証料を保証当初 5 年間免除 (3) このほか 被災農林漁業者が意欲を持って経営を再開できるように 以下のとおり要請済み 1 新規融資に際しては 円滑な融通が図られるように 関係金融機関に要請 2 既往融資に関して 償還猶予などの措置を適切に講じるように 関係金融機関に要請 3 災害救助法の適用地域

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保 無保証人での貸付け 4 集出荷施設が被災し 出荷が出来ないなど間接的に被害を受けた農林漁業者に対する農林漁業セーフティネット資金等の貸付利子を貸付当初 5 年間実質無利子化 (2) 被災した農林漁業用施設等を復旧するための施設資金の調達を支援するため 以下のとおり対応 1 スーパー L 資金 農

項目別目次 森林被害編 1 森林において土砂崩れが発生してお困りの方 1 2 所有林の立木が被災されている方へ 2 3 保安林内の木が倒れてお困りの方へ 3 林道 作業道被害編 4 林道が崩壊等により通行ができない方へ 4 5 所有林の作業道が被災されている方へ 5 施設被害編 6 木材加工流通施設

農業における豪雨被害に対する総合的な産地再生対策について 豪雨被害鳥獣害防止施設復旧事業 鳥獣被害防止総合対策事業 (43,379 千円 ) 予定 被災した侵入防止柵の再整備に要する経費 [ 補助率 : 国定額 ( 資材費相当 ) 又は国 1/2 県 1/4 ( 市町 1/4)] 鳥獣害防止施設復旧

1 1(1)(2) 災害復旧事業 ( 農地 農業用施設等 ) の概要 1. 趣旨 災害復旧事業 ( 農地 農業用施設等 ) は 地震 豪雨等により被災した農地 農業用施設等の早期復旧を行い 農業生産活動の維持と農業経営の安定を図り さらには国土の保全及び農村地域の安定性を向上させることを目的とする

激甚災害制度について

少額の資金であれば 融資の可否の判断を迅速に行います < 資金名 : スーパー L 資金 農業近代化資金 ( クイック融資制度 )> 認定農業者等 ( スーパー L 資金 ) 認定農業者等及び一定の要件を満たす集落営農組織 ( 農業近代化資金 ) スーパー L 資金 農業近代化資金について 500

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

5. 農機具等の被害状況申出書 5 台以上お持ちの方は,2 枚,3 枚と使用してください No. ( ア ) 被災機種名 ( イ ) 被災機種能力等 ( ウ ) 買替 ( 更新 ) 機種能力等 ( エ ) 添付資料 ( オ ) 規模拡大 ( カ ) 見積額 ( 必須 ) ( 必須 ) ( 必須 )

ニュースリリース 農業景況調査 : 設備投資 平成 2 9 年 3 月 24 日 株式会社日本政策金融公庫 農業者の設備投資意欲が過去最高 ~ 生産効率関連の農業機械投資が最多 後継者確保に課題も ~ < 平成 28 年下半期農業景況調査関連 > ( 注 1) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公

Taro-【済】85頁-91頁_07主要事業の概要(農地整備課)

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

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Microsoft Word - 栃木県土地改良区運営強化推進計画(最終版)

災害復旧事業 ( 農地 農業用施設等 ) の概要 1. 趣旨災害復旧事業 ( 農地 農業用施設等 ) は 地震 豪雨等により被災した農地 農業用施設等の早期復旧を行い 農業生産活動の維持と農業経営の安定を図り さらには国土の保全及び農村地域の安定性を向上させることを目的とする 2. 事業内容 地震

対象収入 所得税法上の農業所得として申告されているものの例 自ら生産した農産物の販売収入全体を対象 ( 所得ではない ) 加工品は原則として販売収入に含めない ( ただし 所得税法上の農業所得として申告されているものは含める このため 精米などの加工品であっても 農業者が自ら生産した農産物を加工して

2 作物ごとの取組方針 (1) 主食用米本県産米は 県産 ヒノヒカリ が 平成 22 年から平成 27 年まで 米の食味ランキングで6 年連続特 Aの評価を獲得するなど 高品質米をアピールするブランド化を図りながら 生産数量目標に沿った作付けの推進を図る また 平成 30 年からの米政策改革の着実な


