社会通信教育に関する実態調査 報告書

Similar documents
第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

i


Wide Scanner TWAIN Source ユーザーズガイド

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21




目次 I. 調査概要 II. 調査票 調査目的調査期間調査対象調査方法サンプル数 III. 属性調査結果 性別年齢入院病棟入院日数当院を選んだ理由 IV. 満足度調査結果 1. 満足度ポイント一覧 2. 満足度構成比率総合満足度医療サービス施設 設備 情報提供師の接遇の接遇の接遇 V. ポートフォリ

I II III 28 29

生活設計レジメ

44 4 I (1) ( ) (10 15 ) ( 17 ) ( 3 1 ) (2)


178 5 I 1 ( ) ( ) ( ) ( ) (1) ( 2 )

目次 I. 調査概要... 1 II. 回答者属性... 5 III. 調査結果の概要... 9 IV. 調査結果の詳細 Q9. ライフプランニングソフト の認知 Q10. ライフプランニングソフト の利用状況 Q11. ライフプランニングソフト の FP 業務上

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

8 入館者訂正版

Microsoft Word - 01_LS研IT白書原稿_2012年度_統合版__ _v1 2.doc

ii

untitled

i

AccessflÌfl—−ÇŠš1

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

2

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E >

Microsoft Word Aプレスリリース案_METI修正_.doc


86 7 I ( 13 ) II ( )

入門ガイド


日本の富裕層は 122 万世帯、純金融資産総額は272 兆円

ソーシャルセクター組織実態調査 2017 特定非営利活動法人新公益連盟 2017 年 12 月 6 日 Copyright 2017 Japan Association of New Public All Rights Reserved,

<4D F736F F F696E74202D C835B B E B8CDD8AB B83685D>

<81798A6D92E8817A F925093C682C6834E838D83582E786C7378>

平成22年度         タイトル

SC-85X2取説


1 教育研修費用総額と従業員 1 人当たりの教育研修費用 (1)1 社当たりの教育研修費用総額 1 社当たりの教育研修費用総額は 2014 年度は予算額 5,458 万円 ( 前回調査 5,410 万円 ) 同実績額 4,533 万円 ( 同 4,566 万円 ) であり 2015 年度は予算額 5

untitled

第1部 一般的コメント

<4D F736F F F696E74202D E9197BF C A89EF8C CC82CC95818B798FF38BB52E >

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

第1章 国民年金における無年金

o 2o 3o 3 1. I o 3. 1o 2o 31. I 3o PDF Adobe Reader 4o 2 1o I 2o 3o 4o 5o 6o 7o 2197/ o 1o 1 1o

1 (1) (2)

untitled

表1票4.qx4

福祉行財政と福祉計画[第3版]

- 2 -


PR映画-1

II III I ~ 2 ~

中堅中小企業向け秘密保持マニュアル


橡ミュラー列伝Ⅰ.PDF


2013(平成25年度) 確定拠出年金実態調査 調査結果について.PDF


活動状況調査

都道府県の食品ロス削減の取組状況 1 47 都道府県全てから回答があった 平成 8 年度に食品ロス削減に関する取組を 行っている と回答したのは 4 自治体で 食品ロス削減施策に関する予算が ある と回答したのは 5 自治体であった 平成 7 年度の調査結果と比較するといずれも増加している 食品ロス

II

これわかWord2010_第1部_ indd

パワポカバー入稿用.indd

これでわかるAccess2010

の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方

調査概要について P1 Ⅰ.MRの概要について P2~P8

マンション管理士の業務についてのアンケート調査

日本企業による国外での環境への取り組みに係る

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

平成18年版 男女共同参画白書

ÿþ

図 1 左側は 全病院における病床規模の分布を 右側は回答者施設の病床規模の分布を示す 200 床以上 ~500 床未満 500 床以上では全体に占める割合に比べて回答者の割合がやや高く 200 床未満では やや低い 以下 回答施設全体の統計要約は この点を考慮に入れてみる必要がある 図 1 全病院

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

provider_020524_2.PDF

資料 3 時代の要請を受けた 消費者保護の課題について 平成 31 年 4 月 経済産業省商務 サービスグループ 商取引監督課

Microsoft Word _アンケート集計書HP版 .docx

「産業上利用することができる発明」の審査の運用指針(案)

小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査

序章 調査の目的と概要

婚活実態調査2016『婚活サービス』は、今や結婚に向けた有効な手段に!

