新規文書1

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1 Z400 漢 字 正 誤 リスト 用 例 でわかる 四 字 熟 語 辞 典 内 容 に 誤 記 のある 見 出 し 語 をリストアップし 誤 記 部 分 の 記 載 内 容 を 抜 粋 して 記 載 してあります あめいせんそう 蛙 鳴 蟬 噪 見 出 し 語 誤 : あめいせんそう 蛙 鳴 烏 噪 正 : あめいせんそう 蛙 鳴 蟬 噪 意 味 誤 : 蛙 (かえる)や 烏 (せみ)がやかましく 騒 ぎたてても 何 の 役 にも 立 たない 意 から 正 : 蛙 (か える)や 蟬 (せみ)がやかましく 騒 ぎたてても 何 の 役 にも 立 たない 意 から 注 記 誤 : 烏 噪 蛙 鳴 (せんそうあめい) ともいう 正 : 蟬 噪 蛙 鳴 (せんそうあめい) ともいう あゆついしょう 阿 諛 追 従 用 例 誤 : と 言 っている 卑 しく 魄 (や)せた 俗 物 作 家 正 : と 言 っている 卑 しく 瘦 (や)せた 俗 物 作 家 あんねいちつじょ 安 寧 秩 序 用 例 誤 : 森 貎 外 沈 黙 の 塔 正 : 森 鷗 外 沈 黙 の 塔 いきほうか 以 杞 包 瓜 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 皇 (こう) 正 : 易 経 (えききょう) 姤 (こう) いきんしょうけい 衣 錦 尚 絅 注 記 誤 : 絅 は 樅 と 同 じで 正 : 絅 は 褧 と 同 じで いこふよく 為 虎 傅 翼 出 典 誤 : 逸 周 書 (いつしゅうじょ) 寤 科 解 (ごけいかい) 正 : 逸 周 書 (いつしゅうじょ) 寤 儆 解 (ごけ いかい) いざんぞうかい 移 山 造 海 類 語 誤 : 移 山 鹸 海 (いざんてんかい) 正 : 移 山 塡 海 (いざんてんかい) いしゅうやこう 衣 繡 夜 行 見 出 し 語 誤 : いしゅうやこう 衣 墸 夜 行 正 : いしゅうやこう 衣 繡 夜 行 意 味 誤 : きれいな 刺 墸 の 衣 服 を 着 て 夜 に 歩 く 正 : きれいな 刺 繡 の 衣 服 を 着 て 夜 に 歩 く 注 記 誤 : 墸 は 刺 墸 で 模 様 をつけた 衣 服 正 : 繡 は 刺 繡 で 模 様 をつけた 衣 服 注 記 誤 : 墸 (しゅう)を 衣 (き)て 夜 (よる) 行 く が 書 き 下 し 文 正 : 繡 (しゅう)を 衣 (き)て 夜 (よる) 行 く が 書 き 下 し 文 1

2 いちじゅういっさい 一 汁 一 菜 類 語 誤 : 員 食 瓢 飲 (たんしひょういん) 正 : 簞 食 瓢 飲 (たんしひょういん) いちだくせんきん 一 諾 千 金 故 事 誤 : 楚 (そ)の 季 布 (きふ)は 信 義 に 厚 い 任 餌 (にんきょう)で 正 : 楚 (そ)の 季 布 (きふ)は 信 義 に 厚 い 任 俠 (にんきょう)で いちやけんぎょう 一 夜 検 校 表 記 誤 : 検 校 は 線 校 とも 書 く 正 : 検 校 は 撿 校 とも 書 く いっきのこう 一 簣 之 功 出 典 誤 : 書 経 (しょきょう) 旅 忙 (りょごう) 正 : 書 経 (しょきょう) 旅 獒 (りょごう) いっきゅうのかく 一 丘 之 貉 出 典 誤 : 漢 書 (かんじょ) 楊 廠 (よううん) 正 : 漢 書 (かんじょ) 楊 惲 (よううん) いっきょりょうとく 一 挙 両 得 出 典 誤 : 東 観 漢 記 (とうかんかんき) 耿 灼 (こうえん) 正 : 東 観 漢 記 (とうかんかんき) 耿 弇 (こうえ ん) いっしょうけんめい 一 生 懸 命 用 例 誤 : 墓 陀 多 (かんだた)は 正 : 犍 陀 多 (かんだた)は いっしょうせんきん 一 笑 千 金 出 典 誤 : 崔 蕷 (さいいん) 夏 屋 咤 咤 (かおくきょきょ) 正 : 崔 駰 (さいいん) 夏 屋 (かおくきょき ょ) いっせいのけつ 一 世 之 傑 出 典 誤 : 蜀 志 (しょくし) 眷 芝 (とうし) 正 : 蜀 志 (しょくし) 鄧 芝 (とうし) いったんかんきゅう 一 旦 緩 急 出 典 誤 : 史 記 (しき) 袁 領 (えんおう) 正 : 史 記 (しき) 袁 盎 (えんおう) いっぱつごは 一 発 五 見 出 し 語 誤 : いっぱつごは 一 発 五 滂 正 : いっぱつごは 一 発 五 2

3 注 記 誤 : 滂 は 牝 (めす)のイノシシ 正 : は 牝 (めす)のイノシシ 注 記 誤 : 五 滂 (ごは)に 一 発 す が 書 き 下 し 文 正 : 五 (ごは)に 一 発 す が 書 き 下 し 文 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 召 南 (しょうなん) 乕 虞 (すうぐ) 正 : 詩 経 (しきょう) 召 南 (しょうなん) 騶 虞 (すうぐ) いてんかりく 為 天 下 僇 見 出 し 語 誤 : いてんかりく 為 天 下 乙 正 : いてんかりく 為 天 下 僇 注 記 誤 : 天 下 の 乙 (りく)と 為 (な)る が 書 き 下 し 文 正 : 天 下 の 僇 (りく)と 為 (な)る が 書 き 下 し 文 いるいいぎょう 異 類 異 形 用 例 誤 : 隷 (まぶた)の 後 を 去 らないのでございませう 正 : 眶 (まぶた)の 後 を 去 らないのでござい ませう いんかいせんい 飲 灰 洗 胃 類 語 誤 : 鬩 刀 刮 腸 (どんとうかっちょう) 正 : 吞 刀 刮 腸 (どんとうかっちょう) いんきゅうどんせい 飲 泣 吞 声 見 出 し 語 誤 : いんきゅうどんせい 飲 泣 鬩 声 正 : いんきゅうどんせい 飲 泣 吞 声 注 記 誤 : 泣 (なみだ)を 飲 んで 声 を 鬩 む が 書 き 下 し 文 正 : 泣 (なみだ)を 飲 んで 声 を 吞 む が 書 き 下 し 文 いんちんしかつ 飲 鴆 止 渇 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 霍 洒 (かくしょ) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 霍 (かくしょ) いんはいいせい 因 敗 為 成 出 典 誤 : 劉 蓑 (しゃこん) 謝 録 功 表 (しゃろくこうひょう) 正 : 劉 琨 (しゃこん) 謝 録 功 表 (しゃろくこう ひょう) いんぶんいんぶ 允 文 允 武 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 魯 頌 (ろしょう) 濡 水 (はんすい) 正 : 詩 経 (しきょう) 魯 頌 (ろしょう) 泮 水 (はんすい) いんようごぎょう 陰 陽 五 行 用 例 誤 : 森 貎 外 假 名 遣 意 見 正 : 森 鷗 外 假 名 遣 意 見 3

4 うかくひにく 羽 翮 飛 肉 見 出 し 語 誤 : うかくひにく 羽 嫣 飛 肉 正 : うかくひにく 羽 翮 飛 肉 注 記 誤 : 嫣 は 羽 根 正 : 翮 は 羽 根 注 記 誤 : 羽 嫣 (うかく) 正 : 羽 翮 (うかく) うかてんせい 雨 過 天 青 出 典 誤 : 1 朱 夢 (しゅえん) 陶 説 (とうせつ) 正 : 1 朱 琰 (しゅえん) 陶 説 (とうせつ) うごうのしゅう 烏 合 之 衆 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 耿 灼 (こうえん) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 耿 弇 (こうえん) うさいかんもく 于 思 目 見 出 し 語 誤 : うさいかんもく 于 思 暦 目 正 : うさいかんもく 于 思 目 注 記 誤 : 暦 目 は 目 の 大 きなさま 正 : 目 は 目 の 大 きなさま 用 例 誤 : 鍾 馗 の 諢 名 (あだな)のある 于 思 暦 目 (うさいかんもく)の 温 が 正 : 鍾 馗 の 諢 名 (あだな)の ある 于 思 目 (うさいかんもく)の 温 が 用 例 誤 : 森 貎 外 魚 玄 機 正 : 森 鷗 外 魚 玄 機 うしゅうのまじわり 烏 集 之 交 意 味 誤 : 鬪 (うそ)が 多 く 実 体 のない 表 面 上 だけの 集 まり 正 : 噓 (うそ)が 多 く 実 体 のない 表 面 上 だ けの 集 まり うじょうせけん 有 情 世 間 出 典 誤 : 鬥 舎 論 (くしゃろん) 正 : 俱 舎 論 (くしゃろん) うろむろ 有 漏 無 漏 出 典 誤 : 鬥 舎 論 (くしゃろん) 正 : 俱 舎 論 (くしゃろん) うんえんかがん 雲 烟 過 眼 用 例 誤 : 貎 外 の 気 質 はおおよそ 鬩 み 込 んでいるから 正 : 鷗 外 の 気 質 はおおよそ 吞 み 込 んでい るから うんさんちょうぼつ 雲 散 鳥 没 出 典 誤 : 蘇 軾 (そしょく) 劉 畷 (りゅうべん)に 答 うるの 書 正 : 蘇 軾 (そしょく) 劉 沔 (りゅうべん)に 答 うるの 書 4

5 うんちゅうはっかく 雲 中 白 鶴 出 典 誤 : 魏 志 (ぎし) 癨 原 (へいげん) 注 正 : 魏 志 (ぎし) 原 (へいげん) 注 えいじはっぽう 永 字 八 法 注 記 誤 : 側 (そく)( 点 ) 勒 (ろく)( 横 画 ) 努 (ど)(たて 画 ) 烱 (てき)(はね) 策 (さく)( 斜 画 ) 掠 (りゃく)(はら い) 啄 (たく)( 短 いはらい) 磔 (たく)(おさえ)のこと 正 : 側 (そく)( 点 ) 勒 (ろく)( 横 画 ) 努 (ど)(たて 画 ) 趯 (てき)(はね) 策 (さく)( 斜 画 ) 掠 (りゃく)(はらい) 啄 (たく)( 短 いはらい) 磔 (たく)(おさえ)のこと えこひいき 依 怙 贔 屓 表 記 誤 : 贔 屓 は 贔 察 贔 負 とも 書 く 正 : 贔 屓 は 贔 贔 負 とも 書 く えんけいきょしょう 延 頸 挙 踵 出 典 誤 : 荘 子 (そうじ) 屆 篋 (きょきょう) 正 : 荘 子 (そうじ) 胠 篋 (きょきょう) えんこうほうぼく 円 孔 方 木 本 文 誤 : 円 鑿 方 樽 (えんさくほうぜい) 正 : 円 鑿 方 枘 (えんさくほうぜい) えんさくほうぜい 円 鑿 方 枘 見 出 し 語 誤 : えんさくほうぜい 円 鑿 方 樽 正 : えんさくほうぜい 円 鑿 方 枘 注 記 誤 : 方 樽 は 木 材 を 相 手 の 穴 にはめるときの 突 起 部 正 : 方 枘 は 木 材 を 相 手 の 穴 には めるときの 突 起 部 注 記 誤 : 方 樽 円 鑿 (ほうぜいえんさく) ともいう 正 : 方 枘 円 鑿 (ほうぜいえんさく) ともいう えんぜいほうさく 円 枘 方 鑿 見 出 し 語 誤 : えんぜいほうさく 円 樽 方 鑿 正 : えんぜいほうさく 円 枘 方 鑿 本 文 誤 : 円 鑿 方 樽 (えんさくほうぜい) 正 : 円 鑿 方 枘 (えんさくほうぜい) おうあちょうたつ 嘔 啞 嘲 哳 見 出 し 語 誤 : おうあちょうたつ 嘔 朽 嘲 応 正 : おうあちょうたつ 嘔 啞 嘲 哳 注 記 誤 : 嘔 朽 は 鼓 笛 の 音 がうるさいさま 正 : 嘔 啞 は 鼓 笛 の 音 がうるさいさま 注 記 誤 : 嘲 応 は 楽 器 の 音 が 入 り 乱 れてやかましいさま 正 : 嘲 哳 は 楽 器 の 音 が 入 り 乱 れて やかましいさま おうこらいこん 往 古 来 今 出 典 誤 : 豁 冠 子 (かつかんし) 世 兵 (せいへい) 正 : 鶡 冠 子 (かつかんし) 世 兵 (せいへい) 5

6 おうゆうじょうすう 甕 牖 縄 枢 見 出 し 語 誤 : おうゆうじょうすう 甕 返 縄 枢 正 : おうゆうじょうすう 甕 牖 縄 枢 注 記 誤 : 返 は 窓 正 : 牖 は 窓 おんしんふつう 音 信 不 通 用 例 誤 : 森 貎 外 護 持 院 原 の 敵 討 正 : 森 鷗 外 護 持 院 原 の 敵 討 おんせいていせい 温 凊 定 省 見 出 し 語 誤 : おんせいていせい 温 愛 定 省 正 : おんせいていせい 温 凊 定 省 注 記 誤 : 愛 は 涼 と 同 意 で 正 : 凊 は 涼 と 同 意 で 注 記 誤 : 定 省 温 愛 (ていせいおんせい) ともいう 正 : 定 省 温 凊 (ていせいおんせい) ともいう 表 記 誤 : 愛 を 清 と 書 きちがえない 正 : 凊 を 清 と 書 きちがえない おんとろうちょう 音 吐 朗 暢 出 典 誤 : 宋 史 (そうし) 王 畷 (おうべん) 正 : 宋 史 (そうし) 王 沔 (おうべん) かいおうこうおう 海 翁 好 鷗 見 出 し 語 誤 : かいおうこうおう 海 翁 好 貎 正 : かいおうこうおう 海 翁 好 鷗 注 記 誤 : 海 翁 (かいおう) 貎 (かもめ)を 好 (この)む が 書 き 下 し 文 正 : 海 翁 (かいおう) 鷗 (かもめ) を 好 (この)む が 書 き 下 し 文 かいかじしん 改 過 自 新 類 語 誤 : 鬩 刀 刮 腸 (どんとうかっちょう) 正 : 吞 刀 刮 腸 (どんとうかっちょう) がいかんじてい 蓋 棺 事 定 出 典 誤 : 杜 甫 (とほ) 君 不 見 簡 蘇 輯 (きみみずかんそけい) 正 : 杜 甫 (とほ) 君 不 見 簡 蘇 徯 (きみみ ずかんそけい) かいかんゆうえき 開 巻 有 益 出 典 誤 : 誹 水 燕 談 録 (べんすいえんだんろく) 文 儒 (ぶんじゅ) 正 : 澠 水 燕 談 録 (べんすいえんだ んろく) 文 儒 (ぶんじゅ) がいこうないしつ 外 巧 内 嫉 出 典 誤 : 漢 書 (かんじょ) 媼 方 進 (てきほうしん) 正 : 漢 書 (かんじょ) 翟 方 進 (てきほうしん) 6

7 かいざんのこころざし 介 山 之 志 出 典 誤 : 文 選 (もんぜん) 任 遭 (じんぼう) 宣 徳 皇 后 令 (せんとくこうごうのれい) 正 : 文 選 (もん ぜん) 任 昉 (じんぼう) 宣 徳 皇 后 令 (せんとくこうごうのれい) がいだせいしゅ 咳 唾 成 珠 類 語 誤 : 錦 心 墸 口 (きんしんしゅうこう) 正 : 錦 心 繡 口 (きんしんしゅうこう) かいとうかいいん 誨 盗 誨 淫 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 がいふうかんせん 凱 風 寒 泉 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 癩 風 (はいふう) 凱 風 (がいふう) 正 : 詩 経 (しきょう) 邶 風 (はいふう) 凱 風 (がいふう) かいぶつせいむ 開 物 成 務 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 かいろうどうけつ 偕 老 同 穴 出 典 誤 : 偕 老 は 詩 経 (しきょう) 癩 風 (はいふう) 撃 鼓 (げきこ) 正 : 偕 老 は 詩 経 (しきょう) 邶 風 (はいふう) 撃 鼓 (げきこ) かかさいこん 花 下 曬 褌 見 出 し 語 誤 : かかさいこん 花 下 鷹 褌 正 : かかさいこん 花 下 曬 褌 注 記 誤 : 鷹 は 日 光 にさらす 正 : 曬 は 日 光 にさらす 注 記 誤 : 花 下 に 褌 (こん)を 鷹 (さら)す が 書 き 下 し 文 正 : 花 下 に 褌 (こん)を 曬 (さら)す が 書 き 下 し 文 かかつのしん 瓜 葛 之 親 出 典 誤 : 蔡 瘢 (さいよう) 独 断 (どくだん) 正 : 蔡 邕 (さいよう) 独 断 (どくだん) かぎゅうのけい 火 牛 之 計 注 記 誤 : 木 曾 義 仲 (きそよしなか)が 鬥 利 伽 羅 (くりから) 合 戦 で 火 牛 の 計 を 用 いたと 伝 えられる 正 : 木 曾 義 仲 (きそよしなか)が 俱 利 伽 羅 (くりから) 合 戦 で 火 牛 の 計 を 用 いたと 伝 えられる 7