対策を検証 検討する タンカー船が衝突した関西国際空港連絡橋については 被災後の迅速な通行確保 損傷した橋桁の撤去を実施した 国として関係者間の連携に努め 海上での作業を予定している来年春頃の天候が安定し 作業に支障が生じなければ 来年のゴールデンウィークまでに完全復旧することを目標に 作業について

3. 経営所得安定対策及び日本型直接支払制度の確立 (1) 経営所得安定対策の平成 26 年度以降のあり方の検討に当たっては 真に農業者の経営安定に資する制度とするために 地域の特性や実情を反映し 農業者及び都市自治体の意見を十分に尊重すること また 農業者等が安心して農業に取り組むことができるよう

重点戦略事業土地改良事業補助事業 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助した 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助する 重点戦略事業基盤整備促進事業

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

平成二十七年九月七日から同月十一日までの間の暴風雨及び豪雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

章さらに 熊本県では 平成 31(2019 年度末の完了を目指し 大規模な地表面の亀裂やずれによる被害が発生した農地や農業用施設について 創造的復興の取組として 単に 元あった姿に戻すだけでなく 大区画化と併せた農地集積を図る基盤整備事業を行うとしくまもとしましきまちあきつあそしあそだにみなみあてい

平成 28 年 10 月 21 日 平成 28 年 8 月北海道暴風雨及び豪雨 ( 台風第 7 号等 ) に係る災害査定の実施について ( お知らせ ) 平成 28 年 8 月北海道暴風雨及び豪雨 ( 台風第 7 号等 ) により甚大な被害が発生した北海道内の地方公共団体が管理する公共土木施設及び農

めに必要な情報を提供するとともに 2 関係者一体となった契約栽培等の需要と直結した生産を推進していく また 生産者の収益性向上につながる地域の気候風土を活かした特色ある野菜等園芸作物への作付を促進し 産地づくりを進めていくため 生産者への作付誘導のインセンティブとなる産地交付金を戦略的に活用していく

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

農林水産省緊急自然災害対策本部の構成員 区分職名 本部長農林水産大臣 本部長代理 農林水産副大臣 農林水産副大臣 副本部長農林水産大臣政務官 農林水産大臣政務官 本部長補佐 農林水産事務次官 本 部 員 農林水産審議官 大臣官房長 大臣官房統計部長 総括審議官 総括審議官 ( 国際担当 ) 技術総括

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が

収入保険制度と既存の類似制度と の比較のポイント 平成 30 年 6 月

農業経営基盤強化準備金~農業者向けQ&A~

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

新規前年度継続 ( 変更あり ) 前年度継続 加工用米助成 ( 基幹作物 ) 豊郷町農業再生協議会整理番号 2 加工用米 ( 基幹作物 ) 1,079 円 /10a 参考となる 3 1,300 円 /10a 豊郷町では加工用米を地域振興作物に位置付けている 一定品質を確保するために 種子更新を行って

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

また 農業の継続意思の証を示したい都市農業者のために 底地所有権の物納制度を創設することによって相続税納税猶予とは別の選択肢を用意する必要がある 3. 養豚経営安定対策事業の負担金の損金算入 ( 法人税 ) 養豚経営安定対策事業において 基金に係る負担金に支出した場合 当該事業年度の所得の金額の計算

【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

H24/08/00

第 4 章 災害復旧計画

農山漁村地域整備交付金実施要領 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2045 号 21 農振第 2454 号 21 林整計第 336 号 21 水港第 2724 号 ( 最終改正 ) 平成 30 年 3 月 30 日 29 生畜第 1501 号 29 農振第 2962 号 29 林整計第

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

(5) 私立学校施設災害復旧事業に対する補助私立学校施設災害復旧事業について その 1/2 を補助します (6) 市町村が施行する感染症予防事業に関する負担の特例市町村が行う感染症予防事業 ( 消毒等 ) に要する費用の支弁について 都道府県が全額を負担し 国がその 2/3 を負担します (7) 小

( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

公益目的支出計画実施報告

資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課

< F2D BD90AC E937889FC90B38E968D8088EA C92E8816A CC94C5816A81698E4F89DB91E58D6A94BD A2E6A7464>

ニュースリリース 農業景況 : 景況 平成 27 年 3 月 26 日 株式会社日本政策金融公庫 農業の景況 DI 稲作をはじめ多くの業種で悪化 ~ 改善したのは養豚 ブロイラーなどの一部の業種に留まる ~ < 日本公庫 平成 26 年下半期農業景況調査 > 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫

