不妊に悩む方への 特定治療費助成のご案内 平成 26 年度版 不妊治療は, 高額な医療費がかかり, 身体的負担はもとより精神的 経済的にも 負担が大きくかかります そこで神戸市では, 体外受精及び顕微授精 特定不妊治療 に要する費用の一部を助成し, 不妊治療を行う夫婦を支援します 神戸市
助成額 助成回数 指定医療機関において実施した, 法律上の夫婦間における特定不妊治療に要した費用に対し,1 回の治療につき15 万円まで ただし, 治療内容区分 C 及びF[P5 参照 ] については7 万 5 千円が上限, 助成します 平成 26 年度に新規に申請される方の助成回数 年齢は妻の年齢 1 初めて助成を受ける際の治療開始時点の年齢が40 歳未満の場合通算 6 回まで ただし,43 歳になるまでに限る 2 初めて助成を受ける際の治療開始時点の年齢が40 歳以上の場合初年度 3 回,2 年目 2 回まで ただし, 平成 26,27 年度限り 平成 25 年度までに助成を受けておられる方の助成回数 1 年度当たり2 回を限度に通算 5 年 10 回まで ただし, 平成 26,27 年度の移行措置 1 年度当たり 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日のことで, どの年度かは申請日で判断します 平成 26 年 3 月 31 日申請 平成 25 年度の扱い, 平成 26 年 4 月 1 日申請 平成 26 年度の扱い通算 5 年間 申請のあった年度を1 年と計算し, 最長 5 年助成します 例 平成 23 年度と平成 25 年度に助成を受けた 平成 24 年度は受けていない この場合, 通算 2 年助成を受けています 助成回数の詳細については, 制度改正についてのリーフレット 厚生労働省作成 をご覧ください 対象者 神戸市内に居住している法律上の婚姻をしている夫婦であること 単身赴任などで配偶者が市外に居住する場合も申請できます 指定医療機関において特定不妊治療 体外受精 顕微授精 を受けたこと 第 2 子以降に対する治療でも対象になります 夫および妻の前年 1 月から5 月末日までの申請については前々年 の所得の合計額が,730 万円未満であること P2の表にてご確認下さい 対象治療法 指定医療機関において実施した, 法律上の夫婦間における特定不妊治療 医師の判断に基づき, やむを得ず中止した場合についても, 卵胞が発育しない等により卵子採卵以前に中止した場合を除き, 助成の対象となります P5の別図, 体外受精 顕微授精の治療ステージと助成対象範囲を参照してください なお, 以下に掲げる治療法は助成の対象外です 1 法律上の夫婦以外の第三者からの精子 卵子 胚の提供による不妊治療 2 代理母 夫の精子を妻以外の第三者の子宮に医学的な方法で注入して, 当該第三者が妻の代わりに妊娠 出産するもの 3 借り腹 夫の精子と妻の卵子を体外受精して得た胚を, 妻以外の第三者の子宮に注入して, 当該第三者が妻の代わりに妊娠 出産するもの 1
所得制限額 夫および妻の前年 1 月から5 月末日までの申請については前々年 の所得の合計額が730 万円未満であること 下の計算表 A-B=C< 夫婦合わせて730 万円 特定不妊治療費助成事業の所得金額の計算表 市県民税 所得 課税 証明書により夫婦それぞれ計算し合計してください C = 下記の合計金額 A 下記の合計金額 B 特定不妊治療費助成事業における所得金額 総所得金額一律控除 8 万 80,000 退職所得金額雑損控除実額 山林所得金額医療費控除実額 土地等にかかる事業所得等の金額長期譲渡所得の金額 短期譲渡所得の金額 商品先物取引にかかる雑所得等の金額 租税特別措置法に定める特別控除を行う前の譲渡所得金額 小規模企業共済等掛金控除障害者控除 特別障害者控除 寡婦 夫 控除 寡婦特例控除 勤労学生控除 実額 27 万 40 万 27 万 35 万 27 万 申請方法 1 回の治療が終了した日から3か月以内に, 