200kW 未満 272 万円 /kw 以下 200kW 以上 1,000kW 未満 109 万円 /kw 以下 1,000kW 以上 3 万 kw 未満 39 万円 /kw 以下 4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) <

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4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) < 下記要件のいずれかを満たすもの > 年間稼働率 80% 以上と見込まれるもの kw あたりの資本費一定以下 2,000kW 未満 62 万円 /kw 以下 2,000kW 以上 2

200kW 未満 272 万円 /kw 以下 200kW 以上 1,000kW 未満 109 万円 /kw 以下 1,000kW 以上 3 万 kw 未満 39 万円 /kw 以下 4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) <

平成 30 年度地方税制改正 ( 税負担軽減措置等 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 その他 ) No 8 府省庁名環境省 対象税目個人住民税法人住民税事業税不動産取得税固定資産税事業所税その他 ( ) 要望項目名 要望内容 ( 概要 ) 再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の特例措置の延長

( 太陽光 風力については 1/2~5/6 の間で設定 中小水力 地熱 バイオマスについては 1/3~2/3 の間で設定 )) 7 適用又は延長期間 2 年間 ( 平成 31 年度末まで ) 8 必要性等 1 政策目的及びその根拠 租税特別措置等により実現しようとする政策目的 長期エネルギー需給見通

2 政策体系における政策目的の位置付け 3 達成目標及び測定指標 1. 地球温暖化対策の推進 1-2 国内における温室効果ガスの排出抑制 租税特別措置等により達成しようとする目標 2030 年の電源構成における再生可能エネルギーの割合を 22~24% とする 租税特別措置等による達成目標に係る測定指

政策体系における政策目的の位置付け エネルギー基本計画 ( 平成 22 年 6 月 18 日閣議決定 ) において 一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合を 2020 年までに 10% とすることを目指す と記載 地球温暖化対策基本法案 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 )

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

望の内容平成 28 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ) 制度名産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条 ) ( 租税特別措置法施行令第 42 条の

望の内容平成 30 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省中小企業庁経営支援部創業 新事業促進課 ) 制度名 産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定自治体における登録免許税の軽減措置の延長 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条第

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

成 25 年 4 月 1 日から平成 27 年度 3 月 31 日まで ) 平成 26 年度縮減産業競争力強化法に基づく生産性向上設備投資促進税制の創設に伴い 一部の対象設備を見直した 平成 27 年度延長風力発電設備の即時償却の適用期限を1 年間延長した ( 平成 28 年 3 月 31 日まで

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

設 拡充又は延長を必要とする理由 関係条文 租税特別措置法第 70 条の 2 第 70 条の 3 同法施行令第 40 条の 4 の 2 第 40 条の 5 同法施行規則第 23 条の 5 の 2 第 23 条の 6 平年度の減収見込額 百万円 ( 制度自体の減収額 ) ( - 百万円 ) 東日本大震

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

( 事業所税の課税標準の特例 ) 第三十三条 ( 略 ) 2~5 ( 略 ) 6 平成二十九年四月一日から平成三十一年三月三十一日までの期間 ( 以下この項において 補助開始対象期間 という ) に政府の補助で総務省令で定めるものを受けた者が児童福祉法第六条の三第十二項に規定する業務を目的とする同法

新今回の要望に合関理連性する事項設 拡充又は延長を必要とする理中小企業は地域の経済や雇用を支え 我が国経済全体を発展させる重要な役割を担っている 中小企業の設備投資を促進し 成長の底上げに不可欠な設備や IT 化等への投資の加速化や生産性の向上を図る ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 昨今の中小企業の

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

合理性今要有望効に性関連する事項相当性回の政策体系における政策目的の位置付け 政策の達成目標租税特別措置の適用又は延長期間同上の期間中の達成目標 政策目標の達成状況 政策目標 23 酒類業の健全な発達の促進 酒類業の経営基盤の安定 5 年間の延長 ( 平成 35 年 3 月 31 日まで ) 酒類業

( 基本方針 Ⅰ) ( 施策大目標 9) 全国民に必要な医療を保障できる安定的 効率的な医療保険制度を構築すること ( 施策目標 2) 生活習慣病対策や長期入院是正により中長期的な医療費の適正化を図ること 予防接種 ( 基本目標 Ⅰ) ( 施策大目標 5) 感染症など健康を脅かす疾病を予防 防止する

