Microsoft PowerPoint - 経営方針説明資料(抜出)

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Microsoft Word - ロッテグループ社員の皆様への冊子

日本基準基礎講座 資本会計

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平成 年 月 日

日本郵政株式会社とアフラック・インコーポレーテッド及びアフラック生命保険株式会社による「資本関係に基づく戦略提携」について

り, 変更後においても当社株式の売買単位あたりの価格水準を維持するとともに, 議決権数に変更が生じないことを目的として併合を行なうものです (2) 株式併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合 2017 年 10 月 1 日をもって, 同年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記録さ

プレスリリース

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(4) 併合により減少する株主数本株式併合を行った場合 10 株未満の株式のみご所有の株主様 156 名 ( そのご所有株式数の合計は 198 株 ) が株主たる地位を失うことになります なお 当社の単元未満株式をご所有の株主様は 会社法第 192 条 1 項の定めにより その単元未満株式を買い取る

2. 株式併合 (1) 株式併合の目的上記 1. 単元株式数の変更 に記載のとおり 当社株式の単元株式数を変更するにあたり 中長期的な株価変動を勘案しつつ 投資単位を証券取引所が望ましいとする水準 (5 万円以上 5 0 万円未満 ) に調整することを目的として 株式併合 (2 株を1 株に併合 )

4 併合により減少する株式数 株式併合前の発行済株式総数 ( 平成 29 年 3 月 31 日現在 ) 80,600,000 株 株式併合により減少する株式数 64,480,000 株 株式併合後の発行済株式総数 16,120,000 株 ( 注 ) 株式併合により減少する株式数 は 株式併合前の発

XBRL導入範囲の拡大

IR 活動の実施状況 IR 活動を実施している企業は 96.6% 全回答企業 1,029 社のうち IR 活動を 実施している と回答した企業は 994 社 ( 全体の 96.6%) であり 4 年連続で実施比率は 95% を超えた IR 活動の体制 IR 専任者がいる企業は約 76% 専任者数は平

各 位 平成 31 年 2 月 13 日会社名株式会社 K H C 代表者名代表取締役社長渡辺喜夫 ( コード番号 :1451 東証第二部 ) 問合せ先取締役財務部長原口勝 (TEL ) 募集株式発行並びに株式売出しに関する取締役会決議のお知らせ 平成 31 年 2 月 1

2. 株式の併合 (1) 併合の目的上記 1. に記載のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株に変更することに伴ない 証券取引所が望ましいとしている投資単位の水準 (5 万円以上 50 万円未満 ) および中長期的な株価変動等を勘案し 株式の併合を行なうことといたします (2) 併合の

平成30年公認会計士試験

単元株式数の変更、株式併合及び定款の一部変更に関するお知らせ

(4) 1 株未満の端数が生じる場合の処理本株式併合の結果 1 株未満の端数が生じた場合は 会社法第 235 条の定めに基づき 一括して処分し その処分代金を端数が生じた株主様に対して端数の割合に応じて分配いたします (5) 効力発生日における発行可能株式総数本株式併合による発行済株式数の減少に伴い

R8


株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ

株主各位 証券コード 7022 平成 29 年 6 月 23 日 大阪市北区中之島三丁目 3 番 23 号 取締役社長上田 孝 第 6 期期末配当の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます さて 当社は 平成 29 年 6 月 23 日開催の第 6 期定時株主

2 併合の方法 比率平成 30 年 10 月 1 日をもって 平成 30 年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主様の所有株式 5 株につき1 株の割合で併合いたします 3 減少株式数株式併合前の発行済株式総数 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 124,415,013

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

株式併合、単元株式数の変更及び定款の一部変更に関するお知らせ

2. 株式併合 (1) 併合の目的上記 1. に記載のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株に変更するにあたり 証券取引所が望ましいとしている投資単位 (5 万円以上 50 万円未満 ) の水準にするとともに 当社株式を株主の皆様に安定的に保有していただくことや中長期的な株価変動等も勘

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(2) 株式併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の方法 比率平成 29 年 10 月 1 日をもって 平成 29 年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主さまの所有株式数を基準に 10 株につき1 株の割合で併合いたします 3 株式併合により減少する株式数株式併合

単元株式数の変更、株式併合および定款一部変更に関するお知らせ

2. 株式併合 (1) 株式併合を行う理由上記 1. 単元株式数の変更 のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株にするにあたり 中長期的な株価変動を勘案しつつ 投資単位を適切な水準に調整するため 株式併合を行います (2) 併合の内容 1 併合する株式の種類 普通株式 2 併合の方法

