Microsoft Word - ContensGuard.doc

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1 Contens Guard USB Memory の使い方 Contens Guard USB Memory はデータの保護機能があるUSBメモリーです 消されたくない コピーされたくない 見られたくない 改ざんされたくない などデータを保護する機能を自由に設定できます はじめに行う操作 USB メモリーの中には管理用ソフトが入っています はじめにご使用になる前にこの管理用ソフトをハードディスクにコピーし必ずバックアップをしてください 次に設定を変更する為の管理用パスワードを登録してください 管理用パスワードの登録は USB 管理用ソフト UsbManage.exe より行います 管理用の初期パスワードは admin になります 1 ツールのバックアップ 2 管理用パスワードの変更 admin 以外のパスワードに変更してください 基本仕様 製品名 Contens Guard USB Memory 容量 2G タイプ保護領域 1G+ 通常領域 1G 4G タイプ保護領域 2G+ 通常領域 2G 本体材質 本体 : 金属筐体アルミ キャップ : 樹脂 (PS) インターフェイス USB 2.0 & 1.1 対応 OS Winodws-XP SP1 以降 32bit バージョンのみ 抜差耐久回数 10,000 回 製品保証 購入日より1 年間 記録されたデータの保証はありません 外形寸法 60.6mm x 18.0mm x 8.1mm 重量 10g 使用環境 0~70 お客様サポート情報 株式会社アブロードシステムズ TEL FAX サポート時間 平日 9:00~18:00 1

2 使用上の注意事項 本製品は防水仕様ではありません 強い静電気でデータが破損する事がありますのでご注意ください 本製品は強力なコピー防止機能がついていますが 完全に複製を禁止できる事を保証したものではありません USB メモリをパソコンから抜くときは OS の安全な取り外し操作や管理層との USB の安全な取り外し UsbRemove.exe を実行してください Contens Guard USB Memory の構成 通常領域と保護領域の2つの領域 Contens Guard USB Memory は2つの領域があらかじめ設定されています 1つは通常の USB メモリーとして使える通常領域 ( 非保護領域 ) と2つ目はファイルが保護できる保護領域です 保護するファイルは保護領域に保存します 通常領域は Mac/Linux でもアクセスできる領域で通常の USB メモリーとして使う事ができます 保護領域と通常領域は切り替えて使います 保護できるファイルは PDF や Excel などの文書データから音楽データ 映像データ 画像データ プログラムなど様々なものに対応しています 2

3 同梱されている管理ソフト Contens Guard USB Memory には4つのソフトが同梱されています 同梱ソフトは再配布いたしませんので必ずバックアップをとってください 出荷時の USB メモリーはコピー保護設定をしていませんので自由にバックアップができます 機能 説明 プログラム名 USB 管理用ソフト USB メモリーの保護レベル設定やパ UsbManage.exe スワード設定を行います 起動には管理用パスワードが必要です 保護領域に切り替え 通常領域から保護領域に切り替えま UsbEnter.exe す ユーザーパスワードが設定されている場合はユーザーパスワードの入力が必要です 通常領域に切り替え 保護領域から通常領域に切り替えます USB メモリを開いているソフトがある場合はメッセージが表示されます UsbHide.exe USB の安全な取り外し Windows の安全な取り外し機能と同じものです UsbRemove.exe 3

