Microsoft Word - NS-CTL3000マニュアル_Ver1.05_.doc

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1 P.1 NetSurv3000 用 GPS コントローラ (NS-CTL3000 for Pocket PC) 操作マニュアル 2006/7/28 Ver1.05 公共測量への PCV 補正 (GPS スタティック測量 ) 対応版

2 P.2 はじめに NetSurv3000 用 GPS コントローラ (NS-CTL/3000 for Pocket PC) は サーバ型 RTK-GPS 専用二周波 GPS 受信機 NetSurv3000 に静止 / 高速静止 VRS-RTK 観測等の機能をアドオンする Windows CE 搭載 PDA(Pocket PC) 用のソフトウェアです 本書は NS-CTL3000 の操作と取り扱い説明 注意事項について説明したものです 安全にお使いいただくために 本書をよくお読みいただき また正しくお使いいただきますようにお願いいたします 2005/7/1 に国土地理院から公開されました 公共測量への PCV 補正 (GPS スタティック測量 ) により 静止測量でのアンテナ高の基準がアンテナ位相中心からアンテナ底面高に変更になりました 静止測量では アンテナ高は アンテナマウントの底部 で計って下さい (RTK に関しては変更ありません ) このプログラムには 国土地理院長の承認を得て 同院の技術資料 H 1-No.2 測地成果 2000 のための座標変換ソフトウェアTKY2JGD を使用した ( 承認番号国地企調発第 183 号平成 15 年 5 月 19 日 )

3 P.3 1. 静止測量における操作 静止測量 高速静止測量の操作について説明いたします NetSurv3000 ロ-バ用 GPSアンテナ ( または 精密静止測量用 GPSアンテナ ) 測量基本コントロ-ラ (PDA) および各接続ケーブルをご確認下さい ロ - ハ 用 GPS アンテナ GPS アンテナケーフ ル GPS 受信機 (NetSurv3000 本体 ) PDA 接続ト ンク ル 測量基本コントローラ (PDA) 静止測量接続図 静止測量を行えるのは NetSurv3000-VS と NetSurv3000-VSR です NetSurv3000-V では 静止測量は行えません 静止測量には GPS 受信機にコンパクトフラッシュ (CF) カードが必要です 詳しくは NetSurv3000 ユーザマニュアル を参照ください 特に GPS コントローラ (PDA) 本体の接続コネクターは ケーブル自体の重さや引き回しによって接続部分が抜けやすくなります PDA に ipaq hx4700 を使用するには PDA 底部の バッテリロックスイッチ がロックされた状態になっている必要があります 解除した状態で使用すると PDA が出荷状態に戻ってしまう場合があります

4 -1) スタートメニューからの起動 P.4 全ての接続が確認できれば 静止測量用アプリケーションを起動します その際 NetSurv3000 本体の電源はON 状態で 衛星ランプが緑色になっていることを確認してから起動してください また 携帯電話を使用する場合は電源がON 状態でアプリケーションの起動を行って下さい 2. メインメニューへ 対応機種 : 日本ヒューレット パッカード製 ipaq hx4700 ipaq hx4700 のスタートメニューに表示できるアイテム数が 7 個と少ないため インストールした NS-CTL3000 の全てのアイコンが表示できない場合があります その場合 NS-CTL3000( 総合メニュー ) の使用をお奨めします 静止測量用アプリケーションを終了しても NetSurv3000 本体の電源は OFF されません

5 -2) メインメニューアプリケーション起動時の画面です P.5 ステータスバーには 受信機単独での状態が表示 されます 状態 : 初期化中 受信機の初期化中 接続待機中 受信機の準備を完了 観測開始中 観測条件待ちの状態 観測中 観測中 ( テ ータを保存中 ) 衛星数 : 受信機自身の補足衛星数静止測量では 少なくとも4つ以上 高速静止測量では 5つ以上の衛星を補足する必要があります (1) アンテナ設定へ PDOP: 測位精度低下率最良の衛星配置を 1 として値が大きくなると精度が低下します (2) 観測条件設定へ (3) 受信機情報へ (4) 衛星情報へ 受信機情報へのショートカット アイコン全ての操作画面において 受信機情報を表示することができます たとえば 連続観測中のバッテリーやメモリーの残量確認 (5) 静止測量へ (6) ファイル管理へ あや A のアイコンをタップすると入力パネルが 表示 / 非表示します 詳しい操作はPDA 付属マニュアルを参照下さい 受信機の初期化通常 受信機の初期化は 数十秒で完了しますが しばらく使っていなかったり 電源を切ったまま 約 100Km 以上移動した場合には 約 3 分から数十分かかる場合があります メインメニューの起動後はステータスバーに 接続待機中 が表示されるのを待って操作して下さい 受信機の 初期化中 には PDA の操作は行えません

6 P.6 (1) アンテナ設定アンテナ種別 アンテナシリアル アンテナ高 測位方法 ( アンテナ高の測り方 ) は 測量前に入力します アンテナ種別は 以下の3 種類をサポートしています NSGPS-702(NGS) NSAT W (AeroAntenna) Zephyr(RM_ZEPHYR_GEOD_WO_GP) アンテナシリアル (S/N) は アンテナ本体の裏面に記載されています 入力されたアンテナ情報からアンテナ底面高を計算することができます 入力されたアンテナ情報からアンテナ位相中心高を計算することができます アンテナの測位方法と高さの関係 豆知識 アンテナ位相中心の補正 アンテナマウントの低部 タブの先端 N 高さ東西南北ケーフ ルコネクター 垂直高 (H) 斜距離 (H) このようなアンテナ固有の位相中心の ずれを基線解析ソフトで補正する仕組 みになっています アンテナは 北方向を意識して下さい

7 P.7 静止測量では 特に三脚の中心 水準 アンテナの北方向を注意して設置して下さい 設定を変更した場合は 必ず 保存 ボタンをタップして下さい 観測前には必ず毎回 アンテナ高をメジャー等により計って下さい 2005/7/1 に国土地理院から公開されました 公共測量への PCV 補正 (GPS スタティック測量 ) により 静止測量でのアンテナ高の基準がアンテナ位相中心からアンテナ底面高に変更になりました 静止測量では アンテナ高は アンテナマウントの底部 で計って下さい

8 P.8 (2) 観測条件設定 国土交通省公共測量作業規定 に沿った設定が可能です これも 測量前に入力しておきます 仰角マスク ( 度 ) 観測中や 衛星情報の表示衛星数のマスクです ( 初期値 :15) エポック間隔 ( 秒 ) 国土交通省公共測量作業規定 では 静止 30 秒以下 高速静止は15 秒以下を標準値としています エポック間隔は 1,2,5,10,15,30,60, 2Hz,5Hz,10Hz からの選択入力になります 初期値 : 静止 =30 高速静止 =15 ( 静止測量の標準値 ) 最少衛星数 国土交通省公共測量作業規定 では 静止測量で少なくとも4つ以上 高速静止測量で 5つ以上の衛星を補足する必要があります 初期値 : 静止 =4 高速静止 =5 測定時間 ( 分 ) 国土交通省公共測量作業規定 では 静止測量で60 分以上 高速静止測量で20 分以上測定する必要があります 初期値 : 静止 =80 高速静止 6 衛星以上 =20 高速静止 5 衛星 =25 高速静止 4 衛星 =30 ( 高速静止測量の標準値 ) 公共静止測量条件 公共高速静止測量条件 ボタンをタップすると 国土交通省公共測量作業規定 に沿った標準値が設定されます 設定を変更した場合は 必ず 保存 ボタンをタップして下さい

9 (3) 受信機情報 コントロ - ラ PDA 及び NetSurv3000 の受信機本体の情報を表示します P.9 GPS 受信機のバッテリーには 幾つかの制限規則があります (1) バッテリーは 1 2 の順番で使われます (2) バッテリーは 1,2 の順番で充電されます (3) 使用していない方のバッテリの残量が 1~50% の間は 50% 未満 と表示されます 使用しているバッテリー残量が 10% 以下になると自動的にもう一方のバッテリーに切り替わります ただし もう一つのバッテリの残量が 20% 未満の場合は受信機の電源を OFF にします 観測中のデータがある場合 ファイル保護のために観測を終了します

