SAMPLE サンプル株式会社 黒字太郎様 決算期間 平成 21 年 4 月 ~ 平成 25 年 3 月 TEL: FAX:

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1 サンプル株式会社 黒字太郎様 決算期間 平成 21 年 4 月 ~ 平成 25 年 3 月 TEL: FAX:

2 サンプル株式会社 黒字太郎様 この度は 経営診断をご活用いただきありがとうございました 経営診断は 必ず 御社の黒字経営に役立ちます 経営診断 経営診断は 御社をもっとすばらしい黒字経営に導くための診断書です 決算書は 一年間の経営の成果が現れる会社の通信簿ですが なかなかうまく経営数字を活用していないのが現状です 経営診断では 会社の現状を多方面から分析し 今の問題点を浮き彫りにし 将来に備えるための指標となるものです ここに書かれた数字を十分に活かして 明日からの経営にお役立てください < 目次 > 1. 経営診断予診回答表 2. 会社経営診断結果 3.5 つの経営指標 4.7 つの同業種比較 5.12 の定点診断 6. 過去 4 期分の損益計算書の分析 7.4 期比較貸借対照表 8. 変動損益計算書 (4 期比較 ) 9. キャッシュフロー計算書 10. 格付ランク表 11. ストラック図表 添付資料 貸借対照表の見方 損益計算書の見方 5 つの経営指標の見方 7 つの同業種比較の見方 12 の定点診断の見方

3 1. 経営診断予診回答表 No 項目 回答 1 これまで経営計画を策定していますか? NO 1 発表会は年に何回行っていますか? 2ソフトはどのようなものを使っていますか? 3 作成は誰が行っていますか? 2 今後は経営計画の必要性は感じていますか? YES 3 経営理念はありますか? YES 具体的に : ご縁を頂いたすべての方々の幸せのために 会計 税務 経営の枠に捉われず すべ てのお悩みに対して身近なパートナーとして力になる 4 将来の展望などが言葉や数字に表されていますか? NO 具体的に : 月々の売上目標を設定している程度 5 委員会制度 ( 部門横断型のチーム編成 ) のようなものがありますか? NO 具体的に : 会社の基本情報 社名 商号サンプル株式会社 住 所 - 大阪市 区 丁目 番 号 T E L - F A X 開 業 10 年 社 員 数正社員 33 名 : 派遣 名 : パート 0 名 社 長 名黒字 太郎 33 歳 性別男 社 長 歴 10 年 社長給与 : 100 万円妻 子 兄弟給与総額 : 60 万円 ( 単位 : 千円 ) 当期の予想数字目標売上高 750,000 経常利益 15,000 限界利益率 45.0% ( 限界利益 売上高 100) 人件費率 105% ( 対前期比率としての %) ( 単位 : 千円 ) 経費の当期予想 減価償却費 7,000 外 注 費 0 発送配達費広告宣伝費 10,000 1,544 リ ー ス 料 6,000 交際接待費研究開発費その他経費 2, ,000 準 固 定 費 0-2-

4 2. 会社経営診断結果 アカウンティング マネージメント 100% 80% 60% 40% 20% 0% -20% -40% -60% -80% -100% リーダーシップ 評価 % 0 点 プロダクション マーケティング アカウンティングリーダーシップマーケティングプロダクション マネージメント % -55% 5% 13% 0% 0% 点数 アカウンティング会計数字が経営に充分活かされているかの指標を表します リーダーシップチームを成功に導くため また いかに部下を動機づけることが出来ているのか そしてそのためのリーダーシップが発揮されているかどうかを表します マーケティング新しいお客様を獲得するためのプレゼンテーションツールの整備等が行なわれ かつ 効果的なビジネスを創出しているかどうかを表します プロダクションお客様に提供するサービスの質が高く 競争力のある商品 ( 業務 ) を持っているかどうかを表します マネージメント社員に目標達成のための役割と責任を持たせ 自立して行動できるようにマネージメントしているかどうかを表します -3-

5 [ 指標 1] 効率よく儲けているか? ( 総資本経常利益率 ) ( 単位 : 千円 ) 7 期 8 期 9 期 10 期 理想 4.8% 以上 経 常 利 益 16,482-2,735 6,871 13,548 優良 2.2%~4.8% 総 資 産 434, , , ,529 健全 1.2%~2.2% 総資本経常利益 3.8% -0.7% 1.7% 3.5% 普通 0.5%~1.2% 優良 注意 健全 優良 注意 0.5% 未満 [ 指標 2] 返済能力に問題はないか? ( 流動比率 ) 7 期 8 期 9 期 10 期 理想 268% 以上 流 動 資 産 209, , , ,153 優良 196%~268% 流 動 負 債 142, , , ,435 健全 160%~196% 流 動 比 率 147.6% 122.4% 115.7% 114.4% 普通 134%~160% 普通 注意 注意 注意 注意 134% 未満 [ 指標 3] 潰れないか? ( 自己資本比率 ) 3.5 つの経営指標 7 期 8 期 9 期 10 期 理想 53% 以上 自 己 資 本 61,727 58,922 64,222 72,622 優良 42%~53% 総 資 本 434, , , ,529 健全 28%~42% 自己資本比率 14.2% 14.4% 16.2% 18.7% 普通 7%~28% 普通 普通 普通 普通 注意 7% 未満 [ 指標 4] 安定的に儲けているか? ( 安全余裕率 ) 7 期 8 期 9 期 10 期 理想 15% 以上 売上 - 損益分岐点売上高 38,431-6,530 16,075 31,379 優良 10%~15% 売 上 高 658, , , ,000 健全 5%~10% 安全 余 裕率 5.8% -1.0% 2.3% 4.3% 普通 0%~5% 健全 注意 普通 普通 注意 0% 未満 [ 指標 5] 人件費負担に問題がないか? ( 労働分配率 ) 7 期 8 期 9 期 10 期 理想 36% 未満 人 件 費 142, , , ,849 優良 36%~41% 限 界 利 益 282, , , ,179 健全 41%~56% 労働 分 配率 50.3% 52.3% 50.3% 49.1% 普通 56%~67% 健全 健全 健全 健全 注意 67% 以上 [ 指標 1] [ 指標 5] [ 指標 2] [ 指標 4] [ 指標 3] 7 期 8 期 9 期 10 期 -4-

