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よしたかうづき
6 years ago
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1 Subject-centric, Linked and Structured トピックマップ及びΨ(PSI) 2010年9月9日株式会社ナレッジシナジー内藤求 Ψ

2 目次 1. トピックマップとは 2. 情報 / 知識の管理方法 3. トピックマップとその関連技術 4. 適用分野適用事例 5. トピックマップ利用のメリット 6. お知らせ関連サイト 1

3 1. トピックマップとは情報 / 知識を利用者の概念体系に合わせて分類整理構造化体系化するための情報技術サイバースペースにおける高度に構造化された索引知的活動をこれまでよりも人に優しく支援することを目指す ISO の標準年代の初期に XML の基となった SGML の作成者を中心に構想された - 以下の規格群からなるデータモデル構文問合せ言語制約言語その他 2

4 3 トピックマップによる情報 / 知識の組織化現在膨大な情報が孤立して存在している主題主題主題主題主題間主題間主題間主題間の関係関係関係関係に合わせてわせてわせてわせて情報情報情報情報を体系化体系化体系化体系化組織化組織化組織化組織化トピックマップトピックマップトピックマップトピックマップは情報実体情報実体情報実体情報実体からからからから独立独立独立独立それそれそれそれ自体自体自体自体が共有共有共有共有交換交換交換交換流通可能流通可能流通可能流通可能トピックマップトピックマップトピックマップトピックマップ

5 2. 情報 / 知識の管理方法 (1) メタデータ ( 文書中心 ) 情報オブジェクトについてのデータ (2) 主題に基づく分類方法 ( 主題中心 ) 他の主題との関係で主題を位置づけ axonomies ( タクソノミ ) hesauri ( シソーラス ) Faceted classification ( ファセット分類法 ) opic Maps ( トピックマップ ) cf: Ontology ( オントロジ ) ( 出展 : 以下 2 章は Metadata? hesauri? axonomies? opic Maps! : Making sense of it all, Lars Marius Garshol より ) 4

6 2.1 メタデータデータについてのデータ文書や Web ページなどの情報リソース ( オブジェクト ) についてのデータ情報リソースの管理に有効ほぼこんな主題のものを見つけたい場合の効果は限定的例 :Dublin Core itle Creator Subject Description Publisher Contributor Date ype Format Identifier Source Language Relation Coverage Rights ( 出展 : 以下 2 章は Metadata? hesauri? axonomies? opic Maps! : Making sense of it all, Lars Marius Garshol より ) 5

7 2.2 主題に基づく分類法 (1) axonomies ( タクソノミ ) 主題 ( 概念 ) 間の関係は広義 - 狭義関係のみ主題 ( 概念 ) の階層的な分類例 : 動物界脊椎動物門ホ乳網サル目 ( 霊長目 ) ヒト科ホモ属種サピエンスウサギ目ネズミ目クジラ目 6

8 主題に基づく分類法 (2) hesauri ( シソーラス ) 定義された複数の主題 ( 概念 ) 間の関係 - 主題 ( 概念 ) の階層的な分類広義語 (B: Broader erm)- 狭義語 (N: Narrower erm) - 関連語 (R: Related erm) - 反義語 (A: Antonym) - 同義語 (SY: Synonym) - を見よ参照優先語 (USE) - を見よ参照非優先語 (UF: Use For) - 最上位語 (: op erm) 語の意味の説明 - スコープノート (SN: Scope Note) 標準の例 : ISO 2788, ISO

9 主題に基づく分類法 (3) Faceted classification ( ファセット分類法 ) 複数の軸によって分類 (Ranganathan は personality, matter, energy, space, time の 5 つのファセットを提案 ) 例 : 本のタイトル昭和中期の日本の田舎の家 - personality( 最重要ファセット事物 ): 建築 - matter( 物質部分や性質 ): 木材 - energy( 動作 ): 設計 - space( 空間 ): 日本の田舎 - time( 時代 ): 昭和中期 8

