブロック塀に対する改善指導 倒壊による危険性や対策の必要性についての啓発 防災査察や建築確認申請等の機会をとらえた改善指導 (3) 窓ガラスの落下防止 窓ガラスの落下防止対策等に関する実態調査と改善指導の継続した実施 (4) 外壁タイルの落下防止 外壁タイル等の落下により危害を与えるおそれのある傾斜した外壁を有する建築物所有者に対して 区と東京都の連携による実態調査と改善指導の継続した実施 (5) 屋外広告物の落下防止 屋外広告物落下防止対策の実施についての関係機関への要請 屋外広告物を掲出している設置者等に対し 東京都屋外広告物条例 地区計画及び道路法に基づく屋外広告物の許可申請時での指導 (6) エレベーター及びエスカレーター安全対策 エレベーターの地震時管制運転装置の設置の義務化 国の技術基準に適合していないエスカレーターの脱落防止に対する定期報告制度等を活用した改善指導の実施 (7) 大規模空間の天井落下防止対策 東京都と連携した特定天井を有する既存建築物の実態把握 国の技術基準に適合していない特定天井の建築基準法に基づく定期報告制度等を活用した改善指導の実施 (8) 事業を通じた耐震化 渋谷駅中心地区等の市街地再開発事業 本町地区の木造密集市街地整備事業等の基盤整備型事業に併せて 市街地の不燃化と住宅 建築物の耐震化の促進 30

34 第 7 章今後の取り組み 本計画に基づく耐震化促進施策を着実に実施するために 以下に示す取り組みを行うものとする (1) 定期的な検証 区で整備した建築物データの維持 更新の継続した実施 耐震化の進捗の把握及び定期的な検証の実施 計画期間内の社会情勢の変化や計画の実施状況に適切に対応するため 必要に応じて施策の見直しなど計画の改訂 (2) 耐震化の取組状況等の公表 耐震診断義務付け建築物等の耐震化の取組状況 耐震関連施策の取組状況等の区ホームページでの公表 (3) 建築物の耐震状況の把握 建築物耐震化台帳の整備及び台帳の更新による現状把握 (4) 国等への要請 本計画の推進にあたり 必要がある場合は 国 東京都 関係団体等に協力要請や要望等を行う 31

35 参考資料 資料 1 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 耐震改修促進法 )( 抜粋 ) 1 資料 2 渋谷区の補助事業の概要 12

36 資料 1 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 耐震改修促進法 )( 抜粋 ) ( 平成 7 年 10 月 27 日法律第 123 号 ) 最終改正平成 26 年 6 月 4 日法律第 54 号 第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 地震による建築物の倒壊等の被害から国民の生命 身体及び財産を保護するため 建築物の耐震改修の促進のための措置を講ずることにより建築物の地震に対する安全性の向上を図り もって公共の福祉の確保に資することを目的とする ( 定義 ) 第二条この法律において 耐震診断 とは 地震に対する安全性を評価することをいう 2 この法律において 耐震改修 とは 地震に対する安全性の向上を目的として 増築 改築 修繕 模様替若しくは一部の除却又は敷地の整備をすることをいう 3 この法律において 所管行政庁 とは 建築主事を置く市町村又は特別区の区域については当該市町村又は特別区の長をいい その他の市町村又は特別区の区域については都道府県知事をいう ただし 建築基準法 ( 昭和二十五年法律第二百一号 ) 第九十七条の二第一項又は第九十七条の三第一項の規定により建築主事を置く市町村又は特別区の区域内の政令で定める建築物については 都道府県知事とする ( 国 地方公共団体及び国民の努力義務 ) 第三条国は 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に資する技術に関する研究開発を促進するため 当該技術に関する情報の収集及び提供その他必要な措置を講ずるよう努めるものとする 2 国及び地方公共団体は 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るため 資金の融通又はあっせん 資料の提供その他の措置を講ずるよう努めるものとする 3 国及び地方公共団体は 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関する国民の理解と協力を得るため 建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及に努めるものとする 4 国民は 建築物の地震に対する安全性を確保するとともに その向上を図るよう努めるものとする 第二章基本方針及び都道府県耐震改修促進計画等 ( 基本方針 ) 第四条国土交通大臣は 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針 ( 以下 基本方針 という ) を定めなければならない 2 基本方針においては 次に掲げる事項を定めるものとする 一建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関する基本的な事項二建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標の設定に関する事項三建築物の耐震診断及び耐震改修の実施について技術上の指針となるべき事項四建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及に関する基本的な事項五次条第一項に規定する都道府県耐震改修促進計画の策定に関する基本的な事項その他建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関する重要事項 3 国土交通大臣は 基本方針を定め 又はこれを変更したときは 遅滞なく これを公表しなければならない ( 都道府県耐震改修促進計画 ) 第五条都道府県は 基本方針に基づき 当該都道府県の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための計画 ( 以下 都道府県耐震改修促進計画 という ) を定めるものとする 2 都道府県耐震改修促進計画においては 次に掲げる事項を定めるものとする 一当該都道府県の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標二当該都道府県の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策に関する事項 1

37 三建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及に関する事項四建築基準法第十条第一項から第三項までの規定による勧告又は命令その他建築物の地震に対する安全性を確保し 又はその向上を図るための措置の実施についての所管行政庁との連携に関する事項五その他当該都道府県の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関し必要な事項 3 都道府県は 次の各号に掲げる場合には 前項第二号に掲げる事項に 当該各号に定める事項を記載することができる 一病院 官公署その他大規模な地震が発生した場合においてその利用を確保することが公益上必要な建築物で政令で定めるものであって 既存耐震不適格建築物 ( 地震に対する安全性に係る建築基準法又はこれに基づく命令若しくは条例の規定 ( 以下 耐震関係規定 という ) に適合しない建築物で同法第三条第二項の規定の適用を受けているものをいう 以下同じ ) であるもの ( その地震に対する安全性が明らかでないものとして政令で定める建築物 ( 以下 耐震不明建築物 という ) に限る ) について 耐震診断を行わせ 及び耐震改修の促進を図ることが必要と認められる場合当該建築物に関する事項及び当該建築物に係る耐震診断の結果の報告の期限に関する事項二建築物が地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路 ( 相当数の建築物が集合し 又は集合することが確実と見込まれる地域を通過する道路その他国土交通省令で定める道路 ( 以下 建築物集合地域通過道路等 という ) に限る ) の通行を妨げ 市町村の区域を越える相当多数の者の円滑な避難を困難とすることを防止するため 当該道路にその敷地が接する通行障害既存耐震不適格建築物 ( 地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路の通行を妨げ 多数の者の円滑な避難を困難とするおそれがあるものとして政令で定める建築物 ( 第十四条第三号において 通行障害建築物 という ) であって既存耐震不適格建築物であるものをいう 以下同じ ) について 耐震診断を行わせ 又はその促進を図り 及び耐震改修の促進を図ることが必要と認められる場合当該通行障害既存耐震不適格建築物の敷地に接する道路に関する事項及び当該通行障害既存耐震不適格建築物 ( 耐震不明建築物であるものに限る ) に係る耐震診断の結果の報告の期限に関する事項三建築物が地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路 ( 建築物集合地域通過道路等を除く ) の通行を妨げ 市町村の区域を越える相当多数の者の円滑な避難を困難とすることを防止するため 当該道路にその敷地が接する通行障害既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図ることが必要と認められる場合当該通行障害既存耐震不適格建築物の敷地に接する道路に関する事項四特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律 ( 平成五年法律第五十二号 以下 特定優良賃貸住宅法 という ) 第三条第四号に規定する資格を有する入居者をその全部又は一部について確保することができない特定優良賃貸住宅 ( 特定優良賃貸住宅法第六条に規定する特定優良賃貸住宅をいう 以下同じ ) を活用し 第十九条に規定する計画認定建築物である住宅の耐震改修の実施に伴い仮住居を必要とする者 ( 特定優良賃貸住宅法第三条第四号に規定する資格を有する者を除く 以下 特定入居者 という ) に対する仮住居を提供することが必要と認められる場合特定優良賃貸住宅の特定入居者に対する賃貸に関する事項五前項第一号の目標を達成するため 当該都道府県の区域内において独立行政法人都市再生機構 ( 以下 機構 という ) 又は地方住宅供給公社 ( 以下 公社 という ) による建築物の耐震診断及び耐震改修の実施が必要と認められる場合機構又は公社による建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する事項 4 都道府県は 都道府県耐震改修促進計画に前項第一号に定める事項を記載しようとするときは 当該事項について あらかじめ 当該建築物の所有者 ( 所有者以外に権原に基づきその建築物を使用する者があるときは その者及び所有者 ) の意見を聴かなければならない 5 都道府県は 都道府県耐震改修促進計画に第三項第五号に定める事項を記載しようとするときは 当該事項について あらかじめ 機構又は当該公社の同意を得なければならない 6 都道府県は 都道府県耐震改修促進計画を定めたときは 遅滞なく これを公表するとともに 当該都道府県の区域内の市町村にその写しを送付しなければならない 7 第三項から前項までの規定は 都道府県耐震改修促進計画の変更について準用する 2

38 ( 市町村耐震改修促進計画 ) 第六条市町村は 都道府県耐震改修促進計画に基づき 当該市町村の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための計画 ( 以下 市町村耐震改修促進計画 という ) を定めるよう努めるものとする 2 市町村耐震改修促進計画においては おおむね次に掲げる事項を定めるものとする 一当該市町村の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標二当該市町村の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策に関する事項三建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及に関する事項四建築基準法第十条第一項から第三項までの規定による勧告又は命令その他建築物の地震に対する安全性を確保し 又はその向上を図るための措置の実施についての所管行政庁との連携に関する事項五その他当該市町村の区域内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関し必要な事項 3 市町村は 次の各号に掲げる場合には 前項第二号に掲げる事項に 当該各号に定める事項を記載することができる 一建築物が地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路 ( 建築物集合地域通過道路等に限る ) の通行を妨げ 当該市町村の区域における多数の者の円滑な避難を困難とすることを防止するため 当該道路にその敷地が接する通行障害既存耐震不適格建築物について 耐震診断を行わせ 又はその促進を図り 及び耐震改修の促進を図ることが必要と認められる場合当該通行障害既存耐震不適格建築物の敷地に接する道路に関する事項及び当該通行障害既存耐震不適格建築物 ( 耐震不明建築物であるものに限る ) に係る耐震診断の結果の報告の期限に関する事項二建築物が地震によって倒壊した場合においてその敷地に接する道路 ( 建築物集合地域通過道路等を除く ) の通行を妨げ 当該市町村の区域における多数の者の円滑な避難を困難とすることを防止するため 当該道路にその敷地が接する通行障害既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図ることが必要と認められる場合当該通行障害既存耐震不適格建築物の敷地に接する道路に関する事項 4 市町村は 市町村耐震改修促進計画を定めたときは 遅滞なく これを公表しなければならない 5 前二項の規定は 市町村耐震改修促進計画の変更について準用する 第三章建築物の所有者が講ずべき措置 ( 要安全確認計画記載建築物の所有者の耐震診断の義務 ) 第七条次に掲げる建築物 ( 以下 要安全確認計画記載建築物 という ) の所有者は 当該要安全確認計画記載建築物について 国土交通省令で定めるところにより 耐震診断を行い その結果を 次の各号に掲げる建築物の区分に応じ それぞれ当該各号に定める期限までに所管行政庁に報告しなければならない 一第五条第三項第一号の規定により都道府県耐震改修促進計画に記載された建築物同号の規定により都道府県耐震改修促進計画に記載された期限二その敷地が第五条第三項第二号の規定により都道府県耐震改修促進計画に記載された道路に接する通行障害既存耐震不適格建築物 ( 耐震不明建築物であるものに限る ) 同号の規定により都道府県耐震改修促進計画に記載された期限三その敷地が前条第三項第一号の規定により市町村耐震改修促進計画に記載された道路に接する通行障害既存耐震不適格建築物 ( 耐震不明建築物であるものに限り 前号に掲げる建築物であるものを除く ) 同項第一号の規定により市町村耐震改修促進計画に記載された期限 ( 要安全確認計画記載建築物に係る報告命令等 ) 第八条所管行政庁は 要安全確認計画記載建築物の所有者が前条の規定による報告をせず 又は虚偽の報告をしたときは 当該所有者に対し 相当の期限を定めて その報告を行い 又はその報告の内容を是正すべきことを命ずることができる 3

