ラグビーワールドカップ 2019 TM 神戸開催プロモーション活動実施業務 ( 神戸のラグビー情報ウェブサイト管理運営業務 ) 委託仕様書 1. 業務の目的ラグビーワールドカップ 2019 TM ( 以下 大会 という ) 神戸開催を成功させるために 本市が開設しているホームページを活用して 大会の認知度及び観戦意欲向上や開催機運醸成のためのプロモーション活動の実施を目的とする 2. 業務の内容 1 ホームページの保守管理 村上晃一コラム の更新 (6 回 ) 原稿は市が提供する 市内ラグビー部及びラグビースクール( 計 6 校 ) の取材 更新 その他, 新着情報等の必要な更新 英語のページの作成( 翻訳及びネイティブチェックを含む ) も行う 市が提供する日本語原稿の英訳も含む Web サイトの CMS である Word Press の更新を行い それに伴う改修 調整作業を行うこと 2 現行サイトの性質上 サイトの構成を変更する等大幅な改修は困難であるので 外部サイト ( 神戸観光サイト feel KOBE や ラグビーワールドカップ 2019 公式サイトなど) を十分に活用した効果的な情報発信に努めること 3 神戸開催試合や開催国紹介ページの更新 4 本市等が実施予定の神戸のラグビーに関するイベントを連携させたプロモーション 実施予定のイベント及び神戸のラグビー情報( トップリーグ等 ) を更新すること 市からの掲載依頼のほか 市の受託業者とも連動し 速やかな情報発信に努めること 5 英語版ページの充実英語版の Rugby World Cup2019 ページにおいて 海外観戦客に神戸の試合の観戦意欲を促進するコンテンツ ( 例 : スタジアム情報 観光 交通アクセス等の基本情報や 神戸のまちの情報等 ) を掲載し 魅力的なページを企画すること 6 ホームページマニュアルの作成 7 委託事業者が変更になる場合は, 委託元, 委託先の双方で方法や情報を共有するなど, 途切れることなく事業を継続できるようスムーズな移行作業を行うこと またそれに必要なマニュアルの製作を行うこと ( ア ) 既存のウェブサイト ラグビーワールドカップ 2019 神戸開催 https://www.2019kobe.com/ を継続利用できるようにすること ( イ ): システム構築に係る調達範囲ホームページに係る費用 ( レンタルサーバ利用料を含む ) を受託者に委託料として支払う
ため 本調達の契約においては ハードウェア等のリース契約は発生しないものとする ( ウ ) ドメイン SSL 証明書 レンタルサーバについてドメインについては 現在運用しているものを引き続き利用するものとする SSL 証明書とレンタルサーバについては 現在運用しているものを平成 30 年 4 月 30 日まで引き続き利用可とし 期限までに別の SSL 証明書とレンタルサーバを取得及び移行するか現在運用しているサーバの名義変更を行うものとする なお 平成 30 年 4 月 30 日までの SSL 証明書とレンタルサーバに係る費用は 本事業の委託料から平成 29 年度委託事業先である株式会社ジュピターテレコムに対し支払うこと ( エ ) 本事業の契約履行期間の満了 全部もしくは一部の解除 またはその他契約の終了事由の如何を問わず 本事業が終了となる場合には 受託者は本市の指示のもと 本事業終了日までに本市が継続して本事業を遂行できるよう必要な措置を講じるため 業務引継に伴うシステム移行等に必要となる構成要素 ( ページやコンテンツ等 ) を円滑に提供できるようにすること なお 移行用のページやコンテンツ等の提供に係る費用は保守運用契約に含まれるものとし 新たな費用は発生しないものとして取り扱うこと 8 ホームページを活用したプロモーション活動等の提案 上記のほか 事業者が独自に提案するプロモーション活動を実施する ( 参考 ) 現行サーバーについて (H30 年 2 月現在 ) サーバー会社: カゴヤ ジャパン プラン: 共有サーバープラン S21 仕様: 右記 URL のとおり https://www.kagoya.jp/shared3g/plan.html#sh_header 契約: 月単位 ドメイン:https://www.2019kobe.com/ SSL: サイバートラスト Web サイトの