平成26年度 消費生活相談受付状況(速報版)

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H17

目 次 1 相談受付状況 (1) 相談件数の推移 1 (2) 契約当事者の属性 1 ア年代別 イ居住地別 2 相談内容別相談状況 (1) 内容別分類別相談件数 2 (2) 販売購入形態別相談件数 2 (3) 販売購入形態別年代別相談件数 3 (4) 商品 役務別相談件数 3 3 相談の特徴 (1)

PIO-NET 情報の収集と活用 2

2 消費生活相談

資 料 編

アダルトサイトの相談が年間で10万件を突破!

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2 トラブルとなる商品 サービスの多様化 表 1. 上位商品 役務等相談件数 2014 年度 順位 商品 KW 件数 1 位 出会い系サイト 位 商品一般 (*) 位 オンラインゲーム 位 パソコンソフト 位 他のデジタルコンテンツ (*) 56

記者発表票(記者発表・資料配布)

(3-1) 事例の解説と気をつけること 子どもが保護者名義のクレジットカードを不正利用した事例 解説 インターネット上の多くの取引では クレジットカ-ド番号と有効期限を入力すれば 簡単に商品を購入することができます クレジットカードの会員規約には 盗難などは盗難保険などで支払いを免除する制度が定めら

4 商品 役務分類別及び相談内容別の相談件数 (1) 商品 役務大分類別の相談件数商品 役務の大分類別の相談件数をみると 最も相談が多かったのは 前年度に引き続き 運輸 通信サービス (36,532 件 ) で 全体の25.6% を占めている 運輸 通信サービス の相談は 18 年度に大きく減少した

消費生活相談件数の推移 ( 単位 : 件 ) 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度前年度比増減 相談件数 ( 総数 ) 15,209 14,442 14, (2.5%) 契約当事者年代別 高齢者 (65 歳以上 ) 3,440 3,107 3, (7.9%)

1 京都府の消費生活相談の状況 図表 1 別紙 平成 27 年度の京都府 ( 府センター及び各広域振興局 ) の消費生活相談窓口に寄せられた相談件数は 5,987 件で 前年度より微増 ( 前年度比 103.4% 26 5,792 件 ) しているが 過去 5 年間で見ると 6 千件弱で大きな増減な

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その他傾向 契約当事者の職業等構成 相談対象物品 サービス 給与生活者 759 順位 分類 件数 前年度 前年度比 (%) 自営 自由業 87 1 放送コンテンツ 家事従事者 レンタル リース 貸借 学生 97 3 融資サービス 1

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購入する商品が日本国内への輸入が禁止又は制限されている物品でないか確認すること 購入する商品がこれらに該当する場合 消費者自身が違反に問われたり 必要な手続きを取っていなかったために税関で輸入が許可されない場合もあります 商品違い ( 色違い サイズ違い等 ) など購入後にトラブルに遭遇することもあ

第 1 節相談全体の概要 消費生活相談の動向を探るうえで 相談件数 については既出資料でも言及されているところですが 母数の人口が多ければ 相談件数も多くなるのは当然です そこで今回新たに 相談発生率をはかるため 市民 1,000 人当たりの相談人数 の指標を導入しています 平成 27 年度の相談件

集計結果概要 相談受付件数 285 件 相談者 契約者の属性 相談者属性 契約者属性 性別 人数 割合 性別 人数 割合 男性 % 男性 % 女性 % 女性 % 団体 9 3.2% 団体 7 2.5% 不明 0 0.0% 不明 7 2.

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. 主な特徴 () 商品 役務別相談商品 役務別相談件数では 放送 コンテンツ等 が 件 融資サービス が 件 続いて 役務その他 と 自動車 の順となっている 役務その他 の相談は 件で そのうち今冬岩見沢の雪害による除雪関係の相談が 件と半数以上占めている 前年度に比較して相談が増加したものに

高齢者をねらう、短歌・俳句の新聞掲載への電話勧誘

Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

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App Store を開きます (iphone の場合 ) 検索に コインチェック と入力します 2

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性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 24 歳 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

突然現れるパソコンの警告表示をすぐにクリックしないこと!-その表示は、有料ソフトウエアの広告かもしれません-

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性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 24 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

プリペイドカードの購入を指示する詐欺業者にご注意!!~「購入したカードに記載された番号を教えて」は危ない!~

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目次 1. 代替機の手配 ( 故障の場合 ) 2ページ 2. 代替機の手配 ( 紛失の場合 ) 11ページ 3. 申込履歴確認方法 19ページ 4. 保守情報照会方法 23ページ 5. お申込みがうまくいかない場合 29ページ 6. 管理者以外の方のお申込み方法について 31ページ 1

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2-3. 上記 2-2 以外の利用目的は以下の通りです 利用目的対応する利用者情報の項目 (1) 当社のサービスに関連して 個人を識別できない 端末情報形式に加工した統計データを作成するため ログ情報 Cookie 及び匿名 ID 位置情報 (2) 当社又は第三者の広告の配信又は表示のため 端末情報

16211 インターネットバンキングの利用 ( 第 13 回 ) 性年代 性年代 男性 10 代男性 20 代男性 30 代男性 40 代男性 50 代以上女性 10 代女性 20 代女性 30 代女性 40 代女性 50 代以上合計 列 %

