チュートリアル: ブロックチェーンの計算モデル

Size: px
Start display at page:

Download "チュートリアル: ブロックチェーンの計算モデル"

Transcription

1 PPL 2018 [C4] チュートリアル : ブロックチェーンの計算モデル Shin Saito, Sachiko Yoshihama IBM Research - Tokyo

2 背景 近年ブロックチェーン技術に代表される分散技術が注目を浴びている 仮想通貨のインフラとして 業務アプリケーションのプラットフォームとして 金融 保険 貿易 健康管理 トレーサビリティ 食の安全 法整備も進んでいる 改正資金決済法 (2016): 仮想通貨 仮想通貨交換業者 の定義 改正犯罪収益移転防止法 (2017): 特定事業者 として 仮想通貨交換業者 を追加

3 参考 : 仮想通貨の定義 資金決済に関する法律 ( 平成二十八年六月三日公布 ) 改正 第二条第 5 項この法律において 仮想通貨 とは 次に掲げるものをいう 一物品を購入し 若しくは借り受け 又は役務の提供を受ける場合に これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ かつ 不特定の者を相手方として購入及び 売却を行うことができる財産的価値 ( 電子機器その他の物に電子的方法により記録されている ものに限り 本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く 次号において同じ ) であって 電子情報処理組織を用いて移転することができるもの 二不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって 電子情報処理組織を用いて移転することができるもの 通貨建資産 : 電子マネーなどを指すとみられる

4 分散技術 (Distributed Ledger Technology) 複数の対等なノードがそれぞれを保持 同期 ノード A ノード A ノード A スマートコントラクト TX を accept するか否か TX に伴うビジネスロジックを実行 ノード A DLT の特徴 = トランザクション (TX) 列 TXs Alice Bob: 10BTC Bob Charlie: 5BTC 得意非集中性耐障害性耐監査性インテグリティ否認防止 不得意 秘匿性 スケーラビリティ

5 ブロックチェーン ( 以下 チェーン ) のデータ構造の 1 つ をブロックのチェーンとして構成 追記のみ可能 改竄不可能 (or 改竄検出可能 ) 否認不可能なデータ構造 分散合意 ( 非集中型コンセンサス ) ノードが対等に同期を取る ブロック N を改竄してもバレないためにはブロック N+1 すべての改竄が必要 ブロック N-2 のハッシュ値 ブロック N-1 のハッシュ値 ブロック N のハッシュ値 TX 1 TX 2 TX N

6 スマートコントラクト スマートコントラクト [Szabo '94] TXをacceptするか否か Aliceの残高は10BTC 以上? TXに伴うビジネスロジックを実行 Aliceの残高 -= 10BTC BoBの残高 += 10BTC チューリング完全 / 不完全 法律の契約 (legal contract) とは直接の関係はない User Alice Bob User Alice Bob Balance 100 BTC 10 BTC Alice Bob: 10BTC Balance 90 BTC 20 BTC

7 DLT のバグを突いた攻撃または不具合例 Bitcoin: Script malleability による DoS 攻撃とウォレットクライアントへの攻撃 Ethereum: The DAO 事件 (2016) スマートコントラクトの不具合を突いた 65 億円仮想通貨流出事件 ( 後述 ) Ethereum: コンセンサスバグ (2016) Parity (Ethereum クライアント ) のマルチシグウォッレットバグ (2017) マルチシグ = 複数人の署名がないと通貨を使用できない仕組み 34 億円の被害 ETH が凍結されてしまう Parity のバグによりコントラクトを破壊 (2017) 316 億円分の ETH がロックされる Ethereum に多いのはチューリング完全なスマートコントラクトであったりと 表現力が強いためか 分散計算モデルとしての検証が不十分では?

8 参考 : 仮想通貨流出事件の例 Mt. Gox (2011): 2609BTC 秘密鍵のないアドレスに誤送信 BitFloor (2012): 24K BTC (155 億円 ) セキュリティ対策の不備 Mt. Gox (2014): +750K BTC (470 億円 ) +28 億円 Coincheck (2018): 500M XEM (580 億円 ) New! セキュリティ対策の不備 Reference: Poloniex (2014): 97BTC (6000 万円 ) 出金コードの脆弱性 Bitstamp (2015): 19K BTC (12 億円 ) Bitfinex (2016): 120K BTC (777 億円 ) マルチシグアーキテクチャの脆弱性? NiceHash (2017): 4.7K BTC (60 億円 )

9 なぜ検証が不十分か 分散システムゆえの複雑さ スマートコントラクトの表現力ゆえの複雑さ どんどん新しい実装が出る 本発表の目的 DLT 実装およびその上のスマートコントラクトの解析の参考となる 主要なDLT 実装の紹介 モデル化ならびに解析手法の例を紹介

10 主要な DLT 実装

11 システムの前提 悪意のあるノードの存在 ( ビザンチン障害 ) を仮定する 一部の Permissioned 型システムはクラッシュ障害のみを仮定する ノードはネットワーク上に分散している 同期には時間がかかる ノード間通信は非同期的である ネットワークは信頼できない 送信したメッセージは重複したり 変形したり 順序が変わったり 消えたりする ネットワークが分断することもあり得る

12 DLT アーキテクチャの大分類 Public 型 参加ノード ユーザ誰でも許可制 Permissioned (Consortium) 型 合意に参加するノード数不定たいてい固定 合意アルゴリズム インセンティブ設計系 (Proof of Work など ) ファイナリティなしあり ビザンチン合意系 アプリケーション仮想通貨など業務アプリケーション 重視される性質非集中性 障害耐性速度 プライバシー

13 DLT の実装タイプ 各カテゴリから主要なものを紹介 スマートコントラクトの表現力 の共有範囲 Public 型 Permissioned 型 非チューリング完全全共有 Bitcoin - チューリング完全 全共有 Ethereum Hyperledger Fabric v1 一部共有 - Corda

14 DLT の実装例 (1): Bitcoin [Nakamoto 09] をベースにしたブロックチェーン実装 各種の Public 型 DLT 実装のもとになっている DLTタイプチェーン構造資産 TX 検証タイプ共有コンセンサスファイナリティスマートコントラクト Public 型 線形 コイン (BTC/XBT) UTXO + Script UTXO ベース 全共有 Proof of Work なし Script 非チューリング完全

15 登場人物 マイナー (Miner) 報酬を目当てにマイニングを行い ブロックを作成するノード マイナー フルノード (Full node) チェーンの正当性検証のみを行う良いノード メリットがないので減少傾向にあるとか フルノード クライアント (Client) 手数料を支払い TX を送信してそれがチェーンに加えられるのを待つ クライアント

16 プロトコル (1): TX の送信 クライアントが TX を送信 TX 内容はコインの移転のみ マイナー A マイナー B TX は P2P ネットワークにより各マイナーの mempool (memory pool) に入る TX98 TX100 TX100 TX99 TX100: Alice -> Bob: 10 BTC クライアント 現在の mempool サイズは約 27M TXs:

17 プロトコル (2): マイニング競争 各マイナーは mempool にある TXs からブロックを作るべくマイニング競争を行う マイナー A マイナー B なぜか? マイニングに成功してチェーンにつなげられると 報酬が (BTC で ) 入るから ( 後述 ) ブロックを捏造して広げるより真面目にマイニングしたほうが割にあう ( と考えられる ) から TX98 TX100 TX100: Alice -> Bob: 10 BTC TX100 TX99 クライアント Images from いらすとや

18 マイニングとは (Proof of Work) ブロックヘッダの dhash 値が ターゲット 値以下になるような nonce を見つける作業 double hash: dhash x := sha256 (sha256 x) ブロックを作成できたということが 作業の証拠 = Proof of Work になる Hashcash として電子メール送信などでも提案されていた ブロックヘッダ [80] ブロックバージョン [4] 直前ブロックハッシュ [32] TXsのMerkle rootハッシュ [32] 現在時刻 [4] 現ターゲット値 (Bits) [4] 見つけたnonce [4] such that dhash( ブロックヘッダ ) <= ターゲット値

19 マイニングとは (Proof of Work) 最近のブロックの例 (#511924) 7e35b090f5fc858f a62376fe3cc01916ee9 Bits (hex) 困難度 (difficulty) ターゲット (hex) ブロックヘッダハッシュ (hex) Nonce (hex) 175d97dc 3,007,383,866, ( 約 3.0T) dc975d f7e7e35b090f5fc858f a62376fe3cc01916ee9 8dfc9f01 Bits 値をデコードしたのがターゲット ターゲットから計算 たしかにハッシュ値 < ターゲット値 困難度 : 条件を満たす nonce を見つけるために必要なハッシュ計算回数の目安

20 参考 : 難易度調整 困難度は 2016 ブロック生成される毎に調整される 約 10 分でブロックが生成されるように調整される つまり約 2 週間毎に難易度調整が発生 2016 x 10min = 20160min = 336hrs = 14days

21 参考 : 通貨単位 ISO 4217: 3 文字の通貨コードを規定 始めの 2 文字 : ISO に規定の国名コード 3 文字目 : イニシャル 例外 : 特定の国に関連付けられていない場合 1 文字目 : X 2-3 文字目 : 短縮名 法定通貨の例 日本円 : JPY 米ドル : USD ISO4217 準拠の例 リップル : XRP ネム : XEM 非準拠の例 ビットコイン : BTC (XBT の呼称もある )

22 プロトコル (3): ブロック追加 Nonce が見つかったらマイナーはそのブロックをチェーンに追加 ブロードキャストする マイナー A マイナー B Block 1002 Coinbas e TX98 TX100 TX100 TX99 TX98 TX100 TX100: Alice -> Bob: 10 BTC Block 1001 クライアント Block 1000 Images from いらすとや

23 プロトコル (4): ブロック検証 ブロックを受け取ったマイナーまたはフルノードはブロックならびに含まれる TXs を検証する フォーマット 署名 (Script による 後述 ) 金額の整合性 (UTXO) 検証が済んだら自身のチェーンにブロックを追加する マイナー A TX100: Alice -> Bob: 10 BTC マイナー B TX100 TX99 クライアント Images from いらすとや

24 TX の検証 : UTXO (Unspent TX Output) TX は input (TXs) と output からなる Input = 誰からもらったコインを使うか Output = 誰にコインをあげるか TX output は spent か unspent である ある TX の input で指定されている TX output は spent であるとよぶ 制約 Input には unspent な TX output (UTXO) しか使えない Output の金額の合計は Input の金額の合計に等しい TX #98: Charlie -> Alice 100BTC Input 1: Output 1: To Alice: 100 BTC おつりは自分に戻す TX #100: Alice -> Bob: 10 BTC Input 1: TX #98-1 Output 1: To Bob: 10 BTC Output 2: To Alice: 90 BTC Input = 100 Output =

25 TX の検証 : UTXO (Unspent TX Output) 正当な TX はコインの所有先を変えるだけ ではコインはどこから生まれるのか? 正しくはこうなっている TX #100: Alice -> Bob: 10 BTC Input 1: TX #98-1 答 : 新規ブロックが生成されるとき そのブロックに採掘報酬 (coinbase) が含まれている そのコインはブロックを生成したマイナーに帰属する これにより系全体のコインが増加 Output 0: To Miner: 12.5 BTC Output 1: To Bob: 10 BTC Output 2: To Alice: 90 BTC Input = 100 Output = Coinbase は 100 ブロック以後に使える

26 参考 : 採掘報酬 (Coinbase) ブロックを作成したマイナーには報酬が支払われる このトランザクションを coinbase とよぶ 1 ブロック 50 BTC から開始 210,000 ブロックごとに半減 ( 現在 12.5 BTC) 0 になったあとはクライアントの払う手数料 (TX fee) のみがマイニングの動機になる BTC の発行総額 6,929,999 番目のブロックが最後 約 2100 万 BTC が発行される 約 132 年かかる見込み

27 UTXO ベースとアカウントベース Bitcoin では 現在の残高 を保持していない この方式を UTXO ベースとよぶ UTXO からわかるから ブロックを作成する際に 最新の状態 を計算する必要はない 一方 一部の Public 型や多くの Permissioned 型の実装では 系の最新の状態 (= world state) をデータベースに保存している これをアカウントベースとよぶ ブロックを作成する際に 最新の状態 を計算する必要がある

28 TX の検証 : Script TX output を費消 (spend) するには 秘密鍵による署名が必要である 必要な署名がそろっていることを Script の実行で検証する Script は TX output および対応する TX input に格納されている これらを連結して実行した結果が true になる場合のみ TX は正当であるとされる Script Forth 言語に似たスタックベース言語 非チューリング完全 これにより単一の署名もしくは複数の署名 ( マルチシグ ) を要求できる

29 チェーンのフォークとコンセンサス (PoW) マイニングとブロックの生成は各マイナーが独立に行うため チェーンが分岐することがある これをフォーク (fork) とよぶ Fork の解消を Bitcoin ではコンセンサスとよぶことが多い コンセンサスには Proof of Work が用いられる マイナー A Block 1002 Block 1001 Block 1003 マイナー B Block 1003 Block 1001 Block 1000 Block と 1003 のどちらが正当?

