( イ ) 主任相談支援員下記 ( ウ ) 又は ( エ ) の支援員のうち コミュニケーション能力 アセスメント能力 調整能力に高いスキルを持つ常勤職員 1 名を主任相談支援員として指名し 相談支援員の統括を行うものとする ( ウ ) 相談支援員主に相談支援及び精神保健支援を担当する支援員 常勤職

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再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

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置することとする (1) ファイナンシャルプランナーの資格を有する者 (2) その他 (1) に掲げる者と同等の能力または実務経験を有する者 ( 支援回数等 ) 第 9 条事業者は 事業を原則として月 2 回程度実施するものとし 1 回当たりの実施時間は4 時間を基準とする ( 支援の期間 ) 第

生活困窮者自立支援制度の全体像 自立相談支援事業 緊急に衣食住の確保が必要な人 一時生活支援事業 住居喪失者に対し一定期間 衣食住を提供 生活保護に至る前の段階から早期に支援 再就職のために居住の確保が必要な人 住居確保給付金 就職活動中の家賃費用を有期で支給 生活と就労に関する支援員を配置し 他施

役割を担う者として管理者を1 名任命し 配置するものとする ただし 他の業務と兼務することができる (2) 家計相談支援員の要件家計相談支援を行う職員は 次のいずれかに該当する者が望ましい アファイナンシャルプランナーの資格を有する者イ消費生活専門相談員 消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタン

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(5) 身体障害者 知的障害者 精神障害者又は難病患者のいずれかであって その他市長が必要と認める世帯に属するもの ( サービスの内容 ) 第 5 条第 1 条に規定するサービスの内容は 次に掲げるものとする (1) 1 日につき1 食の昼食又は夕食を居宅へ配達するサービス (2) 食事を配達する際

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Transcription:

飯塚市生活困窮者自立相談支援等業務委託仕様書 1 業務名 飯塚市生活困窮者自立相談支援等業務委託 2 履行場所 飯塚市地内 3 履行期間 平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで 4 業務の目的生活困窮者自立支援法 ( 平成 25 年法律第 105 号 ) に基づき 生活困窮者自立支援事業及び生活困窮者家計相談支援事業を適正に実施することにより 生活困窮者に対して包括的な支援を行い 自立の促進を図ることを目的とする 5 対象者面接相談の対象者は 市内に居住している生活困窮者とする ただし 市長が特に認めるときは この限りでない 対象者は 4 月から翌年 3 月末までの1 年間に 新規相談者数 210 名 飯塚市生活困窮者自立相談支援等事業実施要綱第 6 条に定める自立支援プラン作成件数を70 件と見込む ただし 対象者数 自立支援プラン作成件数の増減によって 委託金額の変更は生じないものとする 6 相談業務実施時間及び勤務時間本委託における相談業務実施時間は 土曜日 日曜日 祝日及び年末年始 (12 月 29 日から翌年の1 月 3 日まで ) を除く飯塚市の開庁時間とし 職員の勤務時間は 相談業務を円滑に実施することができるよう受託事業者が設定するものとする 7 相談室の体制 職員 (1) 体制ア職員は 以下のように定義する 常勤職員 原則 週 5 日 1 日あたり8 時間勤務の職員イ相談室には 以下の職員を配置することとする ( ア ) 相談室長 5 年以上の相談業務の経験がある主任相談支援員をもって充て 兼務とする 1

( イ ) 主任相談支援員下記 ( ウ ) 又は ( エ ) の支援員のうち コミュニケーション能力 アセスメント能力 調整能力に高いスキルを持つ常勤職員 1 名を主任相談支援員として指名し 相談支援員の統括を行うものとする ( ウ ) 相談支援員主に相談支援及び精神保健支援を担当する支援員 常勤職員を1 名以上配置する 最低 1 名は 社会福祉士 精神保健福祉士 保健師のいずれかの資格を持つ者であること 5 年以上の相談業務の経験があること ( エ ) 就労支援員主に就労支援を担当する支援員 常勤職員を1 名以上配置する 5 年以上の就労支援業務の経験があること ( オ ) 家計相談支援員主に家計相談を担当する支援員 月 32 時間程度勤務の非常勤職員を1 名以上配置する 次のいずれかに該当する者 1) 消費生活専門相談員 消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタントの資格を有する者 2) ファイナンシャルプランナーの資格を有する者 3) 社会福祉士の資格を有する者 4) 社会保険労務士の資格を有する者 5) 金融機関において融資 ローン相談等の部門での勤務経験があり 債務整理及び出納計画の業務に精通している者 6)1)~5) の者と同等の能力を有すると市長が認める者 ( カ ) 備考 1 ( ア ) から ( オ ) に定める職員の勤務体制として 職員が休暇を取得する場合においても 少なくとも2 人以上は勤務の状態にあるものとする 2 ( ア ) ( ウ ) 及び ( エ ) に定める相談員の経験年数は 指定した年数以上によることが望ましいが 満たしていない場合も可とする ただし 相談 就労支援員の経験年数については 企画提案の審査の際に参考とする 3( イ ) から ( オ ) に規定する職員は 厚生労働省が実施する養成研修を受講し 修了証を受けた者とする ただし 市長が特に認めるときは この限りでない (2) 職員の役割ア相談室長 ( ア ) 相談室運営の統括 ( イ ) 関係機関との地域ネットワークの構築 ( ウ ) 本委託における社会 生活支援課との協議 調整の統括 ( エ ) 支援調整会議の開催 2

