( 定義 ) 第二条 ( 適用の範囲 ) 第三条 第二章医薬品製造業者等の製造所における製造管理及び品質管理 第一節通則 ( 製造部門及び品質部門 ) 第四条 ( 製造管理者 ) 第五条...

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1 GMP 省令 施行規則 GMP 事例集対応一覧表 (2015 年 2 月 15 日作成 ) GMP 省令 ダウンロード 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令 ( 関連法令対応表 ) ( 平成十六年十二月二十四日厚生労働省令第百七十九号 ) 最終改正 : 平成二六年七月三〇日厚生労働省令第八七号 薬事法 ( 昭和三十五年法律第百四十五号 ) 第十四条第二項第四号及び第十九条の二第五項において準用する第十四条第二項第四号の規定に基づき 医薬品及 び医薬部外品の製造管理及び品質管理規則 ( 平成十一年厚生省令第十六号 ) の全部を改正する省令を次のように定める ( 編者注 : 上記サイトの資料ではリンが貼られているが この資料ではリンクを削除している ) 目次 ( 目次の文書内リンクあり ) 注意 1. ワードにより自動的な頁送りがされて 空白部の多いページが発生しているので 注意のこと 注意 2. この文書は 281 頁あり フィンとサイズも小さい したがって 利用方法としては PDF ファイルでの文字列検索と 画面での文字拡大での使用を前提としている 注意 3. 本 PDAファイルの文字列を テキスト形式でコピーは可能である 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令の取扱いについて... 5 第一章総則... 9 ( 条文外 ) ( 趣旨 ) 第一条 Page 1 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

2 ( 定義 ) 第二条 ( 適用の範囲 ) 第三条 第二章医薬品製造業者等の製造所における製造管理及び品質管理 第一節通則 ( 製造部門及び品質部門 ) 第四条 ( 製造管理者 ) 第五条 ( 職員 ) 第六条 ( 製品標準書 ) 第七条 ( 手順書等 ) 第八条 ( 構造設備 ) 第九条 ( 製造管理 ) 第十条 ( 品質管理 ) 第十一条 ( 製造所からの出荷の管理 ) 第十二条 ( バリデーション ) 第十三条 Page 2 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

3 ( 変更の管理 ) 第十四条 ( 逸脱の管理 ) 第十五条 ( 品質等に関する情報及び品質不良等の処理 ) 第十六条 ( 回収処理 ) 第十七条 ( 自己点検 ) 第十八条 ( 教育訓練 ) 第十九条 ( 文書及び記録の管理 ) 第二十条 第二節原薬の製造管理及び品質管理 ( 品質管理 ) 第二十一条 ( 文書及び記録の管理 ) 第二十二条 第三節無菌医薬品の製造管理及び品質管理 ( 無菌医薬品の製造所の構造設備 ) 第二十三条 ( 製造管理 ) 第二十四条 ( 教育訓練 ) 第二十五条 Page 3 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

4 第四節生物由来医薬品等の製造管理及び品質管理 ( 生物由来医薬品等の製造所の構造設備 ) 第二十六条 ( 製造管理 ) 第二十七条 ( 品質管理 ) 第二十八条 ( 教育訓練 ) 第二十九条 ( 文書及び記録の管理 ) 第三十条 第五節雑則 ( 記録の保管の特例 ) 第三十一条 第三十二条 以下は GMP 施行規則 ( 薬食監麻発 0830 第 1 号平成 2 5 年 8 月 3 0 日 ) の記載 その他 ( 電磁的記録等について ) 第 4 バリデーション基準 Page 4 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

5 薬食監麻発 0830 第 1 号平成 2 5 年 8 月 3 0 日各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令の取扱いについて医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準 ( 以下 GMP という ) の実施及び基準調査適合性調査において 近年 国際的な協力や情報交換等の必要性が高まっている このため GMPの実施に関する国際整合性の観点から 医薬品査察協定及び医薬品査察協同スキーム ( 以下 PIC/S という ) のG MPガイドラインを踏まえ 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令 ( 平成 16 年 12 月 24 日厚生労働省令第 179 号 以下 GMP 省令 という ) の実施等においては 下記のとおり その取扱いの国際的な整合性を明確にすることとしたので 貴管下関係業者等に対して周知徹底を図られるようお願いする 記 を確立するための主体的な取り組みである 製造業者等は品質リスクマネジメントが製造プロセスの稼働性能及び製品品質の継続的改善を促進する有効な評価手法となることを考慮すること 第 2 製造 品質管理業務について GMP 省令第 5 条に規定する製造 品質管理業務は 製品品質の照査を含むこと 製品品質の照査は 定期的又は随時 製品品質に関する結果 状況等を照査 分析することにより 製品が適切に管理された状態で製造されているか 又は改善の余地があるか確認するために実施するものであること 第 3 平成 17 年 3 月 30 日付け薬食監麻発第 号 薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律の施行に伴う医薬品 医療機器等の製造管理及び品質管理 (GMP/QMS) に係る省令及び告示の制定及び改廃について ( 以下 施行通知 という ) の改正についてPIC/S のGMPガイドラインとの整合性を図るその他のGMP 省令の運用の明確化を図るため 施行通知を次のように改めること 1 第 1 章第 2 製造販売承認関係 の5.(1) を次のように改める (1) 製造場所の変更 第 1 品質リスクマネジメントの活用について品質リスクマネジメントは 医薬品又は医薬部外品を適切に製造する品質システムであるGMPの製造 品質管理を構成する要素であるとともに 品質に対する潜在リスクの特定 製造プロセスに対する科学的な評価及び管理 2 第 1 章第 2 製造販売承認関係 の5.(2) ア. を次のように改める ア. 医薬品 医薬部外品 Page 5 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

6 第 3 章第 4 バリデーション基準 2.(2) イ. の重要工程に係るもののうち 一変承認前に実生産規模での変更時のバリデーションが必要なもの なお 具体的には次のような事例であること 3 第 1 章第 2 製造販売承認関係 の6. は経過措置にかかる部分のため削除する 4 第 1 章第 3 適合性調査 の 4.(1) イ.( ウ ) を次のように改める ( ア ) 製剤 : 湿式造粒から乾式造粒への変更又はその逆撹拌造粒から流動層造粒への変更又はその逆徐放性製剤における機能性添加剤の変更 ( ウ ) 新医薬品 ( 法第 14 条の4 第 1 項第 1 号に規定するもの 法第 14 条第 6 項に規定する期間を経過するごとに行われる調査のうち同条第 1 項の承認の取得後初めて行われる調査を受けたものを除く ) ( イ ) 原薬 : 合成経路の変更 ( 出発物質 最終中間体以降工程の変更等 ) 圧縮ろ過器から遠心分離機への変更又はその逆不純物プロファイルに影響を及ぼす製造方法の変更 ( ウ ) 無菌製品 : 無菌性保証に影響を及ぼす滅菌方法等の変更等 ⅰ. エチレンオキサイドガス 高圧蒸気 乾熱 放射線等の滅菌方法の変更 ⅱ. ろ過滅菌法から最終滅菌法への変更 ⅲ. バイオバーデンに基づく最終滅菌法からオーバーキル法への変更 ⅳ. 粉末注射剤から凍結乾燥注射剤への変更又はその逆 ⅴ. 無菌性保証に影響を及ぼす容器栓システムの変更 ( 例えば アンプルからバイアル / ゴム栓への変更であり 個々の資材の変更は含まない ) 5 第 1 章第 6 輸出用医薬品の特例 を次のように改める 第 6 輸出用医薬品等関係 6 第 1 章第 6 輸出用医薬品の特例 の4. は経過措置にかかる部分のため削除し 5. を4. とする 4. 製造開始後 5 年ごとに適合性調査を受けなければ 適合性証明書の発給を行わないことができること 7 第 2 章第 2 逐条解説 の1.(3) を次のように改める (3) いわゆる一般区分の医薬品製造業者等の製造所については 製造工程の全部を行うか又は一部のみを行うかにかかわらず この条の規定の適用を受けるが 包装 表示又は保管のみを行うものにあっては この条の規定の適用を受けることなく第 10 条の規定の適用を受けることとして差し支えないこと なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容 Page 6 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

7 器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う製造所を意味するものであること 8 第 2 章第 2 逐条解説 の2.(4) を次のように改める (4) いわゆる無菌医薬品区分の医薬品製造業者等の製造所については 製造工程の全部を行うか又は一部のみを行うかにかかわらず この条の規定の適用を受けるが 包装 表示又は保管のみを行う製造所にあっては この条の規定の適用を受けることなく第 10 条の規定の適用を受けることとして差し支えないこと なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 製品の無菌状態に影響を与えない製造所を意味するものであること 9 第 2 章第 2 逐条解説 の3.(7) を次のように改める (7) 特定生物由来医薬品等に係る製品の製造所は 製造工程の全部を行うか又は一部のみを行うかにかかわらず また 包装 表示又は保管のみを行う製造所にあってもこの条の規定の適用を受けること ただし 遺伝子組換え技術を応用して製造される医薬品 遺伝子組換え技術を応用して製造される医薬品を原料として使用する医薬品 人若しくは動物の細胞を培養する技術を応用して製造される医薬品又は人若しくは動物の細胞を培養する技術を応用して製造される医薬品を原料として使用する医薬品に係る製品の製造所のうち 厚生労働大臣に製造業の許可権限のある製造所以外の施設で 包装 表示又は保管のみを行う製造所にあっては この条の規定の適用を受けることなく第 10 条の規定 の適用を受けることとして差し支えないこと なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 特定生物由来医薬品等に係る製品の製造所として特段の構造設備を求める必要がない製造所を意味するものであること 10 第 2 章第 2 逐条解説 の3.(8) を次のように改める (8) 第 2 項において 包装 表示又は保管のみを行う特定生物由来医薬品等に係る製品の製造所 ( 上記 (6) に掲げるものを除く ) の構造設備の基準を別途設けたこと なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 特定生物由来医薬品等に係る製品の製造所として特段の構造設備を求める必要がない製造所を意味するものであること 11 第 2 章第 2 逐条解説 の4.(4) を次のように改める (4) 第 3 項において 包装 表示又は保管のみを行う放射性医薬品又は放射性体外診断用医薬品に係る製品の製造所の構造設備の基準を別途設けたこと なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 放射性医薬品に係る製品の製造所として特段の構造設備を求める必要がない製造所を意味するものであること 12 第 2 章第 2 逐条解説 の5.(2) を次のように改める Page 7 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

8 (2) この条の適用を受ける製造所は 第 6 条又は第 7 条の規定の適用を受ける製造所のうち 包装 表示又は保管のみを行うものであること なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 製品の無菌状態に影響を与えない製造所を意味するものであること 15 第 3 章第 3 逐条解説 を別紙 1 のように改める 16 第 3 章第 4 バリデーション基準 を別紙 2のように改める *** 13 第 2 章第 2 逐条解説 の7.(3) を次のように改める (3) いわゆる無菌医薬部外品区分の医薬部外品製造業者等の製造所は 製造工程の全部を行うか又は一部のみを行うかにかかわらずこの条の規定の適用を受けるが 包装 表示又は保管のみを行う製造所にあっては この条の規定の適用を受けることなく第 12 条の3の規定の適用を受けることとして差し支えないこと なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 製品の無菌状態に影響を与えない製造所を意味するものであること 14 第 2 章第 2 逐条解説 の8.(2) を次のように改める (2) この条の適用を受ける製造所は 第 12 条又は第 12 条の2の規定の適用を受ける製造所のうち 包装 表示又は保管のみを行うものであること なお ここでいう包装 表示又は保管のみを行う製造所とは 直接の容器又は内袋中への充てんが終了したものを 外部の容器又は被包に入れる行為及びそれ以降の製造行為のみを行う 製品の無菌状態に影響を与えない製造所を意味するものであること Page 8 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

9 第一章総則 GMP 省令 ( 最終改正 : 平成 26(2014) 年 7 月 30 日厚生労働省令第 87 号 ) 条条文 GMP 施行規則薬食監麻発 0830 第 1 号平成 25 年 8 月 3 0 日 GMP 事例集 (2013 年版 ) (GMP 省令の条文対応箇所のみ入力 ) Page 9 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