30 チェーンのフォークとコンセンサス (PoW) Proof of Work での正しい振る舞い : 困難度の和が最大の branch を main とみなし その branch にブロックをつなげていく Main branch からはずれたブロック ( と TXs) は 無かったことになる 要は長い方 マイナー A Block 1002 Block 1004 Block 1003 Block 1002 マイナー A Block 1004 Block 1003 マイニング競争とは main branch を取る競争 ファイナリティがないコンセンサス いま main branch にいるブロックでも いつか main から外れる可能性 51% 問題 : 51% のハッシュパワーで乗っ取り可能 Block 1001 Block 1000 Block 1003, 1004 が届いたとする Block 1001 Block 1000

31 参考 : プロトコル変更に伴うフォーク ソフトフォーク : 後方互換性のあるプロトコル変更 収束 P2SH (Pay to Script Hash) スクリプトの導入 Segwit (Segregated Witness) ハードフォーク : 互換性のないプロトコル変更 分裂 The DAO 事件 ( 後述 ) の結果 : Ethereum v.s. Ethereum Classic ブロックサイズ拡大 : Bitcoin Core v.s. Bitcoin Unlimited

32 Bitcoin まとめ 利点 巧みなインセンティブ設計により Bitcoin に価値があると思うマイナーはまじめに動作するほうが合理的 単に系を破壊したい場合を除く 欠点 電気代の無駄 低速 結託により 51% より小さいハッシュパワーでも乗っ取りできる可能性 (Selfish mining)

33 DLT の実装例 (2): Ethereum Bitcoin をもとにチューリング完全なスマートコントラクトの実行系を組み込ん だ スマートコントラクトの実行に仮想通貨を使う という建付け The DAO 事件を引き起こした 任意の資産を扱える DLTタイプチェーン構造資産 TX 検証タイプ共有コンセンサスファイナリティスマートコントラクト Public 型 線形 コイン (ETH) + 任意 スマートコントラクト アカウントベース 全共有 Proof of Work なし EVM チューリング完全

34 Bitcoin からの変更点 アカウント ( アドレス ) に 2 種類ある EOA (Externally Owned Account): いわゆるユーザアカウント 通貨 Ether (ETH) を保持する Contract: Ether を送信することによってスマートコントラクトを実行できる アカウントベース 現在の各アカウントが所持する ETH および各 contract の内部状態がブロックに格納されている PoW の変種 (Ethash) を採用 ASIC 耐性 : 専用ハードで高速にハッシュ計算することを防止 Proof of Stake (PoS) への移行が計画されている が依然としてすすまない

35 スマートコントラクト Contract EVM で動作 : スタックベースのバイトコード言語 Solidity などの高級言語からコンパイルして実行 実行には gas が必要 ステップごとに減っていく 0 になると実行失敗 Storage とよぶ内部状態 (KVS) を持つ 他アカウントへの ETH 送信ができる 他コントラクトの呼び出しができる デプロイ : コントラクトの送信も TX 実行 コントラクトへ Ether ( と引数 ) を送信 ユーザの指定したレートで Ether が gas に変換される Gas を消費しながら実行 Gas が 0 になったら失敗 実行が終了したら残った gas は Ether に変換され送信者に戻される 消費された gas はマイナーへの報酬になる

36 ブロックの追加 検証 アカウントベースなので マイナーのブロック追加時には 最新の状態 の計算が必要 TX がコントラクトの呼び出しの場合 その計算時に EVM 上のバイトコード実行が行われる その結果に基づきコントラクトの内部状態および各カウントの保持する ETH の更新が行われ 最新ブロックの内容となる

37 Ethereum まとめ 利点 Bitcoin にチューリング完全なスマートコントラクトの処理系を組み込み 多彩な処理が可能になった 欠点 スマートコントラクトの表現力 それらの間の呼び出しが可能であること が相まって操作的意味論が複雑になり 致命的なバグを含みかねない ( 実際に含んだ )

38 The DAO 事件 (The DAO Attack) (2016) Ethereum 上で出資者が非集中的な意思決定を行う DAO の 1 つ 例えば資金の投資先を出資率で多数決して決める DAO: Decentralized Autonomous Organization 1 万人以上から 7M ETH ($150M) 以上を集める 攻撃 2016/6/17 Recursive Call Bug を悪用して DAO Split をループ 6.5M ETH が流出 ハードフォークにより解決 要はなかったことにした Ethereum (ETH) と Ethereum Classic (ETC) への分裂を招いた

39 参考 : The DAO の仕組み スマートロックのベンチャー Slok.it が開発 入金 出資者は The DAO に ETH を出資 The DAO が出資者に DAO トークンを配布 投資 投資先の決定は DAO トークンによる多数決 出金 DAO トークンの引き上げ (Split): 子 DAO に資金 (ETH) を移す という提案を submit 子 DAO からは 28 日後から資金を 引き上げられる Reference: =72171

40 Recursive Call Bug: Parent DAO Object DAO { Map<Object, int> credit int balance Invariant (sum o: credit[o]) = balance Method withdrawall(object o) { 2: if (credit[o] > 0) { // 2.5: credit[o] = 0 3: this.balance -= credit[o] 4: o.pay(credit[o]) 5: credit[o] = 0 } } } 親 DAO this から子 DAO o へ資金を移す移す際に子 DAO の処理が走る 親 DAO:DAO credit[o] o.pay(credit[o]) o: 子 DAO credit[o] From [Grossman+, POPL 18]

41 Recursive Call Bug: Good Child DAO Object DAO { Map<Object, int> credit int balance Invariant (sum o: credit[o]) = balance Method withdrawall(object o) { 2: if (credit[o] > 0) { // 2.5: credit[o] = 0 3: this.balance -= credit[o] 4: o.pay(credit[o]) 5: credit[o] = 0 } } } Object GoodClient { Object Dao int balance Method init(object dao) { 1: this.dao = dao } Method pay(int profit) { 2: this.balance += profit } } お金を受け取ったので内部変数 balance を更新

42 Recursive Call Bug: Bad Child DAO Object DAO { Map<Object, int> credit int balance Invariant (sum o: credit[o]) = balance Method withdrawall(object o) { 2: if (credit[o] > 0) { // 2.5: credit[o] = 0 3: this.balance -= credit[o] 4: o.pay(credit[o]) 5: credit[o] = 0 } } } (2) 呼び返された場合 credit[o] の値はまだ変わっていない! o.pay() をまた呼べる Object Attacker { Object Dao, bool stop, int balance Method init(object dao) { 1: Dao = dao 2: stop = false } Method pay(int profit) { 3: this.balance += profit 4: if (!stop) { 5: stop = true 6: Dao.withdrawAll(this) 7: Dao.withdrawAll(this) 8: } 9: stop = false } } (1) 呼び返す!

43 Recursive Call Bug ここまで大規模な被害になった原因 Recursive call bug の利用 ソース中で transfer() を呼ぶべきところを Transfer() を呼んでいるという typo

44 DLT の実装例 : Hyperledger Fabric v1 ファイナリティを持つ PBFT ベースのコンセンサスを採用 処理並列化のため各機能コンポーネントを分解 MVCC (Multi-version Concurrency Control) による楽観的実行と検証 系の最新の状態 (KVS) を保存している DLTタイプチェーン構造資産 TX 検証タイプ共有コンセンサスファイナリティスマートコントラクト Permissioned 型 線形 任意 スマートコントラクト MVCC アカウントベース 全共有 PBFT 変種 あり Go 言語チューリング完全

45 参考 : Hyperledger Fabric v0.x Hyperledger プロジェクトの Permissioned 型実装の 1 つ ほぼ PBFT [Castro and Liskov 99] に基づいた実装 スケーラビリティ的には不利であった 全ノード間で bloadcast を繰り返すための通信オーバーヘッド TX の実行が linear に行われることによる非並列化オーバーヘッド

46 登場人物 ( いずれも Docker コンテナ ) Endorser TX の simulation を行うノード Committer も兼ねている Commiter Orderer からブロックを受け取って ( それを検証し ) チェーンに追加するノード Orderer TX の順序付けを行い Committer にブロックを配布するノード Client TX の simulation を endorser に依頼して結果を取りまとめ orderer に送るプログラム Endorser Committer Orderer クライアント

47 プロトコル (1) TX の送信と simulation Client は必要な Endorsers に TX proposal を送信し simulation を依頼する Endorser は現在のの状態をもとにスマートコントラクトの実行 (simulation) を行う スマートコントラクト ( チェーンコードとよぶ ) もコンテナ上で動作 実行後 KVS の Read/Write set (RWSet) などを計算し client に返す この時点では KVS の更新は行わない 結果を endorsement とよぶ TX prop 100: transfer(alice, Bob, 10) クライアント Endorser A Endorser B Endorser C Endorsement 100 from A Endorsement 100 from B Endorsement 100 from C Committer Orderer Committer

48 RWSet の計算 KVS の各エントリは (key, value, version) 自然数とみなせる Read set の各エントリは (key, version) Write set の各エントリは (key, new_value) Key Value Version Alice Bob 10 3 Simulates transfer(alice, Bob, 10) Read set: [ (Alice, 5), (Bob, 3) ] Write set: [ (Alice, 90), (Bob, 20) ]

49 プロトコル (2) Orderer での順序付け Endorser A Client は必要なだけの (endorsement policy を満たせるだけの ) endorsement が 集まったら TX にまとめ Orderer に 送信する Orderer は届いた TX を一列に順序付けし いくつかまとめてブロックにする Orderer はブロック (TX) の内容の検証を行わない クライアント Endorser B Endorser C TX 100: transfer(alice, Bob, 10) End. 100 from A End. 100 from B Orderer Block 1000 TX98 TX100 End. 100 from C Committer Committer

50 プロトコル (3) Block の配布とチェーンへの追加 Orderer はブロックを Committer (Endorser 含む ) に配布する Committer は届いたブロック ( と TXs) の検証を行い 検証結果と共にチェーンに追加する TX に含まれる Endorsement が互いに一致しないなら reject フラグを立てる Endorsement が policy を満たさないなら reject フラグを立てる MVCC: Endorsement に含まれる read set のバージョンが現在の KVS のバージョンと一致するなら accept フラグ そうでないなら reject フラグ クライアント Endorse A Endorser B Endorser C Committer D Block 1000 TX98 TX100 Orderer Committer E

51 Endorsement Policy TX が正当であると規定するための endorsement に関する制約を endorsement policy とよぶ Policy はスマートコントラクトの deploy 時に指定する Policy 例 3 個以上の endorsement が必要でそのうち 2 個以上が一致する必要がある 基本的には m-of-n をネストしたもの Policy の設定はビザンチン耐性と密接な関連があるので慎重な設定が必要 ノードが全 4 台 policy を 2-of-3 とすると最大 1 台までの障害ノードを許容するビザンチン耐性を実現できるようにクライアントを設計できる

52 参考 : MSP (Membership Service Provider) Hyperledger Fabric は複数の利害関係者による業務使用を想定している ノードやユーザがある Fabric ネットワークに属しているかどうかを MSP 単位で判定する 例 MSP IBM はノード A, B, C およびユーザ M をメンバとする MSP BOJ はノード D, E およびユーザ N, O をメンバとする Endorsement policy も正しくは MSP を意識した形で書く 例 : 3-of-3(IBM, BOJ, JPX): それぞれの Org からの endorsement が必要で かつ それらがすべて一致する必要がある

53 Hyperledger Fabric v1 まとめ 利点 Permissioned 型ならではの ファイナリティのあるコンセンサス TX simulation の並列化による高パフォーマンス Docker 採用による環境非依存性 欠点 設定の複雑化 High frequency な環境では TX の reject が多発する 匿名性の欠如 (v1.1 で対応予定 ) クライアントのやるべきことが多い

