CiscoVPN 設定方法 平成 25 年 1 月 18 日版 はじめに CiscoVPN とは CiscoVPN を利用することによって自宅や会社のパソコン ( 以下 PC) から大学のサーバにあるご自身のホームディレクトリと学生 教員用の共通領域へアクセスすることができます 大学内の PC にて作成したファイルをホームディレクトリに保存していれば VPN 接続を行うことにより自宅の PC などからアクセスを行うことが可能となります ( ワードや一太郎等のソフトについては VPN 接続が出来てもご自身の PC に同じソフトがインストールされていないと 利用する事ができませんのでご注意ください ) 接続にあたって VPN 接続を行うにあたっては 大学へ登録が必要です 必要事項を記載のうえ届け出てください 自宅で契約しているプロバイダ設定や会社のネットワーク環境によっては接続できない可能性もあります インターネットへの接続環境を確認のうえ利用してください (IP アドレスの確認方法は本書の付録に記載してあります ) 1 ダイヤルアップ接続での VPN 接続は推奨いたしません (PHS を含みます ) 2 ADSL 及び光ファイバー接続でもルータが設置されている環境や 会社にファイアウォールが設置されている環境では接続することが出来ない場合があります 3 ウイルス対策 ファイアウォールソフトが動作している場合リモート VPN 接続を妨げる場合があります 各ソフトの設定などにつきましては ソフト付属の説明書等をお読みになり確認してください なお 設定方法等の確認をシステム管理室の常駐 SE に問い合わせる場合には お手数ですが 必ず設定手順と エラーメッセージ の記述 エラーが発生している画面のイメージデータを添付して下記のメールアドレスへ送信してください CiscoVPN 問い合わせ用メールアドレス ichigaya-system@tamajs.chuo-u.ac.jp また このマニュアルは http://www.ic.chuo-u.ac.jp/download2/ 配下の CiscoVPN.pdf が常に最新となっております 文書の更新は不定期に行いますので 最新のものを参照してください - 1 -
対応 OS について WindowsOS への対応状況 2010 年 10 月時点で用意させていただいている CiscoVPN ソフトウェアですが 対応している OS は WindowsXp WindowsVista Windows7 となります また WindowsVista Windows7 の場合 64 ビット対応のソフトウェアも用意しております Windows2000 に対応する古いバージョンのプログラムも準備しておりますので 必要な場合はご連絡ください - 2 -
ダウンロードファイルの格納先を作成 CiscoVPN 設定手順 CiscoVPN を設定するには CiscoVPNClient というソフトウェアとサーバのホームディレクトリへアクセスするために必要なバッチファイルが必要です このふたつのファイルをダウンロードするための準備をします ダウンロード先となるフォルダを作成します フォルダを作成するため エクスプローラを起動してください エクスプローラは スタートボタンをマウスで右クリックすることで起動することができます エクスプローラの左部分で C: を選択します 右部分にてマウスの右クリックを行いますと以下の画面のようにメニューが開きますので 新規作成 にて フォルダ を作成します 作成したフォルダには vpn という名前をつけます ( 名前はひとつの例ですが この手順書では vpn としてフォルダを作成した場合の記述をします ) - 3 -
新規フォルダが作成されますので フォルダ名を vpn に変更してください - 4 -
パッケージ バッチファイルのダウンロード VPN 接続に必要なファイルをダウンロードします ブラウザを起動して以下のアドレスにアクセスしてください http://www.ic.chuo-u.ac.jp/download2/ 以下の画面となります 文字がかけて判別できないファイルはマウスポインタを該当ファイルにおきますとファイル名が下部に表示されますので そこで 確認してください ご使用になる OS 環境に合わせて必要なファイルをダウンロードします - 5 -
各ファイルの内容は以下になります ファイル名 説明 ciscovpn.pdf VPN 手順書 ( 本書 ) cls-vpn-gaku.bat 法科大学院学生用バッチファイル cls-vpn-kyou.bat 法科大学院教員用バッチファイル vpn-gaku-grad.bat 国際会計研究科学生用バッチファイル vpn-kyou-grad.bat 国際会計研究科教職員用バッチファイル vpnclient-win-msi-5.0.07.0290-k9.exe WindowsXP Vista 7( いずれも 32 ビット版 ) 用パッケー ジファイル vpnclient-winx64-msi-5.0.07.0290-k9.exe WindowsVista 7( いずれも 64 ビット版 ) パッケージファ イル 必要なファイルは bat ファイルと exe ファイルの 2 つです インストールを行うパソコンの環境によってダウンロードファイルは変わりますので注意してください 例 1 国際会計研究科学生で自宅 OS が WindowsXP Vista 7(32 ビット版 ) の場合 vpn-gaku-grad.bat と vpnclient-win-msi-5.0.07.0290-k9.exe の 2 つをダウンロードします 例 2 法科大学院学生で自宅 OS が WindowsXP Vista 7(32 ビット版 ) の場合 cls-vpn-gaku.bat vpnclient-win-msi-5.0.07.0290-k9.exe の 2 つをダウンロードします 例 3 法科大学院教職員で自宅 OS が Vista 7(64 ビット版 ) の場合 cls-vpn-kyou.bat vpnclient-winx64-msi-5.0.07.0290-k9.exe の 2 つをダウンロードします 次ページへ続きます - 6 -