宅地の補修工事に関する費用の貸付 被害建物に関する相談窓口 応急仮設住宅の提供 被災者生活再建支援金 住宅の応急修理制度 住宅の補修工事に関する費用の貸付 ( り災証明書の提出が必要です ) 被災家屋等

<4D F736F F D C482C682EA817A93F18F648DC296B196E291E882D682CC91CE899E95FB906A2E646F6378>

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Microsoft Word - 01 変更計画書

[全国農業会議所農政・企画部行き fax  ]

スライド 1

H28秋_24地方税財源

米及び畑作物の直接支払交付金を受ける方は 対象作物ごとに生産数量目標を必ず記入してください 経営所得安定対策の交付金に係る営農計画書 主食用水稲の生産数量目標 主食用水稲は 生産調整方針作成者等から通知された 生産数量目標 単収 作付面積 ( 換算値 ) を記入してください 単収 が通知されていない

羽村市地域防災計画

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

スライド 1

農林水産統計調査専門調査員の募集について この度 農林水産省が実施している各種農林水産統計調査に関し 専門調査員を募集しています ( 別添資料参照 ) 任命期間中は非常勤の一般職の国家公務員となるため シルバー人材センターがその業務を受託することはできませんが 高齢者の経験及び能力等の活用に資するも

農産特例の対象となる農業者 計画 認定農業者 ( 個人 農業生産法人 ) 農業経営改善計画 認定新規就農者 ( 個人 ) 青年等就農計画 特定農業法人 ( 認定農業者を除く ) 農業経営改善計画と同様の計画 交付金の交付対象者であり 青色申告により確定申告を行う農業者が対象です 対象となる場合 交付

農業用施設 災害当初 (9 月 20 日十勝総合振興局報告 ) 被害額 2,352,321 千円 内訳 ため池 5か所 85,200 千円頭首工 1か所 240,000 千円水路 33 か所 1,942,161 千円道路 3か所 84,960 千円試算の前提条件 担当職員 関係機関職員 測量会社等に


Taro-中期計画(別紙)

1 表紙(背表紙ぬき)

Microsoft Word - +朕絇盋;ï¼ı30年度 é£�挎ㅻ農æ¥�ㅻ農暂æfl¿ç�Œç¢ºç«‰ã†«éŒ¢ã†Žã‡‰æ‘’訕桋

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

ウ WCS 用稲本市は県内最大の酪農地帯であるため 需要に応じた生産確保に努め 多収品種の推進 病害虫防除や雑草管理など適切な圃場管理を行う また についても実施する エ加工用米実需者の要望に対応できるよう 産地交付金を活用して複数年契約を進めることにより安 定的な供給を目指し 担い手の作付維持 (

農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

石川県水田フル活用ビジョン 1 地域の作物作付の現状 地域が抱える課題 水稲作付面積については 昭和 60 年の 37,700ha から 平成 25 年では 26,900ha と作付 面積で約 10,000ha 作付率で約 30% と大きく減少したものの 本県の耕地面積に占める水稲作 付面積の割合は

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

14 現行のナラシ対策では 集落営農が加入するには 法人化計画 (5 年以内の法人化 ) が必須であるが 意欲があっても法人化に時間を要するものもある 法人化はさせたいが 現在の法人化計画は実態に合っていないのではないか 15 平成 27 年度からの経営所得安定対策では 集落営農の法人化等については

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( 別添様式 )( 別記様式第 3 号関係 ) 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 神奈川 県農業再生協議会 策定 : 26 年 8 月 1 日 変更 : 26 年 10 月 9 日 第 1 第 2 目標年度 : 平成 27 年度 ( 事業実施最終年度の翌年度 ) 地域の農業生産に係る現状と

PowerPoint プレゼンテーション

第 1 節復旧 復興の基本方針の決定 村は 被災者の生活再建を支援し 再度災害の防止に配慮した施設の復旧等を図り より安全 性に配慮した地域振興のための基礎的な条件づくりを目指すため 復旧 復興の基本方針を決定 し その推進に当たって必要な場合は 他の地方公共団体の支援を要請する 1 復旧 復興の基

7 制御不能な二次災害を発生させない 7-1) 市街地での大規模火災の発生 7-2) 海上 臨海部の広域複合災害の発生 7-3) 沿線 沿道の建物倒壊による直接的な被害及び交通麻痺 7-4) ため池 ダム 防災施設 天然ダム等の損壊 機能不全による二次災害の発生 7-5) 有害物質の大規模拡散 流出

