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ああすこやぎ
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1 2016 年 3 月期決算および新中期経営計画説明会 2016 年 5 月 13 日代表取締役社長穂川稔

2 2016 年 3 月期連結決算の概況 2017 年 3 月期連結業績予想研究開発パイプラインの状況長期ビジョン HOPE100 実現に向けた取り組み中期経営計画 HOPE100- ステージ 1- (2010~ 年度 ) の総括新中期経営計画 HOPE100- ステージ 2- (2016~2019 年度 ) について 1

3 2016 年 3 月期連結決算の概況 2

4 2016 年 3 月期連結決算の概観 ( 単位 : 億円 ) 15 年 3 月期実績 16 年 3 月期実績対前年対予想 (15 年 5 月 13 日発表 ) 増減額増減率 (%) 増減額対修正予想 (16 年 2 月 3 日発表 ) 増減額売上高 1,131 1, 営業利益経常利益親会社株式に帰属する当期純利益過去最高の売上高と利益 ( 営業利益経常利益当期純利益 ) となりました 3

5 セグメントの売上高の増減 ( 連結 ) ( 単位 : 億円 ) 15 年 3 月期 16 年 3 月期実績実績対前年対予想 (15 年 5 月 13 日発表 ) 増減額増減率 (%) 増減額売上高 1,131 1, ,118 1, 医薬品事業新医薬品国内海外後発医薬品一般用医薬品他ヘルスケア ( スキンケア ) 事業対前年増減額増減のポイント対予想増減額 (15 年 5 月 13 日発表 ) 増減のポイント国内新医薬品 +16 キプレスフルティフォームが伸長ムコダインペンタサが減少 -20 キプレスムコダイン等の売上が予想を上回ったフルティフォームペンタサ等の売上が予想を下回った海外新医薬品 +46 ライセンス契約一時金 (FPR2 作動薬プログラム等 ) が増加 +46 ライセンス契約一時金 (FPR2 作動薬プログラム等 ) を計上後発医薬品 0 他社受託の売上は減少したが自社販売の売上は増加 -27 他社受託売上および自社販売の売上が予想を下回った 4

6 損益の概要 ( 連結 ) 15 年 3 月期実績 16 年 3 月期実績対前年対予想 (15 年 5 月 13 日発表 ) 増減額増減率 (%) 増減額 ( 単位 : 億円 ) 売上高 1,131 1, 売上原価販売費及び一般管理費 R&D 費販管費 (R&D 費除く ) 営業利益経常利益親会社株式に帰属する当期純利益対前年増減額増減のポイント売上総利益の増加 (+56 億円 ) キプレスフルティフォームの増収ライセンス契約一時金原価率は 1.6 ポイント低下営業利益 +49 R&D 費の減少 (-5 億円 ) わたらせ創薬センター開設費用 ( 減価償却費移転費用 ) が増加したものの KRP-114V の費用等が減少販管費 (R&D 費除く ) の増加 (+12 億円 ) 特許等使用料販売費一般経費等の増加対予想増減額 +36 増減のポイント売上総利益の増加主なものとしてライセンス契約一時金の増加 R&D 費の減少 (-4 4 億円 ) KRP-114Vの共同開発等に関する契約締結による減少等 <16 年 3 月期の特別損益について > 特別利益 19 億円 : 杏林製薬の旧東京支店ビル ( 東京都新宿区 ) の土地建物の譲渡益等特別損失 31 億円 : 杏林製薬の岡谷工場閉鎖に関わる損失等 5

7 2016 年 3 月期業績のポイント ( 対前年 ) ( 単位 : 億円 ) 売上高 1131 原価率 41.2% 売上原価 466 R&D 費 135 販管費 (R&D 費除く ) 383 販管費計 518 営業利益売上高 1195 原価率 39.6% 売上原価 474 R&D 費 130 販管費 (R&D 費除く ) 395 販管費計営業利益年 3 月期 16 年 3 月期 525 ポイント売上高は前年比 64 億円増主力製品の売上増 ( キプレスフルティフォーム等 ) ライセンス契約一時金売上原価率は 1.6% 低下売上総利益は前年比 56 億円増販管費は前年比 7 億円増 R&D 費は 5 億円減販管費 (R&D 費除く ) は 12 億円増営業利益は前年比 49 億円増 6

