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1 認定成年後見人ネットワーク クローバー ハンドブック 公益社団法人日本精神保健福祉士協会

2 目次 はじめに 成年後見人養成に至る経過 ソーシャルワークと成年後見制度... 3 (1) ソーシャルワークにおける権利擁護... 3 (2) 精神障害者の人権... 4 (3) 本協会における人権に関する議論... 4 (4) ソーシャルワークと成年後見制度... 5 (5) 今後の課題 成年後見人の倫理... 7 (1) 法 道徳 倫理の違い... 8 (2) 倫理創造のための目安... 9 (3) 後見人業務と倫理の関係 成年後見制度の概要 (1) 民法改正の背景 (2) 成年後見制度の主な改正点 (3) 制度利用の現状 (4) 制度の問題点と課題 成年後見人等の実務 (1) 成年後見人等の具体的職務 (2) 後見の概要 (3) 保佐の概要 (4) 補助の概要 (5) 成年後見監督人について 成年後見人の業務 ~ クローバー における後見等の受任から終了まで ~ (1) 成年後見人就任にあたって (2) 就任直後の仕事 (1~2 ヶ月くらい ) (3) 後見開始の審判申立事件の把握 ( アセスメント ) (4) 家庭裁判所への報告 (1 ヶ月から 1 ヶ月半後を目途に ) (5) 就任中の仕事 (6) 任務の終了 クローバー登録者の義務およびフォローアップシステム (1) 登録者の義務 (2) フォローアップ おわりに 参考資料 ( 関係書式 ) 公益社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領 認定成年後見人ネットワーク クローバー 行動規範 認定成年後見人ネットワーク クローバー 設置運営規程 クローバー登録者受任細則 クローバー登録者受任細則関連書式 ( 一部省略 )... 50

3 はじめに ~ 公益社団法人日本精神保健福祉士協会の認定成年後見人ネットワーク クローバー へようこそ ~ 2000( 平成 12) 年に新しい成年後見制度が始まり 徐々に制度が社会へ浸透してきました この間 本制度を必要とする多数の方への支援を 精神保健福祉士は側面的に行ってきたと考えられます 他方 精神保健福祉の観点から配慮を要する利用者の方に 日常的かかわりからの支援の必要性があることを鑑み 公益社団法人日本精神保健福祉士協会 ( 以下 本協会 ) では 4 年間の検討 準備期間を踏まえて 2008( 平成 20) 年度に認定成年後見人の養成及び成年後見事業運営に着手しました ここに至るまでには 本協会内で慎重な議論を継続させてきました 本事業を運営するに当たっては 自己決定を尊重する精神保健福祉士 と 本人の代理で判断や決定を行う成年後見人 の特徴は相反するものであり 事業実施には慎重であるべき という意見と 精神障害者本人の権利を擁護し その自己決定を最大限に尊重しつつ関わる成年後見人には 精神保健福祉士の専門的力量の活用が求められている という意見に大別できるかと思います どちらの意見も 精神障害を抱えて市民生活を送る方に 権利が侵されることなく その人の望む暮らしを送っていただきたいという精神保健福祉士としての真摯な姿勢が表れています いま 認定成年後見人養成研修を終え 本協会の認定成年後見人として クローバー に登録されたみなさまには 常に私たち自身が利用者の方の権利侵害を起こす可能性に危機感を持ちながらも 強固な信念に基づき本事業に着手した本協会の理念に共感し 自覚と責任ある行動を期待いたします みなさまの背後には 国内で働く数万人の精神保健福祉士への評価が付随します 一方で 成年後見人としての苦労や困難に向き合うとき 相談し合い 支え合うことのできる仲間がいることも覚えておいてください 本ハンドブックには クローバー に登録し活動をともに行っていただくにあたり 常に留意すべき事柄や遵守すべき事項をまとめたほか 実務に役立つ情報もコンパクトに集約しています みなさまの歩みを支えるものとして座右にてご活用いただき 新たな事例や困難への対応方法など共有できる知見を積み重ねながら 今後はご一緒に改訂を加えていきましょう 1

4 1 成年後見人養成に至る経過 2002( 平成 14) 年 1 月に日本精神保健福祉士協会企画部権利擁護委員会が発足しましたが 設立のひとつの目的は成年後見人養成にありました この頃 介護保険の導入 民法改正に伴う成年後見制度の改正を転機にすでに 各団体が成年後見人として機能すべくシステム化に乗り出していました そこで 委員会で協議した結果 市区町村申し立ての制度化 支援費導入を目前にして 財産管理や福祉サービス契約にかかわる精神障害者の権利を誰が擁護するのかといった問題が最も緊急の課題という認識で委員間の一致をみました その後 成年後見にかかわる各国の現状を学び 社団法人日本社会福祉士会 ぱあとなあ の協力を得てシンポジウムを開催し 他団体への聞き取り調査なども実施しました しかし その時点で本協会が法人格を持っていなかったこと 精神保健福祉士の成年後見にかかわる知識や経験が不充分な点などを鑑み 一足飛びに成年後見事業を目指す方向は時期尚早という意見もあったことから 事業としての具体化は実現しませんでした そうした現状から 2003( 平成 15) 年には会員のニーズの把握や権利擁護に関する意識の啓発を意図した会員対象のアンケート調査を実施しました そこでは 医療機関 地域の福祉サービス事業所を問わず 金銭の管理などの代行業務が行われている実態や 制度の周知はなされているが活用が不十分である点などが明らかとなり 成年後見制度活用への高いニーズは確認されました また 権利擁護シンポジウムの開催 社会福祉士会 弁護士会 司法書士会 家庭裁判所等とのネットワークづくりを積極的に行ないつつ その必要性について訴え続けてきました その後 本協会が社団法人となり 成年後見制度に関する認識がこれまでの活動の成果を含め 一定程度高まったことを受けて 2006( 平成 18) 年 委員会内に成年後見人養成研修検討小委員会が立ち上がりました 協会として成年後見制度にどうかかわるべきなのかといった基本的な議論から 成年後見人の養成システムの検討などが改めて行われました 同年 11 月には東京家庭裁判所の調査官を招き 常任理事会や他の委員会にも対象を拡大した勉強会を開催しました そこでは成年後見人養成への社会的ニーズの高さに関する共通認識を得ました その後の小委員会では 今後の養成システムを提案するためにモデル事業としての研修を企画し 2007( 平成 19) 年 12 月に実施するところに漕ぎつけました 2008( 平成 20) 年度は権利擁護委員会から独立した委員会が組織され 養成研修が正式に実施されました 協会内で養成をめざしてから7 年の歳月を経て ようやくスタートラインに立ったのです 2

5 2 ソーシャルワークと成年後見制度私たち精神保健福祉士 ( ソーシャルワーカー ) が成年後見人として精神障害者の生活を支援するということに関して様々な意見があります 弁護士 司法書士 社会福祉士や家庭裁判所からの 精神障害のある方への支援は専門家である精神保健福祉士が担ってほしい という要望は制度が始まったころからあります また 本協会会員の中からも 社会福祉士の成年後見人としての活動が注目される中 精神保健福祉士協会も早く養成を始めてもらいたいという意見も少なからずありました 個別の支援の必要性ももちろんですが そこには 福祉専門職としての社会的貢献活動という意味合いもあるのです しかし 前述したように権利擁護委員会で議論を積み重ねながらも そこに7 年の歳月が流れたのは ソーシャルワーク と成年後見制度がイコールではないという根本的な課題がそこに横たわっていたからです 今もなお そのすべてが解きほぐされて今日に至っているわけではありません 以下にその論点を整理してみることとします (1) ソーシャルワークにおける権利擁護権利擁護 ( アドボカシー ) は 公民権運動が高まりを見せ始めた 1950 年後半からソーシャルワークの中でも注目を集めるようになりました そして 1960 年代にはアメリカを中心に 権利擁護 ( アドボカシー ) に関する論文が多数発表されるようになり 権利擁護 ( アドボカシー ) がソーシャルワークの重要な機能として認知されるようになりました そこには それまでの治療偏重のクリニカルなソーシャルワークへの批判と 噴出してくるさまざまな社会問題に対応するソーシャル アクションへの志向という流れがありました 日本においても 1970 年代から弁護 代弁を中心に権利擁護機能が論じられるようになりました ソーシャルワーク実践の根幹を支える理論も 医学モデル から 生活モデル へとシフトし 治療的なソーシャルワークと社会改良をめざすソーシャルワークの対立の時代から統合へと向かう中で 人権を擁護する機能はソーシャルワークの統合的な側面として理解されるようになりました そして ソーシャルワーカーは 機関ではなく クライエントの側に立つ こと アドボカシーはソーシャルワークのキー概念であり 統合された機能 であることが確認されました 日本でも 社会福祉基礎構造改革による 措置 から 契約 へという流れの中で 判断能力が不十分な人たちの人権を担保するのかということが社会福祉サービスを展開する上での現実的な課題となります そこで 民法改正 成年後見制度の改正へと至るわけです また 具体的なサービスを保障することにより 人権を擁護する機能は単なる弁護ではなく 日常生活を支援する実践であり エンパワメントの視点を含むことも強調されたのです 3

6 (2) 精神障害者の人権ソーシャルワークが対象とする人権上の課題は大きく二つに分けられます 一つは限定的な課題であり 規定 規則及び手続きが明確で解決策が見える種類のものです それらの多くは法制度の活用上の問題を含むものです もう一つは非限定的な課題であり 対人関係の問題に基づいており 拠り所とすべき構造が明確にされておらず 解決策がないように見えるものも多く 精神保健福祉士が現場で直面する課題の多くが非限定的な課題に含まれる種類のものです そうした課題に挑む精神保健福祉士は 閉塞的な環境の中で 機関内での権利擁護者として機能してきました しかし そこには専門職でありながら 被雇用者でもあるという二重のロイヤリティがあり 医療のヒエラルキーの中でソーシャルワーカーもジレンマに揺れています 医療 福祉サービスに対する公平さ 標準化や合理化が求められている昨今ではありますが 専門職としてかかわる以上 個別的支援の充実をも求められます そうした矛盾の中で 自己決定の尊重を謳いながらも 医療が優先される場面等で当事者の立場に立ち得ない状況が生じ 急がされる支援の中でパターナリスティックな介入を行ってしまっている現状もあります 権利の問題は 日常的な事柄であるにもかかわらず 医療機関や福祉施設といった閉塞的な環境や支援者との二者関係の中では顕在化しにくいとも言えます また 精神障害者に特有の問題として 強制的な医療による隔離 拘束等 行動制限がなされていることが挙げられます 法的に人権が保障されているということと 実態として保障されていることには大きな隔たりがあります 法的には権利がまもられているのに 尊厳が侵害されるということが日常的に起こっている可能性があるのです 精神障害者の人権が充分に保障されてこなかった原因として 医療にすべてが委ねられ リーガル アドボカシーが機能するシステム構築がなされてこなかったことが挙げられます 近年 長期入院者の地域移行が積極的に行われていますが 長期にわたる入院そのものが人権侵害であり 宇都宮病院事件を筆頭に 患者の命が奪われ 刑事事件となったケースも決して稀なことではないのです そうした現状ゆえに 第三者が介入できない環境の中で 障害当事者への人権に関する教育や啓発が行われてこなかったこと等によって 権利主張する動機や機会を奪われ 看過されてきた経緯もあるのです (3) 本協会における人権に関する議論前述したように 精神科病院に関する報道の中で 今なお 傷害 暴力行為 不当な入院 使役 預かり金の横領やプライバシーの侵害などが話題となります そして 私たち精神保健福祉士とて例外ではありません 本協会の前身である日本精神科ソーシャルワーカー協会の活動を根本から揺るがせた Y 問題 はその最たるものです 1973( 昭和 48) 年 第 9 回日本精神医学ソーシャル ワーカー協会全国大会の場で 不当な扱いによって精神科病院に強制入院させられたことと 入院後に受けた不当な医療行為と処遇について 4

7 本人と母親がソーシャルワーカーを告発するという形で顕在化したのです 以後 10 年にわたって協会活動の中では議論が重ねられ このような権利侵害を二度と繰り返さないということを若い世代へと語り継いできました 自己決定の尊重 当事者の立場に立つといった基本姿勢は 精神保健福祉士の実践の根幹をなすものであり 協会の活動などで取り上げられ続けてきたのです また それ以外にも精神科病院等での患者の預かり金の横領も過去 4 回起こっていますが いずれも私たちの専門性や信用を失墜させる出来事であり その都度 会員に倫理の徹底を呼びかけてきました 日常的な金銭や貴重品管理における代理行為の問題は 長年 精神保健福祉士の業務としてどうあるべきなのか さまざまな議論がなされてきました 不祥事を防ぐということ以前に 代理行為自体がその人の権利の制限だという指摘も当然のこととしてあります 私たちの所属機関はサービスを提供する機関であり 私たちとクライエントは利益相反する立場でもあります 2003( 平成 15) 年に会員を対象に権利擁護委員会が実施した調査では 約 7 割が何らかの形で代行管理にかかわっているという結果が出ています 多くが積極的に管理業務に従事しているということではなく やむを得ず 行ってきたと回答していましたが 精神科医療の歴史の中で長年積み上げられてきた負の遺産でもあります また 精神科病院に留まらず 地域の機関でも管理代行を行っているところが約 4 割も存在していたのです その結果は 精神科医療の歴史の問題だけに留まらず 生活を支援する社会資源が不足していること また 今ある資源を活用することが難しい現状を示していました 資源を利用するには契約を交わす必要がありますが 契約能力が不充分な状態が長期間持続している人たちの代理行為を機関や精神保健福祉士が行っている例が多く見受けられました 自己決定の尊重 当事者の立場に立つことを旨とし 人権を擁護する立場で実践している精神保健福祉士ではありますが 現実には 利益相反や専門職倫理に抵触する可能性を否定できない現状が垣間見られるのです (4) ソーシャルワークと成年後見制度これまでの本協会の活動を通して明確にされてきたことは 自己決定を尊重し 当事者の立場に立つことがソーシャルワーカーの基本的な姿勢であること ソーシャルワーカーが行うのは側面的支援であり 意思の推定や代理決定ではないということです 成年後見制度は判断能力が不十分あるいはない人の代わりにその利益をまもる代理人が選任される手続きであり 精神保健福祉士が成年後見人になるということは 側面的支援という枠組みを超えた権限をもつこととなるのです とくに日常の買い物以外のすべての法律行為に関して代理権 取消権を行使できる後見類型になれば後見人の裁量は絶大なものになります もちろん 新しい成年後見制度は自己決定の尊重やその人の能力を最大限 5

