2018_1.pdf
|
|
- まな のえ
- 4 years ago
- Views:
Transcription
1 第 I 部九州 山口県における 2018 年の天候と海洋の特徴 トピックス /2018 年冬の九州北部地方と九州南部の低温 2017/2018 年の冬は九州北部地方で低く 九州南部でかなり低くなり 平成では最も低温の冬となった 奄美地方でも低温であった 1.1 天候の経過 2017 年 12 月以降 全国的に気温がしばしば低くなり 寒気の流入のピーク時には大雪となった所もあった 九州地方でも 12 月から2 月にかけて 北からの寒気が流れ込み低温になり 九州北部地方の地域平均気温平年差が -1.3 九州南部では -1.4 と低く 32 年ぶりの低温となり 平成で最も寒い冬となった ( 表 1.1 図 1.1 図 1.2 参照 ) 表 /18 年冬 (12-2 月 ) の気温の地域平均平年差の記録 地方名 九州北部地方 九州南部 奄美地方 気温平年差 ( ) 階級 低い かなり低い 低い 図 1.1 九州北部地方 ( 山口県を含む ) の冬 (12 月 -2 月 ) の地域平均気温平年差の年々 変動 1
2 図 1.2 九州南部の冬 (12-2 月 ) の地域平均気温平年差の年々変動 2
3 1.2 要因低温や大雪をもたらした要因は以下のとおりと考えられる ( 図 1.3) 日本付近に強い寒気が流れ込むことが多かった要因としては 大気上層の偏西風が特に強い領域である亜熱帯ジェット気流と寒帯前線ジェット気流が 日本付近では南に蛇行するとともに 冬型の気圧配置が強まったことが考えられる ( 図 1.3 中のA) 亜熱帯ジェット気流が日本付近で南に蛇行した一因として ラニーニャ現象の影響により インドネシア付近の積雲対流活動が平年よりも活発だったことが考えられる ( 図 1.3 中の1) また 大西洋上空のジェット気流の持続的な蛇行の影響も考えられる ( 図 1.3 中の3) 寒帯前線ジェット気流が日本付近で南に蛇行した一因として ユーラシア大陸北部の寒帯前線ジェット気流の大きな蛇行により 通常北極上空に存在する寒冷な反時計回りのうず ( 渦 ) である極うずが分裂して 東シベリアから日本の北方に南下したことが考えられる ( 図 1.3 中の2) 前項のユーラシア大陸北部の寒帯前線ジェットの大きな蛇行の要因としては 大西洋上空のジェット気流の持続的な蛇行や バレンツ カラ海 ( ロシア北西海上 ) 付近の海氷が平年と比べてかなり少ない影響も考えられる ( 図 1.3 中の3 4) 図 /2018 年冬の平均的な大気の流れに関する模式図 3
4 トピックス 2. 平成 30 年 7 月豪雨 平成 30 年 (2018 年 )6 月 28 日から 7 月 8 日にかけて梅雨前線や台風の影響を受けて西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的大雨となり甚大な被害が発生した ( 平成 30 年 7 月豪雨 ) 九州 山口県では 特に 7 月 5 日から 8 日にかけては記録的大雨となり 九州 山口県内では 7 月 6 日から 7 日にかけて福岡県 佐賀県 長崎県で大雨特別警報が発表された 梅雨前線が停滞した 7 月 5 日から 8 日の広範囲で記録的な大雨をもたらした気象要因は 次の 3 つと考えられる (A) 多量の水蒸気の 2 つの流れ込みが西日本付近で合流し持続 (B) 梅雨前線の停滞 強化などによる持続的な上昇流の形成 (C) 局地的な線状降水帯の形成また 背景として地球温暖化の影響も考えられる 2.1 気象と被害の状況 平成 30 年 7 月豪雨の概要 6 月 28 日以降 華中から日本海を通って北日本に停滞していた前線は7 月 4 日にかけ北海道付近に北上した後 7 月 5 日には西日本まで南下してその後停滞した また 6 月 29 日に日本の南で発生した台風第 7 号は東シナ海を北上し 対馬海峡付近で進路を北東に変えた後 7 月 4 日 15 時に日本海で温帯低気圧に変わった 前線や台風第 7 号の影響により 日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け 西日本を中心に図 2.1 平成 30 年 7 月豪雨 の降水分布全国的に広い範囲で記録的 ( 期間 :6 月 28 日 ~7 月 8 日 ) な大雨となった 6 月 28 日から7 月 8 日までの総降水量が四国地方で 1800 ミリ 東海地方で 1200 ミ 4
5 リを超えるところがあるなど 7 月の月降水量平年値の2~4 倍となる大雨となったところがあった また 九州北部地方 四国地方 中国地方 近畿地方 東海地方 北海道地方の多くの観測地点で 時間降水量の値が観測史上第 1 位となる等 広い範囲で長時間の記録的な大雨となった ( 図 2.1) この大雨について 岐阜県 京都府 兵庫県 岡山県 鳥取県 広島県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県の1 府 10 県に各地の気象台が大雨特別警報を発表し 最大限の警戒を呼びかけた これらの影響で 河川の氾濫 浸水害 土砂災害等が発生し 死者 行方不明者が多数となる甚大な災害となった また 全国各地で断水や電話の不通等ライフラインに被害が発生したほか 鉄道の運休等の交通障害が発生した 九州 山口県での 7 月 5 日から 8 日にかけての記録的豪雨 前述のように 6 月 28 日から梅 雨前線や台風第 7 号の影響を受 けて広い範囲で記録的大雨とな ったが その中でも九州 山口県 では 7 月 5 日から 8 日にかけて 記録的な大雨となった 九州 山 口県内では 7 月 6 日から 7 日に かけて福岡県 佐賀県 長崎県で 大雨特別警報を発表した 東シナ海から対馬海峡を通過 し日本海に進んだ台風第 7 号の影 響で 九州付近には 7 月 4 日から 暖かく湿った空気が流入していた 梅雨前線は 5 日から 6 日にかけ て九州北部地方に停滞し 7 日夜 に一旦九州南部まで南下したあと 8 日夜には対馬海峡まで北上した このように 梅雨前線が九州付 近に停滞し続けたため 添田など では平年の 7 月の月降水量を上回 る大雨となった ( 図 2.4) また 九州 山口県内では 最大 1 時間 降水量が 4 地点 最大 24 時間降水 量が 7 地点 最大 48 時間降水量 図 2.2 地上天気図 2018 年 7 月 6 日 09 時 図 2.3 筑後川と山ノ井川の合流地点 ( 久留米市 ) の様子 ( 九州地方整備局のヘリから 7 月 7 日撮影 ) が 10 地点で観測史上第 1 位となるなど これまでの観測記録を更新する大雨となった 5 筑後川
6 このため 九州 山口県で死者 12 名の人的被害が発生したほか 土砂災害 洪水等が 起こり大きな被害が発生した 図 2.4 アメダス総降水量の分布図 (7 月 5 日 ~8 日 ) 6
7 2.2 豪雨の特徴と要因これまでの前線や台風による大雨事例と比べ 今回の豪雨では1 時間など短時間に集中した大雨ではなく 特に2 日間 (48 時間 ) から3 日間 (72 時間 ) の長い時間の降水量が記録的に多くなった地域が 西日本から東海地方を中心に広い範囲に広がっていたことが大きな特徴である 気象庁で有識者を集めた 異常気象分析検討会 での議論の結論によれば7 月 5 日から8 日にかけての西日本を中心に長期間かつ広範囲で記録的な大雨をもたらした気象要因は 次の3つと考えられる ( 図 2.5) (A) 多量の水蒸気を含む2つの気流が西日本付近で持続的に合流 (B) 梅雨前線の停滞 強化などによる持続的な上昇流の形成 (C) 局地的な線状降水帯の形成本事例では (A) と (B) が主な要因であり (C) の寄与が大きい地域もあった また (B) の梅雨前線の停滞 強化には亜熱帯ジェットや寒帯前線ジェットの蛇行が影響していると考えられる さらに 長期的には極端な大雨の強さが増大する傾向がみられており アメダス地点の年最大 72 時間降水量の変化傾向には 過去 30 年で約 10% の長期的な上昇がみられる ( 図 2.6) その背景要因として 地球温暖化による気温の長期的な上昇傾向と それに伴う大気中の水蒸気量の長期的な増加傾向にあることが考えられる 気温が1 上昇すると 水蒸気量が7% 程度増加することが知られている 今回の豪雨にも地球温暖化の寄与があったと考えられる 図 2.5 平成 30 年 7 月豪雨の発生要因の概念図 図中の (A),(B),(C) は本文中のそれに対応 7
8 図 2.6 全国の年最大 72 時間降水量の基準値との比の経年変化 年平均値に対する比の経年変化 ( 期間 :1976 年から ( 期間 :1976 年 ~2018 年 ) 2018 年 ) 棒グラフは全国のアメ棒グラフは全国のアメダス地点のうち 1976 年から 年の期間で観測が継続している年から 2018 継続している各地点 (685 地点 ) の 1981 年から 2010 年の平均値との比 (%) 地点 ( 685 を平均した値 直線地点 ) の基準値との比 ( 赤 (%) ) は長期変化傾向を平均した値 直線 ( 信頼度水準 ( 赤 ) は長期変化傾向 90% で統計的に有意 ( 信頼 ) 度水準 90% 2018 で統計的に有意年の値は8 月 ) 日までのデータに基づく 年の値は8 月 1 日までのデータに基づく 基準 は観測の時間間隔を変更した年を示す (2003 年より前は1 時間間隔 以後は 10 分間隔 ) 8
9 トピックス 年夏の九州北部地方の記録的な猛暑 九州北部地方 ( 山口県を含む ) の地域平均気温の平年差は 夏 (6~8 月 ) の 3 か月平均でプラス 月の月平均気温の平年差もプラス 1.8 とかなり高く いずれも 1946 年の地域平均値の統計開始以降で最高となった 3.1 気象の状況九州北部地方では 梅雨明けが平年より早く 梅雨明け後は太平洋高気圧やチベット高気圧の勢力が強く晴れの日が続き 厳しい暑さとなり 地域平均気温の夏 (6-8 月 ) と8 月の統計開始以来最高となった ( 表 3.1) また 大分県日田で8 月 13 日に九州北部地方で1 位となる 39.9 の最高気温を観測するなど 多くの気象観測地点で高温の記録を更新した 一方九州南部では気温は高かったものの顕著なものではなかった ( 表 3.1) また奄美地方では台風や湿った空気の影響を受けやすかったため 曇りや雨の日が多かったことにより 夏平均の気温は低くなった ( 表 3.1) 表 年夏の気温の地域平均平年差の記録 ( 単位 : ) 地方名 九州北部地方 九州南部 奄美地方 夏 (6-8 月 ) 1.3( かなり高い ) 0.6( 高い ) -0.1( 低い ) 6 月 0.6( 高い ) 0.6( 高い ) 0.4( 高い ) 7 月 1.6( かなり高い ) 0.4( 高い ) -0.6( 低い ) 8 月 1.8( かなり高い ) 0.7( 高い ) -0.1( 平年並 ) 3.2 猛暑の要因今回の記録的な高温をもたらした大規模な大気の流れとその要因は以下のとおりである ( 図 3.1) 日本付近には 太平洋高気圧と上層のチベット高気圧がともに張り出し続けた これにより 日本付近は暖かい空気を伴った背の高い高気圧に覆われるとともに 強い下降気流や 安定した晴天の持続による強い日射に伴って昇温した 特に九州北部地方では南海上の台風の影響で九州山地を越える局地的な気流の影響 ( フェーン現象 ) も加わり高温となる時期があった 太平洋高気圧の日本付近への張り出しの一因は フィリピン付近の積雲対流活動が平年より活発で 上昇した空気が日本付近で下降し太平洋高気圧を強めたことが考えられる また 亜熱帯ジェット気流が日本付近で北に大きく蛇行し持続したことも影響した 上層のチベット高気圧が日本付近に張り出した一因は 亜熱帯ジェット気流が日本付近で 強弱を繰り返しつつ北に大きく蛇行し続けたことが挙げられる 9