10 (4) 衛星情報衛星情報のスカイプロットです リスト表示との切替えが可能です この画面は 観測中であっても 表示することができます - P.10 ( サンプル ) 衛星の配置が直線的 衛星数は多いが 仰角マスクより低い衛星が多い 均等に散らばっている ( 衛星情報リストの見方 ) No: 受信している衛星の番号を表示します Ag Az: 仰角 (Ag) 方位角(Az) で衛星の天空での配置を角度 ( ) で表示します L1 L2 Lt: 障害物等によるサイクルスリップ ( 衛星からの電波が連続して受信できなくなる状態 ) を検知するためのカウンタです サイクルスリップが発生すると毎秒のカウンタ (Lt) と L1 L2 の各カウンタに違いがでます P1 P2:L1 L2 の各信号の強さと雑音の比 (db*hz) を表します 値は大きいほど良好と言えます 衛星から出ている 赤い線 は 軌跡を表すので 今後どの方向に進むかを推察できます 方位磁石を用意して下さい ( スカイプロットでは 代用として太陽の方向を表示します )

11 P.11 (5) 静止測量静止測量を行う前準備として必ず アンテナ設定 観測条件設定 を行う もしくは設定値が想定設定となっているか確認を行って下さい 観測開始時点において観測条件設定に満たない場合 条件を満足した時点で自動的に観測が開始されます 観測点 No 1セッション内での観測点番号を入力します 通常観測した順番が分かるように半角数字 (ex.0001) を入力して下さい セッション名 1 月 1 日からの通算日 ( ユリウス日 )+A~Z で管理されます セッション毎に A B C~Z を選択して下さい 観測点名称 20 文字 ( 半角 40Byte) までの観測点を自由な名称で入力して下さい 観測条件設定 での観測時間を目安にステータス欄に残り時間を表示します 観測時間を超過しても自動的に観測を終了することはありません 観測を終了させる場合は 観測終了 ボタンをタップして下さい

12 使用しているバッテリー残量が 10% 以下になると自動的にもう一方のバッテリーに切り替わります ただし もう一つのバッテリの残量が 20% 未満の場合はファイル保護のために観測を終了します P.12

13 (6) ファイル管理観測データの管理を行います ファイルを指定して PDA 上のユーザ領域 ( ユーザ分かり易い場所 ) にコピーできます 不要な観測点を削除することが出来ます P.13 受信機内部のコンパクト フラッシュ (CF) カード内の観測ファイルが一覧されます チェックホ ックスを選択することで コマンドボタンの対象になります ファイル名の命名規則は 観測点 No + セッション名 です 注 )NetSurv の LOG ボタンで静止測量を行った場合は 上記の命名規則は適用されません CF フォーマット受信機内部のCFカードをフォーマット ( 初期化 ) します 注 ) フォーマットするとCFカードの中のデータは全て削除されます 名前 観測ファイルを受信機からPDAにコピーする時の PDA 側の名前を入力します 場所 PDA 側の保存場所のメモリーを指定します ファイル管理の対象は GPS 受信機内部のコンパクト フラッシュ (CF) カードです 削除 は GPS 受信機内部の CF カード内の観測ファイルを削除します 観測後は 必ず PDA(SD メモリや CF カ - ド ) にコピーし 後処理解析に利用するパソコン等にデータを移すことをお勧め致します PDA は電源の機構上 しばらく放置したり 充電を忘れると大切なデータが失われることがあります PDA 本体バッテリ 拡張バッテリを定期的に充電し 使用前後に必ず容量を確認しておいて下さい

14 コンパクト フラッシュ (CF) カードをパソコンに差すことで 観測ファイルをパソコンで参照またはコピーすることが出来ます しかし パソコンで観測ファイルを 移動 または 削除 すると CF カードのデータを破損する可能性があります 観測ファイルの削除は 必ず PDA から行ってください もし パソコンで観測ファイルの 削除 してしまった場合は CF カード内の観測ファイルをパソコンまたは PDA にコピーしてから CF フォーマット を実行してください P.14

15 P.15 2.RTK 測量における操作 RTK 測量の操作について説明いたします NetSurv3000 ロ-バ用 GPSアンテナ ( または 精密静止測量用 GPSアンテナ ) 測量基本コントロ-ラ (PDA) 通信カードおよび各接続ケーブルをご確認下さい ローハ 用 GPS アンテナ GPS アンテナケーフ ル GPS 受信機 (NetSurv3000 本体 ) PC 接続用通信ケーフ ル PDA 接続ト ンク ル 通信カードまたは携帯電話モデム GPS コントローラ (PDA) RTK 接続図 特に GPS コントローラ (PDA) 本体の接続コネクターは ケーブル自体の重さや引き回しによって接続部分が抜けやすくなります 通信カードおよび携帯電話カードの抜き差しは PDA の電源を入れない状態で行ってください PDA の電源を入れたままだとカードを認識しない場合があります PDA に ipaq hx4700 を使用するには PDA 底部の バッテリロックスイッチ がロックされた状態になっている必要があります 解除した状態で使用すると PDA が出荷状態に戻ってしまう場合があります

16 -1. スタートメニューからの起動 P.16 全ての接続が確認できれば RTK-GPS 測量用アプリケーションを起動します その際 NetSurv3000 本体の電源はON 状態で 衛星ランプが緑色になっていることを確認してから起動してください また 携帯電話の電源はON 状態でアプリケーションの起動を行って下さい 2. メインメニューへ 3. 観測点管理画面へ 4. 基準点画面へ 対応機種 : 日本ヒューレット パッカード製 ipaq hx4700 ipaq hx4700 のスタートメニューに表示できるアイテム数が 7 個と少ないため インストールした NS-CTL3000 の全てのアイコンが表示できない場合があります その場合 NS-CTL3000( 総合メニュー ) の使用をお奨めします RTK-GPS 測量用アプリケーションを終了しても NetSurv3000 本体の電源は OF F されません

17 -2. メインメニュー RTK-GPS 測量用アプリケーション起動時の画面です P.17 まず 基準点を VRS 固定 VRS 実基準点 自基準点 から選択します 自基準点ボタンにより表示が切り替わります 日本に限らず 多くの国はそれぞれ独自の座標系を持っています 特に小スケールで大縮尺の空間を扱うとき日本では平面直角座標系 (19 座標系 ) を使用することが多く 公共測量全般に広く使われています ( 添付参考資料 : 地域と平面直角座標系参照 ) 受信機情報へのショートカット アイコン 全ての操作画面において 受信機情報を表示することができます (1) アンテナ設定へ ステータスバーには 受信機単独での状態が表示 (2) 接続設定へ (3) 観測条件設定へ されます 状態 : 初期化中 接続待機中 受信機の初期化中受信機の準備を完了 (4) 観測点管理へ (5) 測設点管理へ (6) 衛星情報へ (7) 受信機情報へ (8) 観測へ (9) 測設へ 接続中 センターに接続中 観測条件不足 観測条件 ( 最少衛星数 PDOP) が不足 FIX 待ち FIX 待ち状態 観測待機中 観測ホ タンが押せる状態 観測中 観測中 ( テ ータを保存中 ) 切断中 センターとの接続を切断中衛星数 : 受信機自身の補足衛星数 RTKでは 少なくとも5つ以上の衛星を補足する必要があります PDOP: 測位精度低下率 最良の衛星配置を 1 として値が大きくなると精度が低下します 受信機の初期化 通常 受信機の初期化は 数十秒で完了しますが しばらく使っていなかったり 電源を切ったまま 約 100Km 以上移動した場合には 約 3 分から数十分かかる場合があります メインメニューの起動後はステータスバーに 接続待機中 が表示されるのを待って操作して下さい 受信機の 初期化中 には PDA の操作は行えません

18 基準点の方式と選択 P 固定 VRS 点編集へ -2-2 自基準点編集 ( 移動局用 ) へ 表示する基準点を 現在地から 50km 以内の点 全ての点から選択することが出来ます 基準点リスト登録されている電子基準点のリストが距離順に表示されます クリックした項目が選択されます