8 かくかくのこう 赫 赫 之 功 注 記 誤 : この 語 は 小 小 (こんこん)の 事 (こと) 無 き 者 は 正 : この 語 は 惛 惛 (こんこん)の 事 (こと) 無 き 者 は かけいやぼく 家 鶏 野 鶩 故 事 誤 : 書 家 の 捨 翼 (ゆよく)は 王 羲 之 (おうぎし)と 並 び 称 されるほどの 大 家 だったが 正 : 書 家 の 庾 翼 (ゆよく)は 王 羲 之 (おうぎし)と 並 び 称 されるほどの 大 家 だったが 故 事 誤 : そこで 捨 翼 は 正 : そこで 庾 翼 は かじきとう 加 持 祈 禱 見 出 し 語 誤 : かじきとう 加 持 祈 偃 正 : かじきとう 加 持 祈 禱 注 記 誤 : 祈 偃 は 神 や 仏 に 祈 ること 正 : 祈 禱 は 神 や 仏 に 祈 ること かじつかい 夏 日 可 畏 故 事 誤 : 穴 舒 (ほうじょ)は 正 : 酆 舒 (ほうじょ)は かしのへき 和 氏 之 璧 故 事 誤 : 莞 王 (れいおう)に 献 上 したが 正 : 厲 王 (れいおう)に 献 上 したが かしょうふとく 禍 生 不 徳 出 典 誤 : 崔 湊 (さいき) 外 戚 箴 (がいせきしん) 正 : 崔 琦 (さいき) 外 戚 箴 (がいせきしん) かじょとうり 華 如 桃 李 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 召 南 (しょうなん) 何 彼 橙 矣 (かひじょうい) 正 : 詩 経 (しきょう) 召 南 (しょ うなん) 何 彼 矣 (かひじょうい) がしんしょうたん 臥 薪 嘗 胆 類 語 誤 : 漆 身 鬩 炭 (しっしんどんたん) 正 : 漆 身 吞 炭 (しっしんどんたん) かっかそうよう 隔 靴 搔 痒 見 出 し 語 誤 : かっかそうよう 隔 靴 惜 痒 正 : かっかそうよう 隔 靴 搔 痒 注 記 誤 : 惜 痒 はかゆいところをかく 正 : 搔 痒 はかゆいところをかく 出 典 誤 : 痒 (かゆ)きを 惜 (か)くは 正 : 痒 (かゆ)きを 搔 (か)くは 対 語 誤 : 麻 姑 惜 痒 (まこそうよう) 正 : 麻 姑 搔 痒 (まこそうよう) 8

9 かっくりそう 葛 屨 履 霜 見 出 し 語 誤 : かっくりそう 葛 冊 履 霜 正 : かっくりそう 葛 屨 履 霜 意 味 誤 : 夏 に 用 いる 葛 冊 を 正 : 夏 に 用 いる 葛 屨 を 注 記 誤 : 葛 冊 はクズのつるで 編 んだ 夏 用 のくつ 正 : 葛 屨 はクズのつるで 編 んだ 夏 用 のく つ 注 記 誤 : 葛 冊 (かっく) 霜 (しも)を 履 (ふ)む が 書 き 下 し 文 正 : 葛 屨 (かっく) 霜 (しも)を 履 (ふ)む が 書 き 下 し 文 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 魏 風 (ぎふう) 葛 冊 (かっく) 正 : 詩 経 (しきょう) 魏 風 (ぎふう) 葛 屨 (かっ く) かっちょうせんい 刮 腸 洗 胃 注 記 誤 : 刀 を 鬩 んで 腸 の 汚 れを 取 り 正 : 刀 を 吞 んで 腸 の 汚 れを 取 り 類 語 誤 : 鬩 刀 刮 腸 (どんとうかっちょう) 正 : 吞 刀 刮 腸 (どんとうかっちょう) かっぱくせいどん 活 剝 生 吞 見 出 し 語 誤 : かっぱくせいどん 活 鬧 生 鬩 正 : かっぱくせいどん 活 剝 生 吞 本 文 誤 : 生 鬩 活 鬧 (せいどんかっぱく) 正 : 生 吞 活 剝 (せいどんかっぱく) かっぱつはっち 活 潑 潑 地 見 出 し 語 誤 : かっぱつはっち 活 晩 晩 地 正 : かっぱつはっち 活 潑 潑 地 注 記 誤 : 活 晩 晩 は 魚 が 水 の 中 で 勢 いよく 跳 ねるさま 正 : 活 潑 潑 は 魚 が 水 の 中 で 勢 いよく 跳 ねるさま 表 記 誤 : 晩 晩 は 撥 撥 とも 書 く 正 : 潑 潑 は 撥 撥 とも 書 く 用 例 誤 : 幸 徳 らは 死 ぬるどころか 活 晩 晩 地 に 生 きている 正 : 幸 徳 らは 死 ぬるどころか 活 潑 潑 地 に 生 きている かてつめんめん 瓜 瓞 綿 綿 見 出 し 語 誤 : かてつめんめん 瓜 役 綿 綿 正 : かてつめんめん 瓜 瓞 綿 綿 注 記 誤 : 役 は 小 さなウリ 正 : 瓞 は 小 さなウリ かふくいふく 禍 福 倚 伏 類 語 誤 : 禍 福 糾 壤 (かふくきゅうぼく) 正 : 禍 福 糾 纆 (かふくきゅうぼく) 9

10 かふくきゅうぼく 禍 福 糾 纆 見 出 し 語 誤 : かふくきゅうぼく 禍 福 糾 壤 正 : かふくきゅうぼく 禍 福 糾 纆 注 記 誤 : 糾 壤 はより 合 わせた 縄 正 : 糾 纆 はより 合 わせた 縄 注 記 誤 : 禍 福 は 糾 (あざな)える 壤 (なわ)のごとし が 書 き 下 し 文 正 : 禍 福 は 糾 (あざな)える 纆 (なわ)のごとし が 書 き 下 し 文 かふのしん 葭 莩 之 親 見 出 し 語 誤 : かふのしん 葭 慍 之 親 正 : かふのしん 葭 莩 之 親 注 記 誤 : 葭 慍 は 葦 (あし)の 茎 の 内 側 を 包 む 薄 い 膜 正 : 葭 莩 は 葦 (あし)の 茎 の 内 側 を 包 む 薄 い 膜 がりょうてんせい 画 竜 点 睛 故 事 誤 : 梁 (りょう)の 絵 の 名 人 張 僧 墹 (ちょうそうよう)が 四 頭 の 竜 の 絵 を 描 いたが 正 : 梁 (りょう) の 絵 の 名 人 張 僧 繇 (ちょうそうよう)が 四 頭 の 竜 の 絵 を 描 いたが 故 事 誤 : 人 々はこれを 鬪 (うそ)だと 言 って 信 じず 正 : 人 々はこれを 噓 (うそ)だと 言 って 信 じず がんこしてい 紈 袴 子 弟 見 出 し 語 誤 : がんこしてい 嗟 袴 子 弟 正 : がんこしてい 紈 袴 子 弟 注 記 誤 : 嗟 袴 は 白 い 練 りぎぬのはかま 正 : 紈 袴 は 白 い 練 りぎぬのはかま がんさいかいじつ 翫 歳 愒 日 見 出 し 語 誤 : がんさいかいじつ 翫 歳 松 日 正 : がんさいかいじつ 翫 歳 愒 日 注 記 誤 : 松 はむさぼる 正 : 愒 はむさぼる 注 記 誤 : 歳 (とし)を 翫 (もてあそ)び 日 (ひ)を 松 (むさぼ)る が 書 き 下 し 文 正 : 歳 (とし)を 翫 (もてあ そ)び 日 (ひ)を 愒 (むさぼ)る が 書 き 下 し 文 かんしょのか 関 雎 之 化 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 周 南 (しゅうなん) 兎 奚 (としゃ) 小 序 正 : 詩 経 (しきょう) 周 南 (しゅうな ん) 兎 (としゃ) 小 序 がんじんそうとく 玩 人 喪 徳 出 典 誤 : 書 経 (しょきょう) 旅 忙 (りょごう) 正 : 書 経 (しょきょう) 旅 獒 (りょごう) 10

11 かんぜんぜつご 冠 前 絶 後 故 事 誤 : 東 晋 (とうしん)の 顧 祥 之 (こがいし)の 絵 は 正 : 東 晋 (とうしん)の 顧 愷 之 (こがいし)の 絵 は 故 事 誤 : 梁 (りょう)の 張 僧 墹 (ちょうそうよう)の 絵 は 正 : 梁 (りょう)の 張 僧 繇 (ちょうそうよう)の 絵 は かんせんのおもい 寒 泉 之 思 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 癩 風 (はいふう) 凱 風 (がいふう) 正 : 詩 経 (しきょう) 邶 風 (はいふう) 凱 風 (がいふう) かんたんそうしょう 肝 胆 相 照 注 記 誤 : 肝 胆 は 肝 臓 と 胆 苦 (たんのう)のことから 転 じて 正 : 肝 胆 は 肝 臓 と 胆 囊 (たんのう) のことから 転 じて かんたんそえつ 肝 胆 楚 越 意 味 誤 : すぐ 隣 の 肝 臓 と 胆 苦 (たんのう)も 正 : すぐ 隣 の 肝 臓 と 胆 囊 (たんのう)も 注 記 誤 : 胆 は 胆 苦 正 : 胆 は 胆 囊 がんぶつそうし 玩 物 喪 志 出 典 誤 : 書 経 (しょきょう) 旅 忙 (りょごう) 正 : 書 経 (しょきょう) 旅 獒 (りょごう) かんりてんとう 冠 履 転 倒 表 記 誤 : 転 は 莖 とも 書 く 正 : 転 は 顚 とも 書 く きえんばんじょう 気 炎 万 丈 注 記 誤 : 炎 は 撫 とも 書 く 正 : 炎 は 焰 とも 書 く きおうふきゅう 既 往 不 咎 出 典 誤 : 論 語 (ろんご) 八 飲 (はちいつ) 正 : 論 語 (ろんご) 八 佾 (はちいつ) きっくつごうが 佶 屈 聱 牙 見 出 し 語 誤 : きっくつごうが 佶 屈 寤 牙 正 : きっくつごうが 佶 屈 聱 牙 注 記 誤 : 寤 牙 は 文 章 や 文 字 が 難 しくてわかりづらいさま 正 : 聱 牙 は 文 章 や 文 字 が 難 しくて わかりづらいさま 11

12 きっちゅうのたのしみ 橘 中 之 楽 注 記 誤 : 中 国 の 巴 瘻 (はきょう)の 人 が 正 : 中 国 の 巴 邛 (はきょう)の 人 が きゅうかいしん 救 火 以 薪 出 典 誤 : 眷 析 子 (とうせきし) 無 厚 (むこう) 正 : 鄧 析 子 (とうせきし) 無 厚 (むこう) ぎゅうきどうそう 牛 驥 同 皁 見 出 し 語 誤 : ぎゅうきどうそう 牛 驥 同 竜 正 : ぎゅうきどうそう 牛 驥 同 皁 注 記 誤 : 竜 は 飼 い 葉 桶 正 : 皁 は 飼 い 葉 桶 注 記 誤 : 牛 驥 (ぎゅうき) 竜 (そう)を 同 (おな)じうす が 書 き 下 し 文 正 : 牛 驥 (ぎゅうき) 皁 (そう)を 同 (おな)じうす が 書 き 下 し 文 表 記 誤 : 竜 を 早 草 などと 書 きちがえない 正 : 皁 を 早 草 などと 書 きちがえない きゅうざんばしょく 泣 斬 馬 謖 故 事 誤 : 涙 を 鬩 んで 処 刑 した 正 : 涙 を 吞 んで 処 刑 した きゅうそごうびょう 窮 鼠 嚙 猫 見 出 し 語 誤 : きゅうそごうびょう 窮 鼠 筋 猫 正 : きゅうそごうびょう 窮 鼠 嚙 猫 注 記 誤 : 窮 鼠 (きゅうそ) 猫 (ねこ)を 筋 (か)む が 書 き 下 し 文 正 : 窮 鼠 (きゅうそ) 猫 (ねこ)を 嚙 (か) む が 書 き 下 し 文 ぎゅうとうかっけい 牛 刀 割 鶏 用 例 誤 : 森 貎 外 独 身 正 : 森 鷗 外 独 身 きゅうぼくふんしょう 朽 木 糞 牆 出 典 誤 : 糞 土 の 牆 (しょう)は 濁 (ぬ)るべからず 正 : 糞 土 の 牆 (しょう)は 杇 (ぬ)るべからず きょういしんし 共 為 唇 歯 出 典 誤 : 蜀 志 (しょくし) 眷 芝 (とうし) 正 : 蜀 志 (しょくし) 鄧 芝 (とうし) ぎょうこしゅんぼく 尭 鼓 舜 木 出 典 誤 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 權 亮 (ちょりょう) 正 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 褚 亮 (ちょりょう) 12

13 きょうちゅうのせいちく 胸 中 成 竹 出 典 誤 : 蘇 軾 (そしょく) 文 与 可 画 厂 呻 谷 偃 竹 記 (ぶんよかうんとうこくのえんちくをえがくのき) 正 : 蘇 軾 (そしょく) 文 与 可 画 篔 谷 偃 竹 記 (ぶんよかうんとうこくのえんちくをえがくのき) きょくびほうきょう 曲 眉 豊 頰 見 出 し 語 誤 : きょくびほうきょう 曲 眉 豊 茲 正 : きょくびほうきょう 曲 眉 豊 頰 注 記 誤 : 豊 茲 はふっくらした 茲 (ほお) 正 : 豊 頰 はふっくらした 頰 (ほお) ぎょもうこうり 魚 網 鴻 離 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 癩 風 (はいふう) 新 台 (しんだい) 正 : 詩 経 (しきょう) 邶 風 (はいふう) 新 台 (しんだい) きんいぎょくしょく 錦 衣 玉 食 出 典 誤 : 宋 史 (そうし) 文 苑 李 煮 (りち) 正 : 宋 史 (そうし) 文 苑 李 (りち) きんおうむけつ 金 甌 無 欠 出 典 誤 : 南 史 (なんし) 朱 尺 (しゅい) 正 : 南 史 (なんし) 朱 异 (しゅい) きんじょうとうち 金 城 湯 池 出 典 誤 : 漢 書 (かんじょ) 懺 通 (かいとう) 正 : 漢 書 (かんじょ) 蒯 通 (かいとう) きんしんしゅうこう 錦 心 繡 口 見 出 し 語 誤 : きんしんしゅうこう 錦 心 墸 口 正 : きんしんしゅうこう 錦 心 繡 口 注 記 誤 : 墸 口 は 刺 墸 (ししゅう)のように 美 しいことば 正 : 繡 口 は 刺 繡 (ししゅう)のように 美 し いことば けいぐんのいっかく 鶏 群 一 鶴 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 子 紹 (けいしょう) 正 : 晋 書 (しんじょ) 嵆 紹 (けいしょう) けいしゅうさっか 閨 秀 作 家 用 例 誤 : それはドロステ ヒュルスホオフという 独 逸 (ドイツ)の 閨 秀 作 家 (けいしゅうさっか)の 書 いた 猶 太 (ユダヤ)びとの 摘 (ぶな) という 物 語 だった 正 : それはドロステ ヒュルスホオフという 独 逸 (ド イツ)の 閨 秀 作 家 (けいしゅうさっか)の 書 いた 猶 太 (ユダヤ)びとの 橅 (ぶな) という 物 語 だった 13