54 DLT の実装例 : R3 Corda 業務アプリケーションで必要なプライバシーの保護に特化 金融アプリを想定 関係者にしか TX を送らない Notary が UTXO 検証 DLT タイプ チェーン構造 資産 Permissioned 型 資産インスタンスごと線形 任意 TX 検証 Notary + スマートコントラクト タイプ 共有 コンセンサス ファイナリティ スマートコントラクト UTXO ベース 一部共有 Notary あり コントラクトコード (on JVM) チューリング完全

55 登場人物 ノード ネットワークを構成するマシン ユーザとほぼ 1:1 ノード Notary ( 公証人 ) TX の二重使用を検証するためのサービス ノード上で動作 Notary KVS

56 参考 : 他の DLT との相違点 (Bitcoin と同じ ) UTXO をもとにした TX 構成 そもそも UTXO とは何であるか? コインの所有先を表す (Bitcoin と異なる ) ただしコイン以外の任意のデータ型を構成できる Corda では state とよぶ (Corda は金融アプリを想定しているので ) なんらかの債権を表すことが多い IOU = I Owe You (Bitcoin と異なる ) TX は関係者としか共有しない (Hyperledger と同じ ) スマートコントラクトの実行結果が決定的でないといけない

57 Corda のデータ構造 State インスタンスに相当対応付けられたコントラクト C State 100 IOU { Lender: Alice Borrower: Bob Amount $100 } Contract: C TX 古い states を input にし 新しい states を output に指定したもの 古い state は unspent でないといけない State 100 IOU { Amount $100 } TX 1000: C.pay($50) State 100 IOU { Amount $50 } Vault いわゆる Spent unspent ふくめ全ての state を保持 State 100 State 100 State 100 あるノードの Vault State 100 State 101 State の最新状態

58 TX 1000: C.pay($50) プロトコル (1): TX の提案 Alice が現状の state を input 更新後の state を output に含む TX を作成する この state は Alice と Bob の間で共有 この state にはコントラクト C が関連付けられているとする TX の Participants を Alice, Bob とする State 100:v3 IOU { From: Alice To: Bob Amount $100 } Contract: C State 101:v2 Cash { Owner: Alice Amount $50 } Contract: C State 100:v4 IOU { From: Alice To: Bob Amount $50 } Contract: C State 101:v3 Cash { Owner: Bob Amount $50 } Contract: C Alice は TX に署名して Bob のみに送信 Alice SigA Bob Vault State 100 v1 State 100 v2 State 100 v3 State 101 v1 State 101 v2

59 TX 1000: C.pay($50) プロトコル (2): TX の検証 Bob は関連付けられた Contract を使って 提案された更新後 state が正しいことを検 証する UTXO 制約も確認する 検証を通ったら Bob は TX に署名をして Alice に送り返す State 100:v3 IOU { From: Alice To: Bob Amount $100 } Contract: C State 101:v2 Cash { Owner: Alice Amount $50 } Contract: C State 100:v4 IOU { From: Alice To: Bob Amount $50 } Contract: C State 101:v3 Cash { Owner: Bob Amount $50 } Contract: C Alice SigA SigB Bob Vault State 100 v1 State 100 v2 State 100 v3 State 101 v1 State 101 v2

60 プロトコル (3): Vault 更新 両者の署名が得られたら TX が確定する Alice と Bob は Vault を更新する State 100:v3 IOU { From: Alice To: Bob Amount $100 } Contract: C State 101:v2 TX 1000: C.pay($50) State 100:v4 IOU { From: Alice To: Bob Amount $50 } Contract: C State 101:v3 Cash { Owner: Alice Amount $50 } Contract: C Cash { Owner: Bob Amount $50 } Contract: C Alice SigA SigB Bob Vault State 100 v1 State 100 v2 State 100 v3 State 100 v4 State 101 v1 State 101 v2 State 101 v3

61 Corda まとめ 利点 業務アプリケーションに特化したプライバシーの実現 他にも ( 省略したが ) オラクルサービスなど 通信量削減とプライバシー保護のための P2P プロトコル ( ブロードキャストしない ) 欠点 資産が多人数の間を渡るにしたがい プライバシーがなくなっていく State の遷移タイミングの厳密な順序関係はわからない P2P プロトコルの欠点をカバーする特権ノードが必要

62 DLT 実装の検証

63 DLT に求められる性質 [Yoshihama and Saito 17] Safety/Consistency 確定したブロックや TX が求められる制約を満たす ( 例 : 二重使用が起こらない ) Authenticity/Non-repudiation ( スマートコントラクト ) 意図しない実行パスを辿らない Liveness ( ファイナリティ ): コンセンサス手続きが完了する Public 型の場合は漸近的ファイナリティ 決定性が重要になることが多い Tamper Resistance: チェーンの改竄耐性 Privacy/Anonymity: 主体者の秘匿 TX 内容の秘匿 TX の存在の秘匿 Resiliency 障害からの復旧がいかになされるかは実運用で非常に重要

64 ( 古典的な ) 否定的結果 FLP 定理 [Fischer, Lynch and Paterson, JACM 85] 各ノードが決定的に動作し 通信が asynchronous ならば 1 台でも faulty なノードがいると合意は実現できない タイムアウトや確率的アルゴリズムで回避 (Brewer の ) CAP 定理 [Gilbert and Lynch, SIGACT News 02] データ複製において Consistency Availability Partition-tolerance の全てを保証することは不可能である DLT 実装では上記条件のいずれかを妥協して実現

65 検証例 : 確率的解析 Selfish mining の解析 [Eyal and Sirer, FC 14] Selfish mining: マイナーが結託し マイニングしたブロックを公開しないまま次のマイニングを続ける 結託側 / その他のハッシュパワー比を α:1-α としてマルコフ過程を構築 条件によっては 1/3 のハッシュパワーで乗っ取れる ほかには [Garay and Kiayias, Eurocrypt 15] など 参考 : 松尾ほか ブロックチェーンの未解決問題

66 検証例 : プログラム / システム検証 I/O オートマトン PBFT (Practical Byzantine Fault Torelance) の定理証明 [Castro+, OSDI 99] 実装を I/O オートマトンで記述 仕様 ( 単一ノードからなるステートマシン ) を I/O オートマトンで書いて simulation を証明 もちろん CSP [Hoare 78] でも CCS [Milner 80] でも π 計算 [Milner 92] でもよい Process キューが v::q なら send(v) 遷移できてキューは q になる キューを q とするといつでも recv(v) 遷移できてキューは q ++ [v] になる send(v) recv(v) 同時に状態遷移 Network Buffer ( 略 )

67 検証例 : プログラム / システム検証 Callback を判定するようなプログラム解析 [Grossman+, POPL 18] コントラクトは 任意の trace から callback を含まない等価な (= 状態を保存する ) trace が構成できるとき Effectively Callback Free (ECF) であるという定義を与えた つまり callback で呼ばれたときの状態がきれいなら callback ありでも ECF といえる コントラクトが ECF であるか否かの決定手続を与えた 1 行目の trace と等価な callback free trace の例 スマートコントラクトの決定性解析 [Iwama+, PPL 18] ( このあとすぐ )

68 検証のためのツール モデル検査 SPIN NuSMV FDR4 Prism UPPAAL 自動だが複雑なモデルを表現しにくい 証明ベース Event-B 仕様記述言語 Coq Agda Isabelle/HOL Lean その他 現状では人手の介入が必要だが複雑なモデル ( 例 : 無限集合など ) が表現可能

69 まとめ ブロックチェーンに代表される分散技術において 実装の形式的な検証は非常に有効である一方 複雑な分散システムを 記述 検証できるための高度な手法やフレームワークが要求される 本会議参加者のみなさまの知見により この分野の研究がさらに進むことを願います

70 参考文献 ( 技術資料 ) Bitcoin Bitcoin Wiki. Bitcoin Project. Bitcoin 日本語情報サイト (2017). ビットコイン解説 > ビットコインとは何か?: 1 漆嶌賢二 (2014). Bitcoin を技術的に理解する : a/ bitcoin Ethereum Ethereum Project. Hyperledger Fabric v1 R3 Corda Corda で認識相違のない取引を.

71 参考文献 ( 論文 ) S. Grossman et al. (2017). Online detection of effectively callback free objects with applications to smart contracts. POPL 2018, Article 48. DOI: 岩間, 立石, 齋藤, 天野, 吉濱 (2018). ブロックチェーンにおけるチェーンコードの決定性の解析. PPL 18. 吉濱佐知子, 齋藤新 (2017). 分散技術におけるインテグリティとプライバシー保護. CSS 17. Wild. J. Garay, A. Kiayias, N. Leonardos (2015). The Bitcoin Backbone Protocol: Analysis and Applications. EUROCRYPT 15. DOI: 6_10. Latest version (2017) appears at I. Eyal, E. Sirer (2014). Majority is Not Enough: Bitcoin Mining is Vulnerable. FC 14. DOI: C. Cachin and M. Vukolić (2017). Blockchain Consensus Protocols in the

72 参考文献 ( 論文 ) (2) S. Nakamoto (2008). Bitcoin: A Peer-to- Peer Electronic Cash System. S. Gilbert and N. Lynch (2002). Brewer's conjecture and the feasibility of consistent, available, partition-tolerant web services. ACM SIGACT News 33 (2). DOI: Practical Byzantine fault tolerance. OSDI 99. M. Fischer, N. Lynch and M. Paterson (1985). Impossibility of distributed consensus with one faulty process. J. ACM 32 (2). DOI: M. Castro and B. Liskov (1999).

分散台帳技術におけるインテグリティとプライバシー保護に関する考察

分散台帳技術におけるインテグリティとプライバシー保護に関する考察 BCIC Blockchain Innovation Center IBM Research - Tokyo 分散台帳技術におけるインテグリティとプライバシー保護に関する考察 2018 年 2 7 本アイ ビー エム株式会社吉濱佐知 東京基礎研究所 Sachiko Yoshihama IBM Research Tokyo 本資料の内容は個 の 解であり 所属企業の 解を代表するものではありません 分散台帳技術にまつわる疑問

More information

取扱い仮想通貨の概要 仮想通貨の名称 Bitcoin 仮想通貨の単位 BTC 売買市場の有無 国内外の取引所で扱われている 記録されている財産的価値 ブロックチェーン 発行方法 発行者は存在せず マイニング作業に成功したマイナー( マイニング作業をする人 ) に報酬として新規発

取扱い仮想通貨の概要 仮想通貨の名称 Bitcoin 仮想通貨の単位 BTC 売買市場の有無 国内外の取引所で扱われている 記録されている財産的価値 ブロックチェーン 発行方法 発行者は存在せず マイニング作業に成功したマイナー( マイニング作業をする人 ) に報酬として新規発 取扱い仮想通貨の概要 仮想通貨の名称 Bitcoin 仮想通貨の単位 0.00000001 BTC 売買市場の有無 国内外の取引所で扱われている 記録されている財産的価値 ブロックチェーン 発行方法 発行者は存在せず マイニング作業に成功したマイナー( マイニング作業をする人 ) に報酬として新規発行されたBitcoinが与えられる 発行上限が約 2,100 万 BTCと決められているために それ以上発行されることはない

More information

発行者 なし リスク 価値変動リスク需給バランスや相場状況の変化により 急激に変動する可能性があるほか 価値がゼロになる可能性がある サイバー攻撃のリスク国内の大手交換所がハッキングの攻撃を受けて 不正にビットコインを盗み取られた事例がある 香港の取引所で大量のビットコインが不正に出金された事例があ

発行者 なし リスク 価値変動リスク需給バランスや相場状況の変化により 急激に変動する可能性があるほか 価値がゼロになる可能性がある サイバー攻撃のリスク国内の大手交換所がハッキングの攻撃を受けて 不正にビットコインを盗み取られた事例がある 香港の取引所で大量のビットコインが不正に出金された事例があ 取扱い仮想通貨の概要仮想通貨の名称 Bitcoin 仮想通貨の単位 0.00000001 BTC 売買市場の有無 国内外の取引所で扱われている 記録されている財産的価値 ブロックチェーン 発行方法 発行者は存在せず マイニング作業に成功したマイナー( マイニング作業をする人 ) に報酬として新規発行されたBitcoinが与えられる 発行上限が約 2,100 万 BTCと決められているために それ以上発行されることはない