Microsoft Word 従業員持株会規約案.doc

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サマリー

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平成27年5月20日

株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ

1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2

Q. 確定申告は必要ですか? A. 今回の配当によるみなし譲渡損益が特定口座の計算対象とならない場合 または源泉徴収の無い特定口座や一般口座でお取引いただいている場合につきましては 原則として確定申告が必要になります 申告不要制度の適用可否を含め 株主の皆様個々のご事情により対応が異なりますので 具

各 位 平成 29 年 5 月 18 日会社名太平洋セメント株式会社代表者名代表取締役社長福田修二 ( コード番号 5233 東証第 1 部 福証 ) 問合せ先総務部長井町孝彦 (TEL ) 単元株式数の変更 株式併合および定款一部変更に関するお知らせ 当社は 本日開催の取締

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2018 年 8 月 10 日 各 位 上場会社名 エムスリー株式会社 ( コード番号 :2413 東証第一部 ) ( ) 本社所在地 東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号 赤坂インターシティ 代表者 代表取締役 谷村格 問合せ先 取締役 辻高宏

CC2: 連結貸借対照表の科目と自己資本の構成に関する開示項目の対応関係 株式会社三井住友フィナンシャルグループ ( 連結 ) 項目 資産の部 イロハ 公表連結貸借対照表 (2019 年 3 月末 ) 現金預け金 57,411,276 コールローン及び買入手形 2,465,744 買現先勘定 6,4

自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を 種類株式発行会社では自己株式の種類及び種類ごとの数を決定する必要があります 自己株式を消却しても 会

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

各 位 平成 29 年 11 月 28 日フィンテックグローバル株式会社代表取締役社長玉井信光 ( コード番号 :8789 東証マザーズ ) 問合せ先 : 上席執行役員千田高電話番号 : ( 03) 航空機アセットマネジメント会社の株式取得に伴う子会社の異動に関するお知らせ 当社

ファンド名説明 ifree 8 資産バランス 本を含む世界の 8 資産へ均等に分散投資します 株式および不動産投資信託に投資することで世界の経済成 の果実を享受するとともに これらとは値動きの異なる債券にも投資することで安定した収益の確保も期待できます これまで預貯 中 だったお客様が幅広く資産を分

単元株式数の変更、株式併合及び定款一部変更に関するお知らせ

第4期電子公告(東京)

(2) 株式併合の内容 1 併合する株式の種類 普通株式 2 併合の方法 比率 2018 年 10 月 1 日をもって 2018 年 9 月 30 日 ( 実質上 9 月 28 日 ) の最終の株主名簿 に記載または記録された株主さまの所有株式数を基準に 10 株につき 1 株の割合で併 合いたしま

単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

2. 株式併合について (1) 株式併合の目的上記 1. 単元株式数の変更について に記載のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株に変更するにあたり 単元株式数の変更後も 当社株式の売買単位あたりの価格の水準を維持するため 当社株式について 10 株を1 株に併合 ( 以下 株式併合

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注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

しております 2. 株式併合により減少する株式数 は 株式併合前の発行済株式総数に株式の併合割合を乗じた理論値です (3) 株式併合による影響等本株式併合により 発行済株式総数が 2 分の 1 に減少することとなりますが 純資産等は変動しませんので 1 株当たり純資産額は 2 倍となり 株式市況の変

3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

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会社説明会資料 2016 年 6 月 20 日株式会社ラクーン 東証第一部 :3031

医療法人への移行の案内.indd


吸収分割②

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

単元株式数の変更、株式併合および定款一部変更に関するお知らせ

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3 併合により減少する株式数株式併合前の発行済株式総数 (2018 年 3 月 31 日現在 ) 859,761,868 株今回の併合により減少する株式数 687,809,495 株株式併合後の発行済株式総数 171,952,373 株 ( 注 ) 併合により減少する株式数 及び 併合後の発行済株式

PJ America_子会社の異動ドラフト_daiwa(明朝)_180911_sent(会長名記入)ver.2

Microsoft Word 適時開示資料(投資単位).doc

1 検査の背景 我が国の郵政事業は 長期に及ぶ郵政省による運営の後 中央省庁の再編 公社化 民営化を経て 平成 27 年 11 月に 日本郵政株式会社 ( 以下 日本郵政 という ) 株式会社ゆうちょ銀行 ( 以下 ゆうちょ銀行 という ) 及び株式会社かんぽ生命保険 ( 以下 かんぽ生命 という

