1. 適用範囲 この取扱説明書は表 1.1~1.6 に示すインサート軸受ユニットに適用する 表 1.1 ピロー形ユニット 印ろう付角フランジ形ひしフランジ形テークアップ形カートリッジ形丸フランジ形ユニットユニットユニットユニットユニット UCP201 UCPH201 UCPA201 UCF201 U

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表 1.2 印ろう付ピロー形角フランジ形ひしフランジ形テークアップ形ハンガー形丸フランジ形ユニットユニットユニットユニットユニットユニット UCPX05 UCFX05 UCFCX05 UCFLX05 UCTX05 UCECH201 UCPX06 UCFX06 UCFCX06 UCFLX06 UCTX06 UCECH202 UCECH203 UCPX07 UCFX07 UCFCX07 UCFLX07 UCTX07 UCPX08 UCFX08 UCFCX08 UCFLX08 UCTX08 UCECH204 UCPX09 UCFX09 UCFCX09 UCFLX09 UCTX09 UCECH205 UCPX10 UCFX10 UCFCX10 UCFLX10 UCTX10 UCECH206 UCPX11 UCFX11 UCFCX11 UCTX11 UCECH207 UCPX12 UCFX12 UCFCX12 UCTX12 UCECH208 UCPX13 UCFX13 UCFCX13 UCTX13 UCECH209 UCPX14 UCFX14 UCFCX14 UCTX14 UCECH210 UCPX15 UCFX15 UCFCX15 UCTX15 UCECH211 UCPX16 UCFX16 UCFCX16 UCTX16 UCECH212 UCPX17 UCFX17 UCFCX17 UCTX17 UCECH213 UCPX18 UCFX18 UCFCX18 UCECH215 UCPX20 UCFX20 UCFCX20 備考 : この取扱説明書は 表 1.2に記載した標準品以外で 補助記号 ( 注 1) 集約記号( 注 2) 付きのユニットにも適用する ( 注 )1. 軸受, 軸受箱, 主要部品の精度や形状 追加工等の特殊 変更記号 2. 呼び番号で 字数が多過ぎたり 複雑になったりした特殊品の簡略化記号 - 2 -

表 1.3 ピロー形ユニット 印ろう付角フランジ形ひしフランジ形テークアップ形カートリッジ形角フランジ形ユニットユニットユニットユニットユニット UCP305 UCF305 UCFS305 UCFL305 UCT305 UCC305 UCP306 UCF306 UCFS306 UCFL306 UCT306 UCC306 UCP307 UCF307 UCFS307 UCFL307 UCT307 UCC307 UCP308 UCF308 UCFS308 UCFL308 UCT308 UCC308 UCP309 UCF309 UCFS309 UCFL309 UCT309 UCC309 UCP310 UCF310 UCFS310 UCFL310 UCT310 UCC310 UCP311 UCF311 UCFS311 UCFL311 UCT311 UCC311 UCP312 UCF312 UCFS312 UCFL312 UCT312 UCC312 UCP313 UCIP313 UCF313 UCFS313 UCFL313 UCT313 UCC313 UCP314 UCIP314 UCF314 UCFS314 UCFL314 UCT314 UCC314 UCP315 UCIP315 UCF315 UCFS315 UCFL315 UCT315 UCC315 UCP316 UCIP316 UCF316 UCFS316 UCFL316 UCT316 UCC316 UCP317 UCIP317 UCF317 UCFS317 UCFL317 UCT317 UCC317 UCP318 UCIP318 UCF318 UCFS318 UCFL318 UCT318 UCC318 UCP319 UCIP319 UCF319 UCFS319 UCFL319 UCT319 UCC319 UCP320 UCIP320 UCF320 UCFS320 UCFL320 UCT320 UCC320 UCP322 UCIP322 UCF322 UCFS322 UCFL322 UCT322 UCC322 UCP321 UCF321 UCFS321 UCFL321 UCT321 UCC321 UCP324 UCIP324 UCF324 UCFS324 UCFL324 UCT324 UCC324 UCP326 UCIP326 UCF326 UCFS326 UCFL326 UCT326 UCC326 UCP328 UCIP328 UCF328 UCFS328 UCFL328 UCT328 UCC328 備考 : この取扱説明書は 表 1.3に記載した標準品以外で 補助記号 ( 注 1) 集約記号( 注 2) 付きのユニ ットにも適用する ( 注 )1. 軸受, 軸受箱, 主要部品の精度や形状 追加工等の特殊 変更記号 2. 呼び番号で 字数が多過ぎたり 複雑になったりした特殊品の簡略化記号 - 3 -

