FUJITSU Software Interstage Mobile Application Server V1.0.0 トラブルシューティング集 B1WS-1131-01(00) 2013 年 10 月
まえがき 本書の目的 本書は Interstage Mobile Application Server のトラブルシューティングを目的としています 本書の読者 本書は Interstage Mobile Application Server の使用中に発生したトラブルの対応を行う方を対象としています 本書を読むにあたって 以下の知識が必要です 使用する OS に関する基本的な知識 インターネットに関する基本的な知識 スマートデバイスに関する基本的な知識 Interstage Mobile Application Server の基本的な知識 アプリケーションサーバ管理に関する基本的な知識 本書の構成 本マニュアルは 次の構成になっています 第 1 章 IMAPSエージェントでエラーが発生し 管理者に連絡された場合の IMAPSエージェントでエラーが発生し 管理者に連絡された場合のについて説明します 第 2 章トラブル調査資料の採取方法 障害調査資料の採取方法について説明します オペレーティングシステム表記 本書では オペレーティングシステムを以下のように略記しています 正式名称 略称 Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter Windows Server 2012 Windows Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise 商標 Access Excel PowerPoint および Word は 米国 Microsoft Corporation の製品です Adobe Acrobat Adobe Reader Acrobat Reader Adobe ロゴ Adobe AIR Flash Flash Player は Adobe Systems Incorporated の米国ならびに他の国における商標または登録商標です Android は Google Inc. の登録商標です Internet Explorer Microsoft Internet Explorer ロゴ Microsoft Windows Windows Server またはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です Interstage は 富士通株式会社の登録商標です Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標です 文中の社名 商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります 本書におけるその他名称については 各社の登録商標または商標です - i -
なお 本書では システム名または製品名に付記される登録表示 ((TM) または (R)) は 省略しています 輸出管理規制 本ドキュメントを輸出または提供する場合は 外国為替 外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 必要な手続きをおとりください お願い このマニュアルは 予告なしに変更されることがあります このマニュアルを無断で他に転用しないようお願いします このマニュアルに記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については 当社はその責を負いません 発行年月日 2013 年 10 月著作権 Copyright 2013 FUJITSU LIMITED - ii -
目次 第 1 章 IMAPS エージェントでエラーが発生し 管理者に連絡された場合の...1 第 2 章トラブル調査資料の採取方法...5 - iii -
第 1 章 IMAPS エージェントでエラーが発生し 管理者に連絡された場合の IMAPS エージェントの利用者から管理者に連絡された場合のを メッセージごとに説明します パスワードの変更に失敗しました ネットワークがオンラインであるか確認してください 解決しない場合は 管理者に連絡してください (No.=0X53) Detail='{0}' パスワードの変更に失敗しました バラメーターの {0}: エラー詳細 以下のをユーザーに依頼してください ネットワークがオンラインであるか確認してください 管理者から配布された IMAPS エージェント設定ツールがインストールされていることを確認してください 直前にパスワード変更を行っている場合は しばらく待ってから再度実行してください 上記で解決しない場合は 以下のを行ってください 認証サーバとリポジトリサーバの状態を確認してください 認証パスワード変更アプリが起動しているか確認してください ( 注 1) 認証パスワード変更アプリが起動している場合 以下のログに認証のメッセージが出力されているか確認してください メッセージが出力されている場合は 出力されたメッセージに対するを行ってください <IMAPS インストールディレクトリ >\MAPS\logs\im_svauth.log いずれにも該当しない場合 FJQSS( 資料採取ツール ) を使用して保守情報を採取し 技術員に連絡してください ( 注 2) ( 注 1) 認証パスワード変更アプリの起動については 導入ガイド認証パスワード変更アプリのセットアップ を参照してください ( 注 2) FJQSS( 資料採取ツール ) については 運用ガイド の 保守情報の収集 を参照してください ログアウトに失敗しました 次回のログインに失敗する場合は 管理者に連絡してください (No.=0X5C) Detail='{0}' エラー詳細に示す原因によりログアウトできませんでした バラメーターの {0}: エラー詳細 以下のをユーザーに依頼してください 次回ログイン時に このユーザーですでにログインしています ログインし直しますか? のメッセージが表示される場合があります はい を選択してログインしてください エラー詳細が "Auth" の場合 スマート端末のネットワークがオフラインである可能性があります オンライン状態にしてください 上記で解決しない場合は 以下のを行ってください 認証サーバとリポジトリサーバの状態を確認してください - 1 -