More information

発行者 その他の事項 リスク 価値変動リスク需給バランスや相場状況の変化により 急激に変動する可能性があるほか 価値がゼロになる可能性がある サイバー攻撃のリスク国内の大手交換所がハッキングの攻撃を受けて 不正にビットコインを盗み取られた事例がある 香港の取引所て 大量のビットコインが不正に出金され

発行者 その他の事項 リスク 価値変動リスク需給バランスや相場状況の変化により 急激に変動する可能性があるほか 価値がゼロになる可能性がある サイバー攻撃のリスク国内の大手交換所がハッキングの攻撃を受けて 不正にビットコインを盗み取られた事例がある 香港の取引所て 大量のビットコインが不正に出金され 取扱い仮想通貨の概要 仮想通貨の名称 Bitcoin 仮想通貨の単位 0.00000001 BTC 売買市場の有無 国内外の取引所て 扱われている 記録されている財産的価値 フ ロックチェーン 発行方法 発行者は存在せず マイニング作業に成功したマイナー( マイニング作業をする人 ) に報酬として新規発行されたBitcoinが与えられる 発行上限が約 2,100 万 BTCと決められているために それ以上発行されることはない

More information

ビットコインとは ビットコインは仮想通貨 1 円やドルは 国家単位で運営されている通貨ビットコインは世界中で利用できる次世代の通貨を目指したもの 2オンラインゲームや特定のWebサイトでのみ使える仮想通貨は多いビットコインは 円やドルと同じく 広範な経済活動での利用を目指したもの 3 電子マネーは

ビットコインとは ビットコインは仮想通貨 1 円やドルは 国家単位で運営されている通貨ビットコインは世界中で利用できる次世代の通貨を目指したもの 2オンラインゲームや特定のWebサイトでのみ使える仮想通貨は多いビットコインは 円やドルと同じく 広範な経済活動での利用を目指したもの 3 電子マネーは ビットコイン ( ) 2017 年 6 月 ( 株 )IT 企画才所敏明 toshiaki.saisho@advanced-it.co.jp 1 ビットコイン ( ) * ビットコインとは * ビットコインによる取引 * ビットコインの * ビットコインウォレット * ビットコインの現状 2 1 ビットコインとは ビットコインは仮想通貨 1 円やドルは 国家単位で運営されている通貨ビットコインは世界中で利用できる次世代の通貨を目指したもの

More information

TaoTao 株式会社 2019 年 3 月 4 日 取り扱い仮想通貨概要書 仮想通貨の名称ビットコイン取引所内取扱最小単位 ( 現物 )0.001BTC ( レバレッジ )0.01BTC 仮想通貨ティカーコード BTC, XBT 取引所内最小刻み幅 1 円当該仮想通貨の 総発行数量 17,569,

TaoTao 株式会社 2019 年 3 月 4 日 取り扱い仮想通貨概要書 仮想通貨の名称ビットコイン取引所内取扱最小単位 ( 現物 )0.001BTC ( レバレッジ )0.01BTC 仮想通貨ティカーコード BTC, XBT 取引所内最小刻み幅 1 円当該仮想通貨の 総発行数量 17,569, 2019 年 3 月 4 日 取り扱い仮想通貨概要書 仮想通貨の名称ビットコイン取引所内取扱最小単位 ( 現物 )0.001BTC ( レバレッジ )0.01BTC 仮想通貨ティカーコード BTC, XBT 取引所内最小刻み幅 1 円当該仮想通貨の 総発行数量 17,569,400 BTC(2019 年 3 月 4 日現在 ) 仕組み 発行上限数量 20,999,999.9769 BTC(2019

More information

Agenda Transaction とは インプットとは アウトプットとは インプットとアウトプットの関係 手数料 (fee) とは UTXO(Unspent Transaction Output) とは 2

Agenda Transaction とは インプットとは アウトプットとは インプットとアウトプットの関係 手数料 (fee) とは UTXO(Unspent Transaction Output) とは 2 Bitcoin の Transaction とは @DG Lab Nakagawa 2017 Digital Garage. All rights reserved. Redistribution or public display not permitted without written permission from Digital Garage. Agenda Transaction とは

More information

Hyperledger Projectのセキュリティと方向性

Hyperledger Projectのセキュリティと方向性 Hyperledger Project のセキュリティと 向性 平成 28 年 8 23 本アイ ビー エム株式会社グローバル ビジネス サービス事業アソシエイトパートナー 隆 ブロックチェーンのセキュリティインシデント ハッキング等により相応の仮想通貨資産が流出 情報セキュリティの 3 要素 関連インシデント 機密性 許可されていない個 エンティティ はプロセスに対して 情報を使 させず また開

More information

ブロックチェーン技術入門 サンプルページ この本の定価 判型などは, 以下の URL からご覧いただけます. このサンプルページの内容は, 初版 1 刷発行当時のものです.

ブロックチェーン技術入門 サンプルページ この本の定価 判型などは, 以下の URL からご覧いただけます.   このサンプルページの内容は, 初版 1 刷発行当時のものです. ブロックチェーン技術入門 サンプルページ この本の定価 判型などは, 以下の URL からご覧いただけます. http://www.morikita.co.jp/books/mid/087171 このサンプルページの内容は, 初版 1 刷発行当時のものです. i 2015 12 1 2008 The Cryptography Mailing List 2 Mastering Bitcoin 3 1

More information

証券ポストトレードへのブロックチェーン技術検証と今後の課題

証券ポストトレードへのブロックチェーン技術検証と今後の課題 2017 年 2 月 28 日 株式会社みずほ銀行富士通株式会社 0 本プレゼンテーションには 出願中の特許 (2 件 ) の内容が含まれております 目次 1. これまでの取組み 証券ポストトレードでのフェイルを低減 証券ポストトレードの実証実験の流れ 2. 今回の取組み Bitcoin と Hyperledger Fabric の違い アプリケーション開発における課題 参加者管理 認証局における課題

More information

FileNewTemplate

FileNewTemplate Hyperledger Fabric の概要とアプリケーション開発 システム構築の考え方 2018 年 9 月 28 日日本アイ ビー エム株式会社グローバル ビジネス サービス事業本部 IBM Distinguished Engineer( 技術理事 ) 早川勝 (Masaru Hayakawa) https://www.linkedin.com/in/masaru-hayakawa-502495148/

More information

る影響を受ける可能性があります そのため お客様が保有する仮想通貨の価値やお客様の仮想通貨取引の価値が急激に変動 下落する可能性があります また 仮想通貨の価値が購入対価を下回るおそれがあること ゼロとなる可能性があることも重ねてご認識ください 詳しくは 当社ウェブサイトに掲載する 仮想通貨取引にお

る影響を受ける可能性があります そのため お客様が保有する仮想通貨の価値やお客様の仮想通貨取引の価値が急激に変動 下落する可能性があります また 仮想通貨の価値が購入対価を下回るおそれがあること ゼロとなる可能性があることも重ねてご認識ください 詳しくは 当社ウェブサイトに掲載する 仮想通貨取引にお 当社サービスに関するご説明 お客様は 当社サービスのご利用に際し 当社サービスについて下記の内容を十分に理 解し これらに異議なく承諾した上で お客様のご判断と責任においてお取引を行うもの とします 1. 当社が取り扱う仮想通貨が 本邦通貨又は外国通貨ではないこと (1) 当社が取り扱う仮想通貨は 本邦通貨又は外国通貨ではありません (2) 当社が取り扱う仮想通貨は 特定の者によりその価値を保証されているものではありません

More information

スライド 1

スライド 1 仮想通貨とブロックチェーン技術の現状と課題 2017 年 9 月 15 日 認定 NPO 日本システム監査人協会近畿支部定例研究会 荒牧裕一 ( 京都聖母女学院短期大学 ) 1 仮想通貨の最近の動き (2016 年 ) 2 月 20 日香港合意 (4 月より Segwit のリリース ) 5 月 25 日資金決済法改正 (1 年以内に施行 ) 6 月 17 日 The DAO 事件 7 月 9 日ビットコイン半減期

More information

当社サービスに関するご説明 お客様は 当社サービスのご利用に際し 当社サービスについて下記の内容を十分に理 解し これらに異議なく承諾した上で お客様のご判断と責任においてお取引を行うもの とします (1) 当社が取り扱う仮想通貨が 本邦通貨又は外国通貨ではないこと (1) 当社が取り扱う仮想通貨は

当社サービスに関するご説明 お客様は 当社サービスのご利用に際し 当社サービスについて下記の内容を十分に理 解し これらに異議なく承諾した上で お客様のご判断と責任においてお取引を行うもの とします (1) 当社が取り扱う仮想通貨が 本邦通貨又は外国通貨ではないこと (1) 当社が取り扱う仮想通貨は 当社サービスに関するご説明 お客様は 当社サービスのご利用に際し 当社サービスについて下記の内容を十分に理 解し これらに異議なく承諾した上で お客様のご判断と責任においてお取引を行うもの とします (1) 当社が取り扱う仮想通貨が 本邦通貨又は外国通貨ではないこと (1) 当社が取り扱う仮想通貨は 本邦通貨又は外国通貨ではありません (2) 当社が取り扱う仮想通貨は 特定の者によりその価値を保証されているものではありません

More information

仮想通貨の基礎知識 基礎用語 取引所 口座 ( ウォレット ) トランザクション 承認 (confirm) ビットコイン アルトコイン ブロックチェーン ハードフォーク / ソフトフォーク マイニング ( クラウドマイニング )/ マイナー カウンターパーティーリスク ICO ホワイトペーパー

仮想通貨の基礎知識 基礎用語 取引所 口座 ( ウォレット ) トランザクション 承認 (confirm) ビットコイン アルトコイン ブロックチェーン ハードフォーク / ソフトフォーク マイニング ( クラウドマイニング )/ マイナー カウンターパーティーリスク ICO ホワイトペーパー 基礎用語 取引所 口座 ( ウォレット ) トランザクション 承認 (confirm) ビットコイン アルトコイン ブロックチェーン ハードフォーク / ソフトフォーク マイニング ( クラウドマイニング )/ マイナー カウンターパーティーリスク ICO ホワイトペーパー 取引所 取引所とは暗号通貨 ( 金融商品 ) を 買いたい人 と 売りたい人 をマッチングさせ 両者から手数料をもらい 利益を出す場所です

More information

ブロックチェーン適用が向いている業務エリア 複数の事業者間で情報を共有するニーズがあるか? ブロックチェーンは共有台帳 複数の事業者間で情報を共有することで 耐改ざん性を提供可能となる 共有された情報が 改ざんされていない ( 信頼できる ) ことを第三者に証明することに価値はあるか? ブロックチェ

ブロックチェーン適用が向いている業務エリア 複数の事業者間で情報を共有するニーズがあるか? ブロックチェーンは共有台帳 複数の事業者間で情報を共有することで 耐改ざん性を提供可能となる 共有された情報が 改ざんされていない ( 信頼できる ) ことを第三者に証明することに価値はあるか? ブロックチェ ブロックチェーンの利点と不向きなこと : システム目線 ブロックチェーンの利点 ブロックチェーンに不向きなこと 1 分散台帳 処理により中央機関を必要としないことで 低コストにシステムが構築 運用できることが期待される 1 分散台帳をコンセンサスをとりながら更新していくため パフォーマンス ( 高 TPS 高レスポンス ) は出にくい 2 一部のノードが停止していても処理が継続できるため 1 台あたりは低コストで信頼性が低い基盤でも構築できる

More information

Our Vision moldcoin

Our Vision moldcoin MOLD Whitepaper The Decentralized Game Platform for The Next Generation MOLD Team May 1st 2018 Edition 1.0 MOLD MOLD chain MOLD MOLD P2P 1 1 4 1.1 Our Vision........................................ 4 1.2..........................

