パッチの詳細本パッチは定期的に idrac ログを監視し 本事象が確認された際には Health Monitoring service を再起動します 再起動後 idrac のログをクリアし システム標準の送信先リストである operator 宛にログをクリアした旨を通知します 注意事項 1. Mi

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1 平成 26 年 1 月 15 日 お客様各位 日商エレクトロニクス株式会社エンジニアリング本部第三エンジニアリング部サポート & サービスグループ 7 シリーズ idrac ログ不具合に対するパッチリリースのご案内 拝啓貴社益々ご清栄の段 お慶び申し上げます 平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼を申し上げます Mirapoint 社製 7 シリーズに於きまして idrac のログがフルになる問題が確認されました この問題に対して メーカーより事象発生時に検知して問題を解消させるパッチがリリースされましたので 以下の通り ご報告申し上げます ご査収の上お取り扱いの程何卒宜しくお願い申し上げます - 記 - 敬具 対象となるハードウェアモデル : Mirapoint 7 シリーズハードウェアモデル RG170, RG700, RG7000, M700, M7000, S7000, M7700 対象となる MOS バージョン : 4.1.x, 4.2.x, 4.3.x(MOS4.3.3~4.3.6) 概要 7 シリーズの idrac ログにて 2 種類の watchdog timer アラートが多発し ログがフルになる問題が確認されました この問題に対して メーカーより事象発生時に検知して問題を自動で解消させるパッチがリリースされました

2 パッチの詳細本パッチは定期的に idrac ログを監視し 本事象が確認された際には Health Monitoring service を再起動します 再起動後 idrac のログをクリアし システム標準の送信先リストである operator 宛にログをクリアした旨を通知します 注意事項 1. Mirapoint からアクセス可能な Anonymous の FTP または HTTP サーバをご用意下さい 2. パッチは事前にご用意頂いた FTP または HTTP サーバ上に保存して下さい 本パッチは以下の URL からダウンロード可能です ftp://ftp.mirapoint.com/pub/mert/d4_sel_log_clear_1.mpu5 上記パッチは D4_sel_log_clear.mpu5 パッチの改修版になります Mirapoint のスケジュールを変更した際 本問題を監視するスケジュールが削除される問題を修正しております 旧パッチである D4_sel_log_clear が適用されている場合には 旧パッチを削除してから新 パッチを適用する必要があります 3. パッチを提供するためには Mirapoint に Upgrades Allowed ライセンスが適用されている必要があります CLI> license list にて Upgrades Allowed ライセンスが適用されているか確認して下さい 4. 本パッチ適用 / 削除時にシステム及びサービスの再起動は発生致しません 5. HTTP サーバを指定してパッチを適用する場合 Mirapoint に HTTP プロキシの設定がされていると HTTP プロキシ経由で指定したパッチのある HTTP サーバへアクセスを行います update install コマンドにて アドレスのように IP を指定してもダイレクトでそのサーバへアクセスを行ないませんので ご注意下さい HTTP プロキシの使用確認は以下コマンドで可能です [HTTP プロキシ指定サーバ確認 ]CLI>conf get httpproxy [HTTP プロキシ設定有効確認 ]CLI>conf enabled httpproxy 有効確認で YES と表示された場合には HTTP プロキシ設定は有効です HTTP サーバを指定してパッチを適用する場合には HTTP プロキシ経由で該当サーバま でアクセスが出来る環境にて適用をお願い致します