ログイン認証 交換用携帯電話機お届けサービス のページからログイン メールアドレスをお持ちでない方は オンライン交換のお申し込みはできませんので ご注意ください auid とパスワードでログイン 電話番号でログイン を選択すると 次頁のログイン画面が表示されます ログイン後 次々頁の画面 (4 ペー

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本誌は 平成 26 年度に神奈川県及び県内市町村の消費生活センター等で受け付け 全 国消費生活情報ネットワークシステム (PIO-NET) のデータベースに蓄積された相談情 報を分析し 消費者被害の未然防止や拡大防止を図るために発行するものです 目 次 1 消費生活相談の状況 1 2 苦情相談の状況

消費生活年報2011

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目次 1 サービス概要 3 安心アクセス for Android とは 4 動作環境 5 2 利用開始 7 サービスを開始する 8 3 設定変更 9 管理者を登録する 10 管理者画面を表示する 11 管理するスマートフォンに名前をつける 11 安心アクセスが正常に動作していない場合にメールで通知す

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1. 医学書院 ID を新規に取得する 過去に医学書院 ID を取得していない場合 ログイン画面から 医学書院 ID を取得 をクリックします 既に医学書院 ID を取得済みで 新たにシリアル番号を登録する場合は 2. コンテンツのシリアル番号登録 P.4 をご覧ください 受信可能なメールアドレスを

2. 当社は 本サービスにおける通信速度について いかなる保証も行わないものとします 第 6 条 ( 端末設備 ) 1. 本サービスの利用には 回線事業者が別途指定する端末設備が必要となる場合があります 2. 端末設備の貸与条件等は回線事業者が定めるものとします 第 7 条 ( 本サービスの変更また

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生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく メールや掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある管理者から個人情報が洩れたらど

Ⅰ. マスター ID の登録 1. マスター ID の登録方法 (1) 申込手続き 1 申込手続きへ ボタンをクリックしてください マスター ID の登録は無料です マスター ID の登録には メールアドレスが必要です (2) メールアドレスの登録 1 メールアドレス入力へ ボタンをクリックしてくだ

Transcription:

報道各社御中 平成 27 年 (2015 年 )7 月 13 日担当 : 札幌市市民まちづくり局市民生活部消費者センター調査指導係 :728-2111 FAX:728-2112 平成 26 年度消費生活相談受付状況 ( 速報版 ) 1 概要 平成 26 年度の消費生活相談件数は 12,410 件で 対前年度比 380 件 ( 同 3.0%) の減少となった ( 図 1 資料 1) 主に パソコンや携帯電話でのインターネット等の利用による 登録したことのないサイトからの請求や無料サイトにアクセスすると登録されてしまい料金を請求されるいわゆる 不当請求 に関する相談件数は ここ数年はおおむね横ばいとなっていたが 平成 26 年度は 1,978 件で 対前年度比 495 件 ( 同 33.4%) の増加となった ( 図 2) なお 不当請求の手口は 過去ははがきによるものが主であったが 現在はインターネットサイトや電子メールを利用したものに変わってきている 平成 26 年度の不当請求事業者については 7 事業者を公表した ( 表 1) また 不当請求以外 の相談件数は 10,432 件で 対前年度比 875 件 ( 同 7.7%) の減少となっている ( 図 2) 相談方法別では 電話相談が最も多く 10,926 件と全相談件数の 88.0% を占めており 来訪相談件数は 1,326 件 (10.7%) 文書相談 158 件 (1.3%) で この傾向は ここ数年同様に推移している また 平成 24 年 8 月から実施したインターネット相談は 140 件 (1.1%) となっている ( 表 2) 図 1 相談件数の推移 ( 苦情 問合せ別 ) 単位 / 件 図 2 相談件数の推移 ( 不当請求 不当請求以外別 ) 単位 / 件 - 1 -

表 1 不当請求事業者の認定及び公表 ( 札幌市消費生活条例第 23 条第 3 項に基づく情報提供 ) 相談件数は 公表時点での受付件数 平成 25 年度公表件数 :17 事業者 表 2 相談方法別の推移 単位 / 件 夜間電話相談は 16:30~19:00 の相談件数 インターネット相談は 平成 24 年 8 月開始インターネットで受付し その後の処理状況により PIO-NET 相談方法分類に基づき来訪 電話 文書のいずれかに分類している 平成 26 年度欄の ( ) 内は全相談に占める割合を示す ただし夜間電話相談については電話相談に占める割合を示す 消費生活相談の概要 ⑴ 相談受付時間 ( 土日 祝日及び年末年始を除く ) 来訪相談 9:00~16:30 電話相談 9:00~19:00(6 回線 ) インターネット相談 24 時間 ( 送信のみ ) 札幌市公式ホームページ内に設置する 札幌市消費者センターインターネット相談受付フォームに入力された相談を 送信日の翌日に受付 ⑵ 相談受付体制 来訪相談 3 名 電話相談 6 名 ( 夜間 :16:30~19:00 2 名 ) インターネット相談原則として受付後 5 日以内に回答 ただし 土日 祝日及び年末年始を除く - 2 -