8 2016 年 3 月期主力製品の売上状況 15 年 3 月期実績 16 年 3 月期実績対前年 ( 単位 : 億円 ) 対予想 (15 年 5 月 13 日発表 ) 増減額増減率 (%) 増減額キプレスフルティフォームウリトスムコダインペンタサ

9 株主還元について中期経営計画 HOPE100- ステージ 1- における基本方針成長のための投資事業継続のための投資株主還元をバランスよく実施し経営基盤の強化を図ります株主還元は配当性向 30% を目処に実施します親会社株式に帰属する当期純利益の推移 2016 年 3 月期 ( 予想 ) 2016 年 3 月期 ( 実績 ) 親会社株式に帰属する当期純利益 115 億円 136 億円配当の推移 2016 年 3 月期 ( 予想 ) 2016 年 3 月期 ( 実績 ) 1 株当たり配当金 52 円 ( うち中間 20 円 ) 58 円 ( うち中間 20 円 ) 連結配当性向 33.8% 31.8% 期末配当 38 円につきましては 5 月 24 日に開催される取締役会で決定する予定です 8

10 主力製品の取り組みについて 9

新薬群キプレス ( 気管支喘息アレルギー性鼻炎治療剤 ) 売上高 ( 単位 : 億円 ) 16 年 3 月期 (2015 年度

6%(16 年 3 月 MAT) 注 2 アレルギー性鼻炎で処方拡大チュアブル細粒の売上増加 17 年 3 月期 (2016

11 新薬群キプレス ( 気管支喘息アレルギー性鼻炎治療剤 ) 売上高 ( 単位 : 億円 ) 16 年 3 月期 (2015 年度 ) の状況ロイコトリエン拮抗剤市場 : 4.8% 拡大 1,262 億円 (15 年 3 月 MAT) 1,322 億円 (16 年 3 月 MAT) 注 1 キプレスの売上シェア 37.6%(15 年 3 月 MAT) 38.6%(16 年 3 月 MAT) 注 2 アレルギー性鼻炎で処方拡大チュアブル細粒の売上増加 17 年 3 月期 (2016 年度 ) の取り組みオーソライズドジェネリックを発売 ( 予定 ) 特許切れに伴いジェネリック医薬品の発売を想定薬価改定率 ( 本体薬価ベース ) 8.3% 注 12( 1,2( 出典 :Copyright C i 2016 IMS ヘルス IMS JPM をもとに作成無断転載禁止 ) 10

12 新薬群フルティフォーム ( 喘息治療配合剤 ) 売上高 ( 単位 : 億円 ) 年 3 月期 (2015 年度 ) の状況 ICS/LABA 配合剤 : 11.4% 拡大 971 億円 (15 年 3 月 MAT) 1,082 億円 (16 年 3 月 MAT) 注 1 フルティフォームの売上シェア %(15 年 3 月 MAT) 7.4%(16 年 3 月 MAT) 注年 3 月期 (2016 年度 ) の取り組み新規採用及び高需要先におけるシェアの拡大コントロール不十分な喘息患者さんへの処方推進エアゾール製剤(pMDI) の有用性簡便性を訴求服薬アドヒアランスの向上に繋がる情報提供 pmdi: 加圧噴霧式定量吸入器 (pressurized metered-dose inhaler) 薬価改定率 ( 本体薬価ベース ) 0.2% 注 1 2( 出典 :Copyright 2016 IMS ヘルス IMS JPM をもとに作成無断転載禁止 ) /3 期 15/3 期 16/3 期 17/3 期予想 11

