( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

Similar documents
第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

<4D F736F F D20819C8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E9926E8BE68C7689E690A CC895E97708AEE8F80>

に基づく保安林指定計画地 (8) 自然環境保全法 ( 昭和 47 年法律第 85 号 ) 第 14 条第 1 項に規定する原生自然環境保全地域及び同法第 22 条第 12 項に規定する自然環境保全地域が指定されている土地の区域 (9) 自然公園法 ( 昭和 32 年法律第 161 号 ) 第 13

1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

(4) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (5) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農地転用が許可されないと見込まれる農用地 (6) 森林法 ( 昭和 26 年法律第 249 号 ) 第

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

(3) 集落地域整備法 ( 昭和 62 年法律第 63 号 ) 第 3 条に規定する集落地域 ( 同法第 4 条第 1 項に規定する集落地域整備基本方針が策定された場合にあっては 同条第 2 項第 1 号に掲げる事項の内容に該当する集落地域に限る ) (4) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229

市街化調整区域内における地区計画について

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

市街化調整区域における地区計画制度の運用基準


富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例


<4D F736F F D D18E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E9926E8BE68C7689E6834B E30312E30318E7B8D73816A2E646F63>

“²›ê”s‡Ì”s−X›»™²’®‰æ‹æ‡É‡¨‡¯‡é™n‰æ„v›æ›^Šp−î‘•

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

3. 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 3. 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 4. 地区計画の策定に当たっての留意点 4. 地区計画の策定に当たっての留意点 このガイドラインに示す事項以外に 開発許可の要件を満たすことが 2. このガイドラインに示す事

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

岸和田市市街化調整区域における地区計画のガイドライン改定素案 ( 平成 24 年 11 月 ) 1. 市街化調整区域における地区計画のガイドライン策定の趣旨 大阪府では 平成 23 年 3 月に策定された 南部大阪都市計画区域の整備 開発及び保全の方針 ( 以下 都市計画区域マスタープラン という

市街化調整区域における地区計画制度の運用基準

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

1調査の目的

目 次 市街化調整区域における地区計画運用基準 1. 運用基準策定の趣旨 都市計画制度変更への対応 2 市街化調整区域における土地利用方針 の実現に向けた運用基準策定 2. 地区計画の運用基準の基本的な考え方... 2 (1) 市街化調整区域の地区計画の基本的な考え方 1 基本的考え方

<4D F736F F D A6D92E894C A968795FB8E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682CC926E8BE68C7689E682CC834B C98AD682B782E9895E97708AEE8F80>


大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

目次 1 運用基準策定の目的 1 2 市街化調整区域の地区計画の類型 2 3 市街化調整区域の地区計画の基本事項 3 4 地区計画の技術的な基準 4 5 都市計画の提案制度のフロー 7 6 地区計画と開発行為の手続きフロー 8 7 市街化調整区域における地区計画の運用基準の見直し 9

周南4市市街化調整区域における地区計画運用指針

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

Microsoft Word - 条例.doc

untitled

3. 地区計画が定められない区域 (1) 松山市市街化調整区域の整備 保全の方針 の開発行為を認めない区域 (2) 風致地区及び 緑地 公園等の都市計画に定められた都市施設の区域 (3) 災害等の発生の恐れがある地域で 関係法令等により規制されている区域 4. 地区計画で定める内容 (1) 地区計画

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

上野原市規則第××号

目次 Ⅰ 背景 目的 1 Ⅱ 運用指針 1 1 基本的事項 2 2 対象地の要件 3 3 対象地の区域 4 4 地区施設等に関する事項 5 5 建築物等に関する事項 6 Ⅲ 附則 6 別表 -A 対象地区の要件 7 別表 -B 建築物等の制限 8

2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

スライド 1

<4D F736F F D DAA8E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E9926E8BE68C7689E690A CC895E97708AEE8F808A A6D92E894C5816A>

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

<4D F736F F D F816B967B95B6816C E738E738A5889BB92B290AE8BE688E6926E8BE68C7689E6895E97708AEE8F8088C F4390B F38DFC A2E646F63>


Microsoft Word - 運用基準本文(確定版)