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スライド 1

本要望に対応する縮減案 ページ 2 2

新設 拡充又は延長を必要とする理由9-2 回の合要理性望に関⑴ 政策目的沖縄県内の一般消費者の生活及び産業経済に及ぼす影響を考慮して税負担を軽減する 県内酒類製造業の育成 保護( 経営基盤の強化など ) 酒類製造業及び関連産業の振興を通じた沖縄経済の振興 ⑵ 施策の必要性本軽減措置については 昭和

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的沖縄県内の一般消費者の生活及び産業経済に及ぼす影響を考慮して税負担を軽減する 1 沖縄の一般消費者の酒税負担を軽減する 2 価格優位性を確保することによる沖縄の酒類製造業の自立的経営を促進する ⑵ 施策の必要性 1 沖縄の一般消費者の酒税負担を軽減する沖縄

H28秋_24地方税財源

要望理由 (1) 政策目的 既存住宅の流通の円滑化を通じ 既存住宅流通 リフォーム市場の拡大 活性化を図る また 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備するとともに 既存住宅の耐震化を促進し 住宅ストックの品質 性能を高め 国民の住生活の向上を目指す (2) 施策の必要性 国民がライフステ

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

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第14回税制調査会 総務省説明資料(・地方税務手続の電子化等2・個人住民税2)

資料 2 接続可能量 (2017 年度算定値 ) の算定について 平成 29 年 9 月資源エネルギー庁

日本市場における 2020/2030 年に向けた太陽光発電導入量予測 のポイント 2020 年までの短 中期の太陽光発電システム導入量を予測 FIT 制度や電力事業をめぐる動き等を高精度に分析して導入量予測を提示しました 2030 年までの長期の太陽光発電システム導入量を予測省エネルギー スマート社

新又は延長を必要とする理由設 拡充⑴ 政策目的 1 社会保障 税一体改革大綱 ( 平成 24 年 2 月 17 日閣議決定 ) 等に基づき 自動車取得税及び自動車重量税について 廃止 抜本的な見直しを強く求める 等とした平成 24 年度税制改正における与党の重点要望に沿って 国 地方を通じた関連税制

本要望に対応する縮減案 3 自動車の取得段階では消費税と自動車取得税が二重課税となっており 保有段階でも自動車重量税のほかに自動車税 ( 又は軽自動車税 ) の 2 つの税が課されており 自動車ユーザーに対して複雑かつ過大な負担を強いている 特に 移動手段を車に依存せざるをえず複数台を保有する場合が

2 政策体系における政策目的の位置付け 3 達成目標及び測定指標 4-5 福島 震災復興 租税特別措置等により達成しようとする目標 政策の達成目標と同じ 租税特別措置等による達成目標に係る測定指標 仮設施設の整備数 8 有効性等 政策目的に対する租税特別措置等の達成目標実現による寄与 東日本大震災で

⑴ 政策目的本件は, 我が国において開発資金のための国際連帯税 ( 国際貢献税 ) を導入し, 持続可能な開発のための 2030 アジェンダ 等, 国際的な開発目標の達成に対応 貢献するために, 世界の開発需要に対応し得る幅広い開発資金を調達するもの これは, 外務省政策評価, 基本目標 Ⅵ 経済協

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

エネルギー規制 制度改革アクションプラン (11 月 1 日 ) の概要 重点課題と詳細リスト 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を 実施 検討事項詳細リスト (77 項目 ) として取りまとめ その中から 3つの柱で計 26 項目の重点課題を特定 1 電力システムの改革 (9 項

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

公益法人の寄附金税制について

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

1 CHAORI SOLAR 総 合 カタログ 2

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

【環境省】各行政機関における政策評価の結果及びこれらの政策への反映状況(個表)

平成 30 年 8 月 31 日 平成 31 年度の財政投融資計画要求書 ( 機関名 : 株式会社日本政策金融公庫 ( 特定事業等促進円滑化業務 )) 1. 平成 31 年度の財政投融資計画要求額 ( 単位 : 億円 %) 平成 31 年度平成 30 年度対前年度比区分要求額当初計画額金額伸率 (1

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

緒論 : 電気事業者による地球温暖化対策への考え方 産業界における地球温暖化対策については 事業実態を把握している事業者自身が 技術動向その他の経営判断の要素を総合的に勘案して 費用対効果の高い対策を自ら立案 実施する自主的取り組みが最も有効であると考えており 電気事業者としても 平成 28 年 2