8 に活かすことを念頭において改正されており 本人の意思を尊重し かつ 本人の心身の状態及び生活の状況に配慮しなければならない と理念に掲げています しかし 制度のもつ性格として 代理権 取消権を行使するということにおいて それがソーシャルワークに含まれるのか否かということが疑問視されたのです では 現在 社会福祉士等が精神障害者の後見人となっている場合が多いのですが 判断能力が不十分で契約が交わせない精神障害者の支援を誰が どのように行えば良いのでしょうか また 成年後見制度等を活用せず 法的には契約が成立していないにもかかわらず 利益相反ともなる行為を業務として行なっているリスクを私たちはどう回避できるのでしょう 精神障害に関する見識を持つ専門職という意味で 精神保健福祉士が成年後見人となり 支援することに他団体の期待が寄せられることや 精神保健福祉士自身から成年後見人を引き受けるべきであるという意見が寄せられるのもまた 当然の成り行きとも言えるのではないでしょうか 前述した二つの立場は 本協会が組織として成年後見人養成に取り組むべきか否かという議論においては 真っ向から対立しました しかし その根底には 障害当事者の人権が如何にすればよりまもられるのかということを真摯に考えるということにおいて決して対立するものではありません 今回 成年後見人養成に具体的に着手したわけですが 後見人のもつ権限が当事者の人権を逆に侵害する可能性があることを肝に銘じておく必要があるでしょう 全く判断能力がないという状態は精神障害の場合 ほとんどありません 後見人がついたからといって すべての事柄に関して自己決定できない人の方が稀です 個別の生活課題に関して 自己決定をどこまで尊重するのか できるのかは個々人及びその人を取り巻く環境によっても異なってきます 身上を配慮することは後見人の義務であり 倫理綱領にも クライエントが決定することが困難な場合 クライエントの利益を守るため最大限の努力をする という規定 ( 日本精神保健福祉士協会倫理綱領倫理基準 (2) 自己決定の尊重 ) があります その最大限の努力の中身を今後の実践によって明らかにしていくことも課題のひとつだと言えます できるだけ 自己決定を困難にしない 取り組みを展開していく必要があるのです 2014 年に 日本が批准した障害者権利条約第 12 条 2 項では 締約国は 障害者が生活のあらゆる側面において他の者との平等を基礎として法的能力を享有することを認める とされ 続く 3 項において 締約国は 障害者がその法的能力の行使に当たって必要とする支援を利用する機会を提供するための適切な措置をとる と定められています 後見活動において 当事者の権利を保障し 自己決定を尊重するための支援 意思決定支援 が求められています 意思決定支援では 正確でわかりやすい情報や選択肢の提供 自分の意思を表示することに対する励ましや配慮 態度やルールの共有といった環境の整備など 当事者の立場に立った専門的技術が必要とされます 6

9 何よりも重要なことは信頼関係の構築であり お互いが尊重されていると感じられるこ とが大切ではないでしょうか (5) 今後の課題今後 認定成年後見人養成研修を修了し 家庭裁判所から裁定が下りれば 精神障害に関する知識と経験を持った専門職として また 成年後見人 として精神障害者の生活を支援することとなります 現在のクローバーの受任システムにおいては ぱあとなあ 同様 原則は個人受任です つまり 通常何らかの組織に所属している精神保健福祉士が圧倒的に多いわけですが 個人受任するということは ( 実践の質は研修により本協会が支援していますが ) 実際には個人が責任を負うことになります それと同時に 機関から離れたところで仕事をすることになり 私たち精神保健福祉士の自律性と専門性が改めて問われることとなるのです また 後見人 保佐人となった場合 支援している人が医療保護入院になった場合には入院等の同意者となる可能性があります 保護者の義務の問題はその負う責任が重すぎるということが家族会などを通じて主張され続けて 2013 年度の法改正で保護者制度は廃止されたものの 医療保護入院の要件に 家族等の同意 が残されました 精神保健福祉士が同意者になるということで またこれまでと違った角度から精神科の入院制度の問題を捉えなおしてみる機会となるでしょう 今後の実践の積み重ねにより 私たちの倫理観がもっと磨かれること また 成年後見制度がもっと柔軟に活用できる資源になるよう その変革の必要性を訴えていくことも重要な課題であるといえるのではないでしょうか 3 成年後見人の倫理成年後見人等には 関連する法において義務や役割が規定されています しかしながら法律による規制だけでは充分ではありません さらに 倫理による自主的な規制が必要であると考えます 後見業務の中で財産管理に対しては法的な基準が比較的細部まで定められていますが 精神保健福祉士が関わることが多い身上監護に関してはあまり規定がありません よって 法的には問題がないようだが 果たして倫理上どうなのだろうか? と 7

10 迷う場面も多いかと思います 精神保健福祉士が成年後見人業務を行うに当たって 法律を誠実に守ること ( 遵法義務 ) さらに精神保健福祉士倫理綱領にあるような 自己決定の尊重 利用者主体の原則 プライバシーの保護 などは当然です とくに プライバシーの保護 に関しては 成年後見人が被後見人にとって パーソナルな支援者 であることを考えても 注意したい倫理です そこで 精神保健福祉士倫理綱領を当然の倫理とした上で この項では成年後見人が配慮すべき倫理 特に身上監護に関わる点について述べることで 自らの倫理性を高める一助にしていただきたいと思います (1) 法 道徳 倫理の違いまず 法 道徳 倫理それぞれの違いについて考えてみたいと思います 古くからの法諺 ( ほうげん : 法に関わることわざ ) に 法は道徳 倫理の最小限のものである とありますが 法は社会を円滑に運営するために 最低限守る 事柄を提示し 守らなかった場合は国家権力により罰則を与えるものです 一方 道徳 倫理は守らなくても国家権力からの罰則はありません したがって 法では守るべき基準が明確に定められています 道徳や倫理は基準が曖昧です 道徳と倫理の違いは必ずしも明確に定義されているわけでありませんが 公衆道徳 というような言葉があるように 社会 との関連が深く 破った場合に社会的な指弾があるのが道徳で 倫理は 個人 の問題であり 破った場合は個人の心に痛みがあるものと言えましょう ( 以下の表参照 ) 基準の設定者 規制 基準の特徴 法律 立法者 法律による罰則 法 : 明確 道徳 社会通念 社会の指弾 社会的合意 : 曖昧 倫理 自分自身 自己規制 自己基準 : 曖昧 ただし 専門職が独自に 倫理綱領 を定めるなど その基準を明確にして何らかの規制を行う場合もあります これなどは法律には抵触しませんが 上乗せ の基準を設けることで 専門職としてより望ましい行動や態度を促進させるという意義があります 先に述べた通り 法律は基準が明確です 法諺にも 法律なければ刑罰なし ( 罪刑法定主義 : 憲法 31 条 ) とある通り どのような場合が罪になるのかを あらかじめ決定 公示されています さらに 判例の積み重ねによっても深く検討されています しかし 倫理の場合は曖昧です たとえ専門職の倫理綱領や倫理基準が定められていたとしても 法律ほど具体的に明確化されていません いわゆる グレーゾーン ( ものごとの中間領域 ) であることが倫理の特徴です つまり 法律のように国家権力という他者からの規制がある場合は事前に基準を明確にしておく必要がありますが 倫理のような 自 8

11 分自身を規制する 場合はその必要性が薄いためと考えられます これは決して 倫理を軽視してもよい ということではありません 法律はあくまでも 最低限 です 精神保健福祉士が成年後見人を受託する場合 倫理綱領に加えて成年後見人としての倫理がプラスされるという高い倫理性が求められるのです (2) 倫理創造のための目安倫理の特徴は (1) で述べたように 自分自身で基準を定め 自分自身で規制する ということです つまり 他者が これが倫理である と明確に提示できません したがって 何らかの目安を提示することで 自分自身が倫理を 創造する ことになります ここでは 法律を拡大したものが倫理である とした上で その目安として立法の趣旨である 制度の基本理念 と 幾つかの 法的な制限 義務 を提示します 成年後見制度が制定された時に 立法の趣旨 として 以下のような制度の基本理念が提示されました 1) 制度の基本理念成年後見制度の制定に際し 高齢社会への対応及び知的障害者 精神障害者等の福祉の充実の観点から 1 自己決定の尊重 2 残存能力の活用 3ノーマライゼーション等の新しい理念 が提示されました 1は 自己決定 ( 自律 ) を 望ましいもの 価値として捉え 成年後見人はそれを実現するためにこそ 役割があるということです 成年後見人等には可能な限り成年被後見人等の意思を尊重すること ( 意思尊重義務 ) が法に定められています 2の残存能力の活用とは 自己決定 ( 自律 ) する能力が減退 縮小している場合であっても その残存能力を生かした後見活動を行うことが求められます 3のノーマライゼーションは 地域で当たり前の生活を送れるように 必要な支援や代理を行うということです 基本理念から言えることは 成年後見人等には場合によって広範な代理権等が認められますが 精神障害者の場合 判断能力が ない のではなく 不十分 な場合が多いので 最初から意思の全てを代理するのではなく 適切な判断が 可能になるような 働きかけをする ( 残存能力の活用 ) ことが求められるでしょう その上で健康や財産上著しい損害を被るような場合には 介入するという姿勢が求められます このように成年後見人制度は 自己決定 ( 自律 ) と保護 のバランスを取るべく制定された制度であると言えます 2) 法的な制限後見人の権限には法的な制限があります 特に重要なのは利益相反行為の禁止です 利益相反行為とは ある行為により 一方の利益になると同時に 他方への不利益になる行為 とされています 民法では成年後見人が成年被後見人との間で行う売買契約等の行為を禁止しています ( 民法第 860 条 ) 9

12 さらに 職務権限外として以下の行為が禁止されています 1 日用品の購入や日常生活に関する行為への介入 2 代理権の付与がない場合の同意 3 医的侵襲行為の同意 4 無益な延命策の同意 拒否 尊厳死への同意 拒否 5 施設等への入所の身元保証や同意 6 住居の指定 3) 身上配慮義務と本人意思尊重義務身上配慮義務には 財産管理に付属して行うもので身上監護固有の義務はないという考え方 ( 固有の身上監護権限 義務否定説 ) と 財産管理の他何らかの固有の権限 義務があるという考え方 ( 固有の身上監護権限 義務肯定説 ) があります いまだ結論は出ていませんが 精神保健福祉士が成年後見人等の業務を行う場合は後者の見解をとるべきであると考えます 本人意思尊重義務に関しては近年 被後見人等の 客観的に見れば無駄な買い物や愚かな行為 をすることを 愚行権 として保証すべきであるという法学者間の議論があります たしかに 一般の成人も常に合理的な行為を全てに渡っておこなっているわけではありません 被後見人だからといって全ての 無駄な行為 を禁止されたのでは 息が詰まってしまいます 一定の 無駄な行為 は認められてしかるべきでしょう ただし 後見人等が無制限に 愚行 を認めてしまっては 自己決定と保護のバランス という法の趣旨から外れてしまいます そこで重要なのは 最善の利益 という考え方です 最善の利益とは 代行意思決定者 ( 後見人等 ) が意思無能力者 ( 被後見人等 ) にとって 最善の利益 だと信じる処置を選択すること です 仮に被後見人が充分な意思能力を持っている場合 おそらく 選択した ( 選択しない ) と思われる行為を後見人等が代行します しかし その基準は 推定意思 といって 代行意思決定者が 被成年後見人の周知の見解や価値観に照らして もしその被成年後見人に能力があったならば選択したであろうと予想される意思決定 に沿って代行します ここで被後見人の趣味や志向性を重視した代行が求められます つまり 後見人等が本人の 愚かな行為 を全て禁止し 客観的に合理的 な行為を代行して良いということではないということです 愚行権を認めながら 回復不可能な失敗を防御することが後見人等には求められるのです (3) 後見人業務と倫理の関係一般的に守るべきことや法的な禁止事項です 総論的であり 最低限 です しかし 実務上迷うことも少なくないと思われます 例示すれば以下のような事柄です 1 被後見人が 多額のサプリメントの購入を 日用品の購入 として 後見業務外とす 10

