13 年金に関する手続の流れ年金を受給するためには 年金を請求しなければなりません 年金は大きく分けて 3 つの事由により支給されますが 年金決定の手続の流れはそれぞれの事由により異なります (1) 老齢厚生年金ア老齢厚生年金 ( 特別支給 ) 退職を事由とする老齢厚生年金の請求のためには 年金請求書 ( 国民年金 厚生年金保険老齢給付 ) の提出が必要です 年金請求書 ( 国民年金 厚生年金保険老齢給付 ) は 年金支給開始年齢に到達する月のおおむね 2~3 ヵ月前に最終的に加入している実施機関 ( 国民年金除く ) より送付されます 年金待機者登録を行っていれば 年金請求書 ( 国民年金 厚生年金保険老齢給付 ) が送付されるので 必ず事前に 退職届書 を提出していることが必要です 送付時期 ( 最終加入実施機関が公立学校共済組合の場合 ) 生年月日 4/2~5/1 5/2~6/1 6/2~7/1 7/2~8/1 送付時期 1 月末 2 月末 3 月末 4 月末 生年月日 8/2~9/1 9/2~10/1 10/2~11/1 11/2~12/1 送付時期 5 月末 6 月末 7 月末 8 月末 生年月日 12/2~1/1 1/2~2/1 2/2~3/1 3/2~4/1 送付時期 9 月末 10 月末 11 月末 12 月末 支給開始年齢になると送付されますので 退職して初めての誕生日に 年金請求書 ( 国民年金 厚生年金保険老齢給付 ) が 必ずしも送付されるわけではありません 在職中の方は 年金受給権発生月に和歌山より所属所あて 年金請求書 ( 国民年金 厚生年金保険老齢給付 ) を送付します 再就職等した場合の送付時期等は 下記手続一覧表を参照してください < 手続一覧 > 退職後の勤務状況 年金請求書の送付 請求書提出先 民間会社に再就職 一般厚生年金保険者 日本年金機構から送付 受給権発生月の 2~3 ヵ月前 退退職公立学校で再任用 (2 月以上 ) ( フルタイム ) 臨時的任用講師 公立学校共済組合または 日本年金機構各年金事務所に提出 地共済厚生年金保険者 公立学校共済組合和歌山から該当者の所属所に送付 受給権発生月 * 公立学校共済組合和歌山に提出 * 受給権発生月が 再任用 ( フルタイム ) 期間満了後の場合受給権発生月 2~3ヵ月前に 公立学校共済組合本部から自宅に送付 ( ただし 退職後 6ヵ月以内に受給権発生月を迎える方は 和歌山から送付 ) 公立学校共済組合または 日本年金機構各年金事務所に提出 再就職しない 公立学校共済組合本部から送付 受給権発生月の 2~3 ヵ月前 公立学校共済組合または 日本年金機構各年金事務所に提出 当43 職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用共済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄児童手
必要書類 全員 該当者のみ 加給年金額対象者有の場合 年金請求書戸籍抄本または住民票 年金証書 ( 写 ) 請求者で年金受給している方 ( 障害 遺族給付含む ) 遺族厚生 ( 共済 ) 年金 障害厚生 ( 共済 ) 年金年金受給選択申出書 *1 等受給権を有する方雇用保険被保険者証 ( 写 )*2 雇用保険に加入 ( あるいは過去に加入 ) していた方 戸籍謄本住民票 ( 世帯全員分 続柄のわかるもの ) 配偶者の場合 子の場合 *4 配偶者の基礎年金番号がわかるもの ( 写 ) 所得証明書配偶者の年金証書 ( 写 )*3 生徒手帳 ( 写 ) 等診断書 *5 下記フローチャート参照 1 二つ以上の年金受給権が生じた場合 原則としてどちらかを選択し 他の年金の支給が停止します 2 県立医科大学の組合員は 医大総務課の担当者にお尋ねください 3 年金を受給している ( 障害給付 遺族給付含む ) 場合に提出してください 4 18 歳の誕生日の年度末に達していない子または 20 歳未満で障害等級 1~ 2 級にある子が対象です 5 障害状態にある子がいる場合に必要です 診断書は所定の様式になりますので 事前にお問い合わせください 加給年金額対象者フローチャート ( 配偶者 ) あなたが 65 歳到達時点での配偶者のこととして確認してください 生計を共にする配偶者はいますか? 