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

熱効率( 既存の発電技術 コンバインドサイクル発電 今後の技術開発 1700 級 ( 約 57%) %)(送電端 HV 級 ( 約 50%) 1500 級 ( 約 52%

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資料3

<4D F736F F D20837A815B B83578C668DDA BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D81762E646F63>

H29租特評価書「産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置の延長」

< F2D819B89DF8B8E82CC8F5A91EE90C590A789FC90B38A >

平成23年度税制改正大綱(閣議決定)における要望実現項目

政策目的に対する租税特別措置等の達成目標実現による寄与 中小企業の中でも 特に規模の小さい企業においては 経理担当の人員が少なく 適時適切な経営状況の把握もままならない状況である 資金調達環境や新規顧客開拓に困難を有する中小企業においては 少ない経理体制の中で効率的な事務を行うことが非常に重要であり

経営指標の概要 ( 電気事業 ) 1. 経営の状況 ( 電気事業全体で算出 ) 算出式 ( 法適用事業 ) 算出式 ( 法非適用事業 ) 1 経常収支比率 (%) 1 収益的収支比率 (%) 指標の意味 経常収益 100 経常費用 総収益 100 総費用 + 地方債償還金 法適用企業に用いる経常収支

(2) 技術開発計画 1 実施体制 環境省 明和工業株式会社 ( 共同実施者 ) 国立大学法人東京工業大学 (2) ガス利用システムの技術開発エンジン発電機の試験運転における稼働状況の確認 評価 (3) 軽質タール利用技術開発エンジン発電機を用いた燃焼試験 (4) トータルシステムの技術開発物質 熱

(1) 政策目的 多様な就業の機会を提供すること等により我が国の経済の基盤を形成している中小企業の事業承継を円滑化することにより 中小企業の事業活動の継続を実現し 雇用の確保や地域経済の活力維持につなげることを目的とする (2) 施策の必要性 全国の経営者の平均年齢は年々上昇しており 例えば資本金

これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約 28 万キ

バイオ燃料

サービス業 5 千万円以下 100 人以下政令指定業種固定資産税のゼロ特例や国補助金の優先採択を受けることができます! 1 先端設備等導入計画 の概要 中小企業等が 計画期間内に 労働生産性を一定程度向上させるため 先端設備等を導入する計画を策定し その計画が北九州市の 導入促進基本計画 等に合致す

1. 国土交通省土地 建設産業局関係の施策 不動産流通に関する予算要求が拡大 ここ数年 国の住宅 不動産政策において 不動産流通に関する施策が大幅に拡大している 8 月に公表された国土交通省の 2019 年度予算概算要求概要によると 土地 建設産業局における施策は大きく 4 項目あるが 全体の予算額

< F2D E738BC794B A C8892E >

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

平成 30 年度 自動車局税制改正要望の概要 平成 29 年 8 月 国土交通省自動車局

新設 拡充又は延長を必要とする理由25-2 ⑴ 政策目的 中小企業は地域の経済や雇用を支え 我が国経済全体を発展させる重要な役割を担っている 中小企業の設備投資を促進し 成長の底上げに不可欠な設備やIT 化等への投資の加速化や生産性の向上を図る ⑵ 施策の必要性昨今の中小企業の業況は持ち直しつつある

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)

平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

電解水素製造の経済性 再エネからの水素製造 - 余剰電力の特定 - 再エネの水素製造への利用方法 エネルギー貯蔵としての再エネ水素 まとめ Copyright 215, IEEJ, All rights reserved 2

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

要望理由 (1) 政策目的我が国の住宅ストックのうち 高齢者が安心し自立して暮らせるバリアフリー化された住宅は極めて限られている状況を踏まえ サービス付き高齢者向け住宅の供給を促進することにより 高齢者に適した住まいの確保を図る (2) 施策の必要性本特例措置により 1 高度のバリアフリー化 2 安

地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ

第16回税制調査会 別添資料1(税務手続の電子化に向けた具体的取組(国税))

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1 特別償却の適用例 コネクテッド インダストリーズ税制 (IoT 税制 ) よくあるご質問補足資料 例 ) a. 5,000 万円の課税対象設備を購入 ( 対象設備の法定耐用年数は 5 年とする ただし の計算法は 定額法 とする ) 5,000 万円 5 年 = 1000 万円 b. 当年度で