ログ送信に失敗しました 管理者に連絡してください (No.=0X60) HTTP Status Code='{0}' ログ送信に失敗しました バラメーターの {0}:HTTP ステータスコード 以下のをユーザーに依頼してください 直前にパスワード変更を行っている場合は しばらく待ってから再度実行してください 上記で解決しない場合は 以下のを行ってください IMAPS クライアントアプリケーション運用基盤の状態が正常でない可能性があります HTTP ステータスコードを参照して IMAPS クライアントアプリケーション運用基盤が動作中のシステムの状態を確認してください 内部エラーが発生したため IMAPS エージェントを終了します ネットワークがオンラインであるか確認してください 解決しない場合は 管理者に連絡してください (No.=0X64) Code='{0}' 内部エラーが発生しました バラメーターの {0}: エラーコード 以下のをユーザーに依頼してください ネットワークがオンラインであるか確認してください サーバ側が高負荷状態の可能性があります 時間を空けて再度操作を実施してください 管理者に連絡してください その際 接続先設定 に設定したアドレスを管理者に連絡してください ( 注 1) 上記で解決しない場合は 以下のを行ってください ユーザーから通知されたアドレスが正しいか確認してください 認証サーバとリポジトリサーバの状態を確認してください 認証サーバを構築したマシンのシステムのログを確認してください 負荷分散装置の設定に誤りがないか確認してください 負荷分散装置の設定については 負荷分散装置のマニュアルを参照してください ネットワーク環境を見直してください スマートセットアップコマンドを使用していない場合は 以下のを行ってください imcptemplate コマンドを実行しているか確認してください ( 注 2) 機体確認機能を利用している場合は 以下のを行ってください 機体確認アプリを配備した IJServer クラスタ IMAPSDeviceCheck が起動しているか確認してください ( 注 3) - 起動していない場合は IMAPSDeviceCheck を起動してください - 起動している場合は 以下のエラーログにメッセージが出力されているか確認してください ( 注 4) <IMAPS インストールディレクトリ >\MAPS\logs\im_svdvck.log - メッセージが出力されている場合は 出力されたメッセージに対するを行ってください - 2 -
- メッセージが出力されていない場合は 機体確認アプリのセットアップに問題がないか 確認してください ( 注 5) 機体確認アプリを配備した IJServer クラスタの設定を変更している場合は 変更した項目の設定値を変更前の設定値に戻してください 戻すことができない場合は 機体確認アプリをアンセットアップし 再度セットアップしなおしてください ( 注 5) ( 注 6) 認証サーバを構築したマシンに Interstage ディレクトリサービスがインストールされているか確認してください 上記のいずれにも該当しない場合 FJQSS( 資料採取ツール ) を使用して保守情報を採取し 技術員に連絡してください ( 注 7) ( 注 1) 接続先設定については IMAPS エージェント操作ガイド の 接続先設定 を参照してください ( 注 2) 確認方法については 運用ガイド の コマンドリファレンス - セットアップコマンド - imcptemplate を参照してください ( 注 3) IJServer クラスタが起動しているかの確認については Interstage Application Server の Java EE 運用ガイド の Java EE アプリケーションの運用 - IJServer クラスタの運用 - IJServer クラスタの起動 / 停止 / 運用状態表示 を参照してください ( 注 4) ログについては 運用ガイド の IMAPS クライアントアプリケーション運用基盤の運用 - 保守 - IMAPS サーバのログによる保守 を参照してください ( 注 5) 機体確認アプリのセットアップについては 導入ガイド の セットアップ ( スマートセットアップコマンドを使用しない場合 ) - 機体確認アプリの配備 を参照してください ( 注 6) 機体確認アプリのアンセットアップについては 導入ガイド の アンセットアップ ( スマートセットアップコマンドを使用しないでセットアップした場合 ) - 認証サーバのアンセットアップ - 機体確認アプリの削除 を参照してください ( 注 7) FJQSS( 資料採取ツール ) については 運用ガイド の 保守情報の収集 を参照してください アプリ一覧取得または アプリのインストールに失敗しました 管理者に連絡してください (No.=0X6A) imcreateapplist コマンドで生成された後に 正しくない形式で編集されています 再度 imcreateapplist コマンドを実行してください また IMAPS 運用基盤サーバの状態を確認してください 証明書の検証処理に失敗しました IMAPS エージェント設定ツールがインストールされているか確認してください 解決しない場合は 管理者に連絡してください (No.=0X6E) アプリケーションリポジトリのサーバ証明書が取り込まれていないか 証明書の期限が切れました 以下のをユーザーに依頼してください 管理者から配布された IMAPS エージェント設定ツールがインストールされていることを確認してください 上記で解決しない場合は 以下のを行ってください エージェント設定ツールに含まれたサーバ証明書が正しいか確認してください IMAPS 運用基盤サーバの状態を確認してください サーバに接続できません 接続先情報を確認してください (No.=0X78) 指定された接続先情報で認証サーバに接続できませんでした 以下のをユーザーに依頼してください 接続先情報に正しいサーバアドレスを指定してください 上記で解決しない場合は 以下のを行ってください - 3 -
IMAPS 運用基盤サーバの状態を確認してください 認証サーバとリポジトリサーバの状態を確認してください このユーザー ID ですでにログインしています IMAPS エージェントを終了します (No.=0X7A) 同じユーザー ID がログインしている状態でログインを行いました ユーザーにセションが無効になるまで待ち合わせるように依頼してください または セションを無効にしてください - 4 -
第 2 章トラブル調査資料の採取方法 ログに関しては 運用ガイド の以下を参照してください IMAPSエージェントのログによる保守 IMAPSサーバのログによる保守 - 5 -