イ主任相談支援員 ( イ ) 相談支援業務を通じた新たな連携先の確保 ( ウ ) 他の相談支援員の支援内容のチェック 調整 アドバイスウ相談支援員 ( イ ) 相談支援業務を通じた新たな連携先の確保 ( ウ ) 住居確保給付金に係る支援業務 ( エ ) 委託業務を行う上で必要な総務 経理事務等 ( オ ) 統計情報の取りまとめ 報告エ就労支援員 ( イ ) 能力開発 職業訓練 就職支援等の就労支援業務の実施 ( ウ ) 就労支援に関する社会資源の確保 ( エ ) 相談支援員の事務補助オ家計相談支援員 ( イ ) 家計相談支援に関する社会資源の確保カ備考相談 就労 家計相談支援員の支援領域に関しては 相談者が抱える多様で複合的な課題を包括的に把握し 背景 要因等を分析しながら それぞれの担当ごとに縦割りの支援とならないよう留意するものとする 8 委託業務の内容 (1) 相談室に関わる業務ア工事等の実施 ( ア ) 電話等の必要な工事は 飯塚市担当職員 ( 以下 市職員 という ) 等と調整し 委託業務開始日までに完了すること ( イ ) 穂波庁舎入口の案内板 相談室入口の看板等の設置については 市職員等と調整し 整備すること イ備品類の帰属 ( ア ) 備品の調達にあたっては 予め市職員と協議し 購入調達した備品は 飯塚市の帰属とする ウ相談室環境の維持に関わる業務 ( ア ) 相談室内の清潔保持 清掃に関しては 受託事業者が行うものとする ( イ ) 事業ゴミの排出については 市職員等の指示に従って受託事業者が行うものとする エ事業の周知及び広報市職員と協議の上 広報用チラシ6000 部を作成 配布する インターネット ホームページ等の運営により 関係機関への本委託業務の周知に努めるものとする 3

オ帳票類等の作成相談室の運営に当たり 市職員と協議のうえ 以下の帳票類の作成を行うものとする ( ア ) 相談受付簿 ( イ ) 申請受付処理簿 ( ウ ) 支援決定対象者管理簿 ( エ ) 市職員が指定する帳票類なお ( エ ) については 必要なものは相談者毎に個別のファイルを作成するものとする カ職員の研修事業実施にあたり 職員の研修計画を作成し 市職員に報告を行うとともに これを実施しなければならない また なお 研修計画においては 委託業務に従事する職員の関連法関連施策の理解 支援相談技術の向上につながる計画を作成するものとする (2) 相談室の運営に関わる業務ア 9 支援業務 10 生活困窮者支援を通じた地域づくり の実施イ相談室の使用に係る費用の支払い相談室使用により発生する諸費用については 原則として受託事業者が支払わなければならない ただし 相談室に係る電気料金など光熱水費については 市が負担する ウ火元責任者の配置相談室長は 市が指定する火元取締責任者を務めるものとする エ帳票類等の保管帳票類等の保管にあたっては 施錠可能なキャビネット等に格納する オ全体会議の開催毎月 1 回以上 相談室職員の全体会議を開催し 業務の経過等について共有を行うものとする カ職員の定期研修平成 30 年度の定期研修計画を作成し 研修の実施にあたっては 全体会議の開催に併せて実施する等定期的な開催に努めるほか外部研修に参加するなど職員の能力研鑚を図らなければならない キ業務の進捗状況の報告及び打ち合わせ市職員等と 業務の進捗状況や業務内容等に関する打ち合わせを原則月 1 回 その他必要に応じて行うものとする ク緊急時の連絡不測の事態が生じたときは 市長等宛速やかに報告を行わなければならない ケ事業報告 ( ア ) 市職員が指定する報告を月末締め翌 10 日までに報告するものとする また 実績等に関する報告を求めた場合は その都度報告することとする ( イ ) 本委託完了後 以下の書類を市長宛提出するものとする 業務完了届 収支精算報告書 4

