合物の検査も行いましたが 全て不検出でした オ食品の苦情等 食品の苦情 5 件について 8 検体 242 項目の検査を実施しました 苦情の内容は 表 17 に示します (2) 家庭用品及び器具 容器包装の検査繊維製品に防しわ性 防縮性などの目的で ホルムアルデヒドを含む樹脂による加工が行われています

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一太郎 10/9/8 文書

2. 小麦 ( 試料数 :46 検体 ) 分析試料 濃度範囲 アゾキシストロビン イミダクロプリド エトフェンプロックス クレソキシムメチル ジフルフェニカン

2. しゅんぎく ( 試料数 :60 検体 ) 分析試料 以上の結果 濃度範囲 基準値を越える アセタミプリド ~ アゾキシストロビン ~ イソキサチオン エマメクチン安息香

表 1 検査対象 144 農薬 ( 平成 26 年度 ) GC 項目 :103 LC 項目 :41 EPN ジフェノコナゾール ビフェントリン フルミクロラックペンチル アゾキシストロビン テブチウロン アクリナトリン シフルトリン ピラクロホス プロシミドン イマザリル テブフェノジド アジンホス

分析結果証明書 依頼 2016/04/07 25 エトフェンプロックス ND G14 26 エトフメセート ND G14 27 エトプロホス ND G14 28 エトベンザニド ND G14 29 エトリジアゾール ND G1

分析結果証明書依頼 2015/03/16 28 エトベンザニド ND G14 29 エトリジアゾール ND G14 30 エトリムホス ND G14 31 オキサジアゾン ND G14 32 オキサジキシル ND

分析結果証明書依頼 2015/09/16 28 エトベンザニド ND G14 29 エトリジアゾール ND G14 30 エトリムホス ND G14 31 オキサジアゾン ND G14 32

分析結果証明書依頼 2016/07/27 24 エトキシキン ND G14 25 エトフェンプロックス ND G14 26 エトフメセート ND G14 27 エトプロホス ND G14 28 エトベンザニド ND

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Microsoft PowerPoint - 〇0331【残農】1 アンケート、対象食品

表 1 種類及び品目数 分類検体数品目数内訳 ( カッコ内は検体数 ) 野菜 果実 生鮮 冷凍 計 214 生鮮 冷凍 乾燥 11 7 アーティチョーク (1) アスパラガス(17) インゲン(1) エダマメ(1) エンダイブ (3) オクラ(10

Microsoft Word - (別紙1)H15水道課長通知新旧対照表

水質分布表

分析結果証明書 2012/07/31 依頼者名 株式会社フィールド殿 MASIS 株式会社マシス食品医薬品安全評価分析センター青森県弘前市大字扇町二丁目 2 番地 7 Tel Fax 計量証明事業所青森県登録番号第 73 号 ( 濃度 ) 依頼日

平成 30 年度水道水質検査結果 この冊子は 平成 30 年度春日井市水道水質検査計画に基づき作成し 公表するものです 内容に関するご質問等は 上下水道部配水管理事務所 まで お問い合わせください 目次 1 水質検査の概要 1 2 水質検査結果の概要 5 3 浄水水質検査結果 (1) 毎日検査 (

ml 水質管理目標設定項目 ( 農薬類 ) 目標 15 農薬類 混合内部標準液 コード No. 品 名 規格 容量 希望納入価格 ( 円 ) 種混合内部標準液 ( 各 100μg/mL ジクロロメタン溶液 ) 水質試験用 2mL 5A 14,000 混合成分 アントラセン-d

3 農薬類検査 本項は 管理目標設定項目のうち農薬類の詳細について示すものです (1) 検査期日 年 2 回 ( 散布時期に合わせた 6 月及び 9 月 ) (2) 検査項目と方法 各農薬類 109 項目 : 水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項