19 P.19 基準点データ日本 GPS データサービスが提供する電子基準点データの内 リアルタイムデータ配信に利用されている 電子基準点 を GPS コントローラ (NS-CTL3000 for Pocket PC) に登録することにより 電子基準点 を基準点に指定することができます 基準点データのダウンロード基準点データは 日本 GPS ソリューションズの運営するホームページ ( 内のユ - ザ会員専用ホ - ムペ - ジ GPS 業務支援サ - ビス のからダウンロード出来ます リアルタイム化される電子基準点の数や情報は 国土地理院の整備状況や日本 GPS データサービスのサポート状況により変更されます ( ご注意下さい ) 基準点の選択 ( 予備知識 ) VRS 方式 VRS 方式は Trimble の仮想基準点方式によるリアルタイム測位を行う方式です RTK 解析処理センターでは 国土地理院が提供する電子基準点のリアルタイムデータを利用し 移動局の測位に利用可能な3 点の電子基準点を決定し 電子基準点の位置と位相データから 移動局の近くに仮想の基準点を設置します さらに移動局から携帯電話で送信される位相データと VRS で生成された仮想基準点の位置 位相データを用いて位置を決定します VRS 方式の長所移動局と基準局との距離は 従来の基線長の限界 10km の制限を受けない VRS 方式の短所仮想基準点データの品質は構成する3 点の電子基準点の状況 ( 共通の衛星数 位相テ ータの質 ) に依存する 固定 VRS 方式固定 VRS 方式は 基本的に VRS 方式と仮想基準点方式によるリアルタイム測位を行う方式ですが 仮想の基準点の設置する場所を任意に指定することができます 固定 VRS 方式の長所三角点や基準点等の既知点に仮想の基準点を設置することができる 固定 VRS 方式の短所従来方式の RTK-GPS と同様に基準点と移動局との基線長は10Km 未満の制限を受ける

20 P.20 実基準点方式実基準点方式は 国土地理院が提供する電子基準点のリアルタイムデータを直接利用しリアルタイム測位を行う方式です ASP センターでは 移動局から携帯電話で送信される位相テ ータと実際の電子基準点の位置 位相データを用いて位置を決定します 実基準点方式の長所実際の電子基準点のリアルタイムデータを利用するため VRS 方式に比べ仕組みが単純で精度検証が容易 実基準点方式の短所従来方式の RTK-GPS と同様に基準点と移動局との基線長は10Km 未満の制限を受ける 自基準点方式自基準点方式は NetSurv3000 を基準点として利用する従来の RTK-GPS とに同様の方式です 自基準点方式で観測を行うには 最低 2 台の NetSurv3000 が必要になります 観測を行うには 以下の手順で行ってください 1 基準局側の NetSurv3000 を既知点に設置する 2 基準点アプリケーション (4. 参照 ) を立ち上げる 3 既知点の情報を設定し ASP センターに接続する 4 移動局側の NetSurv3000 で RTK-GPS 測量アプリケーションを立ち上げる 51で設置した基準点情報を設定して ASP センターに接続する 6 観測開始 自基準点方式の長所実際の基準点のリアルタイムデータを利用するため VRS 方式に比べ仕組みが単純で精度検証が容易 自基準点方式の短所従来方式の RTK-GPS と同様に基準点と移動局との基線長は10Km 未満の制限を受ける NetSurv3000 が最低 2 台必要である

21 2 1 固定 VRS 点編集 固定 VRS 方式で使用する基準点情報を管理します 編集した内容を反映させるためには 編集後 保存 をクリックしてください P.21 全て削除リストを全て削除します 削除編集中のデータをリストから削除します 固定 VRS 点リスト登録されている固定 VRS 点のリストが表示されます クリックした項目が編集可能になります 座標仮想基準点を作成する座標 (WGS84) を緯度経度か平面直角座標系で入力します 高さ仮想基準点の高さを楕円体高か標高で入力します 標高は入力するには ジオイド2000オプション が必要になります 観測点をインポート既に登録されている観測点をインポートし 座標に反映させます 単独測位座標を取得単独測位座標を取得し 座標に反映させます 観測点管理メニューから固定 VRS 点編集を開いた場合は使用出来ません 更新編集中のデータをリストに反映させます ID が既存の場合更新 新規の場合リストに追加されます

22 -2 2 自基準点編集 ( 移動局用 ) 自基準点 方式で使用する基準点情報を管理します 編集した内容を反映させるためには 編集後 保存 をクリックしてください P.22 基準点にする NetSurv の情報を入力します 端末 ID 端末 ID を入力します 更新編集中のデータをリストに反映させます ID が既存の場合更新 新規の場合リストに追加されます 全て削除リストを全て削除します 削除編集中のデータをリストから削除します 自基準点リスト登録されている自基準点のリストが表示されます クリックした項目が編集可能になります

23 P.23 (1) アンテナ設定アンテナ種別 アンテナシリアル アンテナ高 測位方法 ( アンテナ高の測り方 ) は 測量前に入力します アンテナ種別は 以下の2 種類をサポートしています NSGPS-702(NGS) NSAT W (AeroAntenna) Zephyr(RM_ZEPHYR_GEOD_WO_GP) アンテナシリアル (S/N) は アンテナ本体の裏面に記載されています 入力されたアンテナ情報からアンテナ底面高を計算することができます 入力されたアンテナ情報からアンテナ位相中心高を計算することができます アンテナの測位方法と高さの関係 豆知識 アンテナ位相中心の補正 アンテナマウントの底部 L1,L2 アンテナ タフ の先端 高さ N 東西南北ケーフ ルコネクターこのようなアンテナ固有の位相中心のずれをセンター (SurvStation) 側で補正する仕組みになっています アンテナは 北方向を意識して下さい 垂直高 (H) 斜距離 (H)

24 P.24 設定を変更した場合は 必ず 保存 ボタンをタップして下さい 観測前には必ず毎回 アンテナ高をメジャー等により計って下さい (2) 接続設定 RTK 解析処理センターへの接続方法を管理します NetSurv3000 では センターへの接続方法としてインターネット接続と RAS 接続の2 種類をサポートします インターネット接続する場合 接続前に PocketPC の 設定 で 接続先 の設定をする必要があります 設定方法については 通信設定マニュアル を参照してください RAS 接続する場合 モデム 電話番号 ユーザ名 パスワードを管理します 日本 GPSソリュ-ションズ ( 株 ) にて設定してお渡ししますので お客様で設定する必要はありません インターネットの接続先を選択します PocketPC に設定されている 接続先 が表示されます RAS 接続に使用するモデムカードまたは携帯電話モデムを選択します 電話番号は RTK 解析処理センターへのアクセスポイントとなります 日本 GPS ソリュ- ションズ ( 株 ) にて設定しますので 設定不要です ユーザ名 パスワードは 日本 GPS ソリューションズ ( 株 ) が申請により発行します RAS 接続の電話番号 ユ - ザ名 パスワ - ドは日本 GPS ソリュ - ションズ ( 株 ) にてあらかじめ設定して提供します 他の番号 ユ - ザ名 パスワ - ドを設定されますと作動しなかったり 誤作動したり 間違い電話となる恐れがあります お客様にて設定を変更しないようにお願いします au 用 CF 型モデムカードを RAS 接続で使用する場合 携帯電話のデータ通信モードを ASYNC/FAX モード に設定して下さい 切り替え設定の無い機種の場合 RAS 接続ではお使いになれません

25 (3) 観測条件設定 観測条件と測設条件の設定を画面切り替え ( タブ切替 ) によって設定します P.25 (3)-1 観測条件 RTK-GPSを利用する公共測量作業マニュアル に沿った設定が可能です これも 測量前に入力しておきます エポック数 ( 回 ) RTK-GPSを利用する公共測量作業マニュアル では 10エポック以上が規程されています 初期値 :10 指定最少衛星数以上で観測開始が行えます 初期値 :5 指定 PDOP マスク以下で観測開始が行えます 初期値 :4 仰角マスク ( 度 ) 以下の衛星を無効にします RTK-GPSを利用する公共測量作業マニュアル では 15~30 度 初期値 :15 座標系切替ボタンのデフォルト観測 測設画面で最初に表示される座標系を選択します 観測点 No の自動カウントアップ ON のとき 観測終了時に観測点 No が自動的にカウントアップします エポック数で自動的に観測終了 ON のとき エポック数に達したとき自動的に観測を終了します 初期値 ボタンをタップすると RTK-GPS を利用する公共測量作業マニュアル に沿った設定値が設定されます 設定を変更した場合は 必ず 保存 ボタンをタップして下さい

