資料 2 データ流通環境整備検討会 AI IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ 中間とりまとめ 平成 29 年 3 月 データ流通環境整備検討会 AI IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ

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1 資料 2 データ流通環境整備検討会 I IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ 中間とりまとめ 平成 29 年 3 月 データ流通環境整備検討会 I IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ

2 目次 第 1 章はじめに 2 1. 我が国を取り巻く状況 2 2. 検討の視点 2 第 2 章データ流通 活用を巡る現状と課題 4 1. 技術及び社会の動向 4 2. 制度の動向 4 3. 海外の動向 4 4. データ流通環境整備の必要性 5 5. データ流通 活用に向けた課題 5 6. 事業者による取り組み例 7 第 3 章データの円滑な流通 活用に向けて ( 具体的提言 ) 8 1.PDS 情報銀行 データ取引市場の定義 8 2.PDS 情報銀行の意義 11 3.PDS 情報銀行と個人情報保護法との関係 11 4.PDS 等を通じたデータ流通 活用のユースケース 論点ごとの具体的対応 政府における今後の取り組み 本ワーキンググループとしての今後の取り組み 25 ( 別紙 )PDS 情報銀行 データ取引市場の事業を営む者等が取り組むことが望ましい事項 ( 推奨指針 ) 1

3 第 1 章はじめに 1. 我が国を取り巻く状況 IoT 機器の普及や I の進化等により 多種多様かつ大量のデータを効率的かつ効果的に収集 共有 分析 活用することが可能となってきており データを活用することで新規事業 サービスの創出 生産活動の高度化 効率化 国民生活の安全性及び利便性の向上等が実現すると期待されている 諸外国においてデータを活用したビジネス サービスの高度化に向けた取り組みが進展しつつあるが 我が国では様々な理由からデータの活用が企業内又はグループ内にとどまるなど データを活用したビジネス展開が十分進んでいるとは言い難い状況である 国内でのデータ活用が困難な状況が続けば データを活用した事業が可能な環境を求めて我が国企業が海外に出ていかざるを得ない I の開発 活用にも支障が生じるといった指摘もなされているところであり 国際的な競争の観点からも 関係者の権利 利益に関する適切なバランスがとれたデータ流通 活用環境を整備することが急務である 個人情報を含め多種多様かつ大量のデータを企業や業界を越えて安全 安心に流通 活用できる環境が整備されることで 新規事業 サービスの創出を通じた我が国産業の競争力強化や経済活性化 国民生活の安全性及び利便性の向上等が実現するとともに 急速な少子化 高齢化等の我が国が直面する課題の解決につながる また 安全 安心にデータを管理 流通 活用できる仕組みが確立されれば 海外からもデータを日本に預けたいというニーズが高まることが期待されるのではないか さらに 多種多様かつ大量のデータの活用が可能となることで I の潜在能力が最大限発揮され 第 4 次産業革命 (Society5.0) の実現に貢献することができる 2. 検討の視点本ワーキンググループは 個人情報を含むデータ を中心にしつつ それ以外を含めたデータ全般の流通 活用環境の整備に向け データ流通に関する国民の不安や不信感を払しょくするとともに 民間企業等による積極的な取り組みを促すため 以下の視点から検討を開始した (1) 個人を中心とした仕組みの実現 個人情報又は創造された情報の主体としての個人の関与を強化することが基本 十分な情報に基づく個人の意思決定を可能とする 安全 安心かつ分かりやすい仕組み ( 民間企業等から提案されている PDS(Personal Data Store) や情報銀行等 ) を実現 (2) 民間企業等による取り組みの促進 民間企業等により既に適法に提供されているサービスの展開や新たなサービス等の開発 提供を阻害しない 委縮している民間企業等がデータ流通 活用を通じた新たなサービス提供等 2

4 に積極的に取り組める環境を実現 (3) 技術革新の速さや諸外国の動向を踏まえた柔軟な対応が可能な枠組みの実現 セキュリティに関する最新の技術動向等を踏まえ 環境変化に柔軟に対応できる枠組みを実現 ( 短期的には自主的ルールやガイドライン等の整備 ) (4) 事前相談 事後的な対応の仕組みの実現 民間企業や国民 消費者が事前に相談できる窓口を実現 データの不適切な活用等に適切かつ迅速に対応できる 苦情 紛争処理を含めた事後対応の仕組みを実現 3

5 第 2 章データ流通 活用を巡る現状と課題 1. 技術及び社会の動向有線及び無線のブロードバンドネットワークの整備 スマートフォンや IoT 機器 ( センサー等 ) の普及 クラウド利用の進展 I の進化等により 個人の行動履歴を含めた多種多様かつ大量のデータを効率的かつ効果的に収集 共有 分析 活用できるインフラ 技術環境が実現している インターネットの普及等により情報の瞬時の拡散が可能となる中 サイバー犯罪 攻撃等のリスクが高まっており 個人に関する情報の管理について国民 消費者の意識が高まっている 2. 制度の動向平成 27 年の 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号 ) ( 以下 個人情報保護法 という ) の改正により 匿名加工情報に関する規定が整備されたことで まちづくり 防災 減災 医療 ( 研究 ) 等 社会全体に裨益する分野において 匿名加工されたデータの活用が進展することが期待される 平成 28 年 12 月 14 日に公布施行された 官民データ活用推進基本法 ( 平成 28 年法律第 103 号 ) 第 12 条に 個人に関する官民データを個人の関与の下で適正に活用することができるようにするための基盤の整備 が盛り込まれるなど データの適正かつ効果的な活用に向けた機運が高まっている 3. 海外の動向 U では データポータビリティ権 1 の創設を含めた一般データ保護規則の成立など 個人関連データの保護を強化しつつ 本人の意思を重視したデータ活用を実現しようとする流れがある ( 一般データ保護規則は 平成 30 年 5 月に施行予定であり データポータビリティの導入に関する議論が行われているところ ) このほか 機械が生成した非個人関連データを含めて U 域内でのデータの自由な流通 活用を促進するための政策について検討が進められている また 米国の MyData イニシアティブ ( エネルギー分野の Green Button や医療分野の Blue Button 等 ) や 英国の midata に関わる取り組みをはじめとして 官民が保有するデータを再利用しやすい形で本人に還元し 本人関与の下でのデータ活用を拡大するための施策が各国において広がりつつある OCD においても データの経済的及び社会的価値を最大化するといった観点からデータポータビリティやデータの相互運用性等について検討がなされている 1 個人がデータ管理者 ( 事業者 ) に提供した自らのデータを 一般的に用いられる機械判読可能な電子的フォーマットで当該データ管理者から受け取る 又は 別の者 ( 事業者 ) に移管する権利 4