Microsoft Word - (別紙2)H4課長通知新旧対照表

は慣用名 70 エマメクチン安息香酸塩 71 塩化第二鉄 8.0E+3 8, オクタノール 75 カドミウム及びその化合物 76 ε-カプロラクタム 79 2,6-キシレノール 80 キシレン 9.9E+4 3.7E+5 1.0E+5 6.4E+4 82 銀及びその水溶性化合物

Microsoft Word - 別紙2_H4課長通知改正新旧 _1645rev0522_1600_REV1739池_rev0611_1340佐

ストロール, キノクラミン (ACN), ジクロシメット, シハロホップブチル, ジメタメトリン, シメトリン, チオベンカルブ ( ベンチオカーブ ), チフルザミド, テニルクロール, トリシクラゾール, ピリブチカルブ, ピリミノバックメチル, ピロキロン, フェニトロチオン (MEP), フ

GC/MS解析ソフトウエアを適用した水道水質農薬および緊急時における迅速測定法の検討

84 グリオキサール 85 グルタルアルデヒド クレゾール 0 87 クロム及び3 価クロム化合物 88 6 価クロム化合物 0 89 クロロアニリン 90 アトラジン シアナジン 92 トルフェンピラド 93 メトラクロール 塩化ビニル 95 フルアジ

84 グリオキサール 85 グルタルアルデヒド クレゾール 0 87 クロム及び3 価クロム化合物 88 6 価クロム化合物 0 89 クロロアニリン 90 アトラジン シアナジン トルフェンピラド メトラクロール

物質番号 2. 届出外の事業者等からの排出源別 対象化学物質別届出外排出量推計結果総括表 ( 参考 1~21) 対象化学物質年間排出量 (t/ 年 ; ダイオキシン類はg-TEQ/ 年 ) 物

GC/MS/MS VARIAN, INC. Rapid-MSTM 迅速分析に適したキャピラリカラム

残留農薬 200 項目 1/2 1 BHC 51 クロルタールシ メチル 2 DDT 52 クロルテ ン 3 EPN 53 クロルヒ リホス 4 XMC 54 クロルヒ リホスメチル 5 γ-bhc 55 クロルフェナヒ ル 6 アクリナトリン 56 クロルフェンヒ ンホス 7 アサ コナソ ール

目 次 I. わが国における輸入食品中残留農薬の検出状況の推移 各年度の輸入食品中残留農薬の検査結果 輸入食品検査結果の項目について 1-2. 項目数及び違反件数の集計 ~2007 年度に検出された農薬 2. 農薬別の検出状況について

は じ め に

Microsoft Word - H29溶け込み H15別添4別紙3

表 1 測定対象農薬 GC-MS 農薬測定項目 179 農薬 LC-MS 農薬測定項目 72 農薬 1 BHC 73 チフルザミド 145 プロピコナゾール 1 アジンホスメチル 2 DDT 74 テクナゼン 146 プロピザミド 2 アゾキシストロビン 3 EPN 75 テトラコナゾール 147

向日市水道事業事務報告書 1 概況平成 23 年度末の給水人口は5 万 3,765 人で 前年度に比べ368 人減少し 給水件数は 1 万 8,739 件で 前年度に比べ1 件増加しました 給水状況は 年間総給水量が613 万 2,291 立方メートルで 前年度比 4 万 4,298 立方メートル

序 文 1 範 囲 2 引 用 規 格 3 用 語 と 定 義 4 技 術 要 求 事 項 4.1 アセフェート 4.2 アシフルオルフェン 4.3 アラクロール 4.4 アルジカルブ 4.5 ディルドリンおよびアルドリン 4.6 リン 化 アルミニウム 4.7 アミトラズ 4.8 アニラジン 4.