2 主な特徴 ⑴ 商品 役務別相談商品 役務別相談件数では 無料動画を見ていて年齢認証をしたところいきなり登録され料金を請求される アダルト情報サイト が 1,172 件で 対前年度比 318 件 ( 同 37.2%) 増加し 1 位 ( 前年度 2 位 ) であった 続いて 2 位には退去時の原状回復費用の負担に関する 賃貸アパート が 1,044 件で 対前年度比 151 件 ( 同 12.6%) の減少 ( 前年度 1 位 ) 3 位には商品やサービスが多岐にわたるものや特定できない相談の 商品一般 が 501 件で 対前年度比 75 件 ( 同 17.6%) の増加 ( 前年度 3 位 ) 4 位にはインターネットを通じて得られる情報の デジタルコンテンツ が 383 件で 対前年度比 73 件 ( 同 23.6%) の増加 ( 前年度 4 位 ) となった 5 位にはスマートフォン等の携帯電話の通信契約の 携帯電話サービス が 293 件で 対前年度比 89 件 ( 同 43.6%) の増加 ( 前年度 9 位 ) となり 前年度 5 位であった 健康食品 は 98 件で 対前年度比 192 件 ( 同 66.2%) 減少し 20 位に下がった これら上位 5 品目で 3,393 件となり 全相談総件数 12,410 件のうちの 27.3% を占めている ( 図 3 資料 2) また 前年度と比べて相談件数の増加したものは 4 品目あり 各品目の増加要因は以下のとおり アダルト情報サイト と デジタルコンテンツ はインターネットサイトや電子メールを利用した不当請求の増加のため 携帯電話サービス はスマートフォンの契約に関するトラブルの増加のため インターネット回線の契約に関するトラブルの 光ファイバー は通信各社が発表した光通信の新商品の契約に関する相談の増加のため なお 健康食品 の相談件数が大きく減少した要因としては ネガティブオプションといわれる 注文していない商品を送り付けし料金を請求する手口に関する相談件数が減少したことが挙げられる ( 資料 2) 図 3 商品 役務別相談件数 ( 上位 10 品目 ) 単位 / 件 資料 2 平成 26 年度商品 役務別相談件数 ( 上位 25 品目 ) 参照 - 3 -

商品 役務別相談の集計方法の変更について全国消費生活情報ネットワーク システム (PIO-NET) の商品 役務別分類により相談件数を集計していますが 今回から 相談内容の傾向をよりわかりやすく伝えるため 集計方法の見直しを行い より細分化した分類項目により集計し公表することとしました 相談事例 / アダルト情報サイト ( 相談者 :20 代女性 ) スマートフォンでインターネット検索していると偶然アダルトサイトに入ってしまい 興味本位で動画再生のボタンを押した 年齢認証画面で 18 歳以上のボタンを押したら突然登録完了画面になり登録料金 20 万円を請求された 驚いて退会申請メールを送ると電話で問い合わせるようにとの返信があった 電話では 登録料金を支払わなければ退会はできない 20 万円の請求だが 12 万円でよいと言われた 深夜で銀行は営業していないと言うと コンビニエンスストアで振り込みできるといわれ 入金先については後で連絡すると言われた 料金の表示もなく支払いに同意しておらず納得できない 家族に相談すると 怪しい話なので支払わないほうがよいといわれ スマートフォンの電源を切り相手から連絡が来ないようにした 今朝確認すると 着信やメールが多数あり 電話番号とメールアドレスからサイトに個人情報が知られるのではないかと不安だ 電話番号とメールアドレスを変えようと思っている 今後の対処法は 相談事例 / 賃貸アパート ( 相談者 :30 代男性 ) 10 年以上住んでいた賃貸アパートを退去した 退去時の立ち会いは大家 管理会社 家族の三者で行い 修繕が必要と指摘された箇所について よく話を聞かずに承諾してしまい 確認書面等は交わしていない その後 40 万円の請求書が届き 敷金 12 万円を差し引き 28 万円の支払いを求められた 請求明細に記載された修理箇所はすべて入居時にすでにあった不具合と主張したが 証拠がなく聞きいれられない 入居時に交わした契約書面は紛失してしまい 規約等について確認できない 対処法は ⑵ 販売購入形態別相談販売購入形態別では インターネットを利用した通信販売や不当請求に関する インターネット通販 が 3,038 件で 対前年度比 617 件 ( 同 25.5%) の増加と最も多く 次いで 電話勧誘 が 968 件で 対前年度比 234 件 ( 同 19.5%) の減少 家庭訪販 が 785 件で 対前年度比 55 件 ( 同 6.5%) の減少の順となった ( 図 4) なお 他の販売購入形態と比較して インターネット等の利用に関するトラブルによる相談が圧倒的に多い状況である インターネット等のネットワーク上で行う インターネット通販 や インターネットオークション メールやブログ ホームページに広告を掲載し ホームページへのアクセスや広告の商品の売り上げがあがるとその一部が報酬として支払われる アフィリエイト を併せた件数が 3,151 件で 対前年度比 616 件 ( 同 24.3%) 増加している ( 資料 3) また 増加率でみると 人を紹介することによって販売を拡大する 紹介販売 が 29 件で 対前年度比 12 件 ( 同 70.6%) と最も増加している ( 資料 3) - 4 -