14 けいりんのいっし 桂 林 一 枝 故 事 誤 : 郤 汞 (げきしん)が 正 : 郤 詵 (げきしん)が 出 典 誤 : 1 晋 書 (しんじょ) 郤 汞 (げきしん) 正 : 1 晋 書 (しんじょ) 郤 詵 (げきしん) げっかひょうじん 月 下 氷 人 故 事 誤 : 索 嗾 (さくたん)という 占 いの 名 人 のことで 正 : 索 紞 (さくたん)という 占 いの 名 人 のこと で 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 芸 術 索 嗾 正 : 晋 書 (しんじょ) 芸 術 索 紞 げっちゅうのせんじょ 月 中 蟾 蜍 注 記 誤 : 英 雄 の 婬 (げい)が 女 仙 人 の 西 王 母 (せいおうぼ)からもらった 不 死 の 薬 を 妻 の 稿 娥 (こうが) が 盗 んで 飲 み 正 : 英 雄 の 羿 (げい)が 女 仙 人 の 西 王 母 (せいおうぼ)からもらった 不 死 の 薬 を 妻 の 姮 娥 (こうが)が 盗 んで 飲 み けんいとんそく 牽 衣 頓 足 出 典 誤 : 道 を 措 (さえぎ)りて 哭 (こく)す による 正 : 道 を 攔 (さえぎ)りて 哭 (こく)す による げんきはつらつ 元 気 潑 溂 見 出 し 語 誤 : げんきはつらつ 元 気 晩 溂 正 : げんきはつらつ 元 気 潑 溂 注 記 誤 : 晩 溂 は 魚 が 元 気 よく 飛 びはねるさま 正 : 潑 溂 は 魚 が 元 気 よく 飛 びはねるさま 表 記 誤 : 晩 溂 は 晩 剌 とも 書 く 正 : 潑 溂 は 潑 剌 とも 書 く 用 例 誤 : けれども 先 輩 達 は 長 閑 気 (のんき)に 元 気 に 晩 溂 (はつらつ)と 笑 い 興 じて 正 : けれども 先 輩 達 は 長 閑 気 (のんき)に 元 気 に 潑 溂 (はつらつ)と 笑 い 興 じて 類 語 誤 : 生 気 晩 溂 (せいきはつらつ) 正 : 生 気 潑 溂 (せいきはつらつ) げんけいはくぞく 元 軽 白 俗 注 記 誤 : 元 兔 (げんしん)のこと 正 : 元 稹 (げんしん)のこと 注 記 誤 : この 語 の 後 に 郊 寒 島 魄 (こうかんとうそう)( 孟 郊 (もうこう)は 殺 風 景 でうるおいがなく 正 : この 語 の 後 に 郊 寒 島 瘦 (こうかんとうそう)( 孟 郊 (もうこう)は 殺 風 景 でうるおいがなく けんそうぼうゆう 萱 草 忘 憂 注 記 誤 : この 語 の 前 に 合 歓 (ごうかん) 怒 (いか)りを 椌 (のぞ)く(ネムノキは 怒 りを 取 り 除 く) がある 正 : この 語 の 前 に 合 歓 (ごうかん) 怒 (いか)りを 蠲 (のぞ)く(ネムノキは 怒 りを 取 り 除 く) がある 出 典 誤 : 子 康 (けいこう) 養 生 論 (ようじょうろん) 正 : 嵆 康 (けいこう) 養 生 論 (ようじょうろん) 14

15 けんにんふばつ 堅 忍 不 抜 出 典 誤 : 蘇 軾 (そしょく) 蹌 錯 論 (ちょうそろん) 正 : 蘇 軾 (そしょく) 鼂 錯 論 (ちょうそろん) こうえんばんじょう 光 焰 万 丈 見 出 し 語 誤 : こうえんばんじょう 光 撫 万 丈 正 : こうえんばんじょう 光 焰 万 丈 注 記 誤 : 光 撫 万 丈 長 (なが)し の 略 で 正 : 光 焰 万 丈 長 (なが)し の 略 で 注 記 誤 : 光 撫 は 光 り 輝 く 炎 のことから 転 じて 正 : 光 焰 は 光 り 輝 く 炎 のことから 転 じて 注 記 誤 : 撫 は 炎 とも 書 く 正 : 焰 は 炎 とも 書 く 用 例 誤 : 光 撫 万 丈 あたるべからざるに 至 った 正 : 光 焰 万 丈 あたるべからざるに 至 った 用 例 誤 : 森 貎 外 渋 江 抽 斎 正 : 森 鷗 外 渋 江 抽 斎 こうかいぜいせい 後 悔 噬 臍 注 記 誤 : 噬 は 筋 む 正 : 噬 は 嚙 む 注 記 誤 : 噬 臍 はへそを 筋 むこと 正 : 噬 臍 はへそを 嚙 むこと 注 記 誤 : 自 分 のへそを 筋 もうとしても 筋 むことはできないように 正 : 自 分 のへそを 嚙 もうとしても 嚙 むことはできないように こうがんあいりき 鴻 雁 愛 力 出 典 誤 : 月 雅 (ひが) 釈 鳥 (しゃくちょう) 雁 (がん) 正 : 埤 雅 (ひが) 釈 鳥 (しゃくちょう) 雁 (がん) ごうかんけんふん 合 歓 蠲 忿 見 出 し 語 誤 : ごうかんけんふん 合 歓 椌 忿 正 : ごうかんけんふん 合 歓 蠲 忿 注 記 誤 : 椌 は 取 り 除 く 正 : 蠲 は 取 り 除 く 注 記 誤 : 合 歓 (ごうかん) 忿 (いか)りを 椌 (のぞ)く が 書 き 下 し 文 正 : 合 歓 (ごうかん) 忿 (いか)りを 蠲 (のぞ)く が 書 き 下 し 文 出 典 誤 : 子 康 (けいこう) 養 生 論 (ようじょうろん) 正 : 嵆 康 (けいこう) 養 生 論 (ようじょうろん) こうけんちょうか 高 軒 寵 過 故 事 誤 : 韓 愈 (かんゆ) 皇 甫 莫 (こうほしょく)の 二 人 が 立 派 な 車 に 乗 り 訪 問 されたのはかたじけないと の 意 を 述 べたという 正 : 韓 愈 (かんゆ) 皇 甫 湜 (こうほしょく)の 二 人 が 立 派 な 車 に 乗 り 訪 問 された のはかたじけないとの 意 を 述 べたという 15

16 こうじょへんたん 口 如 匾 担 見 出 し 語 誤 : こうじょへんたん 口 如 患 担 正 : こうじょへんたん 口 如 匾 担 注 記 誤 : 患 担 は 荷 物 を 両 端 につけて 運 ぶための 担 い 棒 で 正 : 匾 担 は 荷 物 を 両 端 につけて 運 ぶための 担 い 棒 で 注 記 誤 : 口 (くち) 患 担 (へんたん)の 如 (ごと)し が 書 き 下 し 文 正 : 口 (くち) 匾 担 (へんたん)の 如 (ごと)し が 書 き 下 し 文 こうじよんすん 口 耳 四 寸 出 典 誤 : 曷 (いず)くんぞ 以 (もっ)て 七 尺 (しちせき)の 默 (からだ)を 美 (よ)しとするに 足 らんや による 正 : 曷 (いず)くんぞ 以 (もっ)て 七 尺 (しちせき)の 軀 (からだ)を 美 (よ)しとするに 足 らんや による こうしんもんこ 口 心 門 戸 出 典 誤 : 鬼 谷 子 (きこくし) 菅 闔 (はいこう) 正 : 鬼 谷 子 (きこくし) 闔 (はいこう) こうせいのど 曠 世 之 度 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 皃 超 (ちちょう) 正 : 晋 書 (しんじょ) 郗 超 (ちちょう) こうようのしゅと 高 陽 酒 徒 故 事 誤 : 瞠 食 其 (れきいき)という 者 が 沛 公 に 面 会 を 求 めた 正 : 酈 食 其 (れきいき)という 者 が 沛 公 に 面 会 を 求 めた 故 事 誤 : 瞠 食 其 が 儒 者 のような 装 いをしていたため 正 : 酈 食 其 が 儒 者 のような 装 いをしていた ため 故 事 誤 : 瞠 食 其 は 私 は 高 陽 の 酒 徒 であって 正 : 酈 食 其 は 私 は 高 陽 の 酒 徒 であって 出 典 誤 : 史 記 (しき) 瞠 生 (れきせい) 正 : 史 記 (しき) 酈 生 (れきせい) こうらんしんしき 洽 覧 深 識 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 束 堕 (そくせき) 正 : 晋 書 (しんじょ) 束 晳 (そくせき) こうれいがんきゅう 羹 藜 含 糗 見 出 し 語 誤 : こうれいがんきゅう 羹 藜 含 喘 正 : こうれいがんきゅう 羹 藜 含 糗 注 記 誤 : 喘 はほしいい( 飯 を 保 存 用 に 乾 燥 させたもの) 正 : 糗 はほしいい( 飯 を 保 存 用 に 乾 燥 させたもの) 注 記 誤 : 藜 (れい)を 羹 (あつもの)にし 喘 (ほしいい)を 含 (ふく)む が 書 き 下 し 文 正 : 藜 (れい)を 羹 (あつもの)にし 糗 (ほしいい)を 含 (ふく)む が 書 き 下 し 文 16

17 ごぎょうへいか 五 行 並 下 類 語 誤 : 七 行 鬥 下 (しちぎょうくか) 正 : 七 行 俱 下 (しちぎょうくか) 類 語 誤 : 十 行 鬥 下 (じゅうぎょうくか) 正 : 十 行 俱 下 (じゅうぎょうくか) こくさくのきよう 告 朔 餼 羊 見 出 し 語 誤 : こくさくのきよう 告 朔 蒟 羊 正 : こくさくのきよう 告 朔 餼 羊 注 記 誤 : 蒟 羊 は 告 朔 のときに 供 えるいけにえの 羊 のこと 正 : 餼 羊 は 告 朔 のときに 供 えるい けにえの 羊 のこと 意 味 誤 : それでは 無 意 味 だから 蒟 羊 をやめるべきです と 子 貢 (しこう)が 言 ったときに 正 : そ れでは 無 意 味 だから 餼 羊 をやめるべきです と 子 貢 (しこう)が 言 ったときに 出 典 誤 : 論 語 (ろんご) 八 飲 (はちいつ) 正 : 論 語 (ろんご) 八 佾 (はちいつ) こくしむそう 国 士 無 双 注 記 誤 : 国 士 無 双 は 荏 九 牌 (ヤオチュウハイ)( 字 牌 と 正 : 国 士 無 双 は 么 九 牌 (ヤオチュウ ハイ)( 字 牌 と ごぞうろっぷ 五 臓 六 腑 注 記 誤 : 胆 苦 (たんのう) 正 : 胆 囊 (たんのう) こんろんどんそう 渾 崙 吞 棗 見 出 し 語 誤 : こんろんどんそう 渾 崙 鬩 棗 正 : こんろんどんそう 渾 崙 吞 棗 注 記 誤 : 渾 崙 (こんろん)に 棗 (なつめ)を 鬩 (の)む が 書 き 下 し 文 正 : 渾 崙 (こんろん)に 棗 (なつ め)を 吞 (の)む が 書 き 下 し 文 さいおうしつば 塞 翁 失 馬 類 語 誤 : 禍 福 糾 壤 (かふくきゅうぼく) 正 : 禍 福 糾 纆 (かふくきゅうぼく) さいかんのさんゆう 歳 寒 三 友 出 典 誤 : 耨 余 叢 考 (がいよそうこう) 正 : 余 叢 考 (がいよそうこう) さいてんふたく 采 椽 不 斲 見 出 し 語 誤 : さいてんふたく 采 椽 不 早 正 : さいてんふたく 采 椽 不 斲 注 記 誤 : 采 椽 (さいてん) 早 (き)らず が 書 き 下 し 文 正 : 采 椽 (さいてん) 斲 (き)らず が 書 き 下 し 文 17

18 さくそうけいゆう 鑿 窓 啓 牖 見 出 し 語 誤 : さくそうけいゆう 鑿 窓 啓 返 正 : さくそうけいゆう 鑿 窓 啓 牖 注 記 誤 : 返 は 木 の 窓 正 : 牖 は 木 の 窓 注 記 誤 : 窓 (まど)を 鑿 (うが)ち 返 (まど)を 啓 (ひら)く が 書 き 下 し 文 正 : 窓 (まど)を 鑿 (うが)ち 牖 (まど)を 啓 (ひら)く が 書 き 下 し 文 さこうべん 左 顧 右 眄 用 例 誤 : 森 貎 外 雁 正 : 森 鷗 外 雁 さしゆうご 左 支 右 吾 出 典 誤 : 宋 史 (そうし) 李 癨 (りへい) 正 : 宋 史 (そうし) 李 (りへい) さたさいげつ 蹉 陀 歳 月 出 典 誤 : 李 范 (りき) 魏 万 (ぎまん) 京 に 之 (ゆ)くを 送 る 正 : 李 頎 (りき) 魏 万 (ぎまん) 京 に 之 (ゆ)くを 送 る ざゆうのめい 座 右 之 銘 出 典 誤 : 文 選 (もんぜん) 崔 明 (さいえん) 座 右 銘 正 : 文 選 (もんぜん) 崔 瑗 (さいえん) 座 右 銘 さんきゅうすいだん 山 窮 水 断 出 典 誤 : 捨 信 (ゆしん) 周 芽 州 刺 史 宇 文 公 神 道 碑 (しゅうえんしゅうししうぶんこうしんどうのひ) 正 : 庾 信 (ゆしん) 周 兗 州 刺 史 宇 文 公 神 道 碑 (しゅうえんしゅうししうぶんこうしんどうのひ) ざんこうしょうふく 残 膏 賸 馥 見 出 し 語 誤 : ざんこうしょうふく 残 膏 濬 馥 正 : ざんこうしょうふく 残 膏 賸 馥 注 記 誤 : 濬 は 余 り 正 : 賸 は 余 り 注 記 誤 : 濬 馥 は ようふく とも 読 む 正 : 賸 馥 は ようふく とも 読 む さんこうやそく 山 肴 野 蔌 見 出 し 語 誤 : さんこうやそく 山 肴 野 抂 正 : さんこうやそく 山 肴 野 蔌 注 記 誤 : 抂 は 野 菜 正 : 蔌 は 野 菜 18

19 さんさくしょうま 剗 削 消 磨 見 出 し 語 誤 : さんさくしょうま 柿 削 消 磨 正 : さんさくしょうま 剗 削 消 磨 注 記 誤 : 柿 も 削 もけずる 正 : 剗 も 削 もけずる さんしょくげいどん 蚕 食 鯨 吞 見 出 し 語 誤 : さんしょくげいどん 蚕 食 鯨 鬩 正 : さんしょくげいどん 蚕 食 鯨 吞 意 味 誤 : 鯨 (くじら)が 小 魚 を 鬩 みこむ 正 : 鯨 (くじら)が 小 魚 を 吞 みこむ ざんていせってつ 斬 釘 截 鉄 用 例 誤 : ふたたび 宮 羌 などに 召 出 されぬよう 斬 釘 截 鉄 的 (ざんていせってつてき)に 狂 叫 したのだとも 云 えば 云 えよう 正 : ふたたび 宮 闈 などに 召 出 されぬよう 斬 釘 截 鉄 的 (ざんていせってつてき)に 狂 叫 したのだとも 云 えば 云 えよう さんにんせいこ 三 人 成 虎 意 味 誤 : 鬪 (うそ)や 噂 (うわさ)が 多 くの 人 の 話 題 になれば 正 : 噓 (うそ)や 噂 (うわさ)が 多 くの 人 の 話 題 になれば 故 事 誤 : 魏 (ぎ)の 輾 恭 (ほうきょう)が 魏 王 に 町 に 虎 が 出 たと 一 人 が 言 ったら 信 じるか とたずねて 正 : 魏 (ぎ)の 龐 恭 (ほうきょう)が 魏 王 に 町 に 虎 が 出 たと 一 人 が 言 ったら 信 じるか とたずねて さんぴりょうろん 賛 否 両 論 用 例 誤 : どちらも 本 道 は 子 規 の 心 を 拙 んではゐなかつたのです 正 : どちらも 本 道 は 子 規 の 心 を 摑 んではゐなかつたのです さんぺいじまん 三 平 二 満 意 味 誤 : 茲 (ほほ)がふくらんでいることから 正 : 頰 (ほほ)がふくらんでいることから しこうきゅうまい 舐 糠 及 米 出 典 誤 : 史 記 (しき) 呉 王 柊 (ごおうひ) 正 : 史 記 (しき) 呉 王 濞 (ごおうひ) じこけんお 自 己 嫌 悪 用 例 誤 : 臍 (ほぞ)を 筋 (か)みたいほどの 烈 (はげ)しい 悔 恨 も 感 じない 正 : 臍 (ほぞ)を 嚙 (か)みた いほどの 烈 (はげ)しい 悔 恨 も 感 じない 19