13 アレルギー性疾患治療薬デスロラタジン ( 一般名 ) 製造販売承認申請 (MSD 2015 年 10 月 ) 2016 年内の製造販売承認の取得 (MSD ) および上市を目指す申請内容薬効 : 第 2 世代ヒスタミンH1 受容体拮抗薬有効成分 : デスロラタジン効能効果 : アレルギー性鼻炎蕁麻疹皮膚疾患( 湿疹皮膚炎皮膚そう痒症 ) に伴うそう痒の適応症で申請中用法用量 : 1 日 1 回販売方法 : 杏林製薬と MSD で併売 (1 ブランド 2 チャネル ) 抗ヒスタミン薬市場の推移 ( 単位 : 億円 ) 後発品長期収載品 (GE 発売済 ) 特長ヒスタミン受容体との高い親和性を有するとともに中枢への移行が低い有効性と安全性のバランスの取れた新規の第 2 世代抗ヒスタミン薬新薬 (GE なし ) 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 12/3 期 13/3 期 14/3 期 15/3 期 16/3 期 Copyright IMS ヘルス IMS JPM をもとに作成無断転載禁止 12

14 後発医薬品売上高 ( 単位 : 億円 ) 年 3 月期 (2015 年度 ) の状況自社販売の売上が増加 ( 前年比約 7% 増 ) 15 年度は追補品としてクロピドグレル等 7 成分 15 品目を発売他社受託の売上が減少年 3 月期 (2016 年度 ) の取り組みモンテルカスト AG の取り組み薬価収載(6 月想定 ) 後販売体制が整い次第発売を予定ジェネリック医薬品市場内でのシェア 50% 以上の獲得を目指す重点品新規追補品の売上拡大 16 年 6 月追補予定品 : オランザピン等主導的共同開発の推進共同開発先の見極めによる受託ビジネスの継続 0 11/3 期 12/3 期 13/3 期 14/3 期 15/3 期 16/3 期 17/3 期予想 13

15 2017 年 3 月期主力製品の売上予想対前年 ( 単位 : 億円 ) 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期実績予想増減額前年同期比 (%) キプレスフルティフォームウリトスムコダインペンタサデスロラタジン ( 一般名 ) 後発医薬品

16 2017 年 3 月期連結業績予想 15

17 2017 年 3 月期連結業績予想 16 年 3 月期実績 17 年 3 月期予想対前年 ( 単位 : 億円 ) 増減額増減率 (%) 売上高 1,195 1, 医療用医薬品事業新医薬品 1,140 1, 国内海外後発医薬品ヘルスケア事業営業利益経常利益親会社株式に帰属する当期純利益売上高のセグメントにおける内容を2017 年 3 月期より変更します変更後の医療用医薬品事業の内容は新医薬品後発医薬品でヘルスケア事業はスキンケア環境衛生一般用医薬品他で構成しています後発医薬品で参考対前年のポイント : 1 売上原価率は前年比で約 3% 上昇販管費率 (R&D 除く ) は前年比で 1% 弱上昇 2R&D 費用は 135 億円を見込む (2016 年 3 月期 :130 億円 ) 16

18 研究開発パイプラインの状況 17

19 開発パイプライン : 2015 年度の進捗状況と 2016 年度の取り組み ( 予定 ) 製品名開発コード PhⅠ PhⅡ PhⅢ 申請承認上市エクリラジェヌエア 15 年 5 月上市呼吸器 Ad-SGE-REIC 15 年 7 月 PhⅠ/PhⅡ 開始キプレス OD 錠 15 年 12 月上市感染症 KRP-AM1977X KRP-AM1977Y 15 年 4 月 PhⅢ 開始 16 年 3 月 PhⅢ 開始耳鼻科 KRP-209 デスロラタジン MSD と共同販売契約締結 15 年 8 月 PhⅡ( 再 ) 15 年 10 月 MSD 申請上市泌尿器 KRP-114V IBD ペンタサ顆粒 94% KRP-203 導出先であるノバルティスによる移植片対宿主病 (GvHD) への開発集中を決定 15 年 12 月上市 FPR2 作動薬プログラム : BMS 社とライセンス契約を締結 (2015 年 12 月 ) KRP-AB1102F : AstraZeneca 社とのライセンスを解消し AstraZeneca 社に開発権及び販売権を返還しました (2016 年 2 月 ) 15 年度の進捗 16 年度の取り組み 18