図 4 販売購入形態別相談件数 ( 上位 10 位 ) 単位 / 件 資料 3 販売購入形態別相談件数 ( 上位 10 位 ) 参照 相談事例 / インターネット通販 ( 相談者 :40 代女性 ) スマートフォンの通販サイトでベビーベッドを注文した すぐに現金の振込口座を指定する返信が届いたので 休み明けに振り込んだ その後に通販サイトに再度アクセスしたところ なぜかホームページが見られなくなっていた メールアドレスは記録しておいたのでメールをしたが全く返事はない ホームページに日本語が不自然な箇所は見当たらず 振込口座名義人名も日本人名だったので疑わなかったが インターネットで業者について検索をすると 詐欺サイトとの書き込みがいくつも見られた 家族が業者の住所をインターネットの地図で調べると空き地だった 電話番号も記載されていないので連絡方法はメールのみである 未だに商品も送られてこない 騙されたのだと思うが 業者に名前や住所などの個人情報を伝えてしまったので不安 - 5 -

⑶ 販売手口別相談販売手口別では 商品や契約内容の 説明不足 が 1,085 件で 対前年度比 131 件 ( 同 13.7%) の増加 強引 な販売が 589 件で 対前年度比 152 件 ( 同 20.5%) の減少 虚偽説明 と思われる販売が 555 件で 対前年度比 92 件 ( 同 14.2%) の減少の順となった ( 図 5 資料 3) また 詐欺 が 226 件で 対前年度比 291 件 ( 同 56.3%) の減少 次いで 代引配達 が 188 件で 対前年度比 139 件 ( 同 42.5%) の減少となっており 強引 虚偽説明 と併せて 健康食品 の送り付けの相談件数の減少が要因となっている 図 5 販売手口別相談件数 ( 上位 10 位 ) 単位 / 件 資料 3 販売手口別相談件数 ( 上位 10 位 ) 参照 相談事例 / 説明不足 ( 相談者 :60 代女性 ) 携帯電話と Wi-Fi を契約 月々の請求に携帯電話の付属品が機種代金と共に請求されていることが判明 契約時には 通話だけできる一番安いプランと安い機種を希望し 販売店から勧められた機種を購入した その際 機種代金の説明は受けたがその他の付属品の購入については説明されていない 帰宅後に SD カード アダプター ワイヤレスヘッドセット 保護フィルムの付属品があることに気がついたがサービス品と思い保護フィルムとアダプターは使用した その後カードの請求明細の料金と契約書面にある月々の支払い額に相違があることが判明し カスタマーセンターに問い合わせしたころ 付属品については支払い料金が発生していない と言われた その後 他の店舗で申し込み書面を確認してもらったところ 付属品の代金が月々の請求に含まれている 消費者センターに相談するように と言われた - 6 -

3 高齢者の相談状況 ( 契約当事者 65 歳以上 ) 契約当事者が高齢者 の相談件数は 3,232 件で 対前年度比 337 件 ( 同 9.4%) 減少し 相談総件数に占める割合は前年度に対し 1.9% の減少となっている ( 表 3) 商品 役務別相談では 商品一般 の相談が 205 件で 対前年度比 52 件 ( 同 34.0%) 増加しており 次いで アダルト情報サイト の相談が 149 件で 対前年度比 61 件 ( 同 69.3%) の増加 次いで 賃貸アパート が 108 件で 対前年度比 45 件 ( 同 29.4%) の減少となっている ( 図 6) また 主な販売購入形態別及び販売手口別相談については 販売購入形態別の多い順に 電話勧誘 が 530 件で 対前年度比 230 件 ( 同 30.3%) の減少 家庭訪販 が 412 件で 対前年度比 13 件 ( 同 3.1%) の減少 インターネット通販 が 306 件で 対前年度比 108 件 ( 同 54.5%) の増加となっており 販売手口別では多い順に 説明不足 が 252 件で 対前年度比 32 件 ( 同 14.5%) の増加 強引 が 230 件で 対前年度比 160 件 ( 同 41.0%) の減少 虚偽説明 が 133 件で 対前年度比 104 件 ( 同 43.9%) の減少 身分詐称 が 107 件で 対前年度比 51 件 ( 同 91.1%) の増加となっている ( 資料 4) 表 3 年度別相談件数の推移 (65 歳以上契約当事者 ) 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 相談件数 2,576 件 2,842 件 3,569 件 3,232 件 相談全体に占める割合 20.7% 23.4% 27.9% 26.0% 図 6 商品 役務別相談件数 (65 歳以上契約当事者 ) 単位 / 件 高齢者 = 世界保健機関 (WHO) の定義で 65 歳以上 また 65~74 歳までを前期高齢者というこ とから本文で 65 歳以上を高齢者とした - 7 -