実績報告書 ( ウ ) 別に定める成果目標に対する達成状況について報告するものとする ( エ ) 報告事項については 別途市職員が指示する項目とする コ留意事項 ( ア ) 相談室を運営するにあたっては 市職員等と調整の上 労働局の職業紹介事業所の認可を受けること ( イ ) 本業務に係る契約の終了後 他事業者に業務の引き継ぎを行う必要が生じた場合には 利用者の利便性を損なわないよう必要な措置を講じ 円滑な引継に努めることとする 具体的な内容については 必要に応じて受託事業者と市職員等との協議によること ( ウ ) 相談室を運営するにあたっては 市職員等と調整の上 本市庁内管理規則 ( 平成 18 年飯塚市規則第 6 号 ) に従うこと 9 支援業務 (1) 支援業務の機能支援業務の機能として以下の機能等を持つこと ア相談支援 ( ア ) 初回面接の実施 ( イ ) 支援時の相談支援員の支援方針調整 ( ウ ) 他機関への紹介 引継イ就労支援 ( ア ) 面接相談による就労意欲の喚起 ( イ ) 履歴書の書き方や面接の受け方支援 ( ウ ) 職業紹介事業による求人開拓及びマッチングの支援 ( エ ) ハローワーク 企業等への同行訪問などの支援ウ精神保健支援 ( ア ) 面接相談によるメンタル 障がいに関する相談 ( イ ) 服薬管理等療養に関するアドバイス ( ウ ) 簡易診断等諸検査の実施及び結果に関する合意形成 ( エ ) 障がい者福祉行政担当窓口 医療機関等への同行支援 (2) 相談支援の手順ア自立相談支援業務自立支援相談支援業務は 以下の手順に留意して実施する なお その実施に当たっては 自立相談支援事業の手引き ( 厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知 ) を参照すること ( ア ) 生活困窮者の把握 ( イ ) 包括的な相談の受付 ( ウ ) 利用申込みの受付 ( エ ) 緊急的な支援及び法に基づくサービスの利用手続 ( オ ) アセスメント 5

( カ ) 支援プランの策定 ( キ ) 支援調整会議の開催 ( ク ) 支援サービスの提供 ( ケ ) モニタリング ( コ ) 支援プランの評価 ( サ ) 再プラン ( シ ) 支援終結の判断イ家計相談支援業務家計相談支援業務は 以下の手順に留意して実施する なお その実施に当たっては 家計相談支援事業の手引き ( 厚生労働省社会援護局地域福祉課長通知 ) を参照すること ( ア ) 生活困窮者の把握 アウトリーチ ( イ ) アセスメント ( ウ ) 相談受付 ( エ ) 家計再生プラン ( 家計支援計画 ) の策定 ( オ ) 支援調整会議の開催 ( カ ) 支援サービスの提供 ( キ ) モニタリング ( ク ) 家計再生プランの評価ウ住居確保給付金の相談及び申請の受付等住居確保給付金の相談及び申請の受付は 自立相談支援業務の中において相談支援員 ( 他の支援員も可能 ) が実施する (3) 緊急的支援ア面接相談受付において 相談者の訴えや状況から生活上の緊急的な支援が必要であると判断される場合は 支援プラン策定前においても 各種支援等が受けられるよう 必要な調整を行うものとする イ緊急的支援の内容は 以下の事業等に基づく支援及び公的な事業の活用を行う 相談 就労支援員による就労支援 精神保健支援 地域の社会福祉法人 NPO 法人等が実施しているサービスとの連携 各法律に基づく行政窓口のサービス 住居確保給付事業 社会福祉協議会が実施している生活福祉資金貸付事業 ハローワークが実施する生活保護受給者等就労促進事業等 地域若者サポートステーション 及び 70 歳現役応援センター 等で実施している事業ウ緊急的支援の結果 他制度の相談窓口等へのつなぎが適当と判断された者には 本人の状況に応じて同行も含めた適切な方法で他機関へとつなぎ 必要に応じて他機関への確認などを行う 6

10 生活困窮者支援を通じた地域づくり (1) 生活困窮者の早期把握や見守りを行うため 関係機関又は関係者のネットワークを構築し 包括的な支援策を用意するとともに 生活困窮者の社会参加や就労の場を広げていくこと (2) 生活困窮者の支援にあたっては 既存の社会資源を積極的に活用すること 11 個人情報の保護 業務に係る個人情報については 本市個人情報保護条例 ( 平成 18 年飯塚市条例 第 11 号 ) の本旨に従い 市職員等と十分に協議の上 適正に取り扱うこと 12 支払方法委託料の支払いについては 契約金額を4で除した金額を 4 半期 ( 第 1 期 4~6 月 第 2 期 7~9 月 第 3 期 10~12 月 第 4 期 1~3 月 ) ごとに それぞれの業務完了確認後 受注者からの正当な請求に基づき 請求書受領後 30 日以内に支払うものとする なお 支払金額に千円未満の端数が生じた場合は 最終回に加算するものとする 13 その他 本仕様書に定めのない事項 又は この契約の履行について疑義が生じた場合は 双方 協議のうえ決定すること 7