10 太平洋高気圧及び上層のチベット高気圧の影響に加えて 地球温暖化に伴う全球的な気温の上昇傾向が続いていることや 北半球中緯度域で全体的に対流圏の気温が著しく高かったことも 今回の記録的な高温における気温上昇を更に底上げしたものと考えられる ( 図 3.2) 図 年 6-8 月の大気の流れの模式図 図 3.2 北緯 度帯で平均した大気 ( 高さ約 1500m~10000m) の夏 (6-8 月 ) の気温平年差の年々変動 平年値は 年平均地球温暖化に伴う長期的な上昇傾向とより短い周期での変動が見られ 2018 年は両者の影響が重なり合い大気の温度が顕著に高かったことが分かる 10
11 年の九州 山口県の天候の経過 2018 年は 冬は 32 年ぶりの低温 夏は九州北部地方では 2013 年と並ぶ 1 位タイの高温と 極端な天候の 1 年となった 春は奄美地方で高気圧に覆われた日が多かったため 降水量はかなり少なく 日照時間はかなり多かった 7 月上旬には 平成 30 年 7 月豪雨 により記録的な大雨となった所もあった 夏は奄美地方で台風や湿った空気の影響で降水量がかなり多かった 8 月は九州北部地方では統計開始以降最も高温 (1 位更新 ) で かなりの少雨 多照となった 2018 年の季節別の気温 降水量 日照時間の地域平均平年差 ( 比 ) の値を表 4.1 から表 4.3 に示す また 気温 降水量 日照時間の階級の色表現を表 4.4 に示す また 九州北部地方 九州南部 奄美地方の気温 降水量 日照時間の地域平均平年差 ( 比 ) の 2018 年の時系列図を図 4.1 から図 4.3 に示す 4.1 季節毎の概況冬 ( 前年 12 月 ~2 月 ) 強い寒気に覆われることが多かったため 32 年ぶりの低温となった 強い寒気に覆われることが多かったため 九州北部地方 ( 山口県を含む ) や九州南部地方では寒冬となった 特に1 月下旬及び2 月上旬は非常に強い寒気に覆われて 九州南部ではかなりの低温となった 春 (3 月 ~5 月 ) 暖かい空気に覆われたため気温がかなり高くなった 寒気の南下が弱く 期間を通して暖かい空気に覆われため 九州 山口県全体で気温 はかなり高かった 夏 (6 月 ~8 月 ) 九州北部地方では統計開始以降最も暑い夏 7 月は 平成 30 年 7 月豪雨 で記録的な大雨となった 8 月は九州北部地方では統計開始以降最も高温で 降水量がかなり少なく 日照時間がかなり多かった 奄美地方では台風や湿った空気の影響で降水量がかなり多かった 太平洋高気圧や ( 上層の高気圧である ) チベット高気圧の勢力が日本付近で平年に比べ強かったため 九州北部地方の夏の平均気温の平年差は +1.3 と統計開始 (1946 年 ) 以降で 2013 年と並び最も暑くなった また 7 月上旬は 本州付近に梅雨前線が停滞し 南からの大量の湿った空気が流れ込んだため 九州北部地方を中心に記録的な大雨となった所もあった 8 月は高気圧に覆われたことや南東の風の影響を受ける時期もあり 平均気温が統計開始 (1946 年 ) 以降最も高かったほか降水量もかなり少なく 日照時間はかなり多かった 一方 奄美地方では 台風の接近や湿った空気の影響を受けたため 11
12 曇りや雨の日が多く 降水量がかなり多かった 秋 (9 月 ~11 月 ) 9 月中心に前線や湿った空気の影響で九州 山口県全体で降水量が多かった 活発な前線や台風の影響で九州南部や奄美地方中心に大雨となった日もあり 降水量は多かった 特に9 月は 西日本付近に停滞する前線に向かって南から暖かく湿った空気の流れ込みにより熊本県や大分県及び宮崎県を中心に降水量が多かった 12 月 前線や寒気の影響を受け 曇りや雨の日が多かった 前線や寒気のほか 九州南部では湿った空気の影響を受け 曇りや雨の日が多かったため 九州南部では降水量はかなり多く 日照時間はかなり少なかった 平均気温の平年差は上旬の季節外れの暖かさもあり 九州南部と奄美地方ではかなり高かった 気温平年差 ( ) 冬 前年 12 月 ~2 月 春 3 月 ~5 月 夏 6 月 ~8 月 秋 9 月 ~11 月 表 年の季節別の気温の地域平均平年差 九州北部地方九州南部奄美地方 -1.3 低い -1.4 かなり低い +1.4 かなり高い +1.3 かなり高い +1.2 かなり高い -0.5 低い +0.9 かなり高い +0.6 高い -0.1 低い +0.1 平年並 -0.1 平年並 -0.1 平年並 12 月 +1.1 高い +1.4 かなり高い +1.4 かなり高い 年間 (2018 年 ) +0.6 高い +0.3 高い +0.3 高い 12
13 表 年の季節別の降水量の地域平均平年比 降水量平年比 (%) 九州北部地方 九州南部 奄美地方 冬前年 12 月 ~2 月 83 平年並 85 平年並 73 少ない 春かなり 107 平年並 96 平年並 65 3 月 ~5 月少ない 夏かなり 92 平年並 112 多い 月 ~8 月多い 秋 9 月 ~11 月 116 多い 133 多い 120 多い 12 月 153 多い 193 かなり多い 96 平年並 年間 (2018 年 ) 103 平年並 113 多い 112 多い 日照時間平年比 (%) 冬 前年 12 月 ~2 月 春 3 月 ~5 月 夏 6 月 ~8 月 秋 9 月 ~11 月 表 年の季節別の日照時間の地域平均平年比 九州北部地方九州南部奄美地方 95 少ない 101 平年並 89 少ない 112 多い 118 多い 月 75 かなり 多い かなり 多い 101 平年並 91 少ない 97 平年並 104 平年並 106 平年並 かなり 少ない 年間 (2018 年 ) 109 かなり多い 70 かなり 少ない 78 少ない 104 多い 104 多い 表 4.4 気温 降水量 日照時間の階級の色表現 色 気温 降水量 日照時間 赤 かなり高い かなり少ない かなり多い ピンク 高い 少ない 多い 白 平年並 平年並 平年並 水色 低い 多い 少ない 青 かなり低い かなり多い かなり少ない 13
14 平成 30 年 7 月豪雨 6 月 5 日ごろ 梅雨入り 7 月 9 日ごろ 梅雨明け 図 4.1 九州北部地方 ( 山口県を含む ) の 2018 年の気温 降水量 日照時間の地域平均平年差 ( 比 ) グラフの値はいずれも5 日移動平均値を示す 気温の赤色は平年を上回り青色は平年を下回る 降水量 日照時間は平年比 100% より大きいと平年を上回り 100% より小さいと平年を下回る 14
15 7 月 9 日ごろ 6 月 5 日ごろ 梅雨入り 梅雨明け 図 4.2 九州南部の 2018 年の気温 降水量 日照時間の地域平均平年差 ( 比 ) グラフの値はいずれも 5 日移動平均値を示す 気温の赤色は平年を上回り青色は平年を下回る 降水量 日照時間は平年比 100% より大きいと平年を上回り 100% より小さいと平年を下回る 15
16 6 月 26 日ごろ 5 月 27 日ごろ 梅雨入り 梅雨明け 図 4.3 奄美地方の 2018 年の気温 降水量 日照時間の地域平均平年差 ( 比 ) グラフの値はいずれも 5 日移動平均値を示す 気温の赤色は平年を上回り青色は平年を下回る 降水量 日照時間は平年比 100% より大きいと平年を上回り 100% より小さいと平年を下回る 16
17 年の梅雨の特徴 ( 梅雨入り ) 奄美地方では 4 月下旬の前半は湿った空気が流れ込みやすく 曇りや雨の日が多かったが 後半は高気圧に覆われて晴れた日が多かった 5 月に入ると大雨となった日もあったが 上旬から中旬にかけて天気は周期的に変化した 5 月下旬は 高気圧に覆われて晴れた日もあったが前線が奄美地方付近に停滞したため曇りや雨の日が多く 日照時間の少ない日が多かった このことから5 月 27 日ごろに梅雨入りした 九州南部 九州北部地方 ( 山口県を含む ) では 5 月中旬は中頃にかけて高気圧に覆われて晴れた日が多かった その後 6 月上旬のはじめ高気圧に覆われて晴れた日もあったが その後は前線が九州南岸付近に停滞した日が続き曇りや雨の日が多かった このことから九州南部 九州北部地方とも6 月 5 日ごろに梅雨入りした ( 表 4.5) ( 梅雨明け ) 奄美地方では 6 月中旬から下旬の前半は 梅雨前線の影響で曇りや雨の日が続いた 6 月 26 日から数日間は太平洋高気圧に覆われて晴れた日が続き この頃 5 日平均でみると日照時間の増加が見られることから 6 月 26 日ごろに梅雨明けした 九州南部 九州北部地方 ( 山口県を含む ) では 7 月はじめに朝鮮半島付近にあった梅雨前線が 5 日 ~ 8 日頃に九州北部付近に南下した その後は日本の南東海上に中心を持つ太平洋高気圧が西へ張り出したため梅雨前線は朝鮮半島付近まで押し上げた その後も梅雨前線は朝鮮半島付近から南下することなく九州南部と九州北部地方 ( 山口県を含む ) は 7 月 9 日ごろに梅雨明けした 梅雨期間の降水量は 奄美地方と九州南部では平年より多く 九州北部地方は平年並 だった なお 7 月上旬に 平成 30 年 7 月豪雨 など大雨となったところがあった ( 表 4.6) 表 年の梅雨入り 梅雨明け 地域 梅雨入り 平年 梅雨明け 平年 九州北部地方 6 月 5 日ごろ 6 月 5 日ごろ 7 月 9 日ごろ 7 月 19 日ごろ ( 平年並 ) ( 早い ) 九州南部 6 月 5 日ごろ 5 月 31 日ごろ 7 月 9 日ごろ 7 月 14 日ごろ ( 遅い ) ( 早い ) 奄美地方 5 月 27 日ごろ 5 月 11 日ごろ 6 月 26 日ごろ 6 月 29 日ごろ ( かなり遅い ) ( 平年並 ) カッコ内は平年の時期との比較 なお 梅雨は季節現象であり その入り明けには平均 的に5 日間程度の移り変わりの期間がある 17
18 表 4.6 九州 山口県の主な地点の 2018 年梅雨期間の降水量 九州北部地方 ( 平年比 110% 平年並 ) 九州南部 ( 平年比 128% 多い ) 地点名降水量平年比平年値 (mm) (%) (mm) 下関 % 福岡 % 佐賀 % 長崎 % 熊本 % 大分 % 宮崎 % 鹿児島 % 奄美地方名瀬 % ( 平年比 116% 多い ) 九州 山口県の6~7 月 ( 奄美地方は5~6 月 ) 合計降水量 ( 平年値は 1981~2010 年 の平均値 ) 18
19 年の九州 山口県周辺海域の海況 2 月は 東シナ海北部で海面水温が平年よりかなり低い海域がみられた 12 月は九州 山口県周辺海域で海面水温が平年よりかなり高い海域が広くみられ 東シナ海南部の海面水温は 12 月としては 1982 年以降で最も高かった ( 速報値 ) 2017 年 8 月に発生した黒潮大蛇行は 2018 年も継続した 年の九州 山口県周辺海域の海面水温の経過 四国 東海沖 東シナ海北部と南部及び沖縄の東の旬平均海面水温平年偏差の時系列 (2009~2018 年 ) を図 5.1 に示す また 九州 山口県周辺海域の 2018 年 1 月から 12 月までの月平均海面水温平年偏差を図 5.2 及び図 5.3 に示す 以下に 九州 山口県周辺海域の海面水温の月毎の特徴を示す 1 月は寒気や平年より風が強かった影響で 東シナ海北部で平年より低い海域がみられた 2 月は強い寒気や平年より風が強かった影響で 東シナ海北部に平年よりかなり低い海域がみられるようになった 3 月は 風が弱かったことや暖かい空気の影響を受けたこと 下旬に平年より日射量が多かったことで平年よりかなり低い海域がみられなくなり 平年よりかなり高い海域がみられるようになった 4 月 5 月は平年より日射量が多く 風が弱かったことや暖かく湿った空気の影響で平年よりかなり高い海域が拡大した 6 月は台風第 5 号 第 6 号の影響で平年よりかなり高い海域が縮小した 7 月は東シナ海北部では 平年より日射量が多く 風が弱かったため 平年より高くなり 平年よりかなり高い海域もみられた 東シナ海南部では 台風第 7 号 台風第 8 号の影響で平年より低い海域が拡大した 8 月は 東シナ海北部では 台風第 12 号の影響で平年より低い海域がみられるようになった 東シナ海南部では 上旬に平年より風が弱く日射量が多かったため 月平均海面水温としては平年より低い海域が縮小し 中旬には平年より高い海域が拡大したが 中旬の台風第 14 号 第 18 号の影響や 下旬の熱帯低気圧の影響により 下旬には平年より低い海域が広くみられるようになった 9 月は平年より風が弱く 暖かく湿った空気に覆われたため平年より高くなった 10 月は 台風第 24 号 第 25 号と寒気の影響で平年よりかなり高い海域がみられなくなり 東シナ海南部では平年より低い海域がみられるようになった 11 月は平年より風が弱く 暖かく湿った空気に覆われたため 平年より高い海域がひろがり平年よりかなり高い海域がみられるようになった 12 月は暖かく湿った空気に覆われた影響で 平年よりかなり高い海域が拡大し 東シナ海南部の月平均海面水温の平年差は +1.3 ( 速報値 ) となり 海面水温の解析値が存在する 1982 年以降で 12 月としては最も高くなった 19