2 / 5 ファンドマネージャーのコメント 現時点での投資判断を示したものであり 将来の市況環境の変動等を保証するものではありません < 運用経過 > ダイワ マネーアセット マザーファンドを組み入れることで 安定運用を行いました < 今後の運用方針 > 今後につきましても 安定運用を継続して行って

2017 年度第 1 四半期業績の概要 年 8 月 9 日 日本生命保険相互会社

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2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出

2019年3月期第2四半期決算説明資料

(2) 併合の内容 1 併合する株式の種類 普通株式 2 併合の割合 2016 年 10 月 1 日をもって 同年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記録 された株主様ご所有の株式について 10 株を 1 株の割合で併合いた します 3 併合後の発行可能株式総数 177,500,000 株 ( 併合

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2006年5月10日

[2] 財務上の影響 自己株式を 取得 した場合には 通常の有価証券の Ⅰ. 株主資本 ように資産に計上することはせず 株主との間の資本取 1. 資本金 引と考え その取得原価をもって純資産の部の株主資本 2. 資本剰余金 (1) 資本準備金 から控除します そのため 貸借対照表上の表示は金額 (2

(2) 併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合平成 30 年 10 月 1 日をもって 同年 9 月 30 日 ( 実質上 9 月 28 日 ) の最終の株主名簿に記載された株主さまの所有株式 5 株につき 1 株の割合で併合いたします 3 併合により減少する株式数併合前の発行済

Microsoft Word - 東証開示資料(有償SO)_ _final(blk)

2. 改正の趣旨 背景 (1) 問題となっていたケース < 親族図 > 前提条件 1. 父 母 ( 死亡 ) 父の財産 :50 億円 ( すべて現金 ) 財産は 父 子 孫の順に相続する ( 各相続時の法定相続人は 1 名 ) 2. 子 子の妻 ( 死亡 ) 父及び子の相続における相次相続控除は考慮

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決算短信

光学部品の生産技術の強化に向けた国内拠点の再編について

2017年度 決算説明会資料

Microsoft Word - 最終_Zeavola株式取得と持分法適用会社異動のお知らせ.doc

ASBJ「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」の概要

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例えば毎年 子供 2 人に対し110 万円づつ贈与し続けるのであれば 10 年間で2,200 万円の財産を無税で子供に移すことができます 贈与税の基礎控除額を上手く活用する方法だけでも 計画的に行うことがどれだけ大切なのかご理解いただけると思います とにかく財産を所有している人が高齢になればなるほど

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平成16年1月28日

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単元株式数の変更、株式併合および定款一部変更に関するお知らせ

株主各位 平成 29 年 8 月 2 日東京都港区虎ノ門三丁目 1 番 1 号 ITbook 株式会社代表取締役会長兼 CEO 恩田饒 ストック オプション ( 新株予約権 ) の発行に関する取締役会決議公告 当社は 平成 29 年 7 月 19 日開催の取締役会において 当社取締役 執行役員および

Transcription:

ベネフィット プログラムについて ー株式報奨制度と福利厚生基金ー 1

ベネフィット プログラムについて ベネフィット プログラムの理念 ロッテ HD の経営陣の刷新後 ロッテ HD がグローバル企業として持続的な成長を続けられるよう グループ戦略の見直し 現場を重視した経営体制の確立 ロッテ HD 株式の上場 の 3 点を基本的な経営方針と位置付け このうち ロッテ HD 株式の上場 については 資金調達手段の多様化と経営の透明性向上を目的として これを推進する予定です ロッテ HD の株式上場を推進するにあたり ロッテ HD の第 2 位株主である ロッテグループ従業員持株会 について 創業者である重光武雄の ロッテは社員全員のもの という経営理念の実現を図り かつ企業価値の持続的向上に繋がる最良の方法を検討しておりました そこで 重光武雄の 長年に亘り苦楽を共にし 今後の企業価値の持続的向上に貢献する社員の皆様に報いたい 感謝の気持ちを示したい との思いから 1 従業員持株会の保有株式を広く全社員に再配分する株式報奨制度 及び 2 社員及びご家族の活動的な社会生活や新たな挑戦を支援するための福利厚生基金 が発案されました 2