20 じそにゅうさい 自 麤 入 細 見 出 し 語 誤 : じそにゅうさい 自 跏 入 細 正 : じそにゅうさい 自 麤 入 細 注 記 誤 : 跏 は 粗 と 同 じで 正 : 麤 は 粗 と 同 じで 注 記 誤 : 跏 (そ)より 細 (さい)に 入 (い)る が 書 き 下 し 文 正 : 麤 (そ)より 細 (さい)に 入 (い)る が 書 き 下 し 文 しちぎょうくか 七 行 俱 下 見 出 し 語 誤 : しちぎょうくか 七 行 鬥 下 正 : しちぎょうくか 七 行 俱 下 注 記 誤 : 七 行 鬥 (とも)に 下 (くだ)る が 書 き 下 し 文 正 : 七 行 俱 (とも)に 下 (くだ)る が 書 き 下 し 文 類 語 誤 : 十 行 鬥 下 (じゅうぎょうくか) 正 : 十 行 俱 下 (じゅうぎょうくか) しちてんはっき 七 転 八 起 表 記 誤 : 転 は 莖 とも 書 く 正 : 転 は 顚 とも 書 く しちてんばっとう 七 転 八 倒 表 記 誤 : 転 は 莖 とも 書 く 正 : 転 は 顚 とも 書 く しちほのさい 七 歩 之 才 類 語 誤 : 煮 豆 燃 愿 (しゃとうねんき) 正 : 煮 豆 燃 萁 (しゃとうねんき) しちょうのこすい 詩 腸 鼓 吹 故 事 誤 : 宋 (そう)の 戴 莅 (たいぎょう)は 正 : 宋 (そう)の 戴 顒 (たいぎょう)は じっしつきゅうくう 十 室 九 空 出 典 誤 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 權 遂 良 (ちょすいりょう) 正 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 褚 遂 良 (ちょすいりょ う) しっしんどんたん 漆 身 吞 炭 見 出 し 語 誤 : しっしんどんたん 漆 身 鬩 炭 正 : しっしんどんたん 漆 身 吞 炭 注 記 誤 : 鬩 炭 は 炭 (すみ)を 鬩 むこと 正 : 吞 炭 は 炭 (すみ)を 吞 むこと 注 記 誤 : 炭 (すみ)を 鬩 (の)む が 書 き 下 し 文 正 : 炭 (すみ)を 吞 (の)む が 書 き 下 し 文 注 記 誤 : 鬩 炭 漆 身 (どんたんしっしん) ともいう 正 : 吞 炭 漆 身 (どんたんしっしん) ともいう 故 事 誤 : 炭 を 鬩 んで 声 が 出 ないようにして 変 装 し 正 : 炭 を 吞 んで 声 が 出 ないようにして 変 装 し 20

21 しっちんまんぽう 七 珍 万 宝 注 記 誤 : またはラピスラズリ) 玻 璃 (はり)( 水 晶 ) 鉅 亟 (しゃこ)(シャコ 貝 ) 珊 瑚 (さんご) 瑪 瑙 (めのう) の 七 種 正 : またはラピスラズリ) 玻 璃 (はり)( 水 晶 ) 硨 磲 (しゃこ)(シャコ 貝 ) 珊 瑚 (さんご) 瑪 瑙 (め のう)の 七 種 しゃぎょのたん 車 魚 之 嘆 故 事 誤 : 斉 の 孟 嘗 君 (もうしょうくん)の 食 客 となった 馮 浙 (ふうけん)は 正 : 斉 の 孟 嘗 君 (もうしょう くん)の 食 客 となった 馮 諼 (ふうけん)は しゃしぶんじゃく 奢 侈 文 弱 用 例 誤 : やはり 奢 侈 文 弱 (しゃしぶんじゃく) だった! のみならず 信 輔 自 身 も 亦 鬪 (うそ)に 鬪 を 重 ねる ことは 必 しも 父 母 に 劣 らなかった 正 : やはり 奢 侈 文 弱 (しゃしぶんじゃく) だった! のみならず 信 輔 自 身 も 亦 噓 (うそ)に 噓 を 重 ねることは 必 しも 父 母 に 劣 らなかった しゃせきいんう 射 石 飲 羽 故 事 誤 : 臥 (じ)(サイに 似 た 一 角 獣 )を 射 た 養 由 基 (ようゆうき)と 正 : 兕 (じ)(サイに 似 た 一 角 獣 )を 射 た 養 由 基 (ようゆうき)と しゃとうねんき 煮 豆 燃 萁 見 出 し 語 誤 : しゃとうねんき 煮 豆 燃 愿 正 : しゃとうねんき 煮 豆 燃 萁 注 記 誤 : 愿 は 豆 の 実 を 取 り 去 って 残 った 枝 や 茎 正 : 萁 は 豆 の 実 を 取 り 去 って 残 った 枝 や 茎 注 記 誤 : 豆 (まめ)を 煮 (に)るに 愿 (まめがら)を 燃 (もや)す が 書 き 下 し 文 正 : 豆 (まめ)を 煮 (に) るに 萁 (まめがら)を 燃 (もや)す が 書 き 下 し 文 故 事 誤 : 滓 (し)を 漉 (こ)してもって 汁 と 為 (な)す 正 : 豉 (し)を 漉 (こ)してもって 汁 と 為 (な)す 故 事 誤 : 愿 は 釜 の 下 に 在 りて 然 (も)え 正 : 萁 は 釜 の 下 に 在 りて 然 (も)え じゅうがのじゅつ 十 駕 之 術 故 事 誤 : 大 学 者 の 銭 大 像 (せんたいきん)はこれにちなんで 十 駕 斎 と 号 をつけた 正 : 大 学 者 の 銭 大 昕 (せんたいきん)はこれにちなんで 十 駕 斎 と 号 をつけた しゅうきちせん 僦 櫃 質 銭 見 出 し 語 誤 : しゅうきちせん 価 櫃 質 銭 正 : しゅうきちせん 僦 櫃 質 銭 注 記 誤 : 価 櫃 は 動 産 を 債 務 の 担 保 として 正 : 僦 櫃 は 動 産 を 債 務 の 担 保 として 21

22 じゅうきゅうそくげつ 獣 窮 則 齧 意 味 誤 : 獣 は 追 いつめられると 筋 みつく 正 : 獣 は 追 いつめられると 嚙 みつく 注 記 誤 : 人 は 追 いつめられると 鬪 をつく) と 続 く 正 : 人 は 追 いつめられると 噓 をつく) と 続 く じゅうぎょうくか 十 行 俱 下 見 出 し 語 誤 : じゅうぎょうくか 十 行 鬥 下 正 : じゅうぎょうくか 十 行 俱 下 注 記 誤 : 十 行 鬥 (とも)に 下 (くだ)る が 書 き 下 し 文 正 : 十 行 俱 (とも)に 下 (くだ)る が 書 き 下 し 文 類 語 誤 : 七 行 鬥 下 (しちぎょうくか) 正 : 七 行 俱 下 (しちぎょうくか) じゅうじゅうむじん 重 重 無 尽 意 味 誤 : 十 枚 の 鏡 の 中 央 に 椈 燭 (ろうそく)の 火 を 置 くと 無 限 に 映 し 合 うように 正 : 十 枚 の 鏡 の 中 央 に 蠟 燭 (ろうそく)の 火 を 置 くと 無 限 に 映 し 合 うように しゅうりんせんよく 戢 鱗 潜 翼 見 出 し 語 誤 : しゅうりんせんよく 尻 鱗 潜 翼 正 : しゅうりんせんよく 戢 鱗 潜 翼 注 記 誤 : 鱗 (りん)を 尻 (おさ)め 翼 (よく)を 潜 (ひそ)む が 書 き 下 し 文 正 : 鱗 (りん)を 戢 (おさ)め 翼 (よく)を 潜 (ひそ)む が 書 き 下 し 文 しゅかぎろう 酒 家 妓 楼 用 例 誤 : 森 貎 外 渋 江 抽 斎 正 : 森 鷗 外 渋 江 抽 斎 しゅかくてんとう 主 客 転 倒 注 記 誤 : 転 倒 は 莖 倒 とも 書 き 正 : 転 倒 は 顚 倒 とも 書 き 注 記 誤 : 転 も 莖 も 倒 れることであるが 正 : 転 も 顚 も 倒 れることであるが 注 記 誤 : 莖 は 上 下 逆 さまになって 倒 れること 正 : 顚 は 上 下 逆 さまになって 倒 れること じゅかつふかん 褐 不 完 見 出 し 語 誤 : じゅかつふかん 榮 褐 不 完 正 : じゅかつふかん 褐 不 完 注 記 誤 : 榮 褐 (じゅかつ) 完 (まった)からず が 書 き 下 し 文 正 : 褐 (じゅかつ) 完 (まった)からず が 書 き 下 し 文 しゅくやむび 夙 夜 夢 寐 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 郎 莟 (ろうがい) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 郎 顗 (ろうがい) 22

23 しゅこうぼくしゅ 輸 攻 墨 守 注 記 誤 : 墨 は 墨 媼 (ぼくてき)( 墨 子 (ぼくし))のこと 正 : 墨 は 墨 翟 (ぼくてき)( 墨 子 (ぼくし))のこ と 故 事 誤 : 楚 (そ)のために 宋 (そう)に 攻 め 入 ると 聞 いた 墨 媼 は 正 : 楚 (そ)のために 宋 (そう)に 攻 め 入 ると 聞 いた 墨 翟 は しゅのうはんたい 酒 囊 飯 袋 見 出 し 語 誤 : しゅのうはんたい 酒 苦 飯 袋 正 : しゅのうはんたい 酒 囊 飯 袋 注 記 誤 : 苦 も 袋 もふくろ 正 : 囊 も 袋 もふくろ 類 語 誤 : 酒 瓮 飯 苦 (しゅおうはんのう) 正 : 酒 瓮 飯 囊 (しゅおうはんのう) しゅびくし 首 尾 俱 至 見 出 し 語 誤 : しゅびくし 首 尾 鬥 至 正 : しゅびくし 首 尾 俱 至 注 記 誤 : 首 尾 (しゅび) 鬥 (とも)に 至 (いた)る が 書 き 下 し 文 正 : 首 尾 (しゅび) 俱 (とも)に 至 (いた) る が 書 き 下 し 文 しゅんかしゅうじつ 春 華 秋 実 出 典 誤 : 魏 志 (ぎし) 癆 莅 (けいぎょう) 正 : 魏 志 (ぎし) 邢 顒 (けいぎょう) しゅんじつちち 春 日 遅 遅 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 漿 風 (ひんぷう) 七 月 (しちげつ) 正 : 詩 経 (しきょう) 豳 風 (ひんぷう) 七 月 (しちげつ) しゅんらんしゅうぎく 春 蘭 秋 菊 注 記 誤 : 鬥 (とも)に 廃 (はい)す 可 (べ)からず の 略 正 : 俱 (とも)に 廃 (はい)す 可 (べ)からず の 略 しょういかんしょく 宵 衣 食 見 出 し 語 誤 : しょういかんしょく 宵 衣 綜 食 正 : しょういかんしょく 宵 衣 食 注 記 誤 : 綜 食 は 日 が 暮 れきってから 正 : 食 は 日 が 暮 れきってから 出 典 誤 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 文 苑 (ぶんえん) 劉 拯 (りゅうふん) 正 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 文 苑 (ぶん えん) 劉 蕡 (りゅうふん) しょうおうさつらい 彰 往 察 来 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 下 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 下 23

24 しょうそくえいきょ 消 息 盈 虚 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 鬧 (はく) 正 : 易 経 (えききょう) 剝 (はく) しょくぎゅうのき 食 牛 之 気 注 記 誤 : 栴 檀 (せんだん)は 双 葉 (ふたば)より 芳 (かんば)し 蛇 (じゃ)は 一 寸 (いっすん)にして 人 (ひ と)を 鬩 (の)む と 同 意 正 : 栴 檀 (せんだん)は 双 葉 (ふたば)より 芳 (かんば)し 蛇 (じゃ)は 一 寸 (いっ すん)にして 人 (ひと)を 吞 (の)む と 同 意 じょししょしょう 如 指 諸 掌 故 事 誤 : 孔 子 (こうし)が 俶 (てい) の 祭 祀 について 聞 かれたとき 正 : 孔 子 (こうし)が 禘 (てい) の 祭 祀 について 聞 かれたとき 出 典 誤 : 論 語 (ろんご) 八 飲 (はちいつ) 正 : 論 語 (ろんご) 八 佾 (はちいつ) しらかわよふね 白 河 夜 船 注 記 誤 : 京 都 を 見 てきたと 鬪 (うそ)をついた 人 が 正 : 京 都 を 見 てきたと 噓 (うそ)をついた 人 が しんしさくらく 参 差 錯 落 用 例 誤 : ヴェネチアの 町 のように 参 差 錯 落 たる 美 観 を 造 るようにでも 心 掛 けたら 好 かろう 森 貎 外 妄 想 正 : ヴェネチアの 町 のように 参 差 錯 落 たる 美 観 を 造 るようにでも 心 掛 けたら 好 かろう 森 鷗 外 妄 想 しんしそうい 脣 歯 相 依 出 典 誤 : 魏 志 (ぎし) 鮑 且 (ほうくん) 正 : 魏 志 (ぎし) 鮑 勛 (ほうくん) しんしほしゃ 唇 歯 輔 車 注 記 誤 : 輔 車 は 茲 骨 (ほおぼね)と 下 あごの 骨 のこと 正 : 輔 車 は 頰 骨 (ほおぼね)と 下 あごの 骨 のこと じんぜんじんび 尽 善 尽 美 出 典 誤 : 論 語 (ろんご) 八 飲 (はちいつ) 正 : 論 語 (ろんご) 八 佾 (はちいつ) しんそうぜつけん 脣 槍 舌 剣 出 典 誤 : 高 文 秀 (こうぶんしゅう) 誹 池 会 (べんちのかい) 一 正 : 高 文 秀 (こうぶんしゅう) 澠 池 会 (べんちのかい) 一 24

25 じんめんとうか 人 面 桃 花 出 典 誤 : 孟 挑 (もうけい) 本 事 詩 (ほんじし) 情 感 (じょうかん) 正 : 孟 棨 (もうけい) 本 事 詩 (ほんじ し) 情 感 (じょうかん) しんれいせんけい 深 厲 浅 掲 見 出 し 語 誤 : しんれいせんけい 深 莞 浅 掲 正 : しんれいせんけい 深 厲 浅 掲 注 記 誤 : 莞 は 着 物 を 着 たまま 川 を 渡 ること 正 : 厲 は 着 物 を 着 たまま 川 を 渡 ること 注 記 誤 : 深 (ふか)ければ 莞 (れい)し 浅 (あさ)ければ 掲 (けい)す が 書 き 下 し 文 正 : 深 (ふか)け れば 厲 (れい)し 浅 (あさ)ければ 掲 (けい)す が 書 き 下 し 文 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 癩 風 (はいふう) 匏 有 苦 葉 (ほうゆうくよう) 正 : 詩 経 (しきょう) 邶 風 (はい ふう) 匏 有 苦 葉 (ほうゆうくよう) すいきょうのひと 水 鏡 之 人 注 記 誤 : 衛 厚 (えいかん)が 楽 広 (がくこう)を 評 したことば 正 : 衛 瓘 (えいかん)が 楽 広 (がくこう)を 評 したことば すいこうせってん 水 光 接 天 用 例 誤 : 般 々(いい)たり 瀲 々(れんれん)たり 正 : 漪 々(いい)たり 瀲 々(れんれん)たり すいせいむし 酔 生 夢 死 用 例 誤 : 森 貎 外 妄 想 正 : 森 鷗 外 妄 想 すうぎょうへいか 数 行 並 下 類 語 誤 : 七 行 鬥 下 (しちぎょうくか) 正 : 七 行 俱 下 (しちぎょうくか) 類 語 誤 : 十 行 鬥 下 (じゅうぎょうくか) 正 : 十 行 俱 下 (じゅうぎょうくか) せいえいてんかい 精 衛 塡 海 見 出 し 語 誤 : せいえいてんかい 精 衛 鹸 海 正 : せいえいてんかい 精 衛 塡 海 注 記 誤 : 精 衛 (せいえい) 海 を 鹸 (うず)む が 書 き 下 し 文 正 : 精 衛 (せいえい) 海 を 塡 (うず)む が 書 き 下 し 文 せいきはつらつ 生 気 潑 溂 見 出 し 語 誤 : せいきはつらつ 生 気 晩 溂 正 : せいきはつらつ 生 気 潑 溂 注 記 誤 : 晩 溂 は 正 : 潑 溂 は 注 記 誤 : 晩 剌 とも 書 く 正 : 潑 剌 とも 書 く 25