必要書類を揃えて住所地の各区役所保健福祉部こども家庭支援課こども保健係 北区役所保健福祉部北神保健福祉課こども保健係 北須磨支所保健福祉課こども保健係に持参のうえ, 夫婦の共同名義により申請してください なお, 郵送による申請はできません 申請のために要する費用は全て自己負担となります 申請期限 1 回の治療が終了した日から3か月以内 を過ぎたものは, 受付できません 1 回の治療が終了した日は, 不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明書 の 今回の治療期間 に記載された最終日とします 単身赴任などで配偶者が神戸市外に居住する場合, 両方の自治体で申請することは出来ませんので, 生活の本拠があるところで申請をしてください 2
必要書類 1 不妊に悩む方への特定治療支援事業申請書 夫婦別々の印鑑が必要, スタンプ印不可 2 不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明書 1 及び2は神戸市ホームページよりタ ウンロート 可 3 領収書原本 医療費控除などで原本が必要な場合は, 窓口でコヒ ーをとります 領収書は 不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明書 に記載されている医療機関及び領収金額と合致すること 4 市県民税 所得 課税 証明書 夫及び妻のそれぞれの所得額を証明する最新の書類として必要です 平成 26 年 4 月から5 月までに申請平成 25 年度 平成 24 年分所得 証明書平成 26 年 6 月から平成 27 年 3 月までに申請平成 26 年度 平成 25 年分所得 証明書市県民税 所得 課税 証明書は控除欄の記載のあるもの 記載のないものでも受付けますが, 控除ができません 5 神戸市内に居住する法律上の夫婦であることを証明する書類 下表発行日から3か月以内のもの 種別 5 の書類備考 同一世帯の場合 夫または妻が世帯主の場合夫および妻が世帯主でない場合 住民票の写し 夫婦分 続柄記載 住民票の写し 夫婦分 続柄記載 戸籍の筆頭者を記載 夫および妻が神 戸市内に居住す る場合のみ 夫および妻が日本国 住民票の写し 神戸市内居住者のもの 籍を有する場合 戸籍抄本 謄本 夫婦両方が記載されたもの 別世帯の場合 夫または妻のいずれか一方が外国籍を有する場合 住民票の写し 神戸市内居住者のもの 日本国籍を有するものの戸籍抄本 謄本 夫または妻が神 戸市外に居住す る場合を含む 夫および妻が外国籍を有する場合 住民票の写し 神戸市内居住者のもの 婚姻をしていることを証明する書類 外国語による書類の場合は日本語訳を添付 添付する必要書類で, 前回の申請と同じ場合は省略できる場合があります 窓口で相談してください 戸籍抄本 謄本は, 戸籍の個人事項証明書 全部事項証明書等, 名称を異にする自治体もあります 住民票の写しを戸籍抄本 謄本と合わせて提出する場合は, 本籍筆頭者を記載したものを使用してください また, 住民票の写し とはコピーのことではありません 住民票等取得の際, 夫婦であることを証明するための書類が必要であることを窓口へ伝えてください 申請の際は必要書類と申請書に押印する印鑑と預金通帳又はキャッシュカード 神戸市内居住者の口座 をお持ちください 振込先の口座番号を確認します ゆうちょ銀行については振込用の店番号 預金種目 口座番号を郵便局で事前に必ず確認してください 3