広島市衛研年報 31, 44-49(2012) ゴルフ場農薬 44 成分同時分析の検討 森本章嗣 上本宗祥 渡邉進一 小串恭子 宮本伸一 * 松尾愛子 山本恒彦 片岡真喜夫 細末次郎 * 堀川敏勝 ゴルフ場で使用される農薬 ( 以下, ゴルフ場農薬 ) の 44 成分同時分析を液体クロマトグラフタン

分析結果証明書依頼 2016/06/08 25 イソフェンホス ND G14 26 イソプロカルブ ND L11 27 イソプロチオラン ND G14 28 イナベンフィド ND G14 29 イプロジオン ND

平成 30 年度浄水場における原水中の農薬実態調査結果 1 調査対象浄水場浄水場周辺及び上流部に農地又はゴルフ場等が存在する次の浄水場 14 地点の原水を対象としました (1) 飯能市本郷浄水場 ( 伏流水 ) (2) 秩父広域市町村圏組合小鹿野浄水場 ( 表流水 ) (3) 秩父広域市町村圏組合皆

殺虫剤 殺菌剤 上段 : 又は 下段 : 10 倍値 ) ベンスルタップ 0.9 ホサロン ミルベメクチン 0.7 メタアルデヒド 8 メタフルミゾン 3.1 メトキシフェノジド 2.6 ヨウ化メチル ルフェヌロン レピメクチン 3 D-D(1,3-ジクロロプロペン ) 6

平成 30 年 0 月号目次 トピックス 夏期食品収去検査結果 ( 平成 30 年度 ) 農産物の残留農薬検査結果 ( 平成 30 年 7 月 ~8 月 ) 3 感染症発生動向調査 横浜市感染症発生動向調査報告 9 月 6 情報提供 衛生研究所 WEB ページ情報 0

Taro-【修正版】差し替え(別添)

3-クロロ-N-(3-クロロ -5-トリフルオロメチル-2-ピリジ 第一種 ル )-アルファ, アルファ, アルファ -トリフルオロ 2,6-ジニ トロ -パラートルイジン( 別名フルアジナム ) 第一種 第一種

154 シクロヘキシルアミン 1, ,2-ジクロロエタン ジウロン 1, プロピコナゾール ,2-ジクロロプロパン ジクロロベンゼン 2, ピラゾレート ジクロベニル 塩化メチレン 4

ActiveReports Document

PowerPoint プレゼンテーション

21.xls

Microsoft Word - ☆151208(合体版)H27年度中間報告

2.6 検量線の作成それぞれの物質について 0.1 g/lから 50 g/l までの溶液を調製し 検量線を作成した 2.7 IDL IQL の確認検出限界値 (IDL) 及び定量下限値 (IQL) は 環境省の化学物質環境実態調査の手引き 1) を参考に S/N 比が 100 程度の濃度の標準溶液を

Microsoft Word ペット新旧対照表(施行)

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神戸市における食品添加物の検査状況 平成 26 年度 保存料 甘味料 着色料 漂白剤 発色剤 酸化防止剤 品質保持剤 防かび剤 その他 計 魚介類加工品 違反内容 違反食品等 調査結果 肉類及びその加工品

2 エクロメゾール ISO 名 菌 エトキシスルフロン ISO 名 草 エトフェンプロックス ISO 名 虫 エマメクチン安息香酸塩 ISO 名 虫 エトリジアゾール サンヤード ( 水 ) エトキシスルフロン グラッチェ ( 顆 水 ) 混 サンアタック( 水 ) エトフェンプロックス サニーフィ


課 別 事 業 内 容 ( 食 品 化 学 課 ) 表 5.1 食 品 化 学 課 行 政 検 査 業 務 実 績 項 目 取 り 扱 い 件 数 試 験 検 査 の 項 目 数 収 去 依 頼 検 査 その 他 総 数 総 数 種 類 件 数 不 良 件 数 不 良 牛 乳 等 規 格 有 害 性

( イ ) 収去査実績 a 食品衛生査所実施分 査項目 総 うち 違 添加物環境汚染物質保防殺発漂着甘酸品重金属 分類名 体 輸入食品 反 件 存 かび 菌 色 白 色 味 化防止 質保持 総水 メチル水 カドミウ マンガ 鉛 等 料 剤 料 剤 剤 料 料 剤 剤 銀 銀 ム ン 魚 介 類 96

