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よりおかんけ
4 years ago
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2 はじめにまずは本書を手に取ってくださりありがとうございます本書は初心者から中級者程度の方を対象にした FileMaker の逆引きマニュアルですさまざまな事例からやりたい方法が見つかる実務的な本となっております業務改善を目指し FileMaker に行きつかれた方はおそらく 1から FileMaker を学びたいというよりもすぐにでもソリューションを作っていきたいと考える方が多いのではないかと思います本書はそんな方が手元に置きながらソリューション開発を進める手助けをする本として作成いたしました本書を有効的に使っていただき業務改善を実践できるよう願っております本書は一通り FileMaker Pro の機能に触れた方を対象にしている本ですごくごく基本的な PC の操作や FileMaker Pro の操作方法については触れていませんまだ一度も触れたことのない方はあなたにもできる FileMaker( ファイルメーカー ) を使ったシステム開発初めてマニュアルを合わせてご覧ください本書と同じく DLmarket にてご購入いただけます 2015 年 3 月 FIleMaker は FileMaker 社の商標です本文中に登場する製品等の名称は各社の商標ですまた本文中の表記を省略させていただきますまたこの本を読んで作成したデータベースにおいて起きたトラブルに関しては当方では責任を持ちませんのであらかじめご了承のうえお読みくださいまた本書作成上で内容に関して正確であることを慎重に精査しておりますが本書サンプルファイルの不備で起きた損害やトラブル等は一切責任を負いませんお使いの環境などによって変わる場合がありますのでご了承ください本書で書かれている情報は 2015 年 2 月現在の情報です変更される場合がありますので現在の情報を確認されるようお願いいたします基本的に環境として Windows を使用していることをご了承くださいしかし FileMaker 上での操作はほとんど OSX でも変わりはありません OSX をお使いの方でも FileMaker の使い方は問題なく学ぶことができます

3 Part1 1-1 操作ログを記録する郵便番号など決まったフォーマット以外入力できないようにするレコードのデータを月別で区分けするためのフィールドを作成レコードのデータを年度で区分けするためのフィールドを作成昨年同日の売上を取得したい ( リレーションで ) 入力時に一覧から選べるようにしたい ( 値一覧 ) 入力時に一覧から選べるようにしたい ( 値一覧 ) テーブルの内容から選ぶ値一覧を並び替える場合によってリストが変化する値一覧 ( 動的値一覧 ) を使う進捗が視覚的にわかるプログレスバーのようなものを作りたい進捗が視覚的にわかるプログレスバーのようなものを作りたい ( フィールドの内容で動的に ) 数字の値の合計を集計したい ( 関連レコード ) 数字の値の合計を集計したい ( レポートを使って ) あるフィールドの値を入力すると別のフィールドの値を自動で入力できるようにしたい Part2 2-1 非関連テーブルのデータを取得する昨年同日の売上を取得したい (ExecuteSQL 関数 ) 計算式関数をテストしたいひとつ前のレコードの値を取得したい文章などの一部分を抜き出すクロス集計を行う ( リレーションを使う ) クロス集計を行う ( 小計レポート+ ExecuteSQL 関数 ) Part3 3-1 異なるテーブル間のデータを移動する別々の処理をスクリプト引数を使ってまとめるスライド風 ON OFF ボタンを作る FileMaker Server スケジュールで動くサーバサイドスクリプトを使いたい毎日日に動くサーバーサイドスクリプトポータルで利用する帳票で PDF にするページをレコード数によって変えるポータルで利用する帳票で印刷するページをレコード数によって変える

4 3-8 メールを送りたいデフォルトの検索モードを使わずに検索させたいあるフィールドの値を全レコード ( 対象レコード ) で一括で変更したい疑似プッシュ通信の仕組みを作る対象レコード ( 検索条件 ) を共有するスナップショットリンク Part4 4-1 数字を 3 ケタ区切りで表示したい表示される画面に合わせたガイドを表示したいテーマを使うオリジナルテーマを作る特定の条件時のみ見せる ( 隠す ) オブジェクトを作る条件によってボタンを変える条件によって色が変わるボタン条件によってテキストカラーが変わるフィールド変数をレイアウト上に表示するフィールド内容をテキストとして表示するタブコントロールを使う ( 基本 ) 選択肢によって表示されるフィールドを切り替えるタブコントロール使用例画像が一定時間で切り替わるスライドコントロール普段は隠して必要な時だけ表示するポップオーバーを使う FileMaker Pro のナビゲーションを無効にしてシステムらしくしたい円グラフを表示する折れ線グラフを表示する