10 ( 条文外 ) [ 問 ]GMP0-1( 一般的事項 ) 施行通知第 3 章第 1 の 9 に 原薬について 初期の製 造段階から最終段階 精製及び包装に向け工程が進行するに従って段階的に管理し 原薬に係る製品の品質に重大な影響を与える工程以降から重点的に行うものとし 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定に基づく管理を実施する時点を規定しておくこと とあるが 原薬に係る製品の品質に重大な影響を与える工程 を具体的に例示してほしい [ 答 ] 原薬に係る製品の製造工程は 通例 不純物の混在する原料から化学合成 抽出等により目的とする成分を得て 不純物を除去しつつ純度を上げていく工程から構成されている したがって 原薬に係る製品の品質に重大な影響を与える工程 の具体例としては 原薬に係る製品の品質に影響を与える不純物を除去するための最終精製工程が挙げられる その他に 最終反応工程 中間精製工程 晶出工程も原薬に係る製品の品質を決定的に支配する工程と位置づけられる場合にはその対象となる 同一の原薬に係る製品であっても 原料 製造方法 製造設備等が異なれば その品質に影響を与える工程は異なりうるので 個々の製造所における 原薬に係る製品の品質に重大な影響を与える工程 は 原薬の種類 製造手順等により 製造業者及び外国製造業者 ( 以下 製造業者等 という ) があらかじめ適切に定めるべきである ただし 製造販売承認 ( 届出 ) 書に記載する必要があるとされた工程については それに従うこと なお 原薬に係る製品の品質に重大な影響を与える工程 をあらかじめ適切に定めるに当たっては 製造プロセスにおける 品質に対する潜在リスクを特定し 科学的な評価をする品質リスクマネジメントの手法を取り入れることが有効である Page 10 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

11 [ 問 ]GMP0-2( 一般的事項 ) 日本薬局方参考情報に収載されている各種技術情報 ( 医薬品の残留溶媒ガイドライン 最終滅菌医薬品の無菌性保証 最終滅菌法及び滅菌指標体 培地充てん試験 非無菌医薬品の微生物学的品質特性 分析法バリデーション 無菌医薬品製造区域の微生物評価試験法等 ) はどのように取り扱えばよいか [ 答 ] 技術情報として 製剤の特性 製造工程の特徴等 リスクに応じて適切に活用し 参考にすればよい [ 問 ]GMP0-3( 一般的事項 ) 試験検査のみを行う試験検査施設に対して医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定はすべて適用されるのか [ 答 ] 薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律等の施行について ( 平成 16 年 7 月 9 日薬食発第 号 ) 第 3の7に GMP 適合が求められる製造所には 外部試験検査機関及び設計管理機関といった 製造業の許可を取得する必要はないものの 製品等の製造管理及び品質管理の一部を構成する重要な施設が含まれるものであること とされており 施行通知第 3 章第 1の6にあるとおり 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の各条において要求している事項は 当該製造所において実施する製造工程を適切に管理するに当たって 当該製造所として求められる範囲で適用されるものであること [ 問 ]GMP0-4( 一般的事項 ) 施行規則第 26 条第 1 項第 5 号の区分の製造業者及び施行規則第 36 条第 1 項第 5 号の区分の外国製造業者 いわゆる包装等製造業者等の製造所において 保管業務のみを行うような場合には 医薬品 医薬部外品 GMP 省令のどの条項が適用されるのか [ 答 ] 施行通知第 3 章第 1の6にあるとおり 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の各条に Page 11 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

12 おいて要求している事項は 当該製造所において実施する製造工程を適切に管 理するに当たって 当該製造所として求められる範囲で適用されるものであるこ と [ 問 ]GMP0-5( 一般的事項 ) 輸出用医薬品の製造に係るGMP 適合性調査申請を製造販売業者が行ってもよいか [ 答 ] 薬事法第 80 条第 1 項において調査を受けなければならないのは 輸出用の医薬品等の製造業者 と規定されており 製造販売業者が行うものではない [ 問 ]GMP0-6( 一般的事項 ) 包装等区分の製造業許可を得たいわゆる分置倉庫 ( 専ら同一製造業者の製品等又は資材の保管のみを行う倉庫 ) に 当該製造業者 ( 法人 ) の複数の製造所の製造に係る製品を保管する場合 当該包装等区分の製造業許可を受けた製造所 ( 分置倉庫 ) の製造管理者は 当該製造業者の複数の製造所のうちのいずれかの製造管理者が兼務することが可能か また 同一製造業者 ( 法人 ) が複数のいわゆる分置倉庫を有し それぞれにおいて包装等区分の製造業の許可を得る場合 同一人が主たる製造所及び複数の包装等区分製造業許可に係る製造所 ( 分置倉庫 ) のすべての製造管理者を兼務することでよいか [ 答 ] 設問のいずれの場合も 製造管理者の業務に支障がなければ兼務することは差し支えない [ 問 ]GMP0-7( 一般的事項 ) 一つの製造所で複数の区分の製造業許可を取得する場合 製造設備等は それぞれの許可で専用でなければならないのか [ 答 ] 改正薬事法における承認等に関するQ&Aについて ( 平成 17 年 3 月 23 日審査管理課事務連絡 ) にあるとおり 製造業の許可は 品目の種類に応じた区分ご Page 12 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

13 とに与えられるので 異なる製造業の許可区分であっても 当該製造所の構造 設備がそれぞれの許可区分に係る要件を満たす場合には必ずしも専用でなくて も差し支えない [ 問 ]GMP0-8( 一般的事項 ) 5 年ごとの製造業の許可更新は 製造業者が申請し更新するが 品目ごとの承認維持のためのGMP 適合性調査については 例えば複数の製造販売業者から委託を受けている製造業者が 当該製造販売業者の申請を一括して提出することは認められるか [ 答 ] 設問の事例におけるGMP 適合性調査については その品目の製造販売承認を取得している製造販売業者が申請する 品目ごとの承認維持のためのGMP 適合性調査は 承認後 5 年ごとに製造販売業者が申請することとなるが 製造販売承認の時期に関わらず製造業許可更新のタイミング ( 当該品目の製造販売承認日から5 年ごとのGMP 適合性調査を受けなければならない期限日よりも前 ) に合わせて 当該製造業者等が複数の製造販売業者の申請を一括して提出しても差し支えない 品質リスクマネジメント [ 問 ]GMP0-9( 品質リスクマネジメント ) 一部改正施行通知の記第 1 品質リスクマネジメントの活用について を記載した理由は何か [ 答 ] 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の実施において 品質リスクマネジメントの概念を反映させるため このような表記とした [ 問 ]GMP0-10( 品質リスクマネジメント ) 品質リスクマネジメントを活用する場合 は 品質リスクマネジメントについて定めた文書が必要か [ 答 ] 品質リスクマネジメントの考え方を取り込んだ品質保証システムを運用できる文 Page 13 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

14 書が必要である なお 品質リスクマネジメントに関するガイドライン ( 平成 18 年 9 月 1 日薬食審査発第 号 / 薬食監麻発第 号 )(ICHQ 9) を参考に品質リスクマネジメントに関する手順書を作成してもよい [ 問 ]GMP0-11( 品質リスクマネジメント ) 品質リスクマネジメントの活用について事例を示してほしい [ 答 ]ICHQ9を参照すること 品質リスクマネジメントを用いて 製品及び工程の品質特性及び工程パラメータをランク付けする場合や逸脱 OOS 品質情報( 苦情等 ) 及び回収等発生時の原因調査及び是正予防措置の実施 変更管理並びにバリデーション実施時のリスク評価などが該当する [ 問 ]GMP0-12( 品質リスクマネジメント ) 是正措置及び予防措置 ( 以下 CAPA という ) を行っているが 品質リスクマネジメントが行われているといえるか [ 答 ] 品質リスクマネジメントとは 製品ライフサイクルを通じて 医薬品の品質に係るリスクについてのアセスメント コントロール コミュニケーション レビューからなる系統だったプロセスをいう CAPAが品質リスクマネジメントの一つではなく C APAを含めた品質システムの活動の中でこれらのプロセスを活用するべきである サイトマスターファイル [ 問 ]GMP0-13( サイトマスターファイル ) 医薬品適合性調査申請時に添付する資料としては 施行通知第 1 章第 3の9に示すほか 医薬品等適合性調査の申請に当たって提出すべき資料について ( 平成 25 年 12 月 2 日独立行政法人医薬品医療機器総合機構品質管理部事務連絡 ) に示すGMP 調査用資料を添付することとなっており 総合機構が要求する資料の内容と同等以上の記載がある場合 Page 14 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

15 には サイトマスターファイルの提出をもって当該資料に代えることが可能とあるが サイトマスターファイル とは何か [ 答 ]PIC/SのGMPガイドラインのパート1 第 4 章に定められている製造所のGMP に関連した作業活動を記述した文書であり GMP 監査に際し 製造所の品質システムを含む活動概要を端的に示すことができ 有用である PIC/Sの解釈覚書 ( EXPLANATORY NOTES FOR PHARMACEUTICAL MANUFACTURERS ON THE PREPARATION OF A SITE MASTER FILE PE Annex 1 January 2011) を参照すること なお 海外当局からの査察等の際 この概念に相当する文書の提示を求められる可能性があることから 海外当局による査察等を受ける可能性のある製造業者は 可能な限りこの用語に対応する文書を準備しておくことが望ましい [ 問 ]GMP0-14( サイトマスターファイル ) サイトマスターファイルに記載すべき事項は何か また 記載する各々の事項について どの程度記載すべきか [ 答 ] 一概に決められるものではないが PIC/Sのサイトマスターファイルに規定した事項を参照し 製造所の活動が記載内容から容易に理解できる内容を記載すること Page 15 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

16 ( 趣旨 ) 第一条 この省令は 医薬品 医療機器等の (1) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令が 法第 14 条第 品質 有効性及び安全性の確保等に 2 項第 4 号 ( 第 19 条の 2 第 5 項において準用す 関する法律 ( 昭和三十五年法律第百 る場合を含む ) に規定する製造所における製 四十五号 以下 法 という ) 第十四 造管理又は品質管理の方法の基準として定め 条第二項第四号 ( 第十九条の二第五 られたものであることを明示したものであるこ 項において準用する場合を含む 以下 と 同じ ) に規定する厚生労働省令で定 める基準を定めるものとする ( 定義 ) 第二条 この省令で 製品 とは 製造所の製 (1) 製品 とは 製造所の製造工程を経た物 ( 製造 [ 問 ]GMP2-7( 中間製品の定義 ) 中間製品 について より具体的に示してほし 造工程を経た物 ( 製造の中間工程で の中間工程で造られたものであって 以後の製 い 造られたものであって 以後の製造工 造工程を経ることによって製品となるもの ( 以下 [ 答 ] 中間製品とは 製造の中間工程で造られたものであって 以後の製造工程を経 程を経ることによって製品となるもの 中間製品 という ) を含む 以下同じ ) をいう ることによって製品となるものをいう 具体的には 当該製造所における最終的 ( 以下 中間製品 という ) を含む 以 こと 原薬に係る製品の製造所における中間製 な包装が完了していないものが中間製品となる 下同じ ) をいう 品とは 中間体 を意味するものであること [ 問 ]GMP2-8( 中間製品の定義 ) A 工場で 製剤バルク を製造し B 工場でこれを 受け入れて小分け包装する場合 この 製剤バルク は 原料 中間製品又は製 品のいずれとして取り扱うべきか [ 答 ] 設問の場合 製剤バルク は A 工場 における製品であって B 工場 におけ る原料となる [ 問 ]GMP2-9( 中間製品の定義 ) GMP2-8 の事例において B 工場 では 製 剤バルク についてどのような試験検査を行う必要があるか [ 答 ] 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定する 原料 とは 製造所にとっての原 Page 16 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

