Microsoft Word - ●自転車交通安全条例( )

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サンプル(26文字)

2 条例化が望ましい事項 (1) 交通安全教育等の推進ア県が行う施策 ( ア ) 県は 自転車の安全で適正な利用について 県民等及び事業者の関心及び理解を深めることができるよう 交通安全教育及び啓発を行うこと ( イ ) 県は 学校での交通安全教育が効果的に行われるよう 情報の提供その他必要な支援を

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

包括規定 案

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

日付:平成22年6月15日

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

個人情報の保護に関する規程(案)

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

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山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

11

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

利用することをいう (4) 林業事業者森林において森林施業 ( 伐採, 植栽, 保育その他の森林における施業をいう 第 12 条において同じ ) を行う者をいう (5) 木材産業事業者木材の加工又は流通に関する事業を行う者をいう (6) 建築関係事業者建築物の設計又は施工に関する事業を行う者をいう

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

0 平方メートルまでの部分について別表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に 店舗面積が5,000 平方メートルを超える部分について同表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に2 分の1を乗じて得た規模を加えて算定するものとする 2 前条第 1 項第 2 号に掲げる施設で 各用

宇都宮市サイクリングターミナル条例施行規則 宇都宮市サイクリングターミナル条例施行規則昭和 58 年 3 月 23 日規則第 14 号改正平成 3 年 12 月第 46 号平成 4 年 3 月第 11 号平成 9 年 6 月第 37 号平成 13 年 3 月第 11 号平成 16 年 12 月第 4

Taro-07_学校体育・健康教育(学

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●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

平塚市幼児2人同乗用自転車レンタル利用規約

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

平成 30 年春の全国交通安全運動埼玉県実施要綱 1 目的本運動は 広く県民に交通安全思想の普及 浸透を図り 交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに 県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより 交通事故防止の徹底を図ることを目的とする 2 実施期間 平成

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H25総ぐるみ実施要綱

Microsoft Word - 資料4 パブコメ意見表紙

7 主な推進事項 (1) 子供と高齢者の交通事故防止子供及びその保護者 高齢運転者を含む高齢者の交通安全意識の高揚を図るとともに 県民総ぐるみで子供及び高齢者等に対する保護意識の醸成を図る 保護者から子供への安全教育の推進 通学路等における子供の安全確保 ドライバーに対する高齢者事故の特徴を踏まえた

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

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の整備を推進し 自転車本来の走行性能の発揮を求める自転車利用者には歩道以外の場所を通行するよう促すとともに 車道を通行することが危険な場合等当該利用者が歩道を通行することがやむを得ない場合には 歩行者優先というルールの遵守を徹底させることが必要である また 制動装置不良自転車運転を始めとする悪質 危

横浜市市民活動推進条例の全部改正

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

2019 年春の全国交通安全運動埼玉県実施要綱 1 目的本運動は 広く県民に交通安全思想の普及 浸透を図り 交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに 県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより 交通事故防止の徹底を図ることを目的とする 2 実施期間 2019

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Taro-議案第13号 行政手続条例の

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

平成 25 年度第 7 回キッズ モニターアンケート 自転車の交通ルールとマナーについて 実施報告 アンケートの実施結果は以下のとおりでした キッズ モニターのみなさん ご協力ありがとうございました アンケート概要 1 実施期間平成 25 年 12 月 13 日 ~12 月 26 日 2 回答者数

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

社会福祉法人長岡メンタルヘルス協会 就労継続支援 B 型 就労移行支援事業 創造工房コスモス 運営規程 ( 事業の目的 ) 第 1 条社会福祉法人長岡メンタルヘルス協会が設置する創造工房コスモス ( 以下 事業所 という ) において実施する障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律

千葉市水道局契約規程及び千葉市水道局会計規程の一部を改正する規程をここに公布する

3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

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東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

Taro-ã†«æ¶‹ã†Šï¼‹éŁ·å®Ÿæ¬¡éŁ·å¾„ver2ï¼›ã•’è¦†ç¶±ï¼‹è«®åŁ‘çfl¨ï¼›ã•‚å¥³æ´»æ³Ł .jtd