ダウンロード実施時は以下の画面が出力されます 保存 (S) を選択して保存先を手順 1 で作成したフォルダ (C:\vpn) へ変更してください 保存先として c:\vpn を指定し 保存 (S) をクリックします bat ファイル exe ファイル共に c:\vpn に保存します ご自宅の環境にあったファイルをダウンロードしてください - 7 -
CiscoVPN のインストール 保存したプログラムを実行して下さい 以下のような警告メッセージが表示された場合 実行 をクリックして下さい プログラムは自己解凍形式となっているため 解凍先フォルダの指定画面が出ます 自動で個人フォルダの下の一時フォルダに解凍されます Unzip をクリックして処理を進めて下さい - 8 -
正常に解凍できれば 以下のメッセージが表示されます (64 ビット版の場合 7 file(s) となります ) この後 vpnclient_setup.exe が自動で実行され 以下の画面が表示されます 次へ をクリックして 処理を進めてください - 9 -
処理の途中で以下の警告が表示される場合がありますが 許可 をクリックして 処理を進めてください ライセンス情報に関する確認メッセージが表示されます 内容を確認の上 ライセンス契約に同意します を選択し 次へ をクリックして処理を進めてください - 10 -
インストールフォルダの選択メッセージが表示されます 次へ をクリックして 処理を進めてください インストール開始のメッセージされますので 次へ をクリックして処理を進めてください - 11 -
処理の途中で以下の警告が表示される場合がありますが 許可 をクリックして 処理を進めてください インストールが正常に終了すると 以下のメッセージが表示されます 終了 をクリックして下さい - 12 -
インストールした内容を反映するために 端末の再起動が必要となります はい をクリックして コンピュータを再起動してください ( 起動中のアプリケーションなどあり 即時に再起動出来ない場合は いいえ をクリックし 端末を再起動できる準備が整ってから再起動下さい ) - 13 -
スタートメニュー の すべてのプログラム から Cisco Systems VPN Client にある VPN Client を起動して下さい 新規 をクリックして 新規接続先を作成下さい - 14 -
以下の様に入力下さい 接続エントリ : 画面は例です 自分で自由に名前付けして下さい ホスト : 133.91.127.254 と入力下さい 名前 : ichi-tmc と入力下さい パスワード : ichigaya-tmc と入力下さい パスワードの確認 : ichigaya-tmc と入力下さい 入力が完了したら 保存 をクリックして下さい - 15 -
作成した接続エントリが選択されている状態で 接続 をクリックして 接続して下さい VPN の利用申請にて割り当てられた ご自分のユーザ名とパスワードを入力し 接続して下さい 以下 接続用のバッチファイルを実行して ご自分のホームフォルダに接続して下さい - 16 -
バッチファイルの実行 接続が完了した後に 接続ドライブを設定する必要があります スタートメニューなどから コマンドプロンプト を起動します はじめにダウンロードしたバッチファイルが格納されているフォルダへ移動します 移動するためのコマンドは以下になります ( コマンドの最後にエンターキーを入力し実行してください ) cd C:\ cd vpn 現在のディレクトリを C ドライブの最上位に移動します cd と C:\ の間には半角スペースが入ります最上位のディレクトリからダウンロードしたファイルのあるディレクトリに移動 cd と vpn の間には半角スペースが入ります ファイルのダウンロードディレクトリが C ドライブ以外の場合や ダウンロード先フォルダが変更されている場合は 読み替えてコマンドを実行してください - 17 -
ディレクトリの移動後 ダウンロードしたファイルを実行します 実行ファイル名と大学内で利用している Windows のユーザ名とパスワードを入力して実行してください ダウンロードしたファイル ユーザ名 パスワード (bat ファイル ) ( 大学内 windows 用 ) ( 大学内 windows 用 ) 例 1 国際会計研究科で大学内 Windows のユーザ名 (c-vpn) パスワード (vpn123) の場合以下で実行します vpn-kyou-grad.bat c-vpn vpn123 vpn-kyou-grad.bat と c-vpn と vpn123 の間には半角スペースが入ります 例 2 法科大学院で大学内 Windows のユーザ名 (c_vpn) パスワード (vpn123) の場合以下で実行します cls-vpn-kyou.bat c_vpn vpn123 cls-vpn-kyou.bat と c_vpn と vpn123 の間には半角スペースが入ります - 18 -
正常に認証されると X ドライブに自分のホームドライブ ( 学内で利用している Z ドライブ ) Y ドライブに共通領域 ( 学内で利用している Y ドライブ ) が表示されます 環境により異なりますが 下記のように表示されます X ドライブ : 大学内で使用している個人ディレクトリ Y ドライブ : 大学内で使用している共通領域 - 19 -
付録 利用するパソコンの IP アドレスを確認する方法 ご自宅などで利用される PC が ローカルネットワーク環境に接続されている場合には VPN 接続をすることができません 簡単な確認方法として IP アドレスを確認することによって接続可能な環境であるか確認することができます 以下のコマンドをコマンドプロンプト (MS-DOS プロンプト ) より実行してください ipconfig /all ipconfig と /all の間には半角スペースが入ります 実行後に表示される IP Address が 192.168.xxx.xxx の場合は接続することができない場合があります また メールでの問い合わせの際に 上記内容を確認させていただくことがあります - 以上 - 中央大学市ヶ谷 IT センター ichigaya-system@tamajs.chuo-u.ac.jp - 20 -