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

受付番号 123456

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

別紙 市民アンケート設問構成 ( 案 ) を参照 (4) 調査時期 平成 30 年 9 月 ~10 月の間の 1 か月 ( 予定 ) 7 委託内容 (1) 調査実施に向けた準備 1 業務計画書の作成 提出受注者は 契約締結の日の翌日から7 日以内に スケジュールを記載した業務計画書を作成 提出し 発


「北朝鮮による日本人拉致問題に関する特別世論調査」の概要


参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

PowerPoint プレゼンテーション

社会通信教育に関する実態調査 報告書

1 施設で生活する高校生の本音アンケート 3 2 調査項目 4 3 施設で生活する高校生の自己肯定感について...5 (1) 一般高校生との比較 5 4 施設で生活する高校生の進路について.7 (1) 希望職種の有無と希望進路 7 (2) 性別 学年による進路の違い 8 5 施設で生活する高校生のア

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

エクセルカバー入稿用.indd


<4D F736F F D208B4C8ED294AD955C8E9197BF5F E92C08FE382B082CC8CA992CA82B52E646F6378>

PowerPoint プレゼンテーション

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4


untitled

Transcription:

平成 22 年度文部科学省委託調査 社会通信教育に関する調査研究 社会通信教育に関する実態調査 報告書 平成 23 年 3 月 株式会社日本能率協会総合研究所

目次 I 調査の概要... 1 1 調査目的... 1 2 調査内容... 1 (1) 社会通信教育の実施団体に対する調査... 1 (2) 社会通信教育の受講者への調査... 2 (3) 社会通信教育の利用企業への調査... 2 3 調査の流れ... 3 4 集計表 グラフ等の見方について... 4 II 社会通信教育に対する実施団体の取組実態... 5 1 実施団体の概要... 5 (1) 法人格... 5 (2) 通信教育講座数... 6 (3) 受講者総数... 10 (4) 受講者総数の増減傾向... 12 (5) 通信教育の取り組み... 14 (6) 情報の整備 公開... 25 (7) 広報 広告活動媒体... 28 2 通信教育講座の概要... 30 (1) 講座の開始年... 30 (2) 講座の年間受講者数... 32 (3) 講座の標準修業期間... 34 (4) 講座の受講料... 36 (5) 講座の受講者数の増減傾向... 38 (6) 講座のジャンル... 40 (7) 講座の特徴... 42 (8) 講座に関する情報提供... 44 (9) 添削指導の頻度... 52 (10) 添削指導の媒体... 54 (11) 質疑応答の回数... 56 (12) 質疑応答の媒体... 58 (13) 教材の媒体... 60 (14) 補助教材 副教材の有無... 62 (15) 講座の修了認定... 64 (16) 教材の平均的な改訂期間... 65

3 通信教育事業者への詳細ヒアリングの概要... 67 (1) 今後の講座数の見通しとその理由 ( 全体 )... 67 (2) 今後の講座数の見通しとその理由 ( 認定社通実施団体 民間 社通実施団体別 )... 68 (3) 質保証 : 自己評価の実施状況 ( 全体 )... 69 (4) 質保証 : 外部評価の実施状況 ( 全体 )... 70 (5) 質保証 : 受講者の声 ( ニーズ ) 収集の実施状況 ( 全体 )... 71 (6) 質保証 : 受講者の声 ( ニーズ ) の反映実態 ( 全体 )... 72 (7) 社会通信教育の質を高める方法 ( 民間社通実施団体 )... 73 (8) 学習成果の活用促進 ( 全体 )... 74 (9) 学習成果の活用促進 ( 認定社通実施団体 民間社通実施団 体別 )... 75 (10) 教材の作成 ( 全体 )... 76 (11) 訪問ヒアリングのまとめ... 77 (1) 民間社通実施団体からの特徴的なコメント... 77 (2) 認定社通実施団体からの特徴的なコメント... 79 III 社会通信教育の受講者への調査... 81 1 回答者の概要... 81 2 通信教育の利用状況... 83 (1) 通信教育の利用状況... 83 (2) 利用した通信教育... 84 (3) 利用したことがある通信教育の分野... 85 (4) 認定社会通信教育 の認知... 86 (5) 認定社会通信教育 の利用意向... 87 (6) 通信教育を利用した主な目的... 89 (7) 通信教育の情報の入手方法... 91 (8) 利用した通信教育の講座数... 93 (9) 利用した通信教育の平均費用... 94 (10) 利用した通信教育の平均利用時間... 96 (11) 利用した通信教育の満足度... 98 (12) 通信教育がより活用されるために重要なこと... 99 (13) 通信教育の質向上 活用のための意見... 104