6 4. データ流通環境整備の必要性データは 個人情報を含むデータ 匿名加工されたデータ 個人に関わらないデータ (IoT 機器からのセンシングデータ等 ) 2 の 3つに分類することができるが データ流通の便益を個人及び社会全体に還元するために これら3つのデータの流通 活用を全体として活性化することが急務である 3つの類型のうち 個人情報を含むデータ ( 本 中間とりまとめ において 以下 パーソナルデータ という ) については 以下に挙げる理由により 企業や業界を越えた流通及び活用が十分進んでいるとは言い難い状況である 一方で 企業がデータ活用をどのように進めるかは競争上の判断として極めて重要であり データの 囲い込み をすること自体を問題とすべきではなく 企業や業界を越えた活用が必須であるといった見方は誤りだとの指摘もある 他方 データの 囲い込み は 企業の間での消費者の流動性を下げ 競争を阻害するので データポータビリティを担保することが望ましいとの指摘がある このほか 自動走行実現に向けたダイナミック マップ ( 高精度 3 次元デジタル地図 ) の構築のように 分野によっては 競争上の優位性を確保するため各社がデータを囲い込むのではなく データを公開 流通 活用する協調領域を拡大し 官民が連携して オープンイノベーション を推進することで 大きな効果を上げようという取り組みもなされている ーーーーーーーー 社 契約等 ーーーーーーーー 社 本人同意 メリットの本人への還元 個人情報を含むデータ例 ) 移動 行動 購買履歴 属性情報 ウェアラブル機器からのデータ等 匿名加工データ例 ) 個人を特定できないように加工された人流情報 商品情報等 個人に関わらないデータ例 ) 生産現場の IoT 機器データ 橋梁に設置された IoT 機器からのセンシングデータ ( 歪み 振動 通行車両の形式 重量など ) 等 個人に関わらないデータであっても他のデータと組み合わせることによって 個人の特定につながる可能性があることに留意が必要 ーーーーーーーー X 社 ーーーーーーーー 社 ーーーーーーーー 社 個人情報を含むデータの業種 業界を越えた流通により実現する便益 ( 想定 ) 観光分野 訪日外国人の増加等観光関連産業の活性化 個人ニーズに応じたおもてなしサービス提供 金融 フィンテック分野 金融市場の活性化 資産の一元管理 最適な資産運用 医療 介護 ヘルスケア分野 健康寿命の延伸 医療費の適正化 健康意識の向上 行動変容による健康増進 人材分野 個人の適切な能力評価 最適な人材活用 農業分野 高度な生育管理 戦略的な農産物生産 出荷 ノウハウの継承 戦略的農業経営の展開 防災減災分野 的確な被災者把握 実態を踏まえた支援物資搬送やインフラ復旧計画策定 図 1. データの類型と流通 活用の便益 5. データ流通 活用に向けた課題 (1) 国民 消費者の視点 自らのデータを把握 制御できない不安 2 個人に関わらないデータであっても 他のデータと組み合わせることによって個人の特定につながる可能性があることに留意が必要 5

7 国民 消費者は 自らのデータがどのように事業者間で共有 活用されているのかを事実上把握 制御できておらず 不安を抱えているのではないか 便益を実感できない又は享受できない恐れがあることに対する不満や不公平感国民 消費者は 活用の内容について十分な説明がなされない 又は自らのデータが活用される便益を理解 実感等できていないため 事業者によるデータ活用について不満や不公平感を抱き 事業者へのデータ提供や 第三者提供に関する同意に躊躇しているのではないか 一方で 信頼に足る医師から説明を受けた患者の多くがデータ提供 活用に同意するといった実態があるなど 自らにとって有益又は社会全体に貢献するサービス等を提供する事業者等に対しては 積極的にデータを提供する消費者も存在している データ互換性等の技術的課題各個人に関するデータが互換性のないまま様々な事業者によって管理されているため 本人が希望する場合であっても長期にわたるデータを名寄せ蓄積してディープデータとして活用することができず 安全 安心かつ高度なパーソナライズド サービス 3 の実現にも限界があるのではないか (2) 事業者の視点 取り組み 進展はこれから一部事業者は パーソナルデータを適切に保護しつつ データの活用に積極的に取り組んでいるが 企業や業界を越えたパーソナルデータの幅広い活用が十分進展しているとは言い難い状況である データ活用への躊躇大多数の事業者は プライバシー保護に関し国民 消費者が抱く漠然とした不安や レピュテーションリスク ( 風評リスク ) データの流通 活用によってもたらされる便益に対する国民 消費者の理解が得られていないこと等を背景に 単一事業者 ( または資本関係等で結合された強固なグループ ) 内でのデータ活用にとどめ 企業や業界を越えたデータの流通 活用を躊躇している 一方で どのような協力関係でデータを活用するかは各事業者の戦略上の判断によるものであり 躊躇している と言い切れるのかは慎重に判断する必要がある 個人情報保護の規律適用病院の設置主体によって適用される個人情報保護に関する規律が異なっている 4 ため 複数の病院間連携によるデータ活用の際に複雑な調整が必要な場合があるとの指摘もある 3 顧客ごとの個別の状況 要望に対応するサービス 4 個人情報保護法 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 58 号 )) 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律( 平成 15 年法律第 59 号 ) 地方公共団体における個人情報保護条例等が適用される 6