20 四国 東海沖 (30-35N, E) 東シナ海北部 (30-35N, E) 東シナ海南部 (25-30N, E) 沖縄の東 (25-30N, E) 図 5.1 九州 山口県周辺海域の旬平均海面水温平年偏差の時系列 (2009~2018 年 ) 縦軸は旬平均海面水温平年偏差 ( ) 横軸は年 ( 西暦 ) 20
21 2018 年 1 月 2018 年 2 月 2018 年 3 月 2018 年 4 月 2018 年 5 月 2018 年 6 月 図 5.2 各月の海面水温平年偏差 (2018 年 1 月 ~6 月 ) 21
22 2018 年 7 月 2018 年 8 月 2018 年 9 月 2018 年 10 月 2018 年 11 月 2018 年 12 月 図 5.3 各月の海面水温平年偏差 (2018 年 7 月 ~12 月 ) 22
23 年 8 月下旬から継続する黒潮大蛇行 黒潮は 東海沖で南に大きく蛇行して流れる 大蛇行流路 と 四国 本州南岸に沿って流れる 非大蛇行流路 の二通りの安定した流路をとることが知られている 2017 年 8 月下旬から 黒潮は東海沖で大きく離岸して流れ 12 年ぶりに大蛇行流路となった この状態は 2018 年も続いた ( 図 5.4) 宮崎県の都井岬では 2017 年 3 月下旬に黒潮が離岸して小蛇行が発生しており これが黒潮大蛇行のきっかけになったと考えられる 都井岬沖では 小蛇行が東に伝播した後は 2018 年にかけて 接岸傾向が続いた なお 小蛇行のすべてが発達して安定した大蛇行流路になる訳ではない 図 5.4( 左図 )50m 深の海流図 色は流速 [ ノット ] 矢印は流向を示す 上から 都井岬南東沖 (2018 年 12 月 31 日 ) 潮岬南沖 (2018 年 12 月 31 日 ) 御前崎南沖 (2018 年 12 月 31 日 ) の様子を示す 青丸と緑丸はライン上の目印で 右図の目印と対応する ( 右図 )2017 年 3 月 ~2018 年 12 月の期間における 陸地 ( 都井岬 潮岬 御前崎 ) から黒潮までの距離 [km] 距離方向は左図の赤色の線分を参照 23
1. 天候の特徴 2013 年の夏は 全国で暑夏となりました 特に 西日本の夏平均気温平年差は +1.2 となり 統計を開始した 1946 年以降で最も高くなりました ( 表 1) 8 月上旬後半 ~ 中旬前半の高温ピーク時には 東 西日本太平洋側を中心に気温が著しく高くなりました ( 図 1) 特
報道発表資料平成 25 年 9 月 2 日気象庁 平成 25 年 (2013 年 ) 夏の日本の極端な天候について ~ 異常気象分析検討会の分析結果の概要 ~ 本日開催した異常気象分析検討会 1 において 2013 年夏 (6~8 月 ) の日本の極端な天候をもたらした大規模な大気の流れについて その要因を分析し 以下の見解をまとめました 2013 年夏の日本の天候は 以下のように 極端な天候となりました
More information9 報道発表資料平成 29 年 12 月 21 日気象庁 2017 年 ( 平成 29 年 ) の日本の天候 ( 速報 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) の日本の天候の特徴 : 梅雨の時期 (6~7 月 ) は 平成 29 年 7 月九州北部豪雨 など記録的な大雨となる所があった梅雨の時期
9 報道発表資料平成 29 年 12 月 21 日気象庁 2017 年 ( 平成 29 年 ) の日本の天候 ( 速報 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) の日本の天候の特徴 : 梅雨の時期 (6~7 月 ) は 平成 29 年 7 月九州北部豪雨 など記録的な大雨となる所があった梅雨の時期 (6~7 月 ) は 東日本太平洋側や西日本は梅雨前線の影響を受けにくく 降水量が少ない地方が多かったが
More information2018 年 12 月の天候 ( 福島県 ) 月の特徴 4 日の最高気温が記録的に高い 下旬後半の会津と中通り北部の大雪 平成 31 年 1 月 8 日福島地方気象台 1 天候経過 概況この期間 会津では低気圧や寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多かった 中通りと浜通りでは天気は数日の周期で変わった
2018 年 12 月の天候 ( 福島県 ) 月の特徴 4 日の最高気温が記録的に高い 下旬後半の会津と中通り北部の大雪 平成 31 年 1 月 8 日福島地方気象台 1 天候経過 概況この期間 会津では低気圧や寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多かった 中通りと浜通りでは天気は数日の周期で変わったが 中通り南部 浜通り南部を中心に平年に比べ晴れの日が少なかった 寒暖の変動が大きかったが 月平均気温は平年並の所が多かった
More information(c) (d) (e) 図 及び付表地域別の平均気温の変化 ( 将来気候の現在気候との差 ) 棒グラフが現在気候との差 縦棒は年々変動の標準偏差 ( 左 : 現在気候 右 : 将来気候 ) を示す : 年間 : 春 (3~5 月 ) (c): 夏 (6~8 月 ) (d): 秋 (9~1
第 2 章気温の将来予測 ポイント 年平均気温は 全国的に 2.5~3.5 の上昇が予測される 低緯度より高緯度 夏季より冬季の気温上昇が大きい (2.1.1) 夏季の極端な高温の日の最高気温は 2~3 の上昇が予測される 冬季の極端な低温の日の最低気温は 2.5~4 の上昇が予測される (2.2.2) 冬日 真冬日の日数は北日本を中心に減少し 熱帯夜 猛暑日の日数は東日本 西日本 沖縄 奄美で増加が予測される
More information2. エルニーニョ / ラニーニャ現象の日本への影響前記 1. で触れたように エルニーニョ / ラニーニャ現象は周辺の海洋 大気場と密接な関わりを持つ大規模な現象です そのため エルニーニョ / ラニーニャ現象は周辺の海流や大気の流れを通じたテレコネクション ( キーワード ) を経て日本へも影響
トピックス エルニーニョ / ラニーニャ現象 2009 年 7 月 10 日に気象庁から エルニーニョ現象が発生しているとの発表がありました 本 Express では 日本の気候にも大きな影響を与えるエルニーニョ / ラニーニャ現象 ( キーワード ) のメカニズムと日本への影響およびその予測可能性と温暖化について説明します 1. エルニーニョ / ラニーニャ現象とはエルニーニョ現象とは 太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で
More informationMicrosoft PowerPoint - Ikeda_ ppt [互換モード]
東北地方の気候の変化 平成 24 年 3 月 5 日 仙台管区気象台 ヤマセ研究会 池田友紀子 1 写真 :K.Honda 東北地方の気温の変化 東北の年平均気温は 100 年あたり 1.2 の割合で上昇 東北地方の年平均気温 1990 1999 2004 1984 1897 1913 1945 変化率 :1.2 /100 年 東北地方の年平均気温の変化 (1890~2010 年 ) 青森 秋田 宮古
More information資料6 (気象庁提出資料)
平成 21 年 7 月 16 日 ( 木 ) 平成 21 年度 第 1 回熱中症関係省庁連絡会議資料 6 平成 21 年 7 月 16 日 気象庁 熱中症に関する平成 20 年度の取り組みについて 気象庁は 大雨や暴風 地震 津波 火山噴火などの自然現象を常時観測するとともに 各種情報を発表することによって 災害の防止 軽減 交通安全の確保 産業の発展への寄与 国民生活の利便の向上 地球環境問題対策への寄与等を図っています
More informationMicrosoft Word - 615_07k【07月】01_概況
栃木県の気象概況令和元年 (2019 年 ) 7 月 気象概況 宇都宮地方気象台 7 月 : この期間は 上旬から下旬初めは梅雨前線や寒気を伴った気圧の谷の影響及び オホーツク海高気圧からの冷たく湿った空気の影響で 曇りや雨の日が多かった 下旬の中ごろから台風や高気圧の縁を回って流れ込む湿った空気や 台風第 6 号からの湿った空気の影響で大気の状態が不安定となった 27 日は発達した積乱雲により佐野市で突風が発生した
More information報道発表資料平成 28 年 1 月 4 日気象庁 2015 年 ( 平成 27 年 ) の日本の天候 2015 年 ( 平成 27 年 ) の日本の天候の特徴 : 年平均気温は全国的に高く 北日本と沖縄 奄美ではかなり高い ただし 西日本は2 年連続の冷夏 夏から秋の一時期を除き 全国的に高温傾向が
報道発表資料平成 28 年 1 月 4 日気象庁 2015 年 ( 平成 27 年 ) の日本の天候 2015 年 ( 平成 27 年 ) の日本の天候の特徴 : 年平均気温は全国的に高く 北日本と沖縄 奄美ではかなり高い ただし 西日本は2 年連続の冷夏 夏から秋の一時期を除き 全国的に高温傾向が続いた 3 月は北日本で 5 月は北 東日本で 6 月と11 月は沖縄 奄美で 12 月は東日本で記録的な高温となった
More information資料 1 平成 30 年 7 月豪雨 に関する大気循環場の特徴 平成 30 年 8 月 10 日 気象庁気候情報課 1
資料 1 平成 30 年 7 月豪雨 に関する大気循環場の特徴 平成 30 年 8 月 10 日 気象庁気候情報課 1 平成 30 年 7 月豪雨 及び 7 月中旬以降の記録的高温 に関連すると思われる現象一覧 地球温暖化 気温上昇 水蒸気量増 2014 2015 2016 2017 2018 7 月 北海道長雨 平成 30 年 7 月豪雨 水蒸気収束大きい ( 主 : 日本の南 + 南西から +
More information第 41 巻 21 号 大分県農業気象速報令和元年 7 月下旬 大分県大分地方気象台令和元年 8 月 1 日
第 41 巻 21 号 大分県農業気象速報令和元年 7 月下旬 大分県大分地方気象台令和元年 8 月 1 日 令和元年 7 月下旬の気象概況 天気は 大気の状態が不安定で山沿いを中心に雨が降る日が多かった 24 日頃 九州北部地方 ( 山口県を含む ) は梅雨明けしたと見られる ( 福岡管区気象台発表 ) 下旬の天気は 台風の間接的な影響や上空の寒気の影響で雨や曇りとなり 梅雨明け後も午後を中心に日射や暖かく湿った空気の影響で雨が降る日が多かった
More informationPowerPoint プレゼンテーション
平成 28 年 1 月 26 日 エルニーニョ現象と 世界 日本の天候 安田珠幾 エルニーニョ情報管理官気象庁地球環境 海洋部気候情報課 はじめに 1 はじめに 現在 1997-98 年のエルニーニョ現象以来の強いエルニーニョ現象が発生中 エルニーニョ現象は世界の異常気象を引き起こし 日本には 冷夏 暖冬 をもたらすと言われる エルニーニョ現象はなぜ世界の広い範囲の天候に影響を及ぼすのか? そもそもエルニーニョ現象とは?