相談事例 / 新聞 ( 相談者 :70 代女性 ) 訪問販売で新聞購読の勧誘を受けた 最初は 荷物を届けにきました 等とはっきりものを言わず どういう事業者の訪問か分からなかった ドアを開けるとドアに足を差し込み 閉められないようにされ ドアを閉めようとすると 靴が傷ついた どうしてくれる と言われた その後はドアに寄りかかり閉められないようにされ 1 時間位押し問答となった 警察を呼びますよ と私が言うと 呼ばれて困ることはない と開き直られた 見かねた同じアパートの他の住人も加わり帰るようにと事業者に伝えたが 事業者は引き下がらなかったが 強く退去するように言いようやく帰った 強引な勧誘を情報提供する 相談事例 / 電話勧誘 ( 相談者 :70 代男性 ) 光回線契約をしている大手通信会社名を騙り自宅に電話があった プロバイダ料金が安くなり 最初の 2 か月間の使用料は無料になる と勧誘を受けた トラブルが生じた場合にも解決できる と言われ 過去に IP 電話のトラブルがあったことを思い出し契約を承諾した 翌日の指定の時間に遠隔操作で自動的に契約変更をするため その時間にパソコンを立ち上げて電話の前で待つように言われた しかし 一晩考え違和感があり 翌日の指定された時間の前に業者に電話をした 担当者は電話中だったため 私の住所と氏名とプロバイダの変更をしない旨を伝え 名前は確認しなかったが男性に伝言し承諾され 指定された時間に電話がなかったため解約できたと思っていた 数日後 業者から登録通知の封書が届き 驚いてネットで当該業者を検索すると悪評の書き込みが多数あったため消費者センターを通じて解約の確認をしたい 業者には住所 電話番号 氏名 生年月日を伝えている 登録通知書に記載されているサービス名の詳細や 最低登録期間は 36 か月で期間中の解約に違約金が発生する旨が書かれているが勧誘時には聞いていない 4 未成年者の相談状況 ( 契約当事者 20 歳未満 ) 契約当事者が未成年者の相談件数は 380 件で 対前年度比 7 件 ( 同 1.8%) 減少したが 相談総件数に占める割合は 0.1% 増加し 3.1% となっている ( 表 4) 商品 役務別相談については アダルト情報サイト に関する相談が 171 件で 対前年度比 29 件 ( 同 20.4%) 増加しており 圧倒的に多い状況である 次いで スマートフォン等の オンラインゲーム に関する相談が 32 件で 対前年度比 3 件 ( 同 10.3%) 増加しており インターネットを通じて得られる情報に関する デジタルコンテンツ の相談が 14 件で 対前年度比 4 件 ( 同 40.0%) 増加しており テレビ放送サービス に関する相談が 9 件で 対前年度比 6 件 ( 同 40.0%) 減少となっている ( 図 7) 表 4 年度別相談件数の推移 (20 歳未満契約当事 ) 年 度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 相談件数 390 件 344 件 387 件 380 件 相談全体に占める割合 3.1% 2.8% 3.0% 3.1% - 8 -

図 7 商品 役務別相談件数 (20 歳未満契約当事者 ) 単位 / 件 資料 5 商品 役務別相談件数 - 20 歳未満上位 10 品目 ( 契約当事者 )- 参照 相談事例 / オンラインゲーム ( 相談者 :30 代女性 ) 小学生の子どもがタブレット端末で ゲームのアイテムを高額決済していたことが発覚した クレジットカードの利用明細書が届き 身に覚えのない決済が複数回で合計 15 万円であった 明細書に記載されていた販売店に電話連絡すると タブレット端末からゲームのアイテムを購入しており家族の利用ではないかと指摘を受けた 子どもがタブレット端末でゲームをしていたのは知っていたが 無料のゲームを許可し子どもも了承していたため有料決済をしていないと思っていたが 子どもに確認すると有料決済していたことがわかった 原因は私がタブレット端末の初期設定時に自分のクレジットカード番号を登録していたため その後の決済が可能だったと思われる 料金の支払い義務はあるか 今後の対応は 5 資料 ⑴ 資料 1 平成 26 年度相談概要 ( 全国統一様式 ) ⑵ 資料 2 平成 26 年度商品 役務別相談件数 ( 上位 25 品目 ) ⑶ 資料 3 平成 26 年度販売購入形態別相談件数 ( 上位 10 位 ) 平成 26 年度販売手口別相談件数 ( 上位 10 位 ) ⑷ 資料 4 平成 26 年度販売購入形態別相談件数 ( 契約当事者 65 歳以上上位 10 位 ) 平成 26 年度販売手口別相談件数 ( 契約当事者 65 歳以上上位 10 位 ) ⑸ 資料 5 平成 26 年度契約当事者年代別 商品 役務別相談件数 ( 上位 10 品目 ) - 9 -