13 るか否かの判断 2 被後見人が 医師から禁煙を指示されているのに 煙草の購入を希望した場合の対応 3 被後見人が 崩壊しそうな家に住み続けることに固執している場合の対応 4 被後見人が 後見人等がかつて設立に関わった法人への寄付を申し込んだ場合の対応 5 被後見人が 後見人等が勤務する病院への受診を希望する場合の対応 6 被後見人に対して 医師が手術を受けることを勧めたが拒否した場合の対応 1の場合は 多額 とは具体的に幾らかという問題はありますが 法的には日用品に関しては後見人の業務外です 2の場合の煙草も同様です 先に述べたように成年後見人の業務は 財産管理が主であって 身上監護は狭く捉えるべきである という法解釈もあります さらに 愚行権の行使である 自己決定である として 介入すべきでないとの解釈も可能です 3の場合も住居の指定権はないので介入は困難です しかし 精神保健福祉士が成年後見人業務を行うに当たって それで良いのかという疑問もあります ここで考えなくてはならないのは 先に 制度の基本理念 で述べた 成年後見制度は 自己決定 ( 自律 ) と保護 のバランスを取るべく制定された制度である ということです 123のようなケースに 何の介入も行わないのであれば身上配慮義務を果たしたとは言えないでしょう むろん直接的に制限することは困難であっても 繰り返し働きかけることで 望ましい 方向性に誘引することが倫理的に正しいと考えます このような態度は 失敗を重ねながら より適切な自己決定ができるようになる といった 主体形成 や エンパワメント であり 精神保健福祉士の支援姿勢とも重なります 4のように関係する機関への寄付行為などは利益相反に抵触する恐れがあります ただし かつて設立に関わった法人 ということであれば 直接的に利益相反があるとは言い切れません しかし では良いではないか とはなりません この部分はグレーゾーンです 李下に冠を正さず という諺がある通り グレーゾーンには関わらないという態度が倫理的に正しいと考えます 5も同様に考えられます 6に関しては 被後見人の生命 健康を考えれば強く関わりたいところです しかし法的には 身体に関することは 一身専属的権利 であり 同意権を成年後見人に認めていません 一方で慣習的に医療機関が家族等に 手術同意書 への署名を求める場合があります 本来 一身専属 ですから家族であっても同意は無効です 反面 家族が同意したことで手術を行っているのも事実です 家族が同意できて成年後見人ができないのはおかしいとの意見もあるでしょう しかし 成年後見人は家族ではありません この点を意識して業務を行うことが倫理的に正しいと言えましょう むろん繰り返しその必要性を被後見人に説明することはもちろんです また 緊急手術が必要な場合であれば 緊急避難的対応 を医師にお願いする場合もありえます これまで述べてきたように 倫理は本来 自分自身で基準を定め 自分自身で規制する 11

14 ものですから 具体的に これが確実に正しい というものではありません 多くは成年後見人等が自分自身で 創造する ものです しかし すべて個人に任せるのも負担が重すぎます このような場合どのように行動したら良いだろうか? と迷うような時に 家庭裁判所に相談することはもちろんですが 当協会でもスーパーバイズを行う体制を整えております 一人で抱えたまま不適切な対応を行ってしまうことは非倫理的であり 望ましくありません 相談しながら業務を行うこと これが成年後見人に求められる姿勢です さらに 最低限必要な医療行為への同意など法的な不備が指摘されているような点があれば 専門職後見人として 今後何らかの改善への関わりを行うことも倫理上求められると考えます 4 成年後見制度の概要 (1) 民法改正の背景各国が成年後見法を改正する中 日本においても 1995( 平成 7) 年に改正のために法務省民事局内に 成年後見制度問題研究会 が設置されました そして 1997( 平成 9) 年に法務省民事局法制審議会民法部会にて成年後見制度の改正が審議され 1998( 平成 10) 年 成年後見制度の改正に関する要綱試案 が公表されました 試案は 自己決定の尊重の理念 ( 残存応力の活用 ノーマライゼーション等の理念を含む ) と本人保護の理念との調和 を強調した内容でした 改正作業はフランス オーストリア カナダのケベック州などの改正法を参考としながら行われ 保護と自律 自己決定との調和を基調としていました 禁治産 准禁治産による 後見 保佐という2 類型から補助を含めた3 類型への転換については ドイツの 世話法 の考え方を採り入れ 任意後見制度の創設についてはイギリスの持続的代理権を盛り込んだものとなりました 要綱試案 に対する各方面からの意見照合を行った結果 1999( 平成 11) 年 民法の一部を改正する法律の改正により 2000( 平成 12) 年 4 月より新しい 成年後見制度 はスタートしたのです これまでの日本の成年後見法は 1896( 明治 29) 年に公布された民法典総則編の禁治産 12

15 宣告制度に始まり 戦後も基本的にはそのまま経過してきました 極端に言うと これまでの法律において 人は 判断能力がない人 と ある人 という二つのカテゴリーに大きく区分けされていたに過ぎません 諸外国が成年後見制度を改正していく動きの中で 必要以上の権利制限が加えられる法のあり方への批判や 社会福祉基礎構造改革 具体的には介護保険 支援費制度の導入を念頭に 1999( 平成 11) 年 民法の一部が改正され 同年 10 月には 成年後見制度を補完するものとして 判断能力が充分でない痴呆性高齢者や知的障害者 精神障害者を対象とした地域福祉権利擁護事業 ( 現日常生活自立支援事業 ) が創設されました それらの動きは 判断能力がある ないという二者択一ではなく 判断能力が不十分な人 というカテゴリーを明確化することであり その人たちの財産の管理はもとより 意思の尊重を念頭に置きつつ サービス契約を担保するという目的があったのです (2) 成年後見制度の主な改正点成年後見制度改正の主な内容として 1 自己決定の尊重と本人保護の理念の調和 2 禁治産 準禁治産制度の改正による2 類型から 3 類型への転換 3 任意後見制度の創設 4 法定後見人の選任 監督人制度の強化 5 成年後見登記制度の創設等があげられます とくにこれまで 禁治産者 ( 判断能力を欠く常況にある者 ) 準禁治産者( 判断能力が著しく不充分な者 ) という2 類型しかなかった制度を 後見 ( 禁治産に相当 ) 保佐( 準禁治産に相当 ) 補助( 判断能力が不充分で 自己の財産を管理 処分するには援助が必要な場合があるという程度の軽度の痴呆 知的障害 精神障害の状態にある者 ) の 3 類型とし 補助 制度を創設したことは 特定の法律行為に対する部分後見を実現することとなりました また 自己決定を尊重する立場から 代理権のみの付与 同意権 取消権のみの付与 代理権及び同意権 取消権の付与 の三通りの保護方法から内容 範囲を当事者の選択に委ねる形になっています ( 表 1 参照 ) 任意後見 は 判断能力が低下した場合に備えて 後見人を自分で選び 委任契約を締結してその権限の内容を決めておくという制度です 判断能力が低下した場合に 家庭裁判所が任意後見人を監督する任意後見監督人を選任した時から 効力が生じるという仕組みになっています 旧法では夫婦の一方が禁治産の宣告を受けた場合 他方が後見人になるとされていましたが 新法では 家庭裁判所が個々の事案に応じて 最も適切な人物 を選任することができるとしました 13

16 身寄りのない人については 市町村長に審判の申立権を付与することとなりました また 成年後見人等について複数の選任 法人の選任が可能となり 成年後見人等を監督する立場として監督人を置くことも盛り込まれたのです 戸籍に関しても これまでは禁治産 準禁治産の審判がおりると戸籍に記載されるということでの抵抗感がありましたが 新たに登記制度が設けられ プライバシーが保護されるようになりました あわせて 欠格条項の撤廃に向けた法律案が国会に提出されるなどの動きも出ています (2018 年 3 月 13 日 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 国会提出 ) 今回の改正では検討はなされたものの 手術の同意 延命 移植といった身体への侵襲 生命の倫理に関わる問題についての具体的な検討は行われておらず 今後の課題となっています < 表 1 成年後見類型一覧 > 同意権 取消権 代理権 類型補助保佐後見 対象となる人 付与の対象 付与の手続 精神上の障害により 事理弁識能力が不十分な人 申立ての範囲内で家裁が定める 特定の法律行為 補助開始の審判 + 同意権付与の審判 精神上の障害により 事理弁識能力が著しく不十分な人 民法 13 条 1 項各号所定の行為 保佐開始の審判 本人の同意必要不要不要 精神上の障害により 事理弁識能力を欠くのが通常の状態にある人 日常生活に関する行為以外の行為 後見開始の審判 取消権者本人 補助人本人 保佐人本人 成年後見人 付与の対象 付与の手続 申立ての範囲内で家裁が定める 特定の法律行為 補助開始の審判 + 代理権付与の審判 同左 保佐開始の審判 + 代理権付与の審判 本人の同意必要必要不要 財産に関するすべての法律行為 後見開始の審判 身上配慮義務本人の心身の状態及び生活の状況に配慮する義務監督人補助監督人保佐監督人後見監督人 * 同意権付与の対象となる法律行為 ( 民法第 13 条第 1 項所定の行為 ) 1 元本を領収しまたは之を利用すること 2 借財または保証を為すこと 3 不動産その他重要なる財産に関する権利の得喪を目的とする行為をなすこと 4 訴訟行為をなすこと 5 贈与 和解 または仲裁契約をなすこと 6 相続の承諾もしくは放棄または遺産の分割を為すこと 7 贈与もしくは遺贈を拒否しまたは負担付の贈与もしくは遺贈を受諾すること 8 新築 改築 増築または大修繕をなすこと 9 第 602 条 ( 短期賃貸借 ) に定めたる期間を超える賃貸借を為すこと 14

17 (3) 制度利用の現状 2017( 平成 29) 年 1 月から 12 月までの 1 年間における 全国の家庭裁判所の成年後見 関係事件 ( 後見開始 保佐開始 補助開始及び任意後見監督人選任事件 ) の概況を 最高 裁判所事務総局家庭局の資料を引用しながら 解説します 引用 : 裁判所ウェブサイト 成年後見関係事件の概況 - 平成 29 年 1 月 ~12 月 - 1) 申立の状況申し立て件数は 後見が 2016( 平成 28) 年よりも増加し 27,798 件と突出しており 保佐が 5,758 件 補助 1,377 件 任意後見監督人が 804 件となっています ( 図 1 参照 ) 申立ての動機については 預貯金等の管理 解約 29,477 件 身上監護 13,312 件 介護保険契約 7,007 件が主なものです 審理期間は2ヶ月以内が約 78.9% と前年度より若干増加し 鑑定が実施されたのは全体の約 8% となっています 申立人は 本人の子が約 27.2% と最も多く 次いで市区町村長 ( 約 19.8%) 本人( 約 14.2%) の順となっています 市区町村長による申し立ては 前年比約 8.8% 増加しています 2) 成年後見人等の状況 2017( 平成 29) 年 12 月末日時点における 成年後見制度 ( 成年後見 保佐 補助 任意後見 ) の利用者数は合計で 210,290 人 ( 前年は 203,551 人 ) であり, 対前年比約 3.3% の増加となっています ( 図 2 参照 ) 年々増加の一途をたどる利用者に対して 後見人の受け皿不足の課題があり 社会福祉協議会による法人後見や市民後見人に期待が寄せられています また 身寄りのない人や虐待を受けた人で制度利用が必要にもかかわらず 親族申立が期待できず 市区町村長が申立人になるケースが増加しています そうしたケースの後見人には専門性が求められるため 弁護士会 日本社会福祉士会や司法書士会などが専門職後見人を養成しています 実際 専門職が家庭裁判所から選任される割合は増加しており 私たち精神保健福祉士も専門職後見人としての活動を期待されています ( 図 3 参照 ) (4) 制度の問題点と課題今回の改正については 保護 という名のもとに奪われてきた当事者の権利の一部が尊重されることが盛り込まれた点で一定の評価はできます しかし 介護保険の導入にあわせるために 地域福祉権利擁護事業と抱き合わせる形で急激に改正に向かったことについて 実際に 自己決定 がどこまで尊重されるかは疑問であり 家庭裁判所の機関としての機能や監督人の権限にも限界があります また 精神鑑定や精神医学的な診断が審判を受ける根拠となっていることもこれまでと 15

18 変わりありません 鑑定書作成の手引 は出されていますが 意思能力 の有無を判断する基準はいまだに曖昧なままです 当事者の生活の中での 判断能力 の査定が医学的なものだけで充分なのかどうかという議論は今後もなされてしかるべきでしょう 旧法の後見人に義務付けられていた 身上監護義務 については 身上配慮義務 として 後見 保佐 補助まで広げられましたが その内容は その心身の状態及び生活の状況に配慮する ということです 具体的には 生活や財産管理を行う上での事務を行うにあたっての 身上配慮義務 であり 事実行為を含まないとされています 社会福祉の領域では 実際問題となるのは 身上監護 であり 真にニーズに添おうとした場合に 支援が制度の範囲で果たして十分なのかという疑問が残ります また 日本の成年後見制度は財産侵害を防止するという意味では権利擁護の制度ですが 必要以上に本人の自己決定を制限する可能性を否定できないのもまた現状なのです 図 1: 過去 5 年における申立件数の推移 16