6 1 収益性 4.7 つの同業種比較 7 生産性 2 売上利益率 同業種平均指標と貴社の比較 6 付加価値 5 安全性 4 資金性 3 効率性 同業種平均指標と貴社の指標を比較理想 =5 点優良 =4 点健全 =3 点 (= 同業種平均指標近似値 ) 普通 =2 点注意 =1 点 指標 1~7 平均点をグラフ化 分類 : 製造業 業種 : その他の 製造業 収益性 売上利益率 効率性 資金性 安全性 付加価値 生産性 良い傾向 全産業平均指標 同業種平均指標 10 期 H25 年 3 月 同業種との比較結果 [1: 効率よく儲けているか?] 総資本営業利益率 (%) 高い数値 理想 総資本経常利益率 (%) 高い数値 優良 総資本当期純利益率 ROA (%) 高い数値 理想 自己資本当期純利益率 ROE (%) 高い数値 理想 [2: どの程度利益を得たか?] 売上高総利益率 (%) 高い数値 普通 売上高営業利益率 (%) 高い数値 健全 売上高経常利益率 (%) 高い数値 健全 売上高当期純利益率 (%) 高い数値 理想 売上高対労務費比率 (%) 低い数値 健全 売上高対販売費 管理費比率 (%) 低い数値 理想 売上高対人件費比率 (%) 低い数値 理想 売上高対支払利息割引料比率 (%) 低い数値 優良 [3: 資本は活用されているか?] 総資本回転率 ( 回 ) 高い数値 理想 固定資産回転率 ( 回 ) 高い数値 優良 有形固定資産回転率 ( 回 ) 高い数値 優良 売上債権回転期間 ( 日 ) 低い数値 理想 棚卸資産回転期間 ( 日 ) 低い数値 優良 買入債務回転期間 ( 日 ) 高い数値 健全 [4: 返済能力に問題はないか?] 流動比率 (%) 高い数値 注意 当座比率 (%) 高い数値 注意 固定長期適合率 (%) 低い数値 注意 固定比率 (%) 低い数値 注意 借入金月商倍率 ( 倍 ) 低い数値 理想 借入金依存度 (%) 低い数値 健全 [5: 潰れないか?] 自己資本比率 (%) 高い数値 普通 財務レバレッジ ( 倍 ) 低い数値 注意 負債比率 (%) 低い数値 注意 [6: 付加価値は高いか?] 1 人当たり付加価値額 ( 千円 ) 高い数値 7,276 7,502 8,755 優良 付加価値比率 (%) 高い数値 普通 1 人当たり機械装備額 ( 千円 ) 高い数値 914 1,065 3,167 理想 機械投資効率 ( 回 ) 高い数値 注意 1 人当たり売上高 ( 千円 ) 高い数値 19,246 15,335 20,278 優良 [7: 人件費負担に問題がないか?] 1 人当たり労務費 人件費 ( 千円 ) 高い数値 3,477 3,879 4,301 優良 労働分配率 (%) 低い数値 健全 [ 全産業平均指標 ][ 同業平均指標 ] については 中小企業庁より出典 中小企業実態基本調査 平成 23 年確報 ( 平成 22 年度決算実績 ) データより算出 -5-

7 5.12 の定点診断 ( 単位 : 千円 ) (1) 預借率 7 期 8 期 9 期 10 期 現金預金 63,224 30,107 29,325 36,253 短期借入金 + 長期借入金 256, , , , % 12.9% 14.0% 19.6% (2) 売上債権回収日数 7 期 8 期 9 期 10 期 売掛金 + 受取手形残高 74,050 75,531 77,797 81,686 売上高 365 日 1,804 1,808 1,890 2, (3) 在庫日数 7 期 8 期 9 期 10 期 期末商品棚卸高 64,691 62,500 59,300 55,000 売上高 365 日 1,804 1,808 1,890 2, (4) 借入金対売上高比率 7 期 8 期 9 期 10 期 短期借入金 + 長期借入金 256, , , ,420 売上高 658, , , , % 35.2% 30.3% 25.4% (5) 損益分岐点売上高 7 期 8 期 9 期 10 期 固定費 265, , , ,631 限界利益率 ( 限界利益 売上高 ) 42.9% 41.9% 42.7% 43.2% 619, , , ,621 (6) 現金預金余裕月 7 期 8 期 9 期 10 期 現預金残高 63,224 30,107 29,325 36,253 販管費 12ヶ月 10,276 10,444 10,677 11, (7) 限界利益率 7 期 8 期 9 期 10 期 限界利益 282, , , ,179 売上高 658, , , , % 41.9% 42.7% 43.2% (8) 1 人あたりの月間労働者人件費 7 期 8 期 9 期 10 期 労働者人件費 12ヶ月 10,248 10,452 10,766 11,304 人数 (9) 人件費当たりの限界利益 7 期 8 期 9 期 10 期 限界利益 282, , , ,179 人件費 142, , , , (10) 役員報酬推移 7 期 8 期 9 期 10 期 役員報酬 19,200 19,200 19,200 19,200 役員人数 ,400 6,400 6,400 6,400 (11) 仮払金推移 7 期 8 期 9 期 10 期仮払金 (12) 貸付金推移 7 期 8 期 9 期 10 期貸付金

8 6. 過去 4 期分の損益計算書の分析 固定費 変動費 ( 単位 : 千円 ) 科目 7 期 8 期 9 期 10 期 科目 7 期 8 期 9 期 10 期 製造人件費 84,487 86,176 88,761 93,199 売上原価 118, , , ,198 役員報酬 19,200 19,200 19,200 19,200 対売上高比率 17.9% 18.2% 18.0% 17.8% 管理人件費 38,483 39,252 40,429 42,450 製造原価 175, , , ,719 人件費計 142, , , ,849 対売上高比率 26.7% 27.1% 26.7% 26.5% 原価経費 59,884 63,657 67,678 72,876 準変動費 販管費等 63,847 70,885 71,991 73,906 対売上高比率 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 固定費合計 265, , , ,631 その他変動費合計 82,408 84,055 86,576 90,904 固定費比率 40.4% 42.3% 41.7% 41.3% 対売上高比率 12.5% 12.7% 12.5% 12.5% 変動費合計 376, , , ,821 変動費比率 57.1% 58.1% 57.3% 56.8% 限界利益 安全率 労働分配率 科目 7 期 8 期 9 期 10 期 売上高 658, , , ,000 限界利益 282, , , ,179 限界利益率 42.9% 41.9% 42.7% 43.2% 損益分岐点売上高 619, , , ,621 損益分岐点比率 94.2% 101.0% 97.7% 95.7% 安全余裕率 5.8% -1.0% 2.3% 4.3% 労働分配率 50.3% 52.3% 50.3% 49.1% 損益分岐点グラフ 売上高固定費変動費総費用 限界利益 労働分配率 350, , , , , ,000 50, 期 8 期 9 期 10 期 人件費計 142, , , ,849 固定費合計 265, , , ,631 限界利益 282, , , ,179 労働分配率 50.3% 52.3% 50.3% 49.1% 限界利益率 42.9% 41.9% 42.7% 43.2% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% -7-