資料 1 契約当事者 苦情 問合せ 要望 ( 単位 : 件 % 円 ) 契約 購入金額 商品大分類 性別 年齢別 職業別 項目当該年前年同期前年同期比項目当該年前年同期前年同期比 相談件数 12,410 12,790 97.0 安全 衛生 445 458 97.2 男性 5,384 5,493 98.0 品質 機能 役務品質 2,759 3,185 86.6 女性 6,880 7,186 95.7 法規 基準 258 295 87.5 20 歳未満 380 387 98.2 価格 料金 1,534 1,860 82.5 20 歳代 1,287 1,298 99.2 相 計量 量目 11 29 37.9 30 歳代 1,952 1,974 98.9 談 表示 広告 437 554 78.9 40 歳代 2,263 2,207 102.5 内 販売方法 2,161 2,613 82.7 50 歳代 1,973 1,901 103.8 容 契約 解約 7,793 6,753 115.4 60 歳代 1,922 2,008 95.7 分接客対応 1,262 1,557 81.1 類 70 歳以上 2,358 2,757 85.5 包装 容器 16 11 145.5 その他 不明 275 258 106.6 施設 設備 25 26 96.2 平均年齢 51 51 98.4 買物相談 120 160 75.0 給与生活者 4,911 4,985 98.5 生活知識 24 22 109.1 自営 自由業 312 341 91.5 その他 23 19 121.1 家事従事者 2,833 2,829 100.1 店舗購入 5,164 5,757 89.7 学生 551 516 106.8 訪問販売 814 971 83.8 無職 3,217 3,584 89.8 販通信販売 3,902 3,381 115.4 団体 30 21 142.9 売マルチ マルチまがい取引 123 114 107.9 購その他 不明 556 514 108.2 電話勧誘販売 729 975 74.8 入 1 万円未満 1,560 1,641 95.1 形ネガティブ オプション 6 24 25.0 5 万円未満 1,444 1,665 86.7 態 訪問購入 121 76 159.2 10 万円未満 1,277 1,287 99.2 その他無店舗販売 52 36 144.4 50 万円未満 1,276 1,269 100.6 不明 無関係 1,499 1,456 103.0 100 万円未満 296 317 93.4 商 1 放送 コンテンツ等 2,261 1,865 121.2 500 万円未満 440 479 91.9 品 2 レンタル リース 貸借 1,182 1,323 89.3 1 千万円未満 57 61 93.4 3 商品一般 501 426 117.6 役 5 千万円未満 80 111 72.1 務 4 工事 建築 加工 449 623 72.1 1 億円未満 5 5 100.0 別 5 インターネット通信サーヒ ス 431 270 159.6 1 億円以上 1 1 100.0 相 6 役務その他 411 396 103.8 その他 不明 5,974 5,954 100.3 談 7 移動通信サービス 388 279 139.1 件合計金額 4,059,516,060 4,733,617,793 85.8 8 自動車 336 359 93.6 数(平均金額 630,751 692,454 91.1 9 相談その他 256 264 97.0 商品一般 501 426 117.6 上 10 健康食品 230 490 46.9 食料品 581 909 63.9 位 11 融資サービス 217 280 77.5 住居品 567 568 99.8 K 12 書籍 印刷物 194 203 95.6 W 光熱水品 213 199 107.0 13 医療 192 197 97.5 集被服品 623 627 99.4 14 理美容 177 140 126.4 保健衛生品 306 353 86.7 15 修理 補修 160 202 79.2 教養娯楽品 877 994 88.2 1 解約 3,260 3,332 97.8 車両 乗り物 387 420 92.1 2 契約書 書面 3,124 3,261 95.8 土地 建物 設備 279 337 82.8 3 インターネット通販 3,038 2,421 125.5 他の商品 3 6 50.0 4 高価格 料金 1,841 1,829 100.7 商品計 4,337 4,839 89.6 5 他の接客対応 1,774 1,996 88.9 計)平成 26 年度相談概要 ( 全国統一様式 ) キークリーニング 82 95 86.3 内容 6 返金 1,607 1,694 94.9 レンタル リース 貸借 1,182 1,323 89.3 7 他の価格 料金 1,586 1,805 87.9 工事 建築 加工 449 623 72.1 8 信用性 1,583 1,495 105.9 修理 補修 160 202 79.2 ワー9 他の品質機能 1,456 1,870 77.9 管理 保管 35 17 205.9 10 不当請求 1,323 849 155.8 ド役務一般 24 12 200.0 11 ポルノ 風俗 1,270 873 145.5 金融 保険サービス 753 866 87.0 12 プライバシー 1,153 892 129.3 運輸 通信サービス 3,305 2,641 125.1 13 説明不足 1,085 954 113.7 教育サービス 123 78 157.7 14 電子広告 979 1,275 76.8 教養 娯楽サービス 321 404 79.5 15 電話勧誘 968 1,202 80.5 保健 福祉サービス 571 532 107.3 他の役務 587 611 96.1 注 1: 国民生活センターによる全国統一の集計方法による 内職 副業 ねずみ講 48 54 88.9 注 2: 商品 役務別相談件数及び内容キーワード分類は 件数の 他の行政サービス 70 88 79.5 多いものから順に掲載 役務計 7,710 7,546 102.2 注 3: 相談内容及び内容キーワード分類は 1 件の相談が複数の 他の相談 363 405 89.6 項目に渡って分類されるため 各分類の合計は相談件数を上回る 総計 12,410 12,790 97.0 10

資料 2 平成 26 年度商品 役務別相談件数 ( 上位 25 品目 ) 順位 商品 役務名 平成 26 年度平成 25 年度前年度内訳内訳比相談件数相談件数苦情問合せ苦情問合せ (%) 1 アダルト情報サイト 1,172 1,165 7 854 849 5 137.2 2 賃貸アパート 1,044 1,010 34 1,195 1,146 49 87.4 3 商品一般 501 471 30 426 386 40 117.6 4 デジタルコンテンツ 383 381 2 310 307 3 123.5 5 携帯電話サービス 293 285 8 204 197 7 143.6 6 普通 小型自動車 251 238 13 274 261 13 91.6 7 光ファイバー 231 225 6 174 169 5 132.8 8 出会い系サイト 227 225 2 226 222 4 100.4 9 フリーローン サラ金 198 186 12 241 213 28 82.2 10 相談その他 187 112 75 197 80 117 94.9 11 役務その他サービス 179 167 12 150 133 17 119.3 12 修理サービス 153 143 10 189 178 11 81.0 13 新聞 148 146 2 156 150 6 94.9 14 インターネット接続回線 145 140 5 59 55 4 245.8 15 テレビ放送サービス 121 120 1 133 128 5 91.0 16 プロパンガス 118 106 12 109 100 9 108.3 17 他の健康食品 115 110 5 169 163 6 68.0 18 医療サービス 110 102 8 108 101 7 101.9 19 他のデジタルコンテンツ 109 108 1 118 113 5 92.4 20 健康食品 98 94 4 290 285 5 33.8 21 モバイルデータ通信 94 90 4 73 70 3 128.8 22 ファンド型投資商品 92 90 2 138 134 4 66.7 23 携帯電話 87 81 6 153 150 3 56.9 24 金融関連サービスその他 85 80 5 73 66 7 116.4 25 普通生命保険 84 81 3 94 79 15 89.4 25 脱毛エステ 84 83 1 55 52 3 152.7 11

