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1 NDIS 意見受付 NDIS 0603 原案作成委員会 この NDIS は 日本非破壊検査協会規格 (NDIS) 制定等に関する規則 に基づき関係者 に NDIS の制定前の意見提出期間を設けるために掲載するものです 意見は規格原案決定の際の参考として取り扱いさせていただきます 掲載されている NDIS についての意見提出は下記メールアドレスまでお願いいたします 意見受付締切日 :2014 年 12 月 19 日 ( 金 ) 意見提出先 : bsn@jsndi.or.jp 日本非破壊検査協会規格 NDIS 0603:201X 超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証 Qualification and certification of personnel for performance demonstration of ultrasonic testing systems

2 目次 ページ 序文 1 1 適用範囲 1 2 引用規格 1 3 用語及び定義 1 4 PD 技術者の能力 3 5 責任 PD 認証機関 PD 資格試験機関 PD 試験センター PD 諮問委員会 雇用主 PD 研修センター 5 6 受験申請資格 5 7 PD 資格試験及びその運営 PD 資格試験 PD 資格試験の運営 5 8 再試験 6 9 PD 認証 PD 資格証明書の発行 PD 資格証明書及びポケットサイズのカードに関する要求事項 6 10 PD 認証の更新及び再認証 更新 再認証 7 11 記録 / 文書化 7 附属書 A( 規定 ) 8 附属書 B( 規定 ) 13 附属書 C( 規定 ) 20 解説 24

3 日本非破壊検査協会規格 NDIS 0603:201X 超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証 Qualification and certification of personnel for performance demonstration of ultrasonic testing systems 序文溶接構造物などのき裂などの寸法測定及びこれに関わるき裂などの検出の能力に関する超音波探傷試験システムを総合的に認証するための制度の確立が求められ, この規格では認証資格の整合性, 同等性及び信頼性を達成, 維持する第三者による認証制度とした 1 適用範囲この規格は, 溶接構造物などの超音波探傷試験技術者について, 探傷装置, 手順書と一括した超音波探傷試験システムの性能実証 (performance demonstration,pd) に関する認証制度を規定する 2 引用規格次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する これらの引用規格のうちで, 西暦年を付記してあるものは, 記載の年の版を適用し, その後の改正版 ( 追補を含む ) は適用しない 西暦年の付記がない引用規格は, その最新版 ( 追補を含む ) を適用する JIS Z 2300:2009 非破壊試験用語 JIS Z 2305:2001 非破壊試験 - 技術者の資格及び認証 JIS Z 2350:2002 超音波探触子の性能測定方法 JIS Z 2351:2011 超音波探傷器の電気的性能測定方法 JIS Z 2352:2010 超音波探傷装置の性能測定方法 3 用語及び定義この規格で用いられる主な用語の定義は,JIS Z 2300 によるほか, 次による 3.1 PD 認証機関 (PD certification body) この規格の要求事項に従って, 技術者の PD 認証に関する手順及び実施を管理する機関 3.2 PD 資格試験機関 (PD authorized qualification body) 雇用主とは独立しており,PD 資格試験を準備及び管理することを,PD 認証機関によって承認された適格な機関 - 1 -

4 3.3 PD 試験センター (PD examination center) PD 認証機関によって直接に, 又は PD 資格試験機関を通して承認されたセンター ここで PD 資格試験が実施される 3.4 PD 研修センター (PD training center) PD 認証機関によって承認された PD 研修プログラムを用いて研修を行うセンター ここで,PD 再試験時の研修,PD 更新研修などが実施される 3.5 PD 認証 (PD certification) 超音波探傷試験システムの性能実証に関する個人の能力を PD 資格試験機関によって資格付けし,PD 認証機関によって証明すること 3.6 PD 資格証明書 (PD certificate) PD 資格試験に合格し,PD 認証された PD 技術者に発行される資格の証明書 3.7 PD 資格試験 (PD qualification examination) PD 認証機関又は PD 資格試験機関によって管理された試験であって, 申請者の知識及び能力を評価するもの 3.8 申請者 (candidate) この規格に従った PD 認証を希望している個人 3.9 PD 技術者 (PD certified personnel) PD 認証を受けた技術者 3.10 雇用主 (employer or responsible agency) 申請者又は PD 技術者が日常働いている機関の責任者, 又はその責任者によって業務を委任されている代理者 3.11 PD 試験員 (PD examiner) PD 認証機関から,PD 資格試験を実施すること及び / 又は採点をすることを承認されている者 3.12 PD 資格 (PD qualification) PD 認証の対象となる業務を適切に遂行するために必要な知識, 技術,PD 研修及び経験に関して評価された結果 3.13 経験 (experience) 申請者が, 溶接構造物などのき裂などの検出及び寸法測定に関し, 超音波探傷試験を実行した期間 申請者が材料, 部品又は構造物に対して, 証明が可能な個人的に実行した期間を含むものとする - 2 -

5 3.14 PD 研修 (PD training) PD 認証の対象とする業務についての理論及び実技に関する指導の過程 これは承認された教程に対する PD 研修コースの形式をとる 3.15 UT 技法 (ultrasonic testing technique) ある超音波探傷試験 (UT) 方法を利用した特定の手法 ( 例端部エコー法など ) 3.16 手順書 (procedure) ある製品に対して, 試験箇所, 試験方法及び UT 技法を適用する順序を整然と段階的に記載した文書 3.17 PD 試験体 (PD specimen) PD 資格試験で使用される試験体 3.18 監督 (supervision) 技術者の PD 認証の対象となる業務を管理する行為 これには,PD 認証の対象となる業務の準備, 実施及び結果の報告に関わる作業の管理を含む 3.19 基本的パラメータ (essential variable) き裂などの寸法測定及びこれに関わるき裂などの検出に不可欠で, かつ, その測定結果に対して重大な影響を及ぼす超音波探傷試験システムの基本的な特性 4 PD 技術者の能力 PD 認証された技術者は,PD 認証を受ける条件となった超音波探傷装置及び手順書を組み合わせた条件下において, 必要な性能を備えた超音波探傷試験を実施する能力をもたなければならない 5 責任認証活動は, 必要ならば PD 資格試験機関の協力の下に,PD 認証機関によって管理されなければならない 認証活動は, ある個人が,PD 認証の対象となる業務を実施するための能力を実証するために採用された全ての手順を含み, かつ, その個人の能力を PD 認証へ導くものである なお,PD 認証機関,PD 資格試験機関,PD 試験センター及び PD 研修センターは,PD 技術者が行う UT 業務の正当性に関して責任を負うものではない 5.1 PD 認証機関 PD 認証機関は, 特定の利害関係者が支配的になることのない組織でなければならない PD 認証機関は, 次のことを行わなければならない a) PD 認証制度の開発及び維持管理 b) PD 認証業務の独立性及び公平性の保持 c) PD 認証に関わる倫理の保持 d) PD 認証に関わる苦情処理 e) PD 認証に関する文書化された品質手順書の適用 - 3 -

6 f) PD 認証機関の内部監査の定期的な実施 g) PD 資格試験機関を審査の上承認し,PD 資格試験の実施及び管理を委任することができ, これを定期 的に監視 h) 直接又は PD 資格試験機関を通して,PD 試験センターを審査の上承認し, 定期的にこれを監視 i) PD 試験員の承認 j) PD 資格試験基準の設定及び維持を行い,PD 資格試験機関の定めた PD 資格試験及び PD 試験体の承 認 k) PD 認証の認証申請の受付 l) PD 認証を行うとともに PD 資格証明書を発行 m) PD 認証に関わる事項と PD 研修に関わる事項との区別 n) PD 研修センターの PD 研修プログラムを審査の上承認 PD 認証機関は,PD 認証業務を遂行するために PD 認証運営委員会を組織する 5.2 PD 資格試験機関 PD 資格試験機関は,PD 認証機関によって承認されなければならない PD 認証機関の承認を得た上で, 次のことを行わなければならない a) 合否判定を含め PD 資格試験の運営 b) PD 資格試験に関わる実施手順の設定, 維持及びその業務の遂行 c) PD 資格試験業務の独立性及び公平性の保持 d) PD 資格試験に関わる倫理の保持 e) PD 資格試験に関する文書化された品質手順書の適用 f) PD 試験センターの設立又は承認, これの監視 なお,PD 資格試験機関は,PD 試験センターを兼ねることができる g) PD 試験体の調達, 維持管理及び保管 h) PD 試験体のマスタシートの作成及び管理 i) PD 資格試験の準備及び監督 j) PD 資格試験の受験申請の受付 k) PD 研修センターで行う PD 研修プログラムに必要な要件の規定 l) PD 認証機関の要求事項に従った適切な資格及び PD 資格試験の記録の保管 5.3 PD 試験センター PD 試験センターは,PD 認証機関によって設立又は承認されるか, 又は承認された PD 資格試験機 関を通して設立又は承認されなければならない PD 試験センターは, 最小限の必要条件として,PD 認証機関, 又は PD 資格試験機関の承認を得た 上で, 次のことを行わなければならない a) PD 資格試験のための職員, 建物及び設備の確保 b) PD 資格試験機関から委任された場合は,PD 試験体の維持管理及び保管 c) PD 資格試験の実施 d) PD 資格試験の実施において独立性及び公平性の保持 e) PD 資格試験の実施に関わる倫理の保持 f) PD 資格試験の実施に関する文書化された品質手順書の適用 - 4 -