税目所得税 法人税要望の内容平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 国土交通省 ) 制度名 船舶に係る特別償却制度の拡充及び延長 制度の概要 ( 外航 ) 外航日本船舶 18/100 外航日本船舶以外の船舶 16/100 ( 内航 ) 高度内航環境低負

市町村から国への要望一覧 事項名要望内容改善案 ( 省庁名を記入してください ) いつまでに実施するか 効果 ( 現状との数値比較等 ) 再生可能エネルギーの導入促進 要望事項 1 政府は将来を見据えた責任あるエネルギー政策を実行するためにも エネルギー基本計画に掲げている再生可能エネルギーの導入量

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

政策体系における政策目的の位置付け エネルギー 環境資源 燃料 政策の達成目標 税負担軽減措置等の適用又は延長期間 同上の期間中の達成目標 国民生活に欠かせない基礎物資である石灰石等鉱物資源の中長期的な安定供給 3 年間の延長 軽油引取税の課税免除措置により石灰石等鉱物の掘採事業を営む者の経営基盤が

成 29 年には小売の地域独占が撤廃され 料金規制が原則廃止される 小売全面自由化を機に 課税の公平性 を担保することは 新規参入を促進すると同時に 競争の活性化による料金抑制 更なる天然ガス利用拡大に寄与し ガスシステム改革の目的達成に資することから 抜本的な現行課税方式の見直しが必要である 2

目次 ページ はじめに 奄美群島の税制特例制度 ( 国税 ) の概要 対象となる業種 対象となる設備投資 事業者 設備投資の規模等の要件 他の国税の優遇措置との比較 ( 例 : 過疎税制 ) 奄美群島の税制特例制度 ( 地方税 ) の概要奄美群島税制まとめ

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

今回の調査の背景と狙いについて当社では国のエネルギー基本計画の中で ZEH 普及に関する方針が明記された 200 年より 実 邸のエネルギー収支を調査し 結果から見えてくる課題を解決することが ZEH の拡大につなが ると考え PV 搭載住宅のエネルギー収支実邸調査 を実施してきました 205 年

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税目法人税 所得税要望の内容平成 30 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー課 新エネルギー課 ) 制度名先進的省エネ 再エネ投資促進税制の創設 平成 42 年度の 長期エネルギー需給見通し ( 平成 27 年 7 月経済産業省決定 以下 エネルギーミックス という ) 実現に向け 省エネ投資促進によるエネルギー効率改善及び再エネの更なる導入拡大を進めることが重要 そのため 1 省エネ法と連動した大規模又は高度な省エネ取組に資する省エネ設備投資や 2 再エネの自立化 長期安定化に資する投資を促進し エネルギー利用の最適化 自給率向上を図る税制措置を新設する 具体的には 以下のとおり 特別償却制度又は税額控除制度を創設する 省エネルギー (1) 対象者年間 1,500kl( 原油換算 ) 以上のエネルギーを使用し エネルギーの使用の合理化等に関する法律 ( 以下 省エネ法 という ) において規制対象となっている事業者 ( 以下 特定事業者 という ) や 年間 3,000 万トンキロ以上を輸送し 省エネ法において規制対象となっている荷主 ( 以下 特定荷主 という ) 等 (2) 対象要件と支援措置の内容特定事業者による大規模な省エネ設備投資や 複数事業者が連携して実施する高度な省エネ取組 ( 先端的な省エネ設備投資 物流効率化に資するシステム構築等 ) に資する省エネ設備投資について 特別償却 (30%( 初年度 )) 又は税額控除 (7%) を適用可能とする (3) 具体的対象設備高効率誘導加熱装置 高効率ボイラー 省エネ型定置式坩堝 ( るつぼ ) 炉設備 省エネ油圧ジャンボプレス機 コジェネレーション設備 出荷状況管理システム 受発注管理システム等 再生可能エネルギー (1) 対象者以下の (2) の要件に従い (3) の再生可能エネルギー設備 又は付帯的設備を導入する者 (2) 対象要件と支援措置の内容税制の適用期間内に取得 建設し その日から 1 年以内に事業の用に供した場合 事業を開始した日を含む事業年度において 特別償却 (30/100) 又は税額控除 (4%) を適用可能とする (3) 具体的対象設備以下の再エネの自立化や長期安定発電の促進に資する一定の要件を満たす設備 及び付帯的設備 ( 全ての発電設備について 自営線は対象とする ) 1 太陽光発電設備 (10kW 以上 ) < 下記要件を満たすもの> 固定価格買取制度の認定を受けていないもの 蓄電池 修繕及び増設のためにパネルや PCS 等を交換及び増設した場合 これも適用対象とする 2 風力発電設備 (1 万 kw 以上 ) < 下記要件を満たすもの> 系統安定化 メンテナンス高度化に資すると認められる設備を合わせて導入するもの 系統安定化 メンテナンス高度化に資すると認められる設備 既存の発電設備に上記設備を設置した場合も含む 3 中小水力発電設備 (3 万 kw 未満 ) < 下記要件を満たすもの> kw あたりの資本費が以下を満たすもの 271