4 プロテクトの機能と種類 Contens Guard USB Memory にはコピーの禁止などファイル操作に制限を設ける事ができます コピープロテクト付きの USB メディアや閲覧用専用 USB メディア データ保管用 USB メディアなど様々な用途に適用させる事ができます プロテクト種類 Volume Copy Protection Software Access control 機能と役割 USB メモリー本体には以下のコピーガード機能がありますので 他の USB メモリーへの強制コピーや仮想イメージ化ソフトによるコピーを防止しています USB メモリー複製機 ( デュプリケーター ) を使った複製よるコピーを防止 ISO イメージなどの仮想イメージバックアップの防止 Contens Guard USB Memory の保護領域はファイルを開くプログラムを制御しています USB 内のファイルを開くためには管理用設定プログラム UsbManage.exe で実行を許可するプログラムを指定する必要があります 実行を許可するプログラムを指定していない場合はファイルを開く事ができません 例えば PDF ファイルを保存する場合は実行するプログラムとして Adobe Acrobat Reader を選択します PDF にはセキュリティーを設定する事ができますが純正の PDF Reader 以外で PDF セキュリティーを無視する PDF Reader があります この機能によりこれらの PDF Reader を排除する事ができます USB メモリー内にプログラムがある場合は管理用プログラム UsbManage.exe 実行時に無条件で実行許可するプログラムに登録されます この機能によりビューワーソフトの指定を行う事ができますのでコピー目的のソフトの使用を防止しています 上記の機能は USB メモリーに標準で働く機能で解除はできません 4

5 プロテクト種類 File Copy Protection PrintScreen Protection この機能を有効にすると USB メモリーの保護領域に保存されているファイルのコピーが禁止されます コピー& ペーストの防止 ドラック& ドロップの防止 コマンドプロンプトのコピー禁止 メール添付を防止 FTP UPLOAD の防止 ネットワーク共有の防止 P2P ソフトの UPLOAD の防止などこの機能は任意設定です プリントスクリーンボタンを使った画面のスクリーンキャプチャーを防止 スクリーンキャプチャーソフトの防止 動画キャプチャソフトの防止この機能は プリントスクリーンの禁止 画像ファイルの保存禁止 クリップボートの使用禁止 の機能を組み合わせて設定します この機能は任意設定です Print Protection Save Control User Pssword Lock 全ての印刷機能を停止する事ができます この機能は任意設定です USB メモリーの保存を禁止する事ができます この設定を行った場合は USB メモリーへのファイル追加 上書き保存 削除が禁止できます File Copy Protection とは別設定になっていますので追加 更新は許可 コピーはできない等の設定もできます この機能は任意設定です 保護領域にアクセス時にパスワードを設ける事ができます パスワードは任意です パスワードの有無に関わらずコンテンツ保護設定は正常に作動します 自由度を優先しパスワード設定のみ USB メモリーのご使用もできます Administrator Password Lock 管理用プログラム UsbManage.exe の設定を行うためのパスワードです UsbManage.exe はバックアップをとり設定後 USB メモリーから削除すると完全に設定解除ができません コンテン 5

6 ツの差し替えを行う場合は UsbManage.exe を戻し管理用パスワードを入れて再設定を行います 管理用パスワードの初期値は admin が設定されています 6

7 USB メモリーの設定方法 保護されるコンテンツは保護領域に保存されていています 保護領域の表示や保存を行うために UsbEnter.exe を実行します Autorun.inf には自動実行するための情報とユーザーパスワードを設定した場合の言語データが含まれています Autorun.inf には自動実行は Windows のセキュリティー設定でC Dの自動実行を停止されている場合やセキュリティーソフトで動作を停止されている場合があります この場合は UsbEnter.exe を直接ダブルクリックして実行してください 完全にデータを隠蔽したい場合は この2つのファイル (UsbEnter.exe と Autorun.inf) をハードディスクなどにバックアップをとってからUSB 内の UsbEnter.exeを削除すると保護領域に切り替える手段がなくなりますので完全に隠蔽化が行えます 復元する場合はバックアップをとっておいた2つのファイルを戻してください 保護エリアへの切り替え USB を挿入すると2つのファイルがあります この状態のUSBメモリーを非保護領域または通常 USB 領域と呼んでいます 保護するコンテンツは保護領域に保存し UsbEnter.exeを実行するとUSBメモリーが保護領域に切り替わります 7