8 PI 5 開放 互換性の確保等の技術的課題パーソナルデータに限らず 多様な事業者が保有するデータ全般について 企業や業界を越えた円滑な活用を実現する上で PI 開放 データの互換性確保 データポータビリティの実現等が課題となっている 関係者による取り組み農業分野では データ形式等の標準化が進められるとともに 農業 IT サービス標準利用規約ガイド ( 平成 28 年 3 月 31 日新戦略推進専門調査会農業分科会取りまとめ ) において データの帰属について考え方を整理している また 金融分野では 金融機関 IT 関係企業 金融行政当局等が参加して オープン PI の導入に向けた検討が進められている (3) セキュリティの観点 エコシステム全体でのセキュリティ課題様々な機器やシステムがネットワークに接続されるようになってきているが パーソナルデータを含め多種多様なデータの流通 活用を進めるためには データ流通のエコシステム全体におけるセキュリティ確保がより重要となっている 6. 事業者による取り組み例本ワーキンググループにおいて 事業者ヒアリングを行った結果 構想又は実証段階のものを含め 分野横断的なデータ活用に向けた事業が動き出している 具体的には 地域住民の健康を増進するためのデータ活用 訪日外国人向けのおもてなしサービスを行うためのデータ活用などの取り組みが検討されており IoT 機器から収集したデータ等の取引を支援するデータ取引市場を立ち上げる動きもある 5 pplication Programming Interface の略 他のハードウェアやソフトウェアが提供する機能を利用 ( アプリケーション等を連携 ) するためのプログラム上の手続きを定めた規約を指す 7

9 第 3 章データの円滑な流通 活用に向けて ( 具体的提言 ) 上記のような分野横断的なデータ流通を阻害する課題を解決し パーソナルデータを含めた多種多様かつ大量のデータの円滑な流通を実現するためには 個人の関与の下でデータの流通 活用を進める仕組みである PDS 情報銀行 データ取引市場が有効である また パーソナルデータの主体である本人の意向を踏まえたデータ流通 活用を推進するためには 本人が提供した官民が保有するデータを 再利用しやすい形で本人に還元又は他者に移管できるデータポータビリティは重要な機能である PDS 情報銀行 データ取引市場ともに 現時点では構想又は実証段階のものを含め 分野横断的なデータ活用に向けた動きが出始めてきた段階であり 今後 事業者 政府等が連携してその社会実装に向けて積極的に取り組みを推進する必要がある このような状況を踏まえると 実証の結果等を見ながら 実態にあわせて 分野横断的なデータ流通 活用を促進するための法制度整備を検討していくことが必要である 一方で 国民 消費者の信頼を得ながらデータを流通 活用するビジネスが発展していくためには 現時点では 関係者による取り組みの参考となるよう 分野横断的かつ基本的な課題 推奨ルール等を提示することが有効と考えられる これらを参考として 政府や消費者を含めた多様な関係者が参画した実証実験や具体的なビジネスの取り組みが各分野で進められるとともに 自主ガイドラインを含めたルール作りについての議論が深まることで 国民 消費者の信頼 理解が得られていくことが期待される 本ワーキンググループにおいては このようなマルチステークホルダープロセス 6 による実証実験等の取り組みを踏まえ 将来の発展を阻害しないよう留意しつつ 現実に即して必要な支援策 制度整備や見直しについて検討を継続していくことが適当である 1.PDS 情報銀行 データ取引市場の定義民間企業や諸外国等の先行する取り組みや提案を踏まえ 現時点では以下のように整理するが 今後ビジネスの動向を踏まえ適宜見直す可能性がある なお それぞれは排他的なものではなく 同一の者が複数の機能を担うことも想定される 6 3 者以上の利害関係者による平等な立場での議論等を通じて 単体もしくは2 者間では解決の難しい課題解決のために 合意形成などの意思疎通を図るプロセス 8

10 (1) PDS(Personal Data Store) とは 他者保有データの集約を含め 個人が自らの意思で自らのデータを蓄積 管理するための仕組み ( システム ) であって 第三者への提供に係る制御機能 ( 移管を含む ) を有するもの 運用形態としては 個人が自ら保有する端末等でデータを蓄積 管理する ( 事業者は本人の同意によりデータを活用できる ) 分散型と 事業者が提供するサーバ等でデータを蓄積 管理する ( 個人は当該事業者にデータの蓄積 管理を委託する ) 集中型がある ( 実際にデータをやり取りする形態と データをやり取りせず必要な時にアクセス権 ( 閲覧のみ可 コピー不可など ) を提供 管理する形態もある ) 図 2. PDS のイメージ (2) 情報銀行 ( 情報利用信用銀行 ) とは 個人とのデータ活用に関する契約等に基づき PDS 等のシステムを活用して個人のデータを管理するとともに 個人の指示又は予め指定した条件に基づき個人に代わり妥当性を判断の上 データを第三者 ( 他の事業者 ) に提供する事業 ( データの提供 活用に関する便益は データ受領事業者から直接的又は間接的に本人に還元される ) 情報銀行 ーーーーーーーー 事業者 個人に関するデータ 情報銀行 ーー ーーーーーー 事業者 D ーーーーーーーー 事業者 B ーーーーーーーー 事業者 C 個人に関するデータ 個人に関するデータ 個人 PDS 預託 便益 事業者から直接または間接的に本人に還元 便益 ーーーーーーーー 事業者 と B のデータを提供 ーーーーーーーー 事業者 F 本人には便益が還元されず 社会全体にのみ便益が還元される場合もある 図 3. 情報銀行のイメージ 9