7 5.3.3 承認された試験センターが 2 か所以上ある場合には, 各試験センターは, それぞれ同等なき裂などを含む PD 試験体を保有する必要がある PD 試験体と PD 研修用の試験体とは明確に区別しなければならない 5.4 PD 諮問委員会 PD 諮問委員会は, 非破壊試験に関連する学協会, 各種委員会, 使用者, 供給者, 政府の部局及びその他の関連団体の代表者などによって構成され,PD 認証運営委員会に対し, 諮問事項の答申及び意見具申を行わなければならない この構成委員は, 非破壊試験の認証資格及び / 又は経験の適切な組合せによって, この業務に適格な者でなければならない 5.5 雇用主 雇用主は,PD 資格申請に関し, 提出された個人情報が正しいものであることを文書で証明しなければならない 雇用主は, 申請者及び PD 技術者の UT 業務の正当性に責任を負い, かつ,PD 認証の対象となる作業許可に関する全ての事柄に全面的な責任をもたなければならない 雇用主は, 探傷装置のメンテナンス及び手順書の維持管理について責任をもたなければならない 5.6 PD 研修センター PD 研修センターは,PD 認証及び PD 資格試験に関わる PD 研修内容に責任をもたなければならない PD 研修センターは,PD 認証及び PD 資格試験に関わる事項と PD 研修に関わる事項とを区別することに責任をもたなければならない 6 受験申請資格 PD 資格試験を受験する申請者は, 次の事項を満足しなければならない a) JIS Z 2305 に規定する UT レベル 2 又はそれと同等以上の資格を証明できる文書の提出 b) 各附属書で規定する要求事項 c) PD 認証機関の要求に応じて,PD 研修又は経験について証明できる文書の提出 7 PD 資格試験及びその運営 7.1 PD 資格試験 PD 資格試験には次の項目を規定しなければならない a) PD 認証の対象範囲 b) PD 認証の区分 c) PD 資格試験の実施 d) PD 認証の有効性各々の内容については, 本規程および各附属書による 7.2 PD 資格試験の運営 全ての PD 資格試験は,PD 資格試験機関の運営及び管理の下,PD 試験センターで実施しなければならない PD 資格試験において, 申請者に対して, 自分を証明できるもの及び PD 資格試験受験票を所持させなければならない さらに,PD 試験員又はその PD 試験員の責任の下で許可された PD 試験監督員は, 必要があればこれらの提示を求めることができる - 5 -

8 7.2.3 試験中に PD 資格試験に関わる規定を順守せず, 又は不正行為を犯した申請者, 若しくはこれを助けた申請者を, その試験について排除しなければならない PD 資格試験の実施は,PD 試験員が申請者の知識及び能力を評価し, 証明しなければならない PD 資格試験の監視は,PD 試験員又は PD 試験監督員によってなされなければならない PD 試験員は,PD 認証機関によって制定又は承認された PD 資格試験に関する手順に従って採点を行うことに対して責任を負わなければならない PD 資格試験は, 少なくとも二人の PD 試験員によって実施され, 採点されなければならない なお,PD 試験員には, 申請者の PD 研修に関わらない PD 試験員を含まなければならない 申請者に対して,PD 資格試験機関が認めた 手順書及び探傷装置 以外の 手順書又は探傷装置 を使用させてはならない 8 再試験 8.1 倫理に反したことによって不合格になった申請者は, 最小限 1 年を待たなければ再び受験申請することはできない 8.2 PD 認証を得るために要求される合格点を得られず不合格になった申請者は, はじめに受験した PD 資格試験の後,30 日以降に行われる当該 PD 資格試験をもう一度受験できる 8.3 申請者が, はじめに受験した PD 資格試験に不合格になった後,PD 認証機関の確認した訓練を行った場合には,PD 資格試験機関は, 独自の裁量で,30 日未満であっても再試験の実施を許可することができる 8.4 再試験に不合格の申請者は, 新規の申請者のために制定された手順に従って申請し, 受験しなければならない 9 PD 認証 9.1 PD 資格証明書の発行 PD 認証機関は,PD 認証についての全ての要求事項を満たす技術者に PD 資格証明書及び / 又はそれに 相当するポケットサイズのカードを発行しなければならない 9.2 PD 資格証明書及びポケットサイズのカードに関する要求事項 PD 資格証明書及び / 又はそれに相当するポケットサイズのカードには, 次の事項が記載されていなけ ればならない a) PD 認証の対象範囲 b) PD 認証の区分 c) 認証された技術者の氏名 d) 認証した日付 e) PD 認証の有効期限となる日付 ( 年月日 ) f) PD 認証機関の名称 g) 超音波探傷装置名及び手順書名 h) 識別番号 i) カードの場合には, 認証された技術者の写真 j) カードの場合には, 偽造を防止するための工夫 例えば, コールドシールの使用又は溶着によるプラ スチックケースへの封入 - 6 -

9 k) PD 認証機関の代表者の署名注記 PD 認証機関は,PD 資格証明書及び / 又はそれに相当するポケットサイズのカードを発行することによって, 技術者の資格を証明するが,PD 認証の対象となる作業の許可を与えるものではない PD 資格証明書及び / 又はポケットサイズのカードには,PD 資格証明書の保持者に作業許可を与える雇用主の署名をする特定の空白部分を設けておいてもよい 10 PD 認証の更新及び再認証 10.1 更新 PD 技術者が, 次の文書化された証拠を提出することで,PD 認証は,PD 認証機関によって有効期間を更新できる a) JIS Z 2305 の UT レベル 2 又はそれと同等以上の資格の証明 b) 各附属書における,PD 認証機関の要求事項の証明 10.2 再認証連続した更新による有効期間内, かつ, 最大 10 年を超えない範囲で,PD 技術者は, 認証機関によって, 再認証を受けることができる その条件として, 受験申請条件及び更新の条件を満足し, かつ, 再認証試験に合格しなければならない 11 記録 / 文書化 PD 認証機関又は PD 資格試験機関は, 次のものを保管しなければならない a) PD 技術者の最新のリスト b) PD 資格証明書の所持者及び PD 認証が失効, 取下げ又は取り消されている者に対する安全で, かつ, 十分に配慮された状態にある個人ファイル このファイルは, 少なくとも最初の有効期間保管されな ければならない そして, このファイルには, 次のものを含めなければならない 1) 申請書 2) PD 資格試験に関する文書 3) PD 研修又は継続した活動の証拠を含む更新の文書 4) PD 資格証明書の取消しの理由及び課せられた罰則に関する文書 c) PD 認証されなかった各申請者に対して, 申請の日付から 3 年間の個人ファイル - 7 -

10 附属書 A ( 規定 ) 軽水型原子力発電所用機器のオーステナイト系ステンレス鋼配管溶接部に 対するき裂高さ測定の PD 資格試験 A.1 適用範囲この附属書の適用範囲は, 次の認証の対象範囲及び認証の区分からなる A.1.1 認証の対象範囲この附属書は, 軽水型原子力発電所用機器のオーステナイト系ステンレス鋼 ( ステンレス鋳鋼を除く ) 配管突合せ溶接部に対する超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証に関わる制度を規定する なお, この附属書を軽水型原子力発電所用機器以外の対象物に適用することは差し支えない A.1.2 認証の区分この附属書は, 軽水型原子力発電所用機器のオーステナイト系ステンレス鋼 ( ステンレス鋳鋼を除く ) 配管突合せ溶接継手に発生したき裂の高さ ( 深さ ) を配管外表面側から測定する超音波探傷試験技術者について, 探傷装置, 手順書と一括した超音波探傷試験システムとしての認証を与えるための PD 資格試験を規定する A.2 PD 資格試験の実施 A.2.1 受験申請資格附属書 A の PD 資格試験を不合格後 30 日未満に再試験を受験する場合は, 箇条 6 の規定事項以外に, 不合格後に受けた PD 研修修了証を提出しなければならない A.2.2 手順書手順書は,PD 認証後の変更はないものとし, 実機での適用を考慮して, 少なくとも次の事項が記載されていなければならない また, 手順書には,A.2.3 に記載されている基本的パラメータの値又はその許容範囲が特定されていなければならない a) 表題 b) 適用範囲 ( 対象物名称, 材質, 口径, 肉厚, 探傷方法の種類及び片側探傷 / 両側探傷の区別など ) c) 超音波探傷装置 1) 超音波探傷器 - メーカ及び型式 ( 送信部及び受信部が別の場合はそれぞれのメーカ及び型式 ) - デジタルの場合, 使用するサンプリング周波数 2) 超音波探触子 - メーカ及び型式 - 公称周波数, 中心周波数及び帯域幅 - 振動子及びくさび ( シュー ) の材質, 数, 大きさ, 形状及び配列 - 伝搬モード, 公称屈折角 - 8 -

11 3) 探傷ケーブル ( 型式, 寸法, 長さ及びコネクタ数 ) 4) 接触媒質 d) き裂高さ ( 深さ ) 測定 1) 探傷部位, 探傷面, 探傷方向 ( 片側探傷 / 両側探傷の区別 ) 及び探傷範囲 2) 適用する寸法測定方法 3) 校正 - 時間軸の調整及び測定範囲 - 入射点及び屈折角の測定 - 探傷感度及びその調整方法 4) 測定 4.1) き裂高さ ( 深さ ) の測定手順 4.2) 走査範囲, 走査方法 / パターン, 最大走査速度及び探触子走査ジグ e) 使用する記録装置及び記録するデータ f) 計測用ソフトウェア並びに解析用ソフトウェアの名称及びバージョン g) 採取データの記録方法 A.2.3 基本的パラメータの許容範囲手順書に変更があった場合であって, 次の基本的パラメータの許容範囲を超える場合には, 新たに PD 認証が必要となる 手順書の基本的パラメータが同じか, 又は許容範囲内であれば, 異なる二つの手順書は同等とみなされる ただし, この場合には PD 資格試験機関に届け出て, この旨の確認を受けなければならない a) 超音波探傷器及び超音波探触子メーカ及び型式が同じ超音波探傷器であれば, 追加の認証を受けることなく, 超音波探傷器 ( 送信部及び受信部 ) の交換 変更が可能である 同様に, メーカ, 型式, 大きさ及び公称周波数が同じ超音波探触子であれば, 交換 変更に関する追加の認証を受ける必要はない また, それ以外の超音波探傷器 ( 又はその送信部及び受信部 ) 又は超音波探触子への交換 変更については, 基本的パラメータの値が次の許容範囲内にあれば, 追加の認証を受けることなく, 既に認証された手順書を修正することができる このとき, 超音波探傷器の送信部及び受信部, 超音波探触子並びに超音波探傷装置はそれぞれ JIS Z 2351,JIS Z 2350,JIS Z 2352, 又はこれらと同等な性能測定方法を用いて評価しなければならない また, リジェクション, ダンピング及びパルス調整の各機能をもつ超音波探傷器は, 調整つまみの位置及び数値が手順書に記載された範囲内でなければならない 1) 超音波探傷器又はその送信部の交換 変更を行う場合は, 終端抵抗が 50 Ω の無誘導抵抗で測定したときに, その特性が交換 変更前の超音波探傷器又はその送信部に対して次の許容範囲内でなければならない - 送信パルスの振幅 :±10 % 以内 - 送信パルスの立ち上がり時間 :±10 % 以内 - 送信パルスの幅 :±10 % 以内 2) 超音波探傷器又はその受信部の交換 変更を行う場合は, その特性が交換 変更前の超音波探傷器又はその受信部に対して次の許容範囲内でなければならない - 帯域幅 :JIS Z 2351 に準じて測定し, 最大感度から 6 db 低下する周波数上下限値が ±0.2 MHz 以内 - 9 -