表 1.4 鋳鉄製カバー付きユニット 印ろう付角フランジ形ひしフランジ形テークアップ形丸フランジ形ピロー形ユニットユニットユニットユニットユニット CUCP201C(CE) CUCF201C(CE) CUCFC201C(CE) CUCFL201C(CE) CUCT201C(CE) CUCP202C(CE) CUCF202C(CE) CUCFC202C(CE) CUCFL202C(CE) CUCT202C(CE) CUCP203C(CE) CUCF203C(CE) CUCFC203C(CE) CUCFL203C(CE) CUCT203C(CE) CUCP204C(CE) CUCF204C(CE) CUCFC204C(CE) CUCFL204C(CE) CUCT204C(CE) CUCP205C(CE) CUCF205C(CE) CUCFC205C(CE) CUCFL205C(CE) CUCT205C(CE) CUCP206C(CE) CUCF206C(CE) CUCFC206C(CE) CUCFL206C(CE) CUCT206C(CE) CUCP207C(CE) CUCF207C(CE) CUCFC207C(CE) CUCFL207C(CE) CUCT207C(CE) CUCP208C(CE) CUCIP208C(CE) CUCF208C(CE) CUCFC208C(CE) CUCFL208C(CE) CUCT208C(CE) CUCP209C(CE) CUCIP209C(CE) CUCF209C(CE) CUCFC209C(CE) CUCFL209C(CE) CUCT209C(CE) CUCP210C(CE) CUCIP210C(CE) CUCF210C(CE) CUCFC210C(CE) CUCFL210C(CE) CUCT210C(CE) CUCP211C(CE) CUCIP211C(CE) CUCF211C(CE) CUCFC211C(CE) CUCFL211C(CE) CUCT211C(CE) CUCP212C(CE) CUCIP212C(CE) CUCF212C(CE) CUCFC212C(CE) CUCFL212C(CE) CUCT212C(CE) CUCP213C(CE) CUCIP213C(CE) CUCF213C(CE) CUCFC213C(CE) CUCFL213C(CE) CUCT213C(CE) CUCP214C(CE) CUCF214C(CE) CUCFC214C(CE) CUCFL214C(CE) CUCT214C(CE) CUCP215C(CE) CUCF215C(CE) CUCFC215C(CE) CUCFL215C(CE) CUCT215C(CE) CUCP216C(CE) CUCF216C(CE) CUCFC216C(CE) CUCFL216C(CE) CUCT216C(CE) CUCP217C(CE) CUCF217C(CE) CUCFC217C(CE) CUCFL217C(CE) CUCT217C(CE) CUCP218C(CE) CUCF218C(CE) CUCFC218C(CE) CUCFL218C(CE) 備考 : この取扱説明書は 表 1.4 に記載した標準品以外で 補助記号 ( 注 1) 集約記号 ( 注 2) 付きのユニ ットにも適用する ( 注 )1. 軸受, 軸受箱, 主要部品の精度や形状 追加工等の特殊 変更記号 2. 呼び番号で 字数が多過ぎたり 複雑になったりした特殊品の簡略化記号 - 4 -