200kW 未満 272 万円 /kw 以下 200kW 以上 1,000kW 未満 109 万円 /kw 以下 1,000kW 以上 3 万 kw 未満 39 万円 /kw 以下 4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) < 下記要件のいずれかを満たすもの > 年間稼働率 80% 以上と見込まれるもの kw あたりの資本費一定以下 2,000kW 未満 62 万円 /kw 以下 2,000kW 以上 2 万 kw 未満 41 万円 /kw 以下 熱電併給 ( 発電設備及び熱供給設備を同時に新設 ) の場合 熱供給設備 燃料製造設備 5 バイオマス利用メタンガス発電装置 < 下記要件を満たすもの > 熱電併給 ( 発電設備及び熱供給装置を同時に新設 ) の場合 原料受入 前処理設備 6 木質バイオマス熱供給装置 (160GJ/h 未満 木質バイオマス燃料年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) < 下記要件のいずれかを満たすもの > 装置の熱効率 80% 以上と見込まれるもの 熱電併給 ( 発電設備及び熱供給設備を同時に新設 ) の場合 発電設備 燃料製造設備 7 地熱発電設備 (1,000kW 以上 ) < 下記要件を満たすもの > 年間発電時間利用率 80% 以上と見込まれるもの 11,717 百万平年度の減収見込額円 ( 制度自体の減収額 ) ( 百万円 ) ( 改正増減収額 ) ( 百万円 ) 272

新設 拡充又は延長を必要とする理由273 ⑴ 政策目的 省エネルギー エネルギーミックスにおいて掲げられた 最終エネルギー消費で平成 42 年度に原油換算で 5,030 万 kl の省エネ見通し実現するためには 徹底した省エネの推進が喫緊の課題 また 省エネ設備投資の増加により 省エネルギーの推進と事業者の生産性向上の両立を促す 再生可能エネルギー エネルギーミックスでは 平成 42 年度の電源構成における再生可能エネルギーの割合を 22~24% とするという目標が掲げられた それを実現すべく 法律 規制 予算 税など必要な施策措置を講じていくことが求められている 再生可能エネルギー導入拡大策のうちFIT 制度については 太陽光に偏った導入の是正やコスト効率的な導入を進める観点等から 平成 28 年 5 月にFIT 法を改正 平成 29 年 4 月から改正法が施行されており この中で複数年度価格や中長期的な価格目標の設定を可能とし 再エネの最大限の導入拡大と国民負担抑制の両立を達成することを目指すこととしている また 我が国においてFIT 買取期間以後も基幹電源として再生可能エネルギーが根付いていくためには FITに頼らない導入が進むことで 再エネの自立化と長期安定発電の促進することが重要であり その環境を今から整備していく必要がある ⑵ 施策の必要性 省エネルギー エネルギー消費量の大きな割合を占めるものの 省エネ対策の進捗が遅れている産業 業務部門については LED 機器の導入のような投資判断が容易な省エネ取組は進む一方 生産設備など大規模投資による省エネ取組が道半ばであり 投資促進が重要 また サプライチェーン上などで複数事業者が連携して行う新たな省エネ取組が増加している 現行省エネ法では事業社単位の取組を評価しているが こうした新たな省エネ取組を促進することが重要 さらに 運輸部門では E コマース拡大による再配達の増加など エネルギー需要の増加にもつながる課題が顕在化しており E コマース事業者を含め 物流に関係する事業者間の連携を制度的に担保し 物流の効率化による省エネを促進することが重要 これらに対して 規制的措置により事業者の省エネ取組を加速するため 次期臨時国会において省エネ法の改正を予定しているところ 規制的措置により取組を進める事業者に対して税優遇措置を講じることによってその実施を促進する 再生可能エネルギー 現在 エネルギーミックスの実現や系統制約の克服 自立化 長期安定化に向けて 改正 FIT 法の適切な施行 規制 制度改革 系統関係の運用 制度の見直し コスト低減のための研究開発等 総合的な施策を講じているところ 上記の目標を達成し 再生可能エネルギーを我が国に根付いたエネルギーとしていくためには これらの制度 規制改革 予算等の政策措置に加え 税制面でも優遇措置を設け 発電事業者等に対する政策誘導を行う必要がある 導入初期のキャッシュフロー改善を行うことにより事業リスクの低下と再投資の拡大を図るとともに 再生可能エネルギーの自立化 長期安定発電につながる設備の積極的な普及を通じて エネルギーミックスの水準実現と再エネの中長期的な自立化 長期安定発電を達成していくことが必要