5 テーブルフィールド定義編

ログを監視したいフィールドがあるテーブルに適当な名前でログ記録用のフィールドを作成しますこのフィールドのオプションを開き計算値自動入力のダイアログを開きます

6 シーン 1-1 操作ログを記録する FileMaker Pro にはデフォルトの機能として誰がいつどこのフィールドの値を変更したといったいわゆるログを管理する機能がありませんこの操作ログを記録する方法です 1 フィールド定義ログを監視したいフィールドがあるテーブルに適当な名前でログ記録用のフィールドを作成しますこのフィールドのオプションを開き計算値自動入力のダイアログを開きますこのオプションでは既存値を置き換えないのチェックボックスを OFF にします 2 計算式を設定左図のように計算式を設定します変数に代入する値は変更されたときにログを記録したいフィールドを設定します 8 シーン 1-1 操作ログを記録する

3 結果ログを監視したいフィールドがあるテーブルに適当な名前でログ記録用のフィールドを作成しますこのフィールドのオプションを開き計算値自動入力のダイアログを開きますこのオプションでは既存値を置き換えないのチェックボックスを OFF にします Point この方法ではスクリプトでのフィールド設定

7 3 結果ログを監視したいフィールドがあるテーブルに適当な名前でログ記録用のフィールドを作成しますこのフィールドのオプションを開き計算値自動入力のダイアログを開きますこのオプションでは既存値を置き換えないのチェックボックスを OFF にします Point この方法ではスクリプトでのフィールド設定や全置換などでフィールドがユーザによってアクティブにならない場合はログを記録しませんスクリプト等での入力などを記録する場合は計算式での Get( アクティブフィールド内容 ) や Get( アクティブフィールド ) の代わりに監視したいフィールドを直接指定するなどの工夫が必要になるでしょうシーン 1-1 操作ログを記録する 9

シーン 1-2 郵便番号など決まったフォーマット以外入力できないようにするテキスト関数を使うことで郵便番号などのフォーマットが決まっているデータを入力するときに入力されたデータがそのフォーマットにあっているかを確かめることができます 1 郵便番号のフォーマット郵便番号のフォーマットはどこの地域でも同じなので

Length ( Self ) = 8 Position 関数はある文字がどこにあるかを調べるテキスト関数ですこれを使用すると - がどこにあるかが分かりますこれで必ず 4 つ目に入るハイフンを調べますまたハイフンを含めて 8 文字と決まっているのでその文字数を調べます 3 制限

8 シーン 1-2 郵便番号など決まったフォーマット以外入力できないようにするテキスト関数を使うことで郵便番号などのフォーマットが決まっているデータを入力するときに入力されたデータがそのフォーマットにあっているかを確かめることができます 1 郵便番号のフォーマット郵便番号のフォーマットはどこの地域でも同じなので設定しやすいものになっていますハイフンを入れると 8 文字そのハイフンは先頭の 3 文字と後半の 4 文字の間に必ず入るようになっています 2 フィールドオプションフィールドオプション計算式で制限に下記の計算式を設定します Position ( Self ; "-" ; 1 ; 1 ) = 4 and Length ( Self ) = 8 Position 関数はある文字がどこにあるかを調べるテキスト関数ですこれを使用すると - がどこにあるかが分かりますこれで必ず 4 つ目に入るハイフンを調べますまたハイフンを含めて 8 文字と決まっているのでその文字数を調べます 3 制限フォーマットに合わない場合はこのダイアログが表示されますまたカスタムメッセージを設定することでこの文言を変えることも可能ですまたこの状態ではダイアログではいをクリックすると制限を無視できてしまうのでオプションでデータの入力時にユーザによる上書きを許可するのチェックを外します 10 シーン 1-2 郵便番号など決まったフォーマット以外入力できないようにする

シーン 4-14 普段は隠して必要な時だけ表示するポップオーバーを使うポップオーバーボタンは普段は隠してラベル ( ボタン )

ヘッダ部分などをすっきりさせることができるようになります 1 こんな場面で使う1 ポップオーバーを使う例として

配置できるフィールドが少なくなることもありますこのようにポップオーバーを使うと 10 個あったボタンを2つに集約することができます

9 シーン 4-14 普段は隠して必要な時だけ表示するポップオーバーを使うポップオーバーボタンは普段は隠してラベル ( ボタン ) がクリックされた場合などだけ表示される領域として使え各スクリプトなどのボタンなどを収納しておくことができますこれによりヘッダ部分などをすっきりさせることができるようになります 1 こんな場面で使う1 ポップオーバーを使う例としてヘッダ部分にスクリプトなど下記のように多数配置しておく必要がある場合このままだと煩雑で使いづらかったりレイアウトが狭くなり配置できるフィールドが少なくなることもありますこのようにポップオーバーを使うと 10 個あったボタンを2つに集約することができます左の図は分かりやすいように加工したもので実際に複数のポップオーバーを同時には開けません 2 こんな場面で使う 2 もちろんテキストも配置できるのでこの画面 ( レイアウト ) は何をするためのレイアウトであるかといったことや各ボタンの説明などを書いておくとユーザにとって親切なソリューションになるでしょう 88 シーン 4-14 普段は隠して必要な時だけ表示するポップオーバーを使う