CMS:(Word Press 4.4.14) SSL サーバー証明書 : 有 3. セキュリティ対策 (1) 契約したレンタルサーバにて用意されるすべてのソフトウェアについて最新バージョンが使われていることを確認すること また CMS に関するプラグインを含めたソフトウェアについても 常に最新バージョンを適用すること 何らかのリスクにより最新化対策を講じることが出来なかったものに関しては その理由 代替措置及び影響について本市に直ちに報告すること (2) ソフトウェアは, セキュリティホール等に対する最新の対策を行った上で導入すること (3) 情報漏洩対策を十分にとること ( ア ) 本仕様書に記載した業務を円滑かつ確実に遂行することが可能な体制を整備すること また 業務全体を統率する業務遂行責任者をおくこと 本市からの問合せ対応等は受託者の営業日の営業時間内の対応を基本とするが 障害時においては 契約後に定める緊急連絡体制 2
に基づき 営業日だけでなく 土曜 日曜 祝日 夜間 ( 曜日は問わない ) も対応すること ( イ ) 常に異常や障害について点検を行い 不具合並びに不正アクセス等の症状が見受けられた際には 直ちに本市へ連絡し 復旧手段について万全を期す体制の確保及び運用対応が可能であること また 障害発生時には 原因を調査の上 報告書を本市に提出すること ( ウ ) 不具合並びに不正アクセスの症状が見受けられた際には 以下の手順に基づき対応すること < 改ざんの有無の検査を実施 > A 状況の確認不具合並びに不正アクセスの症状が見受けられた際 もしくは 関係各署より通報が入った際には 優先的に下記の不正アクセスについての確認 調査をおこない 契約後に策定する 緊急連絡体制 に基づき 速やかに対応についての協議を行うこと 確認内容 (a) 公開されているサイト情報の内容 (b) サーバ内の不正なスクリプトの有無 (HTML ファイル JavaScript ファイル PHP ファイル CSS ファイル Apache などの.htaccess ファイル ディレクトリの全て ) の確認 (c) サーバアクセスログ (d) サーバへの不正アクセスの有無 ( サーバ会社への確認 ) (e) 担当者コンピュータの確認 B サーバ上のデータ並びにシステムに不具合や改ざんが見受けられない場合 確認内容 (a) サーバ上のデータ並びにシステムに不具合や改ざんが見受けられない際には 優先的に調査を行い症状の起因分析等の状況確認をし 書面にて情報共有をおこなうこと C 改ざんが見受けられた場合 確認内容 (a) ウェブサイトが明らかに改ざんされたと認識した場合 被害の拡大を防ぐために ウェブサイトを一旦公開停止した上で 只今 メンテナンス中 のページに表示を切り替え 原因の究明と対策後に正常なバックアップからの復元作業を実施して再公開すること 改ざん被害等発生時の緊急時対応手順書を作成すること (4) 運用するサーバーは,SQL インジェクション, クロスサイトスクリプティング等の脆弱性がないこと また,OS やアプリケーションにセキュリティホール等の脆弱性が発見された場合, 早急にセキュリティパッチを適用するなど, 一部の例外を除き, 追加の費用なしに補修すること ( ア ) システム ハード ネットワーク環境全般において 脆弱性が報告されていないかを常に確認し アップデート等のメンテナンスが必要な場合は 速やかに対応すること ( イ ) 情報処理推進機構 (IPA) や JPCERT コーディネーションセンターなどから随時セキュリティ問題にかかる情報を入手するとともに 当該ウェブサイトに関わる場合は直ちに本市に報告の上 当該情報に基づく対策を講じることが必要か否かを本市と協議すること ( ウ )1 日 1 回 作成したウェブサイトコンテンツファイル等関連データについてバックアップを取得し 常に3 世代分のデータを保持すること 3