More information

る影響を受ける可能性があります そのため お客様が保有する仮想通貨の価値やお客様の仮想通貨取引の価値が急激に変動 下落する可能性があります また 仮想通貨の価値が購入対価を下回るおそれがあること ゼロとなる可能性があることも重ねてご認識ください 詳しくは 当社ウェブサイトに掲載する 仮想通貨取引にお

る影響を受ける可能性があります そのため お客様が保有する仮想通貨の価値やお客様の仮想通貨取引の価値が急激に変動 下落する可能性があります また 仮想通貨の価値が購入対価を下回るおそれがあること ゼロとなる可能性があることも重ねてご認識ください 詳しくは 当社ウェブサイトに掲載する 仮想通貨取引にお 当社サービスに関するご説明 お客様は 当社サービスのご利用に際し 当社サービスについて下記の内容を十分に理 解し これらに異議なく承諾した上で お客様のご判断と責任においてお取引を行うもの とします (1) 当社が取り扱う仮想通貨が 本邦通貨又は外国通貨ではないこと (1) 当社が取り扱う仮想通貨は 本邦通貨又は外国通貨ではありません (2) 当社が取り扱う仮想通貨は 特定の者によりその価値を保証されているものではありません

More information

Agenda 1. 目標 2. BC2のBitcoin 3. Bitcoin-cliの体験 4. Bitcoinの概要 2

Agenda 1. 目標 2. BC2のBitcoin 3. Bitcoin-cliの体験 4. Bitcoinの概要 2 Bitcoin の基本と体験 @ DG Lab - Anditto Heristyo 2017 Digital Garage. All rights reserved. Redistribution or public display not permitted without written permission from Digital Garage. Agenda 1. 目標 2. BC2のBitcoin

More information

BitcoinでCTF Bitcoin based CTF

BitcoinでCTF   Bitcoin based CTF Bitcoin で CTF Bitcoin based CTF 吉村優 Hikaru Yoshimura リクルートマーケティングパートナーズ hikaru_yoshimura@r.recruit.co.jp yyu@mental.poker March 27, 2018 (Git Commit ID: fbbdee7) 吉村優 (RMP) Bitcoin で CTF March 27, 2018

More information

Ethereumブロックチェーンに関する技術動向

Ethereumブロックチェーンに関する技術動向 日本銀行第 5 回 FinTech フォーラム Ethereum ブロックチェーンに関する技術動向 カレンシーポート株式会社 代表取締役 CEO 杉井靖典 2018 年 2 月 7 日 代表取締役 CEO 杉井靖典 - プロフィール カレンシーポート株式会社 - CurrencyPort Limited 経済産業省ブロックチェーン検討会委員 システム評価軸整備検討委員会 委員 日本銀行決済システムフォーラムプレゼンター

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プライベートセールユーザーガイド 開始日時 3 月 7 日 14 時 ( 日本時間 )/ 終了日時 3 月 12 日 14 時 ( 日本時間 ) BTC, ETH 対応 目次 スタートユーザーパネルガイドウォレット作成ガイド MGXC の KYC/ アンチマネーロンダリング MGXC トークンの受け取りトークンセール サポート スタート THANK YOU! 投資家の皆様 本プロジェクトにご興味を持って頂き

More information

An Automated Proof of Equivalence on Quantum Cryptographic Protocols

An Automated Proof of Equivalence on Quantum Cryptographic Protocols 量子暗号のための プロトコル等価性検証ツール 久保田貴大 *, 角谷良彦 *, 加藤豪, 河野泰人, 櫻田英樹 * 東京大学情報理工学系研究科, NTT コミュニケーション科学基礎研究所 背景 暗号安全性証明の検証は難しい 量子暗号でもそうである 検証のための形式体系が提案されているが, 実際には, 形式体系の適用は手作業では非常に煩雑である 形式検証のためには, 検証ツールが開発されることが望ましい

More information

ブロックチェーン導入における課題とその対応について

ブロックチェーン導入における課題とその対応について ブロックチェーン 導 入 における 課 題 とその 対 応 について 2016 年 8 月 23 日 株 式 会 社 NTTデータ 赤 羽 喜 治 Agenda 1. 直 近 のブロックチェーン 界 隈 のトピック Ethereumハードフォーク 問 題 ビットコイン 半 減 期 問 題 Vault OSローンチ 2. 当 社 の 取 組 と 実 装 事 例 貿 易 金 融 分 散 板 寄 せ 3.

More information

2017 年 7 月 31 日 ビットコイン分裂と 盛行する ICO の最新動向 京都大学公共政策大学院教授岩下直行

2017 年 7 月 31 日 ビットコイン分裂と 盛行する ICO の最新動向 京都大学公共政策大学院教授岩下直行 2017 年 7 月 31 日 ビットコイン分裂と 盛行する ICO の最新動向 京都大学公共政策大学院教授岩下直行 金融機構局勉強会 1. ビットコインの分裂を巡って 2 ビットコインは分裂するのか 答えは Yes UAHF とも呼ばれる分岐が 日本時間の 8 月 1 日午後 9 時 20 分に実施予定 Bitcoin(BTC) は 1 従来型の Bitcoin (BTC) と 2Bitcoin

More information

Microsoft PowerPoint - sakurada3.pptx

Microsoft PowerPoint - sakurada3.pptx チュートリアル :ProVerif による結合可能安全性の形式検証 櫻田英樹日本電信電話株式会社 NTT コミュニケーション科学基礎研究所 アウトライン 前半 :ProVerif の紹介 後半 :ProVerifを用いた結合可能安全性証明 [Dahl Damgård, EuroCrypt2014, eprint2013/296] の記号検証パート 2 ProVerif フランス国立情報学自動制御研究所

More information

<4D F736F F F696E74202D F82ED82A982DD82B889EF5F D E B839382D682CC975582A25F8CF68A4A94C52E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

<4D F736F F F696E74202D F82ED82A982DD82B889EF5F D E B839382D682CC975582A25F8CF68A4A94C52E B93C782DD8EE682E890EA97705D> ブロックチェーンへの誘い 鹿間章宏 ( 株 ) アイヴィス 2018/11/14 わかみず会講演資料 本日の講演内容 ブロックチェーンの仕組み ブロックチェーンの進化 適用事例の紹介 1 ブロックチェーンの仕組み ブロックチェーンとは 従来のサーバクライアント+データベースにとって代わる ( と期待されている ) データの記録方法 ビットコインなどの暗号通貨で取引の履歴を記録するために使われており

More information

村田智英(むらた ともひで) 主にWEB系のバックエンドのエンジニアです 好きなもの: D言語, perl, emacs, fedora 嫌いなもの: PHP, Ora

村田智英(むらた ともひで)   主にWEB系のバックエンドのエンジニアです 好きなもの: D言語, perl, emacs, fedora 嫌いなもの: PHP, Ora ビットコインの使い方としくみ ウォレット トランザクション ブロックチェーン 暗号通貨ユーザー会 村田 智英 村田智英(むらた ともひで) ソフトウェアエンジニア @Derorisan https://www.facebook.com/tomohide.murata.1 主にWEB系のバックエンドのエンジニアです 好きなもの: D言語, perl, emacs, fedora 嫌いなもの: PHP,

More information

Microsoft Word - 2) quoine_service_ docx

Microsoft Word - 2) quoine_service_ docx 当社サービスに関するご説明 お客様は 当社サービスのご利用に際し 当社サービスについて下記の内容を十分に理 解し これらに異議なく承諾した上で お客様のご判断と責任においてお取引を行うもの とします (1) 当社が取り扱う仮想通貨が 本邦通貨又は外国通貨ではないこと (1) 当社が取り扱う仮想通貨は 本邦通貨又は外国通貨ではありません (2) 当社が取り扱う仮想通貨は 特定の者によりその価値を保証されているものではありません

More information

TopSE並行システム はじめに

TopSE並行システム はじめに はじめに 平成 23 年 9 月 1 日 トップエスイープロジェクト 磯部祥尚 ( 産業技術総合研究所 ) 2 本講座の背景と目標 背景 : マルチコア CPU やクラウドコンピューティング等 並列 / 分散処理環境が身近なものになっている 複数のプロセス ( プログラム ) を同時に実行可能 通信等により複数のプロセスが協調可能 並行システムの構築 並行システム 通信 Proc2 プロセス ( プログラム

More information

界初のDAG ベースのスマートコントラクトプラットフォームです プラットフォームは 既存の DAG ベースのプロトコルの改良版を使用することによって 従来のブロック台帳ベースのストレージインフラストラクチャとは区別されます FANTOM プラットフォームは コンセンサスを維持するためにLachesi

界初のDAG ベースのスマートコントラクトプラットフォームです プラットフォームは 既存の DAG ベースのプロトコルの改良版を使用することによって 従来のブロック台帳ベースのストレージインフラストラクチャとは区別されます FANTOM プラットフォームは コンセンサスを維持するためにLachesi ブロックチェーンを超越する技術 ブロックチェーン技術は 中央権限のないすべてのノードでコンセンサスを維持する方法を提供しています しかし この技術は リアルタイムのトランザクション決済やスケーラビリティなどの基本的な問題に直面しています 改善されたコンセンサスアルゴリズムにもかかわらず 現在のブロックチェーン実装では 一度に1 ブロックを同期させるノードを使用します ブロックチェーン技術が業界全体で広く使用されることを阻止する最大の要因の

More information

2. Activity-Based Micro-Pricing 2.1 Activity-Based Micro-Pricing Activity-Based Micro-Pricing Activity- Based Micro-Pricing Activity-Based Micro-Prici

2. Activity-Based Micro-Pricing 2.1 Activity-Based Micro-Pricing Activity-Based Micro-Pricing Activity- Based Micro-Pricing Activity-Based Micro-Prici マルチメディア, 分散, 協調とモバイル (DICOMO2016) シンポジウム 平成 28 年 7 月 Blockchain-LI: Activity-Based Micro-Pricing 1 1 Activity-Based Micro-Pricing / Bitcoin Blockchain-LI Activity-Based Micro-Pricing Blockchian-LI Blockchain-LI:

More information

Lab Nakagawa 2017 Digital Garage. All rights reserved. Redistribution or public display not permitted without written permission from

Lab Nakagawa 2017 Digital Garage. All rights reserved. Redistribution or public display not permitted without written permission from Segwitの特徴と利用 @DG Lab Nakagawa 2017 Digital Garage. All rights reserved. Redistribution or public display not permitted without written permission from Digital Garage. Segwitとは Segregated Witnessの略称 直訳すると

More information

PassSureExam Best Exam Questions & Valid Exam Torrent & Pass for Sure

PassSureExam   Best Exam Questions & Valid Exam Torrent & Pass for Sure PassSureExam http://www.passsureexam.com Best Exam Questions & Valid Exam Torrent & Pass for Sure Exam : 1z0-950-JPN Title : Oracle Data Management Cloud Service 2018 Associate Vendor : Oracle Version

More information

スマートプロパティの概要とコンテンツ管理への適用 2016 年 5 月 18 日 NTT サービスエボリューション研究所 大橋盛徳 Copyright 2016 NTT corp. All Rights Reserved.

スマートプロパティの概要とコンテンツ管理への適用 2016 年 5 月 18 日 NTT サービスエボリューション研究所 大橋盛徳 Copyright 2016 NTT corp. All Rights Reserved. スマートプロパティの概要とコンテンツ管理への適用 2016 年 5 月 18 日 NTT サービスエボリューション研究所 大橋盛徳 目次 スマートプロパティとは? NTT サービスエボリューション研究所のスマートプロパティ型コンテンツ管理への取り組み 2 仮想通貨からスマートプロパティへ 技術の最初の実装は仮想通貨ビットコイン ビットコインとしての実装は 2009 年から無停止で稼働し続けている (=

More information

みずほレポート06水谷氏_三校.indd

みずほレポート06水谷氏_三校.indd 技術動向レポート ブロックチェーン技術による分散型社会への期待と技術課題 情報通信研究部 チーフコンサルタント水谷麻紀子 ブロックチェーン技術が提示する分散型社会へのパラダイムシフトへの期待が 多くの人の関心を呼んでいる 仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンの概念について解説するとともに ユースケースおよび現状の技術課題について述べる 1. ブロックチェーン / 分散台帳技術昨今 仮想通貨の存在感は増しており

More information

資料概要 分散型仮想通貨の構造 ウォレットの種類と保管 ブロックチェーン エコノミー 仮想通貨の位置づけ 1

資料概要 分散型仮想通貨の構造 ウォレットの種類と保管 ブロックチェーン エコノミー 仮想通貨の位置づけ 1 資料 2 平成 30 年 5 月 1 日第 6 回第 4 期消費者基本計画のあり方に関する検討会 分散型仮想通貨の構造と課題 ブロックチェーン技術の応用としての性能 国立情報学研究所 岡田仁志 資料概要 分散型仮想通貨の構造 ウォレットの種類と保管 ブロックチェーン エコノミー 仮想通貨の位置づけ 1 ビットコイン エコシステムの 6 ステップ ビットコインは 支払 記録 採掘 報酬 承認 流通 の

