目次 1 調査概要 P2~P4 2 平成 29 年度の販売見込みについて ( 住宅事業者 ) P5~P6 3 平成 29 年度の住宅の買い時感について ( 一般消費者 ) P7 4 住宅で重視するポイントは?( 住宅事業者 一般消費者 ) P8~P9 5 建物の性能で重視する事項は?( 住宅事業者

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平成 29 年度における 住宅市場動向について ( 四国地方 4 県版 ) 平成 29 年 5 月

目次 1 調査概要 P2~P4 2 平成 29 年度の販売見込みについて ( 住宅事業者 ) P5~P6 3 平成 29 年度の住宅の買い時感について ( 一般消費者 ) P7 4 住宅で重視するポイントは?( 住宅事業者 一般消費者 ) P8~P9 5 建物の性能で重視する事項は?( 住宅事業者 一般消費者 ) P10~P11 6 リフォーム リノベーション 買取再販等について ( 住宅事業者 ) P12 7 リフォームされた住宅の購入ついて ( 一般消費者 ) P13 1

調査の目的 住宅金融支援機構四国支店 ( 支店長 : 本田雅裕 ) は 四国地方 4 県における平成 29 年度の住宅市場動向を把握することを目的に 住宅事業者及び一般消費者向けにアンケート調査を実施した 住宅事業者向け アンケート調査は 四国地方 4 県に事業所 ( 本店 支店又は営業所 ) を置く住宅事業者 217 箇所に実施 ( 郵送調査 平成 29 年 2 月 ~3 月実施 ) し ご協力いただいた 107 箇所分 ( 回収率 49.3%) について回答内容を集計した 一般消費者向け アンケート調査は 平成 29 年 4 月から 1 年以内に住宅取得を検討中の 25 歳 ~59 歳の方に実施 ( インターネット調査 平成 29 年 2 月実施 ) し 四国地方 4 県で回答をいただいた 100 名分について回答内容を集計した 2

調査結果の概要 住宅事業者 平成 29 年度 ( 平成 29 年 4 平成 30 年 3 ) の受注 販売等の 込み 平成 28 年度 ( 前年同期 ) と比べて増加 が 54.7% 同程度 は 36.8% 減少 は 8.5% となった 増加する要因としては マイナス 利政策の導 後 住宅ローン 利が 段と低下しているから が 65.5% と最も高いが 前回調査と 較して 13.1 ポイント低下した 般消費者 平成 29 年度における住宅の買い時感 買い時 は 53.0% どちらとも言えない は 42.0% 買い時ではない は 5.0% となった 買い時 と思う要因としては 消費税率引き上げが再延期されているから が 75.5% と最も い 住宅事業者の重点的取組事項 と 般消費者が重視するポイント 住宅事業者 一般消費者ともに 建物の性能 が最も多かった 住宅事業者はその後に 設備の性能 が続き 前回調査を 9.8 ポイント上回った 建物の性能 で最も重視するポイントは 住宅事業者は 省エネルギー性 般消費者では 耐久性 ( 持ちする家 ) だった 般消費者の 耐久性 については前回調査を 22.6 ポイント上回った 住宅事業者 リフォーム リノベーションや買取再販等について リフォーム リノベーションや買取再販等の事業については 実施または検討している住宅事業者は 84.3% となった 実施または検討している事業については リノベーション と リフォーム が 69.8% となった 般消費者 リフォーム された中古住宅の購 等について リフォーム された中古住宅購 購 と併せて リフォーム をする住宅取得については 全体の 32.0% が 関心があり 検討している と回答しており 前回調査と 較して 9 ポイント低下している 3