( エ ) 万が一 公開を一時的に停止する場合に備え 只今 メンテナンス中 のアナウンスページを事前に準備すること ( オ ) ページやコンテンツの構築等においては 安全なウェブサイトの作り方 神戸市情報セキュリティ対策基準 神戸市ホームページ作成事業者用ガイドライン に準拠し 別紙の ホームページサーバ等確認チェックリスト が常に はい となる状態及び ウェブアプリケーションのセキュリティ実装チェックリスト が常に 対応済 又は 対応不要 となる状態に保つこと また チェックリストが常時 はい 及び 対応済 になるようにどのような保守を行っているのか 月 1 回程度レポート ( 任意様式 ) で報告すること < 安全なウェブサイトの作り方 > https://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity.html < 神戸市情報セキュリティ対策基準 > http://www.city.kobe.lg.jp/information/data/regulations/protection/index.html < 神戸市ホームページ作成事業者用ガイド> http://www.city.kobe.lg.jp/other/arukikata/web_accessibility/guideline.html 4. 報告書の提出 受託者は 委託業務の履行報告書を作成し 業務終了後速やかに提出すること 5. 委託期間 平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで 6. 業務の履行にあたっての留意事項本業務の履行にあたっては 次の事項に留意するものとする 1 常に本市担当職員との連携を密にして業務にあたるものとする 2 本業務の実施においては ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会 の定めるガイドラインを遵守し また承認が必要な事項については 本市と連携しながら適宜対応を行うものとする 3 業務の進捗状況については 本市担当職員の指示により適宜報告するものとする 4 委託業務仕様書に疑義が生じた場合は 本市担当職員と十分に協議するものとする 5 要項を十分に理解し 遵守するものとする 6 本仕様書に記載の無い事項については 契約書の規定に基づき 本市と受託者が協議して決めるものとする 7. 著作権について (1) 当該業務を受託した者 ( 以下 受託者 という ) は 制作 納品したコンテンツについては 神戸市 ( 以下 市 という ) が広報及び広告活動等を行う場合 自由に使用出来るよう 著作権法 ( 昭和 45 年法律 48 号 ) 第 18 条から第 20 条に規定する著作権者の権利を行使しないこと 4
とする (2) 受託者が有する著作権法第 21 条から第 28 条までに規定する権利は 納品とともに無償で市に譲渡するものとする (3) 受託者は 市に無償譲渡する前項の著作権法上の権利を 市以外の第三者に譲渡しないこととする (4) 受託者は 第三者の商標権 著作権その他の諸権利を侵害するものでないことを保証することとする なお コンテンツに使用する写真 文字等が受託者以外の者の著作物 ( 以下 原著作物 という ) である場合には 原著作者に説明し 承諾を得るなど必要な手続きを採った上で本業務にあたることとし 原著作物の原著作者等と市との間に著作権上の紛争が生じないようにすること (5) 当該コンテンツが 第三者の商標権 著作権その他の諸権利を侵害するものであった場合 前項の手続きに不備があった場合その他市の責に帰する事由により原著作物も著作者等と受託者等との間に紛争が生じた場合 これによって生じる責任の一切は 受託者が負うこととする 8. その他の留意事項委託業務の履行により作成された有体物及び無体物 ( 以下 成果物 という ) (1) 成果物にかかる著作権 所有権その他の権利 ( 以下 著作権等 という ) は 市に帰属し 受託事業者は 市が必要に応じて成果物の変更 切除その他の改変を行うことを了承するとともに 著作権人格権を行使しないものとする (2) 受託事業者は 市の書面による承諾なくして 成果物を目的外に利用し または第三者に提供し もしくは利用させてはならない 委託期間の終了後または委託契約が解除された後においても同様とする (3) 受託事業者は市に対し 成果物が第三者の著作権等を侵害していないことを保証する また 成果物が第三者の著作権等を侵害したことにより当該第三者から成果物の使用の差し止めまたは損害賠償を求められた場合 受託事業者は市に生じた損害を賠償しなければならない 5