表 1.5 鋳鉄製カバー付きユニット 印ろう付角フランジ形ひしフランジ形テークアップ形角フランジ形ピロー形ユニットユニットユニットユニットユニット CUCP305C(CE) CUCF305C(CE) CUCFS305C(CE) CUCFL305C(CE) CUCT305C(CE) CUCP306C(CE) CUCF306C(CE) CUCFS306C(CE) CUCFL306C(CE) CUCT306C(CE) CUCP307C(CE) CUCF307C(CE) CUCFS307C(CE) CUCFL307C(CE) CUCT307C(CE) CUCP308C(CE) CUCF308C(CE) CUCFS308C(CE) CUCFL308C(CE) CUCT308C(CE) CUCP309C(CE) CUCF309C(CE) CUCFS309C(CE) CUCFL309C(CE) CUCT309C(CE) CUCP310C(CE) CUCF310C(CE) CUCFS310C(CE) CUCFL310C(CE) CUCT310C(CE) CUCP311C(CE) CUCF311C(CE) CUCFS311C(CE) CUCFL311C(CE) CUCT311C(CE) CUCP312C(CE) CUCF312C(CE) CUCFS312C(CE) CUCFL312C(CE) CUCT312C(CE) CUCP313C(CE) CUCIP313C(CE) CUCF313C(CE) CUCFS313C(CE) CUCFL313C(CE) CUCT313C(CE) CUCP314C(CE) CUCIP314C(CE) CUCF314C(CE) CUCFS314C(CE) CUCFL314C(CE) CUCT314C(CE) CUCP315C(CE) CUCIP315C(CE) CUCF315C(CE) CUCFS315C(CE) CUCFL315C(CE) CUCT315C(CE) CUCP316C(CE) CUCIP316C(CE) CUCF316C(CE) CUCFS316C(CE) CUCFL316C(CE) CUCT316C(CE) CUCP317C(CE) CUCIP317C(CE) CUCF317C(CE) CUCFS317C(CE) CUCFL317C(CE) CUCT317C(CE) CUCP318C(CE) CUCIP318C(CE) CUCF318C(CE) CUCFS318C(CE) CUCFL318C(CE) CUCT318C(CE) CUCP319C(CE) CUCIP319C(CE) CUCF319C(CE) CUCFS319C(CE) CUCFL319C(CE) CUCT319C(CE) CUCP320C(CE) CUCIP320C(CE) CUCF320C(CE) CUCFS320C(CE) CUCFL320C(CE) CUCT320C(CE) CUCP321C(CE) CUCF321C(CE) CUCFS321C(CE) CUCFL321C(CE) CUCT321C(CE) CUCP322C(CE) CUCIP322C(CE) CUCF322C(CE) CUCFS322C(CE) CUCFL322C(CE) CUCT322C(CE) CUCP324C(CE) CUCIP324C(CE) CUCF324C(CE) CUCFS324C(CE) CUCFL324C(CE) CUCT324C(CE) CUCP326C(CE) CUCIP326C(CE) CUCF326C(CE) CUCFS326C(CE) CUCFL326C(CE) CUCT326C(CE) CUCP328C(CE) CUCIP328C(CE) CUCF328C(CE) CUCFS328C(CE) CUCFL328C(CE) CUCT328C(CE) 備考 : この取扱説明書は 表 1.5に記載した標準品以外で 補助記号 ( 注 1) 集約記号( 注 2) 付きのユニ ットにも適用する ( 注 )1. 軸受, 軸受箱, 主要部品の精度や形状 追加工等の特殊 変更記号 2. 呼び番号で 字数が多過ぎたり 複雑になったりした特殊品の簡略化記号 - 5 -