12 - 高周波増幅回路の中心周波数 :±10 % 以内 3) メーカ, 型式, 大きさ及び公称周波数の異なる超音波探触子と交換 変更する場合は, その特性が交換 変更前の超音波探触子に対して次の許容範囲内でなければならない - 伝搬モードが同じ - 屈折角の実測値 :±3 以内 - 周波数応答性 ( 中心周波数 ):±10 % 以内 - 時間領域応答性 ( 波数 ):±0.5 波以内 4) 上記 1)~3) の代替として, 探傷装置の特性が, 交換 変更前の探傷装置に対して次の許容範囲内にあれば, 探傷装置の交換 変更が可能である - 伝搬モードが同じ - 屈折角の実測値 :±3 以内 - 周波数応答性 ( 中心周波数 ):±10 % 以内 - 時間領域応答性 ( 波数 ):±0.5 波以内 b) 計測用及び解析用のソフトウェアデータ計測及び / 又は解析に用いるソフトウェアを交換 変更する場合 (PD 資格試験において既に測定されたデータを使う場合も含む ), そのソフトウェアが認証された際に使用したものと, 判定プロセスに影響する部分が同等であることを PD 資格試験機関に示すことによって, 交換 変更が可能である c) 校正方法校正方法を別の方法 ( 以下, 代替方法という ) に変更する場合, 認証された手順書に記載された校正方法と同等であるということを PD 資格試験機関に示すことができれば, 追加の認証は不要である この同等性の証明は, 次のようにして各屈折角及び伝搬モードに対して行う 1) 代替方法で探傷装置を校正する 2) 代替方法でのシステム感度を, 認証された校正方法と比較する 3) 代替方法でのシステム感度が, 認証された校正方法で得られた値より 2 db を下回らず, かつ, 時間軸の直線性が ±1 % 以内であれば, 代替方法に変更することができる A.2.4 PD 試験体の要件 PD 試験体は, 次の要求事項を満足しなければならない a) PD 試験体は, エコーの解釈に影響を与えるような擬似反射波 ( き裂からのエコーと間違えるおそれのある反射波 ) を少なくするために十分な大きさがなければならない b) 対象配管の代表的な口径又は肉厚を含む少なくとも 3 種類 ( 例大口径, 中口径及び小口径 ) の PD 試験体を備えていなければならない c) PD 試験体は, 実機と同様の次の製造条件を備えていなければならない 1) 擬似反射波の反射源である形状不連続部 ( 例シーニング加工部及び裏波など ) 2) 探傷が制約される探傷面の状態 ( 例表面仕上げ及び直径方向の縮みなど ) d) PD 試験体に付与されるき裂は, 全て応力腐食割れ (Stress Corrosion Cracking, 以下,SCC という ) でなければならない A.2.5 PD 資格試験実施の際に用意する PD 試験体 a) PD 試験体数 PD 資格試験に使用する PD 試験体は次の要求事項を満足しなければならない 1) 口径別又は肉厚別の 3 種類の PD 試験体を用い,SCC の数は, 合計 10 個以上としなければならない 2) PD 試験体の SCC のうち,6 個の深さは表 A.1 のような分布としなければならない なお, 残りの 4 個以上の深さは表 A.1 の区分のいずれかに振り分ける

13 表 A.1 SCC 深さ h( 配管公称肉厚 %) 0<h 30 % 30<h 60 % 60<h<100 % SCC の最小個数 2 個 2 個 2 個 3) 深さ 15 mm 以上の SCC 及び先端が溶接金属内にある SCC をそれぞれ 1 個以上含まなければならない b) PD 試験体の準備試験の実施期間を通して,PD 試験体に覆いを設けるなどによって,PD 試験体内表面及び PD 試験体識別記号などを, 申請者を含む部外者から見えないようにしておかなければならない PD 試験体には, あらかじめ基準点, 角度 (30 度ピッチ ),SCC 存在範囲 ( 試験範囲 ) 及び探傷方向を明示しておかなければならない c) PD 試験体の情報管理申請者を含む第三者に対して, 全体又は特定の PD 試験体のき裂情報に関する秘匿性が担保されなければならない また, 申請者は, 試験を通じて知り得た PD 試験体に関するき裂情報の取扱いについて,PD 資格試験機関の指示に従わなければならない A.2.6 PD 資格試験の実施手順 a) SCC 存在箇所を含む範囲を試験範囲として指定する 測定する SCC の個数は, 前出の表のように配管公称肉厚に対する SCC 深さの比で決まるが, 残りの SCC の深さ配分は,PD 資格試験機関によって決定される b) 申請者は, 手順書記載内容の確認を受ける c) 申請者は, 決められた試験時間内で, 指定された PD 試験体の, 指定された試験範囲のき裂が最も深いと思われる位置のき裂深さを測定する d) 申請者は, 測定結果を指定の用紙にまとめ,PD 試験員に提出する A.2.7 PD 資格試験結果の評価全試験範囲において, 指定の用紙に SCC の位置及び SCC 深さが全て記入されており, かつ,SCC 深さの測定値が次の判定基準を全て満足しなければならない a) UT で測定した SCC 深さは真とする深さに対して,4.4 mm を超えて下回る結果が一つでもあってはならない b) UT で測定した SCC 深さ及び真とする深さの RMSE (root mean square error) は,3.2 mm を超えてはならない A.2.8 PD 資格試験の免除国外で PD 認証を受けた技術者のうち, 認証システムが公表されている ASME Boiler & Pressure Vessel Code Sec. XI App. VIII の Supplement 2 又は Supplement 12 による PD 認証を受けた技術者に対しては,PD 資格試験機関がその試験内容及び結果を確認し, この規定に対して必要な範囲の試験を課した上で, この附属書に規定した PD 資格試験を免除することができる A.3 PD 認証の更新及び再認証 A.3.1 更新 PD 認証の有効期間は 1 年とする ただし,10.1 の規定事項に加えて,PD 認証機関の要求に応じて, 毎

14 年の PD 研修を受けたことの文書による証明を提出することで,PD 認証の有効期間を, 最初の有効期間の後に最大 4 回更新できる A.3.2 再認証 10.2 による A.4 PD 認証の有効性 PD 認証は, 次に該当した場合は, その資格の有効性を失う a) A.2.3 で規定する基本的パラメータの許容範囲を超えて, 実機でき裂高さ ( 深さ ) 測定を行い, その記録を PD 技術者による記録として評価に使用した場合 b) PD 認証機関又は PD 認証運営委員会が倫理に反する行動の証拠を調査した後, そのように裁定した場合

15 附属書 B ( 規定 ) 軽水型原子力発電所用機器のウェルドオーバーレイ 施工部に対する PD 資格試験 B.1 適用範囲この附属書の適用範囲は, 次の認証の対象範囲及び認証の区分からなる B.1.1 認証の対象範囲この附属書は, 軽水型原子力発電所用機器のウェルドオーバーレイ ( 肉盛溶接, 以下,WOL と略す ) 施工部に対する超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証に関わる制度を規定する なお, この附属書を軽水型原子力発電所用機器以外の対象物に適用することは差し支えない B.1.2 認証の区分この附属書は, 附属書 A の PD 技術者が, 軽水型原子力発電所用機器の WOL 施工されたオーステナイト系ステンレス鋼配管突合せ溶接継手 ( ステンレス鋳鋼部を除く ) 及び WOL 施工された異種金属配管突合せ溶接継手の試験対象範囲に存在する, きずの検出, きずの指示長さ ( 以下, きずの長さという ) 及び配管外表面からのきず先端の深さ位置 ( 以下, 深さ位置という ) を, 配管外表面側から測定する場合の探傷技量, 探傷装置及び手順書に対して認証を与えるための PD 資格試験を規定する B.2 PD 資格試験の実施 B.2.1 受験申請資格附属書 B の PD 資格試験を受験する申請者は, 箇条 6 の規定事項以外に, この箇条で規定されている次の事項のうち, いずれかを満足しなければならない a) 附属書 A に基づく PD 認証試験に合格し, かつ, 同資格が有効期間内の PD 技術者である b) 附属書 A の PD 資格を所有せずに附属書 B の受験申請をする場合には, 附属書 A の PD 資格を取得又は取得する見込みがあることを証明する文書の提出 B.2.2 手順書手順書は,PD 認証後の変更はないものとし, 実機での適用を考慮して, 少なくとも次の事項が記載されていなければならない また, 手順書には,B.2.3 に記載されている基本的パラメータの値又はその許容範囲が特定されていなければならない a) 表題 b) 適用範囲 ( 対象物名称, 材質, 口径, 肉厚,WOL 工法の溶接部の厚さ, きずの方向, 探傷方法の種類及び片側探傷 / 両側探傷の区別など ) c) 超音波探傷装置 1) 超音波探傷器 - メーカ及び型式 ( 送信部及び受信部が別の場合はそれぞれのメーカ及び型式 ) - デジタルの場合, 用いるサンプリング周波数