26 P.26 (3)-2 測設条件測設 ( 杭打ち ) 時のナビゲーション表示を自動で切替える値です (8) 観測の画面と連動します 方向表示 画面上方を北に固定する PDA の画面上方を北に固定して操作します 画面上方を進行方向とする 解析結果の座標から PDA の画面に対する北をダイナミックに再表示します 移動局側のアンテナが移動している場合の移動ベクトルから方向を計算します その為 移動しないと方向が更新されません ただし 何れの方向表示の場合も半径 1m 以内に近づいた場合の測設画面は 必ず北 (N) が PDA の画面上方になります

27 (3)-3 解析条件観測時の解析結果をログとして PDA に保存します P.27 GGK をログファイルに保存このチェックボックスを ON にすることで毎秒データとして NMEA-GGK を同時に PDA に保存します 保存先 :\Program Files\NGS\NS-CTL3000(RTK 測量 )\Log 解析中センター接続中の NMEA-GGK を保存 観測中観測開始から観測終了までの NMEA-GGK を保存 GGK を EXT ポートに出力このチェックボックスを ON にすることで毎秒データとして NMEA-GGK を同時に EXT ポートに出力します 解析中センター接続中の NMEA-GGK を出力 観測中観測開始から観測終了までの NMEA-GGK を出力 EXT の仕様は以下の通りです ボーレート :9600,19200,38400bps から選択データサイズ :8bit パリティ : なしストップビット :1bit フローコントロール : なし出力先は COM2 と COM3 から選択することができます RAW データをロギングこのチェックボックスを ON にすることで RTK 解析中の RAW データを NetSurv3000 内のコンパクトフラッシュ (CF) カードに保存することができます 座標点検機能を有効にするこのチェックボックスを ON にすることで座標点検機能を有効にします 自動点検機能を有効にするこのチェックボックスを ON にすることで自動的に点検を行います 有効範囲点検時の有効範囲を地心直交座標系で設定します この範囲を超えた場合にミス FIX と判断します 自動点検機能は以下のタイミングで点検を行います センター接続時 センター接続を切らずにメニューに戻り 再度観測画面に戻る 一度 FIX が外れた後 再度 FIX 再初期化ボタンを押す

28 (3)-4 座標変換座標変換に関する設定です P.28 ジオイドモデルファイルを使用このチェックボックスを ON にすることで観測データの標高を求めることが可能になります OFF の場合 標高は表示されません この機能を利用するには ジオイド2000オプション が必要になります 旧日本測地系変換パラメータを使用このチェックボックスを ON にすることで旧日本測地系への変換で TKY2JGD に準拠した変換を行います OFF の場合 3パラメータによる変換になります この機能を利用するには ジオイド2000オプション が必要になります ジオイド2000オプション を SD カードスロットに指しただけでは ジオイドモデルファイルを使用 と 旧日本測地系パラメータを使用 は自動的に ON になりません 必ず 観測前にチェックするようにしてください ジオイドモデルファイルは 国土交通省国土地理院が刊行している 数値データ2kmメッシュ ( ジオイド高 ) を使用します 数値データ2kmメッシュ ( ジオイド高 ) の著作権は国土交通省国土地理院に帰属します 旧日本測地系変換ルーチンは 国土交通省国土地理院の配布している TKY2JGD のソースを国土地理院長の承認を得て使用しています 旧日本測地系変換パラメータファイルは TKY2JGD 用の座標変換パラメータファイルを NGS 独自にソートしたファイルです 謝ってパラメータファイルの場所を変更してしまった場合は 参照 で以下のファイルを選択して下さい ジオイドモデルファイル \SD Card\ 変換パラメータ \GSIGEOME\gsigeome.ver3 もしくは gsigeome.ver4 旧日本測地系変換パラメータファイル \SD Card\ 変換パラメータ \TKY2JGD\NGS_TKY2JGD.par

29 P.29 使用されている ジオイド2000オプション のバージョンを変更された場合 手動でファイルを変更する必要があります 参照 ボタンをクリックして新しいバージョンのファイルを選択してください

30 P.30 (4) 観測点管理観測データの管理を行います NetSurv3000 本体と接続していなくともこの操作は行えます 出力フォーマットを指定して PDA 上のユーザ領域 ( ユーザ分かり易い場所 ) にコピーできます 不要な観測点を削除することが出来ます チェックホ ックスを複数選択することで 各種出力ファーマットでの1ファイル出力を行います 選択された観測データの配置図を表示します 観測点の情報を表示します タブで表示切替 4) 1 観測ファイル出力へ 4) 2 出力へ 4) 3 編集へ 4) 4 点検計算へ

31 P.31 (4) 1 観測ファイル出力観測データファイル ( 拡張子 nvo ) を PDA 上のユーザ領域 ( ユーザ分かり易い場所 ) にコピーできます 場所保存場所を指定します 拡張メモリー (SDカート CFカート ) を指定する場合は メモリカート を選択して下さい (4) 2 出力出力フォーマットを指定して PDA 上のユーザ領域 ( ユーザ分かり易い場所 ) にコピーできます CSV 形式 (NGS 独自フォーマット ) 本アプリケーション独自フォーマットで Windows でよく使用されるカンマ区切りのテキストフォーマットです APA SIMA 形式 ( 測量テ ータ共通フォーマット Ver.02 準拠 ) トータルステーション (TS) のフォーマット標準案として作成された旧 APAフォーマットです SIMA 形式 (SIMA 共通フォーマット Ver.03 準拠 ) 各社の測量機器データを交換する際の中間フォーマットです ( 付録 : サンプル出力 ) を参照下さい

32 (4) 3 編集観測データの編集を行います 編集出来る項目は 観測点 NO 観測点名称 セッション名 備考です P.32 (4) 4 点検計算観測データの点検計算を行います NS-CTL3000 では 以下の3つの点検計算に対応しています セッション間の座標較差 1 台準同時観測法の基線ベクトル較差 直接観測法の環閉合差

33 (4) 4-1 セッション間の座標較差 2つのセッション間の座標較差を平面直角座標系で比較します P.33 セッション1 点検したいセッションを選択します 観測点リストセッション1で選択したセッションの観測点がリストアップされます 点検を行いたい観測点にチェックを入れてください セッション2 セッション1と比較をするセッションを選択します 許容値 2つのセッションを比較するときの許容値を設定します 初期値 :X 20mm Y 20mm Z 30mm セッションを 2 つ選択し 点検計算 ボタンをクリックすることで 計算結果が表示されます 点検結果セッション間の座標の較差 (X Y H) と許容値が一覧で表示されます 較差が許容値を超えている場合 較差が赤字で表示されます 水平スクロールバーにより セッション1とセッション2の座標を表示することが可能です 2つのセッションを比較するとき 同じ観測点 No の観測点を同一点と判断します 比較したい点の観測点 No は2つのセッションで同じ No にしてください

34 P.34 (4) 台準同時観測法の基線ベクトル較差 1 台準同時観測方式で観測した観測データの基線ベクトルの較差を比較することで 国土交通省公共測量作業規程に記載されている 重複する基線ベクトルの較差 の点検を行います セッション1 点検したいセッションを選択します 基線作成条件設定基線を作成する条件を設定します 設定する項目は以下の2つです 点間距離 観測時間差 基線リストセッション1で選択したセッションの観測点を基線作成条件で作成した基線がリストアップされます 点検を行いたい基線にチェックを入れてください セッション2 セッション1と比較をするセッションを選択します 計算に使用する既知点基線ベクトル較差をΔN ΔE ΔUに回転させるのに必要な既知点座標を入力してください セッション1の観測点で代用することも可能です