3 パッチ適用手順 Mirapoint の CLI にログインして頂き 下記コマンドにてパッチを適用して下さい 1. ログイン Telnet( または SSH シリアルコンソール ) にてコマンドインターフェースにログインします Telnet(SSH) の場合 管理者権限 (Administrator) でログインして下さい 2. 旧パッチ (D4_sel_log_clear) の削除 以下のコマンドにて旧パッチを削除します CLI> update uninstall D4_sel_log_clear パッチの削除後 CLI> update list にて 結果に D4_sel_log_clear が表示されない事を確認しま す 3. パッチのインストール 以下のコマンドにてパッチのインストールを開始します <FTP の場合 > CLI> update install ftp://ftp サーバの FQDN( または IP アドレス )(/ パス )/ ファイル名 <HTTP の場合 > CLI> update install サーバの FQDN( または IP アドレス )(/ パス )/ ファイル名 CLI> update install 確認メッセージとしてコマンド実行後 Note: Some updates can automatically reboot the system. Continue? (y/n) と表示されますので y を入力します 本メッセージはパッチの内容に関係なく表示されます 本パッチではシステムおよびサービスの再起動は発生しません verifyreboot が無効の場合 本メッセージは表示されず直ぐにパッチ適用が開始されます CLI> conf enabled verifyreboot にて応答値が Yes の場合 verifyreboot は有効です 確認メッセージに対し y を入力すると自動的にパッチのダウンロード インストールが開始されま す インストールが完了し と表示されることを確認します

4 CLI> update install Note: Some updates can automatically reboot the system. Continue? (y/n) y bypassing locks for debug update fetching update UPDATEINFO 0/2676 bytes received UPDATEINFO 2676/2676 bytes received validating update installing update UPDATE D4_sel_log_clear_1 NO Unable to retrieve update と表示された場合 Mirapoint からサーバ上のファイルに アクセスできていません サーバのパスやファイル名等に誤りがないか または NW に問題な いか確認して下さい NO Unable to install update. Check system log for details. と表示された場合 インストール 出来なかった理由がシステムログに出力されています 管理 GUI の [Home-> ログ / レポート -> システム ] にて理由を確認して下さい 4. 確認 CLI> update list にて 結果に D4_sel_log_clear_1 が表示されることを確認します CLI> update list D4_sel_log_clear_1 上記にてパッチの適用は完了です

5 < 切り戻し手順 > 本パッチを削除する場合には 以下の手順にてパッチを削除します [ パッチの削除手順 ] 1. ログイン Telnet( または SSH シリアルコンソール) にてコマンドインターフェースにログインします Telnet(SSH) の場合 管理者権限 (Administrator) でログインして下さい 2. パッチ確認 CLI> update list にて D4_sel_log_clear_1 が表示されることを確認します CLI> update list D4_sel_log_clear_1 3. パッチのアンインストール 以下のコマンドにてパッチのアンインストールを開始します CLI> update uninstall D4_sel_log_clear_1 確認メッセージとしてコマンド実行後 Note: Some updates can automatically reboot the system. Continue? (y/n) と表示されますので y を入力します 本メッセージはパッチの内容に関係なく表示されます 本パッチではシステムおよびサービスの再起動は発生しません 確認メッセージに対し y を入力すると自動的にパッチのアンインストールが開始されます アンインストールが完了し と表示されることを確認します CLI> update uninstall D4_sel_log_clear_1 Note: Some updates can automatically reboot the system. Continue? (y/n) y bypassing locks for debug update NO No such update と表示された場合 指定されたファイルが存在していません ファイル名

6 に誤りがないか確認して下さい 5. 確認 CLI> update list にて 結果に D4_sel_log_clear_1 が表示されないことを確認します CLI> update list 上記にてパッチの削除は完了です 本書に関してご不明な点が有る場合には 以下のお問い合わせ窓口にお問合せをお願い 致します 日商エレクトロニクス株式会社日商エレクトロニクス プロダクト センター 改訂履歴 2012/7/25 初版 2013/6/21 第 2 版 Mirapointで登録出来るスケジュールを変更した際 本パッチの機能が動作しなくなる問題について対応策を追記 2013/8/26 第 3 版改修版のパッチ案内に変更 2014/1/15 第 4 版 旧パッチを削除してから新パッチを適用する注意点を注意事項 2に追記 表記不備の修正 旧パッチの削除を手順に追記 以上