( 参考 ) 高耐久性 ( 長持ちする家 長期優良住宅 ) とは 4

1. 平成 29 年度の受注 販売等の見込みは?( 調査対象 : 住宅事業者 ) 平成 29 年度の受注 販売等の見込みについては 増加する見込みが 54.7% で前回調査を 8.7 ポイント上回った 増加する要因としては マイナス金利政策の導入後 住宅ローン金利が一段と低下しているから が 65.5% と最も高かったが 前回調査と比較して 13.1 ポイント低下した 一方で 金利先高感があるから は 24 ポイント上昇した 平成 29 年度の受注 販売等の見込みについて 減少する見込み 8.5% 同程度 36.8% 増加する見込み 54.7% (n=106) 増加する要因 回答項目 ( 複数回答 3 つまで ) 今回調査 (n=58) 前回調査 (n=28) マイナス金利政策の導入後 住宅ローン金利が一段と低下しているから 65.5% 78.6% 消費税率引き上げが再延期されたから 37.9% 32.1% 金利先高感があるから 27.6% 3.6% 景気の回復感が徐々に広がっているから 17.2% 3.6% 住宅価額等の先高感があるから 13.8% 25.0% その他 12.1% 14.3% 住まい給付金 贈与税非課税措置 ( 住宅取得等資金 ) 住宅ローン減税等があるから 10.3% 32.1% ( 参考 ) 前回調査 ( 平成 28 年 11 月公表 ) 平成 28 年度下期の受注 販売等の見込みについて 平成 27 年度と比べて減少, 9.8% * 赤字表示は前回調査比 +10 ポイント以上 青字表示は -10 ポイント以下 減少する要因回答項目今回調査 (n=9) 消費税率引き上げ再延期で エンドユーザーの買い急ぎ感がなくなったから ( 複数回答 3 つまで ) 前回調査 (n=11) 66.7% 72.7% 平成 27 年度と同程度, 24.8% 平成 27 年度と比べて増加, 65.3% (n=63) 景気の先行きに不透明感が広がっているから 44.4% 45.5% 住まい給付金 贈与税非課税措置 ( 住宅取得等資金 ) 住宅ローン減税等の効果が見込めないから 22.2% 0.0% 住宅価額等が高騰しているから 11.1% 18.2% 金利先高感がないから 11.1% 27.3% * 赤字表示は前回調査比 +10 ポイント以上 青字表示は -10 ポイント以下 5

( 参考 ) 新設住宅着工戸数の推移 ( 四国地方 4 県 ) 平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 2 月累計は 全体が前年同期比 +11.4% の 20,531 戸 持家が同 +7.3% 貸家が同 +21.2% 分譲住宅一戸建等が同 +8.1% 分譲マンションが同 9.5% 給与住宅が同 +15.8% となった 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 (26,667) 2,625 1,398 10,127 改正建築基準法施行 ( 平成 19 年 6 月 ) リーマンショック ( 平成 20 年 9 月 ) (22,943) (23,568) 1,516 2,198 1,286 1,231 9,648 9,551 (17,391) 856 896 6,032 (16,259) 715 933 4,803 (17,563) (17,639) 844 1,104 1,072 1,176 5,320 5,062 (22,074) 1,259 1,202 7,293 (17,618) (18,437) 735 1,201 1,107 1,193 6,471 6,737 (20,531) 1,087 1,290 8,168 ( ) : 全体給与分譲マンション分譲一戸建等貸家 5,000 12,244 10,277 10,206 9,334 9,277 9,998 10,128 12,060 9,202 9,199 9,869 持家 0 ( 注 ) 分譲マンションとは 構造 = 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 建て方 = 共同建 利用関係 = 分譲住宅をいう ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 をもとに作成 6