配偶者は あなたが65 はい 配偶者は あなたが65 歳到達時 65 歳未満ですか? はい 歳到達時において長期在職 ( 加入期間 20 年以上 ) の年金等を受給していませんか? 受給していない 配偶者が 65 歳到達まであるいは配偶者自身の年金を受給するまで加算されます * 生計を共にとは 原則として住所が同一であり 収入が 850 万円未満等です ( 収入等が限度額以上でも定年退職等の理由により 5 年以内に限度額未満となる見込みのときを含む ) いいえ 受給している * 全額支給停止 や加入期間 20 年以下の年金を受給している場合も受給していないに含みます 加給年金額は 加算されません 組合員 ( 元組合員 ) からの提出書類に基づいて 和歌山及び共済組合本部の審査を経て年金決定が行われます 年金決定時に以下の書類が送付されます 年金証書 ( 厚生年金と経過的職域加算額 (P21 22を参照) の年金証書 2 通 ) 年金決定通知書 年金のあんない 年金決定通知書は 年金証書と一体になっています 他の実施機関の厚生年金を同時に請求できる場合は 他の実施機関においても審査 決定し 請求者の方に年金証書等が送付されます 44
退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用共済組合貸付金/私的年金児童手退職から老齢厚生年金 ( 特別支給 ) 受給までの手続等 退職 組合員退職届書等 和歌山 加入期間 給与等の確認 年金待機者登録の手続 特別支給の老齢厚生年金の手続 待機者 ( 組合員 ) 通知書保管 待機者年金請求書 年金受給者年金証書保管年金受給 年金待機者登録通知書送付 1 お問い合わせ等の際は 年金待機者登録通知書に記載しています 年金待機者番号 をお願いします 公務員以外の年金決定 ( 年金証書送付 ) 送金 受給権発生日の 2~3 ヵ月前に待機者登録している住所に年金請求書 ( 冊子 ) を送付 ( 受給権発生日直前に加入している実施機関から送付 ) 日本年金機構等受付はどの実施機関でも可能 金融機関 受給権発生後請求 2 お問い合わせ等の際は 年金証書番号 をお願いします 年金証書は大切に保管してください 公立学校共済組合本部年金待機者登録 公立学校共済組合本部審査 決定 年金支給 受付 3~4 ヵ月後に 年金決定 ( 年金証書 2 通送付 ) 送金 65 歳到達時の年金に関する手続 3 老齢厚生年金決定請求書 ( お誕生日の5~6ヵ月前 ) 老齢厚生年金特別支給の老齢厚生年金 65 歳老齢基礎年金 ( 日本年金機構 ) 4 退職年金 ( 年金払いの退職給付 ) 決定請求書 ) 5 加給年金額対象者に関する届書 ( 年金決定時から状況が変わっていないかを確認 ) 加給年金 P 23 参照 当45 退職手当/財形貯蓄