湯河原町訓令第  号

例規標準書式スタイル

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

安全管理規程

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

1

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

別紙(例 様式3)案

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●アレルギー疾患対策基本法案

個人情報保護規程

GVP省令

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

Microsoft Word - 【施行②】第50条解釈適用指針Rev4.doc


(Microsoft Word - \201\23203 \201y\216\221\227\2773\201z\217\360\225\266\221f\210\ doc)

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

ブロック塀撤去補要綱

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平


三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

1 基本的な整備内容 道路標識 専用通行帯 (327 の 4) の設置 ( 架空標識の場合の例 ) 自 転 車 ピクトグラム ( 自転車マーク等 ) の設置 始点部および中間部 道路標示 専用通行帯 (109 の 6) の設置 ( 過度な表示は行わない ) 専 用 道路標示 車両通行帯 (109)

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

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2 また 保護者等の役割 として 子どもへの自転車の安全利用に関する指導について規定している 3 人乗りの自転車に関しては 保護者だけでなく 自転車利用者全体の法令遵守の中での指導となる 市長学校に関して 市立高等学校では乗車用ヘルメット着用は義務化されていないのか 教育長義務化はしていない 高校生

( 無償貸与の期間等 ) 第 5 条防災ラジオの無償貸与の期間は, 無償貸与を開始した日から市長が貸与を必要と認めなくなるまでの期間とする ただし, 市長が, 防災ラジオの管理上特に支障があり, 又は公益上特に必要があると認めるときは, 当該期間内であっても, 市長は, 無償貸与を受けた者に対し,

1.2_議案目録(追加)

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

Transcription:

滋賀県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例 目次前文第 1 章総則 ( 第 1 条 第 7 条 ) 第 2 章自転車交通安全教育 ( 第 8 条 第 11 条 ) 第 3 章自転車の安全で適正な利用に関する取組 ( 第 12 条 第 19 条 ) 第 4 章財政上の措置 ( 第 20 条 ) 付則 自転車は 温室効果ガスを出さない環境負荷の低い身近な移動手段であり 高齢化の進展等を背景とした健康の保持増進や体力の向上といった意識の高まりを受け その利用の必要性が高まり その役割は一層大きくなってきている 環境の保全 健康寿命の延伸 観光資源の開発 高齢化社会に向けての移動手段の確保などに寄与する点において 自転車は 未来を開くことができる魅力的な乗り物である 一方で 自転車は 身近な移動手段であるゆえに 車両という認識が薄くなりがちであり 歩道等において自転車関係法令を遵守せず 歩行者に危害を及ぼすおそれのある自転車の利用等が増加していること等から 自転車利用者だけでなく 歩行者の大切な命を守っていくためには 交通安全に関する教育を通じて 交通安全の意識の向上や事故への備えを進めるとともに 自転車が安全で快適に利用することができるように道路等の環境を整備していくことが必要である 自転車は常に大切な命を乗せ 大切な命と関わっていることを念頭に置きながら 自転車の身近な移動手段という魅力を引き出し 自転車の持つ価値を更に高め 新たな価値を創造し その地位の向上を図っていくとともに 自転車に関して県が先導的な役割を担い 先進的な取組を実施することにより 自転車利用者の意識や自転車に対する認識を根本的に変えていき これらを普及させて 滋賀発の自転車 自動車および歩行者が互いに尊重することができる社会づくりを進めていくことが何より重要である 私たちは 県民一人ひとりが 自転車の安全で適正な利用の重要性を理解し 環境の保全や観光の振興に資すると認められる等の自転車の特性を最大限に活 1