More information電気使用量集計 年 月 kw 平均気温冷暖平均 基準比 基準比半期集計年間集計 , , ,
年 月 kw 平均気温冷暖平均 基準比 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 基準比半期集計年間集計 1 2 3 4 5 6 7 13 5 5,450 18.1 0.1 13 6 7,440 21.6 0.4 13 7 9,482 26.8 23.6 1.1 13 8 6,002 24.4-1.8 冷夏 40,045 13 9 5,412 21.4-1.6 13 11
More information<4D F736F F D F193B994AD955C8E9197BF816A89C482A982E78F4882C982A982AF82C482CC92AA88CA2E646F63>
報道発表資料平成 23 年 7 月 25 日長崎海洋気象台 九州 山口県および沖縄の夏から秋にかけての潮位 高潮と異常潮位による浸水被害に注意 夏から秋にかけては 台風に伴う高潮による浸水被害に注意が必要です また 九州 山口県および沖縄では この季節に潮位が一年のうちで最も高くなるため 大潮の期間や異常潮位が発生した場合などにも浸水被害に注意が必要です 夏から秋にかけては 台風に伴う高潮 *2 によって浸水被害が発生するおそれが高まるので注意が必要です
More informationあら
飛散ピーク時期 : 西 東日本ではスギ花粉は 3 月上旬 ヒノキ花粉は 3 月下旬 4 月中旬スギ花粉の飛散ピークは 九州や四国 関東など早い所で 2 月下旬 西 東日本の広範囲で 3 月上旬 東北では 3 月中旬 下旬の予想です 3 月が終わりに近づくとスギ花粉のピークは越え 代わって西日本からヒノキ花粉が増えていきます 九州や東海 関東では 3 月下旬 ~4 月上旬 中国や四国 近畿では 4 月上旬
More information平成 30 年 2 月の気象概況 2 月は 中旬まで冬型の気圧配置が多く 強い寒気の影響を受け雪や雨の日があった 下旬は短い周期で天気が変化した 県内アメタ スの月降水量は 18.5~88.5 ミリ ( 平年比 29~106%) で 大分 佐賀関 臼杵 竹田 県南部で平年並の他は少ないかかなり少なか
大分県気象月報 平成 30 年 (2018 年 ) 2 月 大分地方気象台 平成 30 年 2 月の気象概況 2 月は 中旬まで冬型の気圧配置が多く 強い寒気の影響を受け雪や雨の日があった 下旬は短い周期で天気が変化した 県内アメタ スの月降水量は 18.5~88.5 ミリ ( 平年比 29~106%) で 大分 佐賀関 臼杵 竹田 県南部で平年並の他は少ないかかなり少なかった 月間日照時間は 119.
More information2018_2_2.pdf
第 2 章 九州 山口県の気候変動 2.1 九州 山口県の地勢と気候 九州 山口県は日本列島の西端に位置し ( 図 2.1.1) 西は東シナ海 東は太平洋に面し 黒潮や対馬暖流といった暖かい海流の影響を受け 日本のなかでも温暖な気候となっている 春は 中国大陸や東シナ海で発生 発達した前線や低気圧と移動性高気圧が九州 山口県を交互に通過し ( 図 2.1.2(A)) 天気は数日の周期で変化を繰り返すことが多く
More information2 気象 地震 10 概 況 平 均 気 温 降 水 量 横浜地方気象台主要気象状況 横浜地方気象台月別降水量 日照時間変化図 平均気温 降水量分布図 横浜地方気象台月別累年順位更新表 横浜地方気象台冬日 夏日 真夏
気象 地震2 気象 地震 平成 28 年 (2016 年 ) 横浜地方気象台月別気温変化図 平年値は 1981~2010 年の 30 年間の平均 2 気象 地震 10 概 況 19 11 平 均 気 温 20 12 降 水 量 20 13 横浜地方気象台主要気象状況 20 14 横浜地方気象台月別降水量 日照時間変化図 21 15 平均気温 降水量分布図 22 16 横浜地方気象台月別累年順位更新表
More information報道発表資料
報道発表資料平成 19 年 6 月 1 日気象庁 春 (3~5 月 ) の天候 2007 年 ( 平成 19 年 ) 春 (3~5 月 ) の特徴 : 東日本太平洋側と西日本で少雨 多照 北日本は寡照移動性高気圧に覆われることが多く 東日本太平洋側や西日本では日照時間がかなり多かった また 低気圧の影響が小さかった西日本では 降水量がかなり少なかった 一方 低気圧が短い周期で通過した北日本では 日照時間が少なかった
More information今年 (2018 年 ) の夏の顕著な現象 平成 30 年 7 月豪雨 記録的な高温 本から東海地 を中 に 広い範囲で記録的な大雨となった 東 本から 本を中 に 各地で記録的な高温となった 2
気象 地震等の情報を扱う事業者等を対象とした講習会 ( 第 3 回 ) 平成 30 年 9 月 11 日 ( 火 ) 平成 30 年 7 月豪雨及び 今夏の高温の要因について 異常気象をもたらす 期的な現象の紹介 今回の講習会では 今年の夏に発 した平成 30 年 7 月豪雨及び7 中旬以降の記録的な 温を主な対象として これらの現象をもたらした 気の流れとそのメカニズムについてわかりやすく解説いたします
More informationTaro-40-11[15号p86-84]気候変動
資 料 鹿児島県における気候変動に関する考察 1 福田哲也仮屋園広幸肥後さより東小薗卓志四元聡美満留裕己 1 はじめに近年地球上では気候変動, とりわけ気温上昇が多くの地域で観測されている その現象は我が国においても例外ではなく, 具体的に取りまとめたレポートとして, 文部科学省 気象庁 環境省が, 日本における地球温暖化の影響について現在までの観測結果や将来予測を2013 年に, 日本の気候変動とその影響
More information1
3. 九州北部地方のヒートアイランド現象 九州北部地方の各都市において 都市化の影響による気温上昇が示された ただし これまでに調査した日本の三大都市圏 ( 関東 近畿 東海地方 ) に比べて昇温の程度とヒートアイランドの広がりは小さい 夏季においては ヒートアイランドが顕著に現れる 晴れて風が弱い日 に 福岡市付近で 2~3 程度の都市化による昇温が見られた この章では 都市気候モデルによるシミュレーション結果をもとに九州北部地方のヒートアイランド現象について述べる
More information三重県の気象概況 ( 平成 30 年 9 月 ) 表紙 目次気象概況 1P 旬別気象表 2P 気象経過図 5P 気象分布図 8P 資料の説明 9P 情報の閲覧 検索のご案内 10P 津地方気象台 2018 年本資料は津地方気象台ホームページ利用規約 (
三重県の気象概況 ( 平成 年 9 月 ) 表紙 目次気象概況 1P 旬別気象表 2P 気象経過図 5P 気象分布図 8P 資料の説明 9P 情報の閲覧 検索のご案内 10P 津地方気象台 2018 年本資料は津地方気象台ホームページ利用規約 (https://www.jma-net.go.jp/tsu /hpinfo/h pinfo.html) に準拠します この資料は 速報値 のため 後日訂正
More informationWx Files Vol 年2月14日~15日の南岸低気圧による大雪
2014 年 2 月 14 日 ~15 日の南岸低気圧による大雪 Wx Files Vol.25 2014 年 02 月 17 日 2014 年 2 月 14 日から 15 日にかけて 本州の南海上から関東地方へと低気圧が通過し 関東甲信地方で大雪となり 東海や近畿地方でもまとまった積雪となった 特に関東甲信地方では 最大積雪深が東京や横浜で1 週間前に記録した値と同等かそれを超える 27 28cm
More informationMicrosoft Word - cap3-2013kaiyo
第 3 章海洋の気候変動 3.1 海面水温の変動 3.1.1 100 年スケールの長期変動気象庁では 海洋の変動を監視するために 船舶等で直接観測した海面水温データを解析して 1891 年から現在までの 100 年以上にわたる海面水温データを作成している その海面水温データから 日本近海を海面水温の長期変化傾向が類似した複数の海域に区分し それぞれの海域における海面水温の上昇率を求めた ここでは 近畿
More information2 気象 地震 10 概 況 平 均 気 温 降 水 量 横浜地方気象台主要気象状況 横浜地方気象台月別降水量 日照時間変化図 平均気温 降水量分布図 平成 21 年 (2009 年 ) の月別累年順位更新表 ( 横浜 ) 23
気象 地震2 気象 地震 平成 21 年 (2009 年 ) 横浜地方気象台月別気温変化図 ( ) 35 30 25 20 日最高気温の月平均気温日最高気温の月別平年値平均気温の月平均気温平均気温の月別平年値日最低気温の月平均気温日最低気温の月別平年値 15 10 5 0 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月平年値は 1971~2000
More information<4D F736F F D DC58F4994C5817A89D495B28C588CFC82DC82C682DF>
NEWS RELEASE 2011 年 5 月 26 日 2011 年のスギ ヒノキ花粉飛散傾向のまとめ発表 スギ ヒノキ花粉の飛散数 昨年の 5 倍以上 症状も 辛い が倍増 ~ 関東 東海で飛散数が多く 静岡県は昨シーズンの 12 倍の飛散を観測 ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 全国的にスギ ヒノキの花粉シーズンの終了を迎えた 5 月末
More informationMicrosoft PowerPoint _大分県水防協議会.pptx
平成 30 年度水防協議会 大分県の気象状況と 3 ヶ月予報について 平成 30 年 6 月 4 日 昨年の九州北部地方の天候の特徴 冬 ( 前年 12 月 ~2 月 ) 暖かい冬 春 (3 月 ~5 月 ) 暖かい春 夏 (6 月 ~8 月 ) 梅雨期間が短く 暑い夏 秋 (9 月 ~11 月 ) 記録的な多雨 12 月寒い初冬 冬から夏にかけて高気圧に覆われやすかったため 年間の日照時間が多かった
More information長野県農業気象速報(旬報) 平成27年9月上旬
長野県農業気象速報 ( 旬報 ) 平成 27(2015) 年 9 月上旬 長野県長野地方気象台平成 27 年 9 月 11 日 9 月上旬の気象概況 今期間は 台風や前線の影響で曇りや雨の日が多くなりました 県内観測所の平均気温は平年よりかなり低いか低いとなりました 降水量は平年よりかなり多いか多いとなりました 日照時間は平年よりかなり少ないか少ないとなりました 1 日は 日本海西部を低気圧が進み
More informationPowerPoint プレゼンテーション
3 か月予報 (11 月 ~1 月の天候 の見通し ) とその解説 気象庁地球環境 海洋部 気候情報課 1 季節予報が対象とする大気の変動 空間スケ ル km 10 4 10 3 10 2 10 1 積乱雲 熱帯季節内変動テレコネクション定常ロスビー波ブロッキング総観規模高 低気圧 メソスケール低気圧 エルニーニョ現象 アジアモンスーンの変動 海洋の影響を強く受けた変動 十年規模変動 温暖化 10
More information第 41 巻 13 号 大分県農業気象速報令和元年 5 月上旬 大分県大分地方気象台令和元年 5 月 1 3 日