10 主題に基づく分類法 (4) opic Maps ( トピックマップ ) No.1 主題 ( トピック :opics) と関連 (Associations) の集合主題に関係する情報リソースへのリンク ( 出現 : Occurrence) を持つ規格で定義された 2 種類の主題間の関係 - supertype-subtype ( 上位 - 下位 ) - type-instance に加えて新しい関係 ( 関連 ) を自由に定義可能主題を一意に識別する機構を持つ ( 名前で識別するのでなく IRI: Internationalized Resource Identifier or URI: Uniform Resource Identifier で識別 ) 有効範囲 ( スコープ :Scope) の指定機能を持つマージ機能を持つ具体化 (Reification) も容易 9

11 主題に基づく分類法 (4) opic Maps ( トピックマップ ) No.2 動物界 supertype-subtype 脊椎動物門 supertype-subtype ホ乳網住む陸上包む構成する supertypesubtype サル目 ( 霊長目 ) supertype-subtype 人 type-instance サンディ取り込む大気構成する地球系含む仲良し酸素構成する supertype-subtype クジラ目 supertype-subtype イルカ type-instance 取り込む含むフリッパー棲む水中 10

12 主題に基づく分類法 (cf.) Ontology ( オントロジ ) いろいろな定義が存在コンピュータ科学で用いられる Ontology 人間が対象世界をどのように見ているかという根源的な問題意識をもって物事をその成り立ちから解きあかしそれをコンピュータと人間が理解を共有できるように書き記したもの Ontology の構成物 - Ontology の本質である対象世界から基本概念を切り出した結果としての概念の集合 - 概念の is-a 関係 ( 上位下位関係 ) による階層化 - is-a 関係以外で必要となる概念間の関係 - 抽出した概念と関係の定義あるいは意味制約の公理化 ( 出展 : オントロジー工学溝口理一郎著 ISBN より ) 11

13 3. トピックマップとその関連技術利用可能なトピックマップ関連技術 (1) opic Maps 意味的に構造化されたデータ (2) Published Subjects 任意の主題をグローバルに同定 (3) 分類体系化された知識 ( 主題 ) (4) Remote Access Protocol ネットワーク上での fragment の交換統合フィルタリング (5) Query Language opic Maps の問合せ更新 12

14 3.1 トピックマップ (1) 本の索引 ( インデックス ) 目次以外に情報へのアクセス手段を提供 (2) 多くの本に対して共通の索引があると便利索引 ISO 本 , 本 2 45, OASIS 本 , , 308 本 , 88-90, 267 本 , W3C 本 1 26, 69, : : 13

15 (3) サイバースペースにも適用可能デジタル情報の索引があったら!! opic Maps 情報空間デジタル情報情報の索引 ISO OASIS IRI1, IRI2, IRI3, IRI4, : : PSI IRIa, IRIb, opic Maps IRIc, IRId, XML IRIe, IRIf : 14

opic Maps の基本モデル情報プール任意の型フォーマットロケーション Knowledge layer を構成構成する : トピック (opics) 問題領域でのキーとなる主題群を表現関連 (Associations) 主題間の関係を表現出現 (Occurrences) 主題に関連する情報リソースへのリンクプッチーニ Let s look at

16 opic Maps の基本モデル情報プール任意の型フォーマットロケーション Knowledge layer を構成構成する : トピック (opics) 問題領域でのキーとなる主題群を表現関連 (Associations) 主題間の関係を表現出現 (Occurrences) 主題に関連する情報リソースへのリンクプッチーニ Let s look at some AOs in the Omnigator 作曲した生まれた Lucca 作曲したトスカ蝶々夫人 knowledge information = he AO of opic Maps ( トピックマップ道 ) トピック関連出現は型を持ちその型自身トピック ( 出展 :owards Seamless Knowledge, Steve Pepper より ) 15