26 用 例 誤 : 死 というものに 拙 まれそうになってる 人 間 が 正 : 死 というものに 摑 まれそうになってる 人 間 が 用 例 誤 : 生 気 晩 溂 たる 陽 気 な 所 を 求 めて 正 : 生 気 潑 溂 たる 陽 気 な 所 を 求 めて 類 語 誤 : 元 気 晩 溂 (げんきはつらつ) 正 : 元 気 潑 溂 (げんきはつらつ) せいじふせつ 成 事 不 説 出 典 誤 : 論 語 (ろんご) 八 飲 (はちいつ) 正 : 論 語 (ろんご) 八 佾 (はちいつ) せいしんせいい 誠 心 誠 意 意 味 誤 : 鬪 (うそ)や 私 欲 がなく 正 : 噓 (うそ)や 私 欲 がなく せいせいきび 世 済 其 美 注 記 誤 : 八 元 八 祥 (はちがい)の 一 族 について 述 べたことば 正 : 八 元 八 愷 (はちがい)の 一 族 に ついて 述 べたことば せいせいだくけん 清 聖 濁 賢 出 典 誤 : 魏 志 (ぎし) 徐 瘉 (じょばく) 正 : 魏 志 (ぎし) 徐 邈 (じょばく) せいせんばんせん 青 銭 万 選 故 事 誤 : 張 貘 (ちょうさく)は 天 下 無 双 といわれた 文 才 があり 正 : 張 鷟 (ちょうさく)は 天 下 無 双 とい われた 文 才 があり せいだくへいどん 清 濁 併 吞 見 出 し 語 誤 : せいだくへいどん 清 濁 併 鬩 正 : せいだくへいどん 清 濁 併 吞 意 味 誤 : 澄 んで 清 らかなものも 濁 っているものもかまわず 一 緒 に 鬩 (の)みこむという 意 味 正 : 澄 んで 清 らかなものも 濁 っているものもかまわず 一 緒 に 吞 (の)みこむという 意 味 注 記 誤 : 清 濁 (せいだく) 併 (あわ)せ 鬩 (の)む が 書 き 下 し 文 正 : 清 濁 (せいだく) 併 (あわ)せ 吞 (の)む が 書 き 下 し 文 せいどんかっぱく 生 吞 活 剝 見 出 し 語 誤 : せいどんかっぱく 生 鬩 活 鬧 正 : せいどんかっぱく 生 吞 活 剝 注 記 誤 : 生 鬩 は 生 きたまま 丸 鬩 みする 正 : 生 吞 は 生 きたまま 丸 吞 みする 注 記 誤 : 活 鬧 は 生 きたまま 皮 を 鬧 ぎとる 正 : 活 剝 は 生 きたまま 皮 を 剝 ぎとる 注 記 誤 : 活 鬧 生 鬩 (かっぱくせいどん) ともいう 正 : 活 剝 生 吞 (かっぱくせいどん) ともいう 26

27 せいゆうきりゅう 性 猶 杞 柳 用 例 誤 : 義 は 秩 潮 (はんけん)( 原 文 ママ)のごとし 正 : 義 は 桮 棬 (はんけん)( 原 文 ママ)のごとし せいようせんぱく 青 蠅 染 白 出 典 誤 : 丁 儀 (ていぎ) 莞 志 賦 (れいしふ) 正 : 丁 儀 (ていぎ) 厲 志 賦 (れいしふ) せきたんちゅうしん 赤 胆 忠 心 注 記 誤 : 胆 は 胆 苦 正 : 胆 は 胆 囊 せきはてんきょう 石 破 天 驚 注 記 誤 : 太 古 に 女 黒 (じょか)が 石 で 天 を 繕 った 箇 所 が 正 : 太 古 に 女 媧 (じょか)が 石 で 天 を 繕 っ た 箇 所 が せっちょうどうたん 説 長 道 短 注 記 誤 : 崔 明 (さいえん) 座 右 の 銘 の 人 の 短 を 道 (い)ふことなかれ 正 : 崔 瑗 (さいえん) 座 右 の 銘 の 人 の 短 を 道 (い)ふことなかれ 出 典 誤 : 文 選 (もんぜん) 崔 明 (さいえん) 座 右 銘 (ざゆうのめい) 正 : 文 選 (もんぜん) 崔 瑗 (さ いえん) 座 右 銘 (ざゆうのめい) せつでいのこうそう 雪 泥 鴻 爪 出 典 誤 : 蘇 軾 (そしょく) 子 由 (しゆう)の 誹 池 (めんち)に 旧 を 懐 (おも)うに 和 (わ)す 正 : 蘇 軾 (そしょ く) 子 由 (しゆう)の 澠 池 (めんち)に 旧 を 懐 (おも)うに 和 (わ)す せんがんばんがく 千 巌 万 壑 注 記 誤 : 顧 祥 之 (こがいし)が 正 : 顧 愷 之 (こがいし)が せんけいほうたい 剡 渓 訪 戴 見 出 し 語 誤 : せんけいほうたい 廓 渓 訪 戴 正 : せんけいほうたい 剡 渓 訪 戴 注 記 誤 : 廓 渓 の 戴 逵 (たいき)を 訪 ねたということから 正 : 剡 渓 の 戴 逵 (たいき)を 訪 ねたというこ とから 注 記 誤 : 廓 渓 (せんけい)に 戴 (たい)を 訪 (たず)ぬ が 書 き 下 し 文 正 : 剡 渓 (せんけい)に 戴 (た い)を 訪 (たず)ぬ が 書 き 下 し 文 せんこふえき 千 古 不 易 用 例 誤 : 森 貎 外 青 年 正 : 森 鷗 外 青 年 27

28 せんしゃくていしょう 浅 酌 低 唱 意 味 誤 : 軽 く 酒 を 鬩 (の)んで 正 : 軽 く 酒 を 吞 (の)んで ぜんしゅしゅぼ 髥 鬚 主 簿 見 出 し 語 誤 : ぜんしゅしゅぼ 蜷 鬚 主 簿 正 : ぜんしゅしゅぼ 髥 鬚 主 簿 注 記 誤 : 蜷 鬚 はほおひげとあごひげで 正 : 髥 鬚 はほおひげとあごひげで せんちんおんきん 扇 枕 温 衾 類 語 誤 : 温 愛 定 省 (おんせいていせい) 正 : 温 凊 定 省 (おんせいていせい) せんりめいが 千 里 命 駕 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 子 康 (けいこう) 正 : 晋 書 (しんじょ) 嵆 康 (けいこう) そういみゆ 創 痍 未 癒 用 例 誤 : 森 貎 外 百 物 語 正 : 森 鷗 外 百 物 語 そうかんせいか 双 管 斉 下 故 事 誤 : 張 尤 (ちょうそう)は 正 : 張 璪 (ちょうそう)は そうくちょうしん 瘦 軀 長 身 見 出 し 語 誤 : そうくちょうしん 魄 默 長 身 正 : そうくちょうしん 瘦 軀 長 身 本 文 誤 : 長 身 魄 默 (ちょうしんそうく) 正 : 長 身 瘦 軀 (ちょうしんそうく) そうけいせつじく 叢 軽 折 軸 注 記 誤 : この 語 の 後 に 羽 嫣 (うかく) 肉 を 飛 ばす( 軽 い 羽 も 重 い 肉 を 飛 ばす) と 続 く 正 : この 語 の 後 に 羽 翮 (うかく) 肉 を 飛 ばす( 軽 い 羽 も 重 い 肉 を 飛 ばす) と 続 く ぞうじてんぱい 造 次 顚 沛 見 出 し 語 誤 : ぞうじてんぱい 造 次 莖 沛 正 : ぞうじてんぱい 造 次 顚 沛 注 記 誤 : 造 次 莖 沛 にも 正 : 造 次 顚 沛 にも 注 記 誤 : 莖 沛 はつまずき 正 : 顚 沛 はつまずき 用 例 誤 : 造 次 莖 沛 行 住 坐 臥 (ぎょうじゅうざが)も 正 : 造 次 顚 沛 行 住 坐 臥 (ぎょうじゅうざが)も 28

29 そうしゃくのせつ 矰 繳 之 説 見 出 し 語 誤 : そうしゃくのせつ 鷲 壙 之 説 正 : そうしゃくのせつ 矰 繳 之 説 注 記 誤 : 鷲 壙 はいぐるみ 正 : 矰 繳 はいぐるみ そうしゅそうさい 搔 首 抓 腮 見 出 し 語 誤 : そうしゅそうさい 惜 首 抓 腮 正 : そうしゅそうさい 搔 首 抓 腮 注 記 誤 : 惜 首 は 頭 をかくこと 正 : 搔 首 は 頭 をかくこと 注 記 誤 : 首 (こうべ)を 惜 (か)き 腮 (あご)を 抓 (つま)む が 書 き 下 し 文 正 : 首 (こうべ)を 搔 (か)き 腮 (あご)を 抓 (つま)む が 書 き 下 し 文 そうしんさつじん 曾 参 殺 人 意 味 誤 : 根 拠 のない 鬪 やデマでも 正 : 根 拠 のない 噓 やデマでも そうめいえいち 聡 明 叡 知 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 そうようごくり 蒼 鷹 獄 吏 故 事 誤 : 癶 都 (しっと)は 正 : 郅 都 (しっと)は 出 典 誤 : 史 記 (しき) 酷 吏 (こくり) 癶 都 (しっと) 正 : 史 記 (しき) 酷 吏 (こくり) 郅 都 (しっと) そげんさいご 麤 言 細 語 見 出 し 語 誤 : そげんさいご 跏 言 細 語 正 : そげんさいご 麤 言 細 語 注 記 誤 : 跏 は 粗 に 同 じでぞんざい 正 : 麤 は 粗 に 同 じでぞんざい そしたいよう 麤 枝 大 葉 見 出 し 語 誤 : そしたいよう 跏 枝 大 葉 正 : そしたいよう 麤 枝 大 葉 注 記 誤 : 跏 はまばらなさま 正 : 麤 はまばらなさま 表 記 誤 : 跏 枝 は 粗 枝 麁 枝 とも 書 く 正 : 麤 枝 は 粗 枝 麁 枝 とも 書 く そったくどうじ 啐 啄 同 時 見 出 し 語 誤 : そったくどうじ 吸 啄 同 時 正 : そったくどうじ 啐 啄 同 時 注 記 誤 : 吸 は 鳥 の 雛 (ひな)が 孵 化 するときに 殻 の 中 から 鳴 くこと 正 : 啐 は 鳥 の 雛 (ひな)が 孵 化 するときに 殻 の 中 から 鳴 くこと 29

30 そんぷうしゅくすい 飧 風 宿 水 見 出 し 語 誤 : そんぷうしゅくすい 萍 風 宿 水 正 : そんぷうしゅくすい 飧 風 宿 水 注 記 誤 : 萍 は 食 う 正 : 飧 は 食 う 注 記 誤 : 萍 風 は 風 を 食 うの 意 で 正 : 飧 風 は 風 を 食 うの 意 で たいいんちょうし 大 隠 朝 市 出 典 誤 : 文 選 (もんぜん) 王 康 岬 (おうこうきょ) 反 招 隠 (はんしょういん) 正 : 文 選 (もんぜん) 王 康 琚 (おうこうきょ) 反 招 隠 (はんしょういん) たいかんじちゅう 大 姦 似 忠 故 事 誤 : 大 鬪 は 一 見 本 当 に 思 える) と 評 した 正 : 大 噓 は 一 見 本 当 に 思 える) と 評 した たいこうむし 大 公 無 私 出 典 誤 : 轆 自 珍 (きょうじちん) 論 私 (ろんし) 正 : 龔 自 珍 (きょうじちん) 論 私 (ろんし) たいせいじこう 戴 星 而 行 故 事 誤 : 採 子 賤 (ふくしせん)( 採 不 斉 (ふくふせい)とも)は 琴 をかき 鳴 らすだけでも 県 が 治 まった 正 : 宓 子 賤 (ふくしせん)( 宓 不 斉 (ふくふせい)とも)は 琴 をかき 鳴 らすだけでも 県 が 治 まった 故 事 誤 : 採 子 賤 は 人 に 任 せることをすれば 秩 序 も 保 たれる と 諭 したという 正 : 宓 子 賤 は 人 に 任 せることをすれば 秩 序 も 保 たれる と 諭 したという だいちょうきこ 大 張 旗 鼓 出 典 誤 : 債 海 花 (げつかいか) 三 〇 正 : 孽 海 花 (げつかいか) 三 〇 だいひょうひまん 大 兵 肥 満 用 例 誤 : どちらかと 申 せば 魄 (やせ)ぎすな 御 生 れ 立 ち 正 : どちらかと 申 せば 瘦 (やせ)ぎすな 御 生 れ 立 ち 対 語 誤 : 長 身 魄 默 (ちょうしんそうく) 正 : 長 身 瘦 軀 (ちょうしんそうく) たじのとき 多 事 之 秋 用 例 誤 : 森 貎 外 安 井 夫 人 正 : 森 鷗 外 安 井 夫 人 たつじんたいかん 達 人 大 観 出 典 誤 : 文 選 (もんぜん) 賈 誼 (かぎ) 譏 鳥 賦 (ふくちょうふ) 正 : 文 選 (もんぜん) 賈 誼 (かぎ) 鵩 鳥 賦 (ふくちょうふ) 30

31 たでいたいすい 拖 泥 帯 水 見 出 し 語 誤 : たでいたいすい 尽 泥 帯 水 正 : たでいたいすい 拖 泥 帯 水 注 記 誤 : 泥 (どろ)を 尽 (ひ)き 水 を 帯 (お)ぶ が 書 き 下 し 文 正 : 泥 (どろ)を 拖 (ひ)き 水 を 帯 (お)ぶ が 書 き 下 し 文 たにんぎょうぎ 他 人 行 儀 用 例 誤 : 太 宰 治 鬪 正 : 太 宰 治 噓 だふちょうよく 蛇 蜩 翼 見 出 し 語 誤 : だふちょうよく 蛇 旱 蜩 翼 正 : だふちょうよく 蛇 蜩 翼 注 記 誤 : 旱 はヘビの 下 腹 部 のうろこ 正 : はヘビの 下 腹 部 のうろこ だんきんのまじわり 断 金 之 交 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 たんしこしょう 簞 食 壺 漿 見 出 し 語 誤 : たんしこしょう 員 食 壺 漿 正 : たんしこしょう 簞 食 壺 漿 注 記 誤 : 員 は 竹 や 草 で 編 んだ 飯 びつ 正 : 簞 は 竹 や 草 で 編 んだ 飯 びつ 注 記 誤 : 員 食 を たんしょく と 読 み 誤 らない 正 : 簞 食 を たんしょく と 読 み 誤 らない たんしひょういん 簞 食 瓢 飲 見 出 し 語 誤 : たんしひょういん 員 食 瓢 飲 正 : たんしひょういん 簞 食 瓢 飲 注 記 誤 : 員 は 竹 で 編 んだ 飯 びつ 正 : 簞 は 竹 で 編 んだ 飯 びつ たんせきらてい 袒 裼 裸 裎 見 出 し 語 誤 : たんせきらてい 袒 裼 裸 槁 正 : たんせきらてい 袒 裼 裸 裎 注 記 誤 : 裸 槁 は 裸 になる 正 : 裸 裎 は 裸 になる たんせんしんてき 胆 戦 心 惕 見 出 し 語 誤 : たんせんしんてき 胆 戦 心 宵 正 : たんせんしんてき 胆 戦 心 惕 注 記 誤 : 宵 はおそれる 正 : 惕 はおそれる 注 記 誤 : 胆 (きも) 戦 (おのの)き 心 (こころ) 宵 (おそ)れる が 書 き 下 し 文 正 : 胆 (きも) 戦 (おのの)き 心 (こころ) 惕 (おそ)れる が 書 き 下 し 文 注 記 誤 : 之 (これ)を 観 (み)る 者 (もの) 心 (こころ) 宵 (おそ)れ 正 : 之 (これ)を 観 (み)る 者 (もの) 心 (こ ころ) 惕 (おそ)れ 31

32 たんだいしんしょう 胆 大 心 小 出 典 誤 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 孫 思 瘉 (そんしばく) 正 : 旧 唐 書 (くとうじょ) 孫 思 邈 (そんしばく) たんだいもうい 胆 大 妄 為 出 典 誤 : 債 海 花 (げつかいか) 正 : 孽 海 花 (げつかいか) だんてんちょうりゅう 談 天 雕 竜 故 事 誤 : 乕 向 (すうせき)はみごとな 文 章 を 作 って 斉 の 国 の 人 が 談 天 衍 正 : 騶 奭 (すうせき)はみ ごとな 文 章 を 作 って 斉 の 国 の 人 が 談 天 衍 故 事 誤 : 雕 竜 向 と 言 ってそれをほめたという 正 : 雕 竜 奭 と 言 ってそれをほめたという 故 事 誤 : 斉 (せい)の 乕 衍 (すうえん)は 天 を 論 じ 正 : 斉 (せい)の 騶 衍 (すうえん)は 天 を 論 じ 故 事 誤 : 乕 向 (すうせき)はみごとな 文 章 を 作 って 斉 の 国 の 人 が 談 天 衍 正 : 騶 奭 (すうせき)はみ ごとな 文 章 を 作 って 斉 の 国 の 人 が 談 天 衍 ちぎょのわざわい 池 魚 之 殃 注 記 誤 : 宋 の 桓 蟷 (かんたい)が 宝 珠 を 池 に 投 じたので 正 : 宋 の 桓 魋 (かんたい)が 宝 珠 を 池 に 投 じたので ちくけいのりくいつ 竹 渓 六 逸 故 事 誤 : 李 白 (りはく) 孔 巣 父 (こうそうほ) 韓 準 (かんじゅん) 裴 政 (はいせい) 張 叔 明 (ちょうしゅくめ い) 陶 畷 (とうべん)の 六 人 正 : 李 白 (りはく) 孔 巣 父 (こうそうほ) 韓 準 (かんじゅん) 裴 政 (はいせ い) 張 叔 明 (ちょうしゅくめい) 陶 沔 (とうべん)の 六 人 ちくはくのこう 竹 帛 之 功 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 眷 禹 (とうう) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 鄧 禹 (とうう) ちくりんのしちけん 竹 林 七 賢 意 味 誤 : 阮 籍 (げんせき) 子 康 (けいこう) 山 濤 (さんとう) 向 秀 (しょうしゅう) 劉 伶 (りゅうれい) 阮 咸 (げんかん) 王 戎 (おうじゅう)のこと 正 : 阮 籍 (げんせき) 嵆 康 (けいこう) 山 濤 (さんとう) 向 秀 (しょう しゅう) 劉 伶 (りゅうれい) 阮 咸 (げんかん) 王 戎 (おうじゅう)のこと ちしょうぼうだい 知 小 謀 大 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 下 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 下 32