第 41 巻 13 号 大分県農業気象速報令和元年 5 月上旬 大分県大分地方気象台令和元年 5 月 1 3 日 天気は周期的に変化した 少雨 令和元年 5 月上旬の気象概況 上旬の天気は 周期的に変化し 前線や気圧の谷及び湿った空気の影響を受け 曇りや雨の日もあったが 高気圧に覆われ晴れる日もあった 降水量は 1 日と 2 日及び 9 日は気圧の谷や前線 湿った空気の影響を受けそれぞれ 0.0~2.0
More information【WNI】第二回花粉飛散傾向2018
NEWS RELEASE ウェザーニューズ 都道府県ごとの花粉飛散開始時期とピークを発表 2017 年 12 月 5 日 花粉シーズン開始は 2 月初め 飛散パターンは メリハリ型 の予想 西 東日本の飛散ピークは 3 月上旬 飛散量は全国的に少なめの平年比 65% に 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 2018 年シーズンの第二回スギ ヒノキ花粉飛散傾向を発表しました
More informationぐに花粉の飛散シーズンに入らなかったのは 暖冬の影響で休眠打破が遅れたことが影響していると考えられます ( スギの雄花は寒さを経験することにより 休眠を終えて花粉飛散の準備に入ると言われています ) その後 暖かい日や風が強い日を中心にスギ花粉が多く飛びましたが 3 月中旬には関東を中心に寒い日が続
NEWS RELEASE 2016 年 4 月 8 日 ウェザーニューズ 第五回花粉飛散傾向を発表東北はスギ花粉の飛散ピーク! 西 東日本はまもなくヒノキ花粉のピークに ~ 花粉の総飛散量は西日本ほど多く 九州北部では昨年の約 1.5 倍に 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 最新の花粉飛散傾向を発表しました 現在 東北ではスギ花粉が飛散ピークを迎えており
More information<4D F736F F D DC58F4994C5817A C8E89D495B294F28E558C588CFC82DC82C682DF8251>
NEWS RELEASE ウェザーニューズ 2~3 月の花粉飛散傾向のまとめ発表 2012 年 4 月 12 日 花粉飛散量 例年の 9 割の飛散を確認 シーズン終了までこれまでと同程度の飛散に ~ 4 月中旬現在 近畿 関東はヒノキ花粉 北陸 東北はスギ花粉のピークに北海道のシラカバ花粉は 4 月下旬から飛散開始 ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 草開千仁
More information041129 台風23 集約情報_14_.PDF
平成16年台風第23号による被害状況について 第14報 これは速報であり 数値等は今後も変わることがある 下線部は前報からの変更箇所 平 成 1 6 年 1 1 月 2 9 日 1 9 時 0 0 分 現 在 内 閣 府 1 台風の状況 気象庁情報 1 概 要 ž 10月13日09時にグァム島近海で発生した台風第23号は 北西に進みながら 超大型で強い勢力に発達し 19日には進路を北北東に変えて南西諸島沿いに進み
More informationMicrosoft Word - 【修正】2~3月花粉飛散傾向まとめ.doc
NEWS RELEASE 2014 年 4 月 10 日ウェザーニューズ 花粉飛散傾向の中間まとめ発表花粉飛散量 関東は昨シーズン比 8 割減を確認 シーズン全体を通しても 5 割以下の予想 ~ 関東のヒノキ花粉は今がピーク 昨年より約一週間早くシーズン終了へ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 今後も飛散が見込まれる花粉に対して十分な対策を取っていただくため
More informationMicrosoft Word - 1.1_kion_4th_newcolor.doc
第 1 章 第 1 章北海道の気候 1.1 気温本節では 北海道内の地上気象観測所およびアメダスで観測された気温の変化について述べる 最初に地上気象観測所で 100 年にわたって観測されてきた年平均気温の長期変化について示し 次に冬日 真冬日 夏日 真夏日の日数変化について示す 最後に アメダスで観測された 1980 年以降の年平均気温の年代ごとの分布状況や地方別の推移について示す 観測データの取り扱いについては付録
More informationMicrosoft Word - 【最終版】2012年花粉傾向まとめ.doc
NEWS RELEASE 2012 年 6 月 13 日 2012 年のスギ ヒノキ花粉飛散傾向のまとめ 花粉飛散量 九州では平年の 3 割増 全国では 1 割減を観測 ~ 飛散開始が平年より遅く 全国的に約 4 日短い花粉シーズンに ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 全国的にスギ ヒノキの花粉シーズンの終了を迎え 一般の方と共に展開した
More information種にふくまれているものは何か 2001,6,5(火) 4校時
加藤幸男 今年は台風の当たり年?! 日本と世界の台風を調べよう (5 年 ) 台風を学び, 気象災害に備えることのできる子どもに 今年の 7 8 月は台風の発生と日本への接近 上陸が多いですね 日本には 8 個もの台風が接近 上陸し,( 平年は 5.5 個 ) 多大な被害と雨の恵みをもたらしました 日本にとって台風の影響は非常に大きいものがあります それゆえ, テレビなどでの気象情報でも, 台風の発生があると大きく取り上げられて,
More information佐賀県気象月報 平成 29 年 (2017 年 )6 月 佐賀地方気象台
佐賀県気象月報 平成 29 年 (2017 年 )6 月 佐賀地方気象台 平成 29 年 6 月の気象概況 佐賀県では 上旬と中旬は高気圧に覆われ晴れる日が多く 下旬は前線や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多かったが降水量は少なかった 県内全域で月降水量は平年より少なく 月間日照時間は平年より多かった 月平均気温は平年並だった 伊万里 白石では 6 月の月間日照時間の多い方からの極値を更新した 佐賀の月平均気温は平年並だった
More information気象庁技術報告第134号表紙#.indd
気象庁技術報告第 134 号 2013 年 * 第 1 章平成 23 年の顕著現象と災害の概要 1.1 平成 23 年の気象の状況 23 2011 7 6 7 8 7 27 30 23 7 23 21 25.6 26 1951 15 2003 4 39 14 6 12 15 3 23 12 8 9 15 9 23 7 12 15 1.2 23 7 3 1.2.1 6 19 851.5mm 39.4m/s
More information2.1 の気温の長期変化 の 6 地点の 1890~2010 年の 121 年間における年平均気温平年 差の推移を図 2.1-2に示す の年平均気温は 100 年あたり1. 2 ( 統計期間 1890~2010 年 ) の割合で 統計的に有意に上昇している 長期変化傾向を除くと 1900 年代後半と
2.1 の気温の長期変化 第 2 章の気候の変化 2.1 の気温の長期変化 2.1.1 世界と日本の気温の長期変化 気候変動に関する政府間パネル ( 脚注 ) 第 4 次評価報告書 (IPCC,20 07) によると 19 世紀後半以降の世界の平均気温は様々な時間スケールの変動を繰り返しながら 長期的には100 年あたり約 0.7 ( 統計期間 1906~2005 年 ) の割合で上昇している また
More informationまた 台風 18 号が九州から北海道へ縦断した 17 日 18 日は 全国から 41,000 通以上の写真付きのウェザーリポートが寄せられ 各地の被害状況を詳細に把握することができました 記録的大雨となった大分県からは道路の損壊や大規模冠水のリポートが届き 断続的に強い雨が降った岩手県沿岸からは大規
観測史上初 本土 4 島に上陸した台風 18 号の振り返り Wx Files Vol.42 2017 年 9 月 21 日 はじめに 2017 年 9 月 17 日に鹿児島県に上陸した台風 18 号は 18 日にかけて日本列島を縦断し 気象庁が統計を開始した 1951 年以来初めて 本土 4 島 ( 九州 四国 本州 北海道 ) 全てに上陸した台風となりました 暴風域を伴ったまま日本列島に沿って北上したため
More information(40_10)615_04_1【4月上旬】01-06
第 40 巻 10 号 栃木県農業気象速報 平成 31 年 4 月上旬 宇都宮地方気象台平成 31 年 4 月 11 日 1) 宇都宮地上気象観測表平成 31 年 4 月上旬 日 気温 湿度 最大 降 日 全 最 水 照 天 深 平均 最高 最低 平均 最小 風速 風向 量 時間 日射 積雪 ( ) ( ) ( ) (%) (%) (m/s) (16 方量 (mm) (h) 位 ) (MJ/ m2
More information日本の海氷 降雪 積雪と温暖化 高野清治 気象庁地球環境 海洋部 気候情報課
日本の海氷 降雪 積雪と温暖化 高野清治 気象庁地球環境 海洋部 気候情報課 内容 日本の降雪 積雪の変化 オホーツク海の海氷の変化 北極振動と日本の気温 降雪量 降雪 積雪 オホーツク海 海氷の温暖化予測 上越市高田の最深積雪と冬平均気温の推移 6. 4. 2. 4 年最深積雪 5 年移動平均 35 冬 (12-2 月 ) 平均気温 5 年移動平均 3 冬平平均気温 ( ). -2. -4. 25
More informationまた 積雪をより定量的に把握するため 14 日 6 時から 17 日 0 時にかけて 積雪の深さは と質 問し 定規で測っていただきました 全国 6,911 人の回答から アメダスの観測機器のある都市だけで なく 他にも局地的に積雪しているところがあることがわかりました 図 2 太平洋側の広い範囲で
1 月 14 16 日 記録的寒気による広島 京都 三重の積雪について Wx Files Vol.38 2017 年 1 月 18 日 1. はじめに 2017 年 1 月 14 日から 16 日にかけて 日本列島に非常に強い寒気が流れ込み 日本海側だけでなく太平洋側の市街地でも大雪となりました 京都市や広島市では記録的な積雪となり この積雪の影響で東海道 山陽新幹線は大幅に遅れ 中部国際空港や広島空港では
More information図 (a)2 月 (b)5 月 (c)8 月 (d)11 月における日本近海の海面水温の平年値 ( 左 ) と標準偏差 ( 右 ) 平年値は 1981~2010 年の 30 年平均値 単位 : 148
第 2 章気候に関連する海洋の変動 2.2 日本近海の海洋変動 2.2.1 日本近海の海面水温 日本近海の海面水温 診断概要診断内容海面水温は 年々から数年といった短い時間スケールでは年々の天候の影響を強く受けている ここでは 日本近海の海面水温について 年々の天候との関連に着目し 1982 年以降の変動を診断する 診断結果日本近海の海面水温は 1993 年夏の寡照 1994 年夏の多照の影響を受けて
More information宇都宮と日光 ( 中宮祠 ) の気象表 要素平均気温 ( ) 降水量 (mm) 日照時間 (h) 地点平年差階級平年比階級平年比階級旬実況値平年値実況値平年値実況値平年値 ( ) 区分 (%) 区分 (%) 区分上旬 かなり高い かなり多い 5
栃木県の気象概況 平成 30 年 (2018 年 ) 3 月 気象概況 宇都宮地方気象台 3 月 : 前半は 高気圧と低気圧が交互に通過し 天気は周期的に変化した 8 日 ~9 日にかけては 低気圧が発達しながら通過し 南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大雨となった 後半は 気圧の谷や前線を伴った低気圧の影響で曇りや雨の日もあったが 概ね移動性高気圧に覆われて晴れた日が多かった 24 日 ~25