17 料 であり 当該製造所で受け入れられる 当該製造所の製造工程を経る前のものを指している 当該製造所において行う原料としての試験検査は 製造販売承認 ( 届出 ) に係る 製造販売される医薬品の原料 として規格及び試験方法が設定されているもののほか 当該製造所の製造管理及び品質管理を行う上で必要な規格を設定し 適切に試験検査を行うことで差し支えない [ 問 ]GMP2-10( 中間製品の定義 ) 原薬に係る製品の製造所において単なる精製工程を経たのみの いわゆる中間体は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 1 項の 中間製品 となるのか [ 答 ] 設問の場合 原薬に係る製品の製造所の中間製品と解される GMP2-7を参照すること 2 この省令で 資材 とは 製品の容 器 被包及び表示物 ( 添付文書を 含む 以下同じ ) をいう (2) 資材 とは 製品の容器 被包及び表示物( 添付文書を含む 以下同じ ) をいうこと この定義中 被包 とは包装材料を意味するものであって梱包材料は含まないものであり 表示物 とはラベル及び添付文書をいうものであること ロットを構成しない血液製剤でいう 容器 とは 採血から製品にいたる工程において血液が直 [ 問 ]GMP2-11( 中間製品の定義 ) ある製造所の一連の製造工程の途上における精製工程最終段階において製せられた結晶 ( 湿品 ) の乾燥後の未粉砕品及びこれの粉砕篩過品 ( 小分け 包装することにより当該製造所の最終製品となるもの ) は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 1 項の 中間製品 となるのか [ 答 ] 設問の場合 未粉砕品 粉砕篩過品 ともに中間製品である GMP2-7を参照すること [ 問 ]GMP2-14( 資材の定義 ) PTP 包装用のプラスチックフィルム及びアルミ箔並びに坐剤用パックは 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 2 項の 容器 又は 被包 のいずれに該当するのか [ 答 ]PTP 包装 SP 包装等に使用されるプラスチックフィルム及びアルミ箔並びに坐剤用パックは被包であると解する これらは製品に直接接触することから リスクに応じた管理を行うこと Page 17 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

18 接に接する容器 ( 採血管 連結管及び採血針 等を含む ) 及び器具器材をも含むものである こと [ 問 ]GMP2-15( 資材の定義 ) 容器に入れる乾燥剤は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 2 項の 資材 に含まれるか [ 答 ] 設問のような乾燥剤は 通例 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 2 項の資 材には含まれないものの 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定する資材の 管理に準じて取り扱うこと 特に 乾燥剤 が製品に直接接触する可能性のある 場合には 汚染等を起こさないよう管理を行うこと [ 問 ]GMP2-16( 資材の定義 ) 原薬に係る製品の場合 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 2 項の資材たる添付文書とはどのようなものを指すのか [ 答 ] 製造専用医薬品については 施行規則第 214 条第 2 項の規定により薬事法第 52 条第 1 号の規定は適用されないので 大部分の原薬に係る製品について添付文書は必要としない しかし 日本薬局方に収められている医薬品で 日本薬局方においてこれに添付する文書又はその容器若しくは被包に記載するように定められた事項 及び薬事法第 42 条第 1 項の規定によりその基準が定められた医薬品で その基準において これに添付する文書又はその容器若しくは被包に記載するように定められた事項について 添付文書に記載するときは それぞれ定められた記載事項を記載した添付文書が必要である [ 問 ]GMP2-17( 資材の定義 ) ポリエチレン袋等に入れた原薬に係る製品をファイバードラム等に封入し 流通させる場合 ポリエチレン袋等の取扱いはどのようにすればよいか [ 答 ] 設問の場合の ポリエチレン袋等 については 薬事法第 57 条第 1 項の内袋に当たり 同項の規定において 医薬品は医薬品を保健衛生上危険なものにするおそれがある容器若しくは被包 ( 内袋を含む ) に収められていてはならない Page 18 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

19 3 この省令で ロット とは 一の製造期間内に一連の製造工程により均質性を有するように製造された製品及び原料 ( 以下 製品等 という ) の一群をいう (3) ロット とは 一の製造期間内に一連の製造工程により均質性を有するように製造された製品及び原料の一群をいうこと この定義中 原料 とは医薬品の製造に用いられる物 ( 資材 中間製品を除く 製品に含有されないものを含む ) を意味するものであること こととされていることを踏まえ 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定に基づき適切に管理する必要がある なお 設問の場合の ファイバードラム は薬事法上の 直接の容器 に該当する 原料の定義 [ 問 ]GMP2-1( 原料の定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 について 一部改正施行通知第 3 章第 3の2(3) に 医薬品の製造に用いられる物 ( 資材 中間製品を除く 製品に含有されないものを含む ) とあるが 製品に含有されない 原料とは具体的にどのようなものをいうのか [ 答 ] 製造工程において使用される水で結果的に製品に含有されないもの 溶媒等で乾燥等の工程中で揮散される物質等が挙げられる 例えば 顆粒製造工程に用いられるエタノール イソプロパノール 凍結乾燥に用いられる溶媒等がこれに当たる これらのものを原料として含めたのは その品質の良否が製品の品質に直接影響を及ぼすためであり 最終的に製品に含有されることとなる原料と同等の管理が必要となると考えられるためである [ 問 ]GMP2-2( 原料の定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の規定にある 原料 に関し 原薬に係る製品の 原料 とは 原薬に係る製品の品質に影響を及ぼすような製造工程及びそれ以降の工程に使用する物質のみと考えてもよいか [ 答 ] 原薬に係る製品の原料には 出発物質も含め製造に用いる物質がすべて該当する なお 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定に基づく原薬に係る製品の製造管理及び品質管理については 原薬に係る製品の一連の製造工程が進行するに従い 当該製品の品質に及ぼすリスクを考慮し 原料の取扱いについても 原則厳格に行うことが求められる Page 19 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

20 [ 問 ]GMP2-3( 原料の定義 ) 一般的には医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 には含まれないろ過助剤 イオン交換樹脂及びその再生剤 機器の殺菌消毒剤 器具 容器等の洗浄剤等については どのような管理をすべきか [ 答 ] 製品の品質に及ぼすリスクを考慮し その特性 使用目的 使用方法等に応じた管理を行うこと [ 問 ]GMP2-4( 原料の定義 ) 主原料以外の 例えば少量使用する酸化防止剤 p H 調整剤等は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 として取り扱うべきか [ 答 ] 原料として取り扱うこと [ 問 ]GMP2-5( 原料の定義 ) 製造工程に発酵工程が含まれている場合 培地は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 として管理する必要があるか [ 答 ] 製品の品質に重大な影響を及ぼしうる場合には 培地やその成分は原料としての管理を行うこと ロットの定義 [ 問 ]GMP2-18( ロットの定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項に定める ロット の構成の事例を示してほしい [ 答 ] ロット構成の事例については 一律的に定められるものではなく 各製品について 製造条件 作業方法等を考慮して検討し 定めるべきものである なお 生物学的製剤に係る製品のロットについては 生物学的製剤基準通則を参照す Page 20 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

21 ること [ 問 ]GMP2-19( ロットの定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項に ロットとは 一の製造期間内に一連の製造工程により均質性を有するように製造された製品及び原料 ( 以下 製品等 という ) の一群をいう とあるが この場合の 一の製造期間 とはどの程度の期間と考えてよいか [ 答 ] 一の製造期間については 製品の種類 剤型 作業形態 構造設備その他の違いによって様々であり 一概に決められるものではない [ 問 ]GMP2-20( ロットの定義 ) 均質性を有するように製造された製品及び原料 とは どの程度の状態のものをいうのか [ 答 ] 均質性を有するように製造された製品及び原料 とは 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 ( バリデーションデータ等 ) があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合をいう [ 問 ]GMP2-21( ロットの定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項に定めるロット構成の際の 均質性 は どれくらいの範囲 ( バラツキ ) まで認められるか [ 答 ] それぞれの製品の種類 均質性を確認するための試験検査の方法の違い等によって範囲が異なりうるので 一概に決められるものではない [ 問 ]GMP2-22( ロットの定義 ) 原薬に係る製品についてロットを割り当てる場合 ロット内の 均質性 についてどの程度まで求められるのか [ 答 ] それぞれの原薬に係る製品の種類 均質性を確認するための試験検査の方法の違い等によって求められる均質性は様々であり 一概に決められるものではな Page 21 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

22 い なお GMP2-32 の混合の前提条件に反しない限り 均質性を高めるため 適切に混合することも一つの方法である ロット構成 [ 問 ]GMP2-23( ロット構成 ) 同一製造ロットの中間製品を長時間にわたって 同一の製造条件及び製造設備により連続して充てん包装する場合 同じロットとして取り扱ってもよいか [ 答 ] 1. 設問の場合 充てん包装が長時間にわたって行われることにより ロットの均質性が失われるおそれのあるときは 認められない 当該充てん包装工程を経た製品のロットについては 均質性を有するように充てん包装されたと考えられる単位ごととし 各ロットが均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 ( バリデーションデータ等 ) を 製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記しておくこと 2. なお 汚染物質の生成及びそのキャリーオーバーを防止するために必要な 適切な間隔での清浄化 ( 原薬に係る製品の製造においては 不純物プロファイルに悪影響を及ぼしうるような分解物又は微生物汚染のキャリーオーバーの原因とならないようにすること ) に留意すること 通例 作業の内容が明らかであれば 製品標準書等には時間制限を規定することが一般的 ( 工程内管理に係る試験検査により一定の目標を達成していることを確認することをもって終了する作業を除く ) である [ 問 ]GMP2-24( ロット構成 ) 同一のロットの中間製品を包装工程において さらに いくつかのロットに分割してもよいか [ 答 ] 差し支えない ただし 中間製品 のロット番号と市場への出荷の可否の決定 Page 22 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

23 に供される最終製品に表示した製造番号又は製造記号との関係を明確にし 双 方向に追跡を可能とするように製造記録を作成すること [ 問 ]GMP2-25( ロット構成 ) 同一の製造期間に 同一の製品の複数ロットを連続して製造するとき ホッパーやパイプ内に前ロットの残留物が残存していても 理論上の各ロットの区分によりロットの区分けを行ってもよいか [ 答 ] ロットの区分を明確に行うことが原則であるが 液剤 顆粒剤などで 同一製品を連続生産する場合には 以下の事項を考慮し また 品質へのリスクを考慮して行うこと 1. 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されていること 2. 不良品が発生したこと等により回収等を行う場合には 前ロットの残存する可能性のある複数ロットについて まとめて対処すること 3. 汚染物質の生成及びそのキャリーオーバーを防止するために必要な 適切な間隔での清浄化 ( 原薬に係る製品の製造においては 不純物プロファイルに悪影響を及ぼしうるような分解物又は微生物汚染のキャリーオーバーの原因とならないようにすること ) に留意すること [ 問 ]GMP2-26( ロット構成 ) 内用液剤等に係る製品の製造において 1 台の混合タンク中の薬剤が数日間にわたって同一の条件 同一の製造設備により充てんされるときに 当該混合タンク1 台分の薬剤の充てんがなされた製品をまとめて1 ロットとし 同一のロット番号を付してもよいか また このとき当該製品の試験検査のための採取はどの時点で行うのが適当か [ 答 ] 以下の条件を満たす場合 認められる 1. 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 ( バリデーションデータ Page 23 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

24 等 ) があること 2. 製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されていること 3. 製品標準書等には時間制限を規定すること なお サンプリングは そのロットの代表として 正確な試験検査の判定ができる時点に行う必要がある [ 問 ]GMP2-27( ロット構成 ) 製造用水としての注射用水の製造を連続的に行う場合には ロット管理は必要ないと考えてよいか [ 答 ] 困難な場合には いわゆるロットとしての管理を行う必要はない ただし バリデーション結果に基づき 品質管理上必要な頻度において必要な項目について試験検査を実施する必要がある なお 不良品が発生したこと等により回収等を行う場合には 合理的な根拠をもって区分することができる範囲において一つの単位として対処することが必要となる [ 問 ]GMP2-28( ロット構成 ) 同一の製造期間に同一の製造条件 同一の製造設備により 蒸留水を連続的に生産しながらアンプル等に充てん 閉そくして 日本薬局方注射用水を製造している 品質管理上必要な措置を講じることにより均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合には 一定の期間又は一定単位数量ごとにロットを構成してもよいか [ 答 ] 設問の場合のロット構成は差し支えない [ 問 ]GMP2-29( ロット構成 ) 同一製造期間に一連の製造工程において製造され た異なるバッチの中間製品 ( 製剤 ) について 均質性を確認した上で 包装段階 において同一ロット構成としてもよいか Page 24 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

25 [ 答 ] 製品のロットの構成は 均質性を有するように製造されたことを示す科学的な根拠があり それがあらかじめ品質部門の承認を得て製品標準書等に明記されている場合には 一群のものを同一ロットとして扱って差し支えない なお この場合の科学的な根拠とは 単に規格に適合しているに限らず 工程内管理に係る試験検査結果等がほぼ同一であることをいう ロットの混合等 [ 問 ]GMP2-32( ロットの混合等 ) 原薬に係る製品のロットについて GMP2-20 の 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 のモデルを示してほしい [ 答 ] 次に ロットが均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 の例と ロットの混合の可否の考え方 を示す ( 根拠の例の表の掲載を省略 ) ロットの混合の可否の考え方前提条件 ( 一のロットからの分画物をあらかじめ定めた手順に従って工程内で混ぜる ( 当該工程に係るロット番号が決められる時点 ) こと ( 例 : 一のロットを複数に分けて遠心分離を行い乾燥後 1ロットに統合する ) は ここでいう 混合 とは考えない ) 1. 試験検査の結果 規格外にあることが判明したロットを規格に適合させる目的で混合を行ってはならないこと 2. 混合される各ロットは あらかじめ定められた工程により製造され 試験検査がなされ 規格に適合していることが確認されていること 3. 混合の工程は 十分に管理及び文書化を行うこと 混合されたロットについては 必要に応じ あらかじめ定められた規格に適合しているか否かについて試験検査を行うこと Page 25 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