ベネフィット プログラムの概要 重光武雄と重光宏之の社員への想いを実現するため ベネフィット プログラム (1 株式報奨制度と 2 福利厚生基 金 ) の導入を提案します ベネフィット プログラムの概要 1 株式報奨制度 2 福利厚生基金 骨子 ロッテグループ従業員持株会 が保有するロッテホールディングス株式を 日本ロッテグループ社員の皆様に対して再配分 日本ロッテグループ社員の福利厚生を目的とした基金の設立 目的 感謝の気持ちの現われとして社員の皆様に広く株式を再配分する株主としてロッテグループの企業価値の持続的向上に より一層の貢献をしていただく 資金ニーズに応え 活動的な社会生活や新たな挑戦を支援し ロッテグループの社員の皆様のモチベーションを一層高める 3

株式報奨制度 (1/3) 株式報奨制度では 2 つの STEP を通じて社員及び定年退職者 * の皆様に株式を配分します 配分方法 I. 従業員持株会が保有する 27.8% のロッテホールディングス株式をロッテグループの成長に対する貢献度等を勘案して日本ロッテグループの皆様へ譲渡従業員持株会の会員を除く日本ロッテグループ社員及び定年退職者 * ( 次ページの社員区分の 2~5 に該当する社員 定年退職者 * ) の皆様に対し 税務上の評価額 ( 注 1) で株式譲渡 STEP STEP II. 従業員持株会を解散し 従業員持株会が保有する現金 ロッテホールディングス株式を会員 ( 次ページの社員区分の 1 に該当する社員 ) に分配会員の皆様に対し 従業員持株会が現在保有している株式のうち STEPⅠ で日本ロッテグループ社員及び定年退職者 * に譲渡した部分については対価として受領した現金を 譲渡していない部分については株式を分配 * ロッテの経営正常化を求める会 の活動にご協力いただいた定年退職者を原則とします 以下同様です ( 注 1) 配当還元方式による評価額を指します 基本的に年間配当額の 10 倍とされています 4

従株式報奨制度 (2/3) 社員区分 従業員持株会STEPⅠ 株式譲渡 2 従業員持株会員以外の管理職者及び基幹職者 3 日本ロッテグループの一般社員 4 日本ロッテグループ関連会社の社員 5 日本ロッテグループの定年退職者 日本ロッテグループ (4 日本ロッテグループ関連会社を除く ) の社員 (1 持株会員及び 2 持株会員以外の管理職者及び基幹職者を除く ) 銀座コージーコーナー メリーチョコレートカムパニーの社員 但し 本会の活動にご協力いただいた方を原則とする STEPⅡ 解散 1 従業員持株会員 5

株式報奨制度 (3/3) ロッテグループ社員及び定年退職者 * の皆様 1 人 1 人に対して分配する株式数は ロッテグループの成長に対する貢献度 等を勘案して 5 つの社員区分に分類し 各区分の平均配分株式数を基準に譲渡 分配します 1 人当たり平均配分株式数及び株式価値の試算 社員区分 1 人当たり平均配分株式数 1 株当たり試算額 1 人当たり平均配分株式価値 1 従業員持株会員 約 1,000 株 2 億 5,000 万円相当 2 従業員持株会員以外の管理職者及び基幹職者 約 400 株 1 億円相当 配分 3 日本ロッテグループの一般社員 約 200 株 25 万円 ( 注 1)( 注 2) 5,000 万円相当 4 日本ロッテグループ関連会社の社員 約 20 株 500 万円相当 5 日本ロッテグループの定年退職者 * 約 120 株 3,000 万円相当 ( 注 1) 対象者の皆様に配分されるロッテホールディングス株式の正確な価値を現時点で算定することは困難です 将来の株式上場後であれば 市場株価をもって価値算定することが可能ですが 上場後の株価は今後の株式市場動向や業績 為替の変動等によって大きく左右されるものです ( 注 2) ご参考までに 過去に取得した専門家による株式価値評価結果 公表された連結決算概要 決算公告 ロッテグループの上場会社の株式価値 ロッテグループと事業内容が類似する上場会社の株式価値等を総合的に勘案した試算結果に基づいて ロッテホールディングスの株式価値を約 1.1 兆円と仮定した場合 発行済株式総数 4,340,000 株で割ると1 株当たり株式価値は約 25 万円となります 1 株当たり試算額 は 上記を踏まえ 25 万円と仮定させていただいています 6