39 2 所管行政庁は 前項の規定による命令をしたときは 国土交通省令で定めるところにより その旨を公表しなければならない 3 所管行政庁は 第一項の規定により報告を命じようとする場合において 過失がなくて当該報告を命ずべき者を確知することができず かつ これを放置することが著しく公益に反すると認められるときは その者の負担において 耐震診断を自ら行い 又はその命じた者若しくは委任した者に行わせることができる この場合においては 相当の期限を定めて 当該報告をすべき旨及びその期限までに当該報告をしないときは 所管行政庁又はその命じた者若しくは委任した者が耐震診断を行うべき旨を あらかじめ 公告しなければならない ( 耐震診断の結果の公表 ) 第九条所管行政庁は 第七条の規定による報告を受けたときは 国土交通省令で定めるところにより 当該報告の内容を公表しなければならない 前条第三項の規定により耐震診断を行い 又は行わせたときも 同様とする ( 通行障害既存耐震不適格建築物の耐震診断に要する費用の負担 ) 第十条都道府県は 第七条第二号に掲げる建築物の所有者から申請があったときは 国土交通省令で定めるところにより 同条の規定により行われた耐震診断の実施に要する費用を負担しなければならない 2 市町村は 第七条第三号に掲げる建築物の所有者から申請があったときは 国土交通省令で定めるところにより 同条の規定により行われた耐震診断の実施に要する費用を負担しなければならない ( 要安全確認計画記載建築物の所有者の耐震改修の努力 ) 第十一条要安全確認計画記載建築物の所有者は 耐震診断の結果 地震に対する安全性の向上を図る必要があると認められるときは 当該要安全確認計画記載建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない ( 要安全確認計画記載建築物の耐震改修に係る指導及び助言並びに指示等 ) 第十二条所管行政庁は 要安全確認計画記載建築物の耐震改修の適確な実施を確保するため必要があると認めるときは 要安全確認計画記載建築物の所有者に対し 基本方針のうち第四条第二項第三号の技術上の指針となるべき事項 ( 以下 技術指針事項 という ) を勘案して 要安全確認計画記載建築物の耐震改修について必要な指導及び助言をすることができる 2 所管行政庁は 要安全確認計画記載建築物について必要な耐震改修が行われていないと認めるときは 要安全確認計画記載建築物の所有者に対し 技術指針事項を勘案して 必要な指示をすることができる 3 所管行政庁は 前項の規定による指示を受けた要安全確認計画記載建築物の所有者が 正当な理由がなく その指示に従わなかったときは その旨を公表することができる ( 要安全確認計画記載建築物に係る報告 検査等 ) 第十三条所管行政庁は 第八条第一項並びに前条第二項及び第三項の規定の施行に必要な限度において 政令で定めるところにより 要安全確認計画記載建築物の所有者に対し 要安全確認計画記載建築物の地震に対する安全性に係る事項 ( 第七条の規定による報告の対象となる事項を除く ) に関し報告させ 又はその職員に 要安全確認計画記載建築物 要安全確認計画記載建築物の敷地若しくは要安全確認計画記載建築物の工事現場に立ち入り 要安全確認計画記載建築物 要安全確認計画記載建築物の敷地 建築設備 建築材料 書類その他の物件を検査させることができる ただし 住居に立ち入る場合においては あらかじめ その居住者の承諾を得なければならない 2 前項の規定により立入検査をする職員は その身分を示す証明書を携帯し 関係者に提示しなければならない 3 第一項の規定による立入検査の権限は 犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない 4

40 ( 特定既存耐震不適格建築物の所有者の努力 ) 第十四条次に掲げる建築物であって既存耐震不適格建築物であるもの ( 要安全確認計画記載建築物であるものを除く 以下 特定既存耐震不適格建築物 という ) の所有者は 当該特定既存耐震不適格建築物について耐震診断を行い その結果 地震に対する安全性の向上を図る必要があると認められるときは 当該特定既存耐震不適格建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない 一学校 体育館 病院 劇場 観覧場 集会場 展示場 百貨店 事務所 老人ホームその他多数の者が利用する建築物で政令で定めるものであって政令で定める規模以上のもの二火薬類 石油類その他政令で定める危険物であって政令で定める数量以上のものの貯蔵場又は処理場の用途に供する建築物三その敷地が第五条第三項第二号若しくは第三号の規定により都道府県耐震改修促進計画に記載された道路又は第六条第三項の規定により市町村耐震改修促進計画に記載された道路に接する通行障害建築物 ( 特定既存耐震不適格建築物に係る指導及び助言並びに指示等 ) 第十五条所管行政庁は 特定既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修の適確な実施を確保するため必要があると認めるときは 特定既存耐震不適格建築物の所有者に対し 技術指針事項を勘案して 特定既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修について必要な指導及び助言をすることができる 2 所管行政庁は 次に掲げる特定既存耐震不適格建築物 ( 第一号から第三号までに掲げる特定既存耐震不適格建築物にあっては 地震に対する安全性の向上を図ることが特に必要なものとして政令で定めるものであって政令で定める規模以上のものに限る ) について必要な耐震診断又は耐震改修が行われていないと認めるときは 特定既存耐震不適格建築物の所有者に対し 技術指針事項を勘案して 必要な指示をすることができる 一病院 劇場 観覧場 集会場 展示場 百貨店その他不特定かつ多数の者が利用する特定既存耐震不適格建築物二小学校 老人ホームその他地震の際の避難確保上特に配慮を要する者が主として利用する特定既存耐震不適格建築物三前条第二号に掲げる建築物である特定既存耐震不適格建築物四前条第三号に掲げる建築物である特定既存耐震不適格建築物 3 所管行政庁は 前項の規定による指示を受けた特定既存耐震不適格建築物の所有者が 正当な理由がなく その指示に従わなかったときは その旨を公表することができる 4 所管行政庁は 前二項の規定の施行に必要な限度において 政令で定めるところにより 特定既存耐震不適格建築物の所有者に対し 特定既存耐震不適格建築物の地震に対する安全性に係る事項に関し報告させ 又はその職員に 特定既存耐震不適格建築物 特定既存耐震不適格建築物の敷地若しくは特定既存耐震不適格建築物の工事現場に立ち入り 特定既存耐震不適格建築物 特定既存耐震不適格建築物の敷地 建築設備 建築材料 書類その他の物件を検査させることができる 5 第十三条第一項ただし書 第二項及び第三項の規定は 前項の規定による立入検査について準用する ( 一定の既存耐震不適格建築物の所有者の努力等 ) 第十六条要安全確認計画記載建築物及び特定既存耐震不適格建築物以外の既存耐震不適格建築物の所有者は 当該既存耐震不適格建築物について耐震診断を行い 必要に応じ 当該既存耐震不適格建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない 2 所管行政庁は 前項の既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修の適確な実施を確保するため必要があると認めるときは 当該既存耐震不適格建築物の所有者に対し 技術指針事項を勘案して 当該既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修について必要な指導及び助言をすることができる 5

41 第四章建築物の耐震改修の計画の認定 ( 計画の認定 ) 第十七条建築物の耐震改修をしようとする者は 国土交通省令で定めるところにより 建築物の耐震改修の計画を作成し 所管行政庁の認定を申請することができる 2 前項の計画には 次に掲げる事項を記載しなければならない 一建築物の位置二建築物の階数 延べ面積 構造方法及び用途三建築物の耐震改修の事業の内容四建築物の耐震改修の事業に関する資金計画五その他国土交通省令で定める事項 3 所管行政庁は 第一項の申請があった場合において 建築物の耐震改修の計画が次に掲げる基準に適合すると認めるときは その旨の認定 ( 以下この章において 計画の認定 という ) をすることができる 一建築物の耐震改修の事業の内容が耐震関係規定又は地震に対する安全上これに準ずるものとして国土交通大臣が定める基準に適合していること 二前項第四号の資金計画が建築物の耐震改修の事業を確実に遂行するため適切なものであること 三第一項の申請に係る建築物 建築物の敷地又は建築物若しくはその敷地の部分が耐震関係規定及び耐震関係規定以外の建築基準法又はこれに基づく命令若しくは条例の規定に適合せず かつ 同法第三条第二項の規定の適用を受けているものである場合において 当該建築物又は建築物の部分の増築 改築 大規模の修繕 ( 同法第二条第十四号に規定する大規模の修繕をいう ) 又は大規模の模様替 ( 同条第十五号に規定する大規模の模様替をいう ) をしようとするものであり かつ 当該工事後も 引き続き 当該建築物 建築物の敷地又は建築物若しくはその敷地の部分が耐震関係規定以外の同法又はこれに基づく命令若しくは条例の規定に適合しないこととなるものであるときは 前二号に掲げる基準のほか 次に掲げる基準に適合していること イ当該工事が地震に対する安全性の向上を図るため必要と認められるものであり かつ 当該工事後も 引き続き 当該建築物 建築物の敷地又は建築物若しくはその敷地の部分が耐震関係規定以外の建築基準法又はこれに基づく命令若しくは条例の規定に適合しないこととなることがやむを得ないと認められるものであること ロ工事の計画 ( 二以上の工事に分けて耐震改修の工事を行う場合にあっては それぞれの工事の計画 第五号ロ及び第六号ロにおいて同じ ) に係る建築物及び建築物の敷地について 交通上の支障の度 安全上 防火上及び避難上の危険の度並びに衛生上及び市街地の環境の保全上の有害の度が高くならないものであること 四第一項の申請に係る建築物が既存耐震不適格建築物である耐火建築物 ( 建築基準法第二条第九号の二に規定する耐火建築物をいう ) である場合において 当該建築物について柱若しくは壁を設け 又は柱若しくははりの模様替をすることにより当該建築物が同法第二十七条第二項 第六十一条又は第六十二条第一項の規定に適合しないこととなるものであるときは 第一号及び第二号に掲げる基準のほか 次に掲げる基準に適合していること イ当該工事が地震に対する安全性の向上を図るため必要と認められるものであり かつ 当該工事により 当該建築物が建築基準法第二十七条第二項 第六十一条又は第六十二条第一項の規定に適合しないこととなることがやむを得ないと認められるものであること ロ次に掲げる基準に適合し 防火上及び避難上支障がないと認められるものであること (1) 工事の計画に係る柱 壁又ははりの構造が国土交通省令で定める防火上の基準に適合していること (2) 工事の計画に係る柱 壁又ははりに係る火災が発生した場合の通報の方法が国土交通省令で定める防火上の基準に適合していること 五第一項の申請に係る建築物が既存耐震不適格建築物である場合において 当該建築物について増築をすることにより当該建築物が建築物の容積率 ( 延べ面積の敷地面積に対する割合をいう ) に係る建築基準法又はこれに基づく命例若しくは条例の規定 ( イ及び第八項にお 6