16 2) 超音波探触子 - メーカ及び型式 - 公称周波数, 中心周波数及び帯域幅 - 振動子及びくさび ( シュー ) の材質, 数, 大きさ, 形状及び配列 - 伝搬モード及び公称屈折角 3) 探傷ケーブル ( 型式, 寸法, 長さ及びコネクタ数 ) 4) 接触媒質 d) きずの探傷 1) 探傷部位, 探傷面, 探傷方向 ( 片側探傷 / 両側探傷の区別 ), 探傷範囲及びきずの方向 2) 適用する探傷方法 ( きずの検出方法, 長さ測定方法及び深さ位置測定方法 ) 3) 校正 - 時間軸の調整及び測定範囲 - 入射点及び屈折角の測定 - 探傷感度及びその調整方法 4) 探傷 4.1) きずの探傷手順 ( きずの検出手順, 長さ測定手順及び深さ位置測定手順 ) 4.2) 走査範囲, 走査方法 / パターン, 最大走査速度及び探触子走査ジグ e) 使用する記録装置及び記録するデータ f) 探傷用ソフトウェア並びに解析用ソフトウェアの名称及びバージョン g) 採取データの記録方法 B.2.3 基本的パラメータの許容範囲手順書に変更があった場合であって, 次の基本的パラメータの許容範囲を超える場合には, 新たに PD 認証が必要となる 手順書の基本的パラメータが同じか, 又は許容範囲内であれば, 異なる二つの手順書は同等とみなされる ただし, この場合には PD 資格試験機関に届け出て, この旨の確認を受けなければならない a) 超音波探傷器及び超音波探触子メーカ及び型式が同じ超音波探傷器であれば, 追加の認証を受けることなく, 超音波探傷器 ( 送信部及び受信部 ) の交換 変更が可能である 同様に, メーカ, 型式, 大きさ及び公称周波数が同じ超音波探触子であれば, 交換 変更に関する追加の認証を受ける必要はない また, それ以外の超音波探傷器 ( 又はその送信部及び受信部 ) 又は超音波探触子への交換 変更については, 基本的パラメータの値が次の許容範囲内にあれば, 追加の認証を受けることなく, 既に認証された手順書を修正することができる このとき, 超音波探傷器の送信部及び受信部, 超音波探触子並びに超音波探傷装置はそれぞれ JIS Z 2351,JIS Z 2350,JIS Z 2352, 又はこれらと同等な性能測定方法を用いて評価しなければならない また, リジェクション, ダンピング及びパルス調整の各機能をもつ超音波探傷器は, 調整つまみの位置及び数値が手順書に記載された範囲内でなければならない 1) 超音波探傷器又はその送信部の交換 変更を行う場合は, 終端抵抗が 50 Ω の無誘導抵抗で測定したときに, その特性が交換 変更前の超音波探傷器又はその送信部に対して次の許容範囲内でなければならない - 送信パルスの振幅 :±10 % 以内 - 送信パルスの立ち上がり時間 :±10 % 以内

17 - 送信パルスの幅 :±10 % 以内 2) 超音波探傷器又はその受信部の交換 変更を行う場合は, その特性が交換 変更前の超音波探傷器又はその受信部に対して次の許容範囲内でなければならない - 帯域幅 :JIS Z 2351 に準じて測定し, 最大感度から 6 db 低下する周波数上下限値が ±0.2 MHz 以内 - 高周波増幅回路の中心周波数 :±10 % 以内 3) メーカ, 型式, 大きさ及び公称周波数の異なる超音波探触子と交換 変更する場合は, その特性が交換 変更前の超音波探触子に対して次の許容範囲内でなければならない - 伝搬モードが同じ - 屈折角の実測値 :±3 以内 - 周波数応答性 ( 中心周波数 ):±10 % 以内 - 時間領域応答性 ( 波数 ):±0.5 波以内 4) 上記 1)~3) の代替として, 探傷装置の特性が, 交換 変更前の探傷装置に対して次の許容範囲内にあれば, 探傷装置の交換 変更が可能である - 伝搬モードが同じ - 屈折角の実測値 :±3 以内 - 周波数応答性 ( 中心周波数 ):±10 % 以内 - 時間領域応答性 ( 波数 ):±0.5 波以内 b) 探傷用及び解析用のソフトウェア探傷 ( きずの検出, 長さ測定及び深さ位置測定 ) データ計測及び / 又は解析に用いるソフトウェアを交換 変更する場合 (PD 資格試験において既に測定されたデータを使う場合も含む ), そのソフトウェアが認証された際に使用したものと, 判定プロセスに影響する部分が同等であることを PD 資格試験機関に示すことによって, 交換 変更が可能である c) 校正方法校正方法を別の方法 ( 以下, 代替方法という ) に変更する場合, 認証された手順書に記載された校正方法と同等であるということを PD 資格試験機関に示すことができれば, 追加の認証は不要である この同等性の証明は, 次のようにして各屈折角及び伝搬モードに対して行う 1) 代替方法で探傷装置を校正する 2) 代替方法でのシステム感度を, 認証された校正方法と比較する 3) 代替方法でのシステム感度が, 認証された校正方法で得られた値より 2 db を下回らず, かつ, 時間軸の直線性が ±1 % 以内であれば, 代替方法に変更することができる B.2.4 PD 試験体の要件 PD 試験体は, 次の要求事項を満足しなければならない a) PD 試験体は, エコーの解釈に影響を与えるような擬似反射波 ( きずエコーと間違えるおそれのある反射波 ) を少なくするために十分な探傷領域がなければならない b) 対象配管の代表的な口径又は肉厚を含む PD 試験体を備えていなければならない c) PD 試験体は, 実機と同様の次の製造条件を備えていなければならない 1) 突合せ溶接部及びバタリングがある場合はバタリング部 2) 探傷が制約される探傷面の状態 ( 例表面仕上げ及び直径方向の縮みなど ) d) PD 試験体は, きず検出及びきずの寸法測定を兼ねた試験体とする e) きずは次のとおり付与されていなければならない 1) 原配管部きずは, 全てき裂であって, 応力腐食割れ (SCC), 疲労き裂, 又は PD 資格試験機関がこれらのき裂との同等性を確認したものとする き裂の内表面からの深さは, 原配管肉厚の 75 %

18 以上とし, き裂先端部が母材部にあるものと, 溶接金属部にあるものをそれぞれ含む また, き裂の位置は,WOL 工法の溶接部のきずによってき裂検出, 及びき裂の超音波特性が妨げられてはならない 2) WOL 工法の溶接部きずの少なくとも 20 % は, き裂又は PD 資格試験機関がき裂との同等性を確認したものとする また, きずの少なくとも 40 % は,WOL 工法の溶接部又は WOL 工法の溶接部と原配管との境界部における, き裂以外のきず ( 例融合不良 ) である B.2.5 PD 資格試験実施の際に用意する PD 試験体 B PD 試験体数 PD 資格試験に使用する PD 試験体は, 次の要求事項を満足しなければならない a) きず検出試験及びきずの寸法測定試験は, 一緒に行われ, きず部と無きず部とを含む試験体セットは試験ごとに PD 資格試験機関が決定しなければならない b) 合計 10 箇所以上のきず部を, 試験ごとに PD 資格試験機関が選定しなければならない また, きずの寸法を測定するきずの個数は 10 個以上でなければならない 1) 原配管部のきず ( 内表面からの深さが原配管肉厚の 75 % 以上のき裂 ) 及び WOL 工法の溶接部のきずの中から, それぞれ 5 個以上を選定する きず検出試験における無きず部の数は, 原配管及び WOL 工法の溶接部において, きず部の数の 2 倍以上なければならない 2) 先端が原配管部の溶接金属内にあるき裂を,1 個以上含まなければならない 3) きずの方向は, 周方向及び軸方向とする B PD 試験体の準備試験の実施期間を通して,PD 試験体に覆いを設けるなどによって,PD 試験体内表面及び PD 試験体識別記号などを, 申請者を含む部外者から見えないようにしておかなければならない PD 試験体には, あらかじめ基準点, 角度, 試験範囲及び探傷方向を明示しておかなければならない B PD 試験体の情報管理申請者を含む第三者に対して, 全体又は特定の PD 試験体のきず情報に関する秘匿性が担保されなければならない また, 申請者は, 試験を通じて知り得た PD 試験体に関するきず情報の取扱いについて,PD 資格試験機関の指示に従わなければならない B.2.6 PD 資格試験の実施手順きず検出試験及びきず寸法 ( 長さ及び深さ位置 ) 測定試験は, 一緒に行われる a) きず部と無きず部とを含む範囲を, 試験範囲として指定する なお, きず部及び無きず部はできる限り混在している また, きず部は 10 箇所以上とし, きず部を均等に配置してはならない きず部は, 無きず部を挟んで配置しなければならない b) 試験範囲の数は,PD 資格試験機関によって試験ごとに決定される c) 申請者は, 手順書記載内容の確認を受ける d) 申請者は, 決められた試験時間内で, 指定された PD 試験体の, 指定された試験範囲に対し, 次の探傷結果を記録する 1) WOL 工法の溶接部のきず及び原配管部のきず ( 内表面からの深さが原配管肉厚の 75 % 以上のき裂 ) の有無 2) きずが存在すると判断した場合には, そのきずに対する次の測定値 2.1) きずの長さ ( 原配管のき裂長さ測定におけるしきい値は, 内表面からの深さが原配管肉厚 75 % の位置とする )