33 ちすうれいひ 知 崇 礼 卑 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 ちゅうけいがいへい 中 扃 外 閉 見 出 し 語 誤 : ちゅうけいがいへい 中 心 外 閉 正 : ちゅうけいがいへい 中 扃 外 閉 注 記 誤 : 心 はかんぬきをかけること 正 : 扃 はかんぬきをかけること ちゅうこうのげん 中 冓 之 言 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 眇 風 (ようふう) 牆 有 茨 (しょうゆうし) 正 : 詩 経 (しきょう) 鄘 風 (ようふう) 牆 有 茨 (しょうゆうし) ちゅうにくちゅうぜい 中 肉 中 背 対 語 誤 : 長 身 魄 默 (ちょうしんそうく) 正 : 長 身 瘦 軀 (ちょうしんそうく) ちゅうやけんこう 昼 夜 兼 行 類 語 誤 : 倍 日 鬲 行 (ばいじつへいこう) 正 : 倍 日 幷 行 (ばいじつへいこう) ちょうおうりちょう 張 王 李 趙 出 典 誤 : 朱 弁 (しゅべん) 曲 粘 旧 聞 (きょくいきゅうぶん) 正 : 朱 弁 (しゅべん) 曲 洧 旧 聞 (きょくいき ゅうぶん) ちょうかくきひ 鳥 革 翬 飛 見 出 し 語 誤 : ちょうかくきひ 鳥 革 媽 飛 正 : ちょうかくきひ 鳥 革 翬 飛 注 記 誤 : 媽 はキジ 正 : 翬 はキジ ちょうきゅうそくたく 鳥 窮 則 啄 注 記 誤 : 人 は 追 いつめられれば 鬪 をつく) と 続 く 正 : 人 は 追 いつめられれば 噓 をつく) と 続 く ちょうしんそうく 長 身 瘦 軀 見 出 し 語 誤 : ちょうしんそうく 長 身 魄 默 正 : ちょうしんそうく 長 身 瘦 軀 注 記 誤 : 魄 默 はやせたからだつき 正 : 瘦 軀 はやせたからだつき ちょうたんのせつ 長 短 之 説 出 典 誤 : 史 記 (しき) 田 架 (でんたん) 賛 (さん) 正 : 史 記 (しき) 田 儋 (でんたん) 賛 (さん) 33

34 ちんしもっこう 沈 思 黙 考 用 例 誤 : 彼 が 栓 ぬき 瓢 員 の 将 棋 観 をいよいよ 深 めたであらうことは 正 : 彼 が 栓 ぬき 瓢 簞 の 将 棋 観 をいよいよ 深 めたであらうことは ちんせきそうりゅう 枕 石 漱 流 出 典 誤 : 蜀 志 (しょくし) 彭 胸 (ほうよう) 正 : 蜀 志 (しょくし) 彭 (ほうよう) ついいんらくこん 墜 茵 落 溷 出 典 誤 : 南 史 (なんし) 范 堙 (はんしん) 正 : 南 史 (なんし) 范 縝 (はんしん) つうていしつう 痛 定 思 痛 出 典 誤 : 韓 愈 (かんゆ) 李 嫩 (りこう)に 与 (あた)うるの 書 (しょ) 正 : 韓 愈 (かんゆ) 李 翺 (りこう)に 与 (あた)うるの 書 (しょ) ていゆうじんせつ 嚔 有 人 説 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 癩 風 (はいふう) 終 風 (しゅうふう) 鄭 箋 (ていせん) 正 : 詩 経 (しきょう) 邶 風 (はいふう) 終 風 (しゅうふう) 鄭 箋 (ていせん) てっぷけいせい 哲 婦 傾 城 故 事 誤 : 褒 洪 (ほうじ)を 寵 愛 (ちょうあい)して 大 乱 を 招 き 正 : 褒 姒 (ほうじ)を 寵 愛 (ちょうあい)して 大 乱 を 招 き 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 大 雅 (たいが) 瞻 款 (せんぎょう) 正 : 詩 経 (しきょう) 大 雅 (たいが) 瞻 卬 (せんぎょう) てんえつふきょう 顚 越 不 恭 見 出 し 語 誤 : てんえつふきょう 莖 越 不 恭 正 : てんえつふきょう 顚 越 不 恭 注 記 誤 : 莖 越 は 転 がり 落 ちる 正 : 顚 越 は 転 がり 落 ちる てんだいのふで 椽 大 之 筆 故 事 誤 : 王 又 (おうじゅん)は 正 : 王 珣 (おうじゅん)は 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 王 又 (おうじゅん) 正 : 晋 書 (しんじょ) 王 珣 (おうじゅん) 類 語 誤 : 跏 枝 大 葉 (そしたいよう) 正 : 麤 枝 大 葉 (そしたいよう) てんちりょうよう 転 地 療 養 用 例 誤 : 森 貎 外 二 人 の 友 正 : 森 鷗 外 二 人 の 友 34

35 てんぱいるろう 顚 沛 流 浪 見 出 し 語 誤 : てんぱいるろう 莖 沛 流 浪 正 : てんぱいるろう 顚 沛 流 浪 注 記 誤 : 莖 沛 は 秩 序 が 倒 壊 して 混 乱 すること 正 : 顚 沛 は 秩 序 が 倒 壊 して 混 乱 すること どうあくそうじょ 同 悪 相 助 出 典 誤 : 史 記 (しき) 呉 王 柊 (ごおうひ) 正 : 史 記 (しき) 呉 王 濞 (ごおうひ) とうえきゆうどう 盗 亦 有 道 出 典 誤 : 荘 子 (そうじ) 屆 篋 (きょきょう) 正 : 荘 子 (そうじ) 胠 篋 (きょきょう) とうかのきゅう 東 家 之 丘 出 典 誤 : 魏 志 (ぎし) 癨 原 (へいげん) 注 引 癨 原 別 伝 (ちゅういんへいげんべつでん) 正 : 魏 志 (ぎ し) 原 (へいげん) 注 引 原 別 伝 (ちゅういんへいげんべつでん) どうきしゅと 同 帰 殊 塗 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 下 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 下 どうぎゅうのこく 童 牛 之 牿 見 出 し 語 誤 : どうぎゅうのこく 童 牛 之 輔 正 : どうぎゅうのこく 童 牛 之 牿 注 記 誤 : 角 の 生 えかけた 子 牛 が 人 を 突 かないように 輔 という 横 木 を 角 に 結 び 付 けることから 正 : 角 の 生 えかけた 子 牛 が 人 を 突 かないように 牿 という 横 木 を 角 に 結 び 付 けることから どうこうそうりゅう 同 好 相 留 出 典 誤 : 史 記 (しき) 呉 王 柊 (ごおうひ) 正 : 史 記 (しき) 呉 王 濞 (ごおうひ) とうさんりし 桃 三 李 四 出 典 誤 : 月 雅 (ひが) 釈 木 (しゃくぼく) 正 : 埤 雅 (ひが) 釈 木 (しゃくぼく) とうじつかあい 冬 日 可 愛 故 事 誤 : 穴 舒 (ほうじょ)は 正 : 酆 舒 (ほうじょ)は どうしはいけい 童 子 佩 觿 見 出 し 語 誤 : どうしはいけい 童 子 佩 歛 正 : どうしはいけい 童 子 佩 觿 意 味 誤 : 腰 に 歛 を 下 げる 正 : 腰 に 觿 を 下 げる 注 記 誤 : 歛 は 紐 の 結 び 目 を 解 く 道 具 で 正 : 觿 は 紐 の 結 び 目 を 解 く 道 具 で 35

36 注 記 誤 : 童 子 (どうし) 歛 (けい)を 佩 (お)ぶ が 書 き 下 し 文 正 : 童 子 (どうし) 觿 (けい)を 佩 (お)ぶ が 書 き 下 し 文 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 衛 風 (えいふう) 弉 蘭 (がんらん) 正 : 詩 経 (しきょう) 衛 風 (えいふう) 蘭 (がんらん) とうせつしじん 刀 折 矢 尽 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 段 噴 (だんけい) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 段 (だんけい) とうはつじょうし 頭 髪 上 指 故 事 誤 : 樊 巾 (はんかい)が 髪 の 毛 を 逆 立 て 目 を 怒 らせて 睨 みつけた 正 : 樊 噲 (はんかい)が 髪 の 毛 を 逆 立 て 目 を 怒 らせて 睨 みつけた どうぼうかしょく 洞 房 華 燭 出 典 誤 : 捨 信 (ゆしん) 舞 (まい)を 詠 (えい)ずるに 和 (わ)す 正 : 庾 信 (ゆしん) 舞 (まい)を 詠 (えい) ずるに 和 (わ)す どうもくけつぜつ 瞠 目 結 舌 意 味 誤 : 朽 然 とすること 正 : 啞 然 とすること どうろいもく 道 路 以 目 故 事 誤 : 莞 王 (れいおう)は 人 民 が 政 治 の 厳 しさを 批 判 すると 正 : 厲 王 (れいおう)は 人 民 が 政 治 の 厳 しさを 批 判 すると とうろうたんせん 蟷 螂 摶 蟬 見 出 し 語 誤 : とうろうたんせん 蟷 螂 摶 烏 正 : とうろうたんせん 蟷 螂 摶 蟬 注 記 誤 : 蟷 螂 (とうろう) 烏 (せみ)を 摶 (とら)う が 書 き 下 し 文 正 : 蟷 螂 (とうろう) 蟬 (せみ)を 摶 (と ら)う が 書 き 下 し 文 表 記 誤 : 蟷 螂 は 螳 螂 蟷 暈 とも 書 く 正 : 蟷 螂 は 螳 螂 蟷 蜋 とも 書 く とうろうのおの 蟷 螂 之 斧 表 記 誤 : 蟷 螂 は 螳 螂 蟷 暈 とも 書 く 正 : 蟷 螂 は 螳 螂 蟷 蜋 とも 書 く どくぼくふりん 独 木 不 林 出 典 誤 : 崔 蕷 (さいいん) 達 旨 (たっし) 正 : 崔 駰 (さいいん) 達 旨 (たっし) 36

37 としょうのえき 斗 筲 之 役 見 出 し 語 誤 : としょうのえき 斗 勹 之 役 正 : としょうのえき 斗 筲 之 役 注 記 誤 : 勹 は 十 二 升 入 る 竹 籠 正 : 筲 は 十 二 升 入 る 竹 籠 とたんのくるしみ 塗 炭 之 苦 出 典 誤 : 書 経 (しょきょう) 仲 數 之 誥 (ちゅうきしこう) 正 : 書 経 (しょきょう) 仲 虺 之 誥 (ちゅうきしこ う) どばじゅうが 駑 馬 十 駕 故 事 誤 : 大 学 者 の 銭 大 像 (せんたいきん)はこれにちなんで 十 駕 斎 と 号 をつけた 正 : 大 学 者 の 銭 大 昕 (せんたいきん)はこれにちなんで 十 駕 斎 と 号 をつけた どほうがかい 土 崩 瓦 解 用 例 誤 : 許 して 呉 れ! 鬪 だ 正 : 許 して 呉 れ! 噓 だ どんうんとむ 吞 雲 吐 霧 見 出 し 語 誤 : どんうんとむ 鬩 雲 吐 霧 正 : どんうんとむ 吞 雲 吐 霧 意 味 誤 : その 術 で 雲 を 鬩 (の)み 霧 を 吐 くこと 正 : その 術 で 雲 を 吞 (の)み 霧 を 吐 くこと 注 記 誤 : 雲 (くも)を 鬩 (の)み 霧 (きり)を 吐 (は)く が 書 き 下 し 文 正 : 雲 (くも)を 吞 (の)み 霧 (きり)を 吐 (は)く が 書 き 下 し 文 どんかがしゅ 吞 花 臥 酒 見 出 し 語 誤 : どんかがしゅ 鬩 花 臥 酒 正 : どんかがしゅ 吞 花 臥 酒 注 記 誤 : 鬩 花 は 花 を 盛 んにめでること 正 : 吞 花 は 花 を 盛 んにめでること どんしゅうのうお 吞 舟 之 魚 見 出 し 語 誤 : どんしゅうのうお 鬩 舟 之 魚 正 : どんしゅうのうお 吞 舟 之 魚 意 味 誤 : 船 を 鬩 みこむほど 大 きな 魚 の 意 から 正 : 船 を 吞 みこむほど 大 きな 魚 の 意 から 用 例 誤 : 雑 魚 を 数 えて 鬩 舟 の 魚 を 取 りのがすのである 正 : 雑 魚 を 数 えて 吞 舟 の 魚 を 取 りのが すのである どんとうかっちょう 吞 刀 刮 腸 見 出 し 語 誤 : どんとうかっちょう 鬩 刀 刮 腸 正 : どんとうかっちょう 吞 刀 刮 腸 37

38 なんかくらんすい 南 郭 濫 吹 注 記 誤 : 三 百 人 による 剔 (う)( 大 型 の 笙 (しょう))の 合 奏 を 好 んでいた 正 : 三 百 人 による 竽 (う)( 大 型 の 笙 (しょう))の 合 奏 を 好 んでいた 注 記 誤 : 南 郭 (なんかく)という 処 士 が 剔 を 吹 けないのに 正 : 南 郭 (なんかく)という 処 士 が 竽 を 吹 けないのに 注 記 誤 : 剔 の 独 奏 を 好 んだので 正 : 竽 の 独 奏 を 好 んだので 注 記 誤 : つぎに 立 った 箱 (びん) 王 は 正 : つぎに 立 った 湣 (びん) 王 は 類 語 誤 : 南 郭 濫 剔 (なんかくらんう) 正 : 南 郭 濫 竽 (なんかくらんう) なんかのくい 南 華 之 悔 故 事 誤 : 温 庭 勣 (おんていいん)は 正 : 温 庭 筠 (おんていいん)は なんかのゆめ 南 柯 之 夢 注 記 誤 : 淳 于 蝶 (じゅんうふん)という 人 が 酔 って 自 宅 にある 槐 (えんじゅ)の 木 の 下 で 居 眠 りをし 正 : 淳 于 棼 (じゅんうふん)という 人 が 酔 って 自 宅 にある 槐 (えんじゅ)の 木 の 下 で 居 眠 りをし にゅうぼくさんぶ 入 木 三 分 出 典 誤 : 張 懐 厚 (ちょうかいかん) 書 断 (しょだん) 正 : 張 懐 瓘 (ちょうかいかん) 書 断 (しょだん) にろくじちゅう 二 六 時 中 用 例 誤 : おまけに 狂 犬 にさえ 筋 まれた 経 験 さえあるほど 多 災 多 病 で 正 : おまけに 狂 犬 にさえ 嚙 まれた 経 験 さえあるほど 多 災 多 病 で にんきどんせい 忍 気 吞 声 見 出 し 語 誤 : にんきどんせい 忍 気 鬩 声 正 : にんきどんせい 忍 気 吞 声 注 記 誤 : 気 (き)を 忍 (しの)び 声 (こえ)を 鬩 (の)む が 書 き 下 し 文 正 : 気 (き)を 忍 (しの)び 声 (こえ) を 吞 (の)む が 書 き 下 し 文 ねいげんじちゅう 佞 言 似 忠 出 典 誤 : 宋 史 (そうし) 李 楢 (りこう) 正 : 宋 史 (そうし) 李 沆 (りこう) ねんさいのめい 燃 犀 之 明 故 事 誤 : 温 誌 (おんきょう)は 正 : 温 嶠 (おんきょう)は 類 語 誤 : 燃 犀 温 誌 (ねんさいおんきょう) 正 : 燃 犀 温 嶠 (ねんさいおんきょう) 38