用しつつ 関係者が連携を図りながら協働して自転車の安全で適正な利用の促進に関する運動を展開すること等により 自転車の安全で適正な利用のための環境が整備され 自転車が関係する交通事故の防止を図り 県民が安心して暮らすことのできる地域社会の実現ができるよう 自転車の安全で適正な利用を促進していくことを決意し ここに滋賀県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例を制定する 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 自転車の安全で適正な利用の促進に関し 県の責務ならびに県民 事業者および交通安全団体等の役割を明らかにするとともに 環境への負荷の低減等の環境の保全に資し または新たな旅行分野の開拓等の観光の振興に資すると認められる等の自転車の特性を最大限に活用しつつ 関係者が連携を図りながら協働して自転車の安全で適正な利用の促進に関する運動を展開すること等により 自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって自転車が関係する交通事故の防止を図り 県民が安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) 自転車道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項第 11 号の2に規定する自転車 (2) 交通安全団体等交通安全に関する活動を行う団体および自転車の適正な利用の促進に関する活動を行う団体 (3) 市町等市町 県民 事業者および交通安全団体等 (4) 自転車関係法令自転車の利用に関する法その他の関係法令 (5) 自転車交通安全教育自転車関係法令の遵守その他の自転車の安全で適正な利用に関する教育 (6) 自転車利用者自転車を利用する者 (7) 自転車損害賠償保険等自転車の利用に係る事故により生じた損害を賠 2

償するための保険または共済 ( 県の責務 ) 第 3 条県は 自転車が関係する交通事故の防止を図るとともに 環境への負荷の低減等の環境の保全に資し または新たな旅行分野の開拓等の観光の振興に資すると認められる等の特性を最大限に活用した自転車の利用ができるよう 自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策を総合的に策定し および実施するものとする 2 県は 自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策の策定および実施に当たり 市町等に対し 情報の提供 助言その他の必要な支援を行うものとする ( 県民の役割 ) 第 4 条県民は 自転車の安全で適正な利用に関する知識および理解を深め 自転車関係法令の遵守 自転車の利用に関する知識および技能の習得 環境への負荷の低減等の環境の保全に資する自転車の日常生活への利用 家庭 職場 学校 地域等における自転車の安全で適正な利用の啓発その他自転車の安全で適正な利用に関する取組を自主的かつ積極的に行うよう努めるものとする 2 県民は 自動車等 ( 法第 2 条第 1 項第 9 号に規定する自動車および同項第 10 号に規定する原動機付自転車をいう 以下同じ ) を運転する場合には 自転車が車両 ( 法第 2 条第 1 項第 8 号に規定する車両をいう 以下同じ ) であることを認識して 歩行者 自転車および自動車等がそれぞれ道路を安全に通行することができるように配慮するよう努めるものとする 3 県民は 国 県および市町が実施する自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策に協力するよう努めるものとする ( 事業者の役割 ) 第 5 条事業者は 自転車の安全で適正な利用に関する知識および理解を深め その従業者に対する自転車関係法令の遵守に関する啓発 環境への負荷の低減等の環境の保全に資する観点からの自転車の事業活動および通勤への利用その他事業活動を通じた自転車の安全で適正な利用の促進に関する取組を自 3

主的かつ積極的に行うよう努めるものとする 2 事業者は 国 県および市町が実施する自転車の安全で適正な利用の促進 に関する施策に協力するよう努めるものとする ( 交通安全団体等の役割 ) 第 6 条交通安全団体等は 自転車関係法令の遵守に関する啓発 自転車の安全で適正な利用の気運を醸成するための活動その他自転車の安全で適正な利用の促進に資する活動を積極的に推進するよう努めるものとする 2 交通安全団体等は 国 県および市町が実施する自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策に協力するよう努めるものとする ( 市町等との連携協力 運動の展開等 ) 第 7 条県は 自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策の推進に当たっては 市町等と相互に連携協力を図るとともに 当該市町等とともに協働して行う自転車の安全で適正な利用の促進に関する運動を効果的かつ計画的に展開するものとする 2 県は 自転車の安全で適正な利用の促進を図る上で市町が果たす役割の重要性に鑑み 市町が自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策を策定し および実施するときは 必要な情報の提供 助言 支援または調整を行うものとする 第 2 章自転車交通安全教育 ( 県民に対する自転車交通安全教育 ) 第 8 条県は 県民に対し 自転車交通安全教育を行うものとする 2 県は 自動車等の運転免許を受けた者に対して自転車交通安全教育を行うときは 歩行者および自転車が道路を安全に通行することができるように配慮して運転することを啓発するとともに 講習その他の学習の機会を利用して行うものとする 3 県は 高齢者に対し 乗車用ヘルメットの着用の推奨その他高齢者の特性に応じた自転車交通安全教育を行うものとする 4