20 <FPR2( Formyl peptide receptor ) 作動薬プログラムについて > 作用メカニズム : 主に好中球の遊走を抑制し抗炎症作用を示す (Gタンパク質共役型受容体アゴニスト ) 導出契約 : 米国 BMS 社に対するライセンス供与 (2015 年 12 月 ) 全世界での独占的な権利 ( 開発権製造権販売権 ) を BMS 社に供与 BMS 社は本プログラムの対象とする適応症 ( 非開示 ) において開発を進め早期の上市を目指す契約条件 : 契約一時金:35 百万米ドル ( 約 43 億円 ) 15 年 12 月受領済開発から承認までの進展に応じたマイルストンペイメントを受け取るイントを受け取る ( 最大で 370 百万米ドル ) 売上に対する一定率のロイヤリティ及び販売マイルストンを受け取る < KRP-203 について > 作用メカニズム KRP-203 について : スフィンゴシン 1 リン酸 (S1P) 受容体アゴニスト導出契約 : ノバルティスに対するライセンス供与 (2006 年 2 月 ) ワールドワイドで実施した各種臨床試験の結果を基に競合品及び優先度等を考慮して GvHD( 移植片対宿主病 ) を対象とする開発に集中することを決定開発を本格化する臨床試験の状況 : 現在血液がんのため造血幹細胞移植を受ける患者さんを対象とした PhⅠ Ⅰ 試験が進行中症例数をトータル30 例とし KRP-203の安全性有効性薬物動態について検討を行っている 19

21 中期経営計画 HOPE100-ステージ1- (2010~2015 年度 ) の総括 20

22 キョーリン製薬グループ経営計画体系 1) 企業理念 ( キョーリン製薬グループの恒久的な使命および事業目的 ) キョーリンは生命を慈しむ心を貫き人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します 2) コーポレートメッセージ ( 企業理念を社内外に伝えるメッセージ ) 健康はキョーリンの願いです企業理念コーポレートメッセージ長期ビジョン HOPE100 Aim for Health Of People and our Enterprises 長期ビジョン -HOPE 年 ( 創業 100 周年 ) をみすえたキョーリン製薬グループの未来像 (2023 年をみすえた未来像 ) <statement> キョーリン製薬グループはヘルスケア事業を多核的に展開発展させ 2023 年には社内外が認める健全な健康生活応援企業へと進化します中期経営計画 ( ステージ 1) ( ステージ 2) ( ステージ 3) 2010~2015 年度 2016~2019 年度 2020~2023 年度中期経営計画中期的期間におけるグループ経営の基本方針到達目標などを総合的に取りまとめたもの 21

23 中期経営計画 HOPE100- ステージ 1- の振り返りステージ 1 の Statement 長期ビジョン達成に向けた事業編成と各事業推進体制の構築推進力の向上事業戦略組織化戦略成果目標医療用医薬品を複合的に展開する新たな医薬事業モデル (PC モデル :Pharma Complex Model) の構築推進わたらせ創薬センター開設(15 年 7 月 ) による探索研究と開発研究の集約と総合力の発揮新製品の発売: フルティフォーム (13 年 11 月 ) エクリラ(15 年 5 月 ) 導出: FPR2 作動薬プログラムをBMSへ導出 (15 年 12 月 ) KRP-203(Novartis) はGvHDでの開発に集中 (15 年 11 月 ) 導入 : アクリジニウム (11 年 2 月 ) KRP-114V(14 年 7 月 ) デスロラタジン (14 年 11 月 ) 岡谷工場の生産機能をキョーリン製薬グループ工場へ移転(16 年 9 月に岡谷工場閉鎖予定 ) フランチャイズカスタマー(FC) 戦略の深耕による主力製品の普及の最大化キプレスウリトスの伸長主導的共同開発の推進による他社受託の売上増自社販売の売上拡大によるジェネリック事業の成長売売ヘルスケア事業の育成再編と新規事業創出による事業多核化への挑戦環境衛生事業へ参入 (11 年 4 月 ) ルビスタ発売 (12 年 7 月 ) グループ各社の社員が働きがい No.1 と実感できる企業づくり経営の健全化とステークホルダーの期待への応答成長のための投資事業継続のための投資株主還元をバランスよく実施配当性向 30% を目処に配当を実施 22