More informationMicrosoft Word - cap4-2013chugoku-hirosima
4.7 広島県の気候変動 4.7.1 広島における気温の長期変動広島地方気象台の観測によると季節ごとの平均気温の経変化を図 4.7.1 に示す 平均気温は長期的に有意な上昇傾向を示しており 1 あたり 1.51 ( 統計期間 :79~12 ) の割合で上昇している 1 の上昇幅 1.51 は 気温の平値で比較すると 広島 ( 平値.3 ) と高知県の清水 [ 足摺岬 ]( 平値.2 ) の差にほぼ相当する
More information<4D F736F F D BF382CC82B582A882E D58E9E8D E DC58F4994C5816A>
臨時号 2012.12.25 2 2012 年 12 月 15 日成田空港の霧 150720UTC 12 月 15 日昼過ぎから夜にかけて 成田国際空港では濃い霧となりました この霧は 関東南部に発生した局地前線に日本の南海上から湿った空気が流れ込んで 弱い雨が断続したため発生したものです この霧等によって ダイバート 7 便 エマージェンシー 5 便と航空機の運航に大きな影響がでました ( ダイバート等の数は暫定値
More information月中旬までの飛散量も昨年より少なく 半分程度の所もあります このため 東北では昨年よりもまだ症状が軽 い傾向ですが シーズンを通した飛散量は平年並で 昨年より多い予想なので 油断は禁物です 右の症状のグラフは スマホアプリ ウェザーニュースタッチ の 花粉 Ch. に 2017 年 1 月 19 日
NEWS RELEASE 2017 年 3 月 30 日 ウェザーニューズ 第五回花粉飛散傾向 を 12 エリア毎にグラフで発表西 東日本はまもなくヒノキ花粉のピークへ! 東北はスギ花粉のピーク ~3 月中旬までの総飛散量を集計 特に九州で多く 昨年比 10 倍以上の観測も 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 3 月中旬までの中間報告を含めた最新の花粉飛散傾向を発表しました
More information( 表紙の図 ) 表面海水中の水素イオン濃度指数 (ph) の分布図 赤いほど ph が低いことを示す (p.10 図 Ⅳ.2)
気候変動監視レポート 2017 世界と日本の気候変動および温室効果ガスとオゾン層等の状況 平成 30 年 7 月 気象庁 ( 表紙の図 ) 表面海水中の水素イオン濃度指数 (ph) の分布図 赤いほど ph が低いことを示す (p.10 図 Ⅳ.2) はじめに 気候変動監視レポート は 社会 経済活動に影響を及ぼす気候変動に関して 我が国と世界の気候 海洋 大気環境の観測及び監視結果に基づいた最新の科学的な情報
More information<4D F736F F D DC58F4994C5817A E89D495B28C588CFC82DC82C682DF>
NEWS RELEASE 2013 年 5 月 30 日 2013 年のスギ ヒノキ花粉飛散傾向のまとめ 花粉飛散数 関東で平年の約 3 倍以上 全国では平年比の 7 割増を観測 ~ 関東では症状も 辛い が倍増 花粉症の 2 人に 1 人が症状の重さを実感 ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 全国的にスギ ヒノキの花粉シーズンの終了を迎え
More information昭和 28(1953) 年 8 月 11 日 昭和 32(1957) 年 7 月 25 日 昭和 33(1958) 年 9 月 26 日 南山城の大雨 諫早豪雨 狩野川台風 8 月 13 日に サハリンからオホーツク海に進んだ低気圧から伸びる寒冷前線が 北海道の南東岸から東北地方北部を通って朝鮮半島
資料 1-4-4 全国の過去の風水害事例 発生年月日気象名称事例 昭和 9(1934) 年 9 月 21 日 昭和 20(1945) 年 9 月 17 日 昭和 22(1947) 年 9 月 14 日 昭和 28(1953) 年 7 月 16 日 室戸台風 枕崎台風 カスリーン台風 南紀豪雨 人的被害は 死者 2 702 人 不明 334 人 負傷者 14 994 人 家屋の全半壊および一部損壊 92
More information4
4.2 メンバー国での災害の特徴 表 5 メンバー国内の自然災害 ( メンハー国別 2002 年 ) ( 国名 / 災害の種類 / 災害特性 ) 被害額 国名災害の種類災害数死者数被災者数 US$(000 s) バングラデシュ 疫病 1 96 49,904 異常気温 1 700 50,000 洪水 1 10 1,500,000 暴風 4 122 101,400 バングラデシュ合計 7 928 1,701,304
More information宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で
宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で猛烈な勢力となり 日本の南を北上した 台風は29 日には大型で非常に強い勢力で沖縄付近を経て北東へ進み
More information2019 年 5 月の青森県の天候 ( 速報 ) 特徴 高温〇少雨〇多照 令和元年 6 月 5 日青森地方気象台 1 天候経過全般この期間は高気圧に覆われ晴れる日が多かった 2 日と 8 日は気圧の傾きが大きくなり 暴風となった また 25 日から 27 日にかけて 最高気温が 30 以上の真夏日と
219 年 月の青森県の天候 ( 速報 ) 特徴 高温〇少雨〇多照 令和元年 6 月 日青森地方気象台 1 天候経過全般この期間は高気圧に覆われ晴れる日が多かった 2 日と 8 日は気圧の傾きが大きくなり 暴風となった また 日から 27 日にかけて 最高気温が 3 以上の真夏日となる所が多かった 平均気温は平年よりかなり高かった 降水量は平年よりかなり少なかった 日照時間は平年よりかなり多かった
More information熊谷地方気象台対象地域埼玉県 平成 26 年 2 月 8 日から 9 日にかけての大雪に関する 埼玉県気象速報 1 資料作成の目的 2 気象の状況 3 警報等の発表状況 4 災害の状況 平成 26 年 2 月 10 日 熊谷地方気象台 この資料は速報として取り急ぎまとめたもので 後日内容の一部訂正や
熊谷地方気象台対象地域埼玉県 平成 26 年 2 月 8 日から 9 日にかけての大雪に関する 埼玉県気象速報 1 資料作成の目的 2 気象の状況 3 警報等の発表状況 4 災害の状況 平成 26 年 2 月 10 日 熊谷地方気象台 この資料は速報として取り急ぎまとめたもので 後日内容の一部訂正や追加をすることがあります 1 資料作成の目的 2 月 8 日から 9 日にかけて 低気圧の接近と上空の寒気の影響により
More information気候変化レポート2015 -関東甲信・北陸・東海地方- 第1章第4節
第 4 節富士山 父島 南鳥島の気候変化 4.1 富士山 父島 南鳥島の地勢富士山 ( 標高 3776m) は 日本一の名山として万葉集などの古歌にもうたわれる日本の最高峰で 山梨県と静岡県にまたがる成層火山である 昭和 7 年 (1932 年 ) に 中央気象台 ( 現気象庁 ) が臨時富士山頂観測所を開設した その後 富士山測候所が山頂の剣が峰に設置され 平成 20 年 10 月 1 日からは特別地域気象観測所に移行して気象観測が続けられている
More information梅雨 秋雨の対比とそのモデル再現性 将来変化 西井和晃, 中村尚 ( 東大先端研 ) 1. はじめに Sampe and Xie (2010) は, 梅雨降水帯に沿って存在する, 対流圏中層の水平暖気移流の梅雨に対する重要性を指摘した. すなわち,(i) 初夏に形成されるチベット高現上の高温な空気塊
Title 梅雨 秋雨の対比と気候モデルによる再現性 将来変化 Author(s) 西井, 和晃 ; 中村, 尚 Citation 週間及び1か月予報における顕著現象の予測可能性 (2013): 236-239 Issue Date 2013-03 URL http://hdl.handle.net/2433/173472 Right Type Article Textversion publisher
More information過去約 130 年の年平均気温の変化傾向 (1891~2017 年 ) 図 緯度経度 5 度の格子ごとに見た年平均気温の長期変化傾向 (1891~2017 年 ) 図中の丸印は 5 5 格子で平均した 1891~2017 年の長期変化傾向 (10 年あたりの変化量 ) を示す 灰色は長期
第 2 章 気候変動 11,12 2.1 気温の変動 2017 年の世界の年平均気温は 1891 年の統計開始以降で 3 番目に高い値になった 世界の 年平均気温は 100 年あたり 0.73 の割合で上昇している 2017 年の日本の年平均気温は 1898 年の統計開始以降で 14 番目に高い値になった 日本の 年平均気温は 100 年あたり 1.19 の割合で上昇している 全国的に 猛暑日や熱帯夜は増加し
More informationスライド 1
災害時気象資料平成 30 年 7 月豪雨 ~ 平成 30 年 7 月 5 日から 8 日にかけての山口県の大雨について ~ 概要 ---------------------- 1 天気図および気象衛星画像 ------------ 3 気象レーダー画像 ---------------- 5 アメダス総降水量の分布図 ------------ 9 アメダス降水量の時系列表 ------------ 10
More information1 23 8217:00 237 730 81 1. 気象の概況 1.1 概況新潟県内上空では 平成 23 年 7 月 26 日未明より 朝鮮半島から関東の東に停滞していた前線に 南の太平洋高気圧から暖かい湿った空気と北のオホーツク海高気圧から冷たい湿った空気が流れ込み 前線の活動が活発化した その結果 積乱雲が次々と発生し 27 日夕方から本県及び福島県を中心に雨が降り 同日 12 時から 30
More informationスーパーマーケット販売統計調査資料 2017 年 12 月実績速報版 ( パネル 270) 11 月実績確報版 ( パネル 270) 2017 年年間集計速報版 (2018 年 1 月 23 日公表 ) 調査資料概要 パネル 270 社集計 食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを対象に同一企業を集
スーパーマーケット販売統計調査資料 2017 年 12 月実績速報版 ( パネル 270) 11 月実績確報版 ( パネル 270) 2017 年年間集計速報版 (2018 年 1 月 23 日公表 ) 調査資料概要 パネル 270 社集計 食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを対象に同一企業を集計 2016 年 4 月実績よりパネル対象企業変更 (275 社 270 社 ) 集計項目 商品分類別
More informationMicrosoft PowerPoint - 議題⑤
資料 5 2008/09 冬の日本の天候と 循環場の特徴 2008/09 年冬の日本の天候 (2008.12.1-2009.2.22) 気温 降水量 日照時間 降雪量の状況 (2/21 まで ) 全国高温特に北 東日本で顕著な高温 北日本と東日本 ( 太 ) 西日本 ( 日 ) で多雨特に北日本で顕著な多雨 沖縄 奄美では顕著な少雨 東日本 ( 日 ) と沖縄 奄美で顕著な多照 北 東日本日本海側で顕著な少雪