認定 支給の方法 提出書類を審査し, 承認 不承認 決定通知を後日送付します 提出書類の不備や疑義がある場合, 再度来所していただくことがあります 平成 16 年以降に神戸市に転入された方については, 転入前の自治体に本制度の利用状況を照会することがあります 助成金の振込みは, おおむね申請後 3か月程度要します 指定医療機関 神戸市内の指定医療機関は以下のとおりです 平成 26 年 4 月 1 日現在 登録施設名 住所 TEL 体外受精 顕微授精 くぼたレディースクリニック 東灘区住吉本町 1-7-2 石橋ヒ ル 4F 843-3261 第 2 大谷レディースクリニック 中央区雲井通 7-1-1 ミント神戸 15F 261-3500 山下レディースクリニック 中央区磯上通 7-1-8 三宮インテス 4F 265-6475 英セントラルファティリティクリニック 中央区三宮町 1-1-2 三宮セントラルヒ ル 7,8F 392-8723 英ウィメンズクリニック 中央区三宮町 1-1-2 三宮セントラルヒ ル 2F 同上 神戸元町夢クリニック 中央区明石町 44 神戸御幸ヒ ル 3F 325-2121 神戸大学医学部附属病院産婦人科 中央区楠町 7-5-2 382-5111 神戸アドベンチスト病院産婦人科 北区有野台 8-4-1 981-0161 久保みずきレディースクリニック 菅原記念診療所 西区美賀多台 3-13-8 961-3333 中村レディースクリニック西区持子 3 丁目 60 番 925-4103 各都道府県 指定都市 中核市が指定している医療機関で受けた特定不妊治療についても助成可 兵庫県不妊専門総合相談 専門知識を持つ医師 助産師 不妊看護認定看護師資格取得者 が相談に応じています 不妊の悩みから, 習慣性流産, 不育症, 男性不妊, 治療の相談など, 疑問や不安を感じたら, 気軽にご利用ください 相談無料, 秘密は厳守されます 電話相談: 第 1,3 土曜日,10:00~16:00 相談専用番号 078-360-1388 助産師が相談に応じます 面接相談: 第 2 土曜日 助産師, 第 4 水曜日 泌尿器科 産婦人科医師 14:00~17:00 完全予約制 予約専用番号 078-362-3250 4
別図体外受精 顕微授精の治療ステージと助成対象範囲 印治療内容区分のうち C と F は助成上限額が 7 万 5 千円 治療内容 自然周期で行なう場 合もあり 薬品投与 点鼻薬 採卵まで 自然周期で行なう場合 もあり 薬品投与 注射 採卵 採精 夫 前培養 媒精 顕微授精 培養 受精 新鮮 黄体期補充療法 胚凍結 自然周期で行なう場合もあり 凍結 薬品投与 黄体期補充療法 のおおむね 2 週間後 妊娠の確認 助成対象範囲 平均所要日数 14 日 10 日 1 日 1 日 2~5 日 1 日 10 日 7~10 日 1 日 10 日 1 日 A B C D E F G H 新鮮を実施 凍結を実施 1 以前に凍結した胚を解凍してを実施 体調不良等により移植のめどが立たず治療終了 2 受精できずまたは 胚の分割停止 変性 多精子授精などの異常授精等により中止 採卵したが卵が得られない または状態のよい卵が得られないため中止 卵胞が発育しない 又は排卵終了のため中止 採卵準備中 体調不良等により治療中止 1 B: 採卵 受精後 1~3 周期程度の間隔をあけて母体の状態を整えてからを行なう との主治医の治療方針に基づく治療を行なった場合 主治医の治療方針が 数周期の間をあけて患者の体調回復を待ち を実施する という方針である場合は 治療継続中とみなし B に当たります 2 D: 原則 患者の体調悪化により はもはやできない と主治医が診断し 治療終了とする場合 この場合 治療終了日は 主治医が治療終了を決定した日 です その他 1 回の治療期間 申請時期について疑問のある場合は 各区役所の窓口にご相談ください 助成対象 対象外 問い合わせ先 区 東灘区 841-4131 代 役 灘 区 843-7001 代 所 中央区 232-4411 代 兵庫区 511-2111 代 こ 北 区 593-1111 代 ど 北区北神保健福祉課 981-1748 直 も 長田区 579-2311 代 須磨区 731-4341 代 保北須磨支所 793-1414 直 健垂水区 708-5151 代 係 西 区 929-0001 代 こども家庭局こども企画育成部こども家庭支援課母子保健係 322-6513 直 5