26 4. 混合の工程に係る製造記録は 当該混合を構成した各ロットへの追跡を可能とするように作成すること 5. 製品の物理学的特性が重要なものである場合には 混合されたロットの均質性を示すために 混合の工程についてバリデーションを行うこと 当該バリデーションは 混合の工程が影響を及ぼしうる重要な特性 ( 例 : 粒度分布 かさ密度等 ) の検証を含むこと 6. 混合されたロットの有効期間 使用期限又はリテスト日は 当該統合又は混合を構成した各ロットのうち最も古いものの製造年月日に基づくこと ( ロット混合の記載の表を省略 ) Page 26 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

27 [ 問 ]GMP2-33( ロットの混合等 ) 同一の製造条件及び製造設備により製造した複数バッチの原薬に係る製品を混合して1ロットを構成させたい 混合前の複数バッチについてもすべての項目の試験検査が必要か [ 答 ] 混合する前に バッチ が規格に適合することを確認するものとし そのバッチの規格には品質管理上必要と判断される項目を設定し 試験検査を実施すること ただし 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合には GMP2-32の混合の前提条件に反しない限り 設問のような混合を行ってもよい場合がある [ 問 ]GMP2-34( ロットの混合等 ) 輸液製剤に係る製品の製造において いくつかのバッチをまとめて一のロットを構成させる場合が多いが 一般的な留意点を示してほしい [ 答 ] 輸液製剤の製造工程において複数回に分けて滅菌したバッチを まとめて1ロットとするような場合のロット構成についての留意点については 以下の事項を製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記しておくこと 1. 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 2. 滅菌工程の工程監視を同時的に実施し それを記録として保管し かつ最終製品において滅菌工程の不具合が疑われる場合には 関連する可能性のあるすべての滅菌バッチを対象に調査し 適切に処置する旨の規定 [ 問 ]GMP2-35( ロットの混合等 ) 原薬について あるロットの端数を他のロットと 混合して 1 ロットとすることは可能か [ 答 ] あるロットの不適を隠蔽することを目的として混合してはならないが 規格に適 Page 27 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

28 合したロットの端数品をまとめて1ロットとすることは差し支えない 当該ロットが均質性を有するように処置を行い 混合する前に規格に適合していることを確認すること また その手法については製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て記載し また ロットの履歴が確認できるよう記録を作成すること [ 問 ]GMP2-36( ロットの混合等 ) 最終近くまで一連の製造工程を経てきた一のロットを 最終工程の晶出後の工程において二分割して原薬に係る製品を製造しているが 最終的にはこれを統合して1ロットとして取り扱ってもよいか [ 答 ] 適切な工程管理に適合したものを 均一にできるプロセスを経て原薬となることが必要である 晶出後の原薬が均質性を有するように製造されたことを示す合理的な根拠があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合には 1ロットとして取り扱っても差し支えない [ 問 ]GMP2-37( ロットの混合等 ) 一連の製造工程を経てきた一のロットを分割し 同一条件において複数台の混合機により混合を行う場合 それぞれを統合して1ロットとして取り扱ってもよいか [ 答 ] 複数台の混合機 が同一の混合効果を持ち 均質性を有するように製造されることを示す合理的な根拠 ( バリデーションデータ等 ) があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合には 1ロットとして取り扱っても差し支えない [ 問 ]GMP2-38( ロットの混合等 ) 一連の製造工程を経てきた一のロットを分割し 異なった型式の高圧蒸気滅菌装置を用いて滅菌を行ったものそれぞれを統合 して 1 ロットとして取り扱ってもよいか Page 28 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

29 [ 答 ] 滅菌単位のトレーサビリティが確保されていることが必要である 1ロットとして取り扱う場合には 滅菌単位での記録が適切に作成され かつ均質性がバリデートされていれば認められる 滅菌バリデーションについては 日本薬局方の参考情報の内容を参照すること [ 問 ]GMP2-39( ロットの混合等 ) 製剤に係る製品包装後の製品ロットと原液調製バッチ又は配合バッチとの関係が明確に追跡できるのであれば 包装後の製品の1ロットが原液調製バッチ又は配合バッチの複数に相当するものであってもよいか [ 答 ]GMP2-29を参照すること Page 29 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

30 ロットと製造番号等 [ 問 ]GMP2-40( ロットと製造番号等 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定に基づくロット管理を行うためにロットごとに製品に付記する番号と 薬事法第 50 条第 3 号に規定する医薬品の直接の容器又は直接の被包に記載される製造番号又は製造記号とは同じでなければならないか [ 答 ] 製造段階においてのロット番号と製造番号又は製造記号との関係を明確にし 双方向に追跡を可能とするように製造記録を作成するものとしていれば 必ずしも同じ番号又は記号である必要はない [ 問 ]GMP2-41( ロットと製造番号等 ) 製造番号又は製造記号として 製造した年月日の略号を用いることにより 同一の有効成分ではあるがその含量の異なる別の品目に結果として同じ製造番号又は製造記号を表示してもよいか [ 答 ] 設問の場合 品目が明らかに異なることにより回収対象の製造ロットか否かの識別が容易なものであって かつ回収等に支障がない ( 結果的に識別が困難であるために回収に支障が生じた場合の責任は 当該表示を行った者に帰することがあることに留意すること ) のであれば差し支えない ただし 製造段階においてのロット番号と 市場への出荷の可否の決定に供される最終製品に表示した製造番号又は製造記号との関係を明確にし 双方向に追跡を可能とするように記録を作成すること [ 問 ]GMP2-42( ロットと製造番号等 ) 製造所からの出荷可否決定前の製品の添付文書を差しかえる場合等 既出荷品の同一ロット製品と区分するために 個装箱に 識別記号 を付記したいが 直接の容器等への付記は行わなくてもよいか [ 答 ] 製造番号又は製造記号と紛らわしくなければ 直接の容器等には記載しなくても Page 30 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

31 差し支えない [ 問 ]GMP2-43( ロットと製造番号等 ) 同一製造ロットの中間製品を包装工程においていくつかの種類の包装単位に包装する場合 異なった包装単位又は包装形態に同一の製造番号又は製造記号を表示してもよいか [ 答 ] 設問の場合 ( 包装工程 が均質性に影響を及ぼさないものであることを前提とする ) 同一製造番号又は製造記号が表示されたとしても品目が明らかに異なることにより回収対象の製品ロットか否かの識別が容易なものであって 回収等に支障がない ( 結果的に識別が困難であるために回収に支障が生じた場合の責任は 当該表示を行った者に帰することがあることに留意すること ) のであれば 同一の製造番号又は製造記号を表示しても差し支えない ただし 製造段階においてのロット番号と市場への出荷の可否の決定に供される最終製品に表示した製造番号又は製造記号との関係を明確にし 双方向に追跡を可能とするように製造記録を作成すること ( 例 ) 錠ビン入 1,000 錠ビン入に同じ製造番号又は製造記号を表示しても差し支えない 錠ビン入 100 錠 PTP 包装に同じ製造番号又は製造記号を表示しても差し支えない Page 31 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

32 [ 問 ]GMP2-1( 原料の定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 について 一部改正施行通知第 3 章第 3の2(3) に 医薬品の製造に用いられる物 ( 資材 中間製品を除く 製品に含有されないものを含む ) とあるが 製品に含有されない 原料とは具体的にどのようなものをいうのか [ 答 ] 製造工程において使用される水で結果的に製品に含有されないもの 溶媒等で乾燥等の工程中で揮散される物質等が挙げられる 例えば 顆粒製造工程に用いられるエタノール イソプロパノール 凍結乾燥に用いられる溶媒等がこれに当たる これらのものを原料として含めたのは その品質の良否が製品の品質に直接影響を及ぼすためであり 最終的に製品に含有されることとなる原料と同等の管理が必要となると考えられるためである [ 問 ]GMP2-2( 原料の定義 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の規定にある 原料 に関し 原薬に係る製品の 原料 とは 原薬に係る製品の品質に影響を及ぼすような製造工程及びそれ以降の工程に使用する物質のみと考えてもよいか [ 答 ] 原薬に係る製品の原料には 出発物質も含め製造に用いる物質がすべて該当する なお 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定に基づく原薬に係る製品の製造管理及び品質管理については 原薬に係る製品の一連の製造工程が進行するに従い 当該製品の品質に及ぼすリスクを考慮し 原料の取扱いについても 原則厳格に行うことが求められる [ 問 ]GMP2-3( 原料の定義 ) 一般的には医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 には含まれないろ過助剤 イオン交換樹脂及びその再生剤 機器 Page 32 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

33 の殺菌消毒剤 器具 容器等の洗浄剤等については どのような管理をすべきか [ 答 ] 製品の品質に及ぼすリスクを考慮し その特性 使用目的 使用方法等に応じた管理を行うこと [ 問 ]GMP2-4( 原料の定義 ) 主原料以外の 例えば少量使用する酸化防止剤 p H 調整剤等は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 として取り扱うべきか [ 答 ] 原料として取り扱うこと [ 問 ]GMP2-5( 原料の定義 ) 製造工程に発酵工程が含まれている場合 培地は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 3 項の 原料 として管理する必要があるか [ 答 ] 製品の品質に重大な影響を及ぼしうる場合には 培地やその成分は原料としての管理を行うこと ロット構成 ( 原料 ) [ 問 ]GMP2-30( ロット構成 ( 原料 )) 同一ロットの原料の受入れが複数日にわたっても 当該原料の供給者における製造単位を 受け入れた製造所における原料の一ロットとして取り扱ってもよいか [ 答 ] 同一ロットの原料が分納された設問のような場合には 輸送時の品質変化等を勘案し 分納されたものごとにロットを別のものとして管理することが原則である ただし 輸送時の品質変化等も考慮した上で 受入れ時の試験検査により均質性を有すると確認された範囲内において 一ロットとして取り扱っても差し支えない なお 設問の事例の原料のロットごとの試験検査については GMP11-17 Page 33 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

34 を参照すること [ 問 ]GMP2-31( ロット構成 ( 原料 )) 生薬原料のロット管理はどのようにすべきか [ 答 ] 例えば 受入れ時の試験検査により均質性を有すると推定される場合には 同一輸入単位を一ロットとして取り扱っても差し支えなく いわゆる買付け見本により買い付けた場合には 当該買付け見本にそれぞれ相当する単位で均質性を有すると推定されるものを一ロットとして取り扱っても差し支えない ただし 外観検査その他受入れ時の試験検査により均質性が疑われるものについては 別ロットとして取り扱うこと 4 この省令で 管理単位 とは 同一 性が確認された資材の一群を いう (4) 管理単位 とは 同一性が確認された資材の 一群をいうこと 管理単位 [ 問 ]GMP2-44( 管理単位 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 4 項に定義されている資材の管理単位はどのような範囲のものをいうか [ 答 ] 例えば 資材の供給者における当該資材の原材料 ( 素材 ) の品質規格 製造方法等が同一であり かつ当該資材の受入れ時の試験検査の実績等から 均質性を有すると確認された範囲内において 次のいずれかの単位を一管理単位としても差し支えない 1. 資材の供給者においての製造単位 2. 資材の供給者においての資材の原材料 ( 素材 ) の管理のための単位 3. 資材の供給者においての製造業者への納入単位 Page 34 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