42 いて 容積率関係規定 という ) に適合しないこととなるものであるときは 第一号及び第二号に掲げる基準のほか 次に掲げる基準に適合していること イ当該工事が地震に対する安全性の向上を図るため必要と認められるものであり かつ 当該工事により 当該建築物が容積率関係規定に適合しないこととなることがやむを得ないと認められるものであること ロ工事の計画に係る建築物について 交通上 安全上 防火上及び衛生上支障がないと認められるものであること 六第一項の申請に係る建築物が既存耐震不適格建築物である場合において 当該建築物について増築をすることにより当該建築物が建築物の建ぺい率 ( 建築面積の敷地面積に対する割合をいう ) に係る建築基準法又はこれに基づく命令若しくは条例の規定 ( イ及び第九項において 建ぺい率関係規定 という ) に適合しないこととなるものであるときは 第一号及び第二号に掲げる基準のほか 次に掲げる基準に適合していること イ当該工事が地震に対する安全性の向上を図るため必要と認められるものであり かつ 当該工事により 当該建築物が建ぺい率関係規定に適合しないこととなることがやむを得ないと認められるものであること ロ工事の計画に係る建築物について 交通上 安全上 防火上及び衛生上支障がないと認められるものであること 4 第一項の申請に係る建築物の耐震改修の計画が建築基準法第六条第一項の規定による確認又は同法第十八条第二項の規定による通知を要するものである場合において 計画の認定をしようとするときは 所管行政庁は あらかじめ 建築主事の同意を得なければならない 5 建築基準法第九十三条の規定は所管行政庁が同法第六条第一項の規定による確認又は同法第十八条第二項の規定による通知を要する建築物の耐震改修の計画について計画の認定をしようとする場合について 同法第九十三条の二の規定は所管行政庁が同法第六条第一項の規定による確認を要する建築物の耐震改修の計画について計画の認定をしようとする場合について準用する 6 所管行政庁が計画の認定をしたときは 次に掲げる建築物 建築物の敷地又は建築物若しくはその敷地の部分 ( 以下この項において 建築物等 という ) については 建築基準法第三条第三項第三号及び第四号の規定にかかわらず 同条第二項の規定を適用する 一耐震関係規定に適合せず かつ 建築基準法第三条第二項の規定の適用を受けている建築物等であって 第三項第一号の国土交通大臣が定める基準に適合しているものとして計画の認定を受けたもの二計画の認定に係る第三項第三号の建築物等 7 所管行政庁が計画の認定をしたときは 計画の認定に係る第三項第四号の建築物については 建築基準法第二十七条第二項 第六十一条又は第六十二条第一項の規定は 適用しない 8 所管行政庁が計画の認定をしたときは 計画の認定に係る第三項第五号の建築物については 容積率関係規定は 適用しない 9 所管行政庁が計画の認定をしたときは 計画の認定に係る第三項第六号の建築物については 建ぺい率関係規定は 適用しない 10 第一項の申請に係る建築物の耐震改修の計画が建築基準法第六条第一項の規定による確認又は同法第十八条第二項の規定による通知を要するものである場合において 所管行政庁が計画の認定をしたときは 同法第六条第一項又は第十八条第三項の規定による確認済証の交付があったものとみなす この場合において 所管行政庁は その旨を建築主事に通知するものとする ( 計画の変更 ) 第十八条計画の認定を受けた者 ( 第二十八条第一項及び第三項を除き 以下 認定事業者 という ) は 当該計画の認定を受けた計画の変更 ( 国土交通省令で定める軽微な変更を除く ) をしようとするときは 所管行政庁の認定を受けなければならない 2 前条の規定は 前項の場合について準用する 7

43 ( 計画認定建築物に係る報告の徴収 ) 第十九条所管行政庁は 認定事業者に対し 計画の認定を受けた計画 ( 前条第一項の規定による変更変更の認定があったときは その変更後のもの 次条において同じ ) に係る建築物 ( 以下 計画認定建築物 という ) の耐震改修の状況について報告を求めることができる ( 改善命令 ) 第二十条所管行政庁は 認定事業者が計画の認定を受けた計画に従って計画認定建築物の耐震改修を行っていないと認めるときは 当該認定事業者に対し 相当の期限を定めて その改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができる ( 計画の認定の取消し ) 第二十一条所管行政庁は 認定事業者が前条の規定による処分に違反したときは 計画の認定を取り消すことができる 第五章建築物の地震に対する安全性に係る認定等 ( 建築物の地震に対する安全性に係る認定 ) 第二十二条建築物の所有者は 国土交通省令で定めるところにより 所管行政庁に対し 当該建築物について地震に対する安全性に係る基準に適合している旨の認定を申請することができる 2 所管行政庁は 前項の申請があった場合において 当該申請に係る建築物が耐震関係規定又は地震に対する安全上これに準ずるものとして国土交通大臣が定める基準に適合していると認めるときは その旨の認定をすることができる 3 前項の認定を受けた者は 同項の認定を受けた建築物 ( 以下 基準適合認定建築物 という ) その敷地又はその利用に関する広告その他の国土交通省令で定めるもの ( 次項において 広告等 という ) に 国土交通省令で定めるところにより 当該基準適合認定建築物が前項の認定を受けている旨の表示を付することができる 4 何人も 前項の規定による場合を除くほか 建築物 その敷地又はその利用に関する広告等に 同項の表示又はこれと紛らわしい表示を付してはならない ( 基準適合認定建築物に係る認定の取消し ) 第二十三条所管行政庁は 基準適合認定建築物が前条第二項の基準に適合しなくなったと認めるときは 同項の認定を取り消すことができる ( 基準適合認定建築物に係る報告 検査等 ) 第二十四条所管行政庁は 前条の規定の施行に必要な限度において 政令で定めるところにより 第二十二条第二項の認定を受けた者に対し 基準適合認定建築物の地震に対する安全性に係る事項に関し報告させ 又はその職員に 基準適合認定建築物 基準適合認定建築物の敷地若しくは基準適合認定建築物の工事現場に立ち入り 基準適合認定建築物 基準適合認定建築物の敷地 建築設備 建築材料 書類その他の物件を検査させることができる 2 第十三条第一項ただし書 第二項及び第三項の規定は 前項の規定による立入検査について準用する 第六章区分所有建築物の耐震改修の必要性に係る認定等 ( 区分所有建築物の耐震改修の必要性に係る認定 ) 第二十五条耐震診断が行われた区分所有建築物 ( 二以上の区分所有者 ( 建物の区分所有等に関する法律 ( 昭和三十七年法律第六十九号 ) 第二条第二項に規定する区分所有者をいう 以下同じ ) が存する建築物をいう 以下同じ ) の管理者等 ( 同法第二十五条第一項の規定により選任された管理者 ( 管理者がないときは 同法第三十四条の規定による集会において指定された区分所有者 ) 又は同法第四十九条第一項の規定により置かれた理事をいう ) は 国土交通省令で定めるところにより 所管行政庁に対し 当該区分所有建築物について耐震改修を行う必要がある旨の認定を申請することができる 8

44 2 所管行政庁は 前項の申請があった場合において 当該申請に係る区分所有建築物が地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める基準に適合していないと認めるときは その旨の認定をすることができる 3 前項の認定を受けた区分所有建築物 ( 以下 要耐震改修認定建築物 という ) の耐震改修が建物の区分所有等に関する法律第十七条第一項に規定する共用部分の変更に該当する場合における同項の規定の適用については 同項中 区分所有者及び議決権の各四分の三以上の多数による集会の決議 とあるのは 集会の決議 とし 同項ただし書の規定は 適用しない ( 要耐震改修認定建築物の区分所有者の耐震改修の努力 ) 第二十六条要耐震改修認定建築物の区分所有者は 当該要耐震改修認定建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない ( 要耐震改修認定建築物の耐震改修に係る指導及び助言並びに指示等 ) 第二十七条所管行政庁は 要耐震改修認定建築物の区分所有者に対し 技術指針事項を勘案して 要耐震改修認定建築物の耐震改修について必要な指導及び助言をすることができる 2 所管行政庁は 要耐震改修認定建築物について必要な耐震改修が行われていないと認めるときは 要耐震改修認定建築物の区分所有者に対し 技術指針事項を勘案して 必要な指示をすることができる 3 所管行政庁は 前項の規定による指示を受けた要耐震改修認定建築物の区分所有者が 正当な理由がなく その指示に従わなかったときは その旨を公表することができる 4 所管行政庁は 前二項の規定の施行に必要な限度において 政令で定めるところにより 要耐震改修認定建築物の区分所有者に対し 要耐震改修認定建築物の地震に対する安全性に係る事項に関し報告させ 又はその職員に 要耐震改修認定建築物 要耐震改修認定建築物の敷地若しくは要耐震改修認定建築物の工事現場に立ち入り 要耐震改修認定建築物 要耐震改修認定建築物の敷地 建築設備 建築材料 書類その他の物件を検査させることができる 5 第十三条第一項ただし書 第二項及び第三項の規定は 前項の規定による立入検査について準用する 第七章建築物の耐震改修に係る特例 ( 特定優良賃貸住宅の入居者の資格に係る認定の基準の特例 ) 第二十八条第五条第三項第四号の規定により都道府県耐震改修促進計画に特定優良賃貸住宅の特定入居者に対する賃貸に関する事項を記載した都道府県の区域内において 特定優良賃貸住宅法第五条第一項に規定する認定事業者は 特定優良賃貸住宅の全部又は一部について特定優良賃貸住宅法第三条第四号に規定する資格を有する入居者を国土交通省令で定める期間以上確保することができないときは 特定優良賃貸住宅法の規定にかかわらず 都道府県知事 ( 市の区域内にあっては 当該市の長 第三項において同じ ) の承認を受けて その全部又は一部を特定入居者に賃貸することができる 2 前項の規定により特定優良賃貸住宅の全部又は一部を賃貸する場合においては 当該賃貸借を 借地借家法 ( 平成三年法律第九十号 ) 第三十八条第一項の規定による建物の賃貸借 ( 国土交通省令で定める期間を上回らない期間を定めたものに限る ) としなければならない 3 特定優良賃貸住宅法第五条第一項に規定する認定事業者が第一項の規定による都道府県知事の承認を受けた場合における特定優良賃貸住宅法第十一条第一項の規定の適用については 同項中 処分 とあるのは 処分又は建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 平成七年法律第百二十三号 ) 第二十八条第二項の規定 とする ( 機構の業務の特例 ) 第二十九条第五条第三項第五号の規定により都道府県耐震改修促進計画に機構による建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する事項を記載した都道府県の区域内において 機構は 独立行政法人都市再生機構法 ( 平成十五年法律第百号 ) 第十一条に規定する業務のほか 委託に基づき 政令で定める建築物 ( 同条第三項第二号の住宅又は同項第四号の施設であるものに限る ) の耐震診断及び耐震改修の業務を行うことができる 9

45 ( 公社の業務の特例 ) 第三十条第五条第三項第五号の規定により都道府県耐震改修促進計画に公社による建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する事項を記載した都道府県の区域内において 公社は 地方住宅供給公社法 ( 昭和四十年法律第百二十四号 ) 第二十一条に規定する業務のほか 委託により 住宅の耐震診断及び耐震改修並びに市街地において自ら又は委託により行った住宅の建設と一体として建設した商店 事務所等の用に供する建築物及び集団住宅の存する団地の居住者の利便に供する建築物の耐震診断及び耐震改修の業務を行うことができる 2 前項の規定により公社の業務が行われる場合には 地方住宅供給公社法第四十九条第三号中 第二十一条に規定する業務 とあるのは 第二十一条に規定する業務及び建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 平成七年法律第百二十三号 ) 第三十条第一項に規定する業務 とする ( 独立行政法人住宅金融支援機構の資金の貸付けについての配慮 ) 第三十一条独立行政法人住宅金融支援機構は 法令及びその事業計画の範囲内において 計画認定建築物である住宅の耐震改修が円滑に行われるよう 必要な資金の貸付けについて配慮するものとする 附則抄 ( 施行期日 ) 第一条この法律は 公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する ( 機構の業務の特例に係る委託契約を締結する期限 ) 第二条第二十九条の規定により機構が委託に基づき行う業務は 当該委託に係る契約が平成二十七年十二月三十一日までに締結される場合に限り行うことができる ( 要緊急安全確認大規模建築物の所有者の義務等 ) 第三条次に掲げる既存耐震不適格建築物であって その地震に対する安全性を緊急に確かめる必要がある大規模なものとして政令で定めるもの ( 要安全確認計画記載建築物であって当該要安全確認計画記載建築物に係る第七条各号に定める期限が平成二十七年十二月三十日以前であるものを除く 以下この条において 要緊急安全確認大規模建築物 という ) の所有者は 当該要緊急安全確認大規模建築物について 国土交通省令で定めるところにより 耐震診断を行い その結果を同月三十一日までに所管行政庁に報告しなければならない 一病院 劇場 観覧場 集会場 展示場 百貨店その他不特定かつ多数の者が利用する既存耐震不適格建築物二小学校 老人ホームその他地震の際の避難確保上特に配慮を要する者が主として利用する既存耐震不適格建築物三第十四条第二号に掲げる建築物である既存耐震不適格建築物 2 第七条から第十三条までの規定は要安全確認計画記載建築物である要緊急安全確認大規模建築物であるものについて 第十四条及び第十五条の規定は要緊急安全確認大規模建築物については 適用しない 3 第八条 第九条及び第十一条から第十三条までの規定は 要緊急安全確認大規模建築物について準用する この場合において 第八条第一項中 前条 とあり 並びに第九条及び第十三条第一項中 第七条 とあるのは 附則第三条第一項 と 第九条中 前条第三項 とあるのは 同条第三項において準用する前条第三項 と 第十三条第一項中 第八条第一項 とあるのは 附則第三条第三項において準用する第八条第一項 と読み替えるものとする 4 前項において準用する第八条第一項の規定による命令に違反した者は 百万円以下の罰金に処する 5 第三項において準用する第十三条第一項の規定による報告をせず 若しくは虚偽の報告をし 又は同項の規定による検査を拒み 妨げ 若しくは忌避した者は 五十万円以下の罰金に処する 10