35 セッションを 2 つ選択し 点検計算 ボタンをクリックすることで 計算結果が表示されます P.35 点検結果基線ベクトル較差 (ΔN ΔE ΔU) と許容値が一覧で表示されます 較差が許容値を超えている場合 較差が赤字で表示されます 2つのセッションを比較するとき 始点と終点が同じ観測点 No の基線ベクトルを同一のベクトルと判断します 比較したい基線ベクトルの観測点 No は2つのセッションで同じ No にしてください 計算に使用する既知点を観測点で代用した場合 既知点座標を入力した場合の結果と違う可能性があります 公共測量の場合は 既知点座標を入力することをお勧めします

36 P.36 (4) 4-3 直接観測法の環閉合差直接観測方式で観測した観測データの基線ベクトルの環閉合差を計算することで 国土交通省公共測量作業規程に記載されている 基線ベクトルの環閉合差 の点検を行います セッション1 点検したいセッションを選択します 基線リストセッション1で選択したセッションの観測点を時間順にソートし 隣接する2 点がリストアップされます 点検を行いたい基線にチェックを入れてください セッション2 セッション1と比較をするセッションを選択します 計算に使用する既知点環閉合差をΔN ΔE ΔUに回転させるのに必要な既知点座標を入力してください セッション1の観測点で代用することも可能です セッションを2つ選択し 点検計算 ボタンをクリックすると 2つのセッションで以下のような環を組み 環閉合を計算して計算結果が表示されます ( 環が組めない箇所は計算しません ) VRS セッション セッション 2 VRS

37 P.37 点検結果環閉合差 (ΔN ΔE ΔU) と許容値が一覧で表示されます 較差が許容値を超えている場合 較差が赤字で表示されます 2つのセッションを比較するとき 始点と終点が同じ観測点 No の基線ベクトルを同一のベクトルと判断します 比較したい基線ベクトルの観測点 No は2つのセッションで同じ No にしてください 計算に使用する既知点を観測点で代用した場合 既知点座標を入力した場合の結果と違う可能性があります 公共測量の場合は 既知点座標を入力することをお勧めします

38 P.38 (5) 測設点管理測設点の管理を行います 出力フォーマットを指定して PDA 上のユーザ領域 ( ユーザが分かり易い場所 ) にコピーできます 不要な測設点を削除することが出来ます 新しい測設点を手動で登録します 測設点の編集を行います ( ただし 測設を完了した点の編集はできません ) 観測点を測設点に登録します 国家基準点( 三角点 ) や独自に参照点として登録済みの点を測設点として登録します 新規登録 編集では 測地成果 2000 と 旧日本測地系 の座標系で 緯度 経度 と 平面直角座標 での入力と変換をサポートします 旧日本測地系で入力するには ジオイド 2000 オプション が必要になります

39 P.39 (6) 衛星情報衛星情報のスカイプロットです リスト表示との切替えが可能です この画面は 観測中や測設中であっても 表示することができます たとえば 観測を行っているが なかなかFIX しない FIX 状態が外れた 等には この画面で衛星状態を確認し 観測する時間を遅らす 観測をやめる等の判断に利用できます ( サンプル ) 衛星の配置が直線的 衛星数は多いが 仰角マスクより低い衛星が多い 均等に散らばっている ( 衛星情報リストの見方 ) No: 受信している衛星の番号を表示します Ag Az: 仰角 (Ag) 方位角(Az) で衛星の天空での配置を角度 ( ) で表示します L1 L2 Lt: 障害物等によるサイクルスリップ ( 衛星からの電波が連続して受信できなくなる状態 ) を検知するためのカウンタです サイクルスリップが発生すると毎秒のカウンタ (Lt) と L1 L2 の各カウンタに違いがでます P1 P2:L1 L2 の各信号の強さと雑音の比 (db*hz) を表します 値は大きいほど良好と言えます 衛星から出ている 赤い線 は 軌跡を表すので 今後どの方向に進むかを推察できます 方位磁石を用意して下さい ( スカイプロットでは 代用として太陽の方向を表示します ) サイクルスリップのカウンタは衛星情報画面が表示している場合のみ有効です

40 (7) 受信機情報 PDA 及びNetSurv3000の受信機情報を表示します P.40 GPS 受信機のバッテリーには 幾つかの制限規則があります (4) バッテリーは 1 2 の順番で使われます (5) バッテリーは 1,2 の順番で充電されます (6) 使用していない方のバッテリの残量が 1~50% の間は 50% 未満 と表示されます

41 P.41 (8) 観測いよいよ 観測 です (4) の通信設定が完了していれば この画面が出るときに RTK 解析処理センターへの接続確認画面が表示されます 携帯電話を利用してRTK 解析処理センターセンターとの通信接続を行います はい をクリックすると 自動的にセンターへ接続し 解析結果が表示されます 次頁の観測状況メッセージ一覧参照 次頁の点検状況メッセージ一覧参照 セッション名で観測点を管理します 表示する情報を切り替えます 表示する座標系を切り替えます WGS84( 緯度経度 ) WGS84( 地心座標 ) 測地成果 2000( 緯度経度 ) 測地成果 2000( 平面直角 ) 旧日本測地系 ( 緯度経度 ) 旧日本測地系 ( 平面直角 ) あやAのアイコンをタップすると入力パネルが表示 / 非表示します 詳しい操作はPDA 付属マニュアルを参照下さい

42 P.42 再初期化 ボタンをクリックすると解析を再初期化します 観測条件設定の 座標点検機能を有効にする が ON の場合 再初期化前の座標と再初期化後の座標を比較し ミス FIX の点検を行います 観測状況が RTK-FIX 解析使用衛星数と解析結果 PDOP が になると 観測開始 ボタンがクリック可能になります 観測開始 ボタンをクリックするとエポック数のカウントアップが始まります 観測終了 をクリックすると 登録画面になります ( 観測条件設定の エポック数で自動的に観測終了 が ON の場合 設定したカウントで自動的に終了します ) 測設 タブで測設点を選択している場合 登録画面で観測したデータと測設座標の較差を比較することが出来ます 測設点を登録 にチェックを入れて 登録 ボタンをクリックすると観測データと一緒に測設値も保存します 保存した場合 NS-Note で測設値を既知点の座標とすることが可能です

43 観測状況メッセージ一覧 表示文字列 表示タイミング 未接続 画面表示から接続までと RTK 解析処理センターとの接続切断時 センターに接続中 RTK 解析処理センターの電話呼び出し中または接続継続状態 単独測位情報取得中 GGA の値を取得し 整合性チェック時 基準局情報を取得中 RTK 解析処理センターに対して基準局 IDを要求中 解析開始中 RTK 解析処理センターシステムから取得した基準局 IDを指定して 解析を要求中 解析結果を要求 解析結果のGGKを要求 解析結果待ち 解析結果のGGKの取得待ち 基準局デ-タ不足 GGK 取得時 ( クオリティ :-1) 無効 GGK 取得時 ( クオリティ :0) GPS 単独測位レベル GGK 取得時 ( クオリティ :1) RTK-FLOAT GGK 取得時 ( クオリティ :2 3) RTK-FIX GGK 取得時 ( クオリティ :4) 切断中 切断中 閉じる クリックから画面を閉じるまで / エポック取得 取得エポック数のカウントアップ P.43 点検状況メッセージ一覧 表示文字列 表示タイミング 点検無 座標点検機能 OFF 未点検 未点検 ( センター接続中等 ) 点検中 点検中 点検済 点検済み 再点検 ( 赤字 ) ミス FIX 発見時の再点検中

44 画面上のタブをクリックすることで 表示する情報を切り替えることが出来ます P.44 (a) 座標 解析結果座標や解析状況を表示します (b) 測設 測設点管理で登録した測設点までの距離と方位が表示されます 表示内容は距離によって3 段階に切り替わります 半径 1m 以内で自動切替え 半径 10cm 以内で自動切替え 観測条件設定の方向表示によって北方向の表示が異なります 画面上方を北に固定する PDA の画面上方を北に固定して操作します 画面上方を進行方向とする解析結果の座標から PDA の画面に対する北をダイナミックに再表示します