24 ステージ 1 の出口目標における成果実績売上高 998 医薬品事業 910 新薬群年 3 月期 2016 年 3 月期 ( 単位 : 億円 ) 目標実績差異 1,400 1, ,200 1, 先発品群後発品群 86 ヘルスケア事業営業利益スキンケア環境衛生一般用医薬品他で構成 < 配当金の推移 > 11 年 3 月期 12 年 3 月期 13 年 3 月期 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 2 1 株当たり配当金 45 円 ( 中間 10 円 ) 45 円 ( 中間 10 円 ) 50 円 ( 中間 10 円 ) 52 円 ( 中間 10 円 ) 52 円 ( 中間 20 円 ) 58 円 ( 中間 20 円 ) 連結配当性向 30.8% 36.4% 30.1% 32.3% 32.2% 31.8% 2 期末配当 38 円につきましては 5 月 24 日に開催される取締役会で決定する予定です 23

25 新中期経営計画 HOPE100-ステージ2- (2016~ 年度 ) について 24

26 環境のパラダイムシフトと変革の必要性ジェネリック 80% 時代の到来 3 年連続薬価改定の可能性当社グループはキプレスのパテントクリフを迎える今までに経験したことのない大きな変化が非常に早いスピードで迫ってくるこれらを乗り越えるためには過去の延長線上ではなく変革を行い新たな成長を目指す変革パラダイムシフト 25

27 新中期経営計画 HOPE100- ステージ 2- の概要ステージ 2 の Statement 長期ビジョン実現に向けて変革 ( 変化と革新 ) を行い持続成長を図るを事業戦略 (Strategy) 組織化戦略 (Organization) 成果目標 (Performance) 26

28 事業戦略 (Strategy) 重点戦略 1 創薬力強化ファーストインクラス創薬への取り組み継続的に革新的な新薬を生み出す体制の構築 FC( フランチャイズカスタマー ) 領域における新奇 ( ノーベル ) な創薬ターゲットを見出す低分子をベースにした既存の創薬プラットフォーム( キナーゼ受容体 ) と新技術 ( ペプチド遺伝子治療など ) の活用によりファーストインクラスの新薬を創出するオリジナル新薬のグローバルな展開と開発の加速化に向けグローバルなパートナーとの早期の提携を目指す FC( フランチャイズカスタマー ) 領域 : 呼吸器科耳鼻科泌尿器科 27

29 事業戦略 (Strategy) 重点戦略 2 新薬群比率向上新薬群の普及の最大化による新薬群比率の大幅な向上新薬群の取り組み強化により 2019 年度には 50% 以上までに向上させる新薬群の伸長により減収要因を越えていく 4 つの製品を上市させ ( デスロラタジン KRP-AM1977X/Y KRP-114V) フルティフォームと併せて製品普及の最大化を目指す営業体制の再構築 FC 戦略に基づくエリアマネジメントの再構築に取り組む 28