19 2.2) 内表面から最も深いと思われる位置におけるきずの深さ位置 e) 申請者は, 測定結果を指定の用紙にまとめ,PD 試験員に提出する B.2.7 PD 資格試験結果の評価試験結果が次の判定基準を全て満足しなければならない B きず検出試験の合否きずの検出及び誤検出が, 原配管及び WOL 工法の溶接部において, それぞれ表 B.1 の許容基準を満足しなければならない 表 B.1 きずの検出 きずの誤検出 きず部の数 最低必要検出数 無きず部の数 最大許容誤検出数 B きずの長さ測定試験の合否 UT で測定したきずの長さ及び真とするきずの長さの RMSE (root mean square error) が,19 mm 以下でなければならない B きずの深さ位置測定試験の合否 UT で測定したきずの深さ位置及び真とするきずの深さ位置の RMSE は,3.2 mm を超えてはならない B.2.8 PD 資格試験の免除国外で PD 認証を受けた技術者のうち, 認証システムが公表されている ASME Boiler & Pressure Vessel Code Sec. XI App. VIII の Supplement 11 による PD 認証を受けた技術者に対しては,PD 資格試験機関がその試験内容及び結果を確認し, この規定 ( 附属書 A を含む ) に対して必要な範囲の試験を課した上で, この附属書に規定した PD 資格試験を免除することができる B.3 PD 認証の更新及び再認証 B.3.1 更新 PD 認証の有効期間は,5 年とする ただし,10.1 の規定事項に加えて,5 年以内に附属書 A による PD 資格証明書 ( 写し ) を提出することで,PD 認証の有効期間を, 最初の有効期間の後に一回更新できる

20 また,B.2.8 の PD 資格試験の免除によって認証を受けた場合の有効期間は,ASME Boiler & Pressure Vessel Code Sec. XI App. VIII の Supplement 11 による認証日を起点として 5 年とする B.3.2 再認証 10.2 による B.4 PD 認証の有効性 PD 認証は, 次に該当した場合は, その資格の有効性を失う a) B.2.3 で規定する基本的パラメータの許容範囲を超えて実機で試験を行い, その記録を PD 技術者による記録として評価に使用した場合 b) PD 認証機関又は PD 認証運営委員会が倫理に反する行動の証拠を調査した後, そのように裁定した場合 c) 実機適用時に 8 時間以上の訓練を行わずに試験を行い, その記録を PD 技術者による記録として評価に使用した場合 d) 附属書 A の PD 資格を所有せず, 実機で PD 資格を必要とする試験を行い, その記録を PD 技術者による記録として評価に使用した場合

21 附属書 C ( 規定 ) 軽水型原子力発電所用機器の異種金属溶接継手に対する き裂高さ測定の PD 資格試験 C.1 適用範囲この附属書の適用範囲は, 次の認証の対象範囲及び認証の区分からなる C.1.1 認証の対象範囲この附属書は, 軽水型原子力発電所用機器の異種金属溶接継手に対する超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証に関わる制度を規定する なお, この附属書を軽水型原子力発電所用機器以外の対象物に適用することは差し支えない C.1.2 認証の区分この附属書は, 軽水型原子力発電所用機器の異種金属溶接継手に発生したき裂の高さ ( 深さ ) を測定する場合の探傷技量, 探傷装置及び手順書に対して認証を与えるための PD 資格試験を規定する C.2 PD 資格試験の実施 C.2.1 受験申請資格箇条 6 による C.2.2 手順書手順書は,PD 認証後の変更はないものとし, 実機での適用を考慮して, 少なくとも次の事項が記述されていなければならない また, 手順書には,C.2.3 に記載されている基本的パラメータの値又はその許容範囲が特定されていなければならない a) 表題 b) 適用範囲 ( 対象物名称, 材質, 口径, 肉厚, 探傷方法の種類, 内面探傷 / 外面探傷の区別, 片側探傷 / 両側探傷の区別など ) c) 超音波探傷装置 1) 超音波探傷器 - メーカ及び型式 ( 送信部及び受信部が別の場合はそれぞれのメーカ及び型式 ) - デジタルの場合, 使用するサンプリング周波数 2) 超音波探触子 - メーカ及び型式 - 公称周波数, 中心周波数及び帯域幅 - 振動子及びくさび ( シュー ) の材質, 数, 大きさ, 形状及び配列 - 伝搬モード及び公称屈折角 3) 探傷ケーブル ( 型式, 寸法, 長さ及びコネクタ数 ) 4) 接触媒質 d) き裂高さ ( 深さ ) 測定

22 1) 探傷部位, 探傷面, 探傷方向 ( 片側探傷 / 両側探傷の区別 ), 探傷範囲及びき裂の方向 2) 適用する寸法測定方法 3) 校正 - 時間軸の調整及び測定範囲 - 入射点及び屈折角の測定 - 探傷感度及びその調整方法 4) 測定 4.1) き裂高さ ( 深さ ) の測定手順 4.2) 走査範囲, 走査方法 / パターン, 最大走査速度及び探触子走査ジグ e) 使用する記録装置及び記録するデータ f) 計測用ソフトウェア並びに解析用ソフトウェアの名称及びバージョン g) 採取データの記録方法 C.2.3 基本的パラメータの許容範囲手順書に変更があった場合であって, 次の基本的パラメータの許容範囲を超える場合には, 新たに PD 認証が必要となる 手順書の基本的パラメータが同じか, 又は許容範囲内であれば, 異なる二つの手順書は同等とみなされるが, この場合であっても PD 資格試験機関に届け出て, この旨の確認を受けなければならない a) 超音波探傷器及び超音波探触子メーカ及び型式が同じ超音波探傷器であれば, 追加の認証を受けることなく, 超音波探傷器 ( 送信部及び受信部 ) の交換 変更が可能である 同様に, メーカ, 型式, 大きさ及び公称周波数が同じ超音波探触子であれば, 交換 変更に関する追加の認証を受ける必要はない また, それ以外の超音波探傷器 ( 又はその送信部及び受信部 ) 又は超音波探触子への交換 変更については, 基本的パラメータの値が次の許容範囲内にあれば, 追加の認証を受けることなく, 既に認証された手順書を修正することができる このとき, 超音波探傷器の送信部及び受信部, 超音波探触子並びに超音波探傷装置はそれぞれ JIS Z 2351,JIS Z 2350,JIS Z 2352, 又はこれらと同等な性能測定方法を用いて評価しなければならない また, リジェクション, ダンピング及びパルス調整の各機能をもつ超音波探傷器は, 調整つまみの位置及び数値が手順書に記載された範囲内でなければならない 1) 超音波探傷器又はその送信部の交換 変更を行う場合は, 終端抵抗が 50 Ω の無誘導抵抗で測定したときに, その特性が交換 変更前の超音波探傷器又はその送信部に対して次の許容範囲内でなければならない - 送信パルスの振幅 :±10 % 以内 - 送信パルスの立ち上がり時間 :±10 % 以内 - 送信パルスの幅 :±10 % 以内 2) 超音波探傷器又はその受信部の交換 変更を行う場合は, その特性が交換 変更前の超音波探傷器又はその受信部に対して次の許容範囲内でなければならない - 帯域幅 :JIS Z 2351 に準じて測定し, 最大感度から 6 db 低下する周波数上下限値が ±0.2 MHz 以内 - 高周波増幅回路の中心周波数 :±10 % 以内 3) メーカ, 型式, 大きさ及び公称周波数の異なる超音波探触子と交換 変更する場合は, その特性が交換 変更前の超音波探触子に対して次の許容範囲内でなければならない

23 - 伝搬モードが同じ - 屈折角の実測値 :±3 以内 - 周波数応答性 ( 中心周波数 ):±10 % 以内 - 時間領域応答性 ( 波数 ):±0.5 波以内 4) 上記 1)~3) の代替として, 探傷装置の特性が, 交換 変更前の探傷装置に対して次の許容範囲内にあれば, 探傷装置の交換 変更が可能である - 伝搬モードが同じ - 屈折角の実測値 :±3 以内 - 周波数応答性 ( 中心周波数 ):±10 % 以内 - 時間領域応答性 ( 波数 ):±0.5 波以内 b) 計測用及び解析用のソフトウェアデータ計測及び / 又は解析に用いるソフトウェアを交換 変更する場合 (PD 資格試験において既に測定されたデータを使う場合も含む ), そのソフトウェアが認証された際に使用したものと, 判定プロセスに影響する部分が同等であることを PD 資格試験機関に示すことによって, 交換 変更が可能である c) 校正方法校正方法を別の方法 ( 以下, 代替方法という ) に変更する場合, 認証された手順書に記載された校正方法と同等であるということを PD 資格試験機関に示すことができれば, 追加の認証は不要である この同等性の証明は, 次のようにして各屈折角及び伝搬モードに対して行う 1) 代替方法で探傷装置を校正する 2) 代替方法でのシステム感度を, 認証された校正方法と比較する 3) 代替方法でのシステム感度が, 認証された校正方法で得られた値より 2 db を下回らず, かつ, 時間軸の直線性が ±1 % 以内であれば, 代替方法に変更することができる C.2.4 PD 試験体の要件 PD 試験体は, 次の要求事項を満足しなければならない a) PD 試験体は, エコーの解釈に影響を与えるような擬似反射波 ( き裂からのエコーと間違えるおそれのある反射波 ) を少なくするために十分な探傷領域がなければならない b) 対象配管の代表的な口径又は肉厚を含む PD 試験体を備えていなければならない c) PD 試験体は, 代表的な次の製造条件を備えていなければならない 1) 擬似反射波の反射源である形状不連続部 ( 例シーニング加工部及び裏波など ) 2) 探傷が制約される探傷面の状態 ( 例表面仕上げ及び直径方向の縮みなど ) 3) バタリングの有無 d) 付与されるき裂は, 応力腐食割れ (SCC) 及び疲労き裂, 又は PD 資格試験機関がこれらとの同等性を確認したものとする C.2.5 PD 資格試験実施の際に用意する PD 試験体 a) PD 試験体数 PD 資格試験に使用する PD 試験体は, 次の要求事項を満足しなければならない 1) き裂の個数は 10 個以上でなければならない 2) PD 試験体のクラッド部にき裂を設ける場合はクラッドの公称厚さより深いき裂とする き裂のうち,6 個の深さは表 C.1 のような分布としなければならない なお, 残りの 4 個以上の深さは表 C.1 の区分のいずれかに振り分ける また, き裂の個数の少なくとも 75 % は, 深さが肉厚の 60 % 以内でなければならない