35 5 この省令で バリデーション とは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の方法 ( 以下 製造手順等 という ) が期待される結果を与える (5) バリデーション とは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の方法 ( 以下 製造手順等 という ) が期待される結果を与えることを検証し これを文書とすることをいうこと ことを検証し これを文書とすることをいう 6 この省令で 清浄区域 とは 製造作業を行う場所 ( 以下 作業所 という ) のうち 原料の秤量作業を行う場所 薬剤の調製作業を行う場所及び洗浄後の容器が作業所内の空気に触れる場所をいう 7 この省令で 無菌区域 とは 作業所のうち 無菌化された薬剤又は滅菌された容器が作業所内の空気に触れる場所 薬剤の充てん作業を行う場所 容器の閉そく作業を行う場所及び無菌試験等の無菌操作を行う場所をいう 8 この省令で 細胞組織医薬品 とは 人又は動物の細胞又は組織から構成された医薬品 ( 人の血液及び人の血液から製造される成分から構成される医薬品を除く ) (6) 清浄区域 とは 製造作業を行う場所( 以下 作業所 という ) のうち 原料の秤量作業を行う場所 薬剤の調製作業を行う場所及び洗浄後の容器が作業所内の空気に触れる場所をいうこと (7) 無菌区域 とは 作業所のうち 無菌化された薬剤又は滅菌された容器が作業所内の空気に触れる場所 薬剤の充てん作業を行う場所 容器の閉そく作業を行う場所及び無菌試験等の無菌操作を行う場所をいうこと (8) 細胞組織医薬品 とは 人又は動物の細胞又は組織から構成された医薬品 ( 人の血液及び人の血液から製造される成分から構成される医薬品を除く ) をいうこと [ 問 ]GMP2-12( その他 ) 製造所 作業所 作業室の違いを示してほしい [ 答 ] 医薬品 医薬部外品 GMP 省令でいう製造所とは 薬事法第 13 条の許可又は第 13 条の2の認定が与えられたものをいう 作業所とは 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 6 項において 製造作業を行う場所 と定義されており 製造作業の現場に直結している事務室 試験検査室等を含む 作業室とは 作業所のうち製造作業を行う個々の部屋をいう [ 問 ]GMP2-13( その他 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 2 条第 7 項の作業又は操作をクリーンブース内においてすべて行う場合には 無菌区域 をクリーンブース内に限定してもよいか [ 答 ] 差し支えない Page 35 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

36 をいう 9 この省令で ドナー とは 細胞組織医薬品の原料となる細胞又は組織を提供する人 ( 臓器の移植に関する法律 ( 平成九年法律第百四号 ) 第六条第二項に規定する (9) ドナー とは 細胞組織医薬品の原料となる細胞又は組織を提供する人 ( 臓器の移植に関する法律 ( 平成 9 年法律第 104 号 ) 第 6 条第 2 項に規定する脳死した者の身体に係るものを除く ) をいうこと 脳死した者の身体に係るものを除 く ) をいう 10 この省令で ドナー動物 とは 細胞組織医薬品の原料となる細 (10) ドナー動物 とは 細胞組織医薬品の原料と なる細胞又は組織を提供する動物をいうこと 胞又は組織を提供する動物をい う (11) このほか この省令等における用語は次によること ア. 計器の校正 とは 必要とされる精度を考慮し 適切な標準器や標準試料等を用いて計器の表す値と真の値との関係を求めることをいうものであること [ 問 ]GMP2-6( 計器の校正の定義 ) 一部改正施行通知第 3 章第 3の2(11) アの 計器の校正 には 計器の表す値と真の値とに差があるときに この差を調整することも含まれると解してよいか [ 答 ] 計器の校正 とは 必要とされる精度を考慮し 適切な標準器 標準試料等を用いて計器の表す値と真の値との関係を求めることをいうものであり 調整 は含まれない イ. ロットを構成しない血液製剤 とは 人の血液を用いて製造される製剤であって 人全血液 人赤血球濃厚液 洗浄人赤血球浮遊液 白血球除去人赤血球浮遊液 合成血 解凍人赤血球 Page 36 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

37 濃厚液 新鮮凍結人血漿 人血小板濃厚液 乾燥人血液凝固第 Ⅷ 因子 乾燥人血液凝固第 Ⅸ 因子複合体 ( 原血漿が3 人分以下からなるもの ) 及び分画用プラズマ等をいうものであること ( 適用の範囲 ) 第三条法第十四条第一項に規定する医薬品 ( 体外診断用医薬品を除く 以下同じ ) 若しくは医薬部外品の製造販売業者又は法第十九条の二第四項に規定する医薬品若しくは医薬部外品の選任外国製造医薬品等製造販売業 (1)GMP 省令適用医薬品又はGMP 省令適用医薬部外品の製造販売承認の要件として 製造販売業者及び選任製造販売業者は 製造業者等に 製造所における製造管理及び品質管理をこの省令の規定に基づき行わせなければならないものであること 者は 第二章又は第三章において準用する第二章の規定に基づき 医薬品又は医薬部外品の製造業者及び法第十三条の三第一項に規定する医薬品等外国製造業者 ( 以下 医薬品等外国製造業者 という )( 以下 製造業者等 と総称する ) に製造所における製品の製造管理及び品質管理を行わせなければならない 2 医薬品又は医薬部外品に係る製品の製造業者等は 第二章又は第三章において準用する第二章の規定に基づき 医薬品 医療機 (2)GMP 省令適用医薬品又はGMP 省令適用医薬部外品に係る製品の製造業者等は この省令の規定に基づき 施行規則第 96 条に規定する製造所における製品の製造管理及び品質管 Page 37 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

38 器等の品質 有効性及び安全性 理を行わなければならないものであること の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和三十六年厚生省令第一号 以下 施行規則 という ) 第九十六条に規定する製造所における製品の製造管理及び品質管理を行わなければならない 3 法第八十条第一項の輸出用の医薬品又は医薬部外品に係る製品の製造業者は 第二章又は第三章において準用する第二章の規定に基づき 輸出用の医薬品又 (3) 法第 80 条第 1 項の輸出用のGMP 省令適用医薬品又はGMP 省令適用医薬部外品に係る製品の製造業者は この省令の規定に基づき 製造所における製造管理及び品質管理を行わなければならないものであること は医薬部外品の製造所における 製品の製造管理及び品質管理を 行わなければならない 第二章医薬品製造業者等の製造所における製造管理及び品質管理第一節通則 GMP 省令 ( 最終改正 : 平成 26(2014) 年 7 月 30 日厚生労働省令第 87 号 ) GMP 施行規則条条文 GMP 事例集 (2013 年版 ) (GMP 省令の条文対応箇所のみ入力 ) Page 38 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

39 ( 製造部門及び品質部門 ) ( 第 32 条において準用する場合を含む ) 第四条 製造業者等は 製造所ごとに 法第十七条第四項に規定する医薬 (1) 製造所ごとに 法第 17 条第 3 項に規定する医薬品製造管理者及び法第 68 条の2 第 1 項に規 品製造管理者及び法第六十八条の十六第一項に規定する生物由来製品 ( 法第二条第十項に規定する生物由来製品をいう 以下同じ ) の製造を管理する者 ( 医薬品等外国製造業者にあっては 法第十三条の三第一項の認定を受けた製造所の責任者又は当該医薬品等外国製造業者があらかじめ指定した者 )( 以下 製造管理者 と総称する ) の監督の下に 製造管理に係る部門 ( 以下 製造部門 という ) 及び品質管理に係る部門 定する生物由来製品の製造を管理する者 ( 外国製造業者にあっては 法第 13 条の3 第 1 項の規定により認定を受けた製造所の責任者又は当該外国製造業者があらかじめ指定した者 ) ( 以下この章において 製造管理者 と総称する ) の監督の下に 製造部門及び品質部門を置かなければならないこととしたこと ただし 包装等区分製造所のうち 専ら同一製造業者等の製品等又は資材の保管のみを行う製造所における品質管理に係る業務については 業務に支障がない場合に限り 当該製品の製造等を行う同一製造業者等の他の製造所の品質部門が実施することでも差し支えないこと ( 以下 品質部門 という ) を置か なければならない 2 品質部門は 製造部門から 独立していなければならない (2) 品質部門は 製造部門から独立し 品質管理の 業務を行うこと Page 39 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

40 ( 製造管理者 ) ( 第 32 条において準用する場合を含む ) 第五条 製造管理者は 次に掲げる業務を行わなければならない (1) 製造管理者又は責任技術者が行わなければならない業務について規定したものであること (2) 同一製造所において生物由来製品たる医薬品 ( 以下 生物由来医薬品 という ) とその他の医薬品を製造しようとする場合には 法第 68 製造管理者 [ 問 ]GMP5-1( 製造管理者 ) 生物由来医薬品に係る製品のみを扱う製造所においては 薬事法第 68 条の2 第 1 項に規定する生物由来製品の製造を管理する者と通常の医薬品製造管理者を別々に1 人ずつ設置する必要があるか [ 答 ] 生物由来製品の製造を管理する者のみの設置で差し支えない 条の 2 の規定に基づく製造を管理する者を置 かなければならないものであること [ 問 ]GMP5-2( 製造管理者 ) 製造管理者が製造部門の責任者又は品質部門の責任 者となってもよいか [ 答 ] 製造部門の責任者となることは認められないが 管理に支障がない場合には 品質 部門の責任者となることは差し支えない [ 問 ]GMP5-3( 製造管理者 ) 原薬に係る製品の製造所における製造管理者の資格は薬剤師よりも化学工学 生物工学に詳しい者の方がよいこともあると考えられるが 製造管理者には薬剤師の資格が絶対的な条件か [ 答 ] 製造管理者は薬剤師でなければならない ( 薬事法第 17 条 ) なお 生物由来製品たる原薬に係る製品の製造所においては 薬事法第 68 条の2 第 1 項に規定する生物由来製品の製造を管理する者の要件を満たす者の設置が必要であるが 当該者は必ずしも薬剤師の資格を有する者に限られない [ 問 ]GMP5-4( 製造管理者 ) 同一製造所において一般の医薬品に係る製品のほかに生物由来医薬品に係る製品を製造するときは それぞれ別個に製造管理者を置くこととされているが 管理系統を一致させれば 一人でも認められるか [ 答 ] 薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律の一部の施行について ( 平成 15 年 5 月 15 日医薬発第 号 ) に 同一施設において Page 40 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

41 一製造管理及び品質管理に係る業務 ( 以下 製造 品質管理業務 という ) を統括し その適正かつ円滑な実施が図られるよう管理監督すること 二品質不良その他製品の品質に重大な影響が及ぶおそれがある場合においては 所要の措置が速やかに採られていること及びその進捗状況を確認し 必要に応じ 改善等所要の措置を採るよう指示すること (3) 第 1 号中の 製造管理及び品質管理に係る業務 ( 以下 製造 品質管理業務 という ) を統括し とは 製造 品質管理業務を管理監督できる立場にあり 製造 品質管理業務についての最終的な権限と責任を有すること 生物由来製品以外の製品を取り扱う者であって 製造管理者又は責任技術者が上記の要件を満たし 承認されている場合にあっては 当該製造管理者又は責任技術者との兼務を認める 旨の記載がある 製造管理者の業務の補助 [ 問 ]GMP5-5( 製造管理者の業務の補助 ) 製造所の規模が大きくなり 同一敷地内に剤型ごとの棟が分散している場合には 製造管理者を複数任命してもよいか 仮に 一人でなければならないという場合には 製造副管理者 ( 補助者 ) を複数任命してもよいか [ 答 ] 製造管理者は1 製造所に1 名とすること 規模が大きく製品が多岐にわたる製造所等において 製造管理者が職務を遂行することができない状況が生じうる場合 ( やむを得ないと認められる場合 ) を考慮し 補助者を設置しても差し支えない ただし 補助する業務の範囲製造管理者への報告方法等を医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の職員の責務及び管理体制に係る文書に明記しておくこと 製造管理者の業務の代行 [ 問 ]GMP5-6( 製造管理者の業務の代行 ) 製造管理者が出張 入院等のために不在となる場合に備えて代行者を置いてもよいか [ 答 ] 設問の場合 業務に支障がないと認められる場合には 代行者を置いても差し支えない ただし 代行者は製造管理者と同等の資格 ( 薬事法第 17 条に定める資格 ) を有する者であり 代行者の代行時の責務等を医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の文書に明記しておくこと なお 不在の期間が非常に長期間にわたる場合には 製造所の業務に支障を生じるおそれがあることから 代行者ではなく 製造管理者の変更を行うこと [ 問 ]GMP5-7( 製造管理者の業務の代行 ) 製造所と本社 ( 法人の主たる事務所 ) とが Page 41 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