表 1.6 鋼板製カバー付きユニット 印ろう付角フランジひしフランジテークアップ丸フランジピロー形ユニット形ユニット形ユニット形ユニット形ユニット UCP201C(E) UCF201C(E) UCFC201C(E) UCFL201C(E) UCT201C(E) UCP202C(E) UCF202C(E) UCFC202C(E) UCFL202C(E) UCT202C(E) UCP203C(E) UCF203C(E) UCFC203C(E) UCFL203C(E) UCT203C(E) UCP204C(E) UCF204C(E) UCFC204C(E) UCFL204C(E) UCT204C(E) UCP205C(E) UCF205C(E) UCFC205C(E) UCFL205C(E) UCT205C(E) UCP206C(E) UCF206C(E) UCFC206C(E) UCFL206C(E) UCT206C(E) UCP207C(E) UCF207C(E) UCFC207C(E) UCFL207C(E) UCT207C(E) UCP208C(E) UCIP208C(E) UCF208C(E) UCFC208C(E) UCFL208C(E) UCT208C(E) UCP209C(E) UCIP209C(E) UCF209C(E) UCFC209C(E) UCFL209C(E) UCT209C(E) UCP210C(E) UCIP210C(E) UCF210C(E) UCFC210C(E) UCFL210C(E) UCT210C(E) UCP211C(E) UCIP211C(E) UCF211C(E) UCFC211C(E) UCFL211C(E) UCT211C(E) UCP212C(E) UCIP212C(E) UCF212C(E) UCFC212C(E) UCFL212C(E) UCT212C(E) UCP213C(E) UCIP213C(E) UCF213C(E) UCFC213C(E) UCFL213C(E) UCT213C(E) 備考 : この取扱説明書は 表 1.6に記載した標準品以外で 補助記号 ( 注 1) 集約記号( 注 2) 付きのユニットにも適用する ( 注 )1. 軸受, 軸受箱, 主要部品の精度や形状 追加工等の特殊 変更記号 2. 呼び番号で 字数が多過ぎたり 複雑になったりした特殊品の簡略化記号 - 6 -

2. 各部の名称及びはたらき スリンガ : 内輪に固定され 内輪と共に回転するため 遠心力により塵埃の侵入を防止する ゴムシール : 外輪に固定され リップ部は内輪に接触しているのでグリースの漏出 外部からの塵埃や湿気の侵入を防止する グリースニップル : 潤滑グリースを補給するための部品であり 使用される環境に応じた間隔にてグリースを補給することで 軸受寿命を長くすることができる 固定用ピン座 : この位置にピン穴を設けることで 軸受交換時のインサート軸受ユニットの位置決めが容易に行うことができ さらに 取付けボルトの補強に便利である 回り止めピン : 外輪の連れ回りを防止し 軸受 軸受箱間のはめあい面の摩耗を防ぐ 止めねじ : インサート軸受と軸とを固定する 鋼板製カバー付きインサート軸受ユニット 鋳鉄製カバー付きインサート軸受ユニット - 7 -

3. 止めねじの種類と呼び番号主な止めねじの種類を図 3.1に示す このうち SW 形止めねじは の標準止めねじである その他の止めねじは特殊品でSB 形止めねじやSC 形止めねじは軸に加工の必要はあるが軸との間のすべりをより確実に防止することができる また SH 形止めねじは軸の伸縮を逃がす場合に使用されるものである 図 3.1 4. 軸の選定 1) 軸の寸法許容差内輪と軸とのはめあいは 取扱いの便宜上 一般にすきまばめで行なわれることが多い このようにゆるいはめあいを行なう場合の軸の寸法許容差は 表 4.1に示す値が適当である 頭付き棒先止めねじ (SH 形 ) を使用する場合 軸の寸法差は 表 4.1のh7 h8( 炭素鋼使用の場合 ) が適当である 高速回転 重荷重もしくは衝撃荷重を受ける場合などには 内輪と軸とのはめあいをしまりばめにすることが望ましい このようにかたいはめあいを行なう場合の軸の寸法許容差は 表 4.2に示す値が適当である 尚 軸受と軸とをかたいはめあいで使用する場合 軸受の初期すきまは 予め大きいものにしなければならない 表 4.1 軸の寸法許容差 ( ゆるいはめあいを行なう場合 ) 軸径 (mm) 軸の寸法許容差 ( μm) を超え以 下 js7 h7 h8 10 18 ± 9 0~-18 0~-27 18 30 ± 10.5 0~-21 0~-33 30 50 ± 12.5 0~-25 0~-39 50 80 ± 15 0~-30 0~-46 80 120 ± 17.5 0~-35 0~-54 120 180 ± 20 0~-40 0~-63 備考 ;js7 を原則とする 表 4.2 軸の寸法許容差 ( かたいはめあいを行なう場合 ) 軸径 (mm) 軸の寸法許容差 ( μm) を超え以 下 n6 n7 m6 m7 10 18 +23~+12 +30~+12 +18~+ 7 +25~+7 18 30 +28~+15 +36~+15 +21~+ 8 +29~+8 30 50 +33~+17 +42~+17 +25~+ 9 +34~+9 50 80 +39~+20 +50~+20 +30~+11 +41~+11 80 120 +45~+23 +58~+23 +35~+13 +48~+13 120 180 +52~+27 +67~+27 +40~+15 +55~+15 備考 ; 軸径 30mm 以下の場合には m6 以外は使用しない方がよい - 8 -