( 学校における自転車交通安全教育 ) 第 9 条県は 学校 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 1 条に規定する小学校 中学校 義務教育学校 高等学校 中等教育学校および特別支援学校をいう ) において児童および生徒に対する発達の段階に応じた自転車交通安全教育が行われるよう必要な措置を講ずるものとする ( 家庭および地域における自転車交通安全教育等 ) 第 10 条幼児 児童または生徒を保護する責任のある者 ( 次項において 保護者 という ) は その保護する幼児 児童または生徒に対し 自転車交通安全教育を行うよう努めるものとする 2 保護者は その保護する幼児 児童または生徒が自転車に乗車するときは 乗車用ヘルメットを着用させるよう努めるものとする 3 高齢者の家族は 当該高齢者に対し 乗車用ヘルメットの着用その他の交通安全対策について助言するよう努めるものとする 4 地域の住民は 乗車用ヘルメットを着用することが必要な者に対し 乗車用ヘルメットの着用その他の交通安全対策についての必要な助言および技術的な援助を行うよう努めるものとする ( 事業者による自転車交通安全教育 ) 第 11 条事業者は 自転車を利用して通勤する従業者およびその事業活動において自転車を利用する従業者に対し 自転車交通安全教育を行うよう努めるものとする 第 3 章自転車の安全で適正な利用に関する取組 ( 自転車の安全で適正な利用 ) 第 12 条自転車利用者は 次に掲げるところにより自転車の安全で適正な利用をしなければならない (1) 車両の運転者としての責任を自覚し 自転車関係法令を遵守すること (2) 自転車の安全で適正な利用に必要な技能および知識の習得に努めること (3) 夜間における前照灯の点灯および自転車関係法令に定める反射器材の備付けを行うこと (4) 傘をさし または携帯電話用装置を使用して運転しないこと 5

2 前項に定めるもののほか 自転車利用者は 次に掲げる事項を励行すること等により自転車の安全で適正な利用に努めるものとする (1) 歩行者が頻繁に通行する歩道 ( 法第 2 条第 1 項第 2 号に規定する歩道をいう 次号において同じ ) および路側帯 ( 法第 2 条第 1 項第 3 号の4に規定する路側帯をいう 以下同じ ) においては 自転車を押して歩くこと (2) 歩道または路側帯を通行する歩行者に対し 自己の進路を確保する目的で警音器を使用しないこと (3) 前 2 号に掲げるもののほか 他人に危害を及ぼし または迷惑をかけるような運転をしないこと ( 自転車の点検整備および防犯対策 ) 第 13 条自転車利用者は その利用する自転車を定期的に点検し 必要に応じ整備するよう努めるものとする 2 自転車利用者は その利用する自転車について 自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律 ( 昭和 55 年法律第 87 号 以下 自転車安全利用法 という ) 第 12 条第 3 項に規定する防犯登録を行うほか 自転車の盗難の防止のための施錠を行うものとする ( 自転車損害賠償保険等への加入 ) 第 14 条自転車利用者は 自転車を利用するときは 当該利用に係る自転車損害賠償保険等に加入しなければならない ただし 当該自転車利用者以外の者により 当該利用に係る自転車損害賠償保険等の加入の措置が講じられているときは この限りでない 2 事業者は その事業活動において従業者その他事業に関係する者に自転車を利用させるときは 当該利用に係る自転車損害賠償保険等に加入しなければならない 3 県は 自転車利用者の自転車損害賠償保険等への加入を促進するため 自転車損害賠償保険等に関する情報の提供その他必要な措置を講ずるものとする 6