2. 平成 29 年度は買い時か?( 調査対象 : 一般消費者 ) 平成 29 年度における住宅の買い時感では 買い時 が 53.0% と最も高い 買い時 と思う要因は 消費税率引き上げが再延期されているから が 75.5% と最も高い 一方で マイナス金利政策の導入後 住宅ローン金利が一段と低下しているから は 37.7% で前回調査と比較して 21.9 ポイント低下した これから1 年以内 ( 平成 29 年 4 月 ~ 平成 30 年 3 月 ) は 住宅の買い時だと思いますか? (n=100) 買い時ではない 5.0% どちらとも言えない 42.0% 買い時 53.0% 買い時 と思う要因 回答項目 ( 複数回答 3 つまで ) 今回調査 (n=53) 前回調査 (n=52) 消費税率引き上げが再延期されているから 75.5% 75.0% マイナス金利政策の導入後 住宅ローン金利が一段と低下しているから 37.7% 59.6% 今後住宅ローン金利が上がると思うから 32.1% 25.0% 景気の回復感が徐々に広がっているから 20.8% 13.5% すまい給付金 贈与税非課税措置 ( 住宅取得等資金 ) 住宅ローン減税等があるから 18.9% 13.5% 今後住宅価額が上がると思うから 3.8% 5.8% * 赤字表示は前回調査比 +10 ポイント以上 青字表示は -10 ポイント以下 ( 参考 ) 前回調査これから半年以内 ( 平成 28 年 10 月 ~ 平成 29 年 3 月 ) は 住宅の買い時だと思いますか? 買い時ではない と思う要因 ( 複数回答 3 つまで ) どちらとも言えない 41.0% 買い時ではない 7.0% 買い時 52.0% 回答項目 今回調査 (n=5) 前回調査 (n=7) 景気の先行き不透明感が広がっているから 60.0% 57.1% 将来の収入に不安があるから 40.0% 28.6% 消費税率引き上げが再延期されているので少し様子をみたいから 40.0% 71.4% * 赤字表示は前回調査比 +10 ポイント以上 青字表示は -10 ポイント以下 (n=100) 7

3. 今後の重点的取組事項は?( 調査対象 : 住宅事業者 ) 住宅事業者が今後重点的に取り組む事項については 建物の性能 が 68.2% と最も高く その後に 設備の性能 デザイン が続いた また 前回調査と比較して 建物の性能 は 9.9 ポイント低下しているが 設備の性能 は 9.8 ポイント上昇している 今後の重点的取組 (n=107 複数回答 3 つまで ) ( 参考 ) 今後の重点的取組 ( 前回調査 ) (n=64 複数回答 3 つまで ) 建物の性能 68.2% 建物の性能 78.1% 設備の性能 デザイン 30.8% 41.1% 住宅プランに関する提案力 34.4% 土地の仕入れ 29.9% 土地の仕入れ 34.4% 住宅プランに関する提案力 27.1% 設備の性能 31.3% アフターサービス 15.9% 住宅ローンや税制に関する提案力 13.1% デザイン 28.1% 住宅価額の見直し 12.1% アフターサービス 21.9% 取扱物件数その他 4.7% 2.8% 住宅価額の見直し 17.2% 仲介手数料の見直し 0.9% 住宅ローンや税制に関する提案力 14.1% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 8

4. 住宅事業者選びで重視するポイントは?( 調査対象 : 一般消費者 ) 一般消費者が住宅事業者選びで重視するポイントについては 建物の性能 が 64.0% と最も高く その後に 住宅の立地 が 48.0% デザイン が 41.0% と続いた また 建物の性能 については前回調査と比較して 15 ポイント高くなっている 住宅事業者選びで重視するポイント ( 参考 ) 住宅事業者選びで重視するポイント ( 前回調査 ) (n=100 複数回答 3つまで ) (n=100 複数回答 3つまで ) 建物の性能 64.0% 建物の性能 49.0% 住宅の立地 48.0% 住宅の立地 49.0% デザイン 41.0% デザイン 40.0% 設備の性能 30.0% 設備の性能 30.0% アフターサービス 26.0% 住宅の価額や手数料 27.0% 住宅の価額や手数料住宅プランに関する提案力 20.0% 12.0% アフターサービス住宅ローンや税制に関するアドバイス住宅プランに関する提案力 19.0% 10.0% 9.0% 住宅ローンや税制の提案力 8.0% リフォームがまとめてできる 7.0% 取扱物件情報量 4.0% 住宅会社の規模 イメージ 5.0% 住宅会社の規模 イメージ 3.0% 取扱物件情報量 2.0% 住宅取得時にリフォームできること 1.0% その他 1.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 9