11 (3) データ取引市場とは データ保有者と当該データの活用を希望する者を仲介し 売買等による取引を可能とする仕組み ( 市場 ) ( 価格形成 提示 需給マッチング 取引条件の詳細化 取引対象の標準化 取引の信用保証等の機能を担うことが想定される ) データ取引市場 ーーーーーーーー 事業者 個人に関するデータ 個人 PDS 預託 便益 便益 情報銀行 ーー ーーーーーー 事業者 C ーーーーーーーー 事業者 D ーー ーーーーーー 事業者 B IoT データ 対価 データ取引市場 データ取引市場におけるデータ提供主体としては 事業者 個人 情報銀行が想定される 図 4. データ取引市場のイメージ ( 参考 ) 諸外国における PDS の定義 パーソナルデータストアとは 個人がパーソナルデータを集め 蓄積し 更新し 修正し 分析し および / あるいは共有することを可能とする技術である 特に重要なのは 第三者による自らのデータへのアクセスに対する同意を与えたり取り下げたりする能力である Guillaume Brochot et al. Personal Data Stores University of Cambridge for the uropean Commission, 2015, p2. パーソナルデータストアは あなたが自らの生活をより良くするための情報を収集し 保存し 管理し 利用し そして共有することを手助けする それはどの情報をいつ どのような人や組織と共有するかをコントロールするツールを提供する What is a Personal Data Store? Mydex パーソナルデータストアは 個人が自らのデータのコピーを保存するための場所を提供し どのように利用されるかをコントロールすることを可能にする World conomic Forum [2013] Unlocking the Value of Personal Data: From Collection to Usage, Industry genda, February 2013, p

12 2.PDS 情報銀行の意義 PDS の意義は 他者が管理しているものを含め本人に由来 ( 起源 ) するデータを自らの意思で本人もしくは指定する者に集約し 第三者 ( 他の事業者 ) へのデータの提供について自らが個別に判断 制御 ( 自己情報コントロール ) できるというところにある 一方で 個人側から見た情報銀行の意義は 自らが示した一定の範囲内で第三者 ( 他の事業者 ) へデータ提供するよう信頼できる者に委託することで 自ら個別に判断する必要なく データ活用の便益を享受できるというところにある また 信頼に足る情報銀行が関与することで データホルダーから個人へデータを戻しやすくなるとともに 個人にとって第三者へのデータ提供の障壁が低くなるなど より多くのデータの流通 活用が進むことが期待される 3.PDS 情報銀行と個人情報保護法との関係個人情報保護法の個人データの第三者提供に係る規定との関係について 個人が自らのデータの第三者への提供に係る制御を行う PDS の場合は 分散型 集中型ともに第三者提供について当該個人の決定に従って行われていると考えられるため 本人同意に基づく第三者提供と整理できる また 情報銀行についても 自らの指示又は予め指定した条件 ( 例えば 第三者におけるデータの活用目的 公益性 本人又は社会に還元される便益 情報の機微性等を勘案したもの ) の範囲で情報銀行が個別の第三者提供を行うことに本人が同意している場合には 本人同意に基づく第三者提供と整理することができる なお PDS 及び情報銀行は 第三者提供に係る有効な本人同意を確保する観点から パーソナルデータの第三者提供の条件等についてあらかじめ分かりやすく明確に説明するほか 第三者提供の状況について定期的に本人に報告 対話するなど本人の意向の把握 確認 反映に努め 本人が希望する場合には第三者提供を停止するといった措置を講ずることが望ましい 4.PDS 等を通じたデータ流通 活用のユースケース企業や業界を越えたデータの流通 活用を促進するためには データ活用による便益を個人及び社会全体が享受できるユースケースを 国民 消費者が理解しやすいような形で示すことが重要との考えに立ち 以下に6 分野のユースケースを整理した なお ユースケースごとに取り扱うデータの機微性 利用形態 ( 常時か一時的か ) 関係主体の広がり等が異なる したがって ユースケースの実現に向けて政府や消費者を含めた多様な関係者が参画した実証実験等に取り組む際には 本中間とりまとめで示した推奨指針 ( 別紙 ) 等を踏まえ データの流通 活用が実現していないことで現に生じている各分野の問題や PDS 等の実装に関する課題の解決を図るとともに データ流通 活用によるメリットを国民 消費者が実感できるように努めることが必要である 11

13 (1) 観光分野個人が自身に関する位置情報や生活情報 趣味嗜好情報等を収集 登録し サービスに応じて必要な情報を提供することで 観光拠点の軸となる事業者が付加価値の高い観光案内を個人に提供可能となる また 観光拠点における各サービス事業者等と連携することで 観光地全体での おもてなしサービス の実現が期待される < 観光分野のユースケース実現に向けた課題 > 第三者への一時的なデータ提供の場合について 受領側におけるデータの確実な削除の担保が必要 訪日外国人のデータを扱う場合について 諸外国の制度との調和が求められる 一般の観光客が 多様なデータ提供先について個別に判断するのは困難であるため 予め指定した条件に従いデータを提供する情報銀行の機能が有効である 図 5. 観光分野のイメージ 12

14 (2) 金融 フィンテック分野個人が自身に関する資産情報 IoT 機器から得られる決済情報等を収集することで 複数金融機関に分散した資産状況の一元管理が可能となる さらに家族構成情報等をあわせて流通させることで 多様な金融機関から個人のニーズに合わせた資産運用やサービスパッケージの提案を受けることが可能となる < 金融 フィンテック分野のユースケース実現に向けた課題 > 金融機関等によるオープン PI の速やかな導入が求められる 図 6. 金融 フィンテック分野のイメージ 13