24 表 C.1 き裂深さ h( 配管公称肉厚 %) 0<h 30 % 30<h 60 % 60<h<100 % き裂の最小個数 2 個 2 個 2 個 3) き裂の個数は 30 % 以上 70 % 以下の範囲で軸方向のき裂とし, 残りのき裂は周方向のき裂とする b) PD 試験体の準備試験の実施期間を通して,PD 試験体に覆いを設けるなどによって, 探触子の走査範囲を除く PD 試験体表面及び PD 試験体識別記号などを, 申請者を含む部外者から見えないようにしておかなければならない PD 試験体には, あらかじめ基準点, 角度, 試験範囲及び探傷方向を明示しておかねばならない c) PD 試験体の情報管理申請者を含む第三者に対して, 全体又は特定の PD 試験体のき裂情報に関する秘匿性が担保されなければならない また, 申請者は, 試験を通じて知り得た PD 試験体に関するき裂情報の取扱いについて,PD 資格試験機関の指示に従わなければならない C.2.6 PD 資格試験の実施手順 a) 測定対象となるき裂を含む範囲を試験範囲として指定する 試験範囲の数は,PD 資格試験機関によって試験ごとに決定される b) 申請者は, 手順書記載内容の確認を受ける c) 申請者は, 決められた試験時間内で, 指定された PD 試験体の, 指定された試験範囲のき裂が最も深いと思われる位置のき裂高さ ( 深さ ) を測定する d) 申請者は, 測定結果を指定の用紙にまとめ,PD 試験員に提出する C.2.7 PD 資格試験結果の評価全試験範囲において, 指定の用紙にき裂の位置及びき裂の高さ ( 深さ ) が全て記入されており, かつ, UT で測定したき裂の高さ ( 深さ ) の, 真とするき裂の高さ ( 深さ ) に対する RMSE (root mean square error) が次の判定基準を満足しなければならない a) 外面探傷の場合 RMSE は 3.2 mm を超えてはならない b) 内面探傷の場合 配管肉厚が 53.3mm 未満の場合は RMSE は 3.2mm を 配管肉厚が 53.3mm 以上の場合は RMSE は 6.4mm を超えてはならない C.2.8 PD 資格試験の免除国外で PD 認証を受けた技術者のうち, 認証システムが公表されている ASME Boiler & Pressure Vessel Code Sec. XI App. VIII の Supplement 10 による PD 認証を受けた技術者に対しては,PD 資格試験機関がその試験内容及び結果を確認し, この規定に対して必要な範囲の試験を課した上で, この附属書に規定した PD 資格試験を免除することができる C.3 PD 認証の更新及び再認証 C.3.1 更新 PD 認証の有効期間は 1 年とする ただし,10.1 の規定事項に加えて,PD 認証機関の要求に応じて, 毎年の PD 研修を受けたことの文書による証明を提出することで,PD 認証の有効期間を, 最初の有効期間の後に最大 4 回更新できる

25 C.3.2 再認証 10.2 による C.4 PD 認証の有効性 PD 認証は, 次に該当した場合は, その資格の有効性を失う a) C.2.3 で規定する基本的パラメータの許容範囲を超えて実機でき裂高さ ( 深さ ) 測定を行い, その記録を PD 技術者による記録として評価に使用した場合 b) PD 認証機関又は PD 認証運営委員会が倫理に反する行動の証拠を調査した後, そのように裁定した場合

26 NDIS 0603:201x 超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証解説 この解説は, 規格に規定 記載した事柄を説明するもので, 規格の一部ではない この解説は, 一般社団法人日本非破壊検査協会が編集 発行するものであり, これに関する問合せ先は, 一般社団法人日本非破壊検査協会である 1 今回の改正までの経緯圧力容器及び配管などの溶接構造物では, 供用期間中に溶接部にき裂などが発生することがある この対応として,2000 年に, 供用期間中における機器 配管などの設備の健全性評価及び維持を目的として, 発電用原子力設備規格維持規格 ( 以下, 維持規格 ) が日本機械学会から発行され, 検出されたき裂に対する破壊力学的評価に基づく運転継続の可否及び補修 取替えの必要性の判定を規定している この維持規格が正しく適用されるためにはき裂の定量的な評価技術が不可欠であり, 超音波探傷試験技術者について探傷装置及び手順書並びに一括した超音波探傷試験システムの性能実証 (PD : Performance Demonstration) のための認証制度が必要になった このため, 日本非破壊検査協会は,2004 年 12 月に 超音波探傷試験方法の性能実証における資格及び認証 ( 仮称 ) の NDIS 原案作成委員会を発足させ,2005 年 3 月に最終原案 超音波探傷試験システムの性能実証における技術者の資格及び認証 をまとめ,2005 年 5 月に NDIS 0603:2005 として制定した このとき,PD 認証の対象は, この規格の制定の動機となった軽水型原子力発電所用機器に限定した規格とするのではなく, それ以外の機器をも包含した広い対象についても将来的に適用可能な規格とした また, 性能実証の方法は認証の対象ごとに異なるとの考えから, 性能実証の基本部分を規格本体とし, 詳細については対象別に附属書で規定することとした NDIS 0603:2005 では附属書として軽水型原子力発電所用機器のオーステナイト系ステンレス鋼配管溶接部に対するき裂高さ測定の PD 資格試験を 附属書 ( 規定 ) 軽水型原子力発電所用機器に対する PD 資格試験 として規定した 2010 年頃に, 軽水型原子力発電所用配管の補修工法の一つとしてウェルドオーバーレイ ( 以下,WOL と略す ) 工法による配管の補修が計画され,WOL 施工部の超音波探傷試験についても同様に PD 認証の必要性が高まった このため, 日本非破壊検査協会は,2011 年 11 月に NDIS 0603 改正原案作成委員会を設置し,WOL 施工部に対する PD 資格試験を附属書 B として追加するとともに,2005 年版の附属書を附属書 A とし, 本体を含む関連部分を見直し,2013 年 1 月に 2013 年版として改正版を制定した 更に,2013 年頃には高ニッケル基合金溶接部を含む異種金属溶接部の超音波探傷によるき裂高さ測定について PD 認証の必要性が高まった このため, 日本非破壊検査協会は,2013 年 10 月に NDIS 0603 改正原案作成委員会を設置し, 異種金属溶接継手に対するき裂高さ測定の PD 資格試験を附属書 C として追加するとともに, 本体を含む関連部分を見直し,2014 年 x 月に 2014 年版として改正版を制定した

27 2 今回の改正の趣旨今回の改正では軽水型原子力発電所用機器の異種金属溶接継手に対するき裂高さ測定の PD 資格試験を附属書 C として追加した 附属書 C の追加に伴い, 規格本体, 附属書 A 及び附属書 B の用語の見直しを行ったが, 技術的な内容の変更は行っていない 3 審議中に特に問題となった事項 a) 本体の引用規格のうち,JIS Z 2305 は 2013 年版が発行されているものの実際の運用が開始されていないため引き続き 2001 年版を適用することとした b) 附属書 A では認証の対象を供用期間中検査に限定していたが, 附属書 B 及び附属書 C と整合させ供用期間中検査には限定しないものとした c) 附属書 C が対象とする異種金属溶接部の定義を検討の結果, 維持規格が規定する耐圧部分の異種金属の溶接継手 ( 試験カテゴリ B-F) 相当が附属書 C の対象であるため, 改めて本規定での定義は行わないこととした 4 適用範囲についてこの規格は, 米国の EPRI( 電力研究所 :Electric Power Research Institute) で実施している ASME 方式及び欧州で実施している ENIQ 方式を参考に, 認証区分の検討を行い, 技術者, 探傷装置, 手順書を一括して認証する方式について規定した 各附属書には, 最終的に, 試験内容及び判定基準が明確に記載され PD 資格試験として実績のある ASME Boiler & Pressure Vessel Code Sec. XI App. VIII( 以下,ASME/PD という ) を参考に国内での知見を加えている オーステナイト系ステンレス鋼配管溶接部に対するき裂高さ測定の PD 資格試験を規定する附属書 A は ASME/PD の Supplement 2 (Qualification requirements for wrought austenitic piping welds) 又は Supplement 12 (Requirements for coordinated implementation of selected aspects of supplement 2 and 3) を,WOL 施工部の超音波探傷の PD 資格試験を規定する附属書 B は Supplement 11 (Qualification requirements for full structural overlaid wrought austenitic piping welds) を, 異種金属溶接継手に対するき裂高さ測定の PD 資格試験を規定する附属書 C は Supplement 10 (Qualification requirements for Dissimilar Metal piping welds) を参考とした なお, この規格における非破壊試験方法が超音波探傷試験に限定していることと, この資格が, 技術者, 探傷装置及び手順書を一括した超音波探傷試験システムにより行われる性能実証に関する認証システムに対するものであることから,Performance Demonstration (PD) に対応する用語としては, 直接的な和訳である 性能実証 でなく, 超音波探傷試験システムの性能実証 とした 軽水型原子力発電所用機器以外の分野についても軽水型原子力発電所用機器についての附属書を準用できることとしたが, 附属書によることなく, 規格本体の規定内容を超えない範囲で, 実施することを妨げるものではない PD 認証の区分では,PD 認証の種別についての規定で, 軽水型原子力発電所用機器については, 技術者, 探傷装置及び手順書を一括して認証することとしているが, 今後制定される附属書においては探傷装置及び手順書についての技術確認と技術者の技量確認とを分けて認証する方法も選択できる

