佐賀県の事例全国最先端の電子県庁を構築 (2011~2016) 情報システムコストを４４億円削減最先端電子県庁の推進による情報システムコスト削減全庁システム改善から県内クウドの普及促進 10年間で約44億円 21 削減見込今後２年間 H28 H29 で約17.8億円 47% 削減見込 Cop

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ふじきみながだき
5 years ago
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1 データに基づく政策立案と効果測定 2018 年 1 月 16 日岡山県特命参与 ( 情報発信担当 ) 佐賀県情報エグゼクティブアドバイザー ( 前最高情報統括監 (CIO)) 森本登志男

2 佐賀県の事例全国最先端の電子県庁を構築 (2011~2016) 情報システムコストを４４億円削減最先端電子県庁の推進による情報システムコスト削減全庁システム改善から県内クウドの普及促進 10年間で約44億円 21 削減見込今後２年間 H28 H29 で約17.8億円 47% 削減見込 Copyright (C) 2016 森本登志男/Toshio Morimoto All Rights Reserved.

3 佐賀県の事例市町基幹情報システムのクラウド化 ITコスト約６億円削減杵藤広域３市３町ベンダα 杵藤広域６市町県東部５市町市伊万里市市単独クラウド神埼市単独クラウド県外唐津市玄海町市北部地区１市１町唐津市玄海町武雄市鹿島市嬉野市大町町江北町白石町自治体クラウド基幹系４０削減約6.5億円基幹系５１削減約6.7億円内部系５５削減約7.5千万円自治体クラウド町事業成功のポイント有田町課題ベンダー依存体質市町におけるIT関連職員が質量ともに不足市町個別の対応/全体戦略の不在変化に対する原課の抵抗予算獲得首長トップダウンでの意思決定外部人材ベンダーと渡り合える専門家対ベンダー戦略全市町共同でのRFI実施原課対策全市町の原価担当者予算獲得既存予算による更新新技術導入クラウド実施体制県主導のもと全市町で連携 Copyright (C) 2016 森本登志男/Toshio Morimoto All Rights Reserved.

4 佐賀県の事例救急医療の現場でICTを活用救急搬送時間を短縮 (2011~) 全救急車にiPad配備救急搬送時間を１分短縮 34.3分 33.3分 BEFORE 教科書掲載小学5年生社会科救急病院に電話をかけ続ける AFTER 短期間に全国に伝播 TBS 夢の扉全国放送 ipadで即座に情報を確認担当した職員が書籍上梓 Copyright (C) 2016 森本登志男/Toshio Morimoto All Rights Reserved.

5 佐賀県の事例県庁全職員がテレワークで業務改革と WLB 向上 (2014~) H26.10 月から県庁全職員 ( 約 4000 名 ) がテレワークを実施勤務所属外出先 ICT 基盤の整備庁内システムへのアクセスコミュニケーションツールテレワーク推進賞最高賞を自治体で初めて受賞一人 1 台 PC 自宅モバイル端末導入サテライトオフィス写真動画送信共有プレゼンテーションアプリ WEB 会議システムリモートアクセス県内外か所設置 H28.2 月に +2 か所設置 ( 県内 )

6 佐賀県の事例民生委員によるタブレット活用で地域の見守りの高度化 (2014) <クラウドサービス> Windows Azure 住民の方の情報を管理地図サービス Bing Map と連携 <高速ネットワーク> 端末とクラウドをドコモのLTE サービス Xi(クロッシィで接続住民に役立つ情報をタブレットで提示活動報告を記録クラウド上で管理 Copyright (C) 2016 森本登志男/Toshio Morimoto All Rights Reserved.

7 佐賀県の事例ショッピングサイト出店支援事業でスター店舗を輩出 (2012~) 楽天とのコラボで県内の小売や卸事業者にショッピングサイト出展のノウハウを提供月商が倍増する事業者が続出

8 佐賀県の事例全国的な動画作成ムーブメントの魁 (2013) 恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁 Ver./AKB48[ 公式 ] が 230 万再生自治体で最初に動画を公開インターネットで話題を呼んで全国ネットのテレビや新聞でも紹介 A K B 4 8 からビデオアワード早かったでしょう受賞数百の地域が追随する一大ムーブメントの火付け役となった

佐賀県の事例現存しない建物を再現ヴァーチャル名護屋城 (2014~) 名護屋城跡陣跡城下町を巡る城跡等案内ソフト ( 城 CG AR 等 ) の整備を図り博物館と城跡等を一体とした魅力ある地域資源として県内外に情報を発信し来館者の増を図る現状名護屋城跡名護屋城博物館事業内容福岡城を超える城跡案内システム城 CG AR の作成等館内映像の充実博物館を始点