9 7.4 期比較貸借対照表 ( 単位 : 千円 ) 科目名 7 期 8 期 9 期 10 期前期 7 期 8 期 9 期 10 期前期科目名 H22 年 3 月 H23 年 3 月 H24 年 3 月 H25 年 3 月増減 H22 年 3 月 H23 年 3 月 H24 年 3 月 H25 年 3 月増減 流 動 資 産 209, , , ,153 6,283 流 動 負 債 142, , , ,435 7,168 ( 流 動 比 率 ) 147.6% 122.4% 115.7% 114.4% -1.3% 支 払 手 形 12,042 12,283 12,651 13, 現 金 預 金 63,224 30,107 29,325 36,253 6,928 買 掛 金 60,212 61,416 63,258 66,420 3,162 受 取 手 形 12,341 12,588 12,966 13, 短 期 借 入 金 33,024 33,024 33,024 33,024 0 売 掛 金 61,709 62,943 64,831 68,072 3,241 未 払 金 6,000 10,000 12,000 14,000 2,000 棚 卸 資 産 64,691 62,500 59,300 55,000-4,300 未 払 費 用 8,000 8,160 8,404 8, 前 払 費 用 4,000 4,000 4,000 4,000 0 前 受 金 3,000 3,060 3,151 3, 仮 払 金 未 払 法 人 税 等 2, ,571 2,574 1,003 短 期 貸 付 金 未 払 消 費 税 等 4,478 3,219 4,555 4, 未 収 入 金 2,500 2,500 2,500 2,500 0 その他流動負債 12,906 12,300 11,653 11, 未 収 収 益 固 定 負 債 230, , , ,472-24,103 有 価 証 券 5,265 5,265 5,265 5,265 0 長 期 借 入 金 223, , , ,396-23,566 その他流動資産 -4,093-4,181-4,317-4, 長 期 預 り 金 固 定 資 産 224, , , ,376-14,818 引 当 金 ( 固定資産自己資本比率 ) 27.4% 25.2% 28.8% 34.9% 6.1% その他固定負債 7,687 7,150 6,613 6, 有 形 固 定 資 産 198, , , ,495-17,818 負 債 合 計 372, , , ,907-16,935 建 物 65,987 65,987 65,987 65,987 0 ( 負 債 比 率 ) 85.8% 85.6% 83.8% 81.3% -2.5% 構 築 物 株 主 資 本 61,727 58,922 64,222 72,622 8,400 建 物 付 属 設 備 14,800 14,800 14,800 14,800 0 資 本 金 10,000 10,000 10,000 10,000 0 機 械 装 置 47,479 70,000 80,000 90,000 10,000 資 本 準 備 金 その他有形固定資産 70,711 53,742 30,526 2,708-27,818 利 益 剰 余 金 51,727 48,922 54,222 62,622 8,400 無 形 固 定 資 産 3,881 3,881 3,881 3,881 0 自 己 株 式 電 話 加 入 権 他 3,881 3,881 3,881 3,881 0 評価 換算差額等 投 資 等 22,084 25,000 28,000 31,000 3,000 有価証券評価差額金 出 資 金 評価 換算差額等 差 入 保 証 金 3,000 3,000 3,000 3,000 0 新 株 予 約 権 長 期 貸 付 金 新 株 式 そ の 他 投 資 等 19,084 22,000 25,000 28,000 3,000 繰 延 資 産 純 資 産 合 計 61,727 58,922 64,222 72,622 8,400 繰 延 資 産 ( 自己資本比率 ) 14.2% 14.4% 16.2% 18.7% 2.5% 資 産 合 計 434, , , ,529-8,535 負債 資本合計 434, , , ,529-8,535 ( 年 ) 売上高 658, , , ,000 40,000 借入金合計 256, , , ,420-23,566 売上高借入金 ( 年 ) 比率 38.9% 35.2% 30.3% 25.4% -4.9% 年間支払金利 5,638 5,116 4,597 4, 売上高支払利息 ( 年 ) 比率 0.9% 0.8% 0.7% 0.6% -0.1% -8-

10 項目 売 上 高 売 上 高 そ の 他 売 上 高 8. 変動損益計算書 (4 期比較 ) ( 単位 : 千円 ) 7 期 構成比 8 期 構成比 9 期 構成比 10 期 構成比 増減 当期予想 構成比増減率 増減 H22 年 3 月 H23 年 3 月 H24 年 3 月 H25 年 3 月 658, % 660, % 690, % 730, % 40, , % 2.7% 20, , % 660, % 690, % 730, % 40, , % 2.7% 20, % 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 売 上 原 価 118, % 120, % 123, % 130, % 6, , % -0.6% -728 製 造 原 価 175, % 179, % 184, % 193, % 9, , % -0.6% -1,084 準 変 動 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 変 動 経 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 製造変動経費 82, % 84, % 86, % 90, % 4,328 90, % -0.6% -509 棚 卸 増 減 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 直 接 経 費 82, % 84, % 86, % 90, % 4,328 90, % -0.6% -509 その他売上原価 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 直 接 原 価 376, % 383, % 395, % 414, % 19, , % -0.6% -2,321 限 界 利 益 282, % 276, % 294, % 315, % 20, , % 7.1% 22,321 労 務 費 84, % 86, % 88, % 93, % 4,438 98, % 5.7% 5,320 法 定 福 利 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 福 利 厚 生 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 製 造 人 件 費 84, % 86, % 88, % 93, % 4,438 98, % 5.7% 5,320 減 価 償 却 費 13, % 16, % 19, % 23, % 3,962 21, % -9.6% -2,280 その他製造経費 46, % 47, % 47, % 49, % 1,236 48, % -1.4% -668 経 費 小 計 59, % 63, % 67, % 72, % 5,198 69, % -4.0% -2,948 間 接 原 価 144, % 149, % 156, % 166, % 9, , % 1.4% 2,372 粗 利 益 138, % 126, % 138, % 149, % 10, , % 13.4% 19,949 役 員 報 酬 19, % 19, % 19, % 19, % 0 40, % 108.6% 20,847 給与賞与手当 38, % 39, % 40, % 42, % 2,021 44, % 5.0% 2,123 法 定 福 利 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 福利厚生費他 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 管 理 人 件 費 57, % 58, % 59, % 61, % 2,021 84, % 37.3% 22,970 減 価 償 却 費 5, % 5, % 6, % 7, % 640 7, % -0.6% -42 外 注 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 発 送 配 達 費 9, % 9, % 9, % 9, % , % 0.6% 56 広 告 宣 伝 費 1, % 1, % 1, % 1, % 73 1, % 0.0% 0 リ ー ス 料 6, % 6, % 6, % 6, % 0 6, % 0.0% 0 交 際 接 待 費 1, % 1, % 1, % 2, % 99 2, % 0.0% 0 研 究 開 発 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 そ の 他 経 費 42, % 42, % 43, % 44, % 1,150 40, % -9.7% -4,307 準 固 定 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 経 費 小 計 65, % 66, % 68, % 70, % 2,435 66, % -6.1% -4,293 販売管理費合計 123, % 125, % 128, % 132, % 4, , % 14.1% 18,677 営 業 利 益 14, % 1, % 10, % 16, % 6,157 17, % 7.7% 1,272 受取利息配当金 % % % % % -1.0% -1 雑 収 入 10, % 2, % 2, % 2, % 0 1, % -6.3% -126 そ の 他 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 営 業 外 収 益 10, % 2, % 2, % 2, % 2 1, % -6.1% -128 支払利息割引料 5, % 5, % 4, % 4, % , % 3.5% 142 雑 損 失 2, % 1, % 1, % 1, % % -44.9% -449 そ の 他 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 営 業 外 費 用 8, % 6, % 5, % 5, % , % -6.1% -307 経 常 利 益 16, % -2, % 6, % 13, % 6,677 15, % 10.7% 1,452 特 別 利 益 3, % 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 特 別 損 失 7, % 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 税引前当期利益 12, % -2, % 6, % 13, % 6,677 15, % 10.7% 1,452 法人税 住民税及び事業税 4, % % 1, % 5, % 3,577 6, % 16.6% 852 当 期 利 益 7, % -2, % 5, % 8, % 3,100 9, % 7.1% 600 限界利益 製造人件費 役員報酬 管理人件費 282, , , ,179 20, ,500 22,321 84,487 86,176 88,761 93,199 4,438 98,519 5,320 19,200 19,200 19,200 19, ,047 20,847 38,483 39,252 40,429 42,450 2,021 44,573 2,123 合計 142, , , ,849 6, ,139 28,290 労働分配率 50.3% 52.3% 50.3% 49.1% 54.3% -9-