More information

仮想通貨の基礎知識

仮想通貨の基礎知識 仮想通貨の基礎知識 東洋大学経済学部教授 ( 一財 ) 国際貿易投資研究所客員研究員川野祐司 目次 キャッシュレスな支払いとは : 支払い手段の分類仮想通貨市場 : 時価総額, 通貨の種類ビットコインとは : ブロック, ブロックチェーンの仕組みビットコインの問題点 : 政治問題, ハッシュパワーその他の仮想通貨 : イーサリアム, リップル, イオタまとめ : 仮想通貨とどう付き合うか 2 指図

More information

tokyo_t7.pdf

tokyo_t7.pdf ブロックチェーンを活用した トレーサビリティ基盤のご紹介! 企業を跨る統合プロセス管理を実現 NTT データイントラマート デジタルビジネス事業推進室 高松大輔 2 intra-mart Blockchain 1 2 3 4 5 ブロックチェーンとは intra-martで実現するブロックチェーン活用例のご紹介デモンストレーションまとめ 3 なんで intra-mart がブロックチェーン? 基盤製品と組み合わせて高いセキュリティ

More information

24th Embarcadero Developer Camp

24th Embarcadero Developer Camp 17 Th Developer Camp B4 Delphi/C++Builder テクニカルワークショップ Delphi / C++Builder 旧バージョンアプリケーションの移行 エンバカデロ テクノロジーズサポートチーム with 高橋智宏 1 17 Th Developer Camp Delphi Q1 2 midas.dll Q. 別々のバージョンで作成したデータベースアプリケーションがあります

More information

目次 スマートプロパティとは? NTT サービスエボリューション研究所のスマートプロパティ型コンテンツ管理への取り組み 2

目次 スマートプロパティとは? NTT サービスエボリューション研究所のスマートプロパティ型コンテンツ管理への取り組み 2 スマートプロパティの概要とコンテンツ管理への適用 2016 年 4 月 26 日 NTT サービスエボリューション研究所 大橋盛徳 目次 スマートプロパティとは? NTT サービスエボリューション研究所のスマートプロパティ型コンテンツ管理への取り組み 2 仮想通貨からスマートプロパティへ 技術の最初の実装は仮想通貨ビットコイン ビットコインとしての実装は 2009 年から無停止で稼働し続けている (=

More information

ブロックチェーンで変わる 情報・産業・組織

ブロックチェーンで変わる 情報・産業・組織 ブロックチェーンがもたらす 情 報 と 産 業 への 革 命 2016 年 4 月 26 日 国 際 大 学 グローバル コミュニケーション センター 研 究 部 長 / 准 教 授 / 主 幹 研 究 員 高 木 聡 一 郎 1 自 己 紹 介 専 門 は 情 報 経 済 学 研 究 ドメインは 情 報 技 術 経 済 学 オフショア 開 発 と 雇 用 生 産 性 クラウドコンピューティングのマクロ

More information

ITdumpsFree Get free valid exam dumps and pass your exam test with confidence

ITdumpsFree   Get free valid exam dumps and pass your exam test with confidence ITdumpsFree http://www.itdumpsfree.com Get free valid exam dumps and pass your exam test with confidence Exam : C9530-001J Title : IBM Integration Bus v10.0, Solution Development Vendor : IBM Version :

More information

Microsoft PowerPoint - ●SWIM_ _INET掲載用.pptx

Microsoft PowerPoint - ●SWIM_ _INET掲載用.pptx シーケンスに基づく検索モデルの検索精度について 東京工芸大学工学部コンピュータ応用学科宇田川佳久 (1/3) (2/3) 要員数 情報システム開発のイメージソースコード検索機能 他人が作ったプログラムを保守する必要がある 実務面での応用 1 バグあるいは脆弱なコードを探す ( 品質の高いシステムを開発する ) 2 プログラム理解を支援する ( 第 3 者が書いたコードを保守する ) 要件定義外部設計内部設計

More information

Cyva ~サイバ~

Cyva ~サイバ~ Cyva ~ サイバ ~ New Crypto currency 仮想通貨の分類 ( 暗号通貨とは?) 仮想通貨とは? 仮想通貨とは インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき 中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず 専門の取引所を介して 円やドル ユーロ 人民元などの法定通貨と交換できるものです 仮想通貨の種類は 現在 1,000 種類以上あるといわれています 暗号通貨とは?

More information

POSIXスレッド

POSIXスレッド POSIX スレッド (3) システムプログラミング 2011 年 11 月 7 日 建部修見 同期の戦略 単一大域ロック スレッドセーフ関数 構造的コードロッキング 構造的データロッキング ロックとモジュラリティ デッドロック 単一大域ロック (single global lock) 単一のアプリケーションワイドの mutex スレッドが実行するときに獲得, ブロックする前にリリース どのタイミングでも一つのスレッドが共有データをアクセスする

More information

ブロックチェーンで変わる 情報・産業・組織

ブロックチェーンで変わる 情報・産業・組織 ブロックチェーンがもたらす 情 報 と 産 業 への 革 命 2016 年 5 月 18 日 国 際 大 学 グローバル コミュニケーション センター 研 究 部 長 / 准 教 授 / 主 幹 研 究 員 高 木 聡 一 郎 1 自 己 紹 介 国 際 大 学 GLOCOM 研 究 部 長 / 主 幹 研 究 員 / 准 教 授 GLOCOM ブロックチェーン 経 済 研 究 ラボ 代 表 専 門

More information

マルウェアレポート 2018年1月度版

マルウェアレポート 2018年1月度版 マイニングマルウェア JS/CoinMiner の爆発的流行 ショートレポート 2018 年 1 月マルウェア検出状況 1. 1 月の概況について 2. マイニングマルウェア JS/CoinMiner の爆発的流行 3. 脆弱性を悪用した攻撃の種類が増加 1. 1 月の概況について 2018 年 1 月 1 日から 1 月 31 日までの間 ESET 製品が国内で検出したマルウェアの種類別の割合は

More information

JUnit 概要 2015/4/16 版今泉俊幸 2015 bbreak Systems 1

JUnit 概要 2015/4/16 版今泉俊幸 2015 bbreak Systems 1 JUnit 概要 2015/4/16 版今泉俊幸 1 目次 1. 手動テストと自動テスト 2. JUnitの機能 3. 検証用メソッド 4. 基本的なJUnitテストケース 5. 実践的なJUnitテストケース 6. よく使う検証用メソッド 7. テストクラスの命名 配置など 2 手動テスト 手動テストと自動テスト テスト仕様書に基づいて 人手で値を入力 結果を検証する プログラム修正の度に実施するのはコストが高い

More information

本実務対応報告の概要 以下の概要は 本実務対応報告の内容を要約したものです 範囲 ( 本実務対応報告第 3 項 ) 本実務対応報告は 資金決済法に規定する仮想通貨を対象とする ただし 自己 ( 自己の関係会社を含む ) の発行した資金決済法に規定する仮想通貨は除く 仮想通貨交換業者又はが保有する仮想

本実務対応報告の概要 以下の概要は 本実務対応報告の内容を要約したものです 範囲 ( 本実務対応報告第 3 項 ) 本実務対応報告は 資金決済法に規定する仮想通貨を対象とする ただし 自己 ( 自己の関係会社を含む ) の発行した資金決済法に規定する仮想通貨は除く 仮想通貨交換業者又はが保有する仮想 平成 30 年 3 月 14 日企業会計基準委員会 実務対応報告第 38 号 資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い の公表 公表にあたって平成 28 年に公布された 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 62 号 ) により 資金決済に関する法律 ( 平成 21 年法律第 59 号 以下 資金決済法 という ) が改正され

More information

…l…b…g…‘†[…N…v…“…O…›…~…fi…OfiÁŸ_

…l…b…g…‘†[…N…v…“…O…›…~…fi…OfiÁŸ_ 13 : Web : RDB (MySQL ) DB (memcached ) 1: MySQL ( ) 2: : /, 3: : Google, 1 / 23 testmysql.rb: mysql ruby testmem.rb: memcached ruby 2 / 23 ? Web / 3 ( ) Web s ( ) MySQL PostgreSQL SQLite MariaDB (MySQL

More information

cpvp_PKM_ProVerif

cpvp_PKM_ProVerif PKM の ProVerif による評価結果 国立研究開発法人情報通信研究機構 1. 基本情報 名前 PKM (Privacy and Key Management Protocol) 機能 Wimax 通信における端末 (SS/MS) と基地局 (BS) 間の認証 鍵交換プロトコル 関連する標準 IEEE Std 802.16e-2005 (http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.16e-2005.pdf)

More information

企業ネットワークにおける 認証基盤の構築に関する研究

企業ネットワークにおける 認証基盤の構築に関する研究 PKI Public Key Infrastructure PKI PKI PKI PKI PKI CA(Certificate Authority) CA CA CA root CA CA root CA PKI CRL Certificate Revocation List CRL CRL CRL PKI 1 CRL A 1 1 PKI PKI root CA CRL (1) PKI 2001

More information

Microsoft PowerPoint ppt

Microsoft PowerPoint ppt 情報セキュリティ第 06 回 大久保誠也 静岡県立大学経営情報学部 はじめに はじめに いままでの復習 RS 暗号の特徴 一方向関数とハッシュ値 演習 : ハッシュ値 2/34 復習 : 盗聴 lice からデータが来た 前回までの復習 送信 lice 盗聴 送信 :> で送信した情報は 基本的に盗聴し放題! 3/34 覗き見してやろう Eve 重要な情報は送らない or 暗号化 4/34 復習 :

More information

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 1

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実  1 個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 iwahashi@est.hi-ho.ne.jp Iwahashi.Masami@wak.msw.co.jp 1 改善効果 品質 : フロントローディングが進み流出不具合 0 継続生産性 : 平均 130% 改善 工数割合分析

More information

講義の進め方 第 1 回イントロダクション ( 第 1 章 ) 第 2 ~ 7 回第 2 章 ~ 第 5 章 第 8 回中間ミニテスト (11 月 15 日 ) 第 9 回第 6 章 ~ 第 回ローム記念館 2Fの実習室で UML によるロボット制御実習 定期試験 2

講義の進め方 第 1 回イントロダクション ( 第 1 章 ) 第 2 ~ 7 回第 2 章 ~ 第 5 章 第 8 回中間ミニテスト (11 月 15 日 ) 第 9 回第 6 章 ~ 第 回ローム記念館 2Fの実習室で UML によるロボット制御実習 定期試験 2 ソフトウェア工学 第 7 回 木曜 5 限 F205 神原弘之 京都高度技術研究所 (ASTEM RI) http://www.metsa.astem.or.jp/se/ 1 講義の進め方 第 1 回イントロダクション ( 第 1 章 ) 第 2 ~ 7 回第 2 章 ~ 第 5 章 第 8 回中間ミニテスト (11 月 15 日 ) 第 9 回第 6 章 ~ 第 12 14 回ローム記念館 2Fの実習室で

More information

セキュアコーディングガイド最新版の紹介 JSSEC セキュアコーディングワーキンググループ

セキュアコーディングガイド最新版の紹介 JSSEC セキュアコーディングワーキンググループ セキュアコーディングガイド最新版の紹介 JSSEC セキュアコーディングワーキンググループ Jun.Ogiso@sony.com About me name: 小木曽 純 role: JSSEC セキュアコーディングワーキンググループリーダー org: ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ ( 株 ) job: Secure Coding Checker 2 ガイドの紹介 安全な Android

More information

CLEFIA_ISEC発表

CLEFIA_ISEC発表 128 ビットブロック暗号 CLEFIA 白井太三 渋谷香士 秋下徹 盛合志帆 岩田哲 ソニー株式会社 名古屋大学 目次 背景 アルゴリズム仕様 設計方針 安全性評価 実装性能評価 まとめ 2 背景 AES プロジェクト開始 (1997~) から 10 年 AES プロジェクト 攻撃法の進化 代数攻撃 関連鍵攻撃 新しい攻撃法への対策 暗号設計法の進化 IC カード, RFID などのアプリケーション拡大

More information

IronPython による柔軟なゲーム開発 筑波大学 AmusementCreators

IronPython による柔軟なゲーム開発 筑波大学 AmusementCreators IronPython による柔軟なゲーム開発 筑波大学 AmusementCreators 自己紹介 Amusement Makers ではありません 注意 IronPython って?.Net Framework および Mono 上で動作する Python.NetFramework Mono は共通中間言語 (CIL) のための仮想マシン CIL が動く仮想マシンの仕様は共通言語基盤 (CLI)