15 (3) 医療 介護 ヘルスケア分野ア全体像個人が自身に関する健診情報や生活情報等を収集することで 生涯に渡って医療 健康情報を管理できるようになる また 各種情報を流通させることで 他の医療機関や事業者は個人の健康状態や生活環境に適した 診療や健康増進サービスの提供 保険サービス等を提案 提供することが可能になり 重複検査 投薬の抑制 医療費の適正化 社会全体の健康寿命の延伸 の実現が期待される < 医療 介護 ヘルスケア分野のユースケース実現に向けた課題 > 機微な情報を扱うだけでなく 長期間にわたったデータの蓄積が有用であることから 他の分野に比べて セキュリティの確保及び消費者の信頼獲得が強く求められる 生活関連データを含め 多様なデータを組み合わせて分析 活用することができるよう 事前のデータ構造の設計が重要 図 7. 医療 介護 ヘルスケア分野 ( 全体像 ) のイメージ 14

16 イ母子健康手帳及び健診情報の電子化一元化妊産婦の健診情報あるいは乳幼児の健診情報やアレルギー等の情報を個人が管理することで 救急時や里帰り先医療機関等 かかりつけ医以外の医療機関において 同様の診療を享受することが可能となる 乳幼児健診や乳幼児の予防接種の履歴が登録されることで 次回の健診予定日の通知を受けることが可能 ( 母子健康情報サービス ) となる ( 予防接種のプッシュ型通知や予防接種履歴の閲覧等を実現する機能を備えたマイナポータルが平成 29 年夏頃から本格稼働予定 ) 図 8. 医療 介護 ヘルスケア分野 ( 母子健康手帳及び健診情報の電子化一元化 ) のイメージ 15

17 ウ生活習慣病の疾病管理 1 保険者 企業は データヘルス事業者に対し健診 レセプト情報を提供し 生活習慣病予備群の対象者の抽出と健康指導を依頼 2 データヘルス事業者は 保険者 企業からの依頼に基づき生活習慣病予備群の対象者を抽出し 当該対象者に生活情報 診療情報等の提供を依頼 3 当該個人は PDS を通じて生活情報 健康情報等をデータヘルス事業者等に提供 4 データヘルス事業者は 個人から提供される情報に基づき生活習慣改善等をアドバイスし 行動変容を促すとともに 重症化を予防 5 保険者 企業では 地域 職域の健康増進 重症化の防止等による医療費の適正化が期待される 図 9. 医療 介護 ヘルスケア分野 ( 生活習慣病の疾病管理 ) のイメージ 16

18 エ被介護者 在宅患者等の見守り被介護者や在宅患者の医療情報や介護記録等の健康状態を PDS 経由で介護事業者や医療機関等に提供することで 救急時の適切な処置や 介護事業者や医療機関等と患者家族とが連携して手厚い介護 在宅診療が実現する また 蓄積情報に基づく自動問診等のシステムを活用することで適切な診療を受けることができ 医療費の適正化が期待される 図 10. 医療 介護 ヘルスケア分野 ( 被介護者 在宅患者等の見守り ) のイメージ 17

19 (4) 人材分野個人が自身に関する就学履歴や就業履歴 資格等の情報を収集し 流通させることで 個人の能力の適切な評価 キャリアアップとともに 適切な人材配置が可能となる 転職や再雇用の支援 クラウドソーシング 個人の意欲に適した職の提案等により 社会全体での最適な人材活用 が期待される 図 11. 人材分野のイメージ 18

20 (5) 農業分野農業者が環境情報 生育情報 農作業記録 収穫情報等を収集 管理し 提供することで 高度な生育管理による高品質化 収量の向上 最適化 戦略的な農産物生産 出荷が可能となる また 自治体 支援団体 農機 ロボット事業者等と連携することで ノウハウの継承 省力化 戦略的農業経営の展開 が期待される < 農業分野のユースケース実現に向けた課題 > 異なるシステム間の連携や多様なデータの共有 活用等を実現するため 標準化や基盤整備が必要 政府や公的機関が保有するデータをオープンデータとして活用できるようにすることが必要 図 12. 農業分野のイメージ 19

21 (6) 防災減災分野 ( 災害発生時 ) 個人が自身に関する位置情報や医療情報等を収集 提供することで 災害発生時に最寄りの避難所までのルート指示や病院での適切な治療を受けることが可能となる また 人流データ等を含めた情報の活用により 避難者の的確な把握 被災や避難の実態を踏まえた 支援物資搬送やインフラ復旧計画策定 が期待される < 防災減災分野のユースケース実現に向けた課題 > 防災訓練等を通じデータ活用の重要性について啓発するとともに 日常的に活用されるシステム及びデータを災害発生時に有効活用できるようにすることが重要である 図 13. 防災減災分野 ( 災害発生時 ) のイメージ 20

22 5. 論点ごとの具体的対応 (1) セキュリティパーソナルデータという重要な情報を扱う PDS 情報銀行 データ取引市場の事業を営む者 ( 以下 情報銀行等 という ) においては 消費者の信頼を得るためにも高いセキュリティ確保が求められる 情報銀行等においては 安全性 信頼性を確保するための本人認証 通信や保存データの暗号化 バックアップ措置等について 最新の技術的動向やインシデントの発生状況等を踏まえて 対応を検討する必要がある その際 データを個人の端末等で蓄積管理する分散型 事業者のサーバ等でデータを一括管理する集中型 実際にデータをやり取りせず必要な時にアクセス ( 閲覧 ) 権のみを提供するアクセスコントロール型といった形態によって リスク等に差異があると考えられるため それぞれの特性に応じた適切な措置を検討する必要がある 情報銀行等からデータの提供を受ける第三者のセキュリティレベルをどう確保するのかという点も重要であるが 情報銀行等に第三者のセキュリティレベルを保証等させるのは不可能であり 過度な負担ではないかといった意見がある一方で データ主体たる消費者が第三者のセキュリティレベルを確認することは困難ではないかといった指摘もあった 他機関による情報セキュリティ評価結果の活用を含め情報銀行等が第三者のセキュリティレベルを確認することが 消費者へのアピール ( 付加価値 ) になると考えられる 情報銀行等は 第三者のセキュリティレベルをどの程度確認 保証しているかといった情報を消費者に分かりやすく明示することが望ましい なお 漏えいを完全に防止することは困難なので サイバーセキュリティ保険等を活用し 漏えいの影響の分析 追跡調査及び損害の補償等に対応することで 消費者の安心感を高めることも有効である 国においては サイバーセキュリティ保険に加え 安全管理措置として高度な暗号化や秘密分散 テンプレート保護技術 ( 暗号化等の技術的措置を講じた生体情報を復号することなく本人認証に用いる技術 ) などの新技術を事業者が積極的に活用するようなインセンティブを付与することを検討すべきである さらに 情報銀行等に限定される話ではないが サイバーセキュリティ対策として 社会全体でインシデント情報を共有 分析し 適切に対応する体制の整備が必要である (2) データの標準化 互換性の確保 データに関する権限の扱いデータの標準化 互換性の確保や PI の公開等については 農業分野におけるこれまでの取り組みや金融分野におけるオープン PI に向けた検討状況等を参考に 各分野で関係者が連携して 技術進歩やサービス提供形態の進展等に柔軟に対応できるような仕組みづくりに取り組む必要がある I が生成するものを含めデータの所有 利用に関する権利の制度的整理が課題となっており 知的財産としての新たな権利の創設 不正競争防止法の営業秘密としての保護 モデル契約条項による整理等が検討されている 21