46 6 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人 使用人その他の従業者が その法人又は人の業務に関し 前二項の違反行為をしたときは 行為者を罰するほか その法人又は人に対しても当該各項の刑を科する 11

47 資料 2 渋谷区の補助事業の概要 ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 ) 1 木造住宅耐震診断コンサルタント派遣 ( 無料 ) 対象住宅 木造の在来工法などによる専用住宅 兼用住宅 併用住宅 ( 居住者が併用部分を使用するものに限る ) 長屋又は共同住宅で個人の所有するもの 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した建築物 すでにこの派遣の対象となっていない建築物 対象者 対象住宅の所有者で 現在その住宅に居住していること 2 木造住宅耐震改修助成 対象住宅 区の無料耐震診断コンサルタント派遣を受けた結果 構造評点が1.0 未満であった建築物であること申請者 ( 助成を受けたい人 ) が住宅を所有する個人で 現在その住宅に居住していること申請者が工事を発注すること借地に建っている建築物の場合は 工事について土地の所有者が同意していること区の耐震診断コンサルタントが耐震設計及び耐震改修工事の工事監理を行うこと これまで区の耐震関係の助成金の交付を受けていない建物であること 1 建築基準法及び建築関係規定に適合している建築物 一般改修 ( 改修後の構造評点を 1.0 以上にする工事で 一応倒壊しないレベルにする工事 ) 簡易改修 ( 改修後の構造評点を 1 階だけ 1.0 以上にする工事 ) 一般改修 ( 改修後の構造評点を 1.0 以上にする工事で 一応倒壊しないレベルにする工事 ) 一般工事費用の 1/2 対象建築物の所有者が 65 歳以上の高齢者などである場合 工事費用が 50 万円以内は全額工事費用が 50 万円を超えた場合は 50 万円を超えた額の 2/3 を加えた額 一般工事費用の 1/2 対象建築物の所有者が 65 歳以上の高齢者などである場合 工事費用が 50 万円以内は全額工事費用が 50 万円を超えた場合は 50 万円を超えた額の 2/3 を加えた額 限度額 100 万円 限度額 150 万円 限度額 60 万円 限度額 100 万円 2 上記 1に該当しない建築物で 建築基準法に基づく違反の是正に係る命令を受けておらず 区民の生命財産を守るため緊急に耐震改修工事等が必要な建築物限度額一般工事費用の1/2 56 万円 対象建築物の所有者が 65 歳以上の高齢者などである場合 工事費用が 50 万円以内は全額工事費用が 50 万円を超えた場合は 50 万円を超えた額の 2/3 を加えた額 限度額 106 万円 12

48 3 木造住宅簡易補強助成 対象住宅 助成内容 助成金額 次の要件の全てに該当する渋谷区内の住宅 区の耐震診断の結果が 倒壊の危険性があるもの ( 構造評点 0.7 未満 ) 何らかの理由により 耐震改修工事を行えない人が所有している これまで区の耐震関係の助成金の交付を受けていない 原則として 建築物の 1 室の耐震性が不足している壁を 区の仕様で幅 90 cmかつ 4 箇所程度まで施工し 建築物に筋交いの代わりを追加する工事費用 限度額 18 万円 4 分譲マンションの耐震化支援制度昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した分譲マンション延べ面積が1,000m2以上であり かつ地階を除く階数が原則 3 階以上建築物が複合用途であるときは延べ面積の過半が居住の用途であること 基本要件 建築物の区分所有者の過半が当該建築物に居住する個人であること 東京都における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例第 8 条第 1 項の規定による特定沿道建築物でないこと 耐震診断 耐震改修計画 耐震改修の各事業が申請をした年度内に完了すること 診断結果や耐震改修計画の内容については 評定等を取得すること 耐震診断費用助成 耐震改修計画費用助成 建築基準法に定める確認通知書が発行されていること建築基準法に定める通知書および検査済証が発行されていること耐震診断結果がIS 値 0.6 未満であること耐震診断結果について 評定等を取得していること区から 耐震診断結果に基づいて耐震改修するよう勧告を受けていること 建築基準法に定める確認通知書および検査済証が発行されていること 耐震改修工事費用助成 耐震診断結果が IS 値 0.6 未満であること 改修後の IS 値が 0.6 以上相当となり大規模な地震に対して安全な構造となること 耐震改修計画について 評定等を取得していること 区から 耐震診断結果に基づいて耐震改修するよう勧告を受けていること 助成対象者 管理組合とする ( 建物の区分所有等に関する法律に基づき設置されていること ) 診断や改修工事を行うことについて有効な決議が区分所有者の集会 ( 管理組合の総会 ) においてなされていること 13

49 一般の分譲マンション 耐震診断費用 耐震改修計画費用 耐震改修工事費用 耐震診断に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 2/3 の額建築物が複合用途である場合は耐震診断に要する費用の 2/3 の額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて得た額 耐震改修計画に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 2/3 の額建築物が複合用途である場合は耐震改修計画に要する費用の 2/3 の額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて得た額 耐震改修に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) に 23% を乗じて得た額の 2/3 の額建築物が複合用途である場合は耐震改修に要する費用 ( 耐震改修工事費に 23% を乗じて得た額 ) の 2/3 の額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて得た額 限度額 3,000,000 円 耐震改修計画費用と耐震改修工事費用の助成金の合計額は 自己居住用の住戸 1 戸当たり 500,000 円を上限とする 限度額 3,000,000 円 限度額 20,000,000 円 緊急輸送道路沿道の分譲マンション 耐震診断費用 耐震改修計画費用 耐震改修工事費用 耐震診断に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 4/5 の額 耐震改修計画に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) の2/3 の額建築物が複合用途である場合は耐震改修計画に要する費用の 2/3の額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて得た額延べ面積 5,000m2まで耐震改修に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) の2/3の額建築物が複合用途である場合は耐震改修に要する費用の2/3 の額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて得た額 延べ面積 5,000 m2を超え 10,000 m2まで耐震改修に要する費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 1/3 の額建築物が複合用途である場合は耐震改修に要する費用の 1/3 の額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて得た額 限度額 3,000,000 円 限度額 3,000,000 円 限度額 20,000,000 円 14

50 6 特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化支援制度 基本要件 助成対象者 敷地が特定緊急輸送道路 ( 甲州街道 国道 246 号線 首都高速道路 ) に接する建築物 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した建築物 建築物のそれぞれの部分から特定緊急輸送道路の境界線までの水平距離に 道路幅員の 2 分の 1 に相当する距離を加えたものに相当する高さの建築物耐震診断又は補強設計助成を申請する建築物は 平成 27 年 3 月 31 日までに事業が完了すること耐震改修助成を申請する建築物は 平成 27 年 3 月 31 日までに事業に着手していること 分譲マンションの管理組合 又は区分所有者の代表者 複数者で共有となっている場合は 共有者全員で合意された代表者 1 事務所 店舗 マンション (2 の自己居住用マンション以外 ) などの対象建築物 耐震診断費用 助成対象費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 5/6 以内の額ただし 延べ面積が 3,000 m2未満の建築物は 助成対象費用の 10/10 以内の額とする 耐震改修計画費用 助成対象費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 1/3 以内の額 耐震改修建替及び除却工事費用 助成対象費用 ( 延べ面積による上限あり 1 棟当たり 487,000,000 円以内 建替えを行う場合にあっては耐震改修に要する費用相当分とする 除却を行う場合にあっては耐震改修に要する費用以内かつ除却に要する費用以内とする ) の 1/3 以内の額ただし 5,000 m2を超える部分については 助成対象費用の 1/6 以内の額とする 2 自己居住用の分譲マンション 耐震改修計画費用 耐震改修 建替及び除却工事費用 助成対象費用 ( 延べ面積による上限あり ) の 5/6 以内の額ただし 助成対象費用の額が 9,000,000 円を超える場合は 次のアとイを合計した額ア助成対象費用の 1/6 以内の額に 3,000,000 円を加えた額イアの額又は助成対象費用の 1/3 以内の額のいずれか少ない額 次のアからウまでを合計した額ア助成対象費用 ( 延べ面積による上限あり 1 棟当たり 487,000,000 円以内 ) の 1/3 以内の額 ( ただし 5,000 m2を超える部分については助成対象費用の 1/6 以内の額 ) 又は 60,000,000 円のいずれか少ない額イ延べ面積 5,000 m2以下の部分については助成対象費用の 1/6 以内の額 5,000 m2を超える部分については助成対象費用の 1/12 以内の額ウアとイの合計額又は助成対象費用の 1/3 以内の額のいずれか少ない額 15

51 渋谷区耐震改修促進計画平成 28 年 3 月改定 発行渋谷区都市整備部まちづくり課住所 渋谷区渋谷 ( 仮庁舎 ) 電話 03(3463)2647 ( 直通 )

52

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平 建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案参照条文目次 建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄)1 建築物の耐震改修の促進に関する法律(平成七年法律第百二十三号)(抄)2 - 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 計画概要 100 % 95% 85% 80% 第 2 次札幌市耐震改修促進計画概要 Ⅰ 75% 11 16 21 26 31 36 100.0% 95. 0% 90. 0% 85. 0% 80. 0% 75. 0% 11 16 21 26 31 36 1 計画の前提 計画の目的 : だれもが安全で安心して暮らし 生きいきと活動できるまちづくりを進めるために 建築物の地震に対する安全性を計画的に向上させること

More information

第 1 章はじめに (1) 計画の目的西東京市耐震改修促進計画 ( 以下 本計画 という ) は 西東京市内の住宅 建築物の耐震診断及び耐震改修を計画的かつ総合的に促進することにより 西東京市民の生命と財産を保護し 災害に強いまちづくりを実現することを目的とする (2) 計画の位置づけ本計画は 建築

第 1 章はじめに (1) 計画の目的西東京市耐震改修促進計画 ( 以下 本計画 という ) は 西東京市内の住宅 建築物の耐震診断及び耐震改修を計画的かつ総合的に促進することにより 西東京市民の生命と財産を保護し 災害に強いまちづくりを実現することを目的とする (2) 計画の位置づけ本計画は 建築 第 1 章はじめに (1) 計画の目的西東京市耐震改修促進計画 ( 以下 本計画 という ) は 西東京市内の住宅 建築物の耐震診断及び耐震改修を計画的かつ総合的に促進することにより 西東京市民の生命と財産を保護し 災害に強いまちづくりを実現することを目的とする (2) 計画の位置づけ本計画は 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 平成 7 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 6 条の規定に基づき策定するものである

More information

中央区耐震改修促進計画(資料編)