39 ねんとうげつび 年 頭 月 尾 出 典 誤 : 新 唐 書 (しんとうじょ) 楊 命 (ようよう) 正 : 新 唐 書 (しんとうじょ) 楊 瑒 (ようよう) のうじひつい 能 事 畢 矣 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 のうちゅうのきり 囊 中 之 錐 見 出 し 語 誤 : のうちゅうのきり 苦 中 之 錐 正 : のうちゅうのきり 囊 中 之 錐 注 記 誤 : 苦 は 袋 正 : 囊 は 袋 ばいけんばいぎゅう 売 剣 買 牛 出 典 誤 : 漢 書 (かんじょ) 循 吏 (じゅんり) 轆 遂 (きょうすい) 正 : 漢 書 (かんじょ) 循 吏 (じゅんり) 龔 遂 (きょうすい) ばいじつへいこう 倍 日 幷 行 見 出 し 語 誤 : ばいじつへいこう 倍 日 鬲 行 正 : ばいじつへいこう 倍 日 幷 行 注 記 誤 : 鬲 行 は 一 つに 合 わせること 正 : 幷 行 は 一 つに 合 わせること 注 記 誤 : 日 (ひ)に 倍 (ばい)して 行 (こう)を 鬲 (あわ)す が 書 き 下 し 文 正 : 日 (ひ)に 倍 (ばい)して 行 (こう)を 幷 (あわ)す が 書 き 下 し 文 表 記 誤 : 鬲 は 併 とも 書 く 正 : 幷 は 併 とも 書 く ばいとくかんしゅ 買 櫝 還 珠 見 出 し 語 誤 : ばいとくかんしゅ 買 都 還 珠 正 : ばいとくかんしゅ 買 櫝 還 珠 注 記 誤 : 都 は 木 の 箱 のこと 正 : 櫝 は 木 の 箱 のこと 注 記 誤 : 都 (とく)を 買 (か)って 珠 (たま)を 還 (かえ)す が 書 き 下 し 文 正 : 櫝 (とく)を 買 (か)って 珠 (たま)を 還 (かえ)す が 書 き 下 し 文 はいばんろうぜき 杯 盤 狼 藉 出 典 誤 : 史 記 (しき) 淳 于 蜴 (じゅんうこん) 正 : 史 記 (しき) 淳 于 髠 (じゅんうこん) はいもうけでん 廃 忘 怪 顚 見 出 し 語 誤 : はいもうけでん 廃 忘 怪 莖 正 : はいもうけでん 廃 忘 怪 顚 39

40 はきょうちょうえん 破 鏡 重 円 出 典 誤 : 孟 挑 (もうけい) 本 事 詩 (ほんじし) 情 感 (じょうかん) 正 : 孟 棨 (もうけい) 本 事 詩 (ほんじし) 情 感 (じょうかん) ばくぎょくのえい 麦 曲 之 英 注 記 誤 : 跛 ( 跫 の 異 体 字 )になる 正 : 麯 ( 麴 の 異 体 字 )になる 注 記 誤 : 跫 を 醸 して 酒 ができることから 正 : 麴 を 醸 して 酒 ができることから はくしゅうのみさお 柏 舟 之 操 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 眇 風 (ようふう) 柏 舟 (はくしゅう) 序 正 : 詩 経 (しきょう) 鄘 風 (ようふう) 柏 舟 (はくしゅう) 序 はくしんけいげん 薄 唇 軽 言 出 典 誤 : 黄 帝 内 経 (こうていだいけい) 逆 順 肥 魄 (ぎゃくじゅんひそう) 正 : 黄 帝 内 経 (こうていだ いけい) 逆 順 肥 瘦 (ぎゃくじゅんひそう) はくぶんきょうき 博 聞 強 記 用 例 誤 : 森 貎 外 独 身 正 : 森 鷗 外 独 身 はこうべいもく 播 目 見 出 し 語 誤 : はこうべいもく 播 兩 礼 目 正 : はこうべいもく 播 目 注 記 誤 : 兩 は 糠 と 同 意 で 正 : は 糠 と 同 意 で 注 記 誤 : 礼 は 目 に 物 を 入 れて 見 えなくさせる 正 : は 目 に 物 を 入 れて 見 えなくさせる 注 記 誤 : 兩 (ぬか)を 播 (ま)きて 目 (め)を 礼 (くら)ます が 書 き 下 し 文 正 : (ぬか)を 播 (ま)きて 目 (め)を (くら)ます が 書 き 下 し 文 ばそうもうちょう 馬 瘦 毛 長 見 出 し 語 誤 : ばそうもうちょう 馬 魄 毛 長 正 : ばそうもうちょう 馬 瘦 毛 長 注 記 誤 : 馬 魄 せて 毛 長 し の 略 正 : 馬 瘦 せて 毛 長 し の 略 注 記 誤 : 馬 (うま) 魄 (や)せて 毛 (け) 長 (なが)し が 書 き 下 し 文 正 : 馬 (うま) 瘦 (や)せて 毛 (け) 長 (なが)し が 書 き 下 し 文 ばっかばっか 伐 柯 伐 柯 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 漿 風 (ひんぷう) 伐 柯 (ばっか) 正 : 詩 経 (しきょう) 豳 風 (ひんぷう) 伐 柯 (ばっか) 40

41 はっかんじごく 八 寒 地 獄 注 記 誤 : 茆 部 陀 (あぶだ) 尼 頼 部 陀 (にらぶだ) 茆 応 茜 (あせつた) かかば 虎 虎 婆 (ここば) 共 鉢 羅 (うはら) 鉢 特 摩 (はどま) 摩 訶 鉢 特 摩 (まかはどま) 正 : 頞 部 陀 (あぶだ) 尼 頼 部 陀 (にらぶだ) 頞 哳 吒 (あせつた) かかば 虎 虎 婆 (ここば) 嗢 鉢 羅 (うはら) 鉢 特 摩 (はどま) 摩 訶 鉢 特 摩 (まかはどま) ばぶのわざわい 馬 舞 之 災 故 事 誤 : 索 嗾 (さくたん)は 黄 平 (こうへい)に 昨 夜 家 の 中 で 馬 舞 (ばぶ)( 馬 にまたがって 舞 う 舞 楽 )が 舞 い 正 : 索 紞 (さくたん)は 黄 平 (こうへい)に 昨 夜 家 の 中 で 馬 舞 (ばぶ)( 馬 にまたがって 舞 う 舞 楽 )が 舞 い 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 芸 術 (げいじゅつ) 索 嗾 (さくたん) 正 : 晋 書 (しんじょ) 芸 術 (げいじゅ つ) 索 紞 (さくたん) はんぎゅうのうた 飯 牛 之 歌 注 記 誤 : 悠 戚 (ねいせき)が 歌 った 歌 正 : 甯 戚 (ねいせき)が 歌 った 歌 注 記 誤 : 悠 戚 扣 角 (ねいせきこうかく) と 同 じ 意 味 正 : 甯 戚 扣 角 (ねいせきこうかく) と 同 じ 意 味 故 事 誤 : 悠 戚 は 牛 車 の 下 で 飯 を 食 い 正 : 甯 戚 は 牛 車 の 下 で 飯 を 食 い 故 事 誤 : 斉 (せい)の 桓 公 (かんこう)がその 歌 を 聞 いて 悠 戚 は 登 用 され 正 : 斉 (せい)の 桓 公 (かん こう)がその 歌 を 聞 いて 甯 戚 は 登 用 され ばんこせんしゅう 万 古 千 秋 出 典 誤 : 沈 姻 期 (しんせんき) 瘰 山 (ぼうざん) 正 : 沈 佺 期 (しんせんき) 邙 山 (ぼうざん) はんごのしょう 飯 後 之 鐘 出 典 誤 : 唐 仙 言 (とうせきげん) 下 正 : 唐 摭 言 (とうせきげん) 下 ばんこふえき 万 古 不 易 用 例 誤 : 森 貎 外 追 儺 正 : 森 鷗 外 追 儺 41

42 ばんこんさくせつ 盤 根 錯 節 故 事 誤 : 虞 氛 (ぐく)が 大 将 軍 眷 蘚 (とうしつ)の 主 張 をひっくり 返 したので 眷 蘚 は 虞 氛 を 憎 み 正 : 虞 詡 (ぐく)が 大 将 軍 鄧 騭 (とうしつ)の 主 張 をひっくり 返 したので 鄧 騭 は 虞 詡 を 憎 み 故 事 誤 : 虞 氛 の 友 人 がそれを 気 の 毒 がったが 正 : 虞 詡 の 友 人 がそれを 気 の 毒 がったが 故 事 誤 : 虞 氛 は 刃 物 の 切 れ 味 は 曲 がりくねった 根 や 入 り 組 んだ 木 の 節 を 切 ってみなければわからな い 正 : 虞 詡 は 刃 物 の 切 れ 味 は 曲 がりくねった 根 や 入 り 組 んだ 木 の 節 を 切 ってみなければわから ない 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 虞 氛 (ぐく) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 虞 詡 (ぐく) ばんじゅむきょう 万 寿 無 疆 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 漿 風 (ひんぷう) 七 月 正 : 詩 経 (しきょう) 豳 風 (ひんぷう) 七 月 びしゅかこう 美 酒 嘉 肴 表 記 誤 : 嘉 肴 は 嘉 堂 とも 書 く 正 : 嘉 肴 は 嘉 殽 とも 書 く ひゃくせつふとう 百 折 不 撓 出 典 誤 : 蔡 瘢 (さいよう) 橋 大 尉 碑 (きょうたいいのひ) 正 : 蔡 邕 (さいよう) 橋 大 尉 碑 (きょうたいい のひ) ひゃくはいぐこう 百 廃 俱 興 見 出 し 語 誤 : ひゃくはいぐこう 百 廃 鬥 興 正 : ひゃくはいぐこう 百 廃 俱 興 注 記 誤 : 鬥 は 全 部 正 : 俱 は 全 部 注 記 誤 : 百 廃 (ひゃくはい) 鬥 (とも)に 興 (おこ)る が 書 き 下 し 文 正 : 百 廃 (ひゃくはい) 俱 (とも)に 興 (おこ)る が 書 き 下 し 文 注 記 誤 : 百 廃 咸 挙 (ひゃくはいかんきょ) 百 廃 具 挙 (ひゃくはいぐきょ) 百 廃 鬥 挙 (ひゃくはいぐきょ) 百 廃 具 興 (ひゃくはいぐこう) 百 廃 具 作 (ひゃくはいぐさく) 百 廃 悉 挙 (ひゃくはいしつきょ) などともい う 正 : 百 廃 咸 挙 (ひゃくはいかんきょ) 百 廃 具 挙 (ひゃくはいぐきょ) 百 廃 俱 挙 (ひゃくはいぐきょ) 百 廃 具 興 (ひゃくはいぐこう) 百 廃 具 作 (ひゃくはいぐさく) 百 廃 悉 挙 (ひゃくはいしつきょ) などともい う ひゃくりのさい 百 里 之 才 故 事 誤 : 輾 統 (ほうとう)が 県 の 長 官 をしていたことに 対 し 彼 はもともと 百 里 の 才 ではない(それ 以 上 の 才 能 がある) と 言 った 正 : 龐 統 (ほうとう)が 県 の 長 官 をしていたことに 対 し 彼 はもともと 百 里 の 才 ではない(それ 以 上 の 才 能 がある) と 言 った 出 典 誤 : 蜀 志 (しょくし) 輾 統 (ほうとう) 正 : 蜀 志 (しょくし) 龐 統 (ほうとう) 42

43 ひりのしゅんじゅう 皮 裏 春 秋 故 事 誤 : 權 榾 (ちょほう)はさっぱりした 風 貌 であった 正 : 褚 裒 (ちょほう)はさっぱりした 風 貌 であ った 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 權 榾 (ちょほう) 正 : 晋 書 (しんじょ) 褚 裒 (ちょほう) ぶいふげん 無 為 不 言 用 例 誤 : 森 貎 外 渋 江 抽 斎 正 : 森 鷗 外 渋 江 抽 斎 ふううんのこころざし 風 雲 之 志 出 典 誤 : 捨 信 (ゆしん) 周 芽 州 刺 史 広 驍 公 鄭 常 神 道 碑 (しゅうのえんしゅうししこうぎょうこうていじょう のしんどうのひ) 正 : 庾 信 (ゆしん) 周 兗 州 刺 史 広 驍 公 鄭 常 神 道 碑 (しゅうのえんしゅうししこうぎょう こうていじょうのしんどうのひ) ふうげつむへん 風 月 無 辺 故 事 誤 : 中 国 山 東 省 にある 名 山 泰 山 (たいざん)に 右 二 を 書 いた 石 刻 があり 正 : 中 国 山 東 省 にある 名 山 泰 山 (たいざん)に 二 を 書 いた 石 刻 があり 故 事 誤 : 風 月 の 周 辺 がない( 無 辺 )と 右 二 ( 虫 二 匹 )に 読 める 謎 (なぞ)かけで 正 : 風 月 の 周 辺 がない( 無 辺 )と 二 ( 虫 二 匹 )に 読 める 謎 (なぞ)かけで ふうけんざんうん 風 巻 残 雲 出 典 誤 : 戎 足 (じゅういく) 霽 雪 (せいせつ) 正 : 戎 昱 (じゅういく) 霽 雪 (せいせつ) ふうじんのへん 風 塵 之 変 出 典 誤 : 晋 書 (しんじょ) 陶 蒙 (とうこう) 正 : 晋 書 (しんじょ) 陶 璜 (とうこう) ふぎあんしつ 不 欺 暗 室 故 事 誤 : 衛 (えい)の 大 夫 (たいふ) 擯 伯 玉 (きょはくぎょく)は 正 : 衛 (えい)の 大 夫 (たいふ) 蘧 伯 玉 (きょはくぎょく)は ふぎかぼく 不 疑 何 卜 故 事 誤 : 攻 めてきた 小 国 の 盻 (うん)の 軍 を 心 配 して 部 下 の 闘 廉 (とうれん)に 増 兵 の 必 要 を 言 うが 正 : 攻 めてきた 小 国 の 鄖 (うん)の 軍 を 心 配 して 部 下 の 闘 廉 (とうれん)に 増 兵 の 必 要 を 言 うが ふきょうたいてん 不 共 戴 天 類 語 誤 : 不 鬥 戴 天 (ふぐたいてん) 正 : 不 俱 戴 天 (ふぐたいてん) 43

44 ふくしんのしん 腹 心 之 臣 出 典 誤 : 詩 経 (しきょう) 周 南 (しゅうなん) 兎 奚 (としゃ) 正 : 詩 経 (しきょう) 周 南 (しゅうなん) 兎 (としゃ) ふくぜんかいん 福 善 禍 淫 用 例 誤 : この 劫 (こふ)に 遇 ふものは 賢 愚 鬥 (とも)に 滅 びてしまふ 正 : この 劫 (こふ)に 遇 ふものは 賢 愚 俱 (とも)に 滅 びてしまふ ふぐたいてん 不 俱 戴 天 見 出 し 語 誤 : ふぐたいてん 不 鬥 戴 天 正 : ふぐたいてん 不 俱 戴 天 注 記 誤 : 鬥 (とも)に 天 (てん)を 戴 (いただ)かず が 書 き 下 し 文 正 : 俱 (とも)に 天 (てん)を 戴 (いた だ)かず が 書 き 下 し 文 表 記 誤 : 不 鬥 を 不 具 正 : 不 俱 を 不 具 ふくはいじゅてき 腹 背 受 敵 出 典 誤 : 魏 書 (ぎしょ) 瞠 範 (れきはん) 正 : 魏 書 (ぎしょ) 酈 範 (れきはん) ふくゆうしんき 福 有 慎 機 出 典 誤 : 崔 湊 (さいき) 外 戚 箴 (がいせきしん) 正 : 崔 琦 (さいき) 外 戚 箴 (がいせきしん) ふくりゅうほうすう 伏 竜 鳳 雛 注 記 誤 : 鳳 雛 は 輾 統 (ほうとう)をたとえたもの 正 : 鳳 雛 は 龐 統 (ほうとう)をたとえたもの ふしきじむ 不 識 時 務 故 事 誤 : 権 勢 を 誇 っていた 眷 隲 (とうしつ)は 学 者 張 覇 (ちょうは)の 高 名 を 聞 き 正 : 権 勢 を 誇 って いた 鄧 隲 (とうしつ)は 学 者 張 覇 (ちょうは)の 高 名 を 聞 き ふちしょそ 不 知 所 措 注 記 誤 : 措 は 簡 と 同 じで 正 : 措 は 厝 と 同 じで ぶついるいじゅう 物 以 類 聚 出 典 誤 : 易 経 (えききょう) 壓 辞 (けいじ) 上 正 : 易 経 (えききょう) 繫 辞 (けいじ) 上 ふぶんそうはく 不 分 皁 白 見 出 し 語 誤 : ふぶんそうはく 不 分 竜 白 正 : ふぶんそうはく 不 分 皁 白 44