23 データの流通 活用を速やかに実現するためには まずは利用規約等において消費者と情報銀行等と第三者の権限や義務をあらかじめ明示しておくことが適当ではないか 権限や義務を整理する際には データの重要性 データ活用による成果物への貢献度等を勘案する必要がある (3) 事前相談窓口分野横断的なデータ流通を促進するため 事業者に対する事前相談 消費者に対する質問回答 情報提供を一元的に行う窓口機能を IT 総合戦略室が担うことが望ましい 複数省庁間にまたがる論点についても 関係省庁が連携して早期回答に努めるべきである 民間企業等が個人情報保護法に関し個人情報保護委員会に対して問い合わせを行った結果や認定個人情報保護団体等において検討された結果等について整理して 問題ないビジネス形態等 ( ホワイト事例 ベストプラクティス等 ) を他者も参照できるよう 事例集のような形で公開することも有用である 例えば IoT 推進コンソーシアムのデータ流通促進ワーキンググループの取り組みのように IoT 機器からのセンシングデータ等が個人情報に該当するかどうか 該当した場合の適正な取扱いといったことについて 有識者や関係省庁が事前相談に応じることで 事業者等による積極的なデータ流通 活用が期待される また 検査 健診結果や 投薬データが含まれる医療のレセプトデータを本人に電子的手段により提供することは問題がないとの整理を政府が示すことで 事業者等による積極的な対応を促進すべきである 本人にレセプトデータや健診データ等を提供する際には マイナポータルで自身のデータにアクセスできるようにすることが望ましいとの指摘もあった なお 病院の設置主体によって適用される個人情報保護に関する規律が異なっていることについては 設置主体の相違に関わらず医療情報を統一的な仕組みにより収集し 一体的に管理 匿名化を行い 利用につなげていく新たな基盤 ( 医療情報匿名加工 提供機関 ( 仮称 ) ) に関する検討が進められている こうした事例も踏まえつつ 分野を越えて多様な主体が連携して一体的にデータを流通 活用できるよう検討を行う必要がある (4) 苦情 紛争処理手段データの不適切な活用等の問題解決を全て裁判に委ねることは消費者だけでなく事業者にとっても負担が大きいことから 適切かつ迅速に対応できる苦情 紛争処理を含めた事後対応の仕組みについて 情報銀行等のビジネスの発展動向を踏まえつつ検討を進めるべきである 情報銀行等を含めた個人情報取扱事業者は 個人情報保護法第 31 条により自身による個人情報の取扱いに関する苦情の適切かつ迅速な処理及びそのために必要な体制の整備に努めることが求められているが 消費者の信頼を高めるためには 情報銀行等からデータの提供を受けた第三者に対する苦情を第一次窓口として受けることが望ましい 事業者又は業界団体等に設置する相談窓口に関しては 事業者と消費者の両方の 22

24 目を持つ相談員の育成が必要である DR( 裁判外紛争解決手続 ) の機能については 本人 情報銀行等 情報銀行等からデータの提供を受けた第三者 の間の事案について 相談 助言に加えあっせん 調停を担うものを中心に 金融 DR を参考に検討すべきではないか 紛争への対応についても 情報銀行がサービス提供する上で生じ得る常識的リスクについては 情報銀行が第一次的に引き受ける方が 消費者の信頼を得やすいのではないか (5) データ流通 活用に関する透明性の確保データ活用に関し消費者が抱く不安を踏まえると 情報銀行等はサービス利用規約等において データの流通 活用状況の見える化を推進することが望ましい 具体的には データの提供先 活用目的等を消費者に明示し メリット等を消費者が理解した上でデータ流通 活用に同意できるような分かりやすい仕組み 説明とアプリのユーザーインターフェースが必要である スマートフォンのアプリで実現されるものについては これまでのスマートフォンプライバシーイニシアティブに基づく取り組みを参考にすることができる (6) トレーサビリティ データポータビリティ データ削除の確保消費者視点からは 自らのデータがどの事業者に提供されているか どのように活用されているかを確認でき 希望する場合には 利用を停止したり データを他の事業者に移管したり データを削除したりできることが望ましい 多様なデータの流通 活用に向けて 情報銀行等のみならず パーソナルデータを管理する事業者を含め幅広い関係者が取り組むことが望ましいが 情報銀行等がまずは自主的にトレーサビリティ データポータビリティ データ削除の確保に取り組むべきである 当面は情報銀行等による自主的な取り組みや諸外国における検討状況等を注視しつつ 自主的な取り組みでは対応できない問題が顕在化するなど必要性が高まった場合には 法制度整備について検討すべきである なお 公的調達によるシステム開発等であって 収集 管理するデータのコピーを本人に対し電子フォーマットで提供することが有益なものについては 調達仕様書において応札の要件とするなど データポータビリティへの対応を推奨すべきである 例えば 平成 29 年夏頃から本格稼働するマイナポータルにおいては 乳幼児健康診査や予防接種のプッシュ型通知 予防接種履歴等の自己情報の閲覧を含めた 子育てワンストップサービス を実現するための機能が利用可能となるが マイナポータルで閲覧可能な自己情報を本人の関与の下で PDS や情報銀行に保存可能とするといったマイナポータルとのデータ連携について検討すべきである (7) PDS 情報銀行 データ取引市場による適正な業務遂行の確保情報銀行等が適正に業務を遂行しているかを消費者自身が確認することは容易ではないため データの流通 活用の促進に向けて 事業者の業務遂行に対する消費者の信頼を得られるような仕組みが必要である 23