(3) 利子助成期間貸付時から償還終了時まで ( 最長 15 年間 ) (4) 利子助成対象貸付限度額認定農業者等向け農業近代化資金の貸付限度額 ( 個人 1,800 万円 法人 3,600 万円 ) (5) 対象融資枠 250 億円 スーパー L 資金 (5 年間無利子 ) (1) 対象資金平成

図表 1 各特別会計ごとの平成 17 年度歳入歳出決算状況 ( 単位 : 億円 ) 1. 事業特別会計 収納済歳入額 (1) 支出済歳出額 (2) 繰越額 不用額 歳計剰余金 (1-2) 翌年度歳入に繰入 歳計剰余金の処理状況 他勘定に繰入 翌年度の一般会計に繰入 44 条資金に積立て 積立金 資金

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報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法第 7 条第 1 項に規程する説明書類 平成 22 年 5 月 14 日東京みらい農業協同組合当 JA は 農業者の協同組織金融機関として 健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して 必要な資金を円滑に供給していくこと を

平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182, ,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成

パンフレット

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

参考 生活支援制度 と り災証明書に記載された住家の被害程度 の対応表 ( 目安 ) この表は 生活支援制度 と り災証明書に記載された住家の被害程度 との対応について 目安として作成したものです 各支援制度の詳細な適用条件については 3 生活支援制度一覧 (P.5~) に記載している各制度の お問

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル

の両方を提出する必要がある 問 3 還付額は 領収証に記載されている金額を還付するのか それともレセプト情報から自己負担分を計算するのか 領収証により保険診療に係る一部負担金の額を確認して還付する 問 4 領収証の紛失 または医療機関等の全壊等により 対象の被保険者が負担した一部負担金の額の確認が取

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

平成22 年 11月 15日

自給飼料と耕畜連携による WCS 用イネの違い 自給飼料 畑作物 栽培者 収穫者と利用者が同じ ( 畜産農家 ) 品質は自己責任 WCS 用イネ 水田作物 栽培者と利用者が異なる場合が多い栽培者 : 耕種農家収穫調製者 : 組織体 ( コントラクター ) 利用者 : 畜産農家 品質は換金作物であるな

医療法人への移行の案内.indd

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( 問 2) 担い手確保 経営強化支援事業は 補助率が 2 分の 1 以内となっていますが 融資額と補助金はどのような関係となっていますか 本事業では 農業者の融資を活用した主体的な経営発展の取組を支援することから 融資の活用を要件としており 融資を主体とするいわゆる融資主体型補助事業としていること

資料 1 30 年産 生産の目安 の基本的な考え方に対する申し入れ事項 平成 29 年 9 月 15 日北海道農協米対策本部 1. 基本的な考え方 30 年産以降 急激な需給変動が発生した場合においても 生産者の経営安定と手取りの確保を図っていくことが重要であるが 一方で産地としての供給責任を果たし

国営農地再編整備事業 ニセコ地区 事業の概要あぶたぐん本事業は 北海道南西部に位置する虻田郡ニセコ町の畑地帯において 区画整理を行い 生産性の高い基盤の形成を通じて農業の振興と耕作放棄地の解消 発生防止を図るものである 事業の目的 必要性本地区の農地は 基盤整備が遅れているため 小区画や急傾斜であり