資料 3 販売購入形態 平成 26 年度販売購入形態別相談件数 ( 上位 10 位 ) 相談件数 平成 26 年度 平成 25 年度 内訳内訳相談件数苦情問合せ苦情問合せ インターネット通販 3,038 2,979 59 2,421 2,365 56 125.5 電話勧誘 968 950 18 1,202 1,185 17 80.5 家庭訪販 785 769 16 840 809 31 93.5 インターネットオークション 90 81 9 97 96 1 92.8 テレビショッピング 81 80 1 96 94 2 84.4 カタログ通販 60 57 3 54 54 0 111.1 展示販売 35 35 0 35 35 0 100.0 ネガティブオプション 29 28 1 114 111 3 25.4 紹介販売 29 28 1 17 17 0 170.6 アフィリエイト 23 22 1 17 17 0 135.3 相談の中で 問題のあった販売形態を数値にしたもの ネガティブオプション以外は 販売形態そのものに問 題はない 注 1:1 件の相談について 複数の販売形態に分類される場合がある 注 2: 販売形態の分類は 国民生活センターの分類による ネガティブオプション = 申込みしない商品の送りつけ販売 紹介販売 = 人を紹介することによって販売を拡大する販売システム 取引が連鎖している場合は除く 前年度比 (%) アフィリエイト = メールやブログ ホームページに広告を掲載しアクセスや売り上げがあがるとそのうちの一部が報酬として支払われるもの 販売手口 平成 26 年度販売手口別相談件数 ( 上位 10 位 ) 相談件数 平成 26 年度 平成 25 年度 内訳内訳相談件数苦情問合せ苦情問合せ 前年度比 (%) 説明不足 1,085 1,068 17 954 945 9 113.7 強引 589 582 7 741 732 9 79.5 虚偽説明 555 541 14 647 637 10 85.8 無料商法 356 345 11 347 343 4 102.6 詐欺 226 224 2 517 502 15 43.7 代引配達 188 183 5 327 321 6 57.5 サイドビジネス商法 179 177 2 157 151 6 114.0 身分詐称 178 174 4 89 88 1 200.0 特典強調 168 162 6 83 82 1 202.4 問題勧誘 149 148 1 130 128 2 114.6 注 1:1 件の相談について 複数の販売形態に分類される場合がある 注 2: 販売手口の分類は 国民生活センターの分類による 説明不足 = 販売時に限らず クレーム処理の際に説明が足りないものも含む 無料商法 = 無料招待や無料体験など 無料 でつって売りつける商法 詐欺 = 業者の騙す意図が感じられたもの サイドビジネス商法 = サイドビジネスになる 等のセールストークで契約させる商法 身分詐称 =セールスマンが公的機関や有名企業の職員や関係者であるかのように思わせて売りつける商法 特典強調 = 本来の契約商品等以外の特典を強調しているもの 問題勧誘 = 勧誘方法に問題があるが 他に該当する販売手口がないもの 12

資料 4 平成 26 年度販売購入形態別相談件数 ( 契約当事者 65 歳以上上位 10 位 ) 販売購入形態 相談件数 平成 26 年度 平成 25 年度 内訳内訳相談件数苦情問合せ苦情問合せ 電話勧誘 530 523 7 760 750 10 69.7 家庭訪販 412 405 7 425 408 17 96.9 インターネット通販 306 300 6 198 190 8 154.5 テレビショッピング 47 47 0 54 52 2 87.0 カタログ通販 30 28 2 26 26 0 115.4 展示販売 17 17 0 20 20 0 85.0 ネガティブオプション 15 14 1 93 93 0 16.1 紹介販売 9 9 0 4 4 0 225.0 インターネットオークション 5 4 1 3 3 0 166.7 露店販売 3 3 0 0 0 0 --- 相談の中で 問題のあった販売形態を数値にしたもの ネガティブオプション以外は 販売形態そのものに問題はない 注 1:1 件の相談について 複数の販売形態に分類される場合がある 注 2: 販売形態の分類は 国民生活センターの分類による ネガティブオプション= 申込みしない商品の送りつけ販売 紹介販売 = 人を紹介することによって販売を拡大する販売システム 取引が連鎖している場合は除く 露店販売 = 屋台 フリーマーケット 巡回販売 消費者が販売車まで行って商品を見る場合 前年度比 (%) 平成 26 年度販売手口別相談件数 ( 契約当事者 65 歳以上上位 10 位 ) 販売手口 相談件数 平成 26 年度 平成 25 年度 内訳内訳相談件数苦情問合せ苦情問合せ 前年度比 (%) 説明不足 252 250 2 220 218 2 114.5 強引 230 228 2 390 388 2 59.0 虚偽説明 133 132 1 237 235 2 56.1 身分詐称 107 104 3 56 56 0 191.1 無料商法 97 94 3 93 93 0 104.3 詐欺 78 78 0 167 161 6 46.7 代引配達 77 76 1 222 219 3 34.7 問題勧誘 71 70 1 63 63 0 112.7 景品付販売 63 63 0 46 45 1 137.0 次々販売 54 54 0 67 67 0 80.6 注 1:1 件の相談について 複数の販売形態に分類される場合がある 注 2: 販売手口分類は 国民生活センターの分類による 説明不足 = 販売時に限らず クレーム処理の際に説明が足りないものも含む 無料商法 = 無料招待や無料体験など 無料 でつって売りつける商法 詐欺 = 業者の騙す意図が感じられたもの 問題勧誘 = 勧誘方法に問題があるが 他に該当する販売手口がないもの 景品付販売 = 景品を付けることを販売勧誘の手段にしており 販売方法に問題のあるもの 次々販売 =1 人に次から次へと契約させた場合で 販売方法に問題のあるもの 13