5. 建物の性能で重視する事項は?( 調査対象 : 住宅事業者 ) 今後の重点的取組事項 で 建物の性能 を選択した住宅事業者が建物の性能で重視する事項については 省エネルギー性 が 91.8% と最も高く その後に 耐震性 高耐久性 が続いた また 高耐久性 については前回調査と比較して 24.2 ポイント高くなっている 建物の性能で重視する事項 ( 四国 ) ( 参考 ) 建物の性能で重視する事項 ( 前回調査 ) (n=73 複数回答 3 つまで ) (n=50 複数回答 3 つまで ) 省エネルギー性 91.8% 省エネルギー性 90.0% 耐震性 84.9% 耐震性 90.0% 高耐久性 56.2% 高耐久性 32.0% 通風 換気性 9.6% 劣化対策 10.0% 劣化対策 5.5% 通風 換気性 10.0% バリアフリー性 5.5% その他 6.0% 遮音性 2.7% バリアフリー性 4.0% 耐火性 1.4% 防犯性 2.0% その他 1.4% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 耐火性 2.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 10

6. 建物の性能で重視する事項は?( 調査対象 : 一般消費者 ) 業者選びで重視するポイント で 住宅の性能 を選択した一般消費者が建物の性能で重視するポイントについては 高耐久性 が 79.7% と最も多く その後に 耐震性 が 71.9% 省エネルギー性 が 45.3% と続いた 特に 高耐久性 は前回調査と比較して 22.6 ポイント高くなっている 建物の性能で重視する事項 ( 参考 ) 建物の性能で重視する事項 ( 前回調査 ) (n=64 複数回答 3 つまで ) (n=49 複数回答 3 つまで ) 高耐久性 79.7% 耐震性 85.7% 耐震性 71.9% 高耐久性 57.1% 省エネルギー性 45.3% 省エネルギー性 44.9% 遮音性 23.4% 遮音性 28.6% 劣化対策 18.8% 通風 換気性 24.5% 防犯性 18.8% 防犯性 14.3% 通風 換気性 14.1% 耐火性 12.2% バリアフリー性 9.4% 劣化対策 4.1% 耐火性 4.7% バリアフリー性 2.0% 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 11

7. リフォーム リノベーションや買取再販等について ( 調査対象 : 住宅事業者 ) リフォーム リノベーションや買取再販等の事業については 実施済 ( 他社との連携を含む ) が 62.7% これに実施を検討している住宅事業者を含めると 84.3% となった なお 実施または検討している事業については リノベーション と リフォーム が 69.8% 買取再販 が 39.5% となった リフォーム リノベーションや買取再販等の事業について 実施していないが 今後他社との連携により実施することを検討 1.0% 実施していないし 今後もその予定はない 15.7% (n=102) 実施または検討している事業について ( 回答構成比 ) (n=85 複数回答 ) リノベーション ( 省エネなどの性能や機能を向上させる工事 ) 69.8% リフォーム ( クロスの張り替え等簡易な修繕工事 ) 69.8% 実施していないが 今後当該事業を自社で実施することを検討 20.6% 既に自社で実施中 58.8% 買取再販 ( 既存住宅を買い上げ リフォーム リノベーションを行って再販売する事業 ) その他 39.5% 1.2% 既に他社との連携により実施中 3.9% 上記は 既に自社で実施中既に他社との連携により実施中実施していないが 今後当該事業を自社で実施することを検討 ( または検討中 ) 実施していないが 今後他社との連携により実施することを検討 ( または検討中 ) と回答した事業者に対する質問事項 12

8. リフォーム された中古住宅の購入等について ( 調査対象 : 一般消費者 ) リフォーム された中古住宅購入 購入と併せて リフォーム をする住宅取得については 全体の 32.0% が 関心があり 検討している と回答しており 前回調査と比較して 9 ポイント低下している リフォームされた中古住宅購入 購入と併せてリフォームをする中古住宅取得について (n=100) ( 参考 ) リフォームされた中古住宅購入 購入と併せてリフォームをする中古住宅取得について ( 前回調査 ) その他 1.0% (n=100) 関心もなく 検討もしていない ( 新築以外に興味を感じない ) 29.0% 関心があり 検討している 32.0% 関心もなく 検討もしてない ( 新築以外に興味を感じない ) 22.0% 関心があり 検討している 41.0% 関心はあるが 検討していない 39.0% 関心はあるが 検討してない 36.0% 13

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