11 9. キャッシュフロー計算書 ( 単位 : 千円 ) 会社名 サンプル株式会社 8 期 9 期 10 期 Ⅰ 営業活動によるキャッシュフロー 税引前当期純利益 -2,735 6,871 13,548 減価償却費 22,332 26,216 30,818 受取利息及び受取配当金 支払利息 5,116 4,597 4,079 投資有価証券売却益 有形固定資産除去損 売上債権増減額 -1,481-2,266-3,889 貸倒引当金の増減 棚卸資産増減額 2,191 3,200 4,300 その他流動資産増減額 仕入債務増減額 1,445 2,210 3,795 未払金の増減額 4,000 2,000 2,000 未払法人税等の増減額 -2,339 1,501 1,003 未払消費税等の増減額 -1,259 1, その他流動負債増減額 小計 26,866 45,384 56,151 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 -5,116-4,597-4,079 法人税等の支払額 -70-1,571-5,148 営業活動によるキャッシュフロー 21,786 39,321 47,031 Ⅱ 投資活動によるキャッシュフロー 有価証券の取得 売却による収支 投資等の収支 -2,916-3,000-3,000 有形固定資産取得 売却による収支 -27,884-13,000-13,000 無形固定資産取得 売却による収支 繰延資産 調整金による収支 投資活動によるキャッシュフロー -30,800-16,000-16,000 Ⅲ 財務活動によるキャッシュフロー 短期借入による収支 長期借入金の収支 -23,566-23,566-23,566 社債の発行による収支 その他固定負債による収支 その他純資産変動 財務活動によるキャッシュフロー -24,103-24,103-24,103 Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 Ⅴ 現金及び現金同等物の増減 -33, ,928 Ⅵ 現金及び現金同等物期首残高 63,224 30,107 29,325 Ⅶ 現金及び現金同等物期末残高 30,107 29,325 36,253 60,000 40,000 キャッシュフローバランス推移図 20, ,000-40,000 8 期 9 期 10 期 営業投資財務 -10-

12 10. 格付ランク表 サンプル株式会社その他の 製造業 [ 安全性 ] [ 収益性 ] [ 成長性 ] 評価項目 分析値 単位評価点 満点 10 点満点換算 1 自己資本比率 18.7 % 借入金依存度 47.7 % 債務償還年数 4.8 年 インタレストカハ レッシ レシオ 4.1 倍 流動比率 % 売上高経常利益率 1.9 % 総資本経常利益率 3.5 % 売上高増加率 5.2 % 経常利益増加率 % 合計 格付ランク得点合計 ランク名称ランク 債務者区分 50 以上 S 大企業レベルの優良会社 40~49 A 中小企業優良会社 35~39 B 信用のおける会社 25~34 C 良好会社 20~24 D 15~19 E 要注意会社 11~14 F 0~10 G 信用不安会社 0 未満 L1 債務不履行懸念会社 L2 デフォルト懸念会社 8 売上高増加率 9 経常利益増加率 1 自己資本比率 借入金依存度 3 債務償還年数 7 総資本経常利益率 4 インタレストカハ レッシ レシオ 6 売上高経常利益率 5 流動比率 -11-

13 11. ストラック図表 売上高 変動費 (PQ) 変動比率 56.8% (VQ) 730, ,821 限界利益率 43.2% FM 比率 95.7% 限界利益 (MQ) 315,179 経常利益率 1.9% 固定費 (F) 301,631 経常利益 (G) 13,548 ( 単位 : 千円 ) 労働分配率 49.1% 労働分配率 = 人件費 (F1) 限界利益 (MQ) P: 平均売上単価売上高 =P Q Q: 売上件数変動費 =V Q F: 固定費限界利益 =M P Q G: 経常利益 V: 変動比率 M: 限界利益率 FM 比率 = 固定費 限界利益 =F/MQ FM 比率で損益分岐点をチェック FM 比率 200% 以上 100% 以上 90% 以上 80% 以上 60% 以上 59% 以下 状況 F>MQ F>MQ F MQ F<MQ F<MQ F<MQ 未来倒産注意普通健全優良理想 ( ) 良い例 経常利益が0の時 ( ) 悪い例 ( 損益分岐点 ) F<MQ F=MQ F>MQ 売上高 変動費 売上高 変動費 売上高 変動費 PQ VQ PQ VQ PQ VQ 固定費 固定費 固定費 F F F 限界利益経常利益限界利益限界利益 MQ G MQ MQ 経常利益 G -12-