1901.xls

米で使用割合が多かった農薬は 多い順に Bisultap( 殺虫剤 ) ブタクロール( 除草剤 ) Monosultap( 殺虫剤 ) トリアゾホス( 殺虫剤 ) であった Bisultap 及び Monosultap は合わせると使用量全体の 20% 以上であったが 日本ではあまり知られていない農

平成 28 年 7 月号目次 トピックス 平成 28 年度医動物 種類同定検査のまとめ (4~6 月 ) 1 平成 27 年度薬事検査について 2 残留農薬検査 ( その1) 4 アレルギー物質を含む食品の検査結果 7 感染症発生動向調査 横浜市感染症発生動向調査報告 6 月 8 情報提供 衛生研究


Book1

農薬一覧

表 1. 農業用殺菌剤の作用機構による分類 1 FRAC コードリストより日本国既登録殺菌剤を抜粋 改変 作用機構作用点とコードグループ名化学グループ有効成分名耐性リスク FRAC A: 核酸合成 B: 有糸核分裂と細胞分裂 C: 呼吸 D: アミノ酸および蛋白質合成 E: シグナル伝達 A1:RN

参考資料

LC/MS による農薬等の一斉試験法 Ⅲ( 畜水産物 ) の妥当性評価試験結果 ( 平成 24~25 年度 ) 平成 30 年 4 月 医薬 生活衛生局食品基準審査課 1. 妥当性評価試験の概要一斉試験法の妥当性評価試験にあたっては 試験法の汎用性を考慮し複数の機関で実施した結果から試験法の評価を行

平成28年度農林水産省補助事業『輸出用茶残留農薬検査事業』実施報告書

食品衛生の窓

1. 検査項目及び検査方法 1.1 毎日検査項目 項 目 単位 評 価 1 気温 - 2 水温 - 3 外観 ( 色 濁り ) - 異常でないこと 4 臭味 - 異常でないこと 5 消毒の残留効果 ( 遊離残留塩素 ) mg/l 0.1 以上 検査方法棒状温度計測定法棒状温度計測定法目視官能法ジエチ

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せながら検討する必要がある 1. 検査結果の各項目における傾向 2002~2005 年の輸入時検査の項目 ( 検査年 原産国 食品 農薬が同じデータセット ) は 肉や魚及びその加工製品を除くと全部で 2,795 項目あった 但し ここに収載されている項目はいずれも検出件数が少なくとも 1 件以上あ

集計表H28.xlsx

05-Food-JAS&Label001

( イ ) 収去査実績 a 食品衛生査所実施分 査項目 総 うち 違 添加物環境汚染物質保防殺発漂着甘酸品重金属 分類名 体 輸入食品 反 件 存 かび 菌 色 白 色 味 化防止 質保持 総水 メチル水 カドミウ マンガ 鉛 等 料 剤 料 剤 剤 料 料 剤 剤 銀 銀 ム ン 魚 介 類 9

平成9年 月 日

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4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ

うどんこ病 黒星病 黒斑病 赤星病 胴枯病 白紋羽病 輪紋病 炭疽病 疫病 腐らん病 枝枯細菌病 心ニ腐セれナ症(シサ胴ビ枯ダ病ニ菌)使用倍率 使用量 ステロール生合成阻害 3 フェンブコナゾール水和剤 22% 5000~10000 倍,200~700リッ ト 5000~12000 倍,200~70

表 1-2. コーデックスガイドライン (Codex Guidelines)2018 年 2 月現在 78 ガイドライン コーデックスガイドラインは 食品の安全性 品質 取込み可能性を確実にするために 証拠に基づいて 情報と助言を推奨手順と同時に提供するものである ガイドラインタイトル策定 部会 最

平成15年度マーケットバスケット方式による安息香酸、ソルビン酸、プロピオン酸、

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阿賀野川 SA 栄養成分 アレルゲン一覧表 (2016 年 1 月 18 日現在 ) お客様各位 ~ 一覧をご覧になる際は 下記注意事項を必ずご覧下さいませ ~ 一覧表記載の栄養成分の数値は 検査機関での分析値を基本とし 一部食材に関しては 五訂増補日本食品標準成分表 による計算値のいずれか または