2) 取付け軸についてユニットを取付ける軸は 曲りやかえりのないものを使用し 軸端は 面取りを施す SW 形止めねじを使用する場合 止めねじの先が軸の表面から沈む程度に止めねじの当たる部分を図 4.1 に示すようにやすりで平らに削るか または 図 4.2に示すようにきりでもんでから 締め付けることが望ましい また 振動や衝撃を受ける場合や作用するアキシアル荷重が大きい場合には 段付き軸にはめ込んで ナットで締め付ける SC 形止めねじを使用する場合 とがり先止めねじの先端が沈むよう きりもみ穴を設ける必要がある 各型番におけるSC 形止めねじ先端寸法は 表 4.3の通りとなる SH 止めねじを使用する場合 軸には 図 4.3のように溝を設ける必要があり 溝寸法は 表 4.4に示す 図 4.1 図 4.2 図 4.3 表 4.3 SC 形止めねじ先端寸法 単位 mm 軸受の呼び番号 a 寸法 UC201~206 UCX05 UC305,306 2.5 UC207~209 UCX06~X08 UC307 3 UC210~213 UCX09~X12 UC308,309 3.5 UC214~218 UCX13~X17 UC310~314 4.5 - UCX18 UC315,316 5 - UCX20 UC317~319 6 - - UC320~324 6.5 - - UC326,328 7 表 4.4 SH 止めねじ用軸の溝寸法 - 9 -

5. 取付け方法 1) ユニットを静かに軸に通し 所定の位置にもってくる 2) ユニットを機台に取付けボルトで確実に固定する 3) 止めねじを六角棒スパナで均等に締付けて軸に固定する 備 考 1. ユニットを軸に通す際 止めねじの先端が軸受内径から出ていないかを確かめる もし出ている場合は 止めねじをゆるめる 2. ユニットを軸に通すとき こじれないように注意すると共に 内輪側面を直接たたいたり スリンガをたたいたりしない インサート軸受軸受ユニットユニットに強い衝撃衝撃を与えるとえると両側両側のスリンガスリンガが移動移動し シールシールと接触接触するする可能性があるがある そのその場合場合にはには 回転回転トルクトルクが大きくなりきくなり そのままそのまま運転運転するとすると異常発熱異常発熱や異常音異常音発生の原因原因となるとなる ユニットユニット取付後取付後 軸へプーリプーリやスプロケットスプロケット等の伝動装置取付時伝動装置取付時においても軸へ強い衝撃衝撃を与えるとえると同様同様のこととなるのでのこととなるので インサートインサート軸受軸受ユニットユニットに強い衝撃衝撃が加わらないようにする 3. ユニットを取付ける機台は 軸受箱の変形を防ぐため じゅうぶん剛性を持たせ 平面度をよくしておかなければならない ( カートリッジ形 テークアップ形を除く ) 内径番号 13 以下 ( 軸径 φ65 以下 ) は 平面度 0.1mm 以下 内径番号 14 以上 ( 軸径 φ70 以上 ) は 平面度 0.15mm 以下 4. 止めねじの締め付けトルクは表 5.1に示す値が適当である 止めねじをめねじを締め付け過ぎるとぎると内輪内輪の変形変形によりにより 回転精度回転精度を悪くしたりくしたり 内輪内輪が割れるれる恐れがれがある 5. 軸受箱固定ボルトの締め付けトルクは表 5.2に示す値が適当である 表 5.1 止めねじの適正締め付けトルク 軸受の呼び番号 六角棒スパナの呼び 適正締め付けトルク (N m) UC201~203 UCX05 UC305,306 3 3.9 UC204~206 3 4.9 UCX06~X08 4 8.3 UC207~209 UC307 4 11.8 UCX09~X12 5 16.2 UC210~213 UC308,309 5 23.5 UC214~216 UC310,311 6 39.2 UC217,218 UCX13~X18 UC312~316 6 27.9 UCX20 UC317~324 8 66.6 UC326~328 10 112.7-10 -