中央区耐震改修促進計画(資料編) 資料 資料 1 住宅の耐震化の現状 ( 平成 27(2015) 年 3 月現在 )( 本文 3 ページ ) ( 単位 : 戸 ) 木造非木造計未耐震住宅 1,000 4,800 5,800 耐震化住宅 2,000 72,900 74,900 耐震化率 (%) 66.7 93.8 92.8 計 3,000 77,700 80,700 数値は 平成 20(2008) 年住宅 土地統計調査及び平成 25(2013)

More information

基本方針

基本方針 沼津市耐震改修促進計画 沼津市耐震改修促進計画は 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 6 条第 項に基づき 市内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るために策定するものである 本計画策定にあたり 国の基本方針及び県の耐震改修促進計画の内容を勘案し 住宅と法第 条による特定既存耐震不適格建築物 ( 以下 特定建築物 という ) の耐震化の目標を定める 建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標の設定

More information

木造 防火木造 非木造 住宅総数 昭和 58 年 4,180 4,280 1,880 10,340 昭和 63 年 3,650 4,700 2,170 10,510 平成 5 年 3,570 4,970 2,050 10,600 平成 10 年 4,250 3,700 3,150 11,100 平成 15 年 4,700 3,140 3,140 10,980 平成 20 年 5,020 2,890

More information

Microsoft Word - 耐震改修促進計画【概要版】(第2期計画)(H28.3)施行

Microsoft Word - 耐震改修促進計画【概要版】(第2期計画)(H28.3)施行 廿日市市耐震改修促進計画 ( 第 2 期計画 ) ~ 概要版 ~ 第 2 期計画の背景と目的本市では 廿日市市耐震改修促進計画 ( 以下 第 1 期計画 という ) を平成 20 年 3 月に策定し 平成 27 年度までの 8 年間 耐震化の推進について計画的に取り組んできました 第 1 期計画が平成 27 年度に終了することから これまでの既存建築物の耐震化への取組みを継続 発展させ 要緊急安全確認大規模建築物及び特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を促進させることにより

More information

建築物等震災対策事業について

建築物等震災対策事業について 茨城県耐震改修促進計画 概要版 平成 2 8 年 3 月 茨城県 はじめに 1. 本計画の位置づけ (1) 計画の位置づけこの計画は, 建築物の耐震改修の促進に関する法律( 平成 7 年 10 月 27 日法律第 123 号 ) ( 以下, 耐震改修促進法 という ) に基づいて茨城県が策定する計画であり, 大規模地震による人的被害及び経済的被害の削減を目的として建築物の耐震化を促進するため, 茨城県,

More information

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案) 第 3 章 耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策 耐震化の促進を図るための施策 住宅 建築物の所有者が耐震化を行いやすい支援策を推進します - 住宅の耐震化 施策の取り組み 木造住宅耐震診断及び耐震改修助成 新耐震基準の木造住宅の耐震化性能検証の周知 3 分譲マンション耐震化事業助成制度の検討 4 分譲マンションへの啓発 災害時における市民の生命 財産の保護及び地域の被害軽減のために 住宅の耐震化を促進することが重要となる

More information

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない 名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない 3. 老人ホームは, 工業専用地域以外のすべての用途地域内において建築することができる 4. 図書館は,

More information

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建 第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修 促進法による指導及び助言等 1. 耐震改修等の指導及び助言の実施 2. 耐震改修等の指示等の実施 3. 保安上著しく危険な建築物への措置 34 第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い

More information

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実 北栄町耐震改修促進計画の概要 計画策定の背景 建築物の耐震化の必要性 平成 7 年の阪神 淡路大震災では 地震による直接的な死者数の約 9 割が住宅の倒壊等によるものでした また 被災した建築物 ( 住宅を除く建築物 ) の倒壊による道路閉塞が 避難 消火 救急 物資の輸送等の妨げとなりました 建築基準法の耐震基準は 昭和 56 年 6 月 1 日に大きく改正され この改正以降に建築された建物を新耐震基準によるもの

More information

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

●空家等対策の推進に関する特別措置法案 法律第百二十七号 ( 平二六 一一 二七 ) 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 目的 ) 第一条この法律は 適切な管理が行われていない空家等が防災 衛生 景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることに鑑み 地域住民の生命 身体又は財産を保護するとともに その生活環境の保全を図り あわせて空家等の活用を促進するため 空家等に関する施策に関し 国による基本指針の策定 市町村 ( 特別区を含む

More information

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担 病院等の耐震化支援事業平成 30 年度 ~ 厚生労働省 土交通省 ( 別添 ) 区分耐震診断耐震改修 政策医療を担う病院 ( 救命救急センター 病院群輪番制病院など ) 厚生労働省 耐震診断 医療施設耐震化促進事業 ( 医療施設運営費 ) 耐震改修 医療施設等耐震整備事業 ( 医療提供体制施設整備交付金 ) 補助率 県 基準額 1 か所あたり 560 万円 補助率 1/2 基準額 1 2,300 m2

More information

条例解説6~11条

条例解説6~11条 第三章特殊建築物の敷地 構造及び建築設備第一節通則 ( 第 6 条 ~ 第 11 条 ) 第三章特殊建築物の敷地 構造及び建築設備第一節通則 解説 一本条は 本章の規定が適用される 特殊建築物 の範囲を定めたものである 二第一号は 法別表第一( い ) 欄( 一 ) 項の劇場 映画館 演芸場 観覧場 公会堂 集会場その他これらに類するもので政令で定めるもの 法別表第一( い ) 欄( 二 ) 項の病院

More information

資料 1 用語の定義 本計画で使用している用語の定義は下記の通りです 耐震診断耐震改修耐震改修等耐震化旧耐震基準新耐震基準耐震性を満たす 地震に対する安全性を評価すること 地震に対する安全性の向上を目的として 増築 改築 修繕若しくは模様替又は敷地の整備をすること 耐震改修 除却 建替えにより地震に

資料 1 用語の定義 本計画で使用している用語の定義は下記の通りです 耐震診断耐震改修耐震改修等耐震化旧耐震基準新耐震基準耐震性を満たす 地震に対する安全性を評価すること 地震に対する安全性の向上を目的として 増築 改築 修繕若しくは模様替又は敷地の整備をすること 耐震改修 除却 建替えにより地震に 巻末資料 資料 1 用語の定義 32 資料 2 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針 33 資料 3 関係法令 ( 抜粋 ) 44 (1) 建築物の耐震改修の促進に関する法律 (2) 建築基準法 (3) 建築基準法施行令 (4) 東京都震災対策条例 (5) 東京都震災対策条例施行規則 資料 4 台東区における耐震関連事業実績 53 資料 5 平成 27 年度第 2 回区政サポーターアンケート結果

More information

表 1 耐震改修促進計画で規定される建築物一覧 用途 指導 助言対象建築物の規模要件 指示対象建築物の規模要件 耐震診断義務付け対象建築物 の規模要件 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 学校 小学校 中学校 中等教育学校の前期課程若しくは特別支援学校 階数 2 以上かつ1,000m2以上 屋内運

表 1 耐震改修促進計画で規定される建築物一覧 用途 指導 助言対象建築物の規模要件 指示対象建築物の規模要件 耐震診断義務付け対象建築物 の規模要件 耐震改修促進法第 14 条第 1 号 学校 小学校 中学校 中等教育学校の前期課程若しくは特別支援学校 階数 2 以上かつ1,000m2以上 屋内運 用語集 新耐震基準 建築基準法により 住宅や建築物を建築するときに考慮しなければならない基準が定められており 地 震に対して安全な建築物とするための基準を 耐震基準 という 現在の耐震基準は昭和 56 年 6 月 1 日の改正によるもので 新耐震基準 といい それ以前の耐震基準 を 旧耐震基準 という 本計画では 新耐震基準に適合しない建築物を 既存耐震不適格建築物 という 住宅 戸建住宅 長屋住宅

More information

2-1 防災関連施設の現状 概ねすべての施設で耐震性能を有することを確認しているが 救急告示病院につい ては 耐震性能を確認している施設は 21 施設の内 13 施設である 区分 内容該当施設施設件数 耐震性能を有することが確認できている施設件数 防災拠点施設 医療機関 避難者滞留施設 災害拠点病院

2-1 防災関連施設の現状 概ねすべての施設で耐震性能を有することを確認しているが 救急告示病院につい ては 耐震性能を確認している施設は 21 施設の内 13 施設である 区分 内容該当施設施設件数 耐震性能を有することが確認できている施設件数 防災拠点施設 医療機関 避難者滞留施設 災害拠点病院 2. 堺市の住宅 建築物の現状 平成 27 年度に本市の住宅 建築物の現状について調査を行い その結果に基づき耐震化率を算定した 特定建築物の耐震化率は 堺市耐震改修促進計画 ( 平成 19 年度 ) で用いている算定方法により算定した ただし公的機関のものについてはそれぞれのデータに基づいた 特定建築物の耐震化率の算定方法 耐震化率 = 耐震性のある特定建築物 (A+B) 100 特定建築物の総数

More information

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

Taro-03_H3009_ただし書同意基準 建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号による同意基準 [ 包括同意基準 ] 建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号を適用するためには 建築審査会の同意を得た上で特定行政庁 ( 秋田市 ) の許可を受ける必要があります 秋田市では 一定の基準 ( 包括同意基準 ) に適合するものについては 個別に建築審査会にかけることなく許可できる旨 あらかじめ承認を得ています この包括同意基準は 建築審査会で見直しが行われることがありますので相談

More information

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 平成十二年東京都条例第二百十五号 新旧対照表 抄 改正案現行目次 現行のとおり 目次 第一条から第百十二条まで 現行のとおり 第一条から第百十二条まで 土壌汚染対策指針の作成等 第百十三条 規則で定める有害物質 以下 特定有害物質 という による土壌の汚染又はこれに起因する地下水の汚染が 人の健康に支障を及ぼすことを防止するため 土壌汚染の調査及び対策に係る方法等を示した指針

More information

①法改正の趣旨と社会的背景

①法改正の趣旨と社会的背景 耐震診断の実施と結果の報告が必要な建築物における面積等の考え方 京都市 ( 平成 25 年 11 月 25 日版 ) 1 耐震診断が義務となる要緊急安全確認大規模建築物一覧 用途小学校, 中学校, 中等教育学校の前期課程もしくは特別支援学校体育館 ( 一般公共の用に供されるもの ) ボーリング場, スケート場, 水泳場その他これらに類する運動施設病院, 診療所劇場, 観覧場, 映画館, 演芸場集会場,

More information

<4D F736F F D FF095B6817A BF389C CE8DF482CC C98AD682B782E993C195CA915B A594D48D8692C789C D97528DED8F9C816A>

<4D F736F F D FF095B6817A BF389C CE8DF482CC C98AD682B782E993C195CA915B A594D48D8692C789C D97528DED8F9C816A> 一空家等対策の推進に関する特別措置法(平成二十六年法律第百二十七号)(目的)第一条この法律は 適切な管理が行われていない空家等が防災 衛生 景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることに鑑み 地域住民の生命 身体又は財産を保護するとともに その生活環境の保全を図り あわせて空家等の活用を促進するため 空家等に関する施策に関し 国による基本指針の策定 市町村(特別区を含む 第十条第二項を除き

More information

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ 嵐山町都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例 平成 28 年 12 月 15 日 条例第 27 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 3 章第 1 節の規定に基づき 開発許可等の基準に関し必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この条例において使用する用語の意義は 次項及び第 3 項に定めるものを除き

More information

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律平成 21 年 5 月 1 日法律第 37 号 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律等の一部を改正する法律平成 22 年 4 月 28 日法律第 28 号 改正前 ( 保険給付遅延特別加算金の支給 ) 第二条社会保険庁長官は 厚生年金保険法による保険給付を受ける権利を有する者又は当該権利を有していた者

More information

高度地区計画書

高度地区計画書 東京都市計画の変更 ( 渋谷区決定 ) 平成 20 年 12 月 1 日渋谷区告示第 168 号 最高限度 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種 類 面 積 建築物の高さの最高限度または最低限度 備考 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同 第一種 じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境 174.3 界線までの真北方向の水平距離の0.6 倍に5メートルを加え