要約 農林水産省は 平成 25 年度から 3 年間の予定で 蜜蜂の被害事例に関する調査を実施しています 今回 平成 25 年度 (H25.5/30~H26.3/31) に報告のあった被害事例について中間的に取りまとめました 調査の結果 調査期間中に 69 件の被害事例が報告されました このうち 90

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

業務 表 食品中の添加物に関する試験 検体名検体数検査項目検体名検体数検査項目 ソース類 3 サッカリンナトリウム食肉製品 22 亜硝酸根 みそ 2 サッカリンナトリウム魚介加工品 3 亜硝酸根 清涼飲料 2 サッカリンナトリウム 油脂含有食品 魚介加工品 6 サッカリンナトリウム魚介乾

検討の背景 現在 輸入乾牧草と競争力のある粗飼料の増産を中心として飼料自給率の向上を目標に施策を展開 一方 稲わら等を給与された家畜に由来する畜産物の安全を確保することが喫緊の課題 19 年度 ( 概算 ) 551 万 TDN トン 輸入 22% 国産 78% 27 年度 ( 目標 ) 590 万

007保環研p eca

目次 1. 実施期間 1 ページ 2. 実施範囲 1 ページ 3. 実施体制と関係機関との連携 1 ページ 4. 監視指導対象業種と監視数 1 ページ 5. 監視時の指導事項 1 ページ 6. 重点的に実施した監視指導事項 1 ページ 7. 継続的に実施した監視指導事項 2 ページ 8. 食品の収去

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

JIS能力 2-MIB

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平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

5-10 平成26年度に設定あるいは改正された農薬等残留基準について

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 船見処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 放流水槽 試料採取年月日 H H H H H 測定結果の得られた年月日 H H H30.6.6

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濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (ppm) 濃度 (pp

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品目 1 エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト ( 別名 EPN) 及びこれを含有する製剤エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト (EPN) (1) 燃焼法 ( ア ) 木粉 ( おが屑 ) 等に吸収させてアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ )

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 守山南部処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 調整槽放流水試料採取口 試料採取年月日 H H H H H H 測定結果の得られた年月日 H30.5.7

JAJP.indd

検査項目 病原生物 重金属 無機物質 一般有機化学物質 消毒副生成物 重金属 ( 着色 ) 平成 24 年度水質検査結果表 ( 浄水 ) 上水道恩志水源系統採水地点 : 大谷地内給水栓 検査機関 :( 財 ) 鳥取県保健事業団 項目 基準値 単位 4 月 5 日 5 月 10 日 5 月 28 日

施設名施設住所項目一般埋め立てた廃棄物廃棄物 (ton) 擁壁の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 遮水工の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 周縁地下水の水質検査結果 斜里町清掃センター最終処分場斜里町以久科北 破砕ごみ 内容 生ごみ残差 合計 点検を行った年月日

Transcription:

