SUMMER 2018 VOL.139
ISAKA Ryuichi HLDGS. 1 18 24 News&Topics 2 14 COVER STORY 16 12 C O N T E N T S SUMMER 2018 VOL.139 SUMMER 2018 VOL.139 1
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セブン イレブンが当初から進めた戦 略が 高密度集中出店 いわゆる ドミ 出店戦略 ドミナント方式 ナント方 式 による店 舗 展 開です そ れは１９７４年５月の第１号店である 豊 洲 店のオープン後 江 東 区から出 高 密 度 集 中 出 店 を 背 景 にし た 専 用 工 場 による 革新 るな という 新 規 店 舗 開 発の方 針に 物流効率化 専用工場体制などを はっき り と 表 れていま す そのねらい 可能にした独自の高密度集中出店方式 は 一定の地域内で セブン イレブン が お 客 様の目に触れる機 会 を 増 すこと で セブン イレブンの名 称とともにコン ビニエンスストアという業態を認知して 談員による日々の店舗サポート活動な どもエリアを 絞ることで 効 率 的に進 いただくことでした また それだけで なく 商品 サービスなどの販売促進に も に 地 域 に 応 じ た 味 や 品 質 を 備 え た 商 品 の 商 品 づく り は 高 品 質 な 商 品 を 提 供 す る と と 提 供 に 通 じ ていま す さ らに 近 年 高 齢 化 や 働 く 女 性 の 増 加 な ど でニー ズ が 高 ま る セ ブ ン 店 舗 網 が寄 与 し ていま す セ ブン イレブンは ミ ール な どの展 開 も 地 域 に 張 り 巡 ら さ れ た ビス展 開 を 進 めていき ま す この店 舗 網 を 基 盤に 今 後 も さ らに新 た なサー 核心 多 く の ナ ショナルチェー ン が 出 店エ リ ア の 拡 大 と 全 国 展 開 を 志 向 し た 中 で セブン イレブ ンの 狭いエリア にこ だ わ る ド ミ ナント 戦 略 は 大型ビル内 めることができ ま す さ らに おにぎ り お弁当などセブン イレブンのオリジ ナル商 品では この高密度集中出店方 式 を 背 景に 独 自の専 用工場の設 置 販 売 時 間 帯に合わせた計 画 的な配 送 を実現 新鮮で品質の高い商品の提供 を可能としました 現在 専用工場数 は１６５拠点 ２０１８年２月末時点 にまで拡大 他社を圧倒する商品開発 力の源 泉となっています また 新しい 空港内 病院内 ガソリンスタンド併設店 していま す ニーズに対 応 する商 品 提 供 も 可 能に 成 着 色 料 ゼロな ど 現 在 の 健 康 用工場 体 制 とも 相 まって 保 存 料 合 など 次々と 物 流システムを 革 新 専 流 やコールドチェーン 低温物流網 ブン イレブンは その後 温 度 帯 別 物 しました この体 制 を 基 盤 として セ 都 圏の一部 地 域 から 共 同 配 送 を 開 始 り強い交渉によって １９８０年代に首 を生む取り組みであることを訴求 粘 商品の提供という それぞれにメリット 姿勢として根づいています イレブンが進めるさまざまなイノベーションの基本 テークホルダーと価値を共有する姿勢は セブン 地 域の環 境にも配 慮 する こうした多 様 なス とともに 店舗やお取引先ともメリットを共有し す 味 鮮度 健康など お客様に利便性を提供する 負 荷の削 減や交 通 環 境の改 善にも寄 与していま 1日9台へと大幅に削減することで 地域の環境 共 同 配 送 は 店 舗に商 品 を 納 入 す る 配 送 車 両 を 核心 米飯およびチルド共同配送がスタートした年 する取り組みに力を注いでいます 入 物流面からも お客様や社会のニーズにお応え を維持したまま配送する コールドチェーン を導 供 するため 生産 加工から店 頭 まで 最 適 な温 度 らに２００５年には 新 鮮 な野 菜のおいしさを提 流 １９８１年 へと発展していきました さ ンターに納 品し 各 店 舗に配 送 する 温 度 帯 別 物 ド フローズンといった温度帯に分けて共同配送セ 商 品の味や品 質 を維 持 するために常 温 チル 共 同 配 送 は その後 米 飯１日３便 制 １９８７年 革新 駅構内やホーム 官公庁内 異 色 と も 見 ら れ ま し た し かし こ れ によっ 境 をき め細 かく とらえる店 舗 開 発 体 制 を構 て セ ブ ン イ レ ブ ン は 出 店エ リ ア 内 の 商 圏 環 求 める 小ロットでの配 送 には 適 合 し ま せんでした