19 図 2: 成年後見制度の利用者数の推移 図 3: 成年後見人等と本人との関係別件数 17

20 5 成年後見人等の実務 私たち精神保健福祉士が成年後見人等を受任した際は 家庭裁判所の監督下で成年後見人等に与えられた法的な権限と義務を理解した上で被後見人等だけでなく家族 親族の身上を配慮し 医療 福祉サービス事業者 インフォーマルサービスとの調整を図りながら事務をすすめることが求められます その前提として 精神保健福祉士としてのソーシャルワークと成年後見人等の相違について 十分に理解しておくことが大切です (2 ソーシャルワークと成年後見制度参照 ) (1) 成年後見人等の具体的職務法定後見は 本人の判断能力の程度に応じて 後見 保佐 補助の3つの類型があり 精神上の障害により本人の判断能力が不十分である場合に 家庭裁判所が 法律の定めに従って本人を援助する成年後見人等を選任し 本人を代理するなどの権限を与えることにより本人を保護するものです 成年後見人等は付与された同意権 取消権や代理権の範囲で本人の法律行為のサポートを行います 1) 財産管理財産管理とは 被後見人等が持っている財産などを適正に保管 処分することです 1 成年後見人等に選任され審判が確定された段階で すみやかに被後見人等の財産や収入等を調査し 財産目録 ( 初回 ) を作成して家庭裁判所へ提出します 2 被後見人等の生活や療養 財産管理等に必要な費用を計算し 財産管理計画を立てます 3 預貯金通帳の保管 保険金や年金等の受領 必要な経費の支出などを行い 被後見人等の財産を適正に管理します ( 保佐 補助類型では付与されている代理権の範囲内で行います ) 4 売買 賃貸借契約等 住居の確保に関する事項 2) 身上監護身上監護とは 被後見人等の生活や健康 療養等に関する法律行為や必要に応じて事実行為を行うことです 下記事項等に関して契約を締結し 契約の内容が確実に実行されているかを監視します ( 保佐 補助類型では代理権 同意権が付与されている範囲内で行います ) 1 医療に関する事項 ( ただし 医療行為に関する同意は原則としてできない ) 2 施設の入退所及びサービス契約 計画書 モニタリングなど処遇の監視に関する事項 3 介護 生活維持に関する事項 18

21 3) 家庭裁判所への報告財産管理 身上監護等職務内容について原則年に一度 家庭裁判所へ報告します ( 民法 863 条 ) 報酬付与の申立時の報告や 家庭裁判所から随時報告を求められる場合もあります 被後見人等の生活状況や健康状況については 常に把握する必要があります 後見人等選任から終了まで出納帳とは別に 後見等事務記録 ( ケース 対応記録 ) を作成しましょう 保佐 補助類型で代理権 同意権 取消権が与えられている場合には 行使した内容について報告を求められます 複数の後見人等が選任されている場合には もう一方の後見人等と情報共有をすることも重要です (2) 後見の概要後見の対象者は 精神上の障害により事理を弁識する能力に欠く常況にある者 ( 民法 7 条 ) とされています 後見が開始されると 成年後見人が選任され 成年後見人には すべての法律行為を本人にかわって行う代理権と 被後見人が本人にとって不利益な法律行為を行った場合に取り消す事ができる取消権が与えられます ただし自己決定の尊重及びノーマライゼーションの理念から 日用品費の購入等日常生活に関する行為については取り消す事はできないとされています ( 民法 9 条 ) 1) 成年後見人の権限 1 財産管理権 財産に関する法律行為の代理権 後見人は 被後見人の財産を管理し かつ その財産に関する法律行為について被後見人を代表する ( 民法 859 条 ) 2 取消権 成年被後見人の法律行為は 取り消すことができる ( 民法 9 条 ) 3その他訴訟行為の代理権 ( 交通事故保険に関する訴訟など ) 医療保護入院の同意 ( 精神保健福祉法 33 条 ) 4 権限に対する制限 日用品の購入その他日常に関する行為 は取消せません ( 民法 9 条 ) 居住用不動産の処分行為 は家庭裁判所の許可が必要になります ( 民法 859 条の3) 利益相反行為 に該当する事態となった場合は 特別代理人の選任を受けます ( 民法 860 条 ) 2) 成年後見人の義務 1 被後見人の意思の尊重義務及び身上配慮義務 成年後見人は 成年被後見人の生活 療養看護及び財産の管理に関する事務を行うに当たっては 成年被後見人の意思を尊重し かつ その心身の状態及び生活の状況に配慮しなければならない ( 民法 858 条 ) 2 財産調査 目録作成義務 後見人は 遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し 一 19

22 箇月以内に その調査を終わり かつ その目録を作成しなければならない ただし この期間は 家庭裁判所において伸長することができる ( 民法 853 条 ) 3 被後見人に対する債権債務の申出義務 後見人が 被後見人に対し債権を有することを知ってこれを申し出ないときは その債権を失う ( 民法 855 条 ) 4 支出金額の予定義務 後見人は その就職の初めにおいて 被後見人の生活 教育又は療養看護及び財産の管理のために毎年支出すべき金額を予定しなければならない ( 民法 861 条 ) 5 善管注意義務 受任者 ( 後見人 ) は 委任の本旨に従い 善良な管理者の注意をもって 委任事務を処理する義務を負う ( 民法 644 条を準用 ) 個人情報の取り扱いやネットワーク環境の利用にも十分な注意が必要です (34 ページ参照 ) 6 後見終了時の管理計算義務 後見人の任務が終了したときは 後見人又はその相続人は 二箇月以内にその管理の計算をしなければならない ただし この期間は 家庭裁判所において伸長することができる ( 民法 870 条 ) 7 後見人選任請求義務 後見人がその任務を辞したことによって新たに後見人を選任する必要が生じたときは その後見人は 遅滞なく新たな後見人の選任を家庭裁判所に請求しなければならない ( 民法 845 条 ) (3) 保佐の概要保佐の対象者は 精神上の障害により事理を弁識する能力が著しく不十分である者 ( 民法 11 条 ) です 保佐が開始されると 保佐人が選任され 本人が行う重要な財産行為については保佐人の同意を要することとされ 本人又は保佐人は 本人が保佐人の同意を得ないで行った重要な財産行為を取り消す事ができます 本人に代わって法律行為を行う権限は付与されていないため 保佐人が本人を代理するには 代理する事項を特定し家庭裁判所に 代理権付与の申立 ( 民法 876 条の4) が必要です 1) 保佐人の権限 1 民法 13 条 1 項所定の行為 についての同意権( 民法第 13 条の1) 取消権 ( 民法第 13 条の4) 21 以外の行為で家庭裁判所が特に指定した行為の同意権 取消権 3 本人の同意の元家庭裁判所が付与した特定の法律行為についての代理権 ( 第 876 条の 4) 2) 保佐人の義務 1 保佐人の義務は権限の範囲において成年後見人の義務に準じます 2 被保佐人が居住用不動産を処分する際の同意には 家庭裁判所の許可は不要です 20

23 3 保佐人が被保佐人の利益を害する恐れがないのに同意しないとき 被保佐人は保佐人 の同意に代えて家庭裁判所の許可を申請できます (4) 補助の概要補助の対象者は 精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分である者 ( 民法 15 条の1) です 補助が開始されると 補助人が選任され 補助人に本人を代理する権限や 本人が取引等をするについて同意をする権限が与えられます 代理権や同意権の範囲や内容は 家庭裁判所が個々の事案において必要性を判断して定めます また本人の自己決定を尊重する観点から 本人が補助開始を申し立てること又は本人が補助開始に同意していることが必要です 1) 補助人の権限 1 民法 13 条 1 項所定の行為 の一部についての同意権 取消権 2 特定の法律行為についての代理権 2) 補助人の義務 1 補助人の義務は権限の範囲において成年後見人の義務に準じます 2 被補助人が居住用不動産を処分する際の同意には 家庭裁判所の許可は不要です 3 補助人が被補助人の利益を害する恐れがないのに同意しないとき 被補助人は補助人の同意に代えて家庭裁判所の許可を申請できます 民法 13 条 1 項所定の行為とは 以下にあげる 9 項目です 1 号元本の領収または利用 元本の領収とは 利息 家賃 地代等の法定果実 ( 民法第 88 条 ) を生む財産を受領することで 預貯金の払戻しや債務弁済の受領などを指します 元本の利用とは 利息付消費貸借による金銭の貸付 不動産の賃貸等のように 法定果実の取得を目的とする行為をすることです なお 賃貸借については 後述の第 602 条所定の期間を超える賃貸借だけを同意権の対象とする旨の限定が付されています 2 号借財または保証 借財とは 消費貸借契約により金銭を借り受けることをいいます 保障とは 保証契約により主たる債務者の債務について保証人としての保証債務を負担することをいいます 3 号不動産その他重要な財産に関する権利の得喪を目的とする行為 重要な財産には知的財産や多額の債権等も含まれます 権利の得喪を目的とする行為とは 売買 用益物権 ( 地上権 地役権等 ) または担保物権 ( 抵当権 質権 譲渡担保権等 ) の設定 賃貸借契約または使用賃貸借契約の締結及び解除その他の財産上の処分行為がこれに該当します 賃貸借契約の締結は 賃借権の取得を目的とする行為なので 1 号の 元本の領収または利用 とともに該当しますが 後述の第 602 条所定の期間を超える賃貸借だけを同意権の対象とする旨は 1 号と同様です 相当の対価を伴う有償の契約である限り 雇用契約 委任契約 寄託契約等のほか 介護契約や施設入所契約等のような身上監護を目的とする役 21

24 務提供契約 保険契約のような有償契約も 本号に該当するものとされています 4 号訴訟行為 特則として 民事訴訟法上は被保佐人が相手方の提起した訴えまたは上訴について訴訟行為をする場合や 必要的共同訴訟の共同訴訟の共同訴訟人の一人が提起した上訴について 被保佐人が共同訴訟人として上級審で訴訟行為をする場合には 保佐人の同意を要しないものとされています それ以外の訴訟行為は保佐人の同意が必要となります 保佐人の同意を得ない訴訟行為は取り消しではなく 無効になるとされています 5 号贈与 和解または仲裁契約 贈与には贈与を受けることは含まれません 和解は 裁判上の和解と裁判外の和解の双方が含まれます いずれにおいても保佐人の同意を得ない和解の合意は無効であるとされているため 和解無効確認の訴え等によりその効力を争うことができます 仲裁契約とは 現在または将来の紛争を解決するための裁断を第三者に一任する契約で 自らが紛争の仲介をすることできません 6 号相続の承認または放棄または遺産分割 相続放棄に限らず 相続の承認も債務の相続による不利益を受ける可能性があるため保佐人の同意を必要とします その中には単純承認と限定承認が含まれます 遺産分割は 保佐人の同意を得ずに行った協議分割の意思表示は 本人または保佐人において取り消すことができます 審判分割や調停分割は行為の性質上無効となります 7 号贈与もしくは遺贈の拒絶または負担付の贈与もしくは遺贈の受諾 贈与の拒絶とは 贈与の申込みを拒絶することをいい 遺贈の拒絶とは 遺贈の放棄を意味するものとされています 一定の義務を伴う贈与や遺贈を受諾は 全体として本人の不利益になる恐れがあるため 保佐人の同意を必要としています 8 号新築 改築 増築または大修繕 居住用不動産等の新築 増改築または大修繕を目的とする請負契約を締結することをいいます 9 号第 602 条 ( 短期賃貸借 ) に定める期間を超える賃貸借 民法 602 条に定める期間を超えない短期賃貸借であれば 管理行為の範囲にとどまるので 保佐人の同意を必要としないとされています 1 号の 元本の領収または利用 または 3 号の 不動産その他重要な財産に関する権利の得喪を目的とする行為 としての賃貸借の範囲を限定する特則となっています 民法第 602 条とは 短期賃貸借 に関する条項です 処分について行為能力の制限を受けた者又は処分の権限を有しない者が賃貸借をする場合には 次の各号に掲げる賃貸借は それぞれに定める期間を超えることができないとされています ⅰ 木の栽植又は伐採を目的とする山林の賃貸借は 10 年 ⅱ 前号に掲げる賃貸借以外の土地の賃貸借は 5 年 ⅲ 建物の賃貸借は 3 年 ⅳ 動産の賃貸借は 6 ヶ月 (5) 成年後見監督人について 家庭裁判所は 必要があると認めるときは 被後見人 その親族若しくは後見人の請求 により又は職権で 後見監督人を選任することができるとされています ( 民法第 849 条 ) 22

25 実際には 家庭裁判所が職権で後見監督人を選任することが多いようです 1) 成年後見監督人の職務 1 後見人の後見事務を監督すること ( 民法第 851 条の1) 2 後見人が欠けた場合に 遅滞なく新たな後見人の選任を家庭裁判所に請求すること ( 民法 851 条の2) 3 急迫の事情がある場合に 後見人に代わって必要な処分をすること ( 第 851 条の3) 4 後見人と被後見人との利益が相反する行為について被後見人を代表すること ( 民 851 条の4) 成年後見監督人が職務を行うに際しては 善管注意義務が課せられています 2) 後見監督人の同意を要する行為成年後見監督人が選任された場合は 成年後見人は 被後見人に代わって民法 13 条 1 項所定の行為 (21 ページ参照 ) をする際に 成年後見監督人の同意を得なければなりません ただし 元本の領収については この限りではありません ( 民法第 864 条 ) 6 成年後見人の業務 ~ クローバー における後見等の受任から終了まで~ (1) 成年後見人就任にあたって 1 家庭裁判所から クローバー 事務局に受任者候補の推薦依頼があります クローバー 事務局より クローバー登録者 ( 以下 登録者 ) に対して受任の打診を行い 受任の可否及び受任候補者を家庭裁判所へ回答します 2 候補者となった登録者は 必要に応じて事件記録を閲覧し 利害関係 ( 利益相反の場合もある ) の有無を確認します 3 登録者より家庭裁判所へ正式に受任の意志を示します また クローバー 事務局にも受任の報告をします 4 家庭裁判所の審判により成年後見人等に就任します 受任後速やかに クローバー 事務局に必要な報告手続きを行います (2) 就任直後の仕事 (1~2ヶ月くらい) 1 審判書 の送達 審判書( 例 ) 参照 審判書 ( 補助 保佐の場合は代理権同意権の目録も添付されています ) が郵送されてきます 2 確定 異議申立がなければ審判書到達日より約 2 週間の経過により審判が確定します 前任者の辞任などで交替して選任されたような場合には,2 週間の経過を待たず 審判書到 23