14 4.7 つの同業種比較 1 収益性 7 生産性 2 売上利益率 同業種平均指標と貴社の比較 6 付加価値 5 安全性 4 資金性 3 効率性 同業種平均指標と貴社の指標を比較理想 =5 点優良 =4 点健全 =3 点 (= 同業種平均指標近似値 ) 普通 =2 点注意 =1 点 指標 1~7 平均点をグラフ化 分類 : 製造業 全産業良い傾向平均指標 同業種平均指標 10 期 H25 年 3 月 同業種比較結果 比較数値 業種 : その他の製造業 [1: 効率よく儲けているか?] 注意普通健全優良理想 収 総資本営業利益率 (%) 高い数値 理想 <0.3 <1.1 <2 < < 益 総資本経常利益率 (%) 高い数値 優良 <0.5 <1.2 <2.2 < < 性 総資本当期純利益率 ROA (%) 高い数値 理想 <0 <0.1 <0.2 < < 自己資本当期純利益率 ROE (%) 高い数値 理想 <0.1 <0.3 <0.5 < < [2: どの程度利益を得たか?] 注意普通健全優良理想 売上高総利益率 (%) 高い数値 普通 <16 <25 <37 <49 49< 売 売上高営業利益率 (%) 高い数値 健全 <0.3 <0.8 <2.5 < < 上 売上高経常利益率 (%) 高い数値 健全 <0.6 <1.5 <2.3 < < 利 売上高当期純利益率 (%) 高い数値 理想 <0 <0.1 <0.2 < < 益売上高対労務費比率 (%) 低い数値 健全 >26 >14 >8.9 >3.3 <3.3 率売上高対販売費 管理費比率 (%) 低い数値 理想 >49 >32 >26 >23 <23 売上高対人件費比率 (%) 低い数値 理想 >23 >16 >13 >10 <10 売上高対支払利息割引料比率 (%) 低い数値 優良 >2.5 >1.5 >0.8 >0.5 <0.5 [3: 資本は活用されているか?] 注意普通健全優良理想 総資本回転率 ( 回 ) 高い数値 理想 <0.5 <0.7 <1.1 < < 効 固定資産回転率 ( 回 ) 高い数値 優良 <1.1 <1.9 <2.9 < < 率 有形固定資産回転率 ( 回 ) 高い数値 優良 <1.3 <2.4 <3.6 < < 性 売上債権回転期間 ( 日 ) 低い数値 理想 >115 >94 >69 >45 <45 棚卸資産回転期間 ( 日 ) 低い数値 優良 >178 >85 >57 >25 <25 買入債務回転期間 ( 日 ) 高い数値 健全 <13 <36 <65 <72 72< [4: 返済能力に問題はないか?] 注意普通健全優良理想 流動比率 (%) 高い数値 注意 <134 <160 <196 < < 資 当座比率 (%) 高い数値 注意 <82 <96 <122 < < 金 固定長期適合率 (%) 低い数値 注意 >85 >62 >51 >42 <42 性 固定比率 (%) 低い数値 注意 >125 >110 >98 >83 <83 借入金月商倍率 ( 倍 ) 低い数値 理想 >7.6 >6.6 >4.9 >4 <4 借入金依存度 (%) 低い数値 健全 >56 >49 >36 >25 <25 [5: 潰れないか?] 注意普通健全優良理想安自己資本比率 (%) 高い数値 普通 <7 <28 <42 <53 53< 全財務レバレッジ ( 倍 ) 低い数値 注意 >4.6 >3.3 >2.4 >1.4 <1.4 性負債比率 (%) 低い数値 注意 >280 >220 >145 >137 <137 [6: 付加価値は高いか?] 注意普通健全優良理想 付 1 人当たり付加価値額 ( 千円 ) 高い数値 7,276 7,502 8,755 優良 <5251 <6751 <8252 < < 加 付加価値比率 (%) 高い数値 普通 <34 <44 <53 <63 63< 価 1 人当たり機械装備額 ( 千円 ) 高い数値 914 1,065 3,167 理想 <468 <958 <1171 < < 値 機械投資効率 ( 回 ) 高い数値 注意 <3.1 <6.3 <7.7 < < 1 人当たり売上高 ( 千円 ) 高い数値 19,246 15,335 20,278 優良 <11501 <13801 <16868 < < 生 [7: 人件費負担に問題がないか?] 注意普通健全優良理想 産 1 人当たり労務費 人件費 ( 千円 ) 高い数値 3,477 3,879 4,301 優良 <3103 <3491 <4267 < < 性 労働分配率 (%) 低い数値 健全 >67 >56 >41 >36 <36 [ 全産業平均指標 ][ 同業平均指標 ] については 中小企業庁より出典 中小企業実態基本調査 平成 23 年確報 ( 平成 22 年度決算実績 ) データより算出 -5-

15 項目 売 上 高 売 上 高 そ の 他 売 上 高 8. 変動損益計算書 (4 期比較 ) ( 単位 : 千円 ) 7 期 構成比 8 期 構成比 9 期 構成比 10 期 構成比 増減 当期予想 構成比増減率 増減 H22 年 3 月 H23 年 3 月 H24 年 3 月 H25 年 3 月 658, % 660, % 690, % 730, % 40, , % 2.7% 20, , % 660, % 690, % 730, % 40, , % 2.7% 20, % 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 売 上 原 価 118, % 120, % 123, % 130, % 6, , % -0.6% -728 製 造 原 価 175, % 179, % 184, % 193, % 9, , % -0.6% -1,084 準 変 動 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 変 動 経 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 製造変動経費 82, % 84, % 86, % 90, % 4,328 90, % -0.6% -509 棚 卸 増 減 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 直 接 経 費 82, % 84, % 86, % 90, % 4,328 90, % -0.6% -509 その他売上原価 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 直 接 原 価 376, % 383, % 395, % 414, % 19, , % -0.6% -2,321 限 界 利 益 138, % 126, % 138, % 149, % 10, , % 13.4% 19,949 役 員 報 酬 19, % 19, % 19, % 19, % 0 40, % 108.6% 20,847 給与賞与手当 38, % 39, % 40, % 42, % 2,021 44, % 5.0% 2,123 法 定 福 利 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 福利厚生費他 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 管 理 人 件 費 57, % 58, % 59, % 61, % 2,021 84, % 37.3% 22,970 減 価 償 却 費 5, % 5, % 6, % 7, % 640 7, % -0.6% -42 外 注 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 発 送 配 達 費 9, % 9, % 9, % 9, % , % 0.6% 56 広 告 宣 伝 費 1, % 1, % 1, % 1, % 73 1, % 0.0% 0 リ ー ス 料 6, % 6, % 6, % 6, % 0 6, % 0.0% 0 交 際 接 待 費 1, % 1, % 1, % 2, % 99 2, % 0.0% 0 研 究 開 発 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 そ の 他 経 費 42, % 42, % 43, % 44, % 1,150 40, % -9.7% -4,307 準 固 定 費 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 経 費 小 計 65, % 66, % 68, % 70, % 2,435 66, % -6.1% -4,293 販売管理費合計 123, % 125, % 128, % 132, % 4, , % 14.1% 18,677 営 業 利 益 14, % 1, % 10, % 16, % 6,157 17, % 7.7% 1,272 受取利息配当金 % % % % % -1.0% -1 雑 収 入 10, % 2, % 2, % 2, % 0 1, % -6.3% -126 そ の 他 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 営 業 外 収 益 10, % 2, % 2, % 2, % 2 1, % -6.1% -128 支払利息割引料 5, % 5, % 4, % 4, % , % 3.5% 142 雑 損 失 2, % 1, % 1, % 1, % % -44.9% -449 そ の 他 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 営 業 外 費 用 8, % 6, % 5, % 5, % , % -6.1% -307 経 常 利 益 16, % -2, % 6, % 13, % 6,677 15, % 10.7% 1,452 特 別 利 益 3, % 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 特 別 損 失 7, % 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% % 0.0% 0 税引前当期利益 12, % -2, % 6, % 13, % 6,677 15, % 10.7% 1,452 法人税 住民税及び事業税 4, % % 1, % 5, % 3,577 6, % 16.6% 852 当 期 利 益 7, % -2, % 5, % 8, % 3,100 9, % 7.1% 600 限界利益 役員報酬 管理人件費 138, , , ,104 10, ,053 19,949 19,200 19,200 19,200 19, ,047 20,847 38,483 39,252 40,429 42,450 2,021 44,573 2,123 合計 57,683 58,452 59,629 61,650 2,021 84,620 22,970 労働分配率 41.8% 46.2% 43.1% 41.3% 50.1% -9-