表 5.2 軸受箱固定ボルトの締め付けトルク ( 参考値 ) トルクトルクトルクねじの呼びねじの呼びねじの呼び N m N m N m M5 1.7~2.7 M14 38~61 M24 196~319 M6 2.8~4.5 M16 59~95 M27 294~466 M8 6.9~11 M18 81~130 M30 397~632 M10 14~22 M20 118~186 M33 539~862 M12 24~38 M22 157~250 M36 691~1107 6. カバー取付け方法 1) カバーの取付けはユニット本体の取付けが完了した後 取り付ける 2) カバーの内側の空間に 図 6.1,6.2に示すようにその容積の1/3~1/2 程度 グリースを詰める 3) カバーの印ろう部を軸受箱の印ろう部にはめ込む 4) 鋳鉄製カバーの場合は 六角ボルトで固定する 5) 鋼板製カバーの場合は カバーを変形させないよう 図 6.3に示すように 側面の円周を木ハンマまたはプラスチックハンマで軽くたたいて取り付ける 備考 1. 内側のゴムシール付きカバーは ユニット本体取付け前に 予め軸へ通しておく 2. 防塵 防湿性を向上させるために 軸受箱の印ろう部やゴムシールのリップ部が接触する軸の表面にもグリースを塗布しておく 図 6.1 鋼板製カバー付き図 6.2 鋳鉄製カバー付き図 6.3 鋼板製カバー取付方法 - 11 -

7. 点検ユニットの取付けが終われば その取付けが適正であるかどうかを検査する 最初は軸を手で回し 円滑に回転することを確かめ 異常がなければ動力で回転させ 騒音 温度上昇などを点検する 1) 騒音軸受箱に聴音棒 ドライバーなどをあてて運転中の音を聞き 異常がないことを確かめる ( 写真 7.1) 正常な運転状態であれば 円滑な回転音が聞こえるが 取付けなどに異常があれば異常音となって現れる 2) 温度上昇運転中に軸受外輪または軸受箱の外周の温度を測定する ( 写真 7.2,7.3) 温度上昇は一般に運転開始後 2~3 時間で飽和し 定常状態に達するが 取付けその他に異常がある場合には 極端に温度が上昇してなかなか定常状態には達しない ( カートリッジ形の温度測定は軸受箱側面部で行う ) 以上のことを試運転時に点検し 異常のないことを確かめてから本格的な稼働に移る なお 稼働中にも間隔を決めて定期的に点検を行い 軸受の故障を早期に発見することが望ましい また 騒音や温度上昇は 定常時との比較を行い 変化がないか監視することが事故や機械の損傷を未然に防止する有効な対策となる 写真 7.1 聴音棒による回転音の確認写真 7.2 温度測定 ( 接触式 ) 写真 7.3 温度測定 ( 非接触式 ) - 12 -