26 達日から直ちに職務が開始します 3 法務局への登記 登記番号通知書( 例 ) 参照 審判が確定後 裁判所の嘱託により東京法務局へ後見登記され登記日 登記番号が決定します 4 後見 登記事項証明書 の取得 成年後見登記事項証明書 ( 例 ) 参照 公的手続きには必ず必要となるため 後見人の証明書 ( 登記事項証明書 ) を取得します 取得方法には以下の3つがあります ⅰ 郵送で取り寄せる方法東京法務局へ申請書 ( 法務局ホームページからダウンロード可 ) を送付します ⅱ 窓口で受け取る方法最寄りの法務局又は地方法務局に直接出向いて交付申請を受けます ただし 支局や出張所では取り扱っていません ⅲ オンラインで取り寄せる方法法務省ホームページ上の法務省オンライン申請システムを利用してオンラインにより手続をすることができます クローバー事務局へ報告審判が確定したら クローバー事務局にご一報ください 事務局より 受任案件管理番号 をお知らせします クローバーへの今後のお問い合わせ ご報告はこの管理番号を元に行います (3) 後見開始の審判申立事件の把握 ( アセスメント ) 1 事件記録の閲覧 謄写審判書に添付されてくる申立書 調査官の調査報告書などから 被後見人の状況や関係者など事件の詳細を把握します また家庭裁判所に出向いて事件記録の閲覧 謄写が必要な場合もあります 2 被後見人との面談被後見人のおかれた生活環境や生活能力を把握します 3 関係者からの情報収集被後見人が入院 入所している場合には 医師や看護師 あるいはソーシャルワーカーなど 在宅生活者の場合には民生委員や行政担当者 福祉サービス事業者の担当者などから生活その他必要な情報を収集します 身の回りの世話などをする親族があれば 親族から必要な情報を収集します 4 身上を配慮した支援計画の検討医療や福祉サービスなど生活面での改善点の有無を検討します サービスの改善には被後見人の資力が関係するため 財産調査を並行して行ないます 少額の財産しかない 24

27 場合は 成年後見制度利用支援事業や生活保護の活用も検討します 5 財産の調査と確保 ⅰ 財産の引渡し被後見人や家族 親族 施設 病院等のうち被後見人の財産管理していた者から財産の引継ぎを行います 特に規定はありませんが 引き継いだ通帳 証書 現金等の財産 介護保険証 障害福祉サービス受給者証 障害者手帳等の一覧表と 受領書 を交付する方法があります 受け取りの証拠を残し責任の範囲と所在を明確にできます 受領書 ( 例 ) 参照 ⅱ 財産の保管貴重品は 銀行の貸し金庫を利用することも必要となります ⅲ 財産の調査被後見人の財産の内容が不明確な場合には 財産の調査が必要になります 金融機関等への照会書 ( 登記事項証明書など後見人である資格証明書を添付する ) を利用したり 被後見人向けの郵便物の中から判明したりする場合も多くあります 家屋の立ち入り調査では 単独の立ち入りを避けることが無難でしょう ⅳ 生活収支の調査 ( 収支予算書の策定のため ) ⅴ 不動産の調査当地 建物などの被後見人名義の不動産がある場合は法務局で 不動産登記簿謄本 を取得 ( 初回の財産目録提出時に添付が必要 ) します 6 財産管理の着手 ⅰ 関係機関への届出 年金 社会保険庁年金受給者住所 支払機関変更届の届出や 毎年誕生月等に 現況届 を提出する必要があります 国民健康保険 後期高齢者医療 市区町村の保険年金課等の担当窓口送付先変更を提出しておけば 保険証 納付書 は直接後見人あてに送付されます 障害福祉サービス受給者証 市区町村の福祉課等の担当窓口 介護保険 市区町村の介護保険課等の担当窓口送付先変更届 ( 窓口に備付け ) を提出しておけば 保険証 納付書 は直接後見人あて送付されます 自立支援医療 市区町村の窓口や医療機関の窓口 病院 施設 身元引受け 身元保証との関係とくに親族がないケースでは 病院 施設側が後見人に身元保証を要求することがありますが 後見業務の範囲とは言えないため 後見人の職務を説明し理解を求めます 医療費 施設利用料の請求や支払い方法については確認が必 25

28 要です ⅱ 郵便物の管理 同居の家族または入院 入所先に後見人宛に転送を依頼します 郵便物から 被後見人の隠れた資産を発見することがあります 年金の現状届の通知など 必要な手続きはもらさず把握し 適宜対応します 郵便物の転送について ( 回送嘱託の申立て ) 家庭裁判所の審判で 成年後見人 ( 保佐人 補助人を除く ) が 本人の財産を正確に把握し適切な財産管理を行うために必要がある場合 成年後見人に郵便物を転送 ( 回送 ) することができます 郵便物の受け取りや成年後見人への郵便物の引き渡しについて 施設や親族の協力が得られるような場合には認められません 転送期間は原則 6 か月間を越えない期間とされ 財産関係を把握するのに必要な期間に限定することで 本人の通信の秘密を守ることに配慮されています 転送された郵便物は 成年後見人が開いてみることが出来ます 転送された郵便物のうち 後見事務に関係ないものは速やかに本人に交付しなければなりません ( 民法 860 条の 条の 3) ⅲ 金融機関への届出 日常的な入出金はできる限り 1 つの口座にまとめ 後見人の届 ( 名義変更 改印 等 ) をしておくと合理的です 不要な口座は解約するなど 管理の範囲を縮小する ことも管理しやすくなります ただし 対象者が管理していたり 思い入れがあっ たりする場合などは 十分な説明が必要です 財産侵害がある場合は名義を後見人の名義にしておかないと 第三者が入出金す ることがあります また 年金振込口座の名義を後見人にした場合は社会保険庁に 届け出ないと振り込まれない場合もあります ⅳ 定期的な収支の管理 自動振替は 支払いもれを防ぎ事務の軽減を図ります 7 親族関係の調査 ⅰ 親族 ( 推定相続人 ) の調査 家庭裁判所の記録の中で親族 ( 推定相続人 ) の調査がなされていない場合には 戸籍等で調査します 親族 ( 推定相続人 ) 調査は 後見の職務に入らない医療行為 への同意や 後見終了後の財産引渡しの際に役立ちます ⅱ 遺言書の有無の確認 (4) 家庭裁判所への報告 (1ヶ月から1ヶ月半後を目途に) 財産調査結果を財産目録として整理します 収支状況も把握し 収支状況予定表を作成します 財産目録と収支予定表を家庭裁判所の指示する期限までに提出します 実際は後見登記事項証明書の発行までに相当の期間を要し 期限までに提出することが難しい場合があります このようなときは期間延長の申入れが可能です 記入用紙は家庭裁判所から 26

29 送付されますが 毎年の報告になるため PC による管理が合理的でしょう クローバー事務局への初回報告原則として 家庭裁判所より登記番号が通知された日から 30 日以内に ( 様式 3 4 は財産調査終了後 家庭裁判所に提出する初回財産目録等と同様の内容で ) クローバー所定の書式にて初回報告をお願いします ( 使用する書式 ) 様式 2. 受任事案基本情報登録票様式 3. 財産目録様式 4. 収支計画書 (5) 就任中の仕事 1 財産管理事務 ⅰ 定期的な収入の受領と費用の支払い通帳記帳の方法で把握すると便利です ⅱ 不動産の管理建物や庭木の管理などを行います ⅲ 現金出納帳 現金預貯金出納帳の作成 2 身上監護事務 ⅰ 定期的面談 ⅱ 障害支援区分 介護の申請 認定 更新認定申請 区分変更申請等 ⅲ 入院手続 入所手続医療行為の同意は原則として後見人等の職務には入りません 高額医療や高額福祉サービス費 ( 介護保険 ) の払い戻し請求の申請などがあります ⅳ 被後見人の住居の確保についての契約締結 費用の支払い被後見人の財産と心身の状態を考慮しながら 入院入所先を考えます 入院入所先探しは 関係者と協力しながらすすめることになります ⅴ 福祉サービスの契約やモニタリングまた障害福祉サービスや介護保険サービスを利用している場合は契約内容等を確認の上 被後見人の法定代理人として後見人が事業者と契約します 毎月のサービス利用計画書や利用票等も確認のうえ署名や押印が必要となります 3その他特別な事務への対応 ⅰ 遺産分割利益相反の場合は 特別代理人の選任が必要になります ⅱ 高額な財産の処分家庭裁判所による許可が必要な場合もあります 27

30 ⅲ 居住用財産の処分事前に家庭裁判所に申立を行い許可を得ておく必要があります ⅳ 確定申告収入の種類が多い人は 税理士への依頼も検討する必要があるでしょう ⅴ 訴訟行為 ⅵ 登記事項変更申請住民票を異動した場合等に必要となります 4 家庭裁判所への報告 ⅰ 年次報告後見事務報告書収支明細書 預貯金の残高証明書 通帳の写し等を添付します ⅱ 適宜の報告特別な事務をおこなう場合は 家庭裁判所との打ち合わせや報告が必要になります ⅲ 報酬付与の申立特別な事務 ( 後見事務報告書の年次報告時に行う場合が多い ) を終了したときや 後見が終了したときに行います クローバーへの定期報告家庭裁判所への定期報告と同時に クローバー所定の書式にて定期報告をお願いします ( 使用する書式 ) 様式 3. 財産目録様式 7. 後見等事務報告書様式 8. 収支状況報告書様式 9. 課題抽出報告書 様式 9を作成する際には 必ず以下 2 点のチェックシートを実施してください ( 提出不要 ) 様式 5: 倫理 意思決定支援チェックシート様式 6: 社会資源活用チェックシート 5 報酬の受領 報酬付与の申立て後 家庭裁判所から後見報酬金額が決定された旨の審判書が通知さ れます 後見人は決定された金額の範囲で被後見人の財産の中から報酬を受けとります (6) 任務の終了 後見の任務は 以下の場合に終了します 28

31 絶対的終了 被後見人が死亡し または失踪宣告を受けた場合 後見を開始した原因が消滅し 被後見人が能力を回復し 後見が不要となり 後見開始が取り消された場合 相対的終了 後見人が死亡し また失踪宣告を受けた場合 後見人が辞任( 民 844 条 ) し 解任され ( 民 846 条 ) 又は欠格事由( 民 847 条 ) に該当した場合 被後見人が死亡した場合 1 法の予定する被後見人死後の後見人の事務 ⅰ 家庭裁判所へ被後見人の死亡を連絡します ⅱ 管理の計算 ( 財産目録の調整 ) 就任時から終了に至るまでの全ての収支計算を行います ⅲ 後見終了登記申請東京法務局へ被後見人の除籍謄本 ( 死亡の記載がある戸籍 ) を添付し申請します ⅳ 家庭裁判所へ報酬付与審判申立を行います ⅴ 相続人等への引継まで財産を管理します ⅵ 相続人等へ管理財産を引継ぎます 引継ぎに際しては原則として相続人全員に通知する必要があります 財産受領書 引継ぎ財産一覧表 引継いだ相続人の身分証明書の写しを必ず取ります 現金は通帳に入金したうえで引継いだ方が安全です ⅶ 家庭裁判所への終了事務報告書を提出します 2 一般的に人の死亡に伴い必要となる事務後見人は次の事柄について 家庭裁判所の許可を得て 行うことが出来ます ( 民法 873 条の2) ただし 保佐 補助 任意後見および未成年後見には適用されません ⅰ 個々の相続財産の保存行為例 ) 相続財産に属する建物に雨漏りがある場合にこれを修繕する行為 ⅱ 弁済期が到来した債務の弁済例 ) 被後見人の入院していた病院への医療費の支払い ⅲ 火葬又は埋葬 ( 土葬 ) に関する契約の締結 ( 葬儀に関する契約は除く ) ⅳ その他相続財産の保存に必要な行為例 ) 本人の自宅の電気 ガス 水道の解約など債務を弁済するための預貯金 ( 成年被後見人名義口座 ) の払い戻し 29

32 これらの死後事務を行うためには 次の要件を満たす必要があります ⅰ 成年後見人が当該事務を行う必要があること ⅱ 相続人が相続財産を管理することができる状態に至っていないこと ⅲ 成年後見人が当該事務を行うことにつき 相続人の意思に反することが明らかでないことこれらの事務を行うためには 家庭裁判所の許可が必要です 3 被後見人に誰も身寄りがない場合被後見人に 葬儀等を行う親族がいる場合は 後見人は法が予定している死後の事務を行います しかし 被後見人に誰も身寄りがない場合は 後見人が死亡届をすることも考えられます ( 戸籍法 87 条 ) 埋火葬する人がいない 判明しない場合 法的には死亡地の市町村長が行うことになっています ( 墓地 埋葬等に関する法律 ) したがって該当する市町村への相談が必要です 被後見人の葬儀を執り行うことは 後見人の権限には含まれていません 後見人が死後事務でできることは ある程度明確になりました しかし 死後事務については これまで応急処分や相続人全員のための事務管理として対応してきたことなどで対応する必要が生じる可能性もあります その場合は これまでどおり 家庭裁判所と協議しながら進めていくことになります 後見人等辞任 選任について後見人等は 正当な理由がある場合に限り 家庭裁判所の許可を得て 後見人等を辞任することが出来ます ( 民法 844 条 ) 正当な理由の例としては 下記のものがあります 後見人等が高齢 病気となり 職務遂行が困難となった 仕事の都合で遠隔地に転居した 解決すべき困難な後見事務の課題があり 後見人が複数選任されていたが その課題が解決され 単独で後見事務遂行することに問題がない場合 後見人等の辞任により 新たに後見人等を選任する必要がある場合 後任の後見人等を 選任する申立てを行わなくてはなりません ( 民法 845 条 ) クローバーへの辞任相談受任者が一身上の都合等により 辞任の検討をした場合には 必ず家庭裁判所への辞任申立の前に クローバー運営委員会へ クローバー所定の書式にて報告し 対応協議をお願いします 30