17 トピックマップアプリケーションの例 16

18 3.2 Published Subjects ( 公開された主題 ) Published Subjects はトピック ( 主題 ) を識別同定可能にする仕組みでネットワーク上で永続的に公開しトピックの共有 / 交換を容易にすることを目的にしているトピックマップ標準に含まれているメカニズム主題に IRI (URI) を割り当てて主題識別 (2 つの主題を同一とする又は 1 つの主題をもう一方の主題と区別する ) を可能にするコンピュータ人間の両方に主題識別のメカニズムを提供 - Published Subject Identifier (PSI): コンピュータが利用可能な主題識別子 - Published Subject Descriptor (PSD) or Published Subject Indicator : 人が主題の識別に利用可能な主題についての記述コンピュータ内の情報リソース実世界の対象物の両方に適用可能誰でも公開可いいものが生き残る 17

19 主題 :Motomu Naito の PSI と PSD の例 ( 所在は ONOPEDIA 社の PSI Server 上 ) PSD PSI 18

20 3.3 分類体系化された知識 ( 主題 ) 既に多くのものが存在している例 : - NDLSH (National Diet Library Subject Headings) 国立国会図書館件名標目表 - NDLC (National Diet Library Classification) 国立国会図書館分類表 - LCSH (Library of Congress Subject Headings) データ形式 : RDF - UNSPSC (Universal Standard Products and Services Classification) 製品およびサービスの分類体系データ形式 :opic Map ( - SWEE (Semantic Web for Earth and Environmental erminology ) 地球環境に関するターミノロジデータ形式 :OWL ( - ISO Geographic information -- Metadata 地理情報データ形式 :PDF Published Subjects として公開公開されることがされることが望まれる 19

21 3.4 Remote Access Protocol ネットワーク上の他マシンに存在するトピックマップへのアクセスフラグメントの交換を可能にするプロトコル今はまだ標準がない標準が必要いくつかの提案実装がなされている - MRAP (Ontopia 社 ) - opicmapster (techquila 社 ) 20

22 MRAP MRAP (opic Maps Remote Access Protocol) は Web サービスインターフェースリモートにある opic Maps フラグメントの検索が可能 HP, SOAP の 2 種類のプロトコルを利用可能メソッド - get-topic - get-topic-page - get-tolog - add-fragment - delete-topic 21

23 3.5 Query Language ( 問合せ言語 ) opic Maps の問合せ更新 ISO 18048: MQL ISO SC34にてCD (Committee Draft) 現在 draft の状態 tolog をベース推論付きのグラフ-マッチング path 表現能力 select 文風の検索式 Xquery 風の出力構築能力 (FLWR 式 ) 22

24 tolog Ontopia 社のトピックマップトピックマップ問合問合せ言語基本的にはトピックマップに適合させた Datalog 6 年以上利用され続けているいくつかの商用アプリケーションで利用オープンソースである M4J engine の中でも実装基本的な特性グラフマッチング (Datalog 節 ) AND/OR/NO のサポート推論ルールのサポート集計機能 (SQL 風 ) ソート機能 (SQL 風 ) 拡張予定文字列述語と比較述語 23

25 Seamless Knowledge トピックマップ及び関連技術の組合せにより実現可能 Published Subject Indicator イルカ Published Subject Indicator 参照サンディ参照 opic Maps or Ontology opic Maps or Ontology 参照同じ PSI を参照参照しているしているトピックは同じ主題主題を表している同じ主題主題を持つトピックトピックはマージマージされるされるそれにより複数複数トピックマップトピックマップを連結連結することができる opic Maps or Ontology 参照同じ PSI を参照参照しているしているトピックは同じ主題主題を表している 24

26 識別されたされた主題主題のネットワーキング ( Identified Subjects Networking ) の提案特化専門化された半クローズドな Web アプリケーションが識別された主題に基づいて緩やかに連携トピックマップ PSI Server トピックマップフラグメント交換トピックマップフラグメント交換 PSI Server 25