25 具体的には 業務運営の中立性や透明性を示すための情報開示や 適正な業務運 営が行われていることに対する第三者認証の仕組みが考えられる (8) 国民が自らのデータを管理することについての普及 啓発 教育自らに由来するデータを管理すること ( 自己情報コントロール ) の重要性や責任 管理するための仕組み 活用によるメリット等について 若い世代の教育等を通じて 国民 消費者の理解を深めることが重要である このような普及 啓発 教育の推進においては 具体的なアプリケーション ユースケースを示すことが極めて重要であり マルチステークホルダーによる取り組みが期待される (9) データの囲い込みの問題 オープンデータの推進データを保有する事業者には データを公開 流通させるモチベーション インセンティブがあまりないとの指摘があるが プラットフォームとなる情報銀行等の中立性や透明性を確保するとともに データの公開 流通によるメリットを示すことで データを保有する事業者の経営判断に基づいたデータ公開 流通が促進されるのではないか さらには データ流通環境の整備により 幅広い関係者によるデータを活用したビジネスが活発化することで データを公開 流通 活用し 他事業者等と連携 ( オープンイノベーション ) しないと競争上不利又は生き残れないような状況となる可能性があるのではないか 一方で データの公開 流通 活用は市場競争の中で各事業者が判断するべきものであり データの公開を前提とした行き過ぎた制度設計は 事業者にとって過度な負担となり かえって市場競争をいびつにする可能性があるとの主張もある 他方 データを保有する事業者に対し一定期間 ( 製品やサービスの開発に要した費用等を勘案して設定 ) 先行して独占的な活用を認めた上で公開を促すとか データポータビリティを満たす事業者のみに PDS や情報銀行からのデータの取得を認めるといった方策も考えられる まずは国及び地方公共団体がオープンデータに率先して積極的に取り組むべきであるが 民間企業にデータを公開 流通させるインセンティブを与えるような環境実現に取り組む必要がある その際には 公開 非公開の二分論だけでなく 関係者間での共有を進めつつ影響等を検証した上で 一般への公開に移行するといった手法についても検討すべきである (10) 流通するデータの正確性 質の高いデータを流通させる必要性正確かつ質の高いデータの流通を実現するという観点からも データ流通 活用に対する本人関与を強化することは有効ではないか データ取引市場は 取引されるデータの質 信頼性を担保することが求められる 多様なデータを組み合わせて分析 活用することでデータの価値 有用性が高まるが 組み合わせるためには データ構造の設計や標準化が必要である 一方で 多様なデータを組み合わせることで個人識別性や機微性が高まるため 慎重な取扱 24

26 いが求められる 6. 政府における今後の取り組み PDS 情報銀行 データ取引市場が信頼される社会基盤として機能を果たし 分野横断的なデータの流通 活用が早期に実現するよう 政府は 官民が連携した実証実験の実施等を通じ 本中間とりまとめに示された課題の解決に努めるべきである 具体的には 情報銀行等の実装に向けて以下の事項に取り組むべきである (1) 各分野における官民の関係者によるデータの標準化 互換性確保を支援するとともに データの利用権限に関するガイドラインの策定等を通じ データの円滑な流通を図る 特に 医療 介護 ヘルスケア分野におけるデータ流通 活用を促す観点から 医療データを含む多様なデータの本人への提供の在り方 7 について検討する (2) 一元的な事前相談窓口を IT 総合戦略室に設置するなど 関係省庁等と連携して 分野横断的なデータの流通 活用の実現に向けて施策間の整合性の確保を図る (3) 苦情 紛争処理を含む事後対応の仕組みについて ビジネスの発展動向を踏まえつつ 金融 DR を参考に引き続き検討する (4) トレーサビリティ データポータビリティ データ削除の確保の在り方について 事業者による自主的取り組みや諸外国の検討状況等を注視しつつ 引き続き検討する (5) 公的調達によるシステム開発のうち有益なものについては データポータビリティへの対応を推奨する PDS や情報銀行とマイナポータルとの連携について検討する (6) 情報銀行等に関する国民 消費者の理解を深めるため 関係者と連携して普及 啓発 教育等を推進する (7) 国及び地方公共団体によるオープンデータに率先して取り組む 7. 本ワーキンググループとしての今後の取り組みデータを活用した具体的な新ビジネスの創出や安全 安心 快適な国民生活の早期実現を図る観点から 推奨指針 ( 別紙 ) を含む本中間とりまとめを踏まえた関係主体による取り組みや諸外国における検討状況等を注視しつつ 個人情報を含むデータ 匿名加工されたデータ 個人に関わらないデータ (IoT 機器からのセンシングデータ等 ) が流通 活用される将来の社会像を念頭に 今回抽出した論点について関係省庁と連携して必要な支援策 制度整備の検討を継続すべきである なお 新たな規律を設ける場合には 国内外の事業者に対し 執行を含めて同等の規律が適用されるよう検討すべきである 7 データホルダーが蓄積しているデータの多くは 本人に由来するものであり 本人へのデータ提供は 本人の意思に基づき本人にデータを戻しているだけとの指摘もある 25