42 離れている製造業者において 製造管理者がその業務等を行うため本社に行くことが多い場合には 代行者を置いてもよいか [ 答 ] 設問の場合 業務に支障がないと認められる場合には 代行者を置いても差し支えない ただし 代行者は製造管理者と同等の資格 ( 薬事法第 17 条に定める資格 ) を有する者であり 代行者の代行時の責務等を医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の文書に明記しておくこと [ 問 ]GMP5-8( 製造管理者の業務の代行 ) 製造管理者が 本社等の業務のために忙しいため 代行者を置いて製造管理者の業務を長期間にわたり全面的に委任することは認められるか [ 答 ] 認められない 製造管理者は 製造所を実地に管理する必要がある 製造管理者の変更を行うこと [ 問 ]GMP5-9( 製造管理者の業務の代行 ) 製造管理者の代行者を置いた場合 署名及び記名押印のための印鑑は 当該代行者のものとしてよいか [ 答 ] 代行者のものとすること ただし 代行者の署名又は記名押印に係る責務等を医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の文書に明記しておくこと 2 製造業者等は 製造管理者が業務を行うに当たって支障を生ずることがないようにしなければならない (4) 第 2 項の 支障を生ずることがないようにしなければならない とは 製造業者等が製造管理者又は責任技術者の業務を妨げてはならないことはもとより 製造管理者又は責任技術者が業務 を遂行するに当たって必要な支援を行わなけれ ばならないことを趣旨とするものであること 製品品質の照査 Page 42 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

43 [ 問 ]GMP5-10( 製品品質の照査 ) 製品品質の照査は なぜ必要なのか [ 答 ] バリデートされた工程であっても 製造実績を積み上げるに従って より製品品質を向上させるために改善すべき事項が見出される場合があり 例えば 次のような場合が考えられる 1. 原料物性の変化等により製造条件等を変更することが望ましい場合があるため 2. 異常 逸脱の傾向又は好ましくない傾向等が認められた場合には 所要の措置を採る必要性があるため [ 問 ]GMP5-11( 製品品質の照査 ) 製品品質の照査はどのように行うべきか [ 答 ] 照査を行うに当たっては 手順を定め 次の事項に留意して実施すること 1. 通例 年 1 回は実施すること 2. 照査の結果については評価を行い 是正措置又は再バリデーションの実施の必要性を検討すること 是正措置又は再バリデーションが必要であるとされた場合には その理由及び内容について記録を作成すること 3. リスクに応じて 製品の種類ごとにグループ化して実施する場合には 科学的な妥当性を示すこと [ 問 ]GMP5-12( 製品品質の照査 ) 製造頻度が1ロット / 年以下程度となる製品の製品品質の照査は どのように実施するのか [ 答 ] 製造頻度に関わらず 市場出荷後の製品の品質に係る情報 (GMP5-14の7 及び 8 等 ) に対しては製品品質の照査を行うこと それ以外の項目については あらかじめ照査を行うロット数 そのロット数に満たなくても照査を行う年数を製造業者が適切に決定し 手順に記載すること そして あらかじめ設定された製造ロット数に達した段階で製品品質の照査を行うこと Page 43 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

44 また 製造ロット数があらかじめ設定されたロット数に満たなくても あらかじめ設定 された年数を経過する場合には 製品品質の照査を行うこと [ 問 ]GMP5-13( 製品品質の照査 ) GMP5-11の3における 製品の種類ごとにグループ化 するとは どのような場合に認められるのか [ 答 ] 科学的な根拠がある場合には 製品ごとに照査するのではなく 例えば同一原理の製造機器で製造された同一剤型の製品群をまとめて製品品質の照査を行うことができる GMP5-14の 及び11には製品とは関係なくグループ化して照査することが可能な項目もあると考えられる [ 問 ]GMP5-14( 製品品質の照査 ) 製品品質の照査項目にはどのようなものがあるか [ 答 ] 照査の対象には 少なくとも以下の事項が含まれると考えられるが 製造所の実情に応じて製造業者が適切な項目を設定して実施すること 1. 原料及び資材の受入時における試験検査の結果の照査 2. 重要な工程管理及び最終製品の品質管理の結果の照査 3. 確立された規格に対し不適合であった全バッチの照査及びそれらの調査 4. すべての重大な逸脱又は不適合 それらに関連する調査 及び結果として実施された是正処置 予防措置の有効性についての照査 5. 工程又は分析方法に対し実施したすべての変更の照査 6. 提出し 承認され 又は承認されなかった製造販売承認事項の変更 ( 輸出届事項の変更を含む ) についての照査 7. 安定性モニタリングの結果及びすべての好ましくない傾向についての照査 8. 品質に関連するすべての返品 品質情報及び回収並びにその当時実施された原因究明調査についての照査 Page 44 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

45 9. 工程又は装置に対して実施された是正措置の適切性についての照査 10. 新規製造販売承認及び製造販売承認事項一部変更に関しては 市販後の誓約についての照査 11. 関連する装置及びユーティリティーの適格性評価状況 12. 委託している場合は 委託先に対する管理についての照査なお 6. 及び10. は 製造販売業者が主体的となる事項であるが GMPの適正かつ円滑な実施のため GQP 省令第 7 条の取決めに基づき 製造業者が関与するものをいう [ 問 ]GMP5-15( 製品品質の照査 ) GMP5-14に挙げられた照査項目について 具体的な照査方法の事例を示してほしい [ 答 ] 照査は 実施している製造管理及び品質管理に応じて傾向と是正措置 予防措置の妥当性について評価し 現行の規格の適格性 製品が適切に管理された状態で製造できているかどうか 再バリデーションの要否や更なる改善の要否などを判断できるものとする 例えば以下のような事例が考えられる 1. 原薬 添加剤 品質に影響を及ぼす容器や包材については 対象品目ごとの受入れのロット数と不合格ロット数 ( 逸脱の発生したロット数 ) 及びその理由 ( 調査結果 ) 実施したCAPAの内容と効果の確認結果 2. 製品については 対象品目ごとの製造ロット数と不合格ロット数 ( 逸脱の発生したロット数 ) 及びその理由 ( 調査結果 ) 実施したCAPAの内容と効果の確認結果 問 GMP5-16( 製品品質の照査 ) GMP5-14の1の 原料及び資材 はどこまでが対象となるのか [ 答 ] 通例 製剤の場合は 出荷される製品 ( 中間製品を含む ) に含まれる原料及び資材 ( 製品品質に影響を及ぼす資材 ) が対象となる 原薬 ( 中間体を含む ) の場合 Page 45 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

46 は 重要な原料及び資材が対象となる 製品品質の照査の対象となる項目は 手 順書に記載することが望ましい [ 問 ]GMP5-17( 製品品質の照査 ) 工程管理の照査には 日常使用される工程管理図による簡便な管理も含まれるか [ 答 ] 工程管理の照査 の実施においては 過去に製造したロットについて 工程内管理データ 試験検査データ等を工程管理図に記入し 時系列的な解析を行うことも一つの方法である [ 問 ]GMP5-18( 製品品質の照査 ) GMP5-14の2の実施で 製品ロット数が多数の場合 工程管理の照査における調査対象ロットは どのように抽出すればよいか [ 答 ] 実施方法は 製造業者等として適切に設定しておくことで差し支えない 例えば 一定期間の全ロットを対象とする方法 年間を通じて多数ロットを生産しているような場合にはランダムに抽出 ( 抽出方法は工程管理の照査の目的 ( 例えば季節変動の評価確認等 ) に見合ったものであること ) を行う等により製造工程の変動要因が許容条件内にあることを検証する方法等がある [ 問 ]GMP5-19( 製品品質の照査 ) GMP5-14の11の 関連する装置及びユーティリティーの適格性評価状況 とはどのようなものか [ 答 ] 製造設備及び空調 製造用水設備等の製造支援システムを対象とし それらシステムの日常点検 定期点検 試験の結果に基づいて稼働状況の照査を行うことである なお 対象とする製造設備は その種類 特性 使用目的 使用頻度等により 製品の品質へのリスクを勘案し 製造業者等として定めておくこと [ 問 ]GMP5-20( 製品品質の照査 ) 乾燥エキス粉末 軟エキス等 ( 製造専用 ) に係る Page 46 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

47 製品の原料となる生薬が天産物であり同一ロット内においても品質にバラツキが生じるため 製品中の指標成分データのロット間の平均値 ±3σによる管理が困難となる場合には どのような方法により製品品質の照査の一部として行う工程管理の照査を実施すればよいか [ 答 ] 乾燥エキス粉末 軟エキス等に係る製品の各製造工程 ( 抽出 濃縮 スプレードライ等 ) において 定められた設備を用い定められた製造条件において作業されたこと ( 下記 漢方エキス製品製造工程管理項目例示表 を参照すること ) を製造記録等から確認し 工程内管理値の変動が定められた範囲内にあることが確認されている場合には ロット間の平均値 ±3σの管理によらなくても 指標成分 エキス含量 乾燥減量等から必要な項目をあらかじめ選定し 対象ロットが承認規格の範囲内にあることを確認する等の方法によることで差し支えない ( 漢方製剤の表は掲載省略 ) ( 職員 ) 第 32 条において準用する場合を含む 第六条 製造業者等は 製造 品質管理 (1) 責任者の配置 人員の確保等について規定し 業務を適正かつ円滑に実施しうる たものであること 職員 [ 問 ]GMP6-1( 職員 ) 社内組織上 資材保管部門は製造部門に属していなくてもよい 能力を有する責任者 ( 以下単に 責任者 という ) を 製造所の組織 規模及び業務の種類等に応じ 適切に置かなければならない 2 製造業者等は 責任者を 製造所の組織 規模及び業務の (2) 第 1 項及び第 3 項の 業務を適正かつ円滑に実施しうる能力を有する とは 業務の内容と実務経験及び教育訓練等とを照らし合わせた上でその業務を適正かつ円滑に実施しうる能力を有する者であることを製造業者等として判断していることを趣旨とするものであること か [ 答 ] 製造のための資材保管行為についても医薬品 医薬部外品 GMP 省令の適用対象であり それを行う部門は GMP 上は製造部門に含まれなければならない なお 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の製造所職員の責務及び管理体制は 社内組織 と名実ともに一致していることが望ましいが 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定する管理を適正に実施することができ 相互の関係が明らかにされていれば 必ずしも 社内組織 と名称等とが一致していなくても差し支えない [ 問 ]GMP6-2( 職員 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令及び施行通知でいう 製造業者等 とは 一般的には会社の経営者と考えてよいか Page 47 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

48 種類等に応じ 適切な人数を 配置しなければならない [ 答 ] 製造業者等とは ( 外国 ) 製造業の許可 ( 認定 ) を受けた者 ( 個人又は法人 ) をいう 医薬品 医薬部外品 GMP 省令の規定の実際の運用においては 医薬品 医薬部 外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の製造所職員の責務及び管理体制において製造所に関し製造業者等としての権限を付与され 製造業者等としての責務に責任を有する者 ( 例 : 業務を行う役員 工場長等 ) を規定しておくこと なお 品質システムを維持 改善していく上で 資源の配分の決定権を持つ製造業者の品質に対する認識とリーダーシップは極めて重要であることにも留意すること 3 製造業者等は 製造 品質管 理業務を適切に実施しうる能 力を有する人員を十分に確保 (3) 第 3 項の規定は 製造 品質管理業務を行うす べての部門等が能力を有する人員を十分に有 することを求めているものであること しなければならない 4 製造業者等は 製造 品質管理業務に従事する職員 ( 製造管理者及び責任者を含む ) の責務及び管理体制を文書により適切に定めなければならない (4) 第 4 項の 文書により適切に定め とは 製造 品質管理業務に従事する職員の責任及び権限並びに管理体制が適切に記載された組織図等を策定することによっても差し支えないものであること また 当該文書を作成したときは作成した日付 を 改訂した場合においては改訂した日付 改 訂した事項及び改訂の理由を併せて記載する 必要があること Page 48 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