33 ( 使用する書式 ) 辞任相談書 クローバー事務局への報告家庭裁判所への終了事務報告と同時に クローバー所定の書式にて終了報告をお願いします ( 使用する書式 ) 様式 3. 財産目録様式 8. 収支状況報告書様式 後見等事務終了報告書様式 管理財産引継報告書 7 クローバー登録者の義務およびフォローアップシステム (1) 登録者の義務クローバーでは 精神保健福祉士が専門職として成年後見活動を行ううえでは 高い専門性と倫理観 自己研鑽が必要であると考えています そのため クローバー登録者にはいくつかの義務が定められています 1) クローバー登録者全員の義務 ( 研修 ) 認定精神保健福祉士 の更新本協会の養成研修では 研修認定精神保健福祉士以上であること ( 基幹研修 Ⅲ 修了 ) を受講要件としています これは 精神保健福祉士が成年後見活動を行ううえでは 権利擁護の視点と対人援助に携わる専門職としての質の担保が必須である という考えに基づいており クローバー 登録の前提です また 本協会生涯研修制度における養成研修実施細則においても クローバー 登録者は ( 研修 ) 認定精神保健福祉士 の更新が義務付けられています ( 養成研修実施細則第 7 条第 3 項 ) 養成研修修了後も 精神保健福祉士としての継続的な研鑽を欠かすことはできません 登録者の方は 所定の時期に必ず更新研修を受講し 精神保健福祉士としての研鑽に努めてください クローバー登録者継続研修の受講クローバーでは クローバー登録者継続研修 ( 以下 継続研修 ) を開催し 登録者の研鑽を深める機会を設けています 2015 年度より 会場に集まっての集合研修 ( 東京近郊開催は毎年 その他の地域は状況に応じて開催 ) は3 年度に1 回以上の受講を必須としています ( 認定成年後見人養成研修及び成年後見人認定制度実施要領第 5 項 ) 受任の有無に関わらず 登録者は受講義務があります 31

34 また 継続研修を受講しない年度は学習課題 ( インターネット上で行う課題等 ) を修了することとしています なお やむを得ない事情で受講期間内での受講が難しい場合には 継続研修受講期間延長申請の手続きを行い 理事会の承認を得ることで 更新期間を延長することができます 2) クローバーを通じて成年後見人等を受任している登録者の義務 精神保健福祉士賠償責任保険 の加入 クローバー を通じて受任している登録者は 精神保健福祉士賠償責任保険 への加入が義務付けられています 未受任の登録者は 任意加入です 手続きの詳細は 保険加入期間は初年度は4 月 1 日 ( 以降ひと月刻み )~10 月 31 日 次年度以降は 11 月 1 日 ~ 翌年 11 月 1 日です 受任中の登録者は毎年の加入手続きが必要です 再加入 ( 更新 ) 手続きについては クローバー 登録者メーリングリスト等にてご案内をいたします 受任案件の報告書類提出 クローバー を通じて受任している登録者は クローバーに必要な報告 ( 初回報告 32

35 定期報告 終了報告等 ) を行うことが義務付けられています クローバーとして独自の報告書式があります なお クローバー への提出書類には個人が特定できる情報は絶対に記入なさらないよう くれぐれもお願いいたします クローバー への報告書式は以下の URL よりダウンロード可能です クローバーウェブページ クローバーにおける監査について クローバー では 受任者より提出された各報告書の監査を行っています ( クローバー登録者受任細則第 7 条 ) 専門職が成年後見人等に就任し業務を行ううえでは 一定の高い倫理観が必要との考えから 必要な場合には指摘や問合せを行うこともあります 監査結果をよりよい活動に役立てていただきたいと考えています (2) フォローアップ 1) フォローアップ体制についてクローバーでは 登録者の成年後見活動をバックアップするために フォローアップ体制を準備しています ぜひ自己点検 振り返り等の場として ご活用ください クローバー登録者継続研修認定成年後見人として活動していくためには 制度を取り巻く状況の変化や法制度の改正等 継続して学び続ける必要があります また 活動の振り返りや 受任者間の情報交換などの場としても研修を活用しています 登録者のための相談窓口の設置 クローバー 事務局( 本協会事務局 ) を窓口とし 受任経験のある精神保健福祉士 ( 非常勤 ) が登録者からのご相談に応じています ご相談の内容によっては 弁護士や公認会計士へのコンサルテーションも行います 各種情報提供ウェブサイトやメーリングリスト ニュースレター クローバー NEWS 等を通じ 必要な情報を提供します また 一部の都県においては 登録者の情報交換会 ( 集い ) を開催しています 2) 事務局からのお願いメールの利用について クローバー では 成年後見制度における情報提供や 登録者への連絡にメーリングリストを活用しています また 受任されている登録者については メールで事務局から 33

36 連絡を差しあげることが増えています クローバー 登録者のみなさまにはメーリングリストへの登録 および定期的なメールの確認をお願いします また メールアドレスが変更になった場合は 必ず クローバー 事務局までご一報ください 個人情報の取り扱いについてメール メーリングリストを含め ネットワーク環境を利用する機会が増えています 紙 データ問わず 個人情報の取り扱いにはくれぐれも留意し 個人情報は伏せる パスワードを設定するなどの対策を講じるように心がけてください 加えて メーリングリストでは 個人情報のやりとりは絶対になさらないでください また 前述のとおり クローバー への提出書類には個人が特定できる情報は絶対に記入なさらないよう くれぐれもお願いいたします おわりにさあ みなさま いかがでしたか? 一通り目を通していただけましたか? このガイドブックで成年後見制度全般や 精神保健福祉士の役割を全てまとめてあるかというと そうではありません 現時点で考えられることを少し整理したということにしか過ぎません もしかしたら 内容に不備な点や改訂した方がいい点が出てくるのではないかと思っています その際には是非事務局にご連絡ください クローバーのみなさんでご一緒に成年後見を考えながら より良いものが作成できればと思っています 精神保健福祉士の社会的責務としての成年後見人の活動を この クローバー とともに ご一緒に大きく展開してまいりましょう 全国の家庭裁判所 ( 含支部 出張所等 ) の所在地や電話番号は 裁判所ウェブサイトでご 確認ください 34

37 参考資料 ( 関係書式 ) 登記事項証明書例 ( 後見人であることの証明書 : 法務局 ) 登記事項証明書 後 見 後見開始の裁判 裁判所 家庭裁判所 事件の表示 平成 年 ( 家 ) 第 号 裁判の確定日 平成 年 月 日 登記年月日 平成 年 月 日 登記番号 第 - 号 成年被後見人 氏名 生年月日 昭和 年 月 日 住所 県 市 町目 番 号 本籍 県 市 番地 成年後見人 氏名 住所 県 市 町目 番 号 選任の裁判確定日 平成 年 月 日 登記年月日 平成 年 月 日 上記のとおり後見登記等ファイルに記録されていることを証明する 平成 年 月 日 東京法務局登記官 35

38 登記番号通知書例 ( 後見人として東京法務局に登記されたことの通知書 ) 事件番号平成 年 ( 家 ) 第 号 ( ご本人 様 ) 登記番号通知書 成年後見人 様 平成 年 月 日 - 県 市 区 丁目 番 号 家庭裁判所裁判所書記官 電話番号 - 内線 FAX 番号 - 頭書事件について 下記のとおり登記がなされましたのでお知らせします 記 登記年月日 登記番号 平成 年 月 日 第 - 号 36

39 審判書例 ( 後見人が決定した際に家庭裁判所から届く証明書 ) 平成 年 ( 家 ) 第 号後見開始の審判申立事件 審 判 本 籍 県 市 丁目 番 住 所 県 市 丁目 番 号 申立人 本 籍 県 市 番地 住 所 県 市 丁目 番 号 住民票上の住所 県 郡 町 丁目 号 本人 昭和 年 月 日生 本件について 当裁判所は その申立てを相当と認め 次のとおり審判する 主 文 1 本人について後見を開始する 2 本人の成年後見人としての次の者を選任する 住所 県 市 丁目 番 号氏名 平成 年 月 日 家庭裁判所 支部 家事審判官 印 37

40 殿 受領書 例 預貯金通帳 金融機関名支店種類口座番号残高備考 信託銀行 定期 ,000,000 H 付 信託銀行 普通 ,000,000 H 付 銀行 定期 ,000,000 H 付 銀行 普通 ,000 H 付 ゆうちょ銀行 総合 ,500,000 H 付 印鑑 計 本 権利証 計 2 通 県 市 一丁目 63 建物 法務局支局 ( 出張所 ) 年月日受付第号 県 市 一丁目 63 土地 法務局支局 ( 出張所 ) 年月日受付第号 38

41 保険証券 保険会社 種類 記号番号 備考 損保 火災保険 M 受取人 生命 生命保険 受取人 証書国民年金保険年金証書基礎年金番号 通 信用金庫 ( 支店 ) 定期預金証書額面 1,000,000 円 (H20 年 1 月 1 日付け ) 保険証等国民健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証国民健康保険被保険者証精神保健福祉手帳障害福祉サービス受給者証 1 通 1 通 1 通 1 通 その他 自宅鍵 現金 1 本 25,000 円 以上確かに において受領しました 平成年月日 成年後見人 印 39

42 公益社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領 日本精神医学ソーシャル ワーカー協会 1988 年 6 月 16 日制定 1991 年 7 月 5 日改訂 1995 年 7 月 8 日改訂日本精神保健福祉士協会 2003 年 5 月 30 日改訂社団法人日本精神保健福祉士協会 2004 年 11 月 28 日採択公益社団法人日本精神保健福祉士協会 2013 年 4 月 21 日採択 前文われわれ精神保健福祉士は 個人としての尊厳を尊び 人と環境の関係を捉える視点を持ち 共生社会の実現をめざし 社会福祉学を基盤とする精神保健福祉士の価値 理論 実践をもって精神保健福祉の向上に努めるとともに クライエントの社会的復権 権利擁護と福祉のための専門的 社会的活動を行う専門職としての資質の向上に努め 誠実に倫理綱領に基づく責務を担う 目的この倫理綱領は 精神保健福祉士の倫理の原則および基準を示すことにより 以下の点を実現することを目的とする 1. 精神保健福祉士の専門職としての価値を示す 2. 専門職としての価値に基づき実践する 3. クライエントおよび社会から信頼を得る 4. 精神保健福祉士としての価値 倫理原則 倫理基準を遵守する 5. 他の専門職や全てのソーシャルワーカーと連携する 6. すべての人が個人として尊重され 共に生きる社会の実現をめざす 倫理原則 1. クライエントに対する責務 (1) クライエントへの関わり精神保健福祉士は クライエントの基本的人権を尊重し 個人としての尊厳 法の下の平等 健康で文化的な生活を営む権利を擁護する (2) 自己決定の尊重精神保健福祉士は クライエントの自己決定を尊重し その自己実現に向けて援助する (3) プライバシーと秘密保持精神保健福祉士は クライエントのプライバシーを尊重し その秘密を保持する (4) クライエントの批判に対する責務精神保健福祉士は クライエントの批判 評価を謙虚に受けとめ 改善する (5) 一般的責務精神保健福祉士は 不当な金品の授受に関与してはならない また クライエントの人格を傷つける行為をしてはならない 2. 専門職としての責務 (1) 専門性の向上精神保健福祉士は 専門職としての価値に基づき 理論と実践の向上に努める (2) 専門職自律の責務精神保健福祉士は同僚の業務を尊重するとともに 相互批判を通じて専門職としての自 40

43 律性を高める (3) 地位利用の禁止精神保健福祉士は 職務の遂行にあたり クライエントの利益を最優先し 自己の利益のためにその地位を利用してはならない (4) 批判に関する責務精神保健福祉士は 自己の業務に対する批判 評価を謙虚に受けとめ 専門性の向上に努める (5) 連携の責務精神保健福祉士は 他職種 他機関の専門性と価値を尊重し 連携 協働する 3. 機関に対する責務精神保健福祉士は 所属機関がクライエントの社会的復権を目指した理念 目的に添って業務が遂行できるように努める 4. 社会に対する責務精神保健福祉士は 人々の多様な価値を尊重し 福祉と平和のために 社会的 政治的 文化的活動を通し社会に貢献する 倫理基準 1. クライエントに対する責務 (1) クライエントへの関わり精神保健福祉士は クライエントをかけがえのない一人の人として尊重し 専門的援助関係を結び クライエントとともに問題の解決を図る (2) 自己決定の尊重 a クライエントの知る権利を尊重し クライエントが必要とする支援 信頼のおける情報を適切な方法で説明し クライエントが決定できるよう援助する b 業務遂行に関して サービスを利用する権利および利益 不利益について説明し 疑問に十分応えた後 援助を行う 援助の開始にあたっては 所属する機関や精神保健福祉士の業務について契約関係を明確にする c クライエントが決定することが困難な場合 クライエントの利益を守るため最大限の努力をする (3) プライバシーと秘密保持精神保健福祉士は クライエントのプライバシーの権利を擁護し 業務上知り得た個人情報について秘密を保持する なお 業務を辞めたあとでも 秘密を保持する義務は継続する a 第三者から情報の開示の要求がある場合 クライエントの同意を得た上で開示する クライエントに不利益を及ぼす可能性がある時には クライエントの秘密保持を優先する b 秘密を保持することにより クライエントまたは第三者の生命 財産に緊急の被害が予測される場合は クライエントとの協議を含め慎重に対処する c 複数の機関による支援やケースカンファレンス等を行う場合には 本人の了承を得て行い 個人情報の提供は必要最小限にとどめる また その秘密保持に関しては 細心の注意を払う クライエントに関係する人々の個人情報に関しても同様の配慮を行う d クライエントを他機関に紹介する時には 個人情報や記録の提供についてクライエントとの協議を経て決める e 研究等の目的で事例検討を行うときには 本人の了承を得るとともに 個人を特定できないように留意する f クライエントから要求がある時は クライエントの個人情報を開示する ただし 記録の中にある第三者の秘密を保護しなければならない g 電子機器等によりクライエントの情報を伝達する場合 その情報の秘密性を保証できるよう最善の方策を用い 慎重に行う 41