45 P.45 (c) アンテナ現在のアンテナ設定が表示されます 電話を切らずに設定の変更も可能です 設定を変更すると 解析は再初期化します (d) 基準点情報 現在使用している基準点の情報と 基準点までの距離を表示します (e) 基準点変更 電話を切らずに基準点の変更が出来ます 基準点を変更すると 再初期化します

46 P.46-3 観測点管理画面観測した座標の管理などが行えるアプリケーションです このアプリケーションは受信機が接続されていなくても操作することが出来ます 観測点管理画面起動時の画面です 日本に限らず 多くの国はそれぞれ独自の座標系を持っています 特に小スケールで大縮尺の空間を扱うとき日本では平面直角座標系 (19 座標系 ) を使用することが多く 公共測量全般に広く使われています ( 添付参考資料 : 地域と平面直角座標系参照 ) -2-1 固定 VRS 点編集へ (1) 参照点編集へ -2-2 自基準点編集 ( 移動局用 ) へ 4(1) 自基準点編集へ 2(4) 観測点管理へ 2(5) 測設点管理へ

47 (1) 参照点編集測設点管理画面で使用する参照点情報を管理します 編集した内容を反映させるためには 編集後 保存 をクリックしてください P.47 削除編集中のデータをリストから削除します 参照点リスト登録されている参照点のリストが表示されます クリックした項目が編集可能になります 座標仮想基準点を作成する座標 (WGS84) を緯度経度か平面直角座標系で入力します 高さ仮想基準点の高さを楕円体高か標高で入力します 標高は入力するには ジオイド2000オプション が必要になります 更新編集中のデータをリストに反映させます ID が既存の場合更新 新規の場合リストに追加されます 詳細な情報を編集できます

48 4 基準点画面自基準点方式における基準点側のアプリケーションです P.48 基準点画面起動時の画面です -2(1) アンテナ設定参照 -2(2) 通信設定参照 -2(3) 観測条件設定参照 -2(6) 衛星情報参照 -2(7) 受信機情報参照 (1) 自基準点編集へ (2) センター接続へ

49 (1) 自基準点編集 自基準点 方式で使用する基準点情報を管理します 編集した内容を反映させるためには 編集後 保存 をクリックしてください P.49 全て削除リストを全て削除します 削除編集中のデータをリストから削除します 固定 VRS 点リスト登録されている固定 VRS 点のリストが表示されます クリックした項目が編集可能になります 座標基準点の観測点 No 観測点名 座標を設定します とくに 座標は観測の精度に影響しますので 正確に入力してください 高さ仮想基準点の高さを楕円体高か標高で入力します 標高は入力するには ジオイド2000オプション が必要になります 更新編集中のデータをリストに反映させます No が既存の場合更新 新規の場合リストに追加されます

50 P.50 (2) センター接続 ASP センターに接続し 移動点側が解析に必要な RAW データを ASP センターに送信します 通信設定が完了していれば この画面が出るときに ASPセンターへの接続確認画面が表示されます 携帯電話等を利用してセンターへの接続を行います はい をクリックすると センターに接続し RAW データ送信が開始されます 観測状況メッセージ一覧 参照 観測状況メッセージ一覧 表示文字列 表示タイミング 未接続 画面表示から接続までとセンターとの接続切断時 センターに接続中 センターへの電話とコネクト中 RAW データ送信中 RAW データをセンターに送信中 ( 移動点側で観測可能な状態 ) 自基準点方式で観測を行う場合は 必ず基準点側を先にセンターに接続し 観測状況が RAW データ送信中 になっていることを確認してから 移動点側をセンターに接続してください

51 P 無線 RTK 測量における操作 RTK 測量の操作について説明いたします NetSurv3000 ロ-バ用 GPSアンテナ ( または 精密静止測量用 GPSアンテナ ) 測量基本コントロ-ラ (PDA) 無線機および各接続ケーブルをご確認下さい ローハ 用 GPS アンテナ GPS アンテナケーフ ル 無線機 GPS 受信機 (NetSurv3000 本体 ) PC 接続用通信ケーフ ル PDA 接続ト ンク ル GPS コントローラ (PDA) 無線 RTK 接続図 無線 RTK 測量を行えるのは NetSurv3000-VSR です NetSurv3000-V と NetSurv3000-VS では 無線 RTK 測量は行えませんので ご注意ください 特に GPS コントローラ (PDA) 本体の接続コネクターは ケーブル自体の重さや引き回しによって接続部分が抜けやすくなります

52 -1. スタートメニューからの起動 P.52 全ての接続が確認できれば RTK-GPS 測量用アプリケーションを起動します その際 NetSurv3000 本体の電源は ON 状態であっても OFF 状態であって構いません ただし 携帯電話の電源はON 状態でアプリケーションの起動を行って下さい 2. 無線 RTK 測量画面へ 3. 無線基準点画面へ 対応機種 : 日本ヒューレット パッカード製 ipaq hx4700 NetSurv3000 本体の電源が OFF の場合は RTK-GPS 測量用アプリケーションの起動に時間が掛かります RTK-GPS 測量用アプリケーションを終了しても NetSurv3000 本体の電源は OF F されません

53 -2. メインメニュー RTK-GPS 測量用アプリケーション起動時の画面です P.53 日本に限らず 多くの国はそれぞれ独自の座標系を持っています 特に小スケールで大縮尺の空間を扱うとき日本では平面直角座標系 (19 座標系 ) を使用することが多く 公共測量全般に広く使われています ( 添付参考資料 : 地域と平面直角座標系参照 ) 受信機情報へのショートカット アイコン 全ての操作画面において 受信機情報を表示することができます ステータスバーには 受信機単独での状態が表示 2.-2(1) アンテナ設定へ (1) 通信設定へ されます 状態 : 初期化中 接続待機中 接続中 受信機の初期化中受信機の準備を完了センターに接続中 2.-2(3) 観測条件設定へ 2.-2(4) 観測点管理へ 2.-2(5) 測設点管理へ 2.-2(6) 衛星情報へ 2.-2(7) 受信機情報へ (2) 観測へ 観測条件不足 観測条件 ( 最少衛星数 PDOP) が不足 FIX 待ち FIX 待ち状態 観測待機中 観測ホ タンが押せる状態 観測中 観測中 ( テ ータを保存中 ) 切断中 センターとの接続を切断中衛星数 : 受信機自身の補足衛星数 RTKでは 少なくとも5つ以上の衛星を補足する必要があります PDOP: 測位精度低下率最良の衛星配置を 1 として値が大き くなると精度が低下します 受信機の初期化 通常 受信機の初期化は 数十秒で完了しますが しばらく使っていなかったり 電源を切ったまま 約 100Km 以上移動した場合には 約 3 分から数十分かかる場合があります メインメニューの起動後はステータスバーに 接続待機中 が表示されるのを待って操作して下さい 受信機の 初期化中 には PDA の操作は行えません

54 P.54 (1) 通信設定通信を行う無線機との通信方法を設定します 使用する無線機に合わせて設定してください 補正データ受信する補正データのタイプを CMR と RTCM から選択します 出力ポート無線機を接続したポートを選択します 通信設定 ( 通信速度 データビット パリティ ストップビット フロー制御 ) 使用する無線機に合わせて設定してください 受信を許可する基準点 ID を設定します ANY 全ての ID の基準点データを受信します 指定指定した ID の基準点データのみ受信します

55 P.55 (2) 観測 (1) の通信設定が完了していれば この画面が出るときに 補正データの受信確認画面が表示されます 基準点からの補正データを受信して解析を開始します はい をクリックすると 補正データを受信し 解析結果が表示されます 次頁の観測状況メッセージ一覧参照 次頁の点検状況メッセージ一覧参照 セッション名で観測点を管理します 表示する情報を切り替えます 表示する座標系を切り替えます WGS84( 緯度経度 ) WGS84( 地心座標 ) 日本測地系 2000( 緯度経度 ) 日本測地系 2000( 平面直角 ) 旧日本測地系 ( 緯度経度 ) 旧日本測地系 ( 平面直角 ) あやAのアイコンをタップすると入力パネルが表示 / 非表示します 詳しい操作はPDA 付属マニュアルを参照下さい 無線 RTK 方式で観測を行う場合は アンテナ高は アンテナ位相中心高 で入力してください アンテナ位相中心 以外で入力すると観測が開始できません