で作成したレイアウトをもとに小計パートに配置していきますまた基本的なグラフの配置はシーン 4-16 を参照してみてください 2 グラフの配置下記の図のように小計パートを広く取りグラフを配置します 3

10 シーン 4-17 折れ線グラフを表示する数値を視覚的に見ることができるグラフは状況把握に非常に有効なツールですここでは折れ線グラフをレイアウト上に配置する方法を紹介します 1 準備折れ線グラフのデータは現在の対象レコード ( 現在のテーブルオカレンス ) から取得する場合と関連レコードから取得する場合がありこれらは他の種類のグラフと変わりありませんこの例ではシーン 1-13 で作成したレイアウトをもとに小計パートに配置していきますまた基本的なグラフの配置はシーン 4-16 を参照してみてください 2 グラフの配置下記の図のように小計パートを広く取りグラフを配置します 3 グラフの設定図のように設定を行いますシーン 4-15 の円グラフと違うのはデータ系列が 2つあることです線グラフを選択水平軸に日付の入ったフィールドを選択垂直軸には売上の入っているフィールドを選択 92 シーン 4-17 折れ線グラフを表示する

11 索引数字 3 ケタ区切りを使用 N Not ,76 A Admin Console ,52 C Case ,19,39,53 Count ,54 D Date Day M Middle Month ,12,13,24,39,52 O OnObjectExit On Timer スクリプト ,87 P Position ,38 E Else ,47,80,84 Else If ,87 ExecuteSQL ,34,42,60 Exit Loop If Extend R Right ,24 S Self Sum ,39,40 F FileMaker Go ,89 W WebDirect G GetNthRecord Get( アカウントアクセス権セット名 ) Get( アカウント名 ) Get( アクティブフィールド名 ) Get( アクティブフィールド内容 ) Get( 計算式繰り返し位置番号 ) Get( スクリプト引数 ) Get( 対象レコード ) Get( 日付 ) ,52 Get( ホストのタイムスタンプ ) Y Year ,12,13,24,39.52 あ値一覧 ,17,18,19 印刷インスペクタ ,36,48,66,70,73 ウィンドウ内容の再表示エラー処理 ,57 オブジェクトへ移動 ,87 オブジェクト名 ,87 I If ,47,52,54,60,80,84,87 IsEmpty ,73,76 L Length Let ,38,39,52 Loop かカスタムダイアログを表示画面ステンシルグラフ ,92 繰り返しフィールド ,23 グローバル格納グローバル変数計算式で制限計算値自動入力 ,26 94

12 検索実行 ,57,60 検索モードに切り替え ,57,60 現在のスクリプト終了 ,47,52,53,54,60 さサーバサイドスクリプト ,52 自己リレーション集計フィールド ,42 小数新規ウィンドウ新規レコード / 検索条件スクリプトトリガ ,85 スクリプト引数スケジュールスタイルステータスツールバースナップショットリンクスライドコントロール条件付き書式 ,78 まマージフィールドメニューバーメールを送信やユーザによる強制終了を許可らラジオボタンセットリレーションシップ ,19,24,28,39 ルックアップ ,28,29 レイアウト切り替えレイアウト設定レコード / 検索条件 / ページへ移動レコードを PDF として保存た対象レコードタブコントロール ,84 チェックボックスセット次の場合にオブジェクトを隠す ,73,74 ツールバーの表示切替データ自動入力データビューアテーブルオカレンス ,40 テーマテーマのインポートドロップダウンカレンダーはパーセントパート ,43,90,92 ピクチャを挿入非保存計算フィールドフィールド設定 ,21,46,47,57,60 フィールド内容の再ルックアップフィールド内容の全置換変数を設定 ,53,54,60,80,87 ポータル ,83 ボタン ,74 ポップアップメニューポップオーバー

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◎phpapi.indd PHP や HTML の知識がなくても大丈夫 PHP や HTML の基本も学べる FileMaker データベースを Web に公開したい FileMaker を使って動的な Web サイトを作りたい FileMaker しか知らない人が Web アプリケーションを作れるようになる! はじめにまず本書を手に取ってくださりありがとうございます本書はある程度 FileMaker Pro の扱いに慣れ