49 ( 製品標準書 ) ( 第 4 号の規定を除き 第 32 条において準用する場 合を含む ) 第七条 製造業者等は 製品 ( 中間製品を (1) 製造する製品 ( 中間製品を除く ) ごと 製造所 製品標準書一般事項 除く 以下この条において同じ ) ごとの製品標準書の作成及び保管並びにそ [ 問 ]GMP7-1( 製品標準書一般事項 ) 製品標準書を作成する上での注意事項と一般 ごとに 次に掲げる事項について の取扱いについて規定したものであること 的な様式を示してほしい 記載した製品標準書を当該製品の (2) 製品標準書の内容は 当該製品に係る医薬品 [ 答 ] 製品標準書は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令 一部改正施行通知等に示された内 製造に係る製造所ごとに作成し 又は医薬部外品を製造販売する製造販売業者 容をすべて盛り込んだ内容とし あらかじめ品質部門の承認を得るものとすること 保管するとともに 品質部門の承 との取決めの内容と整合性のとれたものでなけ 一般的な様式 を一概に決められるものではなく 各製造所の実情に見合ったもの 認を受けるものとしなければならな ればならないものであること を作成すること い (3) 製品標準書に記載する事項については 当該 製造所等が行う製造工程 ( 保管を含む ) に係 [ 問 ]GMP7-2( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条に 製造 る製造 品質管理業務の適切な実施に支障が 業者等は製品ごとに製品標準書を作成し保管することとされているが 個々の製品 ない内容及び範囲で足りるものであり 必ずし 標準書を新規作成し又は改訂する都度製造業者等が行わなければならないのか も当該製品に係る医薬品又は医薬部外品のす [ 答 ] 製造業者等 ( 法人の場合には法人として ) の管理下において作成され運用されるこ べての製造工程についての記載を求めるもの とを求めており 個々の作成又は改訂については 医薬品 医薬部外品 GMP 省令 ではないこと 第 20 条の規定を踏まえた文書管理方法に従って 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 6 条第 4 項の文書により権限を与えられた者 ( 組織等 ) が行うことで差し支えない 医 薬品 医薬部外品 GMP 省令第 8 条の手順書等についても同様である なお 製品標 準書については 品質部門の承認を受けることが必要であり その他の手順書等に ついても 製品の品質に影響を及ぼす内容については品質部門の承認を得ること [ 問 ]GMP7-3( 製品標準書一般事項 ) 承認前の GMP 適合性調査を受けるときに医薬 品 医薬部外品 GMP 省令に規定する手順書等を作成しておく必要があるが 医薬 品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の作成においては 資材に関する事 項についても規定しておかなければならないのか Page 49 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

50 一製造販売承認事項 (4) 第 1 号の 製造販売承認事項 第 3 号の 製造手順 ( 第 1 号の事項を除く ) 及び第 5 号の その他所要の事項 とは ロットを構成しない血液製剤に係る製品以外の製品の場合 次の事項をいうものであること ア. 当該製品に係る医薬品又は医薬部外品の一般的名称及び販売名イ. 製造販売承認年月日及び製造販売承認番号 ( 製造販売承認不要品目に係る製品の場合においては 製造販売の届出年月日 ) ウ. 成分及び分量 ( 成分が不明なものにあってはその本質 ) エ. 製品等の規格及び試験検査の方法オ. 容器の規格及び試験検査の方法カ. 表示材料及び包装材料の規格キ. 製造方法及び製造手順 ( 工程検査を含む ) ク. 標準的仕込量及びその根拠 [ 答 ] 承認前のGMP 適合性調査を受けるときまでには 容器 被包及び表示物の規格及び試験検査の方法といった資材に関する事項を調査申請に係る製品の製品標準書にあらかじめ品質部門の承認を得て記載しておく必要がある ただし 資材のうち表示物を取り扱う製造所においては 承認前のGMP 適合性調査を受けるときはその時点において規定されているべき事項が記載された製品標準書の案 ( 品質部門のチェックを受けておくものとすること ) を提示すればよいが 表示事項等は製造販売承認により規定されたものを製品標準書に記載することとなることから 製造販売承認後ただちに確定させ 品質部門の承認を得ること [ 問 ]GMP7-4( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条第 1 項第 2 号に 法第 42 条第 1 項の規定により定められた基準その他薬事に関する法令又はこれに基づく命令若しくは処分のうち品質に関する事項 とあるが 具体的にはどのような内容を示しているのか [ 答 ] 公定書に収載された品目に係る製品であれば その公定書に示された基準 改善命令を受けた場合の当該命令の内容のうち関連事項 製造販売承認時の条件として追加された事項等を示している [ 問 ]GMP7-5( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項に関し 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) アに 製品標準書にその製品に係る医薬品の一般的名称及び販売名を記載することとされているが 一般的名称のないものについては医薬品の販売名のみの記載でもよいか [ 答 ] 製品に係る医薬品の一般的名称及び販売名の両方を記載することが原則であること ただし その製品に係る医薬品が一般的名称のないものである場合には 当該医薬品の販売名を記載することで差し支えない Page 50 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

51 ケ. 中間製品の保管条件コ. 製品 ( 中間製品を除く ) の保管条件及び有効期間又は使用期間サ. 用法及び用量 効能又は効果並びに使用上の注意又は取扱い上の注意シ. 製造販売業者との取決めの内容が分かる書類 ( 例えば 取決めのために交わした契約書の写し ) [ 問 ]GMP7-6( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項に関し 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) エ 製品等の規格及び試験検査の方法 及びオ 容器の規格及び試験検査の方法 については どの程度まで製品標準書に記載し試験検査を行うべきか また 生物由来医薬品に係る製品の製品標準書には どの程度記載し試験検査を行うべきか [ 答 ] 1. 製品等及び容器の規格及び試験検査の方法 日本薬局方に収められている医薬品に係る製品については日本薬局方に記載されている規格及び試験方法 日本薬局 方に収められていない医薬品に係る製品については製造販売承認 ( 届出 ) 書に係る 二法第四十二条第一項の規定により定められた基準その他薬事に関する法令又はこれに基づく命令若しくは処分のうち品質に関する事項 なお 規格及び試験検査の方法に関しては 次の事項についても製品標準書に記載しておくこと ア. 製造販売承認書又は公定書において定められている規格及び試験検査の方法に比してより厳格な規格及びより精度の高い試験検査の方法を用いている場合においては その規格及び試験検査の方法並びにその根拠イ. 製品等 ( 中間製品を除く ) の規格及び試験検査の方法が製造販売承認書又は公定書において定められていない場合であって 品質管理上必要と判断されるものとして自主的に設定した規格及び試験検査の方法並びにその根拠ウ. 中間製品及び容器の規格及び試験検査の方法並びに表示材料及び包装材料の規格が製造販売承認書又は公定書において定められていない場合あるいは定められていても規格又は試 規格及び試験方法を記載すること なお 製造販売承認 ( 届出 ) 書の 規格及び試験方法 の項目が関連通知等からみて現時点においては不十分と考えられる品目にあっては 製造業者等が項目を設定するとともに 製造販売承認事項の一部変更承認申請 ( 該当する場合には軽微な変更の届出 ) を行うよう製造販売業者に相談することさらに 上記以外にその製品の特殊性等から品質確保上又は製剤技術上必要と認められるものがあれば その内容を規定しておく必要がある また 表示のある容器については 表示事項についても記載しておく必要がある 2. 生物由来医薬品等に係る製品の製品標準書にあっては 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条第 4 号の事項についても記載する必要があり 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) 又は7(5) 及び7(6) のほか 7(8) にあるとおり 生物由来原料基準に規定される原料に係る必要事項 原材料である血液が採取された国の国名及び献血又は非献血の別 ( 施行規則第 233 条 ( 人の血液を有効成分とする生物由来製品等の表示の特例 ) に規定する人の血液又はこれから得られた物を有効成分とする生物由来製品及びこれ以外の人の血液を原材料として製造される特定生物由来製品の場合 ) 等についても記載すること Page 51 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

52 三製造手順 ( 第一号の事項を除く ) 四製造しようとする製品が生物由来製品たる医薬品 ( 以下 生物由来医薬品 という ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和三十六年政令第十一号 ) 第八十条第二項第三号イに掲げる生物学的製剤 法第四十三条第一項の規定により厚生労働大臣の指定した医薬品 遺伝子組換え技術を応用して製造される医薬品 遺伝子組換え技術を応用して製造される医薬品を原料として使用する医薬品 人若しくは動物の細胞を培養する技術を応用して製造される医薬品 人若しくは動物の細胞を培養する技術を応用して製造される医薬品を原料として使用する医薬品又は細胞組織医薬品 ( 以下 生物由来医薬品等 と総称する ) に 験検査の方法が不足している場合であって それらについて品質管理上必要と判断されるものとして自主的に設定した規格及び試験検査の方法並びにその根拠エ. 製品等又は容器の試験検査を外部試験検査機関等を利用して行う場合においては これらを利用して行う試験検査項目並びにそれらの規格及び試験検査の方法また 製品 ( 中間製品を除く ) の保管条件及び有効期間又は使用期間に関しては その根拠となった安定性試験の結果についても製品標準書に記載しておくこと (5) ロットを構成しない血液製剤に係る製品の場合においては 第 1 号の 製造販売承認事項 第 3 号 製造手順 ( 第 1 号の事項を除く ) 及び第 5 号の その他所要の事項 とは 次の事項をいうものであること ア. 当該製品に係る血液製剤の一般的名称及び販売名イ. 製造販売承認年月日及び製造販売承認番号ウ. 成分及び分量 ( 成分が不明なものにあってはその本質 ) エ. 製品等の規格及び試験検査の方法 3. 品質管理に係る検体の採取及び試験検査に当たっての一般的な留意事項については GMP8-16 及びGMP11-45を参照すること 4. 品質管理に係る試験検査は これら製品標準書に記載された規格及び試験検査方法に基づき行うこと [ 問 ]GMP7-7( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条第 4 号イの 原料として使用する人 動物 植物又は微生物から得られた物に係る名称 本質及び性状並びに成分及びその含有量その他の規格 について 生薬については日本薬局方において複数の基原が設定されている例があり これらを単独で又は混合して使用している この場合 製品標準書には使用する可能性のある複数の基原を記載してよいか [ 答 ] 差し支えない ただし 実際に使用した原料の基原が製造記録 試験検査記録等により追跡することが可能であるようにしておくこと [ 問 ]GMP7-8( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条第 4 号イの 原料として使用する人 動物 植物又は微生物から得られた物に係る名称 本質及び性状並びに成分及びその含有量その他の規格 については 当該原料の基原 性状等を明確にしておくという趣旨であるということだが 原料の品質を確認するために必要な事項を製造業者等において自主的に定めてよいか [ 答 ] 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(8) に示されているように 生物由来原料基準に規定される原料に係る必要事項については この条に係る事項として製品標準書に含める必要がある その他 法令及び通知に示されている事項等 原料の品質を確認するために必要な事項については リスクに基づき自ら判断して対応すること [ 問 ]GMP7-9( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条第 4 号ロ Page 52 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

53 係る製品である場合においては 次に掲げる事項イ原料として使用する人 動物 植物又は微生物から得られた物に係る名称 本質及び性状並びに成分及びその含有量その他の規格 オ. 資材 ( 表示材料及び包装材料を除く ) の規格及び試験検査の方法カ. 表示材料及び包装材料の規格キ. 原料とする血液の指定ク. 製造方法及び製造手順 ( 工程検査を含む ) ケ. 原料とする血液及び中間製品の保管条件コ. 製品 ( 中間製品を除く ) の保管条件及び有効期間又は使用期間サ. 用法及び用量 効能又は効果並びに使用上の注意シ. 製造販売業者との取決めの内容が分かる書類 ( 例えば 取決めのために交わした契約書の写し ) (6) 第 2 号は 生物学的製剤基準 ( 平成 16 年厚生労働省告示第 155 号 ) 生物由来原料基準( 平成 15 年厚生労働省告示第 210 号 以下 生物由来原料基準 という ) 放射性医薬品基準 ( 平成 8 年厚生省告示第 242 号 ) 及び製造販売承認条件等のうち 当該製品に係る品質に関する事項をいうものであること (7) 生物由来医薬品等については 第 4 号の規定が適用されること に 製造又は試験検査に使用する動物の規格 ( 飼育管理の方法を含む ) とあるが 飼育管理の方法 とは 製造所における飼育管理の方法のみを指すものと考えてよいか [ 答 ] 動物の生産業者における飼育管理の方法も含まれる [ 問 ]GMP7-10( 製品標準書一般事項 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条第 4 号ロの 製造又は試験検査に使用する動物の規格 とは 具体的にはどのようなものか [ 答 ] 動物の繁殖系統 罹患していないことが保証される伝染病 飼育環境等が挙げられる 動物の使用目的に応じて必要な規格を製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て設定すること 成分及び分量 [ 問 ]GMP7-11( 成分及び分量 ) 日本薬局方製剤総則の注射剤の項に 本剤で水性溶剤を用いるものは 血液又は体液と等張にするため 塩化ナトリウム又はそのほかの添加剤を また phを調節するため 酸又はアルカリを加えることができる とある 日本薬局方の注射剤に係る製品の製品標準書において 製造販売承認 ( 届出 ) 書に記載がなくてもこれらのものを添加することとしてよいか 日本薬局方外の注射剤に係る製品についてはどうか [ 答 ] いずれの場合にも 製造販売承認 ( 届出 ) 書に記載がなければ添加することは認められない [ 問 ]GMP7-12( 成分及び分量 ) 製造販売承認 ( 届出 ) 書の 成分及び分量又は本質 欄又は 製造方法 欄に精製水と記載のある場合 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の規定に基づく当該医薬品に係る製品の製品標準書の記載事項において精製水のかわりに滅菌した精製水又は注射用水を使用し製造してもよいか Page 53 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