30 ステージ２での上市を目指す４製品 16年度上市 18年度上市アレルギー性疾患治療薬デスロラタジンキノロン系合成抗菌剤 18年度上市 19年度上市過活動膀胱治療剤キノロン系合成抗菌剤 KRP AM1977X KRP 114V KRP AM1977Y ラスクフロキサシンビベグロンラスクフロキサシン経口剤注射剤デスロラタジンラスクフロキサシンビベグロン第2世代ヒスタミンH1受容体拮抗薬キノロン系合成抗菌剤選択的β3アドレナリン受容体作動薬ヒスタミン受容体への高い親和性を有するとともに中枢への移行が低いグラム陽性菌から陰性菌及び非定型菌までの幅広い抗菌スペクトラムを示す有効性と安全性のバランスに優れる嫌気性菌に対しても類剤と比較し強力な抗菌活性を有する従来の過活動膀胱治療薬と比較して副作用が少なく服薬コンプライアンスが高まるこプとが期待される優れた組織移行性により高い臨床効果が期待される高い安全性血糖値異常光線過敏症消化器症状他が期待される抗ヒスタミン薬市場約1,800億円 MSD と共同販売契約を締結 2014年11月新たな成長へ抗菌剤経口市場抗菌剤注射市場約1,900億円約1,300億円 β3受容体作動薬として薬物相互作用が少ない本剤が分類されるβ3作動薬は過活動膀本剤が分類されるβ3作動薬は過活動膀胱治療におけるファーストラインとなる可能性がある OAB市場約800億円キッセイ薬品工業と共同開発共同販売に関する契約を締結 2016年3月 29

31 事業戦略 (Strategy) 重点戦略 3 特色を活かしたジェネリック事業の推進自社で開発生産販売を行いかつグルかつグループ内で新薬を取り扱うメリットを生かし機動的な事業展開を行うオーソライズドジェネリック (AG) の積極的な取り組みモンテルカストAGのジェネリック医薬品市場内での高いシェア獲得を目指すモンテルカストAGに続く新たなAG 獲得を検討するキョーリンリメディオの事業推進力の強化自販力の強化製剤開発力の強化製造体制の強化 30

32 事業戦略 (Strategy) 重点戦略 4 ローコスト強化グループ内最適化によるコスト構造の変革グループ内生産の協業による全体最適化新薬群先発品群後発品群の枠を越え適切な場所で製造を行う ( 会社の枠も越える ) 工場稼働率の平準化と資産の効率活用グループ産拠点グループ産拠点グループ生産拠点杏林製薬能代工場 ( 秋田県 ) 新薬群先発品群後発品群杏林製薬岡谷工場 ( 長野県 ) 全ての生産機能を移転し閉鎖 (2016 年 9 月予定 ) キョーリンリメディオ井波工場 ( 富山県 ) キョーリン製薬グループ工場 ( 滋賀県 ) 31

33 事業戦略 (Strategy) 育成戦略海外進出パートナリングにより自社で創出した革新的な新薬のグローバル展開 ( 欧米への早期導出 ) を推進し海外売上の獲得を実現する他社との協業を通じてアジアを中心に将来の直接的進出( 医療用医薬品およびヘルスケア事業 ) の礎を築くヘルスケア事業環境衛生事業を成長させ環境衛生事業を成長させ既存事業との連携を強化し核となる事業を作り上げる 32

34 組織化戦略 (Organization) 社員が働きがい No.1 と実感できる企業を目指す人材マネジメントシステムの構築運用社員と会社の長期にわたる互恵的な協力共生関係を原点とした新たな人材マネジメントシステムを構築運用する人材育成の強化マネジメント力 * の強化に取り組む * 広義のマネジメント : 仕事を通じた社員を活かすための働きかけ 33

35 成果目標 (Performance) 持続成長の実現数値目標連結売上高は年平均成長率 3% 以上連結営業利益率 15% 以上を目指す資本政策健全な財務基盤を維持する中で成長投資と安定的な株主還元が両立する資本政策とする株主還元は安定的な配当を目指す 17 年 3 月期の1 株当たり配当金 ( 予想 ) : 58 円 ( うち中間 20 円 ) 34

<4D F736F F F696E74202D E338C8E8AFA E291AB8E9197BF816993FA967B8CEA816A2E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D E338C8E8AFA E291AB8E9197BF816993FA967B8CEA816A2E B8CDD8AB B83685D> 20第 3 四半期決算補足資料 1. 決算概観 ( 連結 ) 2. 業績のポイント 3. 主要製品の売上状況 4. 予想の修正について 5. 開発品一覧参考資料 6. セグメント情報 7. 業績と修正予想について 2017 年 2 月 3 日本資料に記載されている業績予想等は現時点で入手可能な情報により判断した予想であり将来の業績に影響を与える不確実な要因やリスクが含まれています実際の業績は