56 P.56 再初期化 ボタンをクリックすると解析を再初期化します 観測条件設定の 座標点検機能を有効にする が ON の場合 再初期化前の座標と再初期化後の座標を比較し ミス FIX の点検を行います 観測状況が RTK-FIX 解析使用衛星数と解析結果 PDOP が になると 観測開始 ボタンがクリック可能になります 観測開始 ボタンをクリックするとエポック数のカウントアップが始まります 観測終了 をクリックすると 登録画面になります ( 観測条件設定の エポック数で自動的に観測終了 が ON の場合 設定したカウントで自動的に終了します ) 測設 タブで測設点を選択している場合 登録画面で観測したデータと測設座標の較差を比較することが出来ます 測設点を登録 にチェックを入れて 登録 ボタンをクリックすると観測データと一緒に測設値も保存します 保存した場合 NS-Note で測設値を既知点の座標とすることが可能です 観測状況メッセージ一覧 表示文字列 表示タイミング シリアルポート設定中 シリアルポートの初期中と解析準備中 解析開始中 基準局から取得した RTCM データで解析を準備中 解析結果を要求 解析結果のGGKを要求 解析結果待ち 解析結果のGGKの取得待ち 基準局デ-タ不足 GGK 取得時 ( クオリティ :-1) 無効 GGK 取得時 ( クオリティ :0) GPS 単独測位レベル GGK 取得時 ( クオリティ :1) RTK-FLOAT GGK 取得時 ( クオリティ :2 3) RTK-FIX GGK 取得時 ( クオリティ :4) 切断中 切断中 閉じる クリックから画面を閉じるまで / エポック取得 取得エポック数のカウントアップ

57 点検状況メッセージ一覧 表示文字列 表示タイミング 点検無 座標点検機能 OFF 未点検 未点検 ( センター接続中等 ) 点検中 点検中 点検済 点検済み 再点検 ( 赤字 ) ミス FIX 発見時の再点検中 P.57 画面上のタブをクリックすることで 表示する情報を切り替えることが出来ます (a) 座標 解析結果座標や解析状況を表示します (b) 測設 測設点管理で登録した測設点までの距離と方位が表示されます 表示内容は距離によって3 段階に切り替わります 半径 1m 以内で自動切替え 半径 10cm 以内で自動切替え

58 P.58 観測条件設定の方向表示によって北方向の表示が異なります 画面上方を北に固定する PDA の画面上方を北に固定して操作します 画面上方を進行方向とする解析結果の座標から PDA の画面に対する北をダイナミックに再表示します (c) アンテナ現在のアンテナ設定が表示されます 電話を切らずに設定の変更も可能です 設定を変更すると 解析は再初期化します (d) 基準点情報 現在使用している基準点の情報と 基準点までの距離を表示します

59 3 無線基準点画面無線 RTK における基準点側のアプリケーションです P.59 基準点画面起動時の画面です 2.-2(1) アンテナ設定へ (1) 通信設定へ 2.-2(3) 観測条件設定へ 2.-2(6) 衛星情報へ 2.-2(7) 受信機情報へ (2) 基準点編集へ (3) 補正データ出力へ

60 P.60 (1) 通信設定通信を行う無線機との通信方法を設定します 使用する無線機に合わせて設定してください 補正データ受信する補正データのタイプを CMR と RTCM から選択します 出力ポート無線機を接続したポートを選択します 通信設定 ( 通信速度 データビット パリティ ストップビット フロー制御 ) 使用する無線機に合わせて設定してください 基準点 ID の設定します 基準点 ID を設定することで 受信側で受信する基準点を選択することが出来ます 初期値 :0 RTCM 出力データ設定 RTCM の出力間隔を設定することが出来ます 初期値 :TYPE3 15 秒 TYPE22 15 秒 TYPE 秒 TYPE16 15 秒 RTCM 出力データ間隔を変更されますと 移動点側で正しく解析が行われない可能性があります

61 P.61 基準点 ID の設定します 基準点 ID を設定することで 受信側で受信する基準点を選択することが出来ます 初期値 :0 CMR 出力データ設定 CMR の出力間隔を設定することが出来ます 初期値 :CMROBS 1 秒 CMRREF 10 秒 CMRDESC 10 秒基準点データ送信送信する CMR 出力データ間隔を変更されますと 移動点側で正しく解析が行われない可能性があります 基準点データ送信 のチェックを外すと 基準点の情報が送信されません 通常はチェックを外さないでください

62 (2) 基準点編集基準点情報を管理します 編集した内容を反映させるためには 編集後 保存 をクリックしてください P.62 全て削除リストを全て削除します 削除編集中のデータをリストから削除します 固定 VRS 点リスト登録されている固定 VRS 点のリストが表示されます クリックした項目が編集可能になります 座標基準点の観測点 No 観測点名 座標を設定します とくに 座標は観測の精度に影響しますので 正確に入力してください 高さ仮想基準点の高さを楕円体高か標高で入力します 標高は入力するには ジオイド2000オプション が必要になります 更新編集中のデータをリストに反映させます No が既存の場合更新 新規の場合リストに追加されます

63 (3) 補正データ出力移動点側が RTK 解析に必要な補正データを無線機に送信します 通信設定が完了していれば 自動的に補正データの送信を開始します P.63 無線 RTK 方式で観測を行う場合は 必ず基準点側を先に接続し 補正データが出力中になっていることを確認してから 移動点側の接続を開始してください 無線 RTK 方式で観測を行う場合は アンテナ高は アンテナ位相中心高 で入力してください アンテナ位相中心 以外で入力すると観測が開始できません

64 P 添付参考資料 デ - タ -1. エラーメッセージ一覧 メインメニュー No メッセージ コード 原因 対処方法 1 初期化に失敗しました アプリケーションを終了します ケーブルの接続を確認してください 総合メニュー COM ポート設定 が正しいか確認してください (Bluetooth 接続時 ) 受信機の電源が入っているか確認してください (1 分以上待ってもアプリが起動しない ) (Bluetooth 接続時 )PocketPC の 2 Bluetooth が ON になっているか確認して ください すでに測量アプリケーションが起動しているか もしくは終了処理が完了していません 測量アプリケーションを 2 重に立ち上げようとしている可能性があります itask を立ち上げて測量アプリケー 3 ションが立ち上がっていないか確認して ください 立ち上がっている場合は終了さ せてから 再度アプリケーションを起動さ せてください COMM ポートが既に使用されている可能性があります 通信ポートが既に使用されているがあります 4 itask を立ち上げて通信ポートを使 用しているアプリケーションが無いかを 確認してください 5 メインメニュー画面の再起動に失敗しま受信機と PDA の通信に失敗している可能性した があります 6 COMM ポートが既に使用されている可能性 受信機と PDA の接続を確認してください があります Bluetooth の場合 受信機と PDA を離し 7 NMEA の要求でタイムアウトが発生しましすぎると接続が切れてしまいます た 8 サブ画面の起動に失敗しました

65 P 観測 測設 画面 No メッセージ コード 原因 対処方法 1 衛星数が不足しているため センターに接続できません 衛星数が不足している可能性があります センターに接続するためには 衛星が5 個以上受信していなければなりません センター接続に失敗しました 7001h PocketPC に設定されている接続先の設定が 2 壊れている可能性があります PocketPC のツールバーの 接続 アイコンでインターネットに接続できるか確認してください h 7260h 接続設定 で選択した接続先が PocketPC に登録されていない可能性があります 接続設定 で選択されている接続先が PocketPC に登録されているか確認してください PocketPC がモデムカードを認識していない 4 可能性があります PocketPC のスタートメニューの 設定 - 接続 - 接続 - 既存の接続を管理 で選択されているモデムが合っているか確認してください ツールバーの 接続 アイコンを押したときに 表示されるモデムは合っているか確認してください 接続設定 で選択した内容とモデムが一致していない可能性があります 接続設定 を確認してください 電波状態等の影響で 通信が途中で切れた可能性があります 電波の受信状況を確認してください h 電波状態等の影響で 通信が途中で切れた可能性があります 電波の受信状況を確認してください h 受信機が ASP センターに登録されていない可能性があります ASP センターとの契約を確認してくださ い