27 4. 適用分野適用事例適用事例適用分野の例共通語彙の提供意味検索情報 / 知識の構造化体系化組織化情報 / 知識管理コンテンツ管理情報抽出 Web ポータル製造管理情報公開学習支援その他 26

28 適用事例以下のサイトサイトで多くのくの適用事例適用事例をみることができる fuzzzy.com Ontopia s success stories トピックマップ適用事例トピックマップ AoMS Asian opic Maps Summit MJP opic Maps Japan OPICMAPS.COMMUNIY MRA (opic Maps Research and Applicaitons) 27

29 学習支援の例 Everyday Physics on Web (EPW), 松浦先生, 東京学芸大学人文知を再配置する, 東京大学 BrainBank Learning, Cerpus 社, ノルウェー Common portal for the University of Bergen, University of Bergen, ノルウェー Bridging the Gap between Educational Psychology and Information Sciences - opic Maps in Elearning, Concordia University, カナダ Open Educational opic Maps: A ext-oriented Perspective, University of Southern Denmark, デンマーク Polyscopic opic Maps in Flexible E-learning and Collaborative Knowledge Creation, University of Oslo, ノルウェー 28

30 トピックマップアプリケーションのデモトピックマップ適用事例トピックマップ NDLSH トピックマップ LCSH トピックマップ Lars Marius s photos トピックマップその他 29

31 5. トピックマップ利用のメリット概念意味レベルでの情報操作情報実体とメタデータの分離 - 情報実体の変更なしに情報の組織化体系化が可能 - 概念体系のメタレイアでのモデル化が容易 - ディジタルコンテンツの整理分類管理に有効主題を文脈 (Context) とともに管理可能主題の厳密な識別が可能多義性問題を解決直観的な馴染みやすさ標準に準拠 - 情報資源の永続性の確保 - 多様なツール選択利用が可能 - プラットフォームベンダー等に非依存情報資源に対する多様な視点の設定および視点間のナビゲートが可能利用者視点での情報の組織化が可能 (personalization) 30

32 6. お知らせ関連サイト No.1 (1) イベント MRA 2010 ( ドイツライプチヒ ) (2) トピックマップ関連サイトナレッジシナジー ( Ontopia Project ( Ontopia s Blog ( Ontopia 社 ( ONOPEDIA s PSI Server ( Subj3ct ( opic Map Lab ( opic Maps case examples ( Fuzzzy.com ( OPICMAPS.COMMUNIY ( Larsblog ( Lars Marius s photos ( SC34 WG3 ( MAPI ( 31

33 お知らせ関連サイト No.2 (3) Book 本トピックマップ入門東京電機大学出版局 ISBN Scaling opic Maps, Lutz Maicher, Lars Marius Garshol (Eds.), Springer, ISSN , ISBN Leveraging the Semantics of opic Maps, Lutz Maicher, Alexander Sigel, Lars Marius Garshol (Eds.), Springer, ISSN , ISBN Charting the opic Maps Research and Applications Landscape, Lutz Maicher, Jack Park (Eds.), Springer, ISSN , ISBN (4) ツール Ontopia ( 日に現在 version5.1.0) よりダウンロード可能トピックマップ作成トピックマップ Web アプリケーション開発運用ツール tmphoto ( 日現在 version 0.1 a3 ) 写真のタグ付けトピックマップ生成トピックマップ Web アプリケーション生成 32

34 お知らせ関連サイト No.3 (5) トピックマップ講習コース - トピックマップ入門 - トピックマップ作成手順 - トピックマップ作成演習 - トピックマップ生成 DB2M - トピックマップ問合せ言語 tolog - トピックマップWebアプリケーション開発 Navigator Framework - トピックマップモデリング 33

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/ 1 2007 6 27 (motom@green.ocn.ne.jp) http://www.knowledge-synergy.com/ / 1 I 2 / (1) (2) axonomies ( ) hesauri ( ) opic Maps ( ) cf: Ontology ( ) 2 Metadata? hesauri? axonomies? opic Maps! : Making sense