<4D F736F F D2090E797A2836A B835E CC82DC82BF82C382AD82E88E77906A B8C91CE8FC6955C F97702E646F63>

市街化調整区域に定める地区計画に関する運用基準

平方・中野久木物流施設地区

大阪狭山市市街化調整区域における地区計画のガイドライン(案)

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約

honpen.doc

スライド 1

金沢都市計画地区計画の変更

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

< F2D30315F95FB906A81798B6A8D5B928682CC91F2817A2E6A7464>

和歌山市市街化調整区域の地区計画ガイドライン

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

新しいまちづくりのために

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

計画書

設定指針 ( 山形県土木部長通知平成 11 年 3 月 31 日付け都計 第 1192 号 ) に基づき行 うものとする の基本的な考え方 ( 平成 23 年 7 月 15 日付け都計第 207 号山形県県土整備部長通知 ) を踏まえ 次の基本方針に基づき行うものとする (1) 市街化を抑制すべき区

矢巾町市街化調整区域における地区計画ガイドライン 1 目的このガイドラインは 矢巾町市街化調整区域における土地利用方針に示した市街化調整区域における地区計画制度の有効な活用が図られるよう 地区計画の考え方を示すことにより 市街化調整区域における良好な環境の維持及び土地利用の形成に寄与することを目的と

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

目 次 平方北部物流施設地区地区計画計画書 1P 平方北部物流施設地区地区計画計画図 3P 平方北部物流施設地区地区計画 地区整備計画 の内容の解説 4P (1) 建築物等の用途の制限 5P (2) 建築物の敷地面積の最低限度 6P (3) 建築物等の高さの最高限度 6P (4) 壁面の位置の制限

目次 1. 策定の目的と位置づけ (1) 策定の目的 1 (2) 市街化調整区域における地区計画運用基準の位置づけ 1 2. 市街化調整区域における土地利用方針の基本的な考え方 (1) 市街化調整区域における土地利用方針 2 (2) 市街化調整区域における地区計画の運用にあたっての基本的な考え方 3

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

<4D F736F F D A6D92E894C A968795FB8E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682CC926E8BE68C7689E682CC834B >

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択


1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

Microsoft Word 八尾市市街化調整区域における地区計画のガイト

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

<4D F736F F F696E74202D F819A93738E738C7689E690528B6389EF90E096BE8E9197BF BC205B8CDD8AB B83685D>

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

泉南市市街化調整区域における地区計画に関する運用基準

PowerPoint プレゼンテーション

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

<4D F736F F D E342E31817A AC8E738A5889BB92B290AE8BE688E682CC926E8BE68C7689E6895E97708E77906A2E646F6378>

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

大阪市再開発地区計画にかかる

栄町市街化調整区域における地区計画ガイドラインについて 1 市街化調整区域における地区計画ガイドラインの策定の趣旨平成 18 年の都市計画法改正により 市街化調整区域における大規模な計画開発の許可基準が廃止され 改正後は 都市計画法第 34 条第 10 号の規定に基づき 地区計画の内容に適合したもの

都市計画法による市街化調整区域等における開発許可等の基準に関する条例

Microsoft Word - 別添資料

土師地区地区計画

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

届出の手引き

第1章 開発許可制度の概要

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

ブロック塀撤去補要綱

目 次 1 市街化調整区域における地区計画ガイドラインの策定の経緯 1 第 Ⅰ 章市街化調整区域における土地利用の基本的な考え方 2 第 Ⅱ 章市街化調整区域における地区計画の導入 2 2 市街化調整区域における地区計画の基本事項 3 1 共通事項 3 2 地区計画整備計画に関する事項 3 (1)

地区計画パンフレットP.1

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

Transcription:

甲府市市街化調整区域における工業系の地区計画制度要綱平成 21 年 6 月 1 日都第 1 号 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 本市の市街化調整区域における地区計画制度の運用及び地区計画の原案を作成するための案 ( 以下 地区計画の素案 という ) の作成に関し必要な事項を定めることにより 良好な工業用地環境の形成及び維持に寄与し 周辺環境と調和した本市にふさわしい市街化調整区域の土地利用を図ることを目的とする ( 用語 ) 第 2 この要綱において使用する用語は 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 及び建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) において使用する用語の例による ( 適用範囲 ) 第 3 この要綱は 市街化調整区域において定める工業系の土地利用に係る地区計画 ( 以下 地区計画 という ) について適用する ( 適用除外区域等 ) 第 4 地区計画の区域には 次に掲げる区域を含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農地転用が許可されないと見込まれる農用地 (3) 集落地域整備法 ( 昭和 62 年法律第 63 号 ) 第 3 条に規定する集落地域 (4) 史跡 名勝 天然記念物 建造物等の指定文化財 その他国 県及び市において文化財保護上保全を必要とする区域 (5) 法第 8 条第 1 項第 7 号に規定する風致地区 (6) 建築基準法第 39 条第 1 項に規定する災害危険区域 (7) 冠水 溢水等による災害の発生のおそれがある区域 (8) 前各号に掲げる区域及び地域のほか 法令等に基づく規制区域 (9) その他市長が認める区域 1/6

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6 地区計画の区域は 原則として公共用地等の地形地物 ( 道路 河川 水路等をいう ) により明確に区分された土地の範囲とする 2 地区計画の区域は 計画の内容 地権者の合意等から判断して 確実な事業実施が見込まれる土地の区域とする 3 地区計画の区域の面積は 一定の広がりを有する0.5ヘクタール以上の規模とする ( 地区計画の内容 ) 第 7 地区計画については 法第 12 条の4 第 2 項の規定による当該地区計画の名称 位置及び区域の面積並びに法第 12 条の5 第 2 項の規定による地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備の方針及び建築物等の整備の方針 ( 以下 地区計画の方針 という ) 並びに道路 公園等の地区施設 建築物等の整備及び土地の利用に関する計画 ( 以下 地区整備計画 という ) を都市計画に定めるものとする ( 地区計画の方針 ) 第 8 地区計画の方針は 当該地区のまちづくりの基本的方向を示す総合的な指針として 次に掲げる事項について定めるものとする この場合において これらの事項については 市街化調整区域の性格及び当該地区の特性を踏まえ 自然環境の保全 ゆとりある良好な工業用地環境の形成及び維持 周辺の環境 景観並びに営農条件との調和等について 必要な事項を明らかにするものとする (1) 地区計画の目標 (2) 土地利用の方針 (3) 地区施設の整備の方針 (4) 建築物等の整備の方針 ( 地区整備計画 ) 第 9 地区整備計画は 地区計画の目標を達成するために必要な事項を定めるものとし 地区計画の方針に基づき 次に掲げる事項のうち 当該地区の特性に応じた必要な事 2/6

項について定めるものとする (1) 地区施設に関する事項ア道路の配置及び規模イ公園 緑地 広場その他の公共空地の配置及び規模ウ排水施設エその他 (2) 建築物等に関する事項ア建築物等の用途の制限イ容積率の最高限度ウ建ぺい率の最高限度エ敷地面積の最低限度オ壁面の位置の制限カ建築物等の高さの最高限度キ建築物等の形態又は意匠の制限ク建築物の緑化率の最低限度ケかき又はさく等の構造の制限 ( 地区計画の区域 ) 第 10 地区計画の区域は 幅員 6メートル以上の公道 ( 国道 県道又は市道 ) に9メートル以上有効に接道し 又は 2 箇所以上で6メートル以上有効に接道していなければならない この場合において 周辺における円滑な交通を維持することができる道路や 十分な流下能力のある水路又は河川が整備されていることとする ( 地区施設に関する基準 ) 第 11 地区施設に関する基準は 次のとおりとする (1) 施設整備の技術基準については 法第 33 条の開発許可基準及び甲府市開発指導要綱 ( 平成 3 年 2 月都第 2 号 ) に適合するものとする (2) 当該地区内の区画道路は 幅員を6メートル以上とし 適切に配置するものとする (3) 地区施設は 行政による新たな施設整備が発生しないものとする (4) 工場立地法 ( 昭和 34 年法律第 24 号 ) に定める特定工場 ( 敷地面積 9,000 平方メー 3/6