More information

デジタル表現論・第4回

デジタル表現論・第4回 デジタル表現論 第 4 回 劉雪峰 ( リュウシュウフォン ) 2016 年 5 月 2 日 劉 雪峰 ( リュウシュウフォン ) デジタル表現論 第 4 回 2016 年 5 月 2 日 1 / 14 本日の目標 Java プログラミングの基礎 出力の復習 メソッドの定義と使用 劉 雪峰 ( リュウシュウフォン ) デジタル表現論 第 4 回 2016 年 5 月 2 日 2 / 14 出力 Systemoutprint()

More information

オートマトン 形式言語及び演習 1. 有限オートマトンとは 酒井正彦 形式言語 言語とは : 文字列の集合例 : 偶数個の 1 の後に 0 を持つ列からなる集合 {0, 110, 11110,

オートマトン 形式言語及び演習 1. 有限オートマトンとは 酒井正彦   形式言語 言語とは : 文字列の集合例 : 偶数個の 1 の後に 0 を持つ列からなる集合 {0, 110, 11110, オートマトン 形式言語及び演習 1 有限オートマトンとは 酒井正彦 wwwtrscssinagoya-uacjp/~sakai/lecture/automata/ 形式言語 言語とは : 文字列の集合例 : 偶数個の 1 の後に 0 を持つ列からなる集合 {0, 110, 11110, } 形式言語 : 数学モデルに基づいて定義された言語 認識機械 : 文字列が該当言語に属するか? 文字列 機械 受理

More information

自己紹介 国際大学 GLOCOM 研究部長 / 主幹研究員 / 准教授 GLOCOM ブロックチェーン経済研究ラボ代表 (2016.3~) 経済産業省 ブロックチェーン技術を活用したシステムの評価軸整備検討委員会 委員長 総務省情報通信審議会情報通信政策部会 IoT 政策委員会基

自己紹介 国際大学 GLOCOM 研究部長 / 主幹研究員 / 准教授 GLOCOM ブロックチェーン経済研究ラボ代表 (2016.3~) 経済産業省 ブロックチェーン技術を活用したシステムの評価軸整備検討委員会 委員長 総務省情報通信審議会情報通信政策部会 IoT 政策委員会基 ブロックチェーンと生産性向上 2017 年 12 月 21 日 国際大学グローバル コミュニケーション センター 准教授 / 主幹研究員 研究部長 高木聡一郎 自己紹介 国際大学 GLOCOM 研究部長 / 主幹研究員 / 准教授 GLOCOM ブロックチェーン経済研究ラボ代表 (2016.3~) 経済産業省 ブロックチェーン技術を活用したシステムの評価軸整備検討委員会 委員長 2016-2017

More information

Symmetric-Key encryption (AES) fun sencrypt(bitstring, symkey): bitstring. reduc forall x: bitstring, k: symkey; sdecrypt(sencrypt(x, k), k) = x. Key

Symmetric-Key encryption (AES) fun sencrypt(bitstring, symkey): bitstring. reduc forall x: bitstring, k: symkey; sdecrypt(sencrypt(x, k), k) = x. Key 暗号プロトコル評価結果 独立行政法人情報通信研究機構 1. プロトコル名 :PKM 2. 関連する標準 IEEE Std 802.16e-2005 http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.16e-2005.pdf 3. 使用したツール :Proverif 4. 評価の概要 :Proverif による評価では 端末による基地局の認証において

More information

TFTP serverの実装

TFTP serverの実装 TFTP サーバーの実装 デジタルビジョンソリューション 佐藤史明 1 1 プレゼンのテーマ組み込みソフトのファイル転送を容易に 2 3 4 5 基礎知識 TFTP とは 実践 1 実際に作ってみよう 実践 2 組み込みソフトでの実装案 最後におさらい 2 プレゼンのテーマ 組み込みソフトのファイル転送を容易に テーマ選択の理由 現在従事しているプロジェクトで お客様からファームウェアなどのファイル転送を独自方式からTFTPに変更したいと要望があった

More information

SIOS Protection Suite for Linux v9.3.2 AWS Direct Connect 接続クイックスタートガイド 2019 年 4 月

SIOS Protection Suite for Linux v9.3.2 AWS Direct Connect 接続クイックスタートガイド 2019 年 4 月 SIOS Protection Suite for Linux v9.3.2 AWS Direct Connect 接続クイックスタートガイド 2019 年 4 月 本書およびその内容は SIOS Technology Corp.( 旧称 SteelEye Technology, Inc.) の所有物であり 許可なき使用および複製は禁止されています SIOS Technology Corp. は本書の内容に関していかなる保証も行いません

More information

プレゼンテーション1

プレゼンテーション1 仮想通貨マイニング資料 ビットコインのマイニングとは? ビットコインのマイニングとは PC の計算能力を利用して ビットコインの取引情報をデータの整合性を取りながら取引の承認 確認を行うことでブロックチェーンという取引台帳に追記していく作業のことです 成功させた最初の人には 報酬として世に出回ってないビットコインを新たにもらえます つまり新たなコインが生み出されます この行為が鉱山の金脈の採掘行為に似ていることからマイニング

More information

Cisco CSS HTTP キープアライブと ColdFusion サーバの連携

Cisco CSS HTTP キープアライブと ColdFusion サーバの連携 Cisco CSS 11000 HTTP キープアライブと ColdFusion サーバの連携 目次 概要 HTTP ヘッダーについて HTTP HEAD メソッドと HTTP GET メソッドの違いについて ColdFusion サーバの HTTP キープアライブへの応答方法 CSS 11000 で認識される HTTP キープアライブ応答もう 1 つのキープアライブ URI と ColdFusion

More information

15288解説_D.pptx

15288解説_D.pptx ISO/IEC 15288:2015 テクニカルプロセス解説 2015/8/26 システムビューロ システムライフサイクル 2 テクニカルプロセス a) Business or mission analysis process b) Stakeholder needs and requirements definieon process c) System requirements definieon

More information

1.SqlCtl クラスリファレンス SqlCtl クラスのリファレンスを以下に示します メソッドの実行中にエラーが発生した場合は標準エラー出力にメッセージを出力します (1)Connect() メソッド データベースへ connect 要求を行います boolean Connect(String

1.SqlCtl クラスリファレンス SqlCtl クラスのリファレンスを以下に示します メソッドの実行中にエラーが発生した場合は標準エラー出力にメッセージを出力します (1)Connect() メソッド データベースへ connect 要求を行います boolean Connect(String 目次 1.SqlCtl クラスリファレンス 2 (1)Connect() メソッド 2 (2)DisConnect() メソッド 3 (3)Commit() メソッド 3 (4)Rollback() メソッド 4 2.SqlStm クラスリファレンス 5 (1)Prepare() メソッド 5 (2)Execute() メソッド 6 (3)Release() メソッド 6 (4)Immediate()

More information

マルウェアレポート 2017年9月度版

マルウェアレポート 2017年9月度版 マイニングマルウェアに流行の兆し ショートレポート 1. 9 月の概況について 2. CCleaner の改ざん被害 3. マイニングマルウェアの流行 1. 2017 年 9 月の概況 2017 年 9 月 1 日から 9 月 30 日までの間 ESET 製品が国内で検出したマルウェアの比率は 以下のとおり です 国内マルウェア検出数 (2017 年 9 月 ) 1 9 月は VBS(VBScript)

More information

ビットコイン・ブロックチェーンの資金貸借市場への応用可能性

ビットコイン・ブロックチェーンの資金貸借市場への応用可能性 ビットコイン ブロックチェーンの 資 貸借市場への応 可能性 PoC experiment for a lending market on Bitcoin Blockchain 2017 年 2 28 第 3 回 FinTech フォーラム 東京短資株式会社仲宗根豊 株式会社ハウインターナショナル取締役 CTO 橋剛 1 Background info.who? Founded 1909 Interbank

More information

ブロックチェーンで変わる 情報・産業・組織

ブロックチェーンで変わる 情報・産業・組織 基調講演 ブロックチェーン概要と可能性 2016 年 9 月 8 日 国際大学グローバル コミュニケーション センター 研究部長 / 准教授 / 主幹研究員 高木聡一郎 1 自己紹介 国際大学 GLOCOM 研究部長 / 主幹研究員 / 准教授 GLOCOM ブロックチェーン経済研究ラボ代表 専門は情報経済学 研究ドメインは 情報技術 経済学 オフショア開発と雇用 生産性 クラウドコンピューティングのマクロ経済への影響

More information

Apache Arrow 須藤功平株式会社クリアコード RubyData Tokyo Meetup Apache Arrow Powered by Rabbit 2.2.2

Apache Arrow 須藤功平株式会社クリアコード RubyData Tokyo Meetup Apache Arrow Powered by Rabbit 2.2.2 Apache Arrow 須藤功平株式会社クリアコード RubyData Tokyo Meetup 2018-11-17 Apache Arrow 各種言語で使えるインメモリーデータ処理プラットフォーム 提供するもの 高速なデータフォーマット 高速なデータ処理ロジック 各プロダクトで個別に実装するより一緒にいいものを実装して共有しよう! 効率的なデータ交換処理... 利用例 Apache Arrow

More information

安全な Web サイトの作り方 7 版 と Android アプリの脆弱性対策 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) 技術本部セキュリティセンター Copyright 2015 独立行政法人情報処理推進機構

安全な Web サイトの作り方 7 版 と Android アプリの脆弱性対策 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) 技術本部セキュリティセンター Copyright 2015 独立行政法人情報処理推進機構 安全な Web サイトの作り方 7 版 と Android アプリの脆弱性対策 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) 技術本部セキュリティセンター Android アプリの脆弱性体験学習ツール AnCoLe( アンコール ) の紹介 ~ AnCoLe で攻撃 対策の体験を ~ Android アプリに関する届出状況 毎年 Android アプリの脆弱性の届出が報告 件数 300 250 200

More information

ブロックチェーン イノベーション 2016 第二部 : ブロックチェーンはビジネスにどう付けるか? パネルディスカッション ブロックチェーンと通貨の未来 デジタル通貨は経済 社会に 何をもたらすか 日本銀行決済機構局 FinTech センター長岩下直行

ブロックチェーン イノベーション 2016 第二部 : ブロックチェーンはビジネスにどう付けるか? パネルディスカッション ブロックチェーンと通貨の未来 デジタル通貨は経済 社会に 何をもたらすか 日本銀行決済機構局 FinTech センター長岩下直行 ブロックチェーン イノベーション 2016 第二部 : ブロックチェーンはビジネスにどう付けるか? パネルディスカッション ブロックチェーンと通貨の未来 2016.9.8 デジタル通貨は経済 社会に 何をもたらすか 日本銀行決済機構局 FinTech センター長岩下直行 Message from Governor Kuroda on the occasion of the establishment

More information

reduc forall k: key, x: bitstring; HMAC_SHA1(k, x) = hmac(k, x). reduc forall k: key, r: nonce; f1(k, r) = hmac(k, nonce_to_bitstring(r)). reduc foral

reduc forall k: key, x: bitstring; HMAC_SHA1(k, x) = hmac(k, x). reduc forall k: key, r: nonce; f1(k, r) = hmac(k, nonce_to_bitstring(r)). reduc foral 暗号プロトコル評価結果 独立行政法人情報通信研究機構 1. プロトコル名 :EAP-AKA 2. 関連する標準 IETF:RFC4187 (http://www.ietf.org/rfc/rfc4187.txt) 3. 使用したツール :ProVerif 4. 評価の概要 :ProVerif による評価により プロトコル内部で利用する異なる関数が同一 あるいは相関がある場合に なりすまし および中間データの秘匿性を行う手順が発見された

More information

BBc-1-introduction-and-showcase a

BBc-1-introduction-and-showcase a BEYOND-BLOCKCHAIN.ORG 1 BEYOND-BLOCKCHAIN.ORG 2 特徴 l データの共有範囲を設定し秘匿性を達成できる ドメイン と呼ばれるサブネットワーク l 既存のブロックチェーンよりも強固な改ざん耐性 l プライベートな応用でもトランザクションの証明機能を提供 BEYOND-BLOCKCHAIN.ORG 3 そもそもブロックチェーンとは? l (1) 内容も存在も誰も否定できない記録を保存

More information

プログラミング基礎I(再)