4 衛生科学班衛生科学班は 市民の食の安全と良好な生活環境を守るため 熊本市総合計画や熊本市食の安心安全 食育推進計画等に沿って食品や飲料水等の理化学検査を行っています 近年 市民の食に対する関心が高まっていることから 新たな検査機器を導入し 食品中の農薬や動物性医薬品等の検査を行いました 検査別の検査件数を表 12 に 依頼課別の検査件数を表 13 に示します (1) 食品の理化学検査 食品保健課 食肉衛生検査所及び健康教育課からの依頼で 食品中の残留農薬や動物用 医薬品等の検査を 315 検体 8,451 項目について行いました ア野菜 果実の残留農薬検査ポジティブリスト制度の導入に伴い 熊本県内で使用されている農薬や国産農産物からの検出割合の高い 129 項目の農薬を選定し ガスクロマトグラフ質量分析計を用いて一斉試験法にて検査を行いました さらに 液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析計を用いて新たに 14 種類の農薬を測定できるようになりました ( 表 14) 熊本市内で流通しているピーマンやトマト等の 65 検体及び輸入加工食品 6 検体について 6,207 項目の検査を行い 25 検体から農薬が検出されましたが 基準を超えたものはありませんでした イ動物用医薬品検査食肉センターに持ち込まれた家畜の中から 80 頭の家畜 ( 豚 50 頭 牛 20 頭 馬 10 等 ) を抽出し 腎臓及び筋肉について県内で使用量の多い 12 項目 ( 一部 9 項目 ) の動物用医薬品 ( 表 15) のモニタリング検査を行いました その結果 検査した動物用医薬品はいずれも検出されませんでした また 食肉衛生検査所の簡易検査で動物用医薬品の残留が疑われた 4 頭の豚の腎臓と筋肉の検査を行った結果 アンピシリン ベンジルペニシリン オキシテトラサイクリン等が検出されました ( 表 16) ウアレルギー検査食品製造過程におけるアレルギー物質の混入を防ぐため 表示義務がある 5 品目のアレルギー物質 ( 小麦 そば 卵 乳 落花生 ) のうち落花生について 市内の製造所で製造されている食品 2 検体 ( 食肉製品 菓子 ) の検査を行いました 結果は両検体とも陰性でした エ食品添加物 乳規格等ソルビン酸 ( 保存料 ) 等の食品添加物の検査を 46 検体 63 項目について行いました 煮豆 1 検体から基準値を超えるソルビン酸を検出し 担当課から指導が行われました 牛乳やアイスクリーム等の乳製品 15 検体 31 項目について乳規格検査を行いましたが 全て規格に適合していました 清涼飲料水 6 検体の重金属 ( カドミウム すず ヒ素 鉛 ) やさらし粉 4 検体のシアン化 27

合物の検査も行いましたが 全て不検出でした オ食品の苦情等 食品の苦情 5 件について 8 検体 242 項目の検査を実施しました 苦情の内容は 表 17 に示します (2) 家庭用品及び器具 容器包装の検査繊維製品に防しわ性 防縮性などの目的で ホルムアルデヒドを含む樹脂による加工が行われていますが これらから発生するホルムアルデヒドにより皮膚障害を起こすことがあります 生活衛生課の依頼により出生後 24 月以内の乳幼児用の繊維製品 40 検体 その他の繊維製品 10 検体について ホルムアルデヒドの検査を行いましたが 全て基準に適合していました また 健康教育課からの依頼により給食用食器 2 検体について 重金属等の溶出試験を行いましたがすべて基準以内でした (3) 飲料水 プール水 浴槽水等の水質検査生活衛生課の依頼により プール水 42 検体 220 項目の検査を行い 基準を超えるものはありませんでした 浴槽水については 158 検体 632 項目の検査を行い 2 検体について濁度が基準を超えて検出されました また 井戸水を使用している事業所の井戸水 5 検体 65 項目の検査を行いました 外観 色度など 13 項目が基準を超えていました この他に 社会体育課や公園課等の依頼により プール水や井水 湧水等市の施設の維持管理に伴う検査を行いました (4) 精度管理事業 (GLP 関連 ) 検査結果の信頼性を確保するために 標準試薬類の整備および検査の標準作業書 記録書等の作成整備を行いました また 食品薬品安全センターが行う外部精度管理調査に参加し 食品添加物 ( 安息香酸の定量 ) 残留農薬( チオベンカルブ マラチオン クロルピリホス テルブホスおよびフルシトリネートの 5 種農薬中 3 種の定量 ) 動物用医薬品( スルファジミジンの定量 ) の 3 回 (3 検体 5 項目 ) の検査を行いました 残留農薬 ( チオベンカルブ ) の R 値が管理線を上回りましたが その他の調査においては適正な結果を得ました 28