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平成 30 年梅雨期における豪雨及び暴風雨による農林水産関係被害への支援対策について 平成 30 年 7 月 16 日 農林水産省 環 境 省 総 務 省 平成 30 年の梅雨期における豪雨及び暴風雨により 各地域の農林水産業に被害がもたらされた このため 被災された農林漁業者の方々が一日も早く経営再開できるように 以下の総合的な対策を講ずる なお 今後 状況に応じて必要な対策を検討していく 1 災害復旧事業等の促進 (1) 農地 農業用施設 共同利用施設 森林関係及び漁港施設等の農林漁業関係施設の被害に対して 査定前着工制度の関係地方公共団体等への周知 農林水産省職員の現地への派遣による技術的支援等を通じて 災害復旧事業等により 早期復旧を支援 (2) 大規模災害時における農林水産業施設及び公共土木施設災害復旧事業査定方針 に基づき 机上査定限度額 採択保留額の引上げ等による災害査定の効率化を実施 2 共済金の早期支払等 (1) 農業共済 森林保険 漁業共済 漁船保険について 損害評価を迅速に行い 共済金 保険金の早期支払を実施 (2) 農業共済について 共済掛金の払込期限を延長 3 災害関連資金の特例措置 (1) 被災農林漁業者の運転資金の調達を支援するため 農林漁業セーフティネット資金等の災害関連資金の貸付利子を貸付当初 5 年間実質無利子化 (2) 被災した農林漁業用施設等を復旧するための施設資金の調達を支援するため 以下のとおり対応 1 スーパー L 資金 農林漁業施設資金 近代化資金等の災害関連資金の貸付利子を貸付当初 5 年間実質無利子化 2 農業近代化資金の借入れについて 農業信用基金協会の債務保証に係る保 - 1 -

証料を保証当初 5 年間免除 (3) このほか 被災農林漁業者が意欲を持って経営を再開できるように 以下のとおり要請済み 1 新規融資に際しては 円滑な融通が図られるように 関係金融機関に要請 2 既往融資に関して 償還猶予などの措置を適切に講じるように 関係金融機関に要請 3 災害救助法の適用地域の被災者が 通帳 印鑑等を紛失した場合でも貯金者であることを確認して払い戻しに応じる等の適切な措置を講ずるよう 農林中金等に要請 4 農業用ハウス等の導入の支援 (1) 経営体育成支援事業の活用により 農業経営に必要な農業用ハウス 農業用機械等の導入等 ( 災害復旧事業の対象とならない農業用ハウス等に流入した土砂の撤去を含む ) に要する経費を助成 (2) 被災を機に作物転換や規模拡大に取り組む産地に対し 簡易な農業用ハウスの設置に必要な資材導入や農業機械等のリース導入に要する経費を助成 5 営農再開に向けた支援 (1) 水田において 被災により稲 麦 大豆の栽培の継続を断念せざるを得ない場合にあっても 水田活用の直接支払交付金 ( 戦略作物助成 産地交付金 ) 畑作物の直接支払交付金 ( ゲタ対策の面積払 ) の対象になることを周知 (2) 被害果樹 茶の植え替えや これにより生ずる未収益期間に要する経費を助成 (3) 被災に伴い必要となる追加防除 施肥 追加的な種子 種苗確保 被災した集出荷施設等における簡易な補修 他の集出荷施設等への農作物の輸送等に要する経費を助成 (4) 経営所得安定対策の収入減少影響緩和交付金に係る積立金の納付期限を延長 (5) 被災した畜産農家の資金繰りを支援するため 肉用牛肥育経営安定特別対策事業 ( 牛マルキン ) 養豚経営安定対策事業 ( 豚マルキン ) における生産者積立金の納付免除等を実施 (6) 被災した酪農 畜産農家の経営継続を支援するため 以下のとおり対応 1 自給飼料の被害を受けた酪農 畜産農家が 自給飼料の品質低下を抑制するための発酵促進剤や不足する粗飼料を購入する場合に要する経費を助成 2 簡易畜舎等の整備 畜舎や機械等の簡易な修理 乳房炎治療等に要する経 - 2 -

費を助成 3 被災家畜の避難 預託 死亡 廃用家畜に係る家畜導入を支援 4 酪農ヘルパーの被災農家への出役を支援 6 被災農業者の就労機会の確保 被災農業法人等の雇用の維持のための支援 (1) 災害復旧の円滑な実施と就労機会の確保の観点から 災害復旧事業等における被災農業者の就労を促進 (2) 被災農業法人等が 従業員を他の農業法人等に研修目的で派遣する場合に 農の雇用事業 ( 次世代経営者育成派遣研修タイプ ) により必要な経費を助成 7 農地 農業用施設の早期復旧等の支援 (1) 損壊等の被害を受けた農地周りの小規模な水路等の地域共同による復旧活動を支援 (2) 被災地域において 農業水利施設等の復旧と併せて行う水管理 維持管理の省力化や長寿命化対策 防災減災対策等の取組に対して支援 (3) 被災地域において 農地等の復旧と一体的に行う大区画化 畑地化などの耕作条件の改善や 高収益作物への転換等を図る取組に対して支援 (4) 被災した鳥獣被害防止施設の復旧 再整備を支援 (5) 被災したため池の早期復旧を図るとともに 防災重点ため池ではない中山間部の小規模ため池で決壊等が多発したことを受け 平成 30 年 7 月豪雨を踏まえたため池対策検討チーム を設置し 今回の災害を踏まえた効果的な対策の在り方を検討した上で 防災 減災事業を計画的に実施 8 林野関係被害に対する支援 (1) 被災した木材加工流通施設 特用林産振興施設等の復旧 整備や損壊した施設の撤去に要する経費を助成 (2) 被災した山林の早期復旧を図るとともに 脆弱な地質地帯において山腹崩壊 土石流等による甚大な山地災害が発生したことを受け 平成 30 年 7 月豪雨を踏まえた治山対策検討チーム を設置し 今回の災害を踏まえた効果的な対策の在り方を検討した上で 治山事業を計画的に実施 9 水産関係被害に対する支援流木等による水産業への影響を最小限に食い止めるように 以下のとおり対応 1 漁場等に堆積 漂流する流木等については 農林水産省 国土交通省 環 - 3 -