今回の要望理に性関連する事項合274 政策体系における政策目的の位置付け 政策の達成目標 租税特別措置の適用又は延長期間 同上の期間中の達成目標 政策目標の達成状況 層の導入を促す必要がある 有効要望の措置の性適用見込み エネルギー 環境新エネルギー 省エネルギー 省エネルギー エネルギーミックスに掲げられた 各部門の平成 42 年度時点における省エネルギー目標 ( 原油換算 ) の実現 産業部門 :1,042 万 kl 業務部門 :1,226 万 kl 運輸部門 :1,607 万 kl 再生可能エネルギー エネルギーミックスに掲げられた 平成 42 年度の電源構成における再生可能エネルギーの割合を 22~24% とするという目標を踏まえ 電源毎の実態に即した再生可能エネルギーの導入を支援 2 年 省エネルギー 税制措置終了年度である平成 31 年度末において 各部門の省エネルギー目標 ( 原油換算 ) の見通しを達成する 産業部門 :405.2 万 kl 業務部門 :476.8 万 kl 運輸部門 :624.9 万 kl 線形で推移すると仮定した場合の推計値 上記省エネルギー量は レファレンスケースと省エネ徹底ケースの差分 再生可能エネルギー 平成 42 年度の電源構成における再生可能エネルギーの割合を 22 ~24% とする 省エネルギー 平成 27 年時点における 各部門の省エネルギー量 ( 原油換算 ) 産業部門 :106.9 万 kl 業務部門 :86.5 万 kl 運輸部門 :59.1 万 kl 再生可能エネルギー 発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合 ( 目標 : 平成 42 年度に 22~24%) ( 出典 : 総合エネルギー統計 ( 確報値 ) 電力調査統計 ( 確報値 ) 等より資源エネルギー庁試算 ) () 内は水力を除く数値 2012 年度 10.1%(2.9%) 2013 年度 11.0%(3.5%) 2014 年度 12.7%(4.7%) 2015 年度 14.6%(6%) 再生可能エネルギーの電源構成に占める割合は現在 14.6%( 水力を除いて 6%) であり 目標達成には 本税制措置により一 省エネルギー 平成 30 年度 31 年度ともに以下のとおり 大規模省エネ投資適用件数 : 特定事業者 707 者 / 年 ( 見込み ) 減収額 :4,801 百万円 ( 見込み ) 推計方法 : 原単位が 7% 以上改善している特定事業者を定期報告データより算出