44 (4) クライエントの批判に対する責務精神保健福祉士は 自己の業務におけるクライエントからの批判 評価を受けとめ 改善に努める (5) 一般的責務 a 精神保健福祉士は 職業的立場を認識し いかなる事情の下でも精神的 身体的 性的いやがらせ等人格を傷つける行為をしてはならない b 精神保健福祉士は 機関が定めた契約による報酬や公的基準で定められた以外の金品の要求 授受をしてはならない 2. 専門職としての責務 (1) 専門性の向上 a 精神保健福祉士は専門職としての価値 理論に基づく実践の向上に努め 継続的に研修や教育に参加しなければならない b スーパービジョンと教育指導に関する責務 1 精神保健福祉士はスーパービジョンを行う場合 自己の限界を認識し 専門職として利用できる最新の情報と知識に基づいた指導を行う 2 精神保健福祉士は 専門職として利用できる最新の情報と知識に基づき学生等の教育や実習指導を積極的に行う 3 精神保健福祉士は スーパービジョンや学生等の教育 実習指導を行う場合 公正で適切な指導を行い スーパーバイジーや学生等に対して差別 酷使 精神的 身体的 性的いやがらせ等人格を傷つける行為をしてはならない (2) 専門職自律の責務 a 精神保健福祉士は 適切な調査研究 論議 責任ある相互批判 専門職組織活動への参加を通じて 専門職としての自律性を高める b 精神保健福祉士は 個人的問題のためにクライエントの援助や業務の遂行に支障をきたす場合には 同僚等に速やかに相談する また 業務の遂行に支障をきたさないよう 自らの心身の健康に留意する (3) 地位利用の禁止精神保健福祉士は業務の遂行にあたりクライエントの利益を最優先し 自己の個人的 宗教的 政治的利益のために自己の地位を利用してはならない また 専門職の立場を利用し 不正 搾取 ごまかしに参画してはならない (4) 批判に関する責務 a 精神保健福祉士は 同僚の業務を尊重する b 精神保健福祉士は 自己の業務に関する批判 評価を謙虚に受けとめ 改善に努める c 精神保健福祉士は 他の精神保健福祉士の非倫理的行動を防止し 改善するよう適切な方法をとる (5) 連携の責務 a 精神保健福祉士は クライエントや地域社会の持つ力を尊重し 協働する b 精神保健福祉士は クライエントや地域社会の福祉向上のため 他の専門職や他機関等と協働する c 精神保健福祉士は 所属する機関のソーシャルワーカーの業務について 点検 評価し同僚と協働し改善に努める d 精神保健福祉士は 職業的関係や立場を認識し いかなる事情の下でも同僚または関係者への精神的 身体的 性的いやがらせ等人格を傷つける行為をしてはならない 3. 機関に対する責務精神保健福祉士は 所属機関等が クライエントの人権を尊重し 業務の改善や向上が必要な際には 機関に対して適切 妥当な方法 手段によって 提言できるように努め 改善を図る 4. 社会に対する責務精神保健福祉士は 専門職としての価値 理論 実践をもって 地域および社会の活動に参画し 社会の変革と精神保健福祉の向上に貢献する 42

45 公益社団法人日本精神保健福祉士協会認定成年後見人ネットワーク クローバー 行動規範 2013 年 9 月 7 日制定 1. 前文クローバー登録者が行う成年後見実務は 公益社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領及びソーシャルワーカーの倫理綱領を遵守し クライエントの自己決定の尊重を前提とする クローバーの取り組みは 精神障害者の権利擁護の観点から いかなる方法を講じても クライエントが単独で意思決定することが困難な場合に 倫理綱領が示す クライエントの利益を守るため最大限の努力 と位置づける 2. 行動規範 1) 目的行動規範は クローバー登録者が 成年後見制度を通じた権利擁護の実践と 成年後見制度の限界や課題を探究するための責務を明示した 基本的な行動の指針とする 2) ソーシャルワークの準用クローバー登録者は 権利擁護のためにソーシャルワークの専門性を生かし 高い倫理観を持って 成年後見実務に従事する 3) 責任クローバー登録者は クライエントにとっての 最善の利益 ( ベスト インタレスト ) を追求し 自らの行動について最終的な責任を負う その過程では 精神保健福祉士として培った知識 技術 価値を念頭におき クライエントの意思決定支援を第一とし 代理行為は必要最低限の範囲とする 4) 行動クローバー登録者は 権利擁護の担い手として家庭裁判所から任命されただけでなく 社会的要請から成年後見人として責務を負うことを自覚し 常に正直 誠実に判断し行動する 5) 法令遵守クローバー登録者は 関係法規を遵守すると共に 自らに与えられた法的権限の範囲内で成年後見実務に従事する 6) 利益相反の回避クローバー登録者は 利益相反にならないよう常にクライエントおよび自らの状況を把握し 利益相反の可能性がある場合は 管轄監督所である家庭裁判所 およびクローバーに報告 相談する 7) 課題抽出クローバー登録者は 成年後見実務を通して得た知見をもとに 成年後見制度の課題抽出や 問題点の整理に努める 8) 普及啓発クローバー登録者は 成年後見制度を始めとする権利擁護のための知識 技術 価値の普及啓発に努める 9) 自己研鑽クローバー登録者は 自らの知識 技術 価値の維持向上に努める * 行動規範にいう クライエント は 成年後見制度における 成年被後見人 被保佐人 被補助人 任意後見制度の 契約者 をすべて含むものとする 附則 1 この行動規範は 2013 年 9 月 7 日から施行する 2 この行動規範の施行により 社団法人日本精神保健福祉士協会認定成年後見人ネットワーク クローバー 行動規範 (2013 年 2 月 10 日制定 ) の準用を終了する 43

46 公益社団法人日本精神保健福祉士協会認定成年後見人ネットワーク クローバー 設置運営規程 2013 年 9 月 7 日制定規程第 39 号 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人日本精神保健福祉士協会 ( 以下 本協会 という ) が構成員において認定した成年後見活動を行う者 ( 以下 認定成年後見人 という ) への情報や自己研鑽の機会等を提供するために設置する組織について必要となる事項を定めることを目的とする ( 名称 ) 第 2 条この組織は 認定成年後見人ネットワーク クローバー ( 以下 クローバー という ) と称する ( 事務局 ) 第 3 条クローバーは 事務局を本協会内に置き その事務は原則として本協会事務局が担う 2 事務の内容は 第 23 条に定めるものとする 第 2 章事業 ( 事業内容 ) 第 4 条クローバーは 次に掲げる事業を行う (1) 成年後見に関する相談事業 (2) 候補者名簿登録者からの成年後見人等の紹介 (3) 受任した成年後見人等への支援 (4) 成年後見制度に関する調査 研究及び普及活動 (5) 成年後見制度に関する登録者間の情報交換 研修 (6) 認定成年後見人養成研修及びクローバー登録者継続研修の開催の支援 (7) その他関連する事業 第 3 章運営委員会 ( 運営委員会の設置目的 ) 第 5 条本協会にクローバー運営委員会 ( 以下 委員会 という ) を設置し クローバーの運営に関する検討及び次に掲げる事務又は管理を行う (1) 登録者及び家庭裁判所への候補者名簿の登録に関すること (2) 登録者及び家庭裁判所への候補者名簿の管理に関すること (3) 登録者のうち成年後見人等を受任した者への財産管理状況の監査 身上監護に関する指導 (4) 成年後見人等の推薦に関すること (5) その他必要な事項 ( 委員会の構成 ) 第 6 条委員会は 10 人以内の委員をもって組織し 次に掲げる者の中から理事会の承認を得て本協会会長が委嘱する (1) 本協会構成員で登録者若干名 (2) 本協会構成員で登録者ではないが 成年後見制度及び成年後見活動に関して相当の知識と熱意のある者若干名 (3) 学識経験者等若干名 ( 委員長 ) 第 7 条委員会に委員長を置く 2 委員長は 委員の互選により選任する 3 委員長は 委員会を代表し 会議を主催する ( 委員長の責務 ) 第 8 条委員長は 委員会の事業計画及び予算 並びに事業報告及び決算について 会長が別に定める様式により 会長が指定する期日までに作成し 第 12 条に定める担当理事に提出しなければならない 2 委員長は 委員会及びクローバー運営に係る進捗状況及び収支状況を明らかにし 担当理事に報告す 44

47 るとともに 必要に応じて理事会に報告しなければならない ( 副委員長 ) 第 9 条委員長は 委員会の運営上必要があると認められる場合は 委員の中から副委員長 1 人を選任することができる 2 副委員長は 委員長を補佐し 委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたとき 若しくは後任の委員長が理事会で選任されるまでの間 その職務を代行する ( 任期 ) 第 10 条委員の任期は 定款第 31 条に規定された役員の任期と同一とし 再任は妨げない ( 会議 ) 第 11 条委員会は 必要に応じて委員長が召集する 2 委員会は 委員の過半数の出席をもって成立する また委任状をもって出席と認める 3 委員会は 必要があると認めたときは 委員以外の者を委員会に出席させて意見を求めることができる 4 委員会の議事は 出席委員の過半数をもって決する なお 可否同数の場合は 委員長の決するところによる 第 4 章担当理事 ( 職制及び指名 ) 第 12 条クローバーには 担当理事を置く 2 担当理事は 理事 ( ただし 会長は除く ) の中から 会長が指名する 3 担当理事が欠けたときは 会長はすみやかに他の理事の中から後任の担当理事を指名しなければならない ( 任期 ) 第 13 条担当理事の任期は 定款第 31 条に規定された役員の任期と同一とする ただし 再任は妨げない 2 補欠により指名された担当理事の任期は 前任者の残任期間とする 3 担当理事は 辞任又は任期満了後においても 後任者が就任するまでは その職務を行わなければならない ( 担当理事の責務 ) 第 14 条担当理事は クローバー運営を統括し 活動内容及び委員会の進捗状況及び収支状況を把握しなければならない 2 担当理事は 委員長からの報告を受け クローバーの事業計画及び予算 並びに事業報告及び決算を取りまとめ 理事会の承認を得なければならない 第 5 章登録 ( 要件 ) 第 15 条本協会が主催する 認定成年後見人養成研修 ( 以下 認定成年後見人養成研修 という ) を修了した者は クローバーに登録することができる ただし 現に成年後見活動を行っている者及び行う予定のある者は クローバーに登録しなければならない 2 クローバーに登録しようとする者は 次の各号の提出等をもって 会長に申請しなければならない (1) 登録申請書 ( 様式 1) (2) 認定成年後見人養成研修修了証書 ( 複写 ) 3 登録期間は 本協会の事業年度に準じ 毎年 4 月 1 日に始まり 翌年 3 月 31 日に終わる 年度末までを登録有効期間とし 年度毎に自動更新とする ただし 更新する場合において 登録情報に変更がある場合には 変更内容をクローバーへ報告するものとする 4 認定成年後見人養成研修の修了後 当該研修修了日が属する年度を含む3 年度以内に登録しない場合には その登録資格を喪失する ( 登録費 ) 第 16 条クローバーへの登録費は 1 年度 5,000 円とする 2 登録費は クローバーが指定する期日までに 全額一括して納入する 3 第 1 項の登録費は 委員会にて特別の事情があると判断され 理事会の承認を得たときは減額することができる ( 登録者名簿の作成 ) 第 17 条委員会は クローバーに登録しようとする者から会長に提出された登録申請書等に基づき 登録者名簿を作成しなければならない 45