境省が連携し回収 処理を推進 2 海岸保全施設の機能を阻害する流木等については 農林水産省 国土交通省が連携し 回収を支援 10 災害廃棄物処理事業の周知被災した農業用ハウス等の農林水産関係の災害廃棄物は 市町村が実施する災害廃棄物処理事業の対象になり得ることについて 市町村廃棄物担当部局に周知 11 地方財政措置による支援関係地方公共団体における対応等の実情を十分に踏まえ 地方公共団体の財政運営に支障が生じることがないように 上記の対策の内容に応じ 地方財政措置で適切に対応 4(1) 4(2) 5(3) 8(1) については 別紙の留意事項を参照 - 4 -

( 別紙 ) 農業用ハウス 農業機械の導入 共同利用施設の修繕の事前着工等における留意事項 経営体育成支援事業等による農業用ハウス 農業機械の導入 共同利用施設の修繕の事前着工等については それぞれの農林漁業者ごと ( 共同利用施設の場合は施設ごと ) に次の資料を保存しておいていただくようにお願いします (1) 施設等の被害の状況がわかる書きものや写真等 (2) 事業の対象となる取組に係る発注書 納品書 請求書などの書類 < 関係する項目 > 4(1) 4(2) 5(3) 8(1) - 5 -

平成 30 年の梅雨期における豪雨及び暴風雨の影響により 稲 麦 大豆の栽培の継続を断念せざるを得ない農家の皆様へ ( 水田関係 ) 平成 30 年の梅雨期における豪雨及び暴風雨の影響により 稲 麦 大豆の栽培の継続を断念せざるを得ない場合 以下の支援の対象となります 災害により栽培の継続を断念せざるを得ない場合の支援策 品目 農業共済 水田活用の直接支払交付金 畑作物の直接支払交付金 米 ( 主食用米 ) 米 ( 非主食用米 ) ( 飼料用米 :5.5 万円 /10a) ( 加工用米 :2.0 万円 /10a) 麦 (3.5 万円 /10a) ( 面積払い :2.0 万円 /10a) 大豆 (3.5 万円 /10a) ( 面積払い :2.0 万円 /10a) ( 注 ) 農業共済は 被災時点で責任期間 ( 移植期又は発芽期から収穫まで ) にあるものが支払対象となります また 地域の共済組合に 被害の連絡をお願いします 詳しい内容は 地域の共済組合へお問い合わせください 水田活用の直接支払交付金については 上記の他 県や地域において要件や単価を設定する産地交付金の対象となる場合があります 詳しい内容は 地域農業再生協議会へお問い合わせください 農林水産省担当課 農業共済経営局保険監理官 03-3502-7380 水田活用の直接支払交付金及び畑作物の直接支払交付金 北海道農政事務所担い手育成課 011-330-8809 近畿農政局経営政策調整官 075-366-0117 東北農政局経営政策調整官 022-722-7337 中国四国農政局経営政策調整官 086-230-4256 関東農政局経営政策調整官 048-740-0098 九州農政局経営政策調整官 096-300-6292 北陸農政局経営政策調整官 076-232-4133 沖縄総合事務局経営課 098-866-1628 東海農政局経営政策調整官 052-223-4626 産地交付金の具体的な要件 単価等については地域農業再生協議会へお問い合わせください