IV 社会通信教育の利用企業への調査... 105 1 利用企業の概要... 105 2 通信教育の利用状況... 106 (1) 通信教育の利用状況... 106 (2) 採用している通信教育... 107 (3) 採用している通信教育の分野... 108 (4) 認定社会通信教育 の認知度... 109 (5) 認定社会通信教育 の利用意向... 110 (6) 通信教育を利用した目的... 111 (7) 通信教育の情報の入手方法... 112 (8) 社員が受講する通信教育の金銭的援助... 113 3 通信教育の活用... 114 (1) 通信教育が研修に活用されるために重要なこと ( 内容 学習 課程への取組 )... 114 (2) 通信教育が研修に活用されるために重要なこと ( 受講手続き での取組 )... 115 (3) 通信教育が研修に活用されるために重要なこと ( 事業者とし ての取組 )... 116 (4) 通信教育が研修に活用されるために重要なこと ( 学習成果の 活用促進への取組 )... 117 (5) 通信教育が研修に活用されるために重要なこと ( 学習継続へ の取組 )... 118 V 調査結果の考察... 119 1 調査結果の考察について... 119 (1) 通信教育全体の利用率... 120 (2) 認定社通講座の認知度 利用意向... 122 (3) 通信教育実施団体の広報 広告活動と受講者の情報入手方法.. 127 (4) 団体の体制に関する取り組みについて... 130 (5) 講座の内容 学習課程の取り組みについて... 131 (6) 学習継続のための施策について... 132 (7) 教材の定期改訂 改訂期間... 133

2 まとめ... 135 (1) 通信教育全体の利用率... 135 (2) 認定社通講座の認知度 利用意向... 135 (3) 通信教育実施団体の広報 広告活動と受講者の情報入手方法.. 135 (4) 団体の体制に関する取り組みについて... 135 (5) 講座の内容 学習課程の取り組みについて... 136 (6) 学習継続のための施策について... 136 (7) 教材の定期改訂 改訂期間... 136 VI 資料編... 137 1 集計編... 137 (1) 社会通信教育実施団体票集計結果... 137 (2) 学習者票集計結果... 147 (3) 企業票集計結果... 153 2 調査票編... 200

Ⅰ 調査の概要 I 調査の概要 1 調査目的 国内での社会通信教育を大別すると 学校または一般社団 もしくは一般財団法人の行う通信教育で社会教育上奨励すべきものを社会教育法の規定に基づき 文部科学省が認定する社会通信教育 ( 以下 認定社通 という ) および民間企業等によって行われている社会通信教育 ( 以下 民間社通 という ) とがある これら 認定社通 と 民間社通 の実態等を把握し 文部科学省の今後の社会通信教育振興方策の検討に資するために 実施団体への郵送アンケートならびに現地ヒアリング調査 社会通信教育受講者への Web アンケート調査 社会通信教育を利用している企業への郵送アンケート調査を実施する 2 調査内容 (1) 社会通信教育の実施団体に対する調査 < 社会通信教育実施団体郵送アンケート調査 > 調査対象 認定社通 27 団体に民間社通を加えた計 289 団体中 事前の電話によるアンケート依頼で了承を得た 220 団体 リスト作成に際しては下記の情報を参考とした 帝国データバンク企業信用情報( 業種コード :91806 社会通信教育 ) Yahoo! 電話帳 ( 業種名 : 通信教育 ) 調査手法 郵送配布 回収 調査内容 社会通信教育団体の通信教育事業に関する取組実態等について 調査期間 平成 23 年 2 月 28 日 ( 月 )~3 月 18 日 ( 金 ) 回収結果 発送数:220 有効回収数 :83 有効回収率 :37.7% < 社会通信教育実施団体訪問ヒアリング調査 > 調査対象 認定社通 27 団体に民間社通を加えた計 289 団体中 事前の電話によるアンケート依頼で了承を得た 220 団体 リスト作成に際しては下記の情報を参考とした 帝国データバンク企業信用情報( 業種コード :91806 社会通信教育 ) Yahoo! 電話帳 ( 業種名 : 通信教育 ) 調査手法 個別訪問ヒアリング 調査内容 社会通信教育団体の通信教育事業に関する取組実態等について 1