16 11. ストラック図表 売上高 変動費 (PQ) 変動比率 56.8% (VQ) 730, ,821 ( 単位 : 千円 ) 限界利率 43.2% FM 比率 95.7% 限界利益 (MQ) 315,179 当期利益率 1.9% 労働分配率 49.1% 労働分配率 = 人件費 (F1) 限界利益 (MQ) 固定費 (F) 301,631 経常利益 (G) 13,548 P: 平均売上単価売上高 =P Q Q: 売上件数変動費 =V Q F: 固定費限界利益 =M P Q G: 経常利益 V: 変動比率 M: 限界利益率 FM 比率 = 固定費 限界利益 =F/MQ FM 比率で損益分岐点をチェック FM 比率 状況 未来 200% 以上 F>MQ 倒産 100% 以上 F>MQ 注意 90% 以上 F MQ 普通 80% 以上 F<MQ 健全 60% 以上 F<MQ 優良 59% 以下 F<MQ 理想 ( ) 良い例 経常利益が0の時 ( ) 悪い例 ( 損益分岐点 ) F<MQ F=MQ F>MQ 売上高 変動費 売上高 変動費 売上高 変動費 PQ VQ PQ VQ PQ VQ 固定費 固定費 固定費 F F F 限界利益経常利益限界利益限界利益 MQ G MQ MQ 経常利益 G -12-

17 貸借対照表の見方 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 流動負債 科目区分 金額 現金預金 36,253 売掛金 68,072 流棚卸資産 55,000 動仮払金 0 資短期貸付金 0 産その他 20,828 固定負債 計 180,153 固長期貸付金 0 定資その他 208,376 固定資産産計 208,376 繰延資産 0 総資産 388,529 純資産 流 買掛金 66,420 動負債固定負債 短期借入金 33,024 その他 57,991 計 157,435 長期借入金 152,396 その他 6,076 計 158,472 純資産総資本 72, ,529 使途 源泉 貸借対照表のポイント 上記表左半分 ( 借方 ) は資金の使い 1 純資産の規模 道を示している 純資産がプラスかマイナスか? 上記右半分 ( 貸方 ) は資金の源泉を示している 純資産の部は自己資本といわれ 資本金と利益の留保により構成されて純資産の部以外は他人資本といわれ 他からの借入と考えられる 2 運転資金増運 ( 運転資金が増えている状態 ) か減運 ( 運転資金が減っている状態 ) か? 3 現金預金の推移期末残高はいくらか? 4 借入金の規模 使途 源泉 借入金は適正額か? 上記表の白枠の部分は自社の運転資金を表します 5 売掛金 買掛金の中身流動資産から流動負債を差し引いた増えているか 減っているか? 部分を正味運転資金という 売上は伸びているか? 売掛金の回収期間は? 上記表の緑枠の部分は自社の設備資金を表します 固定資産に投入された資産は回収に時間がかかる 従って 長期資本により調達されることが重要である 6 棚卸資産の中身棚卸資産が寝ている状態 ( デットストック ) になっていないか? 7 貸付金 ゴルフ会員権等回収が可能かどうか? 8 買掛金 支払手形の中身回収期間は? 長期滞留分はないか?

18 損益計算書の見方 科目区分 ( 単位 : 千円 ) 金額 売上高 730,000 変動費 変動費 414,821 売上 限界利益 315,179 限界利益 固定費 固定費 301,631 経常利益 経常利益 13,548 限界利益 限界利益とは売上高から変動費を差し引いた金額である この限界利益より固定費が支払われる 限界利益から固定費を差し引いたものが経常利益である 固定費が限界利益を超えてしまうと経常利益はマイナスとなる 変動費と固定費が限界利益と同額で利益が0の地点を損益分岐点という 損益計算書のポイント 1 売上高の推移売上は伸びているか? 売上は減尐しているか? 2 売上総利益の推移増加しているか? 減尐しているか? 一人当たりの付加価値生産性はどれくらいあるのか? 変動費 固定費 3 経常利益の内容費用は変動費と固定費に区分できる 役員報酬は適正か? 変動費とは 売上の増減に伴って変動する費役員報酬の未払いはないか? 用で仕入原価 外注加工費で構成される 減価償却は妥当な数値となっているか? 固定費とは 売上の増減に関係なく毎期固定引当金は妥当か? 的に発生する費用で人件費 一般経費 減価償却費 金利等で構成される 損益分岐点売上高 損益分岐点売上高とは変動費と固定費が売上高売上高と同額になる地点 つまり 利益が 0となる値のことをいう 固定費 限界利益率 で算出する 今回の損益分岐点売上高は 698,621