9 佐賀県の事例現存しない建物を再現ヴァーチャル名護屋城 (2014~) 名護屋城跡陣跡城下町を巡る城跡等案内ソフト ( 城 CG AR 等 ) の整備を図り博物館と城跡等を一体とした魅力ある地域資源として県内外に情報を発信し来館者の増を図る現状名護屋城跡名護屋城博物館事業内容福岡城を超える城跡案内システム城 CG AR の作成等館内映像の充実博物館を始点終点とした博物館の集客増の仕組み地域との連携 < 年間約 4 万人の入場者 > 博物館の展示や名護屋城跡の総合的な情報を十分知ってもらえないまま帰られる方がいる < 年間約 8 万人の入館者 > 滞在時間が短く城跡の見学をされずに城跡の景観歴史的魅力を知っていただけないまま帰られる方が多いスマートフォンタブレット利用の城跡散策システム CG や AR により再現された名護屋城等を体感しながら城跡等を案内し博物館に集客する仕組みづくり天守閣などの建物再現天守閣からの眺めのバーチャル再現 ( 城下町や陣屋玄界灘等 ) 当時の城や陣屋を体感できる高精細の映像を作成館ホール等の大画面で高精細映像を上映タブレット等を活用し当館を起終点とした城跡の見学を推進し当館への入館者やリピータを増やす仕組みを作るまた肥前名護屋歴史ツーリズム協議会など地域との連携を進め当館の集客増と地域活性化に資する

10 佐賀県の事例データサイエンティストによる政策へのデータ活用 (2014~) 第 1 回地方公共団体における統計利活用表彰で総務大臣賞受賞

11 データ利活用の目指す姿データの整理把握データ分析体制の構築得られる成果多様なデータの整理データ活用の状況把握インプット 1 施策事業の課題整理 4 活用の提案データ利活用プロジェクト 2 データの収集分析 3 精度の高い事実の抽出アウトプット県庁の効果的な施策の策定や事業の推進オープンデータ推進による県民サービスの創出や企業活動の効率化等の促進

12 佐賀県の事例救急医療の現場でICTを活用救急搬送時間を短縮 (2011~) 全救急車にiPad配備救急搬送時間を１分短縮 34.3分 33.3分 BEFORE 教科書掲載小学5年生社会科救急病院に電話をかけ続ける AFTER 短期間に全国に伝播 TBS 夢の扉全国放送 ipadで即座に情報を確認担当した職員が書籍上梓 Copyright (C) 2016 森本登志男/Toshio Morimoto All Rights Reserved.

13 2011 年佐賀県は救急医療情報システム ( 愛称 :99 さがネット ) を改修し救急車にタブレット端末 (ipad) を配備することで救急現場の可視化を実現したこの他搬送受入基準の作成等の関係者の努力もあり全国的に平均搬送時間が増加傾向にある中で初めて平均搬送時間の短縮に成功した 1 搬送時間 2 搬送集中 3 運用費用

14 佐賀県庁でのテレワークどこでもデスクと同じ環境に勤務所属外出先 ICT 基盤の整備庁内システムへのアクセス一人 1 台 PC 自宅モバイル端末導入コミュニケーションツール写真動画送信共有サテライトオフィスプレゼンテーションアプリ WEB 会議システムリモートアクセス県内外 13 か所設置 2014 年 10 月から県庁全職員 (4000 名 ) がテレワークを実施可能に

15 テレワーク推進で期待される効果全庁テレワークの実施サービスの質の向上動画写真活用機敏な対応環境負荷の軽減ペーパーレス化通勤 CO2 削減ワークライフバランス実現通勤時間短縮自己啓発促進業務効率化訪問件数増加すきま時間活用災害時等の対応力向上災害対応新フル対応優秀な人材の確保育児等離職防止採用条件拡大県民満足度の向上

16 テレワークの効果の実例 (2) 台風直撃時の業務継続

17 テレワークの効果の実例 (3) 大雪時の業務継続

18 外部からの評価

モバイルワーク推進実証事業 (2013 年 8 月 ~14 年 2 月 ) 調査前必要資料調査実施

ipad で図面を確認写真撮影 ( 画像は移動中に PrimeDrive にアップ ) PrimeDrive

19 モバイルワーク推進実証事業 (2013 年 8 月 ~14 年 2 月 ) 調査前必要資料調査実施 Before 取組事例 ( 園芸課 ) After 3.7kg 1.3kg 使用したアプリ Receiver 事務手続き確認作業調査票に手書きで記入書類の審査 + 入力作業 ( この時点で報告書作成ほぼ終了 ) GoodReader 現地確認決裁板 + 事業計画書 + テシカメ ipad で図面を確認写真撮影 ( 画像は移動中に PrimeDrive にアップ ) PrimeDrive 調査後調査報告入力作業入力作業なし Copyright (C) 2016 森本登志男 /Toshio Morimoto 19 All Rights Reserved.

20 テレワークの効果その場で解決業務報告を迅速に事務作業を効率的にワークライフバランスにも効果

情報セキュリティから見た、IT資産管理の重要性 ~ IT先進県佐賀県の事例から~

情報セキュリティから見た、IT資産管理の重要性 ~ IT先進県佐賀県の事例から~ 情報セキュリティから見た IT 資産管理の重要性 ~ IT 先進県佐賀県の事例から ~ 2016 年 6 月 10 日 (10:00 ~ 10:45) 前佐賀県最高情報統括監岡山県特命参与森本登志男自己紹介現在岡山県特命参与 ( 情報発信担当 ) 大館市政策情報収集組織 ( シンクタンク ) コーディネーター佐賀県情報エグゼクティブアドバイザー地方自治体数団体の政策アドバイザー大企業