Microsoft PowerPoint パネルディスカッション：(5)岡部( )(2) (NXPowerLite).ppt

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いぶきいのら
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1 それぞれのオントロジの使い方作り方東京電力株式会社システム企画部 Co-editor, ISO/IEC JTC1 SC32/WG2 MFI Ontology Registration Project 岡部雅夫 2007 年 1 月 25 日程度表現オントロジは便利そうだ! 午前中からオントロジに関するいろいろな発表を聞かせて頂き大変勉強になりましたオントロジを人間とコンピュータの双方が理解活用可能な対象世界の記述位に曖昧模糊と捉えていましたが何となくおぼろがながら見えてきたような気がします特に程度表現オントロジ便利そう! これで価格.com と rate it! の情報を併せてより総合的な商品評価の情報が得られる! でも他にも様々なオントロジがあるような気がする 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 2 1

様々なオントロジ :MIT Process Handbook (1/2) MIT Process Handbook ビジネスに関する様々な知識を共有するためのオンラインライブラリ MIT にて 1991 年から始められ現在 5,000 以上のビジネスアクティビティが登録されている Create to Order( 受注生産 ) の例 at http://process.mit.

2 様々なオントロジ :MIT Process Handbook (1/2) MIT Process Handbook ビジネスに関する様々な知識を共有するためのオンラインライブラリ MIT にて 1991 年から始められ現在 5,000 以上のビジネスアクティビティが登録されている Create to Order( 受注生産 ) の例 at 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 3 様々なオントロジ :MIT Process Handbook (2/2) さらに以下の内容を持つ汎化 Act <= Create<= <= Create with what customization? <= Create to order 特化 Create to order <= Create technical products to order <=Create computers to order{dell} 部品 Design products and process, Buy, Make, Sell, Manage as a creator 属性最終更新日時 => クラス体系的な情報もあるけれど重要なのは業務の概要記述そこはコンピュータは理解できずほとんど人間のためのオントロジ 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 4 2

3 様々なオントロジ : PSL PSL(Process Specification Language) ISO シリーズとして国際標準化が進められている製造業におけるプロセスを厳密に定義するためのオントロジ (Language とあるが言語ではない ) 定義 1 (forall (?a) (iff (primitive?a) (forall (?a1) (implies (subactivity?a1?a) (=?a1?a)))))) 意味 : アクティビティが原始的であるとは自分自身以外にサブアクティビティを持たないことである公理 1 (forall (?a1?a2) (implies (subactivity?a1?a2) (and (activity?a1) (activity?a2)))) 意味 : サブアクティビティはアクティビティ間の関係である出典 :ISO Process specification language -Part 12: Outer core => ウーン! 難しそうに書いてあるけど良く見ると当たり前コンピュータが理解できるようにするためにはこんなことまで定義しなければならない!? 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 5 折角なら集めてみよう! 様々なオントロジがありそうだが折角なら集めて集合知的に使えるようにしたい系なら何と言っても Swoogle! 10,000 以上のオントロジが登録され日々増加しているただし Swoogle は系のみ前の 2 つの例はどちらもではない Swoogle は誰でも登録できてしまう信頼性は? ならば ISO/IEC MFI Ontology registration 系に限らず様々なオントロジの登録を定める国際標準オントロジをビジネスでも使えるよう信頼性を担保する枠組みも提供近々国際標準として発行されます請うご期待! => ビジネスでも使える信頼性を担保しつつ登録管理していくことは重要 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 6 3

使い方も作り方も違うような気がする 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 7 例えば (1/3) 弊社では発電設備の運転

4 でもそれぞれの使い方作り方は? 集めてみることは Swoogle や ISO/IEC MFI Ontology registration で可能ただ様々なオントロジはそれぞれ目的が異なりそれに応じて使い方も作り方も違うような気がする 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 7 例えば (1/3) 弊社では発電設備の運転保守業務をサポートするオントロジの構築を CSK ホールディングス慶應義塾大学アカデミアシステムズのご指導協力のもとで試行している目的は業務ルールノウハウの組織的蓄積活用ですこのオントロジと程度表現オントロジでは作り方はずいぶん違うような気がする 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 8 4

5 例えば (2/3) 人間 vs. コンピュータ当初はこれらの人間系業務のプロセスを厳密に定義しようとしたそれを PSL の公理と合わせることにより業務プロセスの矛盾等の厳密なチェック等を行おうとしたところが人間はコンピュータより遙かに賢くかつ柔軟で業務プロセスは賢く柔軟に運用されていたコンピュータに理解可能にするためにガチガチに定義しても人間に取ってはちっとも有り難くないしかもそんなにガチガチに定義してはそれなりに進化する業務プロセスに追随することが難しい目的に応じどこまでコンピュータ可読性を求めるか (i.e. コンピュータにどこまで処理させるか ) を決めることが重要その際コンピュータ処理を可能にするために必要な形式化の現状を踏まえる必要がある 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 9 例えば (3/3) 用語 ( 業務用語専門用語 ) の標準化 ( ベテランの ) 人間は賢く柔軟に用語を使っている様々な異音同義語 ( 正式名称俗称 etc.) があるだけでなく一つの用語がコンテキストに応じて微妙に広義に使われたり狭義に使われたりしているただしそれが新人には混乱の原因にもなっているまた他部門とのコミュニケーションを困難にする一因にもなっているどこまで用語の標準化をするかに関して具体的な方針が必要これはコンピュータにとってだけでなく人間にとっても大きな問題現状の用語から概念を整理して概念に複数のラベル ( 現状の用語 ) がつけていく一歩進めて人間系においても使用する用語を標準化する前者の場合は用語のコンテキストに応じた広義 / 狭義の問題は解決しない後者であればそこまで踏み込んだ用語の標準化も可能であるが用語の標準化定着に多大な労力が必要目的 ( 求める効果 ) と労力のバランスで決めることが重要 2007 年 1 月 25 日東京電力株式会社システム企画部岡部雅夫 ( 無断複製転載禁止 ) 10 5

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