8 ファイル名 Autorun.inf UsbEnter.exe 機能 UsbEnter の自動実行 ユーザーパスワードが設定されている場合の言語情報( ユーザーパスワード設定されていない場合は無効 ) 保護領域に切り替えるプログラム UsbEnter 実行中の画面 保護領域の切り替え中のメッセージは autorun.inf 内の Title 行 Wait 行で編集できます autorun.inf ファイル [Language] Title=Content Guard Key=&KEY View=&View Save=&Save OK=OK Cancel=Cancel Wait=Please wait Quit=If you have any programs running, please quit. 8

9 UsbEnter が実行され保護領域の初期状態の画面 機能 説明 プログラム名 USB 管理用ソフト USB メモリーの保護レベル設定やパス UsbManage.exe ワード設定を行います 起動には管理用パスワードが必要です 通常領域に切り替え 保護領域から通常領域に切り替えます USB メモリを開いているソフトがある場合はメッセージが表示されます UsbHide.exe USB の安全な取り外し Windows の安全な取り外し機能と同じものです UsbRemove.exe 9

10 隠しフォルダと言語表示 ( 特殊な設定方法 ) UsbManage.exe で使われている文字言語を変更する事ができます 表示言語は cfg フォルダ内の language.cfg というテキストファイルに設定されていますが通常は隠されており表示されていません 隠しフォルダの表示方法 1 ツールのフォルダオプションを選択します 10

11 2 フォルダオプション 表示 保護されたオペレーショングシステムを表示しない のチェックを外します ( 最下部 ) 保護されたオペレーショングシステムを表示しない のチェックを外すと以下のメッセージが表示されますので はい を選択してください この操作で隠しフォルダ cfg が表示されます 11

12 cfg フォルダはフォルダオプションで更に 読み取り専用 が設定されています Cfg フォルダに登録されているファイル 12

13 言語ファイルの書き換え 現在用意されている言語ファイルは日本語 韓国語 中国語になりますが他の言語で使いたい場合や文字を変更したいは言語ファイル language.cfg を書き換えます 1 language.cfg はテキストファイルですのでメモ帳で編集する事ができます ただし 通常は書き換えが不可 ( 読み取り専用 ) になっていますので右クリックのプロパティーで属性の読み取り専用チェックを外します 2 language.cfg は拡張子が cfg の為 ダブルクリックしても編集はできません 右クリックの プログラムから開く を選択し NotePad( メモ帳 ) などを選択します この種類のファイルを開くときは 選択したプログラムを常に使う をチェックしておくと便利です 13

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15 cfg ファイルをハードディスクにコピー編集する場合の注意 USBメモリー内の language.cfg を直接編集する場合は NotePad( メモ帳 ) を実行するプログラムに指定されている必要があります バックアップをとる上でもハードディスクに一旦コピーしてから編集する事を推奨していますが以下の点に注意してください 注意点 UsbManage.exe でコピー動作の禁止設定を確認します ハードディスクなどからコピーしてから編集する場合は ファイルコピーを禁止する に入っているとコピーができません また 編集した言語ファイルを cfg フォルダに戻す場合は ファイルの書き込みを禁止する にチェックが入っていると書き込みができません 確認チェックが入っているとファイルコピーが抑制されます ファイルコピーを禁止する USB HDD が禁止されています ファイルの書き込みを禁止する HDD USB が禁止されています テキストデータの文字コード language.cfg を保存する場合で日本語や英語以外の場合 文字コードを unicode で保存する必要があります 文字化けをする場合は再度 unicode で再保存してください 15

16 管理ツール UsbManage.exe USB メモリーの保護機能の詳細設定を行います UsbManage.exe を実行するには管理用パスワードの入力が必要です 初期値は admin に設定されています 管理用パスワードは必ず変更をしてください 初期値のままですと設定を変更される危険性が高くなります コンテンツ販売などコピーを禁止したい場合は UsbManage.exe の設定後 UsbManage.exe のバックアップをとってからUSBメモリー内より UsbManage.exe を削除する事を推奨しています 再設定を行う場合は バックアップしてある UsbManage.exe を戻してから管理用パスワードを入力して再設定を行います 注意事項 :UsbManage.exe のバックアップをとる場合や戻す場合は ファイルコピーを禁止する ファイルの書き込みを禁止する にチェックが入っているとコピーができませ 16