28 5 規定項目の内容及び / 又は主な改正点 5.1 規格本体の主な改正点引用規格 ( 本体の箇条 2) のうち JEAC4207 は本文内で引用がないため削除した 5.2 附属書の主な改正点認証の対象範囲 (A.1.1,B.1.1) で附属書 A 及び附属書 B の記述を附属書 C と整合させて明確化した 併せて各附属書の軽水型原子力発電用機器以外への適用についての記載を追加した 5.3 附属書 C の規定項目の内容附属書 C は軽水型原子力発電所用機器の異種金属溶接継手に対するき裂高さ ( 深さ ) 測定に対する PD 資格試験として新たに追加された規定である 対象となる配管の異種金属溶接継手は維持規格で規定する耐圧部分の異種金属の溶接継手 ( 試験カテゴリ B-F) に相当する周継手である 試験の対象は配管の異種金属溶接継手内面の溶接金属部に開口を持ち, 溶接金属部内を外表面に向けて進展するき裂の高さ測定とする き裂の方向は配管の周方向及び軸方向とする 解説表 1 は附属書 C の記載項目について先行する附属書 A 及び附属書 B との比較で技術的相違の有無を示す 解説表 1- 先行する附属書との相違 項目 附属書 A あるいは附属書 B との相違 C.1 適用範囲 異種金属溶接継手の対象範囲と認証の区分を記述 C.2.1 受験申請資格 相違なし C.2.2 手順書 探傷面を内面か外面に区別して記載することを要求 他は相違なし C.2.3 基本的パラメータ 相違なし C.2.4 試験体の要件 溶接部を異種金属溶接部としている他は相違なし C.2.5 用意する PD 試験体 試験の性質上軸方向き裂を 30% 以上 70% 以下含むことを要求 他は相違なし C.2.6 PD 資格試験の実施手順 相違なし C.2.7 PD 資格試験結果の評価 附属書 B に準じた記載とした C.2.8 PD 資格試験の免除 相違無し C.3.1 更新 附属書 A と同じ C.3.2 再認証 相違なし C.4 PD 認証の有効性 附属書 A 及び附属書 B の記載を整理して記述 技術的変更は無い

29 6 その他の解説事項 6.1 各附属書の技術的な背景附属書 A に規定した軽水型原子力発電所用機器のオーステナイト系ステンレス鋼配管溶接部に対するき裂高さ測定の PD 資格試験は原子炉再循環系配管溶接部などに発生する SCC の検査へ対応したものである 附属書 A が対象とする溶接部とき裂の形状を解説図 1 に示す 対象となるき裂の先端は配管母材部, あるいは溶接金属部にある 溶接金属 オーステナイト系ステンレス鋼母材 オーステナイト系ステンレス鋼母材 き裂 解説図 1- オーステナイト系ステンレス鋼配管溶接継手と対象とするき裂の形状 附属書 B に規定した軽水型原子力発電所用機器のウェルドオーバーレイ施工部に対する PD 資格試験は, WOL 工法による配管の補修に対応したものである 附属書 B では WOL 工法の溶接部及び原配管に発生した SCC の進展状況を把握するための原配管外面側 25 % 厚さの範囲を肉厚方向の試験範囲とし, きずの検出, きずの指示長さ及びきずの深さ位置を配管外表面から測定する 解説図 2 に対象とするオーステナイト系ステンレス鋼配管溶接部及び WOL 工法の溶接部の形状と試験の対象とする範囲を示す 軸方向の試験範囲は原配管突合せ溶接時の熱影響部は開先端面から 13 mm の範囲に包絡されており, また原配管内面の軸方向及び周方向の残留応力が溶接止端部から離れるに従い小さくなることを考慮すると,SCC がこの範囲を超えて進展する可能性は低いことから, 開先端面から 13 mm の範囲を軸方向の試験範囲としている 附属書 B に関して, 現在, 国内で WOL が施工可能となっている鋼種はオーステナイト系ステンレス鋼の完全溶込み突合せ溶接の周継手部 ( 以下,SUS 溶接継手という ) であるが, 海外では異種金属配管溶接継手 (Dissimilar Metal Welds, 以下,DMW という ) でも WOL の適用実績があることから, 国内で DMW に対する WOL の適用が計画された場合にも対応できる規定内容となっている WOL 工法の溶接部 13 mm 13 mm a) 原配管の 原配管 25 % 厚さ 注 a) WOL 構造強度部 [ 平均 7.5 FN(FN: フェライト番号 Ferrite Number ) 以上で, かつ, 最小 5.0 FN 以上の層の厚さであって, 計算上必要な厚さ ] 解説図 2-SUS 溶接継手 WOL 施工部の ISI における試験範囲

30 附属書 C に規定した軽水型原子力発電所用機器の異種金属溶接継手に対するき裂高さ測定の PD 資格試験は, 近年国内でも経験した原子炉容器管台と配管の異種金属溶接部のニッケル基合金溶接部に発生した PWSCC(Primary Water SCC) へ対応したものである 附属書 C が対象とする溶接部とき裂の発生位置を解説図 3 に示す 異種金属溶接継手は結晶組織が異なる方向で組み合わされた構成となっている またき裂の開口位置は溶接金属部である このために, き裂高さ測定では実際の溶接部構成を模擬した試験体の使用が要求される これが附属書 A のオーステナイト系ステンレス鋼配管溶接部のき裂高さ測定と異なる箇所であり, き裂開口部が配管母材にあり, 管外表面から行うき裂高さ測定をき裂開口側からのみ行う探傷条件の手順書で附属書 A の試験を合格した場合はその附属書 A の資格でき裂高さの測定を行うことができる なお,PD 資格試験では実プラントにおける実例から管周方向及び管軸方向の二つの方向のき裂に対してのき裂高さ測定が求められる 溶接金属 バタリング部 オーステナイト系母材 フェライト系母材 き裂 クラッド部 解説図 3- 異種金属溶接継手と対象とするき裂の形状 ( オーステナイト系母材 フェライト系母材の場合で軸方向き裂の場合の例 ) 6.2 手順書に記載すべき事項手順書に記載すべき項目は, 内容 数値が許容範囲を超える場合に認証の有効性を失うこと, 基本的パラメータの許容範囲を決定しなければならないことなどから,PD 資格試験の結果に影響を与えると考えられる項目に絞っている このような理由で, 手順書は PD 資格試験を受ける場合に用いるだけでなく, 資格取得後も PD 資格取得時の手順書に記載どおりに測定しなければならない したがって, 記載項目及び内容を注意深く, かつ明確に記載することが必要である 手順書の記載項目は探傷範囲及び探傷方法など適用する部位に直接関わる部分を除き附属書で共通である 主な記載項目及びその内容の注意事項を次に示す a) 表題には, 対象物 ( 対象部位 ) を特定し, ほかの手順書と混同しない名称をつける必要がある b) 適用範囲は, 次の事項を含めて, 簡潔に記載する 1) 試験対象物 ( 対象部位 ) 名称及び対象とするき裂などの種類 2) 試験体の材質, 口径 ( 最小及び最大径 ), 肉厚 ( 最小及び最大厚 ) 及び表面状態 ( 表面仕上げの有無及び方法など ) 3) 附属書 C では探傷面 ( 配管内面あるいは外面 ) 4) おおよその探傷方法 ( パルス反射法, 直接接触法, 手動 / 自動, 探傷面及び探傷方向など ) ここで, 探傷方向は, 片側探傷で行うか両側探傷で行うかの区別を明記する必要がある 5) 試験実施の時期 ( き裂検出後など )

31 6) 適用規格 (NDIS 0603 附属書及び JEAC 4207 など ) c) 超音波探傷装置に関しては, メーカ及び型式を記載するものとし, 製造番号の記載は不要である 超音波探傷器及び探触子は基本的パラメータに関する事項について記載が求められる 超音波探触子については探傷面との接触面積を含む外形寸法も基本的パラメータである なお, 超音波探傷試験では, 購入時はもちろん, 定められた周期ごとに定期点検を受けて, 管理された超音波探傷装置を使用することが重要である このため, 使用する超音波探傷器及び超音波探触子については, それぞれ JIS Z 2351 及び JIS Z 2350 に従って測定した定期点検記録を, 超音波探傷装置については JIS Z 2352 に従って測定した定期点検記録を作成しておく必要がある また, デジタル探傷器を使用する場合, 波形収録時のサンプリング周波数が重要であるため, 必ず記載する必要がある d) 探傷部位及び探傷方法 1) 探傷部位 ( 材質, 肉厚及び形状など ), 探傷面 ( 配管外表面 ), 探傷方向, 探傷範囲については, なるべく図面を添えて, 明確に示すことが望ましい ここで, 探傷方向は, 片側探傷 ( 母材側からの片側探傷及び溶接金属を通して反対側からの片側探傷 ), 両側探傷の区別を明記する必要がある 2) 適用する測定法について, なるべく図面を添えて, 明確に示すことが望ましい 3) 校正に使用する標準試験片, 対比試験片の材質及び図面などを記載する 校正の方法は, 測定結果の再現性を担保するために, その手順を詳細に記載するとともに, 許容誤差範囲も記載する 4) 測定 4.1) 測定手順については, 上記 2) のどの測定方法を適用し, どのような手順でデータを採取し, どのような判断基準でき裂高さを最終判断するかを明記する なお, 大まかな測定を行う場合は, その手順について, 上記 2) のうちのどの測定方法を適用し, どのような手順で, どのように判断するかを明記する ただし, き裂エコー, 形状エコー若しくは金属組織エコーなどとの判別技術及び考え方, き裂の端部エコーと判断する考え方及び技術は, この試験で非常に重要であるため記すこととする 4.2) 適用する走査方法, 走査範囲, 走査パターン及び走査速度 ( 自動探傷の場合 ) については, 上記 2) の中で説明してもよい また, 走査ジグを用いる場合はその仕様及び使い方について明記する e) 計測用ソフトウェア及び解析用ソフトウェアは名称及びバージョンを記載する 自動探傷だけでなく, 手動探傷においてもデジタル探傷器を使用する場合には, 使用するソフトウェアについての記載が必要である f) 採取データについては測定結果の再評価及び第三者による確認が行えるように, できる限り探傷波形の録画又は自動探傷による探傷波形の収録などの方法について記載しなければならない 6.3 基本的パラメータの許容範囲の根拠基本的パラメータが同じであれば, 異なる二つの手順書は同等とみなすことができる また, 超音波探傷器及び超音波探触子の基本的パラメータが許容範囲内であれば, 同等とみなすものとする 許容範囲を超える場合, 又は手順書で基本的パラメータに対して複数の数値又は範囲 ( 口径, 肉厚及び探傷周波数など ) が記載されている場合は,PD 資格試験では, ほかの基本的パラメータは公称値に設定しておいて, 当該基本的パラメータの最大値及び最小値を用いて PD 資格試験を受けなければならない 超音波探傷器の基本的パラメータは, 送信パルスに関する項目及び受信部の周波数特性に関する項目である また, リジェクション, ダンピング及びパルス調整の各機能を個々に設定できるようになっている探傷器は, その使用範囲などを手順書又は報告書に記載しておく必要がある 周波数特性のうち, 特に,