27 別紙 PDS 情報銀行 データ取引市場の事業を営む者等が取り組むことが望ましい事項 ( 推奨指針 ) 消費者の信頼を得つつ 円滑なデータ流通 活用を実現するためには PDS 情報銀行 データ取引市場の事業を営む者 ( 以下 情報銀行等 という ) や PDS の仕組みを活用した実証実験等を実施する者は 以下のような事項に取り組むことが望ましいと考えられる (1) セキュリティ最新の技術動向 インシデント発生状況 取り扱うデータの重要性やリスク等を踏まえ 本人認証 通信や保存データの暗号化 バックアップ措置等の十分な対策を講ずること また 消費者の安心感を高めるため データの漏えいに対する備え データ提供先のセキュリティレベルの把握状況等を消費者に分かりやすく示すこと (2) データの標準化 互換性の確保 データに関する権限の扱い各分野で関係者が連携して技術進歩やサービス提供形態の進展等に柔軟に対応できるような仕組み作りに努めること 利用規約等において データの活用等に関する消費者 情報銀行等及びデータ提供先の権限や義務を予め明示すること (3) 苦情 紛争処理手段個人情報を含めた多様なデータの取扱いに関する苦情の適切かつ迅速な処理及びそのための体制の整備に努めること その際 消費者の信頼を高めるため データ提供先に対する苦情についても第一次窓口として受けることを検討すること (4) データ流通 活用に関する透明性の確保サービス利用規約等において提供先 活用目的等を明示するなど メリット等を消費者が理解した上でデータ流通 活用に同意できるような分かり易い仕組み 説明とインターフェースの整備に努めること (5) トレーサビリティ データポータビリティ データ削除の確保消費者が 自らのデータがどの事業者に提供され どのように活用されているかを確認でき 希望する場合には 利用を停止したり データを他の事業者に移転したり データを削除したりできる仕組みの提供に努めること 26

28 (6) 適正な業務遂行の確保 適正な業務遂行を消費者に対して保証するような仕組み ( 基準とそれに基づく 第三者認証等 ) の整備について 関係者で検討を進めること (7) 国民が自らのデータを管理することについての普及 啓発 教育自らのデータを管理することの重要性や責任 活用によるメリット等について国民 消費者の理解が深まるよう マルチステークホルダーによる取り組みを推進すること (8) 流通するデータの正確性 質の高いデータを流通させる必要性データ取引市場においては 取引されるデータの質 信頼性の確保に努めること 27

29 越塚 関 根本 森 矢作 宍戸 柴崎 新保 橋田 林 原 松岡 松本 登 常寿 亮介 史生 勝則 浩一 萬 純夫 尚 聡司 辰 亮二 里 徳 久 野 東京大学 参考 1 データ流通環境整備検討会 I IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ名簿 有識者 あんねん 安念 おおはし大橋 弘 こしづか ししど しばさき しんぽ せき ねもと はしだ はやし はら まつおか まつもと もり やはぎ じゅんじ潤司 ひろし のぼる じょうじ りょうすけ ふみお さとし かつのり こういち 中央大学大学院法務研究科教授 東京大学大学院経済学研究科教授 東京大学大学院情報学環教授 東京大学大学院法学政治学研究科教授 東京大学空間情報科学研究センター教授 慶應義塾大学総合政策学部教授 一般社団法人新経済連盟事務局長 一般社団法人日本経済団体連合会常務理事 東京大学大学院情報理工学系研究科教授 いづみ桜坂法律事務所弁護士 ま たつのり り の すみお りょうじ なお ひさ 人工物工学研究センター准教授 一般財団法人日本消費者協会理事長 は主査 独立行政法人国立病院機構東京医療センター名誉院長 英知法律事務所弁護士 慶應義塾大学大学院政策 メディア研究科特任准教授 オブザーバー 内閣府 総合科学技術 イノベーション会議参事官 内閣府 知的財産戦略推進事務局参事官 個人情報保護委員会事務局参事官 金融庁 総務企画局参事官 総務省 情報通信国際戦略局情報通信政策課課長 経済産業省 商務情報政策局情報経済課課長 観光庁 観光戦略課長 事務局 内閣官房情報通信技術 (IT) 総合戦略室 28

30 参考 2 データ流通環境整備検討会 I IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ開催状況 回 開催年月日 主な議事 第 1 回 平成 28 年 9 月 30 日 1 ワーキンググループの運営と今後の進め方 について 2 意見交換 3 加藤様からプレゼンテーション 第 2 回 平成 28 年 10 月 14 日 1 PDS 情報銀行等に関係するサービス等につ いて 2 砂原様からプレゼンテーション 第 3 回 平成 28 年 10 月 28 日 1 第 1 回 第 2 回 WG の指摘事項と今後の進め 方について 2 事業者ヒアリング PDS の社会実装の課題と取組み ( 株式会社富士通研究所石垣様 ) VRM(Idp+PDS) 社会実装に向けて~ 課題認識 ~( 大日本印刷株式会社勝島様 ) 第 4 回 平成 28 年 11 月 11 日 1 生貝様からプレゼンテーション 2 宍戸構成員からプレゼンテーション 第 5 回 平成 28 年 11 月 25 日 1 森下様からプレゼンテーション 2 高口様からプレゼンテーション 3 川上様からプレゼンテーション 第 6 回 平成 28 年 12 月 9 日 1 総務省からプレゼンテーション 2 経済産業省からプレゼンテーション 3 情報通信技術 (IT) 総合戦略室からプレゼン テーション 第 7 回 平成 28 年 12 月 22 日 1 中間とりまとめに向けた論点の整理 第 8 回 平成 29 年 1 月 27 日 1 伊藤様からプレゼンテーション 2 金融庁からプレゼンテーション 3 中間とりまとめ ( 案 ) について 第 9 回 平成 29 年 2 月 24 日 1 中間とりまとめ ( 案 ) について 29

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