( 自転車損害賠償保険等の加入の確認等 ) 第 15 条自転車の小売を業とする者 ( 以下 自転車小売業者 という ) は 自転車を販売するときは 当該自転車を購入しようとする者 ( 以下 自転車購入者 という ) に対し 当該自転車の利用に係る自転車損害賠償保険等の加入の措置の有無を確認しなければならない 2 自転車小売業者は 当該自転車の利用に係る自転車損害賠償保険等の加入の措置が講じられていることを確認できないときは 当該自転車購入者に対し 自転車損害賠償保険等の加入に関する情報を提供し 自転車損害賠償保険等の加入を勧奨するものとする 3 前 2 項の規定は 自転車の貸付けを業とする者が自転車を貸し付けるときについて準用する ( 広報 啓発等 ) 第 16 条県は 自転車の安全で適正な利用の促進について 県民 自転車利用者および事業者の関心および理解を深めることができるよう 必要な広報および啓発を行うものとする 2 前項の広報および啓発を行うに当たっては 県は 自転車を利用する県外からの観光旅客の関心および理解を深めることができるよう 必要な配慮をするものとする ( 自転車安全利用指導員 ) 第 17 条知事は 自転車の安全で適正な利用を指導するため 自転車安全利用指導員 ( 以下 指導員 という ) を委嘱することができる 2 指導員は 次に掲げる活動を行う (1) 自転車交通安全教育を行うこと (2) 自転車の安全で適正な利用に関する広報および啓発を行うこと 3 指導員は 第 12 条の定めるところにより自転車の安全で適正な利用を推進するために必要であると認められる場合には 自転車利用者に対し 指導または助言を行うことができる 7

( 道路環境の整備等 ) 第 18 条県は 自転車の安全で適正な利用の促進を図るため その管理する道路の保全 ( 除雪 除草等を含む ) を適切に行うとともに 自転車道 自転車歩行者道等の整備 自転車の通行することのできる路側帯 自転車専用の車両通行帯および自転車横断帯の設置その他必要な道路の環境の整備に努めるものとする 2 県は 市町が行う自転車等駐車場 ( 自転車安全利用法第 2 条第 3 号に規定する自転車等駐車場をいう ) に関する整備その他自転車の安全で適正な利用の促進を図るための道路の環境の整備に対する支援その他必要な措置を講ずるものとする ( 自転車を利用した観光の推進等 ) 第 19 条県は 自転車の安全で適正な利用を促進し 自転車の特性を最大限に活用した環境への負荷の低減等の環境の保全または新たな旅行分野の開拓等の観光の振興を図るため 自転車を利用して琵琶湖を一周すること等により 観光旅客が琵琶湖の周囲をはじめとした県内各地に存する観光地を一体的に来訪することができる取組を推進するものとする 2 県は 本県の観光地の特性を生かし その魅力を高めるため 市町等 観光に関する事業を営む者 公共交通機関その他関係者と協働を図るとともに レンタル自転車 ( 観光等のために有償で貸し付けられる自転車をいう ) 等を利用して観光旅客が観光地を円滑に来訪することができるようにするために必要な施設の設置の促進その他の環境の整備 催物の開催等による観光旅客の参加する機会の提供その他必要な措置を講ずるものとする 第 4 章財政上の措置 第 20 条県は 自転車の安全で適正な利用の促進に関する施策を推進するため に必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする 付則 1 この条例は 公布の日から施行する ただし 次の各号に掲げる規定は 当該各号に定める日から施行する (1) 第 9 条 ( 義務教育学校に係る部分に限る ) の規定平成 28 年 4 月 1 日 8

(2) 第 14 条 ( 第 3 項を除く ) および第 15 条の規定平成 28 年 10 月 1 日 2 県は この条例の施行後 3 年を目途として 自転車を取り巻く状況等を勘案し この条例の施行の状況について検討を加え 必要があると認めるときは その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする 9