そこで セブン イレブ ンが 構 築 したのが 異 なるメーカーの 商品を １台のトラックに混載すること で配送効率を高めながら 各店舗に小 分けした商品の配送を行うという 共 同配送 です これは 複数のメーカー との協 調 が 必 要 となる難 しい事 業で し た メーカーに対 しては物 流コスト 削減 店舗に対しては必要な商品の確 大学内 路面店 商品 新サービスの開発に際しても エリ ア限定でのテスト販売を効率的に実施 築 計 画 的 な 出 店 に よ る 出 店エ リ ア の 拡 大 と することができます これら高密度集 販 売 力 のあ る 新 店 の創 出 によ り 出 店 精 度 を 高 雑誌 書籍など 中 出 店を通じて地 域に根 差した店 舗 めて き まし た -20 管理 大 量 物 流 体 制 は セブン イレブンが 5 管理 展開を進めてきたことが 高品質な商 品 サービスの提供とも相まって セブン イレブンが地域の生活インフラとして成 ソフトドリンク カップ麺 酒類 雑貨類など アイスクリーム 冷凍食品 ロックアイスなど 長し続けることを可能にしています 1日3回配送 1日3回配送 保 お客 様に対しては新 鮮でおいしい 常温 週6回配送 必 要 な 広 告 宣 伝の実 施 店 舗 経 営 相 物流システム 週3 7回配送 雑誌 配送センター 週3 7回配送 常温一括 配送センター セブン イレブン フローズン 共同配送センター 調理パン サラダ 惣菜 麺類 牛乳 乳飲料など 20 管理 弁当 おにぎり 焼きたてパンなど 共同配送と 温度帯別物流 新鮮でおいしい商品を 毎日お届けする物流革新 高 度 成 長 期に築 かれた 商 品 物 流 体 制 は 大 量 生 産 し た 商 品 をいかに 効 率 的に全 国に分 配 し 大 量 販 売 す るかという 視 点に貫かれていました しかし お 客 様 が 消 費 市 場 をリード す る 時 代に転 換 す ると この商 品 流 通 体 制 は 大 き なロスを 生 じ る 制 約 へと 転 化 していき ま した こう し た中で いち 早 く お客 様が求める商 品 を 店 舗 が 必 要 と す る 数 量で 確 実に供 給 す る という 物 流 体 制づく り に 取 り 組 んだのがセブン イレブン です メーカー が 中 心 になって 築 か れ た セブン イレブンの物流システム 6 7 チルド 共同配送センター 米飯共同配送センター 江東区におけるドミナント 三菱ふそうトラック バス 株 が開発した日本初 EV配送車 を導入
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ENVIRONMENT SOCIAL GOVERNANCE Environment Social Governance Information 12 13
2017 2018 39 50 29 20 11.5 4.5 2016 2015 2014 2013 11 10 9 78.5 15 14
Chiran Cho Minami Kyushu City, Kagoshima 17 16
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60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 2016 2017 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 32,344 31,547 0.07 55,088 54,949 22,744 23,402 2016 2017 55,088 54,949 30,330 24,758 29,196 25,753 12,094 4,983-2,404-1,685 15 13,003 26 27
45 45 45 45 47.5 47.5 2017 2018 2016 2015 2016 2017 2,000 1,500 1,000 500 0 2015 2016 2017 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 82.3% 1,609 967 1,811 60,457 58,356 60,378 43.9% 40.0% 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0-500 2015 2016 2017 2,350 2,438-126 -112 2,452-131 668 674 790 496 3,523 501 497 3,645 3,916 30 53 40 46 39-78 -30 28 4 36 202 212 24 25