平成 26 年度 契約当事者年代別 商品 役務別相談件数( 上位 10 品目 ) 年代 20 歳未満 年代 20 代 年代 30 代 年代 40 代 相談件数 380 相談件数 1,287 相談件数 1,952 相談件数 2,263 全相談件数に占める割合 3.1% 全相談件数に占める割合 10.4% 全相談件数に占める割合 15.7% 全相談件数に占める割合 18.2% 14 アダルト情報サイト 171 (45.0%) 賃貸アパート 202 (15.7%) 賃貸アパート 286 (14.7%) アダルト情報サイト 262 (11.6%) オンラインゲーム 32 (8.4%) アダルト情報サイト 131 (10.2%) アダルト情報サイト 171 (8.8%) 賃貸アパート 208 (9.2%) デジタルコンテンツ 14 (3.7%) 出会い系サイト 58 (4.5%) デジタルコンテンツ 74 (3.8%) デジタルコンテンツ 95 (4.2%) テレビ放送サービス 9 (2.4%) 脱毛エステ 46 (3.6%) 出会い系サイト 64 (3.3%) 携帯電話サービス 89 (3.9%) 携帯電話サービス 7 (1.8%) 普通 小型自動車 39 (3.0%) 普通 小型自動車 61 (3.1%) 商品一般 69 (3.0%) 商品一般 6 (1.6%) 商品一般 35 (2.7%) 商品一般 55 (2.8%) 普通 小型自動車 61 (2.7%) 賃貸アパート 6 (1.6%) デジタルコンテンツ 34 (2.6%) 携帯電話サービス 52 (2.7%) 出会い系サイト 51 (2.3%) 歯科治療 6 (1.6%) 携帯電話サービス 32 (2.5%) フリーローン サラ金 43 (2.2%) 光ファイバー 49 (2.2%) 他の健康食品 5 (1.3%) 光ファイバー 26 (2.0%) 光ファイバー 37 (1.9%) フリーローン サラ金 36 (1.6%) 衛星テレビ放送 5 (1.3%) フリーローン サラ金 23 (1.8%) プロパンガス 29 (1.5%) モバイルデータ通信 33 (1.5%) 出会い系サイト 5 (1.3%) 他のデジタルコンテンツ 5 (1.3%) 光ファイバー 5 (1.3%) 相談その他 5 (1.3%) 年代 50 代 年代 60 代 年代 70 代 年代 80 代以上 相談件数 1,973 相談件数 1,922 相談件数 1,499 相談件数 859 全相談件数に占める割合 15.9% 全相談件数に占める割合 15.5% 全相談件数に占める割合 12.1% 全相談件数に占める割合 6.9% アダルト情報サイト 201 (10.2%) アダルト情報サイト 165 (8.6%) 商品一般 100 (6.7%) 商品一般 63 (7.3%) 賃貸アパート 149 (7.6%) 賃貸アパート 95 (4.9%) 賃貸アパート 56 (3.7%) 新聞 43 (5.0%) デジタルコンテンツ 71 (3.6%) 商品一般 82 (4.3%) アダルト情報サイト 50 (3.3%) 健康食品 34 (4.0%) 商品一般 68 (3.4%) デジタルコンテンツ 58 (3.0%) 相談その他 40 (2.7%) 他の健康食品 32 (3.7%) 携帯電話サービス 49 (2.5%) 光ファイバー 42 (2.2%) ファンド型投資商品 39 (2.6%) 賃貸アパート 23 (2.7%) 普通 小型自動車 38 (1.9%) 普通 小型自動車 36 (1.9%) 役務その他サービス 35 (2.3%) 相談その他 21 (2.4%) インターネット接続回線 34 (1.7%) 役務その他サービス 36 (1.9%) 新聞 30 (2.0%) 修理サービス 19 (2.2%) 光ファイバー 33 (1.7%) 相談その他 36 (1.9%) デジタルコンテンツ 29 (1.9%) 有料老人ホーム 18 (2.1%) フリーローン サラ金 32 (1.6%) フリーローン サラ金 31 (1.6%) 修理サービス 28 (1.9%) ファンド型投資商品 17 (2.0%) 修理サービス 31 (1.6%) 携帯電話サービス 31 (1.6%) 光ファイバー 27 (1.8%) アダルト情報サイト 16 (1.9%) その他 年齢不明等の相談件数 275 件 ( 全相談件数に占める割合 2.2%) 全相談件数 12,410 件 ( ) 内は 各年代における相談件数に対する割合 資料 5