45 注 記 誤 : 竜 は 黒 正 : 皁 は 黒 注 記 誤 : 竜 白 (そうはく)を 分 (わ)かたず が 書 き 下 し 文 正 : 皁 白 (そうはく)を 分 (わ)かたず が 書 き 下 し 文 ふぶんふもん 不 聞 不 問 出 典 誤 : 三 餌 五 義 (さんきょうごぎ) 七 六 正 : 三 俠 五 義 (さんきょうごぎ) 七 六 ふんぱくたいぼく 粉 白 黛 墨 類 語 誤 : 曲 眉 豊 茲 (きょくびほうきょう) 正 : 曲 眉 豊 頰 (きょくびほうきょう) へいしゅうのじょう 幷 州 之 情 見 出 し 語 誤 : へいしゅうのじょう 鬲 州 之 情 正 : へいしゅうのじょう 幷 州 之 情 注 記 誤 : 鬲 州 は 唐 の 時 代 の 地 名 で 正 : 幷 州 は 唐 の 時 代 の 地 名 で 故 事 誤 : 故 郷 を 離 れて 鬲 州 ( 山 西 省 )にいやいやながら 長 く 住 んだが 正 : 故 郷 を 離 れて 幷 州 ( 山 西 省 )にいやいやながら 長 く 住 んだが 故 事 誤 : 鬲 州 を 故 郷 のように 感 じ 慕 った 正 : 幷 州 を 故 郷 のように 感 じ 慕 った べつしゅつきちょ 別 出 機 杼 出 典 誤 : 楼 禹 (ろうげつ) 李 伯 和 (りはくわ) 所 蔵 の 書 画 薄 薄 酒 に 跋 (ばつ)する 二 篇 正 : 楼 (ろう げつ) 李 伯 和 (りはくわ) 所 蔵 の 書 画 薄 薄 酒 に 跋 (ばつ)する 二 篇 ほういそくしょく 豊 衣 足 食 出 典 誤 : 唐 仙 言 (とうせきげん) 正 : 唐 摭 言 (とうせきげん) ぼううんのじょう 望 雲 之 情 故 事 誤 : 名 将 の 狄 仁 傑 (てきじんけつ)は 任 地 の 鬲 州 (へいしゅう)で 太 行 山 (たいこうざん)に 登 り 正 : 名 将 の 狄 仁 傑 (てきじんけつ)は 任 地 の 幷 州 (へいしゅう)で 太 行 山 (たいこうざん)に 登 り ほうえんかし 方 員 可 施 故 事 誤 : 南 斉 (なんせい)の 權 淵 (ちょえん)が 地 方 行 政 官 としての 才 能 に 溢 れる 沈 憲 (しんけん)を 評 し て 言 ったことば 正 : 南 斉 (なんせい)の 褚 淵 (ちょえん)が 地 方 行 政 官 としての 才 能 に 溢 れる 沈 憲 (し んけん)を 評 して 言 ったことば 45

46 ほうおうざいど 鳳 凰 在 笯 見 出 し 語 誤 : ほうおうざいど 鳳 凰 在 劑 正 : ほうおうざいど 鳳 凰 在 笯 注 記 誤 : 劑 は 鳥 かご 正 : 笯 は 鳥 かご 注 記 誤 : 鳳 凰 (ほうおう) 劑 (ど)に 在 (あ)り が 書 き 下 し 文 正 : 鳳 凰 (ほうおう) 笯 (ど)に 在 (あ)り が 書 き 下 し 文 ぼうごうのと 暴 豪 之 徒 出 典 誤 : 史 記 (しき) 遊 餌 (ゆうきょう) 正 : 史 記 (しき) 遊 俠 (ゆうきょう) 対 語 誤 : 匹 夫 之 餌 (ひっぷのきょう) 正 : 匹 夫 之 俠 (ひっぷのきょう) ほうしいつらく 放 恣 佚 楽 用 例 誤 : 森 貎 外 渋 江 抽 斎 正 : 森 鷗 外 渋 江 抽 斎 ぼうじせいちゅう 旁 時 掣 肘 故 事 誤 : 魯 (ろ)の 採 子 賤 (ふくしせん)は 亶 父 (たんぽ)の 地 方 長 官 に 任 命 された 時 正 : 魯 (ろ)の 宓 子 賤 (ふくしせん)は 亶 父 (たんぽ)の 地 方 長 官 に 任 命 された 時 故 事 誤 : 採 子 賤 がそばから 肘 を 引 いたり 揺 すったりして 邪 魔 して 正 : 宓 子 賤 がそばから 肘 を 引 いたり 揺 すったりして 邪 魔 して ぼうしふせん 茅 茨 不 翦 類 語 誤 : 采 椽 不 早 (さいてんふたく) 正 : 采 椽 不 斲 (さいてんふたく) ほうていえんがい 方 底 円 蓋 類 語 誤 : 円 鑿 方 樽 (えんさくほうぜい) 正 : 円 鑿 方 枘 (えんさくほうぜい) ぼうとようそう 房 杜 姚 宋 意 味 誤 : 房 玄 齢 (ぼうげんれい) 杜 如 晦 (とじょかい) 姚 崇 (ようすう) 宋 儲 (そうえい)の 四 人 の 名 宰 相 のこと 正 : 房 玄 齢 (ぼうげんれい) 杜 如 晦 (とじょかい) 姚 崇 (ようすう) 宋 璟 (そうえい)の 四 人 の 名 宰 相 のこと 故 事 誤 : 姚 崇 宋 儲 は 玄 宗 (げんそう)の 宰 相 で 正 : 姚 崇 宋 璟 は 玄 宗 (げんそう)の 宰 相 で 46

47 ぼうれいしき 暴 戻 恣 睢 見 出 し 語 誤 : ぼうれいしき 暴 戻 恣 聯 正 : ぼうれいしき 暴 戻 恣 睢 注 記 誤 : 聯 は 目 を 怒 らせてにらみつける 正 : 睢 は 目 を 怒 らせてにらみつける 注 記 誤 : 恣 聯 は 相 手 かまずにらみつける 正 : 恣 睢 は 相 手 かまずにらみつける 表 記 誤 : 聯 を 雎 と 書 きちがえない 正 : 睢 を 雎 と 書 きちがえない ほくもんのたん 北 門 之 嘆 故 事 誤 : 李 充 (りじゅう)は 詩 経 癩 風 (はいふう) 北 門 の 詩 を 口 ずさんでは 正 : 李 充 (りじゅう)は 詩 経 邶 風 (はいふう) 北 門 の 詩 を 口 ずさんでは ぼつぶんぎょうかん 没 分 暁 漢 用 例 誤 : 森 貎 外 文 芸 の 主 義 正 : 森 鷗 外 文 芸 の 主 義 ほんまつてんとう 本 末 転 倒 表 記 誤 : 転 は 莖 とも 書 く 正 : 転 は 顚 とも 書 く まこそうよう 麻 姑 搔 痒 見 出 し 語 誤 : まこそうよう 麻 姑 惜 痒 正 : まこそうよう 麻 姑 搔 痒 注 記 誤 : 惜 痒 はかゆい 所 をかくこと 正 : 搔 痒 はかゆい 所 をかくこと 対 語 誤 : 隔 靴 惜 痒 (かっかそうよう) 正 : 隔 靴 搔 痒 (かっかそうよう) まろうしれい 磨 礱 砥 礪 見 出 し 語 誤 : まろうしれい 磨 佝 砥 礪 正 : まろうしれい 磨 礱 砥 礪 注 記 誤 : 磨 佝 砥 礪 はすべて 正 : 磨 礱 砥 礪 はすべて みじょしゃくろう 味 如 嚼 蠟 見 出 し 語 誤 : みじょしゃくろう 味 如 嚼 椈 正 : みじょしゃくろう 味 如 嚼 蠟 注 記 誤 : 椈 をかむようにまったく 味 がないことから 正 : 蠟 をかむようにまったく 味 がないことか ら 注 記 誤 : 味 (あじ)わい 椈 (ろう)を 嚼 (か)むが 如 (ごと)し が 書 き 下 し 文 正 : 味 (あじ)わい 蠟 (ろう) を 嚼 (か)むが 如 (ごと)し が 書 き 下 し 文 めいきんじち 鳴 琴 而 治 故 事 誤 : 魯 (ろ)の 採 不 斉 (ふくふせい)は 正 : 魯 (ろ)の 宓 不 斉 (ふくふせい)は 47

48 めいせいかじつ 名 声 過 実 出 典 誤 : 史 記 (しき) 陳 滬 (ちんき) 正 : 史 記 (しき) 陳 豨 (ちんき) めいぜんけっき 鳴 蟬 潔 飢 見 出 し 語 誤 : めいぜんけっき 鳴 烏 潔 飢 正 : めいぜんけっき 鳴 蟬 潔 飢 注 記 誤 : 鳴 烏 は 鳴 いているセミ 正 : 鳴 蟬 は 鳴 いているセミ めいぼうこうし 明 眸 皓 歯 類 語 誤 : 曲 眉 豊 茲 (きょくびほうきょう) 正 : 曲 眉 豊 頰 (きょくびほうきょう) めっしほうこう 滅 私 奉 公 出 典 誤 : 元 兔 (げんしん) 崔 稜 授 尚 書 戸 部 侍 郎 制 (さいりょうしょうしょこぶじろうにさずくるのせい) 正 : 元 稹 (げんしん) 崔 稜 授 尚 書 戸 部 侍 郎 制 (さいりょうしょうしょこぶじろうにさずくるのせい) めんしえんしゃ 麪 市 塩 車 注 記 誤 : 麪 は 跟 と 同 じで 正 : 麪 は 麵 と 同 じで もんがいふしゅつ 門 外 不 出 用 例 誤 : 森 貎 外 護 持 院 原 (ごじいんがはら)の 敵 討 正 : 森 鷗 外 護 持 院 原 (ごじいんがはら)の 敵 討 もんこうてんあい 門 巷 塡 隘 見 出 し 語 誤 : もんこうてんあい 門 巷 鹸 隘 正 : もんこうてんあい 門 巷 塡 隘 注 記 誤 : 鹸 隘 はみちふさがって 狭 くなる 正 : 塡 隘 はみちふさがって 狭 くなる 出 典 誤 : 新 唐 書 (しんとうじょ) 李 瘢 (りよう) 正 : 新 唐 書 (しんとうじょ) 李 邕 (りよう) 類 語 誤 : 門 巷 鹸 集 (もんこうてんしゅう) 正 : 門 巷 塡 集 (もんこうてんしゅう) もんこうてんしゅう 門 巷 塡 集 見 出 し 語 誤 : もんこうてんしゅう 門 巷 鹸 集 正 : もんこうてんしゅう 門 巷 塡 集 注 記 誤 : 鹸 集 はみちふさがっていっぱいになる 正 : 塡 集 はみちふさがっていっぱいにな る 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 郎 莟 (ろうがい) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 郎 顗 (ろうがい) 類 語 誤 : 門 巷 鹸 隘 (もんこうてんあい) 正 : 門 巷 塡 隘 (もんこうてんあい) 48

49 ゆいいつしんとう 唯 一 神 道 意 味 誤 : 吉 田 神 社 の 神 官 卜 部 兼 鬥 (うらべかねとも)によって 確 立 された 神 道 正 : 吉 田 神 社 の 神 官 卜 部 兼 俱 (うらべかねとも)によって 確 立 された 神 道 ゆうしきのしん 有 識 之 哂 出 典 誤 : 隋 書 (ずいしょ) 蘇 後 (そき) 正 : 隋 書 (ずいしょ) 蘇 夔 (そき) ゆうしきょうせい 有 志 竟 成 出 典 誤 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 耿 灼 (こうえん) 正 : 後 漢 書 (ごかんじょ) 耿 弇 (こうえん) ゆうめいのり 幽 明 之 理 出 典 誤 : 魏 志 (ぎし) 傅 強 (ふか) 正 : 魏 志 (ぎし) 傅 (ふか) ゆうもうかかん 勇 猛 果 敢 出 典 誤 : 漢 書 (かんじょ) 媼 方 進 (てきほうしん) 正 : 漢 書 (かんじょ) 翟 方 進 (てきほうしん) ようげんわくしゅう 妖 言 惑 衆 出 典 誤 : 漢 書 (かんじょ) 怜 弘 (すいこう) 正 : 漢 書 (かんじょ) 眭 弘 (すいこう) ようせんじょすい 用 銭 如 水 出 典 誤 : 梅 尭 臣 (ばいぎょうしん) 竜 舟 (りょうしゅう)を 笥 (ひ)くを 観 (み)て 裴 宋 韓 季 (はいそうかんき)を 懐 (おも)う 正 : 梅 尭 臣 (ばいぎょうしん) 竜 舟 (りょうしゅう)を 拽 (ひ)くを 観 (み)て 裴 宋 韓 季 (はいそうか んき)を 懐 (おも)う よくいのそしり 薏 苡 之 謗 見 出 し 語 誤 : よくいのそしり 掵 苡 之 謗 正 : よくいのそしり 薏 苡 之 謗 本 文 誤 : 掵 苡 明 珠 (よくいめいしゅ) 正 : 薏 苡 明 珠 (よくいめいしゅ) よくいめいしゅ 薏 苡 明 珠 見 出 し 語 誤 : よくいめいしゅ 掵 苡 明 珠 正 : よくいめいしゅ 薏 苡 明 珠 注 記 誤 : 掵 苡 はハトムギ 正 : 薏 苡 はハトムギ 故 事 誤 : 風 土 病 の 薬 になるという 交 趾 特 産 の 掵 苡 の 実 を 車 にのせて 持 ち 帰 ったところ 正 : 風 土 病 の 薬 になるという 交 趾 特 産 の 薏 苡 の 実 を 車 にのせて 持 ち 帰 ったところ 類 語 誤 : 掵 苡 之 謗 (よくいのそしり) 正 : 薏 苡 之 謗 (よくいのそしり) 49

50 よせいふちん 与 世 浮 沈 出 典 誤 : 史 記 (しき) 游 餌 (ゆうきょう) 正 : 史 記 (しき) 游 俠 (ゆうきょう) よそうたいよう 預 搔 待 痒 見 出 し 語 誤 : よそうたいよう 預 惜 待 痒 正 : よそうたいよう 預 搔 待 痒 注 記 誤 : 預 (あらかじ)め 惜 (か)きて 痒 (かゆ)きを 待 (ま)つ が 書 き 下 し 文 正 : 預 (あらかじ)め 搔 (か)きて 痒 (かゆ)きを 待 (ま)つ が 書 き 下 し 文 らくひつてんよう 落 筆 点 蠅 故 事 誤 : 呉 の 画 家 曹 不 興 (そうふきょう)が 孫 権 (そんけん)の 命 を 受 けて 鬯 風 絵 をえがいたとき 正 : 呉 の 画 家 曹 不 興 (そうふきょう)が 孫 権 (そんけん)の 命 を 受 けて 屛 風 絵 をえがいたとき らんうじゅうすう 濫 竽 充 数 見 出 し 語 誤 : らんうじゅうすう 濫 剔 充 数 正 : らんうじゅうすう 濫 竽 充 数 注 記 誤 : 剔 は 大 型 の 笙 (しょう) 正 : 竽 は 大 型 の 笙 (しょう) 注 記 誤 : 剔 という 楽 器 を 吹 く 正 : 竽 という 楽 器 を 吹 く 注 記 誤 : 三 百 人 による 剔 の 合 奏 を 好 んでいた 正 : 三 百 人 による 竽 の 合 奏 を 好 んでいた 注 記 誤 : 南 郭 という 者 が 剔 を 吹 けないのに 正 : 南 郭 という 者 が 竽 を 吹 けないのに 注 記 誤 : 剔 の 独 奏 を 好 んだので 正 : 竽 の 独 奏 を 好 んだので 注 記 誤 : 次 に 立 った 箱 (びん) 王 は 正 : 次 に 立 った 湣 (びん) 王 は 表 記 誤 : 剔 を 竿 と 書 きちがえない 正 : 竽 を 竿 と 書 きちがえない らんしぜんしゅう 蘭 芷 漸 滫 見 出 し 語 誤 : らんしぜんしゅう 蘭 徂 漸 隼 正 : らんしぜんしゅう 蘭 芷 漸 滫 注 記 誤 : 蘭 徂 はフジバカマの 根 正 : 蘭 芷 はフジバカマの 根 注 記 誤 : 蘭 徂 (らんし) 隼 (しゅう)に 漸 (ひた)す が 書 き 下 し 文 正 : 蘭 芷 (らんし) 滫 (しゅう)に 漸 (ひ た)す が 書 き 下 し 文 注 記 誤 : 隼 は 小 便 や 汚 水 正 : 滫 は 小 便 や 汚 水 注 記 誤 : 蘭 徂 (らんし) 隼 (しゅう)に 漸 (ひた)す が 書 き 下 し 文 正 : 蘭 芷 (らんし) 滫 (しゅう)に 漸 (ひ た)す が 書 き 下 し 文 らんしゃらんげき 乱 射 乱 撃 用 例 誤 : 呆 (あき)れて 見 ている 私 の 頭 の 中 をメチャメチャに 惜 (か)きみだすかのように 正 : 呆 (あ き)れて 見 ている 私 の 頭 の 中 をメチャメチャに 搔 (か)きみだすかのように 50