イ老齢厚生年金 ( 特別支給 ) の繰上げ支給繰上げて年金受給を希望する場合 年金受給希望対象月の前月に繰上げ支給請求書を提出しなければなりません ( 請求書の受理日の翌月から年金が支給されます )( 下図 A 参照 ) 手続は どの実施機関 ( 日本年金機構 共済組合等 ) でも受付をしますので 受給を開始したい月の 1 ヵ月前にご希望の窓口にお問い合わせください 老齢基礎年金 他の実施機関の老齢厚生年金についても 同時に繰上げ請求する必要があります ( すべて減額支給となります ) 退職から老齢厚生年金繰上げ ( 特別支給 ) 受給までの手続等 退職 組合員退職届書等 和歌山 加入期間 給与等の確認 年金待機者登録の手続 待機者 ( 組合員 ) 通知書保管 年金待機者登録通知書送付 1 お問い合わせ等の際は 年金待機者登録通知書に記載しています 年金待機者番号 をお願いします A 年金受給希望月の 1 ヵ月前に請求書等を依頼してください 公立学校共済組合本部年金待機者登録 請求書送付 特別支給の老齢厚生年金の手続 待機者年金請求書 公務員以外の年金決定 ( 年金証書送付 ) 送金 年金受給者年金証書保管年金受給 日本年金機構等受付はどの実施機関でも可能 金融機関 受給希望月の前月請求 2 お問い合わせ等の際は 年金証書番号 をお願いします 年金証書は大切に保管してください 公立学校共済組合本部審査 決定 年金支給 受付 3~4 ヵ月後に 年金決定 ( 年金証書 2 通送付 ) 送金 65 歳到達時の年金に関する手続 3 老齢厚生年金決定請求書 ( お誕生日の5~6ヵ月前 ) 65 歳特別支給の老齢厚生年金 4 退職年金 ( 年金払いの退職給付 ) 決定請求書 ) 5 加給年金額対象者に関する届書 ( 年金決定時から状況が変わっていないかを確認 ) 加給年金 P 23 参照 老齢厚生年金 46
退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用共済組合貸付金/私的年金年金の請求と決定児童手(2) 障害厚生 ( 共済 ) 年金 < 必要書類 > 障害を事由とする障害厚生 ( 共済 ) 年金の請求のためには 以下の書類を提出してください 年金請求書 ( 国民年金 厚生年金保険障害給付 ) または 障害共済年金決定請求書 ( 障害認定日が施行日前である場合 ) 診断書 ( 所定の診断書 ) 病歴 就労状況等申立書 障害給付請求事由確認書 戸籍抄 ( 謄 ) 本 勤務記録カード ( 簿 ) の写し年金受給者 年金待機者は不要 履歴等証明願 その他必要書類 ( 該当者のみ案内します ) 認定等級は 市町村が発行する身体障害者手帳の等級とは異なります < 障害厚生年金の手続の流れ > 1 書類を請求する前に和歌山に相談してください ( 初診日に注意 ) 2 和歌山より請求書 診断書 ( 所定の用紙 ) を送付します 3 請求書 診断書等 必要書類を和歌山に提出します 4 共済組合本部の専門医による審査の結果が和歌山に伝えられます 5 認定結果に基づき追加の必要書類を案内します 6 共済組合本部より年金証書を送付します 相談請求者 ➀ 相談 3 請求書等 共済組合 ➁ 請求書 診断書等送付 本部 住民票等 5 認定結果に基づき必要書類案内 4 審査結果の通知 本部 当47 退職手当/財形貯蓄年金証書受取 6 年金証書送付 年金証書に障害等級が記載されています 年金決定
(3) 遺族厚生 ( 共済 ) 年金年金受給者あるいは年金待機者が死亡した場合は いずれかの実施機関 ( 日本年金機構 共済組合等 ) に連絡してください 遺族厚生 ( 共済 ) 年金を受給する際には お亡くなりになられた元組合員の年金証書が必要です 必ずご家族で年金証書の保管場所を共有しておいてください なお 組合員が死亡した場合 支給要件に該当する遺族の有無を事前に確認し和歌山に連絡してください 死亡した者 元組合員 ( 年金受給者あるいは年金待機者 ) 現職中の組合員 連絡先 いずれかの実施機関 ( 日本年金機構 共済組合等 ) 和歌山年金班 (4) 年金払い退職給付 65 歳になる誕生日の数ヵ月前に共済組合本部から 退職年金 ( 年金払い退職給付 ) 決定請求書がご自宅あて送付されます なお 提出先は共済組合本部になります 48