48 2 登録者名簿の作成に関する事務は 本協会事務局が行うものとする 3 登録者名簿には 次の事項を掲載するものとする (1) 氏名 (2) 認定成年後見人養成研修修了番号 (3) 所属機関及び都道府県 (4) 所属都道府県支部 (5) その他必要な事項 ( 登録者名簿の提出 ) 第 18 条委員会は 登録者名簿を理事会に提出し 登録者の承認を得なければならない 2 登録者の承認に係る審議は 4 月 7 月 10 月 1 月に開催される理事会 ( 該当月に理事会開催が無い場合は その翌月 ) とし 4 月の承認者の登録日は各年度の 4 月 1 日とする 他の月においては 理事会承認日を登録日とする 3 会長は 前項による理事会での承認後 登録者に承認文書及び登録証を送付しなければならない 4 会長は 委員長との連名による文書を添えて 登録者が指定する家庭裁判所に登録者名簿を提出しなければならない ( 登録の抹消 ) 第 19 条クローバーに登録した者 ( 以下 登録者 という ) のうち 次項に該当しない者は 今後成年後見活動を行わないとして会長が別に定める登録抹消届を会長に提出することで 任意に登録を抹消することができる その際の手続期限は 登録を抹消しようとする年度の翌年度 5 月末日までとする 2 クローバーを通じて成年後見人等を受任中の登録者については 登録を抹消することはできない 受任中の者が定款第 10 条の規定により退会しようとするとき 休会規程により休会をしようとするとき また前項における登録抹消届を提出しようとするときには 事前にクローバー運営委員会に連絡し 受任案件の辞任及び交代について相談し対処しなければならない これらを経て受任終了後 登録者からの退会 休会 登録抹消届提出について理事会で取扱事項とし 合わせて状況を報告する 3 登録抹消に際して未納登録費がある場合は その全額を納入しなければならない ( 登録の資格喪失 ) 第 20 条登録者で 次の各号の一に該当する場合には その登録資格を喪失する (1) 定款第 9 条により構成員の資格を喪失したとき (2) 休会規程に定める休会が承認されたとき (3) 登録抹消届を提出したとき 2 登録者で 次の各号の一に該当する場合には 理事会の承認を経たうえで その登録資格を喪失する (1) 正当な理由がなく第 21 条に定める義務を遂行せず 委員会で登録者として適正でないと判断されたとき (2) 正当な理由がなく登録費を 2 年以上滞納したとき ( 義務 ) 第 21 条登録者は 本協会が主催する クローバー登録者継続研修 を受講しなければならない ただし やむを得ない事情で受講が難しい場合など 委員長が認めた場合は代替措置をとることができる なお 第 15 条における 認定成年後見人養成研修 を修了した年度に登録した者については 当該年度の クローバー登録者継続研修 の受講は免除される 2 前項の クローバー登録者継続研修 については 別に定める 3 登録者は 生涯研修制度基本要綱における研修認定精神保健福祉士及び認定精神保健福祉士の認定を更新しなくてはならない 4 成年後見人等を受任中の登録者は 精神保健福祉士賠償責任保険 に加入しなければならない 未受任で保険に加入していない者が受任決定した場合には 速やかに加入の手続きをとることとする 5 登録者で成年後見人等を受任した者は次の各号に該当する時期に会長あてに報告をしなければならない 提出書類については別に定める (1) 新規受任時報告 ( 初回報告 ) (2) 定期報告 (3) 終了時報告 ( 終了報告 ) 第 6 章個人情報 ( 個人情報 ) 第 22 条個人情報の取り扱いについては 個人情報の保護に関する法律及び本協会倫理綱領を遵守し 個人情報保護規程 ( 規程第 25 号 ) の規定に基づき 取り扱うものとする 46

49 第 7 章事務 ( 事務 ) 第 23 条クローバーの事務責任者は事務局長とする 2 事務局長は 本協会事務局の常勤職員の中から クローバーの事務担当職員を指名する 3 クローバーの事務担当職員は次の事務を行う (1) 登録費及び運営費の管理 (2) 運営委員会の開催に関する事務 (3) 成年後見人等推薦に関する事務 (4) 成年後見人等の活動に関する活動報告及び記録に関する事務 (5) 認定成年後見人養成研修及びクローバー登録者継続研修のサポートに関する事務 (6) 成年後見人等に関する登録事務 (7) その他必要な事務 第 8 章会計 ( 運営費 ) 第 24 条クローバーの運営費は 次の各号に掲げる収入を持ってまかなう (1) 登録者の登録費収入 (2) 事業費支出からの繰入金収入 (3) その他の収入 ( 運営費の内容 ) 第 25 条クローバーの運営費は 次の各号とする (1) クローバー登録者に対して必要な配布物の印刷 作成 発送費 (2) 公認会計士及び弁護士等への謝金 (3) 委員会の求めに応じて 登録者が関係機関等に出席した際の交通費 日当 (4) クローバー登録者継続研修において 会場に集まっての集合研修以外の形態をとった場合の経費 (5) その他の支出で理事会が認めたもの ( 会計年度 ) 第 26 条クローバーの会計年度は 毎年 4 月 1 日に始まり翌年 3 月 31 日に終わる 第 9 章雑則 ( 改廃 ) 第 27 条この規程の改廃は 理事会の決議を経なければならない ( 細則 ) 第 28 条この規程に定めるもののほか クローバーの設置運営に関して必要な事項は 理事会の決議を経て 別に定める 附則 1 この規程は 2013 年 9 月 7 日から施行する 2 この規程の施行に伴い クローバーの設置運営に関して 2013 年度第 1 回通常理事会 (2013 年 4 月 21 日開催 ) 決議による社団法人日本精神保健福祉士協会認定成年後見人ネットワーク クローバー 設置運営規程 (2009 年 6 月 12 日制定 ) の適用は終了する 附則 (2016 年 3 月 5 日改正 ) 1 この規程は 2016 年 4 月 1 日から施行する 2 第 21 条第 3 項について 受講要件の異なっていた 2009 年度までの成年後見人養成研修修了者のうち研修認定精神保健福祉士未認定の者については 原則として 2018 年度までに 本協会生涯研修制度における基幹研修 Ⅲ まで修了し 認定を受けることとする 附則 (2016 年 6 月 16 日改正 ) 1 この規程は 2016 年 6 月 16 日から施行する 附則 (2017 年 3 月 11 日改正 ) 1 この規程は 2017 年 4 月 1 日から施行する 47

50 公益社団法人日本精神保健福祉士協会クローバー登録者受任細則 2013 年 9 月 7 日制定細則第 6 号 ( 目的 ) 第 1 条この細則は 公益社団法人日本精神保健福祉士協会 ( 以下 本協会 という ) 認定成年後見人ネットワーク クローバー 設置運営規程 ( 以下 規程 という ) 第 28 条の規定に基づき 認定成年後見人が規程第 21 条第 5 項に規定するクローバーへの登録後の成年後見人等の受任 ( 以下 受任 という ) において必要となる事項を定めることを目的とする ( 受任依頼への対応 ) 第 2 条クローバーの事務局担当者 ( 以下 クローバー事務局 という ) は 家庭裁判所からクローバーに登録する者 ( 以下 登録者 という ) への受任依頼があった場合 原則として 次の事項を聴取し 受任依頼内容書 ( 様式 1) に必要事項を記載し クローバー運営委員会に提出する (1) 担当者に関する事項 (2) 対象者に関する事項 (3) 申立者及び申立理由に関する事項 (4) 家族に関する事項 (5) 支援機関に関する事項 (6) 対象者の財産に関する事項 (7) その他必要と認められる事項 2 クローバー運営委員会は クローバー事務局から提出された受任依頼内容書を確認後 直ちにクローバー運営委員会内で担当者を決定し 当該家庭裁判所に提出した登録者名簿に記載された登録者に受任の可否を確認する 3 当該家庭裁判所に提出した登録者名簿に複数の者がある場合は クローバー運営委員会において協議し 確認順位を決定するものとする 4 登録者が受任できる場合 クローバー運営委員会から家庭裁判所にその旨を報告するとともに 必要な情報を提供する 5 受任できる登録者がいない場合 クローバー運営委員会から家庭裁判所にその旨を報告する 6 受任依頼が文書で到達した場合 第 4 項及び第 5 項の報告は文書をもって回答するものとする ( 受任事案の管理 ) 第 3 条受任した登録者 ( 以下 受任者 という ) は 原則として家庭裁判所より登記番号が通知された日から 30 日以内に クローバー事務局に受任事案毎の受任事案基本情報登録票 ( 以下 登録票 という 様式 2) を提出しなければならない 2 クローバー事務局は 登録票による受任事案毎に管理番号を付さなければならない 3 管理番号は 受任した年度を識別でき かつ その年度内において時系列的に採番される形式とする < 管理番号 >( 受任西暦年度 )-( 番号 ) 4 クローバー事務局は 受任事案の管理番号とともに 家庭裁判所 家庭裁判所の都道府県 受任者の構成員番号及び登録票を管理する帳簿を備えるものとする 5 前項の帳簿は 定款第 48 条に定める会計年度毎に更新するものとする ( 受任事案の報告 ) 第 4 条受任者は 財産の引継ぎが終了し 財産調査終了後 家庭裁判所に提出する初回財産目録等と同様の内容にて次の書類を作成し クローバー運営委員会に提出しなければならない ( 第 3 条第 1 項及び第 4 条第 1 項の提出書類を総称して 以下 初回報告 という ) (1) 財産目録 ( 様式 3) (2) 収支計画書 ( 様式 4) 2 受任者は 受任開始後毎年度 家庭裁判所への定期報告と同時に 受任事案毎にクローバー運営委員会に次の書類を提出しなければならない ( 以下 定期報告 という ) ただし 家庭裁判所から指定 48

51 されている報告間隔が 2 年以上の場合には 報告対象期間が 1 年になるように締日を定め 提出するものとする また 同項第 4 号を作成するにあたっては 倫理 意思決定支援チェックシート ( 様式 5) 社会資源活用チェックシート ( 様式 6) を必ず使用することとする (1) 後見等事務報告書 ( 様式 7) (2) 財産目録 ( 様式 3/ 第 4 条第 1 項第 1 号と同様式 ) (3) 収支状況報告書 ( 様式 8) (4) 課題抽出報告書 ( 様式 9) (5) その他クローバー運営委員会が必要と認めた書類 3 正当な理由がなく初回報告または定期報告の書類提出がない場合 規程第 20 条に基づき 登録資格を喪失することがある ( 受任終了等 ) 第 5 条被後見人等の死亡 受任者の辞任等に伴い 受任者の職務は終了する 終了後 受任者は第 2 項及び第 3 項の書類をクローバー運営委員会に遅滞なく提出するものとする ( 第 5 条第 2 項及び第 3 項の提出書類を総称して 終了報告 という ) 2 受任終了後 原則として 30 日以内に 次の書類を提出するものとする (1) 後見等事務終了報告書 ( 様式 10-1) (2) 財産目録 ( 様式 3/ 第 4 条第 1 項第 1 号と同様式 ) (3) 収支状況報告書 ( 様式 8/ 第 4 条第 2 項第 3 号と同様式 ) 3 相続人へ被後見人等の財産の引継ぎが完了次第 次の書類を提出するものとする (1) 管理財産引継報告書 ( 様式 10-2) ( 受任終了等 ) 第 5 条被後見人等の死亡 受任者の辞任等に伴い 受任者の職務は終了する 終了後 受任者は第 2 項及び第 3 項の書類をクローバー運営委員会に遅滞なく提出するものとする ( 第 5 条第 2 項及び第 3 項の提出書類を総称して 終了報告 という ) 2 受任終了後 原則として 30 日以内に 次の書類を提出するものとする (1) 後見等事務終了報告書 ( 様式 10-1) (2) 財産目録 ( 様式 3/ 第 4 条第 1 項第 1 号と同様式 ) (3) 収支状況報告書 ( 様式 8/ 第 4 条第 2 項第 3 号と同様式 ) 3 相続人へ被後見人等の財産の引継ぎが完了次第 次の書類を提出するものとする (1) 管理財産引継報告書 ( 様式 10-2) ( 受任案件の辞任 ) 第 6 条受任者が一身上の都合等により受任事案の辞任を検討した場合は 必ず家庭裁判所への辞任申立の前に クローバー運営委員会へ 辞任相談書 にて報告し 委員会と対応を協議するものとする ( 書類の監査 ) 第 7 条クローバー運営委員会は 受任者から提出された書類を監査する ただし 特に監査手続き上支障がない実務については クローバー運営委員会の判断により クローバー事務局が代行することができる 2 財産目録等の財務諸表の監査については 必要に応じて公認会計士等の助言を得なければならない 3 前項に要する経費は 規程第 25 条の規定に基づき 支出することができる 4 その他監査に必要な事項は 別に定める ( 報告様式の変更 ) 第 8 条第 4 条第 1 項 第 2 項および第 5 条第 2 項 第 3 項の様式について 趣意に影響のない範囲の細微な変更が必要な場合は クローバー運営委員会の決議を経て変更することができる ( 相談窓口 ) 第 9 条クローバー運営委員会は 登録者及び受任者からの受任に関する相談に応じなければならない 2 登録者及び受任者からの相談窓口は クローバー事務局が担い 登録者及び受任者からの相談内容を書面にまとめ クローバー運営委員会に伝達する 3 クローバー運営委員会は 相談内容によって 弁護士等の支援を得るものとする 4 前項に要する経費は 前条第 3 項の規定を準用するものとする 49

52 ( 改廃 ) 第 10 条この細則の改廃は 理事会の決議を経なければならない 附則 1 この細則は 2013 年 9 月 7 日から施行する 2 この細則の施行に伴い クローバー登録者の受任に関して 2013 年度第 1 回通常理事会 (2013 年 4 月 21 日開催 ) 決議による社団法人日本精神保健福祉士協会クローバー登録者の後見等受任に関する細則 (2011 年 6 月 9 日制定 ) の適用は終了する 附則 (2016 年 3 月 5 日改正 ) 1 この細則は 2016 年 4 月 1 日から施行する 附則 (2017 年 3 月 11 日改正 ) 1 この細則は 2017 年 4 月 1 日から施行する 附則 (2018 年 3 月 10 日改正 ) 1 この細則は 2018 年 4 月 1 日から施行する クローバー登録者受任細則関連書式 ( 一部省略 ) 様式 2: 受任事案基本情報登録票様式 3: 財産目録様式 4: 収支計画書様式 5: 倫理 意思決定支援チェックシート様式 6: 社会資源活用チェックシート様式 7: 後見等事務報告書様式 8: 収支状況報告書様式 9: 課題抽出報告書様式 10-1: 後見等事務終了報告書様式 10-2: 管理財産引継報告書様式番号なし : 辞任相談書 50

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72 公益社団法人日本精神保健福祉士協会認定成年後見人ネットワーク クローバー 東京都新宿区大京町 23 番地 3 四谷オーキッドビル 7 階 TEL FAX clover@japsw.or.jp 2009 年 8 月初版発行 2018 年 5 月第 11 版発行 70

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