More information<2014年の花粉飛散傾向発表。2月上旬から花粉シーズン到来、対策は1月から>
NEWS RELEASE 2013 年 11 月 28 日ウェザーニューズ 2014 年の花粉飛散傾向発表 来春の花粉 2 月上旬から花粉シーズン到来の見込み 花粉症の対策は 1 月から ~ 飛散ピークは昨シーズンより遅め 西 東日本は 3 月上旬 中旬 北陸は 3 月下旬と予想 ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 11 月 28 日 ( 木
More informationMicrosoft Word - yougo_sakujo.doc
1/6 天気予報や解説では用いないことから削除した用語新規に追加した用語 変更した箇所 及び関係する部分を赤字に下線で表記 ただし削除する箇所は青字に下線で表示 の説明 : 無印 ( 広く天気予報 気象情報などで使用する用語 ) ( 天気予報などでは使用しないが報道資料などで使用する用語 ) ( 専門家向けの気象指示報 予報解説資料などで使用する用語 ) ( 定義などがあいまいなため使用しない用語
More information2.1 の気温の長期変化 の年平均気温平年差の推 移を図 に示す の年平均気温は 100 年あ たり 1.3 の割合で上昇している 長 期変化傾向を除くと 1900 年代後半 と 1920 年代半ばから 1940 年代半ば までは低温の時期が続いた 1960 年 頃に高温の時期があり 1
2.1 の気温の長期変化 第 2 章の気候の変化 2.1 の気温の長期変化 2.1.1 世界と日本の気温の長期変化 気候変動に関する政府間パネル (I PCC( 脚注 1)) 第 5 次評価報告書 (IPC C,2013) によると 19 世紀後半以降の 世界の平均気温は 長期的には 1880 ~2012 年において 0.85 上昇してお り また 北半球では 1983~2012 年は過去 1400
More information( 第 1 章 はじめに ) などの総称 ) の信頼性自体は現在気候の再現性を評価することで確認できるが 将来気候における 数年から数十年周期の自然変動の影響に伴う不確実性は定量的に評価することができなかった こ の不確実性は 降水量の将来変化において特に顕著である ( 詳細は 1.4 節を参照 )
( 第 1 章 はじめに ) 第 章 はじめに 予測計算の概要 本書で解析した予測情報は 文部科学省 気候変動リスク情報創生プログラム ( 平成 24~28 年 度 ) のもと 気象庁気象研究所が開発した水平解像度 5km の非静力学地域気候モデル (NonHydrostatic Regional Climate Model; NHRCM05)( Sasaki et al., 2011) を用いた将来予測
More information講義:アジアモンスーン
( モンスーン季のチベット高原の雨 ) 2009 年度環境学研究科水の環境学 アジアモンスーンと気候変動 http://mausam.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~yasunari/index.html 安成哲三 ( 名古屋大学地球水循環研究センター ) 1. 水惑星地球の気候システム 2. 水循環系としてのアジアモンスーン 3. モンスーンと砂漠ーチベット高原の役割 4. アジアにおける最近の降水量変動
More information1. 水温分布 ( 図 1) 7 月沖合定線海洋観測結果 平成 26 年 7 月 14 日 岩手県水産技術センター TEL: FAX: 全域で表面水温は高め 県南部に北上暖水が流入 1) 本県沿岸
1. 水温分布 ( 図 1) 7 月沖合定線海洋観測結果 平成 26 年 7 月 14 日 岩手県水産技術センター TEL:0193-26-7915 FAX:0193-26-7920 Email:CE0012@pref.iwate.jp 全域で表面水温は高め 県南部に北上暖水が流入 1) 本県沿岸 10 海里以内の 7 月表面水温は 15~19 台 なお 前月は 11~14 台 前年は 15 ~17
More informationuntitled
1. 概要 8 月 8 日 9 時に日本の南海上で発生した熱帯低気圧は北西に進み 8 月 9 日 15 時に同海域で台風第 9 号となった 台風第 9 号は北に進み 10 日に四国 紀伊半島の南海上を通り 11 日には東海地方 関東の南海上を通って 日本の東海上へ進んだ その後 13 日 9 時に日本の東海上で熱帯低気圧に変わり 14 日 21 時に温帯低気圧となった 熱帯低気圧およびそれから変わった台風第
More information佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1
佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 12 月 1 日 ~31 日 深さ 30km 以浅 ) 灰色の線は地震調査研究推進本部の長期評価による活断層を示しています
More information(00)顕著速報(表紙).xls
対象地域 : 八重山地方 ( 速報 ) 平成 24 年 台風第 14 号について 目 次 資料 1 気象概況 資料 2 台風経路図 資料 3 地上天気図 沿岸波浪実況図 資料 4 気象衛星画像 気象レーダー 資料 5 暴風域 強風域入出日時 資料 6 台風期間における観測値 資料 7 気象警報 注意報発表状況 資料 8 時系列図 ( 降水量 風向 風速 現地気圧 ) 資料 9 観測値表 ( 降水量
More information3 大気の安定度 (1) 3.1 乾燥大気の安定度 大気中を空気塊が上昇すると 周囲の気圧が低下する このとき 空気塊は 高断熱膨張 (adiabatic expansion) するので 周りの空気に対して仕事をした分だ け熱エネルギーが減少し 空気塊の温度は低下する 逆に 空気塊が下降する 高と断
3 大気の安定度 (1) 3.1 乾燥大気の安定度 大気中を空気塊が上昇すると 周囲の気圧が低下する このとき 空気塊は 高断熱膨張 (adiabatic exansion) するので 周りの空気に対して仕事をした分だ け熱エネルギーが減少し 空気塊の温度は低下する 逆に 空気塊が下降する 高と断熱圧縮 (adiabatic comression) されるので 温度は上昇する 飽和に達し 高ていない空気塊が断熱的に上昇するときの温度低下の割合を乾燥断熱減率
More information専門.indd
平成 2 8 年度第 2 回気象予報士試験 ( 学科, 専門知識 )1 問 1 気象庁が観測している大気現象の定義について述べた次の文 (a) (c) の正誤の 組み合わせとして正しいものを, 下記の 1 5 の中から一つ選べ (a) ふぶきは, 雪が降ると同時に, 積もった雪が地上高く吹き上げられる現象 である (b) 霧と煙霧は, ともにごく小さな水滴が大気中に浮遊する現象で, 水平視程 が 1km
More information石川県白山自然保護センター研究報告第27集
た 石川県白山自然保護センター研究報告 第27集 2000 算出された各年の月平均値を算術平均してもとめ た 各月で欠測日数が20 以下の場合には 欠測の 1日の15.8 15時気温が7月29日と7月31日の 16.2 最低気温が7月29日と7月31日の10.2 日を除いて月平均値を算出した 気象庁, 1990) 最高気温が7月29日の1 である 方 最低値 欠測日がその月の20 を越える場合には
More information90 Shapiroの新しい前線 低気圧モデル 第7図 気象衛星で捉えられた a 雲分布 赤外画像 と b 水蒸気分布 a は第5図の1時間後 b は更に3時間後の観測で 地上低気圧の最盛期 推定中心示度約928hPa にあたる Neiman and Shapiro 1993より引用 がわかる 5 また レーダー観測からは 第6図c に沿う強い気圧傾度や温暖核付近の対流活動などに伴 温暖核とそのすぐ周辺では対流活動が活発であること
More informationPowerPoint プレゼンテーション
独立行政法人国立高等専門学校機構鈴鹿工業高等専門学校 2017 年度前期 現代科学 Ⅳ 現代科学 Ⅳ ( 前期月曜 3 4 時限 ) 第 14 回 2017 年 7 月 17 日 小松謙介三重大学大学院生物資源学研究科 1 前回の授業での質問 コメント Q: 天気図に書き込むのがしんどかった. 天気図は何も面白くなかった. 苦痛です. A: 面白く感じなかったのならすみません. 今日は等圧線を書いてもらうので,
More informationTaro-40-09[15号p77-81]PM25高濃
資 料 2013 年度の鹿児島県における PM2.5 高濃度事例 四元聡美肥後さより東小薗卓志福田哲也満留裕己 1 はじめに 2013 年 1 月, 中国の北京等で発生した広域大気汚染並びに西日本を中心とする微小粒子状物質 ( 以下 PM2.5 という ) の越境汚染が大きく報道された これらを受け,PM2.5について一般的に知られるようになり, 関心が急速に高まった 国のPM2.5 対策として,2009
More informationWTENK4-1_982.pdf
224 21世紀気候変動予測革新プログラム における CMIP5実験仕様に基づいた温暖化予測実験 値を用いて数十年規模の気候変動を担当するチーム 以下近未来予測チーム 気象研究所が主導し 超高 デ ル の 開 発 も 要 素 と し て 入って い た が 本 稿 で は CM IP5にデータを提出した実験内容に焦点を るこ 解像度の領域および全球大気モデルを用いて台風や集 とにする 革新プロ全般の成果について関心のある読
More information平成 30 年 (1 月 ~12 月 ) における果実の取扱高 東京都中央卸売市場 1 果実の入荷概況平成 30 年 (1 月 ~12 月 ) (1) 平成 30 年の気象概況 (2) 果実の取扱高概況 (3) 主要品目別の取扱金額の動向 2 国産果実の概況 (1) 1 月 ~3 月期の取扱実績 (
平成 3 年 1 月 ~12 月 における果実の取扱高 東京都中央卸売市場 1 果実の入荷概況平成 3 年 1 月 ~12 月 1 平成 3 年の気象概況 2 果実の取扱高概況 3 主要品目別の取扱金額の動向 2 国産果実の概況 1 1 月 ~3 月期の取扱実績 2 4 月 ~6 月期の取扱実績 1 7 月 ~9 月期の取扱実績 1 1 月 ~12 月期の取扱実績 3 輸入果実の概況 平成 31 年
More information要旨 昨秋 日本に多大な被害を与えた台風 15 号は静岡県浜松市に上陸し 東海大学海洋学部 8 号館気象台では過去 3 年間での最高値に相当する 1 分平均風速 25 m/s を記録した また 西日本から北日本の広範囲に暴風や記録的な大雨をもたらし 東京都江戸川区で最大風速 31 m/s を記録する
東海大学 11 年度 海洋科学研究 Ⅰ Ⅱ 台風経路の年次変化に注目した解析 近年の上陸率増加傾向の検証 指導轡田邦夫教授 東海大学海洋学部海洋科学科 8AOG12 関根静香 要旨 昨秋 日本に多大な被害を与えた台風 15 号は静岡県浜松市に上陸し 東海大学海洋学部 8 号館気象台では過去 3 年間での最高値に相当する 1 分平均風速 25 m/s を記録した また 西日本から北日本の広範囲に暴風や記録的な大雨をもたらし