表 12 検査別の検査件数区分 検体数 項目数 備考 残留農薬検査 65 6,207 野菜 果実 動物用医薬品検査 168 1,876 食肉 アレルギー検査 2 2 食肉製品, 菓子 食品検査 食品添加物検査 46 油 生麺 魚肉練り 食肉製品 味噌 63 醤油 野菜水煮 煮豆 佃煮 漬物 乳規格検査 15 31 牛乳 生乳 発酵乳 アイス 重金属等検査 10 28 清涼飲料水 餡 食品苦情等 8 242 小計 314 8,449 水質検査 飲料水等検査 101 883 浴槽水 プール水検査 339 1,200 小計 440 2,083 家庭用品検査 50 50 衣類のホルムアルデヒド試験 その他 器具 容器包装検査 2 4 皿 椀その他 1 2 ペットボトル 精度管理 3 5 小計 56 61 合計 810 10,593 表 13 検査依頼課別の検査件数 依頼課 検体数 項目数 備考 食品保健課 143 6,570 食品 生活衛生課 257 969 家庭用品 プール水 浴槽水 井戸水 温泉飲用水 食肉衛生検査所 168 1,876 食肉 障がい保健福祉課 6 24 浴槽水 食肉センター 43 387 井戸水 ウォータークーラー 競輪事務所 1 3 プール水 五福まちづくり交流室 12 36 プール水 秋津まちづくり交流室 1 8 ウォータークーラー 幸田市民センター 1 8 ウォータークーラー 公園課 18 120 湧水 プール水 社会体育課 143 538 プール水 ろ過水 上水道 健康教育課 7 10 食品 上水道 ( 清掃後 ) 容器 小学校 3 27 湧水 消防課 4 12 プール水 その他 3 5 精度管理 合計 810 10,593 29

表 14 検査対象農薬一覧表 番号 農薬名 番号 農薬名 番号 農薬名 1 EPN 51 ダイアジノン 101 フルシトリネート 2 XMC 52 チオベンカルブ 102 フルトラニル 3 アクリナトリン 53 チフルザミド 103 フルバリネート 4 アトラジン 54 テトラコナゾール 104 プレチラクロール 5 アニロホス 55 テトラジホン 105 プロシミドン 6 アメトリン 56 テニルクロール 106 プロチオホス 7 アラクロール 57 テブコナゾール 107 プロパニル 8 イソキサチオン 58 テブフェンピラド 108 プロパルギット 9 イソプロカルブ 59 テフルトリン 109 プロピコナゾール 10 イソプロチオラン 60 デルタメトリン及びトラロメトリン 110 プロフェノホス 11 イプロベンホス 61 トリアジメホン 111 ブロマシル 12 イミベンコナゾール 62 トリシクラゾール 112 プロメトリン 13 ウニコナゾールP 63 トリフルラリン 113 ブロモブチド 14 エスプロカルブ 64 トリフロキシストロビン 114 ブロモプロピレート 15 エチオン 65 トルクロホスメチル 115 ヘキサコナゾール 16 エディフェンホス 66 トルフェンピラド 116 ペルメトリン 17 エトキサゾール 67 パクロブトラゾール 117 ペンディメタリン 18 エトフェンプロックス 68 ハルフェンプロックス 118 ベンフレセート 19 エンドスルファン 69 ビテルタノール 119 ホサロン 20 オキサジキシル 70 ビフェノックス 120 ホスチアゼート 21 カズサホス 71 ビフェントリン 121 マラチオン 22 カフェンストロール 72 ピラクロホス 122 ミクロブタニル 23 カルバリル 73 ピラゾキシフェン 123 メタミドホス 24 カルプロパミド 74 ピラフルフェンエチル 124 メタラキシル及びメフェノキサム 25 キャプタン 75 ピリダフェンチオン 125 メチダチオン 26 クレソキシムメチル 76 ピリダベン 126 メトラクロール 27 クロルピリホス 77 ピリフェノックス 127 メフェナセット 28 クロルピリホスメチル 78 ピリブチカルブ 128 メプロニル 29 クロルフェナピル 79 ピリプロキシフェン 129 レナシル 30 クロルプロファム 80 ピリミノバックメチル 1 イミダクロプリド 31 シアナジン 81 ピリミホスメチル 2 インドキサカルブ 32 シアノホス 82 ピリメタニル 3 クロチアニジン 33 ジエトフェンカルブ 83 ピロキロン 4 クロマフェノシド 34 ジクロシメット 84 フィプロニル 5 クロメプロップ 35 ジクロフェンチオン 85 フェナリモル 6 シアゾファミド 36 シハロトリン 86 フェニトロチオン 7 シフルフェナミド 37 シハロホップブチル 87 フェノキサニル 8 シメコナゾール 38 ジフェノコナゾール 88 フェノチオカルブ 9 ジクロルボス及びナレド 39 シフルトリン 89 フェノブカルブ 10 チアクロプリド 40 ジフルフェニカン 90 フェンチオン 11 チアメトキサム 41 シペルメトリン 91 フェントエート 12 フェリムゾン 42 シマジン 92 フェンバレレート 13 ベンゾフェナップ 43 ジメタメトリン 93 フェンブコナゾール 14 メタミドホス 44 ジメチルビンホス 94 フェンプロパトリン 15 メトキシフェノジド 45 ジメテナミド 95 フサライド 46 ジメトエート 96 ブタミホス 47 シメトリン 97 ブプロフェジン 48 シラフルオフェン 98 フラメトピル 49 スピロジクロフェン 99 フルアクリピリム 50 ターバシル 100 フルジオキソニル 注 : 1~15 は LC/MS/MS で測定を可能とした項目 30