19 5 つの経営指標の見方 1 効率よく儲けているか? 総資本経常利益率 総資本経常利益率は総資本に対する経常利益の割合を示すものである つまり いくらの元手でいくらの利益をあげたのか という割合を示すものとなる 元手に対する金利以上の利益をあげられたのかが一つの目安となる 経常利益とは営業利益に営業外利益を加算し営業外費用を減算したものである この経常利益の中には借入金に対する支払利息も反映される したがって この指標により企業の収益性と経常的に利益をあげる力を把握できる 自己資本の多い企業は金利負担が尐ないためにこの指標の数値は高くなり 逆に他人資本が多い場合は金利負担が多くなり指標の数値は低くなる 2 お金に問題はないか? 流動比率 流動比率は短期 (1 年以内 ) の負債とこの支払に引き当てられる流動資産を比較する比率である 流動資産とは現金預金 受取手形 売掛金等の当座資産と棚卸資産をいう 流動負債とは支払手形 買掛金等の支払債務と短期借入金等をいう この流動比率が高いほど手元に運転資金があることを示し 債務返済能力があることを示している 企業の健全性や資金繰りの判断に使用する 3 潰れないか? 自己資本比率 自己資本比率は総資本 ( 総資産 ) の内 自己資本の割合を示す 逆に言うと 他人資本の割合を示すことによって企業の体質が借金体質かどうかを見極めることができる つまり 他人資本が多いということは金利負担が大きいということがいえる 自己資本比率を高めるには 1 利益を上げる ( 剰余金の増加 = 自己資本の増加 ) 2 経営者による借入金がある場合 企業は債権放棄を受けるか増資に振り向け自己資本を増加させるなどの方策をとる 4 安定的に儲けているか? 安全余裕率 安全余裕率は売上高から損益分岐点売上高を差し引いたものを売上高で除して表す 安全余裕率は高いほど余裕がある つまり 不況に左右されにくいといえる 5 生産性に問題がないか? 労働分配率 一般的に労働分配率は低いほうが良いとされるが 従業員の低賃金による労働分配率の低下は従業員の士気の低下を招くことになる 労働分配率は人員の増加 昇給によって上昇する また 人員の数と給与の値が変わらなくても 限界利益の低下によって労働分配率は上昇する場合もある 労働分配率の理想は 労働分配率は低く一人当たりの給与は高いという形である

20 7つの同業種比較の見方 1 総資本営業利益率 [ 高いほうがよい ] 総資本 ( 総資産 ) を用いた営業活動の効率性を表す 尐ない資本で多くの利益を上げられたようがよい = 営業利益 総資本 ( 総資産 ) 総資本経常利益率 [ 高いほうがよい ] 総合収益性の分析に用いられることが多く 総資本 ( 総資産 ) を用いてどの程度の経常利益を上げられたかを示す = 経常利益 総資本 ( 総資産 ) 総資本当期純利益率 (ROA:Return On Asset) [ 高いほうがよい ] 当期純利益は経常利益に次ぐ最終利益となり 株式配当金や積立金など内部留保の原資となる当期純利益と 総資本 ( 総資産 ) の割合を示す = 当期純利益 総資本 ( 総資産 ) 自己資本当期純利益率 (ROE:Return On Equity) [ 高いほうがよい ] 当期純利益は株主への配当原資であり その利益と自己資本との比率を示すこの他将来への設備投資や 研究開発 リスク対応の内部留保へ当てる原資となる = 当期純利益 自己資本 ( 純資産 ) 売上高総利益率 [ 高いほうがよい ] 販売している商品の利益率 ( マージン率 ) が高いかどうかを示す比率 = 売上総利益 売上高 売上高営業利益率 [ 高いほうがよい ] 売上総利益は事業の粗利益だけだったのに対して 営業利益はそこから販売費及び一般管理費を差し引いたものなので 本業での実際の儲けが分析できる = 営業利益 売上高 売上高経常利益率 [ 高いほうがよい ] 経常利益というのは 営業利益に借入の利息や預金の受取利息などの財務項目までを含めた利益であり 臨時的な損益を計上する前の会社の全体的な収益力を示す = 経常利益 売上高 売上高当期純利益率 [ 高いほうがよい ] 売上高経常利益率と売上高当期純利益率とを比べてみて その差が大きいときは特別損益の内容にも注意が必要です = 当期純利益 売上高 売上高対労務費比率 [ 低いほうがよい ] 製造に携わる従業員にかかった費用の総額が 売上高に対してどの程度の割合を占めているかを示す = 労務費 売上高 売上高対販売費 管理費比率 [ 低いほうがよい ] 売上高に対する販売費および一般管理費の割合を示す 売上高営業利益率を高める為には この指標が低いほどよい = 販売費 管理費 売上高 売上高対人件費比率 [ 低いほうがよい ] 売上に対する販売費および一般管理費の人件費の割合を示す 上記 売上高対販売費 管理費比率の要因として考慮する = 人件費 売上高 売上高対支払利息割引料比率 [ 低いほうがよい ] 収支面での資金調達のコスト負担状況を示す指標として 売上高に占める支払利息 割引料の割合を示す = 支払利息割引料 売上高 100

21 7 つの同業種比較の見方 13 総資本回転率 [ 高いほうがよい ] 総資本が売上高を通じて何回新しいものになるのか回転数として示される 高ければ高いほど 総資本 ( 総資産 ) が効率的に活用されていると判断する = 売上高 総資本 ( 総資産 ) 14 固定資産回転率 [ 高いほうがよい ] 固定資産に無駄が含まれていないか すなわち固定資産が有効活用されているかどうかを判断する指標 回転率が高いほうが資金繰りに余裕をもたらす = 売上高 固定資産 15 有形固定資産回転率 [ 高いほうがよい ] 上記固定資産の内 土地や建物及び設備など営業活動に使う有形固定資産に関する指標となり 当然 固定資産回転率より高くなる = 売上高 固定資産 16 売上債権回転期間 [ 短いほうがよい ] 売上を計上してから実際に現金化されるまで平均日数ということになる この数値を平均と比較した場合 短い日数であれば資金繰りが良いことを示す = ( 受取手形 + 売掛金 ) 売上高 棚卸資産回転期間 [ 短いほうがよい ] この期間が短ければ短いほど 原材料 仕掛品 半製品 製品 商品における各業務プロセスが短期間であることを示しており 在庫効率が良いことを示す = 棚卸資産 売上高 買入債務回転期間 [ 長いほうがよい ] 基本的に長ければ長いほど資金繰りへはプラスに働く 同時に支払いに遅延が生じているとみることもでき 体力低下の表れと判断される場合もある = ( 支払手形 + 買掛金 ) 売上高 流動比率 [ 高いほうがよい ] この比率が高いほど 短期的な資金繰りに余裕があることを示す 2:1 の原則 とも呼ばれ 200% 以上あれば安心の目安といわれる = 流動資産 流動負債 当座比率 [ 高いほうがよい ] 流動資産の中から特に換金性が高いもの ( 現金預金 受取手形 売掛金など ) を 当座資産 と言い 当座比率は流動比率をさらにシビアにした指標です = 当座資産 流動負債 固定長期適合率 [ 低いほうがよい ] 固定資産は 自己資本によって調達するのが望ましいく 仮に賄えない場合には安定資金である長期借入金で賄うことが望ましい = 固定資産 ( 固定負債 + 自己資本 ( 純資産 )) 固定比率 [ 低いほうがよい ] この指標が 100% を超えている場合は 固定資産の調達に自己資本で調達できず 一部借入に依存していることを示す = 固定資産 自己資本 ( 純資産 ) 借入金月商倍率 [ 低いほうがよい ] 金融機関は不良債権の発生を防ぐ観点から この指標が重視される 借入金が平均月商の何倍になるかを計算して 限度額の目安を判断する = ( 長期 短期借入金 + 社債 ) 売上高 借入金依存度 [ 低いほうがよい ] 総資本に対する借入金の割合を示す比率 借入金依存度を引き下げるためには 利益を増やすなどして株主資本を厚くするか 負債の削減の必要があります = 長期 短期借入金 総資産 100