8. 潤滑 1) 潤滑グリースこのインサート軸受には 表 8.1に示すグリースを封入している したがって 補給の際には 封入グリースと同一のグリースを使用することが望ましい 表 8.1 標準封入グリースの性状 種類補助記号商品名メーカー名 NLGI No. 石けん基 備考 1: 表中の使用温度範囲は グリースに対するものであって ユニットとしての使用温度範囲はつぎ の通りである 一般用 -15~+100 耐熱用 HR4 常温 ~+120 耐熱用 HR5 常温 ~+200 耐熱用 HR23 常温 ~+230 耐寒用 食品機械用 CR2A -40~+100 食品機械用 ( 耐熱 ) FD -10~+100 HR20-10~+150 滴点 ( ) 使用温度範囲 ( ) 一般用 - アルバニヤグリース S 昭和シェル石油 3 Li 182-20~+135 - 耐熱用 HR4 HR5 スーパールーブ油研工業 3 Ca 複合 300 以上 -20~+200 - 耐寒用 CR2A エーロシェルグリース 7 昭和シェル石油 - ( マイクロゲル ) 約 250-70~+150 食品機械用 FD HR20 C L A R I O N F O O D M A C H I N E R Y H T E P G R E A S E, N O. 2 CITGO Petroleum Corporation 2 Al 複合 260-12~+163 備考 NLGI No.1,2 の中間に相当 備考 2: 耐熱仕様については 軸受ラジアル内部すきまを予め大きく設定しているので C3 C4 等のす きま記号が補助記号として付される *HR23 仕様について HR23 仕様は インサート軸受内部に ふっ素系高性能耐熱グリースを封入しており 無給油方式 ( メ ンテナンスフリー ) を標準としている 無給油方式とは 軸受箱呼び番号に補助記号 G00 が付いている完全無給油式の軸受箱を用いた仕様 及び KU KA 鋼栓にて軸受箱のグリースニップル穴を塞いだ仕様など グリースの補給機構を持たない仕様のユニット全てのことを示す ( 図 8.1~8.3) 鋼栓 図 8.1 給油式ユニット 図 8.2 無給油式ユニット (G00 仕様 ) 図 8.3 無給油式ユニット ( 鋼栓詰め仕様 ) 呼び番号例 :UCP205 呼び番号例 :UCP205G00 呼び番号例 :UCP205,/KU - 13 -

2) グリースの補給方法グリースの補給は 軸受箱に取付けられたグリースニップルよりグリースガン ( 写真 8.1) を用いて行う 補給グリースには ごみや異物がはいらないように注意する グリースニップルが汚れている場合は補給前にきれいに拭く グリースは グリースニップルの補給口から球状軸受座の円周上に設けられたグリース溝を通って外輪のグリース穴より軸受内部へ注入される 注入されたグリースは軸受の回転に伴って攪拌され 軸受内部で初期封入グリースと混合し 余剰グリースは ゴムシールリップ部を通ってスリンガと外輪との間より排出される ( 写真 8.3 図 8.4) 補給はグリースを軸受内部に一様にゆきわたらせるために できるだけ運転中に行う しかしながら 高速運転中に補給することで危険を伴うときなどのように運転中の補給が困難な場合は 静止中に一部補給した後 手回しまたは運転して攪拌させる様に 間欠運転させながら行なう 静止中に多量多量のグリースを一気一気に補給補給するとするとグリースグリースによりにより両側両側ゴムシールゴムシールへ内圧内圧が作用作用してしてゴムシールゴムシールが外れ スリンガスリンガに接触する可能性可能性があるがある そのその場合場合にはには 回転回転トルクトルクが大きくなりきくなり そのままそのまま運転運転するとすると異常発熱異常発熱の原因原因となるとなる 写真 8.1 グリースガン写真 8.2 グリースガンによる給油例 グリースの循環経路 補給機 ( グリースガン ) グリースニップル ゴムシール スリンガ 写真 8.3 軸受内部からの正常なグリース排出状態図 8.4 グリースの循環経路 * 低トルク仕様 ( 補助記号 :TAA) について TAA 仕様は 非接触式非接触式のゴムシール ( 図 8.5) を使用使用し 封入封入グリースをアルバニヤグリース S1(NLGI No.1) 初期初期グリースグリース封入量封入量を標準標準の 1/3 にした低トルクトルク仕様仕様であるためであるため グリースグリース補給補給を行うとうと 内部内部グリース量が増えトルクトルクが増加増加するのでするので 注意注意が必要必要であるである - 14 - 図 8.5 非接触シール