要望の措置の効果見込み ( 手段としての有効性 ) 環境整備に資する 相当該要望項当目以外の税性制上の支援措置 連携省エネルギー取組 < 工場 > 適用件数 :40 件 / 年 ( 見込み ) 減収額 :1,236 百万円 ( 見込み ) 推計方法 : エネルギー使用合理化等事業者支援補助金の工場間一体省エネルギー事業の実績を参考に 複数事業者間において行われる連携省エネルギー事業の規模及び実施件数を試算 < 物流 > 適用件数 :220 件 / 年 ( 見込み ) 減収額 :1,014 百万円 ( 見込み ) 推計方法 : 荷主規制の適正化により 省エネ法の規制対象である特定荷主が増加することを踏まえ 現在規制対象となっている特定荷主における普及割合と同程度の割合でシステム投資が進むと仮定して試算 再生可能エネルギー 平成 30 年度について以下のとおり 適用件数 :272 件 ( 見込み ) 減収額 :4,666 百万円 ( 見込み ) 推計方法 : 適用件数の太陽光発電設備については 平成 28 年度再生可能エネルギー事業者支援事業費補助金の交付決定件数のうち 38.5% の適用があるものとして推計 その他の電源については 固定価格買取制度の認定を受けて平成 28 年 4 月から平成 29 年 3 月末までに稼働した再生可能エネルギー発電設備の件数のうち 38.5% の適用があるものとして推計 平成 27 年度に実施した税制活用状況アンケート調査結果により 38.5% と推計 ( 即時償却を利用する者 (43%) の半分と 特別償却 30% を利用する者 (11%) 税額控除を利用する者(6%) の3 者の合計 ) 参照 : 平成 27 年度新エネルギー等導入促進基礎調査 ( 再生可能エネルギーに係る税制措置等による政策効果に関する調査 ) 省エネルギー 平成 30 年度 31 年度ともに以下のとおり 大規模省エネ投資省エネ量 198.60 万 kl/ 年 ( 見込み ) 連携省エネルギー取組 < 工場 > 省エネ量 50.97 万 kl/ 年 ( 見込み ) < 物流 > 省エネ量 22.84 万 kl/ 年 ( 見込み ) 再生可能エネルギー 再生可能エネルギー発電設備及び付帯的設備について 特別償却 税額控除による導入初期負担の軽減を税制措置により講じることで設備の利用率向上 系統制約対策を支援し 再生可能エネルギーの自立化 長期安定発電を推進することができる また システムコストの大幅削減が見込め FIT に頼らない自立的普及につながり 国民負担の抑制や長期安定的な発電事業の 省エネルギー 再生可能エネルギー エネルギー環境負荷低減推進設備等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除 ( 国税 ) 環境 エネルギー対策貸付 ( 財政投融資 ) 275

置の適用実績と効果にこれまでの租税特別措関連する事項予算上の措置等の要求内容及び金額 上記の予算上の措置等と要望項目との関係 要望の措置の妥当性 租税特別措置の適用実績 租特透明化法に基づく適用実態調査結果 再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の特例措置 ( 固定資産税 ) 省エネルギー 予算措置 ( 平成 29 年度 ) 省エネルギー投資促進に向けた支援補助金 ( 平成 30 年度概算要求額 733.5 億円 ) のうち エネルギー使用合理化等事業者支援事業 再生可能エネルギー 予算措置 ( 平成 29 年度 ) 地域の特性を活かしたエネルギーの地産地消促進事業費補助金 (63.0 億円 ) 省エネルギー 上記予算は 省エネ効果の高い設備の更新を条件とするが 本要望では省エネ効果の高い設備の新設を中心に租税優遇措置を設ける 加えて 複数事業者が連携した省エネ取組は 異なる事業者間での連携調整 設備投資判断等が必要であり 補助金の公募時期と事業者の設備投資タイミングに乖離が生じることもあることから 税制措置を講じることで 補助金の公募期間外も含め 事業者の省エネ投資を強力に促進することとする 再生可能エネルギー 本税制は補助金との併用を認めらないこととするため 補助金と本税制とで対象設備が重複することはない なお 本税制措置と固定価格買取制度との関係では 固定価格買取制度はランニングコスト支援 税制は導入初期 導入後のメンテナンスにかかる税負担の軽減 ( キャッシュフロー改善 ) と役割分担がなされている 省エネルギー 省エネ設備投資については 同機能を有する他の設備投資と比較し 設備価格が高価となり その差分については 省エネ設備導入によるエネルギーコストの削減によって投資回収を行うこととなるため 投資回収期間が一般的な設備投資と比較し長期となる傾向がある そのため 省エネ設備投資について 事業者の経営判断における優先度が相対的に低下するため 租税優遇措置によって後押しを行うことは効果的 再生可能エネルギー 再生可能エネルギー設備導入 系統安定化及びメンテナンス高度化設備の導入 系統制約の克服に資する支援は 広く事業者全般を対象とするもので 特定業界や個別企業の信用力によらず 利用可能な税制による措置をもって進めることができ 適切である 276

租税特別措置の適用による効果 ( 手段としての有効性 ) 前回要望時の達成目標 前回要望時からの達成度及び目標に達していない場合の理由 これまでの要望経緯 277