32 周波数帯域の上限下限の値と中心周波数とを基本的パラメータとしてその許容範囲を設定している 超音波探触子の交換については, 同じ伝搬モードであることと, 屈折角の許容範囲設定だけではなく, 探触子の中心周波数及び波数に関する許容範囲を定めた 波数 ( 波形持続時間 ) に関しては, 広帯域超音波探触子ということから ±0.5 波以内としている また, 超音波探傷器と超音波探触子との個別の特性比較ではなく, 超音波探傷器と超音波探触子とをつないだ超音波探傷装置として特性比較ができるようにしている 計測用ソフトウェアや解析用ソフトウェアに関しては, 使用するソフトウェアの名称が異なる場合だけでなく, そのバージョンが異なっている場合には, 判定プロセスに関わる部分についての同等性を示す必要がある 6.4 き裂高さ ( 深さ ) 及び深さ位置の定義附属書 A 及び附属書 C では管内表面からき裂先端までを き裂高さ ( 深さ ) と定義し, 維持規格に用いられる 深さ と整合を図っている 附属書 B では WOL 施工部の WOL 外面からき裂先端までの寸法 ( 残存厚さ ) を計測するものである これを附属書 A 及び附属書 C の 深さ と区別するため 深さ位置 と定義した ( 解説図 4) き裂 深さ位置 WOL 外面 WOL き裂高さ ( 深さ ) 管 き裂 原配管 管内面 解説図 4- き裂高さ ( 深さ ) 及び深さ位置の定義 6.5 試験体の形状, 寸法 PD 資格試験に用いる試験体の形状寸法及びき裂の種類は PD 資格試験を的確かつ効果的に実施できるように定めている 附属書 A では試験体の形状寸法は, 対象配管の代表的な口径及び代表的な肉厚をカバーし, かつ, 試験体数を必要最小限に抑えるために, 少なくとも口径別 3 種類 ( 大口径, 中口径及び小口径 ) 又は肉厚別 3 種類の PD 試験体を備えていることとした 附属書 B では WOL 施工の対象となる管径が限られると予想されるため 対象配管の代表的な口径又は肉厚を含む試験体 との表現にとどめた 附属書 C においても附属書 B と同じく対象となる配管が限られるとの考えを踏襲した 6.6 使用するき裂等の種類供用期間中に発生が予想される主なき裂は, 疲労き裂及び SCC であるが, 国家プロジェクト 超音波探傷試験による欠陥検出性及びサイジング精度に関する確証試験 (UTS:Ultrasonic Test & Evaluation for Maintenance Standards) における測定結果によれば,SCC における誤差平均, 標準偏差及び RMSE は, 疲労き裂のそれらより大きいと報告されている このため, 附属書 A(2005 年版の附属書 ) では PD 試験体のき裂は, き裂先端エコーの検出に熟練を要し, かつ, 測定誤差及び RMSE 共に疲労き裂よりも大きい SCC に限定した 附属書 B の検討において国内外の実情を調査した結果,WOL 工法の溶接部内に進展したき裂を模擬した PD 試験体の製作は極めて困難であり, 欧米では認証試験用試験体に非 SCC を使用して

33 いることから, 我が国においてもき裂又は PD 資格試験機関がき裂との同等性を確認したものを使用できるとした さらに,WOL 施工後の溶接検査にも適用できるように,WOL 工法の溶接部又は WOL 工法の溶接部と原配管との境界部におけるきずは, き裂及びき裂以外のきず ( 例融合不良又は溶込み不良など ) とした 附属書 C においても異種金属溶接部中に寸法を制御しながら SCC を進展させることは極めて困難であり, 欧米でも代替き裂が使用されている実情も考慮し, 附属書 B の記載を踏襲した 6.7 使用するき裂の数 PD 資格試験におけるき裂などの数については,ASME/PD に記載されている内容, 確性試験での検討内容を参考とするとともに, 統計学的な検討により決定した 附属書 A に関しては, 必要なサンプル数及び RMSE の収束性を分析した文献 ( 参考文献 : 経済産業省原子力安全 保安院 原子炉再循環系配管等の検査への改良超音波探傷試験の適用について,pp.48-51, 2004 年 10 月 ) にサンプル数 (n) が 10 個程度まで増加すると,RMSE のかい離が減少し, データグループの全データによる RMSE 値に漸近するという報告があることから, き裂数は 10 個以上とした 試験に供される SCC の深さ ( 配管公称肉厚 %) 分布は, 大, 中, 小の各 2 個を必須個数とし, 残りの 4 個以上は試験ごとに深さを変えて, 試験の秘匿性を高めることとした この試験体数及びき裂の深さ分布の考え方は ASME/PD と整合している 一方で, 実際の BWR 配管などで確認された SCC には先端が溶接金属内にある SCC が存在したことと,UTS の例で深さ 15 mm を超える SCC で計測誤差が大きかった例があったことから, 我が国の PD には, これらの SCC をそれぞれ 1 個以上試験に課すこととした 附属書 B の WOL 施工部の PD 資格試験においても附属書 A を踏襲し, 寸法を測定するき裂などの個数は 10 個以上とした また, 先端が原配管部の溶接金属内にあるき裂を 1 個以上含めるものとした 附属書 C も同じく 10 個以上とした また, 異種金属溶接部内の SCC は開口部及び先端とも溶接部内にあることが自明のため, 附属書 A 及び附属書 B にあるき裂先端位置の条件は記載していない 6.8 判定基準 PD 資格試験の判定基準については,ASME/PD の判定基準,UTS, 確性試験及び各プラントにおける試験結果を考慮して判定基準値を決めるとともに, その妥当性について統計学的な検討を行った 附属書 A の判定基準には,UT で測定した SCC 深さは真とする深さに対して,4.4 mm を超えて下回る結果が一つでもあってはならないことと,UT で測定した SCC 深さ及び真とする深さの RMSE は,3.2 mm を超えてはならないことの 2 項目を設けた これは, 我が国における UT によるき裂寸法測定の現状水準に加え, 健全性評価のために求められる測定水準を考慮して決められるべきと考え,4.4 mm で採取データの下限許容値を,RMSE の値で分布のばらつき許容値を決めたものである 附属書 B の判定基準については, 試験に使用されたきずの数に応じて, きずの検出, 及び無きず部をきずと判断する誤検出の許容数を, ASME/PD Supplement 11 (Qualification requirements for full structural overlaid wrought austenitic piping welds) の判定基準に合わせた また, き裂の深さ位置及び長さについても,Supplement 11 の判定基準に合わせた 附属書 C の判定基準についても附属書 B の考えを踏襲し,ASME/PD Supplement 10 の判定基準及び同 Supplement の代替規定である Code CaseN の判定基準に合わせた 6.9 同等の海外資格の取扱各附属書それぞれに相当する ASME/PD による認証を受けた技術者については, 各附属書が規定する内容並びに技術者が受験した ASME/PD の試験内容及び結果を確認し, 必要な範囲について PD 資格試験機関が別途指定した試験を受験することとし, 附属書に規定した PD 資格試験を免除できることとした 6.10 受験資格

34 受験申請資格については, この規格で規定する PD 認証は, 一般の超音波探傷試験を実施する基本能力の保有を前提とした付加的な能力についての資格であることから,JIS Z 2305 に規定するレベル 2 相当以上の資格を受験申請の要件とした ここで, 同等以上の資格とは,ISO 9712 相当の資格で, 米国 ASNT 規格 :ACCP (ASNT Central Certification Program), 欧州規格 :EN 473 (Non-destructive testing - Qualification and certification of NDT personnel), カナダ CGSB 規格 :CAN/CGSB (Non-destructive Testing - Qualification and Certification of Personnel) などの資格がある その他の要件は認証の対象により異なるとの考えから各附属書で規定することとした PD 研修は受験前に必須であるとの認識ではあるが, 受験申請の要件として求めるか否かは PD 認証の対象となる分野に応じて, 経験について証明できる文書の提出を含め,PD 認証機関の判断によるものとした また, 再試験に当たっては 30 日間の期間を設けることを JIS Z 2305 で要求しているが, 緊急の資格取得が必要な場合や, 国外で試験を実施する場合に 30 日間の待機期間を求めることは現実的ではないため,30 日未満に再試験を行うための研修 訓練は認証対象に応じて, 各附属書で規定できることとした なお附属書 B は附属書 A の資格保有を条件としている 6.11 更新および再認証更新については, 認証の対象によって現場での利用頻度がそれほど高くないことが予想されるものもあるため,PD 認証の対象となる機器の試験業務に従事していたことの証明又は PD 研修の証明が必要であるとし, その具体的要件は認証対象に応じて, 各附属書で規定することとした 再認証の期間についても, 認証機関が最大 10 年を超えない範囲で, 認証対象に応じて, 各附属書で規定することとした

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