66 P.66 No メッセージ コード 原因 対処方法 7 基準局 ID の取得に失敗しました 処理中にセンターとの接続が切れたもし 8 Raw の開始に失敗しました くは センターとの通信が不安定な可能性 9 解析の開始に失敗しました があります 10 GGK の開始要求に失敗しました 電波の受信状況を確認してください 11 RTK の停止要求に失敗しました 12 解析の停止に失敗しました 13 Raw の停止に失敗しました センターとの接続が切れた可能性があります 電波の受信状況を確認してください 14 DelEpoch に失敗しました 15 基準局 ID の解放に失敗しました 16 回線の切断に失敗しました 17 NMEA-GGA の取得要求に失敗しました 18 NMEA-GSP の取得要求に失敗しました 19 アンテナ高の取得要求に失敗しました 20 システム情報の取得要求に失敗しました 21 システム情報の設定要求に失敗しました 22 DelEpoch の要求に失敗しました 受信機と PDA の通信に失敗した可能性があります 受信機と PDA の接続を確認してください Bluetooth の場合 受信機と PDA を離しすぎると接続が切れてしまいます 受信機の電源を確認してください 23 Raw の開始要求に失敗しました 24 Raw の停止要求に失敗しました 25 解析の開始要求に失敗しました 26 解析の停止要求に失敗しました

67 P.67-2.APA SIMAフォ-マット旧 APAフォーマット ( 財 ) 日本測量調査技術協会がトータルステーションのフォーマットの標準案として作成したもの 1999 年 11 月に改訂業務を日本測量機器工業会へ移管され 名称を APA SIMAフォーマット に改訂されました フォ-マットの並びと内容 A,02, ソフト名,, チェックサム,CRLF G, 観測点名, 測地成果 2000( 平面直角 X), 測地成果 2000( 平面直角 Y), 測地成果 2000( 楕円体高 ), チェックサム,CRLF Z, チェックサム,CRLF A,02,NV-CTL,,27, G, 西蒲田 01, , ,76.009,20, G, 西蒲田 02, , ,76.006,57, G, 西蒲田 03, , ,76.008,20, Z,26, -3.SIMA フォ-マット日本測量機器工業会が 各社の測量機器データを交換する際の中間フォーマットとして定めたものです フォ-マットの並びと内容 Z00,---SIMA フォーマット Ver.03 File Created By NGS ---,CRLF G00,03,,CRLF A00,CRLF A01, 観測点番号, 観測点名称, 測地成果 2000( 平面直角 X), 測地成果 2000( 平面直角 Y), 測地成果 2000( 楕円体高 ),CRLF A99,CRLF Z00,---SIMA フォーマット Ver.03 File Created By NGS ---, G00,03,, A00, A01,0001, 西蒲田 01, , ,76.009, A01,0002, 西蒲田 02, , ,76.006, A01,0003, 西蒲田 03, , ,76.008, A99,

68 -4.GGK フォ - マット RTK 解析の結果出力のためのフォーマットです P.68 フォ - マットの並びと内容 $PTNL,GGK,UTC 測位時間, 日付, 緯度, 緯度の方向 (N または S), 経度, 経度の方向 (E または W), GPS の質の表示, 解析使用衛星数, 測位 DOP 値, 測位楕円体高,M: 楕円体高の測位単位 * チェックサム 注記 )GPS の質は -1: 基準局テ -タ不足 0: 測位していないか無効 1:GPS 単独測位レヘ ル 2 3: フロ-ト搬送波位相解 (FLOAT) 4: フィックス搬送波整数値解 (FIKED) $PTNL,GGK, ,083002, ,N, ,E,4,04,2.47,EHT ,M*42 $PTNL,GGK, ,083002, ,N, ,E,4,04,2.47,EHT ,M*4A $PTNL,GGK, ,083002, ,N, ,E,4,04,2.47,EHT ,M*48 $PTNL,GGK, ,083002, ,N, ,E,4,04,2.47,EHT ,M*47-5.CSV フォ-マットカンマ区切りのテキストフォーマットです Microsoft Excel 等で編集が可能です フォ-マットの並びと内容 セッション名, 観測点 No, 観測点名称, 観測開始日時, 観測終了日時,WGS-84( 緯度 ),WGS-84( 経度 ),WGS-84( 楕円体高 ),WGS-84( 地心座標 X),WGS-84( 地心座標 Y),WGS-84( 地心座標 Z), 日本測地系 No, 測地成果 2000( 緯度 ), 測地成果 2000( 経度 ), 測地成果 2000( 楕円体高 ), 測地成果 2000( 平面直角 X), 測地成果 2000( 平面直角 Y), 測地成果 2000( 標高 ), 旧日本測地系 ( 緯度 ), 旧日本測地系 ( 経度 ), 旧日本測地系 ( 標高 ), 旧日本測地系 ( 平面直角 X), 旧日本測地系 ( 平面直角 Y), 旧日本測地系 ( 標高 ),PDOP,RMS, 衛星数, ジオイドモデル Ver, 旧日本測地系変換パラメータ

69 P 地域と平面直角座標系 系番号 座標系原点の経緯度 経度 ( 東経 ) 緯度 ( 北緯 ) 適用区域 I 129 度 30 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 II 131 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 長崎県鹿児島県のうち北方北緯 32 度南方北緯 27 度西方東経 128 度 18 分東方東経 130 度を境界線とする区域内 ( 奄美群島は東経 130 度 13 分までを含む ) にあるすべての島 小島 環礁及び岩礁 福岡県佐賀県熊本県大分県宮崎県鹿児島県 ( 第 I 系に規定する区域を除く ) III 132 度 10 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 山口県島根県広島県 IV 133 度 30 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 香川県愛媛県徳島県高知県 V 134 度 20 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 兵庫県鳥取県岡山県 VI 136 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 京都府大阪府福井県滋賀県三重県奈良県和歌山県 VII 137 度 10 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 石川県富山県岐阜県愛知県 VIII 138 度 30 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 新潟県長野県山梨県静岡県 IX 139 度 50 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 東京都 (XIV 系 XVIII 系及び XIX 系に規定する区域を除く ) 福島県栃木県茨城県埼玉県千葉県群馬県神奈川県 X 140 度 50 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 青森県秋田県山形県岩手県宮城県 XI 140 度 15 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 XII 142 度 15 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 XIII 144 度 15 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 XIV 142 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 XV 127 度 30 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 小樽市函館市伊達市胆振支庁管内のうち有珠郡及び虻田郡檜山支庁管内後志支庁管内渡島支庁管内 札幌市旭川市稚内市留萌市美唄市夕張市岩見沢市苫小牧市室蘭市士別市名寄市芦別市赤平市三笠市滝川市砂川市江別市千歳市歌志内市深川市紋別市富良野市登別市恵庭市北広島市石狩市石狩支庁管内網走支庁管内のうち紋別郡上川支庁管内宗谷支庁管内日高支庁管内胆振支庁管内 ( 有珠郡及び虻田郡を除く ) 空知支庁管内留萌支庁管内 北見市帯広市釧路市網走市根室市根室支庁管内釧路支庁管内網走支庁管内 ( 紋別郡を除く ) 十勝支庁管内 東京都のうち北緯 28 度から南であり かつ東経 140 度 30 分から東であり東経 143 度から西である区域 沖縄県のうち東経 126 度から東であり かつ東経 130 度から西である区域 XVI 124 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 沖縄県のうち東経 126 度から西である区域 XVII 131 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 沖縄県のうち東経 130 度から東である区域 XVIII 136 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 XIX 154 度 0 分 0 秒 度 0 分 0 秒 0000 東京都のうち北緯 28 度から南であり かつ東経 140 度 30 分から西である区域 東京都のうち北緯 28 度から南であり かつ東経 143 度から東である区域 END

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