17 ん また チェック項目は次回アクセス時より有効になりますので 設定順番に注意してバックアップ操作をしてください プログラム選択 管理用ツール UsbManage.exe で 実行を許可するプログラムを指定する を選択した場合は実行するプログラムを指定するプログラム選択画面が表示されます USB メモリーの保護領域内のコンテンツは ここで指定されたプログラム以外では開く事ができません 指定するプログラムは複数選択が可能です 全てのバージョンが閲覧可能になります リスト内にプログラムが無い場合は プログラム (.EXE) をドラッグ & ドロップしてリストに加える事ができます 追加するプログラムはショートカットではなく必ず実行形式 (.EXE) を指定してください 17

18 コンテンツの別名保存を禁止する 管理用ツール UsbManage.exe には別名保存機能の禁止機能があります コンテンツの種類を指定するとハードディスクなどへの保存が禁止されます 別名保存の禁止するデータ種類の選択画面 別名保存の禁止とその影響 この設定は USB メモリーのコンテンツとは関係なく指定されたデータ種類の保存が全て禁止されますのでパソコンの操作に影響がでる場合があります 例えば EXCEL の別名保存を禁止した場合は USB メモリーの保護領域を閲覧中は他の EXCEL データの保存が禁止されています 特に HTML やテキストファイル (TEXT File) を選択した場合は ホームページの閲覧やメール受信でエラーがでる場合がありますのでご注意ください 別名保存の禁止や印刷禁止などを行っているUSBメモリーは閲覧中にパソコン操作全般に制限がかかっていますので利用者に明示する事を推奨しています 制限の解除は対象のコンテンツを閉じて ( 実行を許可するプログラムを閉じて ) いる状態でUSBメモリーを取り外すと自動解除します コンテンツを開いた状態で強制的にUSBメモリを抜いてもロックは解除されません 18

19 ビューワーソフトの利用 (Excel Word PowerPoint) 管理用ツール UsbManage.exe で Excel の別名保存を禁止した場合は ハードディスクなどへ全ての Excel ファイルの保存が禁止されてしまいます 保護コンテンツとは無関係の Excel ファイルの保存もできなくなっていますので閲覧者に対して説明をする必要があります これを避けるために Excel Viewer などの別名保存機能のない閲覧専用ソフトを同梱される事を推奨しています Microsoft Excel Viewer の画面 Excel Viewer と EXCEL ファイルを同梱する 19

20 マイクロソフト社製のビューワーソフトは他に Word Viewer/ PowerPoint Viewer などがあります マイクロソフト社のダウンロードページでダウンロードができます マイクロソフト社の製品のセットアップ方法や操作説明は当社ではサポートできません ビューワーソフトの利用 (PDF) PDF は Adobe Acrobat Reader を実行許可するプログラムに指定してください Adobe Acrobat Reader が指定されていないと USB より閲覧ができません WORD などのコンテンツの場合で Word Viewer の設定が面倒な場合は PDF に変換すると便利です PDF の編集や作成ができる Adobe Acrobat Professional でも閲覧許可を与える事ができますが PDF 編集も許してしまう事になりますので 必要な場合は PDF 自体のセキュリティー設定を行ってください Adobe Acrobat Professional 以上のバージョンで PDF を作成すると PDF の属性として印刷の禁止や編集の禁止などの設定が行えます PDF のセキュリティー属性は他社正の PDF リーダーで無視する物があります リストにないプログラムの追加 Adobe Acrobat Professional や他社正のPDFリーダーの閲覧を行う場合は 管理用ツール UsbManage.exe の実行するプログラムの選択画面で行います リストにはありませんので 対象のソフト (.exe) 本体をウインドウ画面にドラッグ & ドロップしてリストに加えてる事ができます 20