福利厚生基金 社員の皆様の活動的な社会生活や新たな挑戦を支援するため 福利厚生を目的とした新たな基金を設立します 概要 内容 1,000 億円規模の日本ロッテグループ社員のための基金を設立 出資者 重光宏之 基金の対象者 日本ロッテグループ社員及びそのご家族 基金の資金使途 留学資金支援 奨学金支給 医療費の助成 株式上場前においてロッテホールディングス株式を現金化したい皆様のニーズに応える形での株式の購入 教育資金及びロッテホールディングス株式の購入等の資金ニーズに応じた貸付け等 基金 ( 新たに設立 ) 1,000 億円 奨学金 留学支援資金 医療費助成 ロッテ HD 株式購入 ( 上場前 ) 資金貸付 - ロッテ HD 株式購入 教育等 その他 ご家族 日本ロッテグループ社員 7

ベネフィット プログラム導入によるメリット 株式報奨制度はロッテホールディングス株式の上場を前提とした制度です 株式上場がなされることで 株式は1 一定の価格ではなく 市場株価で取引されるようになるとともに 2 自由に市場で売買することが可能になります また 株式上場前において 対象者の方からの要望があれば 福利厚生基金にて 株式を適切な評価額で買い取ることも可能です 従業員持株会員 従業員持株会員以外の社員 現状 限定された入会者 ( 注 1) 1 株当たり年 6 円の配当 退会時に 入会時に支払った額と同額 (50 円 ) の払戻しを受ける ベネフィット プログラム導入後 制度導入時に会員に配分される株式及び一部株式の譲渡代金を受領 公正価値 ( 市場株価又は適切な評価額 ) で株式を譲渡可能 基金による各種支援 助成 制度導入時に配分を受けた株式を 税務上の評価額 で購入 公正価値 ( 市場株価又は適切な評価額 ) で株式を譲渡可能 基金による各種支援 助成 定年退職者 * 制度導入時に配分を受けた株式を 税務上の評価額 で購入公正価値 ( 市場株価又は適切な評価額 ) で株式を譲渡可能 ( 注 1) 従業員持株会会員は 勤続 10 年以上の日本ロッテグループ各社の管理職で なおかつ従業員持株会から入会を承認された者のみであり 極めて限られた人数となっています 8

ベネフィット プログラム ( 株式報奨制度及び福利厚生基金 ) ( ア ) 背景 重光武雄の 会社は社員全員のもの という経営理念に基づき 重光武雄が 長年 に亘り苦楽を共にし 今後の企業価値の持続的向上に貢献する社員及び退職者 の皆様に報いたい 感謝の気持ちを示したいとの思いから発案しました ( イ ) 骨子 今回私達が提案させていただくベネフィット プログラム ( 株式報奨制度及び福利厚生基金 ) に関する骨子は下記の通りです ロッテグループ従業員持株会 が保有するロッテホールディングス株式の日本ロッテグループ社員及び定年退職者 * に対する譲渡 分配配分される株式数は ロッテグループの成長に対する貢献度等を勘案して決定する予定です なお 過去に取得した専門家による株式価値評価結果等に基づくと 1 株当たり株式価値は約 25 万円となります 以上に基づき 配分される株式価値を試算すると 1 人当たり約 2 億 5,000 万円から約 500 万円となります 日本ロッテグループ社員の福利厚生を目的とした基金の設立重光宏之個人が出資者となり 1,000 億円規模の基金を設立し 社員及びそのご家族の皆様への助成 貸付けのほか 株式上場前にロッテホールディングス株式を現金化したい皆様のニーズに応える形での基金による株式の購入等も行います