3) グリースの補給量 グリースの補給量は 表 8.2 の量が適当である 定量的な補給が困難な場合は 補給量の目安として外輪 とスリンガとのすきまから劣化したグリースがにじみ出る程度まで補給する ( 写真 8.3) 表 8.2 グリース補給量 単位 :g 軸受の呼び番号グリース補給量軸受の呼び番号グリース補給量軸受の呼び番号グリースの補給量 UC201~UC204 1.2 - - - - UC205 1.4 UCX05 2.2 UC305 3 UC206 2.2 UCX06 3.2 UC306 3.8 UC207 3.2 UCX07 3.9 UC307 5.7 UC208 3.9 UCX08 5 UC308 7.8 UC209 5 UCX09 5.4 UC309 9.4 UC210 5.4 UCX10 7.4 UC310 12.8 UC211 7.4 UCX11 10 UC311 16.4 UC212 10 UCX12 11.8 UC312 21 UC213 11.8 UCX13 13.6 UC313 26 UC214 13.6 UCX14 15.2 UC314 31.5 UC215 15.2 UCX15 18.8 UC315 38 UC216 18.8 UCX16 23 UC316 41 UC217 23 UCX17 28 UC317 52 UC218 28 UCX18 33.5 UC318 62 UC319 73 UCX20 46.5 UC320 92 UC321 106 UC322 133 UC324 158 UC326 194 UC328 246 注 ) 補給量は一回当たりの量を示す * カバー付きの場合 グリース補給により カバー内のグリースは増加するが 運転には支障はない オーバ ーホール時 ( 常温使用 ; 年 1~2 回程度 ) にカバーを取り外し カバー内のグリースを除去し 新しいグリー スを充填することが望ましい - 15 -

4) グリースの補給間隔 グリースの補給間隔の目安を表 8.3 に示す 表 8.3 グリースの補給間隔 軸受の運転温度 環境条件 かなりきれい ごみが多い 非常にごみ 湿気 水しぶきが多い 50 以下 3 年 6ヶ月 3ヶ月 70 1 年 2ヶ月 1ヶ月 100 2.5ヶ月 2 週間 1 週間 120 1.5ヶ月 1 週間 3 日間 150 2 週間 3 日間 毎日 9. 軸受の取替え インサート軸受ユニットを交換する場合 軸受 軸受箱のいずれかの損傷が軽微な場合は そのどちらか一 方を交換することが可能である 軸受を軸受箱に組み込むときは 軸受外輪を軸受座に対して直角にして軸受箱の切欠き部にはめ込み 軸受 を回す ( 写真 9.1) このとき 外輪回り止めピンは必ず軸受箱の切欠き部に入るようにする 回り止めピ ンを切欠切欠き以外以外の軸受座軸受座に無理無理に押し入れるとれると 外輪割外輪割れをれを起こすこす恐れがありれがあり 注意注意が必要必要であるである ( 写真 9. 2) また グリース補給の際 グリースをスムーズに軸受内部へゆきわたらせるため 外輪の給油穴が軸受 箱のグリースニップル穴と近くなる様に軸受を組み込むことが望ましい ( 写真 9.3) 軸受箱切欠き部 外輪給油穴 回り止めピン 外輪回り止めピン 写真 9.1 写真 9.2 外輪給油穴 グリースニップル穴 写真 9.3-16 - 以 上