22 7 つの同業種比較の見方 25 自己資本比率 [ 高いほうがよい ] 一般的にこの比率が高いほど 資本構成が安定しており経営の安全度が高いことを示す 比率が高いと 金融機関から融資を受けやすい = 自己資本 ( 純資産 ) 総資本 財務レバレッジ [ 低いほうがよい ] 財務レバレッジは 負債をどのくらい有効活用しているかを示す この比率が高くなると 負債過多となりリスクが増大 なお 自己資本比率の逆数でもある = 総資本 自己資本 ( 純資産 ) 27 負債比率 [ 低いほうがよい ] 一般に 100%(1 倍 ) を下回ると財務が安定しているとされ この数値が低いほど 借金の尐ない会社 ということになる = 負債 自己資本 ( 純資産 ) 人当たり付加価値額 [ 高いほうがよい ] この比率が高いということは ヒト 投入に対して価値創造が多い つまり 儲けているということになる = 付加価値額 従業員数 29 付加価値比率 [ 高いほうがよい ] 付加価値とは 企業のヒト モノ カネを使って新たに生み出した価値を示す この比率が高いと粗利益率等の基本的な収益率も高いことを示す = 付加価値額 売上高 人当たり機械装備額 [ 高いほうがよい ] 機械設備額の向上とともに 付加価値額が向上していれば 積極的な設備投資をしていることとなる = 設備資産 従業員数 31 機械投資効率 [ 高いほうがよい ] 付加価値を増やす対策として 有効な設備投資がされているかを示す どんなに設備投資を行っても 付加価値が増加しないと有効であるとはいえない = 付加価値額 設備資産 32 1 人当たり売上高 [ 高いほうがよい ] 商品に魅力があり 品費や売行きがよく 尐ない従業員で効率的に販売が行われていることを示す = 売上高 従業員数 33 1 人当たり労務費 人件費 [ 高いほうがよい ] 製造原価の労務費と 販売費および一般管理費に含まれる人件費を従業員数で割った 1 人当たりの金額 = ( 労務費 + 人件費 ) 従業員数 34 労働分配率 [ 低いほうがよい ] 1 人当たりの人件費は高く 労働分配率は低い方が望ましい 資本分配率とのバランスが要となる = ( 労務費 + 人件費 ) 付加価値額

23 12 の定点診断の見方 1 預借率会社の経営において最も重要なものは現金預金であり 現金預金と借入金とのバランス状態をみるために表されるのが預借率である つまり 借入金に対して どれくらいの現金預金があるのか その割合を計算したものといえる 預借率 = 現金預金短期借入金 + 長期借入金 2 売上債権回収日数売掛金は会社の重要な財産であり 回収日数が長ければ長いほど 会社に多大な資金負担をかけ 何よりも回収日数が長ければ長いほど 売掛金の回収の可能性は薄くなり不良債権となってしまう可能性が濃くなる 実際にどれくらいの回収日数を要するのか 売掛金の回収日数を表したのが次の計算式である 売上債権の回収日数 = 期末の売掛金 + 受取手形残高年間売上高 在庫日数 ( 不良在庫 ) 在庫の増加はイコール資金の増加であり ただちに金利負担増になる 在庫についても手持日数 あるいは在庫日数を計算してみる必要がある 在庫日数 = 商品 製品の期末在庫額年間売上高 借入金対売上高比率借入金が多すぎるのか 適正なのかをみるために売上高と借入金とを比較して 双方のバランスをみる 借入金対売上高比率 = 短期借入金 + 長期借入金売上高 年間必要売上高 ( 損益分岐点売上高 ) 販売費及び一般管理費 + 経常収支 ( 固定費 ) をまかなうためにあげなければならない売上高の最低目標を設定することが必要である 年間必要売上高 = 販売費及び一般管理費 + 経常収支 ( 固定費 ) 限界利益率 6 現金預金余裕月現金預金がどのように推移しているかを把握することは 会社経営において重要なことである 1 ヶ月の販売管理費のうち現金預金はどれくらいになっているのか その割合を把握しておく必要がある 現金預金推移 = 現金預金残高 1ヶ月販売管理費 100

24 12 の定点診断の見方 7 限界利益率 ( 売上総利益率 ) 限界利益率 ( 売上総利益率 ) は下の算式で表すことができる 限界利益率 ( 売上総利益率 ) を調べたら前期と比較し その増減を分析する 原因がどこにあるのか その理由を掘り下げることによって業務の改善に役立つ情報が得られる 限界利益率 ( 売上総利益率 ) = 限界利益 ( 売上総利益 ) 売上高 人あたりの月間労働者人件費人件費が増加していく原因は二つのことが考えられる 一つは従業員の増加 もう一つは賃上げであり この二つの要素がからみあって人件費の増加ということになる 人件費については 総トータルを比較するだけでなく 1 人あたりの労働者人件費の比較を用意しておく必要がある この場合 年間の人件費でなく 年間の人件費を 12 分の 1 とした月間の人件費を計算した方が より人件費を把握できる 1 人あたりの月間労働者人件費 = 年間労働者人件費 12 人数 9 人件費当たりの限界利益全社員がどれくらい利益 ( 限界利益 ) を稼いでいるかを見る指標である 限界利益を人件費で除し どれくらいの費用でどれくらいの利益 ( 限界利益 ) をあげたかがわかる 会社の生産性を把握するのに適している 10 役員報酬推移役員報酬が増えているのか 減っているのか きちんと支払われているか 未払いになっているか 役員報酬の推移を把握することは会社の経営の一つの指標といえる 11 仮払金推移仮払金という科目が決算書に残っていること自体 初歩的な処理のミスととらえられかねない そこで 決算書に仮払金が計上されているようなら この仮払金の中身が何であるのかを確認しなければならない 12 貸付金推移貸付金は本来貸し付けたものであるから返済されなければならない性質のものである しかしながら 前期と比較してみて 貸付金が一向に減っていない決算書がある この貸付金は誰に貸し付けたものなのか 返済の見込みがあるのかは常に確認しておかなければならない