More information図 1 COBE-SST のオリジナル格子から JCDAS の格子に変換を行う際に用いられている海陸マスク 緑色は陸域 青色は海域 赤色は内海を表す 内海では気候値 (COBE-SST 作成時に用いられている 1951~2 年の平均値 ) が利用されている (a) (b) SST (K) SST a
平成 22 年 2 月 JCDAS における 内海の海面水温の取り扱いの不具合について 気象庁地球環境 海洋部気候情報課 気候データ同化システム (JCDAS) では COBE-SST 累年値データを境界条件とする 6 時間予報及び客観解析を行っておりますが 25 年 1 月の JCDAS のルーチン運用開始以降 一部の内海において SST 観測値ではなく気候値が適用されていることが判明しました 原因
More informationデータ同化 観測データ 解析値 数値モデル オーストラリア気象局より 気象庁 HP より 数値シミュレーションに観測データを取り組む - 陸上 船舶 航空機 衛星などによる観測 - 気圧 気温 湿度など観測情報 再解析データによる現象の再現性を向上させる -JRA-55(JMA),ERA-Inter
北極海のラジオゾンデ観測データが 冬の中緯度で じる寒波の予報精度に 与える影響 佐藤和敏 1, 猪上淳 1,2,3, 山崎哲 3,Joo-hongKim 4, MarionMaturill i 5,KlausDethlof 5,StephenRHudson 6 1: 国 極地研究所 2: 総合研究大学院大学 3: 海洋研究開発機構 4: 韓国極地研究所 5: アルフレッドウェゲナー研究所 6: ノルウェー極地研究所
More information01-01-05海洋_野崎.indd
56!"#!"#!$%&'()*+,--...$/ "01!21!3..."45"4 第 5 節 海洋生物の分布とその特殊性 日本海岸 満潮線 干潮線 潮位 平均潮位 太平洋 満潮線 平均潮位 干潮線 図 1 日本近海の海流 黒矢線は暖流 細破線は寒流の流路を示す 色域は表層において暖流系の水の卓越する範囲 色域は寒流 系の水の卓越する範囲 文献 1 をもとに作図 図 2 非調和型 上 金沢 と調和型
More informationWTENK5-6_26265.pdf
466 2014年秋季 極域 寒冷域研究連絡会 の報告 海 カラ海 北大西洋 北米大陸の北部 東アジアで が多重に見られることが多い 南極昭和基地 69.0 S, 寒気質量の減少傾向が 中央シベリアの内陸部とベー 39.6 E における PANSY レーダー Sato et al.2014 リング海で寒気質量の増加傾向が5つの再解析データ のデータは このような小さな に共通して見られた 中央シベリアの内陸部の寒気質
More information3. 調査結果 3.1 期間を通じた気温の比較連続気象観測値から 今切川橋と土工部の徳島 IC 山沿いの大代古墳 IC( 標高約 20m) における期間を通じた気温の統計結果をまとめると 以下の通りとなった 1 今切川橋の雪氷期の平均気温は 大代古墳 TNより0.7 高く 徳島 ICより0.9 低か
徳島自動車道鳴門 JCT~ 徳島 IC における路温特性 石川明弘 *1 横田淳 *1 足立憲次 *2 四宮敬介 *2 大本英輝 *2 1. はじめに平成 27 年 3 月 14 日に 西日本高速道路四国横断自動車道の徳島 IC~ 鳴門 JCT(10.9km) が供用開始となった 高松自動車道と徳島自動車道が直結し 四国各地と鳴門大橋を通じた京阪神方面を結ぶ路線が 2ルート選択できるようになり 通行止め時や渋滞時におけるルートの選択肢が広がった
More information台風経路図 9 月 5 日 09 時温帯低気圧に変わる 9 月 4 日 14 時頃兵庫県神戸市付近に上陸 9 月 4 日 12 時頃徳島県南部に上陸 8 月 28 日 09 時南鳥島近海で台風第 21 号発生 -2-
平成 30 年 9 月 5 日 17 時現在気象速報彦根地方気象台 平成 30 年 9 月 4 日の台風第 21 号による暴風について ( 滋賀県の気象速報 ) この資料は速報として取り急ぎまとめたものです そのため 後日内容の一部訂正や追加をすることがあります 概要 台風第 21 号は 8 月 28 日 09 時に南鳥島近海で発生し 急速に発達しながら日本の南海上を西進から北西進し 30 日 15
More information接している場所を前線という 前線面では暖かい空気が上昇し雲が発生しやすい 温帯低気圧は 暖気と寒気がぶつかり合う中緯度で発生する低気圧で しばしば前線を伴う 一般に 温帯低気圧は偏西風に乗って西から東へ移動する 温帯低気圧の典型的なライフサイクルは図のようになっている 温帯低気圧は停滞前線上で発生す
地球物理学実験 ( 気象学分野 ) 予習課題 2 地上天気図の作成 これは 地球物理学実験を行なうにあたって 天気図の書き方や読み方を復習するための課題です 課題 :NHK ラジオ第 2 放送の気象通報を聞いて地上天気図を 3 枚以上作成し提出せよ できるだけ 連続する 3 日間が望ましい 必要に応じて 以下の解説を参考にしてください 他の書籍やウェブページを参照してもかまいません 提出する際には
More information漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査地域検討会
図 3.5-1 日本近海表層海流分布模式図 < 出典 4> 図 3.5-2 東シナ海大陸棚上の海流模式図 < 出典 4> II-49 3.6 発生源及び漂流 漂着メカニズムのシミュレーション結果を用いた検討環境省が実施した 平成 19 年度漂流 漂着ゴミに係る国際的削減方策調査業務 6) ( 以下 H19 国際的削減方策調査という ) のシミュレーション結果を用いて 発生源及び漂流 漂着メカニズムに関する検討を行った
More information表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川
Ⅱ. 都道府県別にみた推計結果の概要 1. 都道府県別総人口の推移 (1) すべての都道府県で平成 52 年の総人口はを下回る 先に公表された 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) ( 出生中位 死亡中位仮定 ) によれば わが国の総人口は長期にわたって減少が続く 平成 17(2005) 年からの都道府県別の総人口の推移をみると 38 道府県で総人口が減少している 今回の推計によれば
More informationMicrosoft PowerPoint _ã•’å“°å‹·è³⁄挎çfl¨ã•‚暱京海ä¸−ç€fl究曕_囓çfl°.pptx
自然災害リスクセミナー 平成30年11月26日 異常気象による災害リスクを 気象情報で軽減する 偏西風の蛇行 2018/7/6 平成30年7月6日 広島県 岡山県 鳥取県に大雨特別警報発表前後 大雨 洪水警報の危険度分布の状況 200hPaの風 陰影 200hPaの風速 気象庁 地球環境 海洋部 気候情報課 前田 修平 1 目次 はじめに 平成 30 年夏の異常気象とその要因 気象災害リスク軽減と気象情報
More information5. 都道府県別 の推移 (19 19~1 年 ) 北海道 1% 17% 1% % 11% 北海道 青森県 3% 3% 31% 3% % 7% 5% 青森県 岩手県 3% 37% 3% 35% 3% 31% 9% 岩手県 宮城県 33% 3% 31% 9% 7% 5% 3% 宮城県 秋田県 1% % % 3% 3% 33% 3% 秋田県 山形県 7% % 7% 5% 3% % 37% 山形県 福島県
More informationあら
NEWS RELEASE ウェザーニューズ 第二回花粉飛散傾向を発表来春の花粉シーズンは 2 月初めの到来予想 2015 年 11 月 26 日 ~ 飛散のピークは 西 東日本は 2 月下旬 3 月中旬 北日本は 3 月中旬からの予想 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 11 月 26 日 2016 年の花粉シーズンにおける全国の スギ ヒノキ花粉飛散
More information平成 30 年 7 月 ~9 月期における果実の取扱高 ( 併載 : 平成 30 年上半期 (4 月 ~9 月期 ) 取扱高 ) 東京都中央卸売市場 Ⅰ 平成 30 年 7 月 ~9 月期東京都中央卸売市場における果実の取扱高 1 果実の入荷概況 (1) 気象概況 ( 気象庁 HP 日本の天候の特徴
平成 30 年 7 月 ~9 月期における果実の取扱高 ( 併載 : 平成 30 年上半期 (4 月 ~9 月期 ) 取扱高 ) 東京都中央卸売市場 Ⅰ 平成 30 年 7 月 ~9 月期東京都中央卸売市場における果実の取扱高 1 果実の入荷概況 (1) 気象概況 ( 気象庁 HP 日本の天候の特徴 から要約 ) (2) 果実の取引概況 2 国産果実の概況 3 輸入果実の概況 Ⅱ 平成 30 年上半期
More information( 第 1 章異常気象と気候変動の実態 ) 2 図 ~2013 年に発生した世界の主な気象災害表 に示した気象災害のうち 特に規模の大きいものを示した 大雨 洪水 台風 ハリケーン ( 緑 ) 干ばつ ( 黄 ) 熱波 ( 紫 ) 寒波 ( 青 ) などの災害が報じら
第 1 章異常気象と気候変動の実態 ( 第 1 章異常気象と気候変動の実態 ) 1.1 最近の異常気象と気象災害この節では 異常気象レポート 2005 以後の 9 年間 (2005~2013 年 ) にみられた世界及び日本の異常気象や気象災害とその要因について述べる 1.1.1 世界の最近の気象災害世界の各地で 熱帯低気圧 1 前線 モンスーンなどによる大雨 洪水 土砂災害などの被害が多く発生した
More information気象サービス ( 独自の予報など ) 民間の気象会社 ( 予報業務許可を受けた事業者など ) 国民 大雨特別警報大雨注意報 大雨警報発表なし 高解像度降水ナウキャスト 土砂災害警戒判定メッシュ情報大雨警報 ( 土砂災害 ) の危険度分布 高危険度低 極めて危険非常に危険警戒注意今後の情報等に留意 大雨警報 ( 浸水害 ) の危険度分布 洪水警報の危険度分布 高危険度低 高危険度低 極めて危険非常に危険警戒注意今後の情報等に留意
More information平成 30 年 6 月の熱中症による救急搬送状況の概要 資料 平成 30 年 6 月の熱中症による救急搬送状況について調査を行ったところ その概要は以下のとおりでした 1 総数平成 30 年 6 月の全国における熱中症による救急搬送人員数は 5,269 人でした これは 昨年 6 月の救急搬送人員数
平成 30 年 7 月 31 日消防庁 平成 30 年 6 月の熱中症による救急搬送状況 熱中症による救急搬送人員数について 平成 30 年 6 月の確定値を取りまとめましたので その概要を公表します 概要 平成 30 年 6 月の全国における熱中症による救急搬送人員数は 5,269 人でした これは 昨年 6 月の救急搬送人員数 3,481 人と比べると 1,788 人多くなっています 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別
More information平成 30 年 3 月沖縄気象台
平成 30 年 3 月沖縄気象台 まえがき 沖縄気象台では 台風や 短時間に起こる強い雨や風 また 高温 低温 少雨 ( 干ばつ ) 長雨 日照不足など平年から隔たった天候に起因する農業災害を防止 軽減するため 様々な気象情報を発表しています これらの気象情報を 沖縄県内で実施されている農業技術指導などの営農対策に一層役立てていただくため このたび 農業に役立つ気象情報の利用の手引き を作成しました
More information