トル以上又は建築面積 3,000 平方メートル以上の製造業等 ) の建設を計画する場合は 緑地面積率及び環境施設面積率について必要な数値を確保するとともに 適切な施設計画を定めるものとする ( 建築物等に関する基準 ) 第 12 建築物等に関する基準については 市街化調整区域の性格を保持しつつ ゆとりある良好な工業用地環境の維持及び形成を図るため 次のとおりとする (1) 建築物等の用途の制限については 工業専用地域において許容される用途とする ただし 次の建築物は建てられないものとする アカラオケボックス等イ神社 寺院 教会等ウ老人福祉センター 児童厚生施設等エ自動車教習所オ畜舎 (2) 建築物の容積率は 200パーセント以下とする (3) 建築物の建ぺい率は 60パーセント以下とする (4) 敷地面積は 2,000 平方メートル以上とする (5) 壁面線の指定は 2メートル以上とする (6) 建築物等の高さは 13メートル以下とする (7) 建築物等の形態又は意匠の制限については 周辺の環境及び景観との調和が図られるように定める (8) 建築物の緑化率の最低限度は 5パーセント以上とする (9) かき又はさく等の構造の制限については 開放的なフェンス又は生垣とする等 周辺の環境及び景観との調和が図られるように定める なお フェンスの場合 基礎部分のコンクリート ブロックの地盤からの高さは0.6メートル以下のものとする ただし 門にあってはこの限りでない ( 地区計画の素案の作成主体 ) 第 13 地区計画に適合する開発行為については 開発許可の対象となることから 地区計画区域内において開発行為を行おうとする事業者は 主体的に関係機関と協議を行い地区計画の素案を作成するものとする 4/6

( 地区計画の素案の作成にあたっての基本的事項 ) 第 14 地区計画の素案の作成にあたっては 次に掲げる事項に留意しなければならない (1) 当該地区計画の区域の環境保全に十分配慮するとともに 周辺における公共事業等に支障のないよう計画するものとする (2) 当該地区計画に基づく開発行為は 周辺の土地の農業上の利用に十分配慮したものとする ( 住民の合意形成 ) 第 15 地区計画の素案を作成する事業者 ( 以下 事業者 という ) は 地区計画の素案の作成にあたって 検討の段階から当該地区及び周辺地区の住民参加の機会を設け 説明会等を実施し 住民の意思の反映に努めるものとする 2 地区計画の素案の内容に関する合意形成については 原則として対象地区内の土地の権利者 ( 土地所有権者 借地権者等をいう 以下同じ ) 全員の同意を得なければならない ( 関係機関との協議等 ) 第 16 事業者は 別に定める事前相談書を作成し 都市計画課と事前相談をしなければならない 2 事業者は 地区計画の素案の作成にあたって 都市計画課その他関係課との協議及び調整を十分に行い その内容の充実を図らなければならない 3 地区計画に適合する開発行為は開発許可の対象となるため 事業者は 当該地区計画の素案が開発許可要件等に適合するよう 道路 公園 排水先河川その他の公共施設の管理者と事前に協議し 同意を得なければならない 4 地区計画の区域に農地が含まれる場合 事業者は 農地転用許可等について農業委員会等と事前に協議し 同意を得なければならない ( 指導又は助言 ) 第 17 市長は 必要があると認めるときは 地区計画の素案の作成について事業者に指導し 又は助言することができる ( 地区計画の素案の提案 ) 第 18 地区計画区域内の土地の権利者又は事業者は 第 16の関係機関との協議が整った場合かつ住民の合意形成等がなされた場合において 別に定めるところにより 地区 5/6

計画の素案を市長に提案することができる ( 事業の実施 ) 第 19 事業者は 地区計画が定められたときは 遅滞なく当該地区計画に適合する開発行為の事業に着手するものとする ( その他 ) 第 20 この要綱に定めるもののほか 必要な事項は 市長が別に定める 附則この要綱は 平成 21 年 6 月 1 日から施行する 附則この要綱は 平成 23 年 9 月 1 日から施行する 附則この要綱は 平成 23 年 12 月 1 日から施行する 6/6