More information

上野原市規則第××号

上野原市規則第××号 上野原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例をここ に公布する 平成 26 年 12 月 15 日 上野原市長 上野原市条例第 38 号上野原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の2 第 1 項の規定に基づき 地区計画の区域内において 建築物に関する制限を定めることにより

More information

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における 鹿嶋市市街化調整区域における開発行為の許可等の基準に関する条例施 行規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 鹿嶋市市街化調整区域における開発行為の許可等の基準に関する条例 ( 平成 20 年条例第 3 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事項を定めるものとする ( 条例第 3 条の規則で定める場合 ) 第 2 条条例第 3 条の規則で定める場合は, 条例第 4 条第 1 項及び条例第

More information

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除 相楽都市計画精華台地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例平成 8 年 7 月 1 日条例第 19 号改正平成 17 年 12 月 26 日条例第 35 号平成 20 年 6 月 30 日条例第 21 号平成 26 年 9 月 30 日条例第 21 号 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の2 第 1 項の規定に基づき

More information

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区 別紙 40 東京都市計画の変更 都市計画を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 0.1 又は隣地境界線までの真北方向の水平距離の 0.6 倍に 5 メートルを加えたもの以下とする 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反

More information

< F2D816988C C816A92E192AA90FC95DB F2E6A7464>

< F2D816988C C816A92E192AA90FC95DB F2E6A7464> 排他的経済水域及び大陸棚の保全及び利用の促進のための低潮線の保全及び拠点施設の整備等に関する法律要綱第一目的この法律は 我が国の排他的経済水域及び大陸棚が天然資源の探査及び開発 海洋環境の保全その他の活動の場として重要であることにかんがみ 排他的経済水域等の保持を図るために必要な低潮線の保全並びに排他的経済水域等の保全及び利用に関する活動の拠点として重要な離島における拠点施設の整備等に関し 基本計画の策定

More information

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か 滑川町都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例 平成 29 年 12 月 18 日条例第 28 号 滑川町都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 3 章第 1 節の規定に基づき 開発許可等の基準に関し必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この条例において使用する用語の意義は

More information

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金 藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金を交付することに関し, 必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において, 次の各号に掲げる用語の定義は,

More information

東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄) 東京都建築安全条例 昭和二十五年東京都条例第八十九号 新旧対照表 抄 改正後改正前目次第一章 第一節から第七節まで 第八節自動回転ドア 第八条の七 第八条の十八 第九節特殊の構造方法又は建築材料等の適用の除外 第八条の十九 第二章から第六章まで 附則目次第一章 第一節から第七節まで 第八節自動回転ドア 第八条の七 第八条の十八 新設 第二章から第六章まで 附則第一条から第八条の十八まで 第一条から第八条の十八まで

More information

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例 町田市土砂等による埋立て等の規制に関する条例町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例 ( 平成元年 12 月町田市条例第 45 号 ) の全部を改正する ( 目的 ) 第 1 条この条例は 土砂等による埋立て等について必要な規制を行うことにより 災害の発生の防止及び生活環境の保全を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる

More information

個人情報の保護に関する規程(案)

個人情報の保護に関する規程(案) 公益財団法人いきいき埼玉個人情報保護規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 埼玉県個人情報保護条例 ( 平成 16 年埼玉県条例第 65 号 ) 第 59 条の規定に基づき 公益財団法人いきいき埼玉 ( 以下 財団 という ) による個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において 個人情報 個人情報取扱事業者 個人データ 保有個人データ

More information

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象 消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象物その他の防火対象物で政令で定めるものの関係者は 政令で定める消防の用に供する設備 消防用水及び消火活動上必要な施設

More information

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例 改正案 都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 3 章第 1 節の規定に基づき 開発許可等の基準に関し必要な事項を定めるものとする ( 法第 33 条第 4 項の規定による最低敷地面積 ) 第 2 条市街化区域 ( 法第 12 条の5 第 2 項の規定により地区整備計画が定められている区域を除く

More information

第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 1 要緊急安全確認大規模建築物について平成 25 年 11 月 25 日の耐震改修促進法の改正により 不特定多数の者が利用する建築物及び避難弱者が利用する建築物のうち大規模なもの等が要緊急安全確認大規模建築物として規定され 平成 27 年 1

第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 1 要緊急安全確認大規模建築物について平成 25 年 11 月 25 日の耐震改修促進法の改正により 不特定多数の者が利用する建築物及び避難弱者が利用する建築物のうち大規模なもの等が要緊急安全確認大規模建築物として規定され 平成 27 年 1 耐震改修促進法の手引き 目次 はじめに 第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 第 2 章建築物の耐震改修の計画の認定 第 3 章建築物の地震に対する安全性に係る認定 第 4 章区分所有建築物の耐震改修の必要性に係る認定 はじめに日頃から北海道の建築行政の推進にご協力いただきありがとうございます この手引きは 平成 25 年度の建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 以下 法 という

More information

<4D F736F F D E338FBC8CCB8E7391CF906B89FC8F4391A390698C7689E6>

<4D F736F F D E338FBC8CCB8E7391CF906B89FC8F4391A390698C7689E6> 松戸市耐震改修促進計画 平成 28 年 3 月 ( 平成 30 年 3 月一部改定 ) 松戸市 はじめに 平成 7 年 1 月の阪神 淡路大震災で多くの尊い命が失われましたが 地震による被害者のうち 8 割が建築物の倒壊によるものでした これを教訓として平成 7 年 10 月に建築物の耐震改修の促進に関する法律が制定され 大規模な地震への対応が行われてきました 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震や平成

More information

- 1 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - 17 68.9 22 72.4 26 73.5 32 79.0 32 90% - 9 - - 10 - - 11 - - 12 - - 13 - - 14 - - 15 - - 16 - - 17 - - 18 - - 19 - - 20 - - 21 - - 22 - - 23 - - 24 - - 25

More information

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例 新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 5 条 ) 第 2 章建築計画の周知等 ( 第 6 条 第 9 条 ) 第 3 章建築及び管理に関する基準等 ( 第 10 条 第 12 条 ) 第 4 章少子高齢社会への対応 ( 第 13 条 第 15 条 ) 第 5 章工事の完了の届出等 ( 第 16 条 ) 第 6 章報告及び勧告等 ( 第 17 条

More information

<4D F736F F D F92C EC92AC91CF906B89FC8F4391A390698C7689E62E646F63>

<4D F736F F D F92C EC92AC91CF906B89FC8F4391A390698C7689E62E646F63> 第 3 章建築物の耐震化促進を図るための施策 3-1. 耐震診断 耐震改修に係る基本的な取り組み方針 地震による建築物の倒壊は その建築物を使用する者に対して大きな被害を引き起こす また 個々の建築物の耐震化が進んでも 周辺の建築物の耐震化が遅れれば 地震の発生時にその地域全体が被災してしまう可能性もある 建築物の耐震化を促進するためには まず 建築物の所有者等が 地域防災対策を自らの問題 地域の問題として意識して取り組むことが不可欠である

More information

( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため, 斜面地建築物の階数に

( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため, 斜面地建築物の階数に 調布市斜面地建築物の制限に関する条例 ( 平成 27 年 3 月 23 日調布市条例第 7 号 ) 逐条解説 平成 27 年 3 月 調布市都市整備部建築指導課 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため,

More information

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】 都市計画高度地区を次のように変更する 最高限度 トルを加えたもの以下とする 東京都市計画高度地区の変更 ( 練馬区決定 ) 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種高度地区 17m 第 1 種高度地区 第 2 種高度地区 17m 第 2 種高度地区 20m 第 2 種高度地区 25m 第 2 種高度地区 30m 第 2 種高度地区 2,614.3

More information

<4D F736F F D C888DD9817A CE899E95FB906A955C81698CF6955C A>

<4D F736F F D C888DD9817A CE899E95FB906A955C81698CF6955C A> パブリックコメントの結果について 白井市耐震改修促進計画 ( 素案 ) について 市民の方々からご意見を募集したところ 下記のとおり ご意見をいただきました いただいたご意見とこれに対する本市の考え方については次のとおり取りまとめましたので 公表いたします 案件 白井市耐震改修促進計画 ( 素案 ) に関する意見公募 募集期間平成 29 年 3 月 3 日 ( 金 )~ 平成 29 年 3 月 17

More information

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全 久喜市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例 平成 22 年 3 月 23 日条例第 205 号改正平成 25 年 3 月 26 日条例第 26 号平成 27 年 12 月 28 日条例第 44 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 3 章第 1 節の規定に基づき 開発許可等の基準に関し必要な事項を定めるものとする

More information

法律第三十三号(平二一・五・一)

法律第三十三号(平二一・五・一) 法律第三十三号 ( 平二一 五 一 ) 構造改革特別区域法及び競争の導入による公共サービスの改革に関する法律の一部を改正する法律 ( 構造改革特別区域法の一部改正 ) 第一条構造改革特別区域法 ( 平成十四年法律第百八十九号 ) の一部を次のように改正する 第十一条の前の見出しを削り 同条を次のように改める 第十一条削除第十一条の二を削る 第十八条第一項中 から医療法 の下に ( 昭和二十三年法律第二百五号

More information

静岡市の耐震対策事業

静岡市の耐震対策事業 静岡市耐震シェルター整備事業費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条静岡市は 地震発生時における住宅の倒壊等による人的被害を防止するため 住宅内に耐震シェルターを設置する者に対して 予算の範囲内において 補助金を交付するものとし その交付に関しては 静岡市補助金等交付規則 ( 平成 15 年静岡市規則第 44 号 以下 規則 という ) 及びこの要綱に定めるところによる ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

More information

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事 第 9 章監督処分等 第 1 節 報告 勧告等 ( 報告 勧告 援助等 ) 第 80 条 国土交通大臣は国の機関以外の施行者に対し 都道府県知事は施行者である市町村又はこのの規定による許可 認可若しくは承認を受けた者に対し 市長はこのの規定による許可又は承認を受けた者に対し このの施行のため必要な限度において 報告若しくは資料の提出を求め 又は必要な勧告若しくは助言をすることができる 本条は 本法の規定による許可又は承認を受けた者に対し

More information

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱 建築主設計者施工者 の皆さんへ 昨今 建築計画 ( 工事 ) に際し相隣問題が多く発生しています つきましては この建築計画に関する説明を近隣住民及び関係者にしていただき 日照 通風阻害 プライバシーの侵害 電波障害等諸問題の解決及び工事施工に際しての危害防止に努め 工事による被害が発生した場合には 誠意をもって交渉に当たり 解決をするよう努めてください 中央区中高層建築物の建築計画の事前公開等に関する指導要綱

More information

tosho_koudotiku

tosho_koudotiku 東京都市計画の変更 ( 新宿区決定 ) 都市計画を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 第 1 種第 2 種 第 2 種 30m 第 2 種最高第 3 種限 度第 3 種 30m 第 3 種 40m 第 3 種 30m 40m 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から 121.2

More information

耐震診断を応援します

耐震診断を応援します 耐震診断を応援します 守口市既存民間建築物耐震診断補助金制度のご案内 ( 耐震診断補助金交付手続きから補助金の受け取りまで ) 守口市 1 耐震診断のお手伝い 耐震診断補助金制度 守口市では 震災に強いまちづくりを目指す施策の一環として 昭和 56 年に改正された現行の耐震基準以前に建築された民間建築物について 耐震診断を積極的に進めていただくために 耐震診断費用の一部を補助する制度を創設しました

More information

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63> 浜松市障害者入院時コミュニケーション支援事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条 この要綱は 意思疎通を図ることが困難な障害者が医療機関に入院したとき 当該障害者が当該医療機関に派遣されるコミュニケーション支援員を介して 医療従事者との意思疎通を図り 円滑な医療行為を受けることができるよう支援することを目的として実施する浜松市障害者 入院時コミュニケーション支援事業 ( 以下 本事業 という ) について

More information

東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄)