Ⅰ 調査の概要 調査期間 平成 23 年 3 月 実施状況 34 団体に実施 (2) 社会通信教育の受講者への調査 調査対象 MDBネットサーベイモニター 調査手法 インターネット調査 調査内容 社会通信教育の利用実態 評価や情報公開へのニーズ等について 調査期間 平成 23 年 3 月 25 日 ( 金 )~3 月 29 日 ( 火 ) 回収結果 有効回収数:3,082 (3) 社会通信教育の利用企業への調査 調査対象 東証一部 二部上場企業を中心とした企業 2,295 社 調査手法 郵送配布 回収 調査内容 社会通信教育の利用実態 評価や情報公開へのニーズ等について 調査期間 平成 23 年 2 月 28 日 ( 月 )~3 月 23 日 ( 水 ) 回収結果 発送数:2,295 有効回収数 :385 有効回収率 :16.8% 2

Ⅰ 調査の概要 3 調査の流れ 本調査の流れは以下のとおりである 郵送アンケート調査 調査票設計 社会通信教育団体 リスト作成 社会通信教育団体用 通信教育利用企業用 調 査 票 発 送 調 査 票 回 収 調 査 票 入 力 集 計 分 析 上記団体への調査依 頼 訪問可否確認 督 促 電 話 通信教育利用企業 リスト作成 調 査 票 回 収 現地ヒアリング調査 調査票設計 調査対象選定 調 査 個 票 作 成 集 計 分 析 調 査 員 に よ る ヒ ア リ ン グ 電 話 に よ る 取 材 依 頼 Web アンケート調査 調査票設計 ア ン ケ ー ト 依 頼 調査対象選定 事前スクリー ニング調査 報告書作成 3 督 促 追 加 集 計 分 析

Ⅰ 調査の概要 4 集計表 グラフ等の見方について 本調査報告書では 以下の表記を用いている点に留意が必要である 調査結果の数値は 回答率 (%: パーセント ) で表示している % の母数は その質問項目に該当する回答者の総数であり その数は n で示している % の数値は 小数第 2 位を四捨五入し 小数第 1 位までを表示している このため各回答の数値の合計が 100% とならない場合がある 回答は 単一回答 ( はひとつ) と複数回答 ( はいくつでも等) の 2 種類がある 複数回答設問の場合 その回答割合 (%) の合計は 100% を超えることがありうる また 複数回答設問の場合には 設問番号 タイトルとともに ( はいくつでも) と記載している 図表やコメント部分での回答の選択肢は 簡略化して表現している場合がある 設問の回答対象者に回答を得られなかった場合には 無回答 で示している クロス集計において 一方の調査項目が無回答だった場合 集計の対象から外している このためクロス集計の回答者数の計は 回答者の総数と一致しない場合がある 日本マーケティング リサーチ協会のガイドラインに 集計 分析を行う場合の最低サンプル数は 30 以上と定義されている そのため クロス集計の結果サンプル数が 30 を下回る項目は参考値とみなしている また 該当項目に対するコメントを控え 比較対象から除外している 講座について 認定社通講座 : 文部科学省の認定を受けている社会通信教育講座 民間社通講座 : 文部科学省の認定を受けていない社会通信教育講座 団体について 認定社通実施団体 : 認定社通講座を実施している団体 併せて民間社通講座を実施している団体も含む 民間社通実施団体 : 民間社通講座のみを実施する団体 4

Ⅱ 社会通信教育に対する実施団体の取組実態 II 社会通信教育に対する実施団体の取組実態 1 実施団体の概要 1 法人格 回答団体の法人格の形態は 公益法人 が 24.1 株式会社等 が 56.6 学 校法人 が 9.6 その他 が 9.6 であった 問2 貴団体の法人格の形態をお答えください は1つ n = 83 その他 9.6% 公益法人 24.1% 学校法人 9.6% 株式会社等 56.6% 法人格は 調査票上の以下の分類をまとめている 公益法人 一般社団法人 一般財団法人 公益社団法人 公益財団法人 特例民法 法人 株式会社等 株式会社 有限会社 学校法人 学校法人 その他 任意団体 特定非営利活動法人 その他法人 5

Ⅱ 社会通信教育に対する実施団体の取組実態 2 通信教育講座数 回答団体中 文部科学省認定社会通信講座を実施する団体は22団体あり 各団 体が実施する認定通信教育講座の数は 1講座 が 31.8 2 5講座未満 が 40.9 5講座以上 が 27.3 であった 問3 貴団体が実施する通信教育講座数をご記入ください n = 22 文部科学省認定社会通信教育講座 5講座以上 27.3% 1講座 31.8% 2 5講座未満 40.9% 講座数は 調査票上の実数での回答を上記分類にまとめた 6