プログラミング基礎I(再) 山元進 クラスとは クラスの宣言 オブジェクトの作成 クラスのメンバー フィールド 変数 配列 メソッド メソッドとは メソッドの引数 戻り値 変数の型を拡張したもの 例えば車のデータベース 車のメーカー 車種 登録番号などのデータ データベースの操作 ( 新規データのボタンなど ) プログラムで使う部品の仕様書 そのクラスのオブジェクトを作ると初めて部品になる 継承 などの仕組みにより カスタマイズが安全

More information

Microsoft PowerPoint Java基本技術PrintOut.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint Java基本技術PrintOut.ppt [互換モード] 第 3 回 Java 基本技術講義 クラス構造と生成 33 クラスの概念 前回の基本文法でも少し出てきたが, オブジェクト指向プログラミングは という概念をうまく活用した手法である. C 言語で言う関数に似ている オブジェクト指向プログラミングはこれら状態と振る舞いを持つオブジェクトの概念をソフトウェア開発の中に適用し 様々な機能を実現する クラス= = いろんなプログラムで使いまわせる 34 クラスの概念

More information

Rational Roseモデルの移行 マニュアル

Rational Roseモデルの移行 マニュアル Model conversion from Rational Rose by SparxSystems Japan Rational Rose モデルの移行マニュアル (2012/1/12 最終更新 ) 1. はじめに このガイドでは 既に Rational( 現 IBM) Rose ( 以下 Rose と表記します ) で作成された UML モデルを Enterprise Architect で利用するための作業ガイドです

More information

SOC Report

SOC Report PostgreSQL と OS Command Injection N T T コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ズ株式会社 ソ リ ュ ー シ ョ ン サ ー ビ ス 部 第四エンジニアリング部門 セキュリティオペレーション担当 2011 年 10 月 14 日 Ver. 1.0 1. 調査概要... 3 2. POSTGRESQL を使った WEB アプリケーションでの OS COMMAND

More information

お持ち帰りいただきたいモノ Internet Identity の進化 Self-Sovereign IDentity とその位置付け SSID を支える技術としてのブロックチェーン 応用例としての Sovrin ユースケース Copyright (c) NPO 日本ネットワーク

お持ち帰りいただきたいモノ Internet Identity の進化 Self-Sovereign IDentity とその位置付け SSID を支える技術としてのブロックチェーン 応用例としての Sovrin ユースケース Copyright (c) NPO 日本ネットワーク JNSA アイデンティティ管理 WG 主催 クロスボーダー時代のアイデンティティ管理セミナー ブロックチェーンが実現する ( かもしれない ) 未来の ID と ID 管理基盤の姿 株式会社アイピーキューブ 貞弘崇行 Copyright (c) 2000-2018 NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 Page 1 お持ち帰りいただきたいモノ Internet Identity の進化 Self-Sovereign

More information

使用する前に

使用する前に この章では Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降から Cisco ISE リリース 2.4 システムへのデー タ移行に使用される Cisco Secure ACS to Cisco ISE Migration Tool について説明します 移行の概要 1 ページ Cisco Secure ACS から データ移行 1 ページ Cisco Secure ACS to Cisco ISE

More information

DumpCollection IT Exam Training online / Bootcamp PDF and Testing Engine, study and practice

DumpCollection IT Exam Training online / Bootcamp   PDF and Testing Engine, study and practice DumpCollection IT Exam Training online / Bootcamp http://www.dumpcollection.com PDF and Testing Engine, study and practice Exam : 1z0-144 日本語 (JPN) Title : Oracle Database 11g: Program with PL/SQL Vendor

More information

目次 1. 既存ワンタイムパスワード方式の課題 2.IOTP の特徴 3.IOTP の仕様 4. 安全性 可用性評価 5. 実施例 6. 知的所有権情報 7. まとめ 1 All Rights Reserved,Copyright 日本ユニシス株式会社

目次 1. 既存ワンタイムパスワード方式の課題 2.IOTP の特徴 3.IOTP の仕様 4. 安全性 可用性評価 5. 実施例 6. 知的所有権情報 7. まとめ 1 All Rights Reserved,Copyright 日本ユニシス株式会社 CRYPTREC 提出資料 8 説明会発表資料 無限ワンタイムパスワード認証方式 Infinite OneTime Password:IOTP 平成 22 年 2 月 1 日 日本ユニシス株式会社 八津川直伸 目次 1. 既存ワンタイムパスワード方式の課題 2.IOTP の特徴 3.IOTP の仕様 4. 安全性 可用性評価 5. 実施例 6. 知的所有権情報 7. まとめ 1 All Rights

More information

正誤表(FPT0417)

正誤表(FPT0417) 正誤表 よくわかるマスター CompTIA Security+ 問題集試験番号 :SY0-101 対応 FPT0417 改版時期 奥付日付 2004 年 11 月 23 日 2007 年 09 月 03 日 2008 年 08 月 11 日 版数第 1 版 修正箇所 P 30 問題 89 c. 信頼性 c. 冗長性 P 64 問題 89 c 5 行目 ユーザの信頼性を確保することができます そのため

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション コンパイラとプログラミング言語 第 3 4 週 プログラミング言語の形式的な記述 2014 年 4 月 23 日 金岡晃 授業計画 第 1 週 (4/9) コンパイラの概要 第 8 週 (5/28) 下向き構文解析 / 構文解析プログラム 第 2 週 (4/16) コンパイラの構成 第 9 週 (6/4) 中間表現と意味解析 第 3 週 (4/23) プログラミング言語の形式的な記述 第 10 週

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation R3 / Corda のご紹介 2018 年 2 月 27 日 山田宗俊 Partner Lead, Japan R3コンソーシアム/Cordaパートナーネットワーク 100社超のコンソーシアムメンバー 銀行 証券会社 中央銀行 規制当局 と70社超のテクノロジー パートナーが協働してプロジェクトやRFP等に取り組んでおります Members Partners 70社超のパートナーが参画 金融に限らず非金融のユースケースも調

More information

Microsoft PowerPoint - 04_01_text_UML_03-Sequence-Com.ppt

Microsoft PowerPoint - 04_01_text_UML_03-Sequence-Com.ppt システム設計 (1) シーケンス図 コミュニケーション図等 1 今日の演習のねらい 2 今日の演習のねらい 情報システムを構成するオブジェクトの考え方を理解す る 業務プロセスでのオブジェクトの相互作用を考える シーケンス図 コミュニケーション図を作成する 前回までの講義システム開発の上流工程として 要求仕様を確定パソコンを注文するまでのユースケースユースケースから画面の検討イベントフロー アクティビティ図

More information

DNSSECの基礎概要

DNSSECの基礎概要 DNSSEC の基礎概要 2012 年 11 月 21 日 Internet Week 2012 DNSSEC チュートリアル株式会社日本レジストリサービス (JPRS) 舩戸正和 Copyright 2012 株式会社日本レジストリサービス 1 本チュートリアルの内容 DNSSECの導入状況 DNSキャッシュへの毒入れと対策 DNSSECのしくみ 鍵と信頼の連鎖 DNSSECのリソースレコード(RR)

More information

はじめに : ご提案のポイント

はじめに : ご提案のポイント 8. モデリングプロセスの構成と手順 モデル検査を用いた設計モデリングのプロセスを分類し それぞれのプロセスの流れと手順を示す 本章の概要は以下の通りである 対象読者目的想定知識得られる知見等 (1) 開発技術者 (2) 開発プロジェクト管理者モデル検査における設計モデリングにおいて 最初に利用できる情報に応じて モデリングプロセスが分類されることを示し その中で典型的なアーキテクチャ情報に基づくモデリングプロセスについて具体的に示す

More information

Java Scriptプログラミング入門 3.6~ 茨城大学工学部情報工学科 08T4018Y 小幡智裕

Java Scriptプログラミング入門 3.6~ 茨城大学工学部情報工学科 08T4018Y  小幡智裕 Java Script プログラミング入門 3-6~3-7 茨城大学工学部情報工学科 08T4018Y 小幡智裕 3-6 組み込み関数 組み込み関数とは JavaScript の内部にあらかじめ用意されている関数のこと ユーザ定義の関数と同様に 関数名のみで呼び出すことができる 3-6-1 文字列を式として評価する関数 eval() 関数 引数 : string 式として評価する文字列 戻り値 :

More information

VPN 接続の設定

VPN 接続の設定 VPN 接続の設定 AnyConnect 設定の概要, 1 ページ AnyConnect 接続エントリについて, 2 ページ ハイパーリンクによる接続エントリの追加, 2 ページ 手動での接続エントリの追加, 3 ページ ユーザ証明書について, 4 ページ ハイパーリンクによる証明書のインポート, 5 ページ 手動での証明書のインポート, 5 ページ セキュアゲートウェイから提供される証明書のインポート,

More information

弊社について 本社: 福岡県飯塚市 博多オフィス: 福岡県Ruby コンテンツ産業振興センター内 1999年7月設立 2

弊社について 本社: 福岡県飯塚市 博多オフィス: 福岡県Ruby コンテンツ産業振興センター内 1999年7月設立 2 ET IoT 2016 SEC先端技術入門ゼミ ブロックチェーン入門 その仕組みとIoTへの適用の可能性 応用を探る 2016/11/16 株式会社ハウインターナショナル 取締役 CTO 高橋 剛 弊社について 本社: 福岡県飯塚市 博多オフィス: 福岡県Ruby コンテンツ産業振興センター内 1999年7月設立 2 http://www.haw.co.jp/ ブロックチェーン関連の実績等 実証実験等

More information

標準化 補足資料

標準化 補足資料 高度専門データベース技術 SQL99 補足資料 ( 株 ) アイテック情報技術教育研究部 2012 年 2 月 14 日 ( はじめに ) この補足資料は,SQL99(ISO/IEC9075-2,JIS X3005-2) の必須機能 (Core SQL) のうち, SQL92に対し機能拡張が行われた部分で, 高度専門データベース技術 ( 以下, DB 技術 という ) に記載のないものについて記述する

More information

blockchain_CryptoSeminar

blockchain_CryptoSeminar 2017.6.15-16 n 1980 David Chaum l n 2008 Satoshi Nakamoto Bitcoin n 2011-2013 n 2013 Bitcoin 2 n Crypto-Currency Market Capitalizations 3 (Bitcoin) n Satoshi Nakamoto (2008) n l n 4 n l l l (permissionless)

More information

インストール後のアプリケーション実行

インストール後のアプリケーション実行 < スイートインストーラーの基本的な作成方法 > 注 ) このドキュメントは InstallShield 2012 Spring Premier Edition を基に作成しています InstallShield 2012Spring 以外のバージョンでは設定名などが異なる場合もあります 概要 InstallShield 2012 以降のバージョンより Premier Edition において 複数のインストーラーやアップデートを単一のイ

More information

Microsoft Word 基_シラバス.doc

Microsoft Word 基_シラバス.doc 4-5- 基 Web アプリケーション開発に関する知識 1 4-5- 基 Web アプリケーション開発に関する知識 スクリプト言語や Java 言語を利用して Ruby on Rails やその他 Web フレームワークを活用して HTML(4, 5) XHTML JavaScript DOM CSS といったマークアップ言語およびスクリプト言語を活用しながら Ⅰ. 概要ダイナミックなWebサービスを提供するアプリケーションを開発する際に

More information

CSPの紹介

CSPの紹介 CSP モデルの優位性 産業技術総合研究所情報技術研究部門磯部祥尚 0:40 第 9 回 CSP 研究会 (2012 年 3 月 17 日 ) 1 講演内容 1. CSPモデルの特徴 CSPモデルとは? 同期型メッセージパッシング通信 イベント駆動 通信相手 ( チャネル ) の自動選択 3. CSPモデルの検証 CSPモデルの記述例 検証ツール 振舞いの等しさ 2. CSPモデルの実装 ライブラリ

More information

Bencoin(BNC) BLOCKCHAIN SOLUTIONS White paper

Bencoin(BNC) BLOCKCHAIN SOLUTIONS White paper Bencoin(BNC) BLOCKCHAIN SOLUTIONS White paper 目次 概要... 3 ブロックチェーン : 分散型元帳... 4 ブロックチェーンとは?... 4 ビットコイン ブロックチェーン 2.0 および分散型元帳技術の成長の背景..... 5 クラウドコンピューティング...... 6 クラウドコンピューティングとは?... 6 Bencoin プラットフォームとは?...

More information