東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄) ( 一 ) 東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄)新旧目次(現行のとおり)目次(略)第一条から第十六条まで(現行のとおり)第一条から第十六条まで(略)(建築物を新築する場合の駐車施設の附置)(建築物を新築する場合の駐車施設の附置)第十七条別表第三の( い ) 欄に掲げる区域内において 当該区域に対応する同表の( ろ ) 欄に掲げる床面積が同表の( は ) 欄に掲げる面積を超える建築物を新築しようとする者は

More information

中央区耐震改修促進計画

中央区耐震改修促進計画 平成 28 年 3 月 中央区 目次 第 1 章はじめに 1 背景 ------------------------------------------ 1 2 目的 ------------------------------------------ 2 3 位置付け -------------------------------------- 2 4 計画期間 --------------------------------------

More information

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc 耐震改修促進法に基づく報告及び認定申請に必要な書類について 長崎県土木部建築課 耐震改修促進法に基づく報告及び認定申請に必要な書類は 耐震改修促進法施行規則及び長崎県耐震改修促進法施行細則において 以下の通り定められておりますのでお知らせします 報告及び認定申請に必要な書類 ( 長崎県内の長崎市及び佐世保市を除く区域の建築物に適用 ) 申請等の区分 耐震診断の結果の報告 ( 法第 7 条 附則第 3

More information

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ - 1 - 電子委任状の普及の促進に関する法律目次第一章総則(第一条 第二条)第二章基本指針等(第三条 第四条)第三章電子委任状取扱業務の認定等(第五条 第十二条)第四章雑則(第十三条 第十五条)第五章罰則(第十六条 第十九条)附則第一章総則(目的)第一条この法律は 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法により契約に関する書類の作成 保存等の業務を行う事業者の増加 情報通信ネットワークを通じて伝達される情報の安全性及び信頼性の確保に関する技術の向上その他の電子契約を取り巻く環境の変化の中で

More information

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25 小山町都市計画税条例 平成 30 年 5 月 15 日条例第 21 号改正平成 30 年 6 月 26 日条例第 23 号 ( 一部未施行 ) ( 課税の根拠 ) 第 1 条地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 702 条第 1 項の規定に基づいて 都市計画税を課する 2 都市計画税の賦課徴収について 法令及び小山町税条例 ( 昭和 55 年小山町条例第 2 0

More information

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~) 戸田市建築基準法施行細則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 令 という ) 及び建築基準法施行規則 ( 昭和 25 年建設省令第 40 号 以下 省令 という ) の施行について必要な事項を定めるものとする ( 標識 ) 第 2 条法第 9 条第 13 項の標識の様式は

More information

(1) 用語説明 新耐震基準 ( 旧耐震基準 ) 昭和 53 年の宮城県沖地震の後 昭和 56 年 6 月 1 日に建築基準法及び施行令が改正施行され 従来からの耐震基準が抜本的に見直されました それ以前の耐震基準と区別するため 新耐震基準 と呼ばれます 新耐震基準では 中規模の地震 ( 震度 5

(1) 用語説明 新耐震基準 ( 旧耐震基準 ) 昭和 53 年の宮城県沖地震の後 昭和 56 年 6 月 1 日に建築基準法及び施行令が改正施行され 従来からの耐震基準が抜本的に見直されました それ以前の耐震基準と区別するため 新耐震基準 と呼ばれます 新耐震基準では 中規模の地震 ( 震度 5 神戸市耐震改修促進計画 - 資料編 - 目 次 (1) 用語説明... 1 (2) 想定震度分布図... 4 (3) 地震発生時に通行を確保すべき道路... 6 (4) 関係法令... 7 1 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 耐震改修促進法 ) 2 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本方針 ( 国の基本方針 ) 3 特定建築物一覧 (1) 用語説明 新耐震基準 ( 旧耐震基準

More information

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要 新たな高度地区のあらまし 平成 18 年 4 月 3 日に都市計画変更の告示を行った調布都市計画高度地区の概要 です 平成 18 年 4 月 調布市 高度地区対象表 用途地域種別 建ぺい率 (%) 容積率 (%) 高度地区 ( 変更前 ) 新高度地区 ( 変更後 ) 第一種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 第二種中高層住居専用地域 30 50 30 60 40 80 50 100 50 100

More information

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等 都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令案新旧対照条文 都市再生特別措置法施行令(平成十四年政令第百九十号)(抄)(第一条関係)1 建築基準法施行令(昭和二十五年政令第三百三十八号)(抄)(第二条関係)3 都市開発資金の貸付けに関する法律施行令(昭和四十一年政令第百二十二号)(抄)(第三条関係)5 宅地建物取引業法施行令(昭和三十九年政令第三百八十三号)(抄)(第四条関係)8

More information

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね 豊島区建物等の適正な維持管理を推進する条例 ( 平成 26 年 3 月 25 日条例第 9 号 ) 改正新旧対照表改正案現行 ( 目的 ) ( 目的 ) 第 1 条この条例は 建物等の適正な維持管理に関し必要な事項を定めることにより地第 1 条この条例は 建物その他の工作物 ( 以下 建物等 という ) の適正な維持管理域住民の生命 身体又は財産の保護及びその生活環境の保全を図り もって区民を推進することにより

More information

Microsoft Word - 増改築の取扱い

Microsoft Word - 増改築の取扱い 市街化調整区域内の建築物の増築, 改築及び用途変更に係る都市計画法による許可の要否の判断基準施行昭和 53 年 8 月 24 日最終改正平成 27 年 4 月 1 日施行 この基準は市街化調整区域に現に適法に立地している建築物の増築, 改築及び用途変 更について, 都市計画法の許可を要しない範囲を示すものであり, 原則として敷地形状 の変更や新たな開発行為を伴うものには適用しない 第 1 都市計画法の許可を要しない増築について次の各項に該当する増築は,

More information

スライド 1

スライド 1 まちづくり計画策定担い手支援事業 ( 参考資料 ) ( 参考 1-1) まちづくり計画策定担い手支援事業の活用イメージ < 例 1> 防災上問題のある市街地の場合 ~ 密集市街地 重点密集市街地 ~ 1. 住んでいる地区が密集市街地なので 耐震性 防火性を向上させたい そのためには 建物の建替えを促進することが必要 2. 地区内の道路が狭いため 現状の建築規制では 建替え後は今の建物より小さくなってしまい

More information

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項 日本農林規格等に関する法律施行令 ( 昭和二十六年八月三十一日 ) ( 政令第二百九十一号 ) 最終改正平成三〇年一月一七日政令第 三号 ( 飲食料品及び油脂以外の農林物資 ) 第一条日本農林規格等に関する法律 ( 昭和二十五年法律第百七十五号 以下 法 という ) 第二条第一項第二号の政令で定める物資は 観賞用の植物 工芸農作物 立木竹 観賞用の魚 真珠 いぐさ製品 生糸 漆 竹材 木材 ( 航空機用の合板を除く

More information

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の 大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の建て方などに関するルールを定めることにより, 地区の良好な環境を整備 保全するための制度です 地区計画の構成

More information

目 次 第 1 章 計画の目的等 1 背景と目的 1 2 計画の位置づけ 1 3 計画の対象 2 4 計画の期間 2 第 2 章 建築物の耐震化に係る目標 1 想定される地震の規模と被害予測 3 2 建築物の耐震化の状況 4 3 建築物の耐震化の目標 6 第 3 章 建築物の耐震化を促進するための施

目 次 第 1 章 計画の目的等 1 背景と目的 1 2 計画の位置づけ 1 3 計画の対象 2 4 計画の期間 2 第 2 章 建築物の耐震化に係る目標 1 想定される地震の規模と被害予測 3 2 建築物の耐震化の状況 4 3 建築物の耐震化の目標 6 第 3 章 建築物の耐震化を促進するための施 函館市耐震改修促進計画 平成 29 年 1 月 函館市 目 次 第 1 章 計画の目的等 1 背景と目的 1 2 計画の位置づけ 1 3 計画の対象 2 4 計画の期間 2 第 2 章 建築物の耐震化に係る目標 1 想定される地震の規模と被害予測 3 2 建築物の耐震化の状況 4 3 建築物の耐震化の目標 6 第 3 章 建築物の耐震化を促進するための施策 1 基本的な取組方針 8 2 各主体の役割

More information

新潟市建築物耐震改修促進計画

新潟市建築物耐震改修促進計画 三条市耐震改修促進計画 平成 29 年 5 月 三条市 目 次 第 1 計画の目的等 1 計画の目的 1 2 三条市耐震改修促進計画の位置づけ 1 3 計画の期間 2 4 計画の対象 2 第 2 三条市における地震の危険性 1 三条市の特徴 3 2 過去に大きな被害をもたらした地震とその被害状況 4 3 想定される地震の規模 被害の状況 4 第 3 建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標 1

More information

様式 2-2 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付 申請 決定 額表 事業主体名 ( 単位 : 千 ) 都道府県名 市町村名 耐震診断 補強設計 耐震改修対象建築物の名称 補助金額 摘要 ( 備考 ) 1 本表は別に 2 部作成し 提出すること 2 本表は 事業ごとに作成すること

様式 2-2 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付 申請 決定 額表 事業主体名 ( 単位 : 千 ) 都道府県名 市町村名 耐震診断 補強設計 耐震改修対象建築物の名称 補助金額 摘要 ( 備考 ) 1 本表は別に 2 部作成し 提出すること 2 本表は 事業ごとに作成すること 様式 2-1 番 号 年 月 日 地方整備局長等殿 申請者 印 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付申請書 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業について 補助金の交付を受けたいので 補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律第 5 条の規定により 関係書類を添え 別紙のとおり申請します ( 備考 ) 1 本様式に様式 2-2 及び 2-3 を併せたものが申請書である 2 申請書は事業ごとに作成すること

More information

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事 平成 26 年 3 月 17 日 25 文都計第 10304 号 東京都市計画高度地区 ( 文京区決定 ) 特例の認定に関する基準 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 8 条第 1 項第 3 号の規定により 定める東京都市計画高度地区 ( 文京区決定 ) 計画書 ( 以下 計画書 という ) 第 3 項に関する基準 を 以下のとおり定める 第 1 用語の定義

More information

許可及び認定申請等

許可及び認定申請等 第四十八号様式 ( 第十条の四の二関係 )(A4) 認定申請書 ( 第一面 ) 建築基準法第 条 第 項第号の規定による認定を申請します この申請書 同法施行令第 条 第 項 及び添付図書の記載の事項は 事実に相違ありません 特定行政庁 様 平成年月日 申請者氏名 印 1. 申請者 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 設計者 イ. 資格 ( ) 建築士

More information

Microsoft Word - 02_第1章.docx

Microsoft Word - 02_第1章.docx 災害危険区域 第 3 条の 法第 39 条第 1 項の規定による災害危険区域は 次に掲げる区域とする (1) 急傾斜地法第 3 条第 1 項及び第 3 項の規定により神奈川県知事が急傾斜地崩壊危険区域として指定して告示した区域 ( 神奈川県知事が当該区域の指定を廃止して告示した区域を除く ) と同じ区域 () 前号に掲げる区域のほか 市長が指定して告示した区域 災害危険区域内に居室を有する建築物を建築する場合においては

More information

ブロック塀撤去補要綱

ブロック塀撤去補要綱 豊田市ブロック塀等撤去奨励補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 豊田市補助金等交付規則 ( 昭和 45 年規則第 34 号 ) に定めるもののほか 危険なブロック塀等の撤去を行う者に対する補助金の交付に関し 必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる (1) ブロック塀等コンクリートブロック コンクリートパネル

More information

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250 1 一団地認定の職権取消し手続きの明確化について 一団地の総合的設計制度 ( 建築基準法第 86 条第 1 項 ) 一定の土地の区域内で相互に調整した合理的な設計により建築される 1 又は 2 以上の建築物について 安全上 防火上 衛生上支障がないと認められる場合は 同一敷地内にあるものとみなして一体的に容積率等の規制を適用する 制度のイメージ 実績 :17,764 件 ( 平成 27 年 3 月末現在

More information

Microsoft Word - 条例.doc

Microsoft Word - 条例.doc 神栖市都市計画法の規定による開発行為の 許可等の基準に関する条例 神栖市条例第 29 号 ( 平成 19 年 10 月 1 日施行 ) ( 平成 21 年 7 月 1 日改正 ) ( 平成 21 年 10 月 1 日改正 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 33 条第 4 項, 第 34 条第 11 号及び同条第 12

More information

Microsoft Word - 文書 1

Microsoft Word - 文書 1 補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律 ( 昭和 30 年法律第 179 号 )( 抜粋 ) 第一章総則 ( この法律の目的 ) 第一条 この法律は 補助金等の交付の申請 決定等に関する事項その他補助金等に係る予算 の執行に関する基本的事項を規定することにより 補助金等の交付の不正な申請及び補助金等の不正な使用の防止その他補助金等に係る予算の執行並びに補助金等の交付の決定の適正化を図ることを目的とする

More information

耐震改修促進計画

耐震改修促進計画 狭山市建築物耐震改修促進計画 平成 28 年 8 月 狭山市 狭山市建築物耐震改修促進計画 目次 第 1 章計画の目的等... 1 1. 計画策定の背景と目的... 1 2. 計画の位置づけ... 3 3. 想定される地震の規模 被害の状況... 3 第 2 章建築物の耐震化の状況と目標... 7 1. 計画の基本的な事項... 7 2. 国及び県の建築物の耐震化目標... 10 3. 住宅の耐震化の状況と目標...