( ウ ) 日本ロッテグループ社員及び定年退職者 * に対する株式の譲渡 分配 ロッテグループ従業員持株会 が保有するロッテホールディングス株式現在 ロッテグループ従業員持株会 はロッテホールディングス株式 1,204,410 株 ( 発行済株式総数の 27.8%) を保有しています 従業員持株会は 勤続 10 年以上のロッテグループ各社の管理職で なおかつ従業員持株会が入会を承認した約 130 名が会員となっています 現在の持株会制度の枠組みでは 極めて限られた数の社員しか会員になることはできず しかも その会員も 1 株当たり年 6 円の配当を受領しているほか 退会時に 持分に応じて理事会にて定めた価格での払戻しを受けることができるに過ぎません 日本ロッテグループ社員及び定年退職者 * の区分日本ロッテグループ社員及び定年退職者 * の皆様をロッテグループの成長に対する貢献度等を勘案して下記の5つの区分に分類し 各区分の社員及び定年退職者 * の皆様に対して株式を配分することを検討しています 1 従業員持株会員 2 従業員持株会員以外の管理職者及び基幹職者 3 日本ロッテグループの一般社員 : 日本ロッテグループ (4 日本ロッテグループ関連会社を除く ) の社員 (1 従業員持株会員及び2 持株会員以外の管理職者及び基幹職者を除く ) 4 日本ロッテグループ関連会社の社員 : 銀座コージーコーナー メリーチョコレートカムパニーの社員 5 日本ロッテグループの定年退職者 * ( 但し 本会の活動にご協力いただいた方を原則とする )

株式の譲渡 分配方法 * 従業員持株会から会員を除く区分の日本ロッテグループ社員及び定年退職者 (2~5 に該当する社員 定年退職者 * ) の皆様に対し 税務上の時価で株式 を譲渡します その後 従業員持株会を解散し 従業員持株会が保有する現金 株式を会員 (1 に該当する社員 ) へ分配します なお 上記株式報奨制度を実現するためには 基本的に従業員持株会員の方々の異議がないことが前提となります しかし 株式報奨制度の実現は既存の従業員持株会員において享受できる利益の大幅な増加にもつながるものであり また ロッテグループの成長に対する社員及び退職者の皆様の貢献に報いるという株式報奨制度の目的は従業員持株会員の方々の理解を得ることができるものと考えます 株式の価値社員及び定年退職者 * の皆様に配分されたロッテホールディングス株式の正確な価値を現時点で算定することは困難です 将来の株式上場後であれば 市場株価をもって価値算定することが可能ですが 上場後の市場株価は今後の業績の変動等によって大きく左右されるものです 今回の株式報奨制度を通じて 社員の皆様にも株主となっていただき ロッテグループの企業価値の持続的向上に より一層の貢献をしていただくことを期待しています ご参考までに 過去に取得した専門家による株式価値評価結果 公表された連結決算概要 決算公告 ロッテグループの上場会社の株式価値 ロッテグループと事業内容が類似する上場会社の株式価値等を総合的に勘案した試算結果に基づいて ロッテホールディングスの株式価値を約 1.1 兆円と仮定した場合 発行済株式総数 4,340,000 株で割ると 1 株当たり株式価値は約 25 万円となります 当該試算額 25 万円に平均配分株式数を乗じて 各区分の社員及び定年退職者 * に配分される 1 人当たり平均配分株式価値を計算すると その結果は下表の通りとなります

社員区分 1 人当たり平均配分 株式数 1 人当たり平均配分 株式価値 1 従業員持株会員 約 1,000 株 2 億 5,000 万円相当 2 従業員持株会員以外の管理職者 及び基幹職者 約 400 株 1 億円相当 3 日本ロッテグループの一般社員約 200 株 5,000 万円相当 4 日本ロッテグループ関連会社の社員約 20 株 500 万円相当 * 5 日本ロッテグループの定年退職者 約 120 株 3,000 万円相当 ( 注 ) 上表の数値は仮定に基づく 1 人当たり平均配分株式価値であり 株式上場後の市場 株価や実際に各社員及び定年退職者 * の皆様に配分される株式数に応じて変動する 可能性があります

( エ ) 福利厚生を目的とした基金の設立 新たな福利厚生制度として 重光宏之が出資者となり 1,000 億円規模の日本ロッテグループ社員の皆様のための基金を設立します 当該基金は 日本ロッテグループ社員及びそのご家族の皆様に対して 留学資金支援 奨学金支給 医療費の助成を行います また 株式上場前においてロッテホールディングス株式を現金化したい皆様のニーズに応える形での株式の購入や 教育資金及びロッテホールディングス株式の購入等の資金ニーズに応じた貸付け等を行います 会社ではなく個人が福利厚生制度のために多額の出資を行うことは異例のことですが 重光宏之のロッテのあるべき姿の実現に向けた熱意と真剣さを示すために導入を提案させていただきます この福利厚生基金の導入による社員の皆様の生活の向上を通じて ロッテグループの企業価値の持続的向上に向けた社員の皆様のモチベーションがより一層高まる一助となることを期待しています