54 (8) 第 4 号イの その他の規格 とは 原料の品質を [ 答 ] 差し支えない 確認するために必要な基原 産地 製造管理 及び品質管理の方法等に係る事項をいうものであり 生物由来原料基準に規定される原料に係る必要事項については この条に係る事項として製品標準書に含められるべきものであること また 施行規則第 233 条 ( 人の血液を有効成分とする生物由来製品等の表示の特例 ) により規定する人の血液又はこれから得られた物を有効成分とする生物由来製品及びこれ以外の人の血液を原材料 ( 製造に使用する原料又は材料 ( 製造工程において使用されるものを含む 以下同じ ) の由来となるものをいう 以下同じ ) として製造される特定生物由来製品の場合においては 原材料である血液が採取された国の国名及び献血又は非献血の別もこれに [ 問 ]GMP7-13( 成分及び分量 ) 製造販売承認 ( 届出 ) 書の 成分及び分量又は本質 欄に 日局 として記載されている成分が引き続き改定後の日本薬局方においても収載された場合 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項としての一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) ウ 成分及び分量 及びエ 製品等の規格及び試験検査の方法 については 旧薬局方の基準によるのか 又は新薬局方の基準によるのか 別紙規格 と記載されている成分が改定後の日本薬局方に新たに収載されたときはどうか さらに公定書以外のものに収載されたときはどうか [ 答 ] 日本薬局方の改定等に伴う取扱い等に係る通知等に基づいて取り扱うこと 公定書 ( 日本薬局方 生物学的製剤基準及び放射性医薬品基準 ) 以外のもの 具体的には 日本薬局方外医薬品規格 医薬品添加物規格 日本薬局方外生薬規格 体外診断用医薬品原料規格 殺虫剤指針 食品添加物公定書 医薬部外品原料規格等についても 公定書に準じて成分規格を記載することができる場合もあるが この場合には 公定書にも同様のものが収載されているか否か 申請医薬品の投与経路 使用目的等を考慮し 適切な規格であるか考慮する必要がある 含まれるものであること [ 問 ]GMP7-14( 成分及び分量 ) 漢方のエキス製剤に係る製品に関する医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項としての一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) キの 製造方法及び製造手順 において 規格に適合する生薬を原料として用いたにもかかわらず製品の主成分の含量が不足しているときは製造販売承認 ( 届出 ) 書に記載のない成分を不足分に相当する量添加することは認められるか [ 答 ] 認められない Page 54 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

55 [ 問 ]GMP7-15( 成分及び分量 ) 製造販売承認 ( 届出 ) 書の 成分及び分量又は本質 欄に 規格として日本薬局方 と記載されているとき 当該医薬品に係る製品に関する医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項としての一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) ウ 成分及び分量 エ 製品等の規格及び試験検査の方法 及びキ 製造方法及び製造手順 において 日本薬局方の規格には合致するが 日本薬局方 の表示のない原料を使用してもよいか [ 答 ] 日本薬局方 の表示のあるものを優先して使用すること なお やむを得ず 日本薬局方 の表示のない原料を使用する場合には 日本薬局方の規格と同等以上のものであることを確認し 必要に応じて追加の規格及び試験検査の方法を設定するなど 原料の品質の確認を慎重に行った上で使用すること なお 他の公定書規格とされた原料についても同様の対応を行うこと 規格及び試験方法 [ 問 ]GMP7-16( 規格及び試験方法 ) 漢方のエキス製剤に係る製品の製造原料として用いる生薬について 当該製品に関する医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項としての一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) エ 製品等の規格及び試験検査の方法 において 品質管理上どのような点に留意すべきか [ 答 ] 生薬たる原料については 日本薬局方の規格 日本薬局方外生薬規格等について試験検査を行うとともに 製造業者等は生薬の特性 形態 ( 刻み 粉末等 ) から判断して 必要に応じて以下の項目を設定し試験検査を実施すること等により 適切な品質の生薬を用いるよう留意すること 1. 性状試験 ( 外観 鏡検等 ) 確認試験 定量試験等 2. 切断生薬の粒度試験 Page 55 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

56 3. 鑑定試験 4. 純度試験 ( 異物 残留農薬試験 重金属試験 ヒ素試験 アリストロキア酸試験 ) 5. その他必要な試験 (1) 日局 局外生規 承認書別紙規格以外の成分 エキス含量 乾燥減量 灰分及び酸不溶性灰分試験等 (2) 生薬の処理法や修治法の確認 (3) 生薬個々の特性を踏まえた試験 ( 微生物限度試験 アフラトキシン試験 生薬末における粉体物性試験 茜草根 ( 茜根 茜草等と呼ばれるものを含む ) の lucidin 及び lucidin-3-o-primeveroside に関する試験 ) 等 [ 問 ]GMP7-17( 規格及び試験方法 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書に 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) エ 製品等の規格及び試験検査の方法 オ 容器の規格及び試験検査の方法 又はカ 表示材料及び包装材料の規格 として原料又は資材に関する規格及び試験検査の方法を記載するとき 当該原料又は資材について それらの供給者から製造方法に関する情報を入手する必要性について示してほしい [ 答 ] 原料等 他工場において製造されるものについては その製造に関する情報の入手に努めることが 自らの製造所において製造される製品の品質確保上重要である 特に 原料の製造方法に関する情報については原料の品質とも深い関係があるので把握するようにすること それが変更されたことが明らかな場合には 必要に応じて追加の規格及び試験検査の方法を設定し 原料の品質の確認を慎重に行う等適切な変更管理を行う必要がある Page 56 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

57 [ 問 ]GMP7-18( 規格及び試験方法 ) ある製品の製造工程において 成分としては当該製品に係る医薬品の製造販売承認 ( 届出 ) 書に記載のない原料 ( 例えば溶媒等 製品には含有されないもの ) を用いる場合の 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の作成における注意事項について示してほしい [ 答 ] 設問の場合の原料についての製品標準書の記載も 製品に含有される原料に準じたものとするとともに 当該原料に係る製品についての製品標準書の記載も これら製造工程中において使用した当該原料の残留に留意すること [ 問 ]GMP7-19( 規格及び試験方法 ) 改定後の日本薬局方の一般試験法に合わせるために製造販売承認事項の一部を変更することが製剤の改良等になると判断される場合 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書に当該変更を反映し 承認当時の日本薬局方の一般試験法では不合格と判定されても当該変更後の試験方法により合格と判定されたときは合格としてもよいか [ 答 ] 認められない 日本薬局方の改定等に伴う取扱い等に係る通知に従い 試験方法としては承認当時の日本薬局方の試験法によって行うことを原則とするが 改定後の日本薬局方において定める試験法との相違性の十分な確認等に関し GMP1 4-2に留意して変更管理を適切に行い 変更後の内容が製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合には 日常の試験検査業務において改定後の試験法によって試験検査を行っても差し支えない なお 設問の事例の場合には 改定後の日本薬局方に定める一般試験法に適合させるため 製造販売承認事項の一部変更承認申請 ( 該当する場合には軽微な変更の届出 ) を速やかに行うよう製造販売業者に相談すること [ 問 ]GMP7-20( 規格及び試験方法 ) 入荷した粗原料を更に精製して 得られたもの を製品 ( 製剤 ) の原料として規格及び試験検査の方法を規定する場合 医薬品 医 Page 57 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

58 薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項としての一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) キ 製造方法及び製造手順 において 当該原料をとり出すことなく粗原料の精製から製剤化までを一貫して行う製造方法を記載することは認められるか [ 答 ] 設問の場合の 粗原料 についても あらかじめ試験検査を行い 適正なものであることを確認した上で受け入れること 製造販売承認 ( 届出 ) 書にそのような一貫の製造方法が明記されている場合には認められる [ 問 ]GMP7-21( 規格及び試験方法 ) 製造販売承認書の 規格及び試験方法 欄の記載事項のうち性状の項に記載され参考値として扱われるものについては 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書において試験検査を行わなくてもよいか [ 答 ] 製品の品質に与えるリスクを考慮して試験検査を実施するかどうか判断すること ただし 関係通知等において規格値とするよう指導されたものについては 試験検査を行うとともに 必要があれば速やかに製造販売承認事項の一部変更承認申請 ( 該当する場合には軽微な変更の届出 ) を行うよう製造販売業者に相談すること [ 問 ]GMP7-22( 規格及び試験方法 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書において 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) エの原料の規格として製造販売承認書に記載された規格のかわりに公定書において定められた規格を用いてもよいか [ 答 ] 製造販売承認書の 規格及び試験方法 欄に記載された規格に比して 公定書において定められた規格 がより厳格なものであることを示す合理的な根拠があり それが製品標準書等にあらかじめ品質部門の承認を得て明記されている場合には 差し支えない ただし 製造販売承認書記載の原料の規格が 現在の関係通知 Page 58 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

59 科学技術水準等からみて不十分と認められるものについては 速やかに製造販売 承認事項の一部変更承認申請 ( 該当する場合には軽微な変更の届出 ) を行うよう 製造販売業者に相談すること [ 問 ]GMP7-23( 規格及び試験方法 ) 原薬に係る製品の製造工程における中間体について 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書の記載事項としての一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) エ 規格及び試験検査の方法 においてどのような項目を設定すればよいか [ 答 ] 一概に決められるものではないが 設問の場合には 中間体 が製造されるまでの工程能力及び原薬の品質への影響を評価し 原薬の品質を管理できる項目をリスクに応じて適切に設定すること [ 問 ]GMP7-24( 規格及び試験方法 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書において 中間製品についてはどのような試験検査を実施する必要があるか [ 答 ] 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) なお書のウにあるとおり 中間製品の規格及び試験検査の方法が製造販売承認 ( 届出 ) 書若しくは公定書において定められていない場合又は定められていても規格若しくは試験検査の方法に係る規定が不十分である場合には 製品標準書において 品質管理上必要と判断されるものとして設定した規格及び試験検査の方法並びにその根拠をあらかじめ品質部門の承認を得て明記した上で自主的規格として実施すること [ 問 ]GMP7-25( 規格及び試験方法 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標 準書において 試験検査に係る規格を製造販売承認書に記載された規格よりも厳 格なものを定めた場合 製品が当該規格を外れたとき 当該製品の製造所からの Page 59 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

60 出荷の可否の決定をどのように行えばよいか [ 答 ] 一部改正施行通知第 3 章第 3の7(4) なお書のアにあるとおり 製造販売承認書において定められている規格に比してより厳格な規格を用いている場合には 製品標準書において その規格及びその根拠をあらかじめ品質部門の承認を得て明記の上 実施すること 設問の場合 自主規格 を逸脱した製品については製造工程管理の再点検 再試験等十分な調査をし その最終的な可否を慎重に判断する必要がある また これら 自主規格 を逸脱した場合の取扱いについても あらかじめ品質部門の承認を得て製品標準書等に明記ておくこと なお 製造販売承認書記載の規格及び試験方法が現在の関係通知 科学技術水準等からみて不十分と認められるものについては 速やかに製造販売承認事項の一部変更承認申請等を行うよう製造販売業者に相談すること [ 問 ]GMP7-26( 規格及び試験方法 ) 製品の品質確保のために用いるガス類 例えば 封入用の窒素ガスの規格及び試験検査は 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書においてどの程度規定する必要があるか [ 答 ] これらのガス類の試験検査等は 製品の品質に及ぼしうる影響を勘案して規定すること [ 問 ]GMP7-27( 規格及び試験方法 ) 医薬品 医薬部外品 GMP 省令第 7 条の製品標準書において 製造販売承認 ( 届出 ) 書に記載されている確認試験方法と異なる試験検査の方法を 相関性等を十分に確認した上で原料の確認試験方法として用いてもよいか ( 例えば 赤外吸収スペクトルにより官能基の確認試験を代替することができる場合 薄層クロマトグラムのRf 値をもって成分の確認試験を代替することができる場合等 ) Page 60 of 281 pages 疑義のある時は 作成時の操作ミスも考えられますので 原資料をご確認下さい

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