More information

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定 荒川区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例を公布する 平成 30 年 7 月 17 日荒川区長西川太一郎荒川区条例第 29 号荒川区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例荒川区廃棄物の処理及び再利用に関する条例 ( 平成 11 年荒川区条例第 25 号 ) の一部を次のように改正する 改正後目次 第 3 章 第 3 節 第 4 節集団回収 ( 第 57 条の2 第

More information

- 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 ( 第七条 第十六条 ) 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 ( 第十七条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目

- 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 ( 第七条 第十六条 ) 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 ( 第十七条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目 - 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 第一条 第六条 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 第七条 第十六条 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 第十七条 第二十条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 木材の利用を促進することが地球温暖化の防止 循環型社会の形成 森林の有する国土の保全 水源のかん養その他の多面的機能の発揮及び山村その他の地域の経済の活性化に貢献すること等にかんがみ

More information

<4D F736F F D E492AC91CF906B89FC8F4391A390698C7689E65F95D28F F E646F63>

<4D F736F F D E492AC91CF906B89FC8F4391A390698C7689E65F95D28F F E646F63> 築物の耐震化を促進するための施策上第 4 章 建築物の耐震化を促進するための施策 1. 耐震化の促進に関する基本方針 (1) 建築物の所有者等による耐震化の推進建築物の耐震化促進のためには 建築物の所有者等が 生命 財産は自らが守るという意識を持つとともに 所有または管理する建築物の倒壊等により周辺の安全に支障を来すことがないように 建築物の耐震性を把握し 必要に応じて耐震化を進めることが求められます

More information

○ ( 仮称 ) 西東京市空き家等の対策の推進に関する条例の概要について 1 制定の趣旨適切な管理が行われていない空き家等が 防災 衛生 景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることから 国は 地域住民の生命 身体又は財産を保護するとともに 生活環境の保全を図り あわせて空き家等の活用を促進するため 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律第 127 号 以下 法 といいます

More information

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税 別表第二 証明申請者 氏 家屋番号及び在地 増改築等工事証明書 ( 固定資産税 ) 工事完了年月日平成年月 1-1. 地方税法施行令附則第 12 条第 26 項に規定する基準に適合する耐震改修をした場合内日工容事の1 地方税法施行令附則第 12 条第 26 項に規定する基準に適合する耐震改修 1-2. 地方税法附則第 15 条の9 の2 第 1 項に規定する耐震改修をした家屋が認定長期優良宅に該当することとなった場合工地震に対する安全性の向上を目的とした増築

More information

15都市建市第  号

15都市建市第  号 武蔵村山市第二次耐震改修促進計画 ( 平成 29 年度 ~ 平成 38 年度 ) 平成 29 年 3 月 武蔵村山市 目 次 第 1 章計画の概要... 1 1-1 計画の目的... 1 1-2 計画の位置付け... 1 1-3 計画の期間... 2 1-4 対象区域及び対象建築物... 2 第 2 章武蔵村山市の現状... 5 2-1 想定する地震の規模及び被害の状況... 5 ⑴ 武蔵村山市における被害想定...

More information

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課 建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課 包括同意基準 (1) そのの周囲に公園 緑 広場等広い空を有すること (2)-1 ほ場整備事業による道に面して建築物を計画しているもの (2)-2 港湾管理道 河川の管理用通路等の公的管理道に面して建築物を計画しているもの (2)-3 区画整理等の事業によって築造される道に面して建築物を計画しているもの

More information

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機 - 1 - 地方自治法施行令の一部を改正する政令新旧対照条文 地方自治法施行令(昭和二十二年政令第十六号)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(歳入の徴収又は収納の委託)(歳入の徴収又は収納の委託)第百五十八条次に掲げる普通地方公共団体の歳入については その収第百五十八条次に掲げる普通地方公共団体の歳入については その収入の確保及び住民の便益の増進に寄与すると認められる場合に限り 入の確保及び住民の便益の増進に寄与すると認められる場合に限り

More information

第5章 その他

第5章 その他 第 25 章監督処分等 ( 法第 81 条 ) ( 監督処分等 ) 法第 81 条国土交通大臣 都道府県知事又は指定都市等の長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において この法律の規定によつてした許可 認可若しくは承認 ( 都市計画の決定又は変更に係るものを除く 以下この条において同じ ) を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し

More information

名張市建築物耐震改修促進計画

名張市建築物耐震改修促進計画 名張市建築物耐震改修促進計画 平成 28 年 3 月 名張市 第 1 章はじめに 1 計画策定の背景 1 2 計画の位置づけ 2 第 2 章計画の基本事項 1 計画の目的等 3 (1) 計画の目的 3 (2) 対象区域 計画期間 対象建築物 3 2 想定される地震と被害の状況 7 (1) 三重県における大規模地震発生の緊迫性 7 (2) 想定される地震 8 (3) 想定される建物被害 9 3 耐震化の現状

More information

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱 美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 美浜町空家等適正管理条例 ( 平成 30 年美浜町条例第 8 号 以下 条例 という ) に基づき 特に管理方法の改善その他必要な措置を講ずるよう助言又は指導等した空家等に対して良好な生活環境の保全及び安全で安心なまちづくりの推進に寄与してもらうことを目的として 美浜町空家等解体促進費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付するものとする

More information

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける 地区計画の手引き 第 Ⅱ ゾーンにおけるまちづくりのルール 中央区 第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により 1 1.25 または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設けることで容積率が緩和されます 全ての敷地で活用できます

More information

東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 2 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水 資料 5 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種 類 面積 建築物の高さの最高限度又は最低限度 備考 約 ha 建築物の各部分の高さ (

東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 2 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水 資料 5 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種 類 面積 建築物の高さの最高限度又は最低限度 備考 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 東京都市計画の変更 都市計画を次のように変更する 2 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水 資料 5 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種 類 面積 建築物の高さの最高限度又は最低限度 備考 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以 第 1 種 0.1 下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水平距離の0.6

More information

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条 アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条 第十五条 ) 第二節アレルギー疾患医療の均てん化の促進等 ( 第十六条 第十七条 ) 第三節アレルギー疾患を有する者の生活の質の維持向上

More information

南房総市耐震改修促進計画(H27更新最終版)

南房総市耐震改修促進計画(H27更新最終版) 南房総市耐震改修促進計画 平成 20 年 3 月策定 ( 平成 28 年 3 月一部改定 ) 南房総市 - 目 次 - 1. 計画の目的等 1 (1) 計画策定の背景 趣旨 1 (2) 計画の目的 1 (3) 計画の位置づけ 1 (4) 計画期間 2 (5) 用語の定義 2 (6) 対象建築物 4 2. 建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標 7 (1) 想定される地震の規模 被害の状況 7

More information

Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準

Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準 法第 43 条第 2 項第 2 号許可基準 ( 平成 30 年 9 月改正 ) 1. 包括同意基準 (1) 手続等当基準については建築審査会の同意を事前に得ているため ( 平成 11 年 4 月 28 日第 472 回及び平成 12 年 3 月 28 日第 480 回建築審査会で同意済 ) これらの包括同意基準に該当するものは県民局長等が許可処分を行い 許可後建築審査会に報告することとする (2)

More information

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗 (3) 国営土地改良事業負担金等徴収条例 国営土地改良事業負担金徴収条例をここに公布する ( 趣旨 ) 第 1 条 国営土地改良事業負担金等徴収条例 改正 昭和 34 年 12 月 26 日宮城県条例第 36 号 昭和 42 年 3 月 22 日条例第 15 号昭和 45 年 10 月 15 日条例第 36 号昭和 53 年 10 月 20 日条例第 33 号昭和 54 年 3 月 20 日条例第

More information

<4D F736F F F696E74202D F8AF991B B8A EA8EAE816A816990E096BE89EF8E5189C18ED C5816A>

<4D F736F F F696E74202D F8AF991B B8A EA8EAE816A816990E096BE89EF8E5189C18ED C5816A> 既存不適格建築物に係る規制の合理化資料 1-1 一定の安全性が確保されているストックを取り壊すことなく活用して定の安全性が確保されているストックを取り壊すことなく活用して 大規模な増改築を可能とするための特例措置を講ずることにより 国際競争力の強化や新たなニーズに対応するための既存建築ストックの大規模な改修の円滑化を図る なお 本事項は日本再生戦略 ( ) において平成 24 年度中に実施することとされている

More information

はじめに

はじめに 都城市建築物耐震改修促進計画 平成 21 年 3 月 平成 29 年 4 月 ( 改定 ) 都城市 目 次 はじめに 1 第 1 章建築物の耐震化の実施に関する目標設定 1 想定される地震の規模及び被害の状況 2 2 耐震化の現状と目標設定 3 第 2 章建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策 1 耐震診断 改修に係る基本的な取り組み方針 8 2 耐震診断 改修の促進を図るための支援策

More information

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律 1/6 ページ 改正のポイント使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律 ( 法律第五七号 )( 環境省 ) 1 日的この法律は 使用済小型電子機器等に利用されている金属等の有用なものの相当部分が回収されずに廃棄されている状況に鑑み 使用済小型電子機器等の再資源化を促進する措置を講ずることにより 廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り

More information

<4D F736F F D F E968D8090E096BE82CC837C B4C8F7193E CC93C782DD91D682A62E646F63>

<4D F736F F D F E968D8090E096BE82CC837C B4C8F7193E CC93C782DD91D682A62E646F63> 平成 27 年 6 月 25 日の改正建築士法の施行に伴う重要事項説明 書面の交付等の変更点と 重要事項説明のポイント の記述内容の読み替えについて 27 年 6 月 25 日の改正建築士法の施行に伴い 下記の点が変更になりました 建築士法改正により新たに 書面による契約 の規定 ( 第 22 条の 3 の 3) が加わり 契約書面に記載しなければならない事項が法令 ( 同条及び省令 ) により定められました

More information

茅ヶ崎市耐震改修促進計画

茅ヶ崎市耐震改修促進計画 茅ヶ崎市耐震改修促進計画 策定 2008 年 ( 平成 20 年 3 月 ) 改訂 2016 年 ( 平成 28 年 3 月 ) 茅ヶ崎市 茅ヶ崎市耐震改修促進計画 目次 第 1 章計画の目的 1. 計画の目的 位置付け 1 (1) 計画策定の背景 1 (2) 法の改正等 1 (3) 計画の目的 ( 市の方針 ) 2 (4) 計画の位置付け 3 2. 計画目標 期間と計画の進め方 4 第 2 章茅ヶ崎市において想定される地震の規模

More information