表 15 検査対象動物用医薬品一覧表 分類 物質名 分類 物質名 ダノフロキサシン スルファジミジン キノロン系 エンロフロキサシンスルファモノメトキシンサルファ剤系サラフロキサシンスルファジメトキシン オルビフロキサシン スルファキノキサリン マクロライド系 チルミコシン その他合成抗菌剤 フロルフェニコール リンコサミド系 リンコマイシン 抗炎症剤 デキサメタゾン 表 16 簡易検査で動物用医薬品の残留が疑われた検体の検査結果 結果 処置 豚 筋肉 : ベンジルペニシリン 0.02ppm 腎臓 : ベンジルペニシリン 1.4ppm ( 基準値 0.05ppm) ( 基準値 0.05ppm) と畜場法で廃棄 豚 腎臓 : アンピシリン 0.021ppm 腎臓 : テトラサイクリン系 0.05ppm ( 基準値 0.009ppm) ( 基準値 1.2ppm) と畜場法で廃棄 筋肉 : アンピシリン 0.012ppm ( 基準値 0.06ppm) 豚と畜場法で廃棄腎臓 : アンピシリン 0.27ppm ( 基準値 0.009ppm) 豚腎臓 : ベンジルペニシリン 0.01ppm ( 基準値 0.05ppm) と畜場法で廃棄 表 17 苦情等検査 検体苦情内容検査項目検査結果 さらし鯨 色が白い との訴え 二酸化硫黄不検出 りんご牛生肉牛乳異物混入 農薬の味がする( 苦い ) との訴え 肉を焼いても茶色くならない 発色剤を使用しているのでは との訴え 牛乳の苦味食品中に混入した異物 りんごに対して適用がある農薬が検 129 農薬出されたが 基準値未満であった 亜硝酸根 硝酸根使用は認められなかった 酸度 ph 毒物検査キット 4 項目 外観 ( 鏡顕 ) 燃焼試験 溶解 ( 酢酸エチル ) 試験 酸度 :0.22%( 基準値 0.18% 以下 ) ph:6.4( 対照品の ph6.5) 毒物検査キット 4 項目 : 不検出ガラスと推定された 毒物検査キット 4 項目はヒ素 シアン化物イオン 硝酸イオン 亜硝酸イオン 31